JPH08303221A - 直打式ハイドロリックラッシュアジャスタ - Google Patents
直打式ハイドロリックラッシュアジャスタInfo
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- JPH08303221A JPH08303221A JP12887595A JP12887595A JPH08303221A JP H08303221 A JPH08303221 A JP H08303221A JP 12887595 A JP12887595 A JP 12887595A JP 12887595 A JP12887595 A JP 12887595A JP H08303221 A JPH08303221 A JP H08303221A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、第1リザーブ室を分割し、バルブ
着座音の発生を防止するとともに、放置時のオイルリザ
ーブ量を増加させ、しかも空気の追い出しを早くするこ
とを目的としている。 【構成】 このため、直打式ハイドロリックラッシュア
ジャスタにおいて、本体部内にスペーサを設け、スペー
サにより第1リザーブ室を、第1〜第3領域に分割し、
第1領域内の空気を排出する本体部に空気抜き孔部を設
け、第1、第2領域を連絡するスペーサ外壁部の一端を
第1凹部に位置させて設け、第1、第3領域を連絡する
スペーサ外壁部の他端と本体部間に所定の間隙を現出さ
せて設け、スペーサと第2バルブリフタ端部間に所定間
隙を現出させる第2凹部をスペーサに設け、第2凹部に
第2リザーブ室と第2領域とを連絡する孔部を設けてい
る。
着座音の発生を防止するとともに、放置時のオイルリザ
ーブ量を増加させ、しかも空気の追い出しを早くするこ
とを目的としている。 【構成】 このため、直打式ハイドロリックラッシュア
ジャスタにおいて、本体部内にスペーサを設け、スペー
サにより第1リザーブ室を、第1〜第3領域に分割し、
第1領域内の空気を排出する本体部に空気抜き孔部を設
け、第1、第2領域を連絡するスペーサ外壁部の一端を
第1凹部に位置させて設け、第1、第3領域を連絡する
スペーサ外壁部の他端と本体部間に所定の間隙を現出さ
せて設け、スペーサと第2バルブリフタ端部間に所定間
隙を現出させる第2凹部をスペーサに設け、第2凹部に
第2リザーブ室と第2領域とを連絡する孔部を設けてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は直打式ハイドロリック
ラッシュアジャスタに係り、特に第1リザーブ室を分割
し、バルブ着座音の発生を防止するとともに、放置時の
オイルリザーブ量を増加させ、しかも空気の追い出しが
早い直打式ハイドロリックラッシュアジャスタに関す
る。
ラッシュアジャスタに係り、特に第1リザーブ室を分割
し、バルブ着座音の発生を防止するとともに、放置時の
オイルリザーブ量を増加させ、しかも空気の追い出しが
早い直打式ハイドロリックラッシュアジャスタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】内燃機関においては、シリンダヘッドに
カムシャフトを回転可能に軸支させ、カムシャフトをチ
ェーン等の伝達手段によりクランクシャフトと連動さ
せ、カムシャフトのカムによってロッカアームを介して
吸・排気バルブをバルブスプリングの付勢力に抗して押
し下げ、燃焼室に開口する吸・排気ポートを開閉してい
る。そして、この吸・排気ポートを開閉する吸・排気バ
ルブの開閉タイミングは、カムの形状によって決定され
ている。
カムシャフトを回転可能に軸支させ、カムシャフトをチ
ェーン等の伝達手段によりクランクシャフトと連動さ
せ、カムシャフトのカムによってロッカアームを介して
吸・排気バルブをバルブスプリングの付勢力に抗して押
し下げ、燃焼室に開口する吸・排気ポートを開閉してい
る。そして、この吸・排気ポートを開閉する吸・排気バ
ルブの開閉タイミングは、カムの形状によって決定され
ている。
【0003】また、内燃機関の動弁装置には、タペット
上部をカムに接触させるとともに、タペットにバルブの
バルブステムを連絡させた直打式(「直動式」とも言
う)のものがある。
上部をカムに接触させるとともに、タペットにバルブの
バルブステムを連絡させた直打式(「直動式」とも言
う)のものがある。
【0004】直打式ハイドロリックラッシュアジャスタ
としては、実開昭63−24310号公報に開示される
ものがある。この公報に開示されるダイレクトパイプの
油圧式バルブラッシュアジャスタは、エンジンのシリン
ダヘッドのボアに摺動自在に嵌入されたアジャスタボデ
ィと、バルブの軸にコッタで固定され且つバルブスプリ
ングを受けるフランジを備えたシリンダ部材と、シリン
ダ部材のシリンダボアに摺動自在に嵌入され、上端面が
アジャスタボディの頂壁下面に当接して内部にリザーバ
室を形成しているプランジャと、シリンダボアの下部に
おいてシリンダ部材に固定された底板とプランジャとの
間に形成された高圧室と、リザーバ室から高圧室へ油の
流れを許すチェック弁と、高圧室内においてプランジャ
と底板との間に配置されたリターンスプリングとからな
る。
としては、実開昭63−24310号公報に開示される
ものがある。この公報に開示されるダイレクトパイプの
油圧式バルブラッシュアジャスタは、エンジンのシリン
ダヘッドのボアに摺動自在に嵌入されたアジャスタボデ
ィと、バルブの軸にコッタで固定され且つバルブスプリ
ングを受けるフランジを備えたシリンダ部材と、シリン
ダ部材のシリンダボアに摺動自在に嵌入され、上端面が
アジャスタボディの頂壁下面に当接して内部にリザーバ
