JPH08306095A - 記録再生装置と記録再生方法 - Google Patents
記録再生装置と記録再生方法Info
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- JPH08306095A JPH08306095A JP7110424A JP11042495A JPH08306095A JP H08306095 A JPH08306095 A JP H08306095A JP 7110424 A JP7110424 A JP 7110424A JP 11042495 A JP11042495 A JP 11042495A JP H08306095 A JPH08306095 A JP H08306095A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 走査型プロ−ブ顕微鏡技術のもつ高分解能を
活かし、従来の光学式の記録密度の限界を破る高密度の
記録が可能な記録再生装置および記録再生方法を提供す
ることを目的とする。 【構成】 基板21上に形成される記録媒体を、プロー
ブ6と対向する第1の記録層の磁気記録層22と、この
第1の記録層の下層に位置する第2の記録層の静電容量
型記録層23で構成し、第2の記録層には第1の記録層
とは異なる記録再生原理により、第1の記録層とは独立
に情報を記録再生し、データ信号とは独立に再生される
サーボ信号に基づき、プローブ6のトラッキング制御を
行う。
活かし、従来の光学式の記録密度の限界を破る高密度の
記録が可能な記録再生装置および記録再生方法を提供す
ることを目的とする。 【構成】 基板21上に形成される記録媒体を、プロー
ブ6と対向する第1の記録層の磁気記録層22と、この
第1の記録層の下層に位置する第2の記録層の静電容量
型記録層23で構成し、第2の記録層には第1の記録層
とは異なる記録再生原理により、第1の記録層とは独立
に情報を記録再生し、データ信号とは独立に再生される
サーボ信号に基づき、プローブ6のトラッキング制御を
行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査型プローブ顕微鏡
技術を応用した探針記録方式を含む高密度の記録再生装
置と記録再生方法に関するものである。
技術を応用した探針記録方式を含む高密度の記録再生装
置と記録再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光学式の記録再生装置は、比較的高密度
の記録再生ができ、かつ非接触で記録もしくは再生がで
きるため耐久性および信頼性にも優れており、最近広く
普及している。しかしながらこのような従来の光学式の
記録再生には、光を集光するスポットサイズが、光の波
長の数分の一以下にはできないという物理限界があり、
高密度化に限界がある。
の記録再生ができ、かつ非接触で記録もしくは再生がで
きるため耐久性および信頼性にも優れており、最近広く
普及している。しかしながらこのような従来の光学式の
記録再生には、光を集光するスポットサイズが、光の波
長の数分の一以下にはできないという物理限界があり、
高密度化に限界がある。
【0003】他方、探針を試料に対して原子オーダまた
はナノメートル単位の距離でなぞる走査プローブ顕微鏡
技術は、上記の光スポットサイズをはるかに越えた微細
領域の観察技術であるが、これは観察技術にとどまら
ず、原子、分子オーダの分解能で試料表面を加工または
操作する技術、さらに試料表面にナノメートル単位の情
報を記録再生する技術としての可能性が注目されてい
る。
はナノメートル単位の距離でなぞる走査プローブ顕微鏡
技術は、上記の光スポットサイズをはるかに越えた微細
領域の観察技術であるが、これは観察技術にとどまら
ず、原子、分子オーダの分解能で試料表面を加工または
操作する技術、さらに試料表面にナノメートル単位の情
報を記録再生する技術としての可能性が注目されてい
る。
【0004】ここで、本発明に関わりの深い走査プロー
ブ顕微鏡(SPM)の一つである原子間力顕微鏡(AF
M)の原理について簡単に述べると次のようなものであ
る。一般に物質表面間には、ファンデルワールス力、ク
ーロン力等の力が働く。AFMは、微小なカンチレバー
に設けた探針を試料表面に接近させたときに働く局所的
な力を、カンチレバーのたわみとして検出し、この力を
一定に保つように探針と試料の間の距離を制御しつつ試
料表面に沿って走査し、この制御量を試料表面像として
画像化するものである。
ブ顕微鏡(SPM)の一つである原子間力顕微鏡(AF
M)の原理について簡単に述べると次のようなものであ
る。一般に物質表面間には、ファンデルワールス力、ク
ーロン力等の力が働く。AFMは、微小なカンチレバー
に設けた探針を試料表面に接近させたときに働く局所的
な力を、カンチレバーのたわみとして検出し、この力を
一定に保つように探針と試料の間の距離を制御しつつ試
料表面に沿って走査し、この制御量を試料表面像として
画像化するものである。
【0005】このSPMは、試料表面の特定の微小領域
を高分解能で観察する技術としては確立されつつあるも
のの,これを記録再生技術に適用するには、広い試料表
面に渡って探針を高速かつ高精度に位置決め制御する技
術が必要である。
を高分解能で観察する技術としては確立されつつあるも
のの,これを記録再生技術に適用するには、広い試料表
面に渡って探針を高速かつ高精度に位置決め制御する技
術が必要である。
【0006】針を使った記録再生方式における針の位置
決め法としては、純機械式の円盤蓄音機のように円盤の
表面に針の案内溝を設け、円盤の回転に伴い針をこの案
内溝にそって機械的にたどらすものがある。このトレー
ス方式は、V溝に記録された凹凸の記録信号を、記録媒
体と再生針に貼り合わせた電極との間の静電容量の違い
として検出するビデオディスクの記録方式としても採用
された。また針を使った静電式のビデオディスクのトレ
ース方式の一つにディスクに案内溝がなく、信号用の記
録信号とは別にパイロット信号を記録し、これによって
トラッキング制御をかけるものがある。
決め法としては、純機械式の円盤蓄音機のように円盤の
表面に針の案内溝を設け、円盤の回転に伴い針をこの案
内溝にそって機械的にたどらすものがある。このトレー
ス方式は、V溝に記録された凹凸の記録信号を、記録媒
体と再生針に貼り合わせた電極との間の静電容量の違い
として検出するビデオディスクの記録方式としても採用
された。また針を使った静電式のビデオディスクのトレ
ース方式の一つにディスクに案内溝がなく、信号用の記
録信号とは別にパイロット信号を記録し、これによって
トラッキング制御をかけるものがある。
【0007】AFMを使ってその探針で高密度の記録再
生をする例として、バレット(R.C.Barret
t)らはウルトラマイクロスコピィー(Ultrami
croscopy)42−44(1992)262−2
67に、導体または半導体基板上の誘電体膜(具体的に
はシリコン(silicon)基板上の窒化膜(nit
ride)および酸化膜(oxide)よりなるNOS
構造)を記録媒体としてAFMカンチレバーの導体探針
に電圧を印加することによりその界面に電荷ドットを記
録し、これに伴うNOS構造の静電容量の変化を検出し
て再生する方法を述べている。さらにこの論文では誘電
体膜(窒化膜)表面にグレーティングを設け、情報の読
みだしは探針により静電容量を検出することにより行う
とともに、AFMにより得られる表面の凹凸情報をトラ
ッキングに利用するアイデアを述べている。
生をする例として、バレット(R.C.Barret
t)らはウルトラマイクロスコピィー(Ultrami
croscopy)42−44(1992)262−2
67に、導体または半導体基板上の誘電体膜(具体的に
はシリコン(silicon)基板上の窒化膜(nit
ride)および酸化膜(oxide)よりなるNOS
構造)を記録媒体としてAFMカンチレバーの導体探針
に電圧を印加することによりその界面に電荷ドットを記
録し、これに伴うNOS構造の静電容量の変化を検出し
て再生する方法を述べている。さらにこの論文では誘電
体膜(窒化膜)表面にグレーティングを設け、情報の読
みだしは探針により静電容量を検出することにより行う
とともに、AFMにより得られる表面の凹凸情報をトラ
