JPH08304403A - 抗クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定方法及びその試薬、並びにクラミジア・ニューモニエ感染の診断薬 - Google Patents
抗クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定方法及びその試薬、並びにクラミジア・ニューモニエ感染の診断薬Info
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- JPH08304403A JPH08304403A JP7106012A JP10601295A JPH08304403A JP H08304403 A JPH08304403 A JP H08304403A JP 7106012 A JP7106012 A JP 7106012A JP 10601295 A JP10601295 A JP 10601295A JP H08304403 A JPH08304403 A JP H08304403A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 クラミジア属細菌を検出するための抗原ポリ
ペプチドを大量に合成する技術を提供し、これにより、
抗クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定方法及び
その試薬、並びにクラミジア・ニューモニエ感染の診断
薬を提供する。 【構成】 配列番号1のポリペプチドに、直接に又は介
在アミノ酸配列を介して、配列番号2のポリペプチドの
中の連続した少なくとも5個のアミノ酸配列を含むポリ
ペプチドBが結合した、ジヒドロ葉酸還元酵素−クラミ
ジア・ニューモニエの抗原ポリペプチド融合タンパク質
を抗原として用いることを特徴とする、クラミジア・ニ
ューモニエ感染の診断薬。
ペプチドを大量に合成する技術を提供し、これにより、
抗クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定方法及び
その試薬、並びにクラミジア・ニューモニエ感染の診断
薬を提供する。 【構成】 配列番号1のポリペプチドに、直接に又は介
在アミノ酸配列を介して、配列番号2のポリペプチドの
中の連続した少なくとも5個のアミノ酸配列を含むポリ
ペプチドBが結合した、ジヒドロ葉酸還元酵素−クラミ
ジア・ニューモニエの抗原ポリペプチド融合タンパク質
を抗原として用いることを特徴とする、クラミジア・ニ
ューモニエ感染の診断薬。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗クラミジア・ニュー
モニエ抗体の検出・測定方法及びその試薬、並びにクラ
ミジア・ニューモニエ感染の診断薬に関する。本発明は
医薬品工業、特にクラミジア・ニューモニエ感染症の診
断薬の製造において有効に利用される。
モニエ抗体の検出・測定方法及びその試薬、並びにクラ
ミジア・ニューモニエ感染の診断薬に関する。本発明は
医薬品工業、特にクラミジア・ニューモニエ感染症の診
断薬の製造において有効に利用される。
【0002】
【従来の技術】クラミジア属の細菌は、クラミジア・ト
ラコマチス、クラミジア・シッタシ、クラミジア・ニュ
ーモニエ等の種(Species)が知られている。クラミジ
ア・トラコマチスは、トラコーマ、性病性リンパ肉芽
腫、泌尿生殖器感染症、封入体結膜炎、新生児肺炎等を
引き起こす原因菌であり、クラミジア・シッタシは、オ
ウム病等の原因菌であり、またクラミジア・ニューモニ
エは、呼吸器感染症、異形肺炎等の原因菌である。
ラコマチス、クラミジア・シッタシ、クラミジア・ニュ
ーモニエ等の種(Species)が知られている。クラミジ
ア・トラコマチスは、トラコーマ、性病性リンパ肉芽
腫、泌尿生殖器感染症、封入体結膜炎、新生児肺炎等を
引き起こす原因菌であり、クラミジア・シッタシは、オ
ウム病等の原因菌であり、またクラミジア・ニューモニ
エは、呼吸器感染症、異形肺炎等の原因菌である。
【0003】クラミジア・ニューモニエの引き起こす呼
吸器感染症の症状は、マイコプラズマ・ニューモニエや
インフルエンザウイルスが原因で起こる感染症の症状と
類似しているので、しばしば誤診されやすい。そのた
め、クラミジア・ニューモニエの簡便な診断方法の開発
が望まれていた。
吸器感染症の症状は、マイコプラズマ・ニューモニエや
インフルエンザウイルスが原因で起こる感染症の症状と
類似しているので、しばしば誤診されやすい。そのた
め、クラミジア・ニューモニエの簡便な診断方法の開発
が望まれていた。
【0004】感染症の診断は、通常、感染部位等におけ
る原因菌の存在の検出か、血清・その他の体液中におけ
る(原因菌に対する)抗体の存在の検出により確定的に
なされる。前者は抗原検査、後者は抗体検査と呼ばれ、
いずれも臨床で重要な意義があり、クラミジア・ニュー
モニエの抗体検査としては、クラミジア・ニューモニエ
の基本小体を用いて抗体の存在を検出する方法が知られ
ている。
る原因菌の存在の検出か、血清・その他の体液中におけ
る(原因菌に対する)抗体の存在の検出により確定的に
なされる。前者は抗原検査、後者は抗体検査と呼ばれ、
いずれも臨床で重要な意義があり、クラミジア・ニュー
モニエの抗体検査としては、クラミジア・ニューモニエ
の基本小体を用いて抗体の存在を検出する方法が知られ
ている。
【0005】一方、大腸菌においてタンパク質を大量に
発現させることのできるプラスミドとして、pBBK1
0MMが知られている(特開平4−117284号公
報)。このプラスミドは、ジヒドロ葉酸還元酵素(以
下、DHFRと略す。)と抗アレルギー性ペプチドとの
融合タンパク質を発現させることができる。ここで得ら
れる融合タンパク質にはDHFRの酵素活性も保持され
ているので、融合タンパク質の精製はDHFRの特性と
活性を利用して容易に行うことがてきる。
発現させることのできるプラスミドとして、pBBK1
0MMが知られている(特開平4−117284号公
報)。このプラスミドは、ジヒドロ葉酸還元酵素(以
下、DHFRと略す。)と抗アレルギー性ペプチドとの
融合タンパク質を発現させることができる。ここで得ら
れる融合タンパク質にはDHFRの酵素活性も保持され
ているので、融合タンパク質の精製はDHFRの特性と
活性を利用して容易に行うことがてきる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、クラミジア属
細菌は培養が困難であり、基本小体を取得するのが容易
ではない。本発明は、クラミジア属細菌を検出するため
の抗原ポリペプチドを大量に合成する技術を提供し、こ
れにより、抗クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測
定方法及びその試薬、並びにクラミジア・ニューモニエ
感染の診断薬を提供することを目的とする。
細菌は培養が困難であり、基本小体を取得するのが容易
ではない。本発明は、クラミジア属細菌を検出するため
の抗原ポリペプチドを大量に合成する技術を提供し、こ
れにより、抗クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測
定方法及びその試薬、並びにクラミジア・ニューモニエ
感染の診断薬を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、まず、ク
ラミジア・ニューモニエからゲノムDNAを抽出し、制
限酵素で部分分解してこれをファージベクターλgt11
DNAに挿入してゲノムDNAライブラリーを作成し、
これを大腸菌Y1090r−株に感染させ、クラミジア
・ニューモニエ特異的モノクローナル抗体を用いてクラ
ミジア・ニューモニエの抗原ポリペプチドを発現する感
染大腸菌のコロニーをスクリーニングし、陽性の感染大
腸菌からλファージを抽出し、この操作を繰り返してλ
ファージを精製し、そのDNAを取得した。そして、遺
伝子組換え技術を利用してこのλファージのDNAと上
述のプラスミドpBBK10MMから組換えプラスミド
ベクターpCPN6023を構築し、本発明を完成し
た。
ラミジア・ニューモニエからゲノムDNAを抽出し、制
限酵素で部分分解してこれをファージベクターλgt11
DNAに挿入してゲノムDNAライブラリーを作成し、
これを大腸菌Y1090r−株に感染させ、クラミジア
・ニューモニエ特異的モノクローナル抗体を用いてクラ
ミジア・ニューモニエの抗原ポリペプチドを発現する感
染大腸菌のコロニーをスクリーニングし、陽性の感染大
腸菌からλファージを抽出し、この操作を繰り返してλ
ファージを精製し、そのDNAを取得した。そして、遺
伝子組換え技術を利用してこのλファージのDNAと上
述のプラスミドpBBK10MMから組換えプラスミド
ベクターpCPN6023を構築し、本発明を完成し
た。
【0008】すなわち、本発明は、下記(1)〜(1
5)に関するものである。 (1)配列番号1のポリペプチドに、直接に又は介在ア
ミノ酸配列を介して、配列番号2のポリペプチドの中の
連続した少なくとも5個のアミノ酸配列を含むポリペプ
チドBが結合した、ジヒドロ葉酸還元酵素−クラミジア
・ニューモニエの抗原ポリペプチド融合タンパク質を抗
原として用いることを特徴とする、抗クラミジア・ニュ
ーモニエ抗体の検出・測定方法。 (2)ポリペプチドBが、配列番号2のポリペプチドか
らアミノ酸1〜320個が欠落しているポリペプチドで
ある、上記(1)記載の検出・測定方法。 (3)ポリペプチドBが、配列番号2のポリペプチドの
中のアミノ酸1〜100個が他のアミノ酸で置換されて
いるポリペプチドである、上記(1)記載の検出・測定
方法。 (4)融合タンパク質が配列番号3のアミノ酸配列から
なるポリペプチドである、上記(1)記載の検出・測定
方法。 (5)融合タンパク質が配列番号4のアミノ酸配列から
なるポリペプチドである、上記(1)記載の検出・測定
方法。 (6)配列番号1のポリペプチドに、直接に又は介在ア
ミノ酸配列を介して、配列番号2のポリペプチドの中の
連続した少なくとも5個のアミノ酸配列を含むポリペプ
チドBが結合した、ジヒドロ葉酸還元酵素−クラミジア
・ニューモニエの抗原ポリペプチド融合タンパク質を抗
原として含有してなる、抗クラミジア・ニューモニエ抗
体の検出・測定用試薬。 (7)ポリペプチドBが、配列番号2のポリペプチドか
らアミノ酸1〜320個が欠落しているポリペプチドで
ある、上記(6)記載の検出・測定用試薬。 (8)ポリペプチドBが、配列番号2のポリペプチドの
中のアミノ酸1〜100個が他のアミノ酸で置換されて
いるポリペプチドである、上記(6)記載の検出・測定
用試薬。 (9)融合タンパク質が配列番号3のアミノ酸配列から
なるポリペプチドである、上記(6)記載の検出・測定
用試薬。 (10)融合タンパク質が配列番号4のアミノ酸配列か
らなるポリペプチドである、上記(6)記載の検出・測
定用試薬。 (11)配列番号1のポリペプチドに、直接に又は介在
アミノ酸配列を介して、配列番号2のポリペプチドの中
の連続した少なくとも5個のアミノ酸配列を含むポリペ
プチドBが結合した、ジヒドロ葉酸還元酵素−クラミジ
ア・ニューモニエの抗原ポリペプチド融合タンパク質を
有効成分とする、クラミジア・ニューモニエ感染の診断
薬。 (12)ポリペプチドBが、配列番号2のポリペプチド
からアミノ酸1〜320個が欠落しているポリペプチド
である、上記(11)記載の診断薬。 (13)ポリペプチドBが、配列番号2のポリペプチド
の中のアミノ酸1〜100個が他のアミノ酸で置換され
ているポリペプチドである、上記(11)記載の診断
薬。 (14)融合タンパク質が配列番号3のアミノ酸配列か
らなるポリペプチドである、上記(11)記載の診断
薬。 (15)融合タンパク質が配列番号4のアミノ酸配列か
らなるポリペプチドである、上記(11)記載の診断
薬。
5)に関するものである。 (1)配列番号1のポリペプチドに、直接に又は介在ア
ミノ酸配列を介して、配列番号2のポリペプチドの中の
連続した少なくとも5個のアミノ酸配列を含むポリペプ
チドBが結合した、ジヒドロ葉酸還元酵素−クラミジア
・ニューモニエの抗原ポリペプチド融合タンパク質を抗
原として用いることを特徴とする、抗クラミジア・ニュ
ーモニエ抗体の検出・測定方法。 (2)ポリペプチドBが、配列番号2のポリペプチドか
らアミノ酸1〜320個が欠落しているポリペプチドで
ある、上記(1)記載の検出・測定方法。 (3)ポリペプチドBが、配列番号2のポリペプチドの
中のアミノ酸1〜100個が他のアミノ酸で置換されて
いるポリペプチドである、上記(1)記載の検出・測定
方法。 (4)融合タンパク質が配列番号3のアミノ酸配列から
なるポリペプチドである、上記(1)記載の検出・測定
方法。 (5)融合タンパク質が配列番号4のアミノ酸配列から
なるポリペプチドである、上記(1)記載の検出・測定
方法。 (6)配列番号1のポリペプチドに、直接に又は介在ア
ミノ酸配列を介して、配列番号2のポリペプチドの中の
連続した少なくとも5個のアミノ酸配列を含むポリペプ
チドBが結合した、ジヒドロ葉酸還元酵素−クラミジア
・ニューモニエの抗原ポリペプチド融合タンパク質を抗
原として含有してなる、抗クラミジア・ニューモニエ抗
体の検出・測定用試薬。 (7)ポリペプチドBが、配列番号2のポリペプチドか
らアミノ酸1〜320個が欠落しているポリペプチドで
ある、上記(6)記載の検出・測定用試薬。 (8)ポリペプチドBが、配列番号2のポリペプチドの
中のアミノ酸1〜100個が他のアミノ酸で置換されて
いるポリペプチドである、上記(6)記載の検出・測定
用試薬。 (9)融合タンパク質が配列番号3のアミノ酸配列から
なるポリペプチドである、上記(6)記載の検出・測定
用試薬。 (10)融合タンパク質が配列番号4のアミノ酸配列か
らなるポリペプチドである、上記(6)記載の検出・測
定用試薬。 (11)配列番号1のポリペプチドに、直接に又は介在
アミノ酸配列を介して、配列番号2のポリペプチドの中
の連続した少なくとも5個のアミノ酸配列を含むポリペ
プチドBが結合した、ジヒドロ葉酸還元酵素−クラミジ
ア・ニューモニエの抗原ポリペプチド融合タンパク質を
有効成分とする、クラミジア・ニューモニエ感染の診断
薬。 (12)ポリペプチドBが、配列番号2のポリペプチド
からアミノ酸1〜320個が欠落しているポリペプチド
である、上記(11)記載の診断薬。 (13)ポリペプチドBが、配列番号2のポリペプチド
の中のアミノ酸1〜100個が他のアミノ酸で置換され
ているポリペプチドである、上記(11)記載の診断
薬。 (14)融合タンパク質が配列番号3のアミノ酸配列か
らなるポリペプチドである、上記(11)記載の診断
薬。 (15)融合タンパク質が配列番号4のアミノ酸配列か
らなるポリペプチドである、上記(11)記載の診断
薬。
【0009】以下、本発明の詳細を、1.形質転換体の
作製、2.融合タンパク質の製造方法、3.得られた融
合タンパク質、4.融合タンパク質をコードするDN
A、5.融合タンパク質を抗原として用いる抗クラミジ
ア・ニューモニエ抗体の検出・測定方法及び試薬、並び
に融合タンパク質を有効成分とするクラミジア・ニュー
モニエ感染の診断薬、の順に説明する。
作製、2.融合タンパク質の製造方法、3.得られた融
