JPH08308008A - リセット機能付き通信装置 - Google Patents

リセット機能付き通信装置

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JPH08308008A
JPH08308008A JP7105497A JP10549795A JPH08308008A JP H08308008 A JPH08308008 A JP H08308008A JP 7105497 A JP7105497 A JP 7105497A JP 10549795 A JP10549795 A JP 10549795A JP H08308008 A JPH08308008 A JP H08308008A
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Toshiya Nakagaki
俊也 中垣
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気自動車用バッテリ監視システムにおける
通信システムに適しており、通信路の異常復帰を可能と
する通信装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の通信装置は、電圧保持用のコンデン
サと、このコンデンサの充電電流を決定する充電制御用
抵抗と、前記コンデンサの放電電流を決定する放電制御
用抵抗を備えた暴走保護回路4を、送信用素子2と受信
用素子の少なくとも一方とマイコン1のリセット端子間
に設けたことを特徴とするものであり、前記送信用素子
や受信用素子に接続される通信路に低レベル出力を出し
続けた場合、前記暴走保護回路がマイコンをリセット
し、通信路の異常に対する復帰を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車のバッテリ
監視システムに適したリセット機能付き通信装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、実用的な電気自動車の開発が急ピ
ッチで進んでおり、電気自動車のバッテリ監視システム
に関してもよりシンプルな構造で高精度なものが求めら
れている。通常、電気自動車のバッテリシステムとして
は24個のバッテリが直列接続されており、直列接続さ
れた各バッテリの情報を通信により電気自動車のメイン
コンピュータに送信するため、各バッテリ間に通信路を
設ける。各バッテリの電位が異なるため、通信路の通信
線と各バッテリの電位とは絶縁する必要がある。この場
合、通信路を構成する通信線の数は可能なかぎり少なく
することが望ましい。従来の技術として制御線を用いな
い4線式及び2線式の通信システムが考えられる。
【0003】以下に、従来の通信装置について図を参照
しながら説明する。図7は、従来の通信装置である。1
はマイコンであり通信を制御する機能をもつ。2は送信
用素子でありマイコン1のデータ出力端子に接続され、
また外部と通信するための通信路と接続される。3は受
信用素子でありマイコン1のデータ入力端子に接続さ
れ、また外部と通信するための通信路と接続される。
【0004】以上のように構成された通信装置につい
て、以下にその動作について説明する。データを送信す
る場合、マイコン1がデータ出力端子より、送信するデ
ータを出力する。送信用素子2は、通信路の信号レベル
になるようにマイコン1からのデータをレベル変換して
データを通信路に出力する。以下の説明において、通信
は通信路を低レベルにすることにより行うものとする
(アクティブ・ロー)。つまり、データが存在しないと
きは、通信路は高レベルであるとする。
【0005】データを受信する場合、受信用素子3が通
信路のデータをマイコン1の信号レベルに変換して、マ
イコン1はデータ入力端子よりこの値を読み込む。
【0006】図6は2線式通信システムである。2線式
通信システムの場合、送信用素子2及び受信用素子3は
同一の通信路に接続されるため、ある時刻において、い
ずれか一つの通信装置のみが送信可能であり、その他は
すべて受信状態でなければならない。そのため通常、通
信装置の一つを通信を制御する特別なものとし他の通信
装置は、その制御に従うものとする。この特別な通信装
置をマスタ通信装置、他をスレーブ通信装置と呼ぶこと
にする。しかし、何かの異常で二つ以上の通信装置が同
時にデータを送信した場合、通信路上のデータは誤った
ものとなり、その状態から正常な状態に戻すことは困難
な場合がある。最悪の場合、ある通信装置が異常とな
り、低レベル信号を出力し続け、データがないときは高
レベルであるべき通信路が低レベルに固定されてしまっ
た場合、すべての通信が不可能となり、この通信システ
ムを正常に復帰させることは非常に困難である。
【0007】4線式通信システムでは、送信用通信路と
受信用通信路を別に設けるため、一方の通信路に異常な
信号を検知した場合、他方の通信路を用いて復帰を試み
ることができ、2線式通信システムと比較した場合、通
信異常からの復帰が容易である。しかし、4線式通信シ
ステムにおいても通信路が低レベルに固定され復帰でき
なくなることも考えられる。また、制御線を用いる4線
式以上の通信システムにおいてもデータ通信線が低レベ
ルに固定され、復帰が困難となることも考えられ、いず
れの場合も通信路が異常な状態になった場合、リセット
などにより異常な通信装置の復帰を試みることが可能で
あることが望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】バッテリ監視システム
としてはハードウェアコストの面から2線式通信システ
ムが望ましいが、上述したように異常時の通信路の復帰
