JPH08296747A - 弁装置 - Google Patents
弁装置Info
- Publication number
- JPH08296747A JPH08296747A JP7098476A JP9847695A JPH08296747A JP H08296747 A JPH08296747 A JP H08296747A JP 7098476 A JP7098476 A JP 7098476A JP 9847695 A JP9847695 A JP 9847695A JP H08296747 A JPH08296747 A JP H08296747A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- supply port
- water
- valve seat
- liquid supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K1/00—Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
- F16K1/32—Details
- F16K1/34—Cutting-off parts, e.g. valve members, seats
- F16K1/36—Valve members
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B67—OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
- B67D—DISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B67D3/00—Apparatus or devices for controlling flow of liquids under gravity from storage containers for dispensing purposes
- B67D3/02—Liquid-dispensing valves having operating members arranged to be pressed upwards, e.g. by the rims of receptacles held below the delivery orifice
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lift Valve (AREA)
- Devices For Dispensing Beverages (AREA)
- Float Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 弁の移動ストロークを大きくすることなく、
液が給液口から流出し易くできる弁装置を提供する。 【構成】 水を貯留するタンク39に装着されたキャッ
プ41に、給水口42が形成された弁座43を水平面に
対して傾斜させた状態に設ける。給水口42は、弁体4
4の弁48により上方から開閉される。弁48の開放に
伴い弁48と弁座43との間に水の表面張力による膜が
形成されることになるが、この膜は、弁座43の下側と
上側とで非対称となってバランスがくずれ、水圧が多く
かかる下側の弱いところから破れ易くなるので、弁48
の移動ストロークを大きくすることなく、水が給水口4
2から流出し易くできる。
液が給液口から流出し易くできる弁装置を提供する。 【構成】 水を貯留するタンク39に装着されたキャッ
プ41に、給水口42が形成された弁座43を水平面に
対して傾斜させた状態に設ける。給水口42は、弁体4
4の弁48により上方から開閉される。弁48の開放に
伴い弁48と弁座43との間に水の表面張力による膜が
形成されることになるが、この膜は、弁座43の下側と
上側とで非対称となってバランスがくずれ、水圧が多く
かかる下側の弱いところから破れ易くなるので、弁48
の移動ストロークを大きくすることなく、水が給水口4
2から流出し易くできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弁を上下動させること
により給液口を開閉する構成の弁装置に関する。
により給液口を開閉する構成の弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、冷蔵庫に搭載される自動製氷装
置における給水タンクの弁装置の従来構成を図13に示
す。同図において、タンク1の下部には円筒状の筒部2
が突設されていて、この筒部2にキャップ3が着脱可能
に螺着されている。キャップ3の中央部には、円形の給
水口4が形成された弁座5が設けられている。そして、
キャップ3には、弁座5に対して上下方向に移動可能に
設けられた弁軸6と、この弁軸6の下端部に取着されて
給水口4を上方から開閉するための円形の弁7とを備え
た弁体8が設けられていると共に、この弁体8を閉鎖方
向(下方)へ付勢する圧縮コイルばね9が設けられてい
る。
置における給水タンクの弁装置の従来構成を図13に示
す。同図において、タンク1の下部には円筒状の筒部2
が突設されていて、この筒部2にキャップ3が着脱可能
に螺着されている。キャップ3の中央部には、円形の給
水口4が形成された弁座5が設けられている。そして、
キャップ3には、弁座5に対して上下方向に移動可能に
設けられた弁軸6と、この弁軸6の下端部に取着されて
給水口4を上方から開閉するための円形の弁7とを備え
た弁体8が設けられていると共に、この弁体8を閉鎖方
向(下方)へ付勢する圧縮コイルばね9が設けられてい
る。
【0003】上記構成において、弁軸6の下端部が押し
上げられて弁体8が弁座5に対して相対的に上方へ押圧
移動され、弁7が給水口4の周縁部から離れることによ
り給水口4が開放される(二点鎖線参照)。給水口4が
開放されると、タンク1内に貯留された水が、給水口4
の周縁部と弁7との間の隙間を通って給水口4から下方
へ流出することになる。
上げられて弁体8が弁座5に対して相対的に上方へ押圧
移動され、弁7が給水口4の周縁部から離れることによ
り給水口4が開放される(二点鎖線参照)。給水口4が
開放されると、タンク1内に貯留された水が、給水口4
の周縁部と弁7との間の隙間を通って給水口4から下方
