JPH08295212A - 駐車ブレーキ安全装置 - Google Patents
駐車ブレーキ安全装置Info
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- JPH08295212A JPH08295212A JP10281695A JP10281695A JPH08295212A JP H08295212 A JPH08295212 A JP H08295212A JP 10281695 A JP10281695 A JP 10281695A JP 10281695 A JP10281695 A JP 10281695A JP H08295212 A JPH08295212 A JP H08295212A
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- Japan
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- safety device
- vehicle
- alarm
- brake safety
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- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、駐車中の車両の安全を確保すべく
設けられた駐車ブレーキ安全装置に関し、ドライバが車
両から離れているときに駐車ブレーキ安全装置が作動し
た場合に、これをドライバに報知できるようにすること
を目的とする。 【構成】 駐車ブレーキを装備した車両において、ブレ
ーキ補助駆動手段125と、駐車ブレーキ作動状態検出
手段16と、車速検出手段13と、ブレーキ補助駆動手
段125の作動をシステムオン状態に制御する制御手段
9が設けられるとともに、システムオン状態にした場合
に、タイマ65Aをトリガして、このシステムオン状態
から所定時間が経過すると、警報部材180を作動させ
るアラーム発生手段181を設けるように構成する。
設けられた駐車ブレーキ安全装置に関し、ドライバが車
両から離れているときに駐車ブレーキ安全装置が作動し
た場合に、これをドライバに報知できるようにすること
を目的とする。 【構成】 駐車ブレーキを装備した車両において、ブレ
ーキ補助駆動手段125と、駐車ブレーキ作動状態検出
手段16と、車速検出手段13と、ブレーキ補助駆動手
段125の作動をシステムオン状態に制御する制御手段
9が設けられるとともに、システムオン状態にした場合
に、タイマ65Aをトリガして、このシステムオン状態
から所定時間が経過すると、警報部材180を作動させ
るアラーム発生手段181を設けるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車中の車両の安全を
確保すべく設けられた駐車ブレーキ安全装置に関する。
確保すべく設けられた駐車ブレーキ安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車両において、ド
ライバのブレーキ操作の煩わしさを低減できるようにし
たブレーキ補助装置が開発されている。例えば、特開昭
64−67452号公報には、エンジン停止時に車両が
動き出したことを検知すると、ブレーキを作動させて、
車両の勝手な移動を防止して安全を保つ技術が開示され
ている。
ライバのブレーキ操作の煩わしさを低減できるようにし
たブレーキ補助装置が開発されている。例えば、特開昭
64−67452号公報には、エンジン停止時に車両が
動き出したことを検知すると、ブレーキを作動させて、
車両の勝手な移動を防止して安全を保つ技術が開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドライ
バが駐車中の車両から離れている際に、車両が動き出し
て上述の駐車ブレーキ安全装置が作動した場合、ドライ
バはこれに気が付かないことが考えられる。このような
場合、このまま車両を駐車させておくと、バッテリの能
力低下等により、再び車両が動き出すことが考えられ
る。
バが駐車中の車両から離れている際に、車両が動き出し
て上述の駐車ブレーキ安全装置が作動した場合、ドライ
バはこれに気が付かないことが考えられる。このような
場合、このまま車両を駐車させておくと、バッテリの能
力低下等により、再び車両が動き出すことが考えられ
る。
【0004】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、ドライバが車両から離れているときに駐車ブ
レーキ安全装置が作動した場合に、これをドライバに報
知できるようにした、駐車ブレーキ安全装置を提供する
ことを目的とする。
たもので、ドライバが車両から離れているときに駐車ブ
レーキ安全装置が作動した場合に、これをドライバに報
知できるようにした、駐車ブレーキ安全装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の駐車ブレーキ安全装置は、駐車ブレーキを装
備した車両において、運転者の操作に対して独立して車
輪への制動力を制御可能に設けられたブレーキ補助駆動
手段と、該駐車ブレーキの作動状態を検出する駐車ブレ
ーキ作動状態検出手段と、車速を検出する車速検出手段
と、上記の駐車ブレーキ作動状態検出手段及び車速検出
手段での検出結果に基づき、該駐車ブレーキが作動中で
あるにもかかわらず、所定の車速を検出すると、該車輪
への制動力を増加させるよう該ブレーキ補助駆動手段の
作動をシステムオン状態に制御する制御手段とが設けら
れるとともに、該制御手段によって、該システムオン状
態にした場合に、タイマをトリガして、このシステムオ
ン状態から所定時間が経過すると、警報部材を作動させ
るアラーム発生手段が設けられたことを特徴としてい
る。
の本発明の駐車ブレーキ安全装置は、駐車ブレーキを装
備した車両において、運転者の操作に対して独立して車
輪への制動力を制御可能に設けられたブレーキ補助駆動
手段と、該駐車ブレーキの作動状態を検出する駐車ブレ
ーキ作動状態検出手段と、車速を検出する車速検出手段
と、上記の駐車ブレーキ作動状態検出手段及び車速検出
手段での検出結果に基づき、該駐車ブレーキが作動中で
あるにもかかわらず、所定の車速を検出すると、該車輪
への制動力を増加させるよう該ブレーキ補助駆動手段の
作動をシステムオン状態に制御する制御手段とが設けら
れるとともに、該制御手段によって、該システムオン状
態にした場合に、タイマをトリガして、このシステムオ
ン状態から所定時間が経過すると、警報部材を作動させ
るアラーム発生手段が設けられたことを特徴としてい
る。
【0006】また、請求項2記載の本発明の駐車ブレー
キ安全装置は、上記請求項1記載の構成に加えて、該ア
ラーム発生手段が、該車両に搭載したエンジンのオフ後
に、該制御手段によって、該システムオン状態にした場
合に、タイマをトリガして、このシステムオン状態から
所定時間が経過すると、警笛を鳴動させる手段として構
成されたことを特徴としている。
キ安全装置は、上記請求項1記載の構成に加えて、該ア
ラーム発生手段が、該車両に搭載したエンジンのオフ後
に、該制御手段によって、該システムオン状態にした場
合に、タイマをトリガして、このシステムオン状態から
所定時間が経過すると、警笛を鳴動させる手段として構
成されたことを特徴としている。
【0007】また、請求項3記載の本発明の駐車ブレー
キ安全装置は、上記請求項1記載の構成に加えて、該ア
ラーム発生手段が、警報部材を断続的に作動させる手段
として構成されたことを特徴としている。また、請求項
4記載の本発明の駐車ブレーキ安全装置は、上記請求項
1記載の構成に加えて、該制御手段によって、該システ
ムオン状態にした場合に、このシステムオン状態から所
定時間が経過する前に、該制御手段によって、該システ
ムオフ状態にされると、該タイマをリセットして、該シ
ステムオン状態から所定時間が経過しても、該警報部材
が作動することを禁止させるアラーム発生解除手段が設
けられたことを特徴としている。
キ安全装置は、上記請求項1記載の構成に加えて、該ア
ラーム発生手段が、警報部材を断続的に作動させる手段
として構成されたことを特徴としている。また、請求項
4記載の本発明の駐車ブレーキ安全装置は、上記請求項
1記載の構成に加えて、該制御手段によって、該システ
ムオン状態にした場合に、このシステムオン状態から所
定時間が経過する前に、該制御手段によって、該システ
ムオフ状態にされると、該タイマをリセットして、該シ
ステムオン状態から所定時間が経過しても、該警報部材
が作動することを禁止させるアラーム発生解除手段が設
けられたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上述の請求項1記載の本発明の駐車ブレーキ安
全装置では、駐車ブレーキ作動状態検出手段により駐車
ブレーキが作動中であることが検出されているにもかか
わらず、車速検出手段での検出結果に基づいて所定の車
速が検出されると、制御手段によりブレーキ補助駆動手
段の作動がシステムオン状態に制御される。これによ
り、ブレーキ補助駆動手段が、運転者の操作に対して独
立して車輪への制動力を増加させる。
全装置では、駐車ブレーキ作動状態検出手段により駐車
ブレーキが作動中であることが検出されているにもかか
わらず、車速検出手段での検出結果に基づいて所定の車
速が検出されると、制御手段によりブレーキ補助駆動手
段の作動がシステムオン状態に制御される。これによ
り、ブレーキ補助駆動手段が、運転者の操作に対して独
立して車輪への制動力を増加させる。
【0009】そして、制御手段によってシステムオン状
態に制御されるとタイマをトリガして、このシステムオ
ン状態から所定時間が経過すると、アラーム発生手段に
より警報部材が作動し周囲に警報を発する。また、上述
の請求項2記載の本発明の駐車ブレーキ安全装置では、
エンジンのオフ後に、制御手段によってシステムオン状
態となると、アラーム発生手段によりタイマがトリガさ
れる。そして、システムオン状態から所定時間が経過す
ると、アラーム発生手段により警笛が鳴動される。
態に制御されるとタイマをトリガして、このシステムオ
ン状態から所定時間が経過すると、アラーム発生手段に
より警報部材が作動し周囲に警報を発する。また、上述
の請求項2記載の本発明の駐車ブレーキ安全装置では、
エンジンのオフ後に、制御手段によってシステムオン状
態となると、アラーム発生手段によりタイマがトリガさ
れる。そして、システムオン状態から所定時間が経過す
ると、アラーム発生手段により警笛が鳴動される。
【0010】また、上述の請求項3記載の本発明の駐車
ブレーキ安全装置では、アラーム発生手段が作動すると
警報部材が断続的に作動して、周囲にシステムオン状態
であることを知らせる。また、上述の請求項4記載の本
発明の駐車ブレーキ安全装置では、システムオン状態か
ら所定時間が経過する前に、制御手段によりシステムオ
フ状態に制御されると、アラーム発生解除手段により、
タイマがリセットされてシステムオン状態から所定時間
が経過しても、警報部材が作動することが禁止される。
これによりシステムオフ状態では、警報部材が作動しな
くなる。
ブレーキ安全装置では、アラーム発生手段が作動すると
警報部材が断続的に作動して、周囲にシステムオン状態
であることを知らせる。また、上述の請求項4記載の本
発明の駐車ブレーキ安全装置では、システムオン状態か
ら所定時間が経過する前に、制御手段によりシステムオ
フ状態に制御されると、アラーム発生解除手段により、
タイマがリセットされてシステムオン状態から所定時間
が経過しても、警報部材が作動することが禁止される。
これによりシステムオフ状態では、警報部材が作動しな
くなる。
【0011】
【実施例】以下、図面により、本発明の一実施例として
の駐車ブレーキ安全装置について説明すると、図1はそ
の全体構成を示す模式的な制御ブロック図、図2はその
全体構成を示す模式的な構成図、図3はそのアクチュエ
ータとしてのソレノイドバルブの模式的断面図であっ
て、(a)はそのソレノイドバルブの構造を簡単に説明
するための模式図、(b)はその作動時の動作を説明す
るための模式図、(c)はその作動解除時の動作を説明
するための模式図、図4はその異常検出機能に着目した
模式的な構成図、図5はその全体の作動を簡単に説明す
るためのフローチャート、図6はその要部の作動を簡単
に説明するためのフローチャートである。
の駐車ブレーキ安全装置について説明すると、図1はそ
の全体構成を示す模式的な制御ブロック図、図2はその
全体構成を示す模式的な構成図、図3はそのアクチュエ
ータとしてのソレノイドバルブの模式的断面図であっ
て、(a)はそのソレノイドバルブの構造を簡単に説明
するための模式図、(b)はその作動時の動作を説明す
るための模式図、(c)はその作動解除時の動作を説明
するための模式図、図4はその異常検出機能に着目した
模式的な構成図、図5はその全体の作動を簡単に説明す
るためのフローチャート、図6はその要部の作動を簡単
に説明するためのフローチャートである。
【0012】(1)全体構成の説明 図2に示すブレーキ装置は、エア圧を制御圧として用い
たサービスブレーキ(このようなサービスブレーキをエ
アオーバハイドロリック型ブレーキといい、以下、単に
エアブレーキと略す)であって、車両のブレーキ装置
は、主にこのエアブレーキと図示しない駐車ブレーキ
(パーキングブレーキ)とから構成されている。
たサービスブレーキ(このようなサービスブレーキをエ
アオーバハイドロリック型ブレーキといい、以下、単に
エアブレーキと略す)であって、車両のブレーキ装置
は、主にこのエアブレーキと図示しない駐車ブレーキ
(パーキングブレーキ)とから構成されている。
【0013】そして、このエアブレーキには、ブレーキ
ペダル(サービスブレーキ操作部材)4の操作に応動し
て、所要圧のブレーキ作動用エアを供給するブレーキ作
動用エア供給系(以下、単にエア供給系という)6が設
けられており、このエア供給系6からのブレーキ作動用
エアを受けて、前輪側のブレーキ液圧供給系及び後輪側
のブレーキ液圧供給系(ともに図示省略)に接続された
マスタシリンダ5A,5Bが作動して車両に制動力が発
生するようになっている。
ペダル(サービスブレーキ操作部材)4の操作に応動し
て、所要圧のブレーキ作動用エアを供給するブレーキ作
動用エア供給系(以下、単にエア供給系という)6が設
けられており、このエア供給系6からのブレーキ作動用
エアを受けて、前輪側のブレーキ液圧供給系及び後輪側
のブレーキ液圧供給系(ともに図示省略)に接続された
マスタシリンダ5A,5Bが作動して車両に制動力が発
生するようになっている。
【0014】すなわち、このサービスブレーキのエア供
給系6には、図2に示すように、ブレーキバルブ80
や、エア源としてのエアタンク81が接続されており、
運転者がブレーキペダル4を踏むと、ブレーキバルブ8
0が開いてエアタンク81内の高圧エアが開放されるよ
うになっている。これにより、高圧エアがエア供給路8
2,83や後述するマグネットバルブ7を介してマスタ
シリンダ5A,5Bに供給されるようになっているので
ある。
給系6には、図2に示すように、ブレーキバルブ80
や、エア源としてのエアタンク81が接続されており、
運転者がブレーキペダル4を踏むと、ブレーキバルブ8
0が開いてエアタンク81内の高圧エアが開放されるよ
うになっている。これにより、高圧エアがエア供給路8
2,83や後述するマグネットバルブ7を介してマスタ
シリンダ5A,5Bに供給されるようになっているので
ある。
【0015】そして、マスタシリンダ5A,5Bがこの
高圧エアの作用を受けて作動することにより、前輪側及
び後輪側のブレーキ液圧供給系におけるブレーキオイル
の液圧が高められて、サービスブレーキ作動部材(ブレ
ーキシューやブレーキパッド)が作動し、車両に制動力
が発生するようになっている。ところで、図2に示すブ
レーキ装置には、坂道発進補助装置50と駐車ブレーキ
安全装置60とが設けられていて、これらの各装置5
0,60が互いに作用し合うことで車両の坂道発進を容
易にしたり、駐車中の車両の安全を確保したりすること
ができるようになっている。
高圧エアの作用を受けて作動することにより、前輪側及
び後輪側のブレーキ液圧供給系におけるブレーキオイル
の液圧が高められて、サービスブレーキ作動部材(ブレ
ーキシューやブレーキパッド)が作動し、車両に制動力
が発生するようになっている。ところで、図2に示すブ
レーキ装置には、坂道発進補助装置50と駐車ブレーキ
安全装置60とが設けられていて、これらの各装置5
0,60が互いに作用し合うことで車両の坂道発進を容
易にしたり、駐車中の車両の安全を確保したりすること
ができるようになっている。
【0016】(1・1)坂道発進補助装置の説明 このうち、まず坂道発進補助装置50について説明する
と、この坂道発進補助装置50は、図2に示すブレーキ
ペダル4を踏んで車両を停止させた場合に作動するもの
であって、運転者がブレーキペダル4を踏んで車両が停
止したことが所定時間以上検出されると、エア供給系6
のエア供給路82,83に設けられたマグネットバルブ
7を切り換えて、このマグネットバルブ7よりも下流側
のエア供給系6内の高圧エアを封じ込めて、運転者がブ
レーキペダル4から足を離しても制動力を保持するよう
なものである。
と、この坂道発進補助装置50は、図2に示すブレーキ
ペダル4を踏んで車両を停止させた場合に作動するもの
であって、運転者がブレーキペダル4を踏んで車両が停
止したことが所定時間以上検出されると、エア供給系6
のエア供給路82,83に設けられたマグネットバルブ
7を切り換えて、このマグネットバルブ7よりも下流側
のエア供給系6内の高圧エアを封じ込めて、運転者がブ
レーキペダル4から足を離しても制動力を保持するよう
なものである。
【0017】ところで、上述した坂道発進補助装置50
のマグネットバルブ7は、制御手段としてのコントロー
ラ9により制御されるようになっている。このコントロ
ーラ9には、図2に示すように作動スイッチ10,調整
スイッチ11,クラッチぺダルストロークセンサ(クラ
ッチセンサ)12,車速センサ(車速検出手段)13,
ニュートラルスイッチ(変速位置検出手段)14,スト
ップランプスイッチ(又はサービスブレーキ操作部材作
動状態検出手段)15,パーキングスイッチ(駐車ブレ
ーキ作動状態検出手段)16,ドアスイッチ17及びエ
ンジン作動状態検出手段としてのキースイッチ18が接
続されており、これらの各センサ類からの検出情報に基
づいてマグネットバルブ7の作動が制御されるようにな
っているのである。
のマグネットバルブ7は、制御手段としてのコントロー
ラ9により制御されるようになっている。このコントロ
ーラ9には、図2に示すように作動スイッチ10,調整
スイッチ11,クラッチぺダルストロークセンサ(クラ
ッチセンサ)12,車速センサ(車速検出手段)13,
ニュートラルスイッチ(変速位置検出手段)14,スト
ップランプスイッチ(又はサービスブレーキ操作部材作
動状態検出手段)15,パーキングスイッチ(駐車ブレ
