JPH08307657A - 画像入力装置 - Google Patents
画像入力装置Info
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- JPH08307657A JPH08307657A JP7114745A JP11474595A JPH08307657A JP H08307657 A JPH08307657 A JP H08307657A JP 7114745 A JP7114745 A JP 7114745A JP 11474595 A JP11474595 A JP 11474595A JP H08307657 A JPH08307657 A JP H08307657A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】天井灯などの照明光源によって被写体に正反射
が起こっている場合であっても、正反射を避けるための
面倒な作業を行う必要がなく、また斜め方向からの撮影
によって文字などが読み辛くなるということのない画像
入力装置を提供することを目的とする。 【構成】被写体である原稿PPに対して複数の異なる被
写体像をラインセンサ11a上に結像するように、原稿
PPの撮影位置を変更するための原稿台モータ34と、
撮影位置の異なった状態で複数回の撮影を行うように制
御するMPUと、原稿PPの被写体像に対応した画像デ
ータを格納するための1つ又は複数の画像メモリ領域
と、撮影位置の異なる複数の被写体像に対応した画像デ
ータを合成して被写体像における正反射部分のない画像
データを得るための画像合成手段とを有して構成され
る。
が起こっている場合であっても、正反射を避けるための
面倒な作業を行う必要がなく、また斜め方向からの撮影
によって文字などが読み辛くなるということのない画像
入力装置を提供することを目的とする。 【構成】被写体である原稿PPに対して複数の異なる被
写体像をラインセンサ11a上に結像するように、原稿
PPの撮影位置を変更するための原稿台モータ34と、
撮影位置の異なった状態で複数回の撮影を行うように制
御するMPUと、原稿PPの被写体像に対応した画像デ
ータを格納するための1つ又は複数の画像メモリ領域
と、撮影位置の異なる複数の被写体像に対応した画像デ
ータを合成して被写体像における正反射部分のない画像
データを得るための画像合成手段とを有して構成され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体、特に紙面原稿
又はホワイトボードなどの平面的な被写体を撮影して画
像データを得るための画像入力装置に関する。
又はホワイトボードなどの平面的な被写体を撮影して画
像データを得るための画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、被写体を撮影して画像デ
ータを得るための画像入力装置として、エリアセンサ
(2次元撮像デバイス)、又はラインセンサ(1次元撮
像デバイス)と走査機構とを用いた電子カメラが提案さ
れている。後者の例として特公平4−67836号に記
載の電子カメラがある。
ータを得るための画像入力装置として、エリアセンサ
(2次元撮像デバイス)、又はラインセンサ(1次元撮
像デバイス)と走査機構とを用いた電子カメラが提案さ
れている。後者の例として特公平4−67836号に記
載の電子カメラがある。
【0003】上述のような従来の電子カメラを用いて被
写体を撮影した場合に、天井灯などの照明光源からの光
が被写体で反射(正反射)し、その反射光が被写体像と
ともに撮影されてしまうことがある。
写体を撮影した場合に、天井灯などの照明光源からの光
が被写体で反射(正反射)し、その反射光が被写体像と
ともに撮影されてしまうことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子カメラで
は、正反射が起こることによって被写体像が乱され、そ
の部分については色合い又は文字などの情報が得られな
くなるおそれがある。
は、正反射が起こることによって被写体像が乱され、そ
の部分については色合い又は文字などの情報が得られな
くなるおそれがある。
【0005】被写体が、例えばホワイトボードや紙の原
稿などのように、光沢があり且つ室内で用いられる場合
には、天井灯などによる正反射によって被写体に記録さ
れている文字が読めなくなることがしばしば発生する。
また、屋外であっても、太陽の直射光線や照明灯による
ビーム光線などによって正反射が起こり、文字などが読
めなくなることがある。
稿などのように、光沢があり且つ室内で用いられる場合
には、天井灯などによる正反射によって被写体に記録さ
れている文字が読めなくなることがしばしば発生する。
また、屋外であっても、太陽の直射光線や照明灯による
ビーム光線などによって正反射が起こり、文字などが読
めなくなることがある。
【0006】そのため、従来においては、撮影時に適当
な遮蔽物を用いて天井灯からの照明光を遮えぎったり、
又は被写体の位置を大幅に移動させたり、面倒な作業を
行わなければならないという問題があった。また、その
ような作業を行わない場合には、正反射が起こらないよ
うに被写体の正面から大きくズレた斜め方向から撮影を
行わなければならず、そのために被写体に記録された文
字などが読み辛くなるという問題があった。
な遮蔽物を用いて天井灯からの照明光を遮えぎったり、
又は被写体の位置を大幅に移動させたり、面倒な作業を
行わなければならないという問題があった。また、その
ような作業を行わない場合には、正反射が起こらないよ
うに被写体の正面から大きくズレた斜め方向から撮影を
行わなければならず、そのために被写体に記録された文
字などが読み辛くなるという問題があった。
【0007】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、天井灯などの照明光源によって被写体に正反射が
起こっている場合であっても、正反射を避けるための面
倒な作業を行う必要がなく、また斜め方向からの撮影に
よって文字などが読み辛くなるということのない画像入
力装置を提供することを目的とする。
ので、天井灯などの照明光源によって被写体に正反射が
起こっている場合であっても、正反射を避けるための面
倒な作業を行う必要がなく、また斜め方向からの撮影に
よって文字などが読み辛くなるということのない画像入
力装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る装
置は、被写体からの光を入射して被写体像を結像するた
めの光学系と、前記被写体像を画像信号に変換するため
のイメージセンサとを有し、前記被写体を撮影して画像
データを得るための画像入力装置であって、前記被写体
に対して複数の異なる前記被写体像を前記イメージセン
