JPH082967B2 - 水溶性セルロース誘導体の造粒方法 - Google Patents
水溶性セルロース誘導体の造粒方法Info
- Publication number
- JPH082967B2 JPH082967B2 JP16999092A JP16999092A JPH082967B2 JP H082967 B2 JPH082967 B2 JP H082967B2 JP 16999092 A JP16999092 A JP 16999092A JP 16999092 A JP16999092 A JP 16999092A JP H082967 B2 JPH082967 B2 JP H082967B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cellulose derivative
- soluble cellulose
- granulator
- mesh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
体の造粒方法に関するものである。
粘性、分散性、接着性、乳化安定性、保護コロイド性、
フィルム形成性などの特徴を有するため、食品工業、化
粧品、医薬品工業、繊維工業、製紙工業など広範な分野
で使用されている。一般に水溶性セルロース誘導体は、
これを水に溶解させる際、水に投入される該水溶性セル
ロース誘導体の粒子が見掛上塊状となるため、水に接し
た表層の粒子が瞬時に溶解、膨潤し、これ等の粒子に囲
まれた内側の粒子への水の浸透は著しく阻害される(マ
マコと呼ばれている)。そのため、ママコを完全に消
失、溶解させるには時間を要するという問題点を抱えて
いた。
ママコを防止し溶解速度を速める方法は種々提案されて
おり、特に水溶性セルロース誘導体を顆粒状とすること
により良好な結果が得られている。その方法は、特公平
2−50937号に示されている。即ち、粉末状水溶性
セルロース誘導体の含水率を平衡水分(温度25℃、相
対湿度70%)の0.5倍以下に調整し、且つ粉末状水
溶性セルロース誘導体の嵩比重を500〜900g/L
に調整し、互いに反対方向に回転する2個のロール間を
通過させフレーク状とし、次いでこれを粉砕、分級する
方法である。しかし、この方法でも顆粒状水溶性セルロ
ース誘導体の歩留りは充分ではなく一層の向上が切望さ
れていた。
め鋭意研究を重ねた結果、粉末状水溶性セルロース誘導
体をお互いに回転する2本のロール間を通過させシート
状とした該シート状水溶性セルロース誘導体を、段階的
に整粒機でその形態を調整することにより良好な結果が
得られることを見出し、本発明に到達した。従って、本
発明の目的は、歩留まりが高い水溶性セルロース誘導体
の造粒方法を提供することにある。
粉末状水溶性セルロース誘導体をお互いに回転する2本
のロール間を通過させシート状とした該シート状水溶性
セルロース誘導体を、段階的に整粒機で形態を調整する
ことにより達成された。即ち、粉末状水溶性セルロース
誘導体を、ホッパーとホッパー下部に横軸スクリューを
備え相互に反対方向に回転する2本のロールを有する供
給装置に導びき、該2本のロール間を通過させてシート
状とし、次いでこれを整粒,分級する水溶性セルロース
誘導体の造粒方法に於いて、該粉末状水溶性セルロース
誘導体をお互いに回転する2本のロール間を通過させシ
ート状とし、1次整粒機に通し20メッシュより粗い形
態のものを10〜40重量%の範囲に調整し、次いで2
次整粒機に通した後、分級することにより得られる。本
発明に於いて使用される水溶性セルロース誘導体とは、
特に限定されないが、例えばカルボキシメチルセルロー
ス(CMC)、ヒドロキシエチルセルロース(HE
C)、メチルセルロース(MC)などの単独またはそれ
等の混合物が挙げられる。
導体を相互に反対方向に回転する2本のロール間を通過
させシート状とし、1次整粒機に通し20メッシュより
粗い形態のものを10〜40重量%の範囲に調整すると
したのは、20メッシュより粗い形態の水溶性セルロー
ス誘導体が10重量%未満となると、2次整粒機に通し
た後、得られる造粒化水溶性セルロース誘導体中の粉末
化した(粉戻りと称される)ものの割合が増し歩留まり
が低下する。一方、40重量%を超すと、2次整粒機に
通した後、得られる造粒化水溶性セルロース誘導体中に
形態の大きい未整粒のものの割合が大きくなり歩留まり
が低下するため好ましくない。
用するとしたのは、適度に整粒された水溶性セルロース
誘導体を目的の形態に歩留まり良く整粒できるためであ
る。また、ロール整粒機のロール間隔を0.2〜0.7
mmとしたのは、0.2mmより小さいとロール整粒機に通
した後、得られる造粒化水溶性セルロース誘導体中の粉
戻り量の割合が大きくなり歩留まりが低下する。一方、
0.7mmより大きくするとロール整粒機に通した後、得
られる造粒化水溶性セルロース誘導体中に形態の大きい
未整粒のものの割合が大きくなり歩留まりが低下するた
め何れも好ましくない。
ス誘導体を目的とする形態に分級し、それを製品とし、
目的以外の粗い形態のみを2次整粒機に通すことは何等
問題ない。本発明で使用される1次整粒機は得に限定さ
せるものではなく、広く一般に使用されている整粒機を
適宜選択して使用する。本発明の製造方法によれば、1
次整粒機では一定割合の粗い形態を含む水溶性セルロー
ス誘導体とするため、1次整粒による粉戻り量の割合は
小さくなる。また、2次整粒機ではロール間隔を調整す
ることにより粗い形態の水溶性セルロース誘導体を主に
整粒するため、2次整粒による粉戻り量の割合も小さく
なるなど何れも歩留まりを向上させる。本発明の造粒方
法によれば2次整粒機の設置が必要である。しかしなが
ら設置しても効果が大きいのできわめて有用である。
明はこれによって限定されるものではない。
クター(ターボ工業株式会社製)を通過させシート状と
しラフブレーカーで砕いた後、スクリーンを備えた回転
刃式のターボグラニュレーター(ターボ工業株式会社
