JPH08308908A - 歯がため - Google Patents

歯がため

Info

Publication number
JPH08308908A
JPH08308908A JP14254495A JP14254495A JPH08308908A JP H08308908 A JPH08308908 A JP H08308908A JP 14254495 A JP14254495 A JP 14254495A JP 14254495 A JP14254495 A JP 14254495A JP H08308908 A JPH08308908 A JP H08308908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
tooth
thermoplastic elastomer
polypropylene resin
polystyrene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14254495A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Yagi
敏和 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JIEKUSU KK
Original Assignee
JIEKUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JIEKUSU KK filed Critical JIEKUSU KK
Priority to JP14254495A priority Critical patent/JPH08308908A/ja
Publication of JPH08308908A publication Critical patent/JPH08308908A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ポリスチレンブロックとポリエチレン/ポリプ
ロピレン共重合体よりなるポリオレフィンブロックより
なるブロック共重合体である熱可塑性エラストマー及び
ポリプロピレン樹脂とが一体成形してなることを特徴と
する歯がため。 【効果】本発明の歯がためは、硬さの異なる部材からな
るものであって、安全性に優れ、使用感の良好なもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歯がために関する。さら
に詳しくは、硬さが異なる樹脂を一体成形してなる歯が
ために関する。
【0002】
【従来の技術】乳児の歯の生え始めの頃は歯ぐきがむず
がゆく、何でも口に入れて噛みたがる。そこで、この歯
ぐきのかゆみを和らげ歯の発育を促すために生後3〜1
8カ月の乳児に与えるのが歯がためである。
【0003】従来の歯がための中には、噛む部分の硬さ
が一定のものと、硬さの異なる複数の部分、すなわち、
適度な硬さの部分とより軟らかい部分とからなるものと
がある(例えば、実開平1−98644号公報)。両者
を比較した場合、前者の歯がためではある特定の硬さの
ものに対する噛む練習にしかならず、軟らかい物から硬
い物までの噛む練習を行うことができない、一方、後者
の歯がためではそのような問題がなく、より望ましいも
のと言える。
【0004】現在、硬質樹脂及び軟質樹脂のいずれにつ
いても非常に多数の種類が知られており、これらから適
度な硬さ、使用感を有するものを選択して、上記の硬さ
の異なる複数の部分からなる歯がためを製造することが
考えられる。一般のプラスチック成形品においては、接
着剤を用いる方法や、両者の結合部位をオス、メス型の
凹凸形状として嵌合させる方法等により一体化が図られ
ている。
【0005】しかしながら、接着剤による一体化方法の
場合には両部材が異質であるため、接着不良を生じるこ
とがある。さらに接着剤には有機溶剤が使用されている
ことが多く、安全性の観点から好ましくない。また、両
部材を嵌合させる方法では、各々の部材を成形するため
の金型が複雑で高価であり、嵌合させる作業が非常に煩
雑である。
【0006】一方、歯がために限らず複数の樹脂を一体
的に成形する方法としては、ポリプロピレン樹脂を金型
内に溶融射出成形し、次いで非加硫の熱可塑性エラスト
マーを溶融射出して、ポリプロピレン部材と熱可塑性エ
ラストマー部材とを一体的に融着成形させる複合プラス
チック成形品の製造方法が特公平2−8572号公報に
開示されている。当該公報に開示された方法は接着剤や
嵌合技術を用いていないため、安全性、経済性及び簡便
性にすぐれたものである。しかしながら、歯がためは専
ら乳児が使用するためにその部材自体の安全性はとりわ
け重要であるが、部材自体の安全性や、歯がためへの適
用については何ら記載されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、硬さの異なる部材からなる歯がためであって、その
部材が上記のように接着剤やオス−メス型の嵌合を用い
ることなく一体成形が可能な、しかも安全性の高く使用
感の良好な歯がためを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の課題を
解決すべく、鋭意研究したところ、ある特定の熱可塑性
エラストマーと、ポリプロピレン樹脂とを、その接合部
で両者とも溶融状態で密着して強固に一体的に融着して
成形された歯がためが、安全性に優れ、噛みごたえ、舌
ざわりといった使用感も良好なものであることを見いだ
し、本発明を完成させた。
【0009】即ち、本発明の要旨は、(1) ポリスチ
レンブロックとポリエチレン/ポリプロピレン共重合体
よりなるポリオレフィンブロックよりなるブロック共重
合体である熱可塑性エラストマー及びポリプロピレン樹
脂とが一体成形してなることを特徴とする歯がため、並
びに(2) 熱可塑性エラストマー中のスチレン含有量
が30〜40重量%である前記(1)記載の歯がため、
に関するものである。
【0010】本発明の歯がために用いられる熱可塑性エ