が困難であるという課題を有していた。
【0009】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、2線式通信システムを構成する場合においても4線
式以上の通信システムを構成する場合においても異常時
の復帰を容易にするリセット機能付き通信装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために本発明のリセット機能付き通信装置は、電圧保
持用のコンデンサと、前記コンデンサの充電電流を決定
する充電制御用抵抗と、前記コンデンサの放電電流を決
定する放電制御用抵抗を備えた暴走保護回路を、送信用
素子と受信用端子の少なくとも一方とマイコンのリセッ
ト端子間に設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】この構成によって、通信路に低レベル出力を出
力し続けた場合、暴走保護回路がマイコンをリセットし
て通信路を復帰することにより、通信路の異常に対する
復帰を容易にすることができる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下に本発明の一実施例について、図を参
照しながら説明する。
【0013】図1において、1はマイコンであり通信を
制御する機能をもつ。2は送信用素子であり、マイコン
1のデータ出力端子に接続され、また外部と通信するた
めの通信路1と接続される。3は受信用素子であり、マ
イコン1のデータ入力端子に接続され、また外部と通信
するための通信路2と接続される。4は暴走保護回路で
あり、送信用素子2に接続され、その出力はマイコン1
のリセット端子に接続される。
【0014】図2は前述した暴走保護回路である。41
は充電制御用抵抗であり、ダイオード46を通して送信
用素子2に接続される。42はコンデンサであり、充電
制御用抵抗及び接地間に接続される。43は放電制御用
抵抗であり、前記コンデンサ42に並列に接続される。
44は電流制限抵抗であり、前記コンデンサ42に接続
される。45はツェナーダイオードであり、前記電流制
限抵抗44及び接地間に接続される。47はダイオード
であり、暴走保護回路4の出力とマイコン1のリセット
端子間に接続される。
【0015】以上のように構成されたリセット機能付き
通信装置について、図3を用いてその動作を説明する。
正常なデータ通信は従来の通信装置と同様に行われる。
通信路が低レベルに固定された場合、その低レベル出力
を出力している通信装置は次のように自己リセットす
る。
【0016】正常な通信信号の場合、少なくとも一つの
データ単位について1ビットの高レベル信号(ストップ
ビット)が存在する。ストップビットによって、前記充
電制御用抵抗41を通して前記コンデンサ42には、マ
イコン1のリセット端子をオフしない十分な電荷が充電
される。前記コンデンサ42の電圧は前記電流制限抵抗
44を通して前記ツェナーダイオード45によってマイ
コン1のリセット端子電圧入力範囲に制限されたのち、
マイコン1のリセット端子に入力される。前記ツェナー
ダイオード47は、マイコン1の本来のリセット回路か
ら分離するために挿入される。ストップビット以外にも
高レベルのビットがある場合にはそのビットによっても
充電される。通信路が低レベルになると、前記コンデン
サ42の電荷は前記放電制御用抵抗43を通して放電す
るが、通信線が00・・・0の信号を送る場合でも前記
コンデンサ42はマイコン1のリセット端子をオフしな
い十分な電圧を維持するように前記充電制御用抵抗4
1、放電制御用抵抗43及びコンデンサ42の各定数を
決定する。送信用素子が異常により低レベル出力を出し
続けた場合は、前記コンデンサ42に充電された電荷が
前記放電制御用抵抗43を通して放電する。前記コンデ
ンサ42の両端の電圧がマイコン1のリセット電圧以下
になると、マイコン1がリセットされる。また、マイコ
ン1が動作不能となった場合には、マイコン1のデータ
出力端子は一般にオフになるので、このときリセット機
能付き通信装置は通信路から切り離され、他のリセット
機能付き通信装置の通信に影響を与えない。
【0017】図6の2線式通信システムを、本発明の実
施例1に示すリセット機能付き通信装置を用いて構成し
た場合、正常なデータ通信は従来の通信装置を用いて構
成した場合と同様の動作が行える。そして、通信路が低
レベルに固定される状態になった場合、低レベルを出力
しているリセット機能付き通信装置は自動的にリセット
されるため、通信路もリセットされ、通常のデータ通信
を再開することが可能である。
【0018】(実施例2)図4は本発明の第2の実施例
を示す。図4において、1はマイコンであり、通信デー
タを制御する機能をもつ。2は送信用素子であり、マイ
コン1のデータ出力端子に接続され、また外部と通信す
るための通信路と接続される。3は受信用素子であり、
マイコン1のデータ入力端子に接続され、また外部と通
信するための通信路と接続される。4’は暴走保護回路
であり、受信用素子3に接続され、その出力はマイコン
1のリセット端子に接続される。暴走保護回路4’は図
2に示す暴走保護回路4と同様の構成を有し、ダイオー
ド46が送信用素子2の代わりに受信用素子3に接続さ
れている。
【0019】以上のように構成されたリセット機能付き
通信装置について、その動作を説明する。正常なデータ
通信は従来の通信装置と同様に行われる。外部要因によ
り通信路が低レベルに固定された場合、暴走保護回路
4’が実施例1で示したのと同様にマイコン1をリセッ
トする。
【0020】図6の2線式通信システムを、本発明の実
施例2に示すリセット機能付き通信装置を用いて構成し
