JPH08309069A - ボビンの残糸除去装置 - Google Patents

ボビンの残糸除去装置

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JPH08309069A
JPH08309069A JP14813495A JP14813495A JPH08309069A JP H08309069 A JPH08309069 A JP H08309069A JP 14813495 A JP14813495 A JP 14813495A JP 14813495 A JP14813495 A JP 14813495A JP H08309069 A JPH08309069 A JP H08309069A
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rotating
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 残糸除去動作に必要な駆動手段の個数を最小
限とし、低コスト化を図ると共に空きスペースを生ぜし
めて設計の自由度の向上を図る。 【構成】 回転体760を駆動手段86により下糸排出
方向とは逆へ回転し、伝達・遮断手段211により駆動
手段86から回動腕85に対して駆動力を伝達して回動
腕85を軸87を支点として開方向に回動し、両回転体
の間に下糸導入用のスペースを確保して該スペース間に
下糸を進入させる一方で、回転体760を駆動手段86
により下糸排出方向へ回転し、伝達・遮断手段211に
より駆動手段86から回動腕85に対して駆動力を遮断
し、この時付勢手段210より回動腕85を軸87を中
心として閉方向に回動し回転体760に対して他方の回
転体761を押圧させて両回転体間に下糸を挟持してボ
ビン残糸を両回転体の共働によって巻き込み排出し、回
転体760用、回動腕用の駆動手段を共通とするよう構
成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボビンの残糸を除去す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上糸と下糸とを使用して縫製を行うミシ
ン、特に高速の縫製作業を行う工業用のミシンにあって
は、下糸を巻回したボビンを頻繁に交換する必要があ
る。一般には、下糸が消費された時または残り少なくな
った時にミシンの運転を一旦停止し、ボビンケースを釜
から抜き取った後に、ボビン残糸を除去してボビンに下
糸を巻回し、この下糸が新たに巻回されたボビンをボビ
ンケースに収容して該ボビンケースを釜内に装着する一
連の操作を手作業で行っている。
【0003】しかしながら、このような人手による残糸
除去作業、ボビンへの下糸の巻回作業及びボビンケース
の交換作業は極めて非能率的であり、生産性の低下の原
因となっている。そこで、本出願人は、先に出願した特
開平7−68071号公報記載の下糸自動供給装置にお
いて上記問題点の解決を図っている。
【0004】この特開平7−68071号公報記載の下
糸自動供給装置の概要構成は、下糸が巻回されたボビン
を内部に収容しミシンの釜内に装着されるボビンケース
と、このボビンケースを把持または開放可能なボビンケ
ース把持手段及びこのボビンケース把持手段を一軸を支
点として回動させると共に該軸方向に移動可能な回動ア
ームよりなるボビン交換装置と、上記釜より軸方向に離
間して配置され、上記ボビンへ下糸を巻回する下糸巻回
装置及びボビンの残糸を除去する残糸除去装置と、を具
備している。
【0005】当該公報記載の残糸除去装置は、糸除去軸
及びこの糸除去軸に一端が固定され該糸除去軸周囲に配
列されて軸方向に突出する複数の弾性線状体からなる巻
取手段と、この巻取手段に対向し前進する巻取手段を受
けて該弾性線状体を固定端を支点として外方に広げると
共に該巻取手段と一緒に回転する受け軸と、これら受け
軸及び巻取手段よりさらに反ボビンケース側に配設さ
れ、ボビンを内部に収容したボビンケースより垂れる下
糸端部を作業位置に吹き寄せるエアーノズルと、この作
業位置に吹き寄せられた下糸端部を上記受け軸と巻取手
段との間に挟持し得るようにガイドするガイド部材と、
巻取手段の周囲に配置され後退する巻取手段との間で、
該巻取手段に巻き取られた残糸を扱き落とすことが可能
な扱き板と、からなる残糸除去装置を備えており、ボビ
ンケースから導出し下方に垂れる所定長(約35〜40
mm)の下糸端部を、エアーノズルにより作業位置に吹
き寄せて、この作業位置に吹き寄せられた下糸端部を上
記ガイド部材によりガイドして上記受け軸と糸除去軸と
の間に挟持し、所定の間、巻取手段を回転させることに
より、ボビンに巻かれた残糸を弾性線状体の周囲に巻き
取り、その後、該巻取手段を後退させ、弾性線状体を受
け軸から外すことにより、広げられていた該弾性線状体
を元の位置に戻し、該弾性線状体と巻き取った残糸との
間に緩みを生じさせると共に扱き板により該巻き取った
残糸を扱くことにより、残糸を下方に落下させて取り除
く構成となっている。
【0006】そして、上記下糸自動供給装置にあって
は、上記回動アームの一軸を支点とした回動動作及び一
軸に平行な移動動作によって、上記ボビンケース把持手
段を、上記釜、残糸除去装置における残糸除去位置、下
糸巻回装置における下糸巻回位置に移動可能な構成を採
っており、ボビンへの下糸の巻回作業及び残糸除去作業
並びにボビンケースの交換作業が自動的に行われるよう
になっていて、作業能率及び生産性の向上が図られるよ
うになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−68071号公報記載の装置にあっても、以下
の問題点があった。すなわち、上記残糸除去装置にあっ
ては、ボビンケース(詳しくは下糸張力ばね下)から導
出する所定長(約35〜40mm)の下糸端部を、受け
軸と糸除去軸との間に挟持する構成を採っていることか
ら、そのクランプの確率を高めるために、巻取手段をボ
ビンケースの糸端導出口に近付けることが望ましいが、
このように、巻取手段をボビンケースの糸端導出口に近
付けると、巻取手段の周囲に残糸を巻き取る構成を採っ
ているので、この巻き取られ膨らんだ残糸がボビンケー
スに接触することになり、巻取量に制限が生じるといっ
た問題がある。
【0008】すなわち、糸端クランプ率を向上すべく巻
取手段をボビンケースの糸端導出口に近付けると、残糸
巻取量に制限が生じ、残糸を全て除去できず、一方残糸
を全て除去すべく巻取手段をボビンケースの糸端導出口
から遠ざけると、糸端クランプ率が低下し、確実に残糸
除去がなされないといった相反する問題があった。
【0009】また、ボビンケースから導出する所定長の
下糸端部を、受け軸と巻取手段との間に挟持し得るよう
にガイドするガイド部材が、上述のように、ボビンケー
スの糸端導出口から遠くに配設されているために、糸端
の案内が不安定であり、該糸端を受け軸と巻取手段との
間に挟持できない畏れがあった。
【0010】また、上記残糸除去装置にあっては、該弾
性線状体等の構造の複雑な部品を用い、しかも部品点数
が多いことから高コスト化するといった問題もあった。
【0011】そこで本発明は、簡易な構成で、確実にボ
ビン残糸を自動的に全て除去でき、しかも残糸除去動作
に必要なアクチュエータ(駆動手段)の個数を最小限と
することにより、低コスト化を図ると共に空きスペース
を生ぜしめて設計の自由度の向上を図ることが可能なボ
ビンの残糸除去装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のボビンの残糸除去装置は、回転可能に支