製)に通し、その回転数を調整しながら20メッシュよ
り粗い形態のものが32重量%となるCMCを得た。次
いで、上記CMCをロール間隔が0.4mmの架砕方式の
ロールグラニュレーター(日本グラニュレーター株式会
社製)に通した後、分級機で篩い分けし、24メッシュ
を通過し80メッシュを不通過の造粒化CMCを得た。
歩留りは61%であった。
置、手順でシート化し砕いたものを、ターボグラニュレ
ーターに通しその回転数を調整しながら20メッシュよ
り粗い形態のものが6重量%となるCMCを得た。次い
で、上記CMCをロール間隔が0.4mmの実施例1と全
く同様のロールグラニュレーターに通した後、分級機で
篩い分けし、24メッシュを通過し80メッシュを不通
過の造粒化CMCを得た。歩留りは42%であった。
置、手順でシート化し砕いたものを、ターボグラニュレ
ーターに通しその回転数を調整しながら20メッシュよ
り粗い形態のものが51重量%となるCMCを得た。次
いで、上記CMCをロール間隔が0.4mmの実施例1と
全く同様のロールグラニュレーターに通した後、分級機
で篩い分けし、24メッシュを通過し80メッシュを不
通過の造粒化CMCを得た。歩留りは40%であった。
置、手順でシート化し砕いたものを、ターボグラニュレ
ーターに通しその回転数を調整しながら20メッシュよ
り粗い形態のものが30重量%となるCMCを得た。次
いで、上記CMCをロール間隔が0.1mmの実施例1と
全く同様のロールグラニュレーターに通した後、分級機
で篩い分けし、24メッシュを通過し80メッシュを不
通過の造粒化CMCを得た。歩留りは11%であった。
置、手順でシート化し砕いたものを、ターボグラニュレ
ーターに通しその回転数を調整しながら20メッシュよ
り粗い形態のものが32重量%となるCMCを得た。次
いで、上記CMCをロール間隔が0.8mmの実施例1と
全く同様のロールグラニュレーターに通した後、分級機
で篩い分けし、24メッシュを通過し80メッシュを不
通過の造粒化CMCを得た。歩留りは48%であった。
CMCの歩留りを表1にまとめて示した。以上の実施例
および比較例の結果から、造粒品の歩留り(24メッシ
ュを通過し80メッシュ不通過のものの割合)は、単に
整粒機を2台使用するだけではなく本発明のように1次
整粒機通過後の粒度限定、2次整粒機およびその運転条
件を特定することなどにより大きく向上することが実証
された。
よると、水溶性セルロース誘導体を1次整粒機で適度に
粗い形態にし、更に2次整粒機で主に粗い形態のものを
整粒するため、整粒工程での粉戻り量の割合が小さくな
り造粒品の歩留まりが向上する。
Claims (3)
- 【請求項1】 粉末状水溶性セルロース誘導体を供給装
置としてホッパーとホッパー下部に横軸スクリューを備
え相互に反対方向に回転する2本のロールを有する供給
装置に導びき、該2本のロール間を通過させてシート状
とし、次いでこれを整粒,分級する水溶性セルロース誘
導体の造粒方法に於いて、シート状としたセルロース誘
導体を1次整粒機に通し20メッシュより粗い形態のも
のを10〜40重量%の範囲になるようにし、次いで2
次整粒機に通した後、分級して得られることを特徴とす
る水溶性セルロース誘導体の造粒方法。 - 【請求項2】 2次整粒機が架砕方式のロール整粒機で
あることを特徴とする請求項1に記載の水溶性セルロー
ス誘導体の造粒方法。 - 【請求項3】 ロール整粒機のロール間隙が0.2〜
0.7mmの範囲にあることを特徴とする請求項2に記載
の水溶性セルロース誘導体の造粒方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16999092A JPH082967B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 水溶性セルロース誘導体の造粒方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16999092A JPH082967B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 水溶性セルロース誘導体の造粒方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671643A JPH0671643A (ja) | 1994-03-15 |
| JPH082967B2 true JPH082967B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=15896552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16999092A Expired - Fee Related JPH082967B2 (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | 水溶性セルロース誘導体の造粒方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082967B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITVA20030017A1 (it) * | 2003-06-03 | 2004-12-04 | Lamberti Spa | Carbossimetilcellulosa ad alta velocita' di dissoluzione in acqua. |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6017336B2 (ja) | 2013-02-12 | 2016-10-26 | 株式会社東芝 | データ管理装置および電力使用量計算システム |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP16999092A