JPH08295306A - 包装機の制御装置 - Google Patents

包装機の制御装置

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JPH08295306A
JPH08295306A JP33109195A JP33109195A JPH08295306A JP H08295306 A JPH08295306 A JP H08295306A JP 33109195 A JP33109195 A JP 33109195A JP 33109195 A JP33109195 A JP 33109195A JP H08295306 A JPH08295306 A JP H08295306A
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timing
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operating
time
timing signal
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Teraoka Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装機の各部の動作タイミング調整が容易な
包装機の制御装置を提供すること。 【解決手段】 包装機の制御装置において、タイミング
信号発生手段と、基本タイミングデータ記憶手段と、調
整用操作手段と、作動時間データ記憶手段と、基本タイ
ミングデータ記憶手段からの基本となる作動時間を示す
カウント値と調整用操作手段からの作動時間調整量に基
づいて各作動部の作動時間を前記タイミング信号のカウ
ント値として決定し、該カウント値を作動時間データ記
憶手段に記憶し、且つ前記タイミング信号発生手段から
のタイミング信号をカウントし該カウント値と前記作動
時間データ記憶手段に記憶された各作動部の作動時間を
示すカウント値とを比較し、その差が0又は所定値にな
ったら当該作動部を作動又は停止させる制御手段とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は包装機の制御装置に
関し、特に被包装物をストレッチフィルムで包装する包
装機において、各作動部の作動タイミングを適正に調整
し仕上がりの良い包装を得る包装機の制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】皿型の容器すなわちトレイに被包装物を
入れ、該物品を容器ごと透明なストレッチフィルムで包
装する包装機が実用化されてから既に何年も経過してい
る。この間に種々の包装機が提案され、また、その改良
もなされている。包装機を構成する各部の作動を制御す
る制御装置も同様であるが、従来の制御装置は、包装機
を構成する各部の作動タイミングは主にカム機構等の機
械的手段により行なっていた。
【0003】また、特開昭58−160230号公報に
見られるようにフィルムの長さの設定、左右折り込み板
及び前折り込み板の時間設定等をボリウム抵抗等のアナ
ログ的方法で行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の包装機の制御装置においては以下のような問題点が
あった。包装機の各部の作動タイミング調整を主にカム
機構を介して行なうので、工場内での組立作業、調整作
業並びに保守サービス業務においても、専門的知識を有
した者でないと容易に調整することが難しく、またこれ
らの作業用員を教育するにも多くの時間を必要とする。
さらに製造される包装機は、部品の加工精度、組立誤差
により、一定の機械的タイミングが得られないので、そ
の都度機械的な調整をしなければならず作業能率が低下
する。
【0005】フィルムの長さの設定、左右折り込み板及
び前折り込み板の作動タイミングの設定をボリウム抵抗
器等のアナログ的手段で行なうので、包装機組立時の調
整が難しいばかりでなく、一旦、調整が狂った場合に再
調整が困難であるという欠点もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は包装機の制御装置を、包装機を駆動する主動
力部の回転に同期してタイミング信号を発生するタイミ
ング信号発生手段と、包装機を構成する作動及び停止を
繰り返す作動部の内、作動開始タイミングや停止タイミ
ングの作動時間を調整する必要がある各作動部の基本と
なる作動時間をタイミング信号発生手段からのタイミン
グ信号のカウント値として記憶する基本タイミングデー
タ記憶手段と、前記作動時間の調整を必要とする各作動
部に対応して設けられ各作動部の基本となる作動時間を
調整するための調整用操作手段と、各作動部の調整され
た作動時間を記憶する作動時間データ記憶手段と、基本
タイミングデータ記憶手段からの基本となる作動時間を
示すカウント値と調整用操作手段からの作動時間調整量
に基づいて各作動部の作動時間をタイミング信号のカウ
ント値として決定し、該カウント値を作動時間データ記
憶手段に記憶し、且つタイミング信号発生手段からのタ
イミング信号をカウントし、該カウント値と作動時間デ
ータ記憶手段に記憶された各作動部の作動時間を示すカ
ウント値とを比較し、その差が0又は所定値になったら
当該作動部を作動又は停止させる制御手段とから構成し
た。
【0007】また、前記制御装置において、調整用操作
手段はメーカー調整用の調整用操作手段とユーザー調整
用の調整用操作手段を有し、作動時間データ記憶手段は
メーカー用の作動時間データ記憶手段とユーザー用の作
動時間データ記憶手段を有し、制御手段は基本タイミン
グデータ記憶手段からの基本となる作動時間を示すカウ
ント値とメーカー調整用の調整用操作手段からの作動時
間調整量に基づいて各作動部の作動時間をタイミング信
号のカウント値として決定し、該カウント値をメーカー
用の作動時間データ記憶手段に記憶すると共に、該メー
カー用の作動時間データ記憶手段からの各作動部の作動
時間を示すカウント値と、ユーザー調整用の調整用操作
手段の作動時間調整量に基づいて、さらに各作動部の作
動時間をタイミング信号のカウント値として決定し、該
カウント値をユーザー用の作動時間データ記憶手段に記
憶するように構成した。
【0008】さらに、前記制御装置において、作動デー
タ記憶手段に記憶される作動時間データには、タイミン
グ信号のカウント値で示す第1の作動時間データと該タ
イミング信号の間隔時間より小さいタイマーの時間で示
す第2の作動時間データとが有り、制御手段はタイミン
グ信号発生手段からのタイミング信号のカウント値と各
作動部の第1の作動時間データのカウント値とを比較
し、その差が0又は所定値になったら当該作動部の第2
の作動時間データのタイマーの時間経過後、当該作動部
を作動させるように構成した。
【0009】
【作用】本発明は包装機の制御装置を上記の如く構成す
ることにより、制御手段は、基本タイミングデータ記憶
手段からの基本となる作動時間を示すカウント値と調整
用操作手段からの作動時間調整量に基づいて各作動部の
作動時間をタイミング信号のカウント値として決定し、
該カウント値を作動時間データ記憶手段に記憶し、且つ
タイミング信号発生手段からのタイミング信号をカウン
トし、該カウント値と作動時間データ記憶手段に記憶さ
れた各作動部の作動時間を示すカウント値とを比較し、
その差が0又は所定値になったら当該作動部を作動又は
停止させる。従って、包装機の作動時間の調整を必要と
する各作動部の基本となる作動開始タイミングや停止タ
イミングをタイミング信号発生手段からのタイミング信
号カウント数を基準にデジタル的に設定し、この基本と
なる作動開始タイミングや停止タイミングをデジタル的
に調整して各作動時間を決定するから、包装機の各作動
部の作動時間の設定調整が容易にできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。まず本発明に係る制御装置が
用いられる包装機について説明する。図2は本発明に係
る包装機の全体構造を示す平面図、図3は同縦断正面図
(図2の矢印A方向から見た図)、図4は同縦断側面図
(図2の矢印B方向から見た図)である。
【0011】(包装機の概略)包装機は、被包装物を搬
