JPH08310029A - 熱転写形記録装置 - Google Patents

熱転写形記録装置

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JPH08310029A
JPH08310029A JP12537695A JP12537695A JPH08310029A JP H08310029 A JPH08310029 A JP H08310029A JP 12537695 A JP12537695 A JP 12537695A JP 12537695 A JP12537695 A JP 12537695A JP H08310029 A JPH08310029 A JP H08310029A
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JP
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line
data
line memory
memory
thermal transfer
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JP12537695A
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Inventor
Yasushi Hiruumi
靖志 蛭海
Yuichiro Ikemoto
雄一郎 池本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、隣接するヒータの発熱の影響を減
少したラインヘッドを有する熱転写形記録装置の提供す
ることを目的とする。 【構成】 本発明にかかる熱転写形記録装置は、複数個
の発熱素子を列状に並置されたサーマルヘッドを有する
熱転写形記録装置であって、上記発熱素子の配列が紙送
り方向ピッチ長の整数倍に位置ズレして2列に配置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラインヘッドを有する
熱転写形記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写形記録装置の一例として、
ビデオプリンタの概要について簡単に説明する。ビデオ
プリンタは、1画面分の画像を1ライン毎に記録するラ
インヘッドを有するサーマルプリンタである。
【0003】図8Aはビデオプリンタの記録(印字)機
構の一部分を示し、プラテンローラ1の回転軸に垂直方
向断面図である。紙送り機構である円筒形のプラテンロ
ーラ1の上に記録紙(感熱紙)3が保持され、プラテン
ローラ1の回転と共に記録紙3は図で見て右向きに移動
する。記録紙3に対して、2つのリボンカートリッジ5
に巻き付けた反物状インクリボン7を介在させてサーマ
ルヘッド(ラインヘッド)9が押しつけられる。サーマ
ルヘッド9にはグレーズ11と呼ばれる凸状(突起状)
部材が図の紙面垂直方向に直線状に延在し、記録時の線
圧を高めている。この線状のグレーズ11の頂面P1上
に沿って、図9Aに示すような複数個のヒータ(発熱抵
抗体)h1〜h6が一列状に設けられている。
【0004】このヒータhを発熱すると、昇華転写の場
合にはその発熱エネルギに比例して染料(熱昇華性イン
ク)が記録紙3に転写され、溶融転写の場合には場合に
はワックスをバインダ(結合剤)とした顔料(熱溶融性
インク)が溶け出して記録紙3に付着し転写される。
【0005】ラインヘッド9のヒータhの個数、即ち1
ライン上のドット密度は、例えば300DPI(dots p
er inch )であり、例えば1ライン当たり約2560ド
ット設けられている。このため2560ドット/300
DPIで8.53インチ(216mm)にわたり、ヒー
タがP1上に並置されている。
【0006】1次元のラインヘッド9のヒータhを使用
して2次元の画像を記録するために、ラインヘッド9と
記録紙3を相対的に移動する必要がある。プリンタの種
類によって異なるが、一般に画像は横長の長方形である
ため、サーマルヘッド9の製造コストを考慮して画像の
相対的に短い辺(垂直方向)をサーマルヘッド9の長さ
として主走査方向とし、サーマルヘッド9を画像水平方
向に1ラインずつ送っていく方向(紙送り方向)を副走
査方向としている。
【0007】図8Bに、このようなビデオプリンタの一
部分のブロック図を示す。ビデオ映像の一画面分の画像
情報(データ)を一旦フレームメモリ13に蓄積する。
次に転写する、例えば垂直方向1ライン分の画像データ
をラインメモリ15に書き込む。ラインメモリ15から
読み出される1ライン分のデータは、階調データ比較手
段17によりラインヘッド(サーマルヘッド)9の何百
素子(例えば、2560素子)のヒータh1〜h256
0の1ドット毎について通電時間を決定し、全ての画素
一つ一つをエネルギ的に制御して濃淡を決定(濃度階
調)して転写している。各ライン毎の転写を一画面分だ
け繰り返して1画面分の画像を形成する。
【0008】記録の際の各ドット(各画素)の濃淡の決
定は、階調データ比較手段11において上述のPWM変
調により行われる。階調データ比較手段17は、階調カ
ウンタ19からのデータとラインメモリ15からのデー
タとを比較する比較器を有する。一方の階調カウンタ1
9から、例えば256階調とするとカウンタの値は0〜
255まで順次インクリメント(増数)された256の
データが、階調データ比較手段17に対して順次出力さ
れる。
【0009】ラインメモリ15には、1ライン分の画像
データそのもの(サーマルヘッド上に2560素子あれ
ば2560の画像データ)が、例えば8ビットの深さ方
向の情報をもって格納されている。
