JPH08306602A - アライメント装置 - Google Patents
アライメント装置Info
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- JPH08306602A JPH08306602A JP7103815A JP10381595A JPH08306602A JP H08306602 A JPH08306602 A JP H08306602A JP 7103815 A JP7103815 A JP 7103815A JP 10381595 A JP10381595 A JP 10381595A JP H08306602 A JPH08306602 A JP H08306602A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alignment
- light
- wavelength
- wavelengths
- mark
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- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウエハマークの段差を正確に或る特別な光路
長に合わせることなく、ウエハマークの非対称の影響を
軽減してウエハマークの位置を正確に検出する。 【構成】 レーザ光源11A〜11Cは異なる波長のレ
ーザビームを発生する。ウエハマークの段差に応じて、
波長差が所定の値になるようにレーザ光源11A〜11
Cから2つのレーザ光源を選択して点灯駆動する。選択
された2つのレーザ光源からのレーザビームを同軸に合
成し、合成された光束Bを音響光学素子14,18を介
して2つの周波数差を有するアライメント光に変換し、
これらアライメント光をレンズ24、ビームスプリッタ
ー26等を介してウエハマークに照射する。
長に合わせることなく、ウエハマークの非対称の影響を
軽減してウエハマークの位置を正確に検出する。 【構成】 レーザ光源11A〜11Cは異なる波長のレ
ーザビームを発生する。ウエハマークの段差に応じて、
波長差が所定の値になるようにレーザ光源11A〜11
Cから2つのレーザ光源を選択して点灯駆動する。選択
された2つのレーザ光源からのレーザビームを同軸に合
成し、合成された光束Bを音響光学素子14,18を介
して2つの周波数差を有するアライメント光に変換し、
これらアライメント光をレンズ24、ビームスプリッタ
ー26等を介してウエハマークに照射する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスクに形成されたパ
ターンを感光基板上に転写する露光装置に設けられ、マ
スクと感光基板との位置合わせを行うためのアライメン
ト装置に関する。
ターンを感光基板上に転写する露光装置に設けられ、マ
スクと感光基板との位置合わせを行うためのアライメン
ト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子、又は液晶表示素子等の製造
に使用される投影露光装置には、特にウエハ(又はガラ
スプレート等)上の2層目以降に回路パターンを形成す
る際に、マスクとしてのレチクルとウエハとを高精度に
位置合わせするためのアライメント装置が設けられてい
る。斯かるアライメント装置は、ウエハ上のアライメン
トマーク(ウエハマーク)の位置を検出するアライメン
トセンサと、このアライメントセンサにより検出された
位置に基づいてウエハを目標移動位置に移動する制御系
とから構成されている。
に使用される投影露光装置には、特にウエハ(又はガラ
スプレート等)上の2層目以降に回路パターンを形成す
る際に、マスクとしてのレチクルとウエハとを高精度に
位置合わせするためのアライメント装置が設けられてい
る。斯かるアライメント装置は、ウエハ上のアライメン
トマーク(ウエハマーク)の位置を検出するアライメン
トセンサと、このアライメントセンサにより検出された
位置に基づいてウエハを目標移動位置に移動する制御系
とから構成されている。
【0003】一般に、露光及びその後のプロセス等によ
りウエハ表面の荒れの程度が変化すると共に、ウエハ上
の層(レイア)によってウエハマークと周辺の下地との
段差が異なる場合があるため、単一のアライメントセン
サで全てのウエハマークの位置を正確に検出するのは困
難である。そこで、用途に応じて次のようなアライメン
トセンサが使用されている。
りウエハ表面の荒れの程度が変化すると共に、ウエハ上
の層(レイア)によってウエハマークと周辺の下地との
段差が異なる場合があるため、単一のアライメントセン
サで全てのウエハマークの位置を正確に検出するのは困
難である。そこで、用途に応じて次のようなアライメン
トセンサが使用されている。
【0004】LIA(Laser Interferometric Alignm
ent )方式:これは回折格子状のウエハマークに、周波
数を僅かに変えたレーザ光を2方向から照射し、発生し
た2つの回折光を干渉させ、この干渉光の位相からウエ
ハマークの位置情報を検出するセンサである。このLI
A方式は、低段差のウエハマークや表面荒れの大きいウ
ハに効果的である。
ent )方式:これは回折格子状のウエハマークに、周波
数を僅かに変えたレーザ光を2方向から照射し、発生し
た2つの回折光を干渉させ、この干渉光の位相からウエ
ハマークの位置情報を検出するセンサである。このLI
A方式は、低段差のウエハマークや表面荒れの大きいウ
ハに効果的である。
【0005】FIA(Field Image Alignment )方
式:これはハロゲンランプ等を光源とする波長帯域幅の
広い光で照明したウエハマークの像を、画像処理して位
置計測を行うセンサであり、アルミニウム層やウエハ表
面の非対称なマークの計測に効果的である。 LSA(レーザ・ステップ・アライメント)方式:こ
れはレーザ光をウエハマークに照射し、回折・散乱され
た光を利用してそのウエハマークの位置を計測する系で
あり、従来より種々のプロセスウエハに幅広く使用され
ているものである。
式:これはハロゲンランプ等を光源とする波長帯域幅の
広い光で照明したウエハマークの像を、画像処理して位
置計測を行うセンサであり、アルミニウム層やウエハ表
面の非対称なマークの計測に効果的である。 LSA(レーザ・ステップ・アライメント)方式:こ
れはレーザ光をウエハマークに照射し、回折・散乱され
た光を利用してそのウエハマークの位置を計測する系で
あり、従来より種々のプロセスウエハに幅広く使用され
ているものである。
【0006】従来は、このような種々のアライメントセ
ンサを用途に応じて使い分けていた。また、アライメン
トセンサの光学系としては、投影光学系を介してレチク
ルとウエハとの位置合わせを行うためのTTR(スルー
・ザ・レチクル)方式、投影光学系を介してウエハマー
クの位置を検出するTTL(スルー・ザ・レンズ)方
式、又は投影光学系を介することなくウエハマークの位
置検出を行うオフ・アクシス方式が知られており、これ
ら各光学系に対して上述の種々のアライメントセンサを
組み合わせることができる。
ンサを用途に応じて使い分けていた。また、アライメン
トセンサの光学系としては、投影光学系を介してレチク
ルとウエハとの位置合わせを行うためのTTR(スルー
・ザ・レチクル)方式、投影光学系を介してウエハマー
クの位置を検出するTTL(スルー・ザ・レンズ)方
式、又は投影光学系を介することなくウエハマークの位
置検出を行うオフ・アクシス方式が知られており、これ
ら各光学系に対して上述の種々のアライメントセンサを
組み合わせることができる。
【0007】例えばTTR方式でLIA方式のアライメ
ントセンサを使用する場合、アライメント光の波長が露
光波長と異なるために、アライメント光に対して投影光
学系で所定の色収差が発生する。そこで、例えば特開平
5−160001号公報では、投影光学系の瞳面付近の
アライメント光の通過位置に位相格子等の色収差制御部
材を配置し、この色収差制御部材で投影光学系で発生す
る色収差を補正するようにしたアライメント装置が開示
されている。この装置では、特に軸上色収差はレチクル
とウエハとが共役になるように補正される。
ントセンサを使用する場合、アライメント光の波長が露
光波長と異なるために、アライメント光に対して投影光
学系で所定の色収差が発生する。そこで、例えば特開平
5−160001号公報では、投影光学系の瞳面付近の
アライメント光の通過位置に位相格子等の色収差制御部
材を配置し、この色収差制御部材で投影光学系で発生す
る色収差を補正するようにしたアライメント装置が開示
されている。この装置では、特に軸上色収差はレチクル
とウエハとが共役になるように補正される。
【0008】また、一般にウエハマークはウエハの表面
に形成された凹凸のパターン(反射型の位相格子)であ
るが、例えばLIA方式のアライメントセンサで検出対
象とする回折格子状のウエハマークに関しては、アライ
メント光の波長をλとして、そのウエハマークの凸部と
凹部との段差の実効的光路長が(λ/4+mλ/2)
(mは整数)のときに、最も回折効率が高くなり、高い
SN比のビート信号が得られることが知られている。同
様に、FIA方式のアライメントセンサ等においても、
ウエハマークの凹凸の段差に関してはアライメント光の
波長に応じた最適な光路長がある。
に形成された凹凸のパターン(反射型の位相格子)であ
るが、例えばLIA方式のアライメントセンサで検出対
象とする回折格子状のウエハマークに関しては、アライ
メント光の波長をλとして、そのウエハマークの凸部と
凹部との段差の実効的光路長が(λ/4+mλ/2)
(mは整数)のときに、最も回折効率が高くなり、高い
SN比のビート信号が得られることが知られている。同
様に、FIA方式のアライメントセンサ等においても、
ウエハマークの凹凸の段差に関してはアライメント光の
波長に応じた最適な光路長がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにアライメ
ントセンサで検出対象とされるウエハマークの段差につ
いては、使用されるアライメント光の波長に応じて高い
SN比の検出信号を得るための最適な光路長がある。し
かしながら、実際にはアライメント光の波長が定まって
いる場合に、その波長に合わせて段差が最適になるよう
にウエハマークを形成するのは困難である。また、特に
ウエハの周辺部等において、ウエハマークの凹部が傾斜
して非対称なマークになることがある。更に、各種プロ
セスを経る間にウエハマークの段差が変化するか、ウエ
ハマークの凹部が非対称になることもある。また、ウエ
ハ上で上の層になるにつれて、ウエハマークの段差が最
適な値から次第にずれるか、又は凹部が傾斜して傾向が
ある。
ントセンサで検出対象とされるウエハマークの段差につ
いては、使用されるアライメント光の波長に応じて高い
SN比の検出信号を得るための最適な光路長がある。し
かしながら、実際にはアライメント光の波長が定まって
いる場合に、その波長に合わせて段差が最適になるよう
にウエハマークを形成するのは困難である。また、特に
ウエハの周辺部等において、ウエハマークの凹部が傾斜
して非対称なマークになることがある。更に、各種プロ
セスを経る間にウエハマークの段差が変化するか、ウエ
ハマークの凹部が非対称になることもある。また、ウエ
ハ上で上の層になるにつれて、ウエハマークの段差が最
適な値から次第にずれるか、又は凹部が傾斜して傾向が
ある。
【0010】このようにウエハマークの段差が最適な光
路長から外れるときの不都合につき考察する。先ず、図
8(a)は、ウエハ6上に計測方向に対して対称に形成
されたウエハマーク66上に屈折率nのフォトレジスト
67が塗布されている状態を示し、この図8(a)にお
いて、反射型の位相格子としてのウエハマーク66の凸
部と凹部との反射率は同じであるとする。また、ウエハ
マークの凸部と凹部との段差をhとして、上述のよう
に、その段差hの実効的光路長s(=n・h)が次式を
満たすときに波長λのアライメント光の回折効率が最大
となる。
路長から外れるときの不都合につき考察する。先ず、図
8(a)は、ウエハ6上に計測方向に対して対称に形成
されたウエハマーク66上に屈折率nのフォトレジスト
67が塗布されている状態を示し、この図8(a)にお
いて、反射型の位相格子としてのウエハマーク66の凸
部と凹部との反射率は同じであるとする。また、ウエハ