へ流出することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、斯様な構成
のものにおいては、給水口4に対して弁7が開放方向へ
移動する際に、図14に示すように、弁7の下面と弁座
5の上面との間に水の表面張力による膜Aが形成され
る。この膜Aが形成されている間は、タンク1内の水が
給水口4から流出することがその膜Aにより阻止され、
その膜Aが破れることに伴い、タンク1内の水が給水口
4から流出することになる。
のものにおいては、給水口4に対して弁7が開放方向へ
移動する際に、図14に示すように、弁7の下面と弁座
5の上面との間に水の表面張力による膜Aが形成され
る。この膜Aが形成されている間は、タンク1内の水が
給水口4から流出することがその膜Aにより阻止され、
その膜Aが破れることに伴い、タンク1内の水が給水口
4から流出することになる。
【0005】しかしながら、上記した従来構成のもので
は、弁7及び弁座5の形状が給水口4の中心に対して対
称形状であり、弁7の開放時において、給水口4の周縁
部と弁7との間の隙間は全周にわたって略一定である。
このため、弁7の下面と弁座5の上面との間に形成され
る膜Aは、給水口4の中心を中心とした同心円状に形成
されることになり、全周にわたって略一定の強さを有す
るものとなるために、破れ難く、ひいては水が給水口4
から流出し難いものであった。そこで従来では、膜Aを
破れ易くするために弁7の移動ストロークを大きく確保
する必要があり、そのため、弁体8を設置するために大
きなスペースが必要となっていた。
は、弁7及び弁座5の形状が給水口4の中心に対して対
称形状であり、弁7の開放時において、給水口4の周縁
部と弁7との間の隙間は全周にわたって略一定である。
このため、弁7の下面と弁座5の上面との間に形成され
る膜Aは、給水口4の中心を中心とした同心円状に形成
されることになり、全周にわたって略一定の強さを有す
るものとなるために、破れ難く、ひいては水が給水口4
から流出し難いものであった。そこで従来では、膜Aを
破れ易くするために弁7の移動ストロークを大きく確保
する必要があり、そのため、弁体8を設置するために大
きなスペースが必要となっていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、弁の移動ストロ
ークを大きくすることなく、液が給液口から流出し易く
できる弁装置を提供するにある。
ークを大きくすることなく、液が給液口から流出し易く
できる弁装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の手段は、液体を貯留するタンクの
下部に設けられ、給液口が形成された弁座と、この弁座
に対して上下方向に移動可能に設けられ、前記給液口の
周縁部に上方から接触することにより給液口を閉鎖し、
給液口の周縁部から上方へ離間することにより給液口を
開放する弁とを備えた弁装置において、前記弁座を水平
面に対して傾斜させたことを特徴とするものである。
めに、本発明の第1の手段は、液体を貯留するタンクの
下部に設けられ、給液口が形成された弁座と、この弁座
に対して上下方向に移動可能に設けられ、前記給液口の
周縁部に上方から接触することにより給液口を閉鎖し、
給液口の周縁部から上方へ離間することにより給液口を
開放する弁とを備えた弁装置において、前記弁座を水平
面に対して傾斜させたことを特徴とするものである。
【0008】同様な目的を達成するために、本発明の第
2の手段は、液体を貯留するタンクの下部に設けられ、
給液口が形成された弁座と、この弁座に対して上下方向
に移動可能に設けられ、前記給液口の周縁部に上方から
接触することにより給液口を閉鎖し、給液口の周縁部か
ら上方へ離間することにより給液口を開放する弁とを備
えた弁装置において、前記弁の下部にあって、この弁の
閉鎖状態で前記給液口の内側に位置し且つその給液口の
中心部から偏心した部位に突部を設けたことを特徴とす
るものである。
2の手段は、液体を貯留するタンクの下部に設けられ、
給液口が形成された弁座と、この弁座に対して上下方向
に移動可能に設けられ、前記給液口の周縁部に上方から
接触することにより給液口を閉鎖し、給液口の周縁部か
ら上方へ離間することにより給液口を開放する弁とを備
えた弁装置において、前記弁の下部にあって、この弁の
閉鎖状態で前記給液口の内側に位置し且つその給液口の
中心部から偏心した部位に突部を設けたことを特徴とす
るものである。
【0009】この場合、突部としては、垂下状をなすリ
ブにより構成したり、或いは外面に給液口の中心部側に
向けて下降傾斜する斜面を有する構成としたりすること
ができる。
ブにより構成したり、或いは外面に給液口の中心部側に
向けて下降傾斜する斜面を有する構成としたりすること
ができる。
【0010】
【作用】第1の手段によれば、弁座を水平面に対して傾
斜させたことにより、弁の開放時において弁の下面と弁
座の上面との間に形成される液の膜は、弁座の下側と上
側とで非対称の形状となる。また、この場合、弁座の下
側と上側とでは液の深さに違いがあり、膜に掛かる液の
圧力としては弁座の下側の方が上側の方よりも大きくな
り、しかも、膜の断面係数としては、弁座の下側に形成
される膜の方が上側に形成される膜よりも小さくなる。
このため、弁座の下側に形成される膜の方が上側に形成
される膜よりも破れ易くなり、膜全体としてのバランス
がくずれ、弱いところから破れ易くなる。
斜させたことにより、弁の開放時において弁の下面と弁
座の上面との間に形成される液の膜は、弁座の下側と上
側とで非対称の形状となる。また、この場合、弁座の下
側と上側とでは液の深さに違いがあり、膜に掛かる液の
圧力としては弁座の下側の方が上側の方よりも大きくな
り、しかも、膜の断面係数としては、弁座の下側に形成
される膜の方が上側に形成される膜よりも小さくなる。
このため、弁座の下側に形成される膜の方が上側に形成
される膜よりも破れ易くなり、膜全体としてのバランス
がくずれ、弱いところから破れ易くなる。
【0011】弁の開放時において弁と弁座との間に形成
される液の膜は、弁と弁座との間で最も小さい半径の円
を形成しようとする。そこで、第2の手段においては、
弁において突部がある側とない側とで、弁と弁座との間
の隙間の大きさが変わってくる。すなわち、弁の開放に
伴い、突部がある側においては突部の外面と弁座との間
の隙間の方が、弁の外面と弁座との間の隙間よりも小さ
