JPH08304550A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

Info

Publication number
JPH08304550A
JPH08304550A JP7110876A JP11087695A JPH08304550A JP H08304550 A JPH08304550 A JP H08304550A JP 7110876 A JP7110876 A JP 7110876A JP 11087695 A JP11087695 A JP 11087695A JP H08304550 A JPH08304550 A JP H08304550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light receiving
fog
radar device
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7110876A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Yoshida
久 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP7110876A priority Critical patent/JPH08304550A/ja
Publication of JPH08304550A publication Critical patent/JPH08304550A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

Landscapes

  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、光を送光して物標を検出するレー
ダ装置に関し、目に対する安全性を維持しつつ、雨や霧
などの気象下における物標の検出距離および検出精度を
向上させたレーダ装置を提供することを目的とする。 【構成】 レーザ光を所定の覆域に送光する送光手段1
と、所定の視野域の光を受光する受光手段2と、受光手
段2により受光された光に基づいて、レーザ光を反射し
た物標を検出する物標検出手段3とを備えたレーダ装置
において、覆域と視野域の交わる領域を、レーザ光が雨
滴あるいは霧により散乱された際に生じる散乱光が所定
の許容レベル以下になる領域に、限定して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光を送光して物標を検
出するレーダ装置に関し、特に、雨滴あるいは霧により
生じる散乱光の受光量を低減して、検出能力を向上させ
たレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車や無人搬送車において、レ
ーザ光その他の光を進行方向に出射し、先行車,障害物
その他の物標を検出するレーダ装置が開発されている。
このようなレーダ装置では、雨や霧その他の大気現象の
影響により、レーザ光が大きく減衰するため、通常の検
出能力を発揮することが困難であった。
【0003】そこで、雨滴あるいは霧を検出して、レー
ザ光のビーム幅を絞ったり、ビーム数を増やすことによ
り、レーザ光の伝搬損失を補うレーダ装置が知られてい
る(特開平5−196735号公報に記載)。また、遠
方に分布する散乱体による散乱光を計測し、散乱体の分
布を検出するレーダ装置(遠方の強い反射体を検出する
ものではない)において、レーザ光を連続送光して測定
効率の向上を図る意図から、近距離に不感帯を設けたも
のが知られている(特公昭64−2903号公報に記
載)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、遠方の強い反
射体を検出するレーダ装置では、雨や霧の気象下におい
て、レーザ光が散乱され、散乱光がノイズ成分として受
光されるという問題点があった。
【0005】このような散乱光によるノイズ成分が受光
出力に重畳されるため、遠方からの微弱な反射光が検出
できず、雨や霧の気象下において物標の検出可能な距離
が短縮されるという問題点があった。また、散乱光によ
るノイズ成分により、受光出力のSN比が低下するた
め、雨や霧の気象下において測距精度その他の検出精度
が大幅に低下するという問題点があった。
【0006】さらに、特開平5−196735号公報に
記載のレーダ装置のように、雨滴などによるレーザ光の
伝搬損失を補うため、レーザ光のビーム幅を絞ったり、
ビーム数を増やすと、レーザ光が人間の目に入射した際
の安全性が低下するという問題点があった。本発明は、
上述の問題点を解決するために、目に対する安全性を維
持しつつ、雨や霧などの気象下において、物標の検出距
