JPH08304997A - 検版装置 - Google Patents

検版装置

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JPH08304997A
JPH08304997A JP10756895A JP10756895A JPH08304997A JP H08304997 A JPH08304997 A JP H08304997A JP 10756895 A JP10756895 A JP 10756895A JP 10756895 A JP10756895 A JP 10756895A JP H08304997 A JPH08304997 A JP H08304997A
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JP
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scanner
plate inspection
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Application number
JP10756895A
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English (en)
Inventor
Takeshi Anzai
健 安西
Hidenori Kaneda
秀則 金田
Seiki Takashi
誠喜 高司
Takeo Onkawa
武男 恩河
Jun Onoda
純 小野田
Hideo Kudo
日出夫 工藤
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Toppan Inc
Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、原稿にずれがあっても精度高く位置
合わせし、モアレを発生せずに、不必要な網点の個々を
不一致部分として検出せず、かつ印刷上問題となる欠け
やごみを検出する。 【構成】旧版1、新版2の画像データを互いに比較して
検版を行う場合、これら画像データに対しフィルタ処理
部9により原稿の網点に対応する輝度を平均化処理し、
又は拡大縮小検査部45により一方の画像データの拡大
及び縮小の各画像データを作成し、これら画像データと
他方の画像データとを比較して各画像データの一致・不
一致を検版し、又は感度検査部46により各画像データ
の差分画像データを求め、この差分画像データに対して
感度用の閾値と比較して各画像データの不一致部分を検
版する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば印刷機に用いる
修正前の原稿と修正後の原稿とを比較して絵柄や文字な
どの不一致部分を検査する検版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、4色の印刷用刷版の原稿である
各原版フィルムを作成する場合は、絵柄原稿を、色分解
した各フィルム、或いは平網、文字等の各種材料を各色
毎に数枚の透明なフィルムに貼り込んでいき、遮光マス
クフィルム等と重ね合わせて未露光フィルムに数回露光
して現像を行い、これにより、イエロ(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、スミ(K)の4版の各原版フィ
ルム(ポジフィルム)を作成している。
【0003】一方、このような原版フィルム(旧版)に
誤字や脱字等のミスが発見された場合、又は指定の変更
があった場合には、各種材料を修正して透明なフィルム
に貼り込みもう一度未露光フィルムに露光し直し、新た
に原版フィルム(新版)を作成している。
【0004】このような修正作業は、手作業でかつ複雑
なので、ミスの箇所或いは指定の変更箇所以外の部分を
誤って修正してしまったり、透明なフィルムに貼り込ま
れた材料の位置をずらしてしまったりすることがある。
【0005】しかも、新版に新たなミスが発生する可能
性があるため新版を検査(検版)する必要がある。この
検版は手間のかかる作業であるばかりでなく、新たなミ
スを見逃す可能性があり、特に修正箇所以外にミスがあ
る場合は、見逃す可能性が高くなる傾向がある。
【0006】このような事から、旧版と新版との2つの
画像を読み取り、読み込まれた2つの画像データを比較
することにより絵柄や文字などの不一致部分を検出する
ための検版が行われている。すなわち、新版と旧版とを
比較し、異なっている箇所をチェックしながらこの箇所
が修正によるものか、ミスによるものなのかの判別を行
うのである。
【0007】この検版としては、例えば特開平5−14
2743号公報、特開平5−281697号公報に記載
された技術がある。このうち前者の技術は、旧版と新版
とを原稿台に載置してこれらの画像をラインセンサによ
り読み込み、これら画像データを比較してその画像デー
タをハードコピー機により出力する。このとき、旧版と
新版との各画像データが同一か否か比較され、画像デー
タの異なるデータだけハードコピー機により出力され、
かつ比較した画像データを旧版、新版毎に別の色で1枚
のハードコピーとして出力する。
【0008】後者の技術は、イメージカメラにより旧版
と新版の各画像を読み込んでそれぞれ旧版メモリと新版
メモリとに別々に記憶し、これら旧版と新版の各画像デ
ータを比較して一致した画像データと不一致の画像デー
タを別々に記憶し、これら画像データを合成画像データ
として一致・不一致毎に異なる色で一枚のハードコピー
に出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
技術は、旧版と新版とを並べて配置して互いの位置合わ
せを行い、これら版の画像を2台のラインセンサにより
それぞれ読み取るので、これら画像の読み取りに広いス
ペースを必要とする。
【0010】又、後者の技術は、画像を読み込むセンサ
は1つで済むものの、旧版、新版の複数の原版フィルム
を搬送するための機構が必要となり、このために装置全
体が複雑化するとともに大型化する。
【0011】さらに、これら技術において、旧版及び新
版を位置合わせするときにピンバーを用いているが、旧
版及び新版の各原版フィルムは伸縮等するために、ただ
単にピンバーによる位置合わせでは正確性にかける面が
ある。
【0012】一方、旧版及び新版において絵柄等は、網
点や平網で表現されているため、これら網点や平網の部
分の画像を読み取ると、モアレが発生してしまうことが
ある。このような場合、旧版、新版に欠けやごみがなく
ても、検版の結果としては不一致部分有りとしてエラー
表示されてしまう。すなわち、旧版及び新版の画像を読
み取る場合、網点や平網の部分では、網点の個々を1つ
の画像として読み込むため、個々の網点の位置ずれを不
一致部分としてエラー表示するからである。
【0013】又、通常の印刷において、色文字や図表内
の色は、YMCK4色の10%きざみの平網を用い、こ
れら平網の掛け合わせによって表現している。しかしな
がら、これら平網を10%きざみで検出することができ
ず、平網が数%でも違っていると、印刷上問題はないも
のであったとしてもエラーとして検出してしまう。
【0014】そのうえ、印刷上問題とならない程度の小
さな欠けやごみも検出してしまうため、本来印刷上問題
となる欠けやごみがどこにあるのか検版結果から見落と
してしまう。
【0015】そこで本発明は、原稿にずれがあっても精
度高く位置合わせできる検版装置を提供することを目的
とする。又、本発明は、モアレを発生せずに、不必要な
網点の個々を不一致部分として検出せずに正確な検版が
できる検版装置を提供することを目的とする。
【0016】又、本発明は、印刷上問題とならない程度
の小さな欠けやごみを検出せずに必要な欠けやごみを検
出できる検版装置を提供することを目的とする。又、本
発明は、原稿にずれがあっても精度高く位置合わせし、
モアレを発生せずに、不必要な網点の個々を不一致部分
として検出せず、かつ印刷上問題となる欠けやごみを検
出できる検版装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、スキ
ャナにより読み込んだ少なくとも2つの原稿の画像を互