くなるため、突部がある側においては突部の外面と弁座
との間に膜が形成されるようになる。したがって、膜
は、突部がない側においては弁の外面と弁座との間に形
成されるが、突部がある側においては突部の外面と弁座
との間に形成されるようになり、膜全体としてのバラン
スがくずれ、弱いところから破れ易くなる。
される液の膜は、弁と弁座との間で最も小さい半径の円
を形成しようとする。そこで、第2の手段においては、
弁において突部がある側とない側とで、弁と弁座との間
の隙間の大きさが変わってくる。すなわち、弁の開放に
伴い、突部がある側においては突部の外面と弁座との間
の隙間の方が、弁の外面と弁座との間の隙間よりも小さ
くなるため、突部がある側においては突部の外面と弁座
との間に膜が形成されるようになる。したがって、膜
は、突部がない側においては弁の外面と弁座との間に形
成されるが、突部がある側においては突部の外面と弁座
との間に形成されるようになり、膜全体としてのバラン
スがくずれ、弱いところから破れ易くなる。
【0012】この場合、弁の突部を、垂下状をなすリブ
により構成した場合には、バランスのくずれた膜を容易
に形成することができるようになる。また、突部を、外
面に給液口の中心部側に向けて下降傾斜する斜面を有す
る構成とした場合には、突部がある側において形成され
る膜は、確実に斜面に沿って形成されるようになり、バ
ランスのくずれた膜を安定して形成することができるよ
うになる。
により構成した場合には、バランスのくずれた膜を容易
に形成することができるようになる。また、突部を、外
面に給液口の中心部側に向けて下降傾斜する斜面を有す
る構成とした場合には、突部がある側において形成され
る膜は、確実に斜面に沿って形成されるようになり、バ
ランスのくずれた膜を安定して形成することができるよ
うになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を冷蔵庫に搭載される自動製氷
装置における給水タンクの弁装置に適用した第1実施例
につき図1ないし図6を参照して説明する。まず、図3
には、冷蔵庫本体11に搭載された自動製氷装置周辺の
概略的構成が示されている。この図3において、冷蔵庫
本体11に形成された製氷室12内に、製氷皿13と、
この製氷皿13を回動可能に支持した駆動機構14など
を備えた製氷機15が配設されている。この製氷機15
は、製氷皿13に貯留された水が製氷室12内に供給さ
れる冷気により冷却されることによって氷が形成され、
製氷皿13に設けられた温度センサ(図示せず)により
製氷完了温度を検出することに基づき、駆動機構14に
より製氷皿13を反転させかつひねることにより離氷さ
せる構成となっており、このようにして形成された氷は
貯氷容器16に貯留されるようになっている。
装置における給水タンクの弁装置に適用した第1実施例
につき図1ないし図6を参照して説明する。まず、図3
には、冷蔵庫本体11に搭載された自動製氷装置周辺の
概略的構成が示されている。この図3において、冷蔵庫
本体11に形成された製氷室12内に、製氷皿13と、
この製氷皿13を回動可能に支持した駆動機構14など
を備えた製氷機15が配設されている。この製氷機15
は、製氷皿13に貯留された水が製氷室12内に供給さ
れる冷気により冷却されることによって氷が形成され、
製氷皿13に設けられた温度センサ(図示せず)により
製氷完了温度を検出することに基づき、駆動機構14に
より製氷皿13を反転させかつひねることにより離氷さ
せる構成となっており、このようにして形成された氷は
貯氷容器16に貯留されるようになっている。
【0014】製氷室12の上方には仕切壁17を介して
冷蔵室18が形成されており、この冷蔵室18内に載置
台19が設けられている。この載置台19には、水受容
器20が一体に設けられている。水受容器20の底部に
は流出口21が設けられており、水受容器20に受けら
れた水がこの流出口21から上記製氷皿13へ供給され
るようになっている。
冷蔵室18が形成されており、この冷蔵室18内に載置
台19が設けられている。この載置台19には、水受容
器20が一体に設けられている。水受容器20の底部に
は流出口21が設けられており、水受容器20に受けら
れた水がこの流出口21から上記製氷皿13へ供給され
るようになっている。
【0015】上記水受容器20の内部には、図4及び図
5にも示すように、定量貯水器22が着脱可能に装着さ
れている。この定量貯水器22は、一定量、例えば10
5ccの水が貯留可能に構成されており、この貯水量は
製氷皿13への最適給水量に設定されている。そして、
定量貯水器22の底部中央部には出水口23が形成され
ており、この出水口23は、出水弁機構24により開閉
されるように構成されている。
5にも示すように、定量貯水器22が着脱可能に装着さ
れている。この定量貯水器22は、一定量、例えば10
5ccの水が貯留可能に構成されており、この貯水量は
製氷皿13への最適給水量に設定されている。そして、
定量貯水器22の底部中央部には出水口23が形成され
ており、この出水口23は、出水弁機構24により開閉
されるように構成されている。
【0016】上記出水弁機構24は、出水口23に挿通
されて定量貯水器22の内底面に立設された支持アーム
25に上下動可能に支持された弁棒26と、この弁棒2
6に上下動可能に支持されて出水口23を定量貯水器2
2の外側から開閉する弁体27とから構成されている。
上記弁棒26は、定量貯水器22側に設けられた上部弁
棒28と、弁体27側に設けられた下部弁棒29とを隔
膜30を介して当接させて構成されている。上部弁棒2
8の下端フランジ28aと支持アーム25との間に圧縮
コイルばね31が設けられており、この圧縮コイルばね
31により上部弁棒28は下方に付勢されている。ま
た、弁体27と下部弁棒29の下端フランジ29aとの
間には圧縮コイルばね32が設けられており、この圧縮
コイルばね32により弁体27は下部弁棒29に対して
上方に付勢されている。出水口23の開口縁部には、シ
ール材として例えば環状の軟質ゴム製のパッキン33が
取り付けられている。
されて定量貯水器22の内底面に立設された支持アーム
25に上下動可能に支持された弁棒26と、この弁棒2
6に上下動可能に支持されて出水口23を定量貯水器2
2の外側から開閉する弁体27とから構成されている。
上記弁棒26は、定量貯水器22側に設けられた上部弁