サ上に結像するように、前記被写体の撮影位置を変更す
るための撮影位置変更手段と、撮影位置の異なった状態
で複数回の撮影を行う撮影制御手段と、前記被写体像に
対応した前記画像信号に基づく画像データを格納するた
めの1つ又は複数の画像メモリ領域と、撮影位置の異な
る複数の被写体像に対応した前記画像信号に基づく画像
データを合成して外部光源による正反射部分のない前記
被写体像の画像データを得るための画像合成手段とを有
して構成される。
置は、被写体からの光を入射して被写体像を結像するた
めの光学系と、前記被写体像を画像信号に変換するため
のイメージセンサとを有し、前記被写体を撮影して画像
データを得るための画像入力装置であって、前記被写体
に対して複数の異なる前記被写体像を前記イメージセン
サ上に結像するように、前記被写体の撮影位置を変更す
るための撮影位置変更手段と、撮影位置の異なった状態
で複数回の撮影を行う撮影制御手段と、前記被写体像に
対応した前記画像信号に基づく画像データを格納するた
めの1つ又は複数の画像メモリ領域と、撮影位置の異な
る複数の被写体像に対応した前記画像信号に基づく画像
データを合成して外部光源による正反射部分のない前記
被写体像の画像データを得るための画像合成手段とを有
して構成される。
【0009】請求項2の発明に係る装置は、前記被写体
に対して複数の異なる撮影位置から撮影を行う撮影制御
手段と、撮影位置の異なる複数の被写体像に対応した前
記画像信号に基づく画像データを合成して外部光源によ
る正反射部分のない前記被写体像の画像データを得るた
めの画像合成手段とを有して構成される。
に対して複数の異なる撮影位置から撮影を行う撮影制御
手段と、撮影位置の異なる複数の被写体像に対応した前
記画像信号に基づく画像データを合成して外部光源によ
る正反射部分のない前記被写体像の画像データを得るた
めの画像合成手段とを有して構成される。
【0010】
【作用】本発明における作用を図5を用いて説明する。
被写体に正反射がある場合に、被写体の撮影位置を変更
して2回の撮影を行うと、正反射部分の位置の異なる2
つの被写体像FS1,2に対応する画像データが得られ
る。つまり、1回目に撮影された被写体像FS1〔図5
(a)〕と、2回目に撮影された被写体像FS2〔図5
(b)〕とは、正反射部分RP1,2の位置が互いに異
なる。
被写体に正反射がある場合に、被写体の撮影位置を変更
して2回の撮影を行うと、正反射部分の位置の異なる2
つの被写体像FS1,2に対応する画像データが得られ
る。つまり、1回目に撮影された被写体像FS1〔図5
(a)〕と、2回目に撮影された被写体像FS2〔図5
(b)〕とは、正反射部分RP1,2の位置が互いに異
なる。
【0011】通常、正反射部分RP1,2は輝度が高い
ので、その濃度は最低に近くなる。2つの被写体像FS
1,2を重ね合わせ、それらのうち濃度の高い方を選択
するように合成すると、合成被写体像FS3が得られる
〔図5(c)〕。合成被写体像FS3では、元の被写体
像FS1,2にあった正反射部分RP1,2がなくなっ
ており、原稿PPに忠実な画像となっている。
ので、その濃度は最低に近くなる。2つの被写体像FS
1,2を重ね合わせ、それらのうち濃度の高い方を選択
するように合成すると、合成被写体像FS3が得られる
〔図5(c)〕。合成被写体像FS3では、元の被写体
像FS1,2にあった正反射部分RP1,2がなくなっ
ており、原稿PPに忠実な画像となっている。
【0012】このような合成処理が、画像合成手段によ
って、被写体像FS1,2に対応する画像データに対し
て実行される。請求項2の発明においては、例えば2つ
のカメラによって同時に撮影位置の異なる2つの画像デ
ータが得られ、これら2つの画像データに対して合成処
理が行われる。
って、被写体像FS1,2に対応する画像データに対し
て実行される。請求項2の発明においては、例えば2つ
のカメラによって同時に撮影位置の異なる2つの画像デ
ータが得られ、これら2つの画像データに対して合成処
理が行われる。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る画像入力装置1の正面
図、図2は電子カメラ4の光学系の構成の一例を模式的
に示す図、図3は電子カメラ4の制御系100のブロッ
ク図である。
図、図2は電子カメラ4の光学系の構成の一例を模式的
に示す図、図3は電子カメラ4の制御系100のブロッ
ク図である。
【0014】図1に示すように、画像入力装置1は、本
体フレーム3、本体フレーム3の上部に下方を撮影する
ように取り付けられた電子カメラ4、及び本体フレーム
3の下部に取り付けられた原稿台5から構成されてい
る。
体フレーム3、本体フレーム3の上部に下方を撮影する
ように取り付けられた電子カメラ4、及び本体フレーム
3の下部に取り付けられた原稿台5から構成されてい
る。
【0015】原稿台5は、2つのプーリ32,33に掛
けわたされたベルト31、プーリ32を回転駆動する原
稿台モータ34などからなる。原稿PPはベルト31の
上面に載せられて固定され、原稿台モータ34の回転駆
動によって図の左右方向(矢印M1方向)に移動する。
これによって電子カメラ4による原稿PPの撮影位置が
変更される。
けわたされたベルト31、プーリ32を回転駆動する原
稿台モータ34などからなる。原稿PPはベルト31の
上面に載せられて固定され、原稿台モータ34の回転駆
動によって図の左右方向(矢印M1方向)に移動する。
これによって電子カメラ4による原稿PPの撮影位置が
変更される。
【0016】図2に示すように、電子カメラ4はライン
走査型カメラであり、CCDアレイからなるラインセン
サ11a、ライン走査機構13、結像用のレンズ17、
電動のピント調整機構18、及びファインダー19など
を備えている。ラインセンサ11aとして、CCDアレ
イに代わる他の撮像デバイスが用いられることもある。
走査型カメラであり、CCDアレイからなるラインセン
サ11a、ライン走査機構13、結像用のレンズ17、
電動のピント調整機構18、及びファインダー19など
を備えている。ラインセンサ11aとして、CCDアレ
イに代わる他の撮像デバイスが用いられることもある。
【0017】ライン走査機構13は、ミラー14、及び
ミラー14を回転させるスキャンモータ15から構成さ
れており、ミラー14の回転軸はラインセンサ11aの
画素配列方向(主走査方向)と平行に設けられている。
ミラー14の回転によって、原稿PPの画像が主走査方
向と直交する方向(副走査方向)に走査される。ハウジ
ング10の上面にはレリーズボタン63Aが設けられて
いる。
ミラー14を回転させるスキャンモータ15から構成さ
れており、ミラー14の回転軸はラインセンサ11aの
画素配列方向(主走査方向)と平行に設けられている。
ミラー14の回転によって、原稿PPの画像が主走査方
