JPH0953681A - 重力作用型動吸振器およびその振動周期調整法 - Google Patents

重力作用型動吸振器およびその振動周期調整法

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JPH0953681A
JPH0953681A JP21048495A JP21048495A JPH0953681A JP H0953681 A JPH0953681 A JP H0953681A JP 21048495 A JP21048495 A JP 21048495A JP 21048495 A JP21048495 A JP 21048495A JP H0953681 A JPH0953681 A JP H0953681A
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vibration
damping
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dynamic vibration
damping mass
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JP21048495A
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Hiroshi Matsuhisa
寛 松久
Osamu Nishihara
修 西原
Yoshizo Otake
嘉三 尾竹
Kunihito Sato
国仁 佐藤
Masashi Yasuda
正志 安田
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Tokyu Car Corp
Tokkyokiki Corp
Anzen Sakudo Co Ltd
Kyoto University NUC
Original Assignee
Tokyu Car Corp
Tokkyokiki Corp
Anzen Sakudo Co Ltd
Kyoto University NUC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動周期の調整が容易に行える動吸振器およ
びその振動周期調整法を提供する。 【解決手段】 制振対象物である振り子型構造物A1
対して一定の位置関係を保つ軌道2に沿って往復運動を
する制振質量体3と、振り子型構造物A1と制振質量体
3との間に介在する減衰要素4とを備えた重力作用型動
吸振器B1であって、制振質量体3を、上記往復運動と
ともに回転する、等価質量変更可能に形成した回転慣性
部と並進慣性部とから構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高層ビル、橋、
船、ゴンドラ、リフト等の横揺れ障害を発生し易い構造
物に適用する重力作用型動吸振器及びその振動周期調整
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴンドラ等の振り子型構造物に適
用する重力作用型動吸振器自体は公知であり、及びその
振動周期調整法として、動吸振器の制振質量を支持する
軌道を断面V字型にして、このV字の開き角度を変化さ
せて軌道の曲率を変化させるようにした方法が提案され
ている(特開平3-163238号公報)。なかでも、振り子型
動吸振器の場合は、制振質量の取り付け位置を変化させ
て、振り子の長さを変えることにより振動周期を調整す
るのが一般的である。さらに、回転慣性体の支持角度を
変化させて慣性モーメントを変化させることにより動吸
振器の振動周期調整する方法も知られている(Dynamic
Vibration Absorbers P.116, B.G.Korenev, L.M.Reznik
ov)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の重力作用型
動吸振器の場合、その振動周期を調整するためには、制振
質量の軌道形状の変更、振り子の長さの変更、或いは回転
慣性体の支持角度の変更等が必要となる。しかしながら、
現実には、最終的な設置場所にて振り子型構造物に動吸
振器を取り付け、組立てが完了した後に動吸振器の振動
周期の調整は行われるため、上述した種々の変更は、支持
構造を変更することになり容易でなく、手間がかかるだ
けでなく、動吸振器自体の実用性の障害になる等の問題
があった。 本発明は、斯る従来の問題をなくすことを課題としてな
されたもので、振動周期の調整が容易に行える動吸振器
