JPH0829220A - 質量流量計 - Google Patents
質量流量計Info
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- JPH0829220A JPH0829220A JP6163730A JP16373094A JPH0829220A JP H0829220 A JPH0829220 A JP H0829220A JP 6163730 A JP6163730 A JP 6163730A JP 16373094 A JP16373094 A JP 16373094A JP H0829220 A JPH0829220 A JP H0829220A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】密度の変化も検出することによりセンサの測定
感度低下の有無を識別できるようにした質量流量計を実
現することにある。 【構成】測定流体の流れに対応したカルマン渦により発
生する交番信号に基づいて質量流量を測定するように構
成された質量流量計において、前記交番信号の振幅成分
に関連した第1のデジタルデータと交番信号の周波数成
分に関連した第2のデジタルデータを変換出力する手段
と、これら第1,第2のデジタルデータを取り込んで少
なくとも測定流体の密度を演算する演算手段、とで構成
されたことを特徴とするもの。
感度低下の有無を識別できるようにした質量流量計を実
現することにある。 【構成】測定流体の流れに対応したカルマン渦により発
生する交番信号に基づいて質量流量を測定するように構
成された質量流量計において、前記交番信号の振幅成分
に関連した第1のデジタルデータと交番信号の周波数成
分に関連した第2のデジタルデータを変換出力する手段
と、これら第1,第2のデジタルデータを取り込んで少
なくとも測定流体の密度を演算する演算手段、とで構成
されたことを特徴とするもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は質量流量計に関し、詳し
くは、センサの感度低下の検出に関するものである。
くは、センサの感度低下の検出に関するものである。
【0002】
【従来の技術】質量流量とは、単位時間に流れる流体の
移動量を質量で表したものであり、単位としてはkg/
h,g/min,g/sなどが使用される。ところで、
このような質量流量を測定する流量計の一種に、例えば
特願昭60−285287号(特開昭62−14402
8号)に開示されているように、測定流体の流れに対応
したカルマン渦により発生する交番信号を利用したもの
がある。
移動量を質量で表したものであり、単位としてはkg/
h,g/min,g/sなどが使用される。ところで、
このような質量流量を測定する流量計の一種に、例えば
特願昭60−285287号(特開昭62−14402
8号)に開示されているように、測定流体の流れに対応
したカルマン渦により発生する交番信号を利用したもの
がある。
【0003】図5はこのようなカルマン渦を用いた従来
の質量流量計の渦検出部の一例を示す概略断面図であ
る。図において、10は流体が流れる管路、11は管路
10に直角に設けられた円筒状のノズルである。12は
ノズル11とは間隔をもって管路10に直角に挿入され
た台形断面をもつ柱状の渦発生体であり、その一端はネ
ジ13により管路10に支持され、他端はフランジ部1
4として形成されていてネジあるいは溶接によりノズル
11に固定されている。15は渦発生体12のフランジ
部14側に設けられた凹部である。この凹部15の中に
は、その底部から順に、金属製の台座16,圧電素子1
7,電極板18,絶縁板19,電極板20および圧電素
子21が積層するように挿入配列され、金属製の押圧棒
22で押圧固定されている。そして、電極板18からは
リード線23が端子Aに引き出され、電極板20からは
リード線24が端子Bに引き出されている。
の質量流量計の渦検出部の一例を示す概略断面図であ
る。図において、10は流体が流れる管路、11は管路
10に直角に設けられた円筒状のノズルである。12は
ノズル11とは間隔をもって管路10に直角に挿入され
た台形断面をもつ柱状の渦発生体であり、その一端はネ
ジ13により管路10に支持され、他端はフランジ部1