向と直交する方向(副走査方向)に走査される。ハウジ
ング10の上面にはレリーズボタン63Aが設けられて
いる。
【0018】図3に示すように、制御系100は、全体
制御を担うMPU101を中心として、ラインセンサ1
1aを含む撮像ユニット11、スキャンモータ駆動回路
16、測距センサ51、回転センサ55、モードスイッ
チ62、レリーズスイッチ63、AD変換器110、第
1メモリ111、第2メモリ112、画像処理部13
0、及び外部インタフェース135などから構成されて
いる。
制御を担うMPU101を中心として、ラインセンサ1
1aを含む撮像ユニット11、スキャンモータ駆動回路
16、測距センサ51、回転センサ55、モードスイッ
チ62、レリーズスイッチ63、AD変換器110、第
1メモリ111、第2メモリ112、画像処理部13
0、及び外部インタフェース135などから構成されて
いる。
【0019】MPU101には、プログラムが格納され
たROM101a、及び演算などの作業領域となるRA
M101bが内蔵されている。MPU101は、ミラー
14が副走査方向に適切な速度で回転するように、スキ
ャンモータ駆動回路16に指示を与えてスキャンモータ
15を回転させる。これによって、原稿PPの全面がラ
インセンサ11aで走査され、原稿PPの撮影が行われ
ることとなる。また、MPU101は、モードスイッチ
62が反射防止モードの側に切り換えられているとき
に、反射防止処理を行う。
たROM101a、及び演算などの作業領域となるRA
M101bが内蔵されている。MPU101は、ミラー
14が副走査方向に適切な速度で回転するように、スキ
ャンモータ駆動回路16に指示を与えてスキャンモータ
15を回転させる。これによって、原稿PPの全面がラ
インセンサ11aで走査され、原稿PPの撮影が行われ
ることとなる。また、MPU101は、モードスイッチ
62が反射防止モードの側に切り換えられているとき
に、反射防止処理を行う。
【0020】反射防止処理では、1つの原稿PPに対し
て2回の撮影を行うとともに、1回目の撮影と2回目の
撮影とで原稿PPの位置を異ならせるために、原稿台モ
ータ駆動回路35に指示を与えて原稿台モータ34を適
当な回転数だけ回転させ、原稿PPを移動させる。これ
によって、1つの原稿PPに対して2つの異なる画像デ
ータD1が得られるので、それら2つの画像データD1
を合成することによって正反射の影響のない画像データ
D2を得る。つまり、MPU101は、本発明における
撮影制御手段に相当する。MPU101は、その他の種
々の制御を行って画像入力装置1の全体の動作を統括す
る。
て2回の撮影を行うとともに、1回目の撮影と2回目の
撮影とで原稿PPの位置を異ならせるために、原稿台モ
ータ駆動回路35に指示を与えて原稿台モータ34を適
当な回転数だけ回転させ、原稿PPを移動させる。これ
によって、1つの原稿PPに対して2つの異なる画像デ
ータD1が得られるので、それら2つの画像データD1
を合成することによって正反射の影響のない画像データ
D2を得る。つまり、MPU101は、本発明における
撮影制御手段に相当する。MPU101は、その他の種
々の制御を行って画像入力装置1の全体の動作を統括す
る。
【0021】撮像ユニット11は、MPU101の指示
によってラインセンサ11aを制御し、原稿PPの画像
の濃淡に応じた画素単位の画像信号S1を出力する。測
距センサ51は、レリーズボタン63Aを半押し状態と
したときに作動し、被写体である原稿PPまでの距離
(被写体距離)を測定する。
によってラインセンサ11aを制御し、原稿PPの画像
の濃淡に応じた画素単位の画像信号S1を出力する。測
距センサ51は、レリーズボタン63Aを半押し状態と
したときに作動し、被写体である原稿PPまでの距離
(被写体距離)を測定する。
【0022】回転センサ55は、スキャンモータ15の
回転角度位置及び回転速度を検知する。回転センサ55
からの検出信号に基づいて、原稿台モータ駆動回路35
の制御が行われる。
回転角度位置及び回転速度を検知する。回転センサ55
からの検出信号に基づいて、原稿台モータ駆動回路35
の制御が行われる。
【0023】モードスイッチ62は、通常モードと反射
防止モードとを切り換えるためのものであり、撮影者に
よって操作される。反射防止モードとは、原稿PPに天
井灯などによる正反射がある場合に、その正反射の影響
のない画像データD2を得るための反射防止処理を行う
モードである。
防止モードとを切り換えるためのものであり、撮影者に
よって操作される。反射防止モードとは、原稿PPに天
井灯などによる正反射がある場合に、その正反射の影響
のない画像データD2を得るための反射防止処理を行う
モードである。
【0024】レリーズスイッチ63は、レリーズボタン
63Aを押したときに作動するスイッチである。半押し
状態のときには、測距センサ51を作動させて原稿PP
までの距離の測定が行われ、全押し状態のときには原稿
PPの撮影が開始される。
63Aを押したときに作動するスイッチである。半押し
状態のときには、測距センサ51を作動させて原稿PP
までの距離の測定が行われ、全押し状態のときには原稿
PPの撮影が開始される。
【0025】AD変換器110は、撮像ユニット11か
ら出力される画像信号S1をデジタル信号である画像デ
ータD1に変換する。画像処理部130は、通常モード
時において、AD変換器110から出力される画像デー
タD1を第1メモリ111に格納する。反射防止モード
時においては、AD変換器110から出力される画像デ
ータD1を第1メモリ111又は第2メモリ112に格
納し、またそれらに格納された画像データD1に対して
補正処理及び合成処理を行う。それらの処理を行うため
に、画像処理部130には、データ制御部131、画像
補正部132、及び画像合成部133が設けられてい
る。詳細は後述する。
ら出力される画像信号S1をデジタル信号である画像デ
ータD1に変換する。画像処理部130は、通常モード
時において、AD変換器110から出力される画像デー
タD1を第1メモリ111に格納する。反射防止モード
時においては、AD変換器110から出力される画像デ
ータD1を第1メモリ111又は第2メモリ112に格
納し、またそれらに格納された画像データD1に対して
補正処理及び合成処理を行う。それらの処理を行うため
に、画像処理部130には、データ制御部131、画像
補正部132、及び画像合成部133が設けられてい
る。詳細は後述する。
【0026】外部インタフェース135は、撮影によっ
て得られた画像データD2をハードディスク装置やパー
ソナルコンピュータなどの外部機器に出力するためのイ
ンタフェースである。
て得られた画像データD2をハードディスク装置やパー
ソナルコンピュータなどの外部機器に出力するためのイ
ンタフェースである。