ッキングに利用するアイデアを述べている。
【0008】さらに磁気記録再生装置であるハードディ
スクドライブにおいては、ディスクの1面をサーボ信号
専用の記録面とするサーボ面サーボ方式、データ面の一
部にサーボ信号を配置するデータ面サーボ方式が使用さ
れている。
スクドライブにおいては、ディスクの1面をサーボ信号
専用の記録面とするサーボ面サーボ方式、データ面の一
部にサーボ信号を配置するデータ面サーボ方式が使用さ
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらSPMを
記録再生装置に適用するに当たって、広い試料表面に渡
ってプローブを高速かつ高精度で位置決め制御するため
には前述した従来例に述べた方法では不十分である。
記録再生装置に適用するに当たって、広い試料表面に渡
ってプローブを高速かつ高精度で位置決め制御するため
には前述した従来例に述べた方法では不十分である。
【0010】尚、ここでプローブとは、走査プローブ顕
微鏡における各種探針(絶縁体、半導体、導体、磁性体
など)、静電容量方式のビデオディスクなどに使用され
る絶縁体の針の側面の一部に電極を形成したもの、磁気
記録に用いる磁気ヘッド、例えば垂直磁気記録に用いる
単磁極型磁気ヘッド等、記録媒体表面に近接または接近
させて媒体の微小部分に情報を記録および、または再生
するものなどを総称している。
微鏡における各種探針(絶縁体、半導体、導体、磁性体
など)、静電容量方式のビデオディスクなどに使用され
る絶縁体の針の側面の一部に電極を形成したもの、磁気
記録に用いる磁気ヘッド、例えば垂直磁気記録に用いる
単磁極型磁気ヘッド等、記録媒体表面に近接または接近
させて媒体の微小部分に情報を記録および、または再生
するものなどを総称している。
【0011】従来例として述べたように、記録媒体の表
面にグレーティングを設け、AFMにより得られるこの
凹凸情報をトラッキングに利用するアイデアはあるが、
制御すべき方向を含めた誤差信号の具体的な獲得方法が
開示されていない。また記録媒体に予めトラッキング信
号となる凹凸を形成する場合、この媒体を製作後、プロ
ーブと記録媒体との運動機構をアセンブルしたり、また
はこの運動機構をアセンブルした装置に、交換できる記
録媒体をマウントするため、このトラッキング信号列と
プローブの運動軌跡の間に大きな誤差を生じる欠点があ
る。
面にグレーティングを設け、AFMにより得られるこの
凹凸情報をトラッキングに利用するアイデアはあるが、
制御すべき方向を含めた誤差信号の具体的な獲得方法が
開示されていない。また記録媒体に予めトラッキング信
号となる凹凸を形成する場合、この媒体を製作後、プロ
ーブと記録媒体との運動機構をアセンブルしたり、また
はこの運動機構をアセンブルした装置に、交換できる記
録媒体をマウントするため、このトラッキング信号列と
プローブの運動軌跡の間に大きな誤差を生じる欠点があ
る。
【0012】これに対して磁気記録再生装置におけるハ
ードディスクドライブでは、デイスクドライブを組み立
て後、サーボ信号が記録されるため、上記の誤差は大幅
に少なくなるが、ハードディスクドライブに採用されて
いるサーボ面サーボ方式を、本発明出願の狙いとする超
高密度の記録再生装置に適用するには、サーボ信号を記
録再生する磁気ヘッドとデータ信号を記録再生する磁気
ヘッドとの間が大きく離れているため、この間の機構部
の熱膨張によるずれが大きく、実質上この方式によるト
ラッキングは不可能である。
ードディスクドライブでは、デイスクドライブを組み立
て後、サーボ信号が記録されるため、上記の誤差は大幅
に少なくなるが、ハードディスクドライブに採用されて
いるサーボ面サーボ方式を、本発明出願の狙いとする超
高密度の記録再生装置に適用するには、サーボ信号を記
録再生する磁気ヘッドとデータ信号を記録再生する磁気
ヘッドとの間が大きく離れているため、この間の機構部
の熱膨張によるずれが大きく、実質上この方式によるト
ラッキングは不可能である。
【0013】さらにハードディスクドライブにおけるデ
ータ面サーボ方式または静電式のビデオディスクにおけ
るパイロット信号方式のように、データ信号とは別にデ
ータ面にパイロット信号を記録し、これによってトラッ
キング制御をかけるものがある。しかしこの方法は余分
なパイロット信号を記録するため、記録密度および記録
再生速度がこの分低下する欠点がある。
ータ面サーボ方式または静電式のビデオディスクにおけ
るパイロット信号方式のように、データ信号とは別にデ
ータ面にパイロット信号を記録し、これによってトラッ
キング制御をかけるものがある。しかしこの方法は余分
なパイロット信号を記録するため、記録密度および記録
再生速度がこの分低下する欠点がある。
【0014】またハードディスクにおけるデータ面サー
ボ方式の一種として、記録層を2層の磁気記録層に分け
てデータ信号とサーボ信号とを周波数分離して記録する
埋め込みサーボ方式がある。この場合も周波数分離にと
もないデータ記録密度を圧迫し、かつ2つの記録層が同
じ記録再生原理の磁気記録層であるため、繰り返しの記
録再生によりサーボ信号のS/Nが低下し著しい場合に
はサーボ制御が不能となる欠点があった。
ボ方式の一種として、記録層を2層の磁気記録層に分け
てデータ信号とサーボ信号とを周波数分離して記録する
埋め込みサーボ方式がある。この場合も周波数分離にと
もないデータ記録密度を圧迫し、かつ2つの記録層が同
じ記録再生原理の磁気記録層であるため、繰り返しの記
録再生によりサーボ信号のS/Nが低下し著しい場合に
はサーボ制御が不能となる欠点があった。
【0015】本発明はこれらの従来の記録再生装置の課
題に鑑み、これらを解決し、高密度記録が可能な記録再
生装置および記録再生方法を提供することを目的とする
ものである。
題に鑑み、これらを解決し、高密度記録が可能な記録再
生装置および記録再生方法を提供することを目的とする
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の記録再生装置
は、記録再生兼用または記録再生分離型のプローブを記
録媒体に対して位置決めし、前記プローブを記録媒体の
記録面に相対的に近接または接触させてこの記録媒体に
情報を記録または再生する装置であって、前記記録媒体
が前記プローブと対向する第1の記録層と、第1の記録
層の下層に位置する第2の記録層からなり、第1の記録
層に前記プローブによって情報を記録再生し、第2の記
録層には第1の記録層とは異なる記録再生原理により第
1の記録層とは独立に情報を記録再生し、データ信号と
は独立に再生されるサーボ信号に基づき、前記プローブ
を記録層に記録されたデータ信号の記録情報列の方向と
直交する方向に移動させることにより前記プローブのト
ラッキング制御をかける制御手段を設けたものである。
は、記録再生兼用または記録再生分離型のプローブを記
録媒体に対して位置決めし、前記プローブを記録媒体の
記録面に相対的に近接または接触させてこの記録媒体に
情報を記録または再生する装置であって、前記記録媒体
が前記プローブと対向する第1の記録層と、第1の記録
層の下層に位置する第2の記録層からなり、第1の記録
層に前記プローブによって情報を記録再生し、第2の記
録層には第1の記録層とは異なる記録再生原理により第
1の記録層とは独立に情報を記録再生し、データ信号と
は独立に再生されるサーボ信号に基づき、前記プローブ
を記録層に記録されたデータ信号の記録情報列の方向と
直交する方向に移動させることにより前記プローブのト
ラッキング制御をかける制御手段を設けたものである。
【0017】また、本発明の記録再生装置は、第1の記
録層が磁性探針型または単磁極型またはインダクタンス
型の磁気ヘッドよりなるプローブにコイル電流を流し励
磁することにより情報を磁気記録し、前記磁気ヘッドま
たは磁気抵抗型または磁気インピーダンス型の磁気ヘッ
ドにより情報を再生する磁気記録層であり、第2の記録
層が導体または半導体電極針よりなるプローブに電圧を
印加することにより静電容量変化を生じせしめて情報を
記録し、前記プローブにより静電容量変化を検知して情
報を再生する静電容量型記録層である。
録層が磁性探針型または単磁極型またはインダクタンス
型の磁気ヘッドよりなるプローブにコイル電流を流し励
磁することにより情報を磁気記録し、前記磁気ヘッドま