いに比較して検版を行う検版装置において、スキャナに
より読み込んだ各原稿の各画像データに対し、これら画
像データを投影したときの輝度分布を比較して最も一致
するところから各画像データの位置合わせを行う投影位
置合わせ手段、を備えて上記目的を達成しようとする検
版装置である。
【0018】請求項2によれば、スキャナにより読み込
んだ少なくとも2つの原稿の画像を互いに比較して検版
を行う検版装置において、スキャナにより読み込んだ各
原稿の各画像データに対し、各画像データにおける各画
素をずらしたときの一致度を比較して各画像データの位
置合わせを行う画素ずらし位置合わせ手段、を備えて上
記目的を達成しようとする検版装置である。
【0019】請求項3によれば、スキャナにより読み込
んだ少なくとも2つの原稿の画像を互いに比較して検版
を行う検版装置において、スキャナにより読み込んだ各
原稿の各画像データに対し、これら画像データを投影し
たときの輝度分布を比較して最も一致するところから各
画像データの位置合わせを行う投影位置合わせ手段と、
この投影位置合わせ手段により得られる輝度分布変化が
少ない場合、各原稿の各画像データに対し、各画像デー
タにおける各画素をずらしたときの一致度を比較して各
画像データの位置合わせを行う画素ずらし位置合わせ手
段と、を備えて上記目的を達成しようとする検版装置で
ある。
【0020】請求項4によれば、スキャナにより読み込
んだ少なくとも2つの原稿の画像を互いに比較して検版
を行う検版装置において、スキャナにより読み込んだ各
原稿の各画像データに対し、これら画像データを投影し
たときの輝度分布を比較して最も一致するところから各
画像データの位置合わせを行う投影位置合わせ手段と、
この投影位置合わせ手段により得られる輝度分布変化が
少ない場合、各原稿の各画像データに対し、各画像デー
タにおける各画素をずらしたときの一致度を比較して各
画像データの位置合わせを行う画素ずらし位置合わせ手
段と、周囲のブロックから補正値が極端に変化した場
合、周辺の補正値から内挿演算により補正する手段と、
を備えて上記目的を達成しようとする検版装置である。
【0021】請求項5によれば、スキャナにより読み込
んだ少なくとも2つの原稿の画像を互いに比較して検版
を行う検版装置において、スキャナにより読み込んだ各
原稿の各画像データに対し、これら画像データを投影し
たときの輝度分布を比較して最も一致するところから各
画像データの位置合わせを行う投影位置合わせ手段と、
この投影位置合わせ手段により得られる輝度分布変化が
少ない場合、各原稿の各画像データに対し、各画像デー
タにおける各画素をずらしたときの一致度を比較して各
画像データの位置合わせを行う画素ずらし位置合わせ手
段と、1ブロック内に複数個の小ブロックを設けてこれ
らブロックにおける各位置補正値を投影位置合わせ手段
又は画素ずらし位置合わせ手段により求め、これら位置
補正値の中から位置補正値が鋭く測定されるデータのみ
を取り、その平均値を補正値とする手段と、を備えて上
記目的を達成しようとする検版装置である。
【0022】請求項6によれば、スキャナにより読み込
んだ少なくとも2つの原稿の画像を互いに比較して検版
を行う検版装置において、スキャナにより読み込んだ各
原稿の各画像データに対し、少なくとも原稿の網点に対
応する輝度を平均化処理するフィルタ処理手段、を備え
て上記目的を達成しようとする検版装置である。
【0023】請求項7によれば、スキャナにより読み込
んだ少なくとも2つの原稿の画像を互いに比較して検版
を行う検版装置において、各原稿のうちいずれか一方の
画像データに対して拡大及び縮小処理した各画像データ
を作成し、これら拡大及び縮小の各画像データと他方の
画像データとを比較して各画像データの一致・不一致を
検版する拡大縮小検査手段、を備えて上記目的を達成し
ようとする検版装置である。
【0024】請求項8によれば、スキャナにより読み込
んだ少なくとも2つの原稿の画像を互いに比較して検版
を行う検版装置において、各原稿の各画像データの差分
画像データを求め、この差分画像データに対して所定の
感度用の閾値と比較して各画像データの不一致部分を検
版する感度検査手段、を備えて上記目的を達成しようと
する検版装置である。
【0025】請求項9によれば、スキャナにより読み込
んだ少なくとも2つの原稿の画像を互いに比較して検版
を行う検版装置において、各原稿のうちいずれか一方の
画像データに対して拡大及び縮小処理した各画像データ
を作成し、これら拡大及び縮小の各画像データと他方の
画像データとを比較して各画像データの一致・不一致を
検版する拡大縮小検査手段と、各原稿の各画像データの
差分画像データを求め、この差分画像データに対して所
定の感度用の閾値と比較して各画像データの不一致部分
を検版する感度検査手段と、所定領域内に拡大縮小検査
手段又は感度検査手段により検出された不一致部分の領
域が所定の大きさ以下であれば、これら不一致部分を除
く不一致サイズ判定手段と、を備えて上記目的を達成し
ようとする検版装置である。
【0026】
【作用】請求項1によれば、少なくとも2つの原稿の画
像を互いに比較して検版を行う場合、これら画像データ
を投影したときの輝度分布を比較し、最も一致するとこ
ろから各画像データの位置合わせを行う。
【0027】請求項2によれば、少なくとも2つの原稿
の画像を互いに比較して検版を行う場合、これら画像デ
ータにおける各画素をずらしたときの一致度を比較して
これら画像データの位置合わせを行う。
【0028】請求項3によれば、少なくとも2つの原稿
の画像を互いに比較して検版を行う場合、これら画像デ
ータを投影したときの輝度分布の変化が少ないとき、こ
れら画像データにおける各画素をずらしたときの一致度
を比較して各画像データの位置合わせを行う。
【0029】しかるに、処理時間は早いが精度がでにく
い方法で先ず位置合わせし、不十分なときは(最適値が
シャープにでない)時間はかかるが、精度の高い画素ず
らし法で実施し、総合的に処理時間を短く精度を高くで
きる。
【0030】請求項4によれば、2つの原稿の画像を互
いに比較して検版を行う場合、これら原稿の各画像デー
タを投影したときの輝度分布を比較して最も一致すると
ころから各画像データの位置合わせを行い、このときに
得られる輝度分布変化が少ない場合、各原稿の各画像デ
ータに対し、各画像データにおける各画素をずらしたと
きの一致度を比較して各画像データの位置合わせを行
い、かつ周囲のブロックから補正値が極端に変化した場
合、周辺の補正値から内挿演算により補正する。
【0031】しかるに、検版装置においては画像のずれ
はフィルムの伸び縮み、位置ずれ等で位置による変化は
僅かである。すなわち、隣同士のブロックでの補正値は
あまり大きな変化はない。ところが、新旧2版が全く同
じか変化部分が少ない場合は2つの画像は容易に一致す
る。原稿に大きな修正がある場合はこの方法ではかえっ
て正規の位置よりずれたところで差の最小点でができる
ことがある。この場合、本来一致しているが像の部分も
ずれてしまう。これを防ぐには周囲のブロックの補正値
を監視し、補正値が極端に急激にずれたときは、画像に
大きな変化があったとして周囲の補正値を参考に例えば
内挿計算した値で補正し、異常な補正を防ぐ。
【0032】請求項5によれば、少なくとも2つの原稿
の画像を互いに比較して検版を行う場合、これら画像デ
ータを投影したときの輝度分布を比較して最も一致する
ところから各画像データの位置合わせを行い、この投影
位置合わせ手段により得られる輝度分布変化が少ない場
合、各画素をずらしたときの一致度を比較して各画像デ
ータの位置合わせを行い、かつ1ブロック内に複数個の
小ブロックを設けてこれらブロックにおける各位置補正
値を投影位置合わせ手段又は画素ずらし位置合わせ手段
により求め、これら位置補正値の中から位置補正値が鋭
く測定されるデータのみを取り、その平均値を補正値と
する。
【0033】しかるに、原稿に変更点が大きくて位置の
補正値が特異な値を取ったとき、そのブロック内で位置
の明確に分かる点がないかを見るために、ブロック内に
適当に配置された複数個の小ブロックについて補正値を
測定する。いきなり1ブロック全体の処理をして補正値
を見付けるよりも小ブロックの画素数の和が小さいため
処理時間も短縮できる。
【0034】請求項6によれば、少なくとも2つの原稿
