JPH08306816A - 電極パッド - Google Patents
電極パッドInfo
- Publication number
- JPH08306816A JPH08306816A JP10539295A JP10539295A JPH08306816A JP H08306816 A JPH08306816 A JP H08306816A JP 10539295 A JP10539295 A JP 10539295A JP 10539295 A JP10539295 A JP 10539295A JP H08306816 A JPH08306816 A JP H08306816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electroless
- plating
- film
- electrode pad
- adhesive strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/09—Use of materials for the conductive, e.g. metallic pattern
- H05K1/092—Dispersed materials, e.g. conductive pastes or inks
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/24—Reinforcing of the conductive pattern
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 セラミックス基板11上に形成される電極パ
ッド15において、セラミックス基板11上にAu、A
g/Pd、Cuのいずれかよりなる厚膜パターン12が
形成され、厚膜パターン12上に無電解Ni−Pメッキ
膜13が形成され、さらに無電解Ni−Bメッキ膜14
が形成されている電極パッド15。 【効果】 半田濡れ性及び高温放置後の密着性にすぐ
れ、LSIをフリップチップ方式にて接続した際に極め
て高い信頼性を得ることができる。
ッド15において、セラミックス基板11上にAu、A
g/Pd、Cuのいずれかよりなる厚膜パターン12が
形成され、厚膜パターン12上に無電解Ni−Pメッキ
膜13が形成され、さらに無電解Ni−Bメッキ膜14
が形成されている電極パッド15。 【効果】 半田濡れ性及び高温放置後の密着性にすぐ
れ、LSIをフリップチップ方式にて接続した際に極め
て高い信頼性を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電極パッドに関し、より
詳細にはフリップチップ方式にてシリコンチップ等をセ
ラミックス基板上に接続するための電極パッドに関す
る。
詳細にはフリップチップ方式にてシリコンチップ等をセ
ラミックス基板上に接続するための電極パッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器はますます高性能化、小
型化、高密度化が進んできており、これらに実装される
半導体装置の多ピン化、マルチチップ化も急速に進めら
れつつある。これに伴い、LSIのボンディング法とし
ては、ワイヤボンディング法、TAB(Tape Au
tomated Bonding)方式よりも、フリッ
プチップ方式が多く採用されるようになってきている。
フリップチップ方式とはLSIの一主面に形成されたパ
ッド上にさらに半田バンプを形成し、基板側電極パッド
と接続する方法であり、(1)接続長さが短縮でき電気
特性が良好である。(2)狭ピッチにしなくてもパッド
を多く形成することができる。(3)LSI面積/パッ
ケージ面積の比を大きくすることができる。(4)実装
厚を薄くすることができる。(5)接合強度を強くする
ことができる。(6)実装工程を簡略化することができ
る等の長所を有している。
型化、高密度化が進んできており、これらに実装される
半導体装置の多ピン化、マルチチップ化も急速に進めら
れつつある。これに伴い、LSIのボンディング法とし
ては、ワイヤボンディング法、TAB(Tape Au
tomated Bonding)方式よりも、フリッ
プチップ方式が多く採用されるようになってきている。
フリップチップ方式とはLSIの一主面に形成されたパ
ッド上にさらに半田バンプを形成し、基板側電極パッド
と接続する方法であり、(1)接続長さが短縮でき電気
特性が良好である。(2)狭ピッチにしなくてもパッド
を多く形成することができる。(3)LSI面積/パッ
ケージ面積の比を大きくすることができる。(4)実装
厚を薄くすることができる。(5)接合強度を強くする
ことができる。(6)実装工程を簡略化することができ
る等の長所を有している。
【0003】上記フリップチップ方式による接続工程
は、半田バンプがセラミックス基板上の電極パッド上に
来るように前記半田バンプが形成されたLSIを位置合
わせし、フラックスによる仮付け後、リフロー処理によ
り半田を溶融させる工程よりなる。
は、半田バンプがセラミックス基板上の電極パッド上に
来るように前記半田バンプが形成されたLSIを位置合
わせし、フラックスによる仮付け後、リフロー処理によ
り半田を溶融させる工程よりなる。
【0004】前記フリップチップ方式における半田バン
プ接続用の電極パッドをセラミックス基板上に形成する
方法としては、導体ペーストを電極パッド形成部にスク
リーン印刷法にて塗布し、焼成して形成した厚膜パター
ンに、Ni等のメッキを行う方法が一般的であり、他に
は、スパッタリング法により形成する方法もあるが、設
備コスト、生産コストが極めて高くなるため、実際には
あまり採用されていない。
プ接続用の電極パッドをセラミックス基板上に形成する
方法としては、導体ペーストを電極パッド形成部にスク
リーン印刷法にて塗布し、焼成して形成した厚膜パター
ンに、Ni等のメッキを行う方法が一般的であり、他に