マークの凸部と凹部との段差をhとして、上述のよう
に、その段差hの実効的光路長s(=n・h)が次式を
満たすときに波長λのアライメント光の回折効率が最大
となる。
【0011】 2s=λ/2+mλ(m:整数) (1) 但し、ウエハマーク66の凸部の振幅反射率と凹部(底
部)の振幅反射率とが異なる場合には、(1)式におけ
る実効的光路長sとしては、その凸部でのアライメント
光の位相とその凹部でのアライメント光の位相との位相
差にλ/(2π)を掛けた値で表される。図8(a)の
ウエハマーク66で、(1)式が満たされている場合に
は、ウエハマーク66からの反射光(又は回折光)の強
度分布は図9(a)に示すようになり、非対称がなく良
好に計測が行われる。また、その実効的光路長sが
(1)式から或る程度外れても、非対称性がない場合に
は正確に位置検出が行われる。
部)の振幅反射率とが異なる場合には、(1)式におけ
る実効的光路長sとしては、その凸部でのアライメント
光の位相とその凹部でのアライメント光の位相との位相
差にλ/(2π)を掛けた値で表される。図8(a)の
ウエハマーク66で、(1)式が満たされている場合に
は、ウエハマーク66からの反射光(又は回折光)の強
度分布は図9(a)に示すようになり、非対称がなく良
好に計測が行われる。また、その実効的光路長sが
(1)式から或る程度外れても、非対称性がない場合に
は正確に位置検出が行われる。
【0012】次に、図8(b)に示すように、ウエハ6
上に形成されたウエハマーク68の凹部(底部)が計測
方向に傾斜して、ウエハマーク68が非対称となってい
る場合につき考察する。この場合、凸部と凹部との段差
hとしては、凹部の中心での段差を使用する。そして、
段差hの実効的光路長s(=n・h)について(1)式
が成立するものとすると、図8(b)のウエハマーク6
8の凹部(底部)の中心の左右の領域69A,69Bか
らの反射光の強度は、中心からの反射光の強度よりも同
じだけ小さい値になり、ウエハマーク68からの反射光
の強度は図9(b)に示すように、全体として非対称性
がない。更に、平均的に図9(a)の場合よりも強度は
小さくなるが、位置検出には殆ど支障がない。
上に形成されたウエハマーク68の凹部(底部)が計測
方向に傾斜して、ウエハマーク68が非対称となってい
る場合につき考察する。この場合、凸部と凹部との段差
hとしては、凹部の中心での段差を使用する。そして、
段差hの実効的光路長s(=n・h)について(1)式
が成立するものとすると、図8(b)のウエハマーク6
8の凹部(底部)の中心の左右の領域69A,69Bか
らの反射光の強度は、中心からの反射光の強度よりも同
じだけ小さい値になり、ウエハマーク68からの反射光
の強度は図9(b)に示すように、全体として非対称性
がない。更に、平均的に図9(a)の場合よりも強度は
小さくなるが、位置検出には殆ど支障がない。
【0013】一方、段差hの実効的光路長sが(1)式
より多少大きいときには、ウエハマーク68の凹部の右
側の領域69Bでの平均的な光路長が(1)式に近づ
き、且つ左側の領域69Aでの平均的な光路長が(1)
式から外れるため、領域69Bからの反射光の強度が領
域69Aからの反射光の強度よりも強くなる。従って、
ウエハマーク68からの反射光の強度分布は、図9
(c)に示すように光量の重心位置が、光量分布が対称
な場合の重心位置70に比べて右側に片寄ったものとな
り、非対称の影響を受けてしまう。逆に、図8(b)に
おいて、段差hの実効的光路長sが(1)式より多少小
さいときには、ウエハマーク68からの反射光の強度分
布は、図9(d)に示すように光量の重心位置が、本来
の重心位置70に比べて左側に片寄ったものとなり、や
はり非対称の影響を受けてしまう。
より多少大きいときには、ウエハマーク68の凹部の右
側の領域69Bでの平均的な光路長が(1)式に近づ
き、且つ左側の領域69Aでの平均的な光路長が(1)
式から外れるため、領域69Bからの反射光の強度が領
域69Aからの反射光の強度よりも強くなる。従って、
ウエハマーク68からの反射光の強度分布は、図9
(c)に示すように光量の重心位置が、光量分布が対称
な場合の重心位置70に比べて右側に片寄ったものとな
り、非対称の影響を受けてしまう。逆に、図8(b)に
おいて、段差hの実効的光路長sが(1)式より多少小
さいときには、ウエハマーク68からの反射光の強度分
布は、図9(d)に示すように光量の重心位置が、本来
の重心位置70に比べて左側に片寄ったものとなり、や
はり非対称の影響を受けてしまう。
【0014】以上のように、ウエハマークの凹部が傾斜
してウエハマークが非対称となっている場合に、その凹
部の中心での段差の実効的光路長が(1)式を満たすと
きには、殆どその非対称の影響は受けないが、その凹部
の中心での実効的光路長が(1)式から外れると非対称
の影響が現れることが分かる。因に、ウエハマークがウ
エハ上に被着されたアルミニウム層をエッチング等して
形成されているような場合、ウエハ周辺部でそのような
ウエハマークの凹部(底部)での傾斜がよく見られる。
してウエハマークが非対称となっている場合に、その凹
部の中心での段差の実効的光路長が(1)式を満たすと
きには、殆どその非対称の影響は受けないが、その凹部
の中心での実効的光路長が(1)式から外れると非対称
の影響が現れることが分かる。因に、ウエハマークがウ
エハ上に被着されたアルミニウム層をエッチング等して
形成されているような場合、ウエハ周辺部でそのような
ウエハマークの凹部(底部)での傾斜がよく見られる。
【0015】これに関して、特別の工程を設けてウエハ
マークの段差が(1)式を満たすようにすることも可能
であるが、それでは露光工程のスループット(生産性)
が低下すると共に、製造コストが増加するという不都合
がある。本発明は斯かる点に鑑み、ウエハマークの段差
を正確に或る特別な光路長に合わせることなく、ウエハ
マークの非対称の影響を軽減してウエハマークの位置を
正確に検出して、ウエハを高精度に位置合わせできるア
ライメント装置を提供することを目的とする。
マークの段差が(1)式を満たすようにすることも可能
であるが、それでは露光工程のスループット(生産性)
が低下すると共に、製造コストが増加するという不都合
がある。本発明は斯かる点に鑑み、ウエハマークの段差
を正確に或る特別な光路長に合わせることなく、ウエハ
マークの非対称の影響を軽減してウエハマークの位置を
正確に検出して、ウエハを高精度に位置合わせできるア
ライメント装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のアラ
イメント装置は、例えば図1及び図5に示すように、マ
スクパターン(4)を感光基板(6)上に転写する露光
装置に設けられ、感光基板(6)上に形成された凹凸パ
ターンよりなる位置合わせ用マーク(48A)の位置に
基づいてマスクパターン(4)と感光基板(6)との位
置合わせを行うアライメント装置において、位置合わせ
用マーク(48A)に対して互いに異なる複数の波長の
光を照射する照射光学系(11A〜11C,13A,1
3B,14〜26,2)と、位置合わせ用マーク(48
A)からの光束を受光してその位置合わせ用マークの位
置に応じた検出信号を生成する受光光学系(2,26〜
28,31)と、その位置合わせ用マークの段差に応じ
てその照射光学系からその位置合わせ用マークに照射さ
れる複数の波長の光の波長差を設定する波長制御手段
(61,64)と、を有するものである。
イメント装置は、例えば図1及び図5に示すように、マ
スクパターン(4)を感光基板(6)上に転写する露光
装置に設けられ、感光基板(6)上に形成された凹凸パ
ターンよりなる位置合わせ用マーク(48A)の位置に
基づいてマスクパターン(4)と感光基板(6)との位
置合わせを行うアライメント装置において、位置合わせ
用マーク(48A)に対して互いに異なる複数の波長の
光を照射する照射光学系(11A〜11C,13A,1
3B,14〜26,2)と、位置合わせ用マーク(48
A)からの光束を受光してその位置合わせ用マークの位
置に応じた検出信号を生成する受光光学系(2,26〜
28,31)と、その位置合わせ用マークの段差に応じ
てその照射光学系からその位置合わせ用マークに照射さ
れる複数の波長の光の波長差を設定する波長制御手段
(61,64)と、を有するものである。
【0017】この場合、その照射光学系の一例は、互い
に異なる3種類以上の波長から選択された任意の組合せ
の複数の波長の光を発生する光源(11A〜11C)を
備えているものであり、このときその波長制御手段は、
その位置合わせ用マークの段差に応じてその照射光学系
内でそれら3種類以上の波長から選択される波長の組合
せを指示することが望ましい。
に異なる3種類以上の波長から選択された任意の組合せ
の複数の波長の光を発生する光源(11A〜11C)を
備えているものであり、このときその波長制御手段は、
その位置合わせ用マークの段差に応じてその照射光学系
内でそれら3種類以上の波長から選択される波長の組合
せを指示することが望ましい。
【0018】また、その照射光学系の他の例は、複数の
互いに異なり且つ可変の波長の光を発生する光源を備え
ているものであり、このとき波長制御手段は、その位置
合わせ用マークの段差に応じてその照射光学系内の光源
から発生される波長可変の複数の光のそれぞれの波長を
指示することが望ましい。また、その位置合わせ用マー
クに照射される複数の波長の光の内の所定の2つの波長
の光の平均(本発明では「相乗平均」を意味する)波長
をλ、波長差をΔλとして、その位置合わせ用マークの
段差の実効的光路長をsとした場合、正の整数m、及び
2〜4の何れかの整数nを用いて、実質的に次の関係が
成立するように波長差を設定することが望ましい。
互いに異なり且つ可変の波長の光を発生する光源を備え
ているものであり、このとき波長制御手段は、その位置
合わせ用マークの段差に応じてその照射光学系内の光源
から発生される波長可変の複数の光のそれぞれの波長を
指示することが望ましい。また、その位置合わせ用マー
クに照射される複数の波長の光の内の所定の2つの波長
の光の平均(本発明では「相乗平均」を意味する)波長
をλ、波長差をΔλとして、その位置合わせ用マークの
段差の実効的光路長をsとした場合、正の整数m、及び
2〜4の何れかの整数nを用いて、実質的に次の関係が
成立するように波長差を設定することが望ましい。
【0019】 Δλ=λ2 (n/6+m)/(2s) (2) これは言い換えると、波長差Δλを次の何れかの近傍に
設定することを意味する。 Δλ=λ2 (1/3+m)/(2s) (3A) Δλ=λ2 (2/3+m)/(2s) (3B) Δλ=λ2 (1/2+m)/(2s) (3C)
設定することを意味する。 Δλ=λ2 (1/3+m)/(2s) (3A) Δλ=λ2 (2/3+m)/(2s) (3B) Δλ=λ2 (1/2+m)/(2s) (3C)
【0020】また、本発明の第2のアライメント装置
は、例えば図1及び図5に示すように、上述の第1のア
ライメント装置と同じ前提部において、位置合わせ用マ
ークに対して互いに異なる複数の波長の光を照射する照
射光学系(11A〜11C,13A,13B,14〜2
6,2)と、その位置合わせ用マークからのそれら複数
の波長の光を受光して各波長毎にその位置合わせ用マー
クの位置に応じた検出信号を生成する受光光学系(2,
26〜28,31)と、その位置合わせ用マークの段差
に応じてその受光光学系から出力される各波長毎の検出
信号のレベル比を調整するレベル制御手段(61,6
4)と、を有するものである。
は、例えば図1及び図5に示すように、上述の第1のア
ライメント装置と同じ前提部において、位置合わせ用マ
ークに対して互いに異なる複数の波長の光を照射する照
射光学系(11A〜11C,13A,13B,14〜2
6,2)と、その位置合わせ用マークからのそれら複数
の波長の光を受光して各波長毎にその位置合わせ用マー
クの位置に応じた検出信号を生成する受光光学系(2,
26〜28,31)と、その位置合わせ用マークの段差
に応じてその受光光学系から出力される各波長毎の検出
信号のレベル比を調整するレベル制御手段(61,6
4)と、を有するものである。
【0021】
【作用】斯かる本発明の原理につき説明する。先ず、感
光基板上の位置合わせ用マーク(48A)は、例えば図
4(b)又は(c)に断面図で示すように、計測方向
(X方向)に所定ピッチで形成された反射型の位相格子
として扱うことができる。位置合わせ用マーク(48
A)の凹部(底部)が平坦な場合(図4(b))にはそ
の凸部と凹部との段差の平均値を段差hとして、その凹
部が計測方向に傾斜している場合(図4(c))には、
その凹部の中心での段差の平均値を段差hとする。ま
た、位置合わせ用マーク(48A)は屈折率nの感光材
料(56)で覆われており、位置合わせ用の光束の波長
域は感光材料(56)を透過する波長域に設定されてい
る。
光基板上の位置合わせ用マーク(48A)は、例えば図
4(b)又は(c)に断面図で示すように、計測方向
(X方向)に所定ピッチで形成された反射型の位相格子
として扱うことができる。位置合わせ用マーク(48
A)の凹部(底部)が平坦な場合(図4(b))にはそ
の凸部と凹部との段差の平均値を段差hとして、その凹
部が計測方向に傾斜している場合(図4(c))には、
その凹部の中心での段差の平均値を段差hとする。ま
た、位置合わせ用マーク(48A)は屈折率nの感光材
料(56)で覆われており、位置合わせ用の光束の波長
域は感光材料(56)を透過する波長域に設定されてい
る。
【0022】仮に、位置合わせ用の光束として波長λの
単色光を使用するものとすると、その位置合わせ用マー
ク(48A)の段差hの実効的光路長s(=n・h)は
(1)式を満たすことが望ましいが、実際にはそれは困
難である。そこで、本発明の第1のアライメント装置で
は、位置合わせ用の光束の波長を変えて、実質的に
(1)式の条件を略々満たすことを考える。
単色光を使用するものとすると、その位置合わせ用マー
ク(48A)の段差hの実効的光路長s(=n・h)は
(1)式を満たすことが望ましいが、実際にはそれは困
難である。そこで、本発明の第1のアライメント装置で
は、位置合わせ用の光束の波長を変えて、実質的に
(1)式の条件を略々満たすことを考える。
【0023】図6は、位置合わせ用マーク(48A)の
段差hの実効的光路長s(=n・h)と回折効率との関
係を示し、この図6の横軸yはその実効的光路長sを位
相差に換算したものであり、次の関係が成立している。 y=4πs/λ=4πn・h/λ (4) また、図6の縦軸は位相差yでの回折効率f(y)の値
を示し、回折効率f(y)は次式で表される。
段差hの実効的光路長s(=n・h)と回折効率との関
係を示し、この図6の横軸yはその実効的光路長sを位
相差に換算したものであり、次の関係が成立している。 y=4πs/λ=4πn・h/λ (4) また、図6の縦軸は位相差yでの回折効率f(y)の値
を示し、回折効率f(y)は次式で表される。
【0024】 f(y)=(1+cos y)/2 (5) 図6の点Aは(1)式の条件が満たされている場合を示
す。ここで、段差hが大きくなると回折効率は点Bに移
動し、段差hが小さくなると回折効率は点Cに移動し、
何れの場合でも回折効率f(y)は低下する。逆に、例
えば位置合わせ用マーク(48A)が図4(c)に示す
ように非対称であっても、その平均的な段差hが(1)
式の条件を満たす場合には、回折効率の分布の重心位置
は、位置合わせ用マーク(48A)が対称な場合とほぼ
同じ位置に維持され、非対称の影響を殆ど受けないと考
えられる。
す。ここで、段差hが大きくなると回折効率は点Bに移
動し、段差hが小さくなると回折効率は点Cに移動し、
何れの場合でも回折効率f(y)は低下する。逆に、例
えば位置合わせ用マーク(48A)が図4(c)に示す
ように非対称であっても、その平均的な段差hが(1)
式の条件を満たす場合には、回折効率の分布の重心位置
は、位置合わせ用マーク(48A)が対称な場合とほぼ
同じ位置に維持され、非対称の影響を殆ど受けないと考
えられる。
【0025】そこで、次に位置合わせ用の光束が2つの
波長λ1 及びλ2 の単色光を含むものとして、波長λ1
及びλ2 における位相差yがそれぞれ図6の点B及び点
Cの位相差であるとする。この場合、位置合わせ用マー
ク(48A)が図4(b)に示すように対称で、且つ段
差h(平均値)が大きくなると、点B及び点Cがそれぞ
れ右方向の点B’及び点C’に移動するため、全体とし
ての回折効率は低下しない。同様に、段差h(平均値)
が小さくなっても、点B及び点Cが共に左方向に移動す
るため、全体としての回折効率は低下しない。従って、
複数波長の光を使用することにより、段差hがばらつい
た場合の検出信号の低下を或る程度軽減できることが分
かる。
波長λ1 及びλ2 の単色光を含むものとして、波長λ1
及びλ2 における位相差yがそれぞれ図6の点B及び点
Cの位相差であるとする。この場合、位置合わせ用マー
ク(48A)が図4(b)に示すように対称で、且つ段
差h(平均値)が大きくなると、点B及び点Cがそれぞ
れ右方向の点B’及び点C’に移動するため、全体とし
ての回折効率は低下しない。同様に、段差h(平均値)
が小さくなっても、点B及び点Cが共に左方向に移動す
るため、全体としての回折効率は低下しない。従って、
複数波長の光を使用することにより、段差hがばらつい
た場合の検出信号の低下を或る程度軽減できることが分
かる。
【0026】同様に、位置合わせ用マーク(48A)が
図4(c)に示すように非対称で、且つ相乗平均の平均
波長λ(=(λ1 λ2 )1/2 )に対して段差h(平均
値)が(1)式を満たしているとすると、波長λ1 での
非対称による光量重心のずれの方向と、波長λ2 での非
対称による光量重心のずれの方向とは逆方向となる。従
って、2つの波長を使用することにより非対称の影響も
軽減される。
図4(c)に示すように非対称で、且つ相乗平均の平均
波長λ(=(λ1 λ2 )1/2 )に対して段差h(平均
値)が(1)式を満たしているとすると、波長λ1 での
非対称による光量重心のずれの方向と、波長λ2 での非
対称による光量重心のずれの方向とは逆方向となる。従
って、2つの波長を使用することにより非対称の影響も
軽減される。
【0027】ここで、2つの波長の間隔の条件について
検討してみる。先ず、段差hが変化した場合に、2つの
波長で回折効率の変化が逆方向となるためには、図6で
回折効率f(y)がピークとなる点Aの両側に位相差y
が来るようにそれら2つの波長を選ぶ必要がある。次
に、位置合わせ用マーク(48A)の非対称の影響は、
例えば図4(c)の傾斜した凹部(底部)(58)の両
端での回折効率の差によるが、これは図6の回折効率f
(y)を示す曲線の傾き(位相差yに関する微分)f’
(y)に比例する。更に、傾斜による回折効率の差が大
きくても平均的な回折効率が小さければ影響が少なくな
ることもある。結局、非対称の影響は回折効率f(y)
を示す曲線の傾きf’(y)と平均的な回折効率f
(y)との積の関数g(y)で与えられると考えられ
る。関数g(y)は次式で与えられる。
検討してみる。先ず、段差hが変化した場合に、2つの
波長で回折効率の変化が逆方向となるためには、図6で
回折効率f(y)がピークとなる点Aの両側に位相差y
が来るようにそれら2つの波長を選ぶ必要がある。次
に、位置合わせ用マーク(48A)の非対称の影響は、
例えば図4(c)の傾斜した凹部(底部)(58)の両
端での回折効率の差によるが、これは図6の回折効率f
(y)を示す曲線の傾き(位相差yに関する微分)f’
(y)に比例する。更に、傾斜による回折効率の差が大
きくても平均的な回折効率が小さければ影響が少なくな
ることもある。結局、非対称の影響は回折効率f(y)
を示す曲線の傾きf’(y)と平均的な回折効率f
(y)との積の関数g(y)で与えられると考えられ
る。関数g(y)は次式で与えられる。
【0028】 g(y)=f(y)・f’(y) (6) 図7は、位相差yに対する関数g(y)の変化を示し、
この図7において点線は関数f(y)/2の値を示して
いる。関数g(y)は、次の関係が成立するとき0とな
る。 y=mπ(m:整数) (7) つまり、このとき位置合わせ用マークの凹部(底部)に
傾斜があっても非対称の影響は受けない。また、関数g
(y)は、次の関係が成立するとき、極値±(3/1
6)31/2 をとる。
この図7において点線は関数f(y)/2の値を示して
いる。関数g(y)は、次の関係が成立するとき0とな
る。 y=mπ(m:整数) (7) つまり、このとき位置合わせ用マークの凹部(底部)に
傾斜があっても非対称の影響は受けない。また、関数g
(y)は、次の関係が成立するとき、極値±(3/1
6)31/2 をとる。
【0029】 y=2mπ±π/3(m:整数) (8) この場合、図7に示すように、点B及び点Cでそれぞれ
関数g(x)が負及び正の極値を取るものとすると、点
Bでの位相差yが(2mπ+π/3)となり、点Cでの
位相差yは(2mπ−π/3)となる。更に点Cの左側
で負の極値を取る点Dの位相差yは{2(m−1)π+
π/3}、即ち(2mπ−5π/3)となる。従って、
関数g(x)が極値を取る隣接する2つの点の位相差の
間隔は2π/3、又は4π/3となる。
関数g(x)が負及び正の極値を取るものとすると、点
Bでの位相差yが(2mπ+π/3)となり、点Cでの
位相差yは(2mπ−π/3)となる。更に点Cの左側
で負の極値を取る点Dの位相差yは{2(m−1)π+
π/3}、即ち(2mπ−5π/3)となる。従って、
関数g(x)が極値を取る隣接する2つの点の位相差の
間隔は2π/3、又は4π/3となる。
【0030】言い換えると、図6で回折効率f(y)が
ピークとなる点Aの両側の点B,Cでの波長λ1,λ
2 を、図7でy軸上での間隔が2π/3か4π/3とな
るようにとると、図7の点B,Cでの関数g(y)の値
が絶対値が同じで符号が逆の値となり、その和は0とな
る。つまり、段差が変わって点B,Cが回折効率のピー
クを挟んで左右にずれても、点B,Cでの関数g(y)
の値の和はほぼ0になるので非対称の影響を受けないこ
とになる。なお、間隔が4π/3のときには、点Bは点
Dの位置にある。
ピークとなる点Aの両側の点B,Cでの波長λ1,λ
2 を、図7でy軸上での間隔が2π/3か4π/3とな
るようにとると、図7の点B,Cでの関数g(y)の値
が絶対値が同じで符号が逆の値となり、その和は0とな
る。つまり、段差が変わって点B,Cが回折効率のピー
クを挟んで左右にずれても、点B,Cでの関数g(y)
の値の和はほぼ0になるので非対称の影響を受けないこ
とになる。なお、間隔が4π/3のときには、点Bは点
Dの位置にある。
【0031】この場合、(4)式及び(8)式より点B
における波長λ1 での位相差y1 、及び点Cにおける波
長λ2 での位相差y2 についてそれぞれ次の関係が成立
している。 y1 =4πs/λ1 =2mπ±π/3 (9A) y2 =4πs/λ2 =2mπ±π/3 (9B) 従って、(9A)式から(9B)式を減算することによ
り、次の何れかの関係が成立する。
における波長λ1 での位相差y1 、及び点Cにおける波
長λ2 での位相差y2 についてそれぞれ次の関係が成立
している。 y1 =4πs/λ1 =2mπ±π/3 (9A) y2 =4πs/λ2 =2mπ±π/3 (9B) 従って、(9A)式から(9B)式を減算することによ
り、次の何れかの関係が成立する。
【0032】 4πs(1/λ1 −1/λ2 )=2mπ+2π/3 (10A) 4πs(1/λ1 −1/λ2 )=2mπ+4π/3 (10B) 次に、2波長λ1 及びλ2 の差分Δλ、及び平均波長λ
を次のように定義する。 Δλ=λ2 −λ1 (11A) λ=(λ1 λ2 )1/2 (11B) そして、(11A)式及び(11B)式を(9A)式に
代入することにより、(3A)式に対応する次式が得ら
れる。
を次のように定義する。 Δλ=λ2 −λ1 (11A) λ=(λ1 λ2 )1/2 (11B) そして、(11A)式及び(11B)式を(9A)式に
代入することにより、(3A)式に対応する次式が得ら
れる。
【0033】 Δλ=λ2 (1/3+m)/(2s) (12A) 同様に、(11A)式及び(11B)式を(10B)式
に代入することにより、(3B)式に対応する次式が得
られる。 Δλ=λ2 (2/3+m)/(2s) (12B) 2つの波長の差を(12A)式、又は(12B)式の値
に設定すると、段差が多少変化しても2波長の和により
位置合わせ用マークの凹部の傾斜による非対称の影響を
避けることができる。
に代入することにより、(3B)式に対応する次式が得
られる。 Δλ=λ2 (2/3+m)/(2s) (12B) 2つの波長の差を(12A)式、又は(12B)式の値
に設定すると、段差が多少変化しても2波長の和により
位置合わせ用マークの凹部の傾斜による非対称の影響を
避けることができる。
【0034】なお、(12A)式と(12B)式とを使
い分けることが煩雑な場合には、次のように(12A)
式と(12B)式との平均的な値の波長差Δλを使用し
ても、最適値は外れるものの大きな不都合はない。以下
の式では1/3と2/3との平均値が1/2であること
が利用されており、以下の式が(3C)式に対応してい
る。
い分けることが煩雑な場合には、次のように(12A)
式と(12B)式との平均的な値の波長差Δλを使用し
ても、最適値は外れるものの大きな不都合はない。以下
の式では1/3と2/3との平均値が1/2であること
が利用されており、以下の式が(3C)式に対応してい
る。
【0035】 Δλ=λ2 (1/2+m)/(2s) (12C) ところで、上述の発明では各波長の光強度は等しい大き
さにしておく必要がある。この光強度は回折効率が各波
長で等しいと仮定した場合に、受光光学系の光電変換部
で観測される値である。また、以上の説明は回折効率の
大きさとマーク像の強度分布とを用いて概念的に述べ
た。しかし、このような非対称の影響はLIA方式等の
回折光干渉による位相検出においては位相誤差として現
れることになり、従って画像処理型でも回折光干渉型
(LIA方式等)でも同様に適用できる。
さにしておく必要がある。この光強度は回折効率が各波
長で等しいと仮定した場合に、受光光学系の光電変換部
で観測される値である。また、以上の説明は回折効率の
大きさとマーク像の強度分布とを用いて概念的に述べ
た。しかし、このような非対称の影響はLIA方式等の
回折光干渉による位相検出においては位相誤差として現
れることになり、従って画像処理型でも回折光干渉型
(LIA方式等)でも同様に適用できる。
【0036】次に、本発明の第2のアライメント装置で
は、そのように波長差Δλを実際に変化させる代わり
に、複数の波長の光束の光強度、又は複数の波長の光束
の検出信号のレベルを変化させている。このように光強
度、又は検出信号のレベルを変化させることにより、波
長差が変化するのと同様に段差の変化、又は非対称の影
響が軽減される。
は、そのように波長差Δλを実際に変化させる代わり
に、複数の波長の光束の光強度、又は複数の波長の光束
の検出信号のレベルを変化させている。このように光強
度、又は検出信号のレベルを変化させることにより、波
長差が変化するのと同様に段差の変化、又は非対称の影
響が軽減される。
【0037】
【実施例】以下、本発明によるアライメント装置の一実
施例につき図1〜図5を参照して説明する。本実施例
は、レチクル上のパターンを投影光学系を介してウエハ
上の各ショット領域に投影する投影露光装置において、
TTR方式で且つLIA方式のアライメントセンサを使
用する場合に本発明を適用したものである。
施例につき図1〜図5を参照して説明する。本実施例
は、レチクル上のパターンを投影光学系を介してウエハ
上の各ショット領域に投影する投影露光装置において、
TTR方式で且つLIA方式のアライメントセンサを使
用する場合に本発明を適用したものである。
【0038】図1は、本例の投影露光装置の全体の概略
構成を示し、この図1において、露光時には露光照明系
60からの波長λ0 の露光用の照明光がダイクロイック
ミラー3を介してレチクル4に照射され、その照明光の
もとでレチクル4のパターンが投影光学系5を介して例
えば1/5に縮小されてフォトレジストが塗布されたウ
エハ6の各ショット領域に投影される。ここで、投影光
学系5の光軸AXに平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な平
面で図1の紙面に平行にY軸を、図1の紙面に垂直にX
軸を取る。
構成を示し、この図1において、露光時には露光照明系
60からの波長λ0 の露光用の照明光がダイクロイック
ミラー3を介してレチクル4に照射され、その照明光の
もとでレチクル4のパターンが投影光学系5を介して例
えば1/5に縮小されてフォトレジストが塗布されたウ
エハ6の各ショット領域に投影される。ここで、投影光
学系5の光軸AXに平行にZ軸を取り、Z軸に垂直な平
面で図1の紙面に平行にY軸を、図1の紙面に垂直にX
軸を取る。
【0039】また、レチクル4はレチクルステージ9上
に保持され、ウエハ6はウエハホルダ7を介してXステ
ージ8X及びYステージ8Y等からなるウエハステージ
上に載置されている。実際には、Xステージ8X上に、
ウエハ6をZ方向に位置決めするZステージ等が載置さ
れている。レチクルステージ9、及びウエハステージ
は、それぞれ投影光学系5の光軸に垂直な平面上でレチ
クル4及びウエハ6の位置決めを行う。レチクルステー
ジ9、及びウエハステージの2次元座標はそれぞれ不図
示の干渉計により検出され、検出結果が主制御系61に
供給され、主制御系61は、レチクルステージ制御系6
2、及びウエハステージ制御系63を介してそれぞれレ
チクルステージ9、及びウエハステージの動作を制御す
る。また、レチクル4の周辺部の上方には、レチクル4
の中心を投影光学系5の光軸AXに合わせるためのレチ
クルアライメント顕微鏡39及び40(図2参照)が配
置されている。
に保持され、ウエハ6はウエハホルダ7を介してXステ
ージ8X及びYステージ8Y等からなるウエハステージ
上に載置されている。実際には、Xステージ8X上に、
ウエハ6をZ方向に位置決めするZステージ等が載置さ
れている。レチクルステージ9、及びウエハステージ
は、それぞれ投影光学系5の光軸に垂直な平面上でレチ
クル4及びウエハ6の位置決めを行う。レチクルステー
ジ9、及びウエハステージの2次元座標はそれぞれ不図
示の干渉計により検出され、検出結果が主制御系61に
供給され、主制御系61は、レチクルステージ制御系6
2、及びウエハステージ制御系63を介してそれぞれレ
チクルステージ9、及びウエハステージの動作を制御す
る。また、レチクル4の周辺部の上方には、レチクル4
の中心を投影光学系5の光軸AXに合わせるためのレチ
クルアライメント顕微鏡39及び40(図2参照)が配
置されている。
【0040】次に、本例のLIA方式のアライメントセ
ンサにつき詳細に説明する。このアライメントセンサ
は、ダイクロイックミラー3の上方の対物レンズ2、そ
の上方のアライメント光学系1、アライメント用電源系
64、及びアライメント信号処理系65より構成されて
いる。アライメントを行う際には、主制御系61は、ア
ライメント用電源系64を介してアライメント光学系1
中の後述の3個のレーザ光源の内から選択された2個の
レーザ光源にそれぞれ発光を行わせる。
ンサにつき詳細に説明する。このアライメントセンサ
は、ダイクロイックミラー3の上方の対物レンズ2、そ
の上方のアライメント光学系1、アライメント用電源系
64、及びアライメント信号処理系65より構成されて
いる。アライメントを行う際には、主制御系61は、ア
ライメント用電源系64を介してアライメント光学系1
中の後述の3個のレーザ光源の内から選択された2個の
レーザ光源にそれぞれ発光を行わせる。
【0041】それらのレーザ光源から射出されたレーザ
ビームは、アライメント光学系1内で所定の周波数変調
を受けてアライメント光として射出され、このアライメ
ント光は対物レンズ2、ダイクロイックミラー3を透過
してレチクル4上の回折格子状のレチクルマーク35
A、及び光透過性の窓部(レチクル窓)37Aに照射さ
れ、レチクル窓37Aを透過したアライメント光がウエ
ハ6上の位置決め対象のショット領域に付設されたウエ
ハマーク48Aに照射される。ここでは、レチクルマー
ク35A及びウエハマーク48Aの計測方向をX方向と
する。
ビームは、アライメント光学系1内で所定の周波数変調
を受けてアライメント光として射出され、このアライメ
ント光は対物レンズ2、ダイクロイックミラー3を透過
してレチクル4上の回折格子状のレチクルマーク35
A、及び光透過性の窓部(レチクル窓)37Aに照射さ
れ、レチクル窓37Aを透過したアライメント光がウエ
ハ6上の位置決め対象のショット領域に付設されたウエ
ハマーク48Aに照射される。ここでは、レチクルマー
ク35A及びウエハマーク48Aの計測方向をX方向と
する。
【0042】そして、ウエハマーク48Aでの回折によ
り生じたヘテロダインビーム、及びレチクルマーク35
Aでの回折により生じたヘテロダインビームが、ダイク
ロイックミラー3、及び対物レンズ2を経てアライメン
ト光学系1に戻り、アライメント光学系1内の受光系で
2つのビート信号が生成される。これらのビート信号が
アライメント信号処理系65に供給され、ここで2つの
ビート信号の位相差が検出され、検出された位相差が主
制御系61に供給される。検出された位相差に基づい
て、主制御系61は最終的なアライメントを行う。
り生じたヘテロダインビーム、及びレチクルマーク35
Aでの回折により生じたヘテロダインビームが、ダイク
ロイックミラー3、及び対物レンズ2を経てアライメン
ト光学系1に戻り、アライメント光学系1内の受光系で
2つのビート信号が生成される。これらのビート信号が
アライメント信号処理系65に供給され、ここで2つの
ビート信号の位相差が検出され、検出された位相差が主
制御系61に供給される。検出された位相差に基づい
て、主制御系61は最終的なアライメントを行う。
【0043】次に、図1〜図4を参照して、本例のLI
A方式のアライメントセンサからのアライメント光の光
路、並びにレチクルマーク及びウエハマークの検出方法
につき説明する。図1において、アライメント光学系1
内で選択された2つのレーザ光源から射出される第1及
び第2のレーザビームの平均波長をそれぞれλ1 及びλ
2 とする。即ち、アライメント光学系1からは、露光波
長λ0 と異なる平均波長λ1 で周波数差Δf(本例では
50kHz)の1対のレチクルアライメント照明光RB
1 ,RB2 、及びウエハアライメント照明光WB1 ,W
B2 と、露光波長λ0 と異なり波長λ1 に近い平均波長
λ2 で周波数差Δf(=50kHz)の1対のレチクル
アライメント照明光RB3 ,RB4 、及びウエハアライ
メント照明光WB3 ,WB4 とが射出されるものとす
る。
A方式のアライメントセンサからのアライメント光の光
路、並びにレチクルマーク及びウエハマークの検出方法
につき説明する。図1において、アライメント光学系1
内で選択された2つのレーザ光源から射出される第1及
び第2のレーザビームの平均波長をそれぞれλ1 及びλ
2 とする。即ち、アライメント光学系1からは、露光波
長λ0 と異なる平均波長λ1 で周波数差Δf(本例では
50kHz)の1対のレチクルアライメント照明光RB
1 ,RB2 、及びウエハアライメント照明光WB1 ,W
B2 と、露光波長λ0 と異なり波長λ1 に近い平均波長
λ2 で周波数差Δf(=50kHz)の1対のレチクル
アライメント照明光RB3 ,RB4 、及びウエハアライ
メント照明光WB3 ,WB4 とが射出されるものとす
る。
【0044】図2は、図1をY方向に見た側面図であ
り、この図2に示すように、レチクルアライメント照明
光RB1 ,RB2 は対物レンズ2によってレチクル4上
に集光され、レチクル4の下面の回折格子状のレチクル
マーク35Aにそれぞれ入射角−θR1,θR1で照射され
る。図3は、本例のレチクル4のレチクルマーク35A
の周辺の拡大図であり、この図3において、X軸用のレ
チクルマーク35Aは、X方向にピッチPR で形成され
た回折格子よりなるマークであり、レチクルマーク35
Aの内側にウエハ側に向かうアライメント光を通過させ
るためのレチクル窓37Aが形成されている。Y軸用の
レチクルマーク及びレチクル窓は、図3を90°回転さ
せた形で形成されている。そして、レチクルマーク35
Aに照明光RB1 ,RB2 ,RB3 ,RB4 よりなる光
束50が照射され、レチクル窓37Aを照明光WB1 ,
WB2,WB3 ,WB4 よりなる光束51が通過してい
る。
り、この図2に示すように、レチクルアライメント照明
光RB1 ,RB2 は対物レンズ2によってレチクル4上
に集光され、レチクル4の下面の回折格子状のレチクル
マーク35Aにそれぞれ入射角−θR1,θR1で照射され
る。図3は、本例のレチクル4のレチクルマーク35A
の周辺の拡大図であり、この図3において、X軸用のレ
チクルマーク35Aは、X方向にピッチPR で形成され
た回折格子よりなるマークであり、レチクルマーク35
