JPH08303702A - 加圧流動層ボイラの蒸気温度制御方法及び装置 - Google Patents
加圧流動層ボイラの蒸気温度制御方法及び装置Info
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Abstract
容器の容量を小さくでき、且つ機器の故障等によっても
蒸気の温度を略一定に安定できるようにする。 【構成】 加圧流動層ボイラ1の流動層10の層高を出
力指令34に基づいて制御し、ボイラ1の層温度を層温
度設定値S1に維持するようにボイラ1に供給する燃料
9供給量を制御すると共に、ボイラ1から蒸気タービン
15に供給される蒸気14温度が蒸気温度設定値S2に
なるように前記層温度設定値S1を補正する加圧流動層
ボイラの蒸気温度制御方法であって、蒸気14温度が上
昇して層温度を低下させるように修正する層温度修正信
号65が下限制限値を越えた時に流動層10の層高を低
下させ、蒸気14温度が低下して層温度を上昇させるよ
うに修正する層温度修正信号65が上限制限値を越えた
時に流動層10の層高を上昇させるよう制御する。
Description
気温度制御方法及び装置に関するものである。
た蒸気温度制御装置の一例を示したものであり、加圧流
動層ボイラ1は、圧力容器2内に、流動層ボイラ本体3
とベッド材貯蔵容器4を備えており、流動層ボイラ本体
3内の下部には下側の空気取入れ口5から取入れた圧力
容器2内の加圧空気6を上側に向けて吹出す散気管或い
は散気板からなる散気装置7が配設されていると共に、
該散気装置7の上側には燃焼灰、石灰石、砂等からなる
ベッド材Bが装入されている。また、前記散気装置7の
上部には、加圧流動層ボイラ1の外部に設けられた複数
(図示では1個のみ示している)の燃料ポンプ等の燃料
供給装置8から石炭スラリー、重油等の燃料9が複数箇
所に供給されており、前記散気装置7から吹出される加
圧空気6と、燃料供給装置8から供給される燃料9が、
ベッド材Bと共に混合されて流動燃焼することにより、
流動層10が形成されるようになっている。
形成される位置には伝熱管11が曲折して配設されてお
り、給水ポンプ等からなる2台の給水供給装置12から
給水13が前記伝熱管11に供給されるようになってお
り、給水13が伝熱管11内を通る際にベッド材Bとの
接触による伝熱によって加熱されて蒸気14となり、該
蒸気14は加圧流動層ボイラ1の外部に設けられた蒸気
タービン15に導かれて、該蒸気タービン15を駆動す
ることにより同軸の発電機16を駆動して電力を発生さ
せている。
た後の燃焼ガス17は、ガスタービン18に導かれて該
ガスタービン18を駆動すると共に、同軸の空気圧縮機
19を駆動し、更に余剰の動力で発電機20を駆動する
ようになっており、前記空気圧縮機19により所定圧力
に圧縮された加圧空気6が前記圧力容器2内に供給され
るようになっている。
続されたベッド材取出し管21の他端が前記ベッド材貯
蔵容器4の上部に接続されており、またベッド材貯蔵容
器4の上部にはベッド材抜出し排気管22が接続されて
圧力容器2の外部に導かれていて、前記ベッド材抜出し
排気管22の圧力容器2の外部にはベッド材抜出し弁2
3が設けられており、該ベッド材抜出し弁23を開いて
前記ベッド材貯蔵容器4内を排気することにより、圧力
差を利用して流動層ボイラ本体3内のベッド材Bをベッ
ド材取出し管21を介してベッド材貯蔵容器4に取出せ
るようにしている。
ベッド材注入弁24を介して圧縮空気25を吹込むよう
にしたベッド材吹込管26が接続され、且つ一端が前記
ベッド材貯蔵容器4の下部に接続され、他端が前記ベッ
ド材吹込管26における流動層ボイラ本体3とベッド材
注入弁24との間にLバルブ27を介して接続された吸
引管28を設けており、前記ベッド材注入弁24を開け
てベッド材吹込管26から圧縮空気25を吹込むことに
より、ベッド材貯蔵容器4内のベッド材Bを吸引管28
を介して流動層ボイラ本体3に吹込むようにしている。
て流動層ボイラ本体3内のベッド材Bのレベルを制御す
るレベル制御装置であり、レベル制御装置29は、流動
層ボイラ本体3の流動層10の内部と上部との差圧を検
出する差圧計30からの検出差圧信号31を取入れて、
流動層10のレベルが所定レベルになるように、ベッド
材抜出し弁23、及びベッド材注入弁24に開閉制御信
号32,33を出力して、前記ベッド材抜出し弁23及
びベッド材注入弁24の開閉作動を制御するようになっ