【0027】図4は画像処理部130による反射防止処
理の画像データDの流れを説明するためのブロック図で
ある。図4において、AD変換器110から出力される
画像データD1は、データ制御部131の制御によっ
て、1回目の撮影時には第1メモリ111に格納され、
2回目の撮影時には第2メモリ112に格納される。こ
こで、1回目の撮影時の画像データを「画像データD1
a」、2回目の撮影時の画像データを「画像データD1
b」とする。
理の画像データDの流れを説明するためのブロック図で
ある。図4において、AD変換器110から出力される
画像データD1は、データ制御部131の制御によっ
て、1回目の撮影時には第1メモリ111に格納され、
2回目の撮影時には第2メモリ112に格納される。こ
こで、1回目の撮影時の画像データを「画像データD1
a」、2回目の撮影時の画像データを「画像データD1
b」とする。
【0028】第2メモリ112に格納された画像データ
D1bは、画像補正部132によって、被写体像の歪み
及び位置ズレの補正のための補正処理が行われる。つま
り、撮影の1回目と2回目とでは撮影位置が異なるの
で、撮影された2つの被写体像は位置が互いにズレてい
る。また、レンズ17の歪曲や被写体距離Tの変化によ
る倍率変化の影響によって、2つの被写体像は、歪み状
態が互いに異なり、ピッタリとは重ならない。これら2
つの被写体像が互いに一致するように補正処理が行われ
るのである。
D1bは、画像補正部132によって、被写体像の歪み
及び位置ズレの補正のための補正処理が行われる。つま
り、撮影の1回目と2回目とでは撮影位置が異なるの
で、撮影された2つの被写体像は位置が互いにズレてい
る。また、レンズ17の歪曲や被写体距離Tの変化によ
る倍率変化の影響によって、2つの被写体像は、歪み状
態が互いに異なり、ピッタリとは重ならない。これら2
つの被写体像が互いに一致するように補正処理が行われ
るのである。
【0029】補正処理においては、例えば、画像データ
の各画素に対応する被写体上の各点とレンズ17との間
の距離である撮影距離L、及び、被写体上の各点とレン
ズ17とを結ぶ直線と光軸とのなす角度αについて、1
回目の撮影時と2回目の撮影時とでどのように変化して
いるかが、撮影位置の変化量(原稿PPの移動量)dと
測距センサ51による測定結果である被写体距離Tとか
ら計算される。但し、角度αは、垂直面に投影された垂
直角度成分と水平面に投影された水平角度成分との組み
合わせによって表現される。計算に当たっては、1回目
の撮影時の撮影距離L1と角度α1、及び被写体距離T
の変化と撮影位置の変化量dから、2回目の撮影時の撮
影距離L2と角度α2が求められ、ラインセンサ11a
上における被写体像の各点のズレが計算される。その計
算値に基づいて、歪み補正が行われる。
の各画素に対応する被写体上の各点とレンズ17との間
の距離である撮影距離L、及び、被写体上の各点とレン
ズ17とを結ぶ直線と光軸とのなす角度αについて、1
回目の撮影時と2回目の撮影時とでどのように変化して
いるかが、撮影位置の変化量(原稿PPの移動量)dと
測距センサ51による測定結果である被写体距離Tとか
ら計算される。但し、角度αは、垂直面に投影された垂
直角度成分と水平面に投影された水平角度成分との組み
合わせによって表現される。計算に当たっては、1回目
の撮影時の撮影距離L1と角度α1、及び被写体距離T
の変化と撮影位置の変化量dから、2回目の撮影時の撮
影距離L2と角度α2が求められ、ラインセンサ11a
上における被写体像の各点のズレが計算される。その計
算値に基づいて、歪み補正が行われる。
【0030】なお、レンズ17の歪曲は、光の通過する
位置による歪曲収差(ディストーション)の値の差に基
づくものであり、ディストーションが無視できる場合に
はその補正は不要である。また、被写体距離Tが変化し
ない場合には、それにともなう倍率変化を補うための補
正は不要である。
位置による歪曲収差(ディストーション)の値の差に基
づくものであり、ディストーションが無視できる場合に
はその補正は不要である。また、被写体距離Tが変化し
ない場合には、それにともなう倍率変化を補うための補
正は不要である。
【0031】補正処理後の画像データD1cは、補正前
の画像データD1bが消去された後の第2メモリ112
に格納される。画像合成部133は、第1メモリ111
に格納された画像データD1aと第2メモリ112に格
納された画像データD1cに対し、被写体像における正
反射部分のない画像データを得るための合成処理を行
う。
の画像データD1bが消去された後の第2メモリ112
に格納される。画像合成部133は、第1メモリ111
に格納された画像データD1aと第2メモリ112に格
納された画像データD1cに対し、被写体像における正
反射部分のない画像データを得るための合成処理を行
う。
【0032】図5は合成処理の原理を説明するための図
である。図5において、1回目に撮影された被写体像F
S1は、中央よりもやや上方に正反射によって影響を受
けた正反射部分RP1が存在する。2回目に撮影された
被写体像FS2は、中央よりもやや下方に正反射部分R
P2が存在する。通常、正反射部分RP1,2は輝度が
高いので、その濃度は最低に近くなる。各被写体像FS
1,2において、濃度の高い画像部分GP1,2はその
うちの正反射部分RP1,2が欠けた状態となってい
る。
である。図5において、1回目に撮影された被写体像F
S1は、中央よりもやや上方に正反射によって影響を受
けた正反射部分RP1が存在する。2回目に撮影された
被写体像FS2は、中央よりもやや下方に正反射部分R
P2が存在する。通常、正反射部分RP1,2は輝度が
高いので、その濃度は最低に近くなる。各被写体像FS
1,2において、濃度の高い画像部分GP1,2はその
うちの正反射部分RP1,2が欠けた状態となってい
る。
【0033】2つの被写体像FS1,2を重ね合わせ、
それらのうち濃度の高い方を選択するように合成する
と、合成被写体像FS3が得られる。合成被写体像FS
3では、元の被写体像FS1,2にあった正反射部分R
P1,2がなくなっており、原稿PPに忠実な画像とな
っている。
それらのうち濃度の高い方を選択するように合成する
と、合成被写体像FS3が得られる。合成被写体像FS
3では、元の被写体像FS1,2にあった正反射部分R
P1,2がなくなっており、原稿PPに忠実な画像とな
っている。
【0034】このような合成処理が、被写体像FS1,
2に対応する画像データD1a,cに対して実行され、
それによって得られた合成被写体像FS3に対応する画
像データD2が、画像データD1aが消去された後の第
1メモリ111に格納される。
2に対応する画像データD1a,cに対して実行され、
それによって得られた合成被写体像FS3に対応する画
像データD2が、画像データD1aが消去された後の第
