JPH08296344A - 上下方向アクティブ制振装置 - Google Patents
上下方向アクティブ制振装置Info
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- JPH08296344A JPH08296344A JP10359495A JP10359495A JPH08296344A JP H08296344 A JPH08296344 A JP H08296344A JP 10359495 A JP10359495 A JP 10359495A JP 10359495 A JP10359495 A JP 10359495A JP H08296344 A JPH08296344 A JP H08296344A
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Abstract
アクティブ制振装置に関し、振動を受動的に吸収する機
能と能動的に低減する機能とを備え、効果的に制振す
る。 【構成】 構造物3に枠体5が取付けられ、枠体5には
アーム部7が水平軸6で上下動可能に取付けられ、先端
に振動体8、油圧ダンパー10とばね9からなる振動吸
収機構11が設けられる。更に、アーム部7には自在軸
受17が移動可能に取付けられ、この自在軸受17にナ
ット部12が傾動可能に取付けられ、ボールねじ13が
螺合し、ボールねじ13はサーボモータ14で回転し、
アーム部7を上下する。上下の振動は振動吸収機構11
で受動的に吸収されると共にボールねじ13とモータ1
4からなる加振機構15でその振動に応じて振動体8を
上下動し、能動的に相殺するので上下方向振動が効果的
に抑制される。
Description
して使用し、構造体の上下方向の振動を抑制する上下方
向のアクティブ制振装置に関する。
図6の側面図に示すようなものが存在する。この制振装
置は、橋梁等の主桁01間に固着して設けた水平固定枠
体02上に一端を水平軸03で回動可能に支持した可動
枠体04を設け、同可動枠体04上に重錘05を固着し
てこれを振動体とし、同可動枠体04と水平固定枠体0
2間に上下方向のばね06及び油圧ダンパー07からな
る振動吸収機構08を接続して構成されている。
動が発生した時、その振動によって重錘05を固着した
可動枠体04が水平軸03を中心として他端側を上下動
する振動を生じ、この時重錘05と可動枠体04との振
動衝撃がばね06及び油圧ダンパー07からなる振動吸
収機構08により吸収されることにより、橋梁等の構造
物の上下方向振動が減衰される。
振装置では、通常制振すべき構造物の振動周期(加速
度)に応じて予め調節された一定強さのばね06及び油
圧ダンパー07を設定して使用している。即ち制振すべ
き構造物に発生する異なった強さの上下振動に対して一
定強さの振動吸収機構08を使用するため、構造物に発
生する全ての上下振動を一様に抑制することはできな
い。
を克服するため、水平方向の振動体(重錘)に水平方向
の駆動機構を係合させ、構造物に発生する水平振動速度
に応じて同一方向へ、駆動体を移動させ能動的に振動エ
ネルギーを相殺する方法が使用され始めているが、上下
方向の制振装置においては斯かる機構の装置は未だ開発
されていない。
平駆動機構を使用したものは、一般に振動体及び水平駆
動機構により装置全体が大型になり、広い設置場所が必
要になる問題点がある。
制振装置において上下方向の振動を受動的に吸収する振
動吸収機構と能動的な振動エネルギーの抑制を行う加振
機構とを備え、かつコンパクトな装置を得ることを目的
として提案された。
ム部に保持された振動体と、振動体の上下方向の振動を
吸収する振動吸収機構と、アームを上下動させることに
より振動体を上下往復動させるボールねじ及びこのボー
ルねじを回転させるモータからなる加振機構とを備えた
構成とする。又、アーム部にボールねじを装着するため
の自在軸受を介して装着したナット部を移動自在にした
構成、アーム部の上下の揺れストロークを制限する防弦
材を設けた構成、更に、制振装置を構造物の上部に固定
式とする構成も提供する。
造物に対し上下動可能にアーム部を介し保持された振動
体と;該振動体のアーム部と前記構造物間に接続され、
該振動体の上下方向の振動を吸収する振動吸収機構と;
前記振動体のアーム部に自在軸受を介し装着したナット
部に螺合し、前記振動吸収機構に並設するように前記構
造物側に対して鉛直方向に設けられ、回転することによ
り前記アーム部を上下動させ、これに保持された前記振
動体を上下往復移動させるボールねじ及び同ボールねじ
を回転し前記構造物の振動周期に応じて前記アーム部を
上下動させるモータからなる加振機構とを具備してなる
ことを特徴とする上下方向アクティブ制振装置を提供す
る。