【0010】ラインメモリ15からの2560の画像デ
ータ及び階調カウンタ19からのカウント値を読み出し
て、階調データ比較手段17に入力する。両データの大
小を比較して、比較結果がサーマルヘッド9に送られ
る。もし階調カウンタ19の値よりもラインメモリ15
から読み出した画像データが大きければ、サーマルヘッ
ド9に対して論理高(ハイレベル)のデータが出力され
る。サーマルヘッド9は論理高が入ってくるとその発熱
素子を通電する構造になっている。サーマルヘッド9の
内部は1列状に2560個のシフトレジスタ(図示せ
ず。)が入っていてラッチ機構を有し、1列分データを
比較し、その結果がシフトレジスタ上に記憶される。こ
のシフトレジスタ上のデータに基づいてヒータがON/
OFF制御される。
【0011】即ち、階調カウンタ19の値を「ゼロ」の
状態で一回比較する。次に、階調カウンタ19の値を1
にインクリメントして、再び2560のラインデータと
各々と比較する。順次、階調カウンタ19の値をインク
リメントして、これを256の階調に亘り繰り返す。例
えば、ラインメモリ15の特定のデータが画像としては
濃度が薄い状態で、階調カウンタ19の値「62」で最
初に論理低(ローレベル)になったとする。この場合、
階調「62」以降では階調データ比較手段17からの比
較結果は論理低が連続するので、対応するヒータは通電
はされない。
【0012】このようにラインメモリ15のデータの値
により、濃度が濃いときは階調カウンタ19の値「0〜
255」の最初から大半で通電することになり、濃度が
薄いときは階調カウンタ19の値の最初から僅かの部分
しか通電しないことになる。ラインメモリ15の画像デ
ータの値がどれ位の値をもつかによって、画素毎にヒー
タ通電時間が時間的に変調され濃淡が決定する。
【0013】1ライン分終了すると、フレームメモリ1
3から次に記録される1ライン分のデータがラインメモ
リ15に入力され、同じ動作が繰り返され、こうして、
1フレーム分の記録が終了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図9Aに示すように、
従来のビデオプリンタ(熱転写形記録装置)では、サー
マルヘッド9上に直線状に延在する凸状部材であるグレ
ーズ11が設けられ、複数個のヒータhがグレーズ11
の頂面上に沿ってラインP1上に一列状に配置されてい
る。このようなヒータ配置の場合、例えばh1〜h6の
6個のヒータを同時に発熱させると熱分布が図9Bのよ
うになる。特に内側に配置h2〜h4では、左右のヒー
タの発熱による熱の流れ込み2つのヒータ間でも温度T
1まで暖められてしまう。
【0015】ヒータは300DPIという高密度で並置
されているため両隣のヒータの発熱の影響を受け易く、
内側のヒータの温度はそれ自体の発熱と両隣のヒータか
ら伝導する熱との総和で決まるため、外側のヒータ温度
に比較して相対的に高くなる。
【0016】ヒータ間領域の温度T1が記録紙3の顔料
の融点Tm以上になると、記録後に形成されるドット形
状は図8Cに示すように隣接ドットが連続する場合があ
る。図8CのL1は第1番目のラインL1のドット形状
であり、L2は第2番目のラインL2のドット形状であ
る。このような現象は印刷された画像(記録)を不鮮明
にする。このようにドット形状がぼけることにより、細
線や小さい文字の品位が落ちるという問題が生じてい
る。
【0017】更に将来、画像の高精細化に対応して例え
ば400DPI,600DPI等の熱転写形記録装置の
高密度化が計画されているが、隣接するヒータの発熱の
影響を受け易くなり、一層大きい悪影響を生じ易い。サ
ーマルヘッド9が一層高密度化されるにつれ、隣接ドッ
トの発熱の影響は無視できないものとなる。
【0018】隣接するドットの発熱の影響を減少するた
め、1ラインを記録するための記録周期を前半と後半に
分け、一周期の前半に奇数番目のヘッドh1,h3,h
5を用いて1つおきのドットを記録し、周期の後半に偶
数番目のヘッドh2,h4,h6を用いて残りの1つお
きのドットを記録するように、ラインヘッド9のヒータ
hを時間的に2回に分けて通電し記録することを検討し
た。この効果は、隣接するドット間の距離を2倍にした
のと同等の効果がある。
【0019】しかし、この場合、ドット階調を決定する
ため、一周期の前半でも256回PWM変調し、後半で
256回のPWM変調する必要があり、1ライン分の記
録に通常の2倍の時間を必要とする。従って、この方法
は記録速度が遅くなる欠点を有する。
【0020】そこで本発明は、記録速度を維持しつつ隣
接するヒータの発熱の影響を減少したラインヘッドを有
する熱転写形記録装置の提供することを目的とする。更
に、本発明は、記録ドットが鮮明な熱転写形記録装置を
提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる熱転写形
記録装置は、複数個の発熱素子を列状に並置されたサー
マルヘッドを有する熱転写形記録装置であって、上記発
熱素子の配列が紙送り方向ピッチ長の整数倍に位置ズレ
して配置されている。
【0022】更に本発明にかかる熱転写形記録装置は、
1画面分のデータを蓄積するフレームメモリと、複数個
の発熱素子が列状に並置され、該発熱素子の配列が紙送
り方向ピッチ長mのk倍(k:整数)だけ位置ズレして
配置されているサーマルヘッドと、各々が1ライン分の
データを蓄積する(k+1)個のラインメモリと、上記
ラインメモリの前段に選択的に書き込みを行う第1のセ
レクタと、上記ラインメモリの後段に選択的に読み出し
を行う第2のセレクタとを備え、上記フレームメモリか
らラインメモリに書き込む時、上記第1のセレクタの制
御により上記(k+1)個のラインメモリのいずれか1
つに選択的に書き込み、上記ラインメモリからデータを