棒28と、弁体27側に設けられた下部弁棒29とを隔
膜30を介して当接させて構成されている。上部弁棒2
8の下端フランジ28aと支持アーム25との間に圧縮
コイルばね31が設けられており、この圧縮コイルばね
31により上部弁棒28は下方に付勢されている。ま
た、弁体27と下部弁棒29の下端フランジ29aとの
間には圧縮コイルばね32が設けられており、この圧縮
コイルばね32により弁体27は下部弁棒29に対して
上方に付勢されている。出水口23の開口縁部には、シ
ール材として例えば環状の軟質ゴム製のパッキン33が
取り付けられている。
【0017】そして、水受容器20の下方側には、弁駆
動装置34が配設されている。この弁駆動装置34は、
上記下部弁棒29の下方においてケース35に上下動可
能に設けられた操作軸36と、ケース35内に設けられ
た図示しないモータ及びこのモータの回転運動を操作軸
36の上下運動に変換するカム機構を備えている。操作
軸36は、水受容器20の底部に形成された孔37を挿
通して上方に突出されている。その孔37は水流出防止
用のパッキン38によって閉鎖されており、操作軸36
はそのパッキン38を介して下部弁棒29に当接してい
る。しかして、操作軸36が上下動されることに伴い、
下部弁棒29及び上部弁棒28が上下動されると共に、
弁体27も上下動されるようになっている。
動装置34が配設されている。この弁駆動装置34は、
上記下部弁棒29の下方においてケース35に上下動可
能に設けられた操作軸36と、ケース35内に設けられ
た図示しないモータ及びこのモータの回転運動を操作軸
36の上下運動に変換するカム機構を備えている。操作
軸36は、水受容器20の底部に形成された孔37を挿
通して上方に突出されている。その孔37は水流出防止
用のパッキン38によって閉鎖されており、操作軸36
はそのパッキン38を介して下部弁棒29に当接してい
る。しかして、操作軸36が上下動されることに伴い、
下部弁棒29及び上部弁棒28が上下動されると共に、
弁体27も上下動されるようになっている。
【0018】一方、上記載置台19には、液体、この場
合水を貯留するタンク39が着脱可能にセットされてい
る。このタンク39の下部には円筒状をなす筒部40が
下向きに突設されていて、この筒部40に、図1にも示
すようにキャップ41が着脱可能に螺着されている。こ
のキャップ41のほぼ中央部には、円形の給液口である
給水口42が形成された弁座43が水平面に対して傾斜
した状態で設けられており、その給水口42は弁体44
により開閉される構成となっている。
合水を貯留するタンク39が着脱可能にセットされてい
る。このタンク39の下部には円筒状をなす筒部40が
下向きに突設されていて、この筒部40に、図1にも示
すようにキャップ41が着脱可能に螺着されている。こ
のキャップ41のほぼ中央部には、円形の給液口である
給水口42が形成された弁座43が水平面に対して傾斜
した状態で設けられており、その給水口42は弁体44
により開閉される構成となっている。
【0019】弁体44は、キャップ41に設けられた支
持枠45の軸挿通部46に上下動可能に挿通された弁軸
47と、この弁軸47の下端部に取着されて給水口42
を上方から開閉する円形お椀状をなす弁48とから構成
されており、軸挿通部46と弁48との間に設けられた
付勢手段としての圧縮コイルばね49により閉鎖方向で
ある下方に付勢されている。弁48の閉鎖状態では、弁
の48の下面が給水口42の周縁部に上方から接触する
ことにより給水口42が閉鎖されている。そして、弁体
44の弁軸47は、上記出水弁機構24の弁棒26と同
一軸線上に配置されるようになっている。
持枠45の軸挿通部46に上下動可能に挿通された弁軸
47と、この弁軸47の下端部に取着されて給水口42
を上方から開閉する円形お椀状をなす弁48とから構成
されており、軸挿通部46と弁48との間に設けられた
付勢手段としての圧縮コイルばね49により閉鎖方向で
ある下方に付勢されている。弁48の閉鎖状態では、弁
の48の下面が給水口42の周縁部に上方から接触する
ことにより給水口42が閉鎖されている。そして、弁体
44の弁軸47は、上記出水弁機構24の弁棒26と同
一軸線上に配置されるようになっている。
【0020】キャップ41の下面には、筒部41aが下
向きに突設されている。この筒部41aの外径寸法は定
量貯水器22の上面開口部の内径寸法よりも若干小さく
設定されており、筒部41aは、定量貯水器22の内周
面との間に隙間を形成した状態で定量貯水器22内に挿
入されている。
向きに突設されている。この筒部41aの外径寸法は定
量貯水器22の上面開口部の内径寸法よりも若干小さく
設定されており、筒部41aは、定量貯水器22の内周
面との間に隙間を形成した状態で定量貯水器22内に挿
入されている。
【0021】タンク39内には浄水器50が収納されて
いる。この浄水器50は、上記支持枠45を囲むように
配置され周壁部に通水口51が形成されたケース52
と、このケース52内に配設された円筒状をなす浄水フ
ィルタ53とから構成されている。ケース52の上部に
は筒状の空気抜き部54が立設されている。浄水フィル
タ53は、例えば繊維状活性炭を不織布状にして構成さ
れており、該浄水フィルタ53を通過する水を浄化する
機能を有している。
いる。この浄水器50は、上記支持枠45を囲むように
配置され周壁部に通水口51が形成されたケース52
と、このケース52内に配設された円筒状をなす浄水フ
ィルタ53とから構成されている。ケース52の上部に
は筒状の空気抜き部54が立設されている。浄水フィル
タ53は、例えば繊維状活性炭を不織布状にして構成さ
れており、該浄水フィルタ53を通過する水を浄化する
機能を有している。
【0022】次に上記構成の作用を説明する。図4の状
態では、タンク39側の給水口42は弁48により閉鎖
されている。また、弁駆動機構34の操作軸36は下限
位置にあり、出水弁機構24側の上部弁棒28はタンク
39側の弁軸47から離間していると共に、出水口23
は開放された状態となっている。
態では、タンク39側の給水口42は弁48により閉鎖
されている。また、弁駆動機構34の操作軸36は下限
位置にあり、出水弁機構24側の上部弁棒28はタンク
39側の弁軸47から離間していると共に、出水口23
は開放された状態となっている。