1メモリ111に格納される。
【0035】合成処理においては、2つの画像データD
1a,cが互いに対応する画素毎に比較され、それぞれ
濃度の高い方(すなわち輝度値の低い方)の画像データ
(画素値)が採用される。
1a,cが互いに対応する画素毎に比較され、それぞれ
濃度の高い方(すなわち輝度値の低い方)の画像データ
(画素値)が採用される。
【0036】しかし、単純に濃度の高い方の画像データ
を採用すると、正反射部分RP1,2でない画素におい
ても、撮影系のノイズなどに起因する画素値のゆらぎに
よって、2つの画像データD1a,cの画素値が交互に
採用されることが生じ、実際にはないテクスチャ(縞模
様)を発生させるおそれがある。これを防止するための
方法として、2つの画像データD1a,cの画素値のう
ち、原則としていずれか一方のみの画素値を採用するこ
ととし、2つの画素値の間に予め設定された設定値を越
える差があった場合に、濃度の高い方の画素値を採用す
ることとする。他の方法として、2つの画像データD1
a,cの画素値の平均値を原則的に採用し、2つの画素
値の間に予め設定された設定値を越える差があった場合
に、濃度の高い方の画素値を採用することとしてもよ
い。
を採用すると、正反射部分RP1,2でない画素におい
ても、撮影系のノイズなどに起因する画素値のゆらぎに
よって、2つの画像データD1a,cの画素値が交互に
採用されることが生じ、実際にはないテクスチャ(縞模
様)を発生させるおそれがある。これを防止するための
方法として、2つの画像データD1a,cの画素値のう
ち、原則としていずれか一方のみの画素値を採用するこ
ととし、2つの画素値の間に予め設定された設定値を越
える差があった場合に、濃度の高い方の画素値を採用す
ることとする。他の方法として、2つの画像データD1
a,cの画素値の平均値を原則的に採用し、2つの画素
値の間に予め設定された設定値を越える差があった場合
に、濃度の高い方の画素値を採用することとしてもよ
い。
【0037】図6は撮影における処理動作を示すフロー
チャートである。図6において、原稿PPの1回目の撮
影が行われ(#11)、その画像データD1aが第1メ
モリ111に格納される(#12)。反射防止モードで
ない場合には(#13でノー)、それで撮影を終了す
る。
チャートである。図6において、原稿PPの1回目の撮
影が行われ(#11)、その画像データD1aが第1メ
モリ111に格納される(#12)。反射防止モードで
ない場合には(#13でノー)、それで撮影を終了す
る。
【0038】反射防止モードである場合には(#13で
イエス)、原稿台モータ34が駆動され原稿PPの位置
が変更される(#14)。2回目の撮影が行われ(#1
5)、その画像データD1bが第2メモリ112に格納
される(#16)。補正処理が行われ(#17)、補正
後の画像データD1cが第2メモリ112に格納される
(#18)。画像データD1a,cの各画素の濃度値が
比較される(#19)。濃度値の高い方の画素値を採用
することによって画像データD1a,cを合成し(#2
0)、合成した画像データD2を第1メモリ111に格
納する(#21)。
イエス)、原稿台モータ34が駆動され原稿PPの位置
が変更される(#14)。2回目の撮影が行われ(#1
5)、その画像データD1bが第2メモリ112に格納
される(#16)。補正処理が行われ(#17)、補正
後の画像データD1cが第2メモリ112に格納される
(#18)。画像データD1a,cの各画素の濃度値が
比較される(#19)。濃度値の高い方の画素値を採用
することによって画像データD1a,cを合成し(#2
0)、合成した画像データD2を第1メモリ111に格
納する(#21)。
【0039】上述の実施例によると、原稿PPを移動さ
せることにより、撮影位置を変えて2回の撮影を行い、
照明光源LSに起因する正反射部分RP1,2の位置の
異なる2つの画像データD1a,cを得て、それらを合
成することによって正反射部分のない完全な画像データ
D2を得ることができる。したがって、天井灯などの照
明光源LSによる正反射がある場合でも、それを避ける
ために従来必要であった種々の面倒な作業を行う必要が
なく、また斜め方向からの撮影によって被写体に記録さ
れた文字などが読み辛くなるということもない。
せることにより、撮影位置を変えて2回の撮影を行い、
照明光源LSに起因する正反射部分RP1,2の位置の
異なる2つの画像データD1a,cを得て、それらを合
成することによって正反射部分のない完全な画像データ
D2を得ることができる。したがって、天井灯などの照
明光源LSによる正反射がある場合でも、それを避ける
ために従来必要であった種々の面倒な作業を行う必要が
なく、また斜め方向からの撮影によって被写体に記録さ
れた文字などが読み辛くなるということもない。
【0040】図7は本発明に係る他の実施例の画像入力
装置1aの正面図である。図7において、図1に示す画
像入力装置1と同様の機能を有する要素には同一の符号
を付して説明を省略する。以下同様である。
装置1aの正面図である。図7において、図1に示す画
像入力装置1と同様の機能を有する要素には同一の符号
を付して説明を省略する。以下同様である。
【0041】画像入力装置1aでは、原稿台5aは、原
稿台基板41、原稿台基板41の一端部を回動可能に支
持する支持軸42、原稿台基板41の他端部の下面を支
持するカム板43、カム板43を回転駆動する原稿台モ
ータ44などからなる。原稿PPは原稿台基板41の上
面に載せられて固定される。原稿台モータ44の回転駆
動によって、カム板43が回動し、これによって原稿台
基板41の下面が持ち上がり又は持ち下がり、支持軸4
2を中心として矢印M2方向に回動する。これによっ
て、電子カメラ4による原稿PPの撮影位置が変更され
る。撮影位置の変更の前後においてそれぞれ原稿PPの
撮影を行うことによって、正反射部分RPの異なる2つ
の被写体像FSに対応する画像データD1が得られる。
これらを合成することによって、正反射部分RPのない
完全な画像データD2を得ることができる。
稿台基板41、原稿台基板41の一端部を回動可能に支
持する支持軸42、原稿台基板41の他端部の下面を支
持するカム板43、カム板43を回転駆動する原稿台モ
ータ44などからなる。原稿PPは原稿台基板41の上
面に載せられて固定される。原稿台モータ44の回転駆
動によって、カム板43が回動し、これによって原稿台
基板41の下面が持ち上がり又は持ち下がり、支持軸4
2を中心として矢印M2方向に回動する。これによっ
て、電子カメラ4による原稿PPの撮影位置が変更され
る。撮影位置の変更の前後においてそれぞれ原稿PPの
撮影を行うことによって、正反射部分RPの異なる2つ
の被写体像FSに対応する画像データD1が得られる。
これらを合成することによって、正反射部分RPのない