の画像を互いに比較して検版を行う場合、これら画像デ
ータに対し、少なくとも原稿の網点に対応する輝度を平
均化処理する。
【0035】請求項7によれば、少なくとも2つの原稿
の画像を互いに比較して検版を行う場合、いずれか一方
の画像データの拡大及び縮小の各画像データを作成し、
これら画像データと他方の画像データとを比較して各画
像データの一致・不一致を検出する。
【0036】請求項8によれば、少なくとも2つの原稿
の画像を互いに比較して検版を行う場合、これら画像デ
ータの差分画像データを求め、この差分画像データに対
して感度用の閾値と比較して各画像データの不一致部分
を検出する。
【0037】請求項9によれば、少なくとも2つの原稿
の画像を互いに比較して検版を行う場合、いずれか一方
の画像データの拡大及び縮小の各画像データを作成し、
これら画像データと他方の画像データとを比較して各画
像データの一致・不一致を検版し、又は画像データの差
分画像データを求め、この差分画像データに対して感度
用の閾値と比較して各画像データの不一致部分を検出
し、検出された領域が所定の大きさ以下であれば、これ
を除く。
【0038】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は検版装置の全体構成図である。こ
の検版装置は、スキャナA、検版装置本体B及び印字装
置Cから構成されている。
【0039】スキャナAは、原稿となる旧版1、又は新
版2の各画像を読み込む機能を有するもので、図2はか
かるスキャナAの具体的なブロック構成図である。主制
御部3には、入力部4を介してCCDから成るラインセ
ンサ5が接続され、かつラインセンサ5を走査する走査
機構6の駆動部7が接続されている。
【0040】又、処理系統として主制御部3から発せら
れる各指令によりシェーディング補正部8、フィルタ処
理部9、バッファメモリ10、及び出力部11を通して
伝送部12が作動するものとなっている。
【0041】このうちラインセンサ5の上方には、図3
に示すように原稿(旧版1又は新版2)をセットするガ
ラス板から形成される原稿セット台13が設けられてい
る。ラインセンサ5は、走査機構6により矢印(イ)方
向に走査される。
【0042】原稿セット台13の上方には、光源14が
設けられており、この光源14はラインセンサ5の走査
に同期して移動するものとなっている。又、原稿セット
台13を設けたスキャナAの前面には、図4に示すよう
にピンバーセット15が設けられている。
【0043】このピンバーセット15は、ピンバー16
を設けた固定台17を備えている。このうちピンバー1
6には、旧版及び新版の各フィルムに形成されたパンチ
孔に対して嵌合する各突起18が設けられている。
【0044】固定台17は、スキャナ本体19形成され
た摺動用溝20に対して矢印(ロ)方向に摺動自在に設
けられている。なお、この固定台17の一端21(図5
参照)は、テーパ状に形成され、スキャナ本体19に対
して嵌め込まれている。
【0045】この固定台17は、固定機構22の作動に
よりその摺動が固定又は解除されるものとなっている。
図5はかかる固定機構22の構成図である。
【0046】固定台17には、押え体23が一体的に設
けられている。この押え体23は、スキャナ本体19の
移動用隙間24を通してスキャナ本体内部に配置され、
この移動用隙間24内において矢印(ハ)方向、つまり
スキャナ本体19に対して押え付ける方向(実線)、又
はそれを解除する方向(点線)に移動自在となってい
る。
【0047】この押え体23には、操作軸24が設けら
れ、この操作軸24の他端に操作端25が連結されてい
る。この操作端25は、テーパ状に形成された連結部2
6を有し、この連結部26の回転軸27を中心として矢
印(ニ)方向に回転自在に設けられている。
【0048】従って、操作端25を回転操作することに
より、連結部26の頂上部26aに操作軸24が当接す
れば、この操作軸24を介して押え体23はスキャナ本
体19に対して押え付けられ、かつ連結部26の傾斜部
26bに操作軸24が当接すれば、この操作軸24を介
して押え体23はスキャナ本体19に対する押え付けけ
が解除されるものとなる。
【0049】又、原稿セット台13の縁側には、読み込
まれる原稿のサイズ計測用として縦横方向の各スケール
28、29が設けられている。一方、処理系統のシェー
ディング補正部8はラインランサ5における中央部とそ
の周辺部の輝度差を補正する機能を有するものであり、
フィルタ処理部9は読み込んだ画像データを3×3画素
毎に平均化処理する機能を有している。
【0050】このフィルタ処理部9は、ラインセンサ5
により読み込んだ各画像データの網点に対応する輝度を
平均化処理する機能を有している。又、バッファメモリ
10は読み込んだ画像データを一時記憶するところであ
り、伝送部12はバッファメモリ10に記憶された画像
データを検版装置本体Bに伝送する機能を有している。
【0051】次に検版装置本体Bの構成について説明す
る。主制御部30には、入力部31を介してスキャナA
からの画像データを受信する伝送部32が接続されると
ともに光磁気ディスク(MO)33が接続され、さらに
入力部34を介してマウス35、各出力部36、37を
介してそれぞれCRTディスプレイから成るモニタテレ
ビジョン38、印字装置Cとしてのプロッタ39、プリ
ンタ40が接続されている。
【0052】又、主制御部30から発せられる各指令に
より次の各機能が作動するものとなっている。すなわ
ち、スキャナ系の読取設定部41は、スキャナAのライ
ンセンサ5により読み取る領域を原稿のサイズに応じた
領域に設定する機能を有している。
【0053】具体的に読取設定部41は、図6に示すス
キャナ動作設定の画面をモニタテレビジョン38にウィ
ンドウ表示し、ここでマウス35により指示された内容
が設定される。
【0054】この読取設定部41は、図6に示すように
原稿サイズの大きさに基づいて定型サイズ、例えばB
2、B3、…A2、…A5の設定を行う機能、フリーサ
イズの設定を行うためにそのX及びY方向の長さを「そ
の他XY」の欄に数値入力する機能を有している。
【0055】従って、読取設定部41は、ラインセンサ
5を一端側(例えば左端側)から設定された定型サイ
ズ、又はフリーサイズに応じた領域の距離だけ走査させ
る機能を有している。
【0056】又、読取設定部41は、読み込まれている
原稿の種別、すなわちY、M、C、K及び新版、旧版の
いずれの原版フィルムであるかを設定する機能を有して
いる。
【0057】又、読取設定部41は、読み込んだ画像デ
ータをMOにセーブせず単にメモリに読み込むか(「セ
ーブしないで読み込み(旧版)」)、原稿を読み込みな
がら既にメモリに一時的に記憶された画像データと比較
し検査するか(「セーブしないで検版(新版)」)、或
いは単にMOにセーブするか(「MOにセーブ」)を選
択可能としている(図7参照)。
【0058】スキャナ入力系として投影位置合せ部4
2、画素ずらし位置合わせ部43及びフィルタ処理部4
4の各機能が備えられている。このスキャナ入力系の設
定事項としては、図8に示す検査動作設定の画面がモニ
タテレビジョン38にウィンドウ表示され、ここでマウ
ス35により指定された内容、例えば投影位置合せ部4
2、画素ずらし位置合わせ部43の動作設定が行われ
る。なお、図9は検査動作設定の画面における選択事項
である。
【0059】投影位置合せ部42は、検版すべくスキャ
ナAから読み込まれた2つの画像データに対し、図10
及び図11に示すようにそれぞれX方向、Y方向におい
て画像データを投影したときの輝度分布を求め、これら
輝度分布に基づいてX方向、Y方向で比較して最も一致
するところを検知して各画像データの位置合わせを行う
機能を有している。
【0060】画素ずらし位置合わせ部43は、スキャナ
Aにより読み込んだ2つの画像データに対し、図12及
び図13に示すように各画像データにおける各画素、例
えば512×512画素の領域でずらして2つの画像デ
ータを比較し、このときの差分が最小となるところを最
一致度として2つの画像データの位置合わせを行う機能
を有している。
【0061】なお、2つの画像データの位置合わせは、
通常、投影位置合せ部42により行うが、この投影位置
合わせ部42により得られる輝度分布の変化が少なくな