合タンパク質、4.融合タンパク質をコードするDN
A、5.融合タンパク質を抗原として用いる抗クラミジ
ア・ニューモニエ抗体の検出・測定方法及び試薬、並び
に融合タンパク質を有効成分とするクラミジア・ニュー
モニエ感染の診断薬、の順に説明する。
【0010】1.形質転換体の作製 1.1 クラミジア・ニューモニエの培養 培養したHL細胞から細胞浮遊液を調製し、培養上清を
除去した後にクラミジア・ニューモニエの浮遊液を添加
してこれを培養し、遠心分離してクラミジア・ニューモ
ニエ感染HL細胞を取得する。クラミジア・ニューモニ
エとしては、例えばクラミジア・ニューモニエYK41
株(金本ら:ミクロバイオロジカル・イムノロジー、37
巻、495-498頁、1993年(Y.Kanamoto et al., Microbio
l. Immunol., Vol.37, p.495-498, 1993))が使用でき
る。 1.2 クラミジア・ニューモニエの基本小体の精製 クラミジア・ニューモニエ感染HL細胞を破砕し、遠心
分離し、上清を回収する。ウログラフィン(シェーリン
グ社製)を用いた連続密度勾配液にこの上清を添加して
遠心分離し、クラミジア・ニューモニエの基本小体に相
当するバンドを回収する。
除去した後にクラミジア・ニューモニエの浮遊液を添加
してこれを培養し、遠心分離してクラミジア・ニューモ
ニエ感染HL細胞を取得する。クラミジア・ニューモニ
エとしては、例えばクラミジア・ニューモニエYK41
株(金本ら:ミクロバイオロジカル・イムノロジー、37
巻、495-498頁、1993年(Y.Kanamoto et al., Microbio
l. Immunol., Vol.37, p.495-498, 1993))が使用でき
る。 1.2 クラミジア・ニューモニエの基本小体の精製 クラミジア・ニューモニエ感染HL細胞を破砕し、遠心
分離し、上清を回収する。ウログラフィン(シェーリン
グ社製)を用いた連続密度勾配液にこの上清を添加して
遠心分離し、クラミジア・ニューモニエの基本小体に相
当するバンドを回収する。
【0011】1.3 クラミジア・ニューモニエのゲノ
ムDNAの調製 クラミジア・ニューモニエの基本小体を、1mM ED
TAを含む10mMトリス−塩酸緩衝液(pH8.0)
(以下、TE緩衝液という)に懸濁し、1%ドデシル硫
酸ナトリウム(SDS)水溶液及び1mg/mlプロテイナ
ーゼK水溶液を加えて保温し、基本小体を溶解させる。
0.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH8.0)飽和フェノー
ルを加えて撹拌し、遠心分離し、水層を回収する。さら
にRNA分解酵素(RNase)処理をし、フェノール
/クロロホルム/イソアミルアルコール処理とエタノー
ル沈殿処理をし、クラミジア・ニューモニエのゲノムD
NAを取得する。
ムDNAの調製 クラミジア・ニューモニエの基本小体を、1mM ED
TAを含む10mMトリス−塩酸緩衝液(pH8.0)
(以下、TE緩衝液という)に懸濁し、1%ドデシル硫
酸ナトリウム(SDS)水溶液及び1mg/mlプロテイナ
ーゼK水溶液を加えて保温し、基本小体を溶解させる。
0.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH8.0)飽和フェノー
ルを加えて撹拌し、遠心分離し、水層を回収する。さら
にRNA分解酵素(RNase)処理をし、フェノール
/クロロホルム/イソアミルアルコール処理とエタノー
ル沈殿処理をし、クラミジア・ニューモニエのゲノムD
NAを取得する。
【0012】1.4 ゲノムDNA発現ライブラリーの
作製 ゲノムDNAを制限酵素AccI、HaeIII及びAl
uIで消化し、フェノール/クロロホルム/イソアミル
アルコール処理とエタノール沈殿処理をし、部分消化D
NAを取得する。この部分消化DNAにリンカー、アデ
ノシン−5′−三リン酸(adenosine 5′-triphosphat
e、以下、ATPと略す)及びT4リガーゼを添加し
て、部分消化DNAにリンカーを付加させる。これを、
0.1M NaCl及び1mM EDTA含有10mM
トリス−塩酸緩衝液を移動相とするクロマ・スピン60
00(Chroma spin 6000)カラムにかけ、溶出液を分取
し、1kbpから7kbpのDNA断片を含む分画を回
収する。得られた分画にATP及びT4ポリヌクレオチ
ドキナーゼを加えて反応させ、DNA断片の5′端をリ
ン酸化する。反応液をフェノール/クロロホルム/イソ
アミルアルコール処理及びエタノール沈殿処理し、5′
端がリン酸化されたDNA断片を取得する。このDNA
断片に、予め制限酵素EcoRIで切断しておいたλgt
11DNA、ATP及びT4リガーゼを加えて反応さ
せ、市販のパッケージングキットを用い、得られた組換
えλgt11DNAをパッケージングし、ゲノムDNA発
現ライブラリーを作製する。
作製 ゲノムDNAを制限酵素AccI、HaeIII及びAl
uIで消化し、フェノール/クロロホルム/イソアミル
アルコール処理とエタノール沈殿処理をし、部分消化D
NAを取得する。この部分消化DNAにリンカー、アデ
ノシン−5′−三リン酸(adenosine 5′-triphosphat
e、以下、ATPと略す)及びT4リガーゼを添加し
て、部分消化DNAにリンカーを付加させる。これを、
0.1M NaCl及び1mM EDTA含有10mM
トリス−塩酸緩衝液を移動相とするクロマ・スピン60
00(Chroma spin 6000)カラムにかけ、溶出液を分取
し、1kbpから7kbpのDNA断片を含む分画を回
収する。得られた分画にATP及びT4ポリヌクレオチ
ドキナーゼを加えて反応させ、DNA断片の5′端をリ
ン酸化する。反応液をフェノール/クロロホルム/イソ
アミルアルコール処理及びエタノール沈殿処理し、5′
端がリン酸化されたDNA断片を取得する。このDNA
断片に、予め制限酵素EcoRIで切断しておいたλgt
11DNA、ATP及びT4リガーゼを加えて反応さ
せ、市販のパッケージングキットを用い、得られた組換
えλgt11DNAをパッケージングし、ゲノムDNA発
現ライブラリーを作製する。
【0013】1.5 抗原ポリペプチドをコードするD
NAのクローニング 大腸菌Y1090r−株の培養液に上記ゲノムDNA発
現ライブラリーを感染させ、寒天培地上で培養し、イソ
プロピルチオ−β−D−ガラクトシド(IPTG)水溶
液に浸漬したニトロセルロースフィルターを利用して、
挿入DNAの発現により菌体内に産生されたタンパク質
をニトロセルロースフィルターに付着させる。このフィ
ルターを牛血清アルブミンを用いてブロッキング反応さ
せ、洗浄し、次いでフィルターを抗クラミジア・ニュー
モニエモノクローナル抗体と反応させる。抗クラミジア
・ニューモニエモノクローナル抗体としては、例えば、
ハイブリドーマ60A23が生産するモノクローナル抗
体がある。反応後、フィルターを洗浄し、パーオキシダ
ーゼ等の酵素で標識された抗マウスIgG抗体を反応さ
せる。反応後、フィルターを洗浄し、発色基質液を添加
して反応させる。発色基質液としては、例えば、過酸化
水素水溶液及び4−クロロ−1−ナフトールのメタノー
ル溶液を含む液を利用することができる。反応後、フィ
ルターを洗浄し、風乾させる。
NAのクローニング 大腸菌Y1090r−株の培養液に上記ゲノムDNA発
現ライブラリーを感染させ、寒天培地上で培養し、イソ
プロピルチオ−β−D−ガラクトシド(IPTG)水溶
液に浸漬したニトロセルロースフィルターを利用して、
挿入DNAの発現により菌体内に産生されたタンパク質
をニトロセルロースフィルターに付着させる。このフィ
ルターを牛血清アルブミンを用いてブロッキング反応さ
せ、洗浄し、次いでフィルターを抗クラミジア・ニュー
モニエモノクローナル抗体と反応させる。抗クラミジア
・ニューモニエモノクローナル抗体としては、例えば、
ハイブリドーマ60A23が生産するモノクローナル抗
体がある。反応後、フィルターを洗浄し、パーオキシダ
ーゼ等の酵素で標識された抗マウスIgG抗体を反応さ
せる。反応後、フィルターを洗浄し、発色基質液を添加
して反応させる。発色基質液としては、例えば、過酸化
水素水溶液及び4−クロロ−1−ナフトールのメタノー
ル溶液を含む液を利用することができる。反応後、フィ
ルターを洗浄し、風乾させる。
【0014】フィルターの発色スポットに対応する寒天
培地上のプラークを同定し、プラークに含まれるλファ
ージを取得する。プラークが全て上記モノクローナル抗
体と反応するようになるまで前記操作を繰り返し、抗原
ポリペプチドをコードするDNAをクローン化し、抗ク
ラミジア・ニューモニエモノクローナル抗体反応性のク
ラミジア・ニューモニエ抗原ポリペプチドを発現するλ
ファージを取得する。
培地上のプラークを同定し、プラークに含まれるλファ
ージを取得する。プラークが全て上記モノクローナル抗
体と反応するようになるまで前記操作を繰り返し、抗原
ポリペプチドをコードするDNAをクローン化し、抗ク
ラミジア・ニューモニエモノクローナル抗体反応性のク
ラミジア・ニューモニエ抗原ポリペプチドを発現するλ
ファージを取得する。
【0015】1.6 クラミジア・ニューモニエ抗原ポ
リペプチドをコードするDNAの取得 取得したλファージを大腸菌Y1090r−株に感染さ
せ、培養し、λファージを大量に生産する。市販のキッ
トを用いてλファージからDNAを取得・精製する。こ
のDNAにプライマー、タックポリメラーゼ(Taq Poly
merase)及びデオキシヌクレオチド類を添加し、加熱、
冷却、保温の工程を繰り返し、λgt11に挿入されたD
NAを増幅させる。プライマーとしては、例えば、λgt
11・フォワード・プライマー(λgt11 forward pri
mer)及びλgt11・リバース・プライマー(λgt11
reverse primer)(いずれも宝酒造株式会社製)があ
り、タックポリメラーゼとしては、例えば、アンプリタ
ック・DNA・ポリメラーゼ(AmpliTaq DNA Polymeras
e)がある。このDNA増幅方法の一般的手法はPCR
法として知られており、詳細は「サムブロック他編集、
モレキュラー・クローニング 第2版(コールド・スプ
リング・ハーバー・ラボラトリー)(1989年)」(J.Samb
look et al., Molecular Cloning 2nd ed., Cold Sprin
g Harbor Laboratory Press (1989)、以下、本文献を
文献″モレキュラー・クローニング″という)に記載さ
れている。
リペプチドをコードするDNAの取得 取得したλファージを大腸菌Y1090r−株に感染さ
せ、培養し、λファージを大量に生産する。市販のキッ
トを用いてλファージからDNAを取得・精製する。こ
のDNAにプライマー、タックポリメラーゼ(Taq Poly
merase)及びデオキシヌクレオチド類を添加し、加熱、
冷却、保温の工程を繰り返し、λgt11に挿入されたD
NAを増幅させる。プライマーとしては、例えば、λgt
11・フォワード・プライマー(λgt11 forward pri
mer)及びλgt11・リバース・プライマー(λgt11
reverse primer)(いずれも宝酒造株式会社製)があ
り、タックポリメラーゼとしては、例えば、アンプリタ
ック・DNA・ポリメラーゼ(AmpliTaq DNA Polymeras
e)がある。このDNA増幅方法の一般的手法はPCR
法として知られており、詳細は「サムブロック他編集、
モレキュラー・クローニング 第2版(コールド・スプ
リング・ハーバー・ラボラトリー)(1989年)」(J.Samb
look et al., Molecular Cloning 2nd ed., Cold Sprin
g Harbor Laboratory Press (1989)、以下、本文献を
文献″モレキュラー・クローニング″という)に記載さ
れている。
【0016】増幅されたDNAを取得し、塩基配列を決
定・解析する。DNAの取得には市販のキットを使用す
ることができ、例えばウイザード・PCR・プレップキ
ット(Wizard PCR Prep kit)(プロメガ(Promega)社製品)
を使用することができる。また、塩基配列を決定はタッ
クポリメラーゼを用いた蛍光標識ターミネータサイクル
シークエンス法で行うことができ、この方法を用いるに
は、パーキン・エルマー・ジャパン社から販売されてい
るキットを使用することができる。また、分析にあって
は市販の機械、例えば373A型DNAシークエンサ
(アプライドバイオシステムズ社)を利用することがで
きる。
定・解析する。DNAの取得には市販のキットを使用す
ることができ、例えばウイザード・PCR・プレップキ
ット(Wizard PCR Prep kit)(プロメガ(Promega)社製品)
を使用することができる。また、塩基配列を決定はタッ
クポリメラーゼを用いた蛍光標識ターミネータサイクル
シークエンス法で行うことができ、この方法を用いるに
は、パーキン・エルマー・ジャパン社から販売されてい
るキットを使用することができる。また、分析にあって
は市販の機械、例えば373A型DNAシークエンサ
(アプライドバイオシステムズ社)を利用することがで
きる。
【0017】塩基配列の決定後、得られたDNA塩基配
列を遺伝子配列分析ソフトで解析し、編集、連結、アミ
ノ酸翻訳領域の推定を行なう。遺伝子配列分析ソフトと
しては、「DNASIS」(日立ソフトウェアエンジニ
アリング社)を用いることができる。解析の結果、完全
長の遺伝子が取得できていない場合は、既に取得されて
いるDNAの前後のDNAをゲノムウォーキングによっ
て取得する。ゲノムウォーキングを行うには、宝酒造
(株)から販売されているキットを使用することができ
る。
列を遺伝子配列分析ソフトで解析し、編集、連結、アミ
ノ酸翻訳領域の推定を行なう。遺伝子配列分析ソフトと
しては、「DNASIS」(日立ソフトウェアエンジニ
アリング社)を用いることができる。解析の結果、完全
長の遺伝子が取得できていない場合は、既に取得されて
いるDNAの前後のDNAをゲノムウォーキングによっ
て取得する。ゲノムウォーキングを行うには、宝酒造
(株)から販売されているキットを使用することができ
る。
【0018】1.7 DHFRをコードするDNAの調
製 DHFRをコードするDNAは、そのDNAを含むプラ
スミドベクターから制限酵素を用いてそのDNAを切り
出すか、あるいはそのDNAを有するプラスミドDNA
やゲノムDNAを鋳型とし、適切なプライマーを用いて
PCR法を行ってそのDNAを増幅することによって取
得する。前者の方法では、DHFRをコードするDNA
を含むプラスミドベクターとして、例えばプラスミドベ
クターpBBK10MMや本発明の組換えベクターでも
あるpCPN6023を利用することができる。pBB
K10MMを含む大腸菌は受託番号FERM BP−2
394として、また、pCPN6023を含む大腸菌は
受託番号FERM P−14908として、いずれも工
業技術院生命工学工業技術研究所に寄託されている。こ
れらの大腸菌(プラスミド保持菌)からプラスミドを取得
するには、通常のプラスミドDNA取得方法に従えば良
く、この方法は文献″モレキュラー・クローニング″に
記載されている。プラスミドpBBK10MMを用いる