入する搬入機構1、ストレッチフィルムを繰り出し移送
するフィルム繰り出し移送機構2、前記搬入機構1で搬
入された被包装物を前記フィルム繰り出し移送機構2で
移送されたフィルムに押し上げるエレベータ機構3、被
包装物上にかぶせられたフィルムの左右及び前後を折り
込む折り込み機構4、折り込み機構4で折り込まれ包装
された物品を搬出する搬出機構5とから構成される。以
下上記各機構を詳細に説明する。説明の都合上、以後図
2の左側を前面、右側を後面とする。
【0012】(被包装物の搬入・計量)機枠10の前面
ほぼ中央部に設けられた搬入口11に、搬入枠部12を
設け、さらに該搬入枠部12内にプッシャコンベア13
を配設する。プッシャコンベア13は、2本のエンドレ
スチェーン13aの所定箇所にプッシャ13bを設けた
構造のものであり、2個のスプロケット13c,13c
により、該プッシャコンベア13は駆動され、エンドレ
スチェーン13aが1/2回動する毎に被包装物1個を
搬入する。
【0013】プッシャコンベア13の搬入側に計量器1
4が設けられ、搬入される被包装物を計量する。プッシ
ャコンベア13の前方には、前記プッシャコンベア13
で搬入された被包装物をエレベータ機構3のエレベータ
ヘッド17上に運ぶベルトコンベア15が設けられてい
る。該ベルトコンベア15は、遊転自在に設けられたロ
ーラ15a,15bの間に6本の丸ゴムベルト15cを
張設した構造のものである。前記プッシャコンベア1
3、ベルトコンベア15で搬入機構1を構成する。
【0014】(エレベータ機構)エレベータ機構3は、
エレベータヘッド17と該エレベータヘッド17を取付
ける取付け台18及び該取付け台18を支持する一対の
アーム19,19とから構成され、電動機16の回転に
対応して減速機81を介してあらかじめ設定したタイミ
ングで上下動するようになっている。
【0015】この上下動のタイミングは、電動機16の
動力を取付け台18に伝達する機構中に介在させた後述
するカム機構のカム形状によって設定される。エレベー
タヘッド17はプッシャコンベア13及びベルトコンベ
ア15によって搬入された被包装物を折り込み機構4ま
で押し上げる。そのため、上下動するエレベータヘッド
17の下降端位置は、ベルトコンベア15の搬送面とほ
ぼ同一面となる位置に設定され、また上昇端位置は、折
り込み機構4を構成する後述の左右折り込み板21,2
2、及び前折り込み板23とほぼ同一面となる位置に設
定する。
【0016】エレベータヘッド17及び取付け台18
は、図2、図4に示されるように、スリット状のブロッ
ク17−1,17−5により構成され、エレベータヘッ
ド17が上下動するのに際し、ベルトコンベア15の丸
ゴムベルト15cに該エレベータヘッド17及び取付け
台18が当接しないようにしている。
【0017】また、エレベータヘッド17の中央部ブロ
ック17−3は、さらに複数個の小ブロック17−3a
に分割されており、各ブロック17−3aは、図示しな
い付勢手段により常時は直立した状態にあるものの、図
2の左方向からの力により同図右方向に傾倒するように
なっている。
【0018】また中央部ブロック17−3より上側のブ
ロック17−1及び17−2は、図2の上方向からの力
により同図下方向に傾倒し、下側のブロック17−4及
び17−5は、図2の下方向からの力により同図上方向
に傾倒するように構成されている。これは後述するよう
に、折り込み機構4の折り込み作業を支障なく行わせる
ためである。
【0019】なお、図2及び図3中の20は前記エレベ
ータヘッド17の後方に設けられた位置決め板で、ベル
トコンベア15で搬入されてきた被搬送物を後端基準で
位置決めするためのものである。
【0020】(フィルム繰り出し移送機構)ストレッチ
フィルムを繰り出し移送するフィルム繰り出し移送機構
2は、図4に示すように包装機の右側部に設けられたス
トレッチフィルムのロール34,34’からストレッチ
フィルムを繰り出し、両端を挟持して移送する機構であ
る。ストレッチフィルムロール34,34’はそれぞれ
幅の異なるストレッチフィルムが巻かれたロールで一対
の支持ローラ36,36’及び支持ローラ37,37’
に支持され、被包装物の大きさによって選択的に使用で
きるように構成されている。
【0021】図4に示す例では、上側のストレッチフィ
ルムロール34が使用されている場合を示す。ストレッ
チフィルムロール34から繰り出されるストレッチフィ
ルムは、右側の支持ローラ36’を巻回するように引き
出され終端検出用ローラ38を介して上下の繰り出しベ
ルト39,39’及び40,40’間に挟持される。該
繰り出しベルト39,39’及び40,40’間に挟持
されたストレッチフィルムは、ベルト39,39’及び
40,40’の回動により繰り出され、その先端部にま
で達する。
【0022】その後、該ストレッチフィルムは、両端を
後述するチェーンコンベア57のグリッパー41,4
1’群とゴム材からなる丸ゴムベルト42,42’の間
に挟持され、被包装物を包装するのに必要な所定の長さ
が更に繰り出される。ストレッチフィルムが所定の長さ
繰り出されると、カッター43がカッター駆動装置44
により押し上げられ、ストレッチフィルムが切断され
る。切断後、ストレッチフィルムはエレベータヘッド1
7の上部の所定の位置、すなわち切断されたストレッチ
フィルムの中心がエレベータヘッド17の中心と一致す
る位置まで移送された後、停止され、そこで待機する。
【0023】グリッパー41,41’群と丸ゴムベルト
42,42’とは図2、図4に示すように左右折り込み
板21,22と前折り込み板23及び後折り込みローラ
24とで形成する開口部25とエレベータヘッド17の
下降端との間で、且つ包装機を上部方向から見た場合、
前記開口部25を前後に挟むように対向して配設されて
いる。
【0024】なお、本願明細書中においては折り込み機
構4に関し、被包装物の搬出方向を後側、その反対側を
前側と呼んでおり、この呼び方は被包装物の搬入方向と
は無関係で使用している。
【0025】上記フィルム繰り出し移送機構を図5、図
6に基づいてさらに詳細に説明する。機枠10の所定の
位置に対向して一対のアジャストスクリュー45,46
が回転可能に設けられており、このアジャストスクリュ
ー45,46の後面側の端部にはそれぞれハイポイドギ
ヤ47,48が固定されている。また、機枠10の後面
に沿って回転軸49が配設されており、この回転軸49
の所定位置には、前記ハイポイドギヤ47,48と噛み
合うハイポイドギヤ50,51が固定されている。回転
軸49の右側端部にはハンドル52が機枠10の外側に
取付けられており、このハンドル52を回転させること
により、回転軸49を介して前記アジャストスクリュー
45,46を回転させることができる。
【0026】アジャストスクリュー45,46のねじピ
ッチは図5の上側が密で下側が疎になっており、且つ互
いに逆ネジとなっている。アジャストスクリュー45,
46の両側近傍には、それぞれねじ部に噛み合うナット
を備えたアジャストブロック53〜56が設けられてい
る。後面側のアジャストブロック53,55を基台とし
てチェーンコンベア57が配設され、前面側のアジャス
トブロック54,56を基台としてチェーンコンベア5
7’が配置される。各チェーンコンベア57,57’
は、中心軸X−X’に関してストレッチフィルム移送方
向に向かって末広状に配設されている。これによりスト
レッチフィルムは移送されるに従って強く引っ張られる
ことになる。
【0027】チェーンコンベア57,57’は、ほぼ対
称構造となっているので、以下、チェーンコンベア57
についてその構造を説明する。図6に示されるように、
アジャストブロック53には取付け支持部材58、アジ
ャストブロック55には取付け支持部材59が設けられ
ている。取付け支持部材58、59には、取付け基盤6
0が複数のネジ58a,59aによって取付け固定され
ている。取付け基盤60の両端部には、それぞれスプロ
ケット61,61’が回転自在に配設されており、該ス
プロケット61,61’間には、エンドレスのチェーン
57aが張架される。該チェーン57aの外周には、図
7に示すように断面円形のエンドレス状の丸ゴムベルト
42が周設されている。
【0028】前記チェーン57aの外側には、所定間隔
毎に複数個のグリッパー41が軸41aを中心に回動自
