JPH08306546A - 誘導電器の中身固定装置 - Google Patents
誘導電器の中身固定装置Info
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- JPH08306546A JPH08306546A JP10551695A JP10551695A JPH08306546A JP H08306546 A JPH08306546 A JP H08306546A JP 10551695 A JP10551695 A JP 10551695A JP 10551695 A JP10551695 A JP 10551695A JP H08306546 A JPH08306546 A JP H08306546A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】中身と中身固定装置との間に隙間が生じず、し
かも中身を固定する作業が容器の外から容易に行えるよ
うにする。 【構成】容器1Aの下部の所定の位置の壁面11Aに複
数のボルト取付部61を設け、このボルト取付部61に
設けたボルト穴を貫通する押さえボルト65を設け、こ
の押さえボルト65の先端部でボルト受け66を介して
下部フレーム42を押付けることによって、隙間なしに
中身2を固定でき、かつ、この固定作業は押さえボルト
65を回転させる操作なので容易である。また、ボルト
取付部61を、容器1Aの壁面11Aから内部に向かっ
て突出させて設け、これにパッキン64を介して平板の
ふた62で覆って油密又は気密を保つ。
かも中身を固定する作業が容器の外から容易に行えるよ
うにする。 【構成】容器1Aの下部の所定の位置の壁面11Aに複
数のボルト取付部61を設け、このボルト取付部61に
設けたボルト穴を貫通する押さえボルト65を設け、こ
の押さえボルト65の先端部でボルト受け66を介して
下部フレーム42を押付けることによって、隙間なしに
中身2を固定でき、かつ、この固定作業は押さえボルト
65を回転させる操作なので容易である。また、ボルト
取付部61を、容器1Aの壁面11Aから内部に向かっ
て突出させて設け、これにパッキン64を介して平板の
ふた62で覆って油密又は気密を保つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、変圧器や分路リアク
トルなどの比較的大容量の誘導電器の、容器に収納され
る中身を容器に固定するための中身固定装置に関する。
トルなどの比較的大容量の誘導電器の、容器に収納され
る中身を容器に固定するための中身固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】変圧器を輸送するときの振動、据え付け
た状態で地震による振動などで鉄心、巻線及びこれらの
付属部品などからなる中身がずれないように容器に固定
される。図4は従来の中身固定装置を設けられた変圧器
の正面図、図5は同じく側面図であり、中身を図示する
ために図の手前になる容器壁面は省略してある。これら
の図において、容器1の中に変圧器の中身2が収納され
ており、油入変圧器の場合には絶縁油が、ガス絶縁変圧
器の場合には絶縁ガスが封入される。中身2は鉄心2
1、巻線22及び図示しないこれらの付属部品、鉄心2
1や巻線22を機械的に一体化するとともに巻線22に
軸方向の圧縮力を与えるための上部フレーム41、下部
フレーム42が設けられている。鉄心21は大容量変圧
器の一般的な構造である三相鉄心、巻線22は鉄心21
の3本の脚鉄心のそれぞれに挿入された3組の巻線から
なる。巻線22は少なくとも低圧巻線と高圧巻線とから
なるがこの発明では巻線の構造は直接関係ないのでまと
めて1つのものとして図示してある。
た状態で地震による振動などで鉄心、巻線及びこれらの
付属部品などからなる中身がずれないように容器に固定
される。図4は従来の中身固定装置を設けられた変圧器
の正面図、図5は同じく側面図であり、中身を図示する
ために図の手前になる容器壁面は省略してある。これら
の図において、容器1の中に変圧器の中身2が収納され
ており、油入変圧器の場合には絶縁油が、ガス絶縁変圧
器の場合には絶縁ガスが封入される。中身2は鉄心2
1、巻線22及び図示しないこれらの付属部品、鉄心2
1や巻線22を機械的に一体化するとともに巻線22に