完全な画像データD2を得ることができる。
【0042】なお、画像入力装置1aにおいて、その制
御系は図3に示す制御系100と同様であり、原稿台モ
ータ44を回転制御するために原稿台モータ駆動回路3
5と同様な回路が設けられている。また、この実施例に
おいては、原稿台モータ44の回転によって被写体距離
Tが変更されるので、倍率変化を補うための補正を行う
必要がある。
御系は図3に示す制御系100と同様であり、原稿台モ
ータ44を回転制御するために原稿台モータ駆動回路3
5と同様な回路が設けられている。また、この実施例に
おいては、原稿台モータ44の回転によって被写体距離
Tが変更されるので、倍率変化を補うための補正を行う
必要がある。
【0043】図8は本発明に係る他の実施例の画像入力
装置1bの正面図、図9は画像入力装置1bの拡大図で
ある。図9において、画像入力装置1bの本体フレーム
3bには、プーリ45a,45bに掛けわたされたワイ
ヤー46が張られており、カメラ移動モータ47によっ
てワイヤー46の巻き上げ又は巻き戻しが行われ、電子
カメラ4bが図の上方又は下方(矢印M3方向)に移動
する。これによって、図8(a)及び(b)に示すよう
に、電子カメラ4bの前方に配置された被写体であるボ
ード5bに対する撮影位置が変更され、正反射部分RP
の異なる2つの被写体像FSに対応する画像データD1
が得られる。これらを合成することによって、正反射部
分RPのない完全な画像データD2を得ることができ
る。
装置1bの正面図、図9は画像入力装置1bの拡大図で
ある。図9において、画像入力装置1bの本体フレーム
3bには、プーリ45a,45bに掛けわたされたワイ
ヤー46が張られており、カメラ移動モータ47によっ
てワイヤー46の巻き上げ又は巻き戻しが行われ、電子
カメラ4bが図の上方又は下方(矢印M3方向)に移動
する。これによって、図8(a)及び(b)に示すよう
に、電子カメラ4bの前方に配置された被写体であるボ
ード5bに対する撮影位置が変更され、正反射部分RP
の異なる2つの被写体像FSに対応する画像データD1
が得られる。これらを合成することによって、正反射部
分RPのない完全な画像データD2を得ることができ
る。
【0044】なお、ボード5bは、例えばホワイトボー
ド又はブラックボードであり、ボード5b自体に文字や
図形などの情報が記録され、又は情報の記録された用紙
が掲示される。また、電子カメラ4bは、結像用のレン
ズ17b、及びCCDアレイからなるエリアセンサ11
bを有している。つまり、電子カメラ4bは、図2に示
すようなライン走査型カメラではなく、エリアセンサ1
1bによって被写体像FSの全体を撮像するものであ
る。
ド又はブラックボードであり、ボード5b自体に文字や
図形などの情報が記録され、又は情報の記録された用紙
が掲示される。また、電子カメラ4bは、結像用のレン
ズ17b、及びCCDアレイからなるエリアセンサ11
bを有している。つまり、電子カメラ4bは、図2に示
すようなライン走査型カメラではなく、エリアセンサ1
1bによって被写体像FSの全体を撮像するものであ
る。
【0045】画像入力装置1bにおいて、その制御系は
図3に示す制御系100と同様である。但し、電子カメ
ラ4bはライン走査型カメラではないので、スキャンモ
ータ15、スキャンモータ駆動回路16、及び回転セン
サ55などは設けられておらず、撮像ユニット11の構
成も相違する。また、カメラ移動モータ47を回転制御
するために原稿台モータ駆動回路35と同様な回路が設
けられている。
図3に示す制御系100と同様である。但し、電子カメ
ラ4bはライン走査型カメラではないので、スキャンモ
ータ15、スキャンモータ駆動回路16、及び回転セン
サ55などは設けられておらず、撮像ユニット11の構
成も相違する。また、カメラ移動モータ47を回転制御
するために原稿台モータ駆動回路35と同様な回路が設
けられている。
【0046】図10は本発明に係る他の実施例の画像入
力装置1cとして用いられる電子カメラ4cの光学系の
構成を模式的に示す図である。電子カメラ4cは、CC
Dアレイからなるエリアセンサ11b、2つの結像用の
レンズ171c、172c、反射鏡174、175、反
射鏡モータ34cなどを備えている。反射鏡174は、
支持軸176を中心として回動可能であり、反射鏡モー
タ34cによって回動駆動され、図10(a)に示す第
1撮影位置と図10(b)に示す第2撮影位置との間を
切り換えて位置決めされる。
力装置1cとして用いられる電子カメラ4cの光学系の
構成を模式的に示す図である。電子カメラ4cは、CC
Dアレイからなるエリアセンサ11b、2つの結像用の
レンズ171c、172c、反射鏡174、175、反
射鏡モータ34cなどを備えている。反射鏡174は、
支持軸176を中心として回動可能であり、反射鏡モー
タ34cによって回動駆動され、図10(a)に示す第
1撮影位置と図10(b)に示す第2撮影位置との間を
切り換えて位置決めされる。
【0047】反射鏡174が図10(a)に示す第1撮
影位置に位置決めされているときには、下方のレンズ1
71cから入射する光によって被写体像がエリアセンサ
11c上に結像し、被写体の1回目の撮影が行われる。
このときには、上方のレンズ172cから入射する光は
反射鏡174によって遮断され、エリアセンサ11cに
は到達しない。
影位置に位置決めされているときには、下方のレンズ1
71cから入射する光によって被写体像がエリアセンサ
11c上に結像し、被写体の1回目の撮影が行われる。
このときには、上方のレンズ172cから入射する光は
反射鏡174によって遮断され、エリアセンサ11cに
は到達しない。
【0048】反射鏡モータ34cが回転し、反射鏡17
4が図10(b)に示す第2撮影位置に位置決めされる
と、上方のレンズ172cから入射する光によって被写
体像がエリアセンサ11c上に結像し、被写体の2回目
の撮影が行われる。このときには、下方のレンズ171
cから入射する光は反射鏡174によって遮断され、エ
リアセンサ11cには到達しない。
4が図10(b)に示す第2撮影位置に位置決めされる
と、上方のレンズ172cから入射する光によって被写
体像がエリアセンサ11c上に結像し、被写体の2回目
の撮影が行われる。このときには、下方のレンズ171
cから入射する光は反射鏡174によって遮断され、エ
リアセンサ11cには到達しない。
【0049】このように、反射鏡174の位置の切り換
えによって光路が変更され、被写体に対する撮影位置が
変更される。これによって、正反射部分RPの異なる2
つの被写体像に対応する画像データが得られる。これら
を合成することによって、正反射部分のない完全な画像
データD2を得ることができる。なお、電子カメラ4c
は、図8に示す画像入力装置1bに代えて用いることが
可能であり、その場合には、図8に示すボード5bが被