ーキ作動状態検出手段)16,ドアスイッチ17及びエ
ンジン作動状態検出手段としてのキースイッチ18が接
続されており、これらの各センサ類からの検出情報に基
づいてマグネットバルブ7の作動が制御されるようにな
っているのである。
【0018】ここで、作動スイッチ10は、運転者の周
囲に配設されたオンオフスイッチであって、この作動ス
イッチ10をオンにすることにより坂道発進補助装置5
0が作動しうる状態となり、作動スイッチ10をオフに
すると坂道発進補助装置50が作動しないようになって
いる。また、調整スイッチ11は坂道発進補助装置50
の作動を調整するものであり、マグネットバルブ7の作
動を解除するタイミングの調整を行なうようなスイッチ
である。
囲に配設されたオンオフスイッチであって、この作動ス
イッチ10をオンにすることにより坂道発進補助装置5
0が作動しうる状態となり、作動スイッチ10をオフに
すると坂道発進補助装置50が作動しないようになって
いる。また、調整スイッチ11は坂道発進補助装置50
の作動を調整するものであり、マグネットバルブ7の作
動を解除するタイミングの調整を行なうようなスイッチ
である。
【0019】クラッチぺダルストロークセンサ(クラッ
チセンサ)12は、運転者がクラッチペダル(図示省
略)を踏み込むとこれを検出してオン信号を出力するよ
うなセンサであり、又車速センサ(車速検出手段)13
は、遮断手段としての車速センサ用電源遮断スイッチ6
4(図1参照)を介して、バッテリ68からの電力供給
を受けて車速を検出するようなアクティブ型の車速検出
手段である。
チセンサ)12は、運転者がクラッチペダル(図示省
略)を踏み込むとこれを検出してオン信号を出力するよ
うなセンサであり、又車速センサ(車速検出手段)13
は、遮断手段としての車速センサ用電源遮断スイッチ6
4(図1参照)を介して、バッテリ68からの電力供給
を受けて車速を検出するようなアクティブ型の車速検出
手段である。
【0020】ニュートラルスイッチ14は、変速機の変
速位置を検出する変速位置検出手段として設けられてお
り、このニュートラルスイッチ14は変速機の変速段位
置がニュートラルにある場合のみオン信号を出力するよ
うになっている。ストップランプスイッチ15は、サー
ビスブレーキ操作部材作動状態検出手段として設けられ
ている。すなわち、このストップランプスイッチ15
は、ブレーキペダル(つまりサービスブレーキ操作部
材)4の作動状態を検出するものであって、運転者がブ
レーキペダル4を踏み込むとこれを検出して、やはりオ
ン信号を出力するようになっている。
速位置を検出する変速位置検出手段として設けられてお
り、このニュートラルスイッチ14は変速機の変速段位
置がニュートラルにある場合のみオン信号を出力するよ
うになっている。ストップランプスイッチ15は、サー
ビスブレーキ操作部材作動状態検出手段として設けられ
ている。すなわち、このストップランプスイッチ15
は、ブレーキペダル(つまりサービスブレーキ操作部
材)4の作動状態を検出するものであって、運転者がブ
レーキペダル4を踏み込むとこれを検出して、やはりオ
ン信号を出力するようになっている。
【0021】また、パーキングスイッチ(駐車ブレーキ
作動状態検出手段)16は、駐車ブレーキ操作部材(即
ちパーキングブレーキレバー、図示省略)の作動状態を
検出するためのスイッチであって、このパーキングブレ
ーキレバーの操作位置に基づいてパーキングブレーキの
作動状態を検出するようになっている。ドアスイッチ1
7は、車両の運転席側のドアの開閉状態を検出しうるセ
ンサであり、又キースイッチ(エンジン作動状態検出手
段)18は、エンジン(図示省略)が作動中(エンジン
オン時)か又はエンジンが非作動時(エンジンオフ時)
かを検出するようなセンサである。
作動状態検出手段)16は、駐車ブレーキ操作部材(即
ちパーキングブレーキレバー、図示省略)の作動状態を
検出するためのスイッチであって、このパーキングブレ
ーキレバーの操作位置に基づいてパーキングブレーキの
作動状態を検出するようになっている。ドアスイッチ1
7は、車両の運転席側のドアの開閉状態を検出しうるセ
ンサであり、又キースイッチ(エンジン作動状態検出手
段)18は、エンジン(図示省略)が作動中(エンジン
オン時)か又はエンジンが非作動時(エンジンオフ時)
かを検出するようなセンサである。
【0022】また、図2に示すように、コントローラ9
には、警報ランプ20や警報ブザー21が接続されてお
り、坂道発進補助装置50の作動状態と車両の状態とが
所定の条件になった場合、運転者へ警報を発するように
なっている。なお、これについては後述する。そして、
コントローラ9では、上述の各センサ類10〜18の検
出情報に基づいて、マグネットバルブ7のオンオフ制御
信号を設定してマグネットバルブ7に出力するようにな
っているのである。
には、警報ランプ20や警報ブザー21が接続されてお
り、坂道発進補助装置50の作動状態と車両の状態とが
所定の条件になった場合、運転者へ警報を発するように
なっている。なお、これについては後述する。そして、
コントローラ9では、上述の各センサ類10〜18の検
出情報に基づいて、マグネットバルブ7のオンオフ制御
信号を設定してマグネットバルブ7に出力するようにな
っているのである。
【0023】(1・2)駐車ブレーキ安全装置の説明 さて、次に本発明の駐車ブレーキ安全装置60について
説明すると、この駐車ブレーキ安全装置60は、所定の
条件の下で車両を停止させた後に、運転者が何ら操作を
していないにもかかわらず車両が動き出すと、この車両
を停止させるべく作動するものである。
説明すると、この駐車ブレーキ安全装置60は、所定の
条件の下で車両を停止させた後に、運転者が何ら操作を
していないにもかかわらず車両が動き出すと、この車両
を停止させるべく作動するものである。
【0024】すなわち、この駐車ブレーキ安全装置60
は、例えばパーキングブレーキレバーを十分に引かずに
坂道に駐車した場合に、重力等の作用により車両が自然
に動き始めると、これを検知してブレーキ液圧を増圧さ
せて機械的にリア側のサービスブレーキを作動させるよ
うになっている。
は、例えばパーキングブレーキレバーを十分に引かずに
坂道に駐車した場合に、重力等の作用により車両が自然
に動き始めると、これを検知してブレーキ液圧を増圧さ
せて機械的にリア側のサービスブレーキを作動させるよ
うになっている。
【0025】このため、図2に示すように、後輪側のエ
ア供給路83におけるマグネットバルブ7の下流側とリ
ア側のマスタシリンダ5Bとの間には、エアタンク81
からの高圧エアを供給しうる補助エア供給路84が介設
されている。また、補助エア供給路84には、上流側か
らチェックバルブ87と、アクチュエータとしてのソレ
ノイドバルブ(流体圧増加機構)90とが設けられてお
り、このソレノイドバルブ90の作動状態を制御するこ
とにより、自動的に車両の制動力を高めるようになって
いるのである。
ア供給路83におけるマグネットバルブ7の下流側とリ
ア側のマスタシリンダ5Bとの間には、エアタンク81
からの高圧エアを供給しうる補助エア供給路84が介設
されている。また、補助エア供給路84には、上流側か
らチェックバルブ87と、アクチュエータとしてのソレ
ノイドバルブ(流体圧増加機構)90とが設けられてお
り、このソレノイドバルブ90の作動状態を制御するこ
とにより、自動的に車両の制動力を高めるようになって
いるのである。
【0026】また、このソレノイドバルブ90と補助エ
ア供給路84とによりサービスブレーキ補助駆動手段1
25が構成されている。なお、上述のチェックバルブ8
7は、図示するように、エアタンク81からの高圧エア
の下流側への流通のみを許容するような逆止弁である。
ここで、このソレノイドバルブ90の構造について、図
3(a)を用いて説明すると、このソレノイドバルブ9
0は、主に第1弁体91,第2弁体92,磁性体製のプ
ランジャ93,ソレノイド99,第1磁石96及び第2
磁石97とから構成されている。
ア供給路84とによりサービスブレーキ補助駆動手段1
25が構成されている。なお、上述のチェックバルブ8
7は、図示するように、エアタンク81からの高圧エア
の下流側への流通のみを許容するような逆止弁である。
ここで、このソレノイドバルブ90の構造について、図
3(a)を用いて説明すると、このソレノイドバルブ9
0は、主に第1弁体91,第2弁体92,磁性体製のプ
ランジャ93,ソレノイド99,第1磁石96及び第2
磁石97とから構成されている。
【0027】また、このソレノイドバルブ90には、エ
アタンク81からの加圧エアを取り入りるエア取入口9
8Aと、この加圧エアをマスタシリンダ5Bに送給する
ためのエア送給口98Bと、マスタシリンダ5Bに送給
されたエアを大気開放するためのエア排出口98Cとが
設けられている。上記エア取入口98Aとエア送給口9
8Bとの間は、第1弁体91により開閉されるようにな
っており、エア送給口98Bとエア排出口98Cとの間
の通路は、第2弁体92により開閉されるようになって
いる。
アタンク81からの加圧エアを取り入りるエア取入口9
8Aと、この加圧エアをマスタシリンダ5Bに送給する
ためのエア送給口98Bと、マスタシリンダ5Bに送給
されたエアを大気開放するためのエア排出口98Cとが
設けられている。上記エア取入口98Aとエア送給口9
8Bとの間は、第1弁体91により開閉されるようにな
っており、エア送給口98Bとエア排出口98Cとの間
の通路は、第2弁体92により開閉されるようになって
いる。
【0028】また、第1弁体91及び第2弁体92はプ
ランジャ93に連接されて構成されており、プランジャ
93の動きに応じて、これら第1弁体91及び第2弁体
92が作動するようになっている。ところで、このプラ
ンジャ93の周囲にはソレノイド99が設けられてい
る。このソレノイド99は第1ソレノイド(第1ソレノ
イド部)94と第2ソレノイド(第2ソレノイド部)9
5とからなっており、これら第1ソレノイド94,第2
ソレノイド95は、プランジャ93に対して同軸上に設
けられている。
ランジャ93に連接されて構成されており、プランジャ
93の動きに応じて、これら第1弁体91及び第2弁体
92が作動するようになっている。ところで、このプラ
ンジャ93の周囲にはソレノイド99が設けられてい
る。このソレノイド99は第1ソレノイド(第1ソレノ
イド部)94と第2ソレノイド(第2ソレノイド部)9
5とからなっており、これら第1ソレノイド94,第2
ソレノイド95は、プランジャ93に対して同軸上に設
けられている。
【0029】また、プランジャ93の下方及び上方に
は、それぞれ第1磁石96,第2磁石97が設けられて
いる。なお、これらの第1磁石96及び第2磁石97は
永久磁石である。そして、第1ソレノイド94を通電す
ると磁性体製プランジャ93は図中下方に駆動されるよ
うになっている。このとき、磁性体製プランジャ93は
第1磁石96の磁力によりその状態を保持するようにな
っており、第1ソレノイド94への通電がなくなって
も、プランジャ93は、図3(b)に示すような下向き
の状態に保持されるようになっている。
は、それぞれ第1磁石96,第2磁石97が設けられて
いる。なお、これらの第1磁石96及び第2磁石97は
永久磁石である。そして、第1ソレノイド94を通電す
ると磁性体製プランジャ93は図中下方に駆動されるよ
うになっている。このとき、磁性体製プランジャ93は
第1磁石96の磁力によりその状態を保持するようにな
っており、第1ソレノイド94への通電がなくなって
も、プランジャ93は、図3(b)に示すような下向き
の状態に保持されるようになっている。
【0030】このようにプランジャ93が下方に駆動さ
れて、その状態を保持するような場合は、第1弁体91
によりエア取入口98Aとエア送給口98Bとの間が連
通し、第2弁体92によりエア排出口98Bとエア排出
口98Cとの間は遮断されるようになっており、これに
よりエアタンク81からの加圧エアは、エア取入口98
A,エア送給口98Bを介して、マスタシリンダ5Bに
送給されるようになっている。
れて、その状態を保持するような場合は、第1弁体91
によりエア取入口98Aとエア送給口98Bとの間が連
通し、第2弁体92によりエア排出口98Bとエア排出
口98Cとの間は遮断されるようになっており、これに
よりエアタンク81からの加圧エアは、エア取入口98
A,エア送給口98Bを介して、マスタシリンダ5Bに
送給されるようになっている。
【0031】したがって、この場合は、駐車ブレーキ安
全装置60により車両に大きな制動力が作用している状
態(システムオン状態)となる。また、第2ソレノイド
95を通電すると、上述とは逆に、プランジャ93は図
中上方に駆動されるようになっている。このとき、磁性
体製プランジャ93は第2磁石97の磁力によりその状
態を保持するようになっており、やはり第2ソレノイド
95への通電がなくなっても、プランジャ93は、図3
(c)に示すような上向きの状態に保持されるようにな
っている。
全装置60により車両に大きな制動力が作用している状
態(システムオン状態)となる。また、第2ソレノイド
95を通電すると、上述とは逆に、プランジャ93は図
中上方に駆動されるようになっている。このとき、磁性
体製プランジャ93は第2磁石97の磁力によりその状
態を保持するようになっており、やはり第2ソレノイド
95への通電がなくなっても、プランジャ93は、図3
(c)に示すような上向きの状態に保持されるようにな
っている。
【0032】そして、プランジャ93が上方に駆動され
て、その状態を保持するような場合は、第1弁体91に
よりエア取入口98Aとエア送給口98Bとの間が遮断
されるとともに、第2弁体92によりエア送給口98B
とエア排出口98Cとの間の通路が開通するようになっ
ており、マスタシリンダ5B側からのエアがエア送給口
98B及びエア排出口98Cを通って大気に開放される
ようになっている。もちろん、このときは、エアタンク
81からの加圧エアはマスタシリンダ5Bには供給され
ない。
て、その状態を保持するような場合は、第1弁体91に
よりエア取入口98Aとエア送給口98Bとの間が遮断
されるとともに、第2弁体92によりエア送給口98B
とエア排出口98Cとの間の通路が開通するようになっ
ており、マスタシリンダ5B側からのエアがエア送給口
98B及びエア排出口98Cを通って大気に開放される
ようになっている。もちろん、このときは、エアタンク
81からの加圧エアはマスタシリンダ5Bには供給され
ない。
【0033】したがって、この場合は、駐車ブレーキ安
全装置60が作用していない状態(即ち、駐車ブレーキ
安全装置60の作動解除状態であって、以降これをシス
テムオフ状態という)となる。
全装置60が作用していない状態(即ち、駐車ブレーキ
安全装置60の作動解除状態であって、以降これをシス
テムオフ状態という)となる。
【0034】そして、コントローラ9では、上述の各セ
ンサ類10〜18からの検出情報に基づいてソレノイド
バルブ90の作動を制御することにより、駐車ブレーキ
安全装置60の作動を制御するようになっているのであ
る。なお、図2に示すように、ソレノイドバルブ90と
マスタシリンダ5Bとの間にはダブルチェックバルブ8
9が設けられている。このダブルチェックバルブ89
は、2つのエア圧供給経路のうち、エア圧の大きい方の
経路を開いて、他方のエア圧の小さい方の経路を閉じる
ようなセレクトハイのバルブである。そして、補助エア
供給路84から供給される高圧エアは、このダブルチェ
ックバルブ89を介してマスタシリンダ5Bに供給され
るようになっている。
ンサ類10〜18からの検出情報に基づいてソレノイド
バルブ90の作動を制御することにより、駐車ブレーキ
安全装置60の作動を制御するようになっているのであ
る。なお、図2に示すように、ソレノイドバルブ90と
マスタシリンダ5Bとの間にはダブルチェックバルブ8
9が設けられている。このダブルチェックバルブ89
は、2つのエア圧供給経路のうち、エア圧の大きい方の
経路を開いて、他方のエア圧の小さい方の経路を閉じる
ようなセレクトハイのバルブである。そして、補助エア
供給路84から供給される高圧エアは、このダブルチェ
ックバルブ89を介してマスタシリンダ5Bに供給され
るようになっている。
【0035】(2)制御系の全体構成の説明 ところで、上述したように、坂道発進補助装置50と駐
車ブレーキ安全装置60とは、何れもコントローラ9に
よりその作動が制御されるようになっているが、以下、
図1を用いて、このブレーキ装置の制御系の全体構成に
ついて説明する。
車ブレーキ安全装置60とは、何れもコントローラ9に
よりその作動が制御されるようになっているが、以下、
図1を用いて、このブレーキ装置の制御系の全体構成に
ついて説明する。
【0036】図1に示すように、制御手段としてのコン
トローラ9には、坂道発進補助装置50の作動を制御す
るための坂道発進補助装置制御手段51と、駐車ブレー
キ安全装置60の作動を制御するための駐車ブレーキ安
全装置制御手段61とが設けられている。そして、坂道
発進補助装置制御手段51は、作動開始コントローラ5
2,作動解除コントローラ53,作動警報コントローラ
54及びドライバ55,56をそなえており、駐車ブレ
ーキ安全装置制御手段61は、作動開始コントローラ
(第1制御手段)62,作動解除コントローラ(第2制
御手段)63,タイマ(タイマ手段)65,65A,ド
ライバ66,67,アラーム発生手段181及びアラー
ム発生解除手段182をそなえている。
トローラ9には、坂道発進補助装置50の作動を制御す
るための坂道発進補助装置制御手段51と、駐車ブレー
キ安全装置60の作動を制御するための駐車ブレーキ安
全装置制御手段61とが設けられている。そして、坂道
発進補助装置制御手段51は、作動開始コントローラ5
2,作動解除コントローラ53,作動警報コントローラ
54及びドライバ55,56をそなえており、駐車ブレ
ーキ安全装置制御手段61は、作動開始コントローラ
(第1制御手段)62,作動解除コントローラ(第2制
御手段)63,タイマ(タイマ手段)65,65A,ド
ライバ66,67,アラーム発生手段181及びアラー
ム発生解除手段182をそなえている。
【0037】(2・1)坂道発進補助装置の制御系の説
明 まず、坂道発進補助装置制御手段51について説明する
と、作動開始コントローラ52は坂道発進補助装置50
の作動の開始を制御するための制御部,作動解除コント
ローラ53はその作動の解除を制御するための制御部,
作動警報コントローラ54はその作動の警報を発する制
御するための制御部である。
明 まず、坂道発進補助装置制御手段51について説明する
と、作動開始コントローラ52は坂道発進補助装置50
の作動の開始を制御するための制御部,作動解除コント
ローラ53はその作動の解除を制御するための制御部,
作動警報コントローラ54はその作動の警報を発する制
御するための制御部である。
【0038】そして、この坂道発進補助装置制御手段5
1には、上述したマグネットバルブ7や警報ランプ20
や警報ブザー21が接続されており、ドライバ55,5