patent/JPH082967B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6017336B2 (ja) | 2013-02-12 | 2016-10-26 | 株式会社東芝 | データ管理装置および電力使用量計算システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0671643A (ja) | 1994-03-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1127910B1 (de) | Verfahren zur Herstellung pulverförmiger wasserlöslicher Cellulosederivate unter Einsatz eines Wasserdampf/Inertgas-Gemisches oder Wasserdampf/Luftgemisches als Transport und Wärmeträgergas | |
| DK1127895T4 (en) | A process for the preparation of pulverulent, water-soluble cellulose derivatives | |
| EP0954536B2 (de) | Verfahren zur herstellung von feinteiligen polysaccharidderivaten | |
| JP6034365B2 (ja) | 高い嵩密度、良好な流動性及び改善された冷水分散性を有するセルロース誘導体の製造方法。 | |
| WO2008067930A1 (en) | Cellulose ethers for solids formulations | |
| JPH082967B2 (ja) | 水溶性セルロース誘導体の造粒方法 | |
| US5290495A (en) | Process for granulating 2,2,6,6-tetramethylpiperidine-containing light stabilizer | |
| US6872820B2 (en) | Finely divided polysaccharide derivatives | |
| JP2566504B2 (ja) | 水溶性セルロース誘導体の造粒方法 | |
| EP0835881B2 (de) | Verfahren zur Herstellung von Methylcellulose-Pulvern mit spezieller Sieblinie | |
| JPH0816164B2 (ja) | 水溶性セルロース誘導体の造粒法 | |
| JPH05320362A (ja) | 水溶性セルロース誘導体の造粒方法 | |
| US5587178A (en) | Process for the treatment of aspartame | |
| US20050184176A1 (en) | Process for the production of alpha-l-aspartyl-l-phenylalanine methyl ester powder | |
| JPS62110739A (ja) | 水溶性セルロ−ス誘導体の顆粒化法 | |
| US3985744A (en) | Production of granular sodium dichloroisocyanurate | |
| JPH05222205A (ja) | 顆粒状塩化ビニル系樹脂の製造方法 | |
| JP3073324B2 (ja) | L−α−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの顆粒製造法 | |
| JPS5811527A (ja) | 顆粒化方法 | |
| JPH0630724A (ja) | L−α−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステルの顆粒製造法 | |
| JPH0250937B2 (ja) | ||
| JP2002128668A (ja) | 分岐鎖アミノ酸含有医薬用顆粒製剤の製造方法 | |
| JPH02129102A (ja) | 固形塩素剤の顆粒の製造方法 | |
| JPS61152737A (ja) | 顆粒状水溶性セルロ−ス誘導体の製造法 | |
| JPH0477527A (ja) | 顆粒状塩化ビニル系樹脂の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080117 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100117 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 14 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100117 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 15 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110117 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 15 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110117 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 16 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120117 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |