JPH0829411A - 検知剤 - Google Patents

検知剤

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JPH0829411A
JPH0829411A JP16818594A JP16818594A JPH0829411A JP H0829411 A JPH0829411 A JP H0829411A JP 16818594 A JP16818594 A JP 16818594A JP 16818594 A JP16818594 A JP 16818594A JP H0829411 A JPH0829411 A JP H0829411A
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JP
Japan
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compound
group compound
group
detecting
organic group
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16818594A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Iwasaki
英一 岩崎
Shinichi Arano
伸一 荒野
Harumi Asai
治海 浅井
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Publication date
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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 III−V族化合物半導体薄膜製造に使用さ
れるV族化合物を含有する排ガス中のV族化合物の検出
において、検知剤の色の変化によりV族化合物を高感度
で検知する。 【構成】 粒状あるいはペレット状に成型した白色また
は無色の物質に過マンガン酸アルカリ塩を担持させる。
有機V族化合物、あるいは有機V族化合物の分解によっ
て生成する無機V族化合物に接触するとただちに呈色
し、且つ呈色反応後の退色が少ないので、検知感度が高
く、V族化合物を迅速且つ確実に検知することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化合物半導体薄膜製造
工程から排出されるV族化合物、特に、ガリウム−砒
素、インジウム−リン等の化合物半導体薄膜の製造工程
から排出される有機V族化合物を含有する排ガスを処理
する除害装置などに使用され、V族化合物を過マンガン
酸アルカリ塩の呈色反応により検知する検知剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、V族化合物として無機水素化物で
あるアルシン、ホスフィンを使用する化合物半導体薄膜
製造工程において排出されるガスの処理をモニターする
ための手段として、次の検知剤が知られている。 (A)第二水銀またはその錯塩を単独に、あるいはこれ
に第二鉄塩、または第二銅塩を混合し、シリカゲルに吸
着させたもの。 (B)金化合物をシリカゲルに吸着させたもの。 (C)炭酸銅をアルミナ粒にまぶしたもの。
【0003】これらはシリカゲルなどの担体に指示薬と
なる試薬を担持させたもので、アルシン、ホスフィンと
指示薬との反応によって、指示薬が呈色することで検知
するものである(特公平4−79576号参照)。とこ
ろが、これらの検知剤を有機V族化合物を含有する排ガ
スに適用すると、有機V族化合物の検知感度が十分でな
かったり、あるいはまったく感度がないというものがあ
る。また、一旦呈色した後時間の経過とともに色が退色
して元の色に戻ってしまい、一時的にガスが存在したよ
うな場合には存在を見逃してしまうという危惧もあっ
た。
【0004】これに対し、指示薬が呈色することで検知
する検知剤を用いるほかに、無機V族水素化物系ガス、
即ちアルシン、ホスフィンガスを検知する警報器を代用
することもあるが、通常用いられる定電位電解式センサ
ーを用いた警報器は、有機V族化合物の検知には感度が
低く、また被測定化合物が限定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】化合物半導体薄膜製造
に使用される有機V族化合物を含有する排ガスを処理す
る除害装置などにおいて、V族化合物を確実に検知する
には、有機V族化合物とその分解により生成するアルシ
ン、ホスフィンガスの何れにも呈色反応し、検知感度が
高く、呈色反応後の退色が少ない検知剤が必要である。
【0006】本発明の発明者は、V族化合物の検知にお
ける上記問題点を解決すべく検討を重ねた結果、有機V
族化合物を検出するための指示薬として、過マンガン酸
アルカリ塩が検知感度が高く呈色反応後の退色が少なく
適当であること、また、過マンガン酸アルカリ塩を粒状
あるいはペレット状に成型した白色または無色の物質に
吸着、担持させた組成物が使用上簡便であることを見出
した。
【0007】本発明は、この知見に基づき上記課題を解
決するものであって、化合物半導体薄膜製造に使用され
る有機V族化合物を含有する排ガスを処理する除害装置
などにおいて、V族化合物の検知感度が高く、呈色反応
後の退色の少ない検知剤を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のV族化合物検知
用の検知剤は、粒状あるいはペレット状に成型した白色
または無色の物質に過マンガン酸アルカリ塩を担持させ
た組成物で構成されている。主たる検知対象のV族化合
物は、III−V族化合物半導体薄膜製造に使用される
有機V族化合物、即ちターシャリブチルホスフィン(T
BP)、ターシャリブチルアルシン(TBA)である。
【0009】なお、III−V族化合物半導体薄膜製造
に使用された有機V族化合物が分解することにより生成
する無機V族化合物のアルシン、ホスフィンも有効に検
知することができる。また、化合物半導体工業では殆ど
使用されない有機V族化合物、例えば、ジホスフィノエ
タン、ジアルキルホスフィンのようなジホスフィン類
や、トリメチルアルシン、トリエチルアルシンのような
有機砒素化合物にも有効である。
【0010】過マンガン酸アルカリ塩としては、過マン
ガン酸リチウム、過マンガン酸ナトリウム、過マンガン
酸カリウム、過マンガン酸マグネシウムがある。潮解