たは磁気抵抗型または磁気インピーダンス型の磁気ヘッ
ドにより情報を再生する磁気記録層であり、第2の記録
層が導体または半導体電極針よりなるプローブに電圧を
印加することにより静電容量変化を生じせしめて情報を
記録し、前記プローブにより静電容量変化を検知して情
報を再生する静電容量型記録層である。
【0018】また、本発明の記録再生装置は、記録層が
導体または半導体電極針よりなるプローブに電圧を印加
することにより静電容量変化を生じせしめて情報を記録
し、前記プローブにより静電容量変化を検知して情報を
再生する静電容量型記録層であり、第2の記録層が磁性
探針型または単磁極型またはインダクタンス型の磁気ヘ
ッドよりなるプローブにコイル電流を流し励磁すること
により情報を磁気記録し、前記磁気ヘッドまたは磁気抵
抗型または磁気インピーダンス型の磁気ヘッドにより情
報を再生する磁気記録層である。
導体または半導体電極針よりなるプローブに電圧を印加
することにより静電容量変化を生じせしめて情報を記録
し、前記プローブにより静電容量変化を検知して情報を
再生する静電容量型記録層であり、第2の記録層が磁性
探針型または単磁極型またはインダクタンス型の磁気ヘ
ッドよりなるプローブにコイル電流を流し励磁すること
により情報を磁気記録し、前記磁気ヘッドまたは磁気抵
抗型または磁気インピーダンス型の磁気ヘッドにより情
報を再生する磁気記録層である。
【0019】また、本発明の記録再生装置は、第1の記
録層が導体または半導体電極針よりなるプローブに電圧
を印加することにより静電容量変化を生じせしめて情報
を記録し、前記プローブにより静電容量変化を検知して
情報を再生する静電容量型記録層であり、第2の記録層
が磁性探針型または単磁極型またはインダクタンス型の
磁気ヘッドよりなるプローブにコイル電流を流し励磁す
る、またはバイアス磁界を印加しつつ光により集光加熱
することにより情報を磁気記録し、光磁気記録のカー効
果またはファラデー効果により情報を再生する光磁気記
録層である。
録層が導体または半導体電極針よりなるプローブに電圧
を印加することにより静電容量変化を生じせしめて情報
を記録し、前記プローブにより静電容量変化を検知して
情報を再生する静電容量型記録層であり、第2の記録層
が磁性探針型または単磁極型またはインダクタンス型の
磁気ヘッドよりなるプローブにコイル電流を流し励磁す
る、またはバイアス磁界を印加しつつ光により集光加熱
することにより情報を磁気記録し、光磁気記録のカー効
果またはファラデー効果により情報を再生する光磁気記
録層である。
【0020】また、本発明の記録再生装置は、第1の記
録層が導体または半導体電極針よりなるプローブに電圧
を印加することにより導電性の変化を生ぜしめて情報を
記録し、前記プローブにより導電性の変化を検知して情
報を再生する導電性制御型記録層であり、第2の記録層
が磁気記録層または光磁気記録層である。
録層が導体または半導体電極針よりなるプローブに電圧
を印加することにより導電性の変化を生ぜしめて情報を
記録し、前記プローブにより導電性の変化を検知して情
報を再生する導電性制御型記録層であり、第2の記録層
が磁気記録層または光磁気記録層である。
【0021】さらに、第1の記録層に記録されたデータ
信号を再生するプローブと第2の記録層に記録されたサ
ーボ信号を再生するプローブを同一のプローブで構成す
ることが好ましく、また、第1の記録層にデータ信号を
記録するプローブと第2の記録層にサーボ信号を記録す
るプローブを近接して配置した集積化構成とすることが
好ましく、さらに、第1の記録層の表面に潤滑層を設け
ることが好ましい。
信号を再生するプローブと第2の記録層に記録されたサ
ーボ信号を再生するプローブを同一のプローブで構成す
ることが好ましく、また、第1の記録層にデータ信号を
記録するプローブと第2の記録層にサーボ信号を記録す
るプローブを近接して配置した集積化構成とすることが
好ましく、さらに、第1の記録層の表面に潤滑層を設け
ることが好ましい。
【0022】さらに、磁気記録層を静電容量型記録層の
上部に構成する場合には、磁気記録層がバリウムフェラ
イト等の金属酸化物磁性体または絶縁性のマトリックス
に分散された金属磁性体とすることが好ましい。
上部に構成する場合には、磁気記録層がバリウムフェラ
イト等の金属酸化物磁性体または絶縁性のマトリックス
に分散された金属磁性体とすることが好ましい。
【0023】さらに、本発明の磁気記録層は垂直磁気記
録膜であり、この磁気記録層内または第2の記録層の下
層に磁束リターン用軟磁性層を設けることが好ましい。
さらに、本発明の静電容量型記録層は、半導体上に酸化
膜を介して形成した誘電体層または半導体上に形成した
強誘電体層とすることが好ましい。
録膜であり、この磁気記録層内または第2の記録層の下
層に磁束リターン用軟磁性層を設けることが好ましい。
さらに、本発明の静電容量型記録層は、半導体上に酸化
膜を介して形成した誘電体層または半導体上に形成した
強誘電体層とすることが好ましい。
【0024】
【作用】本発明の記録再生装置では、記録媒体がプロー
ブと対向する第1の記録層と、この記録層の下層に位置
する第2の記録層からなり、第2の記録層には第1の記
録層とは異なる記録再生原理により、第1の記録層とは
独立に情報を記録再生しているため、サーボ信号とデー
タ信号は独立に記録再生される。このデータ信号とは独
立に再生されるサーボ信号に基づき、プローブをデータ
信号の記録情報列の方向と直交する方向に移動させ、ト
ラッキング制御をかけることができる。
ブと対向する第1の記録層と、この記録層の下層に位置
する第2の記録層からなり、第2の記録層には第1の記
録層とは異なる記録再生原理により、第1の記録層とは
独立に情報を記録再生しているため、サーボ信号とデー
タ信号は独立に記録再生される。このデータ信号とは独
立に再生されるサーボ信号に基づき、プローブをデータ
信号の記録情報列の方向と直交する方向に移動させ、ト
ラッキング制御をかけることができる。
【0025】サーボ信号は記録媒体上に直接記録再生で
きるため、プローブと記録媒体との運動機構をアセンブ
ル後、このサーボ信号を記録することができ、プローブ
の運動軌跡とサーボ信号列との誤差を極めて少なくする
ことができる。さらにサーボ信号とデータ信号は独立に
記録再生できるため、サーボ信号記録用のプローブとデ
ータ信号記録用のプローブを同一のプローブとしたり、
これらを極めて近接して配置することができ、これらの
間の熱膨張によるずれが生じることがない。さらにサー
ボ信号とデータ信号が、異なる記録再生原理により独立
に記録再生できるため、データ信号の繰り返し記録再生
に伴ってサーボ信号再生のS/Nが低下することがな
い。
きるため、プローブと記録媒体との運動機構をアセンブ
ル後、このサーボ信号を記録することができ、プローブ
の運動軌跡とサーボ信号列との誤差を極めて少なくする
ことができる。さらにサーボ信号とデータ信号は独立に
記録再生できるため、サーボ信号記録用のプローブとデ
ータ信号記録用のプローブを同一のプローブとしたり、
これらを極めて近接して配置することができ、これらの
間の熱膨張によるずれが生じることがない。さらにサー
ボ信号とデータ信号が、異なる記録再生原理により独立
に記録再生できるため、データ信号の繰り返し記録再生
に伴ってサーボ信号再生のS/Nが低下することがな
い。
【0026】また、本発明の記録再生装置は、第1の記
録層を磁気記録層とし、第2の記録層を静電容量型記録
層とする。すなわち第1の記録層には磁性探針型または
単磁極型またはインダクタンス型の磁気ヘッドよりなる
プローブにコイル電流を流し励磁することにより情報を
磁気記録し、前記磁気ヘッドまたは磁気抵抗型または磁
気インピーダンス型の磁気ヘッドにより情報を再生す
る。磁気記録は情報を高速に記録再生でき、繰り返し記
録再生にも適し、かつこの情報を長期に保管するのに優
れている。第2の記録層には導体または半導体電極針よ
りなるプローブに電圧を印加することにより静電容量変
化を生じせしめて情報を記録し、前記プローブにより静
電容量変化を検知して情報を再生する。静電容量型記録
はプローブと記録層の間にスペースがあっても記録再生
できるため、この記録層を磁気記録層の下層に配置する
ことができる。磁気記録、静電容量型記録とも記録再生
に当たってはスペース損があるため、プローブと対向す