4として形成されていてネジあるいは溶接によりノズル
11に固定されている。15は渦発生体12のフランジ
部14側に設けられた凹部である。この凹部15の中に
は、その底部から順に、金属製の台座16,圧電素子1
7,電極板18,絶縁板19,電極板20および圧電素
子21が積層するように挿入配列され、金属製の押圧棒
22で押圧固定されている。そして、電極板18からは
リード線23が端子Aに引き出され、電極板20からは
リード線24が端子Bに引き出されている。
【0004】圧電素子17,21は各圧電素子17,2
1の紙面に向かって左側と右側とがそれぞれ逆方向に分
極されており、同じ方向の応力に対して上下の電極に互
いに逆極性の電荷を発生する。圧電素子17に発生した
電荷は電極板18と接続された端子Aと台座16を介し
て接続された管路10との間に得られ、圧電素子21に
発生した電荷は電極板20と接続された端子Bと押圧棒
20と接続された管路10との間に得られる。
1の紙面に向かって左側と右側とがそれぞれ逆方向に分
極されており、同じ方向の応力に対して上下の電極に互
いに逆極性の電荷を発生する。圧電素子17に発生した
電荷は電極板18と接続された端子Aと台座16を介し
て接続された管路10との間に得られ、圧電素子21に
発生した電荷は電極板20と接続された端子Bと押圧棒
20と接続された管路10との間に得られる。
【0005】この2個の電極板18,20に発生した電
荷は、図6に示すように電荷増幅器25,26に入力さ
れる。電荷増幅器25の出力は固定抵抗器を介して加算
回路28に加えられて電荷増幅器26の出力は可変抵抗
器27を介して加算回路28に加えられ、これらは加算
されて渦信号として出力される。これら電荷増幅器2
5,26および加算回路28によりチャージコンバータ
29を構成している。
荷は、図6に示すように電荷増幅器25,26に入力さ
れる。電荷増幅器25の出力は固定抵抗器を介して加算
回路28に加えられて電荷増幅器26の出力は可変抵抗
器27を介して加算回路28に加えられ、これらは加算
されて渦信号として出力される。これら電荷増幅器2
5,26および加算回路28によりチャージコンバータ
29を構成している。
【0006】次に、このように構成された渦検出部でノ
イズを除去した渦信号が得られる作用について図7を用
いて説明する。流体が管路10の中に流れると、渦発生
体12に矢印Fで示した方向にカルマン渦による振動が
発生する。この振動により、渦発生体12には図7
(a)に示すような応力分布とこの逆の応力分布の繰り
返しが生じ、各圧電素子17,21には図7(a)に示
す渦周波数を持つ信号応力に対応した電荷+Q,−Qの
繰り返しが生じる。なお、図6では、説明の便宜のため
に電極板18あるいは21を紙面に対して左右2つに分
割し、さらに上下の一方の電極は台座16あるいは押圧
棒22に相当するものとしている。
イズを除去した渦信号が得られる作用について図7を用
いて説明する。流体が管路10の中に流れると、渦発生
体12に矢印Fで示した方向にカルマン渦による振動が
発生する。この振動により、渦発生体12には図7
(a)に示すような応力分布とこの逆の応力分布の繰り
返しが生じ、各圧電素子17,21には図7(a)に示
す渦周波数を持つ信号応力に対応した電荷+Q,−Qの
繰り返しが生じる。なお、図6では、説明の便宜のため
に電極板18あるいは21を紙面に対して左右2つに分
割し、さらに上下の一方の電極は台座16あるいは押圧
棒22に相当するものとしている。
【0007】一方、管路10にはノイズとなる管路振動
も生じる。この管路振動は、流体の流れと同じ方向の
抗力方向、流体の流れとは直角方向の揚力方向、渦
発生体の長手方向、の3方向成分に分けられる。このう
ち、の抗力方向の振動に対する応力分布は図7(b)
に示すようになり、1個の電極内で正負の電荷は打ち消
されてノイズ電荷は発生しない。また、の長手方向の
振動に対しては図7(c)に示すように電極内で打ち消
されて抗力方向と同様にノイズ電荷は発生しない。
も生じる。この管路振動は、流体の流れと同じ方向の
抗力方向、流体の流れとは直角方向の揚力方向、渦
発生体の長手方向、の3方向成分に分けられる。このう
ち、の抗力方向の振動に対する応力分布は図7(b)