は、スパッタリング法により形成する方法もあるが、設
備コスト、生産コストが極めて高くなるため、実際には
あまり採用されていない。
【0005】前記Ni等のメッキは電極パッドの半田濡
れ性の確保及び半田と前記厚膜との反応を抑制するため
のバリア層の形成を目的として行われる。また、前記電
極パッドは直径100μm前後の微細パターンであり、
かつ、多数であるため、前記メッキ方法としては無電解
メッキ法が多く利用されている。
れ性の確保及び半田と前記厚膜との反応を抑制するため
のバリア層の形成を目的として行われる。また、前記電
極パッドは直径100μm前後の微細パターンであり、
かつ、多数であるため、前記メッキ方法としては無電解
メッキ法が多く利用されている。
【0006】無電解Niメッキ法としては、無電解Ni
−Pメッキ法及び無電解Ni−Bメッキ法の2種類があ
る。前記無電解Ni−Pメッキ法は還元剤として次亜リ
ン酸塩を用いてメッキ液中のNiイオンを晶出させるも
のであり、無電解Ni−Bメッキ法は還元剤としてホウ
素化水素ナトリウム、ジエチルボラザン、ジメチルアミ
ンボラザン等のホウ水素化物を用いてメッキ液中のNi
イオンを晶出させるものである。
−Pメッキ法及び無電解Ni−Bメッキ法の2種類があ
る。前記無電解Ni−Pメッキ法は還元剤として次亜リ
ン酸塩を用いてメッキ液中のNiイオンを晶出させるも
のであり、無電解Ni−Bメッキ法は還元剤としてホウ
素化水素ナトリウム、ジエチルボラザン、ジメチルアミ
ンボラザン等のホウ水素化物を用いてメッキ液中のNi
イオンを晶出させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらAu、A
g/Pd、Cu等からなる厚膜パターン上に前記無電解
Ni−Pメッキ膜を形成した場合は、無電解Ni−Pメ
ッキ膜のP含有量が8%以上と高い上、膜内にはすでに
Ni3 Pが析出しているため、半田濡れ性があまり良好
でなく、フリップチップ接続の際に接続不良が発生し易
いという課題があった。また、高温放置により前記Ni
3 Pの析出が進行し、半田との接着性が低下し易いとい
う課題もあった。
g/Pd、Cu等からなる厚膜パターン上に前記無電解
Ni−Pメッキ膜を形成した場合は、無電解Ni−Pメ
ッキ膜のP含有量が8%以上と高い上、膜内にはすでに
Ni3 Pが析出しているため、半田濡れ性があまり良好
でなく、フリップチップ接続の際に接続不良が発生し易
いという課題があった。また、高温放置により前記Ni
3 Pの析出が進行し、半田との接着性が低下し易いとい
う課題もあった。
【0008】他方、Au、Ag/Pd、Cu等からなる
厚膜パターン上に無電解Ni−Bメッキ膜を形成した場
合は、無電解Ni−Bメッキ膜のB含有量が5%以下と
低いために半田濡れ性は良好であるが、高温放置によ
り、セラミックス基板と前記厚膜パターンとの接着性が
低下するという課題があった。これは、無電解Ni−B
メッキ膜におけるNi純度が高く、下層の厚膜導体金属
と前記無電解Ni−Bメッキ膜とが反応しやすいため、
高温放置により、前記厚膜導体金属が前記無電解Ni−
Bメッキ膜内に拡散していくためである。
厚膜パターン上に無電解Ni−Bメッキ膜を形成した場
合は、無電解Ni−Bメッキ膜のB含有量が5%以下と
低いために半田濡れ性は良好であるが、高温放置によ
り、セラミックス基板と前記厚膜パターンとの接着性が
低下するという課題があった。これは、無電解Ni−B
メッキ膜におけるNi純度が高く、下層の厚膜導体金属
と前記無電解Ni−Bメッキ膜とが反応しやすいため、
高温放置により、前記厚膜導体金属が前記無電解Ni−
Bメッキ膜内に拡散していくためである。
【0009】なお、前記厚膜パターンとしてW、Mo、
W−Mo、Mo−Mn、W−Mo−Mnを用い、無電解
Ni−Bメッキ膜を形成した場合は、上記したような高
温放置による接着性低下は起こらないが、上記した厚膜
パターン材料は抵抗率が高く、焼成温度も高くなるため
実際にはあまり採用されていない。
W−Mo、Mo−Mn、W−Mo−Mnを用い、無電解
Ni−Bメッキ膜を形成した場合は、上記したような高
温放置による接着性低下は起こらないが、上記した厚膜
パターン材料は抵抗率が高く、焼成温度も高くなるため
実際にはあまり採用されていない。
【0010】本発明は上記課題に鑑み発明されたもので
あって、半田濡れ性及び高温放置後の密着性にすぐれ、
LSIをフリップチップ方式にて接続した際に極めて高
い信頼性を得ることができる電極パッドを提供すること
を目的としている。
あって、半田濡れ性及び高温放置後の密着性にすぐれ、
LSIをフリップチップ方式にて接続した際に極めて高
い信頼性を得ることができる電極パッドを提供すること
を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る電極パッドは、セラミックス基板上に形
成される電極パッドにおいて、セラミックス基板上にA
u、Ag/Pd、Cuのいずれかよりなる厚膜パターン
が形成され、該厚膜パターン上に無電解Ni−Pメッキ
膜が形成され、さらに無電解Ni−Bメッキ膜が形成さ
れていることを特徴としている(1)。
に本発明に係る電極パッドは、セラミックス基板上に形
成される電極パッドにおいて、セラミックス基板上にA
u、Ag/Pd、Cuのいずれかよりなる厚膜パターン
が形成され、該厚膜パターン上に無電解Ni−Pメッキ
膜が形成され、さらに無電解Ni−Bメッキ膜が形成さ
れていることを特徴としている(1)。
【0012】また本発明に係る電極パッドは、請求項1
記載の電極パッドの表面に無電解Auメッキ膜が形成さ
れていることを特徴としている(2)。
記載の電極パッドの表面に無電解Auメッキ膜が形成さ
れていることを特徴としている(2)。
【0013】前記セラミックス基板上に前記電極パッド
を形成するには、Au、Ag/Pd、Cuのいずれかを
導体主成分とする導体ペーストをセラミックス基板上に
所定の電極パターン状に塗布し、焼成後、順次無電解N
i−Pメッキおよび無電解Ni−Bメッキを施す。
を形成するには、Au、Ag/Pd、Cuのいずれかを
導体主成分とする導体ペーストをセラミックス基板上に
所定の電極パターン状に塗布し、焼成後、順次無電解N
i−Pメッキおよび無電解Ni−Bメッキを施す。
【0014】前記導体ペーストの原料は導体粉末、ガラ
ス等の粉末、樹脂、溶剤からなり、前記導体粉末として
は、Au、Ag/Pd、Cuの粉末が使用可能である
が、Au粉末は高価であり、Ag/Pd粉末で厚膜を形
成した場合は湿潤雰囲気下でのAgエレクトロマイグレ
ーションの虞れがあるためCu粉末がより好ましい。ま
た、厚膜パターンとセラミックス基板との接着性を高め
るために前記導体ペースト中にガラス等の粉末を添加し
てもよい。
ス等の粉末、樹脂、溶剤からなり、前記導体粉末として
は、Au、Ag/Pd、Cuの粉末が使用可能である
が、Au粉末は高価であり、Ag/Pd粉末で厚膜を形
成した場合は湿潤雰囲気下でのAgエレクトロマイグレ
ーションの虞れがあるためCu粉末がより好ましい。ま
た、厚膜パターンとセラミックス基板との接着性を高め
るために前記導体ペースト中にガラス等の粉末を添加し
てもよい。
【0015】前記樹脂は、前記導体ペーストに塗布性を
持たせるための適度の粘性を与え、前記導体ペーストの
塗布・乾燥後に前記導体粉末等をセラミックス基板に固
定する作用を有する。また前記溶剤は前記樹脂を溶かし
液体化する作用を有する。
持たせるための適度の粘性を与え、前記導体ペーストの
塗布・乾燥後に前記導体粉末等をセラミックス基板に固
定する作用を有する。また前記溶剤は前記樹脂を溶かし
液体化する作用を有する。
【0016】また前記導体ペーストの作製は、3本ロー
ル等の公知の方法で前記導体ペースト原料を混練して行
う。
ル等の公知の方法で前記導体ペースト原料を混練して行
う。
【0017】前記導体ペーストのセラミックス基板への
塗布は、スクリーン印刷法等の公知の塗布法により行
う。また電極パッド形成用のペーストを塗布すると同時
に、配線形成用等のペーストを塗布してもよい。
塗布は、スクリーン印刷法等の公知の塗布法により行
う。また電極パッド形成用のペーストを塗布すると同時
に、配線形成用等のペーストを塗布してもよい。
【0018】前記導体ペーストをセラミックス基板に塗
布後は、塗布された導体ペーストを乾燥後、所定の焼成
条件にて焼成する。焼成処理により前記導体粉末は焼結
して導体厚膜パターンが形成され、ガラス粉末は軟化し
て導体厚膜パターンがセラミックス基板に結着される。
布後は、塗布された導体ペーストを乾燥後、所定の焼成
条件にて焼成する。焼成処理により前記導体粉末は焼結
して導体厚膜パターンが形成され、ガラス粉末は軟化し
て導体厚膜パターンがセラミックス基板に結着される。
【0019】次に、前記工程にて形成された導体厚膜パ
ターンに無電解Ni−Pメッキを施す。無電解Ni−P
メッキ膜の形成は公知のプロセスにて形成する。例え
ば、メッキ前処理工程として、導体厚膜パターンの表面
を感受化及び活性化後、無電解Ni−Pメッキ液中に浸
漬する。無電解Ni−Pメッキ膜の膜厚は特に制限され
ないが、均一な膜形成のためには1μm以上が好まし
い。
ターンに無電解Ni−Pメッキを施す。無電解Ni−P
メッキ膜の形成は公知のプロセスにて形成する。例え
ば、メッキ前処理工程として、導体厚膜パターンの表面
を感受化及び活性化後、無電解Ni−Pメッキ液中に浸
漬する。無電解Ni−Pメッキ膜の膜厚は特に制限され
ないが、均一な膜形成のためには1μm以上が好まし
い。
【0020】次に、無電解Ni−Bメッキを施す。無電
解Ni−Bメッキ膜の形成は、前記無電解Ni−Pメッ
キと同様に、公知のプロセスにて形成する。無電解Ni
−Bメッキ膜の膜厚は特に制限されないが、均一な膜形
成のためには1μm以上が好ましい。
解Ni−Bメッキ膜の形成は、前記無電解Ni−Pメッ
キと同様に、公知のプロセスにて形成する。無電解Ni
−Bメッキ膜の膜厚は特に制限されないが、均一な膜形
成のためには1μm以上が好ましい。
【0021】また、本発明に係る電極パッド(2)にお
いては、以上の工程を経て形成した電極パッドに無電解
Auメッキ膜を形成する。無電解Auメッキ膜形成の目
的は、前記電極パッドの表層に形成されている無電解N
i−Bメッキ膜の酸化防止である。無電解Auメッキ膜
の膜厚は0.1μm程度でよく、また、メッキ法も公知
のプロセスで行う。
いては、以上の工程を経て形成した電極パッドに無電解
Auメッキ膜を形成する。無電解Auメッキ膜形成の目
的は、前記電極パッドの表層に形成されている無電解N
i−Bメッキ膜の酸化防止である。無電解Auメッキ膜
の膜厚は0.1μm程度でよく、また、メッキ法も公知
のプロセスで行う。
【0022】
【作用】本発明に係る電極パッド(1)によれば、セラ
ミックス基板上にAu、Ag/Pd、Cuのいずれかよ
りなる厚膜パターンが形成され、該厚膜パターン上に無
電解Ni−Pメッキ膜が形成され、さらに無電解Ni−
Bメッキ膜が形成されているので、電極パッドの表層に
はNiの純度が高い前記無電解Ni−Bメッキ膜が存在
することになり、該無電解Ni−Bメッキ膜は半田に対
する濡れ性が良好であるため電極パッドの半田濡れ性も
良好となる。
ミックス基板上にAu、Ag/Pd、Cuのいずれかよ
りなる厚膜パターンが形成され、該厚膜パターン上に無
電解Ni−Pメッキ膜が形成され、さらに無電解Ni−
Bメッキ膜が形成されているので、電極パッドの表層に
はNiの純度が高い前記無電解Ni−Bメッキ膜が存在
することになり、該無電解Ni−Bメッキ膜は半田に対
する濡れ性が良好であるため電極パッドの半田濡れ性も
良好となる。
【0023】また前記厚膜パターンと前記無電解Ni−
Bメッキ膜との間には前記無電解Ni−Pメッキ膜が介
在しているため、厚膜導体金属が無電解Ni−Bメッキ
膜内に拡散してゆくことがなく、しかも無電解Ni−P
