JPH08304964A - 写真感光材料包装体 - Google Patents

写真感光材料包装体

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JPH08304964A
JPH08304964A JP6517896A JP6517896A JPH08304964A JP H08304964 A JPH08304964 A JP H08304964A JP 6517896 A JP6517896 A JP 6517896A JP 6517896 A JP6517896 A JP 6517896A JP H08304964 A JPH08304964 A JP H08304964A
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JP
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photographic light
photographic
page
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Application number
JP6517896A
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English (en)
Inventor
Keiji Obayashi
慶司 御林
Akira Hatakeyama
晶 畠山
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08304964A publication Critical patent/JPH08304964A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屑発生や付着が少なく、カメラ撮影時の屑の
写り込みが少なく、カートリッジ本体の破損がなく耐久
性に優れた包装体を提供する。 【構成】 カートリッジ本体の内部に、支持体に乳剤層
を設けた写真感光材料を巻きつけたスプールを回転自在
に収納し、該スプールの回転により該写真感光材料の先
端が自由にカートリッジ外部に送り出し可能であり、カ
ートリッジ本体は写真感光材料を送り出すため、遮光機
構を有する写真感光材料送り出し通路を有し、該スプー
ルのスプール軸の両端内側に、それぞれ一対のリップ付
きフランジが写真感光材料保持のため取り付けられてい
る写真感光材料包装体において、該写真感光材料のスリ
ット面の動摩擦係数が0.20以下であることを特徴と
する写真感光材料包装体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真感光材料包装
体に関し、特に感光材料の屑発生及び付着が少なく、カ
メラ撮影時に屑の写り込みが少なく、カートリッジの破
損がなく耐久性に優れ、書き込まれた磁気情報を正確に
読み取ることができる写真感光材料包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影用ハロゲン化銀写真感光材料および
その包装体においては、製造から撮影、現像に至るまで
に、感光材料の屑発生及び付着が少ないことが要求され
ている。また、最近になって提案されている磁気記録層
を有する感材では、正確に磁気情報が読み取れることが
要望されている。従来の撮影用カラー感光材料は、カー
トリッジ(パトローネ)本体に巻き込んだり送り出した
りする場合、感光材料や支持体に対して屑の発生及び付
着が多く、カメラ撮影時にこのゴミが写り込んで、プリ
ント品質を損なう場合があった。また、感光材料の何回
かの巻き込み、送り出しを行なうと、スプールに巻回さ
れている感光材料の両側面側を抑え保持するフランジが
破損する、という問題もあった。さらに、感光材料に磁
気記録層を有し、処理後にこの磁気情報を読み取る場合
には、磁気情報の読み取りエラーを発生することがあっ
た。特に、上記フランジが設けられたスプールと、写真
感光材料を内部から送り出すための、遮光機構付き通路
(送り出し口)が設けられたカートリッジ本体とを備え
た特定構成の包装体において、上記の屑発生及び付着防
止等の課題を検討し、それを感光剤に注目して達成した
ものは、今まで知られていない。例えば、写真感光材料
の滑り摩擦を減少させてフィルムマガジンや撮影機ゲー
ト等のカメラゲートをスムーズに動けるように物理性を
改良し、機器内でのフィルム屑の発生がなく、良好な透
明性を有する写真感光材料を提供するという課題に関し
ては、特開昭60−83938号公報(文献1)にスリ
ット面に滑り剤を有する感光材料が記載されているが、
本発明の前記フランジや通路を有する構成の包装体では
ない。この異なる課題・構成の技術からは本発明のカー
トリッジ本体の使用が前提でフランジや通路を構成の必
須とする包装体の屑発生及び付着防止等の前記課題は全
く達成できない。
【0003】また、写真感光材料のスリット面の滑り摩
擦を減少させて撮影機ゲートやフィルムガイド等をスム
ーズに作動できるように物理性の改良される写真感光材
料を提供するという課題に関しては、特開昭64−77
052号公報(文献2)にハロゲン化銀写真感光材料の
最外層にシリコーン系化合物を含有量が20mg/m2
上、かつ、その含有率が該層中の全固型分の20重量%
以上であるハロゲン化銀感光材料が記載されている。し
かし、上記同様に、本発明の前記フランジや通路を有す
る構成の包装体ではない。したがって、この異なる課題
・構成の技術からは本発明のカートリッジ本体の使用が
前提でフランジや通路を構成の必須とする包装体の屑発
生及び付着防止等の前記課題は全く達成できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記フランジや通路を有する形態の包装体であって、屑発
生及び付着が少なく、カメラ撮影時の屑の写り込みが少
なく、カートリッジ本体の破損がなく耐久性に優れた包
装体を提供することを目的とする。更に、磁気情報が書
き込まれた場合、その情報も正確に読み取ることのでき
る優れた包装体を提供することも目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記屑発
生及び付着等の欠点は、包装体内の写真感光材料のスリ
ット面の動摩擦係数を低下させることが良いことを見い
出した。また、製造した写真感光材料を必要サイズに長
尺裁断する際に、連続して20m以上スリットしたの
ち、引き続き連続してスリットされた写真感光材料を供
給することによって上記防止効果に有効であること、更
に動摩擦係数を低下させるには、滑り剤、それも特定種
類の滑り剤を使用すれば良いことを見い出し、これらの
知見から本発明を完成するに至った。 即ち、本発明は
下記の通りである。
【0006】(1)カートリッジ本体101、およびこ
の内部に、乳剤層を有する写真感光材料102を巻きつ
けたスプール103を回転自在に収納し、該スプールの
回転により該写真感光材料の先端が自由にカートリッジ
外部に送り出し可能であり、カートリッジ本体は写真感
光材料を送り出すため、遮光機構を有する写真感光材料
送り出し通路を有し、該スプールのスプール軸112の
両端内側に、写真感光材料保持のため、それぞれ一対の
リップ付きフランジ113、114が取り付けられてい
る写真感光材料包装体100において、該写真感光材料
のスリット面の動摩擦係数が0.20以下であることを
特徴とする写真感光材料包装体。
【0007】(2)連続して20m以上スリットしたの
ち、引き続き連続してスリットされた該写真感光材料が
収納されていることを特徴とする(1)に記載の写真感
光材料包装体。
【0008】(3)該写真感光材料が支持体上の乳剤層
面側の最外層及び/又は支持体を挟んで乳剤層とは反対
側のバック面の最外層にオルガノシリコーン系滑り剤を
含有することを特徴とする(1)又は(2)に記載の写
真感光材料包装体。
【0009】(4)該写真感光材料がスリット面にオル
ガノシリコーン系滑り剤を含有する層を有することを特
徴とする(1)、(2)又は(3)に記載の写真感光材
料包装体。
【0010】(5)該写真感光材料が支持体を挟んで乳
剤層とは反対側のバック面に強磁性粉末を含む磁性層を
有することを特徴とする(1)又は(2)に記載の写真
感光材料包装体。
【0011】(6)該写真感光材料がそれぞれ少なくと
も1層の赤感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化
銀乳剤層及び青感性ハロゲン化銀乳剤層を有することを
特徴とする(1)又は(2)に記載の写真感光材料包装
体。
【0012】
【発明の実施の形態】上記(1)の態様は、フランジや
通路を必須とする本発明の構成の包装体において、その
内に収納された写真感光材料のスリット面の動摩擦係数
が0.20以下のものである。このような技術は、前記
各文献等の技術に開示されておらず、独自のカートリッ
ジの構成によって生じる屑発生及び付着の防止、耐久性
向上、磁気情報の正確な読み取りという本発明の課題が
達成できる。
【0013】好ましい態様(2)は、製造した写真感光
材料を目的に応じ必要サイズに連続して長尺スリットす
る際、連続して20mスリットしたのち、引き続き連続
してスリットされた写真感光材料を本発明の独自のカー
トリッジ内に収納し、使用することにより、上記本発明
の課題が達成できる。
【0014】好ましい態様(3)及び(4)は、スリッ
ト面の動摩擦係数を0.20以下に低下せしめるには滑
り剤として、特定種類のオルガノシリコーン系化合物を
使用し、態様(3)はオルガノシリコーン系化合物を写
真感光材料の支持体上の乳剤層面側の最外層及び/又は
支持体を挟んで乳剤層の反対側のバック面の最外層に含
有し、態様(4)はスリット面にオルガノシリコーン系
化合物を含有する層を設ける写真感光材料を本発明の独
自のカートリッジ内に収納し、使用することにより、上
記本発明の課題を達成する。
【0015】本発明にて述べるスリット面とは、写真感
光材料の乳剤層面とバック面に対し垂直に切断された面
を意味する。
【0016】以下、図を参照しつつ、本発明の一態様で
ある写真感光材料包装体(以下、「写真フイルムパトロ
ーネ」ともいう。)100の構造についてまず説明す
る。図1は、その写真フイルムパトローネの分解斜視
図、図2は、それを半径方向から見た図、図3は、それ
を図2とは異なる位置で、半径方向から見た図である。
写真フイルムパトローネ100は、パトローネ本体10
1の内部に、写真感光材料(写真フイルム)102を巻
き付けたスプール103を回動自在に収納しており、パ
トローネ本体101の外周にパトローネラベル104が
粘着されている。カートリッジ本体(パトローネ本体)
101は、2つの成形部品である上・下ケース105、
106からなる。
【0017】ゲート150を有する上ケース105と、
下ケース106との正面側合わせ目には写真フイルム1
02を送り出すためのフイルム送り出し口107(通
路)が形成されている。フイルム送り出し口107の奥
には、ここからの入光を防止するための蓋部材108
と、これの奥に配置され写真フイルム102の先端を分
離するための分離爪109とがそれぞれ設けられてい
る。蓋部材108は、両端部にそれぞれキー溝110、
111が形成され、カメラに装填された際にキー溝11
0、111に係合するカメラ側の開閉用駆動軸の回動に
よってフイルム送り出し口107を塞ぐ閉じ位置と写真
フイルムの出入りが許容される開き位置との間で回動さ
れる。図5には、ロックポウル144と蓋部材108が
係合し、蓋部材が閉じ位置でロックされた状態を示して
ある。
【0018】スプール103は、スプール軸112の両
端内側にそれぞれ一対のリップ付きフランジ113、1
14が取り付けられ、一方のフランジ113の外側にデ
ータディスクが設けられている。また他方のフランジ1
14の外側に使用表示部材123が取り付けられる。デ
ータディスク115には、データラベルが貼付けられ
る。スプール軸112、データディスク115、各フラ
ンジ113、114が係合する一対のフランジ係合部1
17、118、写真フイルム後端係止用のスリット11
9、及び使用表示部材支持部120とがそれぞれ一体に
形成されており、カメラに装填された際にスプーツ10
3の両端部に設けたカギ穴上のキー溝121、122に
カメラ側の駆動軸が係合し、この駆動軸の回転によって
回動される。
【0019】使用表示部材123には、軸受け部12
4、2つのラチェット爪125、ギヤ126、及び使用
表示板127とが一体に形成されており、これらはスプ
ール軸112と一体に回転する。
【0020】写真フイルムパトローネ100の内部は、
ギヤ126と噛み合うようにスプールロック128が収
納されている。このスプールロック128は、蓋部材1
09が閉じる位置にある時には、ギヤ126に係合して
スプール軸112の回転ロックを行い、不用意な写真フ
イルム102の送り出しを防止し、また、蓋部材109
が開き位置にある時にはギヤ126との係合を解除す
る。
【0021】一対のフランジ113、114は、プラス
チック材料で成形されており、断面が薄肉カップ状とな
っている。カップ状の底部にはフランジ係合部117、
118に回動自在に係合する丸穴129、130がそれ
ぞれ設けられている。また、カップ状の開口縁部13
1、132は、スプール軸112に取り付けられた際に
互いに向き合うようになり、これらの間に巻回される写
真フイルム102の最外周両端を包み込む(図6参
照)。これらの開口縁部131、132によってスプー