に示すようになり、1個の電極内で正負の電荷は打ち消
されてノイズ電荷は発生しない。また、の長手方向の
振動に対しては図7(c)に示すように電極内で打ち消
されて抗力方向と同様にノイズ電荷は発生しない。
【0008】しかし、の揚力方向の振動は信号応力と
同一の応力分布となり、ノイズ電荷が生じる。そこで、
このノイズ電荷を消去するために以下の演算を実行す
る。圧電素子17,21の各電荷をQ1,Q2、信号成分
をS1,S2、揚力方向のノイズ成分をN1,N2とし、圧
電素子17,21の分極を逆とすると、Q1,Q2は次式
で示される。
同一の応力分布となり、ノイズ電荷が生じる。そこで、
このノイズ電荷を消去するために以下の演算を実行す
る。圧電素子17,21の各電荷をQ1,Q2、信号成分
をS1,S2、揚力方向のノイズ成分をN1,N2とし、圧
電素子17,21の分極を逆とすると、Q1,Q2は次式
で示される。
【0009】Q1=S1+N1 −Q2=−S2−N2 ただし、S1とS2、N1とN2のベクトル方向は同じであ
る。ここで、圧電素子17,21の信号成分とノイズ成
分の関係は図7(d),(e)(これらは揚力方向のノ
イズと信号に対する渦発生体の曲げモーメントの関係を
示す)に示すようになっているので、図6に示すように
圧電素子17側の電荷増幅器25の出力を加算回路28
で加算する際に可変抵抗器27とともにN1/N2倍して
圧電素子21側の電荷増幅器26の出力と加算すると、 Q1−Q2(N1/N2)=S1−S2(N1/N2) となって、管路ノイズが除去されて測定流量に比例した
渦信号を得ることができる。
る。ここで、圧電素子17,21の信号成分とノイズ成
分の関係は図7(d),(e)(これらは揚力方向のノ
イズと信号に対する渦発生体の曲げモーメントの関係を
示す)に示すようになっているので、図6に示すように
圧電素子17側の電荷増幅器25の出力を加算回路28
で加算する際に可変抵抗器27とともにN1/N2倍して
圧電素子21側の電荷増幅器26の出力と加算すると、 Q1−Q2(N1/N2)=S1−S2(N1/N2) となって、管路ノイズが除去されて測定流量に比例した
渦信号を得ることができる。
【0010】次に、このように管路ノイズが除去された
渦信号を用いて流体の質量流量を演算する変換回路につ
いて、図8を用いて説明する。圧電素子17,21に発
生した交番電荷を電荷増幅器25,26で交流電圧
e 1,e2に変換する。交流電圧e2は可変抵抗器27を
介して交流電圧e1と加算回路28で加算され、その出
力端子に渦信号e3として出力される。
渦信号を用いて流体の質量流量を演算する変換回路につ
いて、図8を用いて説明する。圧電素子17,21に発
生した交番電荷を電荷増幅器25,26で交流電圧
e 1,e2に変換する。交流電圧e2は可変抵抗器27を
介して交流電圧e1と加算回路28で加算され、その出
力端子に渦信号e3として出力される。
【0011】渦信号e3は増幅回路30で増幅されてそ
の出力端子に渦信号e4として出力される。この渦信号
e4は検波回路31で検波され、さらに整流回路32で
整流されてその出力端子に渦信号e4の振幅に比例した
渦信号e5として出力される。渦信号e5は、流体の密度
をρ、流体の流速をV、比例定数をK1とすると、次式
で示される。
の出力端子に渦信号e4として出力される。この渦信号
e4は検波回路31で検波され、さらに整流回路32で
整流されてその出力端子に渦信号e4の振幅に比例した
渦信号e5として出力される。渦信号e5は、流体の密度
をρ、流体の流速をV、比例定数をK1とすると、次式
で示される。
【0012】e5=K1・ρ・V2 …(1) 一方、渦信号e3はフィルタ回路33にも出力され、渦
信号e3に含まれる低周波あるいは高周波のノイズが除
去され、その出力端子に渦信号e6として出力される。
渦信号e6は増幅回路34で増幅されて渦信号e7として
次段のシュミット回路35に出力される。
信号e3に含まれる低周波あるいは高周波のノイズが除
去され、その出力端子に渦信号e6として出力される。
渦信号e6は増幅回路34で増幅されて渦信号e7として
次段のシュミット回路35に出力される。
【0013】シュミット回路35では渦信号e7を所定
のスレッショルドレベルでパルス信号に変換し、周波数