6から出力された制御信号に基づいて、これらのマグネ
ットバルブ7や警報ランプ20や警報ブザー21の作動
を制御するようになっている。
1には、上述したマグネットバルブ7や警報ランプ20
や警報ブザー21が接続されており、ドライバ55,5
6から出力された制御信号に基づいて、これらのマグネ
ットバルブ7や警報ランプ20や警報ブザー21の作動
を制御するようになっている。
【0039】すなわち、図1に示すように、坂道発進補
助装置制御手段51の作動開始コントローラ52には、
上述したセンサ類10〜18のうち、クラッチセンサ1
2,車速センサ13,ニュートラルスイッチ14,スト
ップランプスイッチ15が接続されており、作動開始コ
ントローラ52では、これら各センサ類12〜15によ
り以下の3つ車両状態が検出されたときに、坂道発進補
助装置50を作動させる制御信号を設定するようになっ
ている。
助装置制御手段51の作動開始コントローラ52には、
上述したセンサ類10〜18のうち、クラッチセンサ1
2,車速センサ13,ニュートラルスイッチ14,スト
ップランプスイッチ15が接続されており、作動開始コ
ントローラ52では、これら各センサ類12〜15によ
り以下の3つ車両状態が検出されたときに、坂道発進補
助装置50を作動させる制御信号を設定するようになっ
ている。
【0040】1.ストップランプスイッチ15によりブレ
ーキペダル4が所定時間(例えば1sec)以上踏まれ
ていることが検出されたとき。 2.車速センサ13により車速=0(即ち停車している)
が検出されたとき。 3.クラッチセンサ12によりクラッチペダルが踏まれて
いることが検出される、又は、ニュートラルスイッチ1
4により変速段がニュートラル位置であることが検出さ
れたとき。
ーキペダル4が所定時間(例えば1sec)以上踏まれ
ていることが検出されたとき。 2.車速センサ13により車速=0(即ち停車している)
が検出されたとき。 3.クラッチセンサ12によりクラッチペダルが踏まれて
いることが検出される、又は、ニュートラルスイッチ1
4により変速段がニュートラル位置であることが検出さ
れたとき。
【0041】そして、上記の1.〜3.の3つの条件を全て
満たしている場合は、作動開始コントローラ52では運
転者が車両を停止状態を維持していると見做して、坂道
発進補助装置50を作動させる制御信号を設定し、ドラ
イバ55からマグネットバルブ7にこの制御信号が出力
されるようになっているのである。これにより、エア供
給系6上に設けられたマグネットバルブ7がオンに切り
換えられ、エアタンク81からの高圧エアが、マスタシ
リンダ5A,5Bとマグネットバルブ7との間で封じ込
められるようになっている。
満たしている場合は、作動開始コントローラ52では運
転者が車両を停止状態を維持していると見做して、坂道
発進補助装置50を作動させる制御信号を設定し、ドラ
イバ55からマグネットバルブ7にこの制御信号が出力
されるようになっているのである。これにより、エア供
給系6上に設けられたマグネットバルブ7がオンに切り
換えられ、エアタンク81からの高圧エアが、マスタシ
リンダ5A,5Bとマグネットバルブ7との間で封じ込
められるようになっている。
【0042】したがって、ブレーキバルブ80のオンオ
フに関係なく、マスタシリンダ5A,5Bが作動状態を
保つようになり、前輪側及び後輪側のブレーキ液圧供給
系40A,40Bではブレーキ液圧が高められた状態と
なって、制動力が保持されるのである。そして、これに
より車両が停止状態を保つのである。このように、坂道
発進補助装置50を作動させると、坂道での停車時や渋
滞時の停車時に、ブレーキペダル4を踏み続けなくても
車両が停止状態となるので、運転者の疲労が低減される
のである。
フに関係なく、マスタシリンダ5A,5Bが作動状態を
保つようになり、前輪側及び後輪側のブレーキ液圧供給
系40A,40Bではブレーキ液圧が高められた状態と
なって、制動力が保持されるのである。そして、これに
より車両が停止状態を保つのである。このように、坂道
発進補助装置50を作動させると、坂道での停車時や渋
滞時の停車時に、ブレーキペダル4を踏み続けなくても
車両が停止状態となるので、運転者の疲労が低減される
のである。
【0043】なお、作動開始コントローラ52には、作
動スイッチ10も接続されており、この作動スイッチを
オフにすることにより、作動開始コントローラ52で設
定された制御信号をキャンセルすることができるように
なっている。一方、作動解除コントローラ53には、ク
ラッチセンサ12,ニュートラルスイッチ14,パーキ
ングスイッチ16が接続されており、作動解除コントロ
ーラ53では、上記各センサ類12,14,16からの
検出情報に基づいて、以下の2つの状態のうちいずれか
が検出されたときに、坂道発進補助装置50の作動を解
除する制御信号を設定するようになっている。
動スイッチ10も接続されており、この作動スイッチを
オフにすることにより、作動開始コントローラ52で設
定された制御信号をキャンセルすることができるように
なっている。一方、作動解除コントローラ53には、ク
ラッチセンサ12,ニュートラルスイッチ14,パーキ
ングスイッチ16が接続されており、作動解除コントロ
ーラ53では、上記各センサ類12,14,16からの
検出情報に基づいて、以下の2つの状態のうちいずれか
が検出されたときに、坂道発進補助装置50の作動を解
除する制御信号を設定するようになっている。
【0044】4.ニュートラルスイッチ14により変速装
置のギアがニュートラル以外に操作されたことが検出さ
れ、これに加えてクラッチセンサ12によりクラッチペ
ダルを戻したことが検出されたとき。 5.パーキングスイッチ16によりパーキングブレーキレ
バーの作動が検出されたとき。
置のギアがニュートラル以外に操作されたことが検出さ
れ、これに加えてクラッチセンサ12によりクラッチペ
ダルを戻したことが検出されたとき。 5.パーキングスイッチ16によりパーキングブレーキレ
バーの作動が検出されたとき。
【0045】上述の4.の場合は、作動解除コントローラ
53では、運転者が車両を発進させようとしていると判
断して、坂道発進補助装置50の作動を解除する制御信
号を設定するものであり、この場合は、ドライバ55か
らマグネットバルブ7にこの解除信号が出力されるよう
になっている。また、5.の場合は、車両がパーキングブ
レーキにより停車状態に保たれるようになるので、作動
解除コントローラ53では、高圧エアを封じ込めて車両
を停止させる必要がなくなると判断して、坂道発進補助
装置50の作動を解除する制御信号を設定するようにな
っているのである。なお、この場合は、他の所定の条件
を満たすと、上述した駐車ブレーキ安全装置60が作動
して車両を確実に停止状態に保つようになるが、この場
合については後述する。
53では、運転者が車両を発進させようとしていると判
断して、坂道発進補助装置50の作動を解除する制御信
号を設定するものであり、この場合は、ドライバ55か
らマグネットバルブ7にこの解除信号が出力されるよう
になっている。また、5.の場合は、車両がパーキングブ
レーキにより停車状態に保たれるようになるので、作動
解除コントローラ53では、高圧エアを封じ込めて車両
を停止させる必要がなくなると判断して、坂道発進補助
装置50の作動を解除する制御信号を設定するようにな
っているのである。なお、この場合は、他の所定の条件
を満たすと、上述した駐車ブレーキ安全装置60が作動
して車両を確実に停止状態に保つようになるが、この場
合については後述する。
【0046】このように、上記の4.及び5.の条件のうち
何れかの条件を満たしている場合は、作動解除コントロ
ーラ53により設定された作動解除信号がドライバ55
からマグネットバルブ7に出力されて、これによりマグ
ネットバルブ7がオフに切り換えられるようになってい
る。したがって、車両を発進させる場合に、運転者はブ
レーキペダル4の操作を行なうことなく、アクセルペダ
ルの操作とクラッチペダルの操作を行なうことで車両を
発進させることができるので、特に坂道発進時に容易に
車両を発進させることができるようになる。
何れかの条件を満たしている場合は、作動解除コントロ
ーラ53により設定された作動解除信号がドライバ55
からマグネットバルブ7に出力されて、これによりマグ
ネットバルブ7がオフに切り換えられるようになってい
る。したがって、車両を発進させる場合に、運転者はブ
レーキペダル4の操作を行なうことなく、アクセルペダ
ルの操作とクラッチペダルの操作を行なうことで車両を
発進させることができるので、特に坂道発進時に容易に
車両を発進させることができるようになる。
【0047】また、パーキングブレーキを作動させる場
合(上記5.の場合)は、比較的長時間に亘って車両を停
車させる場合が多いので、坂道発進補助装置50の作動
を解除して、サービスブレーキへの不必要な負荷をなく
しているのである。なお、この作動解除コントローラ5
3には、調整スイッチ11も接続されており、この調整
スイッチ11を操作することにより、坂道発進補助装置
50の作動解除タイミングを調整できるようになってい
る。
合(上記5.の場合)は、比較的長時間に亘って車両を停
車させる場合が多いので、坂道発進補助装置50の作動
を解除して、サービスブレーキへの不必要な負荷をなく
しているのである。なお、この作動解除コントローラ5
3には、調整スイッチ11も接続されており、この調整
スイッチ11を操作することにより、坂道発進補助装置
50の作動解除タイミングを調整できるようになってい
る。
【0048】次に、坂道発進補助装置50の作動警報に
ついて説明すると、作動解除コントローラ53には、パ
ーキングスイッチ16,ドアスイッチ17及びキースイ
ッチ18が接続されており、坂道発進補助装置50の作
動中に運転者が以下の操作のいずれかを行なったことが
検出されると、コントローラ9は警報ランプ20及び警
報ブザー21を作動させて、運転者に警報を行なうよう
になっている。
ついて説明すると、作動解除コントローラ53には、パ
ーキングスイッチ16,ドアスイッチ17及びキースイ
ッチ18が接続されており、坂道発進補助装置50の作
動中に運転者が以下の操作のいずれかを行なったことが
検出されると、コントローラ9は警報ランプ20及び警
報ブザー21を作動させて、運転者に警報を行なうよう
になっている。
【0049】6.パーキングスイッチ16及びドアスイッ
チ17により、パーキングブレーキレバーを引かずにド
アを開けたことが検出されたとき。 7.パーキングスイッチ16及びキースイッチ18によ
り、パーキングブレーキレバーが引かれずにエンジンの
停止が検出されたとき。 上述の6.の場合は、作動解除コントローラ53では、パ
ーキングブレーキを作動させずに、運転者が車両から離
れようとしていると判断して警報信号を設定し、ドライ
バ56から警報ランプ20及び警報ブザー21にこの警
報信号出力するようになっているのである。そして、こ
れにより警報ランプ20及び警報ブザー21を作動させ
て、運転者に注意を促すようになっているのである。
チ17により、パーキングブレーキレバーを引かずにド
アを開けたことが検出されたとき。 7.パーキングスイッチ16及びキースイッチ18によ
り、パーキングブレーキレバーが引かれずにエンジンの
停止が検出されたとき。 上述の6.の場合は、作動解除コントローラ53では、パ
ーキングブレーキを作動させずに、運転者が車両から離
れようとしていると判断して警報信号を設定し、ドライ
バ56から警報ランプ20及び警報ブザー21にこの警
報信号出力するようになっているのである。そして、こ
れにより警報ランプ20及び警報ブザー21を作動させ
て、運転者に注意を促すようになっているのである。
【0050】また、上述の6.,7.の場合以外にも、坂道
発進補助装置50に異常が発生したことが検出される
と、上記と同様に警報ランプ20及び警報ブザー21を
作動させて、運転者に注意を促すようになっている。こ
のように、車両に坂道発進補助装置50をそなえること
により、発進と停車とを頻繁に繰り返すような場合に、
運転者の疲労を大きく低減することができ、また、安全
且つ確実に坂道発進を行なうことができるようになる。
発進補助装置50に異常が発生したことが検出される
と、上記と同様に警報ランプ20及び警報ブザー21を
作動させて、運転者に注意を促すようになっている。こ
のように、車両に坂道発進補助装置50をそなえること
により、発進と停車とを頻繁に繰り返すような場合に、
運転者の疲労を大きく低減することができ、また、安全
且つ確実に坂道発進を行なうことができるようになる。
【0051】(2・2)駐車ブレーキ安全装置の制御系
の説明 次に、駐車ブレーキ安全装置制御手段61について説明
すると、上述したように、この駐車ブレーキ安全装置制
御手段61は、第1制御手段としての作動開始コントロ
ーラ62,第2制御手段としての作動解除コントローラ
63,アラーム発生手段181,アラーム発生解除手段
182,タイマ(タイマ手段)65,65A,ドライバ
66,67をそなえている。
の説明 次に、駐車ブレーキ安全装置制御手段61について説明
すると、上述したように、この駐車ブレーキ安全装置制
御手段61は、第1制御手段としての作動開始コントロ
ーラ62,第2制御手段としての作動解除コントローラ
63,アラーム発生手段181,アラーム発生解除手段
182,タイマ(タイマ手段)65,65A,ドライバ
66,67をそなえている。
【0052】上述の作動開始コントローラ62は駐車ブ
レーキ安全装置60の作動開始を制御してシステムオン
状態にするための制御部であり、又作動解除コントロー
ラ63はその作動を解除してシステムオフ状態にするた
めの制御部である。
レーキ安全装置60の作動開始を制御してシステムオン
状態にするための制御部であり、又作動解除コントロー
ラ63はその作動を解除してシステムオフ状態にするた
めの制御部である。
【0053】また、この駐車ブレーキ安全装置制御手段
61には、図1,図2に示すように、パーキングブレー
キが作動すると点灯するパーキングブレーキランプ33
が接続されている。そして、この駐車ブレーキ安全装置
制御手段61に設けられたドライバ66,67から出力
された制御信号に基づいて、ソレノイドバルブ90やパ
ーキングブレーキランプ33の作動が制御されるように
なっている。
61には、図1,図2に示すように、パーキングブレー
キが作動すると点灯するパーキングブレーキランプ33
が接続されている。そして、この駐車ブレーキ安全装置
制御手段61に設けられたドライバ66,67から出力
された制御信号に基づいて、ソレノイドバルブ90やパ
ーキングブレーキランプ33の作動が制御されるように
なっている。
【0054】さらに、駐車ブレーキ安全装置制御手段6
1には、警報部材としてのクラクション(警笛)180
も接続されており、アラーム発生手段181から出力さ
れた制御信号に基づいてクラクション180が鳴動する
ようになっている。
1には、警報部材としてのクラクション(警笛)180
も接続されており、アラーム発生手段181から出力さ
れた制御信号に基づいてクラクション180が鳴動する
ようになっている。
【0055】ここで、駐車ブレーキ安全装置制御手段6
1の作動開始コントローラ62について説明すると、こ
の作動開始コントローラ62では、パーキングブレーキ
が作動中であるにもかかわらず、所定の車速が検出され
ると駐車ブレーキ安全装置60を作動させるための制御
信号を設定するようになっている。詳しくは、図1に示
すように、この作動開始コントローラ62には車速セン
サ13,ニュートラルスイッチ14,パーキングスイッ
チ16,キースイッチ18が接続されており、作動開始
コントローラ62では、これらのセンサ類13,14,
16,18から、以下の8.,9.の何れかの車両状態を検
出すると、ソレノイドバルブ90を制御してマスタシリ
ンダ5Bにエア圧を供給するようになっている。
1の作動開始コントローラ62について説明すると、こ
の作動開始コントローラ62では、パーキングブレーキ
が作動中であるにもかかわらず、所定の車速が検出され
ると駐車ブレーキ安全装置60を作動させるための制御
信号を設定するようになっている。詳しくは、図1に示
すように、この作動開始コントローラ62には車速セン
サ13,ニュートラルスイッチ14,パーキングスイッ
チ16,キースイッチ18が接続されており、作動開始
コントローラ62では、これらのセンサ類13,14,
16,18から、以下の8.,9.の何れかの車両状態を検
出すると、ソレノイドバルブ90を制御してマスタシリ
ンダ5Bにエア圧を供給するようになっている。
【0056】8.パーキングスイッチ16によりパーキン
グブレーキが作動中であることが検出されたにもかかわ
らず、車速センサ13により所定の車速が検出され、且
つキースイッチ18によりエンジンが作動中であること
が検出され、且つニュートラルスイッチ14により変速
位置が中立位置であることが検出されたとき。 9.パーキングスイッチ16によりパーキングブレーキが
作動中であることが検出されたにもかかわらず、車速セ
ンサ13により所定の車速が検出され、且つキースイッ
チ18によりエンジンが非作動中であることが検出され
たとき。
グブレーキが作動中であることが検出されたにもかかわ
らず、車速センサ13により所定の車速が検出され、且
つキースイッチ18によりエンジンが作動中であること
が検出され、且つニュートラルスイッチ14により変速
位置が中立位置であることが検出されたとき。 9.パーキングスイッチ16によりパーキングブレーキが
作動中であることが検出されたにもかかわらず、車速セ
ンサ13により所定の車速が検出され、且つキースイッ
チ18によりエンジンが非作動中であることが検出され
たとき。
【0057】このような8.,9.の場合は、作動開始コン
トローラ62では、車両がパーキングブレーキにより停
止状態であるにもかかわらず、坂道等の勾配により自然
に車両が動き出したと判断して、ドライバ66からソレ
ノイドバルブ90に駐車ブレーキ安全装置60を作動さ
せるための制御信号を出力するようになっているのであ
る。
トローラ62では、車両がパーキングブレーキにより停
止状態であるにもかかわらず、坂道等の勾配により自然
に車両が動き出したと判断して、ドライバ66からソレ
ノイドバルブ90に駐車ブレーキ安全装置60を作動さ
せるための制御信号を出力するようになっているのであ
る。
【0058】これにより、ソレノイドバルブ90の第1
ソレノイド94が励磁されて、第1弁体91がエア取入
口98Aとエア送給口98Bとを連通させることによ
り、エアタンク81からの高圧エアが補助エア供給路8
4を介してマスタシリンダ5Bに供給される。そして、
この高圧エアを受けてマスタシリンダ5Bが作動し、ブ
レーキ液圧を増加させることで車両の制動力を高め、自
動的に車両が停止するようになっているのである。
ソレノイド94が励磁されて、第1弁体91がエア取入
口98Aとエア送給口98Bとを連通させることによ
り、エアタンク81からの高圧エアが補助エア供給路8
4を介してマスタシリンダ5Bに供給される。そして、