メッキ層中に含有されているP及びNi3 Pが厚膜導体
金属とNiとの反応を抑制するので、厚膜パターンとセ
ラミックス基板との結合界面は変化しない。このため高
温放置による電極パッドとセラミックス基板との接着性
低下は起こらない。
Bメッキ膜との間には前記無電解Ni−Pメッキ膜が介
在しているため、厚膜導体金属が無電解Ni−Bメッキ
膜内に拡散してゆくことがなく、しかも無電解Ni−P
メッキ層中に含有されているP及びNi3 Pが厚膜導体
金属とNiとの反応を抑制するので、厚膜パターンとセ
ラミックス基板との結合界面は変化しない。このため高
温放置による電極パッドとセラミックス基板との接着性
低下は起こらない。
【0024】また、本発明に係る電極パッド(2)は請
求項1記載の電極パッドの表面に無電解Auメッキ膜が
形成されているので、上記(1)と同様の作用が得られ
ると共に、メッキ膜の酸化防止が促進され耐久性が向上
する。
求項1記載の電極パッドの表面に無電解Auメッキ膜が
形成されているので、上記(1)と同様の作用が得られ
ると共に、メッキ膜の酸化防止が促進され耐久性が向上
する。
【0025】
【実施例及び比較例】以下、本発明の実施例に係る電極
パッドの実施例を図面に基づいて説明する。
パッドの実施例を図面に基づいて説明する。
【0026】[実施例1〜6]図1は実施例1〜6に係
る電極パッドを示した模式的断面図である。図中11は
厚み2mm、1辺の長さ50mmの正方形状を有するア
ルミナセラミックス基板を示しており、アルミナセラミ
ックス基板11上にはCu粉末85wt%、ガラス(P
bO−B2 O3 −SiO2 )粉末3wt%、エチルセル
ロース樹脂1wt%、テルピネオール溶剤11wt%を
含有するCu導体ペーストを印刷、焼成することで、膜
厚約10μm、2mm×2mm□のCu厚膜パターン1
2が形成されている。Cu厚膜パターン12上には膜厚
1.5μmの無電解Ni−Pメッキ膜13が形成され、
さらにその上には膜厚約1.5μmの無電解Ni−Bメ
ッキ膜14が形成されて電極パッド15が構成されてい
る。
る電極パッドを示した模式的断面図である。図中11は
厚み2mm、1辺の長さ50mmの正方形状を有するア
ルミナセラミックス基板を示しており、アルミナセラミ
ックス基板11上にはCu粉末85wt%、ガラス(P
bO−B2 O3 −SiO2 )粉末3wt%、エチルセル
ロース樹脂1wt%、テルピネオール溶剤11wt%を
含有するCu導体ペーストを印刷、焼成することで、膜
厚約10μm、2mm×2mm□のCu厚膜パターン1
2が形成されている。Cu厚膜パターン12上には膜厚
1.5μmの無電解Ni−Pメッキ膜13が形成され、
さらにその上には膜厚約1.5μmの無電解Ni−Bメ
ッキ膜14が形成されて電極パッド15が構成されてい
る。
【0027】上記した構成の電極パッド15を形成する
には、まずアルミナセラミックス基板11上にCu導体
ペーストをスクリーン印刷法にて塗布し、約100℃で
10分間程度乾燥させた後、窒素雰囲気下ピーク温度約
900℃・ピーク保持時間約10分間にて焼成してCu
厚膜パターン12を形成する。
には、まずアルミナセラミックス基板11上にCu導体
ペーストをスクリーン印刷法にて塗布し、約100℃で
10分間程度乾燥させた後、窒素雰囲気下ピーク温度約
900℃・ピーク保持時間約10分間にて焼成してCu
厚膜パターン12を形成する。
【0028】次に、メッキ前処理工程として、感受化液
(成分 SnCl2 :10g/リットル、HCl:40
ml/リットル、浴温50℃)、次いで活性化液(成分
PdCl2 :0.3g/リットル、HCl10ml/
リットル、浴温50°C)に順次浸漬して、メッキの析
出核となるPd触媒種をCu厚膜パターン12の表面に
吸着させる。
(成分 SnCl2 :10g/リットル、HCl:40
ml/リットル、浴温50℃)、次いで活性化液(成分
PdCl2 :0.3g/リットル、HCl10ml/
リットル、浴温50°C)に順次浸漬して、メッキの析
出核となるPd触媒種をCu厚膜パターン12の表面に
吸着させる。
【0029】次に、無電解Ni−Pメッキ処理工程とし
て下記の無電解Ni−Pメッキ液a又はbに浸漬して無
電解Ni−Pメッキ膜13を形成し、その後無電解Ni
−Bメッキ処理工程として無電解Ni−Bメッキ液c又
はd又はeに浸漬して無電解Ni−Bメッキ膜14を形
成する。
て下記の無電解Ni−Pメッキ液a又はbに浸漬して無
電解Ni−Pメッキ膜13を形成し、その後無電解Ni
−Bメッキ処理工程として無電解Ni−Bメッキ液c又
はd又はeに浸漬して無電解Ni−Bメッキ膜14を形
成する。
【0030】なお、各溶液から取り出したサンプルは充
分に水洗して次の溶液に浸漬した。
分に水洗して次の溶液に浸漬した。
【0031】上記無電解Ni−Pメッキ液a又はb、無
電解Ni−Bメッキ液c又はd又はeの各成分及びその
他条件は下記の通りである。
電解Ni−Bメッキ液c又はd又はeの各成分及びその
他条件は下記の通りである。
【0032】 これら各組成のうち、実際上工業的に行うにあたって
は、性能、コスト、安全性の面で無電解Ni−Pメッキ
液a、無電解Ni−Bメッキ液cが好ましい。
は、性能、コスト、安全性の面で無電解Ni−Pメッキ
液a、無電解Ni−Bメッキ液cが好ましい。
【0033】上記したように無電解Ni−Pメッキ液及
び無電解Ni−Bメッキ液の組成を変化させた場合の実
施例に係る電極パッドの接着強度及び半田濡れ性をテス
トした結果を下記の表1に示す。また、比較例として、
アルミナセラミックス基板上に銅厚膜パターンを形成
後、活性化処理を施し、無電解Ni−Pメッキ膜のみあ
るいは無電解Ni−Bメッキ膜のみを膜厚3μmとなる
ように形成した電極パッドについても同様にテストし、
結果を示した。
び無電解Ni−Bメッキ液の組成を変化させた場合の実
施例に係る電極パッドの接着強度及び半田濡れ性をテス
トした結果を下記の表1に示す。また、比較例として、
アルミナセラミックス基板上に銅厚膜パターンを形成
後、活性化処理を施し、無電解Ni−Pメッキ膜のみあ
るいは無電解Ni−Bメッキ膜のみを膜厚3μmとなる
ように形成した電極パッドについても同様にテストし、
結果を示した。
【0034】電極パターンの接着強度に関しては、アル
ミナセラミックス基板11を半田槽(Pb−Sn共晶半
田、温度230±5℃)に半田ディップ(5±0.5秒
後)することで2mm□パッド上に半田を濡らし、その
上に、直径1mmφのスズメッキ銅線をL字状に半田付
けし、引張試験機にて該銅線を垂直上方に10mm/分
の速度で引っ張る90。ピールテストにて測定した。高
温放置後の接着強度の測定は、2mm□パッド上に半田
を濡らした状態にて、150℃に加熱したオーブンに1
000時間保持した後、前記90。ピールテストにて測
定した。
ミナセラミックス基板11を半田槽(Pb−Sn共晶半
田、温度230±5℃)に半田ディップ(5±0.5秒
後)することで2mm□パッド上に半田を濡らし、その
上に、直径1mmφのスズメッキ銅線をL字状に半田付
けし、引張試験機にて該銅線を垂直上方に10mm/分
の速度で引っ張る90。ピールテストにて測定した。高
温放置後の接着強度の測定は、2mm□パッド上に半田
を濡らした状態にて、150℃に加熱したオーブンに1
000時間保持した後、前記90。ピールテストにて測
定した。
【0035】また、半田濡れ性は前記半田ディップ後の
半田の被着率を測定することで求めた。
半田の被着率を測定することで求めた。
【0036】評価基準としては、高温放置後の接着強度
が4.0kgf/2mm□以上で、かつ半田濡れ性が1
00%であるものを良とし、それ以外のものを不良とし
て評価を行った。
が4.0kgf/2mm□以上で、かつ半田濡れ性が1
00%であるものを良とし、それ以外のものを不良とし
て評価を行った。
【0037】
【表1】
【0038】表1から明らかなように、実施例1〜6に
係る厚膜パターン上に無電解Ni−Pメッキ膜が形成さ
れ、さらに無電解Ni−Bメッキ膜が形成されている電
極パッドにおいては、無電解Ni−Pメッキ膜及び無電
解Ni−Bメッキ膜の組成を変化させたいずれの場合に
もメッキ直後の接着強度が4.5kgf/2mm□とな
り、十分な接着強度を有しており、高温放置後の接着強
度も4.3〜4.5kgf/2mm□と、十分な接着強
度を有いていた。また、半田濡れ性はいずれも100%
となり、評価としてはいずれも良であった。
係る厚膜パターン上に無電解Ni−Pメッキ膜が形成さ
れ、さらに無電解Ni−Bメッキ膜が形成されている電
極パッドにおいては、無電解Ni−Pメッキ膜及び無電
解Ni−Bメッキ膜の組成を変化させたいずれの場合に
もメッキ直後の接着強度が4.5kgf/2mm□とな
り、十分な接着強度を有しており、高温放置後の接着強
度も4.3〜4.5kgf/2mm□と、十分な接着強
度を有いていた。また、半田濡れ性はいずれも100%
となり、評価としてはいずれも良であった。
【0039】一方、比較例1〜2に係る無電解Ni−P
メッキ膜のみが膜厚3μmとなるように形成された電極
パッドにおいては、メッキ直後の接着強度は4.5kg
f/2mm□となり、十分な接着強度を有していたが、
高温放置後の接着強度は1.5〜2.1kgf/2mm
□となり、強度不充分となり、しかも半田濡れ性は50
%と不充分であった。よって評価としては不良であっ
た。また比較例3〜5に係る無電解Ni−Bメッキ膜の
みが膜厚3μmとなるように形成された電極パッドにお
いては、メッキ直後の接着強度は4.1〜4.4kgf
/2mm□となり、実施例程ではないが十分な接着強度
を有していた。また、半田濡れ性は100%と充分であ
った。しかしながら高温放置後の接着強度は1.2〜
1.4kgf/2mm□となり、強度不充分となり、よ
って評価としては不良であった。
メッキ膜のみが膜厚3μmとなるように形成された電極
パッドにおいては、メッキ直後の接着強度は4.5kg
f/2mm□となり、十分な接着強度を有していたが、
高温放置後の接着強度は1.5〜2.1kgf/2mm
□となり、強度不充分となり、しかも半田濡れ性は50
%と不充分であった。よって評価としては不良であっ
た。また比較例3〜5に係る無電解Ni−Bメッキ膜の
みが膜厚3μmとなるように形成された電極パッドにお
いては、メッキ直後の接着強度は4.1〜4.4kgf
/2mm□となり、実施例程ではないが十分な接着強度
を有していた。また、半田濡れ性は100%と充分であ
った。しかしながら高温放置後の接着強度は1.2〜
1.4kgf/2mm□となり、強度不充分となり、よ
って評価としては不良であった。
【0040】次に前記した実施例、比較例の電極パッド
上にKAu(CN)2 を含有する無電解Auメッキ液
(奥野製薬工業(株)製pH5.8浴温90℃)にて、
無電解Auメッキ膜を膜厚0.1μm形成したところ、
接着強度はメッキ直後、高温放置後ともに変化は認めら
れなかった。無電解Auメッキ膜により電極パッドの酸
化耐性は高められる。
上にKAu(CN)2 を含有する無電解Auメッキ液
(奥野製薬工業(株)製pH5.8浴温90℃)にて、
無電解Auメッキ膜を膜厚0.1μm形成したところ、
接着強度はメッキ直後、高温放置後ともに変化は認めら
れなかった。無電解Auメッキ膜により電極パッドの酸
化耐性は高められる。
【0041】[実施例7〜12]実施例7〜12に係る
電極パッドとしては、まずアルミナセラミックス基板1
1上にAg−Pd混合粉末(Ag:80wt%、Pd:
20wt%)85wt%、ガラス(PbO−B2 O3 −
SiO2 )粉末3wt%、エチルセルロース樹脂1wt
%、テルピネオール溶剤11wt%を含有するAg−P
d導体ペーストをスクリーン印刷法にて塗布し、100
℃で10分間乾燥後、大気中ピーク温度約900℃・ピ
ーク保持時間10分間にて焼成してAg−Pd厚膜を形
成する。焼成後のAg−Pd厚膜の膜厚を10μmと