室を形成しているプランジャと、シリンダボアの下部に
おいてシリンダ部材に固定された底板とプランジャとの
間に形成された高圧室と、リザーバ室から高圧室へ油の
流れを許すチェック弁と、高圧室内においてプランジャ
と底板との間に配置されたリターンスプリングとからな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の直打
式ハイドロリックラッシュアジャスタ(HLA)におい
て、図4に示す如く、この直打式ハイドロリックラッシ
ュアジャスタ106の本体部108は、図示しない内燃
機関のシリンダヘッド(図示せず)に摺動自在に嵌入し
て設けられる。
式ハイドロリックラッシュアジャスタ(HLA)におい
て、図4に示す如く、この直打式ハイドロリックラッシ
ュアジャスタ106の本体部108は、図示しない内燃
機関のシリンダヘッド(図示せず)に摺動自在に嵌入し
て設けられる。
【0006】そして、吸・排気バルブ用の図示しないバ
ルブのバルブステム(図示せず)に連絡する第1バルブ
リフタ114内を摺動する第2バルブリフタ116を設
け、前記本体部108と第1、第2バルブリフタ11
4、116とにより第1リザーブ室118を形成すると
ともに、第2バルブリフタ116内に第2リザーブ室1
20を形成し、第1リザーブ室118に連絡するオイル
導入口122を前記本体部108に設ける。
ルブのバルブステム(図示せず)に連絡する第1バルブ
リフタ114内を摺動する第2バルブリフタ116を設
け、前記本体部108と第1、第2バルブリフタ11
4、116とにより第1リザーブ室118を形成すると
ともに、第2バルブリフタ116内に第2リザーブ室1
20を形成し、第1リザーブ室118に連絡するオイル
導入口122を前記本体部108に設ける。
【0007】また、本体部108と第2バルブリフタ1
16の端部たる一端116a間に所定間隙S1を現出さ
せる第1凹部124を本体部108の内壁108wに形
成し、第1、第2バルブリフタ114、116間に高圧
室126を形成するとともに、この高圧室126と第2
リザーブ室120間に高圧室126側への流れのみを許
容するチェックバルブ128を設け、前記本体部108
の上部を図示しないクランクシャフトと連動するカムシ
ャフト(図示せず)の図示しないカムに接触させてい
る。
16の端部たる一端116a間に所定間隙S1を現出さ
せる第1凹部124を本体部108の内壁108wに形
成し、第1、第2バルブリフタ114、116間に高圧
室126を形成するとともに、この高圧室126と第2
リザーブ室120間に高圧室126側への流れのみを許
容するチェックバルブ128を設け、前記本体部108
の上部を図示しないクランクシャフトと連動するカムシ
ャフト(図示せず)の図示しないカムに接触させてい
る。
【0008】従来の直打式ハイドロリックラッシュアジ
ャスタ106においては、前記本体部108に空気抜き
孔部を設けたものがなく、オイルと空気との混合流体
が、第1バルブリフタ114とこの第1バルブリフタ1
14を摺動自在に抱持する隔壁150との摺動クリアラ
ンスから漏れ出るのみである。
ャスタ106においては、前記本体部108に空気抜き
孔部を設けたものがなく、オイルと空気との混合流体
が、第1バルブリフタ114とこの第1バルブリフタ1
14を摺動自在に抱持する隔壁150との摺動クリアラ
ンスから漏れ出るのみである。
【0009】この結果、一度、直打式ハイドロリックラ
ッシュアジャスタ内に侵入した空気が、円滑に排出され
ず、実用上不利であるという不都合がある。
ッシュアジャスタ内に侵入した空気が、円滑に排出され
ず、実用上不利であるという不都合がある。
【0010】また、直打式ハイドロリックラッシュアジ
ャスタ内に侵入した空気は、簡単に高圧室内に入ること
により、直打式ハイドロリックラッシュアジャスタの作
動不良が惹起される惧れがあるという不都合がある。
ャスタ内に侵入した空気は、簡単に高圧室内に入ること
により、直打式ハイドロリックラッシュアジャスタの作
動不良が惹起される惧れがあるという不都合がある。
【0011】更に、第2リザーブ室の容積が小であるこ
とにより、放置状態においてクリアランスからオイルが
抜け切ってしまうという不都合もある。
とにより、放置状態においてクリアランスからオイルが
抜け切ってしまうという不都合もある。
【0012】また、図5に示す如く、直打式ハイドロリ
ックラッシュアジャスタ206の本体部208と第2バ
ルブリフタ216間に蓋部260を設け、この蓋部26
0によって第2リザーブ室220への空気の侵入を低減
するとともに、本体部208の上面(カムフォロア)部
の中央部位に貫通孔262を設け、この貫通孔262に
よってオイルの排出を行うものがある。
ックラッシュアジャスタ206の本体部208と第2バ
ルブリフタ216間に蓋部260を設け、この蓋部26
0によって第2リザーブ室220への空気の侵入を低減
するとともに、本体部208の上面(カムフォロア)部
の中央部位に貫通孔262を設け、この貫通孔262に
よってオイルの排出を行うものがある。
【0013】しかし、前記蓋部260は、この蓋部26
0の高さ位置よりも上方に溜る空気のみを抜くことしか
できず、確実に空気抜きが行われず、信頼性が低いとい
う不都合がある。
0の高さ位置よりも上方に溜る空気のみを抜くことしか
できず、確実に空気抜きが行われず、信頼性が低いとい
う不都合がある。
【0014】また、前記貫通孔262を蓋部260と併
用することができないとともに、本体部208の上面の
カムの接触する部位に形成されていることにより、カム
摩耗が懸念され、実用上不利であるとともに、貫通孔2
62の直径を最適値である0.1〜0.2〓程度とする