ている。
ボイラ1に発せられる出力指令であり、加圧流動層ボイ
ラ1の燃料供給装置8には前記出力指令34に基づいて
燃料制御指令35を出力するようにした関数発生器36
からの燃料制御指令35が入力されている。また、給水
供給装置12にも出力指令34に基づいて給水制御指令
37を出力する関数発生器38からの給水制御指令37
が入力されている。
34に基づいてレベル制御指令39を出力する関数発生
器40からの図6に示すようなレベル制御指令39が入
力されている。この時、図示しないが、前記燃料制御指
令35及び給水制御指令37も前記図6のレベル制御指
令39と同様に、負荷が増加するとそれに伴って大きく
なるように比例した関係に予め設定されている。
する層温度検出器41を設置し、該層温度検出器41か
らの層温度検出信号42と層温度設定値S1(設備全体
に悪影響を与えない設計温度、例えば850℃)とを引
算して差の信号43を出力する引算器44を設けると共
に、該引算器44からの差の信号43が零になるように
燃料補正信号45を出力するPI調節計46を設け、該
PI調節計46からの燃料補正信号45を前記燃料制御
指令35に加算する加算器47を設けている。
ン15に供給される蒸気14の温度を検出する蒸気温度
検出器48を設け、該蒸気温度検出器48からの蒸気温
度検出信号49と蒸気温度設定値S2(例えば538
℃)とを引算して差の信号50を出力する引算器51を
設け、該引算器51からの差の信号50が零になるよう
に層高補正信号52を出力するPI調節計53を設け、
更に該PI調節計53からの層高補正信号52を前記レ
ベル制御指令39に加算する加算器54を設けている。
ては、出力指令34に基づいた燃料制御指令35を関数
発生器36から燃料供給装置8に出力して燃料9の供給
量を制御し、また、流動層ボイラ本体3の流動層10の
温度を検出している層温度検出器41からの層温度検出
信号42と、予め設定されている層温度設定値S1(例
えば850℃)とを引算器44に入力して引算すること
により差の信号43を求め、該差の信号43が零になる
ように出力するPI調節計46からの燃料補正信号45
を加算器47を介して前記燃料制御指令35に加算する
ことにより、出力指令34が変化して燃料制御指令3
5、給水制御指令37、レベル制御指令39が変化して
も、図6に示すように、流動層10の層温度は常に一定
(例えば850℃)に保持されるようにしている。
指令39を関数発生器40からレベル制御装置29に出
力することにより流動層ボイラ本体3内の流動層10の
層高を制御し、また、蒸気タービン15に供給される蒸
気14の温度を検出している蒸気温度検出器48からの
蒸気温度検出信号49と、予め設定されている蒸気温度
設定値S2(例えば538℃)とを引算器51に入力し
て引算することにより差の信号50を求め、該差の信号
50が零になるように出力するPI調節計53からの層
高補正信号52を加算器54を介して前記レベル制御指
令39に加算することにより、出力指令34が変化して
レベル制御指令39が変化する際に、蒸気タービン15
に導かれる蒸気14の温度が常に一定に保持されるよう
に、流動層10の層高を補正している。従って、実際の
層高は、負荷の変化に伴って図6中破線55で示すよう
に変動することになる。
により負荷が変化しても流動層10の層温度が常に一定
に保持されるように燃料9の供給量を制御すると共に、
出力指令34による負荷の変化に応じて流動層10の層
高を変化させて流動層に埋っている伝熱管11の伝熱面
積を変えるように制御し、更に蒸気タービン15に供給
される蒸気14の温度が常に一定に保持されるように前
記流動層10の層高を補正している。
した従来の蒸気温度制御装置においては、蒸気14の温
度制御を、流動層10の層高を変化させることにより行
っているために、種々の問題を生じていた。
大負荷(100%負荷)時においても蒸気14の温度を
一定に保持するために流動層10の層高を上下させる調
整を行う必要があり、そのために図7に示すように、最
大負荷時の理論層高Xに対して、想定される予想最大層
高Yの高さ位置まで、曲折された伝熱管11を突出させ
て配設する余剰分Zを備えた設計とする必要がある。
設置長さが余剰分Zだけ長くなって設備コストが増加す
る問題があると共に、前記最大負荷時の予想最大層高Y
に対応できるようにベッド材貯蔵容器4の容量も大きく
しておく必要があるという問題を有していた。