信号efとして出力する。周波数信号efは周波数/電圧
(F/V)コンバータ36に出力されて渦周波数に対応
する直流電圧E1に変換される。この直流電圧E1は渦信
号の周波数を有しており、次式で示される。
のスレッショルドレベルでパルス信号に変換し、周波数
信号efとして出力する。周波数信号efは周波数/電圧
(F/V)コンバータ36に出力されて渦周波数に対応
する直流電圧E1に変換される。この直流電圧E1は渦信
号の周波数を有しており、次式で示される。
【0014】E1=K2・V …(2) ただし、K2は比例定数である。割算回路37は、整流
回路32からの(1)式で示す渦信号e5を周波数/電圧コ
ンバータ36からの(2)式で示す直流電圧E1で割算し、
その出力端子に次式に示す質量流量信号EO1を出力す
る。
回路32からの(1)式で示す渦信号e5を周波数/電圧コ
ンバータ36からの(2)式で示す直流電圧E1で割算し、
その出力端子に次式に示す質量流量信号EO1を出力す
る。
【0015】EO1=K3・ρ・V =K3・Qm …(3) ただし、K3はK1/K2であり、質量流量QmはQm=ρ
・Vである。なお、38はゲート回路であり、増幅回路
34からの渦信号e7がシュミット回路35のスレッシ
ョルドレベルに達しない場合に割算回路37の質量流量
信号EO1をゼロにするものである。
・Vである。なお、38はゲート回路であり、増幅回路
34からの渦信号e7がシュミット回路35のスレッシ
ョルドレベルに達しない場合に割算回路37の質量流量
信号EO1をゼロにするものである。
【0016】つまり、割算回路37の分母に相当する直
流電圧E1は渦周波数に相当する入力信号であるが、こ
れはシュミット回路35の出力信号がゼロになったとき
に大きな誤差を発生させるので、これを防ぐために割算
回路37の後段にゲート回路38を入れてゼロカットを
行う。通常、シュミット回路35のヒステリシスはセン
サからの信号のS/Nによって決定されるが、渦周波数
の正確な検出のためかなり大きな値に設定されているか
らである。
流電圧E1は渦周波数に相当する入力信号であるが、こ
れはシュミット回路35の出力信号がゼロになったとき
に大きな誤差を発生させるので、これを防ぐために割算
回路37の後段にゲート回路38を入れてゼロカットを
行う。通常、シュミット回路35のヒステリシスはセン
サからの信号のS/Nによって決定されるが、渦周波数
の正確な検出のためかなり大きな値に設定されているか
らである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の回路構成によれば、管路のつまりなどによるセンサ
の測定感度の低下に対する対策は施されておらず、感度
の低下がそのまま質量流量の測定誤差に影響を与えてし
まうという問題があった。本発明は、このような従来の
問題点を解決するものであって、その目的は、密度の変
化も検出することによりセンサの測定感度低下の有無を
識別できるようにした質量流量計を実現することにあ
る。
来の回路構成によれば、管路のつまりなどによるセンサ
の測定感度の低下に対する対策は施されておらず、感度
の低下がそのまま質量流量の測定誤差に影響を与えてし
まうという問題があった。本発明は、このような従来の
問題点を解決するものであって、その目的は、密度の変
化も検出することによりセンサの測定感度低下の有無を
識別できるようにした質量流量計を実現することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の質量流量計は、
測定流体の流れに対応したカルマン渦により発生する交
番信号に基づいて質量流量を測定するように構成された
質量流量計において、前記交番信号の振幅成分に関連し
た第1のデジタルデータと交番信号の周波数成分に関連
した第2のデジタルデータを変換出力する手段と、これ
ら第1,第2のデジタルデータを取り込んで少なくとも
測定流体の密度を演算する演算手段、とで構成されたこ
とを特徴とする。
測定流体の流れに対応したカルマン渦により発生する交
番信号に基づいて質量流量を測定するように構成された
質量流量計において、前記交番信号の振幅成分に関連し
た第1のデジタルデータと交番信号の周波数成分に関連
した第2のデジタルデータを変換出力する手段と、これ