し、形状を2mm×2mm□とした。
電極パッドとしては、まずアルミナセラミックス基板1
1上にAg−Pd混合粉末(Ag:80wt%、Pd:
20wt%)85wt%、ガラス(PbO−B2 O3 −
SiO2 )粉末3wt%、エチルセルロース樹脂1wt
%、テルピネオール溶剤11wt%を含有するAg−P
d導体ペーストをスクリーン印刷法にて塗布し、100
℃で10分間乾燥後、大気中ピーク温度約900℃・ピ
ーク保持時間10分間にて焼成してAg−Pd厚膜を形
成する。焼成後のAg−Pd厚膜の膜厚を10μmと
し、形状を2mm×2mm□とした。
【0042】その後、前述の実施例1〜6と同様に表1
に示した各種メッキ液を用いて無電解Ni−Pメッキ膜
及び無電解Ni−Bメッキ膜を形成し、諸特性を同様に
評価した。
に示した各種メッキ液を用いて無電解Ni−Pメッキ膜
及び無電解Ni−Bメッキ膜を形成し、諸特性を同様に
評価した。
【0043】表1から明らかなように、実施例7〜12
に係る厚膜パターン上に無電解Ni−Pメッキ膜が形成
され、さらに無電解Ni−Bメッキ膜が形成されている
電極パッドにおいては、無電解Ni−Pメッキ膜及び無
電解Ni−Bメッキ膜の組成を変化させたいずれの場合
にもメッキ直後の接着強度が4.1〜4.4kgf/2
mm□となり、十分な接着強度を有しており、高温放置
後の接着強度も4.1〜4.2kgf/2mm□と、十
分な接着強度を有いていた。また、半田濡れ性はいずれ
も100%となり、評価としてはいずれも良であった。
に係る厚膜パターン上に無電解Ni−Pメッキ膜が形成
され、さらに無電解Ni−Bメッキ膜が形成されている
電極パッドにおいては、無電解Ni−Pメッキ膜及び無
電解Ni−Bメッキ膜の組成を変化させたいずれの場合
にもメッキ直後の接着強度が4.1〜4.4kgf/2
mm□となり、十分な接着強度を有しており、高温放置
後の接着強度も4.1〜4.2kgf/2mm□と、十
分な接着強度を有いていた。また、半田濡れ性はいずれ
も100%となり、評価としてはいずれも良であった。
【0044】一方、比較例6〜7に係る無電解Ni−P
メッキ膜のみが膜厚3μmとなるように形成された電極
パッドにおいては、メッキ直後の接着強度は4.3〜
4.4kgf/2mm□となり、十分な接着強度を有し
ていたが、高温放置後の接着強度は1.4〜2.0kg
f/2mm□となり、強度不充分となり、しかも半田濡
れ性は50%と不充分であった。よって評価としては不
良であった。また比較例8〜10に係る無電解Ni−B
メッキ膜のみが膜厚3μmとなるように形成された電極
パッドにおいては、メッキ直後の接着強度は4.0〜
4.3kgf/2mm□となり、実施例程ではないが十
分な接着強度を有していた。また、半田濡れ性は100
%と充分であった。しかしながら高温放置後の接着強度
は1.0〜1.3kgf/2mm□となり、強度不充分
となり、よって評価としては不良であった。
メッキ膜のみが膜厚3μmとなるように形成された電極
パッドにおいては、メッキ直後の接着強度は4.3〜
4.4kgf/2mm□となり、十分な接着強度を有し
ていたが、高温放置後の接着強度は1.4〜2.0kg
f/2mm□となり、強度不充分となり、しかも半田濡
れ性は50%と不充分であった。よって評価としては不
良であった。また比較例8〜10に係る無電解Ni−B
メッキ膜のみが膜厚3μmとなるように形成された電極
パッドにおいては、メッキ直後の接着強度は4.0〜
4.3kgf/2mm□となり、実施例程ではないが十
分な接着強度を有していた。また、半田濡れ性は100
%と充分であった。しかしながら高温放置後の接着強度
は1.0〜1.3kgf/2mm□となり、強度不充分
となり、よって評価としては不良であった。
【0045】次に前記した実施例、比較例の電極パッド
上にKAu(CN)2 を含有する無電解Auメッキ液
(奥野製薬工業(株)製pH5.8浴温90℃)にて、
無電解Auメッキ膜を膜厚0.1μm形成したところ、
接着強度はメッキ直後、高温放置後ともに変化は認めら
れなかった。無電解Auメッキ膜により電極パッドの酸
化耐性は高められる。
上にKAu(CN)2 を含有する無電解Auメッキ液
(奥野製薬工業(株)製pH5.8浴温90℃)にて、
無電解Auメッキ膜を膜厚0.1μm形成したところ、
接着強度はメッキ直後、高温放置後ともに変化は認めら
れなかった。無電解Auメッキ膜により電極パッドの酸
化耐性は高められる。
【0046】[実施例13〜18]実施例13〜18に
係る電極パッドとしては、まずアルミナセラミックス基
板11上にAu混合粉末85wt%、ガラス(PbO−
B2 O3 −SiO2 )粉末3wt%、エチルセルロース
樹脂1wt%、テルピネオール溶剤11wt%を含有す
るAg−Pd導体ペーストをスクリーン印刷法にて塗布
し、100℃で10分間乾燥後、大気中ピーク温度約9
00℃・ピーク保持時間10分間にて焼成し、Au厚膜
を形成する。焼成後のAu厚膜の膜厚を10μmとし、
形状を2mm×2mm□とした。
係る電極パッドとしては、まずアルミナセラミックス基
板11上にAu混合粉末85wt%、ガラス(PbO−
B2 O3 −SiO2 )粉末3wt%、エチルセルロース
樹脂1wt%、テルピネオール溶剤11wt%を含有す
るAg−Pd導体ペーストをスクリーン印刷法にて塗布
し、100℃で10分間乾燥後、大気中ピーク温度約9
00℃・ピーク保持時間10分間にて焼成し、Au厚膜
を形成する。焼成後のAu厚膜の膜厚を10μmとし、
形状を2mm×2mm□とした。
【0047】その後、前述の実施例1〜6と同様に表1
に示した各種メッキ液を用いて無電解Ni−Pメッキ膜
及び無電解Ni−Bメッキ膜を形成し、諸特性を同様に
評価した。
に示した各種メッキ液を用いて無電解Ni−Pメッキ膜
及び無電解Ni−Bメッキ膜を形成し、諸特性を同様に
評価した。
【0048】表1から明らかなように、実施例13〜1
8に係る厚膜パターン上に無電解Ni−Pメッキ膜が形