性、吸湿性、および安定性の観点から、過マンガン酸カ
リウムが最も好ましい。過マンガン酸アルカリ塩を担持
させる物質は、有機V族化合物および有機V族化合物が
分解することにより生成する無機V族化合物に安定、特
に変色しない物質、呈色反応を鋭敏に検出できるよう白
色または無色であること、および過マンガン酸カリウム
と有機V族化合物あるいは無機V族化合物との反応時に
発生する熱を除去するものが好ましい。例えば、水酸化
アルミニウム、アルミナ、モレキュラーシーブス、活性
白土、シリカゲルや酸化チタン等がある。
【0011】本発明の検知剤は、適当な濃度の過マンガ
ン酸アルカリ塩、例えば過マンガン酸カリウム水溶液に
粒状あるいはペレット状に成型した白色または無色の物
質を浸漬した後、乾燥することにより調製することがで
きる。こうして調製した検知剤は紅紫色を呈しており、
有機V族化合物のガスと接触すると過マンガン酸カリウ
ムが二酸化マンガンになり、褐色に呈色する。呈色はき
わめて鋭敏である。
【0012】使用する過マンガン酸カリウム水溶液の濃
度は任意であるが、あまり濃度が高すぎると乾燥させた
際に、粒状あるいはペレット状に成型した白色または無
色の物質の表面に過マンガン酸カリウムの細かい結晶が
析出し、呈色反応を見誤ってしまうという不具合を生ず
る。また、濃度が低かった場合には、乾燥させた際の呈
色が薄く、呈色の検知が困難になり不適当である。通
常、1〜2%程度の濃度が好ましい。
【0013】検知剤の形状および大きさは、特に制限さ
れないが、大きさがあまり小さかったり大きかったりす
ると、ガスが偏流したり圧力損失が大きくなったりす
る。大きさが充填塔の内径の1/5より小さければ、偏
流を防止することができるといわれている。プラスチッ
ク製の充填材のように複雑な形状では、成型コストが嵩
み、成型物を壊さないよう必要以上に取扱を慎重にしな
ければならない。故に、粒状あるいはペレット状である
ことが好ましい。
【0014】
【作用】本発明の検知剤によるV族化合物の検知は、過
マンガン酸アルカリ塩の呈色反応による。例えば、過マ
ンガン酸カリウム水溶液に粒状あるいはペレット状に成
型した白色または無色の物質を浸漬した後、乾燥するこ
とにより調製した検知剤は紅紫色を呈しており、III
−V族化合物半導体薄膜製造工程から排出される排ガス
と接触すると、有機V族化合物あるいは有機V族化合物
の分解によって生成する無機V族化合物と過マンガン酸
カリウムとの反応によって、過マンガン酸カリウムが分
解して二酸化マンガンになる際、過マンガン酸カリウム
の紅紫色が二酸化マンガンの褐色に呈色する現象を利用
するものである。一旦呈色した検知剤は時間が経過して
も、もとの過マンガン酸カリウムの色に戻ったり、ある
いは退色したりすることはない。
【0015】有機V族化合物あるいは有機V族化合物の
分解によって生成する無機V族化合物を含有する被検知
ガスによる検知剤の呈色反応は、被検知ガスと検知剤と
を接触させた場合ただちに生ずる。
【0016】
【実施例】
(実施例1〜4)西尾工業製の外径4〜6mmの球形の
アルミナ(KHS−46)200gを1w/v%の過マ
ンガン酸カリウム水溶液500mlに12時間浸したの
ち、過マンガン酸カリウム水溶液から分離し、自然乾燥
した。これを内径26mmのパイレックスガラス製のカ
ラムに約30g充填し、有機V族化合物を含有させた4
種類のテストガスを流して、それぞれのガスに対する検
知剤の変色の様子を調べた。結果は、表1の実施例1〜
実施例4の欄に示している。
【0017】(実施例5〜6)窒素で希釈してTBA4
ppm、TBP4.5ppmのテストガスをそれぞれの
50%分解温度である300°Cに加熱した外径1/4
インチのステンレス管を通過させてから冷却し、実施例
1〜2と同様の検知剤とテスト方法を用いて検知剤の色
の変化を調べた。結果は表1の実施例5〜実施例6の欄
に示している。
【0018】(比較例1〜2)市販の炭酸銅を西尾工業
製の活性アルミナにまぶし、実施例1〜2と同様のテス
トを行った。結果は表1の比較例1〜比較例2の欄に示
している。 (比較例3〜4)市販のアルシン検知管(光明化学株式
会社製、アルシンSA型)とホスフィン検知管(光明化
学株式会社製、ホスフィンU型)とを上記のテストガス
を用いて実施例1〜2と同様にテストした。結果は表1
の比較例3〜比較例4の欄に示している。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の検知剤
は、化合物半導体薄膜製造工程の排ガス中で、有機V族
化合物、あるいは有機V族化合物の分解によって生成す
る無機V族化合物に接触するとただちに呈色し、また呈
色反応後の退色が少ないので、検知感度が高く、V族化
合物を迅速且つ確実に検知することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒状あるいはペレット状に成型した白色
    または無色の物質に過マンガン酸アルカリ塩を担持させ
    た組成物からなるV族化合物検知用の検知剤。
  2. 【請求項2】 V族化合物が有機V族化合物のターシャ
    リブチルアルシン、ターシャリブチルホスフィンである
    ことを特徴とする請求項1記載の検知剤。
  3. 【請求項3】 V族化合物が有機V族化合物のターシャ
    リブチルアルシン、ターシャリブチルホスフィンと、該
    有機V族化合物のターシャリブチルアルシン、ターシャ
    リブチルホスフィンの分解により生成する無機V族化合
    物のアルシン、ホスフィンとの混合物であることを特徴
    とする請求項1記載の検知剤。
JP16818594A 1994-07-20 1994-07-20 検知剤 Withdrawn JPH0829411A (ja)

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JP16818594A JPH0829411A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 検知剤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002543383A (ja) * 1999-04-22 2002-12-17 イネオス シリカス リミテッド 湿度指示剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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