る第1の記録層にはデータ信号を、この下の第2の記録
層には、データ信号より低い帯域の信号ですむサーボ信
号を記録すると好適である。
録層を磁気記録層とし、第2の記録層を静電容量型記録
層とする。すなわち第1の記録層には磁性探針型または
単磁極型またはインダクタンス型の磁気ヘッドよりなる
プローブにコイル電流を流し励磁することにより情報を
磁気記録し、前記磁気ヘッドまたは磁気抵抗型または磁
気インピーダンス型の磁気ヘッドにより情報を再生す
る。磁気記録は情報を高速に記録再生でき、繰り返し記
録再生にも適し、かつこの情報を長期に保管するのに優
れている。第2の記録層には導体または半導体電極針よ
りなるプローブに電圧を印加することにより静電容量変
化を生じせしめて情報を記録し、前記プローブにより静
電容量変化を検知して情報を再生する。静電容量型記録
はプローブと記録層の間にスペースがあっても記録再生
できるため、この記録層を磁気記録層の下層に配置する
ことができる。磁気記録、静電容量型記録とも記録再生
に当たってはスペース損があるため、プローブと対向す
る第1の記録層にはデータ信号を、この下の第2の記録
層には、データ信号より低い帯域の信号ですむサーボ信
号を記録すると好適である。
【0027】また、本発明の記録再生装置は、第1の記
録層を静電容量型記録層とし、第2の記録層を磁気記録
層とする。すなわち第1の記録層には導体または半導体
電極針よりなるプローブに電圧を印加することにより静
電容量変化を生じせしめて情報を記録し、前記プローブ
により静電容量変化を検知して情報を再生する。静電容
量型記録は情報を高速に記録再生でき、従来課題であっ
た繰り返し記録再生および保存寿命も、媒体技術の進歩
により改善され実用できるものとなっている。第2の記
録層には磁性探針型または単磁極型またはインダクタン
ス型の磁気ヘッドよりなるプローブにコイル電流を流し
励磁することにより情報を磁気記録し、前記磁気ヘッド
または磁気抵抗型または磁気インピーダンス型の磁気ヘ
ッドにより情報を再生する。この磁気記録もプローブと
記録層の間にスペースがあっても記録再生できるため、
この記録層を静電容量型記録層の下層に配置することが
できる。静電容量型記録、磁気記録とも記録再生に当た
ってはスペース損があるため、プローブと対向する第1
の記録層にはデータ信号を記録し、この下の第2の記録
層には、データ信号より低い帯域の信号ですむサーボ信
号を記録すると好適である。
録層を静電容量型記録層とし、第2の記録層を磁気記録
層とする。すなわち第1の記録層には導体または半導体
電極針よりなるプローブに電圧を印加することにより静
電容量変化を生じせしめて情報を記録し、前記プローブ
により静電容量変化を検知して情報を再生する。静電容
量型記録は情報を高速に記録再生でき、従来課題であっ
た繰り返し記録再生および保存寿命も、媒体技術の進歩
により改善され実用できるものとなっている。第2の記
録層には磁性探針型または単磁極型またはインダクタン
ス型の磁気ヘッドよりなるプローブにコイル電流を流し
励磁することにより情報を磁気記録し、前記磁気ヘッド
または磁気抵抗型または磁気インピーダンス型の磁気ヘ
ッドにより情報を再生する。この磁気記録もプローブと
記録層の間にスペースがあっても記録再生できるため、
この記録層を静電容量型記録層の下層に配置することが
できる。静電容量型記録、磁気記録とも記録再生に当た
ってはスペース損があるため、プローブと対向する第1
の記録層にはデータ信号を記録し、この下の第2の記録
層には、データ信号より低い帯域の信号ですむサーボ信
号を記録すると好適である。
【0028】また、本発明の記録再生装置は、第1の記
録層を静電容量型記録層とし、第2の記録層を光磁気記
録層とする。すなわち第1の記録層には導体または半導
体電極針よりなるプローブに電圧を印加することにより
静電容量変化を生じせしめて情報を記録し、前記プロー
ブにより静電容量変化を検知して情報を再生する。第2
の記録層には磁性探針型または単磁極型またはインダク
タンス型の磁気ヘッドよりなるプローブにコイル電流を
流し励磁する、またはバイアス磁界を印加しつつ光によ
り集光加熱することにより情報を磁気記録し、光磁気記
録層のカー効果またはファラデー効果により情報を再生
する。作用は上述と同様である。
録層を静電容量型記録層とし、第2の記録層を光磁気記
録層とする。すなわち第1の記録層には導体または半導
体電極針よりなるプローブに電圧を印加することにより
静電容量変化を生じせしめて情報を記録し、前記プロー
ブにより静電容量変化を検知して情報を再生する。第2
の記録層には磁性探針型または単磁極型またはインダク
タンス型の磁気ヘッドよりなるプローブにコイル電流を
流し励磁する、またはバイアス磁界を印加しつつ光によ
り集光加熱することにより情報を磁気記録し、光磁気記
録層のカー効果またはファラデー効果により情報を再生
する。作用は上述と同様である。
【0029】また、本発明の記録再生装置は、第1の記
録層を導電性制御型記録層とし、第2の記録層を磁気記
録層または光磁気記録層とする。すなわち第1の記録層
は導体または半導体電極針よりなるプローブに電圧を印
加することにより導電性の変化を生ぜしめて情報を記録
し、前記プローブにより導電性の変化を検知して情報を
再生する。導電性制御型記録は、後述するように10n
mオーダの微小領域に情報を記録再生でき超高密度の記
録再生ができる。第2の記録層は磁気記録層または光磁
気記録層とする。作用は上述と同様である。
録層を導電性制御型記録層とし、第2の記録層を磁気記
録層または光磁気記録層とする。すなわち第1の記録層
は導体または半導体電極針よりなるプローブに電圧を印
加することにより導電性の変化を生ぜしめて情報を記録
し、前記プローブにより導電性の変化を検知して情報を
再生する。導電性制御型記録は、後述するように10n
mオーダの微小領域に情報を記録再生でき超高密度の記
録再生ができる。第2の記録層は磁気記録層または光磁
気記録層とする。作用は上述と同様である。
【0030】さらに、本発明の記録再生装置は、第1の
記録層に記録されたデータ信号を再生するプローブと第
2の記録層に記録されたサーボ信号を再生するプローブ
を同一のプローブとする好ましい構成とすることによ
り、再生時に両プローブ間の熱膨張によるずれは原理的
に生じないため、高い精度のトラッキング制御をかける
ことができる。
記録層に記録されたデータ信号を再生するプローブと第
2の記録層に記録されたサーボ信号を再生するプローブ
を同一のプローブとする好ましい構成とすることによ
り、再生時に両プローブ間の熱膨張によるずれは原理的
に生じないため、高い精度のトラッキング制御をかける
ことができる。
【0031】さらに、本発明の記録再生装置は、第1の
記録層にデータ信号を記録するプローブと第2の記録層
にサーボ信号を記録するプローブを近接して配置して集
積化する好ましい構成とすることにより、記録時に両プ
ローブ間の熱膨張によるずれを最小限にすることがで
き、データ信号に対するサーボ信号の位置誤差を少なく
することができる。これに伴い再生時に高い精度のトラ
ッキング制御をかけることができる。
記録層にデータ信号を記録するプローブと第2の記録層
にサーボ信号を記録するプローブを近接して配置して集
積化する好ましい構成とすることにより、記録時に両プ
ローブ間の熱膨張によるずれを最小限にすることがで
き、データ信号に対するサーボ信号の位置誤差を少なく
することができる。これに伴い再生時に高い精度のトラ
ッキング制御をかけることができる。
【0032】さらに、本発明の記録再生装置は、第1の
記録層の表面に潤滑層を設ける好ましい構成により、記
録媒体表面に近接または接触し、相対運動するプローブ
の摩耗進行を抑制することができる。
記録層の表面に潤滑層を設ける好ましい構成により、記
録媒体表面に近接または接触し、相対運動するプローブ
の摩耗進行を抑制することができる。
【0033】さらに、本発明の記録再生装置は、第1の
記録層が磁気記録層であり、第2の記録層が静電容量型
記録層である場合、この磁気記録層がバリウムフェライ
ト等の金属酸化物磁性体または絶縁性のマトリックスに
分散された金属磁性体よりなる好ましい構成とすること
により、第2の記録層に効率よく情報を記録再生でき
る。