ル103の回転を写真フイルム102の最外周まで伝達
させることができるとともに、フイルムロール142の
巻き緩みを防止している。
【0022】フランジ114には、丸穴130を取り囲
むように、所定ピッチで4個の穴133が形成されてい
る。これらの穴133には、スプール軸112が写真フ
イルム送り出し方向に回転した際に使用表示部材123
のラチェット爪125が係合する。ラチェット爪125
は、前記穴133に係合した際にスプール軸112の回
転をフランジ114に伝達させ、スプール軸112が写
真フイルム巻き取り方向に回転した際には使用表示部材
123のラチェット爪125が前記穴133を乗り越
え、スプール軸112の回転をフランジ114に伝達さ
せることはない。
【0023】ところで、写真フイルム102を送り出す
際には、スプール103をフイルム送り出し方向に回転
させる。スプール103がフイルム送り出し方向に回転
させられると、写真フイルム102の先端が分離爪10
9に接触し、写真フイルム先端の内側に巻回された部分
から分離される。続いてスプール103が回転させられ
ると、厚みが薄い一対のフランジ113、114は弾性
を有しているから、分離されたフイルム先端によってそ
れぞれ外側に押し広げられ、これによって一対のフラン
ジ113、114の包み込みから開放された写真フイル
ム先端(図3の143)はフイルム送り出し口を通じて
写真フイルムパトローネ100の外に送り出される。ま
た、スプール軸112が写真フイルム巻き取り方向(写
真フイルム送り出し方向とは逆方向)に回転した際には
フランジ113、114ともスプール軸112と一体に
回転することはない。したがって、写真フイルム102
を巻き取る際には、フランジ113、114が回転しな
いことから、これらの開口縁部131、132と写真フ
イルム102との間に滑りを生じ、写真フイルム102
がフランジの開口縁部131、132の下に滑り込むこ
とによって写真フイルムが巻き込まれる。
【0024】データディスク115は、大径扇型部分1
34と切り欠き部分135とからなる。バーコードラベ
ル116は、データディスク115と相似の形状をして
おり、データディスクに貼り付けられる。
【0025】バーコードラベル116には、バーコード
が印刷されており、様々な情報、例えば収納する写真フ
イルム102の種類等を表している。この情報は、スプ
ール103がフイルム送り出し方向に回転された際に、
図5に示すように、上ケース105の一側面に形成され
た開口136を介してカメラ側に設けた読取りセンサに
よって読み取られ、露出値の算出や収納された写真フイ
ルムの露光枚数のカウント等に用いられる。
【0026】この写真フイルムパトローネ100では、
写真フイルム102の先端までも全部収納するため、未
露光の写真フイルムかそれとも露光済みの写真フイルム
が収納されているのかが外観から見ても区別がつかな
い。そこで、露光済みの写真フイルムを収納した写真フ
イルムパトローネ100が再度カメラに装填されて撮影
が行われることを防止するために、後装填防止用の開口
137を下ケース106の一側面に形成している。この
一側面は、カメラのパトローネ室に向けて挿入される側
であり、パトローネ室内には開口137に入り込むレバ
ーが設けられている。
【0027】写真フイルムパトローネ100は、露光済
みの写真フイルムを収納している場合には開口137に
大径扇型部分134を露呈した状態となるように、ま
た、未露光の写真フイルムを収納している場合には開口
137に大径扇型部分134を露呈していない状態とな
るようにカメラ側の駆動軸によってスプール103の停
止位置が制御される。したがって、カメラ側ではレバー
の移動量を検出することで露光済み又は未露光の写真フ
イルムのどちらを収納しているかを見分けることができ
る。
【0028】さらに、ユーザーが外観から見ても把握で
きるように、この写真フイルムパトローネ100では、
図4に示すように、他の側面(開口136、137を設
けた側面とは反対側の側面)に、未露光の写真フイルム
が収納された際の使用状況表示用開口138、一部に撮
影を行った写真フイルムを収納した時の使用状況表示用
開口139、全部に撮影を行った露光済みの写真フイル
ムを収納した際の使用状況表示用開口140、及び現像
済みの写真フイルムを収納した際の使用状況表示用開口
141とを形成し、スプール103の停止位置を制御し
て奥に位置する使用表示板127を前記4つの使用状況
表示用開口138〜141のうち何れかに露呈させて写
真フイルムの使用状況を表示するようにしている。
【0029】さらに、本パトローネ100には、収納さ
れた写真フイルム102の感度検出用に用いられる感度
検出ノッチ145が設けられている。これは、バーコー
ドラベルに書かれたバーコードを読むバーコードリーダ
ーを持たない安価カメラで感度を検出するためのノッチ
である。図5のように感度検出用ノッチ145が設けら
れている場合は、収納された写真フイルム102がIS
O感度400以上であり、ノッチがない場合はISO感
度400以下であることを示している。
【0030】さらに、本パトローネ100には、収納さ
れた写真フイルム102が現像済みか否かを表す現像済
み表示タブが設けられている。図4に示されるように、
このタブ147はパトローネ100の一側面に設けられ
た開口146内に設けられ、このタブ147が折り取ら
れている場合には収納された写真フイルム102が現像
済みであることを示している。
【0031】次に、本発明のパトローネ100の製法の
代表例について具体的に述べる。上ケース・下ケース1
05、106、スプール103、及び蓋部材108は、
ハイインパクトポリスチレン樹脂(電気化学工業製 デ
ンカスチロール HI−R−Q)に、遮光性を付与する
ためにカーボンブラック(三菱化学製 三菱カーボンブ
ラック #950)1.0重量%、及び滑性を付与する
ためのシリコーンオイル(信越化学工業製 信越シリコ
ーン KF96H−粘度3万cP)1.5重量%を混練し
た樹脂を用い射出成形法によって成形する。使用表示部
材123は、上述のハイインパクトポリスチレン樹脂
に、上述のカーボンブラック0.01重量%、及び酸化
チタン(石原産業製 CR60−2)3.5重量%を混
練した樹脂を用い射出成形法によって成形する。
【0032】フランジ113、114は、ポリスチレン
樹脂とポリフェニレンエーテル樹脂のポリマーアロイ
(旭化成製 ザイロン X9101)から作られた厚み
150μmのフイルムを用い、真空・圧空法によって成
形する。
【0033】パトローネラベル104は、まず厚み50
μmの白色顔料入ポリスチレンフイルムの片面に印刷適
正を付与するコーティングを行い、その裏面に粘着剤を
付設した後剥離紙を張り付けた離型紙付き粘着ラベル原
反を作成する。その原反の表面に図7に示したように、
数字で書かれたパトローネID番号印刷スペース15
1、メーカー名、商品名、フイルムの種類・感度・露光
枚数、注意書き、及びユーザーが記入するメモ欄等を印
刷する品種等の印刷スペース152、及びバーコード印
刷スペース153がある。まず品種等印刷スペースを印
刷し、その後ハーフカット加工を行い、さらにその後で
バーコード及びパトローネID番号を印刷して作成す
る。バーコードには、製造業者名、製造ロット、製造
日、収納された写真フイルムの種類、感度、露光枚数、
及びパトローネID番号等がコード化されて印刷されて
いる。カートリッジID番号は、カートリッジ一個一個
に付けられた固有の番号である。
【0034】バーコードラベル116は、厚み50μm
の透明ポリスチレンフイルムの片面に厚さ約400オン
グストロームのアルミ蒸着層を設け、その上に粘着剤を
付設した後剥離紙を張り付けた離型紙付き粘着ラベルを
作成し、アルミ蒸着層の反対面にバーコードを印刷した
後、外周部分のハーフカットを行い、さらに中央の穴抜
き加工を行って作成する。
【0035】上記に例示した構造・製法の包装体の感光
材料の乳剤層側の最外層に含有され、本発明の課題を達
成するオルガノシリコーン系滑り剤としては、その範中
に入るものならば広く利用できるが例えば米国特許(U
S)3,042,522号、同3,080,317号、
同2,694,637号、特公昭39−15714号、
英国特許(GB)1,030,811号、同1,14
3,118号、同1,528,656号、同1,27
5,657号、同1,278,402号、同1,31
3,384号、特公昭51−15740号、特公昭45
−34230号、同46−27428号、特開昭49−
62128号、特公昭49−62127号、特公昭53
−292号、特公昭55−49294号、特開昭60−
140341号、同60−140342号、同60−1
40343号、同60−188945号、同60−23
1704号、同60−231720号、同60−240
761号、同60−243167号、同60−2407
32号、同60−245638号、同61−216号、
同61−232号、同61−260号等に記載されてい
る化合物が挙げられる。本発明においてはこれらの中で
好ましいものとして下記一般式〔I〕で表される構造単
位を有するものが挙げられる。
【0036】
【化1】
【0037】一般式〔I〕において、R1 は水素原子、
ヒドロキシ基、または有機基を表わし、R2 は有機基を
表し、またR1 、R2 が共に有機基を表わす場合、
1 、R2 は互いに同じ有機基であっても異なった有機
基であっても良い。該有機基としては、炭素数1〜45
のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、エーテル
結合を少なくとも2個有する基、アリール基およびこれ
らの基を含む基が挙げられる。
【0038】
【化2】
【0039】一般式〔II〕において、R3 、R4 及び
5 は水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ基または有
機基を表わし、またR3 、R4 、R5 は互いに同じであ
っても異なっていても良い。該有機基としては、炭素数
1〜45のアルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、
エーテル結合を少なくとも2個有する基、アリール基、
およびこれらの基を含む基が挙げられる。一般式〔I
I〕において、具体的にR3 、R4 およびR5 で表わさ
れるハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子等が挙
げられる。一般式〔I〕および〔II〕において、具体
的にR1 、R2 、R3 、R4 およびR5 で表わされるア
ルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、
i−プロピル基、t−ブチル基、ヘキシル基、ドデシル
基、テトラデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基
等、アルケニル基としては、ビニル基、プテニル基等、
アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブト
キシ基等、エーテル結合を少なくとも2個有する基とし
ては、メトキシエチル基、エトキシエチル基、n−ブト
キシエチル基、エトキシプロピル基、n−ブトキシプロ
ピル基、メトキシエトキシエチル基、エトキシエトキシ
エチル基、エトキシ−テトラ(オキシエチレニル)エチ
ル基、メトキシ−ペンタ(オキシエチレニル)エチル基
等、またアリール基としては、フェニル基等が挙げられ
る。具体的にR1 、R2 、R3 、R4 およびR5 で表わ
されるアルキル基を含む基としては、−CH2 CH2
3 、−CH2 CH2 CH2 Cl、−CH2 CH2 CO
OH、−CH2 CH2 CH2 COOH、−CH2 CH2
CH2 NH2 、−CH2 CH2 CH2 NHCH2 CH2
NH2 、−N(CH3 2 、−CH2 CH2 SH、−C
2 CH2 CH2 CN、−OOCC1735等、アルケニ
ル基を含む基としては、−CH2 CH2 CH2 OCOC
(CH3 )=CH2 、−CH2 CH2 CH2 −O−(C
2 CH2 O)3 −CH2 CH2 SO2 CH=CH2
アルコキシ基を含む基としては、−CH2 CH2 −O−
4 9 (n)、−OCH2 CH2 OH基、エーテル結
合を少なくとも2個有する基としては、−CH2 CH2
CH2 −(OC2 4 7 −OCH3
【0040】
【化3】
【0041】
【化4】
【0042】またアリール基を含む基としては、
【0043】
【化5】
【0044】等が挙げられる。本発明に用いられるオル
ガノシリコーン系滑り剤の粘度は、特に限定はないが、
通常、25℃で測定された粘度が約10〜100,00
0センチストークスを示すものが適当である。また、本
発明に用いるオルガノシリコーン系滑り剤の数平均分子
量は、500〜1,000,000まで目的に応じて用
いることができるが、好ましくは1,000〜100,
000である。次に本発明に用いることのできる具体的
化合物を列挙するが、本発明に用いられる化合物は、こ
れに限定されるものではない。
【0045】
【化6】
【0046】
【化7】
【0047】
【化8】
【0048】
【化9】
【0049】
【化10】
【0050】これらオルガノシリコーン系滑り剤は、感
光材料の乳剤層側及び/又はバック面側の最外層に添加
することが必要である。ただし、それ以外の写真感光層
や反対側のバック面側の他の層にも添加してもよい。さ
らに、本発明はスリット面にこれらオルガノシリコーン
系滑り剤を含有する層を塗設することにより、本発明の
課題を達成できる。オルガノシリコーン系滑り剤を含有
する層を塗設する方法としては、滑り剤を溶解して、ロ
ール状に巻かれた、或いはシート状に重ねられた写真感
光材料のスリット面に、噴霧し薄膜を形成するか、滑り
剤を含浸させた布でスリット面を拭き、塗り付けるか、
又は、滑り剤を含浸させた布を回転ロールに巻き付け、
回転ロールを回転させながらスリット面を接触させて塗
設する方法などがある。スリット面に滑り剤を含有する
層を塗設する方法は上記の方法に限定されるものではな
く、上記以外のどのような方法を用いてもよい。
【0051】本発明においては、スリット面の動摩擦係
数が0.20以下である。スリット面の動摩擦係数を
0.20以下にすることにより、本発明の構成の包装体
によって生じる屑発生及び付着の防止、耐久性向上、磁
気情報の正確な読み取りなど本発明の課題を達成でき
る。好ましくは動摩擦係数は0.18以下である。より
好ましくは0.16以下である。下限値は0.07であ
る。この下限値より小さくしようとすると滑り剤の使用
量を著しく増大しなければ達成できず、製造コストの高
騰や塗布故障の原因となる。又、写真感光材料の製造時
に滑り過ぎて塗布速度や加工速度などを落とさなければ
ならない等の支障をきたす。
【0052】写真感光材料の最外層やスリット面への滑
り剤の総使用量は、上記本発明の課題達成のためには、
1〜1,000mg/cm2 の範囲である。好ましくは10
〜500mg/cm2 であり、より好ましくは50〜200
mg/cm2 である。
【0053】写真感光材料の乳剤層側の最上層及び/又
は支持体を挟んで乳剤層とは反対側のバック面の最上層
に滑り剤を含有させることによりスリット面の動摩擦係
数を低下させることができるのは、製造した写真感光材
料の長尺物、例えば、幅30cm、長さ300mや幅12
0cm、長さ3,000mなどを写真感光材料の目的に応
じて必要な幅サイズ、例えば24mmや35mmにスリット
するとき、スリット刃を介して最外層に含有するオルガ
ノシリコーン系滑り剤がスリット面に転写するためと考
えられる。この滑り剤の転写は、スリットされた写真感
光材料の両スリット面に現れ、両スリット面に動摩擦係
数の低下が発生する。
【0054】従って本発明では、写真感光材料を連続し
て20m以上スリットしたのち、引き続き連続してスリ
ットされた写真感光材料を使用した写真感光材料包装体
であることが好ましい態様である。より好ましくは30
m以上である。20m以上スリットすると滑り剤のスリ
ット面への転写がほぼ飽和に達し、動摩擦係数の値も低
下してほぼ一定値に達する。
【0055】本発明における動摩擦係数は、水平な試料
台上にスリット面が水平になるように写真感光材料を垂
直に立てる。このスリット面上にクロムメッキを施した
直径1.0cmのステンレス円柱を円柱の高さ方向が水平
かつ写真感光材料の長手方向と垂直になるように設置す
る。円柱に5.0gの垂直荷重を加えて、写真感光材料
の長手方向に水平に1.0cm/sec の速度で動かす。こ
の時の水平抗力(F)を測定して、水平抗力(F)を荷
重(5.0g)で除した下記の式で動摩擦係数(μ)を
算出する。 μ=F/5.0
【0056】動摩擦係数の測定方法は、従来は、特開昭
64−77052号公報(文献2)に記載されている方
法により求められるが、従来法では、測定値のバラツキ
が大きく、測定回数を多くして精度の向上を図るなどの
欠点があった。これを本発明は上述の測定方法を適用す
ることにより、バラツキは低減でき、精度を向上するこ
とができた。特に、後述するように支持体がポリエステ
ル支持体の場合に良好である。本発明においては、乳剤
面とバック面の最外層及びスリット面に、下記一般式
〔III〕で表わされる高級脂肪酸エステル系の化合物
を前記シリコーン系化合物とともに滑り剤として使用す
ることができる。
【0057】
【化11】
【0058】式中、R6 は炭素数1〜60のn1 価の有
機残基を表わし、R7 はそれぞれ炭素数1〜60の置換
もしくは無置換の、アルキル基、アルケニル基、アリー
ルアルキル基、アラルキル基を表わす。R6 とR7 の炭
素数の和は10以上である。n1 は1〜6の整数を表わ
し、a、 bは0または1を表わす。ただし、aとbの和
は1である。さらに、R6 と(R7 n1の炭素数の総和
は30以上が好ましく、40以上が特に好ましい。ま
た、R6 とR7 の炭素数の総和は30以上が好ましく、
40以上が特に好ましい。好ましいR6 の例としては、
1価の基の場合、アルキル基(例えば、ブチル、n−オ
クチル、n−デシル、n−ドデシル、テトラデシル、ヘ
キサデシル、オクタデシル、CpH2p+1 (pは20ないし
60の整数を表わす)で表わされる基)、アルケニル基
(例えば、オクテニル、ミリスチル、オレイル、リノレ
イル)、アラルキル基(例えば、オクチルフェニル、ノ
ニルフェニル、ドデシルフェニル)、2価の基として
は、アルキレン基(例えば、メチレン、エチレン、-(CH
2)q-(qは3ないし60の整数を表わす)で表わされる
基)、アリーレン基(例えば、フェニレン、ナフチレ
ン)、3価の基としては、メチン、プロパン−1,2,
3−トリイル、4価の基としては、ペンタエリスリトリ
ル、1,3−プロパンジイル−2−イリデンなどを挙げ
ることができる。R7 の例はR6 の1価の基の場合と同
じである。これらの化合物は特開昭58−90633号
に記載されている。以下に好ましいエステル系滑り剤の
具体例を示す。 化合物例
【0059】
【化12】
【0060】本発明における写真感光材料は、支持体上
に少なくとも1層の感光性層が設けられていればよい。
典型的な例としては、支持体上に、実質的に感色性は同
じであるが感光度の異なる複数のハロゲン化銀乳剤層か
ら成る感光性層を少なくとも1つ有するハロゲン化銀写
真感光材料である。該感光性層は青色光、緑色光、およ
び赤色光の何れかに感色性を有する単位感光性層であ
り、多層ハロゲン化銀カラー写真感光材料においては、
一般に単位感光性層の配列が、支持体側から順に赤感色
性層、緑感色性層、青感色性の順に設置される。しか
し、目的に応じて上記設置順が逆であっても、また同一
感色性層中に異なる感光性層が挟まれたような設置順を
もとり得る。上記のハロゲン化銀感光性層の間および最
上層、最下層には非感光性層を設けてもよい。これらに
は、後述のカプラー、DIR化合物、混色防止剤等が含
まれていてもよい。各単位感光性層を構成する複数のハ
ロゲン化銀乳剤層は、DE1,121,470あるいは
GB923,045に記載されているように高感度乳剤
層、低感度乳剤層の2層を、支持体に向かって順次感光
度が低くなる様に配列するのが好ましい。また、特開昭
57−112751号、同62−200350号、同6
2−206541号、同62−206543号に記載さ
れているように支持体より離れた側に低感度乳剤層、支
持体に近い側に高感度乳剤層を設置してもよい。具体例
として支持体から最も遠い側から、低感度青感光性層
(BL)/高感度青感光性層(BH)/高感度緑感光性
層(GH)/低感度緑感光性層(GL)/高感度赤感光
性層(RH)/低感度赤感光性層(RL)/の順、又は
BH/BL/GL/GH/RH/RLの順、またはBH
/BL/GH/GL/RL/RHの順等に設置すること
ができる。また特公昭55−34932号公報に記載さ
れているように、支持体から最も遠い側から青感光性層
/GH/RH/GL/RLの順に配列することもでき
る。また特開昭56−25738号、同62−6393
6号に記載されているように、支持体から最も遠い側か
ら青感光性層/GL/RL/GH/RHの順に配列する
こともできる。また特公昭49−15495号に記載さ
れているように上層を最も感光度の高いハロゲン化銀乳
剤層、中層をそれよりも低い感光度のハロゲン化銀乳剤
層、下層を中層よりも更に感光度の低いハロゲン化銀乳
剤層を配置し、支持体に向かって感光度が順次低められ
た感光度の異なる3層から構成される配列が挙げられ
る。このような感光度の異なる3層から構成される場合
でも、特開昭59−202464号に記載されているよ
うに、同一感色性層中において支持体より離れた側から
中感度乳剤層/高感度乳剤層/低感度乳剤層の順に配置
されてもよい。その他、高感度乳剤層/低感度乳剤層/
中感度乳剤層、あるいは低感度乳剤層/中感度乳剤層/
高感度乳剤層の順に配置されてもよい。また、4層以上
の場合にも、上記の如く配列を変えてよい。色再現性を
改良するために、US4,663,271、同4,70
5,744、同4,707,436、特開昭62−16
0448号、同63−89850号の明細書に記載の、
BL,GL,RLなどの主感光層と分光感度分布が異な
る重層効果のドナー層(CL)を主感光層に隣接もしく
は近接して配置することが好ましい。
【0061】本発明に用いられる好ましいハロゲン化銀
は約30モル%以下のヨウ化銀を含む、ヨウ臭化銀、ヨ
ウ塩化銀、もしくはヨウ塩臭化銀である。特に好ましい
のは約2モル%から約10モル%までのヨウ化銀を含む
ヨウ臭化銀もしくはヨウ塩臭化銀である。写真乳剤中の
ハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十四面体のよう
な規則的な結晶を有するもの、球状、板状のような変則
的な結晶形を有するもの、双晶面などの結晶欠陥を有す
るもの、あるいはそれらの複合形でもよい。ハロゲン化
銀の粒径は、約0.2μm以下の微粒子でも投影面積直
径が約10μmに至るまでの大サイズ粒子でもよく、多
分散乳剤でも単分散乳剤でもよい。本発明に使用できる
ハロゲン化銀写真乳剤は、例えばリサーチ・ディスクロ
ジャー(以下、RDと略す)NO .17643(197
8年12月),22〜23頁,”I.乳剤製造(Emu
lsion preparation and typ
es)”、および同NO .18716(1979年11
月),648頁、同NO .307105(1989年1
1月),863〜865頁、およびグラフキデ著「写真
の物理と化学」,ポールモンテル社刊(P.Glafk
ides,Chemie et Phisique P
hotographique,Paul Monte
l,1967)、ダフィン著「写真乳剤化学」,フォー
カルプレス社刊(G.F.Duffin,Photog
raphic EmulsionChemistry,
Focal Press,1966)、ゼリクマンら著
「写真乳剤の製造と塗布」、フォーカルプレス社刊
(V.L.Zelikman,et al.,Maki
ng and Coating Photograph
ic Emulsion,Focal Press,1
964)などに記載された方法を用いて調製することが
できる。
【0062】US3,574,628、同3,655,
394およびGB1,413,748に記載された単分
散乳剤も好ましい。また、アスペクト比が約3以上であ
るような平板状粒子も本発明に使用できる。平板状粒子
は、ガトフ著、フォトグラフィック・サイエンス・アン
ド・エンジニアリング(Gutoff,Photogr
aphic Science and Enginee
ring)、第14巻248〜257頁(1970
年);US4,434,226、同4,414,31
0、同4,433,048、同4,439,520およ
びGB2,112,157に記載の方法により簡単に調
製することができる。結晶構造は一様なものでも、内部
と外部とが異質なハロゲン組成からなるものでもよく、
層状構造をなしていてもよい。エピタキシャル接合によ
って組成の異なるハロゲン化銀が接合されていてもよ
く、例えばロダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の
化合物と接合されていてもよい。また種々の結晶形の粒
子の混合物を用いてもよい。上記の乳剤は潜像を主とし
て表面に形成する表面潜像型でも、粒子内部に形成する
内部潜像型でも表面と内部のいずれにも潜像を有する型
のいずれでもよいが、ネガ型の乳剤であることが必要で
ある。内部潜像型のうち、特開昭63−264740号
に記載のコア/シェル型内部潜像型乳剤であってもよ
く、この調製方法は特開昭59−133542号に記載
されている。この乳剤のシェルの厚みは現像処理等によ
って異なるが、3〜40nmが好ましく、5〜20nm
が特に好ましい。
【0063】ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化
学熟成および分光増感を行ったものを使用する。このよ
うな工程で使用される添加剤はRDNO .17643、
同NO .18716および同NO .307105に記載
されており、その該当箇所を後掲の表にまとめた。本発
明で利用する感光材料には、感光性ハロゲン化銀乳剤の
粒子サイズ、粒子サイズ分布、ハロゲン組成、粒子の形
状、感度の少なくとも1つの特性の異なる2種類以上の
乳剤を、同一層中に混合して使用することができる。U
S4.082.553に記載の粒子表面をかぶらせたハ
ロゲン化銀粒子、US4.626.498、特開昭59
−214852号に記載の粒子内部をかぶらせたハロゲ
ン化銀粒子、コロイド銀を感光性ハロゲン化銀乳剤層お
よび/または実質的に非感光性の親水性コロイド層に適
用することが好ましい。粒子内部または表面をかぶらせ
たハロゲン化銀粒子とは、感光材料の未露光部および露
光部を問わず、一様に(非像様に)現像が可能となるハ
ロゲン化銀粒子のことをいい、その調製法は、US4.