ら第1,第2のデジタルデータを取り込んで少なくとも
測定流体の密度を演算する演算手段、とで構成されたこ
とを特徴とする。
【0019】
【作用】演算手段に入力される振幅成分に関連した第1
のデジタルデータは流体の密度成分と流体の流速成分を
含み、周波数成分に関連した第2のデジタルデータは流
速成分を含んでいる。そこで、演算手段は、これら第1
のデジタルデータと第2のデジタルデータに基づいて、
測定流体の密度を演算する。
のデジタルデータは流体の密度成分と流体の流速成分を
含み、周波数成分に関連した第2のデジタルデータは流
速成分を含んでいる。そこで、演算手段は、これら第1
のデジタルデータと第2のデジタルデータに基づいて、
測定流体の密度を演算する。
【0020】ここで、測定流体の密度の変化範囲は予測
可能である。これにより、密度の演算結果が予測変化範
囲から大きく逸脱している場合にはセンサの感度低下と
して判断でき、センサの感度低下による測定誤差を防止
できる。
可能である。これにより、密度の演算結果が予測変化範
囲から大きく逸脱している場合にはセンサの感度低下と
して判断でき、センサの感度低下による測定誤差を防止
できる。
【0021】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す質量流量計本体の要
部のブロック図であり、図8と共通する部分には同一符
号を付けている。図において、39は33と同様なロー
パスフィルタであり、加算回路28の出力信号から流体
の密度成分と流体の流速成分を含む所望の低域周波数成
分を抽出してA/D変換器40に出力する。A/D変換
器40は変換出力を演算手段として用いるCPU41に
入力する。フィルタ33の出力はA/D変換器42に加
えられてデジタル信号に変換され、CPU41に入力さ
れる。CPU41は、質量流量を演算するとともに密度
も演算し、管路のつまりなどによる感度の低下の発生の
有無を判断する。なお、A/D変換器は1個にし、フィ
ルタ33の出力とフィルタ39の出力とを例えばマルチ
プレクサで交互に切り換えて入力してもよい。図1の動
作は図2の動作に準じるのでここでは省略する。
る。図1は本発明の一実施例を示す質量流量計本体の要
部のブロック図であり、図8と共通する部分には同一符
号を付けている。図において、39は33と同様なロー
パスフィルタであり、加算回路28の出力信号から流体
の密度成分と流体の流速成分を含む所望の低域周波数成
分を抽出してA/D変換器40に出力する。A/D変換
器40は変換出力を演算手段として用いるCPU41に
入力する。フィルタ33の出力はA/D変換器42に加
えられてデジタル信号に変換され、CPU41に入力さ
れる。CPU41は、質量流量を演算するとともに密度
も演算し、管路のつまりなどによる感度の低下の発生の
有無を判断する。なお、A/D変換器は1個にし、フィ
ルタ33の出力とフィルタ39の出力とを例えばマルチ
プレクサで交互に切り換えて入力してもよい。図1の動
作は図2の動作に準じるのでここでは省略する。
【0022】図2は図1のブロック図の具体例図であっ
て、デジタル信号として周波数信号に変換する例を示し
たものであり、図1および図8と共通する部分には同一
の符号を付けている。図において、43は増幅回路であ
り、流体の密度成分と流体の流速成分を含むローパスフ
ィルタ39の出力信号を増幅する。44は整流回路であ
り、増幅回路42の出力信号を整流する。45はV/F
コンバータとして用いるシュミット回路であり、整流回
路44の出力信号を所定のスレッショルドレベルでパル
ス信号に変換し、周波数信号としてCPU41に出力す
る。
て、デジタル信号として周波数信号に変換する例を示し
たものであり、図1および図8と共通する部分には同一
の符号を付けている。図において、43は増幅回路であ
り、流体の密度成分と流体の流速成分を含むローパスフ
ィルタ39の出力信号を増幅する。44は整流回路であ
り、増幅回路42の出力信号を整流する。45はV/F
コンバータとして用いるシュミット回路であり、整流回
路44の出力信号を所定のスレッショルドレベルでパル
ス信号に変換し、周波数信号としてCPU41に出力す
る。
【0023】図2の動作を説明する。シュミット回路3