成され、さらに無電解Ni−Bメッキ膜が形成されてい
る電極パッドにおいては、無電解Ni−Pメッキ膜及び
無電解Ni−Bメッキ膜の組成を変化させたいずれの場
合にもメッキ直後の接着強度が4.1〜4.4kgf/
2mm□となり、十分な接着強度を有しており、高温放
置後の接着強度も4.1〜4.3kgf/2mm□と、
十分な接着強度を有いていた。また、半田濡れ性はいず
れも100%となり、評価としてはいずれも良であっ
た。
8に係る厚膜パターン上に無電解Ni−Pメッキ膜が形
成され、さらに無電解Ni−Bメッキ膜が形成されてい
る電極パッドにおいては、無電解Ni−Pメッキ膜及び
無電解Ni−Bメッキ膜の組成を変化させたいずれの場
合にもメッキ直後の接着強度が4.1〜4.4kgf/
2mm□となり、十分な接着強度を有しており、高温放
置後の接着強度も4.1〜4.3kgf/2mm□と、
十分な接着強度を有いていた。また、半田濡れ性はいず
れも100%となり、評価としてはいずれも良であっ
た。
【0049】一方、比較例11〜12に係る無電解Ni
−Pメッキ膜のみが膜厚3μmとなるように形成された
電極パッドにおいては、メッキ直後の接着強度は4.1
〜4.2kgf/2mm□となり、十分な接着強度を有
していたが、高温放置後の接着強度は1.2〜1.8k
gf/2mm□となり、強度不充分となり、しかも半田
濡れ性は50%と不充分であった。よって評価としては
不良であった。また比較例13〜15に係る無電解Ni
−Bメッキ膜のみが膜厚3μmとなるように形成された
電極パッドにおいては、メッキ直後の接着強度は4.0
〜4.1kgf/2mm□となり、実施例程ではないが
十分な接着強度を有していた。また、半田濡れ性は10
0%と充分であった。しかしながら高温放置後の接着強
度は0.9〜1.2kgf/2mm□となり、強度不充
分となり、よって評価としては不良であった。
−Pメッキ膜のみが膜厚3μmとなるように形成された
電極パッドにおいては、メッキ直後の接着強度は4.1
〜4.2kgf/2mm□となり、十分な接着強度を有
していたが、高温放置後の接着強度は1.2〜1.8k
gf/2mm□となり、強度不充分となり、しかも半田
濡れ性は50%と不充分であった。よって評価としては
不良であった。また比較例13〜15に係る無電解Ni
−Bメッキ膜のみが膜厚3μmとなるように形成された
電極パッドにおいては、メッキ直後の接着強度は4.0
〜4.1kgf/2mm□となり、実施例程ではないが
十分な接着強度を有していた。また、半田濡れ性は10
0%と充分であった。しかしながら高温放置後の接着強
度は0.9〜1.2kgf/2mm□となり、強度不充
分となり、よって評価としては不良であった。
【0050】次に前記した実施例、比較例の電極パッド
上にKAu(CN)2 を含有する無電解Auメッキ液
(奥野製薬工業(株)製pH5.8浴温90℃)にて、
無電解Auメッキ膜を膜厚0.1μm形成したところ、
接着強度はメッキ直後、高温放置後ともに変化は認めら
れなかった。無電解Auメッキ膜により電極パッドの酸
化耐性は高められる。
上にKAu(CN)2 を含有する無電解Auメッキ液
(奥野製薬工業(株)製pH5.8浴温90℃)にて、
無電解Auメッキ膜を膜厚0.1μm形成したところ、
接着強度はメッキ直後、高温放置後ともに変化は認めら
れなかった。無電解Auメッキ膜により電極パッドの酸
化耐性は高められる。
【0051】上記実施例においてはセラミックス基板と
して基板内に配線が形成されていないアルミナセラミッ
クス基板を使用したが何らこれに限定されるものでな
く、別の実施例にあっては基板内に配線が形成されてい
てもよく、また、ムライトセラミックス基板、ガラスセ
ラミックス基板、窒化アルミニウムセラミックス基板な
どであってもよい。
して基板内に配線が形成されていないアルミナセラミッ
クス基板を使用したが何らこれに限定されるものでな
く、別の実施例にあっては基板内に配線が形成されてい
てもよく、また、ムライトセラミックス基板、ガラスセ
ラミックス基板、窒化アルミニウムセラミックス基板な
どであってもよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る電極パ
ッド(1)によれば、セラミックス基板上にAu、Ag
/Pd、Cuのいずれかよりなる厚膜パターンが形成さ
れ、該厚膜パターン上に無電解Ni−Pメッキ膜が形成
され、さらに無電解Ni−Bメッキ膜が形成されている
ので、半田濡れ性及び高温放置後の密着性にすぐれ、L
SIをフリップチップ方式にて接続した際に極めて高い
信頼性を得ることができる。
ッド(1)によれば、セラミックス基板上にAu、Ag
/Pd、Cuのいずれかよりなる厚膜パターンが形成さ
れ、該厚膜パターン上に無電解Ni−Pメッキ膜が形成
され、さらに無電解Ni−Bメッキ膜が形成されている
ので、半田濡れ性及び高温放置後の密着性にすぐれ、L
SIをフリップチップ方式にて接続した際に極めて高い
信頼性を得ることができる。
【0053】また、本発明に係る電極パッド(2)にお
いては請求項1記載の電極パッドの表面に無電解Auメ
ッキ膜が形成されているので、上記(1)と同様の効果
が得られると共に、メッキ膜の酸化防止が促進され耐久
性を向上することができる。
いては請求項1記載の電極パッドの表面に無電解Auメ
ッキ膜が形成されているので、上記(1)と同様の効果
が得られると共に、メッキ膜の酸化防止が促進され耐久
性を向上することができる。
【図1】本発明の実施例に係る電極パッドを示した模式
的断面図である。
的断面図である。
11 (アルミナ)セラミックス基板 12 (Cu)厚膜パターン 13 無電解Ni−Pメッキ膜 14 無電解Ni−Bメッキ膜 15 電極パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9169−4M H01L 21/92 604R
Claims (2)
- 【請求項1】 セラミックス基板上に形成される電極パ