Aの内側にウエハ側に向かうアライメント光を通過させ
るためのレチクル窓37Aが形成されている。Y軸用の
レチクルマーク及びレチクル窓は、図3を90°回転さ
せた形で形成されている。そして、レチクルマーク35
Aに照明光RB1 ,RB2 ,RB3 ,RB4 よりなる光
束50が照射され、レチクル窓37Aを照明光WB1 ,
WB2,WB3 ,WB4 よりなる光束51が通過してい
る。
【0045】図2に戻り、入射角−θR1,θR1とレチク
ルマーク35Aの格子ピッチPR とは次式の関係にあ
り、照明光RB1 の+1次回折光RB1 +1 と照明光RB
2 の−1次回折光RB2 -1 とはそれぞれ真上に発生し、
アライメント検出光(ヘテロダインビーム)として対物
レンズ2を介してアライメント光学系1に戻る。
ルマーク35Aの格子ピッチPR とは次式の関係にあ
り、照明光RB1 の+1次回折光RB1 +1 と照明光RB
2 の−1次回折光RB2 -1 とはそれぞれ真上に発生し、
アライメント検出光(ヘテロダインビーム)として対物
レンズ2を介してアライメント光学系1に戻る。
【0046】sin (θR1)=λ1 /PR (13) 同様に、レチクルアライメント照明光RB3 ,RB4 も
対物レンズ2によってレチクル4上に集光され、レチク
ル4上のレチクルマーク35Aに入射角−θR2,θR2で
照射される。このとき、照明光RB3 の+1次回折光R
B3 +1 と照明光RB4 の−1次回折光RB4 -1 とがそれ
ぞれ真上に発生し、対物レンズ2を介してアライメント
光学系1に戻る。
対物レンズ2によってレチクル4上に集光され、レチク
ル4上のレチクルマーク35Aに入射角−θR2,θR2で
照射される。このとき、照明光RB3 の+1次回折光R
B3 +1 と照明光RB4 の−1次回折光RB4 -1 とがそれ
ぞれ真上に発生し、対物レンズ2を介してアライメント
光学系1に戻る。
【0047】一方、ウエハアライメント照明光WB1 ,
WB2 はレチクル4上のレチクル窓37Aを通過し、投
影光学系5中の色収差制御板10に達する。色収差制御
板10の照明光WB1 ,WB2 が通過する部分には、そ
れぞれ回折格子状の軸上色収差制御素子が形成されてお
り、照明光WB1 ,WB2 はそれぞれ角度−θG1,θ G1
だけ曲げられて、回折格子状のウエハマーク48Aに対
しそれぞれ入射角−θ W1,θW1で照射される。
WB2 はレチクル4上のレチクル窓37Aを通過し、投
影光学系5中の色収差制御板10に達する。色収差制御
板10の照明光WB1 ,WB2 が通過する部分には、そ
れぞれ回折格子状の軸上色収差制御素子が形成されてお
り、照明光WB1 ,WB2 はそれぞれ角度−θG1,θ G1
だけ曲げられて、回折格子状のウエハマーク48Aに対
しそれぞれ入射角−θ W1,θW1で照射される。
【0048】図4(a)は、ウエハマーク48Aの拡大
図を示し、この図4(a)において、ウエハマーク48
Aは、X方向にピッチPW で形成された凹凸の回折格子
よりなる。Y軸用のウエハマークはそのウエハマーク4
8Aを90°回転した形である。そして、ウエハマーク
48Aに、照明光WB1 ,WB2 ,WB3 ,WB4 より
なる光束51が照射されている。
図を示し、この図4(a)において、ウエハマーク48
Aは、X方向にピッチPW で形成された凹凸の回折格子
よりなる。Y軸用のウエハマークはそのウエハマーク4
8Aを90°回転した形である。そして、ウエハマーク
48Aに、照明光WB1 ,WB2 ,WB3 ,WB4 より
なる光束51が照射されている。
【0049】図2に戻り、入射角−θW1,θW1とウエハ
マーク48Aの格子ピッチPW とは次式の関係にあり、
照明光WB1 の+1次回折光WB1 +1 と照明光WB2 の
−1次回折光WB2 -1 とはそれぞれ真上に発生し、これ
ら2つの回折光がアライメント検出光(ヘテロダインビ
ーム)となる。
マーク48Aの格子ピッチPW とは次式の関係にあり、
照明光WB1 の+1次回折光WB1 +1 と照明光WB2 の
−1次回折光WB2 -1 とはそれぞれ真上に発生し、これ
ら2つの回折光がアライメント検出光(ヘテロダインビ
ーム)となる。
【0050】sin (θW1)=λ1 /PW (14) この際に、ウエハアライメント照明光WB3 ,WB4 は
照明光WB1 ,WB2に波長が近いため、色収差制御板
10上で通過する位置は、それぞれほぼ照明光WB1 ,
WB2 が通過する軸上色収差制御素子上と見なせる。そ
のため、照明光WB3 ,WB4 はそれぞれ角度−θG2,
θG2だけ曲げられて、ウエハマーク48Aに対しそれぞ
れ入射角−θW2,θW2で照射される。そして、照明光W
B3 の+1次回折光WB3 +1 と照明光WB4 の−1次回
折光WB4 -1 とがそれぞれ真上に発生し、アライメント
検出光となる。
照明光WB1 ,WB2に波長が近いため、色収差制御板
10上で通過する位置は、それぞれほぼ照明光WB1 ,
WB2 が通過する軸上色収差制御素子上と見なせる。そ
のため、照明光WB3 ,WB4 はそれぞれ角度−θG2,
θG2だけ曲げられて、ウエハマーク48Aに対しそれぞ
れ入射角−θW2,θW2で照射される。そして、照明光W
B3 の+1次回折光WB3 +1 と照明光WB4 の−1次回
折光WB4 -1 とがそれぞれ真上に発生し、アライメント
検出光となる。
【0051】この場合、図1に示すように、色収差制御
板10の偏向作用によりウエハアライメント照明光は、
非計測方向(Y方向)においてウエハ6に対して角度θ
m だけ傾いて入射するため、上記各アライメント検出光
が色収差制御板10上で通過する位置は入射時に通過し
た位置と異なる。ウエハマーク48Aからのアライメン
ト検出光は、色収差制御板10上の別の軸上色収差制御
素子を通ることによって横方向の色収差が補正されて、
レチクル窓37Aに向かう。その後、各検出光はレチク
ル窓37A、及び対物レンズ2を介して再びアライメン
ト光学系1へと戻る。また、ウエハアライメント照明光
は、色収差制御板10が配置されない場合に比べ、ウエ
ハ6の表面でY方向にΔβだけずれた位置を照明する。
板10の偏向作用によりウエハアライメント照明光は、
非計測方向(Y方向)においてウエハ6に対して角度θ
m だけ傾いて入射するため、上記各アライメント検出光
が色収差制御板10上で通過する位置は入射時に通過し
た位置と異なる。ウエハマーク48Aからのアライメン
ト検出光は、色収差制御板10上の別の軸上色収差制御
素子を通ることによって横方向の色収差が補正されて、
レチクル窓37Aに向かう。その後、各検出光はレチク
ル窓37A、及び対物レンズ2を介して再びアライメン
ト光学系1へと戻る。また、ウエハアライメント照明光
は、色収差制御板10が配置されない場合に比べ、ウエ
ハ6の表面でY方向にΔβだけずれた位置を照明する。
【0052】ここで、図5を参照して、アライメント光
学系1について詳しく説明する。図5(b)はアライメ
ント光学系1を図1と同じ方向から見た図、図5(a)
はアライメント光学系1を図2と同じ方向から見た図、
図5(c)は図5(a)の底面図である。図5におい
て、それぞれレーザダイオードよりなる第1のレーザ光
源11A、第2のレーザ光源11B、及び第3のレーザ
光源11Cが備えられ、レーザ光源11A,11B,1
1Cから射出されるレーザビームの波長は例えばそれぞ
れ630nm,690nm,780nmに設定されてい
る。そして、アライメント用電源系64は、3個のレー
ザ光源11A〜11Cの内の任意の1個若しくは2個の
レーザ光源、又は3個のレーザ光源を所望の強度で独立
に点灯駆動できるようになっている。なお、3個のレー
ザ光源の内の所定のレーザ光源を例えばHe−Neレー
ザ光源、He−Cdレーザ光源、又はArイオンレーザ
光源等としてもよく、3個のレーザ光源の代わりに、例
えば2つの周波数可変レーザ光源を使用してもよく、3
個のレーザ光源の代わりに、4個以上のそれぞれ発振波
長の異なるレーザ光源を使用してもよい。また、3個以
上のレーザ光源の内から選択された複数のレーザ光源を
発光させる際に、シャッターを使用して選択されないレ
ーザ光源のレーザビームをシャッターで遮光するように
してもよい。
学系1について詳しく説明する。図5(b)はアライメ
ント光学系1を図1と同じ方向から見た図、図5(a)
はアライメント光学系1を図2と同じ方向から見た図、
図5(c)は図5(a)の底面図である。図5におい
て、それぞれレーザダイオードよりなる第1のレーザ光
源11A、第2のレーザ光源11B、及び第3のレーザ
光源11Cが備えられ、レーザ光源11A,11B,1
1Cから射出されるレーザビームの波長は例えばそれぞ
れ630nm,690nm,780nmに設定されてい
る。そして、アライメント用電源系64は、3個のレー
ザ光源11A〜11Cの内の任意の1個若しくは2個の
レーザ光源、又は3個のレーザ光源を所望の強度で独立
に点灯駆動できるようになっている。なお、3個のレー
ザ光源の内の所定のレーザ光源を例えばHe−Neレー
ザ光源、He−Cdレーザ光源、又はArイオンレーザ
光源等としてもよく、3個のレーザ光源の代わりに、例
えば2つの周波数可変レーザ光源を使用してもよく、3
個のレーザ光源の代わりに、4個以上のそれぞれ発振波
長の異なるレーザ光源を使用してもよい。また、3個以
上のレーザ光源の内から選択された複数のレーザ光源を
発光させる際に、シャッターを使用して選択されないレ
ーザ光源のレーザビームをシャッターで遮光するように
してもよい。
【0053】この場合、第1のレーザ光源11から出た
波長λ1 のレーザビームと、第2のレーザ光源12から
出た波長λ2 のレーザビームとは、ダイクロイックミラ
ー13Aにより同軸に合成され、このように同軸に合成
された2つのレーザビームと、第3のレーザ光源から射
出される波長λ3 のレーザビームとはダイクロイックミ
ラー13Bにより同軸に合成されて照明光Bとなる。以
下では、照明光Bは、波長λ1 及びλ2 のレーザビーム
が合成されたものとして説明するが、照明光Bを構成す
るレーザビームの波長の組合せが変わっても同様であ
る。
波長λ1 のレーザビームと、第2のレーザ光源12から
出た波長λ2 のレーザビームとは、ダイクロイックミラ
ー13Aにより同軸に合成され、このように同軸に合成
された2つのレーザビームと、第3のレーザ光源から射
出される波長λ3 のレーザビームとはダイクロイックミ
ラー13Bにより同軸に合成されて照明光Bとなる。以
下では、照明光Bは、波長λ1 及びλ2 のレーザビーム
が合成されたものとして説明するが、照明光Bを構成す
るレーザビームの波長の組合せが変わっても同様であ
る。
【0054】照明光Bは、周波数F1 で駆動されている
音響光学素子(以下、「AOM」と呼ぶ)14に入射す
る。AOM14は光を垂直に入射させてラマン・ナス回
折による±1次回折光を均等に得るもの、即ちラマン・
ナス型AOMである。照明光B内の2つのレーザビーム
は波長が異なるため、AOM14によってそれぞれ異な
る角度に回折光が発生する。これら+1次、及び−1次
回折光は、もとの周波数に対してそれぞれ+F1 ,及び
−F1 の周波数差を持っている。
音響光学素子(以下、「AOM」と呼ぶ)14に入射す
る。AOM14は光を垂直に入射させてラマン・ナス回
折による±1次回折光を均等に得るもの、即ちラマン・
ナス型AOMである。照明光B内の2つのレーザビーム
は波長が異なるため、AOM14によってそれぞれ異な
る角度に回折光が発生する。これら+1次、及び−1次
回折光は、もとの周波数に対してそれぞれ+F1 ,及び
−F1 の周波数差を持っている。
【0055】AOM14から射出されたレーザビームは
レンズ15を通過して空間フィルタ16に入射し、空間
フィルタ16によって±1次回折光のみが選択され、選
択された回折光はレンズ17を経て、AOM14に対し
て45°回転して配置され、且つ周波数F2 で駆動され
ているAOM18に交差するように入射する。AOM1
8はブラッグ型AOMであり、入射角はブラッグ角の1
/sin 45°になるよう設定してある。従って、光軸の
回りに45°回転した面で見れば、回折光の入射角はブ
ラッグ角である。この場合、AOM14で+F1 の周波
数変調を受けたレーザビームはAOM18で−1次回折
光が強く発生し、その−1次回折光はAOM18で−F
2 の周波数変調を受け、レーザ光源11,12から射出
されるときに対して+(F1 −F2 )の周波数変調を受