在に取付けられている。グリッパー41の先端部には、
丸ゴムベルト42に嵌合する形状の半円状の凹部41b
が形成されている。なお、取付け基板60の上部には所
定範囲にわたって支持板62がネジ63によって取付け
られており、該支持板62に一体的に形成された突出部
62aがチェーン57aの中央凹部と嵌合してこれを案
内支持するとともに、他の一体的に形成された突出部6
2bが前記グリッパー41を取付ける取付け板64に一
体的に形成された係合鉤部64aとが係合し、取付け板
64を案内支持している。
【0029】チェーンコンベア57,57’の近傍外側
所定位置には左側、中央、右側の3個の可動ガイド部材
65〜67及び65’〜67’が設けられている。各可
動ガイド部材65〜67,65’〜67’はほぼ同様な
構造をしており、該各可動ガイド部材65〜67,6
5’〜67’にはそれぞれ3個ずつのグリッパー41の
後端が係合しており、例えば図7に示すようにソレノイ
ド68の作動により、3個のグリッパー41が軸41a
を中心に同時に回転し、二点鎖線で示すようにその先端
の凹部41bを丸ゴムベルト42から開放する。またソ
レノイド68を不動作にすると3個のグリッパー41の
先端凹部41bは丸ゴムベルト42に圧接する。グリッ
パー41の先端凹部41bと丸ゴムベルト42との間で
ストレッチフィルムを挟持して移送する。
【0030】前記チェーンコンベア57,57’のスト
レッチフィルム供給側端部、すなわちカッター43の入
口手前には、1個のグリッパー41を開閉させるグリッ
パー可動部材72,72’が設けられている。グリッパ
ー可動部材72,72’の構造はほぼ同じ構造であるの
でグリッパー可動部材72について説明する。
【0031】グリッパー可動部材72は、図8に示すよ
うに、可動ガイド部材65とほぼ同様な構造で、ただ、
上押圧板72a及び下押圧板72bの幅寸法は、1個の
グリッパー41を開閉させるだけなので、小さくなって
いる。ソレノイド73を励磁、消磁することによりグリ
ッパー41が軸41aを中心に回転して、その先端凹部
41bを丸ゴムベルト42から離隔し、あるいは丸ゴム
ベルト42に圧接させる点も可動ガイド部材65と同様
である。また、スプロケット61’の近辺には固定ガイ
ド部材74,75が設けられている。
【0032】チェーンコンベア57,57’がフィルム
供給端側のスプロケット61’を回る時のグリッパー4
1の開閉動作を図面を用いて説明する。図9はチェーン
コンベア57のスプロケット61’近辺の拡大平面図で
あり、図10はその拡大側面図、図11は同拡大正面図
である。チェーンコンベア57は、図10の矢印E、F
に示すように回動する。
【0033】チェーンコンベア57と共に移動してきた
グリッパー41の後端は、固定ガイド部材74の先端傾
斜面74aに押され軸41aを中心に回動し、その先端
凹部41bが丸ゴムベルト42より離隔する。スプロケ
ット61’の中央部分で固定ガイド部材74と平行とな
る。回動が進み、固定ガイド部材75の傾斜面75aに
接する部分にまで移動すると、グリッパー41の前端は
固定ガイド部材75の傾斜面75aに押され、軸41a
を中心に前記と反対方向に回動し、固定ガイド部材74
の中央部で先端凹部41bが丸ゴムベルト42に当接
し、グリッパー可動部材72の下押圧板72bと上押圧
板72aの間へと進行していく。
【0034】(フィルムの折り込み機構)折り込み機構
4は、図2に示すように左折り込み板21、右折り込み
板22、前折り込み板23及び後折り込みローラ24と
を有し、これら左右折り込み板21,22と前折り込み
板23と後折り込みローラ24とでエレベータヘッド1
7で押し上げられた被包装物を通過させる開口部25を
形成する。左折り込み板21及び右折り込み板22は、
被包装物上を覆ったフィルムの左側及び右側の折り込み
を行なうもので、開口部25に臨む辺の前面側角部をフ
ィルムの抜けを良くするため曲率半径の大きな円弧状と
し後面側角部を曲率半径の小さい円弧状にした平板であ
る。
【0035】機枠10の上部両側には、開口部25に向
けた平行なガイドバー26,26’を各々設け、各ガイ
ドバー26,26,26’,26’に各々摺動部材2
7,27,27’,27’を摺動自在に設け、該摺動部
材27,27,27’,27’の下部にそれぞれ前記左
折り込み板21及び右折り込み板22を取り付ける。左
折り込み板21はクランク機構を介して駆動軸(図示せ
ず)に連係される。左右折り込み板21,22の近傍に
は(図14参照)枢軸118c,118c’を各々設
け、各枢軸118c,118c’には回転桿118b,
118b’を回転自在に取付ける。
【0036】該回転桿118b,118b’の後端は、
前記左右折り込み板21,22に回転自在に連係され
る。各回転桿118b,118b’とはリンク118に
回転自在に連係され、該リンク118により左折り込み
板21と右折り込み板22が各々同時に相反する方向、
すなわち開口部25の中心に向かって前進あるいは中心
から後退するようになっている。
【0037】前折り込み板23は、図2に示すように開
口部25に臨む辺に前折り込みローラ23aを遊転自在
に設けてなる平板である。開口部25の両側機枠10に
は側ガイドレール28,28’を各々配設し、該各側ガ
イドレール28,28’に第1の摺動部材29,29’
及び第2の摺動部材30,30’を設け各々摺動部材2
9,29’に前記前折り込み板23をわたして取付け
る。一方の摺動部材29と第1駆動軸31とをクランク
機構33を介して連係し、前折り込み板23が後折り込
みローラ24に向かって前進あるいは後折り込みローラ
24から後退させるようになっている。
【0038】クランク機構33は、第1駆動軸31に固
着した回転桿33bを枢軸33cを介して回転自在に連
係したものである。摺動部材30,30’には、プッシ
ャ69が取付けられ、第2駆動軸31’とクランク機構
33’によって、前折り込み板23と同様に後折り込み
ローラ24に向かって前進あるいは後折り込みローラ2
4から後退させるようになっている。
【0039】(被包装物の搬出機構)搬出機構5は、前
記折り込み機構4により左右及び前のストレッチフィル
ムが折り込まれた被包装物を押し出すプッシャ69、該
プッシャ69によって押し出された被包装物を載置し幅
寄せする幅寄せスライダー70、ヒートベルト71等に
より構成される。被包装物はプッシャ69によって押圧
されることにより、後のストレッチフィルムは後折り込
みローラ24により折り込まれる。被包装物は、ヒート
ベルト71上に載置され、フィルムの溶着及びラベルの
自動貼付けが行われた後に外部に搬出される。
【0040】(包装機の駆動系)次に上記包装物の各部
を駆動する駆動系を説明する。図12は、上記包装機の
駆動系を示す系統図である。図中、16は駆動系の駆動
源をなす電動機であり、該電動機16の回転軸に固定さ
れたVプーリー80から、減速機81の入力回転軸に固
定されたVプーリー82にVベルト83を介して動力が
伝達される。前記減速機81の一方の出力回転軸に後述
する構造のスリット円板84が固定されており、このス
リット円板84に形成されたスリットの移動をセンサー
85で検出して、包装機の動力制御用のタイミング信号
を得る。
【0041】減速機81の他の出力回転軸にはスプロケ
ット86が固定されており、該スプロケット86から包
装機の主駆動軸87に固定されたスプロケット88にチ
ェーン89を介して動力が伝達される。
【0042】前記主駆動軸87には、スプロケット9
0,91,92が固定されており、さらに一端にはエレ
ベータ上下動カム93が固定されている。スプロケット
92は、チェーン94を介してプッシャコンベア13の
スプロケット13cに動力を伝え、スプロケット91
は、チェーン95を介してベルトコンベア15の丸ゴム
ベルト15cに動力を与えるローラ15bの回転軸に固
定されたスプロケット96に動力を伝える。
【0043】エレベータ上下動カム93は支点97を中
心に上下に駆動する駆動桿98を介してレバー19,1
9に上下に駆動する動力を与えエレベータヘッド17を
上下動させる。また、スプロケット90は、スプロケッ
ト103〜106にチェーン99,100,101,1
02を介して動力を伝達する。スプロケット103は、
90度ベベルギア107を介して電磁クラッチブレーキ
108に動力を伝達し、該電磁クラッチブレーキ108