5は、前述図8と同様に流体の渦周波数(流速V)に対
応するパルス列信号N2をCPU41に加える。一方、
シュミット回路45は、流体の密度成分ρと流体の流速
成分の2乗V2に対応するパルス列信号N1をCPU41
に加える。
5は、前述図8と同様に流体の渦周波数(流速V)に対
応するパルス列信号N2をCPU41に加える。一方、
シュミット回路45は、流体の密度成分ρと流体の流速
成分の2乗V2に対応するパルス列信号N1をCPU41
に加える。
【0024】これらのパルス列信号N1,N2から測定流
体の質量流量を求めるためには基準となるパルス列を必
要とする。そこで、例えば調整時に、測定流体が最小密
度ρ minで最低流速VminのときのN1,N2をそれぞれ
N,nとしてCPU41に予め記憶させておく。これら
N,nとρ・V2の関係は、 ρ・V2/ρmin・Vmin=N1/N2 …(4) になり、ρは、 ρ=(N1/N)・(Vmin/V)2・ρmin =(N1/N)・(n/N2)2・ρmin …(5) になる。これらから、 ρ・V=(N1/N)・(n/N2)2・ρmin・V …(6) になり、(5),(6)式から測定流体の密度ρおよび単位面
積当たりの質量流量ρ・Vを得ることができる。
体の質量流量を求めるためには基準となるパルス列を必
要とする。そこで、例えば調整時に、測定流体が最小密
度ρ minで最低流速VminのときのN1,N2をそれぞれ
N,nとしてCPU41に予め記憶させておく。これら
N,nとρ・V2の関係は、 ρ・V2/ρmin・Vmin=N1/N2 …(4) になり、ρは、 ρ=(N1/N)・(Vmin/V)2・ρmin =(N1/N)・(n/N2)2・ρmin …(5) になる。これらから、 ρ・V=(N1/N)・(n/N2)2・ρmin・V …(6) になり、(5),(6)式から測定流体の密度ρおよび単位面
積当たりの質量流量ρ・Vを得ることができる。
【0025】次に、密度の監視について説明する。図3
はρ・V2(N1)およびV(N2)が取りうる範囲の説
明図である。ここで、ρminは最小密度(既知)、Vmin
は最低流速、ρmaxは最大密度(既知)、Vmaxは最高流
速、ρmid=(ρmax+ρmin)/2である。図3の〜
のそれぞれの場合のCPU41の動作を図4のフロー
チャートにより説明する。
はρ・V2(N1)およびV(N2)が取りうる範囲の説
明図である。ここで、ρminは最小密度(既知)、Vmin
は最低流速、ρmaxは最大密度(既知)、Vmaxは最高流
速、ρmid=(ρmax+ρmin)/2である。図3の〜
のそれぞれの場合のCPU41の動作を図4のフロー
チャートにより説明する。
【0026】…ρ・V2(N1)が取りうる範囲にある
ので、(6)式をそのまま出力する。 …ρ・V2(N1)がρmin・V2の下にあるので、(6)
式においてρ=(ρmax+ρmin)/2として出力する。 …ρ・V2(N1)がρmax・V2の上にあるので、(6)
式においてρ=(ρmax+ρmin)/2として出力する。
ので、(6)式をそのまま出力する。 …ρ・V2(N1)がρmin・V2の下にあるので、(6)
式においてρ=(ρmax+ρmin)/2として出力する。 …ρ・V2(N1)がρmax・V2の上にあるので、(6)
式においてρ=(ρmax+ρmin)/2として出力する。
【0027】そして、,については、それぞれ(5)
式の値と「感度低下の恐れあり」のアラームを出力す
る。このように構成することにより、測定流体の密度を
監視でき、密度の演算結果が予測変化範囲から大きく逸
脱している場合にはセンサの感度低下として判断でき、
間接的に管路のつまりなどによるセンサの感度低下に起
因する測定誤差を防止できる。
式の値と「感度低下の恐れあり」のアラームを出力す
る。このように構成することにより、測定流体の密度を
監視でき、密度の演算結果が予測変化範囲から大きく逸
脱している場合にはセンサの感度低下として判断でき、
間接的に管路のつまりなどによるセンサの感度低下に起
因する測定誤差を防止できる。
【0028】なお、図2ではA/D変換器としてシュミ
ット回路を用いてパルス列信号に変換する例を説明した
が、これに限るものではなく、実質的にデジタル処理で
きる形態に信号変換できるものであればよい。