在軸受を介して装着したナット部は前記振動体のアーム
部にアーム部長手方向へ移動自由に支持した自在軸受
と、該自在軸受に設けられた一対の軸受部にトラニオン
軸部を介し回動可能に設けられたナット部とで構成され
たことを特徴とする上下方向アクティブ制振装置を提供
する。
(3)において、前記アーム部の振動体保持部の構造体
側には該アーム部の上下の揺れストロークエンド個所に
防弦材を具備してなることを特徴とする上下方向アクテ
ィブ制振装置を提供する。
上部から懸吊するように上部固定式に構成されてなるこ
とを特徴とする上下方向アクティブ制振装置も提供す
る。
発明においては、構造物に上下運動可能にアーム部を介
し保持した振動体が、構造体の振動により上下運動する
とき、アーム部と構造物間に接続した振動吸収機構例え
ば、ばね、油圧ダンパー等が上下構造体の上下振動エネ
ルギーを受動的に吸収し、同時に構造物上に発生した上
下振動速度を、例えば速度計で検出し、制御装置等でこ
れに対応する制御信号を出力し、この信号を駆動モータ
に伝えてボールねじが駆動され、アーム部が上下動す
る。それによって構造物に発生した上下振動に応じて振
動体が上下移動されて構造物の上下振動エネルギーを相
殺する。
振動に対応した抑制力で上下振動を抑制できる。又振動
体を保持するアーム部の長さ調節を調節することで振動
体の振動周期の調節が容易にできる。更に、アーム部と
直交方向に振動吸収機構とボールねじ及び駆動モータを
配置出来るから装置を著しくコンパクトに構成できる。
作用、効果を奏すると共に、更に、自在軸受はアーム部
の長手方向に移動可能であり、ボールねじを支持するナ
ット部はこの自在軸受に設けられた軸受部にトラニオン
軸部を介して接続されているので、ボールねじの回転に
よりアーム部が容易に上下に回動し、アーム部に保持さ
れた振動体を振動させ、上下振動を精度良く抑制するこ
とができる。
(2)と同様の作用、効果を奏すると共に、構造物側に
は防弦材が設けられているので振動体が過度に揺れた場
合にはアーム部の移動がこの防弦材で妨げられてその衝
撃を吸収して衝撃を和らげ、装置の安全性を保つもので
ある。
を奏すると共に、制振装置が上部固定式であるので、下
部固定にとらわれることなく、装置の構造物への選択幅
が広がり、取付けの自由度が高まるものである。
的に説明する。図1は本発明の一実施例に係る上下方向
アクティブ制振装置の全体構成を示すブロック図であ
る。図において、1は制振装置、2は制振すべき構造物
3に取付けた速度計、4は速度計2の検出速度の信号2
aを入力し、検出速度に応じて制振すべき制御信号4a
を出力し、制振装置1の振動体8を加振制御する制御装
置である。
の枠体5と、枠体5に一端を水平軸6で回転可能に軸着
したアーム部7と、アーム部7先端に長さ調節可能に固
定保持した所定重量の振動体8と、枠体5及びアーム部
7間に上下に並列に接続したばね9及び油圧ダンパー1
0からなる振動吸収機構11と、アーム部7上に支持し
たナット部12に螺合して枠体5に上下方向に設けたボ
ールねじ13と、同ボールねじ駆動用のサーボモータ1
4からなる加振機構15とで構成している。
の側面図、図3は図2の矢視A−Aに添う平面図であ
る。図2及び図3において、枠体5は、上部の構造物3
への取付け部5aを設け、上部で制振すべき構造物3に
固定した場合を示す。又、5bは振動体8の上下動を確
保する枠体5の左側の開口部、16は上記開口部5bを
形成する上下の枠体5の水平材5c,5d部にアーム部
7を受けるように設けた防弦材である。
連結側が間隔を大きく、先端側が間隔の小さい二股状に
形成し、先端寄りの小さい間隔のアーム部7内側に自在
軸受17を設け、この自在軸受17にナット部12を支
持している。
端部を枠体5上の上下の軸受18及び19により支持
し、下部軸受19を貫通して延びる軸端が枠体5底部に
設けたギヤー箱20を介してサーボモータ14の駆動軸
と接続されている。
の両外側に一対配置し、アーム部7側に下端部を軸21
で支持したシリンダー型フレーム22と、一端を枠体5
の天井部に軸23に軸着してシリンダー型フレーム22
の上端板22aを貫通してシリンダー型フレーム22内
に伸縮可能に延びるロッド24と、一端を同ロッド24
先端に保持した端板24aに接し他端を前記シリンダー
型フレーム22の上端板22a下面に保持して装着した
コイルばね25とで構成される。
の対称位置と枠体上面との間に一対上下方向に並列に接
続して設けている。
4のC−C矢視図であり、自在軸受17の実施例を示
す。自在軸受17は、中央部に開口26を備え且つ両側
縁に移動用ローラ27を備えた座板28をアーム部7の
ガイド部31上に設け、この座板28上に固定され、開
口26に面して設けた一対の軸受部29と、アーム部7
の対向部に形成されて上記座板28のローラ27と緩く