この高圧エアを受けてマスタシリンダ5Bが作動し、ブ
レーキ液圧を増加させることで車両の制動力を高め、自
動的に車両が停止するようになっているのである。
【0059】したがって、駐車ブレーキ安全装置60で
は、坂道等での駐車時に自然に車両が動き出した時の車
両の安全を確保することができるのである。また、この
ときドライバ67からパーキングブレーキランプ33を
点滅させる信号を出力して、駐車ブレーキ安全装置60
が作動中であることを運転者に報知するようになってい
る。
は、坂道等での駐車時に自然に車両が動き出した時の車
両の安全を確保することができるのである。また、この
ときドライバ67からパーキングブレーキランプ33を
点滅させる信号を出力して、駐車ブレーキ安全装置60
が作動中であることを運転者に報知するようになってい
る。
【0060】なお、上述の9.の場合は、キースイッチ1
8によりエンジンが非作動状態であることが検出される
と、タイマ65がトリガされて、このタイマ65により
カウントが開始されるようになっている。そして、タイ
マ65により、車両が停止した状態で所定時間(例えば
1時間)経過したことが検出されると、タイマ65から
のタイムアップ信号を受けて車速センサ用電源スイッチ
64がオフとなり、これにより、車速センサ13への電
力供給が遮断されるようになっている。また、このと
き、タイマ65からのタイムアップ信号により、システ
ム用電源スイッチ64Aがオフ状態にされるようになっ
ている。
8によりエンジンが非作動状態であることが検出される
と、タイマ65がトリガされて、このタイマ65により
カウントが開始されるようになっている。そして、タイ
マ65により、車両が停止した状態で所定時間(例えば
1時間)経過したことが検出されると、タイマ65から
のタイムアップ信号を受けて車速センサ用電源スイッチ
64がオフとなり、これにより、車速センサ13への電
力供給が遮断されるようになっている。また、このと
き、タイマ65からのタイムアップ信号により、システ
ム用電源スイッチ64Aがオフ状態にされるようになっ
ている。
【0061】これにより、作動開始コントローラ62に
よる車両の監視態勢が解除される。また、この場合は、
ドライバ67からのパーキングブレーキランプ33の点
滅信号もオフにして、駐車ブレーキ安全装置60の作動
がオフになったことを運転者に知らせるようになってい
る。なお、このようにタイマ65でエンジンが非作動状
態になってから車両の停止状態が所定時間継続したこと
が検出されると、車速センサ13への電力供給を遮断
し、更には駐車ブレーキ安全装置制御手段61をオフに
するのは、以下の理由による。
よる車両の監視態勢が解除される。また、この場合は、
ドライバ67からのパーキングブレーキランプ33の点
滅信号もオフにして、駐車ブレーキ安全装置60の作動
がオフになったことを運転者に知らせるようになってい
る。なお、このようにタイマ65でエンジンが非作動状
態になってから車両の停止状態が所定時間継続したこと
が検出されると、車速センサ13への電力供給を遮断
し、更には駐車ブレーキ安全装置制御手段61をオフに
するのは、以下の理由による。
【0062】すなわち、車速センサ13は常に電力を必
要とするアクティブ型車速センサであるため、長時間の
駐車時に作動開始コントローラ62をオンの状態のまま
にしておくとバッテリが上がることが考えられるからで
ある。また、あらかじめ設定された所定時間内に車両が
動き出したことが検出されなければ、即ち、この例で言
えば車両の停止状態が1時間も継続していれば、パーキ
ングブレーキが十分に作動していて駐車の安全が確保さ
れていると考えられるからである。
要とするアクティブ型車速センサであるため、長時間の
駐車時に作動開始コントローラ62をオンの状態のまま
にしておくとバッテリが上がることが考えられるからで
ある。また、あらかじめ設定された所定時間内に車両が
動き出したことが検出されなければ、即ち、この例で言
えば車両の停止状態が1時間も継続していれば、パーキ
ングブレーキが十分に作動していて駐車の安全が確保さ
れていると考えられるからである。
【0063】なお、上述のタイマ65では、キースイッ
チ18によりエンジンが作動状態である間は、図示しな
いタイマリセット手段によりタイマ65がリセットされ
るようになっている。ところで、運転者が駐車中の車両
から離れている際に、車両が動き出して駐車ブレーキ安
全装置60がシステムオン状態となったとき、何らかの
報知を行なわないと、運転者はこれに気が付かない場合
がある。
チ18によりエンジンが作動状態である間は、図示しな
いタイマリセット手段によりタイマ65がリセットされ
るようになっている。ところで、運転者が駐車中の車両
から離れている際に、車両が動き出して駐車ブレーキ安
全装置60がシステムオン状態となったとき、何らかの
報知を行なわないと、運転者はこれに気が付かない場合
がある。
【0064】そして、運転者が駐車ブレーキ安全装置6
0の作動に気が付かずにこのまま車両を駐車させておい
た場合に、エア供給系6にエア漏れ等が生じると、ブレ
ーキ作動流体(ブレーキオイルやエア等)の圧力が低下
して、再び車両が動き出すことが考えられる。このよう
な場合は、たとえ運転者が車室外にいても、駐車ブレー
キ安全装置60がシステムオン状態であることを運転者
に報知するようにして、駐車ブレーキの引き直し等によ
り車両を確実に駐車させるようにしたい。
0の作動に気が付かずにこのまま車両を駐車させておい
た場合に、エア供給系6にエア漏れ等が生じると、ブレ
ーキ作動流体(ブレーキオイルやエア等)の圧力が低下
して、再び車両が動き出すことが考えられる。このよう
な場合は、たとえ運転者が車室外にいても、駐車ブレー
キ安全装置60がシステムオン状態であることを運転者
に報知するようにして、駐車ブレーキの引き直し等によ
り車両を確実に駐車させるようにしたい。
【0065】そこで、本発明の駐車ブレーキ安全装置6
0では、コントローラ9によりこの駐車ブレーキ安全装
置60がシステムオン状態に制御されると、タイマ65
Aがトリガされてシステムオン状態からの経過時間をカ
ウントするようになっており、タイマ65Aによりシス
テムオン状態から所定時間t1(例えばt1=1分)経
過したことが検出されると、アラーム発生手段181が
作動して警報部材(クラクション)180に制御信号を
出力するようになっている。
0では、コントローラ9によりこの駐車ブレーキ安全装
置60がシステムオン状態に制御されると、タイマ65
Aがトリガされてシステムオン状態からの経過時間をカ
ウントするようになっており、タイマ65Aによりシス
テムオン状態から所定時間t1(例えばt1=1分)経
過したことが検出されると、アラーム発生手段181が
作動して警報部材(クラクション)180に制御信号を
出力するようになっている。
【0066】そして、このアラーム発生手段181から
の制御信号に基づいてクラクション180が鳴動して周
囲にクラクション音を吹鳴させるようになっている。こ
れにより、車室外にいる運転者に駐車ブレーキ安全装置
60の作動を報知して、駐車ブレーキの引き直し等の操
作を促すようになっているのである。なお、駐車ブレー
キ安全装置60がシステムオン状態となっても、所定時
間経過後でないとクラクション180を鳴動させないの
は、以下の理由による。
の制御信号に基づいてクラクション180が鳴動して周
囲にクラクション音を吹鳴させるようになっている。こ
れにより、車室外にいる運転者に駐車ブレーキ安全装置
60の作動を報知して、駐車ブレーキの引き直し等の操
作を促すようになっているのである。なお、駐車ブレー
キ安全装置60がシステムオン状態となっても、所定時
間経過後でないとクラクション180を鳴動させないの
は、以下の理由による。
【0067】すなわち、駐車ブレーキ安全装置60が作
動する(システムオン状態となる)のは、比較的駐車直
後が多いと考えられるが、この場合は、運転者がまだ車
室内にいる可能性が高い。また、車室内にいる運転者
は、上述したように駐車ブレーキ安全装置60の作動を
パーキングブレーキランプ33の点滅により確認できる
ようになっており、このような場合は、クラクション1
80を鳴動させて駐車ブレーキ安全装置60の作動を報
知する必要はあまりなく、逆に近隣に迷惑をかけること
になりかねない。このような理由により、駐車ブレーキ
安全装置60がシステムオン状態となってから所定時間
経過した場合に、運転者が車両から離れていると判断し
てクラクション180を鳴動させるようになっているの
である。
動する(システムオン状態となる)のは、比較的駐車直
後が多いと考えられるが、この場合は、運転者がまだ車
室内にいる可能性が高い。また、車室内にいる運転者
は、上述したように駐車ブレーキ安全装置60の作動を
パーキングブレーキランプ33の点滅により確認できる
ようになっており、このような場合は、クラクション1
80を鳴動させて駐車ブレーキ安全装置60の作動を報
知する必要はあまりなく、逆に近隣に迷惑をかけること
になりかねない。このような理由により、駐車ブレーキ
安全装置60がシステムオン状態となってから所定時間
経過した場合に、運転者が車両から離れていると判断し
てクラクション180を鳴動させるようになっているの
である。
【0068】また、この駐車ブレーキ安全装置60で
は、アラーム発生手段181は、クラクション180を
断続的に鳴動させるように構成されており、これにより
運転者は、駐車ブレーキ安全装置60のシステムオン状
態を知らせる警報音であるか否かをすぐに判別できるよ
うになっているのである。この後、タイマ65Aでは、
クラクション180の鳴動時間をカウントし、鳴動時間
が所定時間t2(例えばt2=1分)継続すると、後述
するアラーム発生解除手段182から、クラクション1
80の鳴動を停止させる作動停止信号が出力され、クラ
クション180の鳴動が停止するようになっているので
ある。
は、アラーム発生手段181は、クラクション180を
断続的に鳴動させるように構成されており、これにより
運転者は、駐車ブレーキ安全装置60のシステムオン状
態を知らせる警報音であるか否かをすぐに判別できるよ
うになっているのである。この後、タイマ65Aでは、
クラクション180の鳴動時間をカウントし、鳴動時間
が所定時間t2(例えばt2=1分)継続すると、後述
するアラーム発生解除手段182から、クラクション1
80の鳴動を停止させる作動停止信号が出力され、クラ
クション180の鳴動が停止するようになっているので
ある。
【0069】なお、作動開始コントローラ62には、坂
道発進補助装置制御手段51の作動開始コントローラ5
2と同様に作動スイッチ10も接続されており、この作
動スイッチをオフにすることにより、やはり作動開始コ
ントローラ62で設定された制御信号をキャンセルする
ことができるようになっている。
道発進補助装置制御手段51の作動開始コントローラ5
2と同様に作動スイッチ10も接続されており、この作
動スイッチをオフにすることにより、やはり作動開始コ
ントローラ62で設定された制御信号をキャンセルする
ことができるようになっている。
【0070】一方、駐車ブレーキ安全装置制御手段61
の作動解除コントローラ63には、ストップランプスイ
ッチ15及びパーキングスイッチ16が接続されてお
り、作動解除コントローラ63では、上記各センサ類1
5,16からの検出情報に基づいて、以下の10. ,11.
の何れかの車両状態が検出されると、駐車ブレーキ安全
装置60の作動を解除する制御信号を設定して、システ
ムオフ状態にするとともに、アラーム発生解除手段18
2により上述のタイマ65Aをリセットして、クラクシ
ョン180の鳴動を禁止するようになっている。
の作動解除コントローラ63には、ストップランプスイ
ッチ15及びパーキングスイッチ16が接続されてお
り、作動解除コントローラ63では、上記各センサ類1
5,16からの検出情報に基づいて、以下の10. ,11.
の何れかの車両状態が検出されると、駐車ブレーキ安全
装置60の作動を解除する制御信号を設定して、システ
ムオフ状態にするとともに、アラーム発生解除手段18
2により上述のタイマ65Aをリセットして、クラクシ
ョン180の鳴動を禁止するようになっている。
【0071】10. パーキングスイッチ16により、パー
キングブレーキレバーの解除操作が続けて所定の複数回
(例えば2回)検出されたとき。 11. パーキングスイッチ16によりパーキングブレーキ
レバーの解除操作が検出されるとともに、ストップラン
プスイッチ15によりブレーキペダルの踏み込み(即ち
サービスブレーキの作動操作)が検出されたとき。
キングブレーキレバーの解除操作が続けて所定の複数回
(例えば2回)検出されたとき。 11. パーキングスイッチ16によりパーキングブレーキ
レバーの解除操作が検出されるとともに、ストップラン
プスイッチ15によりブレーキペダルの踏み込み(即ち
サービスブレーキの作動操作)が検出されたとき。
【0072】つまり、駐車ブレーキ安全装置60が作動
状態となるには、上記8.,9.で詳述したようにパーキン
グブレーキの作動が必要であり、したがって、この装置
60の作動解除には、10. ,11. のようにパーキングブ
レーキを解除することが前提条件となっているのであ
る。ここで、上記の10. について説明すると、駐車ブレ
ーキ安全装置60を解除する場合は、運転者がこれを意
識的に行なうように、続けて複数回パーキングブレーキ
の解除操作を行なったときに、この駐車ブレーキ安全装
置60を解除するようになっているのである。
状態となるには、上記8.,9.で詳述したようにパーキン
グブレーキの作動が必要であり、したがって、この装置
60の作動解除には、10. ,11. のようにパーキングブ
レーキを解除することが前提条件となっているのであ
る。ここで、上記の10. について説明すると、駐車ブレ
ーキ安全装置60を解除する場合は、運転者がこれを意
識的に行なうように、続けて複数回パーキングブレーキ
の解除操作を行なったときに、この駐車ブレーキ安全装
置60を解除するようになっているのである。
【0073】つまり、坂道等で車両が動き出すと、駐車
ブレーキ安全装置60が作動して駐車ブレーキに代わっ
て車両を停止させることができるが、このような場合、
もう一度駐車ブレーキを強く作動させるのが好ましい。
そして、再度駐車ブレーキを作動させることで、確実に
駐車ブレーキを作動させることができれば、駐車ブレー
キ安全装置60の作動を解除したい。
ブレーキ安全装置60が作動して駐車ブレーキに代わっ
て車両を停止させることができるが、このような場合、
もう一度駐車ブレーキを強く作動させるのが好ましい。
そして、再度駐車ブレーキを作動させることで、確実に
駐車ブレーキを作動させることができれば、駐車ブレー
キ安全装置60の作動を解除したい。
【0074】しかし、このような場合、再度駐車ブレー
キを作動させるために、まずブレーキレバーを一旦戻し
てから再びブレーキレバーを強く引くことが考えられ
る。そして、このように一旦ブレーキレバーを戻した状
態で駐車ブレーキ安全装置60の作動が解除されてしま
うと、再び車両が動き出してしまう。そこで、この駐車
ブレーキ安全装置60では、これを防止すべく、駐車ブ
レーキの作動が解除されただけでは、駐車ブレーキ安全
装置60の作動を解除せず、その後、再度駐車ブレーキ
が作動したときに駐車ブレーキ安全装置60の作動を解
除するようになっている。
キを作動させるために、まずブレーキレバーを一旦戻し
てから再びブレーキレバーを強く引くことが考えられ
る。そして、このように一旦ブレーキレバーを戻した状
態で駐車ブレーキ安全装置60の作動が解除されてしま
うと、再び車両が動き出してしまう。そこで、この駐車
ブレーキ安全装置60では、これを防止すべく、駐車ブ
レーキの作動が解除されただけでは、駐車ブレーキ安全
装置60の作動を解除せず、その後、再度駐車ブレーキ
が作動したときに駐車ブレーキ安全装置60の作動を解
除するようになっている。
【0075】これにより、運転者が無意識にパーキング
ブレーキの解除操作を行なっても、駐車ブレーキ安全装
置60が解除されることがなく、駐車時の車両の安全を
確保しているのである。なお、パーキングブレーキが作
動中であってエンジンが作動中且つ変速位置が中立位置
であるときや、パーキングブレーキが作動中であってエ
ンジンが非作動中のときは、車速が検出されると駐車ブ
レーキ安全装置60が作動するような駐車ブレーキ安全
装置60のスタンバイ状態となるが(上記8.,9.)、こ
のスタンバイ状態において車速が検出されていない間
は、パーキングブレーキの1回の解除操作により、駐車
ブレーキ安全装置60の監視態勢(スタンバイ状態)を
解除して通常の走行が行なえるようになっている。
ブレーキの解除操作を行なっても、駐車ブレーキ安全装
置60が解除されることがなく、駐車時の車両の安全を
確保しているのである。なお、パーキングブレーキが作
動中であってエンジンが作動中且つ変速位置が中立位置
であるときや、パーキングブレーキが作動中であってエ
ンジンが非作動中のときは、車速が検出されると駐車ブ
レーキ安全装置60が作動するような駐車ブレーキ安全
装置60のスタンバイ状態となるが(上記8.,9.)、こ
のスタンバイ状態において車速が検出されていない間
は、パーキングブレーキの1回の解除操作により、駐車
ブレーキ安全装置60の監視態勢(スタンバイ状態)を
解除して通常の走行が行なえるようになっている。
【0076】また、上記11. の場合は、作動解除コント
ローラ63では、運転者が車両を発進させようとしてい
ると判断して、駐車ブレーキ安全装置60の作動を解除
するようになっているのである。そして、これら10. ,
11. の場合は、作動解除コントローラ63により作動解
除信号が設定され、ドライバ66からソレノイドバルブ
90へこの作動解除信号が出力されるようになってい
る。この場合、作動解除信号により第2ソレノイド95
が励磁されることにより、エア取入口98Aとエア送給
口98Bとが遮断されるとともにエア送給口98Bとエ
ア排出口98Cとが連通することになる。
ローラ63では、運転者が車両を発進させようとしてい
ると判断して、駐車ブレーキ安全装置60の作動を解除
するようになっているのである。そして、これら10. ,
11. の場合は、作動解除コントローラ63により作動解
除信号が設定され、ドライバ66からソレノイドバルブ
90へこの作動解除信号が出力されるようになってい
る。この場合、作動解除信号により第2ソレノイド95
が励磁されることにより、エア取入口98Aとエア送給
口98Bとが遮断されるとともにエア送給口98Bとエ
ア排出口98Cとが連通することになる。
【0077】そして、これによりエアタンク81からマ
スタシリンダ5Bへの高圧エアの供給が中止され、マス
タシリンダ5Bへ作用していた高圧エアがエア排出口9
8Cを介して大気開放されて車両の制動力を解除するの
である。ところで、駐車ブレーキ安全装置60がシステ
ムオンとなってから所定時間経過すると、上述したよう
にアラーム発生手段181によりクラクション180が
鳴動するようになっているが、この所定時間経過前に、