およびその振動周期調整法を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1発明は、制振対象物に対して一定の位置関係を
保つ軌道に沿った往復運動、或いは上記位置関係を保つ
点を中心とする振り子運動をする制振質量体と、上記制
振対象物と上記制振質量体との間に介在する減衰要素と
を備えた重力作用型動吸振器において、上記制振質量体
を、上記往復運動或いは振り子運動とともに回転し、か
つ等価質量変更可能に形成した回転慣性部と並進慣性部
とから構成した。
【0005】また、第2発明は、制振対象物に対して一
定の位置関係を保つ軌道に沿った往復運動、或いは上記
位置関係を保つ点を中心とする振り子運動をする制振質
量体と、上記制振対象物と上記制振質量体との間に介在
する減衰要素とを備えた重力作用型動吸振器の振動周期
調整法において、上記制振質量体を、上記往復運動或い
は振り子運動とともに回転する回転慣性部と並進慣性部
とから形成し、上記制振質量体の質量に対する上記回転
慣性部の等価質量の比を変えるようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の一形態を図
面にしたがって説明する。図1〜図4は、第1発明の第
1の形態に係る重力作用型動吸振器B1を適用した振り
子型構造物A1、例えばゴンドラ、リフト等を示してい
る。また、この動吸振器B1は第2発明に係る振動周期
調整法の適用対象でもある。図示するように、主系であ
る振り子型構造物A1は、リンク1を介して支点O1を中
心として揺動可能に質量M1の本体(以下、質量M1とい
う)を支持して形成されている。これに対して付加系で
ある重力作用型動吸振器B1は、機能的には軌道2と制
振質量体3と減衰要素4とから形成されている。
【0007】軌道2は上記主系のリンク1を通る直線上
に位置する点O2を中心とする円弧形状を有し、本実施
例ではリンク1に固定され、上記主系と一体的に揺動す
る。制振質量体3は、軌道1に沿って、軌道2に対して
相対的に移動可能に設けられている。減衰要素4は、制
振質量体3と軌道2との間に介在し、例えば制振質量体
3が軌道2に対して相対的に移動する際に回転部に粘性
抵抗を付与したり、或いは電気的に渦電流を発生させ回
転に対する抵抗を付与するもので、それ自体周知のもの
である。
【0008】この形態では、軌道2は断面C型の2本の
円弧形部材11を対向させて形成されている。また、制
振質量体3は1或いは複数、図示する例では3個の質量
体ユニット12から形成されている。各質量ユニット1
2は、他の質量ユニット12とピン結合手段、例えば限
定するものではないが、ボルト・ナット13により容易
に連結、分離可能かつ相対的に回転可能に設けられてい
る。また、質量ユニット12は、軸14,連結用プレー
ト15,2個のローラ16,第1柱状部17および第2
柱状部18からなっている。連結用プレート15とその
中央部を貫通する軸14とは結合して非回転部を形成し
ている。
【0009】一方、ローラ16は軌道2内を転動する。
ローラ16と連結用プレート15の間に位置する第1柱
状部17と第2柱状部18は断面円形の形状を有し、そ
の中心部を貫通する軸14とは相対的に回転可能な状態
となっている。ただし、図示するように、第1柱状部1
7はボルト19により連結用プレート15に結合され回
転せず、第2柱状部18はボルト20によりローラ16
に結合され,ローラ16とともに回転する状態になって
いる。即ち、この図4に示す例の場合は、質量ユニット
12の構成要素の内、軸14,連結用プレート15およ
び第1柱状部17は並進慣性部を構成し、ローラ16お
よび第2柱状部17は回転慣性部を構成している。
【0010】このように、各質量ユニット12の第1柱
状体17、第2柱状体18の内でボルト19,20で連
結用プレート15或いはローラ16に結合するものを選
択することにより、ローラ16と一体的に回転する部分
である回転慣性部と、非回転部である並進慣性部を形成
できる。そして、上記実施例では、制振質量体3の質量
に対する回転慣性部の等価質量の比を容易に調整でき、
以下に詳述するように動吸振器B1の振動周期の調整が
可能となっている。次に、一例として、重力作用型動吸
振器B1と同様に、制振質量体が走行する曲面の軌道を
有するが、回転慣性部を含まず、並進慣性部のみからな
る従来公知の動吸振器の周期について説明する。なお、
上記曲面は、円弧形状のものに限定するものではない
が、ここでは円軌道の場合の例について説明する。
【0011】半径lの曲面軌道に沿って走行する制振質
量体の質量をm1,仮想的に制振質量体を吊持する振り
子の腕(図1において二点鎖線で示す要素に対応する)
