JPH0744399Y2 - ダイクッションの予備下降装置 - Google Patents

ダイクッションの予備下降装置

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JPH0744399Y2
JPH0744399Y2 JP1988167790U JP16779088U JPH0744399Y2 JP H0744399 Y2 JPH0744399 Y2 JP H0744399Y2 JP 1988167790 U JP1988167790 U JP 1988167790U JP 16779088 U JP16779088 U JP 16779088U JP H0744399 Y2 JPH0744399 Y2 JP H0744399Y2
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die cushion
cushion
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はプレスに設けられたダイクッションの予備下
降装置に関する。
〔従来の技術〕
従来プレスに設けられたダイクッションは、下型の近傍
に設けられた下型クッションパッドを複数のダイクッシ
ョンピンを介して弾性的に支持する構造となっていて、
スライドとともに下降した上型が下型クッションパッド
に当接して下型クッションパッドにプレス荷重が作用す
ると、ダイクッションパッドを下方より支持するクッシ
ョンシリンダ内の圧力が排出されて、上型とともに下型
クッションパッドもクッションストロークだけ下降する
ようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし上記ダイクッションを使用してプレス成型を行う
場合、スライドとともに下降した上型が下型クッション
パッドと衝突する際、下型クッションパッドとダイクッ
ションピンが衝突して大きなピンタッチ音が発生し、騒
音の原因となる不具合があった。かかる不具合を改善す
るため、例えば特開昭63−63536号公報で、リミスイッ
チなどの位置検出器でピンタッチ位置を検出し、該検出
器からの信号により油圧クッションシリンダの上部油室
へ圧油を供給してクッションパッドを押し下げるように
したダイクッション装置が提案されている。
しかし上記公報のダイクッション装置では、金型を交換
してピンタッチ位置が変わると、その都度位置検出器の
位置を調整しなければならず、作業が煩雑であるなどの
不具合がある。
また上記公報では油圧クッションシリンダの下部油圧を
リリーフ弁で逃がす構成のため、クッション能力が一定
であり、その結果上金型が材料に接触した直後にサージ
圧が発生して、成形品に圧痕が傷などが発生し、成形品
の品質が低下するなどの不具合もある。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、上型が下型クッションパッドに衝突する直前に下型
クッションパッドを予備下降させることにより衝撃時の
騒音を低減したダイクッションの予備下降装置を提供し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記目的を達成するために、プレス本体のボ
ルスタ上に設置された下型の近傍に設けられた下型クッ
ションパッドをダイクッションピンを介してダイクッシ
ョンにより弾性支持したものにおいて、上記プレス本体
に上下動自在に設けられたスライドとともに下降する上
型が下型クッションパッドと衝突するピンタッチ位置で
のスライド速度とスライド加速度を検出し、かつ上記ス
ライド速度より予備下降に必要な流量を算出して、上記
ダイクッションのクッションシリンダ下部に設けられた
ロッキング装置の上室へ油圧を供給する可変容量ポンプ
の吐出流量を制御すると共に、上記スライド加速度より
算出したクッション能力に応じて、上記ロッキング装置
の下室に接続されたサーボ弁を制御することにより、下
型クッションパッドの加速度を制御するようにしたもの
で、上型が下型クッションパッドと衝突する直前に下型
クッションパッドが予備下降されるため、ピンタッチ音
による騒音の低減が図れる。
またピンタッチ位置でのスライド加速度に応じてクッシ
ョン能力を制御することにより、ロッキング装置の下室
に、成形品の圧痕や傷などの原因となるサージ圧が発生
することもない。
〔実施例〕
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において1はプレス本体で、ボルスタ1a上に下型2が
載置されており、この下型2の周辺部に設けられた下型
クッションパッド2aはボルスタ1a内に設けられた複数の
ダイクッションピン3を介してダイクッション4により
弾性支持されている。
上記ダイクッション4は各ダイクッションピン3を下方
より支持するダイクッションパッド5と、このダイクッ
ションパッド5を支持するクッションシリンダ6とより
なり、クッションシリンダ6の下部にはNC制御によりク
ッション速度を制御するロッキング装置8が設けられて
いる。
上記ロッキング装置8はピストン8a,8bにより区割され
た3つの室81,82,83を有しており、それぞれの室81な
いし83は管路9によりNCダイクッションタンクユニット
10に接続されている。
そして上記管路9の途中にこの考案の予備下降装置11が
接続されている。
上記予備下降装置11は制御装置12により斜板角が制御さ
れる可変容量ポンプ13を有していて、このポンプ13の吐
出圧がロッキング弁14を介してロッキング装置8の上室
81へ供給されて以下のようにダイクッション4の予備下
降が行われる。
次に第2図に示すフローチャートによりその作用を説明
すると、制御装置12には2個の圧力検出器15,16より上
室81及び下室83の圧力が検出されてそれぞれ入力されて
おり、またプレス本体1のスライド駆動機構(図示せ
ず)に設けられた電子式ロータリカム17よりクランク角
が、そして回転検出器18よりメーンモータの回転速度が
それぞれ入力されている。
いまスライド上死点から、スライド20に取付けられた上
型21がスライド20とともに下降を開始すると、制御装置