上記10. 又は11. の操作を行なって駐車ブレーキ安全装
置60の作動が解除(システムオフ状態)された場合
は、アラーム発生解除手段182からの指令を受けて、
タイマ65Aのカウントがリセットされるようになって
いる。
スタシリンダ5Bへの高圧エアの供給が中止され、マス
タシリンダ5Bへ作用していた高圧エアがエア排出口9
8Cを介して大気開放されて車両の制動力を解除するの
である。ところで、駐車ブレーキ安全装置60がシステ
ムオンとなってから所定時間経過すると、上述したよう
にアラーム発生手段181によりクラクション180が
鳴動するようになっているが、この所定時間経過前に、
上記10. 又は11. の操作を行なって駐車ブレーキ安全装
置60の作動が解除(システムオフ状態)された場合
は、アラーム発生解除手段182からの指令を受けて、
タイマ65Aのカウントがリセットされるようになって
いる。
【0078】そして、タイマ65Aがリセットされるこ
とにより、システムオン状態から所定時間が経過しても
クラクション180が吹鳴しなくなるのである。すなわ
ち、クラクション180を吹鳴させるのは、本来は車両
から離れた場所にいる運転者に対して駐車ブレーキ安全
装置60のシステムオン状態を知らせるためであり、駐
車ブレーキ安全装置60の作動が解除されてシステムオ
フ状態となった場合は、運転者は当然車室内にいるはず
であり、クラクション180を吹鳴させる必要性がなく
なる。
とにより、システムオン状態から所定時間が経過しても
クラクション180が吹鳴しなくなるのである。すなわ
ち、クラクション180を吹鳴させるのは、本来は車両
から離れた場所にいる運転者に対して駐車ブレーキ安全
装置60のシステムオン状態を知らせるためであり、駐
車ブレーキ安全装置60の作動が解除されてシステムオ
フ状態となった場合は、運転者は当然車室内にいるはず
であり、クラクション180を吹鳴させる必要性がなく
なる。
【0079】したがって、上述のように、駐車ブレーキ
安全装置60がシステムオンとなってから所定時間経過
前に、上記10. 又は11. の操作を行なって駐車ブレーキ
安全装置60の作動を解除(システムオフ状態)した場
合は、タイマ65Aのカウントをリセットして、クラク
ション180を吹鳴を禁止しているのである。ところ
で、上述してきた駐車ブレーキ安全装置60は、駐車中
の車両が動き出したときにこれを停止させるために設け
られたいわば非常用の装置であって、駐車ブレーキ安全
装置60が通常の車両使用時に頻繁に作動するようなこ
とは少ない。
安全装置60がシステムオンとなってから所定時間経過
前に、上記10. 又は11. の操作を行なって駐車ブレーキ
安全装置60の作動を解除(システムオフ状態)した場
合は、タイマ65Aのカウントをリセットして、クラク
ション180を吹鳴を禁止しているのである。ところ
で、上述してきた駐車ブレーキ安全装置60は、駐車中
の車両が動き出したときにこれを停止させるために設け
られたいわば非常用の装置であって、駐車ブレーキ安全
装置60が通常の車両使用時に頻繁に作動するようなこ
とは少ない。
【0080】このように、駐車ブレーキ安全装置60の
作動する機会が少ないと、この駐車ブレーキ安全装置6
0に何かしらの異常があっても、定期的な機能チェック
を実施しない限りはこの異常を発見しづらい。また、何
らかの理由で駐車ブレーキ安全装置60がフェイルして
いる場合に、これを検出して乗員に報知しないと、駐車
ブレーキ安全装置60が作動すべきとき(即ち、パーキ
ングブレーキの効きが十分でないために駐車中の車両が
動き出したとき)に、車両を停止させることができず
に、この駐車ブレーキ安全装置60の信頼性を損なって
しまうことも考えられる。
作動する機会が少ないと、この駐車ブレーキ安全装置6
0に何かしらの異常があっても、定期的な機能チェック
を実施しない限りはこの異常を発見しづらい。また、何
らかの理由で駐車ブレーキ安全装置60がフェイルして
いる場合に、これを検出して乗員に報知しないと、駐車
ブレーキ安全装置60が作動すべきとき(即ち、パーキ
ングブレーキの効きが十分でないために駐車中の車両が
動き出したとき)に、車両を停止させることができず
に、この駐車ブレーキ安全装置60の信頼性を損なって
しまうことも考えられる。
【0081】そこで、本装置では、駐車ブレーキ安全装
置60を定期的に、且つ自動的に診断して、この駐車ブ
レーキ安全装置60の異常を検出するような機能もそな
えて構成されている。図4は本装置のうちの異常検出機
能に着目した模式的な構成図であるが、この図4に示す
ように、ソレノイドバルブ90の下流側の補助エア供給
路84上、具体的には、ソレノイドバルブ90とダブル
チェックバルブ89との間には、この補助エア供給路8
4内の圧力を検出しうる補助エア供給路圧力検出手段
(又は補圧力検出手段)としての圧力スイッチ100が
設けられている。
置60を定期的に、且つ自動的に診断して、この駐車ブ
レーキ安全装置60の異常を検出するような機能もそな
えて構成されている。図4は本装置のうちの異常検出機
能に着目した模式的な構成図であるが、この図4に示す
ように、ソレノイドバルブ90の下流側の補助エア供給
路84上、具体的には、ソレノイドバルブ90とダブル
チェックバルブ89との間には、この補助エア供給路8
4内の圧力を検出しうる補助エア供給路圧力検出手段
(又は補圧力検出手段)としての圧力スイッチ100が
設けられている。
【0082】この圧力スイッチ100は、補助エア供給
路84内が所定圧力以上になるとオン信号を出力するよ
うなオンオフスイッチであって、ここでは、例えば0.
5kgf/cm2 程度の低圧状態でON信号を出力する
ように設定されている。これは、補助エア供給路84内
が大気開放された場合に、多少の残圧が残っていること
が考えられるためであり、完全にエア圧が抜けた場合に
圧力スイッチ100がオフの状態となるように、エア圧
に敏感な設定になっているのである。
路84内が所定圧力以上になるとオン信号を出力するよ
うなオンオフスイッチであって、ここでは、例えば0.
5kgf/cm2 程度の低圧状態でON信号を出力する
ように設定されている。これは、補助エア供給路84内
が大気開放された場合に、多少の残圧が残っていること
が考えられるためであり、完全にエア圧が抜けた場合に
圧力スイッチ100がオフの状態となるように、エア圧
に敏感な設定になっているのである。
【0083】なお、この圧力スイッチ100は、補助エ
ア供給路84及びダブルチェックバルブ89を通ってマ
スタシリンダ5Bに作用するエア圧の有無を検出するた
めのものであるので、実際は図4に示すように、ダブル
チェックバルブ89の近傍に設けられている。また、エ
アタンク81の近傍には、エアタンク81内の圧力を検
出しうるエア源圧力検出手段(以下、これを低圧警報ス
イッチという)105が設けられている。この低圧警報
スイッチ105は、エアブレーキを備えた車両において
は、エアタンク81の圧力を検出するために一般的に用
いられるセンサである。
ア供給路84及びダブルチェックバルブ89を通ってマ
スタシリンダ5Bに作用するエア圧の有無を検出するた
めのものであるので、実際は図4に示すように、ダブル
チェックバルブ89の近傍に設けられている。また、エ
アタンク81の近傍には、エアタンク81内の圧力を検
出しうるエア源圧力検出手段(以下、これを低圧警報ス
イッチという)105が設けられている。この低圧警報
スイッチ105は、エアブレーキを備えた車両において
は、エアタンク81の圧力を検出するために一般的に用
いられるセンサである。
【0084】そして、これらの圧力スイッチ100及び
低圧警報スイッチ105は、ともに制御手段としてのコ
ントローラ9に接続されている。また、このコントロー
ラ9内には、上述してきた坂道発進補助装置制御手段5
1や駐車ブレーキ安全装置制御手段61以外に、この異
常検出のためのシミュレート信号出力手段110や補助
エア供給路圧力異常検出手段(以下、単に異常検出手段
という)115が設けられている。
低圧警報スイッチ105は、ともに制御手段としてのコ
ントローラ9に接続されている。また、このコントロー
ラ9内には、上述してきた坂道発進補助装置制御手段5
1や駐車ブレーキ安全装置制御手段61以外に、この異
常検出のためのシミュレート信号出力手段110や補助
エア供給路圧力異常検出手段(以下、単に異常検出手段
という)115が設けられている。
【0085】ここで、シミュレート信号出力手段110
は、定期的(例えば1ヵ月に1回程度の割合)にソレノ
イドバルブ90に対して試験動作を行なうための信号
(シミュレート信号)を出力するものである。また、異
常検出手段115は、シミュレート信号出力手段110
によってソレノイドバルブ90にシミュレート信号が出
力されたときに、圧力スイッチ100で検出された補助
エア供給路84の圧力に基づいて、補助エア供給路84
の圧力異常を検出するものである。
は、定期的(例えば1ヵ月に1回程度の割合)にソレノ
イドバルブ90に対して試験動作を行なうための信号
(シミュレート信号)を出力するものである。また、異
常検出手段115は、シミュレート信号出力手段110
によってソレノイドバルブ90にシミュレート信号が出
力されたときに、圧力スイッチ100で検出された補助
エア供給路84の圧力に基づいて、補助エア供給路84
の圧力異常を検出するものである。
【0086】また、コントローラ9には、異常検出手段
115によって、補助エア供給路84の圧力異常、即ち
駐車ブレーキ安全装置60の異常が検出されると、所定
のタイミングで警報を発生する警報発生手段120が接
続されている。以下に、この異常検出の手順について簡
単に説明すると、まず、シミュレート信号出力手段11
0では、定期的な異常検出を行なう時期になると、コン
トローラ9内の駐車ブレーキ安全装置制御手段61から
の情報に基づいて、駐車ブレーキ安全装置60が駐車ブ
レーキ安全装置制御手段61による制御下にあるかどう
かを判断するようになっている。
115によって、補助エア供給路84の圧力異常、即ち
駐車ブレーキ安全装置60の異常が検出されると、所定
のタイミングで警報を発生する警報発生手段120が接
続されている。以下に、この異常検出の手順について簡
単に説明すると、まず、シミュレート信号出力手段11
0では、定期的な異常検出を行なう時期になると、コン
トローラ9内の駐車ブレーキ安全装置制御手段61から
の情報に基づいて、駐車ブレーキ安全装置60が駐車ブ
レーキ安全装置制御手段61による制御下にあるかどう
かを判断するようになっている。
【0087】ここで、駐車ブレーキ安全装置制御手段6
1による制御下にない場合、即ち、駐車ブレーキ安全装
置60が作動していなくて、且つ作動待機状態でもない
場合は、低圧警報スイッチ105からの圧力情報に基づ
いてエアタンク81内の圧力が所定値(例えば、5kg
f/cm2 )以上あるかどうかを判断する。そして、エ
アタンク81内の圧力が所定値以上あれば、シミュレー
ト信号出力手段110により、ソレノイドバルブ90に
対してシミュレート信号が出力されるようになってい
る。
1による制御下にない場合、即ち、駐車ブレーキ安全装
置60が作動していなくて、且つ作動待機状態でもない
場合は、低圧警報スイッチ105からの圧力情報に基づ
いてエアタンク81内の圧力が所定値(例えば、5kg
f/cm2 )以上あるかどうかを判断する。そして、エ
アタンク81内の圧力が所定値以上あれば、シミュレー
ト信号出力手段110により、ソレノイドバルブ90に
対してシミュレート信号が出力されるようになってい
る。
【0088】このシミュレート信号は、第1のシミュレ
ート信号と第2のシミュレート信号とからなり、まず最
初に第1のシミュレート信号が出力された後に、第2の
シミュレート信号が出力されるようになっている。ソレ
ノイドバルブ90では、このシミュレート信号が入力さ
れると、異常検出動作を行なうようになっており、第1
のシミュレート信号が入力されるとソレノイドバルブ9
0は第1の試験動作を行ない、第2のシミュレート信号
が入力されると第2の試験動作を行なうようになってい
る。
ート信号と第2のシミュレート信号とからなり、まず最
初に第1のシミュレート信号が出力された後に、第2の
シミュレート信号が出力されるようになっている。ソレ
ノイドバルブ90では、このシミュレート信号が入力さ
れると、異常検出動作を行なうようになっており、第1
のシミュレート信号が入力されるとソレノイドバルブ9
0は第1の試験動作を行ない、第2のシミュレート信号
が入力されると第2の試験動作を行なうようになってい
る。
【0089】そして、異常検出手段115では、これら
第1の試験動作時の圧力スイッチ100からの出力情報
及び第2の試験動作時の圧力スイッチ100からの出力
情報に基づいて、駐車ブレーキ安全装置60に異常があ
るかどうかを診断するようになっており、異常検出手段
115では、第1の試験動作時に圧力スイッチ100か
らオン信号が出力され、且つ第2の試験動作時に圧力ス
イッチ100からオン信号が出力されない(即ち、圧力
スイッチ100がオフ状態)場合にのみ、駐車ブレーキ
安全装置60に異常はないと判断するようになってい
る。
第1の試験動作時の圧力スイッチ100からの出力情報
及び第2の試験動作時の圧力スイッチ100からの出力
情報に基づいて、駐車ブレーキ安全装置60に異常があ
るかどうかを診断するようになっており、異常検出手段
115では、第1の試験動作時に圧力スイッチ100か
らオン信号が出力され、且つ第2の試験動作時に圧力ス
イッチ100からオン信号が出力されない(即ち、圧力
スイッチ100がオフ状態)場合にのみ、駐車ブレーキ
安全装置60に異常はないと判断するようになってい
る。
【0090】ここで、ソレノイドバルブ90の第1の試
験動作について説明すると、シミュレート信号出力手段
110から出力される第1のシミュレート信号は、ソレ
ノイドバルブ90のプランジャ93を下方に駆動させる
信号であって、ソレノイドバルブ90が正常であれば、
この第1のシミュレート信号が入力されるとプランジャ
93が下方に駆動されて(第1の試験動作)、エア取入
口98Aとエア送給口98Bとが所定時間連通するはず
である。
験動作について説明すると、シミュレート信号出力手段
110から出力される第1のシミュレート信号は、ソレ
ノイドバルブ90のプランジャ93を下方に駆動させる
信号であって、ソレノイドバルブ90が正常であれば、
この第1のシミュレート信号が入力されるとプランジャ
93が下方に駆動されて(第1の試験動作)、エア取入
口98Aとエア送給口98Bとが所定時間連通するはず
である。
【0091】そして、これによりエアタンク81からの
加圧エアが補助エア供給路84及びダブルチェックバル
ブ89を介してマスタシリンダ5Bに送給されるように
なり、補助エア供給路84内でエア漏れ等の異常がなけ
れば圧力スイッチ100からオン信号が出力されること
になる。したがって、異常検出手段115では、第1の
試験動作時に圧力スイッチ100からオン信号が出力さ
れると、第1の試験動作時においては異常なしと判断す
るようになっているのである。
加圧エアが補助エア供給路84及びダブルチェックバル
ブ89を介してマスタシリンダ5Bに送給されるように
なり、補助エア供給路84内でエア漏れ等の異常がなけ
れば圧力スイッチ100からオン信号が出力されること
になる。したがって、異常検出手段115では、第1の
試験動作時に圧力スイッチ100からオン信号が出力さ
れると、第1の試験動作時においては異常なしと判断す
るようになっているのである。
【0092】これに対して、プランジャ93が固着して
いたり、補助エア供給路84の破損等によりエア漏れが
生じていたりすると、第1のシミュレート信号に対して
圧力スイッチ100からオン信号が出力されないので、
この場合は、駐車ブレーキ安全装置60に異常があると
判断して、所定のタイミングで警報発生手段120を作
動させるようになっている。
いたり、補助エア供給路84の破損等によりエア漏れが
生じていたりすると、第1のシミュレート信号に対して
圧力スイッチ100からオン信号が出力されないので、
この場合は、駐車ブレーキ安全装置60に異常があると
判断して、所定のタイミングで警報発生手段120を作
動させるようになっている。
【0093】次に、第2のシミュレート信号の入力によ
るソレノイドバルブ90の第2の試験動作について説明
すると、この第2のシミュレート信号は、プランジャ9
3を上方に駆動させる信号であって、ソレノイドバルブ
90が正常であれば、プランジャ93が上方に駆動され
る(第2の試験動作)ことにより、エア取入口98Aと
エア送給口98Bとが遮断され、エア送給口98Bとエ
ア排出口98Cとが連通するはずである。
るソレノイドバルブ90の第2の試験動作について説明
すると、この第2のシミュレート信号は、プランジャ9
3を上方に駆動させる信号であって、ソレノイドバルブ
90が正常であれば、プランジャ93が上方に駆動され
る(第2の試験動作)ことにより、エア取入口98Aと
エア送給口98Bとが遮断され、エア送給口98Bとエ
ア排出口98Cとが連通するはずである。
【0094】そして、これによりダブルチェックバルブ
89とソレノイドバルブ90との間にある加圧エアはエ
ア排出口98Cを介して大気開放されて、補助エア供給
路84の圧力が低下して、圧力スイッチ100からオン
信号が出力されなくなる(即ち圧力スイッチ100がオ
フとなる)。したがって、異常検出手段115では、上
述の第2の試験動作時に圧力スイッチ100からオン信
号が出力されない場合に、第2の試験動作時においては
異常なしと判断するようになっているのである。
89とソレノイドバルブ90との間にある加圧エアはエ
ア排出口98Cを介して大気開放されて、補助エア供給
路84の圧力が低下して、圧力スイッチ100からオン
信号が出力されなくなる(即ち圧力スイッチ100がオ
フとなる)。したがって、異常検出手段115では、上
述の第2の試験動作時に圧力スイッチ100からオン信
号が出力されない場合に、第2の試験動作時においては
異常なしと判断するようになっているのである。
【0095】一方、プランジャ93が固着していたりす
ると、第2のシミュレート信号が入力されてもエア送給
口98Bとエア排出口98Cとが連通されないので、補
助エア供給路84内にエア圧が残留し、圧力スイッチ1
00はオン信号を出力することになる。したがって、こ
の場合は異常があると判断して、所定のタイミングで、
警報発生手段120を作動させるようになっている。
ると、第2のシミュレート信号が入力されてもエア送給
口98Bとエア排出口98Cとが連通されないので、補
助エア供給路84内にエア圧が残留し、圧力スイッチ1
00はオン信号を出力することになる。したがって、こ
の場合は異常があると判断して、所定のタイミングで、
警報発生手段120を作動させるようになっている。
【0096】このように、異常検出手段115では、第
1の試験動作時及び第2の試験動作時において、ともに
異常が認められなかった場合にのみ、駐車ブレーキ安全
装置60が正常であると判断し、第1の試験動作時又は