読み出す時、上記第2のセレクタの制御により上記ライ
ンメモリの内の2つから、読み込み直後のラインのデー
タとその1つ前に読み込んだラインのデータを画素毎に
交互に読み出す。
【0023】
【作用】隣接する発熱素子の配列が紙送り方向ピッチ長
の整数倍だけ空間的に位置がズレているので、1回の記
録(印字)の際、記録すべき2本のラインのドットが同
時に、しかし各ラインとも1つおきのドットが記録され
る。各ラインに関して言えば、時間的に2回に分けて記
録される。
【0024】このため1ライン分ののデータを蓄積する
ラインメモリを2個必要とする。フレームメモリからラ
インメモリに転送するときは、1ライン毎に第1又は第
2のラインメモリに交互に書き込む。次に読み出す時に
は、1画素毎に第1又は第2のラインメモリから交互に
読み出している。
【0025】
【実施例】以下、本発明にかかる熱転写形記録装置の好
適な一実施例について、添付の図面を参照しながら説明
する。図1Aは、本実施例にかかる熱転写形記録装置に
使用されるサーマルヘッド9のヒータhの位置を示す図
である。ヒータの総数は、例えば2560個である。こ
こで、奇数番目のヒータh1,h3,h5,…の位置は
ラインP2上にあり、偶数番目のヒータh2,h4,h
6,…の位置はラインP3上にあり、このように奇数番
目のヒータ列P2と奇数番目のヒータ列P3とを長さS
だけずらして配置している。
【0026】ヒータ列P2,P3のズレの長さSは、副
走査方向(紙送り方向)の1ライン毎の送りピッチmの
整数倍であることが、後述するサーマルヘッド駆動回路
との関係で好ましい。この長さSは、隣接するヒータh
の発熱の影響を減らすためには大きい方が好ましいが、
大きくすればグレーズ11(図8A)の頂上から徐々に
ズレていき、「ヘッドの当たり」(ヒータがリボン及び
記録紙3に対して適正な角度で衝突すること。これがズ
レると明瞭に転写されなくなる。)が悪くなる。ヘッド
の当たりは、使用するプラテンローラ1の直径とプラテ
ンローラのゴム硬度,ヘッド圧等と密接な関係がある。
一般に、ヘッドの当たりを確保するため、本実施例のビ
デオプリンタの場合で長さnは200μm以内であるこ
とが好ましい。
【0027】また、ヒータの位置ズレの長さSを大きく
取ると、後述するように駆動回路のラインメモリの個数
を数多く設ける必要がある。
【0028】従って本実施例では、ヒータのズレ量S
は、副走査方向の紙送りピッチmの1倍(S=m)とし
ている。ヘッドのドット密度300DPIの熱転写形記
録装置の場合、この紙送りピッチmは85μmである。
【0029】図1Bに、このような位置ずらしが行われ
たサーマルヘッド9の熱分布を示す。図に示すように全
部のヒータ(抵抗体)を発熱させても隣接はS=mだけ
副走査方向にズレており、図9Aと比較すると等価的に
は従来のサーマルヘッド9の抵抗体の隣接間距離をルー
ト2倍(=1.4倍)にしたものに相当するため、隣接
するヒータの熱の影響が減少される。このため、図1B
に示すように各ヒータは同じような発熱温度になり、こ
のヒータで記録したドット形状は、図1Cに示すように
鮮明なものとなる。
【0030】図2を用いて、図1Aに示したようなヒー
タ位置をずらしたサーマルヘッド9を製造する方法を簡
単に説明する。アルミナ基板上に断面が凸状でラインヘ
ッド9の長手方向に延在するガラス状のグレーズ11が
形成される。
【0031】図2Aに示すように、セラミック基板(ア
ルミナ)21及びグレーズ11上に、ヒータを形成する
抵抗物質層22を例えばスパッタリングなどを利用して
薄膜形成する。
【0032】次に、図2Bに示すように、抵抗物質層2
2の上にアルミニュウムAl層23を例えばスパッタリ
ングなどを利用して形成する。図2Cに示すように、半
導体製造の分野でよく知られたホトリゾグラヒィ法によ
り、適当なマスクを利用して形成すべきヒータ(抵抗
体)以外の部分にエッチングレジスト用のホトレジスト
25を形成する。形成すべき抵抗体の位置は図1Aに対
応しているので、マスクは新規に作成する必要がある。
【0033】図2Dに示すように、適当なエチャントを
使用しレジストの開口部のAl薄膜をエッチングする。
その後ホトレジスト25を剥離することにより、図2E
に示すように、最終的にAl薄膜電極(23)の間に抵
抗体層22が介在されたサーマルヘッド9が形成され
る。最後に図2Fに示すように抵抗体22を守るための
保護膜26がスパッタリングで形成される。このような
ヘッドの製造は、従来のヘッド製造法と基本的に同じで
容易であり、特別なコストは発生しない。
【0034】次に、図3を用いて、ヒータ列が空間的に
ズレているラインヘッド9を使用した場合のラインメモ
リの書き込み及び読み出し動作について説明する。所要
記録時間を短縮するため、空間的に位置がズレているヒ
ータh1〜h6を同時に記録することが好ましい。ライ
ンヘッド9のヒータ列が前後にS(=m)だけズレてい
るので、1回の記録(印字)の際、記録すべき2本のラ
インのドットが同時に、しかし各ラインとも1つおきの
ドットが記録される。従って、各ラインに関して言え
ば、時間的に2回に分けて記録されるので、1ラインの
データを蓄積するラインメモリを2個必要とする。
【0035】1ライン分のデータをラインメモリに読み
込む際、書込ラインメモリ選択信号によって選択された
第1のラインメモリ又は第2のラインメモリのいずれか
一方に書き込まれる。その後、記録のために読み出す
際、読出ラインメモリ選択信号によって1ドット毎に第
1のラインメモリと第2のラインメモリとを交互に選択
する。具体的には、次の通りである。
【0036】図3Aはラインヘッド9のヒータh1〜h
6の位置関係を示す(記録したドットに対応して示した
位置関係である。)。奇数番目のヒータh1,h3,h
5に対して偶数番目のヒータh2,h4,h6は副走査
方向に1ピッチmだけ位置がズレている。なお、6個の
ヒータ個数は説明のための例示であり、実際には、試作
中のサーマルヘッドプリンタは2560個のヒータを有
している。
【0037】図3Bを用いて、図3Aに示すラインヘッ
ド9を用いた場合の各ドットの記録の順序を説明する。
各○(斜線丸及び白丸)は記録されたドットを示す。ド
ットの横方向の行は上から下にラインL1〜L6に対応
し、縦方向の列はヘッドh1〜h6に対応する。これら
ドット全体が記録すべき画像を示している。以下、特定
の位置にあるドットをライン番号とヘッド番号によりLn
hnと表記する。隣接ライン間距離は紙送りピッチmに相
当し、図3Aのラインヘッド9の位置ズレSは紙送り長
さmの1倍に等しい。
【0038】先ず、ラインL1及びラインL2の白丸ド
ット(L1h1,L2h2,L1h3,L2h4,L1h5,L2h6 のデータ)を同
時に記録する。次に、ラインL2とラインL3の斜線付
丸ドット(L2h1,L3h2,L2h3,L3h4,L2h5,L3h6 のデータ)
を同時に記録する。次に、ラインL3及びラインL4の
白丸ドット(L3h1,L4h2,L3h3,L4h4,L3h5,L4h6 のデー
タ)を同時に記録する。次に、ラインL4及びラインL
5の斜線付丸ドット(L4h1,L5h2,L4h3,L5h4,L4h5,L5h6
のデータ)を同時に記録する。次に、ラインL5及び及
びラインL6の白丸ドット(L5h1,L6h2,L5h3,L6h4,L5h
5,L6h6 のデータ)を同時に記録する。以下、同様に記
録する。なお、各ドットに対応する各画素データは、例
えば256階調であれば8ビットのデータからなる。各
ドットの濃淡の決定は、従来技術に関連して説明した階
調データ比較手段17でなされる。
【0039】図3Cは、図3Bのような記録を可能にす
るため、各ラインの各画素データを第1のラインメモリ
又は第2のラインメモリのいずれに書き込み、また読み
出すかを説明する図である。縦方向は上から下にライン
L1〜L6を表し、横方向はヘッドh1〜h6に対応す
る。内部の数字は、書き込むべきラインメモリの番号で
ある。
【0040】先ず、画像のラインL1のデータを書き込
む時、L1のデータ(L1h1,L1h3,L1h5のデータ)を第1
のラインメモリに書き込む。
【0041】次に、ラインL2のデータを書き込む時、
L2のデータ(L2h1,L2h2,L2h3,L2h4,L2h5,L2h6 のデー
タ)を第2のラインメモリに書き込む。この段階で、図
3Bで説明したように第1のラインメモリに書き込まれ
たラインL1の白丸データ(L1h1,L1h3,L1h5のデータ)
及び第2のラインメモリに書き込まれたL2の白丸デー
タ(L2h2,L2h4,L2h6のデータ)が読み出され、記録が同
時に行われる。この読み出しのため、第1のラインメモ
リ及び第2のラインメモリの後段にセレクタを接続して
1ドット毎に交互に読み出す。図3C中、破線で囲まれ
たデータが同時 に記録されるデータである。記録後
は、第1のラインメモリのデータは不要であ り、新し
いデータ読み込みのため用いられる。
【0042】次に、ラインL3のデータを書き込む時、
L3のデータ(L3h1,L3h2,L3h3,L3h4,L3h5,L3h6 のデー
タ)を第1のラインメモリに書き込む。記録紙3を副走
査方向に1ピッチmだけ紙送りした後、第2のラインメ
モリに書き込まれたラインL2の斜線付丸のデータ(L2
h1,L2h3,L2h5のデータ)及びL3の斜線付丸データのデ
ータ(L3h2,L3h4,L3h6のデータ)が、1ドット毎に交互
に読み出され、記録が同時に行われる。
【0043】次に、ラインL4のデータを書き込む時、
L4のデータ(L4h1,L4h2,L4h3,L4h4,L4h5,L4h6 のデー
タ)を第2のラインメモリに書き込む。記録紙3を副走
査方向に1ピッチmだけ紙送りした後、第1のラインメ
モリに書き込まれたラインL3のデータ(L3h1,L3h3,L3
h5のデータ)及び第2のラインメモリに書き込まれたL
4のデータ(L4h2,L4h4,L4h6のデータ)が、1ドット毎
に交互に読み出され、記録が同時に行われる。
【0044】次に、ラインL5のデータを書き込む時、
L5のデータ(L5h1,L5h2,L5h3,L5h4,L5h5,L5h6 のデー
タ)を第1のラインメモリに書き込む。記録紙3を副走
査方向に1ピッチmだけ紙送りした後、第2のラインメ
モリに書き込まれたラインL4のデータ(L4h1,L4h3,L4
h5のデータ)及び第1のラインメモリに書き込まれたL
5のデータ(L5h2,L5h4,L5h6のデータ)が、1ドット毎
に交互に読み出され、記録が同時に行われる。
【0045】次に、ラインL6のデータを書き込む時、
L6のデータ(L6h1,L6h2,L6h3,L6h4,L6h5,L6h6 のデー
タ)を第2のラインメモリに書き込む。記録紙3を副走
査方向に1ピッチmだけ紙送りした後、第1のラインメ
モリに書き込まれたラインL5のデータ(L5h1,L5h3,L5
h5のデータ)及び第2のラインメモリに書き込まれたL
6のデータ(L6h2,L6h4,L6h6のデータ)が、1ドット毎
に交互に読み出され、記録が同時に行われる。以下、同
様に行われる。
【0046】なお、図3Bで分かるように、1番最初の
ラインL1に関しては、奇数番目のヘッドしか記録して
ないため、データの記録されないドットが生じる。これ
を補正するためには、サーマルヘッド9と記録紙3との
相対的な位置が最初のラインL1 の直前の0番目の位置
L0になるようにプラテンローラ37を駆動し、その位
置で、偶数番目のヘッド素子には適切なデータが記録さ