記録層が磁気記録層であり、第2の記録層が静電容量型
記録層である場合、この磁気記録層がバリウムフェライ
ト等の金属酸化物磁性体または絶縁性のマトリックスに
分散された金属磁性体よりなる好ましい構成とすること
により、第2の記録層に効率よく情報を記録再生でき
る。
【0034】さらに、本発明の記録再生装置は、磁気記
録層が垂直磁気記録膜であり、この磁気記録層内または
第2の記録層の下層に磁束リターン用軟磁性層を設ける
好ましい構成により、磁気記録層に高密度の記録再生が
でき磁気記録層に効率よく情報を記録再生することがで
きる。
録層が垂直磁気記録膜であり、この磁気記録層内または
第2の記録層の下層に磁束リターン用軟磁性層を設ける
好ましい構成により、磁気記録層に高密度の記録再生が
でき磁気記録層に効率よく情報を記録再生することがで
きる。
【0035】さらに、本発明の記録再生装置は、静電容
量型記録層が、半導体上に酸化膜を介して形成した誘電
体層または半導体上に形成した強誘電体層よりなる好ま
しい構成により、静電容量型記録層に高密度の記録再生
ができる。
量型記録層が、半導体上に酸化膜を介して形成した誘電
体層または半導体上に形成した強誘電体層よりなる好ま
しい構成により、静電容量型記録層に高密度の記録再生
ができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図5は、本発明の一実施例として回
転ディスク型記録再生装置に本発明を適用した場合の記
録再生装置の斜視図を示す。以下その構成を動作ととも
に説明する。
しながら説明する。図5は、本発明の一実施例として回
転ディスク型記録再生装置に本発明を適用した場合の記
録再生装置の斜視図を示す。以下その構成を動作ととも
に説明する。
【0037】記録媒体ディスク1を矢印2の方向に回転
しつつ、プローブの保持体3をディスクの放線方向4に
リニアスライド5によつて位置決めする。プローブの保
持体3の先端に有するプローブ6をこの記録面に近接ま
たは接触させてこの記録媒体に記録または再生を行な
う。記録される記録情報列の方向7に対してこれに直交
する方向8にプローブ6を移動させることによりプロー
ブ6のトラッキング制御をかける。
しつつ、プローブの保持体3をディスクの放線方向4に
リニアスライド5によつて位置決めする。プローブの保
持体3の先端に有するプローブ6をこの記録面に近接ま
たは接触させてこの記録媒体に記録または再生を行な
う。記録される記録情報列の方向7に対してこれに直交
する方向8にプローブ6を移動させることによりプロー
ブ6のトラッキング制御をかける。
【0038】プローブと記録媒体間に働く力を略一定に
保つ方法として、ここでは原子間力顕微鏡(AFM)に
用いられる光てこ方式を適用した例を示している。プロ
ーブの保持体3の光反射面9にレーザダイオード10か
らのレーザ光線を照射し、その反射光を2分割光検出器
11で受光する。プローブの保持体3は、プローブと記
録面との間に働く力によりたわむように構成してあり、
このたわみに応じた受光量の変化を光検出器11で検出
し、したがって両者に働く力を検出することができる。
この検出力に応じて、この力が一定になるように、プロ
ーブを記録面の放線方向13に添って3軸圧電アクチュ
エータ12で移動させる。この制御は光記録におけるフ
ォーカシング制御に相当するもので、必ずしも記録面の
微小な凹凸に追随させる必要はなく、ディスクの回転に
伴う面振れに追随するよう応答周波数を制限する。
保つ方法として、ここでは原子間力顕微鏡(AFM)に
用いられる光てこ方式を適用した例を示している。プロ
ーブの保持体3の光反射面9にレーザダイオード10か
らのレーザ光線を照射し、その反射光を2分割光検出器
11で受光する。プローブの保持体3は、プローブと記
録面との間に働く力によりたわむように構成してあり、
このたわみに応じた受光量の変化を光検出器11で検出
し、したがって両者に働く力を検出することができる。
この検出力に応じて、この力が一定になるように、プロ
ーブを記録面の放線方向13に添って3軸圧電アクチュ
エータ12で移動させる。この制御は光記録におけるフ
ォーカシング制御に相当するもので、必ずしも記録面の
微小な凹凸に追随させる必要はなく、ディスクの回転に
伴う面振れに追随するよう応答周波数を制限する。
【0039】さらに記録媒体ディスクは、図1(a),
図2(a),図3(a)または図4(a)に示すよう
に、プローブ6と対向する第1の記録層(図1(a)2
2,図2(a)23,図3(a)23、図4(a)3
5)と、この記録層の下層に位置する第2の記録層(図
1(a)23,図2(a)22,図3(a)31,図4
(a)22または31)よりなる2層構成としてあり、
第1の記録層にプローブ6によって情報を記録再生し、
第2の記録層には第1の記録層とは異なる記録再生原理
により第1の記録層とは独立に情報を記録再生する。こ
れらの両記録層よりデータ信号とは独立に再生されるサ
ーボ信号に基づき、プローブ6を記録層に記録されたデ
ータ信号の記録情報列の方向7と直交する方向8に、ス
ライド5または3軸圧電アクチュエータ12により移動
させることにより、プローブ6が記録情報列をトレース
するよう帰還制御をかける。
図2(a),図3(a)または図4(a)に示すよう
に、プローブ6と対向する第1の記録層(図1(a)2
2,図2(a)23,図3(a)23、図4(a)3
5)と、この記録層の下層に位置する第2の記録層(図
1(a)23,図2(a)22,図3(a)31,図4
(a)22または31)よりなる2層構成としてあり、
第1の記録層にプローブ6によって情報を記録再生し、
第2の記録層には第1の記録層とは異なる記録再生原理
により第1の記録層とは独立に情報を記録再生する。こ
れらの両記録層よりデータ信号とは独立に再生されるサ
ーボ信号に基づき、プローブ6を記録層に記録されたデ
ータ信号の記録情報列の方向7と直交する方向8に、ス
ライド5または3軸圧電アクチュエータ12により移動
させることにより、プローブ6が記録情報列をトレース
するよう帰還制御をかける。
【0040】サーボ信号は記録媒体上に直接記録再生で
きるため、図5に説明したディスクドライブをアセンブ
ル後、このサーボ信号を記録することができ、プローブ
6の運動軌跡とサーボ信号列7との誤差を極めて少なく
することができる。装置全体は必要に応じてボックス1
4で覆い、外部の雰囲気とフィルターを介して遮断す
る、もしくは乾燥気体中または減圧気体中に封じ込め
る。
きるため、図5に説明したディスクドライブをアセンブ
ル後、このサーボ信号を記録することができ、プローブ
6の運動軌跡とサーボ信号列7との誤差を極めて少なく
することができる。装置全体は必要に応じてボックス1
4で覆い、外部の雰囲気とフィルターを介して遮断す
る、もしくは乾燥気体中または減圧気体中に封じ込め
る。
【0041】図1は、本発明の記録媒体の一構成例を示
し、第1の記録層を磁気記録層22とし、第2の記録層
を静電容量型記録層23とする場合である。これらの記
録層は基板21上に形成され、記録層の最表層には潤滑
層24を形成する。第1の記録層22には磁性探針型ま
たは単磁極型またはインダクタンス型の磁気ヘッドより
なるプローブにコイル電流を流し励磁することにより情
報を磁気記録し、前記磁気ヘッドまたは磁気抵抗型また
は磁気インピーダンス型の磁気ヘッドにより情報を再生
する。磁気記録は情報を高速に記録再生でき、繰り返し
記録再生にも適し、かつこの情報を長期に保管するのに
優れておりデータ信号の記録に適している。第2の記録
層23には導体または半導体電極針よりなるプローブに
電圧を印加することにより静電容量変化を生じせしめて
情報を記録し、前記プローブにより静電容量変化を検知
して情報を再生する。静電容量型記録はプローブと記録
層の間にスペースがあっても記録再生でき、この記録層
を磁気記録層の下層に配置して低い帯域の信号ですむサ
ーボ信号を記録再生する。
し、第1の記録層を磁気記録層22とし、第2の記録層
を静電容量型記録層23とする場合である。これらの記
録層は基板21上に形成され、記録層の最表層には潤滑
層24を形成する。第1の記録層22には磁性探針型ま
たは単磁極型またはインダクタンス型の磁気ヘッドより
なるプローブにコイル電流を流し励磁することにより情
報を磁気記録し、前記磁気ヘッドまたは磁気抵抗型また