持されたボビンと、このボビンより垂れる下糸を巻き込
み排出する一対の回転可能な回転体と、この一対の回転
体の一方を正転または逆転可能に回転させる駆動手段
と、該一対の回転体の他方を支承すると共に一軸を中心
として回動可能に支持された回動腕と、この回動腕を前
記一軸を中心として前記他方の回転体が前記一方の回転
体に向かうように付勢する付勢手段と、前記一方の回転
体の下糸排出回転方向とは逆方向への回転時に、前記他
方の回転体が一方の回転体から離間する方向に回動する
よう前記駆動手段による駆動力を前記回動腕に対して伝
達する一方で、前記一方の回転体の下糸排出回転方向へ
の回転時に、前記付勢手段による付勢力によって前記他
方の回転体が一方の回転体に向かう方向に回動して前記
一方の回転体に対して前記他方の回転体が押圧するよう
前記駆動手段による駆動力を前記回動腕に対して遮断す
る駆動力伝達・遮断手段と、を具備した。
【0013】上記目的を達成するために、請求項2のボ
ビンの残糸除去装置は、請求項1に加えて、駆動力伝達
・遮断手段による回動腕に対しての駆動力の伝達を、カ
ムを介して行うようにした。
【0014】上記目的を達成するために、請求項3のボ
ビンの残糸除去装置は、回転可能に支持されたボビン
と、このボビンより垂れる下糸を巻き込み排出する一対
の回転可能な回転体と、この一対の回転体の一方を正転
または逆転可能に回転させる駆動手段と、該一対の回転
体の他方を支承すると共に一軸を中心として回動可能に
支持された回動腕と、前記一方の回転体の下糸排出回転
方向とは逆方向への回転時に、前記他方の回転体が一方
の回転体から離間する方向に回動するよう前記駆動手段
による駆動力を前記回動腕に対して伝達する一方で、前
記一方の回転体の下糸排出回転方向への回転時に、前記
他方の回転体が一方の回転体に向かう方向に回動するよ
う前記駆動手段による駆動力を前記回動腕に対して伝達
し且つ他方の回転体が一方の回転体に対して押圧状態と
なるとその押圧力を保持するように前記駆動手段による
駆動力を前記回動腕に対して滑りながら伝達する駆動力
伝達手段と、を具備した。
【0015】
【作用】このような請求項1におけるボビンの残糸除去
装置によれば、一方の回転体を駆動手段により下糸排出
回転方向とは逆方向へ回転すると、駆動力伝達・遮断手
段により駆動手段から一対の回転体の他方を支承する回
動腕に対して駆動力が伝達され、該回動腕は、一軸を支
点として他方の回転体が一方の回転体から離間する方向
に回動し、両回転体の間に下糸導入用のスペースが確保
され、このスペース間にボビンより垂れる下糸が進入
し、これとは逆に、一方の回転体を駆動手段により下糸
排出回転方向へ回転すると、駆動力伝達・遮断手段によ
り駆動手段から回動腕に対して駆動力が遮断されるが、
この時、付勢手段による付勢力によって、回動腕は一軸
を中心として他方の回転体が一方の回転体に向かうよう
回動して、一方の回転体に対して他方の回転体が押圧す
る状態となって両回転体間に下糸が挟持され、ボビン残
糸は両回転体の共働によって巻き込み排出される。従っ
て、回転体により巻き込み排出される残糸排出量には制
限がない。また、回転体が糸端を巻き込み排出すること
から、該回転体は糸端案内の機能も兼ね備えている。ま
た、糸端案内の機能も兼ね備えた回転体は、回転体周囲
に残糸を巻き取る構成ではないことから、ボビンケース
の糸端導出口に接近配置できる。また、当該装置は弾性
線状体等の複雑な部品がなく、しかも部品点数が少な
い。また、一方の回転体用の駆動手段と回動腕用の駆動
手段とを別々に設けずに一つの駆動手段で両方を駆動す
るよう構成していることから、駆動手段を別々に設ける
ものに比して部品点数が少なくなると共に空きスペース
が生じるようになる。
【0016】また、請求項2におけるボビンの残糸除去
装置によれば、駆動力伝達・遮断手段による回動腕に対
しての駆動力の伝達が、カムを介してなされると、一方
の回転体に対して他方の回転体が離間する際の回動腕の
開き角度が、カム形状に従って設定されるようになる。
【0017】また、請求項3におけるボビンの残糸除去
装置によれば、一方の回転体を駆動手段により下糸排出
回転方向とは逆方向へ回転すると、駆動力伝達手段によ
り駆動手段から一対の回転体の他方を支承する回動腕に
対して駆動力が伝達され、該回動腕は、一軸を支点とし
て他方の回転体が一方の回転体から離間する方向に回動
し、両回転体の間に下糸導入用のスペースが確保され、
このスペース間にボビンより垂れる下糸が進入し、これ
とは逆に、一方の回転体を駆動手段により下糸排出回転
方向へ回転すると、駆動力伝達手段により駆動手段から
回動腕に対して駆動力が伝達され、該回動腕は、一軸を
支点として他方の回転体が一方の回転体に向かう方向に
回動し、両回転体間に下糸が挟持されて他方の回転体が
一方の回転体に対して押圧状態となると、その押圧力が
保持されるように、駆動力伝達手段により駆動手段から
回動腕に対して駆動力が滑りながら伝達され、一方の回
転体は支承なく下糸排出回転方向への回転を続け、ボビ
ン残糸は両回転体の共働によって巻き込み排出される。
従って、回転体により巻き込み排出される残糸排出量に
は制限がない。また、回転体が糸端を巻き込み排出する
ことから、該回転体は糸端案内の機能も兼ね備えてい
る。また、糸端案内の機能も兼ね備えた回転体は、回転
体周囲に残糸を巻き取る構成ではないことから、ボビン
ケースの糸端導出口に接近配置できる。また、当該装置
は弾性線状体等の複雑な部品がなく、しかも部品点数が
少ない。また、一方の回転体用の駆動手段と回動腕用の
駆動手段とを別々に設けずに一つの駆動手段で両方を駆
動するよう構成していることから、駆動手段を別々に設
けるものに比して部品点数が少なくなると共に空きスペ
ースが生じるようになる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。本実施例の下糸自動供給装置は、図1及び
図10に示されるように、下糸巻回装置162と、残糸
除去装置161と、これら下糸巻回装置162の下糸巻
回位置C、残糸除去装置161の残糸除去位置B、釜位
置(ボビンケース着脱位置)A、ダミー軸(ボビンケー
ス保持手段)6のボビンケース着脱位置Dにボビンケー
ス2を移動可能なボビン交換装置160と、から概略が
構成されており、該下糸自動供給装置はミシンベッド1
01の下部に設けられている。先ず、図11乃至図15
を参照しながら、ボビン交換装置160について以下説
明する。
【0019】図11乃至図15において、符号1はボビ
ンケース2が装着される釜を、1aは釜軸を、3はミシ
ン本体に取り付けられたメインベースに立設すると共に
釜1の直下に配設された支持体としてのベース板をそれ
ぞれ示しており、該ベース板3には、釜軸1aに平行な
軸心を有する搬送軸4の基端4aが固定され、該搬送軸
4はベース板3に片持ち支持された状態となっている。
【0020】この搬送軸4の先端4b側(反ベース板
側)には、中空円筒の外周面を軸線方向に沿って2箇所
切断し該切断面が同士が対向するよう形成された搬送ブ
ロック12(図11参照)が、当該搬送軸4に対して回
転可能且つ摺動可能に支持されている。
【0021】搬送ブロック12の各切断面には、L字状
に折曲された搬送板10,10のL字を構成する一方の
板状部分がそれぞれ固定されており、L字を構成する他
方の板状部分は、図11に示されるように、軸線を挟ん
で互いに対向した状態となっている。
【0022】各搬送板10,10には、軸線方向に沿っ
て釜側に折曲された保持部11,11の一方の端部がそ