626.498、特開昭59−214852号に記載さ
れている。粒子内部がかぶらされたコア/シェル型ハロ
ゲン化銀粒子の内部核を形成するハロゲン化銀は、ハロ
ゲン組成が異なっていてもよい。粒子内部または表面を
かぶらせたハロゲン化銀としては、塩化銀、塩臭化銀、
沃臭化銀、塩沃臭化銀のいずれも用いることができる。
これらのかぶらされたハロゲン化銀粒子の平均粒子サイ
ズとしては0.01〜0.75μm、特に0.05〜
0.6μmが好ましい。また、粒子形状は規則的な粒子
でもよく、多分散乳剤でもよいが、単分散性(ハロゲン
化銀粒子の重量または粒子数の少なくとも98%が平均
粒子径の±40%以内の粒子径を有するもの)であるこ
とが好ましい。
【0064】本発明には、非感光性微粒子ハロゲン化銀
を使用することが好ましい。非感光性微粒子ハロゲン化
銀とは、色素画像を得るための像様露光時においては感
光せずに、その現像処理において、実質的に現像されな
いハロゲン化銀微粒子であり、あらかじめカブラされて
いないほうが好ましい。微粒子ハロゲン化銀は、臭化銀
の含有率が0〜100モル%であり、必要に応じて塩化
銀および/または沃化銀を含有してもよい。好ましくは
沃化銀を0.5〜10モル%含有するものである。微粒
子ハロゲン化銀は、平均粒径(投影面積の円相当直径の
平均値)が0.01〜0.5μmが好ましく、0.02
〜0.2μmがより好ましい。微粒子ハロゲン化銀は、
通常の感光性ハロゲン化銀と同様の方法で調製できる。
ハロゲン化銀粒子の表面は、光学的に増感される必要は
なく、また分光増感も不要である。ただし、これを塗布
液に添加するのに先立ち、あらかじめトリアゾール系、
アザインデン系、ベンゾチアゾリウム系、もしくはメル
カプト系化合物または亜鉛化合物などの公知の安定剤を
添加しておくことが好ましい。この微粒子ハロゲン化銀
粒子含有層に、コロイド銀を含有させることができる。
本発明における感光材料の塗布銀量は、6.0g/m2
以下が好ましく、4.5g/m2 以下が最も好ましい。
【0065】本発明に使用できる写真用添加剤もRDに
記載されており、下記の表に関連する記載箇所を示し
た。 添加剤の種類 RD17643 RD18716 RD307105 1.化学増感剤 23頁 648頁右欄 866頁 2.感度上昇剤 648頁右欄 3.分光増感剤 23〜24頁 648頁右欄 866〜868頁 強色増感剤 〜649頁右欄 4.増白剤 24頁 647頁右欄 868頁 5.光吸収剤 25〜26頁 649頁右欄 873頁 フイルター 〜650頁左欄 染料、紫外 線吸収剤 6.バインダー 26頁 651頁左欄 873〜874頁 7.可塑剤 27頁 650頁右欄 876頁 潤滑剤 8.塗布助剤 26〜27頁 650頁右欄 875〜876頁 表面活性剤 9.スタチツク 27頁 650頁右欄 876〜877頁 防止剤 10. マツト剤 878〜879頁
【0066】本発明における感光材料には種々の色素形
成カプラーを使用することができるが、以下のカプラー
が特に好ましい。 イエローカプラー;EP502,424Aの式(I)、
(II)で表されるカプラー;EP513,496Aの
式(1)、(2)で表されるカプラー(特に18頁のY
−28);EP568,037Aのクレーム1の式
(I)で表されるカプラー;US5,066,576の
カラム1の45〜55行の一般式(I)で表されるカプ
ラー;特開平4−274425の段落0008の一般式
(I)で表されるカプラー;EP498,381A1の
40頁のクレーム1に記載のカプラー(特に18頁のD
−35);EP447,969A1の4頁の式(Y)で
表されるカプラー(特にY−1(17頁)、Y−54
(41頁));US4,476,219のカラム7の3
6〜58行の式(II)〜(IV)で表されるカプラー
(特にII−17、19(カラム17)、II−24
(カラム19))。マゼンタカプラー;特開平3−39
737号(L−57(11頁右下)、L−68(12頁
右下)、L−77(13頁右下);EP456,257
の[A−4]−63(134頁)、[A−4]−73、
−75(139頁);EP486,965のM−4、−
6(26頁)、M−7(27頁);EP571,959
AのM−45(19頁);特開平5−204106号の
(M−1)(6頁);特開平4−362631号の段落
0237のM−22。シアンカプラー;特開平4−20
4843号のCX−1、3、4、5、11、12、1
4、15(14〜16頁);特開平4−43345号の
C−7、10(35頁)、34、35(37頁)、(I
−1)、(I−17)(42〜43頁);特開平6−6
7385号の請求項1の一般式(Ia)または(Ib)
で表されるカプラー。ポリマーカプラー;特開平2−4
4345号のP−1、P−5(11頁)。
【0067】発色色素が適度な拡散性を有するカプラー
としては、US4,366,237、GB2,125,
570、EP96,873B、DE3,234,533
に記載のものが好ましい。発色色素の不要吸収を補正す
るためのカプラーは、EP456,257A1の5頁に
記載の式(CI)、(CII)、(CIII)、(CI
V)で表されるイエローカラードシアンカプラー(特に
84頁のYC−86)、該EPに記載のイエローカラー
ドマゼンタカプラーExM−7(202頁)、EX−1
(249頁)、EX−7(251頁)、US4,83
3,069に記載のマゼンタカラードシアンカプラーC
C−9(カラム8)、CC−13(カラム10)、US
4,837,136の(2)(カラム8)、W092/
11575のクレーム1の式(A)で表される無色のマ
スキングカプラー(特に36〜45頁の例示化合物)が
好ましい。現像主薬酸化体と反応して写真的に有用な化
合物残基を放出する化合物(カプラーを含む)として
は、以下のものが挙げられる。現像抑制剤放出化合物:
EP378,236A1の11頁に記載の式(I)、
(II)、(III)、(IV)で表される化合物(特
にT−101(30頁)、T−104(31頁)、T−
113(36頁)、T−131(45頁)、T−144
(51頁)、T−158(58頁))、EP436,9
38A2の7頁に記載の式(I)で表される化合物(特
にD−49(51頁))、EP568,037Aの式
(I)で表される化合物(特に(23)(11頁))、
EP440,195A2の5〜6頁に記載の式(I)、
(II)、(III)で表される化合物(特に29頁の
I−(1));漂白促進剤放出化合物:EP310,1
25A2頁の5頁の式(I)、(I’)で表される化合
物(特に61頁の(60)、(61))及び特開平6−
59411の請求項1の式(I)で表される化合物(特
に(7)(7頁);リガンド放出化合物:US4,55
5,478のクレーム1に記載のLIG−Xで表される
化合物(特にカラム12の21〜41行目の化合物);
ロイコ色素放出化合物:US4,749,641のカラ
ム3〜8の化合物1〜6;蛍光色素放出化合物:US
4,774,181のクレーム1のCOUP−DYEで
表される化合物(特にカラム7〜10の化合物1〜1
1);現像促進剤又はカブラセ剤放出化合物:US4,
656,123のカラム3の式(1)、(2)、(3)
で表される化合物(特にカラム25の(I−22))及
びEP450,637A2の75頁36〜38行目のE
xZK−2;離脱して初めて色素となる基を放出する化
合物:US4,857,447のクレーム1の式(I)
で表される化合物(特にカラム25〜36のY−1〜Y
−19)。
【0068】カプラー以外の添加剤としては、以下のも
のが好ましい。油溶性有機化合物の分散媒:特開昭62
−215272号のP−3、5、16、19、25、3
0、42、49、54、55、66、81、85、8
6、93(140〜144頁);油溶性有機化合物の含
浸用ラテックス:US4,199,363に記載のラテ
ックス;現像主薬酸化体スカベンジヤー:US4,97
8,606のカラム2の54〜62行目の式(I)で表
される化合物(特にI−、(1)、(2)、(6)、
(12)、(カラム4〜5)、US4,923,787
のカラム2の5〜10行の式(特に化合物1(カラム
3);ステイン防止剤:EP298321Aの4頁30
〜33行の式(I)〜(III)、特にI−47、7
2、III−1、27(24〜48頁);褪色防止剤:
EP298321AのA−6、7、20、21、23、
24、25、26、30、37、40、42、48、6
3、90、92、94、164(69〜118頁)、U
S5,122,444のカラム25〜38のII−1〜
III−23、特にIII−10、EP471347A
の8〜12頁のI−1〜III−4、特にII−2、U
S5,139,931のカラム32〜40のA−1〜4
8、特にA−39、42;発色増強剤または混色防止剤
の使用量を低減させる素材:EP411324Aの5〜
24頁のI−1〜II−15、特にI−46;ホルマリ
ンスカベンジヤー:EP477932Aの24〜29頁
のSCV−1〜28、特にSCV−8;硬膜剤:特開平
1−214845の17頁のH−1、4、6、8、1
4、US4,618,573のカラム13〜23の式
(VII)〜(XII)で表される化合物(H−1〜5
4)、特開平2−214852の8頁右下の式(6)で
表される化合物(H−1〜76)、特にH−14、US
3,325,287のクレーム1に記載の化合物;現像
抑制剤プレカーサー:特開昭62−168139号のP
−24、37、39(6〜7頁);US5,019,4
92のクレーム1に記載の化合物、特にカラム7の2
8、29;防腐剤、防黴剤:US4,923,790の
カラム3〜15のI−1〜III−43、特にII−
1、9、10、18、III−25;安定剤、かぶり防
止剤:US4,923,793のカラム6〜16のI−
1〜(14)、特にI−1、60、(2)、(13)、
US4,952,483のカラム25〜32の化合物1
〜65、特に36:化学増感剤:トリフエニルホスフイ
ン セレニド、特開平5−40324号の化合物50;
染料:特開平3−156450号の15〜18頁のa−
1〜b−20、特にa−1、12、18、27、35、
36、b−5、27〜29頁のV−1〜23、特にV−
1、EP445627Aの33〜55頁のF−I−1〜
F−II−43、特にF−I−11、F−II−8、E
P457153Aの17〜28頁のIII−1〜36、
特にIII−1、3、WO88/04794の8〜26
頁のDye−1〜124の微結晶分散体、EP3199
99Aの6〜11頁の化合物1〜22、特に化合物1、
EP519306Aの式(1)ないし(3)で表される
化合物D−1〜87(3〜28頁)、US4,268,
622の式(I)で表される化合物1〜22(カラム3
〜10)、US4,923,788の式(I)で表され
る化合物(1)〜(31)(カラム2〜9);UV吸収
剤:特開昭46−3335号の式(1)で表される化合
物(18b)〜(18r)、101〜427(6〜9
頁)、EP520938Aの式(I)で表される化合物
(3)〜(66)(10〜44頁)及び式(III)で
表される化合物HBT−1〜10(14頁)、EP52
1823Aの式(1)で表される化合物(1)〜(3
1)(カラーム2〜9)。
【0069】本発明は、一般用もしくは映画用のカラー
ネガフイルム、スライド用もしくはテレビ用のカラー反
転フイルム、カラーペーパー、カラーポジフイルムおよ
びカラー反転ペーパーのような種々のカラー感光材料を
利用することができる。また、特公平2−32615
号、実公平3−39784号に記載されているレンズ付
きフイルムユニット用に好適である。本発明に使用でき
る適当な支持体は、例えば、前述のRD、No.176