軸方向の圧縮力を与えるための上部フレーム41、下部
フレーム42が設けられている。鉄心21は大容量変圧
器の一般的な構造である三相鉄心、巻線22は鉄心21
の3本の脚鉄心のそれぞれに挿入された3組の巻線から
なる。巻線22は少なくとも低圧巻線と高圧巻線とから
なるがこの発明では巻線の構造は直接関係ないのでまと
めて1つのものとして図示してある。
【0003】上部フレーム41、下部フレーム42とも
に、鉄心2の上部及び下部を挟む2本の部材からなって
いて、これらはクロスバーと呼ばれる部材で連結されて
おり、上部フレーム41のクロスバーは図示を省略して
ある。下部フレーム42のクロスバー43は中身2の支
持台にもなっていて、直接容器1の底に接触する。よく
知られるように殆どの変圧器や分路リアクトルなどの大
型誘導電器は油入電器であり、製作工場から変電所など
の据え付け場所まで運搬する際には、容器1を運搬容器
として使用し中に入れ窒素ガスを封入して運搬する。ま
た、運転中に地震に見舞われることもある。このように
外部から振動が与えられることがあっても、中身2が容
器1の中でその位置がずれたりすることのないように中
身固定装置5が設けられている。中身固定装置5はクロ
スバー43を固定することによって中身2を固定しよう
とするものである。
に、鉄心2の上部及び下部を挟む2本の部材からなって
いて、これらはクロスバーと呼ばれる部材で連結されて
おり、上部フレーム41のクロスバーは図示を省略して
ある。下部フレーム42のクロスバー43は中身2の支
持台にもなっていて、直接容器1の底に接触する。よく
知られるように殆どの変圧器や分路リアクトルなどの大
型誘導電器は油入電器であり、製作工場から変電所など
の据え付け場所まで運搬する際には、容器1を運搬容器
として使用し中に入れ窒素ガスを封入して運搬する。ま
た、運転中に地震に見舞われることもある。このように
外部から振動が与えられることがあっても、中身2が容
器1の中でその位置がずれたりすることのないように中
身固定装置5が設けられている。中身固定装置5はクロ
スバー43を固定することによって中身2を固定しよう
とするものである。
【0004】図4に示すように、中身固定装置5は図4
に示す3本のクロスバー43のうちの左右の2本を固定
するように設けられていて、この図に示すように、中身
固定装置5はクロスバー43の端部の位置を設定するた
めの案内板51,52及び後述の図6に示す案内板53
の3枚の案内板からなっている。案内板51,52は図
4のクロスバー43を挟むように配置されていて、上の
部分は外側に曲げられている。
に示す3本のクロスバー43のうちの左右の2本を固定
するように設けられていて、この図に示すように、中身
固定装置5はクロスバー43の端部の位置を設定するた
めの案内板51,52及び後述の図6に示す案内板53
の3枚の案内板からなっている。案内板51,52は図
4のクロスバー43を挟むように配置されていて、上の
部分は外側に曲げられている。
【0005】図6は図4のP矢視図である。この図おい
て、クロスバー43の両側に案内板51,52が設けら
れているとともに、容器1の壁面11に案内板53が取
付けられている。この図では明らかではないが、案内板
53は図の手前側になるほど厚みが小さくなっている。
案内板51,52は図4に示すように上に開いた形状で
案内板53も上になるほど薄い形状が採用されているの
で、中身2をクレーンで吊り上げ、上のふたを外してあ
る容器1の上から挿入する作業のときに、3枚の案内板
51,52,53がクロスバー43を案内するように働
いてクロスバー43が容器1の底面に到着するときには
案内板51,52,53とで設定される位置に案内され
る。なお、中身2が所定の位置に固定されたあと、上部
フレーム41も図示しない中身固定装置で固定されるの
で、中身2は上下で固定されて、運搬中や据え付け後の
地震などの振動が与えられても中身2が容器1の中で大
きくずれることはない。
て、クロスバー43の両側に案内板51,52が設けら
れているとともに、容器1の壁面11に案内板53が取
付けられている。この図では明らかではないが、案内板
53は図の手前側になるほど厚みが小さくなっている。
案内板51,52は図4に示すように上に開いた形状で
案内板53も上になるほど薄い形状が採用されているの
で、中身2をクレーンで吊り上げ、上のふたを外してあ
る容器1の上から挿入する作業のときに、3枚の案内板
51,52,53がクロスバー43を案内するように働
いてクロスバー43が容器1の底面に到着するときには
案内板51,52,53とで設定される位置に案内され
る。なお、中身2が所定の位置に固定されたあと、上部
フレーム41も図示しない中身固定装置で固定されるの
で、中身2は上下で固定されて、運搬中や据え付け後の
地震などの振動が与えられても中身2が容器1の中で大
きくずれることはない。
【0006】より大容量の変圧器の場合には、このよう
な中身固定装置の構成ではなくもっと機械的強度の大き
な構成が採用される。また、中身固定装置とクロスバー
43との間に生ずる隙間を埋めるために、楔を打ち込む
方式も採用されることがある。この場合、容器1の中身
固定装置の近くの壁面11に一般にハンドホールと呼ば
れる窓を設けておき、中身2を容器1内の所定の位置に
配置した後、この窓から所定の位置に楔を打ち込む作業
を行い、作業が終わったら窓にふたをして油密又は気密
が保てるようにする。
な中身固定装置の構成ではなくもっと機械的強度の大き
な構成が採用される。また、中身固定装置とクロスバー
43との間に生ずる隙間を埋めるために、楔を打ち込む
方式も採用されることがある。この場合、容器1の中身
固定装置の近くの壁面11に一般にハンドホールと呼ば
れる窓を設けておき、中身2を容器1内の所定の位置に
配置した後、この窓から所定の位置に楔を打ち込む作業
を行い、作業が終わったら窓にふたをして油密又は気密
が保てるようにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、変圧器
の中身2は中身固定装置5によってその位置が容器1内
で固定されるのではあるが、中身2をクレーンで吊って
容器1の上から挿入してクロスバー43が中身固定装置
5の3枚の案内板51,52,53で案内されて所定の
位置に配置されるためには、製作誤差などが考慮さた隙
間が必要である。したがって、中身2は振動によってこ
の隙間分容器1内で移動する可能性があるという問題が
ある。前述のようにこの隙間をなくすために楔を打ち込
む方式は、この作業のための窓を設ける必要があるこ
と、この作業の作業性が悪いことなどの問題がある。
の中身2は中身固定装置5によってその位置が容器1内
で固定されるのではあるが、中身2をクレーンで吊って
容器1の上から挿入してクロスバー43が中身固定装置
5の3枚の案内板51,52,53で案内されて所定の
位置に配置されるためには、製作誤差などが考慮さた隙
間が必要である。したがって、中身2は振動によってこ
の隙間分容器1内で移動する可能性があるという問題が
ある。前述のようにこの隙間をなくすために楔を打ち込
む方式は、この作業のための窓を設ける必要があるこ
と、この作業の作業性が悪いことなどの問題がある。
【0008】この発明の目的はこのような問題を解決
し、隙間が生じないとともに、中身を固定する作業が容
器の外から容易に行える誘導電器の中身固定装置を提供
することにある。
し、隙間が生じないとともに、中身を固定する作業が容
器の外から容易に行える誘導電器の中身固定装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明によれば、容器に収納された鉄心、巻線及び
これらの付属部品及びこれらを一体化するための上部と
下部のフレームからなる中身を容器に固定するための中
身固定装置において、容器の下部の所定の位置に設けら
れた複数のボルト取付部、このボルト取付部に設けられ
たボルト穴を貫通する押さえボルトからなり、この押さ
えボルトによって外から操作して下部フレームを押すべ
くしてなるものとする。また、ボルト取付け部が、容器
の壁面から内部に向かって突出してなり、このボルト取
付け部が平板のふたで覆われてなるもの、又は、容器の
壁面と同じ平面に設けられ、このボルト取付け部が前記
容器の外部に向かって突出してなるふたで覆われてなる
ものとする。
にこの発明によれば、容器に収納された鉄心、巻線及び
これらの付属部品及びこれらを一体化するための上部と
下部のフレームからなる中身を容器に固定するための中
身固定装置において、容器の下部の所定の位置に設けら
れた複数のボルト取付部、このボルト取付部に設けられ
たボルト穴を貫通する押さえボルトからなり、この押さ
えボルトによって外から操作して下部フレームを押すべ
くしてなるものとする。また、ボルト取付け部が、容器
の壁面から内部に向かって突出してなり、このボルト取
付け部が平板のふたで覆われてなるもの、又は、容器の
壁面と同じ平面に設けられ、このボルト取付け部が前記
容器の外部に向かって突出してなるふたで覆われてなる
ものとする。
【0010】
【作用】この発明の構成において、容器の下部の所定の
位置に複数のボルト取付部を設け、このボルト取付部に
設けたボルト穴を貫通する押さえボルトを設け、この押
さえボルトの先端部で下部フレームを押付けることによ
って、隙間なしに中身が固定され、かつ、この固定作業
は押さえボルトを回転させる操作なので容易である。ま
た、ボルト取付部を、容器の壁面から内部に向かって突
出させて設け、これに平板のふたで覆うことによって油
密又は気密を保つか、又は、ボルト取付部を、容器の壁
面と同じ平面に設け、これを前記容器の外部に向かって
突出してなるふた、すなわち、例えば灰皿状のふたで覆
って油密又は気密を保つ。
位置に複数のボルト取付部を設け、このボルト取付部に
設けたボルト穴を貫通する押さえボルトを設け、この押
さえボルトの先端部で下部フレームを押付けることによ
って、隙間なしに中身が固定され、かつ、この固定作業
は押さえボルトを回転させる操作なので容易である。ま
た、ボルト取付部を、容器の壁面から内部に向かって突
出させて設け、これに平板のふたで覆うことによって油
密又は気密を保つか、又は、ボルト取付部を、容器の壁
面と同じ平面に設け、これを前記容器の外部に向かって
突出してなるふた、すなわち、例えば灰皿状のふたで覆
って油密又は気密を保つ。
【0011】
【実施例】以下この発明を実施例に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施例を示す変圧器の正面図、図2は
同じく側面図であり、図3、図4と同じ部材には同じ符
号を、類似の部材には添字Aを付けて重複する説明を省
く。図1、図2の図3、図4との違いは中身固定装置の
違い、すなわち、中身固定装置5と中身固定装置6との
違いである。
図1はこの発明の実施例を示す変圧器の正面図、図2は
同じく側面図であり、図3、図4と同じ部材には同じ符
号を、類似の部材には添字Aを付けて重複する説明を省
く。図1、図2の図3、図4との違いは中身固定装置の
違い、すなわち、中身固定装置5と中身固定装置6との
違いである。
【0012】中身固定装置6は図1の両側の側面で示さ
れる2つと破線の二重丸で示す2つ、図2では側面を示
す2つがそれぞれ図示されていて、下部フレーム42の
側面をそれぞれ押付けている。これらの図で見えない側
も対称位置に設けられているので、中身固定装置6は全
部で8つになる。構造上から図2の左右に設けられてい
る合計4つの中身固定装置6は一つも省略することはで
きないが、図1の左右に配置されている4つの中身固定
装置6を2つに減らすことは不可能ではない。その場合
は、図2の図示の2つの中身固定装置6の代わりに鉄心
21の下部が図示されている中央位置に設けることにな
る。
れる2つと破線の二重丸で示す2つ、図2では側面を示
す2つがそれぞれ図示されていて、下部フレーム42の
側面をそれぞれ押付けている。これらの図で見えない側
も対称位置に設けられているので、中身固定装置6は全
部で8つになる。構造上から図2の左右に設けられてい
る合計4つの中身固定装置6は一つも省略することはで
きないが、図1の左右に配置されている4つの中身固定
装置6を2つに減らすことは不可能ではない。その場合
は、図2の図示の2つの中身固定装置6の代わりに鉄心
21の下部が図示されている中央位置に設けることにな
る。
【0013】図3は図1のA−A断面図である。この図
において、中身固定装置6は、容器1Aの壁面11Aに
設けられ内側に突出したボルト取付部61、このボルト
取付部61を覆うふた62、ボルト取付部61の底部に
設けられたボルト穴を貫通して設けられた押さえボルト
65、この押さえボルト65の先端部に下部フレーム4
2との間に挿入して設けられたボルト受け66からな
り、ボルト取付部の押さえボルト65の右端が突き出し