必要があるが、生産上困難であるという不都合がある。
用することができないとともに、本体部208の上面の
カムの接触する部位に形成されていることにより、カム
摩耗が懸念され、実用上不利であるとともに、貫通孔2
62の直径を最適値である0.1〜0.2〓程度とする
必要があるが、生産上困難であるという不都合がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、内燃機関のシリンダヘッド
に摺動自在に嵌入する本体部を設け、バルブのバルブス
テムに連絡する第1バルブリフタ内を摺動する第2バル
ブリフタを設け、前記本体部と第1、第2バルブリフタ
とにより第1リザーブ室を形成するとともに、第2バル
ブリフタ内に第2リザーブ室を形成し、第1リザーブ室
に連絡するオイル導入口を前記本体部に設け、本体部と
第2バルブリフタ端部間に所定間隙を現出させる第1凹
部を本体部内壁に形成し、第1、第2バルブリフタ間に
高圧室を形成するとともに、この高圧室と第2リザーブ
室間に高圧室側への流れのみを許容するチェックバルブ
を設け、前記本体部の上部をカムに接触させた直打式ハ
イドロリックラッシュアジャスタにおいて、前記本体部
内にスペーサを設け、このスペーサにより前記第1リザ
ーブ室を、本体部とスペーサ外壁部とにより形成した第
1領域と、スペーサ上部に形成した第2領域と、スペー
サ外壁部内と第1、第2バルブリフタとにより形成した
第3領域とに分割するとともに前記第1領域内の空気を
排出すべく前記本体部に空気抜き孔部を設け、第1、第
2領域を連絡すべくスペーサ外壁部の一端を前記第1凹
部に位置させて設け、第1、第3領域を連絡すべくスペ
ーサ外壁部の他端と本体部間に所定の間隙を現出させて
設け、前記スペーサと第2バルブリフタ端部間に所定間
隙を現出させる第2凹部を前記スペーサに設けるととも
にこの第2凹部には第2リザーブ室と第2領域とを連絡
する孔部を設けたことを特徴とする。
述不都合を除去するために、内燃機関のシリンダヘッド
に摺動自在に嵌入する本体部を設け、バルブのバルブス
テムに連絡する第1バルブリフタ内を摺動する第2バル
ブリフタを設け、前記本体部と第1、第2バルブリフタ
とにより第1リザーブ室を形成するとともに、第2バル
ブリフタ内に第2リザーブ室を形成し、第1リザーブ室
に連絡するオイル導入口を前記本体部に設け、本体部と
第2バルブリフタ端部間に所定間隙を現出させる第1凹
部を本体部内壁に形成し、第1、第2バルブリフタ間に
高圧室を形成するとともに、この高圧室と第2リザーブ
室間に高圧室側への流れのみを許容するチェックバルブ
を設け、前記本体部の上部をカムに接触させた直打式ハ
イドロリックラッシュアジャスタにおいて、前記本体部
内にスペーサを設け、このスペーサにより前記第1リザ
ーブ室を、本体部とスペーサ外壁部とにより形成した第
1領域と、スペーサ上部に形成した第2領域と、スペー
サ外壁部内と第1、第2バルブリフタとにより形成した
第3領域とに分割するとともに前記第1領域内の空気を
排出すべく前記本体部に空気抜き孔部を設け、第1、第
2領域を連絡すべくスペーサ外壁部の一端を前記第1凹
部に位置させて設け、第1、第3領域を連絡すべくスペ
ーサ外壁部の他端と本体部間に所定の間隙を現出させて
設け、前記スペーサと第2バルブリフタ端部間に所定間
隙を現出させる第2凹部を前記スペーサに設けるととも
にこの第2凹部には第2リザーブ室と第2領域とを連絡
する孔部を設けたことを特徴とする。
【0016】
【作用】上述の如く発明したことにより、オイル導入口
から空気の混入したオイルが直打式ハイドロリックラッ
シュアジャスタの本体部内に侵入した際には、空気の一
部が第1領域の上部に溜り、空気抜き孔部から排出され
る。また、第2リザーブ室に侵入した空気は、孔部によ
って第2領域に流出し、所定間隙を介して第1領域に流
出し、第1領域から空気抜き孔部を介して排出される。
更に、高圧室内に侵入した空気は、第1、第2バルブリ
フタの摺動クリアランスから第3領域に流出し、孔部を
使用する流路によって排出される。このため、スペーサ
によってバルブ着座音の発生を防止でき、騒音を低減し
得るとともに、放置時のオイルリザーブ量を増加するこ
とができ、全部のオイルが抜けるまでの時間を長くし得
て、しかも長期放置後の第2リザーブ室へのオイルの供
給が早くなり、直打式ハイドロリックラッシュアジャス
タの作動を確保できるとともに、空気の追い出しも早く
行うことができる。
から空気の混入したオイルが直打式ハイドロリックラッ
シュアジャスタの本体部内に侵入した際には、空気の一
部が第1領域の上部に溜り、空気抜き孔部から排出され
る。また、第2リザーブ室に侵入した空気は、孔部によ
って第2領域に流出し、所定間隙を介して第1領域に流
出し、第1領域から空気抜き孔部を介して排出される。
更に、高圧室内に侵入した空気は、第1、第2バルブリ
フタの摺動クリアランスから第3領域に流出し、孔部を
使用する流路によって排出される。このため、スペーサ
によってバルブ着座音の発生を防止でき、騒音を低減し
得るとともに、放置時のオイルリザーブ量を増加するこ
とができ、全部のオイルが抜けるまでの時間を長くし得
て、しかも長期放置後の第2リザーブ室へのオイルの供
給が早くなり、直打式ハイドロリックラッシュアジャス
タの作動を確保できるとともに、空気の追い出しも早く
行うことができる。
【0017】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0018】図1〜図3はこの発明の実施例を示すもの
である。図1及び図2において、2は内燃機関、4はシ
リンダヘッド、6は直打式ハイドロリックラッシュアジ