を考えた場合におけるこの腕の長さをl、腕の傾き角度
をθとすると、その運動エネルギーTは、次式で表され
る。
【数1】 一方、制振質量体の位置エネルギーVは、制振質量体が
最下点にあるときを基準(V=0)とし、重力加速度を
gとすると次式で表される。
【数2】
【0012】オイラーの運動方程式を用いることによ
り、次式が得られる。
【数3】 傾き角度θは微小と仮定すると、sinθ≒θとみなせ
る故、(3)式を線形化して解くことにより制振質量体
の周期τが次式により表される。
【数4】 この式は、回転慣性(慣性モーメントと同義)を含まな
い場合には、制振質量体の固有周期が重力加速度gと軌
道の曲率半径lだけで決定されて、質量m1によらない
ことを示している。したがって、この動吸振器において
は、他のばね質量系の動吸振器で簡単に実現できる制振
質量体の質量の調整による固有周期の調整ができない。
【0013】これに対して本発明は、制振質量体の質量
の調整と同様な調整、即ち制振質量体に新たに含ませた
回転運動する部分である回転慣性部の等価質量の制振質
量体の質量に対する比の調整により制振質量体の固有周
期を変化させ得ることに着目してなされたものである。
図1に示すように曲面の軌道1を走行する質量m1の制
振質量体3が、回転半径rで軌道1上を滑ることなく回
転しながら走行し、慣性モーメントIを有する場合、制
振質量体3の運動エネルギーTは次式で表される。
【数5】
【0014】ここで、制振質量体3は滑らないという仮
定から、θ1=lθ/rであり、慣性モーメントIに代
えて等価質量m2=I/r2を使って(5)式を変形する
と、次のようになる。
【数6】 このときの、動吸振器B1の振動の周期は、次式で表さ
れる。
【数7】
【0015】(7)式は明らかに等価質量m2の大きさ
次第で、制振質量体3の振動の周期が変わることを示し
ている。制振質量体3を中実円柱とすると、慣性モーメ
ントIは次式で表される。
【数8】 したがって、m2=m1/2となって周期は(4)式で示
される回転慣性を含まない場合の周期に比して長くな
り、(1.5)1/2倍になる。なお、制振質量体3が、
上述した中実円柱とは異なり、外周部に質量が集中して
いる中空円柱の場合は、さらに振動の周期の可変範囲が
広がることになる。
【0016】以上の述べたように、振り子運動する制振
質量体を、並進運動する質量要素、即ち並進慣性部と、
回転運動する質量要素、即ち回転慣性部とを併有させ、
かつ(7)式から明らかなように制振質量体の質量に対
する回転慣性部の等価質量の比を変化させることによ
り、容易に動吸振器の振動周期を調整できるようにな
る。
【0017】図5,図6は第1発明の第2の形態に係る
重力作用型動吸振器B2を適用した振り子型構造物A2
示している。また、この動吸振器B2は第2発明に係る
振動周期調整法の適用対象でもある。振り子型構造物A
2自体は図1に示す振り子型構造物A1と実質的に同一で
あり、互いに共通する部分については同一番号を付して
説明を省略する。また、動吸振器B2については、図1
に示す動吸振器B1とは制振質量体3に代えて制振質量
体3aを用いた点を除き、他は実質的に同一であり互い
に対応する部分については同一番号を付して説明を省略
する。制振質量体3aは、本体21と本体21にブラケ
ット22により回転可能に取り付けられた2個のローラ
23とからなっている。このローラ23が軌道2上を転
動する。そして、本体21、より正確には本体21とブ
ラケット22が並進慣性部を構成し、2個のローラ23
が回転慣性部を構成している。
【0018】上記同様に、この第2の形態の場合につい
ても、ローラ23にその回転に対して抵抗となる減衰要
素を係合させるように形成してもよいが、ここでは、以
下に説明するように形成してもよい。例えば、軌道2を
金属製とし、図示するように本体3aの下面に軌道2に
近接させて磁石24を設けて、軌道2と磁石24により
減衰要素4を構成することができる。この場合、制振質
量体3aが軌道2上を走行すると軌道2上に渦電流が発
生し、渦電流による磁場により磁石24に対して制動力
が働き、軌道2に対する本体21の相対運動が抑制され
る。なお、軌道2が磁性材からなる場合は、磁石24と
軌道2との間の吸引力によっても上記相対運動に対する
抑制が働く。したがって、動吸振器B2の振動周期を調
整することにより、上記相対運動の抑制に基づき振り子
型構造物A2の横揺れ、即ち振動に対する制振作用を生
じさせ、その制振作用を最適化できる。この振動周期は
回転慣性部であるローラ23の等価質量を変えることに
より調整でき、例えばローラ23を質量の異なる他のロ
ーラと交換可能にするか、ローラ23の個数を変更可能
