JPH0830160B2 - 裏移り防止剤およびそれを含むオフセット印刷インキ - Google Patents
裏移り防止剤およびそれを含むオフセット印刷インキInfo
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- JPH0830160B2 JPH0830160B2 JP63137074A JP13707488A JPH0830160B2 JP H0830160 B2 JPH0830160 B2 JP H0830160B2 JP 63137074 A JP63137074 A JP 63137074A JP 13707488 A JP13707488 A JP 13707488A JP H0830160 B2 JPH0830160 B2 JP H0830160B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,裏移り防止剤およびそれを含むオフセット
印刷用インキに関する。
印刷用インキに関する。
(従来の技術) オフセット印刷用インキは,通常,乾燥までに数時間
を要するため印刷直後のその皮膜表面は,付着性が極め
て高い。このため,印刷された枚葉紙が印刷機のデリバ
リー部に順次積み重ねられる枚葉オフセット印刷では,
未乾燥のインキが次に印刷されて重ねられた枚葉紙の裏
面に付着する“裏移り”と呼ばれる現象が生じる。
を要するため印刷直後のその皮膜表面は,付着性が極め
て高い。このため,印刷された枚葉紙が印刷機のデリバ
リー部に順次積み重ねられる枚葉オフセット印刷では,
未乾燥のインキが次に印刷されて重ねられた枚葉紙の裏
面に付着する“裏移り”と呼ばれる現象が生じる。
従来,この裏移りを防止するために工業用澱粉を主成
分とする粉末を印刷直後の印刷面に散布し,積み重ねさ
れた枚葉紙相互間に空隙を作り,インキの付着を防止す
るバウダー・スプレー法が行なわれている。
分とする粉末を印刷直後の印刷面に散布し,積み重ねさ
れた枚葉紙相互間に空隙を作り,インキの付着を防止す
るバウダー・スプレー法が行なわれている。
この他,オフセット印刷用インキに直接,工業用澱粉
を添加して,裏移りを防止する方法も知られている。
を添加して,裏移りを防止する方法も知られている。
(発明が解決しようとする課題) 前述のパウダー・スプレー法には,作業環境の悪化,
印刷機の摩耗促進,印刷物の品質の劣化などの欠点があ
った。
印刷機の摩耗促進,印刷物の品質の劣化などの欠点があ
った。
また,オフセット印刷用インキに直接添加する方法で
は,澱粉の親水性が大きいため,インキが湿し水を吸蔵
し易く,インキの耐乳化性を大幅に低下させ,インキの
流動性が大きく変化し,印刷機におけるインキ・ローラ
ーから印刷版へ,印刷版からブランケットへ,ブランケ
ットから被印刷体へのインキの転移性を悪くさせ,印刷
物の網点の再現性を悪くさせるなどの欠点があった。さ
らに,インキ中より湿し水中に澱粉が流出してしまい期
待した裏移り防止効果が得られなかったり,印刷版面上
やブランケット上に澱粉が徐々に堆積する“版残り”や
“ブラン残り”と呼ばれる現象がおこり,鮮明な印刷物
が得られなくなる欠点があった。
は,澱粉の親水性が大きいため,インキが湿し水を吸蔵
し易く,インキの耐乳化性を大幅に低下させ,インキの
流動性が大きく変化し,印刷機におけるインキ・ローラ
ーから印刷版へ,印刷版からブランケットへ,ブランケ
ットから被印刷体へのインキの転移性を悪くさせ,印刷
物の網点の再現性を悪くさせるなどの欠点があった。さ
らに,インキ中より湿し水中に澱粉が流出してしまい期
待した裏移り防止効果が得られなかったり,印刷版面上
やブランケット上に澱粉が徐々に堆積する“版残り”や
“ブラン残り”と呼ばれる現象がおこり,鮮明な印刷物
が得られなくなる欠点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は,天然樹脂もしくはその加工樹脂および合成
樹脂から選ばれる少なくとも1種の樹脂を乾性油および
溶剤に溶融混合した樹脂ワニスまたは乾性油を澱粉粒に
加熱含浸せしめて得られる裏移り防止剤およびそれを含
むことを特徴とするオフセット印刷用インキであり,澱
粉粒に上記の処理を施すことにより裏移りが防止され,
かつ,“版残り",“ブラン残り”が改良されたオフセッ
ト印刷用インキを得ることができた。
樹脂から選ばれる少なくとも1種の樹脂を乾性油および