場合は制限酵素としてBamHI及びとXhoIを使用
し、約4.6KbpのDNA断片を切り出せばよい。
製 DHFRをコードするDNAは、そのDNAを含むプラ
スミドベクターから制限酵素を用いてそのDNAを切り
出すか、あるいはそのDNAを有するプラスミドDNA
やゲノムDNAを鋳型とし、適切なプライマーを用いて
PCR法を行ってそのDNAを増幅することによって取
得する。前者の方法では、DHFRをコードするDNA
を含むプラスミドベクターとして、例えばプラスミドベ
クターpBBK10MMや本発明の組換えベクターでも
あるpCPN6023を利用することができる。pBB
K10MMを含む大腸菌は受託番号FERM BP−2
394として、また、pCPN6023を含む大腸菌は
受託番号FERM P−14908として、いずれも工
業技術院生命工学工業技術研究所に寄託されている。こ
れらの大腸菌(プラスミド保持菌)からプラスミドを取得
するには、通常のプラスミドDNA取得方法に従えば良
く、この方法は文献″モレキュラー・クローニング″に
記載されている。プラスミドpBBK10MMを用いる
場合は制限酵素としてBamHI及びとXhoIを使用
し、約4.6KbpのDNA断片を切り出せばよい。
【0019】後者の方法では、プラスミドDNAとして
例えば前述のpBBK10MMやpCPN6023をそ
のまま利用することができ、ゲノムDNAとしては例え
ば枯草菌のゲノムDNAを使用することができる。ゲノ
ムDNAを取得するには通常のゲノムDNA取得方法に
従えば良く、この方法は文献″モレキュラー・クローニ
ング″に記載されている。後者の方法に使用するプライ
マーは、DHFRをコードするDNAの5′末端と3′
末端にある塩基配列を考慮して設計・合成することがで
きる。例えば配列番号5の塩基配列の1番目から20番
目の配列を有するオリゴヌクレオチドと461番目から
480番目の配列に相補的な配列を有するオリゴヌクレ
オチドを使用することができる。これらのオリゴヌクレ
オチドは市販のDNA合成機を用いて化学合成すること
ができる。
例えば前述のpBBK10MMやpCPN6023をそ
のまま利用することができ、ゲノムDNAとしては例え
ば枯草菌のゲノムDNAを使用することができる。ゲノ
ムDNAを取得するには通常のゲノムDNA取得方法に
従えば良く、この方法は文献″モレキュラー・クローニ
ング″に記載されている。後者の方法に使用するプライ
マーは、DHFRをコードするDNAの5′末端と3′
末端にある塩基配列を考慮して設計・合成することがで
きる。例えば配列番号5の塩基配列の1番目から20番
目の配列を有するオリゴヌクレオチドと461番目から
480番目の配列に相補的な配列を有するオリゴヌクレ
オチドを使用することができる。これらのオリゴヌクレ
オチドは市販のDNA合成機を用いて化学合成すること
ができる。
【0020】1.8 DHFR−クラミジア・ニューモ
ニエの抗原ポリペプチド融合タンパク質をコードするD
NAを含む組換えベクターの作製、及びそれを含む形質
転換体の作製 上記1.6で取得したクラミジア・ニューモニエ抗原ポ
リペプチドをコードするDNAと、上記1.7で取得し
たDHFRをコードするDNAを、市販のキットを使用
して連結する。その際、必要に応じ、リンカーを使用す
る。市販のキットとしては例えば、DNAライゲーショ
ンキット(宝酒造)を用いることができる。連結によって
得られたDNAが複製起点をもたず、プラスミドとして
は機能しない場合はこのDNAを新たなプラスミドベク
ターに挿入する。この新たなプラスミドベクターとして
は、例えばpBR322、pUC18等を使用すること
ができる。
ニエの抗原ポリペプチド融合タンパク質をコードするD
NAを含む組換えベクターの作製、及びそれを含む形質
転換体の作製 上記1.6で取得したクラミジア・ニューモニエ抗原ポ
リペプチドをコードするDNAと、上記1.7で取得し
たDHFRをコードするDNAを、市販のキットを使用
して連結する。その際、必要に応じ、リンカーを使用す
る。市販のキットとしては例えば、DNAライゲーショ
ンキット(宝酒造)を用いることができる。連結によって
得られたDNAが複製起点をもたず、プラスミドとして
は機能しない場合はこのDNAを新たなプラスミドベク
ターに挿入する。この新たなプラスミドベクターとして
は、例えばpBR322、pUC18等を使用すること
ができる。
【0021】上記連結の反応物を宿主に入れ、形質転換
体を作製する。大腸菌由来のプラスミドを使用する場合
は宿主としては大腸菌を使用することができ、例えば大
腸菌HB101株を使用することができる。この宿主を
コンピテントセルとなるように処理をする。大腸菌HB
101株を処理して得たコンピテントセルは宝酒造から
販売されている。上記連結の反応物を宿主に入れ、形質
転換体を作製する方法は文献″モレキュラー・クローニ
ング″に記載されている。得られた形質転換体を培養し
てコロニーを形成させ、各コロニーからプラスミドDN
Aを取得し、適切な制限酵素で切断し、アガロースゲル
電気泳動で分析し、所望の組換えプラスミドをもつ形質
転換体を選択する。このようにして作製されたプラスミ
ドベクターとしては、例えばpCPN6023プラスミ
ドがある。このようにして作製された形質転換体をとし
ては、前述の組換えベクターpCPN6023が入った
大腸菌HB101株がある。
体を作製する。大腸菌由来のプラスミドを使用する場合
は宿主としては大腸菌を使用することができ、例えば大
腸菌HB101株を使用することができる。この宿主を
コンピテントセルとなるように処理をする。大腸菌HB
101株を処理して得たコンピテントセルは宝酒造から
販売されている。上記連結の反応物を宿主に入れ、形質
転換体を作製する方法は文献″モレキュラー・クローニ
ング″に記載されている。得られた形質転換体を培養し
てコロニーを形成させ、各コロニーからプラスミドDN
Aを取得し、適切な制限酵素で切断し、アガロースゲル
電気泳動で分析し、所望の組換えプラスミドをもつ形質
転換体を選択する。このようにして作製されたプラスミ
ドベクターとしては、例えばpCPN6023プラスミ
ドがある。このようにして作製された形質転換体をとし
ては、前述の組換えベクターpCPN6023が入った
大腸菌HB101株がある。
【0022】2.融合タンパク質の製造方法 本発明の融合タンパク質を製造する場合は、形質転換体
の培養、形質転換体の破砕、ストレプトマイシン処理、
硫安沈殿、及びメソトリキセート(以下、MTXと略
す。)結合アフィニティークロマトグラフィー、の各工
程を行う。形質転換体の培養は、その形質転換体が成長
しうる培地でこの融合タンパク質が形質転換体内に十分
蓄積されるまで適温で培養器を振とうする。形質転換体
として前述の組換えベクターpCPN6023が入った
大腸菌HB101株を使用する場合は、アンピシリンを
含むLB培地で37℃で一晩振とう培養し、その後、こ
の培養液をアンピシリン及びトリメトプリムを含むTB
培地等に接種してさらに37℃で一晩振とう培養する。
TB培地の調製方法は、文献″モレキュラー・クローニ
ング″に記載されている。培養した形質転換体を破砕す
るには、遠心分離で形質転換体を集め、緩衝液に懸濁
し、これに超音波を照射する。形質転換体が大腸菌の場
合は、上記懸濁液にリゾチームを加え、SDSを含む緩
衝液を加えることよって菌体を溶菌させてもよい。形質
転換体の破砕後、遠心分離して細胞残渣を除去し、上清
を取得する。この上清にストレプトマイシン硫酸塩を添
加し、しばらく撹拌し、遠心分離することによって、核
酸を沈殿物として除去し、上清を取得する。この上清を
MTX−アガロースカラムに流し、融合タンパク質をカ
ラムに吸着させ、その後葉酸を含む溶出液を利用して融
合タンパク質を溶出する。
の培養、形質転換体の破砕、ストレプトマイシン処理、
硫安沈殿、及びメソトリキセート(以下、MTXと略
す。)結合アフィニティークロマトグラフィー、の各工
程を行う。形質転換体の培養は、その形質転換体が成長
しうる培地でこの融合タンパク質が形質転換体内に十分
蓄積されるまで適温で培養器を振とうする。形質転換体
として前述の組換えベクターpCPN6023が入った
大腸菌HB101株を使用する場合は、アンピシリンを
含むLB培地で37℃で一晩振とう培養し、その後、こ
の培養液をアンピシリン及びトリメトプリムを含むTB
培地等に接種してさらに37℃で一晩振とう培養する。
TB培地の調製方法は、文献″モレキュラー・クローニ
ング″に記載されている。培養した形質転換体を破砕す
るには、遠心分離で形質転換体を集め、緩衝液に懸濁
し、これに超音波を照射する。形質転換体が大腸菌の場
合は、上記懸濁液にリゾチームを加え、SDSを含む緩
衝液を加えることよって菌体を溶菌させてもよい。形質
転換体の破砕後、遠心分離して細胞残渣を除去し、上清
を取得する。この上清にストレプトマイシン硫酸塩を添
加し、しばらく撹拌し、遠心分離することによって、核
酸を沈殿物として除去し、上清を取得する。この上清を
MTX−アガロースカラムに流し、融合タンパク質をカ
ラムに吸着させ、その後葉酸を含む溶出液を利用して融
合タンパク質を溶出する。
【0023】3.得られた融合タンパク質 本発明の融合タンパク質は、配列番号1のポリペプチド
に、直接に又は介在アミノ酸配列を介して、配列番号2
のポリペプチドの中の連続した少なくとも5個のアミノ
酸配列を含むポリペプチドBが結合したものである。配
列番号1のポリペプチドは融合タンパク質のうち、DH
FR部分である。配列番号2のポリペプチドの中の連続
した少なくとも5個のアミノ酸配列を含むポリペプチド
Bは、望ましくは20個以上、より望ましくは100個
以上、さらに望ましくは200個以上のアミノ酸からな
るものがよい。ポリペプチドBとしては、例えば配列番
号2のポリペプチドを使用することができるし、配列番
号2のポリペプチドからアミノ酸1〜320個が欠落し
ているポリペプチドや配列番号2のポリペプチドの中の
アミノ酸1〜100個が他のアミノ酸で置換されている
ポリペプチドを使用することもできる。配列番号2のポ
リペプチドからアミノ酸1〜320個が欠落しているポ
リペプチドとしては、例えば、配列番号2のポリペプチ
ドの203〜439番目のアミノ酸配列からなるものが
ある。
に、直接に又は介在アミノ酸配列を介して、配列番号2
のポリペプチドの中の連続した少なくとも5個のアミノ
酸配列を含むポリペプチドBが結合したものである。配
列番号1のポリペプチドは融合タンパク質のうち、DH
FR部分である。配列番号2のポリペプチドの中の連続
した少なくとも5個のアミノ酸配列を含むポリペプチド
Bは、望ましくは20個以上、より望ましくは100個
以上、さらに望ましくは200個以上のアミノ酸からな
るものがよい。ポリペプチドBとしては、例えば配列番
号2のポリペプチドを使用することができるし、配列番
号2のポリペプチドからアミノ酸1〜320個が欠落し
ているポリペプチドや配列番号2のポリペプチドの中の
アミノ酸1〜100個が他のアミノ酸で置換されている
ポリペプチドを使用することもできる。配列番号2のポ
リペプチドからアミノ酸1〜320個が欠落しているポ
リペプチドとしては、例えば、配列番号2のポリペプチ
ドの203〜439番目のアミノ酸配列からなるものが
ある。
【0024】配列番号2のポリペプチドの中のアミノ酸
1〜100個が他のアミノ酸で置換されているポリペプ
チドとしては、配列番号2のポリペプチドの中の任意の
箇所のアミノ酸を類似の性質をもつ他のアミノ酸に置換
したポリペプチドがあり、例えば、配列番号2のポリペ
プチドの544番目のアミノ酸であるチロシンがフェニ
ルアラニンに置換されたポリペプチドがある。
1〜100個が他のアミノ酸で置換されているポリペプ
チドとしては、配列番号2のポリペプチドの中の任意の
箇所のアミノ酸を類似の性質をもつ他のアミノ酸に置換
したポリペプチドがあり、例えば、配列番号2のポリペ
プチドの544番目のアミノ酸であるチロシンがフェニ
ルアラニンに置換されたポリペプチドがある。
【0025】ポリペプチドBとしては、例えば、配列番
号2のアミノ酸配列からなるポリペプチドが使用でき
る。また、ポリペプチドBとしては、配列番号2のポリ
ペプチドの中の連続した少なくとも5個のアミノ酸配列
を含むポリペプチドに、1〜20個のアミノ酸が結合し
たものも含まれる。このようなポリペプチドBとして
は、例えば、配列番号2のポリペプチドの203〜43
9番目のアミノ酸配列からなるポリペプチドのC末端
に、リジン−グリシン−フェニルアラニン−グルタミン
酸−ロイシン−プロリン−トリプトファン−グリシン−
プロリン−ロイシン−イソロイシン−アスパラギンから
なるポリペプチドが付加したポリペプチドがある。介在
アミノ酸配列は特に限定されないが、例えば、ロイシ
ン、ロイシン−メチオニンからなるアミノ酸配列、グル
タミン−フェニルアラニン−グルタミン酸−プロリン−
ロイシン−アルギニン−グルタミン酸−グリシン−バリ
ン−アルギニンからなるアミノ酸配列等がある。
号2のアミノ酸配列からなるポリペプチドが使用でき
る。また、ポリペプチドBとしては、配列番号2のポリ
ペプチドの中の連続した少なくとも5個のアミノ酸配列
を含むポリペプチドに、1〜20個のアミノ酸が結合し
たものも含まれる。このようなポリペプチドBとして
は、例えば、配列番号2のポリペプチドの203〜43
9番目のアミノ酸配列からなるポリペプチドのC末端
に、リジン−グリシン−フェニルアラニン−グルタミン
酸−ロイシン−プロリン−トリプトファン−グリシン−
プロリン−ロイシン−イソロイシン−アスパラギンから
なるポリペプチドが付加したポリペプチドがある。介在
アミノ酸配列は特に限定されないが、例えば、ロイシ
ン、ロイシン−メチオニンからなるアミノ酸配列、グル
タミン−フェニルアラニン−グルタミン酸−プロリン−
ロイシン−アルギニン−グルタミン酸−グリシン−バリ
ン−アルギニンからなるアミノ酸配列等がある。
【0026】本発明の融合タンパク質の具体例として
は、配列番号3のアミノ酸配列からなるポリペプチドや
配列番号4のアミノ酸配列からなるポリペプチドがあ
る。上記融合タンパク質の中では、配列番号3のアミノ
酸配列からなるポリペプチドが望ましい。
は、配列番号3のアミノ酸配列からなるポリペプチドや
配列番号4のアミノ酸配列からなるポリペプチドがあ
る。上記融合タンパク質の中では、配列番号3のアミノ
酸配列からなるポリペプチドが望ましい。
【0027】4.融合タンパク質をコードするDNA 融合タンパク質をコードするDNAは、融合タンパク質
のアミノ酸配列に対応する遺伝暗号から構成される種々
のものが利用できる。
のアミノ酸配列に対応する遺伝暗号から構成される種々
のものが利用できる。
【0028】5.融合タンパク質を抗原として用いる抗
クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定方法及び試
薬、並びに融合タンパク質を有効成分とするクラミジア
・ニューモニエ感染の診断薬 抗クラミジア・ニューモニエ抗体を検出・測定するに
は、例えば、上記融合タンパク質を担体に固定化し、検
体を添加し、洗浄し、標識化された二次抗体を添加し、
洗浄し、この標識を直接的又は間接的に検出・測定す
る。担体としては、例えば、ラテックスの粒子やセルロ