れ、奇数番目のヘッド素子にはゼロ又は記録紙の地色と
同じ濃度のデータ(ダミー)が記録されるように、第1
及び第2のラインメモリ15-1, 15-2に対して各デー
タを書き込む。これにより、最初のラインL1 にも全デ
ータが記録されることになる。
【0047】また、最後のラインに関しても同様で、プ
ラテンローラ37を最後のライン直後のL(最後)+1
行まで駆動し、奇数番目のヘッド素子によって適切なデ
ータ(ダミー)が記録され、偶数番目のヘッド素子には
ゼロ又は記録紙の地色と同じ濃度のデータが記録される
ようにすればよい。
【0048】図3を用いて説明したように、1回の記録
(印字)の際に2本のラインのドットが同時に、しかし
各ラインとも1つおきのドットが記録される。各ライン
に関しては、時間的に2回に分けて記録されるので、記
録データを蓄積するラインメモリを2個必要とし、これ
らラインメモリの前段と後段にセレクタを接続して書き
込みと読み出しを制御する。
【0049】図4Aは、この書き込み・読み出し動作を
可能にする熱転写形記録装置のブロック図である。図7
Bに示す従来の記録装置との比較において、この構成で
特徴的な部分は、ラインメモリが2個用意され、その前
後に2個のセレクタが設けられれ選択的に入力し且つ出
力することにある。
【0050】フレームメモリ13が1画面分の画像情報
を蓄積する。このフレームメモリ13に対して、第1の
ラインメモリ15-1又は第2のラインメモリ15-2が第
1のセレクタ27を介して選択的に接続され、1ライン
分のデータが書き込まれる。この第1のラインメモリ1
5-1又は第2のラインメモリ15-2に対して、階調デー
タ比較手段17が第2のセレクタ29を介して選択的に
接続され、1ライン分のデータが階調データ比較手段1
7の一方の入力に読み出される。階調データ比較手段1
7は比較器であり、他方の入力は階調カウンタ19に接
続され、比較結果がサーマルヘッド9に出力される。
【0051】第1のラインメモリ15-1及び第2のライ
ンメモリ15-2に接続してラインメモリコントローラ3
1が設けられ、第1のラインメモリ15-1及び第2のラ
インメモリ15-2に対して書込・読出のイネーブル信号
を出力する。ラインメモリコントローラ31は、第1の
セレクタ27に対しラインメモリ書込選択信号を出力す
ると共に、第2のセレクタ29に対しラインメモリ読出
選択信号を出力する。
【0052】ラインメモリコントローラ31及びフレー
ムメモリ13に接続してメモリコントローラ33が設け
られ、ラインメモリコントローラ31に対しライン毎の
書込を制御するライン同期パルスを出力されると共にフ
レームメモリ13に対し1画面分の書き込みを制御する
タイミング信号が出力される。
【0053】CPU35が、メモリコントローラ33に
対しメモリ制御信号を出力し、またプラテンローラ1の
駆動手段39に対し、1ライン毎の記録後にピッチmず
つ記録紙3を送る制御信号を出力する。
【0054】図4Aのビデオプリンタの動作は、記録す
べき1画像を蓄積したフレームメモリ13から、メモリ
コントローラ33が発生するライン周期パルスに同期し
て、記録すべき1ラインのデータをラインメモリに転送
する。この時、第1のセレクタ27は、ラインメモリコ
ントローラ31が発生するラインメモリ書込選択信号に
よって選択された第1のラインメモリ15-1又は第2の
ラインメモリ15-2のいずれかに、1ライン毎に交互に
転送する。
【0055】次に、メモリコントローラ33が発生する
ライン周期パルスに同期して、記録すべき1ラインのデ
ータを階調データ比較手段17に転送する。この時、第
2のセレクタ29は、ラインメモリコントローラ31が
発生するラインメモリ読出選択信号によって選択された
第1のラインメモリ15-1又は第2のラインメモリ15
-2から、1ドット毎に交互に転送する。
【0056】本実施例では、使用するサーマルヘッド9
のヒータが1ドットおきに交互にズレているので、副走
査方向に対して先行するドット列のヒータ(P3上のヒ
ータ)に送られるべきデータは、第1のラインメモリ1
5-1又は2の中で、今回フレームメモリ13から書き込
まれたばかりのデータが格納されたラインメモリから読
み出し、後行するドット列のヒータ(P2上のヒータ)
に送られるべきデータは、前回転送されたデータを格納
されたラインメモリから読み出す。こうすることによっ
て、ヒータの空間的なズレを補正することが出来る。
【0057】この後、階調データ比較手段17は、ライ
ンメモリ15から読み出されるデータと階調カウンタ1
9から出力されるデータとを比較し、比較結果をサーマ
ルヘッド9に転送するのは、従来のサーマルプリンタの
PWM変調と同様である。
【0058】図4Bは、図4Aの記録装置の動作タイミ
ング図である。信号(a)は、メモリコントローラ33
からラインメモリコントローラ31に出力され、1ライ
ンを記録するためのライン周期パルスを示している。1
周期Tの内、論理低の期間に、フレームメモリ13から
1ライン分のデータが第1のラインメモリ15-1又は第
2のラインメモリ15-2に転送される。論理高の期間
に、階調データ比較手段17によりPWM変調がされ
る。
【0059】信号(b)は、ラインメモリコントローラ
31から第1のセレクタに出力されるラインメモリ書込
選択信号である。論理高は、例えば第1のラインメモリ
15-1に書き込むように制御する信号であり、論理低
は、第2のラインメモリ15-2に書き込むように制御す
る信号である。従って、ライン周期パルスの最初の周期
T1では第1のラインメモリ15-1に書き込まれ、2番
目の周期T2では第2のラインメモリ15-2に書き込ま
れる。これは、図3Cの説明に対応する。
【0060】信号(c)は、フレームメモリ13からラ