からチェーン109を介してフィルム繰り出し移送機構
2の駆動軸110に固定されたスプロケット111に動
力を伝達する。
【0044】これにより、ストレッチフィルムを繰り出
し供給する繰り出しベルト39,39’,40,40’
及びストレッチフィルムの両端を挟持して移送する丸ゴ
ムベルト42,42’、グリッパー41,41’が所定
間隔で取付けられたチェーンコンベア57,57’等が
駆動力を得て回転する。
【0045】スプロケット104は、90度ベベルギア
112を介して電磁クラッチブレーキ113に動力を伝
達し、該電磁クラッチブレーキ113は、前折り込み板
23に動力を与える。スプロケット105は、90度ベ
ベルギア114を介して電磁クラッチブレーキ115に
動力を伝達する。
【0046】該電磁クラッチブレーキ115は、排出プ
ッシャ69に動力を伝える。またスプロケット106
は、90度ベベルギア116を介して電磁クラッチブレ
ーキ117に動力を伝達し、該電磁クラッチブレーキ1
17は、左右折り込み板21,22に開口部25の中心
に向かって直進する駆動力及び中心から後退する駆動力
を前記摺動部材27,27’やクランク機構118と連
係して伝える。
【0047】上記のように包装機の駆動系を電磁クラッ
チブレーキ108,113,115,117を介在させ
た互いに独立した駆動手段で構成することにより、例え
ば、被包装物の転倒や詰まり等の事故により包装機を緊
急停止した場合、制御盤のクラッチ解除ボタンをオンす
ることにより電磁クラッチブレーキ108,113,1
15,117をそれぞれ解除すれば、フィルム繰り出し
移送機構2、折り込み機構4、搬出機構5を構成する各
部材は、手動で個々に動かすことができ、転倒したり、
詰まっても被包装物の除去作業が簡単になり、運転再開
までの時間が極めて短くなる。
【0048】なお、上記実施例では、独立した駆動手段
として電動機16の動力を電磁クラッチブレーキ10
8,113,115,117を介在させて伝達する例を
示したが、これら電動機16と各々の電磁クラッチブレ
ーキ108,113,115,117に替えてそれぞれ
正逆転可能な電動機を用いその回転方向を適宜選択する
ことにより自動的に部材を動かすこともできる。
【0049】(制御装置の全体構造)以上が、包装機の
機械的構造及びその駆動系の説明である。以下、包装機
の制御装置について説明する。図1は包装機の制御装置
の構成を示すブロック図である。図中、実線は電気的に
伝達される部分を示し、点線は機械的に伝達される部分
を示す。制御装置は中央処理装置120、操作表示パネ
ル部121、タイミング調整部122、記憶部123、
入出力制御回路124、駆動制御部125、タイミング
検出部126、プログラマブルタイマー127、被包装
物大きさ検出部128から構成される。
【0050】操作表示パネル部121は、中央処理装置
120に各部の操作指令を発生する操作部121aと中
央処理装置120からの信号に基づいて各種検出表示を
行なう表示部121bとから構成される。
【0051】タイミング調整部122は、タイミング調
整用スイッチ122aとエンコーダ122bとから構成
され、左右折り込み板21,22、前折り込み板23、
排出用プッシャ69等の包装機各部の作動タイミングを
調整するのに使用する。
【0052】記憶部123はリードオンメモリ(RO
M)123a及びランダムアクセスメモリ(RAM)1
23bから構成され、ROM123aには後述の基準タ
イミングや各種プログラムを格納し、RAM123bに
は後述のタイミング補正値等の各種データが格納され
る。
【0053】入出力制御回路124は、中央処理装置1
20から信号を駆動制御部125やプログラマブルタイ
マー127に出力したり、タイミング検出部126から
のタイミング信号、プログラマブルタイマー127及び
被包装物大きさ検出部128から信号を中央処理装置1
20に入力するインターフェイス制御回路である。
【0054】駆動制御部125は、駆動回路125a〜
125jから構成される。駆動回路125aは電動機1
6及び減速機81から構成される主動力部129を駆動
する回路、駆動回路125bはフィルム繰り出し移送機
構2を駆動する電磁クラッチブレーキ108を励磁する
回路、駆動回路125cは左右折り込み板21,22を
励磁する電磁クラッチブレーキ117を励磁する回路、
駆動回路125dは前折り込み板23を励磁する電磁ク
ラッチブレーキ113を励磁する回路、駆動回路125
eは排出プッシャ69を駆動する電磁クラッチブレーキ
を励磁する回路である。
【0055】駆動回路125fは左右可動ガイド部材6
5,65’,67,67’を駆動し該左右可動ガイド部
材65,65’,67,67’に係合するグリッパー4
1を開放する回路、駆動回路125gは前側中央の可動
ガイド部材66’を駆動して該可動ガイド部材66’に
係合するグリッパー41を開放する回路、駆動回路12
5hは後側中央の可動ガイド部材66を駆動して該可動
ガイド部材66に係合するグリッパー41を開放する回
路、駆動回路125iは幅寄せスライダー70を作動す
る駆動モータ130を起動する回路、駆動回路125j
はヒートベルト71を回動させる駆動モータ131を起
動する回路である。
【0056】タイミング検出部126は図12の減速機
81の回転軸に固定され、回転軸の回転と共に回転する
スリット円板84とセンサー85から構成されるタイミ
ング信号発生器からの信号を検出する部分で、包装機の
左右折り込み板21,22、前折り込み板23等の各作
動部を駆動させてタイミングの基準となるタイミング信
号を検出する部分である。
【0057】中央処理装置120は、タイミング検出部
126からタイミング信号及び後述する記憶部123の
RAM123bの作動タイミングレジスタに記憶された
データに基づいて入出力制御回路124を通して各駆動
回路125a〜125jに信号を送信し、包装機の各部
を所定のタイミングで駆動する。以下上記各部分の構成
及びその動作を詳細に説明する。
【0058】(タイミング信号発生部)図13は減速機
81の回転軸に固定されたスリット円板84の構造を示
す図である。図示するように、スリット円板84は円板
84aの同心円上の一番外側にタイミング信号用のスリ
ットTPAを設け、その内側の同心円上にスリットTP
Aから所定の角度遅れた方向検出用のスリットTPBを
設け、更にスリットTPBの内側の所定位置にゼロ点検
出用のスリットTPOを設ける。これらのスリットを貫
通する光をセンサー85(図12参照)で検出し、タイ
ミング検出部126に送る。
【0059】(タイミング検出部)図14はタイミング
検出部126の構成を示すブロック図である。センサー
85は各センサー85a,85b,85cで構成され、
それぞれスリットTPA,TPB,TPOからのタイミ
ング信号tpa,方向検出信号tpb,ゼロ検出信号t
poを検出して波形整形用比較器A1,A2,A3に送
る。比較器A1からのタイミング信号tpaは過負荷検
出回路135、方向検出回路136及び入出力制御回路
124に入力され、比較器A2からの方向検出信号tp
bは方向検出回路136に入力される。比較器A3から
のゼロ検出信号tpoは入出力制御回路124に入力さ
れる。また過負荷検出回路135の出力信号sm及び方
向検出回路136の出力信号rmも入出力制御回路12
4に入力される。
【0060】(方向検出)タイミング信号tpaと方向
検出信号tpbの関係は、図15のa,bに示すように
なる。電動機16が正回転している場合は、同図aに示
すようにタイミング信号tpaの立上りがエッジでは方
向検出信号tpbはLレベルであり、電動機16が逆回
転している場合は、同図bに示すようにタイミング信号
tpaの立上りがエッジでは方向検出信号tpbはHレ
ベルである。従ってタイミング信号tpaと方向検出信
号tpbの上記関係を知れば、電動機16が正回転ある
いは逆回転かを検出できる。
【0061】図16は方向検出回路136の一例を示す
図で、方向検出回路136はDタイプフリップフロップ
から構成され、D端子にはタイミング信号tpaが入力
される。このため、方向検出信号tpbの立上り時にお
いてタイミング信号tpaがHレベルのときには出力信
号rmがHレベルとなり、方向検出信号tpbの立上り
時においてタイミング信号tpaがLレベルのときには
出力信号rmがLレベルになる。
【0062】従って出力信号rmがHレベルのときは電
動機16が正転、Lレベルのときは逆転となる。方向検
出回路136の出力信号rmが入出力制御回路124を
経て中央処理装置120に入力され、電動機16の逆転
が検出された場合は、ただちに電動機16を停止してエ
ラー信号を発生し表示部121bに表示する。上記のよ
うに構成することにより、包装機納入時、あるいは設置
場所移動時等、3相コンセントの結線と3相モータの結
線が合致しない場合でも、モータの逆転をただちに検出
しモータを停止させるから、包装機が損傷することがな
くなる。
【0063】(過負荷検出)電動機16の始動時、定常
回転前及び定常回転時のタイミング信号tpa及び方向
検出信号tpbの関係を図17に示す。図示するように
モータ始動時、定常回転前、定常回転時よりタイミング
信号tpaの時間間隔がt1,t2,t3と変化する。
過負荷の場合この時間間隔t1,t2,t3が長くなる
ので、この時間間隔t1,t2,t3を監視することに
より過負荷か否かを判定できる。
【0064】図18は過負荷検出回路135の一例を示
す図である。過負荷検出回路135は、4個のタイマー
回路TM1,TM2,TM3,TM4,制御回路CS、
マルチプレクサM1及びオア回路ORとから構成され
る。タイマー回路TM1,TM2,TM3にはそれぞれ
の始動時、定常回転前、定常回転時のタイミング信号t
paの時間間隔t1,t2,t3が設定される。
【0065】各タイマー回路TM1,TM2,TM3の
S端子(セット端子)には、スタート信号MSが入力さ
れ、R端子(リセット端子)にはタイミング信号tpa
が入力される。タイミング信号tpaの時間間隔がt
1,t2,t3以上であれば、それぞれタイマー回路T
M1,TM2,TM3から過負荷検出信号SM1,SM
2,SM3が出力され、タイマー回路TM4の指令によ
り制御回路CSはマルチプレクサM1を作動させ、オア
回路OR、入出力制御回路124を介して中央処理装置
120に過負荷検出信号SMを送る。
【0066】過負荷検出信号SMが入力された場合に
は、中央処理装置120はただちに包装機を停止し、そ
の旨を表示部121bに表示する。このように構成する
ことにより、何等かの原因で包装機に過負荷が発生した
場合でも包装機が自動的に停止されるので損傷すること
がない。
【0067】ここで、電動機16の始動時タイマーTM
2,TM3がタイムアップし、過負荷検出信号SM2,
SM3が出力されるが、始動時は後述のように過負荷検
出信号SM2,SM3がマルチプレクサ回路Mlを通過
できないようになっているので、過負荷検出信号SMは
出力されることはない。
【0068】マルチプレクサ回路Mlは制御回路CSに
より、電動機16の始動時は過負荷検出信号SM1を
通過させる、電動機16の始動時後で定常回転前は過
負荷検出信号SM2を通過させる、定常回転時は過負
荷検出信号SM3を通過させるようになっている。これ
はタイマー回路TM4で設定されている。従って、上記
電動機16の始動時には過負荷検出信号SM2,SM
3が出力しても、マルチプレクサ回路Mlで出力が禁止
される。
【0069】なお、上記電動機16の逆転検出及び過負
荷検出は、ハード的手段により検出する場合であるが、
ソフト的手段により検出することも当然可能であり、こ
の場合には上記過負荷検出回路135及び方向検出回路
136は必要ないことになる。なお、ソフト的手段によ
り方向を検出するには、タイミング信号tpaが入力さ
れた時、すなわち、タイミング信号tpaの立上り時に
おいて方向検出信号tpbがHかLかを判断することで
検出することができる。
【0070】また過負荷を検出するには、タイミング信
号tpaが入力される毎にタイマーを起動し、次のタイ
ミング信号tpaが入力された時にタイマーで計測され
る時間が所定時間を経過しているか否かの判断を行なう
ようにすればよい。そして、上記タイマーの設定時間を
電動機始動時、定常回転前及び定常回転時時で、それぞ
れ所定の値に切り替えるようにする。なお、上記実施例
ではスリット円板84にタイミング信号用のスリットT
PAと方向検出用のスリットTPBの両方を設けた場合
であったが、どちらか一方のスリットだけでもタイミン
グ信号tpa及び方向検出信号tpbを発生させること
が可能である。この場合には、検出用のセンサーをそれ
ぞれ発生させる信号が所定の位相関係となる位置に配設
する。
【0071】(作動タイミング調整の概要)上記構成の
包装機は、工場内における組立作業時において搬入機構
1、フィルム繰り出し移送機構2、エレベータ機構3、
折り込み機構4、搬出機構5の各作動部の作動するタイ
ミングを総合的に調整し、包装機が正常に作動するよう
にしなければならない。
【0072】また、保守サービス時においては、使用中
の何等かの原因で各作動部のタイミングに狂いが生じた
場合に正常に作動するように再調整しなければならな
い。さらに被包装物の包装仕上げを良くするためには、
グリッパー可動部材72の作動タイミング、左右折り込
み板21,22、前折り込み板23の作動タイミング、
可動ガイド部材65〜67,65’〜67’の作動タイ
ミング等を調整する必要がある。
【0073】電磁クラッチブレーキ117による左右折
り込み板21,22の作動タイミング、電磁クラッチブ
レーキ113による前折り込み板23の作動タイミン
グ、電磁クラッチブレーキ115による排出プッシャ6
9の作動タイミング、電磁クラッチブレーキ108によ
るフィルム繰り出し移送機構2の作動タイミング、グリ
ッパー可動部材72によるグリッパー41の閉開放タイ
ミング、カッター43によるフィルムカットのタイミン
グ及び可動ガイド部材65〜67,65’〜67’を作
動してフィルムクランプを開放するタイミング等は、メ
ーカーが組立調整作業時あるいは保守サービス時に調整
する。
【0074】また、カッター43によるフィルムカット
のタイミング及び可動ガイド部材65〜67,65’〜
67’を作動してフィルムクランプを開放するタイミン
グ等は、ユーザーが包装機を動作させて包装作業する
際、被包装物の種類、大きさ等に応じて適宜調整できる
ように構成する。この調整は、被包装物の種類、大きさ
等を光センサー等により検出して自動的になされるよう
にする。
【0075】上記例において、各作動部の基本となるメ
カニカルチャートは、それぞれタイミング信号tpaの
カウント値を基準として設定される。例えば上記実施例
において、スリット円板84は包装機の1サイクルで1
回転するようになっており、スリットTPAは12度
毎、すなわち1個に計30個(=360度/12度)設
けられている。従って、包装機の1サイクル中にタイミ
ング信号tpaは計30個発生されることになり、各作
動部のメカニカルチャートは、それぞれタイミング信号
tpaのカウント値に基づいて、すなわちスリット円板
84の回転角度に基づいて設定される。
【0076】(メーカー側の作動タイミング調整)以
下、各作動部の作動タイミング調整を前折り込み板23
の作動を例に具体的に説明する。図19の実線は上記の
ごとく設定された基本となるメカニカルチャートを示す
図であり、横軸はタイミング検出部126からタイミン
グ信号tpaのカウント値TCを示す。前折り込み板2
3は、タイミングFT1(TC=6)において後折り込
みローラ24に向かって作動(以下「閉動作」と称す
る)をスタートさせ、タイミングFT2(TC=15)
においてその閉動作を終了し、ストップする。
【0077】次にタイミングFT3(TC=18)にお
いて前折り込み板23は元の位置に向かって作動(以下
「開動作」と称する)をスタートさせ、タイミングFT
4(TC=27)においてその開動作を終了する。前記
前折り込み板23の閉動作は電磁クラッチブレーキ11
3のクラッチコイルを励磁することにより行なわれ、ス
トップは電磁クラッチブレーキ113のブレーキコイル
を励磁することにより行われる。
【0078】今、前折り込み板23の閉動作スタートの
タイミングFT1、閉動作ストップのタイミングFT
2、開動作スタートのタイミングFT3、開動作ストッ
プのタイミングFT4をそれぞれ個別に調整する場合を
説明する。
【0079】プリント基板上に所定の位置に図20に示
す上記タイミングFT1〜タイミングFT4を調整する