離および検出精度を向上させたレーダ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1に対応
する原理ブロック図である。請求項1に記載の発明は、
レーザ光を所定の覆域に送光する送光手段1と、所定の
視野域の光を受光する受光手段2と、受光手段2により
受光された光に基づいて、レーザ光を反射した物標を検
出する物標検出手段3とを備えたレーダ装置において、
覆域と視野域の交わる領域を、レーザ光が雨滴あるいは
霧により散乱された際に生じる散乱光が所定の許容レベ
ル以下になる領域に限定したことを特徴とする。
【0008】図2は、請求項2〜5に対応する原理ブロ
ック図である。請求項2に記載の発明は、レーザ光を所
定の覆域に送光する送光手段1と、所定の視野域の光を
受光する受光手段2と、受光手段2により受光された光
に基づいて、レーザ光を反射した物標を検出する物標検
出手段3と、大気中の雨滴あるいは霧の量を検出する環
境検出手段4と、環境検出手段4により検出された雨滴
あるいは霧の量の増加に従って、覆域と視野域の交わる
領域を遠ざける幾何学的効率変更手段5とを備えたこと
を特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のレーダ装置において、幾何学的効率変更手段5は、環
境検出手段4により検出された雨滴あるいは霧の量の増
加に従って、受光手段2の受光角を狭めることを特徴と
する。請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のレー
ダ装置において、幾何学的効率変更手段5は、環境検出
手段4により検出された雨滴あるいは霧の量の増加に従
って、送光手段1と受光手段2との配置間隔を広げるこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
のレーダ装置において、幾何学的効率変更手段5は、環
境検出手段4により検出された雨滴あるいは霧の量の増
加に従って、送光手段1におけるレーザ光の出射方向と
受光手段2における光の受光方向とがなす角度を広げる
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1のレーダ装置では、レーザ光が、送光
手段1から所定の覆域に送光される。このレーザ光は、
所定の覆域内に存在する雨滴や霧などの散乱体により散
乱される。
【0012】受光手段2は、散乱光が予め定められた許
容レベル以下になる覆域内の領域(図1に示す斜線部)
のみを視野域に含める。したがって、受光手段2には、
レーザ光が物標により反射されて生じる反射光と、許容
レベル以下の散乱光とが受光される。このように、許容
レベルを越えた散乱光が遮断されるので、遠方からの微
弱な反射光が検出され、検出可能な物標の距離が延長さ
れる。
【0013】また、許容レベルを越えた散乱光が遮断さ
れるので、散乱光により生じる受光出力のノイズ成分が
低減され、測距精度その他の検出精度が向上する。な
お、所定の許容レベルは、例えば、検出可能な物標の距
離,反射率などの設計値から定められる値であり、検出
可能な物標からの反射光に比べて小さいレベルに設定さ
れる。
【0014】請求項2のレーダ装置では、環境検出手段
4が、大気中の雨滴あるいは霧の量を検出する。幾何学
的効率変更手段5は、この雨滴あるいは霧の量に増加に
従って、送光手段1の覆域と受光手段2の視野域との交
わる領域を遠ざける。このように、覆域と視野域の交わ
る領域が遠ざけられることにより、レーダ装置の近傍に
生じる散乱光が、受光手段2に受光されない。
【0015】一般に、雨滴や霧による散乱光は、物標に
よる反射光に比べて放射角が広いために広がり損失が大
きく生じる。そのため、物標による反射光を検出する際
に許容しうるレベルを越える散乱光は、受光手段2の近
傍に限定されて生じる。したがって、雨滴あるいは霧の
量に応じて、レーダ装置の近傍に生じる散乱光を遮断す
ることにより、散乱光の入射レベルが格段に低減され、
遠方において生じた微弱な反射光が検出可能となる。
【0016】また、晴天時においては、覆域と視野域の
交わる領域が近づけられることにより、物標を検出する
範囲が近傍まで広げられる。請求項3のレーダ装置で
は、幾何学的効率変更手段5が、雨滴あるいは霧の量に
増加に従って、受光手段2の受光角を狭めることによ
り、送光手段1の覆域と受光手段2の視野域との交わる
領域を遠ざける。
【0017】一般に、特開平5−196735号公報に
記載されるように、送光手段1のビーム幅を狭めること
によっても、覆域と視野域の交わる領域を遠ざけること
が可能である。しかし、ビーム幅はレーザ光の広がり損
失を低減するために予め狭く設定されていることが多
く、受光角を狭める場合に比較して、覆域と視野域の交
わる領域を効果的に遠ざけることが困難である。
【0018】また、ビーム幅を狭めると、放射面積当た
りの光量が増加するため、覆域と視野域の交わる領域内