ャスタ(HLA)である。
である。図1及び図2において、2は内燃機関、4はシ
リンダヘッド、6は直打式ハイドロリックラッシュアジ
ャスタ(HLA)である。
【0019】この直打式ハイドロリックラッシュアジャ
スタ6の本体部8は、図2に示す如く、内燃機関2のシ
リンダヘッド4に摺動自在に嵌入して設けられる。
スタ6の本体部8は、図2に示す如く、内燃機関2のシ
リンダヘッド4に摺動自在に嵌入して設けられる。
【0020】そして、吸・排気バルブ用のバルブ10の
バルブステム12に連絡する第1バルブリフタ14内を
摺動する第2バルブリフタ16を設け、前記本体部8と
第1、第2バルブリフタ14、16とにより第1リザー
ブ室18を形成するとともに、第2バルブリフタ16内
に第2リザーブ室20を形成し、第1リザーブ室18に
連絡するオイル導入口22を前記本体部8に設ける。
バルブステム12に連絡する第1バルブリフタ14内を
摺動する第2バルブリフタ16を設け、前記本体部8と
第1、第2バルブリフタ14、16とにより第1リザー
ブ室18を形成するとともに、第2バルブリフタ16内
に第2リザーブ室20を形成し、第1リザーブ室18に
連絡するオイル導入口22を前記本体部8に設ける。
【0021】また、第1凹部24を本体部8の内壁8w
に形成し、第1、第2バルブリフタ14、16間に高圧
室26を形成するとともに、この高圧室26と第2リザ
ーブ室20間に高圧室26側への流れのみを許容するチ
ェックバルブ28を設け、前記本体部8の上部を図示し
ないクランクシャフトと連動するカムシャフト(図示せ
ず)のカム30に接触させて設ける。
に形成し、第1、第2バルブリフタ14、16間に高圧
室26を形成するとともに、この高圧室26と第2リザ
ーブ室20間に高圧室26側への流れのみを許容するチ
ェックバルブ28を設け、前記本体部8の上部を図示し
ないクランクシャフトと連動するカムシャフト(図示せ
ず)のカム30に接触させて設ける。
【0022】更に、前記本体部8内にスペーサ32を設
ける。このスペーサ32は、図1及び図3に示す如く、
筒状に形成したスペーサ外壁部34と、スペーサ外壁部
34内を2分割するスペーサ32上部であるスペーサ隔
壁36とからなる。
ける。このスペーサ32は、図1及び図3に示す如く、
筒状に形成したスペーサ外壁部34と、スペーサ外壁部
34内を2分割するスペーサ32上部であるスペーサ隔
壁36とからなる。
【0023】前記本体部8内にスペーサ32を配設した
際に、スペーサ32により前記第1リザーブ室18を第
1〜第3領域38、40、42に分割する。
際に、スペーサ32により前記第1リザーブ室18を第
1〜第3領域38、40、42に分割する。
【0024】すなわち、図1に示す如く、前記本体部8
とスペーサ32のスペーサ外壁部34とにより第1領域
38を形成するとともに、スペーサ32上部、つまり本
体部8とスペーサ隔壁36の上部間に第2領域40を形
成し、スペーサ外壁部34内と第1、第2バルブリフタ
14、16とにより第3領域42を形成する。
とスペーサ32のスペーサ外壁部34とにより第1領域
38を形成するとともに、スペーサ32上部、つまり本
体部8とスペーサ隔壁36の上部間に第2領域40を形
成し、スペーサ外壁部34内と第1、第2バルブリフタ
14、16とにより第3領域42を形成する。
【0025】また、前記第1領域38内の空気を本体部
8外部に排出すべく前記本体部8の上部位置に空気抜き
孔部44を設け、第1、第2領域38、40を連絡すべ
くスペーサ外壁部34の一端34aを前記第1凹部24
に位置させて所定間隙S1を現出させ、第1、第3領域
38、42を連絡すべくスペーサ外壁部34の他端34
bと本体部8間に所定の間隙S2を現出させて設け、前
記スペーサ32と第2バルブリフタ16の端部たる一端
16a間に所定間隙S3を現出させる第2凹部46を前
記スペーサ32に設けるとともに、この第2凹部46に
は第2リザーブ室20と第2領域40とを連絡する孔部
48を設ける。
8外部に排出すべく前記本体部8の上部位置に空気抜き
孔部44を設け、第1、第2領域38、40を連絡すべ
くスペーサ外壁部34の一端34aを前記第1凹部24
に位置させて所定間隙S1を現出させ、第1、第3領域
38、42を連絡すべくスペーサ外壁部34の他端34
bと本体部8間に所定の間隙S2を現出させて設け、前
記スペーサ32と第2バルブリフタ16の端部たる一端
16a間に所定間隙S3を現出させる第2凹部46を前
記スペーサ32に設けるとともに、この第2凹部46に
は第2リザーブ室20と第2領域40とを連絡する孔部
48を設ける。
【0026】なお符号50は、前記本体部8の内部にお
いて第1バルブリフタ14を摺動自在に抱持する隔壁、
52は本体部8外周且つ隔壁50の形成位置に合致する
部位に形成されるオイル溝部である。
いて第1バルブリフタ14を摺動自在に抱持する隔壁、
52は本体部8外周且つ隔壁50の形成位置に合致する
部位に形成されるオイル溝部である。
【0027】ここで、前記直打式ハイドロリックラッシ
ュアジャスタ6の空気抜き孔部44について詳述する。
ュアジャスタ6の空気抜き孔部44について詳述する。
【0028】一般に、シリンダヘッド4と直打式ハイド
ロリックラッシュアジャスタ6との間隙Sは0.03〓
程度に設定されている。空気抜き孔部44から排出され
る流体は、空気抜き孔部44から間隙Sの隣接箇所Pに
至った後に、間隙S内において周辺に広がり、落下す
る。
ロリックラッシュアジャスタ6との間隙Sは0.03〓
程度に設定されている。空気抜き孔部44から排出され
る流体は、空気抜き孔部44から間隙Sの隣接箇所Pに
至った後に、間隙S内において周辺に広がり、落下す
る。