で、伝熱管の設置長さを短くすることができ、且つベッ
ド材貯蔵容器の容量も小さくすることができ、更に機器
の故障等によって蒸気タービンに導かれる蒸気の温度が
大きく変動しようとした際にも蒸気温度を略一定に安定
して保持することができるようにした加圧流動層ボイラ
の蒸気温度制御方法及び装置を提供することを目的とし
ている。
ラの蒸気温度制御方法は、加圧流動層ボイラ1の流動層
10の層高を出力指令34に基づいて制御し、加圧流動
層ボイラ1の層温度を層温度設定値S1に維持するよう
に加圧流動層ボイラ1に供給する燃料9供給量を制御す
ると共に、加圧流動層ボイラ1から蒸気タービン15に
供給される蒸気14温度が蒸気温度設定値S2になるよ
うに前記層温度設定値S1を補正する加圧流動層ボイラ
の蒸気温度制御方法であって、蒸気14温度が上昇して
層温度を低下させるように修正する層温度修正信号65
が下限制限値T1を越えた時に流動層10の層高を低下
させ、蒸気14温度が低下して層温度を上昇させるよう
に修正する層温度修正信号65が上限制限値T2を越え
た時に流動層10の層高を上昇させるよう制御すること
を特徴とする。
装置は、出力指令34に基づいて加圧流動層ボイラ1の
燃料供給装置8に燃料制御指令35を出力する関数発生
器36と、出力指令34に基づいて加圧流動層ボイラ1
のベッド材貯蔵容器4によるベッド材Bの注入排出を行
うレベル制御装置29にレベル制御指令39を出力する
関数発生器40と、加圧流動層ボイラ1の層温度を検出
する層温度検出器41と、層温度検出器41からの層温
度検出信号42と層温度設定値S1とを引算して差の信
号59を出力する引算器56と、引算器56からの差の
信号59が零になるように燃料補正信号60を出力する
PI調節計61と、PI調節計61からの燃料補正信号
60を前記燃料制御指令35に加算する加算器62と、
加圧流動層ボイラ1から蒸気タービン15に供給される
蒸気14の温度を検出する蒸気温度検出器48と、蒸気
温度検出器48からの蒸気温度検出信号49と蒸気温度
設定値S2とを引算して差の信号50を出力する引算器
51と、引算器51からの差の信号50が零になるよう
に層温度補正信号63を出力するPI調節計64と、P
I調節計64からの層温度補正信号63を前記層温度設
定値S1に加算する加算器57と、加算器57からの層
温度修正信号65を入力し下限制限値T1及び上限制限
値T2を有して前記引算器56に信号を出力する上下限
制限器58と、上下限制限器58の入側信号65aと出
側信号65bを入力して引算する引算器66と、引算器
66からの差の信号67を入力して層高修正信号68を
出力する関数発生器69と、該関数発生器69からの層
高修正信号68を前記レベル制御指令39に加算する加
算器70とを備えたことを特徴とする。
の層高を出力指令34に基づいた関数発生器40からの
レベル制御指令39にて制御し、且つ加圧流動層ボイラ
1の流動層10の層温度を層温度設定値S1に維持する
ように加圧流動層ボイラ1に供給する燃料9供給量を制
御すると共に、加圧流動層ボイラ1から蒸気タービン1
5に供給される蒸気14の温度が蒸気温度設定値S2に
なるように前記層温度設定値S1を補正する。
層10の層温度を変化することにより制御するようにし
たので、加圧流動層ボイラ1の最大負荷時における理論
層高に対して、丁度埋る位置まで伝熱管11を設置して
おけばよいため、従来の余剰分を備える必要がなくな
り、よって設備コストを削減できると共に、従来装置に
比して最大負荷時の層高を低くできるので、ベッド材貯
蔵容器4の容量も小さくすることができる。
明する。
ラ1に適用した本発明の一実施例を示したもので、図中
同一の符号を付したものは同一物を表わしている。
て加圧流動層ボイラ1の燃料供給装置8に燃料制御指令
35を出力する関数発生器36と、出力指令34に基づ
いて給水供給装置12に給水制御指令37を出力する関
数発生器38と、出力指令34に基づいてレベル制御装
置29にレベル制御指令39を出力する関数発生器40
とを備えている。
ベル制御装置29に入力されており、よって流動層ボイ
ラ本体3内の流動層10の層高は、図2に示すように、
出力指令34による負荷に対して比例の関係(例えば
1:1)に制御される。
する層温度検出器41と、該層温度検出器41からの層
温度検出信号42を入力する引算器56を設け、且つ層
温度設定値S1(850℃)を加算器57、及び上下限
制限器58を介して前記引算器56に入力して前記層温
度検出信号42と引算することにより差の信号59を求
めるようにし、更に前記引算器56からの差の信号59
が零になるように燃料補正信号60を出力するPI調節
計61を設け、該調節計61からの燃料補正信号60を
前記燃料制御指令35に加算する加算器62を設ける。
ン15に供給される蒸気14の温度を検出する蒸気温度
検出器48を設け、該蒸気温度検出器48からの蒸気温
度検出信号49と蒸気温度設定値S2とを引算して差の
信号50を出力する引算器51を設け、更に該引算器5
1からの差の信号50が零になるように層温度補正信号
63を出力するPI調節計64を設け、該PI調節計6
4からの層温度補正信号63を前記加算器57に入力し
て層温度設定値S1に加算することにより、層温度修正
信号65を上下限制限器58を介して引算器56に出力
するようにしている。
うに燃料9が燃焼できる最低温度である例えば650℃
の下限制限値T1と、加圧流動層ボイラ1の設計温度で
ある例えば850℃の上限制限値T2が設定されてお
り、上下限制限器58に入力された層温度修正信号65
が前記上下限制限値T2,T1を越えた場合は上下限制限
値T2,T1(650℃と850℃)を出力するようにな
っている。
出側信号65bを入力して引算するようにした引算器6
6を設け、該引算器66からの差の信号67を入力して
層高修正信号68を出力する関数発生器69を設け、該
関数発生器69からの層高修正信号68を前記レベル制
御指令39に加算する加算器70を設ける。
レベル制御指令39を直接レベル制御装置29に入力す
ることにより、流動層10の層高を図2に示すように、
出力指令34による負荷に対して例えば1:1の関係で
制御する。
令35を関数発生器36によって燃料供給装置8に出力
し、且つ流動層ボイラ本体3の流動層10の温度を検出
している層温度検出器41からの層温度検出信号42
と、予め設定されて加算器57及び上下限制限器58を
介して導かれた層温度設定値S1とを引算器44に入力
して引算することにより差の信号59を求め、該差の信
号59が零になるように出力するPI調節計61からの
燃料補正信号60を加算器62を介して前記燃料制御指
令35に加算する。
14の温度を検出している蒸気温度検出器48からの蒸
気温度検出信号49と、予め設定されている蒸気温度設
定値S2とを引算器51に入力して引算することにより
差の信号50を求め、該差の信号50が零になるように
出力するPI調節計64からの層温度補正信号63を加
算器57を介して前記層温度設定値S1に加算すること
により、出力指令34が変化してレベル制御指令39が
変化する際に、蒸気タービン15に導かれる蒸気14の
温度が常に一定に保持されるように、流動層10の層温
度を補正している。
信号65に上下限制限器58を介して上下限制限値
T2,T1による制限を掛けて引算器56に入力するよう
にしているので、例えば図2に示すように、加圧流動層
ボイラ1の設計温度等によって決まる上限温度850℃
と流動燃焼が可能な下限温度650℃との設定温度域7
1内で流動層10の温度が変動することになる。
づいたレベル制御指令39を直接レベル制御装置29に
入力して、流動層10の層高を図2に示すように、出力
指令34による負荷に対して例えば1:1の関係で制御
するので、図3に示すように流動層ボイラの最大負荷
(100%負荷)時における理論層高Xに対して、丁度
埋る位置まで曲折された伝熱管11を備えればよいこと
になるため、図7に示した従来の余剰分Zを備える必要
がなくなり、よって設備コストを削減できると共に、従
来装置に比して最大負荷時の層高を低くできるので、ベ
ッド材貯蔵容器4の容量も小さくすることができる。
650℃との間にある場合は、蒸気14の温度も安定し
ており、よって加算器57からの層温度修正信号65も
上下限制限値T2,T1である850℃と650℃との間
にあるため制限が掛からず、上下限制限器58の入側信
号65aと出側信号65bが同一であるため、引算器6
6の出力は零となり、従って層高修正信号68は発生せ
ず、関数発生器40からのレベル制御指令39のみによ
って層高が制御されている。
台設置されている給水供給装置12のうちの1台が故障
したような場合には、給水13の流量が急激に減少する
ことになるが流動層10の温度は略一定に保持されるよ
うに制御されているために、伝熱管11から蒸気タービ
ン15に供給される蒸気14の温度が急激に上昇しよう
とする。