写体となる。電子カメラ4cにおいて、反射鏡モータ3
4cを回転制御するために原稿台モータ駆動回路35と
同様な回路が設けられている。
えによって光路が変更され、被写体に対する撮影位置が
変更される。これによって、正反射部分RPの異なる2
つの被写体像に対応する画像データが得られる。これら
を合成することによって、正反射部分のない完全な画像
データD2を得ることができる。なお、電子カメラ4c
は、図8に示す画像入力装置1bに代えて用いることが
可能であり、その場合には、図8に示すボード5bが被
写体となる。電子カメラ4cにおいて、反射鏡モータ3
4cを回転制御するために原稿台モータ駆動回路35と
同様な回路が設けられている。
【0050】上述の実施例によると、原稿PPや電子カ
メラ4bの位置を変え、又は光路を変更することによっ
て、撮影位置を変えて2回の撮影を行い、照明光源LS
に起因する正反射部分の位置の異なる2つの画像データ
を得ることができる。その2つの画像データを合成する
ことによって、正反射部分のない完全な画像データD2
を得ることができる。
メラ4bの位置を変え、又は光路を変更することによっ
て、撮影位置を変えて2回の撮影を行い、照明光源LS
に起因する正反射部分の位置の異なる2つの画像データ
を得ることができる。その2つの画像データを合成する
ことによって、正反射部分のない完全な画像データD2
を得ることができる。
【0051】図11は他の実施例の画像処理部130a
による反射防止処理の画像データDの流れを説明するた
めのブロック図である。図11においては、図4に示さ
れる第2メモリ112が省略され、2回目の撮影時には
画像データD1bがメモリに格納されることなく、直接
に画像補正部132aに入力される。画像補正部132
aは、画像データD1bの入力と同時に補正処理を行
い、補正処理後の画像データD1cを直接に画像合成部
133aに出力する。画像合成部133aは、画像補正
部132aから入力される画像データD1cと、第1メ
モリ111から読み出される1回目の撮影による画像デ
ータD1aとに基づいて合成処理を行い、被写体像にお
ける正反射部分のない画像データD2を得る。得られた
画像データD2は第1メモリ111に格納され、適宜外
部インタフェース135を通じて外部へ出力される。
による反射防止処理の画像データDの流れを説明するた
めのブロック図である。図11においては、図4に示さ
れる第2メモリ112が省略され、2回目の撮影時には
画像データD1bがメモリに格納されることなく、直接
に画像補正部132aに入力される。画像補正部132
aは、画像データD1bの入力と同時に補正処理を行
い、補正処理後の画像データD1cを直接に画像合成部
133aに出力する。画像合成部133aは、画像補正
部132aから入力される画像データD1cと、第1メ
モリ111から読み出される1回目の撮影による画像デ
ータD1aとに基づいて合成処理を行い、被写体像にお
ける正反射部分のない画像データD2を得る。得られた
画像データD2は第1メモリ111に格納され、適宜外
部インタフェース135を通じて外部へ出力される。
【0052】図11に示す実施例によると、2回目の撮
影による画像データD1bを格納するためのメモリを省
略することができるので、メモリの節約となり、またメ
モリへの読み書きに要する時間が短縮される。
影による画像データD1bを格納するためのメモリを省
略することができるので、メモリの節約となり、またメ
モリへの読み書きに要する時間が短縮される。
【0053】上述の実施例においては、反射防止処理で
2回の撮影を行うようにしたが、3回以上の撮影を行
い、得られた多数の画像データを合成し、又はそれらの
うちから選択された複数の画像データを合成するように
してもよい。画像合成部133による合成処理に当たっ
て、上述以外の種々の手法を採用することができる。
2回の撮影を行うようにしたが、3回以上の撮影を行
い、得られた多数の画像データを合成し、又はそれらの
うちから選択された複数の画像データを合成するように
してもよい。画像合成部133による合成処理に当たっ
て、上述以外の種々の手法を採用することができる。
【0054】上述の実施例においては、1つの電子カメ
ラ4,4b,4cを用いて2回の撮影を行うように構成
したが、他の実施例として、複数の電子カメラを用いる
ことも可能である。すなわち、他の実施例によると、2
つ以上の電子カメラを異なる位置に配置しておき、1回
の撮影で同時に正反射部分の位置の異なる2つ以上の被
写体像に対応する画像データを得る。得られた画像デー
タを合成することによって、正反射部分のない完全な画
像データを得るように構成する。このように構成するこ
とによって、被写体の位置や形状が変化する場合におい
ても、鮮明な被写体像の画像データを得ることができ
る。
ラ4,4b,4cを用いて2回の撮影を行うように構成
したが、他の実施例として、複数の電子カメラを用いる
ことも可能である。すなわち、他の実施例によると、2
つ以上の電子カメラを異なる位置に配置しておき、1回
の撮影で同時に正反射部分の位置の異なる2つ以上の被
写体像に対応する画像データを得る。得られた画像デー
タを合成することによって、正反射部分のない完全な画
像データを得るように構成する。このように構成するこ
とによって、被写体の位置や形状が変化する場合におい
ても、鮮明な被写体像の画像データを得ることができ
る。
【0055】上述の実施例の他、制御系100の回路構
成、処理内容、処理順序、処理タイミング、電子カメラ
4,4b,4c及び画像入力装置1,1a,1b,1c
の各部又は全体の構造、形状、寸法、材質などは、本発
明の主旨に沿って適宜変更することができる。
成、処理内容、処理順序、処理タイミング、電子カメラ
4,4b,4c及び画像入力装置1,1a,1b,1c
の各部又は全体の構造、形状、寸法、材質などは、本発
明の主旨に沿って適宜変更することができる。
【0056】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によると、
照明光源などの外部光源に起因する正反射部分の位置の
異なる2つの画像データを得て、それらを合成すること
によって正反射部分のない画像データを得ることができ
る。したがって、被写体に正反射が起こっている場合で
あっても、従来のように正反射を避けるための面倒な作
業を行う必要がなく、また斜め方向からの撮影によって
文字などが読み辛くなるということがない。
照明光源などの外部光源に起因する正反射部分の位置の
異なる2つの画像データを得て、それらを合成すること
によって正反射部分のない画像データを得ることができ
る。したがって、被写体に正反射が起こっている場合で
あっても、従来のように正反射を避けるための面倒な作
業を行う必要がなく、また斜め方向からの撮影によって