溶剤に溶融混合した樹脂ワニスまたは乾性油を澱粉粒に
加熱含浸せしめて得られる裏移り防止剤およびそれを含
むことを特徴とするオフセット印刷用インキであり,澱
粉粒に上記の処理を施すことにより裏移りが防止され,
かつ,“版残り",“ブラン残り”が改良されたオフセッ
ト印刷用インキを得ることができた。
本発明は,澱粉粒と,樹脂ワニスおよびもしくは乾性
油とを,好ましくは機械的な強制撹拌の下で加熱し,澱
粉粒中に樹脂ワニスおよび乾性油が含浸することで澱粉
粒子を疎水化し,インキへの分散性を向上させた裏移り
防止剤を得ることができる。
油とを,好ましくは機械的な強制撹拌の下で加熱し,澱
粉粒中に樹脂ワニスおよび乾性油が含浸することで澱粉
粒子を疎水化し,インキへの分散性を向上させた裏移り
防止剤を得ることができる。
本発明において澱粉粒としては各種の工業用澱粉粒,
例えばトウモロコシ,米,甘薯,馬鈴薯,タピオカ,サ
ゴなどから得られた澱粉を用いることができる。本発明
の裏移り防止剤の性能を阻害しない限り,各種の工業用
の加工澱粉や変性澱粉,例えばエーテル化澱粉,エステ
ル化澱粉,架橋澱粉,澱粉グラフト共重合体等を用いて
もよい。
例えばトウモロコシ,米,甘薯,馬鈴薯,タピオカ,サ
ゴなどから得られた澱粉を用いることができる。本発明
の裏移り防止剤の性能を阻害しない限り,各種の工業用
の加工澱粉や変性澱粉,例えばエーテル化澱粉,エステ
ル化澱粉,架橋澱粉,澱粉グラフト共重合体等を用いて
もよい。
澱粉の粒子径としては,特に限定されるものではない
が,5〜15μm程度の粒子径を有するものを多く含むこと
が望ましく,米澱粉,とうもろこし澱粉等がこれに該当
する。これより小さい粒子径のものが多くなると,印刷
インキ皮膜表面より露出する澱粉粒子が少なくなり,裏
移り防止効果が低下する傾向がある。これより大きい粒
子径のものが多くなると,乾燥後の印刷インキ皮膜表面
の光沢が低下し,印刷物の品質が劣化する傾向がある。
一般に,トウモロコシ澱粉の粒子径は2〜30μm程度で
あり,したがって,工業的にはこれらの澱粉を分級し
て,5〜15μm程度の粒子径を有するものが多くなるよう
にした分級澱粉を使用することが好ましく,分級操作の
便宜上はシリコーン処理を施したものが望しい。
が,5〜15μm程度の粒子径を有するものを多く含むこと
が望ましく,米澱粉,とうもろこし澱粉等がこれに該当
する。これより小さい粒子径のものが多くなると,印刷
インキ皮膜表面より露出する澱粉粒子が少なくなり,裏
移り防止効果が低下する傾向がある。これより大きい粒
子径のものが多くなると,乾燥後の印刷インキ皮膜表面
の光沢が低下し,印刷物の品質が劣化する傾向がある。
一般に,トウモロコシ澱粉の粒子径は2〜30μm程度で
あり,したがって,工業的にはこれらの澱粉を分級し
て,5〜15μm程度の粒子径を有するものが多くなるよう
にした分級澱粉を使用することが好ましく,分級操作の
便宜上はシリコーン処理を施したものが望しい。
また,本発明により得られた裏移り防止剤を印刷イン
キに添加した時,印刷インキに対する澱粉の量が0.01重
量%より少ないと,裏移り防止効果が低下する傾向があ
り,3.0重量%より多いと,乾燥後の印刷インキ皮膜表面
の光沢が低下し,印刷物の品質が劣化する傾向がある。
好ましくは0.1〜2.0重量%とする。
キに添加した時,印刷インキに対する澱粉の量が0.01重
量%より少ないと,裏移り防止効果が低下する傾向があ
り,3.0重量%より多いと,乾燥後の印刷インキ皮膜表面
の光沢が低下し,印刷物の品質が劣化する傾向がある。
好ましくは0.1〜2.0重量%とする。
本発明において澱粉粒に含浸させる乾性油としては例
えばアマニ油,キリ油,エノ油,大豆油,魚油,スチレ
ン油,マレイン化油などの天然もしくは合成乾性油およ
びこれらの重合体が用いられる。これらのうち好ましく
は,酸化重合型乾燥のインキに主に用いられるアマニ
油,キリ油などである。
えばアマニ油,キリ油,エノ油,大豆油,魚油,スチレ
ン油,マレイン化油などの天然もしくは合成乾性油およ
びこれらの重合体が用いられる。これらのうち好ましく
は,酸化重合型乾燥のインキに主に用いられるアマニ
油,キリ油などである。
同じく本発明において澱粉粒に含浸させる樹脂ワニス
としては,例えばロジン,コーパル,ダンマル,硬化ロ
ジン,ロジンエステル類などの天然樹脂および加工樹脂