けたアライメントビームB1 ,B 3 になる。同様に、A
OM14で−F1 の周波数変調を受けたレーザビームは
AOM18で+1次回折光が強く発生し、その+1次回
折光はAOM18で−F2の周波数変調を受け、レーザ
光源11,12から射出されるときに対して−(F 1 −
F2 )の周波数変調を受けたアライメントビームB2 ,
B4 になる。その結果、アライメントビームB1 ,B3
とアライメントビームB2 ,B4 との周波数差Δfは2
(F1 −F2 )で表され、この例ではΔfは50kHz
に設定されるものとする。AOM18を通過したレーザ
ビームは、レンズ19を経て空間フィルタ20に入射
し、空間フィルタ20で選択されたアライメントビーム
B1 〜B 4 は後段へと導かれる。
レンズ15を通過して空間フィルタ16に入射し、空間
フィルタ16によって±1次回折光のみが選択され、選
択された回折光はレンズ17を経て、AOM14に対し
て45°回転して配置され、且つ周波数F2 で駆動され
ているAOM18に交差するように入射する。AOM1
8はブラッグ型AOMであり、入射角はブラッグ角の1
/sin 45°になるよう設定してある。従って、光軸の
回りに45°回転した面で見れば、回折光の入射角はブ
ラッグ角である。この場合、AOM14で+F1 の周波
数変調を受けたレーザビームはAOM18で−1次回折
光が強く発生し、その−1次回折光はAOM18で−F
2 の周波数変調を受け、レーザ光源11,12から射出
されるときに対して+(F1 −F2 )の周波数変調を受
けたアライメントビームB1 ,B 3 になる。同様に、A
OM14で−F1 の周波数変調を受けたレーザビームは
AOM18で+1次回折光が強く発生し、その+1次回
折光はAOM18で−F2の周波数変調を受け、レーザ
光源11,12から射出されるときに対して−(F 1 −
F2 )の周波数変調を受けたアライメントビームB2 ,
B4 になる。その結果、アライメントビームB1 ,B3
とアライメントビームB2 ,B4 との周波数差Δfは2
(F1 −F2 )で表され、この例ではΔfは50kHz
に設定されるものとする。AOM18を通過したレーザ
ビームは、レンズ19を経て空間フィルタ20に入射
し、空間フィルタ20で選択されたアライメントビーム
B1 〜B 4 は後段へと導かれる。
【0056】アライメントビームB1 〜B4 はレンズ2
1によって視野絞り22上に集光され、レチクル又はウ
エハ上でのビーム形状が決められた後、レチクル・ウエ
ハビーム分離プリズム23によってレチクルアライメン
ト照明光RB1 〜RB4 、及びウエハアライメント照明
光WB1 〜WB4 に分けられる。その後、アライメント
照明光はレンズ24を経て直視プリズム25に到達す
る。直視プリズム25は光軸を中心に回転可能であり、
不図示のモータによって図1の主制御系61からの指示
により駆動される。直視プリズム25が回転すると波長
λ1 ,λ2 の2色の照明光は相対角度が変化し、波長λ
1 の照明光RB1 ,WB1 ,RB2 ,WB 2 に対してそ
れぞれ波長λ2 の照明光RB3 ,WB3 ,RB4 ,WB
4 が分離される。このように相対角度が変化した照明光
は、ビームスプリッタ26を経て図2の対物レンズ2に
向かう。相対角度の変化により、波長λ1 ,λ2 の2色
の照明光のレチクル及びウエハ上での照射位置の相対関
係も変化する。
1によって視野絞り22上に集光され、レチクル又はウ
エハ上でのビーム形状が決められた後、レチクル・ウエ
ハビーム分離プリズム23によってレチクルアライメン
ト照明光RB1 〜RB4 、及びウエハアライメント照明
光WB1 〜WB4 に分けられる。その後、アライメント
照明光はレンズ24を経て直視プリズム25に到達す
る。直視プリズム25は光軸を中心に回転可能であり、
不図示のモータによって図1の主制御系61からの指示
により駆動される。直視プリズム25が回転すると波長
λ1 ,λ2 の2色の照明光は相対角度が変化し、波長λ
1 の照明光RB1 ,WB1 ,RB2 ,WB 2 に対してそ
れぞれ波長λ2 の照明光RB3 ,WB3 ,RB4 ,WB
4 が分離される。このように相対角度が変化した照明光
は、ビームスプリッタ26を経て図2の対物レンズ2に
向かう。相対角度の変化により、波長λ1 ,λ2 の2色
の照明光のレチクル及びウエハ上での照射位置の相対関
係も変化する。
【0057】一方、図2のレチクルマーク35A及びウ
エハマーク48Aからのアライメント検出光は、図5の
アライメント光学系1に戻った後、ビームスプリッタ2
6により反射され、レンズ27を経てレチクル、及びウ
エハと共役な位置にある検出光分離プリズム28によっ
て、レチクル検出光とウエハ検出光とに分離される。レ
チクル検出光RB1 +1 ,RB2 -1 及びRB3 +1 ,RB4
-1 は検出光分離プリズム28を透過し、光電検出素子
30によって受光される。ウエハ検出光WB1 +1,WB2
-1 及びWB3 +1 ,WB4 -1 は検出光分離プリズム28
で反射されて、光電検出素子31によって受光される。
光電検出素子30からレチクルマークの位置に対応する
レチクルビート信号SR が出力され、光電検出素子31
からウエハマークの位置に対応するウエハビート信号S
W が出力される。
エハマーク48Aからのアライメント検出光は、図5の
アライメント光学系1に戻った後、ビームスプリッタ2
6により反射され、レンズ27を経てレチクル、及びウ
エハと共役な位置にある検出光分離プリズム28によっ
て、レチクル検出光とウエハ検出光とに分離される。レ
チクル検出光RB1 +1 ,RB2 -1 及びRB3 +1 ,RB4
-1 は検出光分離プリズム28を透過し、光電検出素子
30によって受光される。ウエハ検出光WB1 +1,WB2
-1 及びWB3 +1 ,WB4 -1 は検出光分離プリズム28
で反射されて、光電検出素子31によって受光される。
光電検出素子30からレチクルマークの位置に対応する
レチクルビート信号SR が出力され、光電検出素子31
からウエハマークの位置に対応するウエハビート信号S
W が出力される。
【0058】レチクルビート信号SR は検出光R
B1 +1 ,RB2 -1 、及びRB3 +1 ,RB4 - 1 による周波
数Δfの正弦波状のビート信号であり、ウエハビート信
号SW は検出光WB1 +1 ,WB2 -1 及びWB3 +1 ,WB
4 -1 による周波数Δfの正弦波状のビート信号である。
両者の位相差Δφ[rad]はレチクル4、及びウエハ
6のX方向への相対移動量により変化し、その相対移動
量Δxは以下の式に示す通りである。
B1 +1 ,RB2 -1 、及びRB3 +1 ,RB4 - 1 による周波
数Δfの正弦波状のビート信号であり、ウエハビート信
号SW は検出光WB1 +1 ,WB2 -1 及びWB3 +1 ,WB
4 -1 による周波数Δfの正弦波状のビート信号である。
両者の位相差Δφ[rad]はレチクル4、及びウエハ
6のX方向への相対移動量により変化し、その相対移動
量Δxは以下の式に示す通りである。
【0059】 Δx(レチクル上)=PR ・Δφ/(4π) (15A) Δx(ウエハ上) =PW ・Δφ/(4π) (15B) なお、Y方向用のアライメントセンサにより、Y軸用の
レチクルマーク及びウエハークに対応するビート信号が
得られる。レチクルビート信号SR 及びウエハビート信
号SW はそれぞれ増幅器52,53により信号強度(振
幅)が調整され、アナログ/デジタル(A/D)変換器
54,55を経てアライメント信号処理系65に供給さ
れ、ここで両信号SR ,S W の位相差が検出される。検
出された位相差は図1の主制御系61に供給される。主
制御系61は、両ビート信号SR ,SW の位相差に基づ
き、レチクル4とウエハマークとの位置ずれが所定の目
標追い込み値になるように、レチクル4とウエハ6との
位置合わせを行う。その後レチクル4のパターン像がウ
エハ6の当該ショット領域に投影露光される。
レチクルマーク及びウエハークに対応するビート信号が
得られる。レチクルビート信号SR 及びウエハビート信
号SW はそれぞれ増幅器52,53により信号強度(振
幅)が調整され、アナログ/デジタル(A/D)変換器
54,55を経てアライメント信号処理系65に供給さ
れ、ここで両信号SR ,S W の位相差が検出される。検
出された位相差は図1の主制御系61に供給される。主
制御系61は、両ビート信号SR ,SW の位相差に基づ
き、レチクル4とウエハマークとの位置ずれが所定の目
標追い込み値になるように、レチクル4とウエハ6との
位置合わせを行う。その後レチクル4のパターン像がウ
エハ6の当該ショット領域に投影露光される。
【0060】次に、本例においてウエハマークの段差に
応じて、アライメントセンサからウエハマークに照射さ
れるレーザビームの波長の組合せを変える際の動作の一
例につき詳細に説明する。先ず、図4(b)は、図4
(a)に示す本例のウエハマーク48Aの拡大断面図で
あり、ウエハマーク48Aは例えばウエハ6上に被着さ
れた金属膜上にエッチングによりX方向に所定ピッチで
形成された凹凸の位相パターンであり、ウエハマーク4
8A上に屈折率nのフォトレジスト56が塗布されてい
る。図4(b)のウエハマーク48Aは、凹部(底部)
57が平坦な対称なマークであり、凸部と凹部57との
段差の平均値hの大まかな値は、予め計測又はシミュレ
ーション等により求められ、露光データとして図1の主
制御系61の記憶部に記憶されているものとする。な
お、ウエハマーク48Aは、図4(c)に示すように凹
部58が計測方向に対して傾斜した非対称なマークとな
っている場合もあるが、この場合には凹部58の中心で
の段差の平均値hの大まかな値が、主制御系61の記憶
部に記憶されている。
応じて、アライメントセンサからウエハマークに照射さ
れるレーザビームの波長の組合せを変える際の動作の一
例につき詳細に説明する。先ず、図4(b)は、図4
(a)に示す本例のウエハマーク48Aの拡大断面図で
あり、ウエハマーク48Aは例えばウエハ6上に被着さ
れた金属膜上にエッチングによりX方向に所定ピッチで
形成された凹凸の位相パターンであり、ウエハマーク4
8A上に屈折率nのフォトレジスト56が塗布されてい
る。図4(b)のウエハマーク48Aは、凹部(底部)
57が平坦な対称なマークであり、凸部と凹部57との
段差の平均値hの大まかな値は、予め計測又はシミュレ
ーション等により求められ、露光データとして図1の主
制御系61の記憶部に記憶されているものとする。な
お、ウエハマーク48Aは、図4(c)に示すように凹
部58が計測方向に対して傾斜した非対称なマークとな
っている場合もあるが、この場合には凹部58の中心で
の段差の平均値hの大まかな値が、主制御系61の記憶
部に記憶されている。
【0061】また、主制御系61の記憶部にはフォトレ
ジスト56の屈折率nの値も記憶され、先ず主制御系6
1は、ウエハマーク48Aの段差の平均値hの実効的光
路長s(=n・h)を求める。この場合、レーザビーム
の波長をλとして、その実効的光路長sを(4)式より
位相差yに換算すると、ウエハマーク48Aでの回折効
率f(y)は(5)式で表され、回折効率f(y)は位
相差yに対して図6のように変化する。
ジスト56の屈折率nの値も記憶され、先ず主制御系6
1は、ウエハマーク48Aの段差の平均値hの実効的光
路長s(=n・h)を求める。この場合、レーザビーム
の波長をλとして、その実効的光路長sを(4)式より
位相差yに換算すると、ウエハマーク48Aでの回折効
率f(y)は(5)式で表され、回折効率f(y)は位
相差yに対して図6のように変化する。
【0062】次に、主制御系61は、図5の3個のレー
ザ光源11A〜11Cから射出されるレーザビームの波
長λ1 〜λ3 の中で、2つの波長の波長差をΔλ、平均
値をλとしたとき、(3A)式又は(3B)式に最も当
てはまる2つの波長を選択する。具体的に、波長λ1,λ
2,λ3 をそれぞれ630nm,690nm,780nm
であるとして、ウエハマーク48Aの段差の平均値hが
0.7μm、フォトレジストの屈折率nが1.6とし
て、平均波長λを660nm、整数mを0とすると、
(3A)式からはΔλ=65nmとなり、(3B)式か
らはΔλ=130nmとなる。
ザ光源11A〜11Cから射出されるレーザビームの波
長λ1 〜λ3 の中で、2つの波長の波長差をΔλ、平均