ースの糸、その他プラスチック製のアッセイプレートや
粒子等を利用することができる。上記融合タンパク質を
担体に固定化するには、例えば共有結合や物理吸着を利
用する。検体としては、例えばヒトの血清等を使用す
る。なお、検体中の他の抗体等が担体に非特異的に結合
するのを防止するため、検体の添加前に牛血清アルブミ
ン等で担体の表面をブロッキングしておくことが望まし
い。洗浄は界面活性剤を含むリン酸緩衝液等を利用して
行う。
クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定方法及び試
薬、並びに融合タンパク質を有効成分とするクラミジア
・ニューモニエ感染の診断薬 抗クラミジア・ニューモニエ抗体を検出・測定するに
は、例えば、上記融合タンパク質を担体に固定化し、検
体を添加し、洗浄し、標識化された二次抗体を添加し、
洗浄し、この標識を直接的又は間接的に検出・測定す
る。担体としては、例えば、ラテックスの粒子やセルロ
ースの糸、その他プラスチック製のアッセイプレートや
粒子等を利用することができる。上記融合タンパク質を
担体に固定化するには、例えば共有結合や物理吸着を利
用する。検体としては、例えばヒトの血清等を使用す
る。なお、検体中の他の抗体等が担体に非特異的に結合
するのを防止するため、検体の添加前に牛血清アルブミ
ン等で担体の表面をブロッキングしておくことが望まし
い。洗浄は界面活性剤を含むリン酸緩衝液等を利用して
行う。
【0029】標識化された二次抗体としては、例えば標
識化された抗ヒトモノクローナル抗体がある。標識とし
ては種々のものが利用でき、例えばアルカリフォスファ
ターゼ(Alkaline phosphatase)、ルシフェラーゼ(Lu
ciferase)、ペルオキシダーゼ(Peroxidase)、β−ガ
ラクトシダーゼ(β-galactosidase)等の酵素、フルオ
レセイン(Fluorescine)等の蛍光物質を利用すること
ができる。また、抗体と標識物の間にビオチン(Bioti
n)、アビジン(Avidin)、ストレプトアビジン(Strep
toavidin)、ディゴキシゲニン(Digoxigenin)等の化
学物質を介在させてもよい。標識を直接的又は間接的に
検出・測定するには、例えば、その標識が酵素である場
合は基質を添加し、酵素の触媒作用により発生する光や
発色を検出・測定するか吸光度の変化を測定する。ま
た、標識が蛍光物質である場合は反応系に紫外線を照射
し、発生する蛍光を検出・測定する。必要に応じ、増感
剤を使用する。
識化された抗ヒトモノクローナル抗体がある。標識とし
ては種々のものが利用でき、例えばアルカリフォスファ
ターゼ(Alkaline phosphatase)、ルシフェラーゼ(Lu
ciferase)、ペルオキシダーゼ(Peroxidase)、β−ガ
ラクトシダーゼ(β-galactosidase)等の酵素、フルオ
レセイン(Fluorescine)等の蛍光物質を利用すること
ができる。また、抗体と標識物の間にビオチン(Bioti
n)、アビジン(Avidin)、ストレプトアビジン(Strep
toavidin)、ディゴキシゲニン(Digoxigenin)等の化
学物質を介在させてもよい。標識を直接的又は間接的に
検出・測定するには、例えば、その標識が酵素である場
合は基質を添加し、酵素の触媒作用により発生する光や
発色を検出・測定するか吸光度の変化を測定する。ま
た、標識が蛍光物質である場合は反応系に紫外線を照射
し、発生する蛍光を検出・測定する。必要に応じ、増感
剤を使用する。
【0030】上記融合タンパク質を抗原として用いる抗
クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定用試薬とし
ては、例えば上記融合タンパク質を担体に固定化したも
のやさらに上記標識化された二次抗体や基質等が必要量
同封されたものがある。上記融合タンパク質を有効成分
とするクラミジア・ニューモニエ感染の診断薬として
は、例えば上記試薬をそのまま利用することができる。
クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定用試薬とし
ては、例えば上記融合タンパク質を担体に固定化したも
のやさらに上記標識化された二次抗体や基質等が必要量
同封されたものがある。上記融合タンパク質を有効成分
とするクラミジア・ニューモニエ感染の診断薬として
は、例えば上記試薬をそのまま利用することができる。
【0031】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。
が、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。
【0032】実施例1 クラミジア・ニューモニエ60
K抗原ポリペプチドをコードするDNAの作製 (A)宿主細胞(HL細胞)の培養 予め、プラスチック製培養フラスコ(75cm2)の底面
いっぱいに増殖させたHL細胞をリン酸緩衝化生理食塩
液(以下、PBSという)マグネシウム不含(−)液5
mlで洗浄し、0.1%(w/v)トリプシンを含むPB
Sを5ml加えて細胞表面全体に行き渡らせ、その液を捨
てた後、37℃で10分間保温し、10%(v/v)牛
胎児血清を含むダルベッコMEM培地5mlを加え、ピペ
ッテイングによりHL細胞を剥離して、細胞浮遊液を調
製した。
K抗原ポリペプチドをコードするDNAの作製 (A)宿主細胞(HL細胞)の培養 予め、プラスチック製培養フラスコ(75cm2)の底面
いっぱいに増殖させたHL細胞をリン酸緩衝化生理食塩
液(以下、PBSという)マグネシウム不含(−)液5
mlで洗浄し、0.1%(w/v)トリプシンを含むPB
Sを5ml加えて細胞表面全体に行き渡らせ、その液を捨
てた後、37℃で10分間保温し、10%(v/v)牛
胎児血清を含むダルベッコMEM培地5mlを加え、ピペ
ッテイングによりHL細胞を剥離して、細胞浮遊液を調
製した。
【0033】75cm2のプラスチック製培養フラスコで
培養するときは、培養フラスコに上記細胞浮遊液1ml及
び10%(v/v)牛胎児血清含有ダルベッコMEM培
地15〜20mlを加え、また、6ウェルプラスチック製
培養容器で培養するときは、上記細胞浮遊液8mlと10
%牛胎児血清含有ダルベッコMEM培地292mlとの混
合液4mlずつを各ウェルに加え、5%(v/v)炭酸ガ
ス雰囲気下で培養した。
培養するときは、培養フラスコに上記細胞浮遊液1ml及
び10%(v/v)牛胎児血清含有ダルベッコMEM培
地15〜20mlを加え、また、6ウェルプラスチック製
培養容器で培養するときは、上記細胞浮遊液8mlと10
%牛胎児血清含有ダルベッコMEM培地292mlとの混
合液4mlずつを各ウェルに加え、5%(v/v)炭酸ガ
ス雰囲気下で培養した。
【0034】(B)クラミジア・ニューモニエ YK4
1の培養 6ウェルプラスチック製培養容器(底面上)に増殖した
HL細胞の培養上清をピペットで取り除き、これに前述
のクラミジア・ニューモニエYK41株の浮遊液〔クラ
ミジア・ニューモニエYK41保存液を、1リットルあ
たり庶糖75g、リン酸一カリウム0.52g、リン酸
二カリウム1.22g及びグルタミン酸0.72gを含
む水溶液(以下、SPGという)で12ないし24倍に
希釈し、超音波で1分間処理し、2,000rpmで3分
間遠心分離した上清〕を1ウェルあたり2ml加えて、
2,000rpmで1時間遠心吸着を行った。遠心吸着
後、クラミジア・ニューモニエ浮遊液を除き、1μg/ml
シクロヘキシミド及び10%(v/v)牛胎児血清を含
むダルベッコMEM培地をウェルあたり4ml加え、5%
(v/v)炭酸ガス雰囲気下、36℃で3日間培養し
た。培養後、滅菌したシリコン片で細胞を剥離し、細胞
を回収した。これを8,000rpmで30分間遠心分離
して、沈殿をSPGに再懸濁し、−70℃で保存した
(以下、これをクラミジア・ニューモニエYK41保存
液という)。
1の培養 6ウェルプラスチック製培養容器(底面上)に増殖した
HL細胞の培養上清をピペットで取り除き、これに前述
のクラミジア・ニューモニエYK41株の浮遊液〔クラ
ミジア・ニューモニエYK41保存液を、1リットルあ
たり庶糖75g、リン酸一カリウム0.52g、リン酸
二カリウム1.22g及びグルタミン酸0.72gを含
む水溶液(以下、SPGという)で12ないし24倍に
希釈し、超音波で1分間処理し、2,000rpmで3分
間遠心分離した上清〕を1ウェルあたり2ml加えて、
2,000rpmで1時間遠心吸着を行った。遠心吸着
後、クラミジア・ニューモニエ浮遊液を除き、1μg/ml
シクロヘキシミド及び10%(v/v)牛胎児血清を含
むダルベッコMEM培地をウェルあたり4ml加え、5%
(v/v)炭酸ガス雰囲気下、36℃で3日間培養し
た。培養後、滅菌したシリコン片で細胞を剥離し、細胞
を回収した。これを8,000rpmで30分間遠心分離
して、沈殿をSPGに再懸濁し、−70℃で保存した
(以下、これをクラミジア・ニューモニエYK41保存
液という)。
【0035】(C)クラミジア・ニューモニエYK41
の基本小体の精製 −70℃に保存しておいたクラミジア・ニューモニエY
K41感染凍結HL細胞浮遊液を融解し、テフロンホモ
ジナイザーでホモジナイズした。2,500rpmで10
分間遠心分離し、上清を回収した。沈殿は再びSPGに
懸濁し、同様の操作を行い、上清を回収した。同様の操
作を更に2回行い、得られた上清は集めて合わせた。
の基本小体の精製 −70℃に保存しておいたクラミジア・ニューモニエY
K41感染凍結HL細胞浮遊液を融解し、テフロンホモ
ジナイザーでホモジナイズした。2,500rpmで10
分間遠心分離し、上清を回収した。沈殿は再びSPGに
懸濁し、同様の操作を行い、上清を回収した。同様の操
作を更に2回行い、得られた上清は集めて合わせた。
【0036】別途、遠心管に50%(w/v)庶糖を含
む0.03Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)、次い
で、ウログラフィン76%(シェーリング社製)3容量
と0.03Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)7容量と
の混合液を重層し、この上に先に回収した上清を注意深
く重層し、8,000rpmで1時間遠心分離した。50
%(w/v)庶糖を含む0.03Mトリス−塩酸緩衝液
(pH7.4)層及び沈殿を回収し、この回収液に同容量
のSPGを加え、10,000rpmで30分間遠心分離
した。上清を捨て、沈殿をSPGに懸濁した。遠心分離
管に、ウログラフィン76%(シェーリング社製)と
0.03Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)の35%か
ら50%(総量に対する前者の容量比)までの連続密度
勾配液を作製し、この上に懸濁液を重層し、8000rp
mで1時間遠心分離した。クラミジア・ニューモニエ Y
K41の基本小体に相当するバンドを回収し、これをS
PGで2倍に希釈し、10000rpmで30分間遠心分
離した。得られた沈殿をSPGに懸濁し、タンパク質濃
度を測定(バイオラッド社のタンパク測定キットを用
い、牛血清アルブミンを標準とした)後、−70℃で保
存した。
む0.03Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)、次い
で、ウログラフィン76%(シェーリング社製)3容量
と0.03Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)7容量と
の混合液を重層し、この上に先に回収した上清を注意深
く重層し、8,000rpmで1時間遠心分離した。50
%(w/v)庶糖を含む0.03Mトリス−塩酸緩衝液
(pH7.4)層及び沈殿を回収し、この回収液に同容量
のSPGを加え、10,000rpmで30分間遠心分離
した。上清を捨て、沈殿をSPGに懸濁した。遠心分離
管に、ウログラフィン76%(シェーリング社製)と
0.03Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.4)の35%か
ら50%(総量に対する前者の容量比)までの連続密度
勾配液を作製し、この上に懸濁液を重層し、8000rp
mで1時間遠心分離した。クラミジア・ニューモニエ Y
K41の基本小体に相当するバンドを回収し、これをS
PGで2倍に希釈し、10000rpmで30分間遠心分
離した。得られた沈殿をSPGに懸濁し、タンパク質濃
度を測定(バイオラッド社のタンパク測定キットを用
い、牛血清アルブミンを標準とした)後、−70℃で保
存した。
【0037】(D)クラミジア・ニューモニエYK−4
1株のゲノムDNAの調製 上記精製クラミジア・ニューモニエYK−41株の基本
小体の懸濁液300μl(タンパク質濃度:1.37mg
/ml)を4℃、12,000rpmで5分間遠心分離した。
沈殿に1mM EDTAを含む10mMトリス−塩酸緩
衝液pH8.0(以下、TE緩衝液という)500μlを
加えて懸濁した。同様の遠心分離を再度行い、沈殿を3
00μlのTE緩衝液に懸濁した。1%SDS水溶液3
0μl及び1mg/mlプロテイナーゼK水溶液30μlを
加え、56℃で30分間インキュベートし、基本小体を
溶解させた。0.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH8.0)
飽和フェノール350μlを加え、ボルテックスミキサ
ーでよく混合後、4℃、12,000rpmで5分間遠心
分離し、水層を回収した(DNAの抽出)。この抽出操
作はもう一度繰り返した。10mg/mlのRNase溶液
を2μl加え、37℃で2時間インキュベートし、RN
Aを分解した。0.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH8.
0)飽和フェノール、クロロホルム及びイソアミルアル
コールの25:24:1(容量比)の混合液(以下、P
CIという)300μlを加え、ボルテックスミキサー
でよく混合し、4℃、12,000rpmで5分間遠心分
離し、水層を回収した。この操作を合計5回繰り返し
た。
1株のゲノムDNAの調製 上記精製クラミジア・ニューモニエYK−41株の基本
小体の懸濁液300μl(タンパク質濃度:1.37mg
/ml)を4℃、12,000rpmで5分間遠心分離した。
沈殿に1mM EDTAを含む10mMトリス−塩酸緩
衝液pH8.0(以下、TE緩衝液という)500μlを
加えて懸濁した。同様の遠心分離を再度行い、沈殿を3
00μlのTE緩衝液に懸濁した。1%SDS水溶液3
0μl及び1mg/mlプロテイナーゼK水溶液30μlを
加え、56℃で30分間インキュベートし、基本小体を
溶解させた。0.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH8.0)
飽和フェノール350μlを加え、ボルテックスミキサ
ーでよく混合後、4℃、12,000rpmで5分間遠心
分離し、水層を回収した(DNAの抽出)。この抽出操
作はもう一度繰り返した。10mg/mlのRNase溶液
を2μl加え、37℃で2時間インキュベートし、RN
Aを分解した。0.1Mトリス−塩酸緩衝液(pH8.