ためのスイッチMSW1〜MSW4を設ける。このスイ
ッチMSW1〜MSW4はユーザーが誤って操作する恐
れのない場合であればプリント基板に限定されるもので
はなく、メンテナンス用の操作部を設け、そこに設置し
てもよい。スイッチMSW1〜MSW4は、ダイヤル目
盛−3〜+3の7段階に切り替え可能な切替スイッチで
ある。このスイッチMSW1〜MSW4の位置情報はエ
ンコーダ122bによって所定の信号に変換される中央
処理装置120に入力される。
【0080】記憶部123のROM123aの所定の場
所には、図21(a)に示すように、前折り込み板23
の閉動作及び開動作の基本タイミングFT1、FT2、
FT3、FT4のカウント値TC=6、15、18、2
7をそれぞれ記憶する基本タイミング格納エリアTMa
を設ける。また記憶部123のRAM123bには、図
21(b)に示すように前記各基本タイミングFT1’
〜FT4’の調整後のカウント値TCを記憶する調整タ
イミング記憶エリアTRMa(以下「作動タイミングレ
ジスタ」と称する)を設ける。
【0081】CPU120は、上記ROM123aに記
憶された各タイミングFT1〜FT4の各カウント値T
Cから上記スイッチMSW1〜MSW4の位置情報によ
って指定される数値を加算あるいは減算し、その演算後
の数値を上記作動タイミングレジスタTRMaに書き込
み記憶させる。
【0082】すなわち前記スイッチMSW1〜MSW4
をそれぞれ図20に示すように−1、−1、+1、+1
にすると、中央処理装置120は前記ROM123aの
基本タイミング格納エリアTMaに格納されたタイミン
グFT1〜FT4の各カウント値TC=6、15、1
8、27からスイッチMSW1〜MSW4によって指定
された数値を加算あるいは減算し、その演算後の前折り
込み板23の閉動作及び開動作のタイミングFT1’〜
FT4’のカウント値TC=5、14、19、28をR
AM123bの作動タイミングレジスタTRMaに書き
込み記憶させる。このときメカニカルチャートは図19
の点線で示されるようになる。
【0083】上記のごとく中央処理装置120は各スイ
ッチのMSW1〜MSW4が切り替えられる毎に、それ
ぞれのスイッチMSW1〜MSW4に対応する作動タイ
ミングレジスタTRMaの書き替えを行なう。以下、作
動タイミングレジスタTRMaに基づいて各作動部を作
動させる具体的な制御について上記前折り込み板23を
例として説明する。
【0084】図22は上記制御の流れを示すフローチャ
ートである。説明の都合上、上記各タイミングFT1’
〜FT4’のカウント値TCを記憶するレジスタをそれ
ぞれレジスタTRMa1〜TRMa4とする。このフロ
ーチャートはこの発明の説明に必要な部分のみ示してあ
る。中央処理装置120は待機状態にある時、タイミン
グ信号tpaのカウント値TCが更新されたか否かを監
視している(ステップ200)。
【0085】カウント値TCの更新は、タイミング信号
tpaが入力される毎にタイミング信号tpaを割込み
信号として、割込み処理ルーチンで行なう。この割込み
処理ルーチンでは更新したカウント値TCをRAM12
3bの所定のエリアに設けたカウント値レジスタTCA
に書き込み記憶すると共に、カウント値TCが更新され
たことを示すフラグTCFをセットする。従ってステッ
プ200ではこのフラグTCFをチェックしている。こ
のフラグがセットされている場合にはカウント値レジス
タTCAの内容を中央処理装置120内のアキュームレ
ータレジスタAに読みだす(ステップ201)。
【0086】次にアキュームレータレジスタAの内容
と、上記レジスタTRMa1の内容とを比較する(ステ
ップ202)。
【0087】この比較結果が一致した場合には、サブル
ーチンプログラムSUB1を実行する(ステップ20
3)。
【0088】このサブルーチンプログラムSUB1は、
前折り込み板23の作動を開始する処理プログラムで、
具体的には入出力制御回路124を介して駆動回路12
5dに制御信号を送り電磁クラッチブレーキ113のク
ラッチコイルを励磁する。
【0089】ステップ202において、比較結果が一致
しない場合には、アキュームレータレジスタAの内容
と、上記レジスタTRMa2の内容とを比較する(ステ
ップ204)。比較結果が一致した場合には、サブルー
チンプログラムSUB2を実行する(ステップ20
5)。
【0090】このサブルーチンプログラムSUB2は、
前折り込み板23の作動を停止させる処理プログラム
で、具体的には入出力制御回路124を介して駆動回路
125dに制御信号を送り電磁クラッチブレーキ113
のブレーキコイルを励磁する。ステップ204において
比較結果が一致しない場合には、次にアキュームレータ
レジスタAの内容と、上記レジスタTRMa3の内容と
を比較する(ステップ206)。
【0091】この比較結果が一致した場合には、サブル
ーチンプログラムSUB1を実行する(ステップ20
7)。
【0092】比較結果が一致しない場合には、アキュー
ムレータレジスタAの内容と、上記レジスタTRMa4
の内容とを比較する(ステップ208)。
【0093】比較結果が一致した場合には、上記サブル
ーチンプログラムSUB2を実行する(ステップ20
9)。一致しない場合には次の処理を実行する。
【0094】なお、上記の場合は前折り込み板23につ
いてのみ説明したが、実際には調整対象となる作動部の
全ての作動タイミングに対しそれぞれROM123aの
基本タイミング格納エリアTMaに基本となるカウント
値TCを設定記憶すると共に、これに対する調整用の切
替スイッチを設ける。
【0095】そして、上記基本となるカウント値TCと
調整用の切替スイッチMSWとによって決定される値を
RAM123bの所定エリアTRMaに設定された各作
動タイミングレジスタにそれぞれ書き込み記憶する。そ
してカウント値TCが更新される毎に各作動タイミング
レジスタの内容との比較を行ない、この結果一致した場
合には予め各作動タイミングレジスタと関連して定めら
れている各々の処理を実行するように構成する。
【0096】以上は、メーカー側が組立作業、調整作
業、保守作業において、タイミング調整部122のタイ
ミング調整用のスイッチ122aを操作して、各作動部
の作動タイミングを調整する場合について説明したが、
上述したように各作動部の作動タイミングの一部、例え
ば左右ガイド部材65,67,65’,67’を作動さ
せるタイミングやフィルム繰り出し移送機構2を停止さ
せるタイミング等は、操作表示パネル121に設けられ
ている操作部121aの調整用操作スイッチの操作、あ
るいは被包装物大きさ検出部128からの検出情報によ
って調整するように構成する。
【0097】この場合には、RAM123bの所定のエ
リアに図26に示すように作動タイミングレジスタTR
Maのほかに、メーカーが調整したタイミング値を記憶
する基本タイミングレジスタTRMbを設け、予めRO
M123aの基本タイミング格納エリアTMaに記憶さ
れている基本タイミングカウント値TCとメーカー操作
用の調整用スイッチの位置情報とによって決定されたタ
イミング値を前記基本タイミングレジスタTRMbに記
憶し、該基本タイミングレジスタTRMbに記憶された
タイミング値とユーザーが操作した操作部121aの調
整用スイッチの位置情報とで決定された作動タイミング
値を前記作動タイミングレジスタTRMaに記憶し、該
作動タイミングレジスタTRMaに記憶されたタイミン
グ値で当該作動部を制御する。
【0098】(ユーザー側の作動タイミング調整)以
下、ユーザー側の作動タイミング調整の具体例として左
右ガイド部材65,67,65’,67’を作動し、こ
れに係合するグリッパー41,41’を解放させる、い
わゆるフィルム左右クランプ解放タイミングの調整につ
いて説明する。
【0099】今、フィルム左右クランプ解放タイミング
TC1の基本タイミングのカウント値TCを5と設定し
たとすると、図23に示すように、ROM123aの基
本タイミング格納エリアTMaに左右クランプ解放タイ
ミングTC1のカウント値TC=5を記憶させる。ま
た、タイミング調整部122に図24に示すようなメー
カー用の解放タイミングTC1調整用のスイッチMSW
5を設ける。このスイッチMSW5は上記切替スイッチ
MSW1〜MSW4と同様にダイヤル目盛−3〜+3の
7段階に切り替え可能な切替スイッチである。