12は電子式ロータリカム17より入力される信号からスラ
イド20の位置を、そして回転検出器18より入力される信
号からプレス速度を、そして各圧力検出器15,16より入
力される信号から引下げ力FA、NCダイクッション能力FB
を算出し、予め設定されたピンタッチ位置プレス速度か
らピンタッチ位置でのスライド加速度aとスライド速度
Vを演算する。
そしてこれらにスライド位置による補正を加えて、ピン
タッチ位置で上記スライド加速度aとなるNCダイクッシ
ョン能力fとスライド速度Vとなるための流量qをそれ
ぞれ算出し、引下げ力FA及びNCダイクッション能力FBよ
り算出したパッド引下げ力F(F=FA−FB)とピンタッ
チ位置でスライド加速度aとなるNCダイクッション能力
fと比較(ΔF=F−f)し、クッション作用に必要な
圧力Bを算出して、NCダイクッションタンクユニット10
内に設けられたサーボ弁22をこの値Bにセットする。
また同時にピンタッチ位置でスライド速度Vとするため
の流量qから必要な流量Aを算出して、可変容量ポンプ
13の吐出流量がAとなるようサーボ機構13aにより斜板
角を制御する。
これによってスライド20とともに下降する上型21が下型
クッションパッド2aと衝突する直前に可変容量ポンプ13
より上室81へ供給された流量Aによりダイクッション4
が下降されるため、上型21と下型クッションパッド2aが
衝突した際に生じるピンタッチ音が低減されるようにな
る。
その後NCダイクッションタンクユニット10内に設けられ
たサーボ弁22により下室83より逃がす油圧が制御されて
ダイクッション4の下降速度が制御されるようになり、
これによってサーボ弁22を適確に制御することにより、
ダイクッションパッド5の加速度も自由に変えることが
できるようになる。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように、ピンタッチ位置でのス
ライド速度とスライド加速度を検出して、スライド速度
よりロッキング装置の上室へ供給する流量を算出し、得
られた流量となるよう可変容量ポンプを制御するように
したことから、これによってスライドの下降速度とほぼ
同じ速度で下型クッションパッドが予備下降するため、
上型が下型クッションパッドに衝突する際発生するピン
タッチ音による騒音を大幅に低減することができると共
に、リミットスイッチなどの位置検出器でピンタッチ位
置を検出する必要がないため、金型交換によりピンタッ
チ位置が変っても、位置検出器をその都度調整する面倒
な手数も必要としない。
また可変容量ポンプより必要な流量のみがロッキング装
置の上室に供給されるため、エネルギーの無駄がないと
共に、ピンタッチ位置でのスライド加速度によりクッシ
ョン能力を制御するようにしたことから、スライド加速
度に応じてクッション力を自由に制御でき、これによっ
てロッキング装置の下室の油圧が一時に上昇する所謂サ
ージ圧が発生することがないため、成形品に圧痕や傷な
どのない品質の良好な製品が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は回路図、第
2図は作用説明図である。 1はプレス本体、1aはボルスタ、2は下型、2aは下型ク
ッションパッド、3はダイクッションピン、4はダイク
ッション、5はダイクッションパッド、6はクッション
シリンダ、8はロッキング装置、13は可変容量ポンプ、
20はスライド、21は上型。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス本体1のボルスタ1a上に設置された
    下型2の近傍に設けられた下型クッションパッド2aをダ
    イクッションピン3を介してダイクッション4により弾
    性支持したものにおいて、上記プレス本体1に上下動自
    在に設けられたスライド20とともに下降する上型21が下
    型クッションパッド2aと衝突するピンタッチ位置でのス
    ライド速度とスライド加速度を検出し、かつ上記スライ
    ド速度より予備下降に必要な流量を算出して、上記ダイ
    クッション4のクッションシリンダ6下部に設けられた
    ロッキング装置8の上室81へ油圧を供給する可変容量ポ
    ンプ13の吐出流量を制御すると共に、上記スライド加速
    度より算出したクッション能力に応じて、上記ロッキン
    グ装置8の下室83に接続されたサーボ弁22を制御するこ
    とにより、下型クッションパッド5の加速度を制御する
    ようにしてなるダイクッションの予備下降装置。
JP1988167790U 1988-12-27 1988-12-27 ダイクッションの予備下降装置 Expired - Fee Related JPH0744399Y2 (ja)

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JPH0287597U JPH0287597U (ja) 1990-07-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5065606A (en) * 1989-10-30 1991-11-19 Teledyne Industries, Inc. Press assembly with cushion assembly and auxiliary apparatus
JP5407129B2 (ja) * 2007-09-11 2014-02-05 株式会社Ihi ダイクッション装置の制御方法及びダイクッション装置

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JPH0757394B2 (ja) * 1986-09-02 1995-06-21 石川島播磨重工業株式会社 プレス機械のダイクツシヨン装置

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JPH0287597U (ja) 1990-07-11

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