た場合は、マスタ通信装置のみは、従来のリセット機能
をもたない通信装置を用いる。
【0021】このシステムの動作として、正常なデータ
通信は従来の通信装置を用いて構成した場合と同様の動
作が行える。通信の制御を行うマスタ通信装置がデータ
通信中に異常を検知した場合、次のようにして、すべて
のスレーブユニットをリセットすることができる。
【0022】マスタ通信装置は、送信用素子2より低レ
ベルを出力し、ある一定時間通信路を低レベルに固定す
る。これにより、スレーブ通信装置の受信用素子3は異
常な低レベル信号を受信し、暴走保護回路4’がマイコ
ン1をリセットし、すべてのスレーブ通信装置はリセッ
トされる。マスタ通信装置は、通信路を高レベルに戻し
て通信を再開する。
【0023】(実施例3)図5は本発明の第3の実施例
を示す。図5において、1はマイコンであり、通信を制
御する機能をもつ。2は送信用素子であり、マイコン1
のデータ出力端子に接続され、また外部と通信するため
の通信路と接続される。3は受信用素子であり、マイコ
ン1のデータ入力端子に接続され、また外部と通信する
ための通信路と接続される。4は暴走保護回路であり、
送信用素子2に接続され、その出力はマイコン1のリセ
ット端子に接続される。4’は暴走保護回路であり、受
信用素子3に接続され、その出力はマイコン1のリセッ
ト端子に接続される。5はオアゲートであり、前記暴走
保護回路4,4’の出力のいずれかをマイコン1のリセ
ット端子に入力する。
【0024】以上のように構成されたリセット機能付き
通信装置について、その動作を説明する。正常なデータ
通信は従来の通信装置と同様に行われる。送信用素子を
通して通信路に低レベルを出力し続けた場合、上記実施
例1に示したものと同様の動作で、また、外部要因によ
り通信路が低レベルに固定された場合には、上記実施例
2に示したものと同様の動作でマイコン1をリセットす
る。
【0025】図6の2線式通信システムを、本発明の実
施例3に示すリセット機能付き通信装置を用いて構成し
た場合は、マスタ通信装置のみは、従来のリセット機能
をもたない通信装置を用いる。
【0026】このシステムの動作として、正常なデータ
通信は従来の通信装置を用いて構成した場合と同様の動
作が行える。通信路が低レベルに固定される状態になっ
た場合、実施例1に示したものと同様に、低レベルを出
力しているリセット機能付き通信装置は自動的にリセッ
トされるため、通信路もリセットされ、通信路は復帰で
きる。また、通信の制御を行うマスタ通信装置がデータ
通信中に異常を検知した場合、実施例2に示したものと
同様にして、すべてのスレーブユニットをリセットし、
通信を再開することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電圧保持
用のコンデンサと、前記コンデンサの充電電流を決定す
る充電制御用抵抗と、前記コンデンサの放電電流を決定
する放電制御用抵抗を備えた暴走保護回路を、送信用素
子と受信用素子の少なくとも一方とマイコンのリセット
端子間に設けたことによって、通信路に低レベル出力を
出し続けた場合、暴走保護回路がマイコンをリセット
し、通信路を復帰することにより通信路の異常に対する
復帰を容易にすることができるリセット機能付き通信装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるリセット機能付
き通信装置を示すブロック図
【図2】同通信装置に使用される暴走保護回路を示す回
路図
【図3】同暴走保護回路の動作説明図
【図4】本発明の第2の実施例におけるリセット機能付
き通信装置を示すブロック図
【図5】本発明の第3の実施例におけるリセット機能付
き通信装置を示すブロック図
【図6】従来の2線式通信システムを示すブロック図
【図7】従来の通信装置を示すブロック図
【符号の説明】
1 マイコン 2 送信用素子 3 受信用素子 4,4’ 暴走保護回路 41 充電制御用抵抗 42 コンデンサ 43 放電制御用抵抗 44 電流制限抵抗 45 ツェナーダイオード 46,47 ダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイコンのデータ出力端子に接続した送
    信用端子および前記マイコンのデータ入力端子に接続し
    た受信用端子を備えた通信装置であって、電圧保持用の
    コンデンサと、前記コンデンサの充電電流を決定する充
    電制御用抵抗と、前記コンデンサの放電電流を決定する
    放電制御用抵抗を備えた暴走保護回路を、前記送信用素
    子と前記マイコンのリセット端子間に設けたリセット機
    能付き通信装置。
  2. 【請求項2】 受信用素子とマイコンのリセット端子間
    に暴走保護回路を設けた請求項1記載のリセット機能付
    き通信装置。
  3. 【請求項3】 送信用素子とマイコンのリセット端子間
    および受信用素子とマイコンのリセット端子間に暴走保
    護回路を設けた請求項1記載のリセット機能付き通信装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010089810A1 (ja) * 2009-02-04 2010-08-12 パナソニック株式会社 リセット制御回路、機器制御装置、制御システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010089810A1 (ja) * 2009-02-04 2010-08-12 パナソニック株式会社 リセット制御回路、機器制御装置、制御システム

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