インメモリ15に転送されるデータを示している。
【0061】信号(d)は、ラインメモリコントローラ
31から第2のセレクタ29に出力されるラインメモリ
読出選択信号である。論理高は第2のラインメモリ15
-2から読み出されるように制御する信号であり、論理低
は第1のラインメモリ15-1から読み出されるように制
御する信号である。ライン周期パルス(a)の論理高に
期間に1ライン分のデータを第1又は第2のラインメモ
リ15-1,15-2から画素毎に交互に読み出して、階調
データ比較手段17に出力している。この読み出し順序
は、図C中に破線で囲んだ部分で説明したものである。
【0062】以上により、本発明にかかる好適な実施例
を説明した。しかし、本発明は、上述の実施例に限定さ
れるものではない。以下に、上述の実施例の変形例を簡
単に説明する。
【0063】図5に、同様な効果を有するサーマルヘッ
ド9の3種類の変形例を示す。本実施例のサーマルヘッ
ド9は、発熱分布のピーク箇所が副走査方向に位置ズレ
していればよい。図5Aのサーマルヘッド9は各ヒータ
hが副走査方向に長い長方形であり、この長方形の1箇
所で局部的に幅細になっている。奇数番目のヒータh
1,h3,h5,…は図で見て上半分の部分にP2に整
合して幅細部分が形成され、偶数番目のヒータh2,h
4,h6,…は下半分の部分にP3に整合して幅細部分
が形成されている。幅細部分で発熱のピークが生じるた
め、発熱が副走査方向に位置ズレして図1のサーマルヘ
ッド9と同様な効果を生じる。
【0064】図5Bに示すサーマルヘッド9の変形例
は、各ヒータの1部を副走査方向の切り欠いた形状にな
っている。図に示すように奇数番目のヒータh1,h
3,h5,…は図で見て下側から上方に向かって切り欠
きを形成し、偶数番目のヒータh2,h4,h6,…は
上側から下方に向かって切り欠きを形成している。ヒー
タの両端はアルミニュウム(Al)23のパターンであ
る(図2参照)。このような構造にすると、切り書きの
先端のヒータ部分で幅細部分が形成され発熱分布のピー
クが生じ、図1のサーマルヘッド9と同様な効果が得ら
れる。
【0065】しかし、図5A及び図5Bの配列は、30
0DPIのサーマルヘッド9のヒータを更に微細加工す
る必要があり、現状の技術ではヒータの抵抗値にばらつ
きが生じる欠点も有するが、微細加工技術の進歩により
実用化されるものと思われる。
【0066】図5Cは、幅方向に3段に位置をずらした
ヒータ配列例である。第3N番目のヒータ(N:整数)
はP2に整合し、第(3N+1)番目のヒータはP3に
整合し、第(3N+2)番目のヒータはP4に整合し
て、P2とP3の距離及びP3とP4の距離は、いずれ
もS′だけ副走査方向に位置がズレている。理論的に
は、更に4段又はそれ以上に位置をずらしたヒータも考
えられる。これら方法は、例えば3段に位置をずらした
ヒータで説明すると第3N番目のヒータの端から(3N
+2)番目のヒータの端迄の長さn′が大きくなりヘッ
ドの当たりが悪くなること、第3N番目のヒータ,第
(3N+1)番目のヒータ及び第(3N+1)番のヒー
タの遅延用のラインメモリを夫々設ける必要があり補正
回路を複雑にする欠点も有するが、発熱の問題がこれら
欠点と比較して相対的に大きい場合は実用化される。
【0067】次に、上述の実施例では、ラインヘッド9
のヒータ列P2,P3が副走査方向(記録紙走査方向)
に1ピッチズレているS=mの場合を説明した。しか
し、ズレの長さSは副走査方向ピッチmの整数倍であれ
ばよい。図6を用いてズレの長さS=2mの場合を説明
する。この場合、ラインメモリは3個必要である。
【0068】1ライン分のデータをラインメモリに読み
込む際、書込ラインメモリ選択信号によって選択された
第1のラインメモリ15-1,第2のラインメモリ15-2
又は第3のラインメモリ15-3のいずれか一つに書き込
まれる。その後、記録のために読み出す際、読出ライン
メモリ選択信号によって1ドット毎に第1のラインメモ
リ15-1,第2のラインメモリ15-2又は第3のライン
メモリ15-3を交互に選択する。具体的な方法は、次の
通りである。
【0069】図6Aはラインヘッドh1〜h6の位置関
係を示す(記録したドットに対応して示した位置関係で
ある。)。奇数番目のラインヘッドh1,h3,h5に
対して偶数番目のラインヘッドh2,h4,h6は副走
査方向に2ピッチ(2m)だけ位置がズレている。
【0070】図3Bを用いて、各ドットの記録の順序を
説明する。各○(斜線丸及び白丸)は記録されたドット
を示す。
【0071】先ず、ラインL1及びラインL3の白丸ド
ットを同時に記録する。次に、ラインL2とラインL4
の斜線付丸ドットを同時に記録する。次に、ラインL3
及びラインL5の二重ドットを同時に記録する。次に、
ラインL4及びラインL6の白丸ドットを同時に記録す
る。以下、同様に記録する。
【0072】図6Cは、各ラインの各画素データを第1
のラインメモリ15-1,第2のラインメモリ15-2又は
第3のラインメモリ15ー3のいずれに書き込み、また読
み出すかを説明する図である。先ず、画像のラインL1
のデータを書き込む時、L1のデータ(L1h1,L1h3,L1h5
のデータ)を第1のラインメモリ15-1に書き込む。
【0073】次に、ラインL2のデータを書き込む時、
L2のデータ(L2h1,L2h3,L2h5のデータ)を第2のライ
ンメモリ15-2に書き込む。
【0074】次に、ラインL3のデータを書き込む時、
L3のデータ(L3h1,L3h2,L3h3,L3h4,L3h5,L3h6 のデー
タ)を第3のラインメモリ15ー3に書き込む。この段階
で、図3Bで説明したように第1のラインメモリ15-1
に書き込まれたラインL1の白丸データ(L1h1,L1h3,L1