る蒸気14の温度が蒸気設定温度S 2(538℃)を越
えてしまい、このために引算器51から負の差の信号5
0がPI調節計64に出力され、PI調節計64は層温
度を低下させるように負の層温度補正信号63を出力
し、よって層温度設定値S1が大幅に小さくなるように
修正された図4に実線Aで示す層温度修正信号65が加
算器57から出力される。
48℃になった場合について説明すると、この648℃
の層温度修正信号65が上下限制限器58による650
℃の下限に掛かるために、上下限制限器58からは65
0℃の出側信号65bが出力され続けるので、上下限制
限器58の入側信号65aと出側信号65bとの間に差
ができ、引算器66にて648℃−650℃=−2℃の
引算が行われ、これにより関数発生器69により前記−
2℃に応じた量だけ層高を減少させる層高修正信号68
が加算器70に出力されてレベル制御指令39に加算さ
れ、これにより図4中実線A’で示すように流動層10
の層高が下げられて蒸気温度が低下されることにより、
蒸気温度が大きく変動することなく蒸気温度設定値S2
に略維持されることになる。
燃料9の供給量が急激に減少したような場合には、流動
層10温度が急激に低下し、蒸気14の温度が蒸気設定
温度S2(538℃)より低下することになる。
50がPI調節計64に出力され、PI調節計64は層
温度を上昇させるように正の層温度補正信号63を出力
し、よって層温度設定値S1が大幅に大きくなるように
修正された図4に破線Bで示す層温度修正信号65が加
算器57から出力される。このとき、例えば層温度修正
信号65が852℃になった場合について説明すると、
この852℃の層温度修正信号65が上下限制限器58
による850℃の上限に掛かるために、上下限制限器5
8からは850℃の出側信号65bが出力され続けるの
で、上下限制限器58の入側信号65aと出側信号65
bとの間に差ができ、引算器66にて852℃−850
℃=2℃の引算が行われ、これにより関数発生器69に
より前記2℃に応じた量だけ層高を増加させる層高修正
信号68が加算器70に出力されてレベル制御指令39
に加算され、これにより図4に破線B’で示すように流
動層10の層高が上げられて蒸気温度が上昇されること
により、蒸気温度が大きく変動することなく蒸気温度設
定値S2に略維持されるようになる。
御方法及び装置によれば、加圧流動層ボイラ1の流動層
10の層高を出力指令34に基づいて制御し、且つ加圧
流動層ボイラ1の層温度を層温度設定値S1に維持する
ように加圧流動層ボイラ1に供給する燃料9の供給量を
制御すると共に、加圧流動層ボイラ1から蒸気タービン
15に供給される蒸気14の温度が蒸気温度設定値S2
になるように前記層温度設定値S1を補正するようにし
たので、流動層ボイラ1の最大負荷時における理論層高
に対して、丁度埋る位置まで伝熱管を設置していればよ
いため、従来の余剰分を備える必要がなくなり、よって
設備コストを削減できると共に、従来装置に比して最大
負荷時の層高を低くできるので、ベッド材貯蔵容器の容
量も小さくすることができ、更に、蒸気14温度が上昇
して層温度を低下させるように修正する層温度修正信号
65が下限制限値T1を越えた時に流動層10の層高を
低下させ、蒸気14温度が低下して層温度を上昇させる
ように修正する層温度修正信号65が上限制限値T2を
越えた時に流動層10の層高を上昇させるように制御し
ているので、機器の故障等によって蒸気タービンに導か
れる蒸気の温度が大きく変動しようとした際にも蒸気温
度を略一定に安定して保持することができる優れた効果
を奏し得る。
す線図である。
す断面図である。
と、層温度と、蒸気温度との関係を示す線図である。
装置の一例を示す系統説明図である。
係を示す線図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 加圧流動層ボイラ(1)の流動層(1
0)の層高を出力指令(34)に基づいて制御し、加圧
流動層ボイラ(1)の層温度を層温度設定値(S1)に
維持するように加圧流動層ボイラ(1)に供給する燃料
(9)供給量を制御すると共に、加圧流動層ボイラ
(1)から蒸気タービン(15)に供給される蒸気(1
4)温度が蒸気温度設定値(S2)になるように前記層
温度設定値(S1)を補正する加圧流動層ボイラの蒸気
温度制御方法であって、蒸気(14)温度が上昇して層
温度を低下させるように修正する層温度修正信号(6