れぞれ固定されており、これら保持部11,11の他方
の端部(釜側を向く端部)には、ボビンケースを把持ま
たは開放可能なボビンケース把持手段(不図示)がそれ
ぞれ固定されている。このボビンケース把持手段として
は、例えば特開平5−192476号公報の下糸自動供
給装置や本出願人が先に出願した特願平5−12196
0号明細書のミシンの下糸自動供給装置に記載されてい
る一対の電磁石吸着ヘッドを始めとして、例えば本出願
人が先に出願した特願平5−116363号明細書のミ
シンの下糸自動供給装置に記載されているレバー爪によ
るもの等、適宜のものを採用することができ、要は、ボ
ビンケース2を必要に応じて対向部材(例えば、釜1)
に対して着脱できるものであれば良い。
【0023】上記搬送ブロック12の外周には回動歯車
13が固定されており、該回動歯車13には、図12に
示されるように、釜軸1a方向に沿って長尺なる形状の
駆動歯車19が噛合している。この駆動歯車19は、そ
の一端が、ベース板3に取り付けられたモータ固定板2
1の搬送軸他端側に突出した部分に回転可能に支持され
ており、他端は、モータ固定板21に固定された回動モ
ータ20の出力軸に直結された状態となっている。
【0024】従って、回動モータ20が回転すると、駆
動歯車19、回動歯車13を介して、搬送ブロック12
及び搬送板10,10並びに保持部11,11から構成
される回動アーム70が回転するようになっている。な
お、この回動アーム70の回転動作は、本実施例にあっ
ては、該回動アーム70が退避位置にある時(図12乃
至図14参照)に、行われるようになっている。また、
搬送軸4は片持ち支持であるが、上記駆動歯車19によ
りガイドされていることから、その支持強度は充分とな
っている。
【0025】上記搬送ブロック12の外周における上記
回動歯車13より搬送軸4の固定端側には、図示されな
い例えばストップリングが固定されており、該搬送ブロ
ック12の外周における回動歯車13とストップリング
との間には、直動カラー14が回転可能に支持されてい
る。
【0026】該直動カラー14には、図11乃至図13
に示されるように、釜軸1aに平行に移動可能に支持さ
れたラック16の一端が固定されており、このラック1
6の他端にはピニオン17が噛合している。このピニオ
ン17は、ベース板3に取り付けられた移動モータ18
の出力軸に固定されている。
【0027】従って、移動モータ18が駆動すると、ピ
ニオン17を介してラック16と共に直動カラー14、
回動アーム70が搬送軸4の軸線方向に沿って移動する
ようになっている。すなわち、回動アーム70は、搬送
軸4に対して回転できると共に、搬送軸4に沿って摺動
できるようになっている。
【0028】上記搬送軸4の開放端側には、センサ固定
板33が取付けられており、このセンサ固定板33上に
は、発光素子31aと受光素子31bとからなる回動セ
ンサ31が取り付けられている。また、上記回動アーム
70には、図11及び図12に示されるように、センサ
板32が固定されており、該回動アーム70の回転時
に、センサ板32が発光素子31aと受光素子31bと
の間を通過し得るように、回動センサ31及びセンサ固
定板33並びにセンサ板32の位置調整がなされてい
る。
【0029】ベース板3には、図11及び図13に示さ
れるように、上記回動センサ31と同構造の直動センサ
41が取り付けられている。また、上記ラック16に
は、センサ板15が固定されており、該回動アーム70
の直動時に、センサ板15が直動センサ41の発光素子
41aと受光素子41bとの間を通過し得るように、直
動センサ41及びセンサ板15の位置調整がなされてい
る。
【0030】また、ベース板3における上記ボビンケー
ス把持手段の回転軌跡の対向位置であって、図10に示
されるように、釜1直下の位置Dには、ボビンケース保
持手段としてのダミー軸6が固定されている。このダミ
ー軸6は、図15に示されるように、中釜軸5と同構造
となっており、ボビンが収容されたボビンケース2を押
し込めば、該ボビンケース2を保持できるようになって
いる。そして、押し込められたボビンケース2の既設の
ボビン係止爪2dが、図10及び図15に示されるよう
に、ダミー軸6の近傍に突設された回り止め部材5aa
の係止溝に係合するよう構成されている。すなわち、ボ
ビンケース2は所定の位置に位置決めされて保持される
ようになっている。
【0031】ところで、上記下糸巻回位置C、残糸除去
位置Bは、図10に示されるように、搬送軸4の下方の
範囲V且つ同軸線に沿った直立平面よりミシンベッド1
01を起こす際の回動支点103側の範囲Wであって、
ボビンケース把持手段の回転軌跡の対向位置に配置され
ている。また、残糸除去位置Bは下糸巻回位置Cより下
方に配置されている。また、残糸除去位置Bの搬送軸線
方向(図10における紙面に垂直な方向)の位置はボビ
ンケース把持手段の退避位置にあり、下糸巻回位置Cの
搬送軸線方向の位置はボビンケース把持手段を退避位置
から多少前進させた位置(図10における紙面に向かっ
て進めた位置)にある(これら残糸除去位置B及び下糸
巻回位置Cの軸線方向の位置に関しては図1参照)。な
お、図10中における符号102はミシンテーブルを、
106はオイルパンを、104,105は下軸を、Xは
ミシン頭部を引き起こす際の外周側の回動軌跡を、それ
ぞれ示している。
【0032】上記下糸巻回位置Cには下糸巻回装置16
2が配設されている。この下糸巻回装置162として
は、図1に示されるように、図示されない巻取モータを
駆動することにより、この回転駆動力を、モータ軸プー
リ200、タイミングベルト201、巻取プーリ202
を介して巻取クラッチ板203に伝達し、この巻取クラ
ッチ板203のクラッチ爪を、上記ボビン交換装置16
0により下糸巻回位置Cに搬送されてきたボビンケース
2のその内部に収容されたボビン7の既設の孔7b(図
5参照)にクラッチしてボビン7を回転させることによ
って、自動的にボビン7に下糸を巻回できる構成のもの
が採用されている。また、図示されない糸捌きモータを
駆動することにより、この回転駆動力を、動メス回動ギ
ヤ206を介して、下糸巻回位置Cにセットされたボビ
ンケース2のその周囲に回動可能に配置された動メス糸
捌き204に伝達し、この動メス糸捌き204をボビン
ケース2の周囲に回動させることによって、ボビン7に
巻回されボビンケース開口部より導出する下糸を、ボビ
ンケース2の下糸張力ばね下の下糸導出孔より導出する
ように糸掛けができる構成となっている。さらにまた、
この下糸張力ばね下の下糸導出孔より導出する下糸を、
上記動メス糸捌き204の回動動作により捌き、固定メ
ス205との間で、下糸張力ばね下の下糸導出孔より導
出する下糸を下糸供給源(不図示)に対して切断できる
構成となっている。因に、下糸巻回装置(糸掛け、糸切
り機構を含む)162は、上記の構成のものに限定され
るものではなく、自動的にボビン7に下糸が巻回でき、
且つ糸掛け、糸切りができるものであればどのようなも
のであっても良く、例えば特開平5−192476号公
報の下糸自動供給装置や本出願人が先に出願した特願平
5−121960号明細書のミシンのボビン交換装置や
特願平5−116363号明細書のミシンのボビン交換
装置に記載されている下糸巻回装置を始めとして、適宜
のものを採用することができる。
【0033】残糸除去位置Bには残糸除去装置161が
配設されている。この残糸除去装置161について、図
1及び図2を参照しながら、以下説明する。
【0034】図において、符号79は回転軸を示してい
る。この回転軸79は上記ベース板3を貫くと共に、該
ベース板3を挟むように配設されたコの字状の残糸ブラ
ケット80の両側板80a,80bに回転可能に掛け渡
されており、両端は各側板80a,80bより外方にそ
れぞれ突出している。残糸ブラケット80の手前側(図
1における左側)側板80aより突出する軸部分には回
転体としての駆動ローラ760が固定され、奥側(図1
における右側)側板80bより突出する軸部分には残糸
ローラ駆動プーリ83が固定されている。また、上記ベ
ース板3の奥側にはモータブラケット3aが配設されて
おり、このモータブラケット3aには残糸巻取モータ8
6が固定されている。この残糸巻取モータ86の出力軸
には図示されない残糸巻取プーリが固定されており、こ
の残糸巻取プーリと上記残糸ローラ駆動プーリ83との
間には図示されない残糸ベルトが掛け渡されている。
【0035】従って、残糸巻取モータ86が駆動する
と、その回転は残糸巻取プーリ、残糸ベルト、残糸ロー
ラ駆動プーリ83を介して回転軸79に伝達され、駆動
ローラ760が回転するようになっている。
【0036】また、上記残糸ブラケット80の側板80
aとベース板3との間には、図1に示されるように、コ
の字状の回動腕としての回転アーム85が配置されてい
る。この回転アーム85のコの字を構成する両側板85
a,85bには回転軸80cが回転可能に掛け渡されて
おり、手前側側板85aからさらに手前側に突出する軸
部分には回転体としての従動ローラ761が固定されて
いる。該回転アーム85の下部には釜軸1aに平行に配
設された軸87が固定されている。この軸87は、上記
ベース板3を貫くと共に、上記残糸ブラケット80の両
側板80a,80bに回転可能に掛け渡されており、こ
の軸87の途中部分には、当該軸87を常時図2におけ
る反時計方向(CCW方向)に付勢する付勢手段として
の捩じりコイルバネ210が設けられている。
【0037】この軸87における奥側の側板80bから
さらに奥側に突出する軸部分外周には、駆動力伝達・遮
断手段としてのワンウェイクラッチ211が設けられて
おり、このワンウェイクラッチ211の外周には回転ア
ーム駆動ギヤ88が固定されている。このワンウェイク
ラッチ211は、回転アーム駆動ギヤ88から図2にお
ける時計方向(CW方向)の回転駆動力が加わるとロッ
ク状態となって当該回転方向の駆動力を軸87に伝達す
る一方で、回転アーム駆動ギヤ88から図2における反
時計方向(CCW方向)の回転駆動力が加わるとロック
状態が解除されて同方向に対してフリーとなり当該回転
方向の駆動力を軸87に対して遮断するように構成され
ている。そして、回転アーム駆動ギヤ88には回転アー
ム伝達ギヤ91が噛み合っており、この回転アーム伝達
ギヤ91は、上記回転軸79の途中部分に固定されてい
る。
【0038】従って、上記残糸巻取モータ86が図2に
おけるCCW方向に駆動すると、その回転は残糸巻取プ
ーリ、残糸ベルト、残糸ローラ駆動プーリ83を介して
回転アーム伝達ギヤ91に伝達され、回転アーム駆動ギ
ヤ88を介することによってその回転方向が図2におけ
るCW方向にされ、この回転駆動力はワンウェイクラッ
チ211により軸87に伝達されて、当該軸87を支点
として、回転アーム85が図2におけるCW方向に回動
するようになっている。
【0039】また、残糸巻取モータ86が図2における
CW方向に駆動すると、その回転は残糸巻取プーリ、残
糸ベルト、残糸ローラ駆動プーリ83を介して回転アー
ム伝達ギヤ91に伝達され、回転アーム駆動ギヤ88を
介することによってその回転方向が図2におけるCCW
方向にされ、この回転駆動力はワンウェイクラッチ21
1により軸87に対して遮断されて、回転アーム85は
図2におけるCCW方向に対してフリーとなるようにな
っている。
【0040】なお、回転アーム85及び従動ローラ76
1が軸87を支点として回動した時に、従動ローラ76
1を固定する回転軸80cが残糸ブラケット80の手前
側側板80aに当たらないように、当該側板80aには
適宜切欠等が形成されている。
【0041】また、この残糸除去装置161には、回動
アーム70により残糸除去位置Bにセットされたボビン
ケース2のその下糸導出部(下糸張力ばねの下糸導出部
分)に向かってエアーを吹き付けることができる糸垂ら
し用のエアーノズル100が設けられている(図2参
照)。この糸垂らし用のエアーノズル100は、ボビン
ケース2の下糸導出部から導出しボビンケース2に付着
している下糸を、そのエアー力によって、確実に下方に
垂らすためのものである。該糸垂らし用のエアーノズル
100には図示されない電磁弁が接続されており、該糸
垂らし用のエアーノズル100は、この電磁弁によりそ
のエアー吹き出しが制御されるようになっている。
【0042】また、上述したボビン交換装置160の回
動アーム70には、図2に示されるように、ボビン7を
内部に収容したボビンケース2(詳しくは下糸張力ばね
下)より垂れる下糸端部Mを、作業位置に吹き寄せるエ
アーノズル151が固定されている。ここで言う作業位
置とは、駆動ローラ760の外周面(正確には図示下側
の外周面)に対して下糸端部Mが接触しつつ下流になび
くような位置(図2(b)参照)であり、この下糸端部
Mの作業位置への吹き寄せは、エアーノズル151から
のエアーをボビンケース2の外周面に向かって吹き出
し、当該外周面に沿って駆動ローラ760の外周面に向
かう流れを作り出すことにより、達成される。該エアー
ノズル151には、図示されない電磁弁が接続されてお
り、該エアーノズル151は、この電磁弁によりそのエ
アー吹き出しが制御されるようになっている。
【0043】また、上記残糸除去装置161におけるブ
ラケット80の手前側側板80aには、図1に示される
ように、回転検出手段としての例えば反射型光センサ5
00が付設されている。この反射型光センサ500は、
回動アーム70に従ってボビンケース2が残糸除去位置
Bにセットされて対向した時(残糸除去ができる状態の
時)に、図5に示されるようなボビン7の側面に1箇所
穿設された反射孔7aに対向するように配設されてい
る。
【0044】従って、残糸除去装置161による残糸除
去動作でボビン7が回転すると、該反射型光センサ50
0からは、図6に示されるように、連続したパルス波が
出力される。ここで、下糸がボビン7から除去されてし
まうとボビン7の回転が停止することから、反射型光セ
ンサ500からの出力により、残糸除去の完了が判るよ
うになっている。
【0045】斯くの如く残糸除去装置161は構成され
ており、基本的にボビン7に巻かれボビンケース2より
垂れる下糸を引き出す構成となっていることから、その
主要部は残糸除去位置Bより下方に配置されている(図
1参照)。
【0046】次に、このように構成された下糸自動供給
装置の動作について、以下説明する。先ず、例えば一方
のボビンケース把持手段に、下糸巻回済みのボビンを収
容したボビンケースを把持させるために、回動アーム側
(手前側;図1における左側)から手を差し込んで、該
下糸巻回済みのボビンを収容したボビンケースを、中釜
軸5に装着するのと同様に、手の平を返すことなくダミ
ー軸6に押し込んで、ボビンケースをダミー軸6に装着
する。ここで、説明の都合上、このボビンケースの符号
2Xとし、以降に説明のあるボビンケースの符号2Yと
する。
【0047】次いで、電源スイッチがオンされたら、回
動アーム70を原点位置に復帰させ、スタートスイッチ
のオンにより、回動アーム70を回動させて一方のボビ
ンケース把持手段をダミー位置Dに対向させる。そし
て、該回動アーム70を前進させて、該ダミー軸6に保