【0029】前記隣接箇所Pを、説明の簡略化のため
に、直径1.0〓、高さ0.03〓の略円柱形状とみな
すと、隣接箇所Pの側壁面の面積は、式 π×1.0×0.03 によって略0.1〓2 であると算出できる。
に、直径1.0〓、高さ0.03〓の略円柱形状とみな
すと、隣接箇所Pの側壁面の面積は、式 π×1.0×0.03 によって略0.1〓2 であると算出できる。
【0030】そして、流体は、隣接箇所Pから外方へ拡
散するものであるが、例えばシリンダヘッド4の縦壁な
く、空気抜き孔部44から自然落下する場合には、空気
抜き孔部44の断面積が0.1〓2 となる場合の直径φ
F は、式 π×(φF /2)2 =0.1 によって算出できる。そして、直径φF が約0.36〓
となることにより、この直径φF が約0.36〓の空気
抜き孔部44から排出されるのと同等であると理解でき
る。
散するものであるが、例えばシリンダヘッド4の縦壁な
く、空気抜き孔部44から自然落下する場合には、空気
抜き孔部44の断面積が0.1〓2 となる場合の直径φ
F は、式 π×(φF /2)2 =0.1 によって算出できる。そして、直径φF が約0.36〓
となることにより、この直径φF が約0.36〓の空気
抜き孔部44から排出されるのと同等であると理解でき
る。
【0031】このとき、上述の如き小なる間隙Sが上部
に存在することにより、空気抜き孔部44からオイルが
抜けることは困難となるが、空気が抜けるには十分の直
径を有していると言うことができる。
に存在することにより、空気抜き孔部44からオイルが
抜けることは困難となるが、空気が抜けるには十分の直
径を有していると言うことができる。
【0032】次に作用について説明する。
【0033】前記オイル導入口22から空気の混入した
オイルが直打式ハイドロリックラッシュアジャスタ6の
本体部8内に侵入すると、空気の一部は、第1領域38
の上部に溜り、空気抜き孔部44から排出される。この
とき、第1領域38と第3領域42とを連絡する所定の
間隙S2がスペーサ外壁部34の他端34bたる下部位
置に現出されており、第1領域38から第3領域42へ
の空気の侵入は困難となっている。
オイルが直打式ハイドロリックラッシュアジャスタ6の
本体部8内に侵入すると、空気の一部は、第1領域38
の上部に溜り、空気抜き孔部44から排出される。この
とき、第1領域38と第3領域42とを連絡する所定の
間隙S2がスペーサ外壁部34の他端34bたる下部位
置に現出されており、第1領域38から第3領域42へ
の空気の侵入は困難となっている。
【0034】しかし、この所定の間隙S2を介して第1
領域38から第3領域42へ至り、第3領域42からス
ペーサ32と第2バルブリフタ16の端部たる一端16
a間の所定間隙S3を経て、第2リザーブ室20に少量
の空気が侵入する。そして、侵入した空気は、孔部48
によって第2領域40に流出し、高圧室26側に侵入す
る量が減少する。
領域38から第3領域42へ至り、第3領域42からス
ペーサ32と第2バルブリフタ16の端部たる一端16
a間の所定間隙S3を経て、第2リザーブ室20に少量
の空気が侵入する。そして、侵入した空気は、孔部48
によって第2領域40に流出し、高圧室26側に侵入す
る量が減少する。
【0035】この第2領域40に流出した空気は、スペ
ーサ外壁部34の一端34aと第1凹部24により現出
される所定間隙S1を介して第1領域38に流出し、こ
の第1領域38から空気抜き孔部44を介して排出され
る。
ーサ外壁部34の一端34aと第1凹部24により現出
される所定間隙S1を介して第1領域38に流出し、こ
の第1領域38から空気抜き孔部44を介して排出され
る。
【0036】また、高圧室26内に侵入した空気は、第
1、第2バルブリフタ14、16の摺動クリアランスか
ら第3領域42に流出し、前記孔部48を使用する流路
によって排出されることとなり、前記直打式ハイドロリ
ックラッシュアジャスタ6内の空気の追い出しが迅速に
行われる。
1、第2バルブリフタ14、16の摺動クリアランスか
ら第3領域42に流出し、前記孔部48を使用する流路
によって排出されることとなり、前記直打式ハイドロリ
ックラッシュアジャスタ6内の空気の追い出しが迅速に
行われる。
【0037】前記内燃機関2の放置時には、オイル導入
口22から第1リザーブ室18内のオイルが漏れ出るこ
ととなるが、第2領域40内のオイルは残り、この残っ
たオイルが孔部48から第2リザーブ室20に少量ずつ
落下する。このとき、孔部48は、空気を逃すのに十分
な径寸法を必要とするので、オイルリザーブ効果を約1
0〜20%増とする。
口22から第1リザーブ室18内のオイルが漏れ出るこ
ととなるが、第2領域40内のオイルは残り、この残っ
たオイルが孔部48から第2リザーブ室20に少量ずつ
落下する。このとき、孔部48は、空気を逃すのに十分
な径寸法を必要とするので、オイルリザーブ効果を約1
0〜20%増とする。
【0038】前記内燃機関2が長期放置後に始動される
場合には、前記直打式ハイドロリックラッシュアジャス
タ6内のオイルが全て抜けた際の始動となり、スペーサ
外壁部34の一端34aと第1凹部24により現出され
る所定間隙S1を小とすれば、第2領域40内にオイル
を充満させなくとも、第2リザーブ室20内にオイルを
供給することができ、オイルの供給が早くなり、直打式
ハイドロリックラッシュアジャスタ6の作動遅れを低減
している。
場合には、前記直打式ハイドロリックラッシュアジャス
タ6内のオイルが全て抜けた際の始動となり、スペーサ
外壁部34の一端34aと第1凹部24により現出され
る所定間隙S1を小とすれば、第2領域40内にオイル
を充満させなくとも、第2リザーブ室20内にオイルを