ラストマーとは、常温ではゴムと同様の弾性を有する
が、加熱によって軟化して可塑性を示す材料であり、ポ
リスチレンブロックとポリエチレン/ポリプロピレン共
重合体よりなるポリオレフィンブロックよりなるブロッ
ク共重合体(以下「SEPS」と略記する。)が挙げら
れる。具体的にはセプトン1001、1050、200
2、2007、2104、2063、2043、202
3、4033、2005、2006及び4055(いず
れもクラレ製)等がある。
【0011】SEPSは、ポリスチレンブロックがポリ
スチレンのガラス転移温度以下では架橋点の役割をする
一方、加硫等の化学架橋を行っていないので熱可塑性を
有する。また、ポリオレフィンブロックがゴムの性質を
発現する役割を有する。従って、加工性が良いことに加
え、1)加硫加工なしで加硫ゴムのような高弾性・高強
度を示す、2)オレフィン系ポリマー、スチレン系ポリ
マーとの親和性が良好である、及び3)安全性に優れて
いる、といった性質を有しているため、本発明品に好ま
しく用いられる。本発明では、SEPS中のスチレン含
有量を変えること等により、ゴム硬度等を変えることが
できるが、歯がために用いられるエラストマーのゴム硬
度(JIS−A形)Hsは、一般的に20〜90度の範
囲である。本発明では特に熱可塑性エラストマー中のス
チレン含有量が30〜40重量%であるものが、歯がた
めに適度なゴム硬度、弾力性を示すため、好適に用いら
れる。
【0012】本発明において用いられるポリプロピレン
樹脂とは、プロピレンモノマーを主体とする重合体であ
り、共重合性のオレフィンを少量共重合成分として含有
してもよい。ポリプロピレン樹脂は各種の繊維、成形物
用の原料として広く使用されているものである。これら
従来公知のポリプロピレン樹脂は、いずれも本発明にお
いて使用することができる。また、このようなポリプロ
ピレン樹脂は不飽和炭化水素であるため樹脂の溶出性が
低く、化学的にも安定であるため、安全性は高い。ま
た、上記のSEPSのポリオレフィンブロックとの親和
性が高いため、成形による接着力にも優れる。
【0013】これら二種類の部材を一体成形することに
より、本発明の歯がためが製造される。本明細書におい
て「一体成形」とは、接着剤やオス−メス型の嵌合を用
いることなく、両部材をその接合部で両者とも溶融状態
で一体的に融着して成形することをいう。二種類の部材
を一体成形することは、個々の樹脂ごとに流動性や粘度
等の物性が異なるため、任意の樹脂の単なる融着による
接合は一般的に困難である。しかしながら、本発明にお
いてSEPSとポリプロピレン樹脂とが一体成形可能で
あるのは、製造の際にSEPSがポリプロピレン樹脂と
同様な流動性や粘度を有するようになることによるもの
と考えられる。一体成形は、具体的にはポリプロピレン
樹脂を注入成形し、次いで、熱可塑性エラストマーを注
入して、成形と同時に両者を融着させる射出成形方法で
行うことができる。成形条件自体は従来の一般的成形条
件と同様でよい。
【0014】なお、樹脂には任意の色の顔料を混入する
ことができるため、歯がための色は任意に設定できる。
また、注入成形する際の型を変えることにより、動物、
植物、魚、乗物等の乳児の好みに応じた形状とすること
ができる。
【0015】このようにして得られる歯がためは、安全
性に優れ、噛みごたえ、舌ざわりといった使用感も良好
なものである。
【0016】
【実施例】以下、実施例によって本発明をより詳細に説
明するが、本発明は下記の実施例に何ら制限されるもの
ではない。
【0017】実施例1 射出成形機(日精樹脂工業(株)製)を用いて、ポリプ
ロピレン樹脂(昭和電工(株)製)12重量部を約18
0℃で溶融し、金型内に注入した。ポリプロピレン樹脂
が固化した後、SEPS(セプトン2006、クラレ
製)10重量部を約190℃で溶融して同じ金型内に注
入した。金型を冷却後、成形品を取り出して歯がためを
得た(図1及び図2)。得られた歯がためはポリプロピ
レン樹脂部分とSEPS部分との境界部において両者が
共に溶融接着して完全に一体化しており、剥離はできな
かった。
【0018】得られた歯がためのSEPS部分の硬さ、
弾力性を測定した。硬さはJISK6301の硬さ試験
に準拠して測定し、弾力性はJIS K6301の圧縮
永久ひずみ試験に準拠して測定した。
【0019】その結果、硬さは硬度65度であり、弾力
性は圧縮永久ひずみ40%前後であるので、本発明の歯
がためは使用感の良好なものであった。また、両部材を
一体化する際には接着剤等は使用しておらず、部材自体
も毒性を有していないため、本発明の歯がためは安全性
も高いものであった。
【0020】
【発明の効果】本発明の歯がためは、硬さの異なる部材
からなるものであって、安全性に優れ、使用感の良好な
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、くま形に成形した本発明の歯がための
平面図である。
【図2】図2は、くるま形に成形した本発明の歯がため
の平面図である。
【符号の説明】
1 熱可塑性エラストマー 2 ポリプロピレン樹脂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリスチレンブロックとポリエチレン/
    ポリプロピレン共重合体よりなるポリオレフィンブロッ
    クよりなるブロック共重合体である熱可塑性エラストマ
    ー及びポリプロピレン樹脂とが一体成形してなることを
    特徴とする歯がため。
  2. 【請求項2】 熱可塑性エラストマー中のスチレン含有
    量が30〜40重量%である請求項1記載の歯がため。
JP14254495A 1995-05-16 1995-05-16 歯がため Pending JPH08308908A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14254495A JPH08308908A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 歯がため