【0023】この状態から操作軸36が上方へ移動され
ると、その操作軸36により弁棒26が押し上げられる
と共に、弁体27も押し上げられ、この弁体27がパッ
キン33に接触することにより出水口23が閉鎖される
ようになる。弁棒26がさらに押し上げられると、上部
弁棒28の上端がタンク39側の弁軸47に下方から当
接し、その弁軸47を押し上げるようになる。弁軸47
が押し上げられると、弁48が弁座43から上方へ離間
するようになる。
ると、その操作軸36により弁棒26が押し上げられる
と共に、弁体27も押し上げられ、この弁体27がパッ
キン33に接触することにより出水口23が閉鎖される
ようになる。弁棒26がさらに押し上げられると、上部
弁棒28の上端がタンク39側の弁軸47に下方から当
接し、その弁軸47を押し上げるようになる。弁軸47
が押し上げられると、弁48が弁座43から上方へ離間
するようになる。
【0024】ここで、弁48が弁座43から離間して
も、弁48の移動ストロークが小さい状態では、図2の
(b)及び(c)に示されるように、弁48の下面と弁
座43の上面との間に水の表面張力による膜Aが形成さ
れ、この膜Aが形成されている間は、タンク39内の水
が給水口42から流出することがその膜Aにより阻止さ
れ、その膜Aが破れることに伴い、タンク39内の水が
給水口42から流出することになる。
も、弁48の移動ストロークが小さい状態では、図2の
(b)及び(c)に示されるように、弁48の下面と弁
座43の上面との間に水の表面張力による膜Aが形成さ
れ、この膜Aが形成されている間は、タンク39内の水
が給水口42から流出することがその膜Aにより阻止さ
れ、その膜Aが破れることに伴い、タンク39内の水が
給水口42から流出することになる。
【0025】この場合、弁座43が水平面に対して傾斜
されていることにより、弁48の開放時において弁48
と弁座43との間に形成される膜Aは、弁座43の下側
(図2の(b)及び(c)において右側)と上側とで非
対称の形状となる。また、この場合、弁座43の下側は
上側に比べて低くなっているために深くなっており、膜
Aに掛かる水の圧力としては弁座43の下側の方が上側
の方よりも大きくなり、しかも、膜Aの断面係数として
は、弁座43の下側に形成される膜Aの方が上側に形成
される膜Aよりも小さくなる。このため、弁座43の下
側に形成される膜Aの方が上側に形成される膜Aよりも
破れ易くなり、膜A全体としてのバランスがくずれ、強
度の弱い下側から破れ易くなる。操作軸36が上限位置
まで移動されることに伴い、弁48も上限位置まで移動
される。
されていることにより、弁48の開放時において弁48
と弁座43との間に形成される膜Aは、弁座43の下側
(図2の(b)及び(c)において右側)と上側とで非
対称の形状となる。また、この場合、弁座43の下側は
上側に比べて低くなっているために深くなっており、膜
Aに掛かる水の圧力としては弁座43の下側の方が上側
の方よりも大きくなり、しかも、膜Aの断面係数として
は、弁座43の下側に形成される膜Aの方が上側に形成
される膜Aよりも小さくなる。このため、弁座43の下
側に形成される膜Aの方が上側に形成される膜Aよりも
破れ易くなり、膜A全体としてのバランスがくずれ、強
度の弱い下側から破れ易くなる。操作軸36が上限位置
まで移動されることに伴い、弁48も上限位置まで移動
される。
【0026】膜Aが破れると、弁48と弁座43との間
の隙間を通り、タンク39内の水が給水口42から流出
して定量貯水器22に貯留されるようになる。そして、
定量貯水器22内の水位が上昇し、図5に示すように、
その水面によりキャップ41における筒部41aの下端
開口部が塞がれるようになると、給水口42からの水の
流出が止まる。このとき、定量貯水器22には、一定量
の水が貯留されることになる。
の隙間を通り、タンク39内の水が給水口42から流出
して定量貯水器22に貯留されるようになる。そして、
定量貯水器22内の水位が上昇し、図5に示すように、
その水面によりキャップ41における筒部41aの下端
開口部が塞がれるようになると、給水口42からの水の
流出が止まる。このとき、定量貯水器22には、一定量
の水が貯留されることになる。
【0027】上述のようにして定量貯水器22に一定量
の水が貯留されると、その後、操作軸36は上限位置か
ら下限位置まで下降されるようになる。操作軸36が上
限位置から下降されることに伴い、まずタンク39側の
弁48が給水口42の周縁部に接触して、給水口42が
閉鎖されるようになるが、出水口23は弁体27により
閉鎖された状態が維持される。そして、操作軸36が下
限位置まで下降されると、上部弁棒28が弁軸47から
離間すると共に、弁体27が定量貯水器22の底部から
下方へ離れ、出水口23が開放されるようになる。する
と、定量貯水器22内に貯留されていた水が出水口23
から水受容器20に流出し、そして落差により流出口2
1から下方の製氷皿13内に供給されて貯留される。
の水が貯留されると、その後、操作軸36は上限位置か
ら下限位置まで下降されるようになる。操作軸36が上
限位置から下降されることに伴い、まずタンク39側の
弁48が給水口42の周縁部に接触して、給水口42が
閉鎖されるようになるが、出水口23は弁体27により
閉鎖された状態が維持される。そして、操作軸36が下
限位置まで下降されると、上部弁棒28が弁軸47から
離間すると共に、弁体27が定量貯水器22の底部から
下方へ離れ、出水口23が開放されるようになる。する
と、定量貯水器22内に貯留されていた水が出水口23
から水受容器20に流出し、そして落差により流出口2
1から下方の製氷皿13内に供給されて貯留される。
【0028】製氷皿13内に貯留された水は、製氷室1
2内に供給される冷気により冷却されて氷となる。そし
て、製氷皿13に設けられた図示しない温度センサによ
り製氷完了温度が検出されると、製氷皿13が反転さ
れ、かつ、ひねられることにより、製氷皿13内の氷が
貯氷容器16内に落下して貯留され、そして、製氷皿1
3が元の水平状態に戻されると、上記したような給水動
作が行われる。
2内に供給される冷気により冷却されて氷となる。そし
て、製氷皿13に設けられた図示しない温度センサによ
り製氷完了温度が検出されると、製氷皿13が反転さ
れ、かつ、ひねられることにより、製氷皿13内の氷が
貯氷容器16内に落下して貯留され、そして、製氷皿1