0)飽和フェノール、クロロホルム及びイソアミルアル
コールの25:24:1(容量比)の混合液(以下、P
CIという)300μlを加え、ボルテックスミキサー
でよく混合し、4℃、12,000rpmで5分間遠心分
離し、水層を回収した。この操作を合計5回繰り返し
た。
【0038】得られた液にその1/10容の10M酢酸
アンモニウム水溶液及び2容のエタノールを加え、5分
間放置し、DNAを析出させたのち、4℃、12,00
0rpmで5分間遠心分離した。沈殿は70%エタノール
水溶液600μlを加え、混合し、4℃、12,000
rpmで5分間遠心分離する洗浄を2回繰り返した。遠沈
管のふたを開けたまま15分間放置して沈殿を乾燥さ
せ、これにTE200μlを加えて溶かし、−20℃に
保存した。
アンモニウム水溶液及び2容のエタノールを加え、5分
間放置し、DNAを析出させたのち、4℃、12,00
0rpmで5分間遠心分離した。沈殿は70%エタノール
水溶液600μlを加え、混合し、4℃、12,000
rpmで5分間遠心分離する洗浄を2回繰り返した。遠沈
管のふたを開けたまま15分間放置して沈殿を乾燥さ
せ、これにTE200μlを加えて溶かし、−20℃に
保存した。
【0039】(E)ゲノムDNA発現ライブラリーの作
製 ゲノムDNA溶液100μlに、制限酵素用M-buffer1
0μl、制限酵素混合液(AccI、HaeIII及び1
/50希釈のAluI各0.4μlとTE20μlを混
合)10μlを加え、37℃で20分間反応させた。な
お、上記20分の反応時間は、DNAが1kbp〜7k
bpの大きさの部分消化DNAに分解される時間で、予
め少量のゲノムDNAを用いて試験した。上記反応液に
PCIを100μl加え、ボルテックスミキサーでよく
混ぜ、4℃、12,000rpmで5分間遠心分離し、水
層を回収した。これに3M酢酸ナトリウム水溶液10μ
l及びエタノール220μlを加え、−80℃に15分
間静置し、部分消化DNAを析出させた。4℃、12,
000rpmで5分間遠心分離し、上清液を捨てたのち、
沈殿に70%エタノール水溶液500μlを加えて混
ぜ、再び、12,000rpmで5分間遠心分離した。上
清液を捨て、沈殿を減圧下に乾燥した。
製 ゲノムDNA溶液100μlに、制限酵素用M-buffer1
0μl、制限酵素混合液(AccI、HaeIII及び1
/50希釈のAluI各0.4μlとTE20μlを混
合)10μlを加え、37℃で20分間反応させた。な
お、上記20分の反応時間は、DNAが1kbp〜7k
bpの大きさの部分消化DNAに分解される時間で、予
め少量のゲノムDNAを用いて試験した。上記反応液に
PCIを100μl加え、ボルテックスミキサーでよく
混ぜ、4℃、12,000rpmで5分間遠心分離し、水
層を回収した。これに3M酢酸ナトリウム水溶液10μ
l及びエタノール220μlを加え、−80℃に15分
間静置し、部分消化DNAを析出させた。4℃、12,
000rpmで5分間遠心分離し、上清液を捨てたのち、
沈殿に70%エタノール水溶液500μlを加えて混
ぜ、再び、12,000rpmで5分間遠心分離した。上
清液を捨て、沈殿を減圧下に乾燥した。
【0040】得られた部分消化DNAを精製水20μl
に溶かし、その19μlをとり、これに下記化1で示す
リンカー(20pmole/μl)14μl、10mM AT
P4.5μl、50mM MgCl2、50mMジチオ
スレイトール及び500μg/ml牛血清アルブミン含有
0.2Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.6、以下、10倍
濃度ライゲーション用緩衝液という)4.5μl、精製
水2μl及びT4リガーゼ1μlを加え、16℃で4時
間反応させ、リンカーを付加させた。
に溶かし、その19μlをとり、これに下記化1で示す
リンカー(20pmole/μl)14μl、10mM AT
P4.5μl、50mM MgCl2、50mMジチオ
スレイトール及び500μg/ml牛血清アルブミン含有
0.2Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.6、以下、10倍
濃度ライゲーション用緩衝液という)4.5μl、精製
水2μl及びT4リガーゼ1μlを加え、16℃で4時
間反応させ、リンカーを付加させた。
【化1】
【0041】リンカーを付加させた部分消化DNAを、
0.1M NaCl及び1mM EDTA含有10mMト
リス−塩酸緩衝液を移動相とするChroma spin 6000カラ
ムにかけた。溶出液2滴ずつを分取し、各分画の一部を
0.8%アガロースゲル電気泳動で分析して、1kbp
から7kbpのDNA断片を含む分画を回収した。得ら
れた分画144μlに、精製水13μl、10mM A
TP 20μl、0.1M MgCl2、50mMジチオ
スレイトール、1mMスペルミジン塩酸塩及び1mM
EDTA含有0.5Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.6、
以下、10倍濃度リン酸化反応用緩衝液という)20μ
l、及びT4ポリヌクレオチドキナーゼ3μlを加え、
37℃で30分間反応させ、DNA断片の5′端をリン
酸化した。PCI 200μlを加えてよく振り混ぜた
後、4℃、12,000rpmで5分間遠心分離し、水層
を回収した。20mg/mlグリコーゲン水溶液1μl、3
M酢酸ナトリウム水溶液20μl及びエタノール400
μlを加えてヌクレオチドを析出させた。4℃、12,
000rpmで10分間遠心分離し、上清を捨て、沈殿に
70%エタノール200μlを加え混ぜ、再び遠心分離
し、上清を捨て、沈殿を風乾し、精製水1μlを加え溶
かした。
0.1M NaCl及び1mM EDTA含有10mMト
リス−塩酸緩衝液を移動相とするChroma spin 6000カラ
ムにかけた。溶出液2滴ずつを分取し、各分画の一部を
0.8%アガロースゲル電気泳動で分析して、1kbp
から7kbpのDNA断片を含む分画を回収した。得ら
れた分画144μlに、精製水13μl、10mM A
TP 20μl、0.1M MgCl2、50mMジチオ
スレイトール、1mMスペルミジン塩酸塩及び1mM
EDTA含有0.5Mトリス−塩酸緩衝液(pH7.6、
以下、10倍濃度リン酸化反応用緩衝液という)20μ
l、及びT4ポリヌクレオチドキナーゼ3μlを加え、
37℃で30分間反応させ、DNA断片の5′端をリン
酸化した。PCI 200μlを加えてよく振り混ぜた
後、4℃、12,000rpmで5分間遠心分離し、水層
を回収した。20mg/mlグリコーゲン水溶液1μl、3
M酢酸ナトリウム水溶液20μl及びエタノール400
μlを加えてヌクレオチドを析出させた。4℃、12,
000rpmで10分間遠心分離し、上清を捨て、沈殿に
70%エタノール200μlを加え混ぜ、再び遠心分離
し、上清を捨て、沈殿を風乾し、精製水1μlを加え溶
かした。
【0042】この液0.6μlに、予め制限酵素Eco
RIで切断したλgt11 DNA(1μg/μl、ストラタ
ジーン(Stratagene)社)1μl、10倍濃度ライゲー
ション用緩衝液0.5μl、10mM ATP0.5μ
l、T4リガーゼ0.4μl及び精製水2μlを加え、
4℃で一晩反応させた。次いで、ギガパック(Gigapac
k)II Goldパッケージングキット(ストラタジーン社)
を用い、得られた組換えλgt11DNAをパッケージン
グした。
RIで切断したλgt11 DNA(1μg/μl、ストラタ
ジーン(Stratagene)社)1μl、10倍濃度ライゲー
ション用緩衝液0.5μl、10mM ATP0.5μ
l、T4リガーゼ0.4μl及び精製水2μlを加え、
4℃で一晩反応させた。次いで、ギガパック(Gigapac
k)II Goldパッケージングキット(ストラタジーン社)
を用い、得られた組換えλgt11DNAをパッケージン
グした。
【0043】(F)抗原ポリペプチドをコードするDN
Aのクローニング 大腸菌Y1090r−株の一白金耳を10mM MgS
O43ml、0.2%マルトース及び50μg/mlアンピシ
リン含有のLB(水1L中にNaCl 5g、ポリペプ
トン10g及び酵母エキス5gを含む)培地に接種し、
37℃で一晩振とう培養したのち、これを2,000rp
mで10分間遠心分離した。沈殿(大腸菌)に10mM
MgSO4水溶液9mlを加えて混ぜ、この大腸菌懸濁液
の0.35mlを採り、これにλgt11(DNAライブラ
リー)懸濁液を0.1〜10μl加え、37℃で20分
間インキューベートし、大腸菌にλgt11を感染させ
た。予め47℃に保温した液状LB寒天培地2.5ml
に、上記λgt11感染大腸菌を加え、これを直ちにLB
寒天培地上に撒いた。上層寒天培地が固化した後、42
℃で3〜4時間培養し、プラークが観察された時点で1
0mM IPTG水溶液に浸漬したニトロセルロースフ
ィルター(φ82mm)を上層寒天培地に乗せ、37℃で
12時間培養した。黒インクをつけた注射針で非対称に
3ヵ所突き刺してフィルターに目印をつけた後、フィル
ターを寒天培地からとり出し、150mMNaCl及び
0.1%ツィーン20含有20mMトリス−塩酸緩衝液
(pH7.5)(以下、TTBS緩衝液という)で3回洗
浄した。寒天培地は冷蔵庫中に保存した。
Aのクローニング 大腸菌Y1090r−株の一白金耳を10mM MgS
O43ml、0.2%マルトース及び50μg/mlアンピシ
リン含有のLB(水1L中にNaCl 5g、ポリペプ
トン10g及び酵母エキス5gを含む)培地に接種し、
37℃で一晩振とう培養したのち、これを2,000rp
mで10分間遠心分離した。沈殿(大腸菌)に10mM
MgSO4水溶液9mlを加えて混ぜ、この大腸菌懸濁液
の0.35mlを採り、これにλgt11(DNAライブラ
リー)懸濁液を0.1〜10μl加え、37℃で20分
間インキューベートし、大腸菌にλgt11を感染させ
た。予め47℃に保温した液状LB寒天培地2.5ml
に、上記λgt11感染大腸菌を加え、これを直ちにLB
寒天培地上に撒いた。上層寒天培地が固化した後、42
℃で3〜4時間培養し、プラークが観察された時点で1
0mM IPTG水溶液に浸漬したニトロセルロースフ
ィルター(φ82mm)を上層寒天培地に乗せ、37℃で
12時間培養した。黒インクをつけた注射針で非対称に
3ヵ所突き刺してフィルターに目印をつけた後、フィル
ターを寒天培地からとり出し、150mMNaCl及び
0.1%ツィーン20含有20mMトリス−塩酸緩衝液
(pH7.5)(以下、TTBS緩衝液という)で3回洗
浄した。寒天培地は冷蔵庫中に保存した。
【0044】フィルターを150mM NaCl含有2
0mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.5)(以下、TBS
緩衝液という)の0.1%牛血清アルブミン含有液に浸
し、37℃で1時間振とうし、ブロッキング反応を行っ
た。次いで、フィルターをTTBS緩衝液で2回洗浄し
たのち、5〜10μg/mlの抗クラミジア・ニューモニエ
モノクローナル抗体(60A23)のTTBS溶液に浸
し、37℃、1時間振とうした。フィルターをTTBS
緩衝液で3回洗浄した後、パーオキシダーゼ標識の(5
0ng/ml)抗マウスIgG抗体溶液(TTBS緩衝液)
中、37℃で1時間振とうした。フィルターをTTBS
緩衝液で3回、及びTBS緩衝液で3回洗浄した後、発
色基質液(TBS緩衝液100mlに30%過酸化水素水
溶液60μlと0.3% 4−クロロ−1−ナフトール
のメタノール溶液20mlを加えて調製)に浸漬し、室温
で約30分間放置した。十分発色した時点でフィルター
をとり出し、精製水で洗浄し、風乾した。
0mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.5)(以下、TBS
緩衝液という)の0.1%牛血清アルブミン含有液に浸
し、37℃で1時間振とうし、ブロッキング反応を行っ
た。次いで、フィルターをTTBS緩衝液で2回洗浄し
たのち、5〜10μg/mlの抗クラミジア・ニューモニエ
モノクローナル抗体(60A23)のTTBS溶液に浸
し、37℃、1時間振とうした。フィルターをTTBS
緩衝液で3回洗浄した後、パーオキシダーゼ標識の(5
0ng/ml)抗マウスIgG抗体溶液(TTBS緩衝液)
中、37℃で1時間振とうした。フィルターをTTBS
緩衝液で3回、及びTBS緩衝液で3回洗浄した後、発
色基質液(TBS緩衝液100mlに30%過酸化水素水
溶液60μlと0.3% 4−クロロ−1−ナフトール
のメタノール溶液20mlを加えて調製)に浸漬し、室温
で約30分間放置した。十分発色した時点でフィルター
をとり出し、精製水で洗浄し、風乾した。
【0045】フィルターの発色スポットに対応する寒天
培地上のプラークを捜して同定し、この部分の寒天をパ
スツールピペットでつき刺し、プラークを回収した。回
収したプラークはクロロホルム1滴を加えた0.1M
NaCl、8mM硫酸マグネシウム及び0.01%ゼラ
チン含有50mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.5)(以
下、SM緩衝液という)中に採り、4℃で一晩放置しプ
ラーク中のλファージを抽出した。プラークが全て上記
モノクローナル抗体と反応するようになるまで、前記操
作を繰り返し、抗原ポリペプチドをコードするDNAを
クローン化した。このようにして、抗クラミジア・ニュ
ーモニエモノクローナル抗体反応性のクラミジア・ニュ
ーモニエ抗原ポリペプチドを発現するλファージが得ら
れ、これを60−2Sλファージと命名した。
培地上のプラークを捜して同定し、この部分の寒天をパ
スツールピペットでつき刺し、プラークを回収した。回
収したプラークはクロロホルム1滴を加えた0.1M
NaCl、8mM硫酸マグネシウム及び0.01%ゼラ
チン含有50mMトリス−塩酸緩衝液(pH7.5)(以
下、SM緩衝液という)中に採り、4℃で一晩放置しプ
ラーク中のλファージを抽出した。プラークが全て上記
モノクローナル抗体と反応するようになるまで、前記操
作を繰り返し、抗原ポリペプチドをコードするDNAを
クローン化した。このようにして、抗クラミジア・ニュ
ーモニエモノクローナル抗体反応性のクラミジア・ニュ
ーモニエ抗原ポリペプチドを発現するλファージが得ら
れ、これを60−2Sλファージと命名した。
【0046】(G)60−2Sλファージの培養とDN
A精製 前記(F)で述べた方法と同様にしてプラークを形成さ
せ、一つのプラークを回収し、100μlのSM緩衝液
に入れ、4℃で一晩放置しλファージを抽出した。LB
培養液で一晩培養した大腸菌Y1090r−株250μ
lに、λファージ液5〜10μlを加え、37℃で20
分間放置し、大腸菌にλファージを感染させた。予め3