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14254495A JPH08308908A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 歯がため

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08308908A true JPH08308908A (ja) 1996-11-26

Family

ID=15317826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14254495A Pending JPH08308908A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 歯がため

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08308908A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008545025A (ja) * 2005-07-06 2008-12-11 エムエーピーエー ゲーエムベーハー 赤ちゃんまたは小さな子供用の吸引および噛み用品
GB2528033A (en) * 2014-06-13 2016-01-13 Jenna Meadows Improvements to baby teething rings and soothers

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008545025A (ja) * 2005-07-06 2008-12-11 エムエーピーエー ゲーエムベーハー 赤ちゃんまたは小さな子供用の吸引および噛み用品
GB2528033A (en) * 2014-06-13 2016-01-13 Jenna Meadows Improvements to baby teething rings and soothers

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2583560C (en) Oral appliance
EP0856390B1 (en) Method for producing a composite molded article of thermoplastic resins
AU633269B2 (en) Mouthpiece
WO2006044312A3 (en) Dental treatment tray comprising a plasticized resin for improved moldability and conformability
PT840583E (pt) Corpo tubular para aplicadores de tampoes e metodo para a sua fabricacao a partir de uma composicao macio e flexivel
JPH08308908A (ja) 歯がため
JPH028572B2 (ja)
JPS58215446A (ja) 改良された成形用樹脂組成物
JPS62340A (ja) 義歯床
JP3708830B2 (ja) ゴム複合材料及びその製造方法並びに押出成形品
JPH02264660A (ja) 哺乳瓶用乳首およびその製造方法
CN106633732B (zh) 一种低温热塑性材料及其制备方法
JP3761917B2 (ja) 乳幼児用複合樹脂成形体およびその製造方法
CN109503952A (zh) 一种高效防霉除菌塑料
JP2921636B2 (ja) プラスチック成形方法
JP4511866B2 (ja) 栓体の製造方法
RU2838728C1 (ru) Стоматологическая композиция для изготовления съемных зубных протезов
JPWO2015137221A1 (ja) 熱可塑性重合体組成物および複合成形体
CN109203504B (zh) 一种弹性手握式拎袋器制备方法
JP3770686B2 (ja) 複合プラスチック成形品
CA3257930A1 (en) THERMOPLASTIC MATERIAL FOR IMMOBILIZATION PURPOSES
JPH0415040Y2 (ja)
JPH08117080A (ja) 合成樹脂製箸及びその製造方法
CN111134509A (zh) 一种双物料勺子
JP2527157B2 (ja) 複合プラスチック成形品

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040506

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041105

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050302

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02