第2の試験動作時の少なくとも一方で異常が検出される
と、やはり、所定のタイミングで警報発生手段120を
作動させて、駐車ブレーキ安全装置60の異常を知らせ
るようになっているのである。なお、この警報発生手段
120は上述した警報ブザー21と兼用させて構成して
も良い。
1の試験動作時及び第2の試験動作時において、ともに
異常が認められなかった場合にのみ、駐車ブレーキ安全
装置60が正常であると判断し、第1の試験動作時又は
第2の試験動作時の少なくとも一方で異常が検出される
と、やはり、所定のタイミングで警報発生手段120を
作動させて、駐車ブレーキ安全装置60の異常を知らせ
るようになっているのである。なお、この警報発生手段
120は上述した警報ブザー21と兼用させて構成して
も良い。
【0097】さらには、上述した圧力スイッチ100
は、通常時の駐車ブレーキ安全装置60のフェイル判定
を行なうための、補助エア供給路84の圧力異常を検出
する圧力検出手段を兼用して構成されている。これによ
り、例えば通常時には、以下の場合に駐車ブレーキ安全
装置60がフェイルしていると判定するようになってい
る。
は、通常時の駐車ブレーキ安全装置60のフェイル判定
を行なうための、補助エア供給路84の圧力異常を検出
する圧力検出手段を兼用して構成されている。これによ
り、例えば通常時には、以下の場合に駐車ブレーキ安全
装置60がフェイルしていると判定するようになってい
る。
【0098】駐車ブレーキ安全装置60の作動が解除さ
れている状態で、キースイッチ18からイグニションO
N信号が入力され、且つストップランプスイッチ15か
らブレーキペダル4が踏まれていないことが検出された
ときに、圧力スイッチ100からON信号が所定時間
(例えば2秒)以上出力されたとき。これは、ブレーキ
が作動していないはずであるにもかかわらず、補助エア
供給路84に加圧エアが存在してマスタシリンダ5Bに
作用しているからであり、コントローラ9ではこれをフ
ェイルと判定するようになっている。
れている状態で、キースイッチ18からイグニションO
N信号が入力され、且つストップランプスイッチ15か
らブレーキペダル4が踏まれていないことが検出された
ときに、圧力スイッチ100からON信号が所定時間
(例えば2秒)以上出力されたとき。これは、ブレーキ
が作動していないはずであるにもかかわらず、補助エア
供給路84に加圧エアが存在してマスタシリンダ5Bに
作用しているからであり、コントローラ9ではこれをフ
ェイルと判定するようになっている。
【0099】また、これ以外にも、駐車ブレーキ安全装
置60が作動している状態で、且つエアタンク内の圧力
が正常であるにもかかわらず、圧力スイッチ100がオ
フであることが検出されると、やはりコントローラ9で
は装置60に異常があると判断してフェイルと判定する
のである。
置60が作動している状態で、且つエアタンク内の圧力
が正常であるにもかかわらず、圧力スイッチ100がオ
フであることが検出されると、やはりコントローラ9で
は装置60に異常があると判断してフェイルと判定する
のである。
【0100】本発明の一実施例としての駐車ブレーキ安
全装置は、上述のように構成されているので、例えば、
図5に示すようなフローチャートにしたがって駐車ブレ
ーキ安全装置60がシステムオン状態となる。ここで、
図5に示すフローチャートについて簡単に説明する。ま
ずステップS1で車速センサ13により車両1の停止が
検出されると、ステップS2に進んで、パーキングスイ
ッチ16によりパーキングブレーキの作動を検出する。
全装置は、上述のように構成されているので、例えば、
図5に示すようなフローチャートにしたがって駐車ブレ
ーキ安全装置60がシステムオン状態となる。ここで、
図5に示すフローチャートについて簡単に説明する。ま
ずステップS1で車速センサ13により車両1の停止が
検出されると、ステップS2に進んで、パーキングスイ
ッチ16によりパーキングブレーキの作動を検出する。
【0101】そして、ステップS3で車速センサ13に
より車両1が動き出したことが検出されると、ステップ
S4においてキースイッチ18によりエンジンが作動中
で、且つニュートラルスイッチ14により変速位置が中
立位置であることが検出されるか、又はステップS5に
おいてキースイッチ18によりエンジンが非作動中(ト
ランスミッションの変速位置は任意)であることが検出
されるという作動条件を満足している場合に、ステップ
S6でソレノイドバルブ90を切り換えて後輪側のブレ
ーキ液圧を増加させる。
より車両1が動き出したことが検出されると、ステップ
S4においてキースイッチ18によりエンジンが作動中
で、且つニュートラルスイッチ14により変速位置が中
立位置であることが検出されるか、又はステップS5に
おいてキースイッチ18によりエンジンが非作動中(ト
ランスミッションの変速位置は任意)であることが検出
されるという作動条件を満足している場合に、ステップ
S6でソレノイドバルブ90を切り換えて後輪側のブレ
ーキ液圧を増加させる。
【0102】そして、ステップS7では、ステップS6
におけるブレーキ液圧増加を受けて、リアホイールブレ
ーキ3が作動するとともに、ステップS8でパーキング
ブレーキランプ33を作動させ、運転者に駐車ブレーキ
安全装置60の作動を報知するのである。ここで、ソレ
ノイドバルブ90の作動(図5のステップS6)につい
て説明すると、この場合は、まず作動開始コントローラ
(第1制御手段)62によりソレノイドバルブ90にオ
ン信号(作動信号)が設定され、ドライバ66を介して
この作動信号が所定時間だけ出力される。
におけるブレーキ液圧増加を受けて、リアホイールブレ
ーキ3が作動するとともに、ステップS8でパーキング
ブレーキランプ33を作動させ、運転者に駐車ブレーキ
安全装置60の作動を報知するのである。ここで、ソレ
ノイドバルブ90の作動(図5のステップS6)につい
て説明すると、この場合は、まず作動開始コントローラ
(第1制御手段)62によりソレノイドバルブ90にオ
ン信号(作動信号)が設定され、ドライバ66を介して
この作動信号が所定時間だけ出力される。
【0103】そして、この作動信号により、ソレノイド
バルブ90の第1ソレノイド94が励磁されてプランジ
ャ93が下方に駆動される。これにより、図3(b)に
示すように、第1弁体91もプランジャ93と同様に下
方に移動して、エア取入口98Aとエア送給口98Bと
の間が連通状態となり、エアタンク81からの加圧エア
がマスタシリンダ5Bに送給されるようになる。
バルブ90の第1ソレノイド94が励磁されてプランジ
ャ93が下方に駆動される。これにより、図3(b)に
示すように、第1弁体91もプランジャ93と同様に下
方に移動して、エア取入口98Aとエア送給口98Bと
の間が連通状態となり、エアタンク81からの加圧エア
がマスタシリンダ5Bに送給されるようになる。
【0104】そして、この加圧エアにより、駐車ブレー
キ安全装置60によるサービスブレーキが作動して車両
を停止させるのである。また、上記所定時間経過後、第
1ソレノイド94への通電が停止されても、プランジャ
93は永久磁石である第1磁石96からの磁力を受ける
ことにより、図3(b)に示すような状態が保持され
て、サービスブレーキの作動が継続するようになる。
キ安全装置60によるサービスブレーキが作動して車両
を停止させるのである。また、上記所定時間経過後、第
1ソレノイド94への通電が停止されても、プランジャ
93は永久磁石である第1磁石96からの磁力を受ける
ことにより、図3(b)に示すような状態が保持され
て、サービスブレーキの作動が継続するようになる。
【0105】なお、補助エア供給路84にはチェックバ
ルブ87が介装され、また、補助エア供給路84と後輪
側のエア供給路83との接続部にはダブルチェックバル
ブ89が介装されているので、マスタシリンダ5Bに対
して確実に高圧エアが作用する。すなわち、チェックバ
ルブ87により、エアタンク81側からマスタシリンダ
5B側へのエアの流通のみが許容されるので、高圧エア
の逆流が防止されるとともに、ダブルチェックバルブ8
9により、補助エア供給路84と後輪側のエア供給路8
3とのうち、高圧エアの作用圧力の高い方の供給路が開
通状態になるので、やはりマスタシリンダ5Bに高圧エ
アが確実に作用するのである。
ルブ87が介装され、また、補助エア供給路84と後輪
側のエア供給路83との接続部にはダブルチェックバル
ブ89が介装されているので、マスタシリンダ5Bに対
して確実に高圧エアが作用する。すなわち、チェックバ
ルブ87により、エアタンク81側からマスタシリンダ
5B側へのエアの流通のみが許容されるので、高圧エア
の逆流が防止されるとともに、ダブルチェックバルブ8
9により、補助エア供給路84と後輪側のエア供給路8
3とのうち、高圧エアの作用圧力の高い方の供給路が開
通状態になるので、やはりマスタシリンダ5Bに高圧エ
アが確実に作用するのである。
【0106】これにより、後輪側のサービスブレーキが
作動して、駐車中の車両が動き出しても大きな制動力が
作用するようになり、車両を安全に停止させることがで
きるのである。
作動して、駐車中の車両が動き出しても大きな制動力が
作用するようになり、車両を安全に停止させることがで
きるのである。
【0107】なお、すでに述べたように、このときドラ
イバ67からはパーキングブレーキランプ33を点滅さ
せる信号が出力されて、駐車ブレーキ安全装置60が作
動中であることが運転者に報知される。また、本発明で
は、この駐車ブレーキ安全装置60がシステムオン状態
となると、コントローラ9では、図6に示すようなフロ
ーチャートにしたがってクラクション180を鳴動させ
て、駐車ブレーキ安全装置60の作動を報知する。
イバ67からはパーキングブレーキランプ33を点滅さ
せる信号が出力されて、駐車ブレーキ安全装置60が作
動中であることが運転者に報知される。また、本発明で
は、この駐車ブレーキ安全装置60がシステムオン状態
となると、コントローラ9では、図6に示すようなフロ
ーチャートにしたがってクラクション180を鳴動させ
て、駐車ブレーキ安全装置60の作動を報知する。
【0108】すなわち、まずステップSB1において、
駐車ブレーキ安全装置60がシステムオン状態かどうか
を判断する。ここで、駐車ブレーキ安全装置60が作動
していないとき(即ち、システムオフ状態のとき)はス
テップSB5に進み、クラクション180の作動停止信
号を出力する。また、駐車ブレーキ安全装置60がシス
テムオン状態のときは、次にステップSB2に進む。な
お、駐車ブレーキ安全装置60がシステムオン状態にな
ると、タイマ65Aがトリガされてシステムオン状態か
らの経過時間をカウントが開始されており、ステップS
B2では、タイマ65Aからの信号に基づいて駐車ブレ
ーキ安全装置60が作動してから所定時間t1(例えば
t1=1分)経過したかどうかを判断する。
駐車ブレーキ安全装置60がシステムオン状態かどうか
を判断する。ここで、駐車ブレーキ安全装置60が作動
していないとき(即ち、システムオフ状態のとき)はス
テップSB5に進み、クラクション180の作動停止信
号を出力する。また、駐車ブレーキ安全装置60がシス
テムオン状態のときは、次にステップSB2に進む。な
お、駐車ブレーキ安全装置60がシステムオン状態にな
ると、タイマ65Aがトリガされてシステムオン状態か
らの経過時間をカウントが開始されており、ステップS
B2では、タイマ65Aからの信号に基づいて駐車ブレ
ーキ安全装置60が作動してから所定時間t1(例えば
t1=1分)経過したかどうかを判断する。
【0109】そして、タイマ65Aからの出力信号によ
り、所定時間t1経過する以前であれば、ステップSB
5に進み、所定時間t1が経過していれば、ステップS
B3に進む。駐車ブレーキ安全装置60がシステムオン
状態になってから所定時間t1が経過すると、ステップ
SB3では、アラーム発生手段181が作動して警報部
材(クラクション)180を鳴動させて、周囲に警笛音
を断続的に吹鳴させる。
り、所定時間t1経過する以前であれば、ステップSB
5に進み、所定時間t1が経過していれば、ステップS
B3に進む。駐車ブレーキ安全装置60がシステムオン
状態になってから所定時間t1が経過すると、ステップ
SB3では、アラーム発生手段181が作動して警報部
材(クラクション)180を鳴動させて、周囲に警笛音
を断続的に吹鳴させる。
【0110】そして、これにより車室外にいる運転者に
駐車ブレーキ安全装置60の作動を報知して、駐車ブレ
ーキの引き直し等の操作を促すのである。この後、ステ
ップSB4に進んで、クラクション180の作動後所定
時間t2(例えばt2=1分)経過したかどうかを判断
し、経過以前であれば、ステップSB1に戻る。
駐車ブレーキ安全装置60の作動を報知して、駐車ブレ
ーキの引き直し等の操作を促すのである。この後、ステ
ップSB4に進んで、クラクション180の作動後所定
時間t2(例えばt2=1分)経過したかどうかを判断
し、経過以前であれば、ステップSB1に戻る。
【0111】また、ステップSB4において、クラクシ
ョン180が作動後、所定時間t2経過していると判断
した場合は、ステップSB5に進んでクラクション18
0の鳴動を停止させるのである。この場合、例えばアラ
ーム発生手段181からは作動停止信号が出力されクラ
クション180の鳴動が停止する。また、ステップSB
2で、所定時間t1が経過する以前に、駐車ブレーキ安
全装置60の作動が解除(システムオフ状態)された場
合は、アラーム発生解除手段182によりタイマ65A
がリセットされて、クラクション180の鳴動が禁止さ
れるのである。
ョン180が作動後、所定時間t2経過していると判断
した場合は、ステップSB5に進んでクラクション18
0の鳴動を停止させるのである。この場合、例えばアラ
ーム発生手段181からは作動停止信号が出力されクラ
クション180の鳴動が停止する。また、ステップSB
2で、所定時間t1が経過する以前に、駐車ブレーキ安
全装置60の作動が解除(システムオフ状態)された場
合は、アラーム発生解除手段182によりタイマ65A
がリセットされて、クラクション180の鳴動が禁止さ
れるのである。
【0112】上述したように、本発明の駐車ブレーキ安
全装置60では、システムオン状態となってから所定時
間t1が経過すると、クラクション180を鳴動させる
ようになっているので、車両から離れた運転者や周囲の
人間に駐車ブレーキ安全装置60が作動状態であること
を報知することができ、駐車ブレーキ等の引き直し等を
促すことができるようになる。そして、これにより車両
をより安全に駐車させることができるようになるのであ
る。
全装置60では、システムオン状態となってから所定時
間t1が経過すると、クラクション180を鳴動させる
ようになっているので、車両から離れた運転者や周囲の
人間に駐車ブレーキ安全装置60が作動状態であること
を報知することができ、駐車ブレーキ等の引き直し等を
促すことができるようになる。そして、これにより車両
をより安全に駐車させることができるようになるのであ
る。
【0113】また、所定時間t1が経過するまではクラ
クション180を鳴動させないので、単に運転者の操作
ミス等により駐車直後に駐車ブレーキ安全装置60が作
動した場合は、クラクション180が鳴動することがな
く、周囲に迷惑をかけることもない。なお、このよう
に、駐車直後に駐車ブレーキ安全装置60が作動した場
合は、運転者は車室内にいるので、パーキングブレーキ
ランプ33の点滅によりこれを知ることができるのであ
る。
クション180を鳴動させないので、単に運転者の操作
ミス等により駐車直後に駐車ブレーキ安全装置60が作
動した場合は、クラクション180が鳴動することがな
く、周囲に迷惑をかけることもない。なお、このよう
に、駐車直後に駐車ブレーキ安全装置60が作動した場
合は、運転者は車室内にいるので、パーキングブレーキ
ランプ33の点滅によりこれを知ることができるのであ
る。
【0114】また、警報部材として車両に設けられたク
ラクション(警笛)180を鳴動させるように構成され
ているので、新たに部品を設けることもなく、制御ソフ
トのみの追加で本発明を実現することができるという利
点がある。したがって、製造コストや重量もほとんど増
加しないという利点もある。さらに、アラーム発生手段
181は、クラクション180を断続的に鳴動させるよ
うになっているので、運転者や周囲の人間は、駐車ブレ
ーキ安全装置60のシステムオン状態を知らせる警報音
であるか否かをすぐに判別することができるのである。
ラクション(警笛)180を鳴動させるように構成され
ているので、新たに部品を設けることもなく、制御ソフ
トのみの追加で本発明を実現することができるという利
点がある。したがって、製造コストや重量もほとんど増
加しないという利点もある。さらに、アラーム発生手段
181は、クラクション180を断続的に鳴動させるよ
うになっているので、運転者や周囲の人間は、駐車ブレ
ーキ安全装置60のシステムオン状態を知らせる警報音
であるか否かをすぐに判別することができるのである。
【0115】また、駐車ブレーキ安全装置60が作動状
態となってから所定時間t1が経過する前にシステムオ
フ状態となると、アラーム発生解除手段182がタイマ
65Aをリセットするので、クラクション180が警報
として鳴動することがなくなり、やはり周囲に迷惑をか
けることもない。一方、駐車ブレーキ安全装置60の作
動解除について説明すると、この場合はコントローラ
(第2制御手段)62によりソレノイドバルブ90にオ
フ信号(作動解除信号)が設定され、ドライバ67を介
してこの作動解除信号が所定時間出力される。
態となってから所定時間t1が経過する前にシステムオ
フ状態となると、アラーム発生解除手段182がタイマ
65Aをリセットするので、クラクション180が警報
として鳴動することがなくなり、やはり周囲に迷惑をか
けることもない。一方、駐車ブレーキ安全装置60の作
動解除について説明すると、この場合はコントローラ
(第2制御手段)62によりソレノイドバルブ90にオ
フ信号(作動解除信号)が設定され、ドライバ67を介
してこの作動解除信号が所定時間出力される。
【0116】そして、この作動解除信号により、ソレノ
イドバルブ90の第2ソレノイド95が励磁されてプラ
ンジャ93が上方に駆動される。これにより、図3
(c)に示すように、第1弁体91が上方に移動して、
エア取入口98Aとエア送給口98Bとの間が遮断され
るとともに、第2弁体92によりエア送給口98Bとエ
ア排出口98Cとが連通状態となり、補助エア供給路8
4からマスタシリンダ5Bへの加圧エアの供給が絶た
れ、マスタシリンダ5Bに作用していたエアがエア排出
口98Cを介して大気開放される。
イドバルブ90の第2ソレノイド95が励磁されてプラ
ンジャ93が上方に駆動される。これにより、図3
(c)に示すように、第1弁体91が上方に移動して、
エア取入口98Aとエア送給口98Bとの間が遮断され
るとともに、第2弁体92によりエア送給口98Bとエ
ア排出口98Cとが連通状態となり、補助エア供給路8
