JPH08304860A - 光ファイバ増幅器 - Google Patents
光ファイバ増幅器Info
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Abstract
に提供するとともに、複数個の光ファイバ増幅器の出力
レベルの調整を独立して行なうことができるようにす
る。 【構成】 上り用増幅ユニット100および下り用増幅
ユニット100’は同じ構成となされている。入力光L
INは、光アイソレータ101を介してエルビウムドー
プファイバ103を通過する際に光合波器105から供
給される励起光により光増幅され、光アイソレータ10
2を介して出力LOUTされる。光合波器105には3
×2カップラ10の出力ポートO1から励起光が供給さ
れる。3×2カップラ10は3つの励起光源1〜3から
の励起光を分岐・結合して2つの出力ポートに出力する
ものであり、いずれか一つの励起光源が故障した場合に
おいても光ファイバ増幅器の増幅能力が失われることは
ない。また、各励起光源の発光強度を調整することによ
り、上り用、下り用各光ファイバ増幅器の出力レベルの
調整を独立して行なうことができる。
Description
幅器、特に、海底中継器など高い信頼性が要求される光
ファイバ増幅器に関するものである。
いる1.55μm帯において一般的に使用されている光
増幅器は、希土類のエルビウムを添加した光ファイバ
に、0.98μmあるいは1.48μmの励起光が加え
られることによって光ファイバ中のエルビウムイオンが
該励起光により活性化され、1.55μm帯の光信号を
誘導増幅するという原理に基づく光増幅器であり、これ
を光ファイバ増幅器と呼ぶ。この光ファイバ増幅器は、
高効率・高利得であるとともに、利得が偏光状態にほと
んど依存しないことから長距離光通信システムの光信号
中継用の増幅器として用いられている。
示す。図7において、101および102は光信号の伝
搬方向を一方向に制限する光アイソレータ、103はエ
ルビウムが添加された光ファイバ(以下、「エルビウム
ドープファイバ」と称する。)、104は励起光源、1
05はエルビウムドープファイバ103に励起光源10
4の出力を合成するための光合波器である。
5μm帯の光信号LINは、光アイソレータ101およ
び光合波器105を通って、エルビウムドープファイバ
103に導かれ、エルビウムドープファイバ103を通
過する際に励起光源104からの励起光パワーを受け増
幅される。増幅された光信号は光アイソレータ102を
介してLOUTとして出力される。光合波器105には
0.98μm/1.55μmあるいは1.48μm/
1.55μmの波長多重用方向性結合器が一般的に使用
されており、0.98μmあるいは1.48μm帯の励
起光と1.55μm帯の信号光を効率良く一本のファイ
バに導波することができるようになされている。
光アイソレータ101とエルビウムドープファイバ10
3との間に設置され、励起光が信号光と同一の伝搬方向
に伝搬し、エネルギーを与えるように構成されている
が、光合波器105を、エルビウムドープファイバ10
3と光アイソレータ102との間に、励起光がエルビウ
ムドープファイバ103に入射するように設置して、信
号光の伝搬方向と励起光の伝搬方向とが逆になるように
構成しても同様な増幅効果を得ることができるものであ
る。前者、すなわち図7に示した構成例を前方励起、後
者を後方励起と呼ぶ。
増幅方向には可逆性があるので、光アイソレータ101
および102を用いることによって光信号の伝搬方向を
制限し、多重反射によって光増幅器が発振することを防
止している。しかし、信号光の入力側の光アイソレータ
101は、入力側が長尺の光ファイバに直接融着接続さ
れ、高い反射減衰量が保たれている場合には、これを省
略することができる。
0.98μmあるいは1.48μmの励起光をある一定
以上のパワーで連続的に供給しなければ動作しない。こ
の励起光は、通常、半導体レーザーダイオードにより発
振させているが、高信頼の光ファイバ増幅器を実現する
ためには励起用半導体レーザーダイオードを冗長化する
ことが必要である。図8の(a)および(b)に、増幅
器の高信頼化を図るために励起光源が冗長化された光フ
ァイバ増幅器の例を示す。図8の(a)において、10
6は予備の励起光源、107は励起光源104と励起光
源106の励起光出力を低損失で切り替えるための光ス
イッチである。本構成例では励起光源を2台有している
ため、通常、励起光源104でエルビウムドープファイ
バ103を励起している状態で励起光源104が故障し
た場合であっても、光スイッチ107により励起光を励
起光源106側に切り替えることによって、光増幅器の
増幅機能が失われることがない。ただし、この構成例は
光源の切替用に光スイッチ107を用いているため、可
動部分があり、かつ、切替時間が遅いために余り使用さ
れていない。
の構成例における上記欠点を解消したものである。この
構成例においては、光スイッチ107の代わりに偏光合
成結合器108が設けられている。偏光合成結合器10
8は、2つの直交した偏光入力を1つのポートに効率良
く合成出力する受動部品であり、励起光源104と励起
光源106の出力偏光を直交して入力することにより、
それぞれの光が1本の光ファイバに低損失で導波され
る。したがって、通常励起光源104でエルビウムドー
プファイバ103を励起している状態において、励起光
源104が故障した場合であっても、励起光源104へ
の電流供給を中止して、代わりに励起光源106に電流
を印加することによって光増幅器の増幅機能を失うこと
がない。また、励起光源104と励起光源106とを通
常の1/2の出力に設定して連続駆動させるようにして
も、それによりそれぞれの励起光源の故障の発生を減少
させることができるため、信頼性を高めることが可能で
ある。
2台の励起光源を使用することは、光増幅器の信頼性を
向上することはできるが、コストが増加する問題が生じ
てしまう。光ファイバ増幅器を通信用の光中継器として
使用する場合、通常、光中継器は送受双方向の中継を行
うために、上り線路と下り線路用に少なくとも2台の光
増幅器が使用されている。このような状況下において、
上記したような励起光源の冗長手段を適用すると、1つ
の中継回路に4台の励起光源を必要とするため、経済的
に好ましくない。この問題を経済的に解決する手段が、
米国特許第5173957号明細書により提案されてい
る。
である。図9において、100は上り用増幅ユニット、
100’は下り用増幅ユニット、109は光合分波器で
ある。上り用増幅ユニット100および下り用増幅ユニ
ット100’の内部は、これまで説明した光ファイバ増
幅器と同じものであり、下り用増幅ユニット100’と
上り用増幅ユニット100の内部における同一機能を有
するものは「’」を付して、説明の簡素化を図るととも
に複雑化を避けることとする。この図において、光合分
波器109は、2つの励起光源104と106の出力を
合成・分岐して2つの光増幅器に供給するものである。
すなわち、光合分波器109のポートP1から入射した
励起光源104の光はポートP3とポートP4に2分岐
され、ポートP2から入射した励起光源106の光はポ
ートP4とポートP3に2分岐される。したがって、一
方の励起光源が故障して励起光を発しなくなっても、他
方から発せられる励起光により双方の光増幅器が動作で
きるという利点を有しており、光増幅器としての信頼性
が向上している。また、2台の光増幅器を2台の励起光
源で励起しているため、経済的である。
技術においては、2つの励起光を光合分波器109で合
成・分岐しているため、光合分波器109の2つの出力
ポートP3およびP4からの出力レベルは光合分波器1
09の分岐比によって決定されてしまうため、光ファイ
バ増幅器に供給される励起光レベルの整合を図るために
は、光合分波器109の分岐比そのものを調整すること
が必要であった。しかしながら、一般に、光合分波器1
09に分岐比の調整機構を設けようとすると、出力レベ
ルや分岐比が不安定になるとともに、外部環境に対して
動作が極めて不安定となり、これらを安定化するために
は高度な技術が必要とされる。
ワーによって変化するが、同じ励起光パワーで光増幅器
の利得を同じにすることは困難である。なぜなら、増幅
用ファイバ内の希土類イオンの濃度やファイバの長さ、
光部品の挿入損失や通常ファイバとの接続点における接
続損失などが不均一であり、全く同じ性能の光ファイバ
増幅器を製造することは極めて困難であり、経済的にも
不利である。したがって、これを解決するためにはエル
ビウムドープファイバ103および103’に供給する
励起光パワーをそれぞれ調整して、それぞれの光増幅器
の利得や出力光レベルを予め定められた値に調整するこ
とが必要となる。
の利得を容易に調整することが可能な信頼性の高い光フ
ァイバ増幅器を提供することを目的としている。
に、本発明の光ファイバ増幅器は、励起光を供給するこ
とによって光信号を増幅する希土類イオンをドープした
光ファイバと、前記励起光を発生する光源とを備える光
ファイバ増幅器において、2つの前記光ファイバと、3
つの励起光を発生する光源と、該3つの光源の出力を合
成ならびに分岐して前記2つの光ファイバに励起光を供
給する3×2カップラとから構成されるものである。そ
して、前記3×2カップラが、1つの偏光面保持型分波
器と2つの偏光合波器とを備えたもの、あるいは、2つ
の偏光ビームスプリッタと偏波保持型光ファイバを用い
た3つの入力ポートと光ファイバを用いた2つの出力ポ
ートとを備え、それぞれの入力ポートにおける励起光の
偏光状態が予め定められた状態で入力されているもので
あり、また、前記3×2カップラの出力の2端子にそれ
ぞれ光アイソレータを備えたものである。
起光を供給することによって光信号を増幅する希土類イ
オンをドープした光ファイバと、2つの偏光ビームスプ
リッタと、3つの励起光源とを備え、予め定められた偏
光状態の出力光を得るようにそれぞれの励起光源が固定
されるとともに、2つの偏光ビームスプリッタの偏光合
成出力を取り出す手段が講じられ、該2つの出力がそれ
ぞれ2つの希土類イオンドープ光ファイバに励起される
ようになされているものである。そして、前記励起光源
からの予め定められた偏光状態の出力光を得る手段とし
て、励起光源と偏光ビームスプリッタ、あるいは、偏光
ビームスプリッタと偏光ビームスプリッタとの間にλ/
2位相板が設置されたものである。
器においては、3つの励起光源を備え、第1の励起光源
により発生される光はほぼ全部が上り用増幅ユニットに
励起光として供給され、第2の励起光源により発生され
る光はほぼ全部が下り用増幅ユニットに励起光として供
給され、さらに第3の励起光源により発生される光は、
二分されて、それぞれ、上り用増幅ユニットと下り用増
幅ユニットとに励起光として供給されるので、いずれか
一つの励起光源が故障して発光を停止しても光ファイバ
増幅器の増幅機能が失われることがなく、また、第1あ
るいは第2の励起光源の発光強度を調整すること、ある
いは、第3の励起光源により発生される光の偏光の主軸
角度を調整することによって、上り用増幅ユニットおよ
び下り用増幅ユニットのレベルを容易に調整することが
できるものである。
の図において、1、2および3は励起光源、10は、I
1、I2およびI3の3つの入力ポートとO1およびO
2の2つの出力ポートを有し、該3つの入力ポートから
入力される光を合成ならびに分岐して出力ポートO1お
よびO2に出力する光合成・分岐装置であり、以下、こ
れを「3×2カップラ」と呼ぶこととする。また、上り
用増幅ユニットおよび下り用増幅ユニット内の光アイソ
レータ101、101’、102および102’、光合
波器105および105’、エルビウムドープファイバ
103および103’は、いずれも、これまでに説明し
たものと同様であり、これらについての詳細な説明は省
略する。
おいて、3つの励起光源1、2および3から発生される
励起光は、それぞれ、3×2カップラ10の入力ポート
I1、I2およびI3に入射される。3×2カップラ1
0において、各入力ポートから入射された励起光が合成
ならびに分岐され、出力ポートO1およびO2に出力さ
れる。すなわち、励起光源1から入力ポートI1に入射
された光は損失分を除いてそのほとんど全部が出力ポー
トO1に、励起光源2から入力ポートI2に入射された
励起光は損失分を除きそのほとんど全部が出力ポートO
2に、励起光源3から入力ポートI3に入力された励起
光は2分割されて、それぞれ、出力ポートO1およびO
2に出力されるように構成されている。
起光は上り用増幅ユニットの光合波器105に印加され
て、エルビウムドープファイバ103に入射され、これ
により、エルビウムドープファイバ103において光ア
イソレータ101を通過してきた信号光LINが増幅さ
れる。エルビウムドープファイバ103において増幅さ
れた上り回線の信号光は光アイソレータ102を介して
出力LOUTとして出力される。一方、3×2カップラ
10の出力ポートO2から出力される励起光は下り用増
幅ユニットの光合波器105’に印加され、エルビウム
ドープファイバ103’に入射される。これにより、光
アイソレータ101’を通過してきた下り回線の信号光
LIN’がエルビウムドープファイバ103’において
光増幅され、光アイソレータ102’を介して出力LO
UT’として出力される。
るので、励起光源1に供給する電流を制御することによ
り、出力ポートO1から出力される励起光のパワーを出
力ポートO2から出力される励起光と独立して制御する
ことができ、逆に、励起光源2に供給する電流を制御す
ることにより出力ポートO2から出力される励起光パワ
ーを独立に制御することができる。したがって、エルビ
ウムドープファイバ103および103’に供給する励
起光パワーを独立に調整することが可能となり、上り用
光ファイバ増幅器と下り用光ファイバ増幅器の利得を独
立して調整することが可能となる。
用いて所要の励起光パワーを得ているため、励起光源一
台当りの励起光パワーは2つの励起光源を使用する場合
の2/3となり、各励起光源の故障発生確率を減少する
ことができ、信頼性が向上する。さらに、いずれか1台
の励起光源に故障が発生したとしても、励起光パワーが
零になることはなく、光ファイバ増幅器の増幅機能は失
われることがないので、光ファイバ増幅器の信頼性を向
上することができるものである。
を示す。図2において、1、2および3は半導体レーザ
ダイオードなどからなる励起光源であり、上述したもの
と同一である。11は偏光保持分波器であり、入力端か
ら入射された光をその偏光状態を保持したまま2分割し
て2つの出力端に出力するものである。このような偏光
保持分波器としては、ビームスプリッタなどを用いるこ
とができる。12および13は偏光合成結合器であり、
たとえば、直交する2つの入力端を有しており、P偏光
の光はそのまま透過し、S偏光の光は100%反射する
ような偏光ビームスプリッタでは、一方の入力端からP
偏光の光を入力し他方の入力端からS偏光の光を入力す
ると、両者の合成された出力が単一の出力端から出力さ
れるように構成されているものである。このほか偏光合
成結合器としては、偏光保持光ファイバで作られたカッ
プラも使用することができる。
において、各励起光源1〜3により発生される励起光
が、偏光面を保持して、3×2カップラ10の各入力ポ
ートI1〜I3を介して3×2カップラ10に入力され
る。ここでは、励起光源1および励起光源2からはP偏
光の光が、また、励起光源3からはS偏光の光が入力さ
れるようになされている。励起光源1において発振され
たP偏光の励起光は、入力ポートI1を介して偏光合成
結合器12の一方の入力から入射され、励起光源2によ
り発生されたP偏光の励起光は入力ポートI2を介して
偏光合成結合器13の一方の入力から入射される。ま
た、励起光源3において発振されたS偏光の励起光は偏
光保持分波器11において2つに分割され、偏光保持分
波器11の2つの出力は、それぞれ、偏光合成結合器1
2および偏光合成結合器13の他方の入力に入射され
る。なお、図中の縦線はP偏光を表わし、丸はS偏光を
表わしている。
起光と、偏光保持分波器11から入射されるS偏光の励
起光源3により発生された励起光の1/2のパワーの光
が、偏光合成結合器12において合成され、3×2カッ
プラ10の出力ポートO1に出力される。この出力光は
図1に示す上り用増幅ユニットの光合波器105に入射
される。また、同様にして、励起光源2において発生さ
れたP偏光の励起光と、偏光保持分波器11から入射さ
れるS偏光の励起光源3により発生された励起光の1/
2のパワーの光が、偏光合成結合器13において合成さ
れ、3×2カップラ10の出力ポートO2に出力され
る。この出力光は図1に示す下り用増幅ユニットの光合
波器105’に入射される。
る光を、その偏光を保持して偏光保持分波器11あるい
は偏光合成分波器12および13に入射するためには、
各光源から発生される光を、偏光保持光ファイバあるい
は空間伝搬により入力端に結合させるようにすればよ
い。
例を示す。この図において、1〜3は半導体レーザダイ
オードなどからなる励起光源、10は3×2カップラで
ある。I1〜I3は3×2カップラ10の入力ポートで
あり、それぞれ、各励起光源1〜3から偏光保持光ファ
イバを介して供給される光を平行光に変換するためのフ
ァイバコリメータが設けられている。O1およびO2は
3×2カップラ10の出力ポートであり、それぞれ、3
×2カップラ10から出力される光を光ファイバに入射
するためのファイバコリメータが設けられている。これ
らの出力ポートO1およびO2から光ファイバに出力さ
れる光は、それぞれ、図1における上り用増幅ユニット
の光合波器105および下り用増幅ユニットの光合波器
105’に導かれる。14および15は偏光ビームスプ
リッタであり、P偏光の光はほぼ100%透過し、S偏
光の光はほぼ100%反射するものである。
において、励起光源1において発生された光は偏光保持
光ファイバを介して3×2カップラ10の入力ポートI
1に設けられたファイバコリメータに導かれ、P偏光の
光が偏光ビームスプリッタ14に入射される。この光は
偏光ビームスプリッタ14を透過して出力ポートO1に
結合される。また、励起光源2において発振される光
は、偏光保持光ファイバを介して入力ポートI2からS
偏光の光が入力されるようになされている。この入力ポ
ートI2からのS偏光の入力光は偏光ビームスプリッタ
15に入射され、該偏光ビームスプリッタ15において
全反射されて出力ポートO2に導かれる。
は、偏光保持光ファイバを介して偏光面の主軸が45°
傾けられて、入力ポートI3から入射される。この光
は、偏光面が45°傾けられているので、等しい大きさ
のP偏光成分とS偏光成分とからなっており、P偏光成
分は偏光ビームスプリッタ15を透過して出力ポートO
2に導かれる。一方、S偏光成分は、偏光ビームスプリ
ッタ15において反射され、偏光ビームスプリッタ14
に入射され、偏光ビームスプリッタ14においても全反
射されて出力ポートO1に導かれることとなる。すなわ
ち、励起光源3において発生された光は2等分されて、
その一方が出力ポートO2に導波され、他方が出力ポー
トO1に導波されることとなる。
された光は出力ポートO1に、入力ポートI2から入射
された光は出力ポートO2に、ほとんど損失を受けるこ
となく結合される。また、入力ポートI3から入射され
た光は、2分岐されて出力ポートO1と出力ポートO2
とに結合される。ここで、入力ポートI3から入力され
る光の偏光面を調整することによって、偏光ビームスプ
リッタ15におけるP偏光成分とS偏光成分のレベル比
を調整することができるので、出力ポートO1と出力ポ
ートO2とにおける出力レベルの平衡度を調整すること
が可能である。また、上述した第1の構成例の場合のよ
うに、励起光源1および励起光源2の発光強度を調整す
ることによっても、2つの出力ポートから出力される励
起光の出力レベルの平衡度を調整することができる。
力ポートI3に偏光面の主軸が45度傾けられている直
線偏光の光が入力されるようにしているが、入力ポート
I3から完全円偏光の光を入力させるようにしても同様
に動作をするものである。
例を示す図である。この図に記載された構成例は、偏光
ビームスプリッタ14の出力側と出力ポートO1との
間、および、偏光ビームスプリッタ15の出力側と出力
ポートO2との間に、それぞれ、光アイソレータ16お
よび17が挿入されている点で、図3に示した第2の構
成例と相違している。通常は、各励起光源1〜3の内部
にそれぞれ光アイソレータを設けて、反射してくる光に
よる不要な発振や動作特性の悪化を防止しているが、こ
の図4に示すように光アイソレータ16および17を設
けることにより各励起光源1〜3にそれぞれ光アイソレ
ータを設ける必要がなくなるため、各励起光源の中に光
アイソレータを設ける場合と比較して光アイソレータの
数を一つ減らすことができ経済的である。
3×2カップラと各励起光源とを別体に構成するもので
あったが、これらを一体化して設けることによって、よ
りコンパクトで、かつ、安定した構造を有する励起光の
供給源を提供することができる。図5および図6を用い
て、このように構成した実施例について説明する。
1およびO2を有する励起光源モジュールである。この
励起光源モジュールの内部には、偏光ビームスプリッタ
14および15、光アイソレータ16および17、半導
体レーザダイオード21、22および23が設けられて
いる。半導体レーザダイオード21は、P偏光の光が偏
光ビームスプリッタ14に入射されるように励起光源モ
ジュール20に取り付けられている。半導体レーザダイ
オード22は、S偏光の光が偏光ビームスプリッタ15
に入射するような位置になるように励起光源モジュール
20に取り付けられている。また、半導体レーザダイオ
ード23は、偏光ビームスプリッタ15に入射される光
が45°の偏光角度を有するように45°傾けられて励
起光源モジュール20に取り付けられている。なお、こ
れらの半導体レーザダイオードは最適角度になるように
調整され、例えば、YAG溶接などにより、励起光源モ
ジュール20に取り付けられる。
20において、半導体レーザダイオード21により発振
されたP偏光の光は、偏光ビームスプリッタ14に入射
され、偏光ビームスプリッタ14を透過して光アイソレ
ータ16を介して出力ポートO1のファイバコリメータ
に出力される。半導体レーザダイオード22において発
振されたS偏光の光は、偏光ビームスプリッタ15に入
射され、全反射されて光アイソレータ17を介して出力
ポートO2のファイバコリメータに出力される。
された45°の偏光角度を有する光は、偏光ビームスプ
リッタ15に入射される。この光は、等しい大きさのP
偏光成分とS偏光成分とに分解されるので、偏光ビーム
スプリッタ15において、その1/2が透過され、1/
2が反射される。偏光ビームスプリッタ15を透過した
半導体レーザーダイオード23により発振された光の1
/2は、光アイソレータ17を介して出力ポートO2の
ファイバコリメータに出力される。一方、偏光ビームス
プリッタ15において反射された半導体レーザダイオー
ド23において発振された光のS偏光成分は偏光ビーム
スプリッタ14に入射され、該偏光ビームスプリッタ1
4においてさらに反射され、光アイソレータ16を介し
て出力ポートO1のファイバコリメータに出力される。
の出力ポートO1からは半導体レーザダイオード21に
おいて発振されたP偏光の光および半導体レーザダイオ
ード23において発振された光の1/2が出力され、図
1に示すエルビウムドープファイバの励起光入力用光合
波器105に導入される。また、励起光源モジュール2
0の出力ポートO2からは半導体レーザダイオード22
において発振されたS偏光の光および半導体レーザダイ
オード23において発振された光の1/2が出力され、
図1に示すエルビウムドープファイバの励起光入力用光
合波器105’に導入されることとなる。
を示す図である。図6においては、図5におけるものと
同一のものについては同一の番号を付しその詳細な説明
は省略する。この図に記載された構成例においては、半
導体レーザダイオード23が半導体レーザダイオード2
1と同一の方向に取り付けられている点、および、半導
体レーザダイオード23と偏光ビームスプリッタ15と
の間にλ/2位相板24が設置されている点で図5に示
した構成例と相違している。このように構成された励起
光源モジュール20において、半導体レーザダイオード
23から発生されるP偏光の光は、λ/2位相板24に
入射される。このλ/2位相板24において、入射され
た光は45°偏光面が回転されて偏光ビームスプリッタ
15に入射される。
記載したもののように半導体レーザダイオード23を4
5°傾けて取り付ける代わりに、半導体レーザダイオー
ド23の取り付け方向は通常行なわれる垂直あるいは水
平とし、λ/2位相板を用いることによって、偏光面を
45°回転させるようにしたものである。このように構
成することによって、半導体レーザダイオードの取り付
け作業が容易になり、かつ、λ/2位相板の回転角度を
調整することにより、上り下り両光ファイバ増幅器の増
幅度の調整を容易に行うことができるようになるもので
ある。
で、3台の励起光源で2台の光ファイバ増幅器を駆動す
ることができ、励起光源の冗長構成を確保することがで
きる。したがって、経済的で信頼性の高い光ファイバ増
幅器を実現することができる。また、個々の光ファイバ
増幅器の出力レベルを個別に調整することが可能とな
る。
図である。
ップラの一構成例を示す図である。
ップラの他の構成例を示す図である。
ップラのさらに他の構成例を示す図である。
モジュールの一構成例を示す図である。
モジュールの他の構成例を示す図である。
構成を示す図である。
他の構成を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 励起光を供給することによって光信号を
増幅する希土類イオンをドープした光ファイバと、前記
励起光を発生する光源とを備える光ファイバ増幅器にお
いて、 2つの前記光ファイバと、 3つの前記励起光を発生する光源と、 該3つの光源の出力を合成ならびに分岐して前記2つの
光ファイバに前記励起光を供給する3×2カップラとを
有することを特徴とする光ファイバ増幅器。 - 【請求項2】 前記3×2カップラが、1つの偏光面保
持型分波器と2つの偏光合波器とを備えていることを特
徴とする請求項1記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項3】 前記3×2カップラが、2つの偏光ビー
ムスプリッタと偏波保持型光ファイバを用いた3つの入
力ポートと光ファイバを用いた2つの出力ポートとを備
え、それぞれの入力ポートにおける励起光の偏光状態が
予め定められた状態で入力されていることを特徴とする
請求項1記載の光ファイバ増幅器。 - 【請求項4】 前記3×2カップラの出力の2端子にそ
れぞれ光アイソレータを備えていることを特徴とする請
求項1、2あるいは3のいずれかに記載の光ファイバ増
幅器。 - 【請求項5】 励起光を供給することによって光信号を
増幅する希土類イオンをドープした光ファイバと、2つ
の偏光ビームスプリッタと、3つの励起光源とを備え、
予め定められた偏光状態の出力光を得るようにそれぞれ
の励起光源が固定されるとともに、2つの偏光ビームス
プリッタの偏光合成出力を取り出す手段が講じられ、該
2つの出力がそれぞれ2つの希土類イオンドープ光ファ
イバに励起されることを特徴とする光ファイバ増幅器。 - 【請求項6】 前記励起光源からの予め定められた偏光
状態の出力光を得る手段として、励起光源と偏光ビーム
スプリッタあるいは偏光ビームスプリッタと偏光ビーム
スプリッタとの間にλ/2位相板が設置されていること
を特徴とする請求項5記載の光ファイバ増幅器。
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