だらかな場合、画素ずらし位置合わせ部43により位置
合わせを行うものとなっている。
【0062】すなわち、処理時間は早いが精度の低い投
影位置合せ部42により先ず位置合わせし、これが不十
分なときは(最適値がシャープにでない)時間はかかる
が、精度の高い画素ずらし位置合わせ部43により位置
合わせを行い、総合的に処理時間を短く精度を高くして
いる。
【0063】又、この場合、周囲のブロックから補正値
が極端に変化した場合、周辺の補正値から内挿演算によ
り補正する。又、1ブロック内に複数個の小ブロックを
設けてこれらブロックにおける各位置補正値を投影位置
合わせ部42又は画素ずらし位置合わせ部43により求
め、これら位置補正値の中から位置補正値が鋭く測定さ
れるデータのみを取り、その平均値を補正値とする。
【0064】フィルタ処理部44は、スキャナAにおけ
るフィルタ処理部9と同様に、ラインセンサ5により読
み込んだ画像データの網点に対応する輝度を平均化処理
する機能を有している。
【0065】なお、これらフィルタ処理部44、9は、
スキャナA又は検版装置本体Bのいずれか一方に備えら
れていればよい。検版系として拡大縮小検査部45、感
度検査部46、不一致サイズ判定部47、及び不一致計
数部48の各機能が備えられている。
【0066】この検版系の設定事項としては、図8に示
す検査動作設定の画面がモニタテレビジョン38にウィ
ンドウ表示される。この検査動作設定の画面において、
マウス35の操作により拡大縮小検査部(MINMA
X)45、感度検査部(きず感度)46、不一致サイズ
判定部(きずサイズ)47の動作設定が行われる。
【0067】拡大縮小検査部45は、2つの画像データ
のうちいずれか一方の画像データに対して拡大及び縮小
処理した各画像データを作成し、これら拡大及び縮小の
各画像データと他方の画像データとを比較して2つの画
像データの一致・不一致を検版する機能を有している。
【0068】具体的に説明すると、図14に示すように
例えば旧版1の画像データを基準画像とし、この基準画
像に対して縮小処理を行ってMAX画像を作成し、又、
基準画像に対して拡大処理を行ってMIN画像を作成す
る。
【0069】次に新版2の画像データを検査画像とし、
この検査画像に対してMAX画像とMIN画像を比較す
る。この場合、検査画像としては正常、欠け49及びご
み50のある異常、及び右下に位置ずれしたものが用意
されている。
【0070】このように検査画像に対してMAX画像と
MIN画像とを比較して不一致部分つまりエラーを判定
する。この検査アルゴリズムは、次の通りとなってい
る。
【0071】 if(FIX(検査画像−MAX画像)>許容値 又は FIX(MIN画像−検査画像)>許容値) then エラー 但し、FIX(a) はa<0なら0である。
【0072】この結果、例えば一致する部分は輝度レベ
ルが「0」となるが、欠け49及びごみ50の部分の輝
度レベルは高い値例えば「40」を示す。感度検査部4
6は、2つの画像データの差分画像データを求め、この
差分画像データに対して感度用の閾値と比較して各画像
データの不一致部分を検版する機能を有している。
【0073】この場合、感度用の閾値は、図15に示す
ように例えば差分画像データに対して強、中、弱の3つ
の値が設定されている。このうち強の閾値は、感度を最
も高く設定するもので、例えば画像データの全階調が1
6階調であれば、例えば15階調程度に設定される。
又、中の閾値は8階調程度、弱の閾値は2階調程度に設
定されている。
【0074】不一致サイズ判定部47は、画像データに
おける所定領域内において、拡大縮小検査部45、感度
検査部46により検出された不一致部分の領域が所定の
大きさ以下であれば、これら不一致部分を除く機能を有
している。
【0075】すなわち、図8に示すようにきずサイズ
大、中、小と3段階に設定されており、例えば大=50
0μm、中=100μm、小=10μmとなるように、
一定画素領域、例えば32×32画素〜64×64画素
の領域中の閾値を設定し、2つの画像データの不一致画
素数を前記閾値と比較し、この閾値以下となる不一致画
素数の部分を除くものとなっている。
【0076】不一致計数部48は、拡大縮小検査部(M
INMAX)45、感度検査部(きず感度)46により
検出され、かつ不一致サイズ判定部47を通して判定さ
れた不一致部分、つまり欠け49、きず50の数を計数
する機能を有するもので、これらは不一致の種類つまり
欠け49、きず50ごとに計数するとともにその総計を
計数する機能を有している。
【0077】表示系としてエリア表示部51、不一致表
示部52、拡大表示部53及び表示エリア指示部54の
各機能が備えられている。この表示系として図16に示
す検査結果出力設定の画面がモニタテレビジョン38に
ウィンドウ表示され、ここでマウス35の操作により各
設定がされる。
【0078】エリア表示部51は、図17に示すように
モニタテレビジョン38に読み込まれた画像データ55
を表示し、又この画像データ55上に複数エリアに分割
した枠56を表示する機能を有している。
【0079】このエリア表示部51は、読み込まれた画
像データのサイズに応じて、エリアの大きさ及び数を有
する枠56を表示する機能を有している。この枠56
は、全体として画像データ全体を表示可能な大きさに設
定されている。
【0080】不一致表示部52は、2つの画像データの
比較により不一致部分に対応するエリアを他のエリアと
は異なる形態57、例えば欠け49であれば緑色、ごみ
50であれば赤色で表示し、かつそのエリア内に欠け4
9及びごみ50の両方が存在すれば赤と緑を混合した色
により表示する機能を有している。
【0081】拡大表示部53は、モニタテレビジョン3
8に表示されている枠56の付加された画面上におい
て、マウス35により枠56内の1つのエリアを選択指
示すると、そのエリア内の画像データを拡大表示する機
能を有している。
【0082】表示エリア指示部54は、拡大表示部53
により拡大表示したエリアの全体の画像データにおける
位置関係を表示する機能を有している。具体的に表示エ
リア指示部54は、図18に示すようにモニタテレビジ
ョン38の画面上に低倍率表示欄58及び高倍率表示欄
59を表示する。そして、低倍率表示欄58には、現在
モニタテレビジョン38に表示している画像が画像デー
タ全体(図17の枠56に相当)のどの位置にあるかを
指示(斜線部分)し、かつ高倍率表示欄59には低倍率
表示欄58で指示した画像部分内において高倍率で表示
している部分がどの位置にあるかを指示するものとなっ
ている。
【0083】すなわち、枠56内の任意のエリアを指定
すると、低倍率表示欄58と共に拡大表示され、さらに
表示エリア内のいずれかを指定することによって高倍率
表示欄59と共に拡大表示される。
【0084】又、表示系では、モニタテレビジョン38
の画面上に、不一致計数部48により計数された欠け4
9、きず50の各数、及びこれらの総計を表示する不一
致数欄60が表示される。
【0085】印刷系としてアライメント設定部61、印
字出力部62の各機能が備えられている。この印刷系で
は、図16に示す検査結果出力設定の画面がモニタテレ
ビジョン38にウィンドウ表示され、マウス35の操作
により各検査結果出力の設定が行われる。
【0086】アライメント設定部61は、読み込まれる
画像データに対して所望位置にアライメントマーク(ト
ンボ)を設定する機能を有している。なお、このトンボ
は、プロッタ39(又はプリンタ40)により印字出力
された用紙に印字し、この印字用紙に対して読み込まれ
た原版フィルムを重ね合わせて位置合わせするためのも
のである。
【0087】このアライメント設定部61は、モニタテ
レビジョン38の画面上に図19に示すトンボ位置設定
の画面をウィンドウ表示し、この画面上の所望位置にマ
ウス35の操作によりトンボ位置、例えばトンボ位置6
2、63を指定する。
【0088】さらに、アライメント設定部61は、これ
ら指定したトンボ位置62、63を図20に示すように
拡大表示し、それぞれトンボ64、65を設定すること
も可能である。
【0089】印字出力部62は、検版結果に対して各ト
ンボ64、65を付加してプロッタ39(又はプリンタ
40)により印字出力させる機能を有している。又、印
字出力部62は、各画像データに対する検版結果の不一