4からマスタシリンダ5Bへの加圧エアの供給が絶た
れ、マスタシリンダ5Bに作用していたエアがエア排出
口98Cを介して大気開放される。
【0117】これにより、駐車ブレーキ安全装置60に
よるサービスブレーキの作動が解除されるのである。ま
た、上記所定時間経過後、第2ソレノイド95への通電
が停止されても、上述の作動信号出力時と同様に、プラ
ンジャ93は、永久磁石である第2磁石97の磁力によ
り図3(c)に示すような状態に保持されるので、駐車
ブレーキ安全装置60によるサービスブレーキの作動解
除状態が保持される。
よるサービスブレーキの作動が解除されるのである。ま
た、上記所定時間経過後、第2ソレノイド95への通電
が停止されても、上述の作動信号出力時と同様に、プラ
ンジャ93は、永久磁石である第2磁石97の磁力によ
り図3(c)に示すような状態に保持されるので、駐車
ブレーキ安全装置60によるサービスブレーキの作動解
除状態が保持される。
【0118】さて、このように車両のブレーキ装置に上
述したようなソレノイドバルブ90を用いた駐車ブレー
キ安全装置60や坂道発進補助装置50をともに設ける
ことにより以下の効果を得ることができる。
述したようなソレノイドバルブ90を用いた駐車ブレー
キ安全装置60や坂道発進補助装置50をともに設ける
ことにより以下の効果を得ることができる。
【0119】すなわち、信号待ちや渋滞等の一時停車時
には、坂道発進補助装置50を作動させ、ブレーキペダ
ル4から足を離しても制動力を維持するようにすること
で、運転者の疲労の低減を図ることができ、また、容易
に坂道発進を行なうことができるようになる。一方、パ
ーキングブレーキを作動させて車両を駐停車させた場合
には、エンジンが作動中で且つ変速位置が中立位置であ
るか、又はエンジンが非作動中で変速位置が任意である
と駐車ブレーキ安全装置60が作動する。
には、坂道発進補助装置50を作動させ、ブレーキペダ
ル4から足を離しても制動力を維持するようにすること
で、運転者の疲労の低減を図ることができ、また、容易
に坂道発進を行なうことができるようになる。一方、パ
ーキングブレーキを作動させて車両を駐停車させた場合
には、エンジンが作動中で且つ変速位置が中立位置であ
るか、又はエンジンが非作動中で変速位置が任意である
と駐車ブレーキ安全装置60が作動する。
【0120】これにより、坂道等で何ら操作していない
にもかかわらず車両が動き出そうとすると、高圧エアが
エアタンク81からマスタシリンダ5Bに供給されて、
車両のサービスブレーキが作動し、駐停車中の車両の安
全が確保されるのである。また、ブレーキペダル4の踏
み込みが検出されると、運転者が発進操作を行なおうと
していると判断して駐車ブレーキ安全装置60を解除す
るが、この解除動作は、補助エア供給路84上のソレノ
イドバルブ90に作動解除信号を出力して上記の高圧エ
アを大気開放することにより実行される。これにより、
運転者は通常通り車両を運転することができるのであ
る。
にもかかわらず車両が動き出そうとすると、高圧エアが
エアタンク81からマスタシリンダ5Bに供給されて、
車両のサービスブレーキが作動し、駐停車中の車両の安
全が確保されるのである。また、ブレーキペダル4の踏
み込みが検出されると、運転者が発進操作を行なおうと
していると判断して駐車ブレーキ安全装置60を解除す
るが、この解除動作は、補助エア供給路84上のソレノ
イドバルブ90に作動解除信号を出力して上記の高圧エ
アを大気開放することにより実行される。これにより、
運転者は通常通り車両を運転することができるのであ
る。
【0121】また、上述したように、エアブレーキをそ
なえた車両において、ブレーキ作動用エア供給系6に補
助エア供給路84を設けて、この補助エア供給路84上
に補助エア供給路84の開閉及び大気開放のいずれをも
行ないうるソレノイドバルブ90を設けるという簡素な
構成により、駐車ブレーキ安全装置60を小型な機構で
車両に搭載することができるという利点がある。また、
これによりコストや重量の増加をほとんど招くことな
く、駐車ブレーキ安全装置60を車両に搭載することが
できるという利点もある。
なえた車両において、ブレーキ作動用エア供給系6に補
助エア供給路84を設けて、この補助エア供給路84上
に補助エア供給路84の開閉及び大気開放のいずれをも
行ないうるソレノイドバルブ90を設けるという簡素な
構成により、駐車ブレーキ安全装置60を小型な機構で
車両に搭載することができるという利点がある。また、
これによりコストや重量の増加をほとんど招くことな
く、駐車ブレーキ安全装置60を車両に搭載することが
できるという利点もある。
【0122】また、第1ソレノイド94と第2ソレノイ
ド部95とを同軸的に配置しているのでソレノイドバル
ブ90を小型化することができるという利点がある。
ド部95とを同軸的に配置しているのでソレノイドバル
ブ90を小型化することができるという利点がある。
【0123】ところで、駐車ブレーキ安全装置60がエ
ンジンがオフのときに作動すると、タイマ65がトリガ
されてこのカウントが開始される。そして、このタイマ
65により車両が停止した状態で所定時間(例えば1時
間)経過したことが検出されると、駐車ブレーキ安全装
置60が十分に作動していて駐車の安全が確保されてい
ると判断して、車速センサ用電源スイッチ64やシステ
ム用電源スイッチ64Aがオフにされて、車速センサ1
3や駐車ブレーキ安全装置制御手段61がオフ状態とな
る。また、この場合は、ドライバ67からのパーキング
ブレーキランプ33の点滅信号もオフにして、コントロ
ーラ9による監視態勢が解除されたことを運転者に知ら
せる。
ンジンがオフのときに作動すると、タイマ65がトリガ
されてこのカウントが開始される。そして、このタイマ
65により車両が停止した状態で所定時間(例えば1時
間)経過したことが検出されると、駐車ブレーキ安全装
置60が十分に作動していて駐車の安全が確保されてい
ると判断して、車速センサ用電源スイッチ64やシステ
ム用電源スイッチ64Aがオフにされて、車速センサ1
3や駐車ブレーキ安全装置制御手段61がオフ状態とな
る。また、この場合は、ドライバ67からのパーキング
ブレーキランプ33の点滅信号もオフにして、コントロ
ーラ9による監視態勢が解除されたことを運転者に知ら
せる。
【0124】これにより、車速センサ13による必要以
上の電力消費を抑制することができ、バッテリ上がりを
防止することができる。また、タイマ65では、キース
イッチ18によりエンジンが作動状態である間は、図示
しないタイマリセット手段によりタイマ65がリセット
されるので、エンジンが非作動状態になったときのみ確
実に所定時間をカウントすることができる。
上の電力消費を抑制することができ、バッテリ上がりを
防止することができる。また、タイマ65では、キース
イッチ18によりエンジンが作動状態である間は、図示
しないタイマリセット手段によりタイマ65がリセット
されるので、エンジンが非作動状態になったときのみ確
実に所定時間をカウントすることができる。
【0125】さらに、駐車ブレーキ安全装置60の作動
時には、ドライバ67からの出力信号に基づいてパーキ
ングブレーキランプ33が点滅するので、この駐車ブレ
ーキ安全装置60が作動を確実に運転者に報知すること
ができる。また、駐車ブレーキ安全装置60が作動中で
あっても、パーキングブレーキレバーの解除操作が所定
の複数回(例えば2回)検出されたときもこの駐車ブレ
ーキ安全装置60の作動が解除されるが、これは、運転
者が意識的にパーキングブレーキを確実に作動させて安
全に車両を駐車させたと判断するからであり、これによ
り、駐車ブレーキ安全装置60の不必要な作動が解除さ
れて、バッテリの負担を軽減することができるのであ
る。
時には、ドライバ67からの出力信号に基づいてパーキ
ングブレーキランプ33が点滅するので、この駐車ブレ
ーキ安全装置60が作動を確実に運転者に報知すること
ができる。また、駐車ブレーキ安全装置60が作動中で
あっても、パーキングブレーキレバーの解除操作が所定
の複数回(例えば2回)検出されたときもこの駐車ブレ
ーキ安全装置60の作動が解除されるが、これは、運転
者が意識的にパーキングブレーキを確実に作動させて安
全に車両を駐車させたと判断するからであり、これによ
り、駐車ブレーキ安全装置60の不必要な作動が解除さ
れて、バッテリの負担を軽減することができるのであ
る。
【0126】また、パーキングスイッチ(駐車ブレーキ
作動状態検出手段)16が、パーキングブレーキレバー
(駐車ブレーキ操作部材)の操作位置から駐車ブレーキ
の作動状態を検出することにより、簡単且つ確実にパー
キングブレーキの作動状態を検出することができる。ま
た、低コストでパーキングブレーキの作動状態を検出す
ることができるという利点がある。
作動状態検出手段)16が、パーキングブレーキレバー
(駐車ブレーキ操作部材)の操作位置から駐車ブレーキ
の作動状態を検出することにより、簡単且つ確実にパー
キングブレーキの作動状態を検出することができる。ま
た、低コストでパーキングブレーキの作動状態を検出す
ることができるという利点がある。
【0127】ところで、本装置では、駐車ブレーキ安全
装置60の異常検出機能により、定期的に、且つ自動的
に駐車ブレーキ安全装置60が診断される。そして、駐
車ブレーキ安全装置60の異常検出は、具体的には以下
のようにして行なわれる。すなわち、シミュレート信号
出力手段110では、ソレノイドバルブ90に対して第
1,第2のシミュレート信号を出力する。そして、ソレ
ノイドバルブ90は、これらの第1,第2のシミュレー
ト信号に応じて、第1,第2の試験動作を行なう。
装置60の異常検出機能により、定期的に、且つ自動的
に駐車ブレーキ安全装置60が診断される。そして、駐
車ブレーキ安全装置60の異常検出は、具体的には以下
のようにして行なわれる。すなわち、シミュレート信号
出力手段110では、ソレノイドバルブ90に対して第
1,第2のシミュレート信号を出力する。そして、ソレ
ノイドバルブ90は、これらの第1,第2のシミュレー
ト信号に応じて、第1,第2の試験動作を行なう。
【0128】そして、異常検出手段115では、第1の
試験動作時及び第2の試験動作時において、ともに異常
が認められなかった場合にのみ、駐車ブレーキ安全装置
60が正常であると判断するのである。
試験動作時及び第2の試験動作時において、ともに異常
が認められなかった場合にのみ、駐車ブレーキ安全装置
60が正常であると判断するのである。
【0129】換言すれば、第1の試験動作時,第2の試
験動作時のどちらか一方が正常であっても、他方が異常
の場合は駐車ブレーキ安全装置60に異常があると判断
するのである。なお、第1の試験動作時,第2の試験動
作時の両方とも異常が検出すれば、当然、駐車ブレーキ
安全装置60に異常があると判断する。すなわち、第1
の試験動作時にプランジャ93が固着していたり、補助
エア供給路84の破損等によりエア漏れが生じていたり
すると、第1のシミュレート信号に対して圧力スイッチ
100からオン信号が出力されないので、この場合は、
駐車ブレーキ安全装置60に異常があると判断して、警
報発生手段120を作動させる。
験動作時のどちらか一方が正常であっても、他方が異常
の場合は駐車ブレーキ安全装置60に異常があると判断
するのである。なお、第1の試験動作時,第2の試験動
作時の両方とも異常が検出すれば、当然、駐車ブレーキ
安全装置60に異常があると判断する。すなわち、第1
の試験動作時にプランジャ93が固着していたり、補助
エア供給路84の破損等によりエア漏れが生じていたり
すると、第1のシミュレート信号に対して圧力スイッチ
100からオン信号が出力されないので、この場合は、
駐車ブレーキ安全装置60に異常があると判断して、警
報発生手段120を作動させる。
【0130】また、第2の試験動作時についても、プラ
ンジャ93が固着していたりすると、第2のシミュレー
ト信号が入力されてもエア送給口98Bとエア排出口9
8Cとが連通されないので、補助エア供給路84内にエ
ア圧が残留し、圧力スイッチ100はオン信号を出力す
ることになる。したがって、この場合は異常があると判
断して、警報発生手段120を作動させる。
ンジャ93が固着していたりすると、第2のシミュレー
ト信号が入力されてもエア送給口98Bとエア排出口9
8Cとが連通されないので、補助エア供給路84内にエ
ア圧が残留し、圧力スイッチ100はオン信号を出力す
ることになる。したがって、この場合は異常があると判
断して、警報発生手段120を作動させる。
【0131】このように、第1の試験動作時又は第2の
試験動作時の少なくとも一方で異常が検出されると、所
定のタイミングで警報発生手段120を作動させること
により、乗員は駐車ブレーキ安全装置60の異常を知る
ことができるのである。そして、本装置では、補助エア
供給路84に圧力スイッチ100を設けて、制御ソフト
を追加するという簡素な構成によりコストの上昇をほと
んど招くことなく、このような定期的な異常検出を行な
うことができるという利点がある。
試験動作時の少なくとも一方で異常が検出されると、所
定のタイミングで警報発生手段120を作動させること
により、乗員は駐車ブレーキ安全装置60の異常を知る
ことができるのである。そして、本装置では、補助エア
供給路84に圧力スイッチ100を設けて、制御ソフト
を追加するという簡素な構成によりコストの上昇をほと
んど招くことなく、このような定期的な異常検出を行な
うことができるという利点がある。
【0132】また、補助エア供給路84に圧力スイッチ
100を設けることで、上述した定期的な診断以外に
も、通常動作時にも例えば以下のような異常判定を行な
うことができる。例えば、駐車ブレーキ安全装置60の
作動が解除されている状態で、キースイッチ18からイ
グニションON信号が入力され、且つストップランプス
イッチ15からブレーキペダル4が踏まれていないこと
が検出されたときに、圧力スイッチ100からON信号
が所定時間(例えば2秒)以上出力されると、コントロ
ーラ9ではフェイルと判定する。
100を設けることで、上述した定期的な診断以外に
も、通常動作時にも例えば以下のような異常判定を行な
うことができる。例えば、駐車ブレーキ安全装置60の
作動が解除されている状態で、キースイッチ18からイ
グニションON信号が入力され、且つストップランプス
イッチ15からブレーキペダル4が踏まれていないこと
が検出されたときに、圧力スイッチ100からON信号
が所定時間(例えば2秒)以上出力されると、コントロ
ーラ9ではフェイルと判定する。
【0133】これは、上述の場合はブレーキが作動して
いないはずであるにもかかわらず、補助エア供給路84
に加圧エアが存在してマスタシリンダ5Bに作用してい
るからである。また、これ以外にも、駐車ブレーキ安全
装置60が作動している状態で、エアタンク内の圧力が
正常であることが検出された時に、圧力スイッチ100
がオフであると、やはり、コントローラ9ではフェイル
と判定する。
いないはずであるにもかかわらず、補助エア供給路84
に加圧エアが存在してマスタシリンダ5Bに作用してい
るからである。また、これ以外にも、駐車ブレーキ安全
装置60が作動している状態で、エアタンク内の圧力が
正常であることが検出された時に、圧力スイッチ100
がオフであると、やはり、コントローラ9ではフェイル
と判定する。
【0134】このように、補助エア供給路84に圧力ス
イッチ100を設けるだけ、通常時のフェイルの判定も
簡単に行なうことができるのである。
イッチ100を設けるだけ、通常時のフェイルの判定も
簡単に行なうことができるのである。
【0135】なお、上述の駐車ブレーキ安全装置は、警
報部材としてクラクション180を用い、このクラクシ
ョン180を断続的に鳴動させるように構成されている
が、これ以外にも、例えば警報部材としてヘッドライト
等のランプ類を用いるようにしてもよい。そして、警報
部材を作動させるときは、ランプ類を点滅させるように
構成してもよい。そして、このような構成によれば、周
囲への騒音防止の点で有利な構成とすることができるの
である。
報部材としてクラクション180を用い、このクラクシ
ョン180を断続的に鳴動させるように構成されている
が、これ以外にも、例えば警報部材としてヘッドライト
等のランプ類を用いるようにしてもよい。そして、警報
部材を作動させるときは、ランプ類を点滅させるように
構成してもよい。そして、このような構成によれば、周
囲への騒音防止の点で有利な構成とすることができるの
である。
【0136】また、上述のエアオーバハイドロリック型
ブレーキのほか、ブレーキペダル4とマスタシリンダ5
A,5Bとの間の作動流体としてブレーキオイルを用い
た油圧系のサービスブレーキをそなえた車両や、高圧エ
アによりブレーキ作動部材を直接作動させる純粋なエア
ブレーキをそなえた車両、さらには、特開昭64−67
452号公報に開示された、駐車ブレーキ機構の作動を
制御して車両の勝手な移動を防止するようにした車両等
に本発明を適用してもよい。
ブレーキのほか、ブレーキペダル4とマスタシリンダ5
A,5Bとの間の作動流体としてブレーキオイルを用い
た油圧系のサービスブレーキをそなえた車両や、高圧エ
アによりブレーキ作動部材を直接作動させる純粋なエア
ブレーキをそなえた車両、さらには、特開昭64−67
452号公報に開示された、駐車ブレーキ機構の作動を
制御して車両の勝手な移動を防止するようにした車両等
に本発明を適用してもよい。
【0137】また、補助エア供給路84及びソレノイド
バルブ90を必ずしも後輪側のエア供給系6に設ける必
要はなく、例えばこれを前輪側のエア供給系6、具体的
には前輪側エア供給路82におけるマグネットバルブ7
の下流側と前輪側マスタシリンダ5Aとの間に設けるよ
うに構成してもよい。
バルブ90を必ずしも後輪側のエア供給系6に設ける必
要はなく、例えばこれを前輪側のエア供給系6、具体的
には前輪側エア供給路82におけるマグネットバルブ7
の下流側と前輪側マスタシリンダ5Aとの間に設けるよ
うに構成してもよい。
【0138】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の駐車ブレーキ安全装置によれば、駐車ブレーキを
装備した車両において、運転者の操作に対して独立して
車輪への制動力を制御可能に設けられたブレーキ補助駆
動手段と、該駐車ブレーキの作動状態を検出する駐車ブ
レーキ作動状態検出手段と、車速を検出する車速検出手
段と、上記の駐車ブレーキ作動状態検出手段及び車速検
出手段での検出結果に基づき、該駐車ブレーキが作動中
であるにもかかわらず、所定の車速を検出すると、該車
輪への制動力を増加させるよう該ブレーキ補助駆動手段
の作動をシステムオン状態に制御する制御手段とが設け
られるとともに、該制御手段によって、該システムオン
状態にした場合に、タイマをトリガして、このシステム
オン状態から所定時間が経過すると、警報部材を作動さ
せるアラーム発生手段が設けられるという構成により、
車両から離れた運転者や周囲の人間にシステムオン状態
であることを報知することができ、駐車ブレーキ等の引