に形成しておけば、上記等価質量は容易に変えることが
できる。
【0019】図7は、第1発明の第3の形態に係る重力
作用型動吸振器B3を適用した振り子型構造物A3を示
し、上記実施例と同様にこの動吸振器B3も第2発明に
係る振動周期調整法の適用対象でもある。この形態で
は、主系である振り子型構造物A3は、上記同様にリン
ク1を介して支点O1を中心として揺動可能に質量M1
支持して形成されている。これに対して付加系である重
力作用型動吸振器B3は、機能的にはリンク5と回転駆
動機構6と制振質量体3bと減衰要素4とから形成され
ている。制振質量体3bは、上記主系のリンク1を通る
直線上に位置する支点O2を中心としてリンク5を介し
て揺動可能に設けられている。
【0020】回転駆動機構5は第1の形態における軌道
2に代わるものであり、第1スプロケット(プーリであ
ってもよい)31、第2スプロケット(プーリであって
もよい)32および第スプロケット31、第2スプロケ
ット32に巻掛けたチェーン(ベルトであってもよい)
33から形成されている。 第1スプロケット31は支
点O1に回転しないように取り付けられている。一方、
制振質量体3bには回転慣性を生じる回転部34が設け
てあり、その回転軸35に第2スプロケット32が一体
回転可能に取り付けてある。そして、制振質量体3が揺
動すると第1スプロケット31、チェーン33を介して
第2スプロケット32が回転する。この第2スプロケッ
ト32が回転することにより回転軸35を介して回転部
34が回転し、回転慣性が生じる。
【0021】したがって、例えば第1スプロケット3
1、第2スプロケット32に関して、歯数の組み合わせ
を変えることにより、或いは2個のスプロケットとチェ
ーンの組を複数組み合わせることにより回転部34の回
転速度を変えて回転慣性を変えることができる。また、
回転部34を適宜増減できる回転要素により構成して、
その回転要素の数を変えることにより回転慣性を変える
ようにしてもよい。そして、この回転慣性を変えること
により動吸振器B3の振動周期を調整することができ
る。なお、制振質量体3bの第2スプロケット32、回
転軸34、回転部34を除く制振質量体3bの部分が並
進慣性部となることは言うまでもない。この形態の場
合、減衰要素4は、リンク1とリンク5との間に介在さ
せてあり、それ自体周知のものである。なお、この減衰
要素4を第2スプロケット32、回転部34或いは回転
軸35と非回転部との間に介在させてもよい。
【0022】図8は、第1発明の第4の形態に係る重力
作用型動吸振器B4を適用した振り子型構造物A4を示
し、上記第3の形態の動吸振器B3を倒立させて使用し
た点、ばね要素7を追加した点を除き、他は実質的に同
一であり互いに対応する部分については同一番号を付し
て説明を省略する。
【0023】なお、上記各形態では、一組の軌道2,制
振質量体および減衰要素4を有する場合、或いは一組の
制振質量体3,減衰要素4,リンク5,第1スプロケッ
ト31,第2スプロケット32,チェーン33を有する
場合について説明したが、本発明は上記実施例に限定す
るものでなく、上述した動吸振器B1,B2,B3或いは
4をユニットとして、複数ユニットにより構成した動
吸振器およびその振動周期調整法を含むものである。こ
の場合、動吸振器を構成する各ユニットの振動周期は必
ずしも同一である必要はない。また、支点(或いは中
心)O2の位置は支点O1の上方であっても下方であって
もよい。
【0024】また、本発明が適用される対象は必ずしも
振り子型構造物に限らず、図8に示す一次元振動型構造
物A5にも適用される。この構造物A5は、質量M1と、
この質量M1に回転可能に取り付け平面上を転動するロ
ーラ41と、質量M1が静止時の位置から離れると復元
力を生じさせるばね要素42,減衰作用を生じる減衰要
素43とからなっており、質量M1に動吸振器B1を適用
した例が示されている。この動吸振器B1に代えて動吸
振器B2,B3或いはB4を適用することもできる。
【0025】なお、上述した例では、いずれも基本的に
は並進慣性部と回転慣性部とが別部材である場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定するものでなく、並
進慣性を生じる部分と回転慣性を生じる部分が同一部材
である場合も含むものである。例えば、制振質量体を回
転体のみから形成し、並進慣性を伴うだけでなく、回転
速度,回転半径を調整可能とし、等価質量を変更可能に
形成したものを備えたものであってもよい。また、本発
明は、回転慣性部の等価質量を遠隔操作により変更でき