に生じる散乱光の光量も増加する。そのため、受光角を
狭める場合に比較して、散乱光を低減する効果も低い。
請求項4のレーダ装置では、幾何学的効率変更手段5
が、雨滴あるいは霧の量に増加に従って、送光手段1と
受光手段2との配置間隔を広げることにより、送光手段
1の覆域と受光手段2の視野域との交わる領域を遠ざけ
る。
【0019】このようにして、近傍からの散乱光を遮断
するので、受光手段2の受光角は変わらず、物標を検出
する横方向の範囲が狭められない。請求項5のレーダ装
置では、幾何学的効率変更手段5が、雨滴あるいは霧の
量に増加に従って、送光手段1の出射方向と受光手段2
の受光方向とがなす角度を広げることにより、送光手段
1の覆域と受光手段2の視野域との交わる領域を遠ざけ
る。
【0020】このようにして、近傍からの散乱光を遮断
するので、受光手段2の受光角は変わらず、物標を検出
する横方向の範囲が狭められない。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0022】図3は、請求項1に対応する第1の実施例
を示す図である。図において、演算制御装置11は時間
計測部12に接続され、時間計測部12の制御出力はレ
ーザダイオード駆動部13に接続される。このレーザダ
イオード駆動部13の駆動出力は、レーザダイオード1
4および時間計測部12に接続され、このレーザダイオ
ード14の発光面の光軸上には送光光学系15が配置さ
れる。
【0023】一方、送光光学系15に隣接した位置には
受光光学系16が配置され、受光光学系16内の結像位
置に近接した位置には絞り17が配置される。この絞り
17は、送光されたレーザ光の覆域内において、雨滴あ
るいは霧による散乱光が許容レベルを越える領域を視野
域から除くように、絞り径が予め調整されている。ま
た、受光光学系16の光軸上には受光素子18の受光面
が配置され、受光素子18の受光出力は、増幅器19を
介して、時間計測部12に接続される。
【0024】なお、請求項1に記載の発明と第1の実施
例との対応関係については、送光手段1はレーザダイオ
ード駆動部13,レーザダイオード14および送光光学
系15に対応し、受光手段2は受光光学系16,絞り1
7および受光素子18に対応し、物標検出手段3は時間
計測部12および演算制御装置11に対応する。以下、
第1の実施例の動作について説明する。
【0025】まず、レーザダイオード駆動部13はレー
ザダイオード14を励起し、レーザ光を発生させる。こ
のレーザ光は、送光光学系15を介して外部に送光され
る。このように外部に送光されたレーザ光は、覆域内に
存在する雨滴や霧などにより散乱される。この散乱光の
内、許容レベルを越えた散乱光は、絞り17を介して遮
断され、受光素子18に受光されない。
【0026】したがって、受光素子18には、覆域と視
野域との重なった領域において生じる許容レベル以下の
散乱光と、その領域に位置する物標からの反射光とが受
光される。このように受光された光は、受光素子18に
より光電変換され、増幅器19にを介して時間計測部1
2に入力される。
【0027】時間計測部12は、レーザ光を送光してか
ら反射光が受光されるまでの伝搬遅延を計測し、演算制
御装置11に出力する。演算制御装置11は、この伝搬
遅延に基づいて、物標までの距離を算出する。
【0028】このように第1の実施例におけるレーダ装
置では、許容レベルを越えた散乱光が絞り17に遮断さ
れるので、遠方からの微弱な反射光が検出され、検出可
能な物標の距離を延長することができる。また、許容レ
ベルを越えた散乱光を遮断することにより、受光出力の
SN比が高くなるので、ノイズ成分による受光出力の位
相変動が減少し、測距精度を向上させることができる。
【0029】次に、別の実施例について説明する。図4
は、請求項2,3に対応する第2の実施例を示す図であ
る。第2の実施例における構成上の特徴については、雨
滴の量を検出する公知の雨滴センサ21と、霧の量を検
出する公知の霧センサ22とが演算制御装置11に接続
される。また、絞り17を開閉駆動する絞り制御部23
が配置され、絞り制御部23の制御入力には演算制御装
置11の制御出力が接続される。
【0030】なお、図3に示した構成要素と同一の構成
要素には、同じ参照番号を付与して示し、ここでの説明
を省略する。また、請求項2,3に記載の発明と第2の
実施例との対応関係については、送光手段1はレーザダ
イオード駆動部13,レーザダイオード14および送光
光学系15に対応し、受光手段2は受光光学系16,絞
り17および受光素子18に対応し、物標検出手段3は
時間計測部12および演算制御装置11に対応し、環境
検出手段4は雨滴センサ21および霧センサ22に対応
し、幾何学的効率変更手段5は演算制御装置11および
絞り制御部23に対応する。
【0031】図5は、第2の実施例の動作を示す流れ図