供給することができ、オイルの供給が早くなり、直打式
ハイドロリックラッシュアジャスタ6の作動遅れを低減
している。
【0039】これにより、前記第1リザーブ室18を第
1〜第3領域38、40、42に分割するスペーサ32
によってバルブ着座音の発生を防止でき、騒音を低減し
得る。
1〜第3領域38、40、42に分割するスペーサ32
によってバルブ着座音の発生を防止でき、騒音を低減し
得る。
【0040】また、放置時のオイルリザーブ量を増加す
ることができることにより、全部のオイルが抜けるまで
の時間を長くし得る。
ることができることにより、全部のオイルが抜けるまで
の時間を長くし得る。
【0041】更に、長期放置後の第2リザーブ室20へ
のオイルの供給が早くなることにより、直打式ハイドロ
リックラッシュアジャスタ6の作動を確保できるととも
に、空気の追い出しも早く、実用上有利である。
のオイルの供給が早くなることにより、直打式ハイドロ
リックラッシュアジャスタ6の作動を確保できるととも
に、空気の追い出しも早く、実用上有利である。
【0042】更にまた、前記スペーサ32の構成が簡略
であることにより、製作が容易で、コストを低廉に維持
し得て、経済的に有利である。
であることにより、製作が容易で、コストを低廉に維持
し得て、経済的に有利である。
【0043】また、前記第1領域38の空気を排出する
空気抜き孔部44を本体部8に設けたことにより、オイ
ルに混入した空気を高圧室26に近づけることなく、迅
速且つ確実に排出し得るとともに、空気の確実な排出に
よって直打式ハイドロリックラッシュアジャスタ6の作
動を確保でき、動弁系の耐久性・安全性を向上し得る。
空気抜き孔部44を本体部8に設けたことにより、オイ
ルに混入した空気を高圧室26に近づけることなく、迅
速且つ確実に排出し得るとともに、空気の確実な排出に
よって直打式ハイドロリックラッシュアジャスタ6の作
動を確保でき、動弁系の耐久性・安全性を向上し得る。
【0044】更に、前記空気抜き孔部44の構成が簡略
であることにより、製作が容易で、コストを低廉に維持
し得て、経済的に有利である。
であることにより、製作が容易で、コストを低廉に維持
し得て、経済的に有利である。
【0045】更にまた、第1、第2領域38、40を連
絡すべくスペーサ外壁部34の一端34aを前記第1凹
部24に位置させて所定間隙S1を現出させたことによ
り、第1凹部24によって第1領域38から第2領域4
0へのオイル流入量を調整することができるものであ
る。
絡すべくスペーサ外壁部34の一端34aを前記第1凹
部24に位置させて所定間隙S1を現出させたことによ
り、第1凹部24によって第1領域38から第2領域4
0へのオイル流入量を調整することができるものであ
る。
【0046】また、第1、第3領域38、42を連絡す
べくスペーサ外壁部34の他端34bと本体部8間に所
定の間隙S2を現出させて設けたことにより、第3領域
42への空気の流入を遮断することができ、実用上有利
である。
べくスペーサ外壁部34の他端34bと本体部8間に所
定の間隙S2を現出させて設けたことにより、第3領域
42への空気の流入を遮断することができ、実用上有利
である。
【0047】更に、前記スペーサ32と第2バルブリフ
タ16の端部たる一端16a間に所定間隙S3を現出さ
せる第2凹部46を前記スペーサ32に設けたことによ
り、第2凹部46によって第3領域42から第2リザー
ブ室20へのオイル流入量を調整することができる。
タ16の端部たる一端16a間に所定間隙S3を現出さ
せる第2凹部46を前記スペーサ32に設けたことによ
り、第2凹部46によって第3領域42から第2リザー
ブ室20へのオイル流入量を調整することができる。
【0048】更にまた、前記第2凹部32に、第2リザ
ーブ室20と第2領域40とを連絡する孔部48を設け
たことにより、第3領域42から第2リザーブ室20に
至った空気を、孔部48によって第2領域40側に流出
させ、終には空気抜き孔部44から排出できるものであ
る。
ーブ室20と第2領域40とを連絡する孔部48を設け
たことにより、第3領域42から第2リザーブ室20に
至った空気を、孔部48によって第2領域40側に流出
させ、終には空気抜き孔部44から排出できるものであ
る。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、内燃機関のシリンダヘッドに摺動自在に嵌入する本
体部を設け、バルブのバルブステムに連絡する第1バル
ブリフタ内を摺動する第2バルブリフタを設け、本体部
と第1、第2バルブリフタとにより第1リザーブ室を形
成するとともに、第2バルブリフタ内に第2リザーブ室
を形成し、第1リザーブ室に連絡するオイル導入口を本
体部に設け、本体部と第2バルブリフタ端部間に所定間
隙を現出させる第1凹部を本体部内壁に形成し、第1、
第2バルブリフタ間に高圧室を形成するとともに、高圧
室と第2リザーブ室間に高圧室側への流れのみを許容す
るチェックバルブを設け、本体部の上部をカムに接触さ
せた直打式ハイドロリックラッシュアジャスタにおい
て、本体部内にスペーサを設け、スペーサにより第1リ
ザーブ室を、本体部とスペーサ外壁部とにより形成した
第1領域と、スペーサ上部に形成した第2領域と、スペ
ーサ外壁部内と第1、第2バルブリフタとにより形成し
た第3領域とに分割するとともに、第1領域内の空気を
排出すべく本体部に空気抜き孔部を設け、第1、第2領
域を連絡すべくスペーサ外壁部の一端を第1凹部に位置
させて設け、第1、第3領域を連絡すべくスペーサ外壁
部の他端と本体部間に所定の間隙を現出させて設け、ス
ペーサと第2バルブリフタ端部間に所定間隙を現出させ