や,フェノール樹脂,ロジン変性フェノール樹脂,マレ
イン酸樹脂,アルキド樹脂,石油系樹脂,ビニル系樹
脂,アクリル樹脂,ポリアミド樹脂,エポキシ樹脂,ア
ミノアルキド樹脂などの合成樹脂と一般的にインキに使
用されている乾性油,溶剤等を溶融混合したものを用い
る。
としては,例えばロジン,コーパル,ダンマル,硬化ロ
ジン,ロジンエステル類などの天然樹脂および加工樹脂
や,フェノール樹脂,ロジン変性フェノール樹脂,マレ
イン酸樹脂,アルキド樹脂,石油系樹脂,ビニル系樹
脂,アクリル樹脂,ポリアミド樹脂,エポキシ樹脂,ア
ミノアルキド樹脂などの合成樹脂と一般的にインキに使
用されている乾性油,溶剤等を溶融混合したものを用い
る。
これらの天然樹脂および合成樹脂を溶解するのに使用
するものとしては,上記の乾性油や印刷インキ用として
従来より使用されている石油系溶剤などの各種の有機溶
剤はいずれも使用し得る。
するものとしては,上記の乾性油や印刷インキ用として
従来より使用されている石油系溶剤などの各種の有機溶
剤はいずれも使用し得る。
以上の例示は本発明を説明するためのものであって,
上記以外の乾性油,樹脂,溶剤であっても上記と同様な
機能を有するものは本発明に当然包含されるものであ
る。
上記以外の乾性油,樹脂,溶剤であっても上記と同様な
機能を有するものは本発明に当然包含されるものであ
る。
本発明においては,上記の乾性油もしくは樹脂ワニス
を用い,澱粉粒を加熱含浸させることにより効果的な裏
移り防止剤を得る事ができるものである。加熱含浸の方
法としては特別な装置は必要ない。また,澱粉粒に含浸
させるのに必要な乾性油およびもしくは樹脂ワニスの好
ましい量は,澱粉粒を疎水性にするに十分な量があれば
良く,好ましくは澱粉粒100部に対して300重量部以上の
乾性油およびもしくは樹脂ワニスを用いると良く特に上
限はない。この澱粉粒は,乾性油およびもしくは樹脂ワ
ニスの量および種類によってペースト状にもなるし、粉
末状にもなるが、本発明ではいずれの状態であっても良
い。また加熱条件としては,80℃以上なら問題はない
が,好ましくは150以上220℃以下で5〜30分間加熱する
ことで目的とする澱粉粒の処理が適切に行なえる。この
際,澱粉粒に乾性油およびもしくは樹脂ワニスを均一に
含浸させるためには加熱時に撹拌することがより効果的
である。このようにして得られた処理澱粉粒はそのまま
裏移り防止剤としてインキ中に添加しても良く,樹脂,
ワニスなどを用いてコンパウンド状態で,インキ中に添
加してもその効果は変らないものである。
を用い,澱粉粒を加熱含浸させることにより効果的な裏
移り防止剤を得る事ができるものである。加熱含浸の方
法としては特別な装置は必要ない。また,澱粉粒に含浸
させるのに必要な乾性油およびもしくは樹脂ワニスの好
ましい量は,澱粉粒を疎水性にするに十分な量があれば
良く,好ましくは澱粉粒100部に対して300重量部以上の
乾性油およびもしくは樹脂ワニスを用いると良く特に上
限はない。この澱粉粒は,乾性油およびもしくは樹脂ワ
ニスの量および種類によってペースト状にもなるし、粉
末状にもなるが、本発明ではいずれの状態であっても良
い。また加熱条件としては,80℃以上なら問題はない
が,好ましくは150以上220℃以下で5〜30分間加熱する
ことで目的とする澱粉粒の処理が適切に行なえる。この
際,澱粉粒に乾性油およびもしくは樹脂ワニスを均一に
含浸させるためには加熱時に撹拌することがより効果的
である。このようにして得られた処理澱粉粒はそのまま
裏移り防止剤としてインキ中に添加しても良く,樹脂,
ワニスなどを用いてコンパウンド状態で,インキ中に添
加してもその効果は変らないものである。
この裏移り防止剤をオフセット印刷用インキに添加す
る場合,印刷インキの成分は,いずれも従来技術と同様
で良い。例えば,本発明の印刷インキを構成する着色剤
は,従来の印刷インキに使用されている顔料もしくは染
料であって従来公知の顔料もしくは染料は本発明の印刷
インキの着色剤としていずれもそのまま使用できるもの
である。
る場合,印刷インキの成分は,いずれも従来技術と同様
で良い。例えば,本発明の印刷インキを構成する着色剤
は,従来の印刷インキに使用されている顔料もしくは染
料であって従来公知の顔料もしくは染料は本発明の印刷
インキの着色剤としていずれもそのまま使用できるもの
である。
また,その使用量も従来公知の印刷インキと同様でよ