h5のデータ)及び第3のラインメモリ15ー3に書き込ま
れたL3の白丸データ(L3h2,L3h4,L3h6のデータ)が、
読み出され、記録が同時に行われる。
【0075】記録紙3を副走査方向に1ピッチmだけ紙
送りした後、第2のラインメモリ15-2に書き込まれた
ラインL2の斜線付丸のデータ(L2h1,L2h3,L2h5のデー
タ)及び第1のラインメモリ15-1に書き込まれたL4
の斜線付丸データのデータ(L4h2,L4h4,L4h6のデータ)
が、第2のラインメモリ15-2及び1から1ドット毎に
交互に読み出され、記録が同時に行われる。
【0076】次に、ラインL4のデータを書き込む時、
L4のデータ(L4h1,L4h2,L4h3,L4h4,L4h5,L4h6 のデー
タ)を第1のラインメモリ15-1に書き込む。記録紙3
を副走査方向に1ピッチmだけ紙送りした後、第2のラ
インメモリ15-2に書き込まれたラインL2のデータ
(L3h1,L3h3,L3h5のデータ)及び第1のラインメモリ1
5-1に書き込まれたL4のデータ(L4h2,L4h4,L4h6のデ
ータ)が、第2のラインメモリ15-2及び1から1ドッ
ト毎に交互に読み出され、記録が同時に行われる。
【0077】次に、ラインL5のデータを書き込む時、
L5のデータ(L5h1,L5h2,L5h3,L5h4,L5h5,L5h6 のデー
タ)を第2のラインメモリ15-2に書き込む。記録紙3
を副走査方向に1ピッチmだけ紙送りした後、第3のラ
インメモリ15-3に書き込まれたラインL3のデータ
(L3h1,L3h3,L3h5のデータ)及び第2のラインメモリ1
5-2に書き込まれたL5のデータ(L5h2,L5h4,L5h6のデ
ータ)が、1ドット毎に交互に読み出され、記録が同時
に行われる。
【0078】ラインL6のデータを書き込む時、L6の
データ(L6h1,L6h2,L6h3,L6h4,L6h5,L6h6 のデータ)を
第3のラインメモリ15-3に蓄積する。記録紙3を副走
査方向に1ピッチmだけ紙送りした後、第1のラインメ
モリ15-1に蓄積されたラインL4のデータ(L4h1,L4h
3,L4h5のデータ)及び第3のラインメモリ15-3に蓄積
されたL6のデータ(L6h2,L6h4,L6h6のデータ)が、1
ドット毎に交互に読み出され、記録が同時に行われる。
以下、同様に行われる。更に、位置ズレSが3m以上の
場合も同様である。
【0079】次に、図4の第1のセレクタと第2のセレ
クタの役割を交換した場合について説明する。図3を用
いて説明したラインメモリの書き込み・読み出しは、1
ライン分の書き込みの際ラインメモリの一方に書き込
み、読み出しの際1ドット毎に第1のラインメモリ15
-1及び2から交互に読みだしている。しかし反対に、1
ライン分の書き込みの際1ドット毎に第1のラインメモ
リ15-1及び2に交互に書き込み、読み出しの際第1の
ラインメモリ15-1又は2の一方から読み出すこともで
きる。
【0080】図7Aはラインヘッドh1〜h6の位置関
係を示し、図3Aの場合と同様である。また、図7Bに
示す記録順序も図3Aで説明した場合と場合と同様であ
る。
【0081】図3Cは、1ラインの各画素データを第1
のラインメモリ15-1又は2のいずれかに蓄積するかを
説明する図である。内部の数字は、蓄積すべきラインメ
モリの番号である。
【0082】先ず、画像のラインL1のデータを書き込
む時、図3Bの白丸データ(L1h1,L1h3,L1h5のデータ)
を第1のラインメモリ15-1に書き込む。
【0083】次に、ラインL2のデータを書き込む時、
斜線付き丸データ(L2h1,L2h3,L2h5のデータ)を第2の
ラインメモリ15-2に書き込み、白丸データ(L2h2,L2h
4,L2h6のデータ)を第1のラインメモリ15-1に書き込
む。即ち、第2のラインメモリ15-2及び第1のライン
メモリ15-1に1ドット毎に交互に書き込む。この段階
で、第1のラインメモリ15-1に蓄積されたラインL1
及びL2の白丸データが読み出され、記録が同時に行わ
れる。
【0084】次に、ラインL3のデータを書き込む時、
白丸データ(L3h1,L3h3,L3h5のデータ)を第1のライン
メモリ15-1に書き込み、斜線付き丸データ(L3h2,L3h
4,L3h6のデータ)を第2のラインメモリ15-2に書き込
む。記録紙3を副走査方向に1ピッチmだけ紙送りした
後、第2のラインメモリ15-2に書き込まれたラインL
2及びL3の斜線付丸データの記録が同時に行われる。
【0085】次に、ラインL4のデータを書き込む時、
斜線付き丸データ(L4h1,L4h3,L4h5のデータ)を第2の
ラインメモリ15-2に書き込み、白丸データ(L4h2,L4h
4,L4h6のデータ)を第1のラインメモリ15-1に書き込
む。記録紙3を副走査方向に1ピッチmだけ紙送りした
後、第1のラインメモリ15-1に書き込まれたラインL
3及びL4の白丸データの記録が同時に行われる。
【0086】次に、ラインL5のデータを書き込む時、
白丸データ(L5h1,L5h3,L5h5のデータ)を第1のライン
メモリ15-1に書き込み、斜線丸データ(L5h2,L5h4,L5
h6のデータ)を第2のラインメモリ15-2に書き込む。
記録紙3を副走査方向に1ピッチmだけ紙送りした後、
第2のラインメモリ15-2に蓄積されたラインL4及び
L5の斜線付きデータの記録が同時に行われる。この場
合、図4の書込選択信号(b)と読出選択信号(d)は
交換される。
【0087】次に、ラインL6のデータを書き込む時、
斜線付き丸(L 6h1,L6h3,L6h5のデータ)を第2のラ
インメモリ15-2に書き込み、白丸(L6h2,L6h4,L6h6の
データ )を第1のラインメモリ15-1に蓄積する。記