た空間を外部から遮断して油密又は気密に保持するため
に、ふた62はパッキン64を挟んでボルト・ナット6
3で取付けられている。
において、中身固定装置6は、容器1Aの壁面11Aに
設けられ内側に突出したボルト取付部61、このボルト
取付部61を覆うふた62、ボルト取付部61の底部に
設けられたボルト穴を貫通して設けられた押さえボルト
65、この押さえボルト65の先端部に下部フレーム4
2との間に挿入して設けられたボルト受け66からな
り、ボルト取付部の押さえボルト65の右端が突き出し
た空間を外部から遮断して油密又は気密に保持するため
に、ふた62はパッキン64を挟んでボルト・ナット6
3で取付けられている。
【0014】周知のように、油入電器の場合、容器1の
機械的強度の検査や油漏れ検査のために内圧がかけら
れ、中身が収納されたあとの乾燥処理のために真空引き
されるなど、容器1Aには加圧と減圧が何度か加えられ
る。このようなとき、ふた62が無ければ、押さえボル
ト65が貫通するボルト穴の僅かな隙間から空気が侵入
したり内部のガス又は油が漏れ出したりする。このよう
なことがないようにするために、ボルト取付部61とふ
た62とで構成される空間も容器1Aの内部と同様の油
密又は気密の保持が必要である。この空間には容器1A
の中と同じように油又は絶縁ガスが充填されることにな
る。
機械的強度の検査や油漏れ検査のために内圧がかけら
れ、中身が収納されたあとの乾燥処理のために真空引き
されるなど、容器1Aには加圧と減圧が何度か加えられ
る。このようなとき、ふた62が無ければ、押さえボル
ト65が貫通するボルト穴の僅かな隙間から空気が侵入
したり内部のガス又は油が漏れ出したりする。このよう
なことがないようにするために、ボルト取付部61とふ
た62とで構成される空間も容器1Aの内部と同様の油
密又は気密の保持が必要である。この空間には容器1A
の中と同じように油又は絶縁ガスが充填されることにな
る。
【0015】中身固定装置6による中身2の固定作業の
順序は次の通りである。なお、それぞれの中身固定装置
6の押さえボルト65はあらかじめ引っ込めておいて中
身2が挿入されるときの邪魔にならないようにしてお
く。また、当然ながらふた62は取り去っておく。 中身2を容器1Aの所定の位置に配置する。 それぞれの押さえボルト65を回して押さえボルト6
5を押し込める。その際、押さえボルト65の挿入寸法
が全部の中身固定装置6で略同じになるように中身2の
位置を調整する。中身2の位置調整は、容器1A内に挿
入するときのクレーンの吊り上げの状態をそのままにし
ておくことで容易に行うことができる。 パッキン64を取付け、ふた62をしてボルト・ナッ
ト63を締付ける。
順序は次の通りである。なお、それぞれの中身固定装置
6の押さえボルト65はあらかじめ引っ込めておいて中
身2が挿入されるときの邪魔にならないようにしてお
く。また、当然ながらふた62は取り去っておく。 中身2を容器1Aの所定の位置に配置する。 それぞれの押さえボルト65を回して押さえボルト6
5を押し込める。その際、押さえボルト65の挿入寸法
が全部の中身固定装置6で略同じになるように中身2の
位置を調整する。中身2の位置調整は、容器1A内に挿
入するときのクレーンの吊り上げの状態をそのままにし
ておくことで容易に行うことができる。 パッキン64を取付け、ふた62をしてボルト・ナッ
ト63を締付ける。
【0016】このように、中身固定装置6による中身2
の固定作業は全て容器1Aの外で行うことができるので
作業性に優れている。また、中身2を介して互いに反対
側にある一対の中身固定装置6の押さえボルト65で下
部フレーム42を挟んで押付けてあるから、安定した固
定が可能である。特に変圧器では数十万KVAという大
容量のものから、数百KVA程度の電力用変圧器として
は比較的小容量のものまで広い範囲の大きさ、重量の誘
導電器があるので、中身固定装置6の大きさ、数も全て
同じでよい訳ではない。容量が大きくしたがって、寸法
も重量も大きな誘導電器では大きな押さえボルト65を
使用し、かつ、中身固定装置6の数を増やすことにな
る。例えば、図1の場合、中央にもう1つ設けることが
できるから、図の向側も含めて2つ増やすことができ中
身固定装置6の数は合計10個になる。
の固定作業は全て容器1Aの外で行うことができるので