43の28頁、同No.18716の647頁右欄から
648頁左欄、および同No.307105の879頁
に記載されている。本発明における感光材料は、乳剤層
を有する側の全親水性コロイド層の膜厚の総和が28μ
m以下であることが好ましく、23μm以下がより好ま
しく、18μm以下が更に好ましく、16μm以下が特
に好ましい。また膜膨潤速度T1/2は30秒以下が好ま
しく、20秒以下がより好ましい。T1/2 は、発色現像
液で30℃、3分15秒処理した時に到達する最大膨潤
膜厚の90%を飽和膜厚としたとき、その膜厚が1/2
に到達するまでの時間と定義する。膜厚は25℃相対湿
度55%調湿度(2日)で測定した膜厚を意味し、T
1/2 は、エー・グリーン(A.Green)らのフォト
グラフイック・サイエンス・アンド・エンジニアリング
(Photogr.Sci.Eng.)、19巻、2、
124〜129頁に記載の型のスエロメーター(膨潤
計)を使用することにより測定できる。T1/ 2 は、バイ
ンダーとしてのゼラチンに硬膜剤を加えること、あるい
は塗布後の経時条件を変えることによって調整すること
ができる。また、膨潤率は150〜400%が好まし
い。膨潤率とは、さきに述べた条件下での最大膨潤膜厚
から、式:(最大膨潤膜厚−膜厚)/膜厚により計算で
きる。本発明における感光材料は、乳剤層を有する側の
反対側に、乾燥膜厚の総和が2μm〜20μmの親水性
コロイド層(バック層と称す)を設けることが好まし
い。このバック層には、前述の光吸収剤、フィルター染
料、紫外線吸収剤、スタチック防止剤、硬膜剤、バイン
ダー、可塑剤、潤滑剤、塗布助剤、表面活性剤を含有さ
せることが好ましい。このバック層の膨潤率は150〜
500%が好ましい。
【0070】本発明における感光材料は、前述のRD.
NO.17643の28〜29頁、同No.18716
の651左欄〜右欄、および同No.307105の8
80〜881頁に記載された通常の方法によって現像処
理することができる。また、感光材料に塗布された磁気
記録層へのゴミの付着を軽減するには、特開平6−28
9559に記載の安定液が好ましく利用できる。
【0071】本発明の包装体の処理においては、発明協
会公開技報、公技番号94−4992に開示された処理
液の蒸発補正を実施することが特に好ましい。特に第2
頁の(式−1)に基づいて、現像機設置環境の温度及び
湿度情報を用いて補正する方法が好ましい。蒸発補正に
使用する水は、水洗の補充タンクから採取することが好
ましく、その場合は水洗補充水として脱イオン水を用い
ることが好ましい。
【0072】本発明における感光材料に用いてよい処理
剤としては、上記公開技報第3頁右欄15行から第4頁
左欄32行に記載のものが好ましい。また、これに用い
る現像機として、第3頁右欄の第22行から28行に記
載のフイルムプロセサーが好ましい。本発明を実施する
に好ましい処理剤、自動現像機、蒸発補正方式の具体例
については、上記の公開技法の第5頁右欄11行目から
第7頁右欄最終行までに記載されている。
【0073】本発明における感光材料に使用してよい処
理剤の供給形態は、使用状態の濃度または濃縮された形
の液剤、あるいは顆粒、粉末、錠剤、ペースト状、乳液
など、いかなる形態でもよい。このような処理剤の例と
して、特開昭63−17453号には低酸素透過性の容
器に収納した液剤、特開平4−19655号、同4−2
30748号には真空包装した粉末あるいは顆粒、同4
−221951号には水溶性ポリマーを含有させた顆
粒、特開昭51−61837号、特開平6−10262
8号には錠剤、特表昭57−500485号にはペース
ト状の処理剤が開示されており、いずれも好ましく使用
できるが、使用時の簡便性の面から、予め使用状態の濃
度で調整してある液体を使用することが好ましい。これ
らの処理剤を収納する容器には、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニール、ポリエチレンテレフタレ
ート、ナイロンなどが、単独あるいは複合材料として使
用される。これらは要求される酸素透過性のレベルに合
わせて選択される。発色現像液などの酸化されやすい液
に対しては、低酸素透過性の素材が好ましく、具体的に
はポリエチレンテレフタレートやポリエチレンとナイロ
ンの複合材料が好ましい。これらの材料は500〜15
00μmの厚さで、容器に使用され、酸素透過性を20
ミリリットル/m2 ・24hrs・atm以下にするこ
とが好ましい。
【0074】次に本発明における感光材料に使用してよ
いカラー反転フイルム用の処理液について説明する。カ
ラー反転フイルム用の処理については、アズテック有限
会社発行の公知技術第6号(1991年4月1日)第1
頁5行〜第10頁5行、及び第15頁8行〜第24頁2
行に詳細に記載されており、その内容はいずれも好まし
く適用することができる。カラー反転フイルムの処理に
おいては、画像安定化剤は調整浴か最終浴に含有され
る。このような画像安定化剤としては、ホルマリンのほ
かにホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウム、N−メチロ
ールアゾール類があげられるが、作業環境の観点からホ
ルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウムかN−メチロールア
ゾール類が好ましく、N−メチロールアゾール類として
は、特にN−メチロールトリアゾールが好ましい。ま
た、カラーネガフイルムの処理において記載した発色現
像液、漂白液、定着液、水洗水などに関する内容は、カ
ラー反転フイルムの処理にも好ましく適用できる。上記
の内容を含む好ましいカラー反転フイルムの処理剤とし
て、イーストマンコダック社のE−6処理剤及び富士写
真フイルム(株)のCR−56処理剤をあげることがで
きる。
【0075】次に、本発明における強磁性粉末を含む磁
性層として利用される透明磁気記録層について説明す
る。透明磁気記録層とは、磁性体流体をバインダー中に
分散した水性もしくは有機溶媒系塗布液を支持体上に塗
設したものである。上記磁性体粒子は、γFe2 3
どの強磁性酸化鉄、Co 被着γFe2 3、Co 被着マ
グネタイト、Co 含有マグネタイト、強磁性二酸化クロ
ム、強磁性金属、強磁性合金、六方晶系のBaフェライ
ト、Srフェライト、Pbフェライト。Caフェライト
などを使用できる。Co 被着γFe2 3 などのCo 被
着強磁性酸化鉄がこのましい。形状としては針状、米粒
状、球状、立方体状、板状等いずれでもよい。比表面積
ではSBET で20m2 /g以上が好ましく、30m2
g以上が特に好ましい。強磁性体の飽和磁化(σs)
は、好ましくは3.0×104 〜3.0×105 A/m
であり、特に好ましくは4.0×104 〜2.5×10
5 A/mである。強磁性体粒子を、シリカおよび/また
はアルミナや有機素材による表面処理を施してもよい。
さらに、磁性体粒子は特開平6−161032号に記載
された如くその表面にシランカップリング剤又はチタン
カップリング剤で処理されてもよい。又特開平4−25
9911号、同5−81652号に記載の表面に無機、
有機物を被覆した磁性体粒子も使用できる。
【0076】次に磁性粒子に用いられるバインダーは、
特開平4−219569号に記載の熱可塑性樹脂、熱硬
化性樹脂、放射線硬化性樹脂、反応型樹脂、酸、アルカ
リ又は生分解性ポリマー、天然物重合体(セルロース誘
導体,等誘導体など)およびそれらの混合物を使用する
ことができる。上記樹脂のTgは−40℃〜300℃、
重量平均分子量は0.2万〜100万である。例えばビ
ニル系共重合体、セルロースジアセテート、セルロース
トリアセテート、セルロースアセテートプロピオネー
ト、セルロースアセテートブチレート、セルローストリ
プロピオネートなどのセルロース誘導体、アクリル樹
脂、ポリビニルアセタール樹脂を挙げることができ、ゼ
ラチンも好ましい。特にセルロースジ(トリ)アセテー
トが好ましい。バインダーは、エポキシ系、アジリジン
系、イソシアネート系の架橋剤を添加して硬化処理する
ことができる。イソシアネート系の架橋剤としては、ト
リレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、などのイソシアネート
類、これらのイソシアネート類とポリアルコールとの反
応生成物(例えば、トリレンジイソシアナート3mol
とトリメチロールプロパン1molの反応生成物)、及
びこれらのイソシアネート類の縮合により生成したポリ
イソシアネートなどがあげられ、例えば特開平6−59
357号に記載されている。
【0077】前述の磁性体を上記バインダー中に分散す
る方法は、特開平6−35092号に記載されている方
法のように、ニーダー、ピン型ミル、アニュラー型ミル
などが好ましく併用も好ましい。特開平5−88283
号に記載の分散剤や、その他の公知の分散剤が使用でき
る。磁気記録層の厚みは0.1μm〜10μm、好まし
くは0.2μm〜5μm、より好ましくは0.3μm〜
3μmである。磁性体粒子とバインダーの重量比は好ま
しくは0.5:100〜60:100からなり、より好
ましくは1:100〜30:100である。磁性体粒子
の塗布量は0.005〜3g/m2 、好ましくは0.0
1〜2g/m2 さらに好ましくは0.02〜0.5g/
2 である。本発明に用いられる磁気記録層は、写真用
支持体の裏面に塗布又は印刷によって全面またはストラ
イプ状に設けることができる。磁気記録層を塗布する方
法としてはエアードクター、ブレード、エアナイフ、ス
クイズ、含浸、リバースロール、トランスファーロー
ル、グラビヤ、キス、キャスト、スプレイ、ディップ、
バー、エクストリュージョン等が利用でき、特開平5−
341436号等に記載の塗布液が好ましい。
【0078】磁気記録層に、潤滑性向上、カール調節、
帯電防止、接着防止、ヘッド研磨などの機能を合わせ持
たせてもよいし、別の機能性層を設けて、これらの機能
を付与させてもよく、粒子の少なくとも1種以上がモー
ス硬度が5以上の非球形無機粒子の研磨剤が好ましい。
非球形無機粒子の組成としては、酸化アルミニウム、酸
化クロム、二酸化珪素、二酸化チタン等の酸化物、シリ
コンカーバイド、炭化珪素、炭化チタン等の炭化物、ダ
イアモンド等の微粉末が好ましい。これらの研磨剤は、
その表面をシランカップリング剤又はチタンカップリン
グ剤で処理されてもよい。これらの粒子は磁気記録層に
添加してもよく、また磁気記録層上にオーバーコート
(例えば保護層、潤滑剤層など)しても良い。この時使
用するバインダーは前述のものが使用でき、好ましくは
磁気記録層のバインダーと同じものがよい。磁気記録層
を有する感材については、US5,336,589、同
5,250,404、同5,229,259、同5,2
15,874、EP466,130に記載されている。
次に本発明における感光材料中の支持体として代表的に
用いられるポリエステル支持体について記すが、後述す
る感材、処理、カートリッジ及び実施例なども含め詳細
については、公開技報、公技番号94−6023(発明
協会;1994.3.15)に記載されている。本発明
に用いられるポリエステルはジオールと芳香族ジカルボ
ン酸を必須成分として形成され、芳香族ジカルボン酸と
して2,6−、1,5−、1,4−、及び2,7−ナフ
タレンジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フ
タル酸、ジオールとしてジエチレングリコール、トリエ
チレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、ビス
フェノールA、ビスフェノールが挙げられる。この重合
ポリマーとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレンナフタレート、ポリシクロヘキサンジメタノー
ルテレフタレート等のホモポリマーを挙げることができ
る。特に好ましいのは2,6−ナフタレンジカルボン酸
を50モル%〜100モル%含むポリエステルである。
中でも特に好ましいのはポリエチレン2,6−ナフタレ
ートである。平均分子量の範囲は約5,000ないし2
00,000である。ポリエステルのTgは50℃以上
であり、さらに90℃以上が好ましい。
【0079】次にポリエステル支持体は、巻き癖をつき
にくくするために熱処理温度は40℃以上Tg未満、よ
り好ましくはTg−20℃以上Tg未満で熱処理を行
う。熱処理はこの温度範囲内の一定温度で実施してもよ
く、冷却しながら熱処理してもよい。この熱処理時間
は、0.1時間以上1500時間以下、さらに好ましく
は0.5時間以上200時間以下である。支持体の熱処
理は、ロール状で実施してもよく、またウェブ状で搬送
しながら実施してもよい。表面に凹凸を付与し(例えば
SnO2 やSb2 5 等の導電性無機微粒子を塗布す
る)、面状改良を図ってもよい。又端部にローレットを
付与し端部のみ少し高くすることで巻芯部の切り口写り
を防止するなどの工夫を行うことが望ましい。これらの
熱処理は支持体製膜後、表面処理後、バック層塗布後
(帯電防止剤、滑り剤等)、下塗り塗布後のどこの段階
で実施してもよい。好ましいのは帯電防止剤塗布後であ
る。このポリエステルには紫外線吸収剤を練り込んでも
良い。又ライトパイピング防止のため、三菱化学製のD
iaresin、日本化薬製のKayaset等ポリエ
ステル用として市販されている染料または顔料を練り込
むことにより目的を達成することが可能である。
【0080】次に、本発明では支持体と感光材料構成層
を接着させるために、表面処理することが好ましい。薬
品処理、機械的処理、コロナ放電処理、火焔処理、紫外
線処理、高周波処理、グロー放電処理、活性プラズマ処
理、レーザー処理、混酸処理、オゾン酸化処理、などの
表面活性化処理が挙げられる。表面処理の中でも好まし
いのは、紫外線照射処理、火焔処理、コロナ処理、グロ
ー処理である。次に下塗法について述べると、単層でも
よく2層以上でもよい。下塗層用バインダーとしては、
塩化ビニル、塩化ビニリデン、ブタジエン、メタクリル
酸、アクリル酸、イタコン酸、無水マレイン酸などの中
から選ばれた単量体を出発原料とする共重合体を始めと
して、ポリエチレンイミン、エポキシ樹脂、グラフト化
ゼラチン、ニトロセルロース、ゼラチンが挙げられる。
支持体を膨潤させる化合物としてレゾルシンとp−クロ
ルフェノールがある。下塗層にはゼラチン硬化剤として
はクロム塩(クロム明ばんなど)、アルデヒド類(ホル
ムアルデヒド、グルタールアルデヒドなど)、イソシア
ネート類、活性ハロゲン化合物(2,4−ジクロロ−6
−ヒドロキシ−S−トリアジンなど)、エピクロルヒド
リン樹脂、活性ビニルスルホン化合物などを挙げること
ができる。SiO2 、TiO2 、無機物微粒子又はポリ
メチルメタクリレート共重合体微粒子(0.01〜10
μm)をマット剤として含有させてもよい。
【0081】また本発明における感光材料では、帯電防
止剤が好ましく用いられる。それらの帯電防止剤として
は、カルボン酸及びカルボン酸塩、スルホン酸塩を含む
高分子、カチオン性高分子、イオン性界面活性剤化合物
を挙げることができる。帯電防止剤として最も好ましい
ものは、ZnO、TiO2 、SnO2 、Al23 、I
2 3 、SiO2 、MgO、BaO、MoO3 、V2
5 の中から選ばれた少なくとも1種の体積抵抗率が1
7 Ω・cm以下、より好ましくは105 Ω・cm以下
である粒子サイズ0.001〜1.0μm結晶性の金属
酸化物あるいはこれらの複合酸化物(Sb,P,B,I
n,S,Si,Cなど)の微粒子、更にはゾル状の金属
酸化物あるいはこれらの複合酸化物の微粒子である。感
材への含有量としては、5〜500mg/m2 が好まし
く特に好ましくは10〜350mg/m2 である。導電
性の結晶性酸化物又はその複合酸化物とバインダーの量
の比は1/300〜100/1が好ましく、より好まし
くは1/100〜100/5である。
【0082】本発明における感光材料にはマット剤が有
る事が接着故障防止等のため好ましい。マット剤として
は乳剤面、バック面とどちらでもよいが、乳剤側の最外
層に添加するのが特に好ましい。マット剤は処理液可溶
性でも処理液不溶性でもよく、好ましくは両者を併用す
ることである。例えばポリメチルメタクリレート、ポリ
(メチルメタクリレート/メタクリル酸=9/1又は5
/5(モル比))、ポリスチレン粒子などが好ましい。
粒径としては0.8〜10μmが好ましく、その粒径分
布も狭いほうが好ましく、平均粒径の0.9〜1.1倍
の間に全粒子数の90%以上が含有されることが好まし
い。又マット性を高めるために0.8μm以下の微粒子
を同時に添加することも好ましく例えばポリメチルメタ
クリレート(0.2μm)、ポリ(メチルメタクリレー
ト/メタクリル酸=9/1(モル比)、0.3μ
m))、ポリスチレン粒子(0.25μm)、コロイダ
ルシリカ(0.03μm)が挙げられる。
【0083】
【実施例】以下に具体例を挙げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明の範囲を越えない限り、実施例に限定
されるものではない。 (実施例1) 1)支持体 本実施例で用いた支持体は、下記の方法により作成し
た。ポリエチレン−2,6−ナフタレートポリマー10
0重量部と紫外線吸収剤としてTinuvin P.3
26(チバ・ガイギーCiba−Geigy社製)2重
量部とを乾燥した後、300℃にて溶融後、T型ダイか
ら押し出し、140℃で3.3倍の縦延伸を行ない、続
いて130℃で3.3倍の横延伸を行ない、さらに25
0℃で6秒間熱固定して厚さ90μmのPENフイルム
を得た。なおこのPENフイルムにはブルー染料、マゼ
ンタ染料及びイエロー染料(公開技報:公技番号94−
6023号記載のI−1,I−4,I−6,I−24,
I−26,I−27,II−5)を適当量添加した。さ
らに、直径20cmのステンレス巻き芯に巻付けて、1
10℃、48時間の熱履歴を与え、巻き癖のつきにくい
支持体とした。
【0084】2)下塗層の塗設 上記支持体は、その両面にコロナ放電処理、UV放電処
理、さらにグロー放電処理をした後、それぞれの面にゼ
ラチン0.1g/m2 、ソジウムα−スルホジ−2−エ
チルヘキシルサクシネート0.01g/m2 、サリチル
酸0.04g/m2 、p−クロロフェノール0.2g/
2 、(CH2 =CHSO2 CH2 CH2 NHCO)2
CH2 0.012g/m2 、ポリアミド−エピクロルヒ
ドリン重縮合物0.02g/m2 の下塗液を塗布して
(10cc/m2 、バーコーター使用)、下塗層を延伸
時高温面側に設けた。乾燥は115℃、6分実施した
(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置はすべて115℃と
なっている)。 3)バック層の塗設 下塗後の上記支持体の片方の面にバック層として下記組
成の帯電防止層、磁気記録層さらに滑り層を塗設した。
【0085】3−1)帯電防止層の塗設 平均粒径0.005μmの酸化スズ−酸化アンチモン複
合物の比抵抗は5Ω・cmの微粒子粉末の分散物(2次
凝集粒子径約0.08μm)を0.2g/m2、セラチ
ン0.05g/m2 、(CH2 =CHSO2 CH2 CH
2 NHCO)2CH2 0.02g/m2 、ポリ(重合度
10)オキシエチレン−p−ノニルフェノール0.00
5g/m2 及びレゾルシンと塗布した。 3−2)磁気記録層の塗設 3−ポリ(重合度15)オキシエチレン−プロピルオキ
シトリメトキシシラン(15重量%)で被覆処理された
コバルト−γ−酸化鉄(比表面積43m2 /g、長軸
0.14μm、単軸0.03μm、飽和磁化89emu
/g、Fe+2/Fe+3=6/94、表面は酸化アルミ酸
化珪素で酸化鉄の2重量%で処理されている)0.06
g/m2 をジアセチルセルロース1.2g/m2 (酸化
鉄の分散はオープンニーダーとサンドミルで実施し
た)、硬化剤としてC2 5 C(CH2OCONH−C
6 3 (CH3 )NCO)3 0.3g/m2 を、溶媒と
してアセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン
を用いてバーコーターで塗布し、膜厚1.2μmの磁気
記録層を得た。マット剤としてシリカ粒子(0.3μ
m)と3−ポリ(重合度15)オキシエチレン−プロピ
ルオキシトリメトキシシラン(15重量%)で処理被覆
された研磨剤の酸化アルミ(0.15μm)をそれぞれ
10mg/m2 となるように添加した。乾燥は115
℃、6分実施した(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置は
すべて115℃)。X−ライト(ブルーフィルター)で
の磁気記録層のDB の色濃度増加分は約0.1、また磁
気記録層の飽和磁化モーメントは4.2emu/g、保
磁力7.3×104 A/m、角形比は65%であった。
【0086】3−3)滑り層の調製、塗設 バック面の最外層及びスリット面への滑り剤含有層を塗
設する場合は、下記の調製に準じた。ジアセチルセルロ
ース(25mg/m2 )及び滑り剤(表2及び表3に記
載)混合物を塗布した。なお、この混合物は、キシレン
/プロピレンモノメチルエーテル(1/1)中で105
℃で溶融し、常温のプロピレンモノメチルエーテル(1
0倍量)に注加分散して作製した後、アセトン中で分散
物(平均粒径0.01μm)にしてから添加した。マッ
ト剤としてシリカ粒子(0.3μm)と研磨剤の3−ポ
リ(重合度15)オキシエチレン−プロピルオキシトリ
メトキシシラン(15重量%で被覆された酸化アルミ
(0.15μm)をそれぞれ15mg/m2 となるよう
に添加した。乾燥は115℃、6分行なった(乾燥ゾー
ンのローラーや搬送装置はすべて115℃)。
【0087】4)感光層の塗設 次に、前記で得られたバック層の反対側に、下記の組成
の各層を重層塗布し、カラーネガフイルムを作成した。
【0088】(感光層組成)塗布量はハロゲン化銀およ
びコロイド銀については銀のg/m2単位で表した量を、
またカプラー、添加剤およびゼラチンについてはg/m2
単位で表した量を、また増感色素については同一層内の
ハロゲン化銀1モルあたりのモル数で示した。なお、添
加物を示す記号は下記に示す意味を有する。ただし、複
数の効用を有する場合はそのうち一つを代表して載せ
た。 UV;紫外線吸収剤、Solv;高沸点有機溶媒、Ex
F;染料、ExS;増感色素、ExC;シアンカプラ
ー、ExM;マゼンタカプラー、ExY;イエローカプ
ラー、Cpd;添加剤
【0089】 第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀 0.15 ゼラチン 2.33 UV−1 3.0×10-2 UV−2 6.0×10-2 UV−3 7.0×10-2 ExF−1 1.0×10-2 ExF−2 4.0×10-2 ExF−3 5.0×10-3 ExM−3 0.11 Cpd−5 1.0×10-3 Solv−1 0.16 Solv−2 0.10
