JPH0829365B2 - プレス機械のダイクッション装置 - Google Patents

プレス機械のダイクッション装置

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JPH0829365B2
JPH0829365B2 JP62214422A JP21442287A JPH0829365B2 JP H0829365 B2 JPH0829365 B2 JP H0829365B2 JP 62214422 A JP62214422 A JP 62214422A JP 21442287 A JP21442287 A JP 21442287A JP H0829365 B2 JPH0829365 B2 JP H0829365B2
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隆正 蟻川
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はプレス機械のダイクッション装置に関するも
のである。
[従来の技術] 第4図は従来のプレス機械のダイクッション装置の一
例を示すもので、ベッドa上に設けられたボルスタプレ
ートb上に下金型cが設けられ、更に前記ボルスタプレ
ートbを貫通し、上端で材料dを受けるブランクホルダ
eが設けられ、該ブランクホルダeの下端に設けられた
クッションパッドgが複数段のエアーシリンダからなる
ダイクッションh上に支持されており、プレス時、上金
型iが下降しまず材料dをブランクホルダeに押し付け
るように当接されることにより材料dのクランプが行わ
れ、更に上記クランプ状態のままダイクッションhを圧
縮しつつ金型iが下降することにより、上下金型i,cに
よって材料dの成形が行われるようになっている。図中
jはプレス装置を覆うように設けられた防音壁、kは該
防音壁jに金型交換時に金型の出し入れを行うために設
けられた開閉扉を示す。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記したようなプレス機械においては、上金
型iが予備加速されて材料dに最初に当るとき(上金型
iとブランクホルダeによる材料のクランプ)と、成形
が終了して上金型iの上昇時においてブランクホルダe
が上昇した上限位置限でストッパー(図示せず)に当る
とき、大きな騒音(金属音)を発し、特に前記上金型i
が材料dに最初に当るときには著しい衝撃音を発し、問
題となっている。
このため、従来は、重厚な防音壁jを設けるようにし
ており、又この際上下金型c,iの交換等のために前記防
音壁jに開閉扉kを設けることが実施されているが、非
常に大掛り且つ高価な構造を備えているにもかかわら
ず、余り効果的な防音が行われていなかった。
又、上記したようなエアーシリンダによるダイクッシ
ョンhにおいては、クッション力をエアーシリンダ内の
エアーを圧縮することによって得るようにしているため
に、大型化してしまい、且つ下降ストロークに伴ってク
ッション力が増加し、このために材料にクランプ力が過
大になって材料dにクラックやしわを生じさせる問題を
有していた。
本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもの
で、小型の油圧シリンダを用いて押え力を自在に調整
し、且つプレス作業に伴う大きな騒音の発生防止を図る
ことを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、昇降可能な上金型と昇降しない下金型を有
し、且つ上金型との間で材料をクランプする昇降可能な
ブランクホルダを備えたプレス機械のダイクッション装
置において、上記ブランクホルダを油圧シリンダで昇降
可能に支持せしめ、油圧シリンダの上下部油室に圧油の
給排を行うサーボ弁を備えた流路を接続し、上金型の位
置を検出する位置検出器からの検出信号を入力して上金
型位置と押え力の関係を設定する設定器からの設定信号
に基いて前記サーボ弁に流路調整を行う制御信号を送る
制御装置を設け、プレス機械のダイクッション装置とし
たものである。
[作用] 従って、本発明では、油圧シリンダを用いているので
従来のエアーシリンダを用いた場合に比べて装置の小型
化が図れると共に、位置検出器からの上金型の位置を示
す検出信号に基いて制御装置はサーボ弁に制御信号を送
り、サーボ弁が油圧シリンダの上下部油室の圧油給排を
行うことにより油圧シリンダの押え力を制御し、又、上
金型下降の際にサーボ弁を作動しブランクホルダを下降
させることにより上金型による材料クランプの際の騒音
の発生を防止する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本発明の一実施例の説明図である。
固定台1の下面に、縦向きの油圧シリンダ2,3を配設
し、該油圧シリンダ2,3内に昇降自在に嵌入したピスト
ン4,5に固定台1を貫通して上方へ延びるピストンロッ
ド6,7を一体的に取付ける。
ピストンロッド6,7上端にクッションパッド8を取付
け、クッションパッド8の上にブランクホルダ9を取付
ける。
油圧シリンダ2,3の上部油室10,11及び下部油室12,13
には油タンク14の油を、ポンプ15、フィルター16、逆止
弁17、内部に蓄圧可能なアキュムレータ18、サーボ弁19
を有した流路20,20及び22を介して供給できるように
し、又、上部油室10,11及び下部油室12,13の油を、流路
21,22、サーボ弁19及び流路23を介して油タンク14に戻
すようにしている。
油圧シリンダ3の下部油室13及び上部油室11の油圧力
を各別に検出し、その検出信号24,25を両者の偏差を取
って押え力を求めるようにした比較器26に入力する圧力
センサ27,28を設け、更に上金型29を昇降するプレス駆
動装置30の回転角度位置(即ち上金型29の位置)を検出
するロータリーエンコーダ31等の検出器を設け、ロータ
リーエンコーダ31からの検出信号32及び前記比較器26か
らの偏差信号33並に設定器34からの押え力と回転角度位
置の関係を設定した設定信号35を入力する制御装置36を