く,例えば,印刷インキ100重量部中で,例えば約10〜4
0重量部を占める割合が一般的である。また,本発明の
印刷インキを構成するワニスも従来公知の印刷インキ用
ワニスは,その目的に応じて選択すれば良く,その使用
量も従来と同様に,例えば印刷インキ100重量部中で約5
0〜80重量部を占める割合が一般的である。
く,例えば,印刷インキ100重量部中で,例えば約10〜4
0重量部を占める割合が一般的である。また,本発明の
印刷インキを構成するワニスも従来公知の印刷インキ用
ワニスは,その目的に応じて選択すれば良く,その使用
量も従来と同様に,例えば印刷インキ100重量部中で約5
0〜80重量部を占める割合が一般的である。
本発明のオフセット印刷用インキは上記のように着色
剤,ワニスおよび裏移り防止剤を必須の構成材料として
おり,その他インキ溶剤,ドライヤー,その他従来公知
の添加剤は本発明のオフセット印刷用インキにおいてい
ずれも使用できる。
剤,ワニスおよび裏移り防止剤を必須の構成材料として
おり,その他インキ溶剤,ドライヤー,その他従来公知
の添加剤は本発明のオフセット印刷用インキにおいてい
ずれも使用できる。
また,本発明の主要部をなす裏移り防止剤は,枚葉紙
用の水なし平版インキや,凸版印刷用のインキに添加し
ても,本発明と同等の効果が得られる。
用の水なし平版インキや,凸版印刷用のインキに添加し
ても,本発明と同等の効果が得られる。
(作用) 以上のように,本発明は,オフセット印刷用インキ中
に転性油およびもしくは樹脂ワニスを用いた処理澱粉粒
を添加することにより,裏移り防止効果はそのままで,
“版残り",“ブラン残り”が改良されたオフセット印刷
用インキを得ることができた。
に転性油およびもしくは樹脂ワニスを用いた処理澱粉粒
を添加することにより,裏移り防止効果はそのままで,
“版残り",“ブラン残り”が改良されたオフセット印刷
用インキを得ることができた。
従来技術における裏移り防止のために添加した澱粉粒
が裏移り防止剤の使用量ガ増えるのに比例して“版残
り",“ブラン残り”が増加する傾向があるため,鮮明な
印刷物が得られなくなったり,印刷機の掃除を行なわな
くてはならないなどの欠点を著しく改良したものであ
る。
が裏移り防止剤の使用量ガ増えるのに比例して“版残
り",“ブラン残り”が増加する傾向があるため,鮮明な
印刷物が得られなくなったり,印刷機の掃除を行なわな
くてはならないなどの欠点を著しく改良したものであ
る。
以下,具体例により本発明を説明する。例中,部とは
重量部を,%とは重量%をそれぞれ表わす。
重量部を,%とは重量%をそれぞれ表わす。
実施例1〜4 表1の比較例1〜4の処方に従って,乾性油もしくは
樹脂ワニス10部でそれぞれの澱粉粒20部を180℃,30分間
撹拌装置を用い加熱撹拌し裏移り防止剤A〜Dを得た。
また,未処理生スターチをEとした。
樹脂ワニス10部でそれぞれの澱粉粒20部を180℃,30分間
撹拌装置を用い加熱撹拌し裏移り防止剤A〜Dを得た。
また,未処理生スターチをEとした。
実施例5 1)ベースインキの調製 常法により,下記処方のベースインキを調製した。得
られたベースインキのタック値(インコメーター400rp
m.30℃,1分)は9.0,フロー値(スプレッドメーター25
℃,1分)は18.0であった。
られたベースインキのタック値(インコメーター400rp
m.30℃,1分)は9.0,フロー値(スプレッドメーター25
℃,1分)は18.0であった。
ベースインキの処方 フタロシアニンブルー 18.0部 (東洋インキ製造(株)製,藍顔料) ワニスB 68.0部 乾燥促進剤 2.0部 石油系溶剤(沸点260〜280℃) 12.0部 注)ワニスBはタマノール361(荒川化学工業(株)製
ロジン変性フェノール樹脂)50.0部,アマニ油20.0部,
石油系溶剤(沸点160〜280℃)30.0部をフラスコ中で16
0℃に加熱溶解して得たもの。
ロジン変性フェノール樹脂)50.0部,アマニ油20.0部,
石油系溶剤(沸点160〜280℃)30.0部をフラスコ中で16
0℃に加熱溶解して得たもの。
2)試験用インキの調製 実施例の裏移り防止剤A〜Dをその調製直後に澱粉粒
分として上記ベースインキに,またEは処理することな
く0.5%それぞれ添加して,試験用インキA〜Eを調整
した。添加は,三本ロールを用い,余り圧を加えない状
態,すなわちいわゆる“素通し状態”で行なった。素通