致部分を、この不一致部分の大きさに応じた枠、すなわ
ち矩形状の不一致枠の組み合わせにより印字出力、例え
ば欠け49、きず50の不一致の種類に応じた表示色等
で印字出力する機能を有している。又、プリンタ出力の
場合は、新版の画像データ及び反転処理を行った相違箇
所の印字を原寸もしくは縮小して出力する。
【0090】又、印字出力部62は、プロッタ39又は
プリンタ40により不一致計数部48により計数された
欠け49、きず50の各数、及びこれらの総計を印字出
力する機能を有している。
【0091】次に上記の如く構成された検版装置の作用
について説明する。Y、M、C、Kの4版の各原版フィ
ルム(旧版)1が作成され、これら原版フィルムに誤字
や脱字等のミスが発見された場合、或いは修正が指示さ
れた場合、新たに原版フィルム(新版)2が作成され
る。そして、このように原版フィルムを修正した際に
は、新版に新たなミスが発生する可能性があるため新版
が検版される。
【0092】先ず、旧版1を原稿として、図4に示すス
キャナAの原稿セット台13の左下端に合わせてセット
される。この場合、旧版1は、ピンバーセット15にお
けるピンバー16の各突起18にそのパンチ孔を嵌合さ
れ、この状態で、固定台17がスキャナ本体19に形成
された摺動用溝20に対して矢印(ロ)方向に摺動され
る。これにより旧版1の右下端が原稿セット台13の左
下端に合わされてセットされる。
【0093】このように旧版1の位置がセットされる
と、操作端25が操作され、図5に示すように連結部2
6の頂上部26aが操作軸24に当接し、この操作軸2
4を介して押え体23がスキャナ本体19に対して押え
付けられる。このように押え体23がスキャナ本体19
に押え付けられることにより、固定台17のピンバー1
6に嵌められている旧版1は固定セットされる。
【0094】なお、操作端25の操作により、連結部2
6の傾斜部26bが操作軸24に当接すると、この操作
軸24を介して押え体23はスキャナ本体19に対する
押え付けが解除される。
【0095】一方、検版装置本体Bのモニタテレビジョ
ン38には、図21に示すようにスキャナの動作設定、
検査動作設定、MOドライバ、検査結果出力設定、さら
には読み込んだ画像データの表示領域が各ウィンドウ表
示されている。
【0096】しかるに、これらウィンドウ表示に従って
マウス35の操作により検版の各種設定が行われる。例
えば、図6に示すスキャナ動作設定の画面において、マ
ウス35の操作により原稿セット台13にセットされた
旧版1の原稿サイズ、例えばB2、B3、…A2、…A
5が指示され、又、旧版1に網点が存在するか、さらに
は旧版1のY、M、C、Kの種別、光磁気ディスク33
に対してセーブするか否かの選択が指示される。
【0097】なお、原稿セット台13にセットされた旧
版1の原稿サイズが定型サイズでなく、フリーサイズで
あれば、縦横方向の各スケール28、29により計測さ
れた旧版1の長さが、「その他XY」の欄に数値入力さ
れる。
【0098】このようにして各種設定が終了すると、読
取設定部41は、伝送部32、12を通してスキャナA
に対してラインセンサ5を左端側から設定されたサイズ
に応じた領域の距離だけ走査させる指令を発する。
【0099】これにより、スキャナAの操作機構6は、
図3に示すように旧版1のサイズに応じた距離だけライ
ンセンサ5を走査する。このときラインセンサ5は、旧
版1の画像を読み込み、その画像データを出力する。
【0100】シェーディング補正部8は、ラインランサ
5から出力される画像データを受け、この画像データに
おける画像の中央部とその周辺部の輝度差を補正する。
次にフィルタ処理部9は、ラインセンサ5により読み込
んだ旧版1の画像データに対し、旧版1における網点に
対応する輝度を平均化処理する。すなわち、旧版1の画
像データにおける網点の部分は、図22(a) に示すよう
に網点に応じた輝度変化を示しているが、フィルタ処理
部9を通すことにより同図(b) に示すように輝度変化が
平均化処理される。なお、このフィルタ処理が図6に示
す設定画像で設定されていなければ、処理されないのは
言うまでもない。
【0101】このようにシェーディング補正、フィルタ
処理された画像データは、バッファメモリ10に一時記
憶され、伝送部12、32により検版装置本体Bに伝送
される。
【0102】この検版装置本体Bは、スキャナAからの
画像データを受け取って光磁気ディスク33に記憶す
る。もちろん、設定によっては光磁気ディスク33に記
憶されないこともある。
【0103】次にスキャナAの原稿セット台13に新版
2を原稿として、ピンバーセット15により左下端にセ
ットされ、上記同様にその画像が読み取られる。そし
て、この新版2の画像データは、伝送部12、32によ
り検版装置本体Bに伝送され、光磁気ディスク33に記
憶される。この新版の画像データも光磁気ディスク33
に記憶されないこともありうるのは、前述の旧版の場合
と同様である。
【0104】この検版装置本体Bは、旧版1と新版2と
の2つの画像データを比較して検版を実行するが、図6
に示す設定に基づきこの検版は旧版1と新版2との各画
像データを光磁気ディスク33に記憶して後、又は光磁
気ディスク33に記憶されている旧版1の画像データ、
或いは検版装置本体Bに設けられた図示しないメモリ上
に記憶されている旧版1の画像データと読み込み中の新
版2の画像データとを随時比較することにより検版を実
行する。
【0105】ここで、光磁気ディスク33には、例えば
図23に示す旧版1の画像データが記憶され、かつ図2
4に示す新版2の画像データが記憶されているものとす
る。すなわち、旧版1の画像において、建屋の上部、建
屋下方の柄、及び各アルファベット「E」、「H」が修
正されているものとする。
【0106】検版装置本体Bの投影位置合せ部42は、
スキャナAにより読み込んだ2つの画像データの位置合
わせを行う。この投影位置合せ部42は、図10及び図
11に示すようにそれぞれX方向、Y方向において画像
データを投影したときの輝度分布を求め、これら輝度分
布に基づいてX方向、Y方向で比較して最も一致すると
ころが画像データの一致位置とする。
【0107】すなわち、旧版1の画像データにおけるX
方向の輝度分布をXa、新版2の画像データにおけるX
方向の輝度分布をXa´とすれば、 Xa−Xa´ の値を、輝度分布Xa´の座標を左右にずらして差分を
最小にする。
【0108】同様に、旧版1の画像データにおけるY方
向の輝度分布をYa、新版2の画像データにおけるY方
向の輝度分布をYa´とすれば、 Ya−Ya´ の値を、輝度分布Ya´の座標を左右にずらして差分を
最小にする。
【0109】このとき、投影位置合わせ部42により得
られる輝度分布の変化が少なくなだらかな場合、例えば
調子の少ない絵柄の画像データがある。このような調子
の少ない絵柄の画像データでは、投影位置合わせ部42
による位置感度が鈍いので、画素ずらし位置合わせ部4
3により位置合わせを行う。
【0110】この画素ずらし位置合わせ部43は、2つ
の画像データに対し、図12及び図13に示すように画
像データにおける例えば512×512画素の領域でず
らして比較し、このときの差分が最小となるところを最
一致位置とするものである。
【0111】すなわち、例えば512×512画素の領
域(ブロック)間で差分を最小にして2つの画像データ
の合致をとる(画像に相違のない場合)。又、画像に相
違のある場合、各画像の一致点と差分の最小値が必ずし
も合致しないことがある。この場合は、周囲の各ブロッ
クの各位置補正値に比べて特異な補正値となり、かえっ
て正常な部分のずれがおきる。そのため、特異な補正値
が出たときは周囲のブロックの補正値を内挿して、つま
り周囲の4又は8ブロックの値を平均して補正値とす
る。
【0112】又、1ブロック内に複数個の小ブロックを
設け、これら小ブロックにおける各位置補正値を投影位
置合わせ部42又は画素ずらし位置合わせ部43により
求め、これら位置補正値の中から位置補正値が鋭く測定
されるデータのみを取り、その平均値を補正値とする。
【0113】このように2つの画像データの位置合わせ
は、通常、投影位置合せ部42により行うが、この投影
位置合わせ部42により得られる輝度分布の変化が少な
くなだらかな場合、画素ずらし位置合わせ部43により
位置合わせを行うものとなっている。