る第2凹部をスペーサに設けるとともに、第2凹部に第
2リザーブ室と第2領域とを連絡する孔部を設けたの
で、前記第1リザーブ室を第1〜第3領域に分割するス
ペーサによってバルブ着座音の発生を防止でき、騒音を
低減し得るとともに、放置時のオイルリザーブ量を増加
することができ、全部のオイルが抜けるまでの時間を長
くし得て、しかも、長期放置後の第2リザーブ室へのオ
イルの供給が早くなることにより、直打式ハイドロリッ
クラッシュアジャスタの作動を確保できるとともに、空
気の追い出しも早く、実用上有利である。また、前記ス
ペーサの構成が簡略であることにより、製作が容易で、
コストを低廉に維持し得て、経済的に有利である。更
に、前記第1領域の空気を排出する空気抜き孔部を本体
部に設けたことにより、オイルに混入した空気を高圧室
に近づけることなく、迅速且つ確実に排出し得るととも
に、空気の確実な排出によって直打式ハイドロリックラ
ッシュアジャスタの作動を確保でき、動弁系の耐久性・
安全性を向上し得るとともに、前記空気抜き孔部の構成
が簡略であることにより、製作が容易で、コストを低廉
に維持し得て、経済的に有利である。更にまた、第1、
第2領域を連絡すべくスペーサ外壁部の一端を前記第1
凹部に位置させて所定間隙を現出させたことにより、第
1凹部によって第1領域から第2領域へのオイル流入量
を調整することができるものである。また、第1、第3
領域を連絡すべくスペーサ外壁部の他端と本体部間に所
定の間隙を現出させて設けたことにより、第3領域への
空気の流入を遮断することができ、実用上有利である。
更に、前記スペーサと第2バルブリフタの端部間に所定
間隙を現出させる第2凹部を前記スペーサに設けたこと
により、第2凹部によって第3領域から第2リザーブ室
へのオイル流入量を調整することができる。更にまた、
前記第2凹部に、第2リザーブ室と第2領域とを連絡す
る孔部を設けたことにより、第3領域から第2リザーブ
室に至った空気を、孔部によって第2領域側に流出させ
ることができるものである。
ば、内燃機関のシリンダヘッドに摺動自在に嵌入する本
体部を設け、バルブのバルブステムに連絡する第1バル
ブリフタ内を摺動する第2バルブリフタを設け、本体部
と第1、第2バルブリフタとにより第1リザーブ室を形
成するとともに、第2バルブリフタ内に第2リザーブ室
を形成し、第1リザーブ室に連絡するオイル導入口を本
体部に設け、本体部と第2バルブリフタ端部間に所定間
隙を現出させる第1凹部を本体部内壁に形成し、第1、
第2バルブリフタ間に高圧室を形成するとともに、高圧
室と第2リザーブ室間に高圧室側への流れのみを許容す
るチェックバルブを設け、本体部の上部をカムに接触さ
せた直打式ハイドロリックラッシュアジャスタにおい
て、本体部内にスペーサを設け、スペーサにより第1リ
ザーブ室を、本体部とスペーサ外壁部とにより形成した
第1領域と、スペーサ上部に形成した第2領域と、スペ
ーサ外壁部内と第1、第2バルブリフタとにより形成し
た第3領域とに分割するとともに、第1領域内の空気を
排出すべく本体部に空気抜き孔部を設け、第1、第2領
域を連絡すべくスペーサ外壁部の一端を第1凹部に位置
させて設け、第1、第3領域を連絡すべくスペーサ外壁
部の他端と本体部間に所定の間隙を現出させて設け、ス
ペーサと第2バルブリフタ端部間に所定間隙を現出させ
る第2凹部をスペーサに設けるとともに、第2凹部に第
2リザーブ室と第2領域とを連絡する孔部を設けたの
で、前記第1リザーブ室を第1〜第3領域に分割するス
ペーサによってバルブ着座音の発生を防止でき、騒音を
低減し得るとともに、放置時のオイルリザーブ量を増加
することができ、全部のオイルが抜けるまでの時間を長
くし得て、しかも、長期放置後の第2リザーブ室へのオ
イルの供給が早くなることにより、直打式ハイドロリッ
クラッシュアジャスタの作動を確保できるとともに、空
気の追い出しも早く、実用上有利である。また、前記ス
ペーサの構成が簡略であることにより、製作が容易で、
コストを低廉に維持し得て、経済的に有利である。更
に、前記第1領域の空気を排出する空気抜き孔部を本体
部に設けたことにより、オイルに混入した空気を高圧室
に近づけることなく、迅速且つ確実に排出し得るととも
に、空気の確実な排出によって直打式ハイドロリックラ
ッシュアジャスタの作動を確保でき、動弁系の耐久性・
安全性を向上し得るとともに、前記空気抜き孔部の構成
が簡略であることにより、製作が容易で、コストを低廉
に維持し得て、経済的に有利である。更にまた、第1、
第2領域を連絡すべくスペーサ外壁部の一端を前記第1
凹部に位置させて所定間隙を現出させたことにより、第
1凹部によって第1領域から第2領域へのオイル流入量
を調整することができるものである。また、第1、第3
領域を連絡すべくスペーサ外壁部の他端と本体部間に所
定の間隙を現出させて設けたことにより、第3領域への
空気の流入を遮断することができ、実用上有利である。
更に、前記スペーサと第2バルブリフタの端部間に所定
間隙を現出させる第2凹部を前記スペーサに設けたこと
により、第2凹部によって第3領域から第2リザーブ室
へのオイル流入量を調整することができる。更にまた、
前記第2凹部に、第2リザーブ室と第2領域とを連絡す
る孔部を設けたことにより、第3領域から第2リザーブ
室に至った空気を、孔部によって第2領域側に流出させ
ることができるものである。
【図1】この発明の実施例を示す直打式ハイドロリック
ラッシュアジャスタの要部拡大断面図である。
ラッシュアジャスタの要部拡大断面図である。
【図2】直打式ハイドロリックラッシュアジャスタの配
設状態を示す概略斜視図である。
設状態を示す概略斜視図である。
【図3】スペーサの斜視図である。
【図4】この発明の第1の従来技術を示す直打式ハイド