3が元の水平状態に戻されると、上記したような給水動
作が行われる。
【0029】上記した第1実施例によれば、タンク39
の弁座43を水平面に対して傾斜されているので、弁4
8の開放時において弁48と弁座43との間に形成され
る膜Aは、弁座43の下側と上側とで非対称の形状とな
り、また、弁座43の下側は上側に比べて低くなってい
るために深くなっており、膜Aに掛かる水の圧力として
は弁座43の下側の方が上側の方よりも大きくなり、し
かも、膜Aの断面係数としては、弁座43の下側に形成
される膜Aの方が上側に形成される膜Aよりも小さくな
る。このため、弁座43の下側に形成される膜Aの方が
上側に形成される膜Aよりも破れ易くなり、膜A全体と
してのバランスがくずれ、強度の弱い下側から破れ易く
なる。したがって、弁48の移動ストロークを大きくす
ることなく、水が給水口42から流出し易くできる。
の弁座43を水平面に対して傾斜されているので、弁4
8の開放時において弁48と弁座43との間に形成され
る膜Aは、弁座43の下側と上側とで非対称の形状とな
り、また、弁座43の下側は上側に比べて低くなってい
るために深くなっており、膜Aに掛かる水の圧力として
は弁座43の下側の方が上側の方よりも大きくなり、し
かも、膜Aの断面係数としては、弁座43の下側に形成
される膜Aの方が上側に形成される膜Aよりも小さくな
る。このため、弁座43の下側に形成される膜Aの方が
上側に形成される膜Aよりも破れ易くなり、膜A全体と
してのバランスがくずれ、強度の弱い下側から破れ易く
なる。したがって、弁48の移動ストロークを大きくす
ることなく、水が給水口42から流出し易くできる。
【0030】そこで、本発明の第1実施例の弁装置と、
従来構造の弁装置とを用いて給水実験を行った結果を図
6に示す。この図6は、弁を開放させる際に、膜Aが破
れた際の弁の移動ストロークを測定したものである。こ
の図6から明らかなように、本発明の第1実施例によれ
ば、平均値で従来よりも、1.66mm短くても給水が
可能であることがわかる。したがって、弁48の移動ス
トロークを小さくすることが可能になり、ひいては弁装
置のコンパクト化も図ることが可能になる。
従来構造の弁装置とを用いて給水実験を行った結果を図
6に示す。この図6は、弁を開放させる際に、膜Aが破
れた際の弁の移動ストロークを測定したものである。こ
の図6から明らかなように、本発明の第1実施例によれ
ば、平均値で従来よりも、1.66mm短くても給水が
可能であることがわかる。したがって、弁48の移動ス
トロークを小さくすることが可能になり、ひいては弁装
置のコンパクト化も図ることが可能になる。
【0031】図7ないし図9は本発明の第2実施例を示
したものであり、この第2実施例は上記した第1実施例
とは次の点が異なっている。すなわち、給水口55が形
成された弁座56は、水平状態に形成されている。ま
た、給水口55を開閉する弁57の下面において、該弁
57の閉鎖状態で給水口55の内側に位置し、かつその
給水口55の中心部から偏心した外周部に、突部として
垂下状をなすリブ58が設けられている。この場合、リ
ブ58は、弁57の中心を中心とした円弧状で、かつ約
120度(図8に角度θで示す)の角度領域に形成され
ている。
したものであり、この第2実施例は上記した第1実施例
とは次の点が異なっている。すなわち、給水口55が形
成された弁座56は、水平状態に形成されている。ま
た、給水口55を開閉する弁57の下面において、該弁
57の閉鎖状態で給水口55の内側に位置し、かつその
給水口55の中心部から偏心した外周部に、突部として
垂下状をなすリブ58が設けられている。この場合、リ
ブ58は、弁57の中心を中心とした円弧状で、かつ約
120度(図8に角度θで示す)の角度領域に形成され
ている。
【0032】上記構成において、弁57が給水口55を
閉鎖した状態から開放方向である上方へ移動され、弁5
7が弁座56から上方へ離間すると、まず図9の(b)
に示すように、弁57の下面と弁座56の上面との間に
水の表面張力による膜Aが形成される。この膜Aは、弁
57と弁座56との間で最も小さい半径の円を形成しよ
うとする。
閉鎖した状態から開放方向である上方へ移動され、弁5
7が弁座56から上方へ離間すると、まず図9の(b)
に示すように、弁57の下面と弁座56の上面との間に
水の表面張力による膜Aが形成される。この膜Aは、弁
57と弁座56との間で最も小さい半径の円を形成しよ
うとする。
【0033】弁57がさらに押し上げられると、図9の
(c)に示されるように、弁57においてリブ58があ
る側とない側とで、弁57と弁座56との間の隙間の大
きさが変わってくる。すなわち、弁57の上昇に伴い、
リブ58がある側においてはリブ58の外面と弁座56
との間の隙間の方が、弁57の外面と弁座56との間の
隙間よりも小さくなるため、リブ58がある側において
はリブ58の外面と弁座56との間に膜Aが形成される
ようになる。したがって、膜Aは、リブ58がない側に
おいては弁57の外面と弁座56との間に形成される
が、リブ58がある側においてはリブ58の外面と弁座
56との間に形成されるようになり、膜A全体としての
バランスがくずれ、弱いところから破れ易くなる。
(c)に示されるように、弁57においてリブ58があ
る側とない側とで、弁57と弁座56との間の隙間の大
きさが変わってくる。すなわち、弁57の上昇に伴い、
リブ58がある側においてはリブ58の外面と弁座56
との間の隙間の方が、弁57の外面と弁座56との間の
隙間よりも小さくなるため、リブ58がある側において
はリブ58の外面と弁座56との間に膜Aが形成される
ようになる。したがって、膜Aは、リブ58がない側に
おいては弁57の外面と弁座56との間に形成される
が、リブ58がある側においてはリブ58の外面と弁座
56との間に形成されるようになり、膜A全体としての
バランスがくずれ、弱いところから破れ易くなる。
【0034】この第2実施例の弁装置を用いて給水実験
を行った際の結果も、上記図6に示している。この図6
からも明らかなように、本発明の第2実施例によれば、
平均値で従来よりも、約0.43mm短くても給水が可
能であることがわかる。
を行った際の結果も、上記図6に示している。この図6
からも明らかなように、本発明の第2実施例によれば、
平均値で従来よりも、約0.43mm短くても給水が可
能であることがわかる。