嵌合する溝30を有するガイド部31とで構成してい
る。
記一対の軸受部29に支持して開口26内で傾動自由
に、又、上記自在軸受17を介しアーム部7の長手方向
へ一定距離移動自由に支持されると共にボールねじ13
と螺合した状態下でアーム部7が自由に上下回動可能に
している。
は油圧ダンパー10の何れか一方だけで構成しても良
く、又前記制振装置1の形状等も、更に適宜に変更され
てよいものである。
し易い構造物3上に図1〜図2のように上部取付け式、
又は図示してない下部取付け式のように、複数個のユニ
ットを分散配置して取付けることができる。
き構造物3に、風や地震によって、上下方向の振動を発
生したとき、その上下振動は一方でばね9及び油圧ダン
パー10からなる振動吸収機構11により受動的なパッ
シブ機能で吸収され、同時に他方で速度計2により構造
物3の上下振動速度の信号2aを検出し、制御装置4に
入力し、制御装置4がサーボモータ14及びボールねじ
13からなる加振機構15に制御信号4aを出力し、こ
の出力信号によりボールねじ13を回転させ、振動体8
を前記検出された振動速度に応じた速さで能動的に上下
方向に振動させるアクティブ機能で構造物振動を相殺す
る。即ち、構造物3に発生する上下振動は、振動吸収機
構11のパッシブ機能と加振機構15のアクティブ機能
の両方で制振される。
速域から高風速域まで広い範囲で高い制振効果を挙げる
ことができ、且つ地震動に対しても有効である。
の振動体8を使用することによりアーム長さの調節や、
ばね9のアーム取付位置の調節で振動周期の調整が容易
になり、振動吸収機構11のばね9と油圧ダンパー10
及び加振機構15のボールねじ13駆動系をアーム部7
と交差方向に並列に配置し得るから装置ユニットを著し
くコンパクトに構成できるようになり、装置の分散配置
と、取付け場所の選定を容易にし、小型の装置を分散配
置することによって構造物側の補強の負担を低減でき
る。
量の振動体8を備え、大きい振動ストロークを得ること
が可能になるため、1ユニット単位の制振性能が高ま
る。
うに構造物3に上部側で固定することも、下部側で固定
することも可能であるから装置の構造物3への取付けが
容易になり、取付けの自由度が増し、更に振動体8のア
クティブ振動に際し、振動体8が過度に揺れた場合に防
弦材16がその衝撃を吸収してユニット枠体5及び構造
物3への衝撃を和らげ、装置の安全性を保てる。
ーキ運転となる自動運転を行うと制振装置の故障時の危
険防止が可能である。
によれば、アーム部に保持された振動体と、振動体の上
下方向の振動を吸収する振動吸収機構と、アームを上下
動させることにより振動体を上下往復動させるボールね
じ及びこのボールねじを回転させるモータからなる加振
機構とを備えた構成とし、又、アーム部にボールねじを
装着するための自在軸受を介して装着したナット部を移
動自在にした構成、アーム部の上下の揺れストロークを
制限する防弦材を設けた構成、更に、制振装置を構造物
の上部に固定式とする構成も提供したので次のような効
果を奏するものである。
上下方向振動のエネルギーが、振動吸収機構により受動
的に振動吸収するパッシブ機能と、加振機構により構造
物の振動速度に応じて振動体を能動的に上下移動させて
構造物の上下振動エネルギーを相殺するアクティブ機能
との両方で同時に抑制され、振動防止を計れることにな
り、低風速域から高風速域までの各上下振動範囲に効率
的な制振を実現する効果を奏した。
アーム部にアーム部長手方向へ移動自由に支持した一対
の軸受部にトラニオン軸部を介し回動可能に支持したこ
とにより、アーム部の回動に係わらず、ナット部を自由
にボールねじと螺合駆動できるようにし、振動体の迅速
な加振を可能にする。
しくコンパクトにし、装置の分散配置と、取付け場所の
選定を容易にし、更に分散配置で構造物側の補強の負担
を低減することができる。
個所のフレーム又は構造体側に前記振動体と係合する防
弦材を具備したから、振動体の構造物側への予期しない
衝突時の衝撃を緩和し、危険を防止することができる。
使用できるように構成したから、装置を分配配置するに
当たって装置の取付け方法の自由度を増し、取付けを容
易にする等の効果を奏するものである。
振装置の全体を示す側面図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 制振対象である構造物に対し上下動可能
にアーム部を介し保持された振動体と;該振動体のアー
ム部と前記構造物間に接続され、該振動体の上下方向の
振動を吸収する振動吸収機構と;前記振動体のアーム部
に自在軸受を介し装着したナット部に螺合し、前記振動
吸収機構に並設するように前記構造物側に対して鉛直方
向に設けられ、回転することにより前記アーム部を上下
動させ、これに保持された前記振動体を上下往復移動さ
せるボールねじ及び同ボールねじを回転し前記構造物の
振動周期に応じて前記アーム部を上下動させるモータか
らなる加振機構とを具備してなることを特徴とする上下
方向アクティブ制振装置。 - 【請求項2】 前記自在軸受を介して装着したナット部
は前記振動体のアーム部にアーム部長手方向へ移動自由
に支持した自在軸受と、該自在軸受に設けられた一対の
軸受部にトラニオン軸部を介し回動可能に設けられたナ
ット部とで構成されたことを特徴とする請求項1記載の
上下方向アクティブ制振装置。 - 【請求項3】 前記アーム部の振動体保持部の構造体側
には該アーム部の上下の揺れストロークエンド個所に防
弦材を具備してなることを特徴とする請求項1又は2記
載の上下方向アクティブ制振装置。 - 【請求項4】 前記制振装置が前記構造物の上部から懸
吊するように上部固定式に構成されてなることを特徴と
する請求項1,2,3のいずれかに記載の上下方向アク
ティブ制振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10359495A JP3605176B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 上下方向アクティブ制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10359495A JP3605176B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 上下方向アクティブ制振装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08296344A true JPH08296344A (ja) | 1996-11-12 |
| JP3605176B2 JP3605176B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=14358101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10359495A Expired - Fee Related JP3605176B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 上下方向アクティブ制振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3605176B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100314309B1 (ko) * | 1999-03-26 | 2001-11-15 | 이치카와 마코토 | 제진(制震)장치 |
| JP2012121024A (ja) * | 2012-02-09 | 2012-06-28 | Fujita Corp | 起振装置 |
| JP2016044725A (ja) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | 株式会社フジタ | 床振動制御装置 |
| CN109235686A (zh) * | 2018-09-29 | 2019-01-18 | 山东大学 | 一种旋转式磁负刚度减振装置 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10359495A patent/JP3605176B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100314309B1 (ko) * | 1999-03-26 | 2001-11-15 | 이치카와 마코토 | 제진(制震)장치 |
| JP2012121024A (ja) * | 2012-02-09 | 2012-06-28 | Fujita Corp | 起振装置 |
| JP2016044725A (ja) * | 2014-08-21 | 2016-04-04 | 株式会社フジタ | 床振動制御装置 |
| CN109235686A (zh) * | 2018-09-29 | 2019-01-18 | 山东大学 | 一种旋转式磁负刚度减振装置 |
| CN109235686B (zh) * | 2018-09-29 | 2020-03-31 | 山东大学 | 一种旋转式磁负刚度减振装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3605176B2 (ja) | 2004-12-22 |
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