は磁気インピーダンス型の磁気ヘッドにより情報を再生
する。磁気記録は情報を高速に記録再生でき、繰り返し
記録再生にも適し、かつこの情報を長期に保管するのに
優れておりデータ信号の記録に適している。第2の記録
層23には導体または半導体電極針よりなるプローブに
電圧を印加することにより静電容量変化を生じせしめて
情報を記録し、前記プローブにより静電容量変化を検知
して情報を再生する。静電容量型記録はプローブと記録
層の間にスペースがあっても記録再生でき、この記録層
を磁気記録層の下層に配置して低い帯域の信号ですむサ
ーボ信号を記録再生する。
【0042】磁気記録再生は、静電容量型記録における
電圧印加または静電容量記録層の有無に関わらず独立に
記録再生ができる。静電容量型記録再生もまた、磁気記
録における磁界印加または磁気記録層の有無には比較的
影響なく独立に記録再生できるため上記の構成が可能で
ある。さらにサーボ信号とデータ信号が、異なる記録再
生原理により独立に記録再生できるため、データ信号の
繰り返し記録再生に伴ってサーボ信号再生のS/Nが低
下することがない。
電圧印加または静電容量記録層の有無に関わらず独立に
記録再生ができる。静電容量型記録再生もまた、磁気記
録における磁界印加または磁気記録層の有無には比較的
影響なく独立に記録再生できるため上記の構成が可能で
ある。さらにサーボ信号とデータ信号が、異なる記録再
生原理により独立に記録再生できるため、データ信号の
繰り返し記録再生に伴ってサーボ信号再生のS/Nが低
下することがない。
【0043】図1(b)および(c)は、図1(a)の
構成の記録媒体の異なる2つの実施例を示したもので、
同図(b)は第1の記録層である磁気記録層をさらに2
層構成とし、磁気記録層22を垂直磁気記録膜25と磁
束リターン用軟磁性層26により構成したものである。
このような構成により、磁気記録層に高密度の記録再生
ができ磁気記録層に効率よく情報を記録再生することが
できる。この垂直磁気記録層25としてはバリウムフェ
ライト等の金属酸化物磁性体または絶縁性のマトリック
スに分散された金属磁性体とすることにより、第2の記
録層に効率よく情報を記録再生することができる。また
磁束リターン用軟磁性層26として、金属酸化物軟磁性
体または絶縁性のマトリックスに分散された金属軟磁性
体が適している。
構成の記録媒体の異なる2つの実施例を示したもので、
同図(b)は第1の記録層である磁気記録層をさらに2
層構成とし、磁気記録層22を垂直磁気記録膜25と磁
束リターン用軟磁性層26により構成したものである。
このような構成により、磁気記録層に高密度の記録再生
ができ磁気記録層に効率よく情報を記録再生することが
できる。この垂直磁気記録層25としてはバリウムフェ
ライト等の金属酸化物磁性体または絶縁性のマトリック
スに分散された金属磁性体とすることにより、第2の記
録層に効率よく情報を記録再生することができる。また
磁束リターン用軟磁性層26として、金属酸化物軟磁性
体または絶縁性のマトリックスに分散された金属軟磁性
体が適している。
【0044】静電容量型記録層23は、一例として半導
体材料であるp型またはn型のシリコン基板21上に、
薄いシリコンの酸化膜27を介してシリコン窒化膜28
を形成した膜からなり、プローブ6に電圧を印加するこ
とによりシリコン基板21のプローブ直下の電子をシリ
コンの酸化膜(トンネル酸化膜)27を通過(トンネリ
ング)させてシリコン窒化膜28の酸化膜界面にトラッ
プすることにより情報を記録する。この電子がトラップ
された直下のシリコン基板には電子の空孔層が形成さ
れ、これに伴う静電容量の変化を、プローブ6により検
出することができる。
体材料であるp型またはn型のシリコン基板21上に、
薄いシリコンの酸化膜27を介してシリコン窒化膜28
を形成した膜からなり、プローブ6に電圧を印加するこ
とによりシリコン基板21のプローブ直下の電子をシリ
コンの酸化膜(トンネル酸化膜)27を通過(トンネリ
ング)させてシリコン窒化膜28の酸化膜界面にトラッ
プすることにより情報を記録する。この電子がトラップ
された直下のシリコン基板には電子の空孔層が形成さ
れ、これに伴う静電容量の変化を、プローブ6により検
出することができる。
【0045】同図(c)は第1の記録層である磁気記録
層を垂直記録膜22とし、上述の磁束リターン用軟磁性
層26を、第2の記録層23である静電容量型記録層の
下層26に構成したものである。このような構成によっ
ても第1層の垂直磁気記録を高密度かつ効率よく行なう
ことができるとともに、第2層の静電容量型記録は、第
1層の膜厚を小さくできるため、スペース損の影響を軽
減して安定に記録再生することができる。
層を垂直記録膜22とし、上述の磁束リターン用軟磁性
層26を、第2の記録層23である静電容量型記録層の
下層26に構成したものである。このような構成によっ
ても第1層の垂直磁気記録を高密度かつ効率よく行なう
ことができるとともに、第2層の静電容量型記録は、第
1層の膜厚を小さくできるため、スペース損の影響を軽
減して安定に記録再生することができる。
【0046】図2は、本発明の記録媒体の別の構成例を
示すもので、第1の記録層を静電容量型記録層23と
し、第2の記録層を磁気記録層22とする場合である。
示すもので、第1の記録層を静電容量型記録層23と
し、第2の記録層を磁気記録層22とする場合である。
【0047】図2(b)において、各層は図1(b)に
準じた構成であるので詳細の説明は省略する。図1
(b)と異なる点は、静電容量型記録層23の半導体層
であるp型またはn型のシリコン層29が、薄膜形成層
であることである。基板21はこの場合シリコン基板で
ある必要はなくガラス基板またはグラファイト基板等を
用いることができ、最適な基板を選択できるメリットが
ある。図2の構成は、図1の構成に対して、第1の記録
層と第2の記録層を入れ換えた構成である。この記録媒
体の構成も実用の構成たりうることは上記の本発明の作
用説明で述べた通りである。
準じた構成であるので詳細の説明は省略する。図1
(b)と異なる点は、静電容量型記録層23の半導体層
であるp型またはn型のシリコン層29が、薄膜形成層
であることである。基板21はこの場合シリコン基板で
ある必要はなくガラス基板またはグラファイト基板等を
用いることができ、最適な基板を選択できるメリットが
ある。図2の構成は、図1の構成に対して、第1の記録
層と第2の記録層を入れ換えた構成である。この記録媒
体の構成も実用の構成たりうることは上記の本発明の作
用説明で述べた通りである。
【0048】図3は、本発明の記録媒体の別の構成例を
示し、第1の記録層を静電容量型記録層23とし、第2
の記録層を光磁気記録層31とする場合である。
示し、第1の記録層を静電容量型記録層23とし、第2
の記録層を光磁気記録層31とする場合である。
【0049】図3(b)は、各層の具体的な構成を示し
ており、第1の記録層の静電容量型記録層の構成は前述
の図2に示す構成と同様である。第2の記録層の光磁気
記録層31は1例としてカー効果もしくはファラデー効
果の大きいTbFeCoやNdFeCo、CoとPtを
交互に積層した人工格子膜などを用いる。
ており、第1の記録層の静電容量型記録層の構成は前述
の図2に示す構成と同様である。第2の記録層の光磁気
記録層31は1例としてカー効果もしくはファラデー効
果の大きいTbFeCoやNdFeCo、CoとPtを
交互に積層した人工格子膜などを用いる。
【0050】この第2の記録層の光磁気記録層に情報を
記録するには光により集光加熱しつつ、磁気探針型また
は単磁極型またはインダクタンス型の磁気ヘッドよりな
るプローブにコイル電流を流し励磁する、またはバイア
ス磁界を印加しつつ光により集光加熱することにより情
報を磁気記録する。再生は光磁気録層のカー効果または
ファラデー効果を検出することにより行う。
記録するには光により集光加熱しつつ、磁気探針型また
は単磁極型またはインダクタンス型の磁気ヘッドよりな
るプローブにコイル電流を流し励磁する、またはバイア
ス磁界を印加しつつ光により集光加熱することにより情
報を磁気記録する。再生は光磁気録層のカー効果または
ファラデー効果を検出することにより行う。
【0051】光磁気記録層の記録ビットは光の回折限界
によりそのサイズの微小化に限界があるが、テリス(B.