【0035】図10ないし図12は本発明の第3実施例
を示したものであり、この第3実施例は上記した第2実
施例とは次の点が異なっている。すなわち、弁59の下
部において、該弁59の閉鎖状態で給水口55の内側に
位置し、かつその給水口55の中心部から偏心した外周
部に突部60が設けられている。この場合、突部60の
外面60aは、給水口55の中心部側に向けて下降傾斜
する斜面を有する構成とされている。この突部60も、
リブ58と同様に、約120度の角度領域に形成されて
いる。また、弁59において突部60以外の下面59a
部分は平坦に形成されている。
を示したものであり、この第3実施例は上記した第2実
施例とは次の点が異なっている。すなわち、弁59の下
部において、該弁59の閉鎖状態で給水口55の内側に
位置し、かつその給水口55の中心部から偏心した外周
部に突部60が設けられている。この場合、突部60の
外面60aは、給水口55の中心部側に向けて下降傾斜
する斜面を有する構成とされている。この突部60も、
リブ58と同様に、約120度の角度領域に形成されて
いる。また、弁59において突部60以外の下面59a
部分は平坦に形成されている。
【0036】上記構成において、弁59が給水口55を
閉鎖した状態から開放方向である上方へ移動され、弁5
9が弁座56から上方へ離間すると、まず図12の
(b)に示すように、弁57の下面と弁座56の上面と
の間に水の表面張力による膜Aが形成される。この場
合、弁59において突部60がある側とない側とで、膜
Aの形状が変わってくる。すなわち、弁59の上昇に伴
い、突部60がある側においては(図12中右側)、突
部60の外面60aと弁座56との間に膜Aが形成され
るのであるが、弁59の上昇に伴い、その膜Aは突部6
0の外面60aに沿って突部60の下側に相対的に移っ
て行く。これに対して、突部60がない側においては、
弁59の外面と弁座56との間に形成された膜Aは、隙
間が大きくなることに伴い大きくなってゆく。
閉鎖した状態から開放方向である上方へ移動され、弁5
9が弁座56から上方へ離間すると、まず図12の
(b)に示すように、弁57の下面と弁座56の上面と
の間に水の表面張力による膜Aが形成される。この場
合、弁59において突部60がある側とない側とで、膜
Aの形状が変わってくる。すなわち、弁59の上昇に伴
い、突部60がある側においては(図12中右側)、突
部60の外面60aと弁座56との間に膜Aが形成され
るのであるが、弁59の上昇に伴い、その膜Aは突部6
0の外面60aに沿って突部60の下側に相対的に移っ
て行く。これに対して、突部60がない側においては、
弁59の外面と弁座56との間に形成された膜Aは、隙
間が大きくなることに伴い大きくなってゆく。
【0037】したがって、弁59において突部60があ
る側とない側とで、膜Aの形状が大きく異なってくるよ
うになり、膜A全体としてのバランスがくずれ、弱いと
ころから破れ易くなる。
る側とない側とで、膜Aの形状が大きく異なってくるよ
うになり、膜A全体としてのバランスがくずれ、弱いと
ころから破れ易くなる。
【0038】この第3実施例の弁装置を用いて給水実験
を行った際の結果も、上記図6に示している。この図6
からも明らかなように、本発明の第3実施例によれば、
平均値で従来よりも、約0.07mm短くても給水が可
能であることがわかる。この場合、膜Aが破れた際の移
動ストロークの平均値は従来と大差はないが、標準偏差
σが従来及び他の実施例に比べて小さいことがわかる。
標準偏差σが小さいということは、膜Aが破れた際の移
動ストロークにむらがないということができる。これ
は、膜Aを伝わせる突部60の外面60aの斜面と、突
部60のない部分との差が確実に発揮され、非対称の膜
Aが確実に形成されるためであると考えられる。
を行った際の結果も、上記図6に示している。この図6
からも明らかなように、本発明の第3実施例によれば、
平均値で従来よりも、約0.07mm短くても給水が可
能であることがわかる。この場合、膜Aが破れた際の移
動ストロークの平均値は従来と大差はないが、標準偏差
σが従来及び他の実施例に比べて小さいことがわかる。
標準偏差σが小さいということは、膜Aが破れた際の移
動ストロークにむらがないということができる。これ
は、膜Aを伝わせる突部60の外面60aの斜面と、突
部60のない部分との差が確実に発揮され、非対称の膜
Aが確実に形成されるためであると考えられる。
【0039】本発明は上記した各実施例にのみ限定され
るものではなく、次のように変形または拡張することが
できる。例えば、上記した各実施例では、弁駆動装置3
4の操作軸36の上下動により弁棒26を介して弁4
8,57,59を上下動させる構成としたが、タンクを
載置台上にセットすることに伴い、タンク側の弁軸の下
端部が載置台側に固定状態に設けられた押圧部により相
対的に押圧されることにより、弁が押し上げられ構成と
しても良い。
るものではなく、次のように変形または拡張することが
できる。例えば、上記した各実施例では、弁駆動装置3
4の操作軸36の上下動により弁棒26を介して弁4
8,57,59を上下動させる構成としたが、タンクを
載置台上にセットすることに伴い、タンク側の弁軸の下
端部が載置台側に固定状態に設けられた押圧部により相
対的に押圧されることにより、弁が押し上げられ構成と
しても良い。
【0040】また、本発明は、自動製氷装置における給
水用のタンク39の弁装置に限られず、例えば噴霧式加
湿器において、噴霧される水を供給するためのタンクの
弁装置や、石油式ファンヒータにおいて、燃焼される灯
油を供給するためのタンクの弁装置にも適用することが
できる。
水用のタンク39の弁装置に限られず、例えば噴霧式加
湿器において、噴霧される水を供給するためのタンクの
弁装置や、石油式ファンヒータにおいて、燃焼される灯
油を供給するためのタンクの弁装置にも適用することが
できる。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載の弁装置によれば、給液
口が形成された弁座を水平面に対して傾斜させたことに
より、弁の開放に伴い弁と弁座との間に形成される液の
膜は、弁座の下側と上側とで非対称となってバランスが
くずれ、水圧が多くかかる下側の弱いところから破れ易
くなるので、弁の移動ストロークを大きくすることな
く、液が給液口から流出し易くできる。