5)が下限制限値(T1)を越えた時に流動層(10)
の層高を低下させ、蒸気(14)温度が低下して層温度
を上昇させるように修正する層温度修正信号(65)が
上限制限値(T2)を越えた時に流動層(10)の層高
を上昇させるよう制御することを特徴とする加圧流動層
ボイラの蒸気温度制御方法。 - 【請求項2】 出力指令(34)に基づいて加圧流動層
ボイラ(1)の燃料供給装置(8)に燃料制御指令(3
5)を出力する関数発生器(36)と、 出力指令(34)に基づいて加圧流動層ボイラ(1)の
ベッド材貯蔵容器(4)によるベッド材(B)の注入排
出を行うレベル制御装置(29)にレベル制御指令(3
9)を出力する関数発生器(40)と、 加圧流動層ボイラ(1)の層温度を検出する層温度検出
器(41)と、 層温度検出器(41)からの層温度検出信号(42)と
層温度設定値(S1)とを引算して差の信号(59)を
出力する引算器(56)と、 引算器(56)からの差の信号(59)が零になるよう
に燃料補正信号(60)を出力するPI調節計(61)
と、 PI調節計(61)からの燃料補正信号(60)を前記
燃料制御指令(35)に加算する加算器(62)と、 加圧流動層ボイラ(1)から蒸気タービン(15)に供
給される蒸気(14)の温度を検出する蒸気温度検出器
(48)と、 蒸気温度検出器(48)からの蒸気温度検出信号(4
9)と蒸気温度設定値(S2)とを引算して差の信号
(50)を出力する引算器(51)と、 引算器(51)からの差の信号(50)が零になるよう
に層温度補正信号(63)を出力するPI調節計(6
4)と、 PI調節計(64)からの層温度補正信号(63)を前
記層温度設定値(S1)に加算する加算器(57)と、 加算器(57)からの層温度修正信号(65)を入力し
下限制限値(T1)及び上限制限値(T2)を有して前記
引算器(56)に信号を出力する上下限制限器(58)
と、 上下限制限器(58)の入側信号(65a)と出側信号
(65b)を入力して引算する引算器(66)と、 引算器(66)からの差の信号(67)を入力して層高
修正信号(68)を出力する関数発生器(69)と、 該関数発生器(69)からの層高修正信号(68)を前
記レベル制御指令(39)に加算する加算器(70)と
を備えたことを特徴とする加圧流動層ボイラの蒸気温度
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10582395A JP3680345B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 加圧流動層ボイラの蒸気温度制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10582395A JP3680345B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 加圧流動層ボイラの蒸気温度制御方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08303702A true JPH08303702A (ja) | 1996-11-22 |
| JP3680345B2 JP3680345B2 (ja) | 2005-08-10 |
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ID=14417791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP10582395A Expired - Fee Related JP3680345B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 加圧流動層ボイラの蒸気温度制御方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3680345B2 (ja) |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP10582395A patent/JP3680345B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JP3680345B2 (ja) | 2005-08-10 |
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