【0114】すなわち、処理時間は早いが精度の低い投
影位置合せ部42により先ず位置合わせし、これが不十
分なときは(最適値がシャープにでない)時間はかかる
が、精度の高い画素ずらし位置合わせ部43により位置
合わせを行い、総合的に処理時間を短く精度を高くして
いる。
【0115】このようにして旧版1と新版2の各画像デ
ータが位置合わせされると、検版系の動作に移る。拡大
縮小検査部45は、図14に示すように旧版1の画像デ
ータを基準画像とし、この基準画像に対して縮小処理を
行ってMAX画像を作成し、又基準画像に対して拡大処
理を行ってMIN画像を作成する。
【0116】次に新版2の画像データを検査画像とし、
この検査画像に対してMAX画像とMIN画像を比較す
る。このように検査画像に対してMAX画像とMIN画
像との比較の結果、一致する部分は輝度レベルが「0」
となるが、欠け49及びごみ50の部分の輝度レベルは
高い値例えば「40」を示す。
【0117】又、感度検査部46は、2つの画像データ
の差分画像データを求め、この差分画像データに対して
図15に示す感度の違う強、中、弱の3つの値のいずれ
かに設定された閾値と比較して各画像データの不一致部
分を検出する。
【0118】又、不一致サイズ判定部47は、検査画
素、つまり新版2の画像データにおける例えば32×3
2画素〜64×64画素の所定領域内において、拡大縮
小検査部45、感度検査部46により検出された不一致
部分の領域が図15に示すきずサイズである大、中、小
の3つのいずれかに設定された閾値以下であれば、これ
ら不一致部分を除く。
【0119】次に不一致計数部48は、拡大縮小検査部
45、感度検査部46により検出され、かつ不一致サイ
ズ判定部47を通して判定された不一致部分、つまり欠
け49、きず50の数を、これら欠け49、きず50の
不一致の種類別に計数し、かつその総計を計数する。
【0120】次に表示系の動作に移る。エリア表示部5
1は、図17に示すようにモニタテレビジョン38に初
めに読み込んだ旧版1の画像データ55の全体を表示す
る。そして、次に読み込んだ新版2の画像データと比較
しながらこの画像データ55上に複数エリアに分割した
枠56を表示する。
【0121】このとき、不一致表示部52は、2つの画
像データの比較により不一致部分に対応するエリアを、
例えば欠け49であれば緑色、ごみ50であれば赤色で
表示し、かつそのエリア内に欠け49及びごみ50の両
方が存在すれば赤と緑を混合した色により表示する。
【0122】又、モニタテレビジョン38の画面切り替
え指示をマウス35の操作により与えると、主制御部3
0によりモニタテレビジョン38の画面には、図25に
示すような旧版1と新版2の各画像データの検版結果が
モニター表示される。
【0123】この検版結果であるモニター表示は、欠け
49であれば緑色(新版2に無いもの)、ごみ50であ
れば赤色(旧版1に無いもの)として表示されている。
又、拡大表示部53は、モニタテレビジョン38に表示
されている枠56の付加された画面上において、マウス
35により枠56内の1つのエリアを選択指示すると、
そのエリア内の画像データを拡大表示する。
【0124】このとき、表示エリア指示部54は、図1
8に示すようにモニタテレビジョン38の画面上に低倍
率表示欄58及び高倍率表示欄59を表示し、かつ低倍
率表示欄58において現在モニタテレビジョン38に表
示している画像が画像データ全体のどの位置にあるかを
指示し、高倍率表示欄59において低倍率表示欄58で
指示した画像部分内において高倍率で表示している部分
がどの位置にあるかを指示する。
【0125】この拡大表示は、図17に示す全体表示か
ら、先ずマウス35の位置指定により拡大表示し、さら
にマウス35の位置指定により高倍率による拡大表示を
する。
【0126】又、モニタテレビジョン38の画面上に
は、図17及び図18に示すように不一致計数部48に
より計数された欠け49、きず50の各数、及びこれら
の総計を表示する。
【0127】従って、この時点で、検版結果である欠け
49やきず50の位置が視覚的に分かり、さらにこれら
欠け49及びきず50の各数、これらの総計が分かる。
次に印刷系の動作に移る。
【0128】この印刷系では、図16に示す検査結果出
力設定の画面がモニタテレビジョン38にウィンドウ表
示される。ここで、プロッタ39又はプリンタ40によ
り印字出力される用紙に対して原稿を重ね合わせたとき
の位置合わせのためにトンボ位置が設定される。
【0129】すなわち、アライメント設定部61は、図
19に示すようにモニタテレビジョン38の画面上にト
ンボ位置設定の画面をウィンドウ表示し、この画面上に
おいてマウス35の操作によりトンボ位置62、63を
設定する。なお、これらトンボ位置62、63は、少な
くとも2か所でよい。
【0130】この場合、原稿には、既に製版用のトンボ
が付されいるので、読み取られた旧版1(又は新版2)
のトンボ位置に合わせてトンボ位置62、63を設定す
る。そして、アライメント設定部61は、図20に示す
ように各指定したトンボ位置62、63を拡大表示し、
それぞれトンボ64、65を設定する。
【0131】次に印字出力部62は、検版結果に対して
トンボ64、65を付加してプロッタ39、又はプリン
タ40により印字出力する。すなわち、この印字出力部
62は、検版結果の不一致部分を、この不一致部分の大
きさに応じた枠、すなわち矩形状の不一致枠の組み合わ
せにより印字出力、例えば欠け49、きず50の不一致
の種類に応じた表示色等で印字出力する。
【0132】図26はかかるプリンタ40によるプリン
ト出力結果を示している。すなわち、このプリント出力
結果には、新版2の画像に対して旧版1と不一致なとこ
ろが矩形状の不一致枠66a〜66dとして重ね合わさ
れて印字出力されている。
【0133】なお、これら矩形状の不一致枠66a〜6
6dは、欠け49、きず50の種類に応じた印字色でプ
リント出力されたり、又、印字色が1色の場合には不一
致枠66a〜66dの形状を変更して印字される。
【0134】又、このプリント出力には、旧版1及び新
版2の名称、欠け49、きず50の各数、及びこれらの
総計が印字されている。又、出力サイズは原寸だけでな
く縮小又は拡大してもよい。
【0135】一方、図27はプロッタ39によるプロッ
ト出力結果を示している。すなわち、このプロット出力
結果には、2つの画像の不一致なところが矩形状及びそ
の組み合わせの形状による不一致枠67a〜67dがプ
ロット出力されている。
【0136】なお、これら矩形状の不一致枠66a〜6
6dは、プリンタ出力と同様に、欠け49、きず50の
種類に応じた印字色でプロット出力されたり、又、印字
色が1色の場合には不一致枠66a〜66dの形状を変
更して印字される。
【0137】又、このプロット出力にもプリンタ出力と
同様に、旧版1及び新版2の名称、欠け49、きず50
の各数、及びこれらの総計が印字されている。しかる
に、これらプリンタ出力結果又はプロット出力結果のい
ずれか一方又は両方を見ることによって検版、すなわち
旧版1と新版2との不一致部分である欠け49、きず5
0の位置を視覚的に容易に見つけることができ、しかも
その各数、総数が分かる。
【0138】又、検版を確実性を高めるために、図28
に示すようにプロッタ出力結果上に新版2の原版フィル
ム(通常ベースは透明フィルムである)を重ね合わせる
ことにより欠け49、きず50の位置を視覚的に容易に
見つけることができる。
【0139】このように上記一実施例においては、旧版
1、新版2の2つの画像データを互いに比較して検版を
行う場合、これら画像データを投影したときの輝度分布
を比較し、最も一致するところから各画像データの位置
合わせを行うので、2つの原稿を並べてスペースを取る
ことなく各画像を読み取ることができ、かつこれら画像
データを精度高く位置合わせして検版ができる。
【0140】又、旧版1、新版2の2つの画像データに
おける各画素をずらしたときの一致度を比較して位置合
わせを行うので、上記同様に2つの原稿を並べてスペー
スを取ることなく各画像を読み取ることができ、かつこ
れら画像データを精度高く位置合わせして検版ができ
る。
【0141】そのうえ、通常は、2つの画像データを投
影したときの輝度分布から位置合わせを行うが、この輝