持されている下糸巻回済みのボビンを収容したボビンケ
ース2Xを一方のボビンケース把持手段に把持させる。
この時、他方のボビンケース把持手段は何ら障害物に干
渉することなく釜に向かう。
【0048】ここで、ダミー軸6を、残糸除去位置B、
下糸巻回位置Cの搬送軸4を中心とした反対側の位置に
設けた場合には、該残糸除去位置Bは、上述のように、
その搬送軸線方向の位置がボビンケース把持手段の退避
位置にあり、下糸巻回位置Cの搬送軸線方向の位置はボ
ビンケース把持手段を退避位置から多少前進させた位置
にあることから、一方のボビンケース把持手段をダミー
軸6に向かわせると、他方のボビンケース把持手段は残
糸除去装置161、下糸巻回装置162に衝突してしま
うことになる。しかしながら本実施例にあっては、ダミ
ー軸6を、上述のように、ボビンケース把持手段の回転
軌跡の対向位置であって、釜1直下の位置に配置してい
るので、問題はない。
【0049】そうしたら、回動アーム70を後退させる
と共に回動させて、ボビンケース2Xを把持した一方の
ボビンケース把持手段を釜1に対向させると共に前進さ
せ、下糸巻回済みのボビンを収容したボビンケース2X
を釜内に装着する。この時、他方のボビンケース把持手
段は何ら障害物に干渉することなくダミー軸6に向か
う。そして、回動アーム70を後退させる。この時、作
業者は上記と同様にして再度回動アーム側から手を差し
込んで、下糸巻回済みのボビンを収容したボビンケース
2Yをダミー軸6に装着する。
【0050】次いで、縫製が開始されたら、その縫製中
に、上記と同様な動作によって、何れか一方のボビンケ
ース把持手段に、ダミー軸6に保持されている下糸巻回
済みのボビンを収容したボビンケース2Yを把持させる
と共に、回動アーム70を後退させる。
【0051】そして、この状態で所定の縫製が終了する
と(ステップ1)、ステップ2において、ボビンケース
2の交換を行う。
【0052】すなわち、ボビンケースを把持していない
ボビンケース把持手段を前進させ、残糸の少なくなった
ボビンを収容するボビンケース2Xを釜内から取り出し
て、該回動アーム70を後退させる。次いで、回動アー
ム70を回動させ、下糸巻回済みのボビンを収容したボ
ビンケース2Yを釜1に対向させると共に前進させ、下
糸巻回済みのボビンを収容したボビンケース2Yを釜内
に装着し、該回動アーム70を後退させる。
【0053】そして、ステップ3に進み、ステップ3に
おいて、縫製が開始されたら、その縫製中に、回動アー
ム70を回動させ、残糸の少なくなったボビンを収容し
たボビンケース2Xを残糸除去位置Bに回動する。
【0054】この時、回転アーム85は、図2(c)に
示される位置、すなわち駆動ローラ760と従動ローラ
761とが当接する位置にある。そして、ステップ4に
進み、ステップ4において、残糸巻取モータ86を図2
におけるCCW方向に駆動して駆動ローラ760を同方
向に回転すると共に、回転アーム駆動ギヤ88により回
転方向が反転された回転駆動力をワンウェイクラッチ2
11により軸87に伝達して、回転アーム85を軸87
を支点として図2におけるCW方向に回動し、図2
(a)に示されるように、駆動ローラ760に対して従
動ローラ761を離間して両ローラ760,761間に
スペースを設ける。
【0055】次いで、ステップ5に進み、ステップ5に
おいて、糸垂らし用のエアーノズル100より糸垂らし
エアーを、図2(a)、図4(a)に示されるように、
所定の間、間欠に吹き付けて、ボビンケース2Xのその
下糸導出部(下糸張力ばねの下糸導出部分)から確実に
下糸を下方に垂らしてステップ6に進み、ステップ6に
おいて、今度はエアーノズル151より糸案内エアーを
吹き付けて(図2(b)、図4(b)参照)、ボビンケ
ース2Xより垂れる下糸端部Mを作業位置に吹き寄せ
る。
【0056】次いで、ステップ7に進み、ステップ7に
おいて、残糸巻取モータ86を図2におけるCW方向に
駆動して駆動ローラ760を同方向(下糸排出回転方向
P;図2(b)参照)に回転する。すると、回転アーム
駆動ギヤ88により回転方向が反転された回転駆動力は
ワンウェイクラッチ211により軸87に対して遮断さ
れ、回転アーム85は図2におけるCCW方向に対して
フリーとなる。この時、回転アーム85は、捩じりコイ
ルバネ210の付勢力により軸87を支点として図2に
おけるCCW方向に回動する(図2(b)参照)。
【0057】次いで、ステップ8に進み、ステップ8に
おいて、従動ローラ761が駆動ローラ760に対向す
るが、下糸端部Mをローラ760,761間に挟持する
前に、エアーノズル151によるエアーの吹き付けを停
止する(図4(b)参照)。
【0058】ここで、ローラ760,761間に下糸端
部Mが挟持される時に、エアーノズル151によりエア
ーを吹き付けていると、ローラ760,761間を通過
して下流に抜けるエアーが該ローラ760,761によ
り遮断され、下糸端部Mがローラ760,761間から
逃げてローラ760,761による巻き込み排出が行わ
れないが、本実施例のように、エアーノズル151によ
り作業位置に吹き寄せた下糸端部Mを、ローラ761の
移動によってローラ760,761間に挟む前に、図4
に示されるように、該エアーノズル151のエアーを遮
断すると、吹き上げられていた下糸端部Mは回動してく
る従動ローラ761の外周面に垂れて乗った状態とな
り、さらに従動ローラ761が捩じりコイルバネ210
の付勢力により回動してローラ760に対して対向し押
圧状態となると、これらローラ760,761間に下糸
端部Mが挟持された状態となる(ステップ9)。
【0059】そして、ステップ9において、駆動ローラ
760がCW方向に回転していることから、ローラ76
0,761間に挟持された下糸は両ローラ760,76
1の共働回転により、ローラ760,761に巻き込ま
れながら下流に排出される(図2(c)参照)。
【0060】そして、ステップ10に進み、ステップ1
0において、ボビン7の残糸除去が行われているか否か
を判定する。これは、ローラ760,761の共働回転
により残糸がローラ760,761に巻き込まれながら
下流に排出されている(残糸除去が行われている)と、
ボビン7が回転し、排出されていない(残糸除去が行わ
れていない)と、ボビン7が回転しないということか
ら、判定される。この回転の有無は、上述した反射型光
センサ500からの出力信号により判断される。
【0061】そして、ボビン7が回転していない、すな
わち残糸除去が行われていないと判定した場合には、リ
トライすべくステップ4にリターンし、上記動作を繰り
返す。このリトライ動作を3回続けて行った場合には、
本実施例においては、残糸除去ができない何らかの故障
が発生したとして、アラームを発生し作業者に異常を知
らしめるようになっている。
【0062】ステップ10において、ボビン7が回転し
ている、すなわち残糸除去が行われていると判定した場
合には、ステップ11に進み、ステップ11において、
今度はボビン7が停止したか否かを判定し、ボビン7が
停止せずに未だ残糸除去を続行していると判定した場合
には、ボビン7が停止するまで同様な判定を繰り返し、
一方ボビン7が停止し残糸除去が終了したと判定した場
合には、ステップ12に進み、ステップ12において、
残糸巻取モータ86を停止して駆動ローラ760を停止
してこのフローを終了とする。
【0063】そして、このようにして残糸の除去がなさ
れたら、回動アーム70を回動して空ボビンを収容した
ボビンケース2Xを下糸巻回位置Cに対向させた後に前
進させて下糸巻回位置Cに移動し、そこの下糸巻回装置