値をλとしたとき、(3A)式又は(3B)式に最も当
てはまる2つの波長を選択する。具体的に、波長λ1,λ
2,λ3 をそれぞれ630nm,690nm,780nm
であるとして、ウエハマーク48Aの段差の平均値hが
0.7μm、フォトレジストの屈折率nが1.6とし
て、平均波長λを660nm、整数mを0とすると、
(3A)式からはΔλ=65nmとなり、(3B)式か
らはΔλ=130nmとなる。
【0063】そして、波長差Δλとして65nm又は1
30nmの何れかを選択する方法としては、平均波長λ
が2s=(m+1/2)λ(m:整数)を満たす波長に
近いときは、(3A)式つまり65nmを選択し、平均
波長λが2s=mλ(m:整数)を満たす波長に近いと
きは、(3B)式つまり130nmを選択する。これ
は、図6では、平均波長λが点A付近に対応するときに
は、(3A)式が満たされるように2つの波長として点
B及び点C付近に対応する波長を取り、平均波長λが位
相差y=πの近傍に対応するときには、(3B)式が満
たされるように2つの波長として点C及び点D付近に対
応する波長を取ることを意味する。要は2つの波長につ
いて、図6の回折効率f(y)の曲線の傾きが逆になる
組み合わせを探すことである。
30nmの何れかを選択する方法としては、平均波長λ
が2s=(m+1/2)λ(m:整数)を満たす波長に
近いときは、(3A)式つまり65nmを選択し、平均
波長λが2s=mλ(m:整数)を満たす波長に近いと
きは、(3B)式つまり130nmを選択する。これ
は、図6では、平均波長λが点A付近に対応するときに
は、(3A)式が満たされるように2つの波長として点
B及び点C付近に対応する波長を取り、平均波長λが位
相差y=πの近傍に対応するときには、(3B)式が満
たされるように2つの波長として点C及び点D付近に対
応する波長を取ることを意味する。要は2つの波長につ
いて、図6の回折効率f(y)の曲線の傾きが逆になる
組み合わせを探すことである。
【0064】この結果、波長差Δλとして65nmが選
択され、波長λ1 〜λ3 中の2つの波長として630n
m及び690nmが選択される。そこで、図1の主制御
系61はアライメント用電源系64を介して、図5の第
1及び第2のレーザ光源11A,11Bを同時に点灯駆
動する。この結果、ウエハマークの段差が多少変化して
も平均化効果により非対称の影響は受けなくなる。次
に、ウエハマークの段差の平均値hが例えば0.3μm
の場合は、平均波長を700nmとして、波長差Δλ=
170nmになる。従って、波長λ1 〜λ3 中の2つの
波長として630nm,780nmを選択すればよい。
このようにウエハマークの段差に応じて点灯する2つの
光源の波長を選択すればよい。
択され、波長λ1 〜λ3 中の2つの波長として630n
m及び690nmが選択される。そこで、図1の主制御
系61はアライメント用電源系64を介して、図5の第
1及び第2のレーザ光源11A,11Bを同時に点灯駆
動する。この結果、ウエハマークの段差が多少変化して
も平均化効果により非対称の影響は受けなくなる。次
に、ウエハマークの段差の平均値hが例えば0.3μm
の場合は、平均波長を700nmとして、波長差Δλ=
170nmになる。従って、波長λ1 〜λ3 中の2つの
波長として630nm,780nmを選択すればよい。
このようにウエハマークの段差に応じて点灯する2つの
光源の波長を選択すればよい。
【0065】以上で述べた要点は、2つの波長で図6の
回折効率f(y)の曲線の傾きが逆になる組み合わせを
探すことである。ところで、アライメントセンサの光源
が多数ある場合には、それらの波長から図6に示した回
折効率f(y)の大まかな曲線を知ることができる。そ
の結果を用いて傾きが逆になる2波長の組み合わせを決
定することが可能である。この場合、ウエハマークの段
差の値が分からなくともよい。ところで、上記の複数波
長はウエハマークの回折効率が各波長で等しいと仮定し
たときに、図5の光電検出素子31での光電変換信号の
レベルが同じ値になるように出力調整することが望まし
い。
回折効率f(y)の曲線の傾きが逆になる組み合わせを
探すことである。ところで、アライメントセンサの光源
が多数ある場合には、それらの波長から図6に示した回
折効率f(y)の大まかな曲線を知ることができる。そ
の結果を用いて傾きが逆になる2波長の組み合わせを決
定することが可能である。この場合、ウエハマークの段
差の値が分からなくともよい。ところで、上記の複数波
長はウエハマークの回折効率が各波長で等しいと仮定し
たときに、図5の光電検出素子31での光電変換信号の
レベルが同じ値になるように出力調整することが望まし
い。
【0066】なお、本実施例では、(3A)式、又は
(3B)式で決まる波長差を考えたが、これらの平均的
な値、つまり(3C)式で定まる波長差に設定してもよ
い。この場合、波長差は最適値からは外れるものの大き
な不都合はない。こうすると、平均波長によって(3
A)式と(3B)式とを使い分ける必要がなく便利であ
る。
(3B)式で決まる波長差を考えたが、これらの平均的
な値、つまり(3C)式で定まる波長差に設定してもよ
い。この場合、波長差は最適値からは外れるものの大き
な不都合はない。こうすると、平均波長によって(3
A)式と(3B)式とを使い分ける必要がなく便利であ
る。
【0067】次に、本発明の他の実施例につき説明す
る。本実施例の投影露光装置は図1及び図2の投影露光
装置と同様であり、そのアライメント光学系の構成も図
5と同様である。但し、本例の図5(a)のアライメン
ト用電源系64は、例えば3個のレーザ光源11A〜1
1Cを順番に1つずつ所望の駆動電力で点灯する機能を
有する。そして、本実施例では、3個のレーザ光源11
A〜11Cの発振波長λ 1 〜λ3 から、波長差Δλが
(3A)式、(3B)式、又は(3C)式の何れかを満
たす波長差に近い値となる2つの波長(例えば波長λ1
及びλ2)を決定する。その後、図1の主制御系61は図
5(a)のアライメント用電源系64を介して、それら
の波長λ1 及びλ2 に対応するレーザ光源11A,11
Bを交互に点灯する。
る。本実施例の投影露光装置は図1及び図2の投影露光
装置と同様であり、そのアライメント光学系の構成も図
5と同様である。但し、本例の図5(a)のアライメン
ト用電源系64は、例えば3個のレーザ光源11A〜1
1Cを順番に1つずつ所望の駆動電力で点灯する機能を
有する。そして、本実施例では、3個のレーザ光源11
A〜11Cの発振波長λ 1 〜λ3 から、波長差Δλが
(3A)式、(3B)式、又は(3C)式の何れかを満
たす波長差に近い値となる2つの波長(例えば波長λ1
及びλ2)を決定する。その後、図1の主制御系61は図
5(a)のアライメント用電源系64を介して、それら
の波長λ1 及びλ2 に対応するレーザ光源11A,11
Bを交互に点灯する。
【0068】この場合、図5(a)の光電検出素子31
から交互に取り込まれるビート信号SW に基づいて、ア
ライメント信号処理系65で2つの位置ずれ量Δx1 及
びΔx2 が得られる。また、波長λ1 及びλ2 でのビー
ト信号SW の振幅を所定の平均値で規格化した値をそれ
ぞれW1 及びW2 とすると、本例のアライメント信号処
理系65では、2つの位置ずれ量Δx1 及びΔx2 をそ
れぞれW1 及びW2 に応じて重み付けして加算した値を
位置ずれ量Δxとする。これにより、実質的に、2つの
波長での回折効率が同じ値となり、ウエハマークの非対
称の影響が軽減される。
から交互に取り込まれるビート信号SW に基づいて、ア
ライメント信号処理系65で2つの位置ずれ量Δx1 及
びΔx2 が得られる。また、波長λ1 及びλ2 でのビー
ト信号SW の振幅を所定の平均値で規格化した値をそれ
ぞれW1 及びW2 とすると、本例のアライメント信号処
理系65では、2つの位置ずれ量Δx1 及びΔx2 をそ
れぞれW1 及びW2 に応じて重み付けして加算した値を
位置ずれ量Δxとする。これにより、実質的に、2つの
波長での回折効率が同じ値となり、ウエハマークの非対
称の影響が軽減される。
【0069】なお、図5(a)において、光電検出素子
31を波長別に複数個設けて、2つのレーザ光源を同時
に点灯するようにしてもよい。また、交互に、又は並列
に取り込んだ2つの位置ずれ量Δx1 及びΔx2 を重み
を付けて処理する代わりに、2つのレーザ光源の駆動電
力の比の値を制御してもよい。これにより、正確に位置
ずれ量が求められる。
31を波長別に複数個設けて、2つのレーザ光源を同時
に点灯するようにしてもよい。また、交互に、又は並列
に取り込んだ2つの位置ずれ量Δx1 及びΔx2 を重み
を付けて処理する代わりに、2つのレーザ光源の駆動電
力の比の値を制御してもよい。これにより、正確に位置
ずれ量が求められる。
【0070】なお、上述実施例ではアライメントセンサ
として、ヘテロダイン干渉方式でLIA方式のアライメ
ントセンサが使用されているが、ホモダイン干渉方式の
場合にも本発明を適用することにより上述実施例と同様
の効果が得られる。また、本発明のアライメント装置
は、上述のTTR方式で且つLIA方式のアライメント
センサに限らず、ハロゲンランプを光源とする波長帯域
幅の広い光で照明したアライメントマークを画像処理し
て計測するFIA方式のアライメントセンサ等を使用す
る場合にも適用することができる。
として、ヘテロダイン干渉方式でLIA方式のアライメ
ントセンサが使用されているが、ホモダイン干渉方式の
場合にも本発明を適用することにより上述実施例と同様
の効果が得られる。また、本発明のアライメント装置
は、上述のTTR方式で且つLIA方式のアライメント
センサに限らず、ハロゲンランプを光源とする波長帯域
幅の広い光で照明したアライメントマークを画像処理し
て計測するFIA方式のアライメントセンサ等を使用す
る場合にも適用することができる。
【0071】このように本発明は上述実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り
得る。
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り
得る。
【0072】
【発明の効果】本発明の第1のアライメント装置によれ
ば、位置合わせ用マーク(ウエハマーク)の段差に応じ
てその位置合わせ用マークに照射される複数の波長の光
の波長差を設定しているため、その位置合わせ用マーク
の段差を正確に或る特別な光路長に合わせることなく、
その位置合わせ用マークの非対称の影響を軽減してその
位置合わせ用マークの位置を正確に検出して、感光基板
(ウエハ)を高精度に位置合わせできる利点がある。
ば、位置合わせ用マーク(ウエハマーク)の段差に応じ
てその位置合わせ用マークに照射される複数の波長の光
の波長差を設定しているため、その位置合わせ用マーク
の段差を正確に或る特別な光路長に合わせることなく、
その位置合わせ用マークの非対称の影響を軽減してその
位置合わせ用マークの位置を正確に検出して、感光基板
(ウエハ)を高精度に位置合わせできる利点がある。
【0073】この場合、照射光学系が、互いに異なる3
種類以上の波長から選択された任意の組合せの複数の波
長の光を発生する光源を備え、波長制御手段が、その位
置合わせ用マークの段差に応じてその照射光学系内でそ
れら3種類以上の波長から選択される波長の組合せを指
示するときには、簡単な構成で位置合わせ用マークの段
差に応じて複数の光の波長差を設定できる。
種類以上の波長から選択された任意の組合せの複数の波
長の光を発生する光源を備え、波長制御手段が、その位
置合わせ用マークの段差に応じてその照射光学系内でそ
れら3種類以上の波長から選択される波長の組合せを指
示するときには、簡単な構成で位置合わせ用マークの段
差に応じて複数の光の波長差を設定できる。
【0074】また、照射光学系が、複数の互いに異なり
且つ可変の波長の光を発生する光源を備え、波長制御手
段が、その位置合わせ用マークの段差に応じてその照射
光学系内の光源から発生される波長可変の複数の光のそ
れぞれの波長を指示するときには、複数の光の波長差を
高精度に所定の値に設定できる利点がある。また、その
位置合わせ用マークに照射される複数の波長の光の内の
所定の2つの波長の光の波長差をΔλとして、その位置
合わせ用マークの段差の実効的光路長をsとした場合、
正の整数m、及び2〜4の何れかの整数nを用いて、実
質的に(2)式の関係が成立するときには、位置合わせ