録紙3を副走査方向に1ピッチm だけ紙送りした後、
第1のラインメモリ15-1に蓄積されたラインL5及び
L6 のデータの記録が同時に行われる。
【0088】以下、同様に行われる。なお、図3C中、
同時記録のデータは破線で囲まれている。上述した本実
施例によれば、主走査方向に隣接する複数個のヒータh
1〜hnを副走査方向に紙送りピッチmの整数倍kの長
さS=kmずらし、ヒータ列を波状又は千鳥状に配列す
ることによって隣接ドット間の熱の干渉を軽減し、サー
マル記録の高密度化を実現出来る。
【0089】熱転写形記録装置が溶融タイプ及び昇華タ
イプを問わず、サーマル記録時のヘッド主走査方向の隣
接ドットによる熱の影響が軽減され、ドット太りを防止
し、記録装置本来の記録密度が有する解像度で記録する
ことが出来る。
【0090】更に、将来の300DPI以上の超高密度
ヘッドを使用する熱転写形記録装置において、細線や小
さい文字の品位が向上できる。
【0091】
【発明の効果】本発明にかかる熱転写形記録装置によれ
ば、隣接するヒータの発熱の影響が減少できる。更に、
本発明にかかる熱転写形記録装置によれば、記録ドット
が鮮明なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる熱転写形記録装置のサーマル
ヘッドを説明する図である。
【図2】図1の実施例のヒータ列の位置をずらしたサー
マルヘッドの製造法を説明する図である。
【図3】図1の実施例のヒータ列の位置をずらしたサー
マルヘッドを使用した場合のラインメモリに書込及び読
出動作を説明する図である。
【図4】本実施例にかかる熱転写形記録装置を説明する
図である。
【図5】本実施例にかかる熱転写形記録装置のサーマル
ヘッドの変形例を説明する図である。
【図6】図3の実施例に関連し、ヒータ列の位置のずら
し量を変えた場合のサーマルヘッドを使用した場合のラ
インメモリに書込及び読出動作を説明する図である。
【図7】図3の実施例に関連し、ヒータ列の位置をずら
したサーマルヘッドを使用した場合のラインメモリに書
込及び読出動作の変形例を説明する図である。
【図8】従来の熱転写形記録装置を説明する図である。
【図9】従来の熱転写形記録装置の問題点を説明する図
である。
【符号の説明】
1 プラテンローラ 3 記録紙 5 リボンカートリッジ 7 インクリボン 9 サーマルヘッド 11 グレーズ 13 フレームメモリ 15 ラインメモリ 15ー1 第1のラインメモリ 15ー2 第2のラインメモリ 17 階調データ比較手段 19 階調カウンタ 21 セラミック基板 22 抵抗体層(ヒータ,発熱素子) 23 アルミニュウム層 25 ホトレジスト 27 第1のセレクタ 29 第2のセレクタ 31 ラインメモリコントローラ 33 メモリコントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の発熱素子を列状に並置されたサ
    ーマルヘッドを有する熱転写形記録装置において、 上記発熱素子の配列が紙送り方向ピッチ長の整数倍に位
    置ズレして配置されている熱転写形記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の熱転写形記録装置にお
    いて、 上記発熱素子の配列が紙送り方向ピッチ長に等しく位置
    ズレして配置されている熱転写形記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の熱転写形記録装置にお
    いて、 上記複数個の発熱素子の内、奇数番目の発熱素子と偶数
    番目の発熱素子が交互に位置ズレして並置され、奇数番
    目の発熱素子列と偶数番目の発熱素子列が紙送り方向ピ
    ッチ長の整数倍に等しい熱転写形記録装置。
  4. 【請求項4】 1画面分のデータを蓄積するフレームメ
    モリと、 複数個の発熱素子が列状に並置され、該発熱素子の配列
    が紙送り方向ピッチ長mのk倍(k:整数)だけ位置ズ
    レして配置されているサーマルヘッドと、 各々が1ライン分のデータを蓄積する(k+1)個のラ
    インメモリと、 上記ラインメモリの前段に選択的に書き込みを行う第1
    のセレクタと、 上記ラインメモリの後段に選択的に読み出しを行う第2
    のセレクタとを備え、 上記フレームメモリからラインメモリに書き込む時、上
    記第1のセレクタの制御により上記(k+1)個のライ
    ンメモリのいずれか1つに選択的に書き込み、 上記ラインメモリからデータを読み出す時、上記第2の
    セレクタの制御により上記ラインメモリの内の2つか
    ら、読み込み直後のラインのデータとその1つ前に読み
    込んだラインのデータを画素毎に交互に読み出すことを
    特徴とする熱転写形記録装置。
JP12537695A 1995-05-24 1995-05-24 熱転写形記録装置 Pending JPH08310029A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008296403A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Tohoku Ricoh Co Ltd 感熱孔版印刷装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008296403A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Tohoku Ricoh Co Ltd 感熱孔版印刷装置

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