D.Terris)らはアプライド・フィジックス・レター(App
l.Phys.Lett.)vol.65(4).25(1994)p.388にソリッドイマ
ージョンレンズによる微小化の手法を述べている。図3
(b)に示す様に記録再生光線34を、コリメータレン
ズ33を通してソリッドイマージョンレンズ32を介し
て記録層31に集光する。集光スポットサイズは、光の
波長をλ、対物レンズと集光スポットの間の媒質の屈折
率をnとして、 (スポット径)=λ/2n で表される。対物レンズの先に空気層(屈折率n=1)
を介する通常の場合に比べて、対物レンズとなるソリッ
ドイマージョンレンズと、集光スポットとの間の媒質と
なる第1の記録層の屈折率を約1.5〜2と大きくする
ことができ、したがってスポット径を小さくすることが
できる。
によりそのサイズの微小化に限界があるが、テリス(B.
D.Terris)らはアプライド・フィジックス・レター(App
l.Phys.Lett.)vol.65(4).25(1994)p.388にソリッドイマ
ージョンレンズによる微小化の手法を述べている。図3
(b)に示す様に記録再生光線34を、コリメータレン
ズ33を通してソリッドイマージョンレンズ32を介し
て記録層31に集光する。集光スポットサイズは、光の
波長をλ、対物レンズと集光スポットの間の媒質の屈折
率をnとして、 (スポット径)=λ/2n で表される。対物レンズの先に空気層(屈折率n=1)
を介する通常の場合に比べて、対物レンズとなるソリッ
ドイマージョンレンズと、集光スポットとの間の媒質と
なる第1の記録層の屈折率を約1.5〜2と大きくする
ことができ、したがってスポット径を小さくすることが
できる。
【0052】このような第2層の光記録(光磁気記録)
の記録ビットの微小化により第1層に記録するデータ信
号の記録ビットの大きさに見合ったサーボ信号の微小記
録を行うことができる。
の記録ビットの微小化により第1層に記録するデータ信
号の記録ビットの大きさに見合ったサーボ信号の微小記
録を行うことができる。
【0053】図4は、本発明の記録媒体の別の構成例を
示し、第1の記録層を導電性制御型記録層35とし、第
2の記録層を磁気記録層22または光磁気記録層31と
する場合である。すなわち第1の記録層は導体または半
導体電極針よりなるプローブに電圧を印加することによ
り導電性の変化を生ぜしめて情報を記録し、前記プロー
ブにより導電性の変化を検知して情報を再生する。導電
性制御型記録は、たとえばアモルファスのGeSbTe
層からなり、プローブにより電圧を印加することにより
10nmオーダの微小領域に情報を記録再生でき超高密
度の記録再生ができる。第2の記録層は磁気記録層また
は光磁気記録層とする。第2層の作用は前述と同様であ
る。
示し、第1の記録層を導電性制御型記録層35とし、第
2の記録層を磁気記録層22または光磁気記録層31と
する場合である。すなわち第1の記録層は導体または半
導体電極針よりなるプローブに電圧を印加することによ
り導電性の変化を生ぜしめて情報を記録し、前記プロー
ブにより導電性の変化を検知して情報を再生する。導電
性制御型記録は、たとえばアモルファスのGeSbTe
層からなり、プローブにより電圧を印加することにより
10nmオーダの微小領域に情報を記録再生でき超高密
度の記録再生ができる。第2の記録層は磁気記録層また
は光磁気記録層とする。第2層の作用は前述と同様であ
る。
【0054】図1または図2の媒体構成の場合に、プロ
ーブとして金属磁性体よりなるプローブまたは磁性体針
に電極を形成してなるプローブを用い、第1の記録層に
記録されたデータ信号を再生するプローブと第2の記録
層に記録されたサーボ信号を再生するプローブを同一の
プローブとする構成により、再生時に両プローブ間の熱
膨張によるずれを防止することができ、高い精度のトラ
ッキング制御をかけることができる。
ーブとして金属磁性体よりなるプローブまたは磁性体針
に電極を形成してなるプローブを用い、第1の記録層に
記録されたデータ信号を再生するプローブと第2の記録
層に記録されたサーボ信号を再生するプローブを同一の
プローブとする構成により、再生時に両プローブ間の熱
膨張によるずれを防止することができ、高い精度のトラ
ッキング制御をかけることができる。
【0055】図6はプローブ43により記録されるデー
タ信号41とプローブ43の両サイドに配置された2つ
のプローブ44に記録されるサーボ信号42を示してい
る。サーボ信号42はデータ信号列の中心線に対して左
右に異なるパターンで記録され、再生時に、トラッキン
グ誤差方向の弁別を含めた誤差信号を得ることができ
る。
タ信号41とプローブ43の両サイドに配置された2つ
のプローブ44に記録されるサーボ信号42を示してい
る。サーボ信号42はデータ信号列の中心線に対して左
右に異なるパターンで記録され、再生時に、トラッキン
グ誤差方向の弁別を含めた誤差信号を得ることができ
る。
【0056】図7に示すように、第1の記録層にデータ
信号を記録するプローブ45と第2の記録層にサーボ信
号を記録するプローブ46および47を近接して配置し
て集積化する構成とすることにより、記録時に両プロー
ブ間の熱膨張によるずれを最小限にすることができ、デ
ータ信号41に対するサーボ信号42の位置誤差を少な
くすることができる。これに伴い再生時に高い精度のト
ラッキング制御をかけることができる。
信号を記録するプローブ45と第2の記録層にサーボ信
号を記録するプローブ46および47を近接して配置し
て集積化する構成とすることにより、記録時に両プロー
ブ間の熱膨張によるずれを最小限にすることができ、デ
ータ信号41に対するサーボ信号42の位置誤差を少な
くすることができる。これに伴い再生時に高い精度のト
ラッキング制御をかけることができる。
【0057】ここでサーボ信号の記録は、データ信号の
記録と同時に行ってもよいし、サーボ信号のみを予め記
録し、フォーマッティングを行った後、このサーボ信号
を再生しつつデータ信号を記録してもよい。
記録と同時に行ってもよいし、サーボ信号のみを予め記
録し、フォーマッティングを行った後、このサーボ信号
を再生しつつデータ信号を記録してもよい。
【0058】尚、本発明の第1の記録層と第2の記録層
に適用する記録方式の具体例を、請求項3〜6に対応さ
せて説明したが、上記に特に述べなかった光記録方式や
表面凹凸を熱機械的に形成する記録方式などとの組合わ
せにおいても本発明は有効である。
に適用する記録方式の具体例を、請求項3〜6に対応さ
せて説明したが、上記に特に述べなかった光記録方式や
表面凹凸を熱機械的に形成する記録方式などとの組合わ
せにおいても本発明は有効である。
【0059】また、上記全ての実施例で記録層の最表層
に潤滑層を設けているが、これはプローブを記録媒体に
近接または接触させて記録再生するには必要なものであ
る。しかし、一方では超高密度の記録の障害となるスペ
ース損を避けるため、この層の膜厚は最小限に小さくす
ることが望ましい。例えば記録媒体表面と共有結合的に
結合される撥水性の単分子膜等、表面改質的な極薄膜で
あることが望ましい。
に潤滑層を設けているが、これはプローブを記録媒体に
近接または接触させて記録再生するには必要なものであ
る。しかし、一方では超高密度の記録の障害となるスペ
ース損を避けるため、この層の膜厚は最小限に小さくす
ることが望ましい。例えば記録媒体表面と共有結合的に
結合される撥水性の単分子膜等、表面改質的な極薄膜で
あることが望ましい。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明は、従来の光学方式
の記録密度の限界を破り、超高密度の大量情報記録を可
能にする記録再生装置および記録再生サーボ方式を提供
するもので、工業的価値の大きいものである。
の記録密度の限界を破り、超高密度の大量情報記録を可
能にする記録再生装置および記録再生サーボ方式を提供
するもので、工業的価値の大きいものである。
【図1】(a)〜(c)は本発明の一実施例における記録媒体
の断面図
の断面図
【図2】(a),(b)は本発明の別の実施例における記録媒
体の断面図
体の断面図
【図3】(a),(b)は本発明の別の実施例における記録媒
体の断面図
体の断面図
【図4】(a),(b)は本発明の別の実施例における記録媒
体の断面図
体の断面図
【図5】本発明の一実施例における記録再生装置の斜視
図
図
【図6】本発明の一実施例におけるデータ信号とサーボ
信号の配置を示す平面図
信号の配置を示す平面図
【図7】本発明の一実施例を示す集積化プローブの斜視
図
図
1 記録媒体ディスク 2a 記録面 2 記録媒体ディスクの回転方向 3 プローブの保持体 4 記録媒体ディスクの放線方向 5 リニアスライド 6 プローブ 7 記録情報列の方向 8 記録情報列の方向と直交する方向 9 光反射面 10 レーザダイオード 11 2分割光検出器 12 3軸圧電アクチュエータ 13 記録面の放線方向 14 ボックス 21 基板 22 磁気記録層 23 静電容量型記録層 24 潤滑層 31 光磁気記録層 35 導電性制御型記録層 41 データ信号 42 サーボ信号 43〜47 プローブ