作業性に優れている。また、中身2を介して互いに反対
側にある一対の中身固定装置6の押さえボルト65で下
部フレーム42を挟んで押付けてあるから、安定した固
定が可能である。特に変圧器では数十万KVAという大
容量のものから、数百KVA程度の電力用変圧器として
は比較的小容量のものまで広い範囲の大きさ、重量の誘
導電器があるので、中身固定装置6の大きさ、数も全て
同じでよい訳ではない。容量が大きくしたがって、寸法
も重量も大きな誘導電器では大きな押さえボルト65を
使用し、かつ、中身固定装置6の数を増やすことにな
る。例えば、図1の場合、中央にもう1つ設けることが
できるから、図の向側も含めて2つ増やすことができ中
身固定装置6の数は合計10個になる。
【0017】押さえボルト65とボルト受け66とは巻
線22を軸方向(図1の上下方向)に締付けて圧縮力を
与えるために使用される部品を流用することができる。
押さえボルト65とボルト受け66には誘導電器の大き
さに応じて数種類の標準部品があるのでその中から適当
なものを選択して使用すればよい。このような中身固定
装置6を設けるために容器1Aの壁面11Aにボルト取
付部61やそのふた62を設ける必要はあるが、簡素な
構造なのでこれらを設けるためのコストはそれほど大き
くはない。
線22を軸方向(図1の上下方向)に締付けて圧縮力を
与えるために使用される部品を流用することができる。
押さえボルト65とボルト受け66には誘導電器の大き
さに応じて数種類の標準部品があるのでその中から適当
なものを選択して使用すればよい。このような中身固定
装置6を設けるために容器1Aの壁面11Aにボルト取
付部61やそのふた62を設ける必要はあるが、簡素な
構造なのでこれらを設けるためのコストはそれほど大き
くはない。
【0018】図3で明らかなように、ボルト取付部61
は内部に突き出して設けてあるが、下部フレーム42と
容器1Aの壁面との間の寸法が小さいときには内部に突
き出したボルト取付部65の代わりに、壁面にボルト穴
の強度を高くするためのボスを溶接するだけにして、平
板のふた62の代わりに容器の外部に向かって凸形状を
有する灰皿状のふたを採用して押さえボルト65の外に
突き出した先端部を収容する空間を設ける構成であって
もよい。
は内部に突き出して設けてあるが、下部フレーム42と
容器1Aの壁面との間の寸法が小さいときには内部に突
き出したボルト取付部65の代わりに、壁面にボルト穴
の強度を高くするためのボスを溶接するだけにして、平
板のふた62の代わりに容器の外部に向かって凸形状を
有する灰皿状のふたを採用して押さえボルト65の外に
突き出した先端部を収容する空間を設ける構成であって
もよい。
【0019】
【発明の効果】この発明は前述のように、容器の下部の
所定の位置に複数のボルト取付部を設け、このボルト取
付部に設けたボルト穴を貫通する押さえボルトで下部フ
レームを押付けて中身を固定することによって、中身を
隙間なしに固定できるので中身が容器内で移動したりす
ることがない信頼性の高い誘導電器になるという効果が
得られる。また、中身の固定作業は押さえボルトを回転
させて押し込む操作と、ふたを取付ける作業であるが、
これらはいずれも容器の外で行えるので作業性がよい。
また、ボルト取付部を、容器の内部に向かって突出させ
て設け、これにパッキンを介して平板のふたで覆う構
成、又は、容器の壁面と同じ平面に設け、これにパッキ
ンを介して前記容器の外部に向かって突き出してなるふ
たで覆う構成によっても油密性又は気密性とが容易に得
られる。
所定の位置に複数のボルト取付部を設け、このボルト取
付部に設けたボルト穴を貫通する押さえボルトで下部フ
レームを押付けて中身を固定することによって、中身を
隙間なしに固定できるので中身が容器内で移動したりす
ることがない信頼性の高い誘導電器になるという効果が
得られる。また、中身の固定作業は押さえボルトを回転
させて押し込む操作と、ふたを取付ける作業であるが、
これらはいずれも容器の外で行えるので作業性がよい。
また、ボルト取付部を、容器の内部に向かって突出させ
て設け、これにパッキンを介して平板のふたで覆う構
成、又は、容器の壁面と同じ平面に設け、これにパッキ
ンを介して前記容器の外部に向かって突き出してなるふ
たで覆う構成によっても油密性又は気密性とが容易に得