162によって空ボビンに下糸を巻回すると共に、糸掛
け、糸切りを行い、その後回動アーム70を後退させる
と共に回動してボビンケースを把持していないボビンケ
ース把持手段を釜1に対向させて、ボビン交換指令があ
るまで待機させる。そして、以降は、これら動作を繰り
返す。
【0064】このように、本実施例においては、ボビン
7を内部に収容したボビンケース2より垂れる下糸端部
Mを、ローラ760,761により巻き込み排出し、こ
の残糸排出量に制限がないよう構成しているので、ボビ
ン残糸を自動的に全て除去することが可能となってい
る。また、ローラ760,761が糸端を巻き込み排出
することにより、該ローラ760,761に糸端案内の
機能を併せ持たせ、しかもこの糸端案内の機能を併せ持
つローラ760,761を、ボビンケース2の糸端導出
口に接近配置できるよう構成しているので、残糸を確実
に捕らえて除去することが可能となっている。また、特
開平7−68071号公報記載の装置のような弾性線状
体等の複雑な部品がなく、しかも部品点数が少なくなる
よう構成しているので、低コスト化が可能となってい
る。
【0065】また、エアーノズル151により作業位置
に吹き寄せた下糸端部Mを、従動ローラ761の移動に
よってローラ760,761間に挟む前に、該エアーノ
ズル151のエアーを遮断し、下糸端部Mを良好にロー
ラ760,761によって巻き込み排出するよう構成し
ているので、確実に残糸を捕らえて除去することが可能
となっている。
【0066】また、ボビンケース2の下糸導出部から導
出した下糸が該ボビンケース2に付着していたとして
も、糸垂らし用のエアーノズル100によりボビンケー
ス2の下糸導出部に向かってエアーを吹き付け、このエ
アーによって糸の付着を解除して糸を確実に下方に垂ら
すよう構成しているので、その後の残糸除去動作により
残糸を確実に除去できるようになっている。
【0067】また、特に本実施例においては、駆動ロー
ラ760を残糸巻取モータ86により下糸排出回転方向
Pとは逆方向へ回転し、ワンウェイクラッチ211によ
り残糸巻取モータ86から従動ローラ761を支承する
回転アーム85に対して駆動力を伝達し、該回転アーム
85を、軸87を支点として従動ローラ761が駆動ロ
ーラ760から離間する方向に回動し、両ローラ76
0,761の間に下糸導入用のスペースを確保して、こ
のスペース間にボビン7より垂れる下糸を進入させ、こ
れとは逆に、駆動ローラ760を残糸巻取モータ86に
より下糸排出回転方向Pへ回転し、ワンウェイクラッチ
211により残糸巻取モータ86から回転アーム85に
対して駆動力を遮断し、この時、捩じりコイルバネ21
0による付勢力によって、回転アーム85を、軸87を
中心として従動ローラ761が駆動ローラ760に向か
うよう回動して、駆動ローラ760に対して従動ローラ
761が押圧する状態として両ローラ760,761間
に下糸を挟持して、ボビン残糸を両ローラ760,76
1の共働によって巻き込み排出し、駆動ローラ用の駆動
手段と回転アーム85用の駆動手段とを別々に設けずに
一つの駆動手段としての残糸巻取モータ86で両方を駆
動するようにし、駆動手段を別々に設けるものに比して
部品点数(モータ、ブラケット、軸、ギヤ等)が少なく
なると共に空きスペースが生じるように構成しているの
で、低コスト化を図ると共に設計の自由度の向上を図る
ことが可能となっている。
【0068】また、駆動ローラ用の駆動手段と回転アー
ム85用の駆動手段とを別々に設けると、ローラ76
0,761の圧接時に回転アーム85用の駆動手段を励
磁し続けなければならないが、本実施例にあっては、こ
のようなことがないことから、駆動手段を別々に設けた
ものに比して耐久性に係わる信頼性を向上することも可
能となっている。
【0069】図7は本発明の第2実施例における残糸除
去装置の要部を表したものであり、(a)は残糸巻取モ
ータの初期状態及びCW回転時の状態を表した正面図、
(b)は残糸巻取モータのCCW回転時の状態を表した
正面図であり、第1実施例と同一なものに対しては同一
符号が付してある。
【0070】この第2実施例の残糸除去装置にあって
は、第1実施例における回転アーム伝達ギヤ91、回転
アーム駆動ギヤ88、ワンウェイクラッチ211がなく
されている。すなわち、回転アーム85が固定された軸
87は、ブラケット80の両側板80a,80bに回転
可能に掛け渡された状態で、捩じりコイルバネ210に
より図7におけるCCW方向に付勢された状態となって
いる。
【0071】また、回転軸79におけるブラケット80
の両側板80a,80b間の軸部分外周には、ワンウェ
イクラッチ211aが設けられており、このワンウェイ
クラッチ211aの外周には略断面扇形のカム220が
固定されている。このワンウェイクラッチ211aは、
回転軸79から図7における反時計方向(CCW方向)
の回転駆動力が加わるとロック状態となって当該回転方
向の駆動力をカム220に伝達する一方で、回転軸79
から図7における時計方向(CW方向)の回転駆動力が
加わるとロック状態が解除されて同方向に対してフリー
となり当該回転方向の駆動力をカム220に対して遮断
するように構成されている。なお、符号221はストッ
パーを示しており、他の構成に関しては第1実施例と同
様であることから、重複を避けるために、ここでの説明
は省略する。
【0072】従って、初期状態にあっては、回転アーム
85は、図7(a)に示される位置、すなわち駆動ロー
ラ760と従動ローラ761とが当接する位置にあり、
且つ回転アーム85の側板85a端部とカム220の突
部220aとが当接する位置にある。
【0073】そして、残糸巻取モータ86を図7におけ
るCCW方向に駆動して駆動ローラ760を同方向に回
転すると、この回転駆動力はワンウェイクラッチ211
aによりカム220に伝達され、カム220が軸79を
支点としてCCW方向に回動し、当該カム220の先端
部分220aによりこの駆動力(押圧力)が回転アーム
85に伝達されることにより、当該回転アーム85が軸
87を支点として図7におけるCW方向に回動し、図7
(b)に示されるように、駆動ローラ760に対して従
動ローラ761が離間されて両ローラ760,761間
にスペースが生じるようになっている。
【0074】また、残糸巻取モータ86を図7における
CW方向に駆動して駆動ローラ760を同方向(下糸排
出回転方向P;図2(b)参照)に回転すると、この回
転駆動力はワンウェイクラッチ211aによりカム22
0に対して遮断され、カム220は図7におけるCCW
方向に対してフリーとなり、この時、回転アーム85
は、捩じりコイルバネ210の付勢力により軸87を支
点として図7におけるCCW方向に回動し、この付勢力
により従動ローラ761は駆動ローラ760に対して押
圧状態となる(図7(a)参照)。
【0075】すなわち、先の第1実施例と同様な動作を
行うことができるよう構成されており、従って第1実施
例と同様な効果を得ることができるというのはいうまで
もない。
【0076】しかも、この第2実施例においては、ワン
ウェイクラッチ211aによる回転アーム85に対する
駆動力の伝達を、カム220を介して行い、駆動ローラ
760に対して従動ローラ761が離間する際の回転ア
ーム85の開き角度を、カム220の形状に従って設定
し得るよう構成しているので、設計の自由度をさらに高
めて上述した効果を一層高めることが可能となってい
る。
【0077】また、第1実施例に比して、回転アーム伝
達ギヤ91、回転アーム駆動ギヤ88をなくせるように
なっており、低コスト化をさらに高めて上述した効果を
一層高めることが可能となっている。