度分布の変化が少ない場合には、これら画像データにお
ける各画素をずらしたときの一致度を比較して位置合わ
せを行うので、常に精度高い位置合わせができる。
【0142】しかるに、処理時間は早いが精度がでにく
い方法で先ず位置合わせし、不十分なときは(最適値が
シャープにでない)時間はかかるが、精度の高い画素ず
らし法で実施し、総合的に処理時間を短く精度を高くで
きる。
【0143】又、検版装置においては画像のずれはフィ
ルムの伸び縮み、位置ずれ等で位置による変化は僅かで
ある。すなわち、隣同士のブロックでの補正値はあまり
大きな変化はない。ところが、新旧2版が全く同じか変
化部分が少ない場合は2つの画像は容易に一致する。原
稿に大きな修正がある場合はこの方法ではかえって正規
の位置よりずれたところで差の最小点でができることが
ある。この場合、本来一致しているが像の部分もずれて
しまう。これを防ぐには周囲のブロックの補正値を監視
し、補正値が極端に急激にずれたときは、画像に大きな
変化があったとして周囲の補正値を参考に例えば内挿計
算した値で補正し、異常な補正を防ぐ。
【0144】又、各画像データを投影したときの輝度分
布を比較して最も一致するところから各画像データの位
置合わせを行い、この投影位置合わせ手段により得られ
る輝度分布変化が少ない場合、各画素をずらしたときの
一致度を比較して各画像データの位置合わせを行い、か
つ1ブロック内に複数個の小ブロックを設けてこれらブ
ロックにおける各位置補正値を投影位置合わせ手段又は
画素ずらし位置合わせ手段により求め、これら位置補正
値の中から位置補正値が鋭く測定されるデータのみを取
り、その平均値を補正値とする。
【0145】これにより、原稿に変更点が大きくて位置
の補正値が特異な値を取ったとき、そのブロック内で位
置の明確に分かる点がないかを見るために、ブロック内
に適当に配置された複数個の小ブロックについて補正値
を測定する。いきなり1ブロック全体の処理をして補正
値を見付けるよりも小ブロックの画素数の和が小さいた
め処理時間も短縮できる。
【0146】これによって例えば旧版1、新版2の原版
フィルムに伸縮等が生じていても、画像処理上において
精度高く位置合わせができ、検版の信頼性も向上でき
る。又、2つの画像データを互いに比較して検版を行う
場合、これら画像データに対して網点に対応する輝度を
平均化処理するので、旧版1及び新版2において絵柄や
平網のように網点で表現されている部分でもモアレが発
生することなく、この部分における欠け49やごみ50
を確実に検出できる。
【0147】又、一方の画像データに対する拡大及び縮
小の各画像データを作成し、これら画像データと他方の
画像データとを比較して一致・不一致を検版するので、
高精度に検版ができて欠け49やごみ50を確実に検出
できる。
【0148】さらに、2つの画像データの差分画像デー
タを求め、この差分画像データに対して感度用の閾値と
比較して各画像データの不一致部分を検版するので、欠
け49やごみ50を検出するときの感度を変えて検版で
き、これにより印刷上問題となる大きさの欠け49やご
み50のみを確実に検出できる。
【0149】さらに、色文字や図表内の色におけるYM
CK4色の10%きざみの平網に対しても、これら平網
10%きざみを検出でき、印刷上問題のない平網数%を
間違って検出することはない。
【0150】又、網点に対応する輝度を平均化処理、又
はMIN−MAXを用いた検版、又はきず感度の変更に
よる検版のいずれかを用いて検版ができるので、旧版1
及び新版2の絵柄、文字に応じて最適な検版方法で検版
ができ、そのうえ処理時間を短縮できる。
【0151】例えば、絵柄のある原版フィルムに対して
は網点に対応する輝度を平均化処理を行って検版するの
がよく、又、印刷上問題とならない欠け49やごみ50
を除く場合にはきず感度の変更による検版を用いるのが
よい。
【0152】さらに、これら網点に対応する輝度を平均
化処理、MIN−MAXを用いた検版、きず感度の変更
による検版をの全てを用いて検版すれば、人間の感覚に
近い感覚で検版ができ、検版の信頼性を向上できる。
【0153】なお、本発明は、上記一実施例に限定され
るものでなく次の通り変形してもよい。例えば、旧版1
及び新版2の原稿セット台13に対するセット位置は、
左下端に限らず、例えば左上端でもよく、この場合、ラ
インセンサ5の走査起点は、旧版1及び新版2のセット
位置に応じて変更すればよい。
【0154】又、原稿の読取り設定部41は、検版装置
本体Bに限らずスキャナAに設けてもよい。そうすれ
ば、スキャナA単独で旧版1及び新版2の読取りが効率
的にできる。
【0155】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、原
稿にずれがあっても精度高く位置合わせできる検版装置
を提供できる。又、本発明によれば、モアレを発生せず
に、不必要な網点の個々を不一致部分として検出せずに
正確な検版ができる検版装置できる。
【0156】又、本発明によれば、印刷上問題とならな
い程度の小さな欠けやごみを検出せずに必要な欠けやご
みを検出できる検版装置を提供できる。又、本発明によ
れば、原稿にずれがあっても精度高く位置合わせし、モ
アレを発生せずに、不必要な網点の個々を不一致部分と
して検出せず、かつ印刷上問題となる欠けやごみを検出
できる検版装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる検版装置の一実施例を示す構成
図。
【図2】スキャナのブロック構成図。
【図3】ラインセンサの走査方向を示す図。
【図4】ピンバーセットの構成図。
【図5】ピンバーセットにおける固定機構の構成図。
【図6】スキャナ動作設定の画面を示す図。
【図7】スキャナ動作設定の画面における切替え表示を
示す図。
【図8】スキャナ入力系の設定の画面を示す図。
【図9】スキャナ入力系の画面における切替え表示を示
す図。
【図10】投影位置合わせの輝度分布を示す図。
【図11】投影位置合わせの輝度分布を示す図。
【図12】画素ずらし位置合わせの領域を示す図。
【図13】画素ずらした状態を示す図。
【図14】拡大縮小検査部の検査作用を示す模式図。
【図15】きず感度の作用を示す図。
【図16】検査結果出力設定の画面を示す図。
【図17】不一致表示部の表示例を示す図。
【図18】画像の拡大表示の位置関係の指示を示す図。
【図19】トンボの指定を示す図。
【図20】トンボ設定の拡大画面を示す図。
【図21】検版動作の各種設定のウィンドウ表示を示す
図。
【図22】フィルタ処理の作用を示す図。
【図23】旧版の画像を示す図。
【図24】新版の画像を示す図。
【図25】検版結果のモニター表示を示す図。
【図26】検版結果のプリンタ出力を示す図。
【図27】検版結果のプロッタ出力を示す図。
【図28】旧版にプロッタ出力を重ね合わせた図。
【符号の説明】
A…スキャナ、B…検版装置本体、C…印字装置、1…
旧版、2…新版、5…ラインセンサ、6…走査機構、9
…フィルタ処理部、10…バッファメモリ、13…原稿
セット台、15…ピンバーセット、16…ピンバー、1
7…固定台、22…固定機構、33…光磁気ディスク、
38…モニタテレビジョン、39…プロッタ、40…プ
リンタ、41…読取設定部、42…投影位置合せ部、4
3…画素ずらし位置合わせ部、44…フィルタ処理部、
45…拡大縮小検査部、46…感度検査部、47…不一
致サイズ判定部、48…不一致計数部、51…エリア表
示部、52…不一致表示部、53…拡大表示部、54…
表示エリア指示部、61…アライメント設定部、62…
印字出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高司 誠喜 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 恩河 武男 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 小野田 純 東京都小平市回田町150番地 (72)発明者 工藤 日出夫 東京都武蔵野市境5丁目2番21号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキャナにより読み込んだ少なくとも2
    つの原稿の画像を互いに比較して検版を行う検版装置に