【0090】 第2層(低感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤A 塗布銀量 0.35 沃臭化銀乳剤B 塗布銀量 0.18 ゼラチン 0.77 ExS−1 6.5×10-4 ExS−2 3.6×10-4 ExS−5 6.2×10-4 ExS−7 4.1×10-6 ExC−1 9.0×10-2 ExC−2 5.0×10-3 ExC−3 4.0×10-2 ExC−5 8.0×10-2 ExC−6 2.0×10-2 ExC−9 2.5×10-2 Cpd−1 2.2×10-2
【0091】 第3層(中感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤C 塗布銀量 0.55 ゼラチン 1.46 ExS−1 4.3×10-4 ExS−2 2.4×10-4 ExS−5 4.1×10-4 ExS−7 4.3×10-6 ExC−1 0.19 ExC−2 1.0×10-2 ExC−3 1.0×10-2 ExC−4 1.6×10-2 ExC−5 0.19 ExC−6 2.0×10-2 ExC−7 2.5×10-2 ExC−9 3.0×10-2 Cpd−4 1.5×10-2
【0092】 第4層(高感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤D 塗布銀量 1.05 ゼラチン 1.38 ExS−1 3.6×10-4 ExS−2 2.0×10-4 ExS−5 3.4×10-4 ExS−7 1.4×10-5 ExC−1 2.0×10-2 ExC−3 2.0×10-2 ExC−4 9.0×10-2 ExC−5 5.0×10-2 ExC−8 1.0×10-2 ExC−9 1.0×10-2 Cpd−4 1.0×10-3 Solv−1 0.70 Solv−2 0.15
【0093】 第5層(中間層) ゼラチン 0.62 Cpd−1 0.13 ポリエチルアクリレートラテックス 8.0×10-2 Solv−1 8.0×10-2
【0094】 第6層(低感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤B 塗布銀量 0.10 沃臭化銀乳剤A 塗布銀量 0.28 ゼラチン 0.31 ExS−4 12.8×10-4 ExS−5 2.1×10-4 ExS−8 1.2×10-4 ExM−1 0.12 ExM−7 2.1×10-2 Solv−1 0.09 Solv−3 7.0×10-3
【0095】 第7層(中感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤C 塗布銀量 0.37 ゼラチン 0.54 ExS−4 8.5×10-4 ExS−5 1.4×10-4 ExS−8 8.3×10-5 ExM−1 0.27 ExM−7 7.2×10-2 ExY−1 5.4×10-2 Solv−1 0.23 Solv−3 1.8×10-2
【0096】 第8層(高感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤D 塗布銀量 0.53 ゼラチン 0.61 ExS−4 7.1×10-4 ExS−5 1.4×10-4 ExS−8 4.6×10-5 ExM−2 5.5×10-3 ExM−3 1.0×10-2 ExM−5 1.0×10-2 ExM−6 3.0×10-2 ExY−1 1.0×10-2 ExC−1 4.0×10-3 ExC−4 2.5×10-3 Cpd−6 1.0×10-2 Solv−1 0.12
【0097】 第9層(中間層) ゼラチン 0.56 UV−4 4.0×10-2 UV−5 3.0×10-2 Cpd−1 4.0×10-2 ポリエチルアクリレートラテックス 5.0×10-2 Solv−1 3.0×10-2
【0098】 第10層(赤感層に対する重層効果のドナー層) 沃臭化銀乳剤E 塗布銀量 0.40 沃臭化銀乳剤F 塗布銀量 0.20 沃臭化銀乳剤G 塗布銀量 0.39 ゼラチン 0.87 ExS−3 9.8×10-4 ExM−2 0.16 ExM−4 3.0×10-2 ExM−5 5.0×10-2 ExY−2 2.5×10-3 ExY−5 2.0×10-2 Solv−1 0.30 Solv−5 3.0×10-2
【0099】 第11層(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀 4.2×10-2 DYE−1 1.02×10-1 ゼラチン 0.84 Cpd−1 5.0×10-2 Cpd−2 5.0×10-2 Cpd−5 2.0×10-3 Solv−1 0.13 H−1 0.25
【0100】 第12層(低感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤A 塗布銀量 0.50 沃臭化銀乳剤H 塗布銀量 0.40 ゼラチン 1.75 ExS−6 9.0×10-4 ExY−1 8.5×10-2 ExY−2 5.5×10-3 ExY−3 6.0×10-2 ExY−5 1.00 ExC−1 5.0×10-2 ExC−2 8.0×10-2 Solv−1 0.54
【0101】 第13層(中間層) ゼラチン 0.30 ExY−1 0.14 Solv−1 0.14
【0102】 第14層(高感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤I 塗布銀量 0.40 ゼラチン 0.95 ExS−6 6.3×10-4 ExY−2 1.0×10-2 ExY−3 2.0×10-2 ExY−5 0.18 ExC−1 1.0×10-2 Solv−1 9.0×10-2
【0103】 第15層(第1保護層) 微粒子沃臭化銀乳剤J 塗布銀量 0.12 ゼラチン 0.63 UV−4 0.11 UV−5 0.18 Cpd−3 0.10 Solv−1 2.0×10-2 ポリエチルアクリレートラテックス 9.0×10-2
【0104】 第16層(第2保護層) 微粒子沃臭化銀乳剤J 塗布銀量 0.36 ゼラチン 0.85 B−1(直径2.0μm ) 8.0×10-2 B−2(直径2.0μm ) 8.0×10-2 B−3 2.0×10-2 滑り剤 表に記載 W−5 2.0×10-2 H−1 0.18
【0105】こうして作製した試料には、上記の他に、
1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン(ゼラチンに
対して平均 200ppm)、n−ブチル−p−ヒドロキシベン
ゾエート(同約 1,000ppm)、および2−フェノキシエタ
ノール(同約 10,000ppm) が添加された。更に、各層に
適宜、保存性、処理性、圧力耐性、防黴・防菌性、帯電
防止性および塗布性をよくするためにW−1〜W−6、
B−1〜B−6、F−1〜F−10、F−13〜F−1
6および鉄塩、鉛塩、金塩、白金塩、イリジウム塩、ロ
ジウム塩が含有されている。
【0106】
【表1】
【0107】表1において、 (1)乳剤A〜Iは、特開平2−191938号の実施
例に従い、二酸化チオ尿素とチオスルフォン酸を用いて
粒子調製時に還元増感されている。 (2)平板状粒子の調製には特開平1−158426号
の実施例に従い、低分子量ゼラチンを使用している。 (3)平板状粒子には特開平3−237450号に記載
されているような転位線が高圧電子顕微鏡を用いて観察
されている。 (4)乳剤A〜Jは、B.H.Carroll, Photographic Scie
nce and Engineering, 24, 265(1980)などに記載の方法
で粒子内部にイリジウムを含有している。
【0108】
【化13】
【0109】
【化14】
【0110】
【化15】
【0111】
【化16】
【0112】
【化17】
【0113】
【化18】
【0114】
【化19】
【0115】
【化20】
【0116】
【化21】
【0117】
【化22】
【0118】
【化23】
【0119】
【化24】
【0120】
【化25】
【0121】
【化26】
【0122】
【化27】
【0123】
【化28】
【0124】
【化29】
【0125】上述の感光層組成を基本にし、感光層の最
外層(第16層、第2保護層)及び/又はバック面の滑
り剤の無添加又は滑り剤の種類・量を表2及び表3に示
すように変更し試料101〜115を作製した。
【0126】以上のように作製した感光材料を連続して
24mm幅にスリットし、スリットの最初の3m部分、2
0mスリットした部分及び30mスリットした部分を摘
出し、長さ方向に160cmに裁断した。これらを試料N
o. 3、20及び30とする。なお、24mm幅にスリッ
トするに際しては試料毎に、スリット前にスリット刃を
ヘキサン/アセトン=1/1(vol.比)の混合溶媒で十
分に洗浄した。スリット面の動摩擦係数は前述の測定方
法でスリット両面について実施したが、面による値はほ
とんどなかった。さらに感光材料の長さ方向の片側幅方
向から0.7mmの所に2mm四方のパーフォレーショ
ンを5.8mm間隔で2つ設ける。この2つのセットを
32mm間隔で設けたものを作成し、図1〜図7に説明
されている本発明に好適なプラスチック製のフィルムカ
ートリッジに収納した。この試料に磁気記録層の塗布面
側からヘッドギャップ5μm、ターン数2,000の入
出力可能なヘッドを用いて、感光材料の上記パーフォレ
ーションの間に1,000/sの送り速度でFM信号を
記録した。FM信号記録後、乳剤面に1,000cms
の全面均一露光を与えて以下に記載の方法で各々の処理
を行なった後、再び元のプラスチック製のフィルムカー
トリッジに収納した。
【0127】試料101の24mm巾に裁断した残部を
使用して、カメラで撮影したものを1日1m2 ずつ15
日間にわたり下記の処理を行なった(ランニング処
理)。尚、各処理は富士写真フイルム社製自動現像機F
P−360Bを用いて以下により行なった。尚、漂白浴
のオーバーフロー液を後浴へ流さず、全て廃液タンクへ
排出する様に改造を行なった。このFP−360Bは発
明協会公開技報94−4992号に記載の蒸発補正手段
を搭載している。処理工程及び処理液組成を以下に示
す。
【0128】 (処理工程) 工程 処理時間 処理温度 補充量* タンク容量 発色現像 3分5秒 38.0℃ 20ミリリットル 17リットル 漂 白 50秒 38.0℃ 5ミリリットル 5リットル 定 着(1) 50秒 38.0℃ − 5リットル 定 着(2) 50秒 38.0℃ 8ミリリットル 5リットル 水 洗 30秒 38.0℃ 17ミリリットル 3.5リットル 安 定(1) 20秒 38.0℃ − 3リットル 安 定(2) 20秒 38.0℃ 15ミリリットル 3リットル 乾 燥 1分30秒 60℃ *補充量は感光材料35mm巾1.1m当たり(24Ex.1本相当) 安定液は(2)から(1)への向流方式であり、水洗水
のオーバーフロー液は全て定着(2)へ導入した。ま
た、定着液も(2)から(1)へ向流配管で接続されて
いる。尚、現像液の漂白工程への持ち込み量、漂白液の
定着工程への持ち込み料及び定着液の水洗工程への持ち
込み量は感光材料35mm巾1.1m当たりそれぞれ
2.5ミリリットル、2.0ミリリットル、2.0ミリ
リットルであった。また、クロスオーバーの時間はいず
れも6秒であり、この時間は前工程の処理時間に包含さ
れる。上記処理機の開口面積は発色現像液で100cm
2 、漂白液で120cm2 、その他の処理液は約100
cm2 であった。