ロリックラッシュアジャスタの要部拡大断面図である。
ロリックラッシュアジャスタの要部拡大断面図である。
【図5】この発明の第2の従来技術を示す直打式ハイド
ロリックラッシュアジャスタの一部拡大断面図である。
ロリックラッシュアジャスタの一部拡大断面図である。
2 内燃機関 4 シリンダヘッド 6 直打式ハイドロリックラッシュアジャスタ(HL
A) 8 本体部 10 バルブ 12 バルブステム 14 第1バルブリフタ 16 第2バルブリフタ 18 第1リザーブ室 20 第2リザーブ室 22 オイル導入口 24 第1凹部 26 高圧室 28 チェックバルブ 30 カム 32 スペーサ 34 スペーサ外壁部 36 スペーサ隔壁 38 第1領域 40 第2領域 42 第3領域 44 空気抜き孔部 46 第2凹部 48 孔部 50 隔壁 52 オイル溝部
A) 8 本体部 10 バルブ 12 バルブステム 14 第1バルブリフタ 16 第2バルブリフタ 18 第1リザーブ室 20 第2リザーブ室 22 オイル導入口 24 第1凹部 26 高圧室 28 チェックバルブ 30 カム 32 スペーサ 34 スペーサ外壁部 36 スペーサ隔壁 38 第1領域 40 第2領域 42 第3領域 44 空気抜き孔部 46 第2凹部 48 孔部 50 隔壁 52 オイル溝部
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関のシリンダヘッドに摺動自在に
嵌入する本体部を設け、バルブのバルブステムに連絡す
る第1バルブリフタ内を摺動する第2バルブリフタを設
け、前記本体部と第1、第2バルブリフタとにより第1
リザーブ室を形成するとともに、第2バルブリフタ内に
第2リザーブ室を形成し、第1リザーブ室に連絡するオ
イル導入口を前記本体部に設け、本体部と第2バルブリ
フタ端部間に所定間隙を現出させる第1凹部を本体部内
壁に形成し、第1、第2バルブリフタ間に高圧室を形成
するとともに、この高圧室と第2リザーブ室間に高圧室
側への流れのみを許容するチェックバルブを設け、前記
本体部の上部をカムに接触させた直打式ハイドロリック
ラッシュアジャスタにおいて、前記本体部内にスペーサ
を設け、このスペーサにより前記第1リザーブ室を、本
体部とスペーサ外壁部とにより形成した第1領域と、ス
ペーサ上部に形成した第2領域と、スペーサ外壁部内と
第1、第2バルブリフタとにより形成した第3領域とに
分割するとともに前記第1領域内の空気を排出すべく前
記本体部に空気抜き孔部を設け、第1、第2領域を連絡
すべくスペーサ外壁部の一端を前記第1凹部に位置させ
て設け、第1、第3領域を連絡すべくスペーサ外壁部の
他端と本体部間に所定の間隙を現出させて設け、前記ス
ペーサと第2バルブリフタ端部間に所定間隙を現出させ
る第2凹部を前記スペーサに設けるとともにこの第2凹
部には第2リザーブ室と第2領域とを連絡する孔部を設
けたことを特徴とする直打式ハイドロリックラッシュア
ジャスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12887595A JPH08303221A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 直打式ハイドロリックラッシュアジャスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12887595A JPH08303221A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 直打式ハイドロリックラッシュアジャスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08303221A true JPH08303221A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14995526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12887595A Pending JPH08303221A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 直打式ハイドロリックラッシュアジャスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08303221A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030015482A (ko) * | 2001-08-16 | 2003-02-25 | 현대자동차주식회사 | 유압 밸브 리프터 |
| CN117722265A (zh) * | 2023-12-25 | 2024-03-19 | 浙江汇裕汽车零部件有限公司 | 一种耐磨损气门液压挺杆 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP12887595A patent/JPH08303221A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030015482A (ko) * | 2001-08-16 | 2003-02-25 | 현대자동차주식회사 | 유압 밸브 리프터 |
| CN117722265A (zh) * | 2023-12-25 | 2024-03-19 | 浙江汇裕汽车零部件有限公司 | 一种耐磨损气门液压挺杆 |
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