7℃に温めておいた10mM硫酸マグネシウムを含むL
B培地50mlに接種し、λファージによる大腸菌の溶
菌が起こるまで37℃で5〜7時間振とう培養した。2
50μlのクロロホルムを加え、3,000rpmで10
分間遠心分離し大腸菌細胞残渣を除き、λファージ懸濁
液を得た。λファージDNAは、Wizard λ preps キッ
ト(プロメガ社)を用いて精製した。
A精製 前記(F)で述べた方法と同様にしてプラークを形成さ
せ、一つのプラークを回収し、100μlのSM緩衝液
に入れ、4℃で一晩放置しλファージを抽出した。LB
培養液で一晩培養した大腸菌Y1090r−株250μ
lに、λファージ液5〜10μlを加え、37℃で20
分間放置し、大腸菌にλファージを感染させた。予め3
7℃に温めておいた10mM硫酸マグネシウムを含むL
B培地50mlに接種し、λファージによる大腸菌の溶
菌が起こるまで37℃で5〜7時間振とう培養した。2
50μlのクロロホルムを加え、3,000rpmで10
分間遠心分離し大腸菌細胞残渣を除き、λファージ懸濁
液を得た。λファージDNAは、Wizard λ preps キッ
ト(プロメガ社)を用いて精製した。
【0047】(H)クラミジア・ニューモニエ抗原ポリ
ペプチドをコードするDNAの増幅 600μl用のマイクロチューブに、精製水61.5μ
l、10倍濃度 反応用緩衝液(500mM KCl、
15mM MgCl2、0.01%ゼラチンを含むトリ
ス−塩酸緩衝液pH8.3)10μl、20mM dN
TP 1μl、53−3SλファージDNA溶液0.1
μl、20nM λgt11 forward primer(宝酒造株
式会社)1μl、20nM λgt11 reverse primer
(宝酒造株式会社)1μl、AmpliTaq DNA Polymerase
0.5μlを入れ、ミネラルオイルを2〜3滴重層し
た。94℃ 30秒、55℃ 30秒、73℃ 2分の
サイクルのインキュベーションを30回繰返し、DNA
を増幅した。反応後、1.2%低温融解アガロースゲル
電気泳動を行い、増幅されたDNAを切り出して Wizar
d PCR Prep キット(プロメガ社)で精製した。
ペプチドをコードするDNAの増幅 600μl用のマイクロチューブに、精製水61.5μ
l、10倍濃度 反応用緩衝液(500mM KCl、
15mM MgCl2、0.01%ゼラチンを含むトリ
ス−塩酸緩衝液pH8.3)10μl、20mM dN
TP 1μl、53−3SλファージDNA溶液0.1
μl、20nM λgt11 forward primer(宝酒造株
式会社)1μl、20nM λgt11 reverse primer
(宝酒造株式会社)1μl、AmpliTaq DNA Polymerase
0.5μlを入れ、ミネラルオイルを2〜3滴重層し
た。94℃ 30秒、55℃ 30秒、73℃ 2分の
サイクルのインキュベーションを30回繰返し、DNA
を増幅した。反応後、1.2%低温融解アガロースゲル
電気泳動を行い、増幅されたDNAを切り出して Wizar
d PCR Prep キット(プロメガ社)で精製した。
【0048】(I)DNA塩基配列分析 DNA塩基配列分析は、PCRで増幅したDNAを鋳型
として、Taq DNA ポリメラーゼを用いた蛍光標識ターミ
ネータサイクルシークエンス法でシークエンス反応を行
い、373A型DNAシークエンサ(アプライドバイオ
システムズ社)で分析を行った。得られたDNA塩基配
列を遺伝子配列分析ソフト「DNASIS」(日立ソフ
トウェアエンジニアリング社)を用いて、編集、連結、
アミノ酸翻訳領域の推定を行なった。
として、Taq DNA ポリメラーゼを用いた蛍光標識ターミ
ネータサイクルシークエンス法でシークエンス反応を行
い、373A型DNAシークエンサ(アプライドバイオ
システムズ社)で分析を行った。得られたDNA塩基配
列を遺伝子配列分析ソフト「DNASIS」(日立ソフ
トウェアエンジニアリング社)を用いて、編集、連結、
アミノ酸翻訳領域の推定を行なった。
【0049】実施例2 DHFRとクラミジア・ニュー
モニエの抗原ポリペプチドの一部を含むポリペプチドの
融合タンパク質をコードするDNAを含む組換えベクタ
ーの作製、及びそれを含む形質転換体の作製 プラスミドpBBK10MMを制限酵素BamHIとX
hoIで切断し、1.2%低温融解アガロースゲル電気
泳動を行い、約4.6KbpのDNA断片を切り出して
精製した。これに、配列番号6及び配列番号7のDNA
断片を添加し、プラスミドpADA431を構築した。
一方、60−2SλファージDNAを制限酵素EcoR
Iで切断し、これに、プラスミドpADA431の制限
酵素MunI消化物を添加し、ライゲーションして、組
換えプラスミドベクターをpCPN6023を構築し
た。このプラスミドベクターは、DHFRのC末端に介
在配列を介してクラミジア・ニューモニエの60KDa
抗原ポリペプチド(熱ショックタンパク質)の一部を含
むポリペプチドを連結した融合タンパク質を発現させる
ものである。この融合タンパク質の推定アミノ酸配列は
を配列番号4のようになっていた。
モニエの抗原ポリペプチドの一部を含むポリペプチドの
融合タンパク質をコードするDNAを含む組換えベクタ
ーの作製、及びそれを含む形質転換体の作製 プラスミドpBBK10MMを制限酵素BamHIとX
hoIで切断し、1.2%低温融解アガロースゲル電気
泳動を行い、約4.6KbpのDNA断片を切り出して
精製した。これに、配列番号6及び配列番号7のDNA
断片を添加し、プラスミドpADA431を構築した。
一方、60−2SλファージDNAを制限酵素EcoR
Iで切断し、これに、プラスミドpADA431の制限
酵素MunI消化物を添加し、ライゲーションして、組
換えプラスミドベクターをpCPN6023を構築し
た。このプラスミドベクターは、DHFRのC末端に介
在配列を介してクラミジア・ニューモニエの60KDa
抗原ポリペプチド(熱ショックタンパク質)の一部を含
むポリペプチドを連結した融合タンパク質を発現させる
ものである。この融合タンパク質の推定アミノ酸配列は
を配列番号4のようになっていた。
【0050】実施例3 DHFRとクラミジア・ニュー
モニエの53KDa抗原ポリペプチドの一部を含むポリ
ペプチドの融合タンパク質の確認 プラスミドpCPN6023を保持する大腸菌HB10
1株1白金耳を50mg/lのアンピシリンを含むLB培地
3mlに接種し、37℃で一晩振とう培養した。この大腸
菌を含む培地10μlに10μlのローディング緩衝液
(0.01%ブロモフェノールブルー、10%メルカプ
トエタノール、20%グリセロール、5%SDSを含む
0.156Mトリス塩酸緩衝液、pH6.8)を加え、8
0℃で5分間加熱した後、反応液を5−20%ポリアク
リルアミドグラジエントゲル電気泳動にかけた。セミド
ライブロッティング装置の陽極板上に、10%メタノー
ル、0.05%ドデシル硫酸ナトリウムを含む0.3M
トリス水溶液で湿らせたろ紙1枚、10%メタノール、
0.05%ドデシル硫酸ナトリウムを含む25mMトリ
ス水溶液で湿らせたろ紙1枚、10%メタノール、0.
05%ドデシル硫酸ナトリウム、40mMアミノカプロ
ン酸を含む25mMトリス水溶液で湿らせたニトロセル
ロース膜1枚、上記電気泳動の終了したポリアクリルア
ミドゲル、40mMアミノカプロン酸を含む25mMト
リス水溶液で湿らせたろ紙2枚をこの順序で重ね、陰極
板をセットして2.5mA/cm2の電流密度で1時間電流を
流し、ポリアクリルアミドゲル中のタンパク質をニトロ
セルロース膜に転写した。このニトロセルロース膜を
0.1%牛血清アルブミンを含むTBS緩衝液に入れ、
室温で1時間以上放置し、ブロッキングした。ニトロセ
ルロース膜をTTBS緩衝液で2回洗浄した後、ハイブ
リドーマ60A23が生産するモノクローナル抗体溶液
(5〜10μg/ml TTBS緩衝液中)中で37℃、1
時間振とうした。ニトロセルロース膜をTTBS緩衝液
で3回洗浄した後、パーオキシダーゼ標識した抗マウス
IgG抗体溶液(50ng/ml TTBS緩衝液中)中で
37℃1時間振とうした。ニトロセルロース膜をTTB
S緩衝液で3回洗浄した後、発色基質液(100mlのTB
S緩衝液に60μlの30%過酸化水素水溶液と20m
lの4−クロロ−1−ナフトール メタノール溶液を混
合する)に入れ、室温で30分間反応させた。ニトロセ
ルロース膜を取り出し、精製水で洗浄した後風乾した。
この結果、融合タンパク質の大きさに相当する位置に発
色したバンドが観察され、プラスミドpCPN6023
をもつ大腸菌が、クラミジア・ニューモニエに反応する
モノクローナル抗体と反応することのできる60KDa
抗原を発現していることが示された。
モニエの53KDa抗原ポリペプチドの一部を含むポリ
ペプチドの融合タンパク質の確認 プラスミドpCPN6023を保持する大腸菌HB10
1株1白金耳を50mg/lのアンピシリンを含むLB培地
3mlに接種し、37℃で一晩振とう培養した。この大腸
菌を含む培地10μlに10μlのローディング緩衝液
(0.01%ブロモフェノールブルー、10%メルカプ
トエタノール、20%グリセロール、5%SDSを含む
0.156Mトリス塩酸緩衝液、pH6.8)を加え、8
0℃で5分間加熱した後、反応液を5−20%ポリアク
リルアミドグラジエントゲル電気泳動にかけた。セミド
ライブロッティング装置の陽極板上に、10%メタノー
ル、0.05%ドデシル硫酸ナトリウムを含む0.3M
トリス水溶液で湿らせたろ紙1枚、10%メタノール、
0.05%ドデシル硫酸ナトリウムを含む25mMトリ
ス水溶液で湿らせたろ紙1枚、10%メタノール、0.
05%ドデシル硫酸ナトリウム、40mMアミノカプロ
ン酸を含む25mMトリス水溶液で湿らせたニトロセル
ロース膜1枚、上記電気泳動の終了したポリアクリルア
ミドゲル、40mMアミノカプロン酸を含む25mMト
リス水溶液で湿らせたろ紙2枚をこの順序で重ね、陰極
板をセットして2.5mA/cm2の電流密度で1時間電流を
流し、ポリアクリルアミドゲル中のタンパク質をニトロ
セルロース膜に転写した。このニトロセルロース膜を
0.1%牛血清アルブミンを含むTBS緩衝液に入れ、
室温で1時間以上放置し、ブロッキングした。ニトロセ
ルロース膜をTTBS緩衝液で2回洗浄した後、ハイブ
リドーマ60A23が生産するモノクローナル抗体溶液
(5〜10μg/ml TTBS緩衝液中)中で37℃、1
時間振とうした。ニトロセルロース膜をTTBS緩衝液
で3回洗浄した後、パーオキシダーゼ標識した抗マウス
IgG抗体溶液(50ng/ml TTBS緩衝液中)中で
37℃1時間振とうした。ニトロセルロース膜をTTB
S緩衝液で3回洗浄した後、発色基質液(100mlのTB
S緩衝液に60μlの30%過酸化水素水溶液と20m
lの4−クロロ−1−ナフトール メタノール溶液を混
合する)に入れ、室温で30分間反応させた。ニトロセ
ルロース膜を取り出し、精製水で洗浄した後風乾した。
この結果、融合タンパク質の大きさに相当する位置に発
色したバンドが観察され、プラスミドpCPN6023
をもつ大腸菌が、クラミジア・ニューモニエに反応する
モノクローナル抗体と反応することのできる60KDa
抗原を発現していることが示された。
【0051】実施例4 クラミジア・ニューモニエの6
0KDa抗原ポリペプチド全体をコードするDNAの取
得 プラスミドpCPN6023と前述のλgt11のDNA
ライブラリーを用いてゲノムウォーキングを行い、クラ
ミジア・ニューモニエの60KDa抗原ポリペプチド全
体をコードするDNAを取得する。このDNAにコード
されているアミノ酸配列は配列刃番号2のようになって
いる。
0KDa抗原ポリペプチド全体をコードするDNAの取
得 プラスミドpCPN6023と前述のλgt11のDNA
ライブラリーを用いてゲノムウォーキングを行い、クラ
ミジア・ニューモニエの60KDa抗原ポリペプチド全
体をコードするDNAを取得する。このDNAにコード
されているアミノ酸配列は配列刃番号2のようになって
いる。
【0052】実施例5 DHFRとクラミジア・ニュー
モニエの60KDa抗原ポリペプチド全体の融合タンパ
ク質をコードするDNAを含む組換えベクターの作製、
及びそれを含む形質転換体の作製 プラスミドpBBK10MMと前記クラミジア・ニュー
モニエの60KDa抗原ポリペプチド全体をコードする
DNAを用い、実施例2と同様にしてDHFRとクラミ
ジア・ニューモニエの60KDa抗原ポリペプチド全体
の融合タンパク質をコードするDNAを含む組換えベク
ターとそれを含む形質転換体を作製する。この融合タン
パク質のアミノ酸配列はを配列番号3のようになってい
る。
モニエの60KDa抗原ポリペプチド全体の融合タンパ
ク質をコードするDNAを含む組換えベクターの作製、
及びそれを含む形質転換体の作製 プラスミドpBBK10MMと前記クラミジア・ニュー
モニエの60KDa抗原ポリペプチド全体をコードする
DNAを用い、実施例2と同様にしてDHFRとクラミ
ジア・ニューモニエの60KDa抗原ポリペプチド全体
の融合タンパク質をコードするDNAを含む組換えベク
ターとそれを含む形質転換体を作製する。この融合タン
パク質のアミノ酸配列はを配列番号3のようになってい
る。
【0053】実施例6 融合タンパク質を抗原として用
いる抗クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定 融合タンパク質として、配列番号3のアミノ酸配列から
なるポリペプチドを用い、これをマイクロタイタープレ
ートに固定し、牛血清アルブミンを含むPBSを加え、
4℃で一晩以上放置し、ブロッキングを行なう。牛血清
アルブミンを含むPBSを除いた後、0.02%(w/
v)ツィーン20を含むPBSで同様に2回洗浄後、ウ
ェルに患者の血清を加え、室温で2時間放置する。0.
02%(w/v)ツィーン20を含むPBSで同様に3
回洗浄後、ウェルにパーオキシダーゼ標識化マウス抗ヒ
トIgG抗体を加え、室温で2時間放置する。0.02
%(w/v)ツィーン20を含むPBSで同様に3回洗
浄後、ウェルにABTS溶液(KPL社製)を加え、室
温で15分〜1時間放置して発色反応させ、96ウエル
EIAプレート用光度計で405nmの吸光度を測定す
る。
いる抗クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定 融合タンパク質として、配列番号3のアミノ酸配列から
なるポリペプチドを用い、これをマイクロタイタープレ
ートに固定し、牛血清アルブミンを含むPBSを加え、
4℃で一晩以上放置し、ブロッキングを行なう。牛血清
アルブミンを含むPBSを除いた後、0.02%(w/
v)ツィーン20を含むPBSで同様に2回洗浄後、ウ
ェルに患者の血清を加え、室温で2時間放置する。0.