である。以下、これらの図を用いて、第2の実施例の動
作を説明する。まず、演算制御装置11は、雨滴センサ
21から雨滴の量を取り込み(ステップS1)、霧セン
サ22から霧の量を取り込む(ステップS2)。また、
演算制御装置11は、絞り制御部23を介して絞り17
を全開させる(ステップS3)。
【0032】この状態で、演算制御装置11は、これら
の雨滴あるいは霧の量が、予め定められた閾値を越えな
いときは(ステップS3)、絞り17を全開したまま、
ステップS8以降の測距動作を行う。一方、雨滴あるい
は霧の量が閾値以下になると(ステップS3)、演算制
御装置11は、絞り制御部23を介して絞り17を絞る
(ステップS4)。
【0033】すなわち、演算制御装置11は、まずレー
ザダイオード14からレーザ光を予備送光し、近傍にお
いて生じた散乱光を受光する所定の時間、受光素子18
の出力レベルを観測して「近傍からの受光量」を計測す
る(ステップS5)。演算制御装置11は、この近傍か
らの受光量が予め定められた許容値以下になるまで、絞
り17を徐々に絞る(ステップS6,S7)。
【0034】このように、絞り17を絞ることにより、
受光素子18の受光角が狭められる。したがって、図6
に示すように、送光側の覆域と受光側の視野域の交わる
領域が遠ざけられ、近傍からの受光量が適宜に低減され
る。この状態で、時間計測部12は、レーザ光を送光し
てから反射光が受光されるまでの伝搬遅延を計測し(ス
テップS8,S9)、演算制御装置11に出力する。演
算制御装置11は、この伝搬遅延に基づいて物標までの
距離を算出する(ステップS10)。
【0035】一般に、雨滴や霧などによる散乱光は、物
標に反射された光に比較して放射角が大きいため、伝搬
距離に応じて広がり損失が大きく生じる。したがって、
絞り17を絞り、レーダ装置の近傍からの光を遮断する
ことにより、散乱光の入射レベルを格段に低減すること
ができる。このように第2の実施例におけるレーダ装置
では、雨滴あるいは霧の量に応じて、送光側の覆域と受
光側の視野域との交わる領域を遠ざけるので、散乱光の
広がり損失が大きく生じ、散乱光の入射レベルを適宜に
低減することができる。
【0036】したがって、遠方からの微弱な反射光が検
出可能となり、雨や霧などの気象下における物標の検出
距離を延長することができる。また、散乱光の入射レベ
ルを低減することにより、受光出力のSN比が高くなる
ので、雨や霧などの気象下における測距精度その他の検
出精度を向上させることができる。
【0037】さらに、晴天時においては、絞り17が開
かれることにより、送光側の覆域と受光側の視野域との
交わる領域が近づくので、物標を検出する範囲が狭めら
れず、近傍から遠方まで広範囲にわたって物標を検出す
ることができる。次に、別の実施例について説明する。
図7は、請求項2,3に対応する第3の実施例を示す図
である。
【0038】第3の実施例における構成上の特徴につい
ては、受光素子18の位置を前後に駆動する受光素子位
置制御部31が配置され、受光素子位置制御部31の制
御入力には演算制御装置11の制御出力が接続される。
なお、図4に示した構成要素と同一の構成要素には、同
じ参照番号を付与して示し、ここでの説明を省略する。
【0039】また、請求項2,3に記載の発明と第3の
実施例との対応関係については、送光手段1はレーザダ
イオード駆動部13,レーザダイオード14および送光
光学系15に対応し、受光手段2は受光光学系16およ
び受光素子18に対応し、物標検出手段3は時間計測部
12および演算制御装置11に対応し、環境検出手段4
は雨滴センサ21および霧センサ22に対応し、幾何学
的効率変更手段5は演算制御装置11および受光素子位
置制御部31に対応する。
【0040】図8は、第3の実施例における受光角の変
化を示す説明図である。以下、これらの図を用いて、第
3の実施例の動作を説明する。まず、演算制御装置11
は、雨滴センサ21から雨滴の量を取り込み、さらに霧
センサ22から霧の量を取り込む。
【0041】演算制御装置11は、これらの雨滴あるい
は霧の量に基づいて、受光素子18の移動距離が設定さ
れたテーブルを参照する。このテーブルには、雨滴ある
いは霧の量の増加に従って、単調増加する移動距離が予
め設定される。演算制御装置11は、受光素子位置制御
部31を介して、参照された移動距離だけ受光素子18
を受光光学系16の主点から遠ざける。
【0042】このように、受光素子18と受光光学系1
6の主点との距離を遠ざけることにより、図8に示すよ
うに、受光素子18の受光角が狭められるので、第2の
実施例において既述したように、送光側の覆域と受光側
の視野域の交わる領域が遠ざけられる。したがって、第
3の実施例においても、第2の実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0043】次に、別の実施例について説明する。図9
は、請求項2,4に対応する第4の実施例を示す図であ
る。第4の実施例における構成上の特徴については、受
光素子18および受光光学系16が受光ブロック41に
固定されて設けられ、この受光ブロック41を左右に駆
動する配置間隔制御部42が配置される。この配置間隔
制御部42の制御入力には演算制御装置11の制御出力
が接続される。
【0044】なお、図4に示した構成要素と同一の構成
要素には、同じ参照番号を付与して示し、ここでの説明
を省略する。また、請求項2,4に記載の発明と第4の
実施例との対応関係については、送光手段1はレーザダ
イオード駆動部13,レーザダイオード14および送光
光学系15に対応し、受光手段2は受光光学系16およ
び受光素子18に対応し、物標検出手段3は時間計測部
12および演算制御装置11に対応し、環境検出手段4
は雨滴センサ21および霧センサ22に対応し、幾何学
的効率変更手段5は演算制御装置11および配置間隔制
御部42に対応する。
【0045】図10は、第4の実施例における検出領域
の変化を示す説明図である。以下、これらの図を用い
て、第4の実施例の動作を説明する。まず、演算制御装
置11は、雨滴センサ21から雨滴の量を取り込み、さ
らに霧センサ22から霧の量を取り込む。演算制御装置
11は、これらの雨滴あるいは霧の量に基づいて、受光
ブロック41の移動距離が設定されたテーブルを参照す
る。このテーブルには、雨滴あるいは霧の量の増加に従
って、単調増加する移動距離が予め設定される。
【0046】演算制御装置11は、配置間隔制御部42
を介して、参照された移動距離だけ受光ブロック41を
送光光学系15から遠ざける。このように、送光側と受
光側との配置間隔を広げることにより、図10に示すよ
うに、送光側の覆域と受光側の視野域の交わる領域が遠
ざけられる。したがって、第4の実施例においても、第
2の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0047】次に、別の実施例について説明する。図1
1は、請求項2,5に対応する第5の実施例を示す図で
ある。第5の実施例における構成上の特徴については、
受光光学系16を左右に駆動するアオリ制御部51が配
置される。このアオリ制御部51の制御入力には演算制
御装置11の制御出力が接続される。
【0048】なお、図4に示した構成要素と同一の構成
要素には、同じ参照番号を付与して示し、ここでの説明
を省略する。また、請求項2,5に記載の発明と第5の
実施例との対応関係については、送光手段1はレーザダ
イオード駆動部13,レーザダイオード14および送光
光学系15に対応し、受光手段2は受光光学系16およ
び受光素子18に対応し、物標検出手段3は時間計測部
12および演算制御装置11に対応し、環境検出手段4
は雨滴センサ21および霧センサ22に対応し、幾何学
的効率変更手段5は演算制御装置11およびアオリ制御
部51に対応する。
【0049】図12は、第5の実施例におけるアオリに
よる検出領域の変化を示す説明図である。以下、これら
の図を用いて、第5の実施例の動作を説明する。まず、
演算制御装置11は、雨滴センサ21から雨滴の量を取
り込み、さらに霧センサ22から霧の量を取り込む。
【0050】演算制御装置11は、これらの雨滴あるい
は霧の量に基づいて、受光光学系16の移動距離が設定
されたテーブルを参照する。このテーブルには、雨滴あ
るいは霧の量の増加に従って、単調増加する移動距離が
予め設定される。演算制御装置11は、アオリ制御部5
1を介して、参照された移動距離だけ受光光学系16を
送光光学系15から遠ざける。このように受光光学系1
6を受光素子18の受光軸からずらすことにより、アオ
リを加えて受信側の受光方向を傾斜させ、出射方向との
間になす角度を広げる。
【0051】このように、送光側の出射方向と受光側の
受光方向との角度が広がることにより、図12に示すよ
うに、送光側の覆域と受光側の視野域の交わる領域が遠
ざけられる。したがって、第5の実施例においても、第
2の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0052】なお、上述した実施例では、物標までの距
離を計測するレーダ装置について述べているが、それに
限定されるものではなく、物標の有無を検出するレーダ
装置でもよい。また、上述した実施例では、雨滴センサ
21および霧センサ22を使用して雨滴および霧の量を
計測しているが、この構成に限定されるものではなく、
例えば、反射光の伝搬損失を計測する計測手段と、その
伝搬損失に基づいて雨滴あるいは霧の量を算出する算出
手段とを設けてもよい。
【0053】さらに、第1および第2の実施例では、絞
り17を使用しているが、この構成に限定されるもので
はなく、受光素子18の視野を遮蔽する遮蔽板を設けて
もよい。また、第3の実施例では、受光素子18を前後
に移動しているが、それに限定されるものではなく、受
光光学系16の主点位置を前後に移動してもよい。
【0054】さらに、第4の実施例では、受光側を左右
に移動しているが、それに限定されるものではなく、送
光側を左右に移動してもよい。また、第5の実施例で
は、受光側のアオリを変更しているが、それに限定され
るものではなく、送光側のアオリを変更してもよい。さ
らに、第5の実施例では、アオリを変更して受光方向を
傾斜させているが、それに限定されるものではなく、受
光素子18と受光光学系16とを一体に回動することに
より、受光方向を傾斜させてもよいし、レーザダイオー
ド14と送光光学系15とを一体に回動することによ
り、送光方向を傾斜させてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明では、覆域と視野域の交わる領域を、散乱光が許容
レベル以下になる領域に限定するので、遠方からの微弱
な反射光を検出し、検出可能な物標の距離を延長するこ
とができる。また、許容レベルを越えた散乱光が遮断さ
れるので、受光手段2の受光出力に含まれるノイズ成分
が低減され、測距精度その他の検出精度を向上させるこ
とができる。
【0056】さらに、放射面積当たりのレーザ光の光量
を増やさないので、目に対する安全性を維持することが
できる。請求項2に記載の発明では、雨滴あるいは霧の
量に応じて、覆域と視野域との交わる領域を遠ざけるの
で、広がり損失を大きく生じた散乱光のみが受光され、
散乱光の入射レベルを低減することができる。
【0057】したがって、雨や霧などの気象下におい
て、遠方からの微弱な反射光が検出可能となり、物標の
検出距離を延長することができる。また、このように散
乱光の入射レベルが低減されることにより、受光出力の
SN比が高くなるので、測距精度その他の検出精度を向
上させることができる。さらに、晴天時においては、覆
域と視野域の交わる領域を近づけるので、物標を検出す
る範囲が狭められず、近傍から遠方まで広範囲にわたっ
て物標を検出することができる。
【0058】また、放射面積当たりのレーザ光の光量を
増やさないので、目に対して充分な安全性を得ることが
できる。請求項3に記載の発明では、幾何学的効率変更
手段が、雨滴あるいは霧の量に増加に従って、受光手段
の受光角を狭めるので、覆域と視野域の交わる領域を効
果的に遠ざけることができる。
【0059】請求項4に記載の発明では、幾何学的効率
変更手段が、雨滴あるいは霧の量に増加に従って、送光
手段と受光手段との配置間隔を広げるので、覆域と視野
域の交わる領域を遠ざけることができる。このようにし
て、近傍からの散乱光を遮断するので、受光手段の受光
角は変わらず、雨や霧などの気象下において、物標を検
出する範囲を横方向に広く確保することができる。
【0060】請求項5に記載の発明では、幾何学的効率
変更手段が、雨滴あるいは霧の量に増加に従って、送光
手段の出射方向と受光手段の受光方向とがなす角度を広
げることにより、覆域と視野域の交わる領域を効果的に
遠ざけることができる。このようにして、近傍からの散
乱光を遮断するので、受光手段の受光角は変わらず、雨
や霧などの気象下において、物標を検出する範囲を横方
向に広く確保することができる。
【0061】以上のように、本発明を適用したレーダ装
置では、目に対する高い安全性を確保しつつ、雨や霧な
どの気象下において、物標の検出距離および検出精度を
向上させることができるので、安全かつ高性能なレーダ
装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に対応する原理ブロック図である。
【図2】請求項2〜5に対応する原理ブロック図であ
る。
【図3】請求項1に対応する第1の実施例を示す図であ
る。
【図4】請求項2,3に対応する第2の実施例を示す図
である。
【図5】第2の実施例の動作を示す流れ図である。
【図6】第2の実施例における検出領域の変化を示す説
明図である。
【図7】請求項2,3に対応する第3の実施例を示す図
である。
【図8】第3の実施例における受光角の変化を示す説明
図である。
【図9】請求項2,4に対応する第4の実施例を示す図
である。
【図10】第4の実施例における検出領域の変化を示す
説明図である。
【図11】請求項2,5に対応する第5の実施例を示す
図である。
【図12】第5の実施例におけるアオリによる検出領域
の変化を示す説明図である。
【符号の説明】
1 送光手段 2 受光手段 3 物標検出手段 4 環境検出手段 5 幾何学的効率変更手段 11 演算制御装置 12 時間計測部 13 レーザダイオード駆動部 14 レーザダイオード 15 送光光学系 16 受光光学系 17 絞り 18 受光素子 19 増幅器 21 雨滴センサ 22 霧センサ 23 絞り制御部 31 受光素子位置制御部 41 受光ブロック 42 配置間隔制御部 51 アオリ制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を所定の覆域に送光する送光手