るようにしたものも含むことは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、第1発
明は、制振対象物に対して一定の位置関係を保つ軌道に
沿った往復運動、或いは上記位置関係を保つ点を中心と
する振り子運動をする制振質量体と、上記制振対象物と
上記制振質量体との間に介在する減衰要素とを備えた重
力作用型動吸振器において、上記制振質量体を、上記往
復運動或いは振り子運動とともに回転し、かつ等価質量
変更可能に形成した回転慣性部と並進慣性部とから構成
してある。
【0027】また、第2発明は、制振対象物に対して一
定の位置関係を保つ軌道に沿った往復運動、或いは上記
位置関係を保つ点を中心とする振り子運動をする制振質
量体と、上記制振対象物と上記制振質量体との間に介在
する減衰要素とを備えた重力作用型動吸振器の振動周期
調整法において、上記制振質量体を、上記往復運動或い
は振り子運動とともに回転する回転慣性部と並進慣性部
とから形成し、上記制振質量体の質量に対する上記回転
慣性部の等価質量の比を変えるようにした。
【0028】このため、動吸振器が最終的な設置場所に
組み立てられた後であっても、振動周期の調整を、回転
慣性部の等価質量を調整することにより容易に行うこと
ができ、横揺れ障害を発生し易い構造物に対する制振作
用を最適な状態にできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第2発明に係る方法が適用される第1発明の
第1の形態に係る動吸振器を用いた振り子型構造物の概
略を示す図である。
【図2】 図1に示す動吸振器の制振質量体の正面図で
ある。
【図3】 図1に示す動吸振器の制振質量体の平面図で
ある。
【図4】 図2のIV−IV線断面図である。
【図5】 第2発明に係る方法が適用される第1発明の
第2の形態に係る動吸振器を用いた振り子型構造物の概
略を示す図である。
【図6】 図2に示す動吸振器の斜視図である。
【図7】 第2発明に係る方法が適用される第1発明の
第3の形態に係る動吸振器を用いた振り子型構造物の概
略を示す図である。
【図8】 第2発明に係る方法が適用される第1発明の
第4の形態に係る動吸振器を用いた振り子型構造物の概
略を示す図である。
【図9】 本発明が適用される一次元振動型構造物の概
略を示す図である。
【符号の説明】
2 軌道 3,3a,3b 制振質量
体 4 減衰要素 A1,A2,A3,A4 振り
子型構造物 A5 一次元振動型構造物 B1,B2,B3,B4 動吸
振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松久 寛 滋賀県大津市比叡平1−22−27 (72)発明者 西原 修 京都府京都市左京区吉田本町(番地なし) 京都大学工学部内 (72)発明者 尾竹 嘉三 滋賀県甲賀郡水口町笹が丘1番地13 安全 索道株式会社内 (72)発明者 佐藤 国仁 神奈川県横浜市金沢区大川3番1号 東急 車輛製造株式会社内 (72)発明者 安田 正志 兵庫県尼崎市南初島町10番地133 特許機 器株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制振対象物に対して一定の位置関係を保
    つ軌道に沿った往復運動、或いは上記位置関係を保つ点
    を中心とする振り子運動をする制振質量体と、上記制振
    対象物と上記制振質量体との間に介在する減衰要素とを
    備えた重力作用型動吸振器において、上記制振質量体
    を、上記往復運動或いは振り子運動とともに回転し、か
    つ等価質量変更可能に形成した回転慣性部と、並進慣性
    部とから構成したことを特徴とする重力作用型動吸振
    器。
  2. 【請求項2】 制振対象物に対して一定の位置関係を保
    つ軌道に沿った往復運動、或いは上記位置関係を保つ点
    を中心とする振り子運動をする制振質量体と、上記制振
    対象物と上記制振質量体との間に介在する減衰要素とを
    備えた重力作用型動吸振器の振動周期調整法において、
    上記制振質量体を、上記往復運動或いは振り子運動とと
    もに回転する回転慣性部と並進慣性部とから形成し、上
    記制振質量体の質量に対する上記回転慣性部の等価質量
    の比を変えることを特徴とする重力作用型動吸振器の振
    動周期調整法。
JP21048495A 1995-08-18 1995-08-18 重力作用型動吸振器およびその振動周期調整法 Pending JPH0953681A (ja)

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