02%(w/v)ツィーン20を含むPBSで同様に3
回洗浄後、ウェルにパーオキシダーゼ標識化マウス抗ヒ
トIgG抗体を加え、室温で2時間放置する。0.02
%(w/v)ツィーン20を含むPBSで同様に3回洗
浄後、ウェルにABTS溶液(KPL社製)を加え、室
温で15分〜1時間放置して発色反応させ、96ウエル
EIAプレート用光度計で405nmの吸光度を測定す
る。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の検出・測定方法は、クラ
ミジア・ニューモニエの抗体検査やクラミジア・ニュー
モニエ感染の診断に好適である。請求項2記載の検出・
測定方法は、請求項1記載の検出・測定方法の効果を奏
し、さらに、抗原として用いられる融合タンパク質のア
ミノ酸配列の長さが短いため、担体等に固定化できる抗
原ホリペプチドの数を多くすることができ、高感度であ
る。請求項3記載の検出・測定方法は、請求項1記載の
検出・測定方法の効果を奏し、さらに、抗原として用い
られる融合タンパク質がタンパク質分解酵素による分解
を受けにくい構造をつくることができるので安定性に優
れており、検出・測定結果の信頼性が高い。請求項4記
載の検出・測定方法は、請求項1記載の検出・測定方法
の効果を奏し、さらに、抗原として用いられる融合タン
パク質が抗原ポリペプチド全体を有するので、クラミジ
ア・ニューモニエの抗体検査やクラミジア・ニューモニ
エの感染の正確な診断に極めて適切である。請求項5記
載の検出・測定方法は、請求項1記載の検出・測定方法
の効果を奏し、さらに、抗原として用いられる融合タン
パク質が抗原ポリペプチドの抗原部分を有するので、ク
ラミジア・ニューモニエの抗体検査やクラミジア・ニュ
ーモニエの感染の正確な診断に極めて適切である。請求
項6記載の検出・測定用試薬は、クラミジア・ニューモ
ニエの抗体検査やクラミジア・ニューモニエ感染の診断
に好適である。請求項7記載の検出・測定用試薬は、請
求項6記載の検出・測定用試薬の効果を奏し、さらに、
抗原として用いられる融合タンパク質のアミノ酸配列の
長さが短いため、担体等に固定化できる抗原ポリペプチ
ドの数を多くすることができ、高感度である。請求項8
記載の検出・測定用試薬は、請求項6記載の検出・測定
用試薬の効果を奏し、さらに、抗原として用いられる融
合タンパク質がタンパク質分解酵素による分解を受けに
くい構造を作ることができるので安定性に優れており、
検出・測定結果の信頼性が高い。請求項9記載の検出・
測定用試薬は、請求項6記載の検出・測定用試薬の効果
を奏し、さらに、抗原として用いられる融合タンパク質
が抗原ポリペプチド全体を有するので、クラミジア・ニ
ューモニエの抗体検査やクラミジア・ニューモニエの感
染の正確な診断に極めて適切である。請求項10記載の
検出・測定用試薬は、請求項6記載の検出・測定用試薬
の効果を奏し、さらに、抗原として用いられる融合タン
パク質が抗原ポリペプチドの抗原部分を有するので、ク
ラミジア・ニューモニエの抗体検査やクラミジア・ニュ
ーモニエの感染の正確な診断に極めて適切である。請求
項11記載の診断薬は、クラミジア・ニューモニエ感染
の診断に好適である。請求項12記載の診断薬は、請求
項11記載の診断薬の効果を奏し、さらに、抗原として
用いられる融合タンパク質のアミノ酸配列の長さが短い
ため、担体等に固定化できる抗原ポリペプチドの数を多
くすることができ、高感度である。請求項13記載の診
断薬は、請求項11記載の診断薬の効果を奏し、さら
に、抗原として用いられる融合タンパク質がタンパク質
分解酵素による分解を受けにくい構造を作ることができ
るので安定性に優れており、検出・測定結果の信頼性が
高い。請求項14記載の診断薬は、請求項11記載の診
断薬の効果を奏し、さらに、抗原として用いられる融合
タンパク質が抗原ポリペプチド全体を有するので、クラ
ミジア・ニューモニエの抗体検査やクラミジア・ニュー
モニエの感染の正確な診断に極めて適切である。請求項
15記載の診断薬は、請求項11記載の診断薬の効果を
奏し、さらに、抗原として用いられる融合タンパク質が
抗原ポリペプチドの抗原部分を有するので、クラミジア
・ニューモニエの抗体検査やクラミジア・ニューモニエ
の感染の正確な診断に極めて適切である。
ミジア・ニューモニエの抗体検査やクラミジア・ニュー
モニエ感染の診断に好適である。請求項2記載の検出・
測定方法は、請求項1記載の検出・測定方法の効果を奏
し、さらに、抗原として用いられる融合タンパク質のア
ミノ酸配列の長さが短いため、担体等に固定化できる抗
原ホリペプチドの数を多くすることができ、高感度であ
る。請求項3記載の検出・測定方法は、請求項1記載の
検出・測定方法の効果を奏し、さらに、抗原として用い
られる融合タンパク質がタンパク質分解酵素による分解
を受けにくい構造をつくることができるので安定性に優
れており、検出・測定結果の信頼性が高い。請求項4記
載の検出・測定方法は、請求項1記載の検出・測定方法
の効果を奏し、さらに、抗原として用いられる融合タン
パク質が抗原ポリペプチド全体を有するので、クラミジ
ア・ニューモニエの抗体検査やクラミジア・ニューモニ
エの感染の正確な診断に極めて適切である。請求項5記
載の検出・測定方法は、請求項1記載の検出・測定方法
の効果を奏し、さらに、抗原として用いられる融合タン
パク質が抗原ポリペプチドの抗原部分を有するので、ク
ラミジア・ニューモニエの抗体検査やクラミジア・ニュ
ーモニエの感染の正確な診断に極めて適切である。請求
項6記載の検出・測定用試薬は、クラミジア・ニューモ
ニエの抗体検査やクラミジア・ニューモニエ感染の診断
に好適である。請求項7記載の検出・測定用試薬は、請
求項6記載の検出・測定用試薬の効果を奏し、さらに、
抗原として用いられる融合タンパク質のアミノ酸配列の
長さが短いため、担体等に固定化できる抗原ポリペプチ
ドの数を多くすることができ、高感度である。請求項8
記載の検出・測定用試薬は、請求項6記載の検出・測定
用試薬の効果を奏し、さらに、抗原として用いられる融
合タンパク質がタンパク質分解酵素による分解を受けに
くい構造を作ることができるので安定性に優れており、
検出・測定結果の信頼性が高い。請求項9記載の検出・
測定用試薬は、請求項6記載の検出・測定用試薬の効果
を奏し、さらに、抗原として用いられる融合タンパク質
が抗原ポリペプチド全体を有するので、クラミジア・ニ
ューモニエの抗体検査やクラミジア・ニューモニエの感
染の正確な診断に極めて適切である。請求項10記載の
検出・測定用試薬は、請求項6記載の検出・測定用試薬
の効果を奏し、さらに、抗原として用いられる融合タン
パク質が抗原ポリペプチドの抗原部分を有するので、ク
ラミジア・ニューモニエの抗体検査やクラミジア・ニュ
ーモニエの感染の正確な診断に極めて適切である。請求
項11記載の診断薬は、クラミジア・ニューモニエ感染
の診断に好適である。請求項12記載の診断薬は、請求
項11記載の診断薬の効果を奏し、さらに、抗原として
用いられる融合タンパク質のアミノ酸配列の長さが短い
ため、担体等に固定化できる抗原ポリペプチドの数を多
くすることができ、高感度である。請求項13記載の診
断薬は、請求項11記載の診断薬の効果を奏し、さら
に、抗原として用いられる融合タンパク質がタンパク質
分解酵素による分解を受けにくい構造を作ることができ
るので安定性に優れており、検出・測定結果の信頼性が
高い。請求項14記載の診断薬は、請求項11記載の診
断薬の効果を奏し、さらに、抗原として用いられる融合
タンパク質が抗原ポリペプチド全体を有するので、クラ
ミジア・ニューモニエの抗体検査やクラミジア・ニュー
モニエの感染の正確な診断に極めて適切である。請求項
15記載の診断薬は、請求項11記載の診断薬の効果を
奏し、さらに、抗原として用いられる融合タンパク質が
抗原ポリペプチドの抗原部分を有するので、クラミジア
・ニューモニエの抗体検査やクラミジア・ニューモニエ
の感染の正確な診断に極めて適切である。
【0055】
配列番号:1 配列の長さ:160 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Met Ile Ser Leu Ile Ala Ala Leu Ala Val Asp Arg Val Ile Gly Met 1 5 10 15 Glu Asn Ala Met Pro Trp Asn Leu Pro Ala Asp Leu Ala Trp Phe Lys 20 25 30 Arg Asn Thr Leu Asn Lys Pro Val Ile Met Gly Arg His Thr Trp Glu 35 40 45 Ser Ile Gly Arg Pro Leu Pro Gly Arg Lys Asn Ile Ile Leu Ser Ser 50 55 60 Gln Pro Gly Thr Asp Asp Arg Val Thr Trp Val Lys Ser Val Asp Glu 65 70 75 80 Ala Ile Ala Ala Cys Gly Asp Val Pro Glu Ile Met Val Ile Gly Gly 85 90 95 Gly Arg Val Tyr Glu Gln Phe Leu Pro Lys Ala Gln Lys Leu Tyr Leu 100 105 110 Thr His Ile Asp Ala Glu Val Glu Gly Asp Thr His Phe Pro Asp Tyr 115 120 125 Glu Pro Asp Asp Trp Glu Ser Val Phe Ser Glu Phe His Asp Ala Asp 130 135 140 Ala Gln Asn Ser His Ser Tyr Glu Phe Glu Ile Leu Glu Arg Arg Ile 145 150 155 160
【0056】配列番号:2 配列の長さ:544 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Met Ala Ala Lys Asn Ile Lys Tyr Asn Glu Glu Ala Arg Lys Lys Ile 1 5 10 15 His Lys Gly Val Lys Thr Leu Ala Gle Ala Val Lys Val Thr Leu Gly 20 25 30 Pro Lys Gly Arg His Val Val Ile Asp Lys Ser Phe Gly Ser Pro Gln 35 40 45 Val Thr Lys Asp Gly Val Thr Val Ala Lys Glu Ile Glu Leu Glu Asp 50 55 60 Lys His Glu Asn Met Gly Ala Gln Met Val Lys Glu Val Ala Ser Lys 65 70 75 80 Thr Ala Asp Lys Ala Gly Asp Gly Thr Thr Thr Ala Thr Val Leu Ala 85 90 95 Glu Ala Ile Tyr Ser Glu Gly Leu Arg Asn Val Thr Ala Gly Ala Asn 100 105 110 Pro Met Asp Leu Lys Arg Gly Ile Asp Lys Ala Val Lys Val Val Val 115 120 125 Asp Glu Leu Lys Lys Ile Ser Lys Pro Val Gln His His Lys Glu Ile 130 135 140 Ala Gln Val Ala Thr Ile Ser Ala Asn Asn Asp Ser Glu Ile Gly Asn 145 150 155 160 Leu Ile Ala Glu Ala Met Glu Lys Val Gly Lys Asn Gly Ser Ile Thr 165 170 175 Val Glu Glu Ala Lys Gly Phe Glu Thr Val Leu Asp Val Val Glu Gly 180 185 190 Met Asn Phe Asn Arg Gly Tyr Leu Ser Ser Tyr Phe Ser Thr Asn Pro 195 200 205 Glu Thr Gln Glu Cys Val Leu Glu Asp Ala Leu Ile Leu Ile Tyr Asp 210 215 220 Lys Lys Ile Ser Gly Ile Lys Asp Phe Leu Pro Val Leu Gln Gln Val 225 230 235 240 Ala Glu Ser Gly Arg Pro Leu Leu Ile Ile Ala Glu Glu Ile Glu Gly 245 250 255 Glu Ala Leu Ala Thr Leu Val Val Asn Arg Leu Arg Ala Gly Phe Arg 260 265 270 Val Cys Ala Val Lys Ala Pro Gly Phe Gly Asp Arg Arg Lys Ala Met 275 280 285 Leu Glu Asp Ile Ala Ile Leu Thr Gly Gly Gln Leu Val Ser Glu Glu 290 295 300 Leu Gly Met Lys Leu Glu Asn Thr Thr Leu Ala Met Leu Gly Lys Ala 305 310 315 320 Lys Lys Val Ile Val Thr Lys Glu Asp Thr Thr Ile Val Glu Gly Leu 325 330 335 Gly Asn Lys Pro Asp Ile Gln Ala Arg Cys Asp Asn Ile Lys Lys Gln 340 345 350 Ile Glu Asp Ser Thr Ser Asp Tyr Asp Lys Glu Lys Leu Gln Glu Arg 355 360 365 Leu Ala Lys Leu Ser Gly Gly Val Ala Val Ile Arg Val Gly Ala Ala 370 375 380 Thr Glu Ile Glu Met Lys Glu Lys Lys Asp Arg val Asp Asp Ala Gln 385 390 395 400 His Ala Thr Ile Ala Ala Val Glu Glu Gly Ile Leu Pro Gly Gly Gly 405 410 415 Thr Ala Leu Val Arg Cys Ile Pro Thr Leu Glu Ala Phe Leu Pro Met 420 425 430 Leu Ala Asn Glu Asp Glu Ala Ile Gly Thr Arg Ile Ile Leu Lys Ala 435 440 445 Leu Thr Ala Pro Leu Lys Gln Ile Ala Ser Asn Ala Gly Lys Glu Gly 450 455 460 Ala Ile Ile Cys Gln Gln Val leu Ala Arg Ser Ala Asn Glu Gly Tyr 465 470 475 480 Asp Ala Leu Arg Asp Ala Tyr Thr Asp Met Ile Asp Ala Gly Ile Leu 485 490 495 Asp Pro Thr Lys Val Thr Arg Ser Ala Leu Glu Ser Ala Arg Ser Ile 500 505 510 Ala Gly Leu Leu Leu Thr Thr Glu Ala Leu Ile Ala Asp Ile Pro Glu 515 520 525 Glu Lys Ser Ser Ser Ala Pro Ala Met Pro Ser Ala Gly Met Asp Tyr 530 535 540 544
【0057】配列番号:3 配列の長さ:704 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Met Ile Ser Leu Ile Ala Ala Leu Ala Val Asp Arg Val Ile Gly Met 1 5 10 15 Glu Asn Ala Met Pro Trp Asn Leu Pro Ala Asp Leu Ala Trp Phe Lys 20 25 30 Arg Asn Thr Leu Asn Lys Pro Val Ile Met Gly Arg His Thr Trp Glu 35 40 45 Ser Ile Gly Arg Pro Leu Pro Gly Arg Lys Asn Ile Ile Leu Ser Ser 50 55 60 Gln Pro Gly Thr Asp Asp Arg Val Thr Trp Val Lys Ser Val Asp Glu 65 70 75 80 Ala Ile Ala Ala Cys Gly Asp Val Pro Glu Ile Met Val Ile Gly Gly 85 90 95 Gly Arg Val Tyr Glu Gln Phe Leu Pro Lys Ala Gln Lys Leu Tyr Leu 100 105 110 Thr His Ile Asp Ala Glu Val Glu Gly Asp Thr His Phe Pro Asp Tyr 115 120 125 Glu Pro Asp Asp Trp Glu Ser Val Phe Ser Glu Phe His Asp Ala Asp 130 135 140 Ala Gln Asn Ser His Ser Tyr Glu Phe Glu Ile Leu Glu Arg Arg Ile 145 150 155 160 Met Ala Ala Lys Asn Ile Lys Tyr Asn Glu Glu Ala Arg Lys Lys Ile 165 170 175 His Lys Gly Val Lys Thr Leu Ala Gle Ala Val Lys Val Thr Leu Gly 180 185 190 Pro Lys Gly Arg His Val Val Ile Asp Lys Ser Phe Gly Ser Pro Gln 195 200 205 Val Thr Lys Asp Gly Val Thr Val Ala Lys Glu Ile Glu Leu Glu Asp 210 215 220 Lys His Glu Asn Met Gly Ala Gln Met Val Lys Glu Val Ala Ser Lys 225 230 235 240 Thr Ala Asp Lys Ala Gly Asp Gly Thr Thr Thr Ala Thr Val Leu Ala 245 250 255 Glu Ala Ile Tyr Ser Glu Gly Leu Arg Asn Val Thr Ala Gly Ala Asn 260 265 270 Pro Met Asp Leu Lys Arg Gly Ile Asp Lys Ala Val