    段と、 所定の視野域の光を受光する受光手段と、 前記受光手段により受光された光に基づいて、前記レー
    ザ光を反射した物標を検出する物標検出手段とを備えた
    レーダ装置において、 前記覆域と前記視野域の交わる領域が、 前記レーザ光が雨滴あるいは霧により散乱された際に生
    じる散乱光が所定の許容レベル以下になる領域に、限定
    されたことを特徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】 レーザ光を所定の覆域に送光する送光手
    段と、 所定の視野域の光を受光する受光手段と、 前記受光手段により受光された光に基づいて、前記レー
    ザ光を反射した物標を検出する物標検出手段と、 大気中の雨滴あるいは霧の量を検出する環境検出手段
    と、 前記環境検出手段により検出された雨滴あるいは霧の量
    の増加に従って、前記覆域と前記視野域の交わる領域を
    遠ざける幾何学的効率変更手段と、 を備えたことを特徴とするレーダ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のレーダ装置において、 前記幾何学的効率変更手段は、 前記環境検出手段により検出された雨滴あるいは霧の量
    の増加に従って、前記受光手段の受光角を狭めることを
    特徴とするレーダ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のレーダ装置において、 前記幾何学的効率変更手段は、 前記環境検出手段により検出された雨滴あるいは霧の量
    の増加に従って、前記送光手段と前記受光手段との配置
    間隔を広げることを特徴とするレーダ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のレーダ装置において、 前記幾何学的効率変更手段は、 前記環境検出手段により検出された雨滴あるいは霧の量
    の増加に従って、前記送光手段におけるレーザ光の出射
    方向と前記受光手段における光の受光方向とがなす角度
    を広げることを特徴とするレーダ装置。
JP7110876A 1995-05-09 1995-05-09 レーダ装置 Pending JPH08304550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7110876A JPH08304550A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 レーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7110876A JPH08304550A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 レーダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08304550A true JPH08304550A (ja) 1996-11-22

Family

ID=14546946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7110876A Pending JPH08304550A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 レーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08304550A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007333592A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Denso Corp 距離測定装置
JP2008527806A (ja) * 2005-01-03 2008-07-24 ブミー インコーポレイテッド 夜間監視のシステムおよび方法
WO2014038527A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 株式会社デンソー 車両用のレーダ装置及び同装置における検出範囲の制御方法
JP2014190812A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Omron Automotive Electronics Co Ltd レーザレーダ装置
JP2014209078A (ja) * 2013-03-27 2014-11-06 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 レーザレーダ装置
JPWO2016030923A1 (ja) * 2014-08-27 2017-06-08 株式会社 ニコンビジョン 測距計および測距方法
WO2020062111A1 (zh) * 2018-09-28 2020-04-02 深圳市大疆创新科技有限公司 距离探测设备及移动平台
JP2025020098A (ja) * 2019-12-23 2025-02-12 ウェイモ エルエルシー 車両センサ視野ボリュームの調整

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008527806A (ja) * 2005-01-03 2008-07-24 ブミー インコーポレイテッド 夜間監視のシステムおよび方法
JP2007333592A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Denso Corp 距離測定装置
WO2014038527A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 株式会社デンソー 車両用のレーダ装置及び同装置における検出範囲の制御方法
JP2014190812A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Omron Automotive Electronics Co Ltd レーザレーダ装置
JP2014209078A (ja) * 2013-03-27 2014-11-06 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 レーザレーダ装置
JPWO2016030923A1 (ja) * 2014-08-27 2017-06-08 株式会社 ニコンビジョン 測距計および測距方法
WO2020062111A1 (zh) * 2018-09-28 2020-04-02 深圳市大疆创新科技有限公司 距离探测设备及移动平台
JP2025020098A (ja) * 2019-12-23 2025-02-12 ウェイモ エルエルシー 車両センサ視野ボリュームの調整

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0997746B1 (en) Radar
US6580385B1 (en) Object detection system
EP1231480B1 (en) Method and device for aligning radar mount direction, and radar aligned by the method or device
US7650239B2 (en) Object recognition apparatus for motor vehicle
US6990216B2 (en) Method and apparatus for estimating inter-vehicle distance using radar and camera
EP2065724B1 (en) Light detection and ranging system
JP4940458B2 (ja) 物体検出装置
US6700529B2 (en) Radar device for automobile
JP2000056020A (ja) 物体検知装置
US11858518B2 (en) Radar device for vehicle and method of controlling radar for vehicle
JP5632352B2 (ja) 物体検知装置
JPH08304550A (ja) レーダ装置
US5625447A (en) Scanning type laser radar system for vehicle
JPH07104066A (ja) 車両の障害物検知装置
JP3500360B2 (ja) レーダ取付方向調整装置、及びレーダ取付方向調整方法
JPH0659033A (ja) 先行車両検出装置
EP0762140B1 (en) Position sensing system for vehicles
JPH11183612A5 (ja) レーダ装置の信号処理方法および装置
JP2570613B2 (ja) 水膜測定装置
JP4019857B2 (ja) 車両用相対速度計測装置および車両用制御装置
JPH05159199A (ja) 接近検知装置
JP2002022830A (ja) 距離測定装置およびその距離測定方法
JPH08285943A (ja) レーダ装置
JP4036158B2 (ja) 車両用障害物検出装置および車間距離制御装置
KR100255173B1 (ko) 스케닝 레이져 레이더