フロントページの続き (72)発明者 水口 信一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 村田 明夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 黒江 章郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】記録再生兼用または記録再生分離型のプロ
ーブを記録媒体に対して位置決めし、前記プローブを前
記記録媒体の記録面に相対的に近接または接触させて前
記記録媒体に情報を記録または再生する記録再生装置で
あって、前記記録媒体が前記プローブと対向する第1の
記録層と、前記第1の記録層の下層に位置する第2の記
録層からなり、前記第1の記録層に前記プローブによっ
て情報を記録再生し、前記第2の記録層には前記第1の
記録層とは異なる記録再生原理により前記第1の記録層
とは独立に情報を記録再生し、データ信号とは独立に再
生されるサーボ信号に基づき、前記プローブを記録層に
記録された前記データ信号の記録情報列の方向と直交す
る方向に移動させることにより前記プローブのトラッキ
ング制御をかける制御手段を設けたことを特徴とする記
録再生装置。 - 【請求項2】記録再生兼用または記録再生分離型のプロ
ーブを記録媒体に対して位置決めし、前記プローブを記
録媒体の記録面に相対的に近接または接触させて前記記
録媒体に情報を記録または再生する方法であって、前記
前記記録媒体が前記プローブと対向する第1の記録層に
前記プローブによって情報を記録再生し、前記第1の記
録層の下層に位置する第2の記録層には前記第1の記録
層とは異なる記録再生原理により前記第1の記録層とは
独立に情報を記録再生し、データ信号とは独立に再生さ
れるサーボ信号に基づき、前記プローブを記録層に記録
されたデータ信号の記録情報列の方向と直交する方向に
移動させることにより前記プローブのトラッキング制御
をかけることを特徴とする記録再生方法。 - 【請求項3】第1の記録層が、磁性探針型または単磁極
型またはインダクタンス型の磁気ヘッドよりなるプロー
ブにコイル電流を流し励磁することにより情報を磁気記
録し、前記磁気ヘッドまたは磁気抵抗型または磁気イン
ピーダンス型の磁気ヘッドにより情報を再生する磁気記
録層であり、第2の記録層が、導体または半導体電極針
よりなるプローブに電圧を印加することにより静電容量
変化を生じせしめて情報を記録し、前記プローブにより
静電容量変化を検知して情報を再生する静電容量型記録
層であることを特徴とする請求項1記載の記録再生装
置。 - 【請求項4】第1の記録層が導体または半導体電極針よ
りなるプローブに電圧を印加することにより静電容量変
化を生じせしめて情報を記録し、前記プローブにより静
電容量変化を検知して情報を再生する静電容量型記録層
であり、第2の記録層が磁性探針型または単磁極型また
はインダクタンス型の磁気ヘッドよりなるプローブにコ
イル電流を流し励磁することにより情報を磁気記録し、
前記磁気ヘッドまたは磁気抵抗型または磁気インピーダ
ンス型の磁気ヘッドにより情報を再生する磁気記録層で
あることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。 - 【請求項5】第1の記録層が導体または半導体電極針よ
りなるプローブに電圧を印加することにより静電容量変
化を生じせしめて情報を記録し、前記プローブにより静
電容量変化を検知して情報を再生する静電容量型記録層
であり、第2の記録層が光により集光加熱しつつ、磁性
探針型または単磁極型またはインダクタンス型の磁気ヘ
ッドよりなるプローブにコイル電流を流し励磁する、ま
たはバイアス磁界を印加しつつ、光により集光加熱する
ことにより情報を磁気記録し、カー効果またはファラデ
ー効果により情報を再生する光磁気記録層であることを
特徴とする請求項1記載の記録再生装置。 - 【請求項6】第1の記録層が導体または半導体電極針よ
りなるプローブに電圧を印加することにより導電性の変
化を生ぜしめて情報を記録し、前記プローブにより導電
性の変化を検知して情報を再生する導電性制御型記録層
であり、第2の記録層が磁気記録層または光磁気記録層
であることを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。 - 【請求項7】第1の記録層に記録されたデータ信号を再
生するプローブと第2の記録層に記録されたサーボ信号
を再生するプローブを同一のプローブで構成したことを
特徴とする請求項1記載の記録再生装置。 - 【請求項8】第1の記録層にデータ信号を記録するプロ
ーブと第2の記録層にサーボ信号を記録するプローブを
近接して配置した集積化構成としたことを特徴とする請
求項1記載の記録再生装置。 - 【請求項9】第1の記録層の表面に潤滑層を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の記録再生装置。 - 【請求項10】磁気記録層がバリウムフェライト等の金
属酸化物磁性体または絶縁性のマトリックスに分散され
た金属磁性体よりなることを特徴とする請求項3記載の
記録再生装置。 - 【請求項11】磁気記録層が垂直磁気記録膜であり、こ
の磁気記録層内または第2の記録層の下層に磁束リター
ン用軟磁性層を設けたことを特徴とする請求項3〜6の
いずれかに記載の記録再生装置。 - 【請求項12】静電容量型記録層が、半導体上に酸化膜
を介して形成した誘電体層または半導体上に形成した強
誘電体層よりなることを特徴とする請求項3〜5のいず
れかに記載の記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7110424A JPH08306095A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 記録再生装置と記録再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7110424A JPH08306095A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 記録再生装置と記録再生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08306095A true JPH08306095A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14535413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7110424A Pending JPH08306095A (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 記録再生装置と記録再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08306095A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006109446A1 (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 磁気記録媒体、その記録再生方法および記録再生装置 |
| US7792011B2 (en) | 2002-05-23 | 2010-09-07 | International Business Machines Corporation | Storage device and method for scanning a storage medium |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP7110424A patent/JPH08306095A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7792011B2 (en) | 2002-05-23 | 2010-09-07 | International Business Machines Corporation | Storage device and method for scanning a storage medium |
| WO2006109446A1 (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 磁気記録媒体、その記録再生方法および記録再生装置 |
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