Lys Val Val Val 275 280 285 Asp Glu Leu Lys Lys Ile Ser Lys Pro Val Gln His His Lys Glu Ile 290 295 300 Ala Gln Val Ala Thr Ile Ser Ala Asn Asn Asp Ser Glu Ile Gly Asn 305 310 315 320 Leu Ile Ala Glu Ala Met Glu Lys Val Gly Lys Asn Gly Ser Ile Thr 325 330 335 Val Glu Glu Ala Lys Gly Phe Glu Thr Val Leu Asp Val Val Glu Gly 340 345 350 Met Asn Phe Asn Arg Gly Tyr Leu Ser Ser Tyr Phe Ser Thr Asn Pro 355 360 365 Glu Thr Gln Glu Cys Val Leu Glu Asp Ala Leu Ile Leu Ile Tyr Asp 370 375 380 Lys Lys Ile Ser Gly Ile Lys Asp Phe Leu Pro Val Leu Gln Gln Val 385 390 395 400 Ala Glu Ser Gly Arg Pro Leu Leu Ile Ile Ala Glu Glu Ile Glu Gly 405 410 415 Glu Ala Leu Ala Thr Leu Val Val Asn Arg Leu Arg Ala Gly Phe Arg 420 425 430 Val Cys Ala Val Lys Ala Pro Gly Phe Gly Asp Arg Arg Lys Ala Met 435 440 445 Leu Glu Asp Ile Ala Ile Leu Thr Gly Gly Gln Leu Val Ser Glu Glu 450 455 460 Leu Gly Met Lys Leu Glu Asn Thr Thr Leu Ala Met Leu Gly Lys Ala 465 470 475 480 Lys Lys Val Ile Val Thr Lys Glu Asp Thr Thr Ile Val Glu Gly Leu 485 490 495 Gly Asn Lys Pro Asp Ile Gln Ala Arg Cys Asp Asn Ile Lys Lys Gln 500 505 510 Ile Glu Asp Ser Thr Ser Asp Tyr Asp Lys Glu Lys Leu Gln Glu Arg 515 520 525 Leu Ala Lys Leu Ser Gly Gly Val Ala Val Ile Arg Val Gly Ala Ala 530 535 540 Thr Glu Ile Glu Met Lys Glu Lys Lys Asp Arg Val Asp Asp Ala Gln 545 550 555 560 His Ala Thr Ile Ala Ala Val Glu Glu Gly Ile Leu Pro Gly Gly Gly 565 570 575 Thr Ala Leu Val Arg Cys Ile Pro Thr Leu Glu Ala Phe Leu Pro Met 580 585 590 Leu Ala Asn Glu Asp Glu Ala Ile Gly Thr Arg Ile Ile Leu Lys Ala 595 600 605 Leu Thr Ala Pro Leu Lys Gln Ile Ala Ser Asn Ala Gly Lys Glu Gly 610 615 620 Ala Ile Ile Cys Gln Gln Val leu Ala Arg Ser Ala Asn Glu Gly Tyr 625 630 635 640 Asp Ala Leu Arg Asp Ala Tyr Thr Asp Met Ile Asp Ala Gly Ile Leu 645 650 655 Asp Pro Thr Lys Val Thr Arg Ser Ala Leu Glu Ser Ala Arg Ser Ile 660 665 670 Ala Gly Leu Leu Leu Thr Thr Glu Ala Leu Ile Ala Asp Ile Pro Glu 675 680 685 Glu Lys Ser Ser Ser Ala Pro Ala Met Pro Ser Ala Gly Met Asp Tyr 690 695 700 704
【0058】配列番号:4 配列の長さ:419 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 配列 Met Ile Ser Leu Ile Ala Ala Leu Ala Val Asp Arg Val Ile Gly Met 1 5 10 15 Glu Asn Ala Met Pro Trp Asn Leu Pro Ala Asp Leu Ala Trp Phe Lys 20 25 30 Arg Asn Thr Leu Asn Lys Pro Val Ile Met Gly Arg His Thr Trp Glu 35 40 45 Ser Ile Gly Arg Pro Leu Pro Gly Arg Lys Asn Ile Ile Leu Ser Ser 50 55 60 Gln Pro Gly Thr Asp Asp Arg Val Thr Trp Val Lys Ser Val Asp Glu 65 70 75 80 Ala Ile Ala Ala Cys Gly Asp Val Pro Glu Ile Met Val Ile Gly Gly 85 90 95 Gly Arg Val Tyr Glu Gln Phe Leu Pro Lys Ala Gln Lys Leu Tyr Leu 100 105 110 Thr His Ile Asp Ala Glu Val Glu Gly Asp Thr His Phe Pro Asp Tyr 115 120 125 Glu Pro Asp Asp Trp Glu Ser Val Phe Ser Glu Phe His Asp Ala Asp 130 135 140 Ala Gln Asn Ser His Ser Tyr Glu Phe Glu Ile Leu Glu Arg Arg Ile 145 150 155 160 Gln Phe Glu Pro leu Arg Glu Gly Val Arg Tyr Phe Ser Thr Asn Pro 165 170 175 Glu Thr Gln Glu Cys Val Leu Glu Asp Ala Leu Ile Leu Ile Tyr Asp 180 185 190 Lys Lys Ile Ser Gly Ile Lys Asp Phe Leu Pro Val Leu Gln Gln Val 195 200 205 Ala Glu Ser Gly Arg Pro Leu Leu Ile Ile Ala Glu Glu Ile Glu Gly 210 215 220 Glu Ala Leu Ala Thr Leu Val Val Asn Arg Leu Arg Ala Gly Phe Arg 225 230 235 240 Val Cys Ala Val Lys Ala Pro Gly Phe Gly Asp Arg Arg Lys Ala Met 245 250 255 Leu Glu Asp Ile Ala Ile Leu Thr Gly Gly Gln Leu Val Ser Glu Glu 260 265 270 Leu Gly Met Lys Leu Glu Asn Thr Thr Leu Ala Met Leu Gly Lys Ala 275 280 285 Lys Lys Val Ile Val Thr Lys Glu Asp Thr Thr Ile Val Glu Gly Leu 290 295 300 Gly Asn Lys Pro Asp Ile Gln Ala Arg Cys Asp Asn Ile Lys Lys Gln 305 310 315 320 Ile Glu Asp Ser Thr Ser Asp Tyr Asp Lys Glu Lys Leu Gln Glu Arg 325 330 335 Leu Ala Lys Leu Ser Gly Gly Val Ala Val Ile Arg Val Gly Ala Ala 340 345 350 Thr Glu Ile Glu Met Lys Glu Lys Lys Asp Arg val Asp Asp Ala Gln 355 360 365 His Ala Thr Ile Ala Ala Val Glu Glu Gly Ile Leu Pro Gly Gly Gly 370 375 380 Thr Ala Leu Val Arg Cys Ile Pro Thr Leu Glu Ala Phe Leu Pro Met 385 390 395 400 Leu Ala Asn Glu Asp Glu Ala Lys Gly Phe Glu Leu Pro Trp Gly Pro 405 410 415 Leu Ile Asn 419
【0059】配列番号:5 配列の長さ:480 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 配列の種類:他の核酸 Genomic DNA 配列 ATG ATC AGT CTG ATT GCG GCG TTA GCG GTA GAT CGC GTT ATC GGC ATG 48 Met Ile Ser Leu Ile Ala Ala Leu Ala Val Asp Arg Val Ile Gly Met 1 5 10 15 GAA AAC GCC ATG CCG TGG AAC CTG CCT GCC GAT CTC GCC TGG TTT AAA 96 Glu Asn Ala Met Pro Trp Asn Leu Pro Ala Asp Leu Ala Trp Phe Lys 20 25 30 CGC AAC ACC TTA AAT AAA CCC GTG ATT ATG GGC CGC CAT ACC TGG GAA 144 Arg Asn Thr Leu Asn Lys Pro Val Ile Met Gly Arg His Thr Trp Glu 35 40 45 TCA ATC GGT CGT CCG TTG CCA GGA CGC AAA AAT ATT ATC CTC AGC AGT 192 Ser Ile Gly Arg Pro Leu Pro Gly Arg Lys Asn Ile Ile Leu Ser Ser 50 55 60 CAA CCG GGT ACG GAC GAT CGC GTA ACG TGG GTG AAG TCG GTG GAT GAA 240 Gln Pro Gly Thr Asp Asp Arg Val Thr Trp Val Lys Ser Val Asp Glu 65 70 75 80 GCC ATC GCG GCG TGT GGT GAC GTA CCA GAA ATC ATG GTG ATT GGC GGC 288 Ala Ile Ala Ala Cys Gly Asp Val Pro Glu Ile Met Val Ile Gly Gly 85 90 95 GGT CGC GTT TAT GAA CAG TTC TTG CCA AAA GCG CAA AAA CTG TAT CTG 336 Gly Arg Val Tyr Glu Gln Phe Leu Pro Lys Ala Gln Lys Leu Tyr Leu 100 105 110 ACG CAT ATC GAC GCA GAA GTG GAA GGC GAC ACC CAT TTC CCG GAT TAC 384 Thr His Ile Asp Ala Glu Val Glu Gly Asp Thr His Phe Pro Asp Tyr 115 120 125 GAG CCG GAT GAC TGG GAA TCG GTA TTC AGC GAA TTC CAC GAT GCT GAT 432 Glu Pro Asp Asp Trp Glu Ser Val Phe Ser Glu Phe His Asp Ala Asp 130 135 140 GCG CAG AAC TCT CAC AGC TAT GAG TTC GAA ATT CTG GAG CGG CGG ATC 480 Ala Gln Asn Ser His Ser Tyr Glu Phe Glu Ile Leu Glu Arg Arg Ile 145 150 155 160
【0060】配列番号:6 配列の長さ:35 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 GATCCAATTG CCATGGGGGC CCTTAATTAA TTAAC 35
【0061】配列番号:7 配列の長さ:35 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 配列の種類:他の核酸 合成DNA 配列 TCGAGTTAAT TAATTAAGGG CCCCCATGGC AATTG 3
5
5
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 14/295 8517−4H C07K 19/00 19/00 9162−4B C12N 15/00 ZNAA (C12N 15/09 ZNA C12R 1:01) (C12P 21/02 C12R 1:19)
Claims (15)
- 【請求項1】 配列番号1のポリペプチドに、直接に又
は介在アミノ酸配列を介して、配列番号2のポリペプチ
ドの中の連続した少なくとも5個のアミノ酸配列を含む
ポリペプチドBが結合した、ジヒドロ葉酸還元酵素−ク
ラミジア・ニューモニエの抗原ポリペプチド融合タンパ
ク質を抗原として用いることを特徴とする、抗クラミジ
ア・ニューモニエ抗体の検出・測定方法。 - 【請求項2】 ポリペプチドBが、配列番号2のポリペ
プチドからアミノ酸1〜320個が欠落しているポリペ
プチドである、請求項1記載の検出・測定方法。 - 【請求項3】 ポリペプチドBが、配列番号2のポリペ
プチドの中のアミノ酸1〜100個が他のアミノ酸で置
換されているポリペプチドである、請求項1記載の検出
・測定方法。 - 【請求項4】 融合タンパク質が配列番号3のアミノ酸
配列からなるポリペプチドである、請求項1記載の検出
・測定方法。 - 【請求項5】 融合タンパク質が配列番号4のアミノ酸
配列からなるポリペプチドである、請求項1記載の検出
・測定方法。 - 【請求項6】 配列番号1のポリペプチドに、直接に又
は介在アミノ酸配列を介して、配列番号2のポリペプチ
ドの中の連続した少なくとも5個のアミノ酸配列を含む
ポリペプチドBが結合した、ジヒドロ葉酸還元酵素−ク
ラミジア・ニューモニエの抗原ポリペプチド融合タンパ
ク質を抗原として含有してなる、抗クラミジア・ニュー
モニエ抗体の検出・測定用試薬。 - 【請求項7】 ポリペプチドBが、配列番号2のポリペ
プチドからアミノ酸1〜320個が欠落しているポリペ
プチドである、請求項6記載の検出・測定用試薬。 - 【請求項8】 ポリペプチドBが、配列番号2のポリペ
プチドの中のアミノ酸1〜100個が他のアミノ酸で置
換されているポリペプチドである、請求項6記載の検出
・測定用試薬。 - 【請求項9】 融合タンパク質が配列番号3のアミノ酸
配列からなるポリペプチドである、請求項6記載の検出
・測定用試薬。 - 【請求項10】 融合タンパク質が配列番号4のアミノ
酸配列からなるポリペプチドである、請求項6記載の検
出・測定用試薬。 - 【請求項11】 配列番号1のポリペプチドに、直接に
又は介在アミノ酸配列を介して、配列番号2のポリペプ
チドの中の連続した少なくとも5個のアミノ酸配列を含
むポリペプチドBが結合した、ジヒドロ葉酸還元酵素−
クラミジア・ニューモニエの抗原ポリペプチド融合タン
パク質を有効成分とする、クラミジア・ニューモニエ感
染の診断薬。 - 【請求項12】 ポリペプチドBが、配列番号2のポリ
ペプチドからアミノ酸1〜320個が欠落しているポリ
ペプチドである、請求項11記載の診断薬。 - 【請求項13】 ポリペプチドBが、配列番号2のポリ
ペプチドの中のアミノ酸1〜100個が他のアミノ酸で
置換されているポリペプチドである、請求項11記載の
診断薬。 - 【請求項14】 融合タンパク質が配列番号3のアミノ
酸配列からなるポリペプチドである、請求項11記載の
診断薬。 - 【請求項15】 融合タンパク質が配列番号4のアミノ
酸配列からなるポリペプチドである、請求項11記載の
診断薬。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7106012A JPH08304403A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 抗クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定方法及びその試薬、並びにクラミジア・ニューモニエ感染の診断薬 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7106012A JPH08304403A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 抗クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定方法及びその試薬、並びにクラミジア・ニューモニエ感染の診断薬 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08304403A true JPH08304403A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14422760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7106012A Pending JPH08304403A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 抗クラミジア・ニューモニエ抗体の検出・測定方法及びその試薬、並びにクラミジア・ニューモニエ感染の診断薬 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08304403A (ja) |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP7106012A patent/JPH08304403A/ja active Pending
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