設け、該制御装置36からの制御信号37により前記サーボ
弁19の制御を行うよう構成する。
図中38はボルスタプレートに固定された下金型、39は
材料、40,41はリリーフ弁である。
上金型29が上昇した状態においては、サーボ弁19をA
側に切換えてポンプ15からの油を下部油室12,13に供給
してブランクホルダ9を設定された上限位置まで上昇さ
せ、この状態でサーボ弁19を図示の閉止状態とする。
続いて、上金型29が下降して来て、ブランクホルダ9
との間で材料39をクランプした後、下金型38との間で材
料39の成形を行う。
しかし、上記材料39のクランプ時、大きな衝撃音を発
する。このため、ロータリーエンコーダ31からの検出信
号32を入力している制御装置36により、上金型29が材料
38に当る直前位置を検出し、サーボ弁19を所要時間だけ
B側に調整し、アキュムレータ18の圧油を流路20,21を
介して上部油室10,11に供給し、下部油室12,13の圧油を
流路22,23を介して油タンク14に戻しブランクホルダを
下降させる。
このとき、第2図に示すよう上金型29が材料39に接触
するときの上金型29の下降速度と、前記ブランクホルダ
9の下降速度を略等速度となるように給油量をサーボ弁
19により制御する。これにより、上金型29とブランクホ
ルダ9による材料39のクランプが緩やかに行われて衝撃
音の発生を殆ど防止することができる。
上記クランプの後は、上金型29の下降によりブランク
ホルダ9を介してクッションパッド8が押下げられ、下
部油室12,13の圧縮作動によって押え力が生じる。この
とき、サーボ弁19をB側に調整して下部油室12,13の油
を流路22,23を介して絞りながら油タンク14に戻すよう
にし、且つその戻し量を制御装置36からの制御信号37に
よって制御することにより、第3図に示す如く、材料39
の材質、寸法、絞り深さ等の条件によって要求される押
え力になるように設定器34による設定信号35に従った調
整(図では段階的に減衰)をすることができる。又この
とき、圧力センサ27,28からの検出信号24,25即ち比較器
26からの偏差信号33が制御装置36にフィードバックされ
確実な制御が行われる。
次に、上金型29が下降から上昇へ作動を転じる下限位
置に来たとき、その位置を、前記ロータリーエンコーダ
31からの検出信号32を入力している制御装置36によって
検出し、該制御装置36からの制御信号37により所要時間
だけサーボ弁19を第1図に示す閉止状態に保持する。
これにより、ブランクホルダ9は最下限位置で一時的
に作動を停止(ロッキング作動)することになるが、こ
の間上金型29は上昇を開始していることにより上金型29
が成形された材料39から脱型されることになる。
続いてサーボ弁19をA側に調整してブランクホルダ9
も上昇させるが、このときもブランクホルダ9が材料39
及び上金型29に衝突しないように、第2図に示す如く緩
やかに上金型29の上昇に一致するように上昇速度を下部
油室12,13への圧油供給量により調整する。
又、ブランクホルダ9が上限に来て前記最初の姿勢に
戻るときも、上限でストッパー(図示せず)に当ること
により衝突音が発生する。このため上限の直前の位置
を、リミットスイッチ等の検出信号を入力するようにし
た制御装置36によって検出し、制御信号37によりサーボ
弁19をB側に先行的に調整し、アキュムレータ18の圧油
を上部油室10,11に供給することにより、第2図に示す
如く、上限ストッパーがゆっくり当るように調整した
後、サーボ弁19を閉止状態にして上限位置で止める。
上記によれば、サーボ弁19の調整により、下部油室1
2,13の押え力の調整、プレス作業時の衝撃音の発生を防
止できる。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
[発明の効果] 上記したように、本発明のプレス機械の装置によれ
ば、ブランクホルダの油圧シリンダのみで支持している
ため従来のエアシリンダより小型化し得、且つサーボ弁
の調整により、油圧シリンダの押え力を自在に調整する
ことができ、更に上金型に対するブランクホルダの相対
移動速度が緩やかになるようにサーボ弁を調整すること
により、プレス作業時の騒音の発生を著しく低減させる
ことができる優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は本発明に
よる上金型とブランクホルダの相対移動速度の関係を示
す線図、第3図は押え力の制御の一例を示す線図、第4
図は従来例の説明図である。 2,3は油圧シリンダ、8はクッションパッド、9はブラ
ンクホルダ、10,11は上部油室、12,13は下部油室、15は
ポンプ、19はサーボ弁、20,21,22,23は流路、29は上金
型、30はプレス駆動装置、31はロータリーエンコーダ、
32は検出信号、34は設定器、35は設定信号、36は制御装
置、37は制御信号、38は下金型、39は材料を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降可能な上金型と昇降しない下金型を有
    し、且つ上金型との間で材料をクランプする昇降可能な
    ブランクホルダを備えたプレス機械のダイクッション装
    置において、上記ブランクホルダを油圧シリンダで昇降
    可能に支持せしめ、油圧シリンダの上下部油室に圧油の
    給排を行うサーボ弁を備えた流路を接続し、上金型の位
    置を検出する位置検出器からの検出信号を入力して上金
    型位置と押え力の関係を設定する設定器からの設定信号
    に基いて前記サーボ弁に流路調整を行う制御信号を送る
    制御装置を設けたことを特徴とするプレス機械のダイク
    ッション装置。
JP62214422A 1987-08-28 1987-08-28 プレス機械のダイクッション装置 Expired - Fee Related JPH0829365B2 (ja)

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