し状態でも,各裏移り防止剤を,ベースインキに簡単に
均一に混合することができた。また,比較のために,裏
移り防止剤を添加しない上記ベースインキを,試験用イ
ンキIとした。
分として上記ベースインキに,またEは処理することな
く0.5%それぞれ添加して,試験用インキA〜Eを調整
した。添加は,三本ロールを用い,余り圧を加えない状
態,すなわちいわゆる“素通し状態”で行なった。素通
し状態でも,各裏移り防止剤を,ベースインキに簡単に
均一に混合することができた。また,比較のために,裏
移り防止剤を添加しない上記ベースインキを,試験用イ
ンキIとした。
3)試 験 得られた試験用インキA〜EおよびIを用いハイデル
ベルグGTOオフセット2色印刷機によりSKコート紙(山
陽国策パルプたぶ)に印刷し,それぞれ対応する印刷物
A〜EおよびIを得た。
ベルグGTOオフセット2色印刷機によりSKコート紙(山
陽国策パルプたぶ)に印刷し,それぞれ対応する印刷物
A〜EおよびIを得た。
上記印刷物5,000枚を印刷した時点において,印刷物
の裏面の状態から裏移りの防止効果を,版面上の状態か
ら版残りを,ブランケット表面の状態からブラン残り
を,それぞれ評価した。判定は目視で行なった。試験結
果を表2に示す。
の裏面の状態から裏移りの防止効果を,版面上の状態か
ら版残りを,ブランケット表面の状態からブラン残り
を,それぞれ評価した。判定は目視で行なった。試験結
果を表2に示す。
本発明の裏移り防止剤を含有するインキが,裏移り防
止効果,版残り防止効果,およびブラン残り防止効果に
おいて,すぐれていることがわかる。
止効果,版残り防止効果,およびブラン残り防止効果に
おいて,すぐれていることがわかる。
Claims (4)
- 【請求項1】天然樹脂もしくはその加工樹脂および合成
樹脂から選ばれる少なくとも1種の樹脂を乾性油および
溶剤に溶融混合した樹脂ワニスまたは乾性油を澱粉粒に
加熱含浸してなる裏移り防止剤。 - 【請求項2】澱粉粒が米澱粉もしくはとうもろこし澱粉
から選ばれた1種もしくは2種である請求項1記載の裏
移り防止剤。 - 【請求項3】澱粉粒がシリコーン処理が施された澱粉粒
である請求項1記載の裏移り防止剤。 - 【請求項4】請求項1ないし3記載の裏移り防止剤を含
むオフセット印刷インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63137074A JPH0830160B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 裏移り防止剤およびそれを含むオフセット印刷インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63137074A JPH0830160B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 裏移り防止剤およびそれを含むオフセット印刷インキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01306481A JPH01306481A (ja) | 1989-12-11 |
| JPH0830160B2 true JPH0830160B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=15190293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63137074A Expired - Fee Related JPH0830160B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 裏移り防止剤およびそれを含むオフセット印刷インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0830160B2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP63137074A patent/JPH0830160B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01306481A (ja) | 1989-12-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |