JPH08304866A - ボケ警告カメラ - Google Patents
ボケ警告カメラInfo
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- JPH08304866A JPH08304866A JP11063295A JP11063295A JPH08304866A JP H08304866 A JPH08304866 A JP H08304866A JP 11063295 A JP11063295 A JP 11063295A JP 11063295 A JP11063295 A JP 11063295A JP H08304866 A JPH08304866 A JP H08304866A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボケの原因に係わらず、また、できあがった
写真サイズ、形式等に応じて、ボケが許容できるか否か
を警告することを可能にする。 【構成】 カメラの振れ量を検出する加速度センサ1
2、撮影レンズのデフォーカス量を検出する測距部11
とを備え、振れ量及び/又はデフォーカス量に基づい
て、フィルム面上のボケ量を求め、ボケ量をボケ許容量
と比較して(S13)、警告を行なう(S14)。この
とき、ボケ許容値は、写真サイズ、パノラマ撮影かノー
マル撮影か否か、ポジフィルムかネガフィルムか否等に
従って設定可能である。
写真サイズ、形式等に応じて、ボケが許容できるか否か
を警告することを可能にする。 【構成】 カメラの振れ量を検出する加速度センサ1
2、撮影レンズのデフォーカス量を検出する測距部11
とを備え、振れ量及び/又はデフォーカス量に基づい
て、フィルム面上のボケ量を求め、ボケ量をボケ許容量
と比較して(S13)、警告を行なう(S14)。この
とき、ボケ許容値は、写真サイズ、パノラマ撮影かノー
マル撮影か否か、ポジフィルムかネガフィルムか否等に
従って設定可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム面上にボケが
発生することを警告するボケ警告カメラに関するもので
ある。
発生することを警告するボケ警告カメラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカメラとして、例えば、
振れ量を検出し、その振れ量がシャッタスピードや撮影
レンズの焦点距離に基づいて予め設定された振れ許容量
よりも大きくなったときに、音又は表示により警報を発
するものが知られている。
振れ量を検出し、その振れ量がシャッタスピードや撮影
レンズの焦点距離に基づいて予め設定された振れ許容量
よりも大きくなったときに、音又は表示により警報を発
するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のカメラは、写真倍率が小さくて済む場合に、必要以上
に画質を保持しようとするために、カメラ動作が遅くな
ったり、必要のない警告が出たりする、という問題があ
った。また、ピントがあまい写真であると思っていて
も、実は、手振れによってボケていることがあった。こ
れは、サービス版では気付かないが、カビネもしくはそ
れ以上に拡大して焼付けした場合には、顕著に表れるこ
とが多かった。
のカメラは、写真倍率が小さくて済む場合に、必要以上
に画質を保持しようとするために、カメラ動作が遅くな
ったり、必要のない警告が出たりする、という問題があ
った。また、ピントがあまい写真であると思っていて
も、実は、手振れによってボケていることがあった。こ
れは、サービス版では気付かないが、カビネもしくはそ
れ以上に拡大して焼付けした場合には、顕著に表れるこ
とが多かった。
【0004】本発明の第1の目的は、ボケの原因に係わ
らず、できあがった写真がボケているか否かを警告する
ボケ警告カメラを提供することである。本発明の第2の
目的は、できあがった写真サイズ、形式等に応じて、ボ
ケが許容できるか否かを警告するボケ警告カメラを提供
することである。
らず、できあがった写真がボケているか否かを警告する
ボケ警告カメラを提供することである。本発明の第2の
目的は、できあがった写真サイズ、形式等に応じて、ボ
ケが許容できるか否かを警告するボケ警告カメラを提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、カメラの振れ量を検出する振れ
検出部と、撮影レンズのデフォーカス量を検出するデフ
ォーカス量検出部と、を備えた振れ警告カメラにおい
て、前記振れ量及び/又は前記デフォーカス量に基づい
て、フィルム面上のボケ量を求めるボケ量算出部と、前
記ボケ量をボケ許容量と比較して、ボケ警告信号を生成
するボケ警報制御部と、前記警告信号に基づいて、警告
を行なう警告部とを備えたことを特徴とする。
に、請求項1の発明は、カメラの振れ量を検出する振れ
検出部と、撮影レンズのデフォーカス量を検出するデフ
ォーカス量検出部と、を備えた振れ警告カメラにおい
て、前記振れ量及び/又は前記デフォーカス量に基づい
て、フィルム面上のボケ量を求めるボケ量算出部と、前
記ボケ量をボケ許容量と比較して、ボケ警告信号を生成
するボケ警報制御部と、前記警告信号に基づいて、警告
を行なう警告部とを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のボケ
警報カメラにおいて、前記ボケ許容値は、写真サイズ、
パノラマ撮影かノーマル撮影か否か、ポジフィルムかネ
ガフィルムか否かの少なくとも1つの基準に従って設定
可能なボケ許容量設定部を備えたことを特徴とする。
警報カメラにおいて、前記ボケ許容値は、写真サイズ、
パノラマ撮影かノーマル撮影か否か、ポジフィルムかネ
ガフィルムか否かの少なくとも1つの基準に従って設定
可能なボケ許容量設定部を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、振れ量と、デフォーカス量と
の考慮した写真のボケ量を算出して、ボケ許容量と比較
して警報を行なう。また、ボケの許容量は、写真サイズ
(倍率)等によって設定可能である。
の考慮した写真のボケ量を算出して、ボケ許容量と比較
して警報を行なう。また、ボケの許容量は、写真サイズ
(倍率)等によって設定可能である。
【0008】
【実施例】以下、図面等を参照して、実施例について、
さらに詳しくに説明する。図1は、本発明による振れ検
出可能なカメラの実施例を示すブロック図、図2は、本
実施例に係るカメラを示す外観斜視図である。この実施
例のカメラは、図2に示すように、カメラボディ1と、
このカメラボディ1に着脱可能なレンズ鏡筒2とから構
成されている。
さらに詳しくに説明する。図1は、本発明による振れ検
出可能なカメラの実施例を示すブロック図、図2は、本
実施例に係るカメラを示す外観斜視図である。この実施
例のカメラは、図2に示すように、カメラボディ1と、
このカメラボディ1に着脱可能なレンズ鏡筒2とから構
成されている。
【0009】制御回路10は、カメラ全体の撮影制御を
行なうと共に、後述する図7、図8の流れ図に沿って、
本実施例の振れ警告の制御を行なう回路であり、CP
U、メモリ等が含まれている。
行なうと共に、後述する図7、図8の流れ図に沿って、
本実施例の振れ警告の制御を行なう回路であり、CP
U、メモリ等が含まれている。
【0010】測距部11は、被写体までの距離を測定す
る部分であり、その出力は、制御回路10に接続されて
いる。この測距部11は、例えば、位相差検出方式が採
用されている。また、測距部11は、AFのための測距
の他に、振れ検出部としても使用する。
る部分であり、その出力は、制御回路10に接続されて
いる。この測距部11は、例えば、位相差検出方式が採
用されている。また、測距部11は、AFのための測距
の他に、振れ検出部としても使用する。
【0011】図3は、本実施例に係るカメラに用いられ
る測距部(位相差検出方式)を説明する図である。位相
差検出方式は、撮影レンズ2aからの光束を、光軸Lを
挟んで2つに分けると、それぞれの光束は焦点(ピン
ト)のあったところで一致するが、その前後では光束の
順序が入れ替わり、ズレを生ずることを利用したAF方
式である。検出素子11bは、2つに分かれた光束の焦
点近傍での状態を検出する。点線は、フィルムと等価の
位置(11a)にピントが合った状態を示す。ピントの
合った合焦時には、検出素子11b上の2つの像の間隔
が一定(xo)であるので、検出素子11bは、ピント
の合っていないときの像間隔が合焦時よりもどれだけ長
いか短いかという位相差(dx)を検出する。このとき
のフィルムと等価の位置からのピントのズレ量をデフォ
ーカス量dzといい、次式で求められる。 dz=C・F・dx …(1) 但し、Cは比例定数、FはFナンバーである。なお、検
出素子11bは、必要な光束だけを入射して使用する。
る測距部(位相差検出方式)を説明する図である。位相