口が形成された弁座を水平面に対して傾斜させたことに
より、弁の開放に伴い弁と弁座との間に形成される液の
膜は、弁座の下側と上側とで非対称となってバランスが
くずれ、水圧が多くかかる下側の弱いところから破れ易
くなるので、弁の移動ストロークを大きくすることな
く、液が給液口から流出し易くできる。
【0042】請求項2に記載の弁装置によれば、弁の下
部にあって、この弁の閉鎖状態で給液口の内側に位置し
且つその給液口の中心部から偏心した部位に突部を設け
たことにより、弁の開放に伴い弁と弁座との間に形成さ
れる液の膜は、突部がある側とない側とで非対称となっ
てバランスがくずれ、弱いところから破れ易くなるの
で、弁の移動ストロークを大きくすることなく、液が給
液口から流出し易くできる。
部にあって、この弁の閉鎖状態で給液口の内側に位置し
且つその給液口の中心部から偏心した部位に突部を設け
たことにより、弁の開放に伴い弁と弁座との間に形成さ
れる液の膜は、突部がある側とない側とで非対称となっ
てバランスがくずれ、弱いところから破れ易くなるの
で、弁の移動ストロークを大きくすることなく、液が給
液口から流出し易くできる。
【0043】この場合、弁の突部を、垂下状をなすリブ
により構成した場合には、バランスのくずれた膜を容易
に形成することができるようになる。また、突部を、外
面に給液口の中心部側に向けて下降傾斜する斜面を有す
る構成とした場合には、突部がある側において形成され
る膜は、確実に斜面に沿って形成されるようになり、バ
ランスのくずれた膜を安定して形成することができるよ
うになる。
により構成した場合には、バランスのくずれた膜を容易
に形成することができるようになる。また、突部を、外
面に給液口の中心部側に向けて下降傾斜する斜面を有す
る構成とした場合には、突部がある側において形成され
る膜は、確実に斜面に沿って形成されるようになり、バ
ランスのくずれた膜を安定して形成することができるよ
うになる。
【図1】本発明の第1実施例を示す主要部の縦断面図
【図2】弁が開放する際の作用説明図
【図3】冷蔵庫の自動製氷装置部分を示す縦断側面図
【図4】給水口の閉鎖状態での要部の縦断面図
【図5】給水口の開放状態での図4相当図
【図6】従来及び本発明の各実施例において給水実験の
実験結果を示す図
実験結果を示す図
【図7】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図8】弁の下方からの斜視図
【図9】図2相当図
【図10】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図11】図8相当図
【図12】図2相当図
【図13】従来構成を示す図1相当図
【図14】図2相当図
39はタンク、42は給水口(給液口)、43は弁座、
44は弁体、47は弁軸、48は弁、55は給水口(給
液口)、56は弁座、57は弁、58はリブ(突部)、
59は弁、60は突部、60aは外面、Aは膜である。
44は弁体、47は弁軸、48は弁、55は給水口(給
液口)、56は弁座、57は弁、58はリブ(突部)、
59は弁、60は突部、60aは外面、Aは膜である。
Claims (4)
- 【請求項1】 液体を貯留するタンクの下部に設けら
れ、給液口が形成された弁座と、 この弁座に対して上下方向に移動可能に設けられ、前記
給液口の周縁部に上方から接触することにより給液口を
閉鎖し、給液口の周縁部から上方へ離間することにより
給液口を開放する弁とを備えた弁装置において、 前記弁座を水平面に対して傾斜させたことを特徴とする
弁装置。 - 【請求項2】 液体を貯留するタンクの下部に設けら
れ、給液口が形成された弁座と、 この弁座に対して上下方向に移動可能に設けられ、前記
給液口の周縁部に上方から接触することにより給液口を
閉鎖し、給液口の周縁部から上方へ離間することにより
給液口を開放する弁とを備えた弁装置において、 前記弁の下部にあって、この弁の閉鎖状態で前記給液口
の内側に位置し且つその給液口の中心部から偏心した部
位に突部を設けたことを特徴とする弁装置。 - 【請求項3】 突部は、垂下状をなすリブにより構成さ
れていることを特徴とする請求項2記載の弁装置。 - 【請求項4】 突部は、外面に給液口の中心部側に向け
て下降傾斜する斜面を有する構成であることを特徴とす
る請求項2記載の弁装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7098476A JP2968450B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 弁装置 |
| CN96108071A CN1084853C (zh) | 1995-04-24 | 1996-04-24 | 阀装置 |
| KR1019960013374A KR100213400B1 (ko) | 1995-04-24 | 1996-04-24 | 밸브 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7098476A JP2968450B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08296747A true JPH08296747A (ja) | 1996-11-12 |
| JP2968450B2 JP2968450B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=14220714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7098476A Expired - Fee Related JP2968450B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 弁装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2968450B2 (ja) |
| KR (1) | KR100213400B1 (ja) |
| CN (1) | CN1084853C (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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