られる。
【図1】この発明の実施例を示す変圧器の正面図
【図2】図1の側面図
【図3】図1のA−A断面図
【図4】従来の変圧器の正面図
【図5】図4の側面図
【図6】図4のP矢視図
1,1A…容器、11,11A…壁面、2…中身、21
…鉄心、22…巻線、42…下部フレーム、6…中身固
定装置、61…ボルト取付部、62…ふた、63…ボル
ト・ナット、64…パッキン、65…押さえボルト、6
6…ボルト受け
…鉄心、22…巻線、42…下部フレーム、6…中身固
定装置、61…ボルト取付部、62…ふた、63…ボル
ト・ナット、64…パッキン、65…押さえボルト、6
6…ボルト受け
Claims (3)
- 【請求項1】容器に収納された鉄心、巻線及、これらの
付属部品及びこれらを一体化するための上部と下部のフ
レームからなる中身を容器に固定するための中身固定装
置において、容器の下部の所定の位置に設けられた複数
のボルト取付部、このボルト取付部に設けられたボルト
穴を貫通する押さえボルトからなり、この押さえボルト
を外から操作して下部フレームを押付けて中身を固定す
ることを特徴とする誘導電器の中身固定装置。 - 【請求項2】ボルト取付け部が、容器の壁面から内部に
向かって突出してなり、このボルト取付け部が平板のふ
たで覆われてなることを特徴とする請求項1記載の誘導
電器の中身固定装置。 - 【請求項3】ボルト取付け部が、容器の壁面と同じ平面
に設けられ、このボルト取付け部が前記容器の外部に向
かって突出してなるふたで覆われてなることを特徴とす
る請求項1記載の誘導電器の中身固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10551695A JPH08306546A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 誘導電器の中身固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10551695A JPH08306546A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 誘導電器の中身固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08306546A true JPH08306546A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14409774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10551695A Pending JPH08306546A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 誘導電器の中身固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08306546A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010045110A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル集合体 |
| CN101858944B (zh) | 2010-02-23 | 2013-01-09 | 国网电力科学研究院 | 一种大型变压器现场测试系统专用特种集装箱 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP10551695A patent/JPH08306546A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010045110A (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-25 | Sumitomo Electric Ind Ltd | リアクトル集合体 |
| CN101858944B (zh) | 2010-02-23 | 2013-01-09 | 国网电力科学研究院 | 一种大型变压器现场测试系统专用特种集装箱 |
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