【0129】以下に処理液の組成を示す。 (発色現像液) タンク液(g) 補充液(g) ジエチレントリアミン五酢酸 2.0 2.0 1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸 2.0 2.0 亜硫酸ナトリウム 3.9 5.3 炭酸カリウム 37.5 39.0 臭化カリウム 1.4 0.4 沃化カリウム 1.3mg − ジナトリウム−N,N−ビス(スルホナートエチル) ヒドロキシルアミン 2.0 2.0 ヒドロキシルアミン硫酸塩 2.4 3.3 2−メチル−4−〔N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル) アミノ〕アニリン硫酸塩 4.5 6.4 水を加えて 1.0リットル 1.0リットル pH(水酸化カリウムと硫酸にて調製) 10.05 10.18
【0130】 (漂白液) タンク液(g) 補充液(g) 1,3−ジアミノプロパン四酢酸第二鉄アンモニウム一水塩 118 180 臭化アンモニウム 80 115 硝酸アンモニウム 14 21 コハク酸 40 60 マレイン酸 33 50 水を加えて 1.0リットル 1.0リットル pH〔アンモニア水で調製〕 4.4 4.0
【0131】 (定着液) タンク液(g) 補充液(g) メタンスルフィン酸アンモニウム 10 30 メタンチオスルホン酸アンモニウム 4 12 チオ硫酸アンモニウム水溶液(700g/リットル) 280ミリリットル 840ミリリットル イミダゾール 7 20 エチレンジアミン四酢酸 15 45 水を加えて 1.0リットル 1.0リットル pH〔アンモニア水で調製〕 7.4 7.45
【0132】(水洗水)水道水をH型強酸性カチオン交
換樹脂(ロームアンドハース社製アンバーライトIR−
120B)と、OH型強塩基性アニオン交換樹脂(同ア
ンバーライトIR−400)を充填した混床式カラムに
通水してカルシウム及びマグネシウムイオン濃度を3m
g/リットル以下に処理し、続いて二塩化イソシアヌー
ル酸ナトリウム20mg/リットルと硫酸ナトリウム1
50mg/リットルを添加した。この液のPHは6.5
〜7.5の範囲にあった。
【0133】 (安定液) タンク液、補充液共通 (単位g) p−トルエンスルフィン酸ナトリウム 0.03 ポリオキシエチレン−p−モノノニルフェニルエテール (平均重合度10) 0.2 エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩 0.05 1,2,4−トリアゾール 1.3 1,4−ビス(1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル) ピペラジン 0.75 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン 0.10 水を加えて 1.0リットル PH 8.5
【0134】ここで、カートリッジの主要な素材は下記
のものを用いた。 上下ケース105、106・・・遮光用のブラックカー
ボンを練り込んだポリスチレン スプール軸112・・・同上 蓋部材108・・・同上 フランジ113、114・・・ポリカーボネート
【0135】(A)屑発生評価:ズームカルディア(富
士写真フイルム(株)製)を改造して、上記カートリッ
ジが装填できるようにしフイルムガイドを35mm巾〜
24mm巾にした。このカメラに上記カートリッジに巻
き込んだ試料を1カートリッジ当り10回追い出し供送
と巻き込みをくり返しこれを各20本行ない、カメラ圧
板部およびその反対側のフイルムガイド部に残っている
屑の量及び感光材料に付着している屑の量を光学顕微鏡
で観察して5段階評価した。
【0136】(B)磁気読み取りエラー:上記処理前に
磁気情報を国際特許出願公開(WO)90−04205
号に開示された方式で100回入力し、前記カラー現像
処理を行なった後に出力エラーの評価を行なった。結果
を表2及び表3に示す。
【0137】
【表2】
【0138】
【表3】
【0139】表2及び表3から、スリット面の動摩擦係
数が0.20以下の本発明の試料102〜115は、カ
メラ内での屑の発生、付着が少なく、又、磁気読み取り
エラーの少ないことが明らかである。さらに、同一試料
についても感光材料作製後、24mm幅に長尺スリットす
る際、スリット開始から20m以上スリットが進行した
場合にスリット面の動摩擦係数は低下し、屑の発生、付
着及び磁気読み取りエラーの少なくなることも明らかで
ある。なお、スリット開始から30m以上スリットした
試料で50m及び70mスリットした試料についても実
施したが、結果は30mスリットしたものと殆ど変化は
なかった。
【0140】実施例2 実施例1で作製した試料101、106、108及び1
09に、実施例1の3−3)滑り層の調製に準じて、試
料108と同じ滑り剤を用いて塗布液とし、実施例1で
作製した試料101、106、108及び109を24
mm幅にスリット直後及び20mスリットしたのちの試料
に滑り剤塗布液を含浸させた布で両スリット面に接触さ
せ塗設した。この時のスリット面への滑り剤の塗布量は
(III −10、S−3)ともにそれぞれ1mg/m2であっ
た。これらの結果は表4に実施例1の試料101−20
と対比して示す。
【0141】
【表4】
【0142】表4から、スリット面に滑り剤を塗設する
ことにより、スリット面の動摩擦係数を0.20以下に
低下させることができ、屑の発生、付着が少なく、か
つ、磁気読み取りエラーの少ない良好な結果を与えるこ
とがわかる。なお、実施例1で作製した試料の上記以外
の試料102〜105、107、110〜115につい
ても実施すれば表4と同様の傾向の結果を得ることがで
きる。
【0143】実施例3 実施例1のカートリッジのフランジ(113、114)
の材質をポリカーボネートからポリスチレンに変えた以
外は実施例1と同様にして実施例1及び実施例2の試料
について評価を行なった。得られた結果を表5及び表6
に示す。
【0144】
【表5】
【0145】
【表6】
【0146】表5及び表6の結果は表2及び表3と同様
に本発明の有効性を示している。表5及び表6の結果が
表2及び表3の結果に対して全体的に悪くなっている。
フランジがポリスチレンである場合(表5及び表6)に
は、10回の送り出し、巻き込みを行なった後のカート
リッジのフランジを光学顕微鏡で観察すると、ポリカー
ボネートの場合には見られないフランジの一部に破損が
見られていた。このために表5及び表6の結果は表2及
び表3の結果に比べ悪くなっているものと考えられる。
このフランジの破損も表5及び表6に示したとうり、本
発明の試料では起っていなかった。
【0147】
【発明の効果】本発明によれば、感光材料保持用のフラ
ンジや、斜行機構を有する通路を有する形態の包装体で
あって、屑発生が少なく、カメラ撮影時の屑の写り込み
が少ない。また、カートリッジ本体の破損がなく耐久性
に優れた包装体を提供するができる。また、磁気情報が
書き込まれた場合には、その情報も正確に読み取ること
のできる優れた包装体が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一態様の写真感光材料包装体(写真フ
ィルムパトローネ)の分解斜視図である。
【図2】上記写真感光材料包装体を半径方向から見た図
である。
【図3】上記写真感光材料包装体を図2とは異なる位置
で、半径方向から見た図である。
【図4】上記写真感光材料包装体をその軸方向一方から
見た図である。
【図5】上記写真感光材料包装体をその軸方向他方から
見た図である。
【図6】上記写真感光材料包装体の、軸方向に沿って切
断した断面図である。
【図7】離型紙付き粘着ラベル原反を示す図である。
【符号の説明】
100 写真フィルムパトローネ 101 パトローネ本体 102 写真フィルム 103 スプール 104 パトローネラベル 105 上ケース 106 下ケース 107 フィルム送り出し口 108 蓋部材 109 分離爪 110 キー溝 111 キー溝 112 スプール軸 113 フランジ 114 フランジ 115 データディスク 116 バーコードラベル 117 フランジ係合部 118 フランジ係合部 119 スリット 120 使用表示部材支持部 121 キー溝 122 キー溝 123 使用表示部材 124 軸受け部 125 ラチエット爪 126 ギヤ 127 表示板 128 スプールロック 129 丸穴 130 丸穴 131 開口縁部 132 開口縁部 133 穴 134 大径扇形部分 135 切り欠き 136 開口 137 開口 138 表示用開口 139 表示用開口 140 表示用開口 141 表示用開口 142 フィルムロール 143 フィルム先端 144 ロックポウル 145 感度検出ノッチ 146 開口 147 現像済み表示タブ 150 ゲート 151 ID番号印刷スペース 152 品種等印刷スペース 153 バーコード印刷スペース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ本体101の内部に、支持
    体に乳剤層を設けた写真感光材料102を巻きつけたス
    プール103を回転自在に収納し、該スプールの回転に
    より該写真感光材料の先端が自由にカートリッジ外部に
    送り出し可能であり、カートリッジ本体は写真感光材料
    を送り出すため、遮光機構を有する写真感光材料送り出
    し通路を有し、該スプールのスプール軸112の両端内
    側に、それぞれ一対のリップ付きフランジ113、11
    4が写真感光材料保持のため取り付けられている写真感
    光材料包装体100において、該写真感光材料のスリッ
    ト面の動摩擦係数が0.20以下であることを特徴とす
    る写真感光材料包装体。
  2. 【請求項2】 連続して20m以上スリットしたのち、
    引き続き連続してスリットされた該写真感光材料が収納
    されていることを特徴とする請求項1に記載の写真感光
    材料包装体。
  3. 【請求項3】 該写真感光材料が支持体上の乳剤層面側
    の最外層及び/又は支持体を挟んで乳剤層とは反対側の
    バック面の最外層にオルガノシリコーン系滑り剤を含有
    することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の写
    真感光材料包装体。
  4. 【請求項4】 該写真感光材料がスリット面にオルガノ
    シリコーン系滑り剤を含有する層を有することを特徴と
    する請求項1、請求項2又は請求項3に記載の写真感光
    材料包装体。
  5. 【請求項5】 該写真感光材料が支持体を挟んで乳剤層
    とは反対側のバック面に強磁性粉末を含む磁性層を有す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の写真
    感光材料包装体。
  6. 【請求項6】 該写真感光材料がそれぞれ少なくとも1
    層の赤感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳
    剤層及び青感性ハロゲン化銀乳剤層を有することを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の写真感光材料包装
    体。
JP6517896A 1995-03-03 1996-02-28 写真感光材料包装体 Pending JPH08304964A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117283646A (zh) * 2023-11-10 2023-12-26 苏州运宏电子有限公司 圆刀机

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