き直し等の適正な操作を促すことができるようになる。
そして、これにより車両をより安全に駐車させることが
できるようになるという効果がある。また、所定時間が
経過するまでは警報部材が作動しないので、単に運転者
の操作ミス等により駐車直後にシステムオン状態となっ
た場合は、警報部材が作動せず周囲に迷惑をかけること
もない。なお、このように駐車直後にシステムオン状態
となった場合は、運転者は車室内にいるので、警報部材
が作動しなくてもサービスブレーキ補助駆動手段の作動
を知ることができるのである。
発明の駐車ブレーキ安全装置によれば、駐車ブレーキを
装備した車両において、運転者の操作に対して独立して
車輪への制動力を制御可能に設けられたブレーキ補助駆
動手段と、該駐車ブレーキの作動状態を検出する駐車ブ
レーキ作動状態検出手段と、車速を検出する車速検出手
段と、上記の駐車ブレーキ作動状態検出手段及び車速検
出手段での検出結果に基づき、該駐車ブレーキが作動中
であるにもかかわらず、所定の車速を検出すると、該車
輪への制動力を増加させるよう該ブレーキ補助駆動手段
の作動をシステムオン状態に制御する制御手段とが設け
られるとともに、該制御手段によって、該システムオン
状態にした場合に、タイマをトリガして、このシステム
オン状態から所定時間が経過すると、警報部材を作動さ
せるアラーム発生手段が設けられるという構成により、
車両から離れた運転者や周囲の人間にシステムオン状態
であることを報知することができ、駐車ブレーキ等の引
き直し等の適正な操作を促すことができるようになる。
そして、これにより車両をより安全に駐車させることが
できるようになるという効果がある。また、所定時間が
経過するまでは警報部材が作動しないので、単に運転者
の操作ミス等により駐車直後にシステムオン状態となっ
た場合は、警報部材が作動せず周囲に迷惑をかけること
もない。なお、このように駐車直後にシステムオン状態
となった場合は、運転者は車室内にいるので、警報部材
が作動しなくてもサービスブレーキ補助駆動手段の作動
を知ることができるのである。
【0139】また、請求項2記載の本発明の駐車ブレー
キ安全装置によれば、上記請求項1記載の構成に加え
て、該アラーム発生手段が、該車両に搭載したエンジン
のオフ後に、該制御手段によって、該システムオン状態
にした場合に、タイマをトリガして、このシステムオン
状態から所定時間が経過すると、警笛を鳴動させる手段
として構成されることにより、警報部材として新たに部
品を設けることもなく、制御ソフトのみの追加で本発明
を実現することができるという利点がある。また、これ
により製造コストや重量にもほとんど影響を与えること
がないという利点もある。
キ安全装置によれば、上記請求項1記載の構成に加え
て、該アラーム発生手段が、該車両に搭載したエンジン
のオフ後に、該制御手段によって、該システムオン状態
にした場合に、タイマをトリガして、このシステムオン
状態から所定時間が経過すると、警笛を鳴動させる手段
として構成されることにより、警報部材として新たに部
品を設けることもなく、制御ソフトのみの追加で本発明
を実現することができるという利点がある。また、これ
により製造コストや重量にもほとんど影響を与えること
がないという利点もある。
【0140】また、請求項3記載の本発明の駐車ブレー
キ安全装置によれば、上記請求項1記載の構成に加え
て、該アラーム発生手段が、警報部材を断続的に作動さ
せる手段として構成されることにより、運転者や周囲の
人間は、システムオン状態を知らせる警報であるか否か
をすぐに判別することができるという利点がある。ま
た、請求項4記載の本発明の駐車ブレーキ安全装置によ
れば、上記請求項2記載の構成に加えて、該制御手段に
よって、該システムオン状態にした場合に、このシステ
ムオン状態から所定時間が経過する前に、該制御手段に
よって、該システムオフ状態にされると、該タイマをリ
セットして、該システムオン状態から所定時間が経過し
ても、該警報部材が作動することを禁止させるアラーム
発生解除手段が設けられるという構成により、運転者が
車両をシステムオフ状態となるように駐車しなおすこと
で、警報部材が作動しなくなり周囲に迷惑をかけること
がなくなるという利点がある。
キ安全装置によれば、上記請求項1記載の構成に加え
て、該アラーム発生手段が、警報部材を断続的に作動さ
せる手段として構成されることにより、運転者や周囲の
人間は、システムオン状態を知らせる警報であるか否か
をすぐに判別することができるという利点がある。ま
た、請求項4記載の本発明の駐車ブレーキ安全装置によ
れば、上記請求項2記載の構成に加えて、該制御手段に
よって、該システムオン状態にした場合に、このシステ
ムオン状態から所定時間が経過する前に、該制御手段に
よって、該システムオフ状態にされると、該タイマをリ
セットして、該システムオン状態から所定時間が経過し
ても、該警報部材が作動することを禁止させるアラーム
発生解除手段が設けられるという構成により、運転者が
車両をシステムオフ状態となるように駐車しなおすこと
で、警報部材が作動しなくなり周囲に迷惑をかけること
がなくなるという利点がある。
【図1】本発明の一実施例としての駐車ブレーキ安全装
置の全体構成を示す模式的な制御ブロック図である。
置の全体構成を示す模式的な制御ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例としての駐車ブレーキ安全装
置の全体構成を示す模式的な構成図である。
置の全体構成を示す模式的な構成図である。
【図3】本発明の一実施例としての駐車ブレーキ安全装
置のアクチュエータとしてのソレノイドバルブの模式的
断面図であって、(a)はそのソレノイドバルブの構造
を簡単に説明するための模式図、(b)はその作動時の
動作を説明するための模式図、(c)はその作動解除時
の動作を説明するための模式図である。
置のアクチュエータとしてのソレノイドバルブの模式的
断面図であって、(a)はそのソレノイドバルブの構造
を簡単に説明するための模式図、(b)はその作動時の
動作を説明するための模式図、(c)はその作動解除時
の動作を説明するための模式図である。
【図4】本発明の一実施例としての駐車ブレーキ安全装
置における異常検出機能に着目した模式的な構成図であ
る。
置における異常検出機能に着目した模式的な構成図であ
る。
【図5】本発明の一実施例としての駐車ブレーキ安全装
置の全体の作動を簡単に説明するためのフローチャート
である。
置の全体の作動を簡単に説明するためのフローチャート
である。
【図6】本発明の一実施例としての駐車ブレーキ安全装
置の要部の作動を簡単に説明するためのフローチャート
である。
置の要部の作動を簡単に説明するためのフローチャート
である。
4 ブレーキペダル(サービスブレーキ操作部材) 5A,5B マスタシリンダ 6 エア供給系(ブレーキ作動用エア供給系) 7 切り換え弁(マグネットバルブ) 9 制御手段としてのコントローラ 10 作動スイッチ 11 調整スイッチ 12 クラッチぺダルストロークセンサ(又はクラッチ
センサ) 13 車速センサ(アクティブ型車速検出手段) 14 ニュートラルスイッチ(変速位置検出手段) 15 ストップランプスイッチ(サービスブレーキ操作
部材作動状態検出手段) 16 パーキングスイッチ(駐車ブレーキ作動状態検出
手段) 17 ドアスイッチ 18 キースイッチ(エンジン作動状態検出手段) 20 警報ランプ 21 警報ブザー 33 パーキングブレーキランプ 40A 前輪側ブレーキ液圧供給系 40B 後輪側ブレーキ液圧供給系 50 坂道発進補助装置 51 坂道発進補助装置制御手段 52 作動開始コントローラ 53 作動解除コントローラ 54 作動警報コントローラ 55,56 ドライバ 60 駐車ブレーキ安全装置 61 駐車ブレーキ安全装置制御手段 62 作動開始コントローラ(第1制御手段) 63 作動解除コントローラ(第2制御手段) 64 車速センサ用電源遮断スイッチ(遮断手段) 64A システム用電源スイッチ 65,65A タイマ手段 66,67 ドライバ 68 バッテリ 80 ブレーキバルブ 81 エアタンク(エア源) 82,83 エア供給路 84 補助エア供給路 87 チェックバルブ 89 ダブルチェックバルブ 90 ソレノイドバルブ(流体圧増加機構) 91 第1弁体 92 第2弁体 93 磁性体製プランジャ 94 第1ソレノイド(第1ソレノイド部) 95 第2ソレノイド(第2ソレノイド部) 96 第1磁石 97 第2磁石 98A エア取入口 98B エア送給口 98C エア排出口 99 ソレノイド 100 圧力スイッチ(補助エア供給路圧力検出手段又
は補助圧力検出手段) 105 低圧警報スイッチ(エア源圧力検出手段) 110 シミュレート信号出力手段 115 補助エア供給路圧力異常検出手段(又は異常検
出手段) 120 警報発生手段 125 サービスブレーキ補助駆動手段 180 警報部材(クラクション,警笛) 181 アラーム発生手段 182 アラーム発生解除手段
センサ) 13 車速センサ(アクティブ型車速検出手段) 14 ニュートラルスイッチ(変速位置検出手段) 15 ストップランプスイッチ(サービスブレーキ操作
部材作動状態検出手段) 16 パーキングスイッチ(駐車ブレーキ作動状態検出
手段) 17 ドアスイッチ 18 キースイッチ(エンジン作動状態検出手段) 20 警報ランプ 21 警報ブザー 33 パーキングブレーキランプ 40A 前輪側ブレーキ液圧供給系 40B 後輪側ブレーキ液圧供給系 50 坂道発進補助装置 51 坂道発進補助装置制御手段 52 作動開始コントローラ 53 作動解除コントローラ 54 作動警報コントローラ 55,56 ドライバ 60 駐車ブレーキ安全装置 61 駐車ブレーキ安全装置制御手段 62 作動開始コントローラ(第1制御手段) 63 作動解除コントローラ(第2制御手段) 64 車速センサ用電源遮断スイッチ(遮断手段) 64A システム用電源スイッチ 65,65A タイマ手段 66,67 ドライバ 68 バッテリ 80 ブレーキバルブ 81 エアタンク(エア源) 82,83 エア供給路 84 補助エア供給路 87 チェックバルブ 89 ダブルチェックバルブ 90 ソレノイドバルブ(流体圧増加機構) 91 第1弁体 92 第2弁体 93 磁性体製プランジャ 94 第1ソレノイド(第1ソレノイド部) 95 第2ソレノイド(第2ソレノイド部) 96 第1磁石 97 第2磁石 98A エア取入口 98B エア送給口 98C エア排出口 99 ソレノイド 100 圧力スイッチ(補助エア供給路圧力検出手段又
は補助圧力検出手段) 105 低圧警報スイッチ(エア源圧力検出手段) 110 シミュレート信号出力手段 115 補助エア供給路圧力異常検出手段(又は異常検
出手段) 120 警報発生手段 125 サービスブレーキ補助駆動手段 180 警報部材(クラクション,警笛) 181 アラーム発生手段 182 アラーム発生解除手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 宏行 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 立野 敏昭 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 駐車ブレーキを装備した車両において、 運転者の操作に対して独立して車輪への制動力を制御可
能に設けられたブレーキ補助駆動手段と、 該駐車ブレーキの作動状態を検出する駐車ブレーキ作動
状態検出手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 上記の駐車ブレーキ作動状態検出手段及び車速検出手段
での検出結果に基づき、該駐車ブレーキが作動中である
にもかかわらず、所定の車速を検出すると、該車輪への
制動力を増加させるよう該ブレーキ補助駆動手段の作動
をシステムオン状態に制御する制御手段とが設けられる
とともに、 該制御手段によって、該システムオン状態にした場合
に、タイマをトリガして、このシステムオン状態から所
定時間が経過すると、警報部材を作動させるアラーム発
生手段が設けられたことを特徴とする、駐車ブレーキ安
全装置。 - 【請求項2】 該アラーム発生手段が、該車両に搭載し
たエンジンのオフ後に、該制御手段によって、該システ
ムオン状態にした場合に、タイマをトリガして、このシ
ステムオン状態から所定時間が経過すると、警笛を鳴動
させる手段として構成されたことを特徴とする、請求項
1記載の駐車ブレーキ安全装置。 - 【請求項3】 該アラーム発生手段が、警報部材を断続
的に作動させる手段として構成されたことを特徴とす
る、請求項1記載の駐車ブレーキ安全装置。 - 【請求項4】 該制御手段によって、該システムオン状
態にした場合に、このシステムオン状態から所定時間が
経過する前に、該制御手段によって、該システムオフ状
態にされると、該タイマをリセットして、該システムオ
ン状態から所定時間が経過しても、該警報部材が作動す
ることを禁止させるアラーム発生解除手段が設けられた
ことを特徴とする、請求項1記載の駐車ブレーキ安全装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10281695A JPH08295212A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 駐車ブレーキ安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10281695A JPH08295212A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 駐車ブレーキ安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08295212A true JPH08295212A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14337563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10281695A Pending JPH08295212A (ja) | 1995-04-26 | 1995-04-26 | 駐車ブレーキ安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08295212A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002008040A3 (en) * | 2000-07-19 | 2002-05-23 | Bendix Commercial Vehicule Sys | School bus door/service brake interlock retrofit system |
| JP2009202743A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 産業車両の制御装置及び該装置を搭載した産業車両 |
| JP2013075651A (ja) * | 2011-06-07 | 2013-04-25 | Nissan Motor Co Ltd | 車両のパーキングロック制御装置 |
| WO2014076753A1 (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両の停止制御装置 |
| WO2014076754A1 (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両の停止制御装置 |
-
1995
- 1995-04-26 JP JP10281695A patent/JPH08295212A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002008040A3 (en) * | 2000-07-19 | 2002-05-23 | Bendix Commercial Vehicule Sys | School bus door/service brake interlock retrofit system |
| US6702400B1 (en) | 2000-07-19 | 2004-03-09 | Bendix Commercial Vehicle Systems Llc | School bus door/service brake interlock retrofit system |
| JP2009202743A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 産業車両の制御装置及び該装置を搭載した産業車両 |
| US8651589B2 (en) | 2008-02-27 | 2014-02-18 | Mitsubishi Nichiyu Forklift Co., Ltd. | Control device of industrial vehicle, and industrial vehicle loaded with the device |
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| WO2014076754A1 (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両の停止制御装置 |
| WO2014076753A1 (ja) * | 2012-11-13 | 2014-05-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両の停止制御装置 |
| CN104755336A (zh) * | 2012-11-13 | 2015-07-01 | 本田技研工业株式会社 | 车辆的停止控制装置 |
| CN104755747A (zh) * | 2012-11-13 | 2015-07-01 | 本田技研工业株式会社 | 车辆的停止控制装置 |
| JPWO2014076754A1 (ja) * | 2012-11-13 | 2016-09-08 | 本田技研工業株式会社 | 車両の停止制御装置 |
| US9463781B2 (en) | 2012-11-13 | 2016-10-11 | Honda Motor Co., Ltd. | Stop control system for vehicle |
| CN104755747B (zh) * | 2012-11-13 | 2017-06-23 | 本田技研工业株式会社 | 车辆的停止控制装置 |
| US9688254B2 (en) | 2012-11-13 | 2017-06-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Stop control system for vehicle |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010403 |