【0100】操作パネルの操作部121aには図25に
示すように、ユーザー用の左右クランプ解放タイミング
TC1を調整するための調整用操作スイッチUSW1を
設けるフィルム解放タイミングが変化することで包装フ
ィルムの張り状態を調整できるため、調整用操作スイッ
チUSW1は張り調整スイッチと呼ばれる。フィルムの
張りは解放タイミングのカウント値が大きければ強くな
り、小さければ弱くなる。調整用操作スイッチUSW1
はダイヤル目盛1〜5の5段階切替が可能であり、それ
ぞれのダイヤルの目盛はカウント値TCに加える数値と
対応しているものとする。
【0101】上記メーカー調整用スイッチMSW5に対
応してRAM123bには、図26に示すように作動タ
イミングレジスタTMRaと準基本タイミングレジスタ
TMRbが設けられている。
【0102】準基本タイミングレジスタTMRbには、
図23に示された基本タイミングレジスタTMaに格納
された左右クランプ解放タイミングTC1のカウント値
=5と、メーカー調整用スイッチMSW5の位置情報−
1とから、中央処理装置120で検定される準基本とな
る左右クランプ解放タイミングTC1’のカウント値T
C=4が格納され、作動タイミングレジスタTMRaに
は、前記準基本タイミングレジスタTMRbに格納され
たカウント値TC=4と調整用操作スイッチUSW1の
位置情報3とから、中央処理装置120で決定された左
右クランプ解放タイミングTC1″のカウント値TC=
7が格納される。
【0103】そして前述した場合と同様、作動タイミン
グレジスタTMRaに記憶されているカウント値とカウ
ント値レジスタTCAのタイミング信号のカウント値が
一致した時に左右ガイド部材65,67,65’,6
7’を作動し、これに係合するグリッパー41,41’
を解放させる。このようにメーカー調整用のスイッチM
SW5を調整することにより、ユーザー用の調整用操作
スイッチUSW1で調整することが可能なタイミング値
の範囲が変化する。
【0104】上記実施例装置を組立作業時において調整
する場合、次のように行なう。まず機械的部分の組立終
了後、メーカー調整用のスイッチMSWをすべて「0」
の目盛に設定し、ユーザー用の調整用操作スイッチUS
Wをすべて所定目盛、例えば「1」にした状態で装置を
作動させる。この場合、機械的な条件、例えば加工精
度、取付け精度等が完全に設計通りになっていれば、装
置は予め定めたメカニカルチャートのとおり動作し、特
に調整を必要としない。しかし実際には、加工あるいは
組立等にともなう製造上の誤差により、設計通りに作動
しないのが普通である。
【0105】この場合には上記メーカー調整用のスイッ
チMSWを操作することで各部の作動タイミングを調整
することになる。例えば、前折り込み板23の閉動作開
始のタイミングが設計したタイミングより遅れる場合に
は、上記スイッチMSW1をマイナス方向に切り替え
る。そして再度装置を作動させて装置が設計通りに正常
に作動するか確認する。このようにして、タイミングが
狂っているすべての作動部について調整を行なう。
【0106】また、保守サービス時にも、上記と同様な
方法でタイミングが狂っている部分の調整を行なうこと
ができる。
【0107】上記のように、上記実施例の制御装置は、
包装機の各作動部の作動タイミングの調整を各種スイッ
チの簡単な切替操作で電気的にしかもデジタル的に行な
うことができるので、従来のように装置作動部の複雑な
機械的調整を必要とせず、タイミング調整作業が極めて
容易となる。
【0108】また、調整を要する各作動部の作動タイミ
ングをそれぞれ独立して調整できるから、ある一つの作
動部のタイミングを変化させても、それによって他の作
動部のタイミングに影響を与えることがないので調整作
業が極めて単純化され、包装機を構成する各機構部の詳
細な知識を必要とせず調整作業を画一化することが可能
となる。
【0109】なお、上記実施例装置は、調整切替スイッ
チMSWの切り替え位置情報を数値データとして使用
し、ROM123aに記憶されている基準タイミングカ
ウント値TCと該数値データとから、中央処理装置12
0で演算処理することにより各作動部の作動タイミング
のカウント値TCを求め、該カウント値TCをレジスタ
TRMa、TRMbに書き込むように構成したが、これ
に限定されるものではなく、上記実施例の制御装置の説
明から明らかなように、要は調整用スイッチを操作する
ことにより、調整を必要とする作動部の調整された作動
タイミングのカウント値TCが得られ、該カウント値T
Cを作動タイミングレジスタTRMaに書き込むように
構成されていればよい。
【0110】例えば、図27に示すように、ROM12
3aの基本タイミング格納エリアTMaに、予め各作動
部の基本タイミング値として調整するのに必要なカウン
ト値TCを調整用スイッチMSW1’の位置情報をアド
レスとしてすべて記憶しておき、調整用スイッチMSW
1’を切り替えることにより、該記憶されたカウント値
TCの中からいずれか一つを選択してRAM123bの
作動タイミングレジスタTRMaに記憶するように構成
してもよい。
【0111】図の例では、調整用スイッチMSW1’の
「1」にある位置情報でカウント値「6」を選択して作
動タイミングレジスタTRMaに該カウント値TCを記
憶する。この場合は、ROM123aの基本タイミング
格納エリアTMaに大きい容量を必要とするが、上記実
施例のように、作動部の作動タイミングとしてカウント
値TCを中央処理装置120で演算処理して求める必要
はなくなる。
【0112】 (タイミング信号間隔時間以下の作動タイミング調整)
また、上記実施例の場合、タイミング信号tpaのカウ
ント値を最小単位として制御するから、作動タイミング
調整幅が1カウントに限定されてしまう。具体的には、
上記例ではスリット円板84のスリットTPAの間隔を
12度にしてあるから、スリット円板84の1回転によ
り30個のカウントパルスが発生することになる。
【0113】このため包装機の1サイクルの時間(スリ
ット円板84が1回転する時間)を2秒に設定した場合
には、最小調整幅はタイミング信号tpaの1カウント
=67m秒に限定されてしまうことになる。従ってそれ
以下の時間幅の調整は不可能となる。そこで1カウント
以内でさらに調整を行なう必要がある場合は、タイマー
を使用し、作動タイミングをタイミング信号tpaのカ
ウント値TCと該カウント値TCからの遅れ時間を前記
タイマーを用いて制定する手法を採用する。以下、1/
2カウントの範囲で作動タイミングを調整する場合につ
いて説明する。
【0114】図28(a)に示すように、調整用スイッ
チMSW6のそれぞれの切替位置を同図bに示すように
意味づけるものとして、RAM123bの作動タイミン
グレジスタTRMaには、カウント値TCを記憶する部
分と遅れ時間情報Tmを記憶する部分とを設ける。
【0115】今、調整用スイッチMSW6に対応してR
OM123aに記憶されている基本タイミングのカウン
ト値を「5」とすれば、調整用スイッチMSW6が図2
8に示すように切替位置が「−1」にある時には、カウ
ント値TCを記憶する部分には「4」(4=5−1)が
書き込まれ、また遅れ時間情報を記憶する記憶部分には
「1」が書き込まれる。中央処理装置120は、タイミ
ング信号tpaのカウント値TCが更新される毎にその
カウント値TCと作動タイミングレジスタTRMaのカ
ウント値を記憶する部分のカウント値TCとを比較し、
比較結果が一致したら、すなわち、図において更新され
たカウント値TCが「4」である場合、遅れ時間情報T
mをチェックする。
【0116】図示の場合は、遅れ時間情報は「1」であ
り、1/2カウント(=33msec)遅らせることを
意味しているので、中央処理装置120はプログラマブ
ルタイマー127(図1参照)により33msecの計
数を開始させる。プログラマブルタイマー127は33
msec経過した場合にその旨を知らせる割込み信号を
中央処理装置120に送る。
【0117】中央処理装置120はこの信号が入力され
た場合に、上記作動タイミングレジスタTRMaに対応
する処理プログラムを実行する。このように構成するこ
とで1/2カウントの幅で調整が行われる。なお、上記
実施例は、遅れ時間情報Tmを調整用スイッチMSW6
により設定した場合であったが、ROM123aに予め