ッドにおいて、セラミックス基板上にAu、Ag/P
d、Cuのいずれかよりなる厚膜パターンが形成され、
該厚膜パターン上に無電解Ni−Pメッキ膜が形成さ
れ、さらに無電解Ni−Bメッキ膜が形成されているこ
とを特徴とする電極パッド。 - 【請求項2】 請求項1記載の電極パッドの表面に無電
解Auメッキ膜が形成されていることを特徴とする電極
パッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10539295A JPH08306816A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 電極パッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10539295A JPH08306816A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 電極パッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08306816A true JPH08306816A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14406377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10539295A Pending JPH08306816A (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 電極パッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08306816A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5893725A (en) * | 1996-06-24 | 1999-04-13 | Intel Corporation | C4 substrate contact pad which has a layer of NI-B plating |
| US6184061B1 (en) | 1998-04-24 | 2001-02-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Electrode of semiconductor device, method of manufacturing thereof, and the semicondutor device |
| US6225569B1 (en) * | 1996-11-15 | 2001-05-01 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Wiring substrate and method of manufacturing the same |
| JP2001342593A (ja) * | 2000-06-01 | 2001-12-14 | Tsuneki Mekki Kogyo Kk | 接点部材及びその製造方法 |
| JP2004281426A (ja) * | 2002-11-22 | 2004-10-07 | Kyocera Corp | ガラスセラミック配線基板 |
| EP1357771A4 (en) * | 2001-10-02 | 2008-05-21 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | ELECTRONIC ELEMENTS |
| CN103367304A (zh) * | 2013-07-19 | 2013-10-23 | 日月光半导体制造股份有限公司 | 封装基板、覆晶式封装及其制造方法 |
| CN108172521A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-06-15 | 合肥矽迈微电子科技有限公司 | 一种塑封元器件及其缝隙无空洞填充的工艺方法 |
| WO2022054657A1 (ja) * | 2020-09-08 | 2022-03-17 | 株式会社村田製作所 | 配線基板及び配線基板の製造方法 |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP10539295A patent/JPH08306816A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5893725A (en) * | 1996-06-24 | 1999-04-13 | Intel Corporation | C4 substrate contact pad which has a layer of NI-B plating |
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| CN103367304A (zh) * | 2013-07-19 | 2013-10-23 | 日月光半导体制造股份有限公司 | 封装基板、覆晶式封装及其制造方法 |
| CN108172521A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-06-15 | 合肥矽迈微电子科技有限公司 | 一种塑封元器件及其缝隙无空洞填充的工艺方法 |
| WO2022054657A1 (ja) * | 2020-09-08 | 2022-03-17 | 株式会社村田製作所 | 配線基板及び配線基板の製造方法 |
| CN116235281A (zh) * | 2020-09-08 | 2023-06-06 | 株式会社村田制作所 | 布线基板和布线基板的制造方法 |
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