用マークの非対称の影響を最も小さくできる。
且つ可変の波長の光を発生する光源を備え、波長制御手
段が、その位置合わせ用マークの段差に応じてその照射
光学系内の光源から発生される波長可変の複数の光のそ
れぞれの波長を指示するときには、複数の光の波長差を
高精度に所定の値に設定できる利点がある。また、その
位置合わせ用マークに照射される複数の波長の光の内の
所定の2つの波長の光の波長差をΔλとして、その位置
合わせ用マークの段差の実効的光路長をsとした場合、
正の整数m、及び2〜4の何れかの整数nを用いて、実
質的に(2)式の関係が成立するときには、位置合わせ
用マークの非対称の影響を最も小さくできる。
【0075】次に、本発明の第2のアライメント装置に
よれば、位置合わせ用マーク(ウエハマーク)の段差に
応じてその位置合わせ用マークに照射される複数の波長
の光に対応する検出信号のレベル比を調整しているた
め、その位置合わせ用マークの段差を正確に或る特別な
光路長に合わせることなく、その位置合わせ用マークの
非対称の影響を軽減してその位置合わせ用マークの位置
を正確に検出して、感光基板(ウエハ)を高精度に位置
合わせできる利点がある。
よれば、位置合わせ用マーク(ウエハマーク)の段差に
応じてその位置合わせ用マークに照射される複数の波長
の光に対応する検出信号のレベル比を調整しているた
め、その位置合わせ用マークの段差を正確に或る特別な
光路長に合わせることなく、その位置合わせ用マークの
非対称の影響を軽減してその位置合わせ用マークの位置
を正確に検出して、感光基板(ウエハ)を高精度に位置
合わせできる利点がある。
【図1】本発明の実施例で使用される投影露光装置の全
体を示す概略構成図である。
体を示す概略構成図である。
【図2】図1の投影露光装置のステージ系、及びアライ
メント光学系をY方向に見た側面図である。
メント光学系をY方向に見た側面図である。
【図3】実施例のレチクルに形成されたレチクルマーク
35A及びレチクル窓37Aを示す拡大平面図である。
35A及びレチクル窓37Aを示す拡大平面図である。
【図4】実施例のウエハ上のショット領域に付設された
ウエハマーク48Aを示す拡大平面図である。
ウエハマーク48Aを示す拡大平面図である。
【図5】(a)は図1中のアライメント光学系1及び信
号処理系の構成を示す図、(b)は図5(a)の光学系
の側面図、(c)は図5(a)の光学系の底面図であ
る。
号処理系の構成を示す図、(b)は図5(a)の光学系
の側面図、(c)は図5(a)の光学系の底面図であ
る。
【図6】位置合わせ用マーク(ウエハマーク)の段差の
位相差yと回折効率f(y)との関係を示す図である。
位相差yと回折効率f(y)との関係を示す図である。
【図7】位置合わせ用マーク(ウエハマーク)の段差の
位相差yと、非対称の影響を表す関数g(y)との関係
を示す図である。
位相差yと、非対称の影響を表す関数g(y)との関係
を示す図である。
【図8】(a)は対称なウエハマークを示す拡大断面
図、(b)は非対称なウエハマークを示す拡大断面図で
ある。
図、(b)は非対称なウエハマークを示す拡大断面図で
ある。
【図9】図8(a)及び(b)のウエハマークに対応し
て得られる反射光(回折光)の強度分布を示す図であ
る。
て得られる反射光(回折光)の強度分布を示す図であ
る。
1 アライメント光学系 2 対物レンズ 3 ダイクロイックミラー 4 レチクル 5 投影光学系 6 ウエハ 7 ウエハホルダ 8X Xステージ 8Y Yステージ 9 レチクルステージ 10 色収差制御板 11A〜11C レーザ光源 22 視野絞り 23 レチクル・ウエハビーム分離プリズム 26 ビームスプリッタ 30,31 光電検出素子 35A レチクルマーク 39,40 レチクルアライメント顕微鏡 48A ウエハマーク 61 主制御系 64 アライメント用電源系 65 アライメント信号処理系
Claims (5)
- 【請求項1】 マスクパターンを感光基板上に転写する
露光装置に設けられ、前記感光基板上に形成された凹凸
パターンよりなる位置合わせ用マークの位置に基づいて
前記マスクパターンと前記感光基板との位置合わせを行
うアライメント装置において、 前記位置合わせ用マークに対して互いに異なる複数の波
長の光を照射する照射光学系と、 前記位置合わせ用マークからの光束を受光して前記位置
合わせ用マークの位置に応じた検出信号を生成する受光
光学系と、 前記位置合わせ用マークの段差に応じて前記照射光学系
から前記位置合わせ用マークに照射される複数の波長の
光の波長差を設定する波長制御手段と、を有することを
特徴とするアライメント装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のアライメント装置であっ
て、 前記照射光学系は、互いに異なる3種類以上の波長から
選択された任意の組合せの複数の波長の光を発生する光
源を備え、 前記波長制御手段は、前記位置合わせ用マークの段差に
応じて前記照射光学系内で前記3種類以上の波長から選
択される波長の組合せを指示することを特徴とするアラ
イメント装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のアライメント装置であっ
て、 前記照射光学系は、複数の互いに異なり且つ可変の波長
の光を発生する光源を備え、 前記波長制御手段は、前記位置合わせ用マークの段差に
応じて前記照射光学系内の光源から発生される波長可変
の複数の光のそれぞれの波長を指示することを特徴とす
るアライメント装置。 - 【請求項4】 請求項1、2、又は3記載のアライメン
ト装置であって、 前記位置合わせ用マークに照射される複数の波長の光の
内の所定の2つの波長の光の平均波長をλ、波長差をΔ
λとして、前記位置合わせ用マークの段差の実効的光路
長をsとした場合、正の整数m、及び2〜4の何れかの
整数nを用いて、実質的に Δλ=λ2 (n/6+m)/(2s) の関係が成立するように波長差を設定することを特徴と
するアライメント装置。 - 【請求項5】 マスクパターンを感光基板上に転写する
露光装置に設けられ、前記感光基板上に形成された凹凸
パターンよりなる位置合わせ用マークの位置に基づいて
前記マスクパターンと前記感光基板との位置合わせを行
うアライメント装置において、 前記位置合わせ用マークに対して互いに異なる複数の波
長の光を照射する照射光学系と、 前記位置合わせ用マークからの前記複数の波長の光を受
光して各波長毎に前記位置合わせ用マークの位置に応じ
た検出信号を生成する受光光学系と、 前記位置合わせ用マークの段差に応じて前記受光光学系
から出力される各波長毎の検出信号のレベル比を調整す
るレベル制御手段と、を有することを特徴とするアライ
メント装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10381595A JP3590940B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | アライメント装置及び露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10381595A JP3590940B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | アライメント装置及び露光装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08306602A true JPH08306602A (ja) | 1996-11-22 |
| JP3590940B2 JP3590940B2 (ja) | 2004-11-17 |
Family
ID=14363911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10381595A Expired - Fee Related JP3590940B2 (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | アライメント装置及び露光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3590940B2 (ja) |
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| SG120949A1 (en) * | 2002-09-20 | 2006-04-26 | Asml Netherlands Bv | Alignment system and methods for lithographic systems using at least two wavelengths |
| CN103956322A (zh) * | 2010-11-30 | 2014-07-30 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 介层窗层的介层窗图案化掩膜分配的方法 |
| JP2015002198A (ja) * | 2013-06-13 | 2015-01-05 | 住友電気工業株式会社 | 炭化珪素半導体装置の製造方法 |
| JP2017215429A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 株式会社ニコン | 位置検出装置及び位置検出方法、露光装置及び露光方法、並びに、デバイス製造方法 |
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| WO2021049845A3 (ko) * | 2019-09-10 | 2021-06-10 | (주)오로스 테크놀로지 | 오버레이 측정장치 |
| US11360403B2 (en) | 2018-05-24 | 2022-06-14 | Asml Netherlands B.V. | Bandwidth calculation system and method for determining a desired wavelength bandwidth for a measurement beam in a mark detection system |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10381595A patent/JP3590940B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN103956322A (zh) * | 2010-11-30 | 2014-07-30 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 介层窗层的介层窗图案化掩膜分配的方法 |
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| JP2017215429A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | 株式会社ニコン | 位置検出装置及び位置検出方法、露光装置及び露光方法、並びに、デバイス製造方法 |
| JP2021182145A (ja) * | 2016-05-31 | 2021-11-25 | 株式会社ニコン | 位置検出装置及び位置検出方法、露光装置及び露光方法、並びに、デバイス製造方法 |
| JP2019004143A (ja) * | 2017-06-15 | 2019-01-10 | キヤノン株式会社 | 検出装置、リソグラフィー装置および物品製造方法 |
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| CN114424019A (zh) * | 2019-09-10 | 2022-04-29 | 奥路丝科技有限公司 | 套刻测量装置 |
| US12085383B2 (en) | 2019-09-10 | 2024-09-10 | Auros Technology, Inc. | Overlay measurement device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3590940B2 (ja) | 2004-11-17 |
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