文字などが読み辛くなるということがない。
【図1】本発明に係る画像入力装置の正面図である。
【図2】電子カメラの光学系の構成の一例を模式的に示
す図である。
す図である。
【図3】電子カメラの制御系のブロック図である。
【図4】画像処理部による反射防止処理の画像データの
流れを説明するためのブロック図である。
流れを説明するためのブロック図である。
【図5】合成処理の原理を説明するための図である。
【図6】撮影における処理動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】本発明に係る他の実施例の画像入力装置の正面
図である。
図である。
【図8】本発明に係る他の実施例の画像入力装置の正面
図である。
図である。
【図9】図8に示す画像入力装置の拡大図である。
【図10】本発明に係る他の実施例の画像入力装置とし
て用いられる電子カメラの光学系の構成を模式的に示す
図である。
て用いられる電子カメラの光学系の構成を模式的に示す
図である。
【図11】他の実施例の画像処理部による反射防止処理
の画像データの流れを説明するためのブロック図であ
る。
の画像データの流れを説明するためのブロック図であ
る。
1,1a,1b,1c 画像入力装置 4,4b,4c 電子カメラ 5b ボード(被写体) 11a ラインセンサ(イメージセンサ) 11b,11c エリアセンサ(イメージセンサ) 34 原稿台モータ(撮影位置変更手段) 34c 反射鏡モータ(撮影位置変更手段) 44 原稿台モータ(撮影位置変更手段) 47 カメラ移動モータ(撮影位置変更手段) 101 MPU(撮影制御手段) 111 第1メモリ(画像メモリ領域) 112 第2メモリ(画像メモリ領域) 133 画像合成部(画像合成手段) PP 原稿(被写体)
Claims (2)
- 【請求項1】被写体からの光を入射して被写体像を結像
するための光学系と、前記被写体像を画像信号に変換す
るためのイメージセンサとを有し、前記被写体を撮影し
て画像データを得るための画像入力装置であって、 前記被写体に対して複数の異なる前記被写体像を前記イ
メージセンサ上に結像するように、前記被写体の撮影位
置を変更するための撮影位置変更手段と、 撮影位置の異なった状態で複数回の撮影を行う撮影制御
手段と、 前記被写体像に対応した前記画像信号に基づく画像デー
タを格納するための1つ又は複数の画像メモリ領域と、 撮影位置の異なる複数の被写体像に対応した前記画像信
号に基づく画像データを合成して外部光源による正反射
部分のない前記被写体像の画像データを得るための画像
合成手段と、 を有してなることを特徴とする画像入力装置。 - 【請求項2】被写体からの光を入射して被写体像を結像
するための光学系と、前記被写体像を画像信号に変換す
るためのイメージセンサとを有し、前記被写体を撮影し
て画像データを得るための画像入力装置であって、 前記被写体に対して複数の異なる撮影位置から撮影を行
う撮影制御手段と、 撮影位置の異なる複数の被写体像に対応した前記画像信
号に基づく画像データを合成して外部光源による正反射
部分のない前記被写体像の画像データを得るための画像
合成手段と、 を有してなることを特徴とする画像入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7114745A JPH08307657A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 画像入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7114745A JPH08307657A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 画像入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08307657A true JPH08307657A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14645610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7114745A Pending JPH08307657A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 画像入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08307657A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006287504A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Casio Comput Co Ltd | 撮影装置、撮影画像の画像処理方法及びプログラム |
| US7760962B2 (en) | 2005-03-30 | 2010-07-20 | Casio Computer Co., Ltd. | Image capture apparatus which synthesizes a plurality of images obtained by shooting a subject from different directions, to produce an image in which the influence of glare from a light is reduced |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP7114745A patent/JPH08307657A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7760962B2 (en) | 2005-03-30 | 2010-07-20 | Casio Computer Co., Ltd. | Image capture apparatus which synthesizes a plurality of images obtained by shooting a subject from different directions, to produce an image in which the influence of glare from a light is reduced |
| JP2006287504A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Casio Comput Co Ltd | 撮影装置、撮影画像の画像処理方法及びプログラム |
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