【0078】図8は本発明の第3実施例における残糸除
去装置の要部を表したものであり、(a)は残糸巻取モ
ータの初期状態及びCW回転時の状態を表した正面図、
(b)は残糸巻取モータのCCW回転時の状態を表した
正面図であり、第2実施例と同一なものに対しては同一
符号が付してあり、重複を避けるために、ここでの説明
は省略する。
【0079】この第3実施例の残糸除去装置が先の第2
実施例のそれと違う点は、カム220に代えてカム22
5を用い、このカム225の形状に従って、駆動ローラ
760に対して従動ローラ761が離間する際の回転ア
ーム85の開き角度を、上記カム220の場合に比して
さらに大きくし得るようにした点である。
【0080】このように構成しても、先の第2実施例と
同様な効果を得ることができるというのはいうまでもな
い。
【0081】図9は本発明の第4実施例における残糸除
去装置を適用した下糸自動供給装置の右側面図である。
この第4実施例の残糸除去装置にあっては、回転アーム
85が固定されベース板3を貫くと共に残糸ブラケット
80の両側板80a,80bに回転可能に掛け渡された
軸87のその同軸上であって、回転アーム85の奥側の
側板85bより図示左側から右側に向かって、開放端が
奥側に向かうカップ状の摩擦クラッチ板250b、クラ
ッチ圧接バネ250c、開放端が手前側に向かうカップ
状の収納部250a、この収納部250aが端部に固定
された回転アーム駆動ギヤ88が順に配置されており、
これら摩擦クラッチ板250b、クラッチ圧接バネ25
0c、収納部250a、回転アーム駆動ギヤ88はその
軸心を軸87に貫かれて当該軸87に回転可能に支承さ
れた状態となっている。上記クラッチ圧接バネ250c
は、摩擦クラッチ板250b、収納部250a間に収納
されており、該クラッチ圧接バネ250c内に配置され
摩擦クラッチ板250b、収納部250a間に固定され
た図示されない複数のピンにより摩擦クラッチ板250
b、収納部250a内での回転が規制された状態となっ
ている。
【0082】すなわち、クラッチ圧接バネ250cの圧
接力により回転アーム85の奥側の側板85bと摩擦ク
ラッチ板250bとは圧接状態にあり、回転アーム駆動
ギヤ88の回転駆動力が、収納部250a、クラッチ圧
接バネ250c、摩擦クラッチ板250bを介して回転
アーム85に摩擦伝達され、該回転アーム85は軸87
を支点として回動できるようになっている。ここで、摩
擦クラッチ板250b、クラッチ圧接バネ250c、収
納部250aにより駆動力伝達手段250が構成されて
いる。なお、他の構成に関しては第1実施例と同様であ
ることから、重複を避けるために、ここでの説明は省略
する。
【0083】従って、初期状態にあっては、回転アーム
85は、第1実施例と同様な位置、すなわち駆動ローラ
760と従動ローラ761とが当接する位置にある。
【0084】そして、残糸巻取モータ86を第1実施例
と同様にCCW方向に駆動して駆動ローラ760を同方
向に回転すると、この回転駆動力は回転アーム駆動ギヤ
88により回転方向が反転されてこの反転された回転駆
動力は、収納部250a、クラッチ圧接バネ250c、
摩擦クラッチ板250bを介して回転アーム85に摩擦
伝達され、回転アーム85は軸87を支点としてCW方
向に回動し、駆動ローラ760に対して従動ローラ76
1が離間されて両ローラ760,761間にスペースが
生じるようになっている。
【0085】また、残糸巻取モータ86をCW方向に駆
動して駆動ローラ760を同方向(下糸排出回転方向
P;図2(b)参照)に回転すると、この回転駆動力は
回転アーム駆動ギヤ88により回転方向が反転されてこ
の反転された回転駆動力は、収納部250a、クラッチ
圧接バネ250c、摩擦クラッチ板250bを介して回
転アーム85に摩擦伝達され、回転アーム85は軸87
を支点としてCCW方向に回動し、従動ローラ761は
駆動ローラ760に対して押圧状態となる。
【0086】そして、このように、従動ローラ761が
駆動ローラ760に対して押圧されると、回転アーム8
5の軸87を支点としたCCW方向への回動が不可能と
なって摩擦クラッチ板250bと回転アーム85の奥側
の側板85bとの間に滑りが発生し、これ以上の押圧力
がかからない状態(当該押圧力を維持した状態)となる
と共に、駆動ローラ760はそのままCW方向に回転を
続ける。従って、ローラ760,761間に挟持された
下糸は両ローラ760,761の共働回転により、ロー
ラ760,761に巻き込まれながら下流に排出され
る。
【0087】すなわち、先の第1実施例と同様な動作を
行うことができるよう構成されており、従って第1実施
例と同様な効果を得ることができるというのはいうまで
もない。
【0088】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例え
ば、上記実施例においては、一方のローラを駆動ローラ
とし、他方のローラを従動ローラとしているが、両方駆
動ローラとしても良い。
【0089】また、ローラ760,761を、ゴムロー
ラ、歯付きローラとしても良い。
【0090】また、上記実施例においては、糸垂らし用
のエアーノズル100によりエアーを間欠吹き付けして
いるが、連続吹き付けとしても勿論良い。また、糸垂ら
し用のエアーノズル100を、ボビンケース2の糸導出
部に向かって吹き付け可能に設けているが、これに代え
て、ボビンケース中心部に向けて均等に複数の糸垂らし
用のエアーノズルを設け、ボビンケース2に向けて所定
の空気流を発生させても同様な効果を奏する。
【0091】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1のボビンの
残糸除去装置によれば、一方の回転体を駆動手段により
下糸排出回転方向とは逆方向へ回転し、駆動力伝達・遮
断手段により駆動手段から一対の回転体の他方を支承す
る回動腕に対して駆動力を伝達し、該回動腕を、一軸を
支点として他方の回転体が一方の回転体から離間する方
向に回動し、両回転体の間に下糸導入用のスペースを確
保して、このスペース間にボビンより垂れる下糸を進入
させ、これとは逆に、一方の回転体を駆動手段により下
糸排出回転方向へ回転し、駆動力伝達・遮断手段により
駆動手段から回動腕に対して駆動力を遮断し、この時、
付勢手段による付勢力によって、回動腕を、一軸を中心
として他方の回転体が一方の回転体に向かうよう回動し
て、一方の回転体に対して他方の回転体が押圧する状態
として両回転体間に下糸を挟持して、ボビン残糸を両回
転体の共働によって巻き込み排出し、この残糸排出量に
制限がないよう構成したものであるから、ボビン残糸を
自動的に全て除去することが可能となる。また、回転体
が糸端を巻き込み排出することにより、該回転体に糸端
案内の機能を併せ持たせ、しかもこの糸端案内の機能を
併せ持つ回転体を、ボビンケースの糸端導出口に接近配
置できるよう構成したものであるから、残糸を確実に除
去することが可能となる。また、弾性線状体等の複雑な
部品がなく、しかも部品点数が少なくなるよう構成した
ものであるから、低コスト化が可能となる。さらにま
た、一方の回転体用の駆動手段と回動腕用の駆動手段と
を別々に設けずに一つの駆動手段で両方を駆動するよう
にし、駆動手段を別々に設けるものに比して部品点数が
少なくなると共に空きスペースが生じるように構成した
ものであるから、低コスト化を図ると共に設計の自由度
の向上を図ることが可能となる。
【0092】また、請求項2のボビンの残糸除去装置に
よれば、請求項1に加えて、駆動力伝達・遮断手段によ