ット回路を用いてパルス列信号に変換する例を説明した
が、これに限るものではなく、実質的にデジタル処理で
きる形態に信号変換できるものであればよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
密度の変化も検出することによりセンサの測定感度低下
の有無を識別できる質量流量計を実現できる。
密度の変化も検出することによりセンサの測定感度低下
の有無を識別できる質量流量計を実現できる。
【図1】本発明の一実施例を示す要部のブロック図であ
る。
る。
【図2】図1の具体例を示すブロック図である。
【図3】図2の動作説明図である。
【図4】図2の動作の流れを示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】従来の質量流量計の渦検出部の断面概要図であ
る。
る。
【図6】図5に示す渦検出部の出力信号を電圧信号に変
換するチャージコンバータのブロック図である。
換するチャージコンバータのブロック図である。
【図7】渦検出部でノイズを除去する動作の説明図であ
る。
る。
【図8】渦信号を用いて測定流体の質量流量を演算する
従来の変換回路の一例を示すブロック図である。
従来の変換回路の一例を示すブロック図である。
17,21 圧電素子 25,26 電荷増幅器 28 加算回路 33,39 ローパスフィルタ 34,43 増幅回路 35,45 シュミット回路 40,42 A/D変換器 41 CPU 44 整流回路
Claims (1)
- 【請求項1】測定流体の流れに対応したカルマン渦によ
り発生する交番信号に基づいて質量流量を測定するよう
に構成された質量流量計において、 前記交番信号の振幅成分に関連した第1のデジタルデー
タと交番信号の周波数成分に関連した第2のデジタルデ
ータを変換出力する手段と、 これら第1,第2のデジタルデータを取り込んで少なく
とも測定流体の密度を演算する演算手段、とで構成され
たことを特徴とする質量流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6163730A JPH0829220A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 質量流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6163730A JPH0829220A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 質量流量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0829220A true JPH0829220A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15779581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6163730A Pending JPH0829220A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 質量流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829220A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2513962A (en) * | 2013-03-01 | 2014-11-12 | Frank Cross Ltd | Catalytic treatment |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP6163730A patent/JPH0829220A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2513962A (en) * | 2013-03-01 | 2014-11-12 | Frank Cross Ltd | Catalytic treatment |
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