基本タイミングのデータとしてカウント値TCと遅れ時
間情報Tmを設定しておいても良いことは当然である。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、包
装機の作動時間の調整を必要とする各作動部の基本とな
る動作開始タイミングや停止タイミングの作動時間をタ
イミング信号発生手段からのタイミング信号のカウント
数を基準にデジタル的に設定し、この基本となる作動時
間を包装物等の包装条件に応じて調整して各作動部の各
作動時間を決定するから、下記のような優れた効果が得
られる。
【0119】(1)基本となる作動時間を包装条件に応
じて調整するので、包装機の各作動部の作動時間の設定
及び調整が容易にできる。
【0120】(2)包装機の各作動部の作動時間の設定
及び調整をタイミング信号のカウント数を基準にデジタ
ル的に行なうので、従来のアナログ的設定及び調整に比
較し設定及び調整が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装機の制御装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明に係る制御装置の包装機の構造を示す平
面図である。
【図3】同包装機の構造を示す縦断正面図(図2の矢印
A方向からみた図)である。
【図4】同包装機の構造を示す縦断側面図(図2の矢印
B方向からみた図)である。
【図5】同包装機のフィルム繰り出し移送機構を示す平
面図である。
【図6】同包装機のフィルム繰り出し移送機構を示す側
面図である。
【図7】同包装機のグリッパー機構の断面図である。
【図8】同包装機のグリッパー機構の断面図(図5のA
−A’線上断面図)である。
【図9】同包装機のチェーンコンベアのスプケロット近
辺を示す拡大平面図である。
【図10】同包装機のチェーンコンベアのスプロケット
近辺を示す拡大側面図である。
【図11】同包装機のチェーンコンベアのスプロケット
近辺を示す拡大正面図である。
【図12】同包装機の駆動系を示す系統図である。
【図13】同包装機のスリット円板の形状を示す図であ
る。
【図14】タイミング検出部の構成を示すブロック回路
図である。
【図15】タイミング検出部のタイミング検出分のタイ
ミングチャートを示す図である。
【図16】方向検出回路の構成を示す図である。
【図17】タイミング信号及び方向検出信号と負荷の状
態の関係を示す図である。
【図18】過負荷検出回路の構成を示す図である。
【図19】前折り込み板の動作を示すメカニカルチャー
トである。
【図20】調整用スイッチの形状を示す図である。
【図21】ROM及びRAMのメモリフォーマットを示
す図である。
【図22】制御装置の動作の一部を示すフローチャート
である。
【図23】ROMのメモリフォーマットを示す図であ
る。
【図24】調整用スイッチの形状を示す図である。
【図25】調整用スイッチの形状を示す図である。
【図26】RAMのメモリフォーマットを示す図であ
る。
【図27】ROM,RAMのメモリフォーマットと調整
用スイッチとの関係を示す図である。
【図28】調整用スイッチの形状とその位置情報の定義
を示す図である。
【図29】作動タイミングレジスタの記憶フォーマット
を示す図である。
【符号の説明】
120 中央処理装置 121 操作表示パネル部 122 タイミング調整部 123 記憶部 124 入出力制御回路 125 駆動制御部 126 タイミング検出部 127 プログラマブルタイマー 128 被包装物大きさ検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さにカットされたフィルムを移送
    機構によって移送して包装機の所定位置に張設し、搬入
    機構により搬入された被包装物をエレベータ機構により
    該フィルム下から押し上げ、該被包装物の上部を覆った
    該フィルムの左右及び前後端を折り込み機構により前記
    被包装物の底部に折り込み該被包装物を該フィルムで包
    装する包装機の制御装置において、 前記包装機を駆動する主動力部の回転に同期してタイミ
    ング信号を発生するタイミング信号発生手段と、 前記包装機を構成する作動及び停止を繰り返す作動部の
    内、作動開始タイミングや停止タイミングの作動時間を
    調整する必要がある各作動部の基本となる作動時間を前
    記タイミング信号発生手段からのタイミング信号のカウ
    ント値として記憶する基本タイミングデータ記憶手段
    と、 前記作動時間の調整を必要とする各作動部に対応して設
    けられ各作動部の前記基本となる作動時間を調整するた
    めの調整用操作手段と、 前記各作動部の調整された作動時間を記憶する作動時間
    データ記憶手段と、 前記基本タイミングデータ記憶手段からの基本となる作
    動時間を示すカウント値と前記調整用操作手段からの作
    動時間調整量に基づいて各作動部の作動時間を前記タイ
    ミング信号のカウント値として決定し、該カウント値を
    前記作動時間データ記憶手段に記憶し、且つ前記タイミ
    ング信号発生手段からのタイミング信号をカウントし該
    カウント値と前記作動時間データ記憶手段に記憶された
    各作動部の作動時間を示すカウント値とを比較し、その
    差が0又は所定値になったら当該作動部を作動又は停止
    させる制御手段とを備えたことを特徴とする包装機の制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記調整用操作手段はメーカー調整用の
    調整用操作手段とユーザー調整用の調整用操作手段を有
    し、 前記作動時間データ記憶手段はメーカー用の作動時間デ
    ータ記憶手段とユーザー用の作動時間データ記憶手段を
    有し、 前記制御手段は前記基本タイミングデータ記憶手段から
    の基本となる作動時間を示すカウント値と前記メーカー
    調整用の調整用操作手段からの作動時間調整量に基づい
    て各作動部の作動時間を前記タイミング信号のカウント
    値として決定し該カウント値を前記メーカー用の作動時
    間データ記憶手段に記憶すると共に、該メーカー用の作
    動時間データ記憶手段からの各作動部の作動時間を示す
    カウント値と前記ユーザー調整用の調整用操作手段の作
    動時間調整量に基づいてさらに各作動部の作動時間を前
    記タイミング信号のカウント値として決定し該カウント
    値を前記ユーザー用の作動時間データ記憶手段に記憶す
    ることを特徴とする請求項1に記載の包装機の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記作動時間データ記憶手段に記憶され
    る作動時間データには、前記タイミング信号のカウント
    値で示す第1の作動時間データと該タイミング信号の間
    隔時間より小さいタイマーの時間で示す第2の作動時間
    データとが有り、 前記制御手段は前記タイミング信号発生手段からのタイ
    ミング信号のカウント値と前記各作動部の第1の作動時
    間データのカウント値とを比較し、その差が0又は所定
    値になったら当該作動部の前記第2の作動時間データの
    タイマーの時間経過後当該作動部を作動させることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の包装機の制御装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58160230A (ja) * 1982-03-16 1983-09-22 株式会社フジパツクシステム 包装機
JPS59163112A (ja) * 1983-02-24 1984-09-14 ホバ−ト・コ−ポレ−シヨン 包装システム

Patent Citations (2)

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JPS59163112A (ja) * 1983-02-24 1984-09-14 ホバ−ト・コ−ポレ−シヨン 包装システム

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