差検出方式は、撮影レンズ2aからの光束を、光軸Lを
挟んで2つに分けると、それぞれの光束は焦点(ピン
ト)のあったところで一致するが、その前後では光束の
順序が入れ替わり、ズレを生ずることを利用したAF方
式である。検出素子11bは、2つに分かれた光束の焦
点近傍での状態を検出する。点線は、フィルムと等価の
位置(11a)にピントが合った状態を示す。ピントの
合った合焦時には、検出素子11b上の2つの像の間隔
が一定(xo)であるので、検出素子11bは、ピント
の合っていないときの像間隔が合焦時よりもどれだけ長
いか短いかという位相差(dx)を検出する。このとき
のフィルムと等価の位置からのピントのズレ量をデフォ
ーカス量dzといい、次式で求められる。 dz=C・F・dx …(1) 但し、Cは比例定数、FはFナンバーである。なお、検
出素子11bは、必要な光束だけを入射して使用する。
【0012】図1に戻って、角速度センサ12は、振れ
を検出するセンサであり、その出力は、制御回路10に
接続されている。シャッタ13は、フィルムへの露光時
間を制御するためのものである。シーケンスモータ14
は、シャッタ13、ミラー(不図示)等のチャージ、駆
動から巻き上げまでを行なうモータである。AFモータ
15は、カメラボディ1又はレンズ鏡筒2内に配置さ
れ、撮影レンズ2aを移動させて焦点を合わせる駆動を
行なうモータである。
を検出するセンサであり、その出力は、制御回路10に
接続されている。シャッタ13は、フィルムへの露光時
間を制御するためのものである。シーケンスモータ14
は、シャッタ13、ミラー(不図示)等のチャージ、駆
動から巻き上げまでを行なうモータである。AFモータ
15は、カメラボディ1又はレンズ鏡筒2内に配置さ
れ、撮影レンズ2aを移動させて焦点を合わせる駆動を
行なうモータである。
【0013】表示部16は、露出やフィルム枚数などの
表示を行なう部分であり、図2に示した外部表示部16
aと、ファインダー内表示部(不図示)とを備えてい
る。この実施例では、外部表示部16aは、写真サイズ
を予め決める場合に、そのサイズの表示を行なう。ファ
インダー内表示部は、振れの警告表示を行なう。
表示を行なう部分であり、図2に示した外部表示部16
aと、ファインダー内表示部(不図示)とを備えてい
る。この実施例では、外部表示部16aは、写真サイズ
を予め決める場合に、そのサイズの表示を行なう。ファ
インダー内表示部は、振れの警告表示を行なう。
【0014】発音部17は、露出が不適切なときや、カ
メラの振れが大きいときなどに、音による警告を行なう
部分である。
メラの振れが大きいときなどに、音による警告を行なう
部分である。
【0015】メインスイッチSW1は、カメラのメイン
電源を投入するスイッチである。モードスイッチSW2
は、カメラに予め定められた初期値によってボケ警告を
行なう第1モードと、振動の警告を使用者の希望する写
真サイズに合わせてボケ警告行なう第2モードとを選択
するスイッチである。メインスイッチSW1とモードス
イッチSW2は、図2に示したスライドスイッチ3によ
って作動する。スライドスイッチ3は、目印をOFFに
合わせると、電源OFFの状態(メインスイッチSW1
がOFF)になり、目印をONに合わせると、電源ON
の状態(メインスイッチSW1がON)になる。また、
スライドスイッチ3がONの位置では、モードスイッチ
SW2が第1モードとなり、さらに、右側にスライドさ
せると、第2モードに切り換わる。
電源を投入するスイッチである。モードスイッチSW2
は、カメラに予め定められた初期値によってボケ警告を
行なう第1モードと、振動の警告を使用者の希望する写
真サイズに合わせてボケ警告行なう第2モードとを選択
するスイッチである。メインスイッチSW1とモードス
イッチSW2は、図2に示したスライドスイッチ3によ
って作動する。スライドスイッチ3は、目印をOFFに
合わせると、電源OFFの状態(メインスイッチSW1
がOFF)になり、目印をONに合わせると、電源ON
の状態(メインスイッチSW1がON)になる。また、
スライドスイッチ3がONの位置では、モードスイッチ
SW2が第1モードとなり、さらに、右側にスライドさ
せると、第2モードに切り換わる。
【0016】レリーズスイッチSW3は、レリーズボタ
ン4(図2参照)の全押しにより、露光シーケンスを開
始させるスイッチである。半押しスイッチSW4は、レ
リーズボタン4の半押しにより、測距・測光などの撮影
準備動作を開始させるスイッチである。設定スイッチS
W5は、写真サイズ(又は相当する倍率)を設定できる
状態にするスイッチである。設定スイッチSW5は、押
しボタンスイッチ5(図2参照)の押し込み操作によっ
て作動する。
ン4(図2参照)の全押しにより、露光シーケンスを開
始させるスイッチである。半押しスイッチSW4は、レ
リーズボタン4の半押しにより、測距・測光などの撮影
準備動作を開始させるスイッチである。設定スイッチS
W5は、写真サイズ(又は相当する倍率)を設定できる
状態にするスイッチである。設定スイッチSW5は、押
しボタンスイッチ5(図2参照)の押し込み操作によっ
て作動する。
【0017】レンズ制御回路21は、レンズ鏡筒2の焦
点距離、絞り、合焦点までの距離等を記憶しており、カ
メラボディ1側の制御回路10との間で通信を行なうこ
とができる。
点距離、絞り、合焦点までの距離等を記憶しており、カ
メラボディ1側の制御回路10との間で通信を行なうこ
とができる。
【0018】次に、振動の警告を使用者の希望する写真
サイズに合わせて行なう第2モードについて説明する。
第2モードは、焦点が合わないことによるピントボケ量
と、カメラブレによるブレボケ量の双方を原因として生
ずるボケ量(以下、総ボケ量VBという)に基づいて、
ボケ警告の制御を行なう。
サイズに合わせて行なう第2モードについて説明する。
第2モードは、焦点が合わないことによるピントボケ量
と、カメラブレによるブレボケ量の双方を原因として生
ずるボケ量(以下、総ボケ量VBという)に基づいて、
ボケ警告の制御を行なう。
【0019】図4は、ピントボケ量を説明するための図
である。撮影レンズ2aが焦点距離f、レンズ口径Dで
あった場合に、この撮影レンズ2aから被写体までの距
離をa、フィルム面側のピントの合っている位置までの
距離をbとすると、次式が成り立つ。 1/f=(1/a)+(1/b) …(2) このとき、フィルムがbからさらにΔzだけ離れたとこ
ろにあった場合に、本来1点に集まるべき光が直径δの
円(このδをピントボケ量ということにする)になる。 δ=|(D/b)・Δz| …(3) また、レンズのFナンバーは、以下のようになる。 f/D=F …(4) よって、式(3)は、次のようになる。 δ=|〔F/(f・b)〕・Δz| =|(F/f)・〔−(1/a)+(1/f)〕・Δz| =|(F/f2 )・〔−(f−a)/a〕・Δz| …(5) 従って、上記f,F,Δz,a(又はb)がわかれば、
ピントボケ量δが算出できる。
である。撮影レンズ2aが焦点距離f、レンズ口径Dで
あった場合に、この撮影レンズ2aから被写体までの距
離をa、フィルム面側のピントの合っている位置までの
距離をbとすると、次式が成り立つ。 1/f=(1/a)+(1/b) …(2) このとき、フィルムがbからさらにΔzだけ離れたとこ
ろにあった場合に、本来1点に集まるべき光が直径δの
円(このδをピントボケ量ということにする)になる。 δ=|(D/b)・Δz| …(3) また、レンズのFナンバーは、以下のようになる。 f/D=F …(4) よって、式(3)は、次のようになる。 δ=|〔F/(f・b)〕・Δz| =|(F/f)・〔−(1/a)+(1/f)〕・Δz| =|(F/f2 )・〔−(f−a)/a〕・Δz| …(5) 従って、上記f,F,Δz,a(又はb)がわかれば、
ピントボケ量δが算出できる。
【0020】図5、図6は、ブレボケ量を説明するため
の図である。まず、フィルム面上での像ブレ量Δwは、
次式で与えられる。 Δw=(+b+Δz)・θ …(6) 但し、Δzは、bを基準としてフィルム面がレンズ側に
あるときは負、逆のときには、正となる。ここで、ブレ
角度θは、角速度センサ12の出力値を積分することに
より算出される。他の符号は、図4と同じものを使用し
ている。式(2)から得られるb=af/(a−f)を
代入して、 Δw=〔af/(a−f)+Δz〕・θ …(7) 従って、像ブレ量Δwは、a,f,θ,Δz(又はb,
θ,Δz)により求まる。なお、Δz≪b,Δz≪f,
Δz≪aとなるために、Δzは省略することも可能であ
る。
の図である。まず、フィルム面上での像ブレ量Δwは、
次式で与えられる。 Δw=(+b+Δz)・θ …(6) 但し、Δzは、bを基準としてフィルム面がレンズ側に
あるときは負、逆のときには、正となる。ここで、ブレ
角度θは、角速度センサ12の出力値を積分することに
より算出される。他の符号は、図4と同じものを使用し
ている。式(2)から得られるb=af/(a−f)を
代入して、 Δw=〔af/(a−f)+Δz〕・θ …(7) 従って、像ブレ量Δwは、a,f,θ,Δz(又はb,
θ,Δz)により求まる。なお、Δz≪b,Δz≪f,
Δz≪aとなるために、Δzは省略することも可能であ
る。
【0021】角速度センサ12からの角速度をωとする
と、ブレ角度θは、次式で与えられる。 θ=∫ωdt …(8) ここで、図6に示すように、t=0(露光開始時間)を
起点として、t=Δt(露光終了時間)までのカメラの
角度ずれを時の経過につれて記録する。x方向及びy方
向に対して、角度のずれの最大値、最小値θxmax,
θxmim,θymax,θymimを求める。露光中
の像ブレは、 VI=(b+Δz)〔(θxmax−θxmim)2 +(θymax−θym im)2 〕 1/2 …(9)
と、ブレ角度θは、次式で与えられる。 θ=∫ωdt …(8) ここで、図6に示すように、t=0(露光開始時間)を
起点として、t=Δt(露光終了時間)までのカメラの
角度ずれを時の経過につれて記録する。x方向及びy方
向に対して、角度のずれの最大値、最小値θxmax,
θxmim,θymax,θymimを求める。露光中
の像ブレは、 VI=(b+Δz)〔(θxmax−θxmim)2 +(θymax−θym im)2 〕 1/2 …(9)
【0022】従って、総ボケ量VBは、式(5)、
(9)から、 VB=δ+VI …(10) によって求めることができる。
(9)から、 VB=δ+VI …(10) によって求めることができる。
【0023】次に、本実施例によるカメラの動作を説明
する。図7は、本実施例に係るカメラの動作を説明する
ための流れ図である。制御回路10は、半押しスイッチ
SW4がオンか否かを判定し(S1)、オンの場合に
は、ステップ2に進み、オフの場合には、入力があるま
で待機する。次に、制御回路10は、測光を行い(S
2)、被写体までの距離を計測し、撮影レンズ2aの焦
点を位相差方式によって合わせる(S3)。そして、表
示部(外部表示部及びファインダ内表示部)16に、フ
ィルム枚数、露出値などの表示を行なう(S4)。
する。図7は、本実施例に係るカメラの動作を説明する
ための流れ図である。制御回路10は、半押しスイッチ
SW4がオンか否かを判定し(S1)、オンの場合に
は、ステップ2に進み、オフの場合には、入力があるま
で待機する。次に、制御回路10は、測光を行い(S
2)、被写体までの距離を計測し、撮影レンズ2aの焦
点を位相差方式によって合わせる(S3)。そして、表
示部(外部表示部及びファインダ内表示部)16に、フ
ィルム枚数、露出値などの表示を行なう(S4)。
【0024】制御回路10は、モードスイッチSW2が
オンか否かを判断し(S5)、オフの場合には、ステッ
プ6(第1のモード)へ進み、オンの場合には、ステッ
プ13(第2のモード)へ進む。ステップ6において、
VIがVDよりも大きいか否かを判断し、大きい場合に
は、ステップ7に進む。VIは、検出されたブレボケ量
である。ここで、ブレボケ量は、測距部11及び角速度
センサ12により検出される。VDは、ボケの警告を発
生するためのしきい値である。ステップ7において、警
告を発生する。警告は、表示部(外部表示部及び/又は
ファインダ内表示部)16によって行なう。警告は、表
示部16の他に、発音部17で行なってもよい。
オンか否かを判断し(S5)、オフの場合には、ステッ
プ6(第1のモード)へ進み、オンの場合には、ステッ
プ13(第2のモード)へ進む。ステップ6において、
VIがVDよりも大きいか否かを判断し、大きい場合に
は、ステップ7に進む。VIは、検出されたブレボケ量
である。ここで、ブレボケ量は、測距部11及び角速度
センサ12により検出される。VDは、ボケの警告を発
生するためのしきい値である。ステップ7において、警
告を発生する。警告は、表示部(外部表示部及び/又は
ファインダ内表示部)16によって行なう。警告は、表
示部16の他に、発音部17で行なってもよい。
【0025】制御回路10は、レリーズスイッチSW3
がオンか否かを判断し(S8)、オンになったときに
は、シャッタを開閉して、フィルムに露光する露光シー
ケンス(S9)、巻き上げチャージ(S10)等一連の
撮影動作を行なう。再度、ステップ11において、レリ
ーズ中に検知されたVIがVDよりも大きいか否かを判
断し、大きい場合には、ステップ12に進み、警告を行
なう。
がオンか否かを判断し(S8)、オンになったときに
は、シャッタを開閉して、フィルムに露光する露光シー
ケンス(S9)、巻き上げチャージ(S10)等一連の
撮影動作を行なう。再度、ステップ11において、レリ
ーズ中に検知されたVIがVDよりも大きいか否かを判
断し、大きい場合には、ステップ12に進み、警告を行
なう。
【0026】例えば、ステップ13において、許容ボケ
量(VS)がVBよりも大きいか否かを判断し、大きい
場合には、ステップ14に進む。使用者が選択した写真
を見るサイズ(倍率)から求まる許容ボケ量(VS)、
測距部11により検出されるデフォーカス量と、加速度
センサ12により検出される振れ量の双方を原因として
生ずるボケ量VBとを比較する。VBについては、後述
する。
量(VS)がVBよりも大きいか否かを判断し、大きい
場合には、ステップ14に進む。使用者が選択した写真
を見るサイズ(倍率)から求まる許容ボケ量(VS)、
測距部11により検出されるデフォーカス量と、加速度
センサ12により検出される振れ量の双方を原因として
生ずるボケ量VBとを比較する。VBについては、後述
する。
【0027】ステップ14において、ボケ量VBが大の
ときには、振れの警告を行なう(S7、S9と同じ)。
S15〜S17は、S8〜S10と同じである。
ときには、振れの警告を行なう(S7、S9と同じ)。
S15〜S17は、S8〜S10と同じである。
【0028】ステップ18において、カメラ使用者が選
択した写真を見るサイズから求められる許容ボケ量VS
を、レリーズ中のデフォーカス量及び振れ量によって生
じたボケ量VBを比較する。レリーズ中の振れ量は、加
速度センサ12によって検出された振れ量と測距部11
によって検出された被写体までの距離、撮影レンズの焦
点距離情報により計算して求められる〔式(7)〕(S
11と同様)。S19は、S12と同じである。
択した写真を見るサイズから求められる許容ボケ量VS
を、レリーズ中のデフォーカス量及び振れ量によって生
じたボケ量VBを比較する。レリーズ中の振れ量は、加
速度センサ12によって検出された振れ量と測距部11
によって検出された被写体までの距離、撮影レンズの焦
点距離情報により計算して求められる〔式(7)〕(S
11と同様)。S19は、S12と同じである。
【0029】図8は、写真サイズの選択処理を示す流れ
図である。モードスイッチSW2がオンのときに、さら
に、設定スイッチSW5がオンになると、割り込みが働
き、撮影状態から写真サイズ(又は倍率)の選択が可能
な状態に切り換わる。S21において、選択されている
写真サイズが何であるかを表示する。S22において、
設定スイッチSW5がオンか否かを判断し、オフの場合
には、S23に進み、割り込みを解除し、オンの場合に
は、S24に進む。S24において、半押しスイッチS
W4がオンか否かを判断し、オンになる度に、S25に
進み、サイズ切替を行なう。サイズ切替は、i=1(サ
ービス版以下)、i=2(カビネ)、i=3(4つ切り
以上)がサイクリックに切り替わる。サイズ切替が行な
われると、写真サイズに応じたボケ許容量(VS)が切
り替わる。
図である。モードスイッチSW2がオンのときに、さら
に、設定スイッチSW5がオンになると、割り込みが働
き、撮影状態から写真サイズ(又は倍率)の選択が可能
な状態に切り換わる。S21において、選択されている
写真サイズが何であるかを表示する。S22において、
設定スイッチSW5がオンか否かを判断し、オフの場合
には、S23に進み、割り込みを解除し、オンの場合に
は、S24に進む。S24において、半押しスイッチS
W4がオンか否かを判断し、オンになる度に、S25に
進み、サイズ切替を行なう。サイズ切替は、i=1(サ
ービス版以下)、i=2(カビネ)、i=3(4つ切り
以上)がサイクリックに切り替わる。サイズ切替が行な
われると、写真サイズに応じたボケ許容量(VS)が切
り替わる。
【0030】図9は、本実施例に係るカメラのボケ許容
量を示す線図である。写真サイズが小さい場合には、ボ
ケ許容量VSは大きく、写真サイズが大きい場合には、
ボケ許容量VSは小さくなる。検出されたボケ量が、各
写真サイズ(倍率)に対応する許容値よりも大きくなっ
たときには、警告を発生する。
量を示す線図である。写真サイズが小さい場合には、ボ
ケ許容量VSは大きく、写真サイズが大きい場合には、
ボケ許容量VSは小さくなる。検出されたボケ量が、各
写真サイズ(倍率)に対応する許容値よりも大きくなっ
たときには、警告を発生する。
【0031】(他の実施例)図10、図11は、本発明
によるボケ警告カメラの他の実施例を説明するための図
である。図10の実施例では、ボケ許容値をポジフィル
ムかネガフィルムかによって、設定するようにしたもの
である。ポジフィルムの場合には、ボケ許容量VSは小
さく、ネガフィルムの場合には、ボケ許容量VSが大き
くなる。
によるボケ警告カメラの他の実施例を説明するための図
である。図10の実施例では、ボケ許容値をポジフィル
ムかネガフィルムかによって、設定するようにしたもの
である。ポジフィルムの場合には、ボケ許容量VSは小
さく、ネガフィルムの場合には、ボケ許容量VSが大き
くなる。
【0032】図11の実施例では、ボケ許容値をパノラ
マ撮影かノーマル撮影かによって、設定するようにした
ものである。パノラマ撮影の場合には、大きく引き延ば
されるのでボケ許容量VSは小さく、ノーマル撮影の場
合には、ボケ許容量VSが大きくなる。
マ撮影かノーマル撮影かによって、設定するようにした
ものである。パノラマ撮影の場合には、大きく引き延ば
されるのでボケ許容量VSは小さく、ノーマル撮影の場
合には、ボケ許容量VSが大きくなる。
【0033】以上説明した実施例に限定されず、種々の
変形や変更が可能であって、それらも本発明に含まれ
る。例えば、図7のステップ6において、振れ量の検出
に、測距部11の出力を使用しないで、加速度センサ1
2を使用する場合には、撮影レンズ2aの焦点距離、被
写体までの距離情報により、VI及びVDをそれぞれ設
定することができる。また、測距部11による振れ量
と、加速度センサ12による振れ量を常に比較して、互
いに校正させるようにしてもよい。この場合に、撮影レ
ンズ2aの焦点距離、被写体までの測距情報は特に必要
ない。
変形や変更が可能であって、それらも本発明に含まれ
る。例えば、図7のステップ6において、振れ量の検出
に、測距部11の出力を使用しないで、加速度センサ1
2を使用する場合には、撮影レンズ2aの焦点距離、被
写体までの距離情報により、VI及びVDをそれぞれ設
定することができる。また、測距部11による振れ量
と、加速度センサ12による振れ量を常に比較して、互
いに校正させるようにしてもよい。この場合に、撮影レ
ンズ2aの焦点距離、被写体までの測距情報は特に必要
ない。
【0034】例えば、図7のステップ14において、ボ
ケ量が大きいときには、レリーズできないようにした。
もし、レリーズ優先の考え方をとると、S7からS8に
進んだように、S14からS15に進めにことも可能で
ある。また、使用者がレリーズを優先するか否かによっ
て、予めどちらかを設定できるようにしてもよい。
ケ量が大きいときには、レリーズできないようにした。
もし、レリーズ優先の考え方をとると、S7からS8に
進んだように、S14からS15に進めにことも可能で
ある。また、使用者がレリーズを優先するか否かによっ
て、予めどちらかを設定できるようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、振れ量と、デフォーカス量とを考慮した写真のボ
ケ量を算出して、ボケ許容量と比較して警報を行なうの
で、ボケの原因にかかわらず、良好な写真が得られる。
また、ボケの許容量は、写真サイズ(倍率)等によって
設定可能であるので、必要かつ十分な警告をすることが
でき、不必要な警告により、気が散ったり、カメラ動作
が遅くなったりすることがなくなった。
れば、振れ量と、デフォーカス量とを考慮した写真のボ
ケ量を算出して、ボケ許容量と比較して警報を行なうの
で、ボケの原因にかかわらず、良好な写真が得られる。
また、ボケの許容量は、写真サイズ(倍率)等によって
設定可能であるので、必要かつ十分な警告をすることが
でき、不必要な警告により、気が散ったり、カメラ動作
が遅くなったりすることがなくなった。
【図1】本発明による振れ検出可能なカメラの実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本実施例に係るカメラを示す外観斜視図であ
る。
る。
【図3】本実施例に係るカメラに用いられる測距部(位
相差検出方式)を説明する図である。
相差検出方式)を説明する図である。
【図4】ピントボケ量を説明するための図である。
【図5】ブレボケ量を説明するための図である。
【図6】ブレボケ量を説明するための図である。
【図7】本実施例に係るカメラの動作を説明するための