    おいて、 前記スキャナにより読み込んだ前記各原稿の各画像デー
    タに対し、これら画像データを投影したときの輝度分布
    を比較して最も一致するところから前記各画像データの
    位置合わせを行う投影位置合わせ手段、を具備したこと
    を特徴とする検版装置。
  2. 【請求項2】 スキャナにより読み込んだ少なくとも2
    つの原稿の画像を互いに比較して検版を行う検版装置に
    おいて、 前記スキャナにより読み込んだ前記各原稿の各画像デー
    タに対し、前記各画像データにおける各画素をずらした
    ときの一致度を比較して前記各画像データの位置合わせ
    を行う画素ずらし位置合わせ手段、を具備したことを特
    徴とする検版装置。
  3. 【請求項3】 スキャナにより読み込んだ少なくとも2
    つの原稿の画像を互いに比較して検版を行う検版装置に
    おいて、 前記スキャナにより読み込んだ前記各原稿の各画像デー
    タに対し、これら画像データを投影したときの輝度分布
    を比較して最も一致するところから前記各画像データの
    位置合わせを行う投影位置合わせ手段と、 この投影位置合わせ手段により得られる輝度分布変化が
    少ない場合、前記各原稿の各画像データに対し、前記各
    画像データにおける各画素をずらしたときの一致度を比
    較して前記各画像データの位置合わせを行う画素ずらし
    位置合わせ手段と、を具備したことを特徴とする検版装
    置。
  4. 【請求項4】 スキャナにより読み込んだ少なくとも2
    つの原稿の画像を互いに比較して検版を行う検版装置に
    おいて、 前記スキャナにより読み込んだ前記各原稿の各画像デー
    タに対し、これら画像データを投影したときの輝度分布
    を比較して最も一致するところから前記各画像データの
    位置合わせを行う投影位置合わせ手段と、 この投影位置合わせ手段により得られる輝度分布変化が
    少ない場合、前記各原稿の各画像データに対し、前記各
    画像データにおける各画素をずらしたときの一致度を比
    較して前記各画像データの位置合わせを行う画素ずらし
    位置合わせ手段と、 周囲のブロックから補正値が極端に変化した場合、周辺
    の補正値から内挿演算により補正する手段と、を具備し
    たことを特徴とする検版装置。
  5. 【請求項5】 スキャナにより読み込んだ少なくとも2
    つの原稿の画像を互いに比較して検版を行う検版装置に
    おいて、 前記スキャナにより読み込んだ前記各原稿の各画像デー
    タに対し、これら画像データを投影したときの輝度分布
    を比較して最も一致するところから前記各画像データの
    位置合わせを行う投影位置合わせ手段と、 この投影位置合わせ手段により得られる輝度分布変化が
    少ない場合、前記各原稿の各画像データに対し、前記各
    画像データにおける各画素をずらしたときの一致度を比
    較して前記各画像データの位置合わせを行う画素ずらし
    位置合わせ手段と、 1ブロック内に複数個の小ブロックを設けてこれらブロ
    ックにおける各位置補正値を前記投影位置合わせ手段又
    は前記画素ずらし位置合わせ手段により求め、これら位
    置補正値の中から位置補正値が鋭く測定されるデータの
    みを取り、その平均値を補正値とする手段と、を具備し
    たことを特徴とする検版装置。
  6. 【請求項6】 スキャナにより読み込んだ少なくとも2
    つの原稿の画像を互いに比較して検版を行う検版装置に
    おいて、 前記スキャナにより読み込んだ前記各原稿の各画像デー
    タに対し、少なくとも前記原稿の網点に対応する輝度を
    平均化処理するフィルタ処理手段、を具備したことを特
    徴とする検版装置。
  7. 【請求項7】 スキャナにより読み込んだ少なくとも2
    つの原稿の画像を互いに比較して検版を行う検版装置に
    おいて、 前記各原稿のうちいずれか一方の画像データに対して拡
    大及び縮小処理した各画像データを作成し、これら拡大
    及び縮小の各画像データと他方の前記画像データとを比
    較して前記各画像データの一致・不一致を検版する拡大
    縮小検査手段、を具備したことを特徴とする検版装置。
  8. 【請求項8】 スキャナにより読み込んだ少なくとも2
    つの原稿の画像を互いに比較して検版を行う検版装置に
    おいて、 前記各原稿の各画像データの差分画像データを求め、こ
    の差分画像データに対して所定の感度用の閾値と比較し
    て前記各画像データの不一致部分を検版する感度検査手
    段、を具備したことを特徴とする検版装置。
  9. 【請求項9】 スキャナにより読み込んだ少なくとも2
    つの原稿の画像を互いに比較して検版を行う検版装置に
    おいて、 前記各原稿のうちいずれか一方の画像データに対して拡
    大及び縮小処理した各画像データを作成し、これら拡大
    及び縮小の各画像データと他方の前記画像データとを比
    較して前記各画像データの一致・不一致を検版する拡大
    縮小検査手段と、 前記各原稿の各画像データの差分画像データを求め、こ
    の差分画像データに対して所定の感度用の閾値と比較し
    て前記各画像データの不一致部分を検版する感度検査手
    段と、 所定領域内に前記拡大縮小検査手段又は感度検査手段に
    より検出された不一致部分の領域が所定の大きさ以下で
    あれば、これら不一致部分を除く不一致サイズ判定手段
    と、を具備したことを特徴とする検版装置。
JP10756895A 1995-05-01 1995-05-01 検版装置 Pending JPH08304997A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0926554A2 (en) 1997-12-25 1999-06-30 Nec Corporation Image defect detection apparatus and method
US7066566B2 (en) 2003-02-14 2006-06-27 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Print inspection apparatus, printing system, method of inspecting print data and program
US7577288B2 (en) 2005-09-06 2009-08-18 Advanced Mask Inspection Technology Inc. Sample inspection apparatus, image alignment method, and program-recorded readable recording medium
US7655904B2 (en) 2006-08-10 2010-02-02 Advanced Mask Inspection Technology Inc. Target workpiece inspection apparatus, image alignment method, and computer-readable recording medium with program recorded thereon
US7809181B2 (en) 2006-08-10 2010-10-05 Advanced Mask Inspection Technology Inc. Pattern inspection apparatus, image alignment method, displacement amount estimation method, and computer-readable recording medium with program recorded thereon
JP2016115306A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 大日本印刷株式会社 検版装置およびその動作方法

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