る回動腕に対する駆動力の伝達を、カムを介して行い、
一方の回転体に対して他方の回転体が離間する際の回動
腕の開き角度を、カム形状に従って設定し得るよう構成
したものであるから、設計の自由度を高めて上述した効
果を一層高めることが可能となる。
【0093】また、請求項3のボビンの残糸除去装置に
よれば、一方の回転体を駆動手段により下糸排出回転方
向とは逆方向へ回転し、駆動力伝達手段により駆動手段
から一対の回転体の他方を支承する回動腕に対して駆動
力を伝達し、該回動腕を、一軸を支点として他方の回転
体が一方の回転体から離間する方向に回動し、両回転体
の間に下糸導入用のスペースを確保して、このスペース
間にボビンより垂れる下糸を進入させ、これとは逆に、
一方の回転体を駆動手段により下糸排出回転方向へ回転
し、駆動力伝達手段により駆動手段から回動腕に対して
駆動力を伝達し、該回動腕を、一軸を支点として他方の
回転体が一方の回転体に向かう方向に回動し、両回転体
間に下糸を挟持して他方の回転体が一方の回転体に対し
て押圧状態となると、その押圧力を保持するように、駆
動力伝達手段により駆動手段から回動腕に対して駆動力
を滑りながら伝達し、一方の回転体が支承なく下糸排出
回転方向への回転を続けることにより、ボビン残糸を両
回転体の共働によって巻き込み排出し、この残糸排出量
に制限がないよう構成したものであるから、ボビン残糸
を自動的に全て除去することが可能となる。また、回転
体が糸端を巻き込み排出することにより、該回転体に糸
端案内の機能を併せ持たせ、しかもこの糸端案内の機能
を併せ持つ回転体を、ボビンケースの糸端導出口に接近
配置できるよう構成したものであるから、残糸を確実に
除去することが可能となる。また、弾性線状体等の複雑
な部品がなく、しかも部品点数が少なくなるよう構成し
たものであるから、低コスト化が可能となる。さらにま
た、一方の回転体用の駆動手段と回動腕用の駆動手段と
を別々に設けずに一つの駆動手段で両方を駆動するよう
にし、駆動手段を別々に設けるものに比して部品点数が
少なくなると共に空きスペースが生じるように構成した
ものであるから、低コスト化を図ると共に設計の自由度
の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における残糸除去装置を適
用した下糸自動供給装置の右側面図である。
【図2】同上残糸除去装置の動作を説明するために図1
の残糸除去装置の要部のみを表した各正面説明図であ
る。
【図3】同上残糸除去装置の動作手順を表したフローチ
ャートである。
【図4】同上残糸除去装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図5】本実施例に用いられるボビンの回転検出手段側
の正面図である。
【図6】同上ボビンの回転時に検出される波形図であ
る。
【図7】本発明の第2実施例における残糸除去装置の要
部を表したものであり、(a)は残糸巻取モータの初期
状態及びCW回転時の状態を表した正面図、(b)は残
糸巻取モータのCCW回転時の状態を表した正面図であ
る。
【図8】本発明の第3実施例における残糸除去装置の要
部を表したものであり、(a)は残糸巻取モータの初期
状態及びCW回転時の状態を表した正面図、(b)は残
糸巻取モータのCCW回転時の状態を表した正面図であ
る。
【図9】本発明の第4実施例における残糸除去装置を適
用した下糸自動供給装置の右側面図である。
【図10】同上下糸自動供給装置に用いられている各装
置の配置関係を表した下糸自動供給装置の正面図であ
る。
【図11】同上下糸自動供給装置に用いられているボビ
ン交換装置の正面図である。
【図12】同上ボビン交換装置の平面図である。
【図13】同上ボビン交換装置における直動機構部分を
表した右側面図である。
【図14】同上ボビン交換装置における回動機構部分を
表した右側面図である。
【図15】同上ボビン交換装置のダミーポジション及び
ダミー軸を説明するための概略側面図である。
【符号の説明】
7 ボビン 85 回動腕 86 駆動手段 87 一軸 210 付勢手段 211,211a 駆動力伝達・遮断手段 220,225 カム 250 駆動力伝達手段 760 一方の回転体 761 他方の回転体 M 下糸 P 下糸排出回転方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に支持されたボビンと、 このボビンより垂れる下糸を巻き込み排出する一対の回
    転可能な回転体と、 この一対の回転体の一方を正転または逆転可能に回転さ
    せる駆動手段と、 該一対の回転体の他方を支承すると共に一軸を中心とし
    て回動可能に支持された回動腕と、 この回動腕を前記一軸を中心として前記他方の回転体が
    前記一方の回転体に向かうように付勢する付勢手段と、 前記一方の回転体の下糸排出回転方向とは逆方向への回
    転時に、前記他方の回転体が一方の回転体から離間する
    方向に回動するよう前記駆動手段による駆動力を前記回
    動腕に対して伝達する一方で、前記一方の回転体の下糸
    排出回転方向への回転時に、前記付勢手段による付勢力
    によって前記他方の回転体が一方の回転体に向かう方向
    に回動して前記一方の回転体に対して前記他方の回転体
    が押圧するよう前記駆動手段による駆動力を前記回動腕
    に対して遮断する駆動力伝達・遮断手段と、 を具備したボビンの残糸除去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボビンの残糸除去装置に
    おいて、 駆動力伝達・遮断手段による回動腕に対しての駆動力の
    伝達は、カムを介して行われることを特徴とするボビン
    の残糸除去装置。
  3. 【請求項3】 回転可能に支持されたボビンと、 このボビンより垂れる下糸を巻き込み排出する一対の回
    転可能な回転体と、 この一対の回転体の一方を正転または逆転可能に回転さ
    せる駆動手段と、 該一対の回転体の他方を支承すると共に一軸を中心とし
    て回動可能に支持された回動腕と、 前記一方の回転体の下糸排出回転方向とは逆方向への回
    転時に、前記他方の回転体が一方の回転体から離間する
    方向に回動するよう前記駆動手段による駆動力を前記回
    動腕に対して伝達する一方で、前記一方の回転体の下糸
    排出回転方向への回転時に、前記他方の回転体が一方の
    回転体に向かう方向に回動するよう前記駆動手段による
    駆動力を前記回動腕に対して伝達し且つ他方の回転体が
    一方の回転体に対して押圧状態となるとその押圧力を保
    持するように前記駆動手段による駆動力を前記回動腕に
    対して滑りながら伝達する駆動力伝達手段と、 を具備したボビンの残糸除去装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0956948A (ja) * 1995-08-21 1997-03-04 Juki Corp 下糸巻回装置及び下糸自動供給装置
JPH1133262A (ja) * 1997-07-17 1999-02-09 Juki Corp 下糸巻回装置
JPH1133263A (ja) * 1997-07-18 1999-02-09 Juki Corp 下糸巻回装置
CN108221205A (zh) * 2016-12-22 2018-06-29 杰克缝纫机股份有限公司 一种梭芯去余线机构及方法、缝纫机

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