流れ図である。
流れ図である。
【図8】写真サイズの選択処理を示す流れ図である。
【図9】本実施例に係るカメラのボケ許容量を示す線図
である。
である。
【図10】本発明によるボケ警告カメラの他の実施例を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図11】本発明によるボケ警告カメラの他の実施例を
説明するための図である。
説明するための図である。
1 カメラボディ 2 レンズ鏡筒 2a 撮影レンズ 3 スライドスイッチ 4 レリーズボタン 5 押しボタンスイッチ 6 ダイヤルスイッチ 10 制御回路 11 測距部 12 加速度センサ 13 シャッタ 14 シーケンスモータ 15 AFモータ 16 表示部 17 発音部 21 レンズ制御回路 SW1 メインスイッチ SW2 モードスイッチ SW3 レリーズスイッチ SW4 半押しスイッチ SW5 設定スイッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 カメラの振れ量を検出する振れ検出部
と、 撮影レンズのデフォーカス量を検出するデフォーカス量
検出部と、を備えた振れ警告カメラにおいて、 前記振れ量及び/又は前記デフォーカス量に基づいて、
フィルム面上のボケ量を求めるボケ量算出部と、 前記ボケ量をボケ許容量と比較して、ボケ警告信号を生
成するボケ警報制御部と、 前記警告信号に基づいて、警告を行なう警告部とを備え
たことを特徴とするボケ警告カメラ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のボケ警報カメラにおい
て、 前記ボケ許容値は、写真サイズ、パノラマ撮影かノーマ
ル撮影か否か、ポジフィルムかネガフィルムか否かの少
なくとも1つの基準に従って設定可能なボケ許容量設定
部を備えたことを特徴とするボケ警告カメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11063295A JPH08304866A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | ボケ警告カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11063295A JPH08304866A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | ボケ警告カメラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08304866A true JPH08304866A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14540677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11063295A Pending JPH08304866A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | ボケ警告カメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08304866A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7856171B2 (en) | 2005-02-04 | 2010-12-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for expressing amount of camera motion |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP11063295A patent/JPH08304866A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7856171B2 (en) | 2005-02-04 | 2010-12-21 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for expressing amount of camera motion |
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