JPH08310741A - 油圧エレベーターの油温上昇運転装置 - Google Patents
油圧エレベーターの油温上昇運転装置Info
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- JPH08310741A JPH08310741A JP7118412A JP11841295A JPH08310741A JP H08310741 A JPH08310741 A JP H08310741A JP 7118412 A JP7118412 A JP 7118412A JP 11841295 A JP11841295 A JP 11841295A JP H08310741 A JPH08310741 A JP H08310741A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 油圧エレベーターの油温上昇運転時に、かご
が下降走行する不具合が発生したとき、油温上昇運転と
着床レベル補正のための低速上昇運転を繰り返すことを
防止する。 【構成】 油温が低下すると、油圧ポンプ3を運転して
油を第3主回路20及び第3開閉弁24を通して油槽8
へ流出させる油温上昇運転を実施する。この油温上昇運
転中、第2開閉弁19に閉止不良が発生すると、油圧ジ
ャッキ1の圧油が第2主回路18→第2開閉弁19→第
3主回路20→第3開閉弁24→油槽8へ流れ、かご2
が下降する。このかご2の下降が発生したとき第3開閉
弁24を閉止してかご2を停止させる。
が下降走行する不具合が発生したとき、油温上昇運転と
着床レベル補正のための低速上昇運転を繰り返すことを
防止する。 【構成】 油温が低下すると、油圧ポンプ3を運転して
油を第3主回路20及び第3開閉弁24を通して油槽8
へ流出させる油温上昇運転を実施する。この油温上昇運
転中、第2開閉弁19に閉止不良が発生すると、油圧ジ
ャッキ1の圧油が第2主回路18→第2開閉弁19→第
3主回路20→第3開閉弁24→油槽8へ流れ、かご2
が下降する。このかご2の下降が発生したとき第3開閉
弁24を閉止してかご2を停止させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油温上昇運転する油
圧エレベーターを制御する装置に関するものである。
圧エレベーターを制御する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は例えば特開平5−286670号
公報に示された従来の油圧エレベーター装置を示す油圧
回路図である。図において、1はプランジャ1aを駆動
する油圧ジャッキ、2はプランジャ1aに結合されたか
ご、3は可逆回転可能な油圧ポンプ、4は油圧ポンプ3
を駆動する電動機である。
公報に示された従来の油圧エレベーター装置を示す油圧
回路図である。図において、1はプランジャ1aを駆動
する油圧ジャッキ、2はプランジャ1aに結合されたか
ご、3は可逆回転可能な油圧ポンプ、4は油圧ポンプ3
を駆動する電動機である。
【0003】5は主室5aと、弁体5bを介して主室5
aと隔離された背室5cとを有する第1開閉弁で、主室
5aは油圧ジャッキ1と油圧ポンプ3との間に接続さ
れ、背室5c内の圧油の流入出によって弁体5bを作動
させて、油圧ジャッキ1と油圧ポンプ3との間の油圧流
路を開閉し、かご2が下降しているときは開口し、かご
2が停止しているときは閉止するものである。6は第1
開閉弁5と油圧ポンプ3を接続する第1回路6aと、油
圧ジャッキ1と第1開閉弁5を接続する第2回路6bか
らなる油圧の第1主回路、7は油圧ポンプ3に接続され
たフィルタ、8は油槽である。
aと隔離された背室5cとを有する第1開閉弁で、主室
5aは油圧ジャッキ1と油圧ポンプ3との間に接続さ
れ、背室5c内の圧油の流入出によって弁体5bを作動
させて、油圧ジャッキ1と油圧ポンプ3との間の油圧流
路を開閉し、かご2が下降しているときは開口し、かご
2が停止しているときは閉止するものである。6は第1
開閉弁5と油圧ポンプ3を接続する第1回路6aと、油
圧ジャッキ1と第1開閉弁5を接続する第2回路6bか
らなる油圧の第1主回路、7は油圧ポンプ3に接続され
たフィルタ、8は油槽である。
【0004】9は油圧ジャッキ1と第1開閉弁5の背室
5cとを接続する圧油流入回路9a及び背室5cと油槽
8とを接続する圧油排出回路9bからなるパイロット回
路、9cは後出する可変絞り15cと油槽8を接続する
圧油排出回路、11は圧油排出回路9bに設けられその
流路を開路又は閉路させる常時閉形の電磁弁、12は圧
油流入回路9aに設けられた可変絞り弁、13は圧油排
出回路9bに設けられた可変絞り弁である。
5cとを接続する圧油流入回路9a及び背室5cと油槽
8とを接続する圧油排出回路9bからなるパイロット回
路、9cは後出する可変絞り15cと油槽8を接続する
圧油排出回路、11は圧油排出回路9bに設けられその
流路を開路又は閉路させる常時閉形の電磁弁、12は圧
油流入回路9aに設けられた可変絞り弁、13は圧油排
出回路9bに設けられた可変絞り弁である。
【0005】15はかご2の下降運転の減速走行中に、
プランジャ1aを第1開閉弁5の全開と全閉の間の所定
開度で保持できるようにする開度調整絞りで、15aは
開度調整絞り15の可変絞り15cの開度を調整するた
めの調整ねじ、15bは弁体5aに結合され調整ねじ1
5aとの間で可変絞り15cの開度を形成するスリー
ブ、16は圧油排出回路9cに設けられた常時閉形の電
磁弁、17は圧油排出回路9cに設けられた可変絞り弁
である。
プランジャ1aを第1開閉弁5の全開と全閉の間の所定
開度で保持できるようにする開度調整絞りで、15aは
開度調整絞り15の可変絞り15cの開度を調整するた
めの調整ねじ、15bは弁体5aに結合され調整ねじ1
5aとの間で可変絞り15cの開度を形成するスリー
ブ、16は圧油排出回路9cに設けられた常時閉形の電
磁弁、17は圧油排出回路9cに設けられた可変絞り弁
である。
【0006】18は油圧ポンプ3と第2開閉弁19を接
続する第1回路18aと、第1開閉弁5と第2開閉弁1
9を接続する第2回路18bからなる油圧の第2主回路
で、第2開閉弁19は主室19aと、弁体19bと、主
室19aと連通する背室19cと、弁体19bと係合す
るピストン19dと、ピストン19dと弁体19bの間
に設けられた圧縮コイルばね19eと、ピストン19d
の後方に位置する背室19fとを有し、圧縮コイルばね
19eはピストン19dと弁体19bを互いに押圧して
いる。19gはピストン19dのストッパである。
続する第1回路18aと、第1開閉弁5と第2開閉弁1
9を接続する第2回路18bからなる油圧の第2主回路
で、第2開閉弁19は主室19aと、弁体19bと、主
室19aと連通する背室19cと、弁体19bと係合す
るピストン19dと、ピストン19dと弁体19bの間
に設けられた圧縮コイルばね19eと、ピストン19d
の後方に位置する背室19fとを有し、圧縮コイルばね
19eはピストン19dと弁体19bを互いに押圧して
いる。19gはピストン19dのストッパである。
【0007】20は油圧ポンプ3と第3開閉弁21を接
続する第1回路20aと、第3開閉弁24と油槽8を接
続する第2回路20bからなる油圧の第3主回路、21
は油圧ジャッキ1と背室19fとを連結するパイロット
回路21aと、背室19fと第3主回路20を連結する
パイロット回路21bからなるパイロット回路、22は
パイロット回路21に設けられた常時閉形の電磁弁、2
3Aはパイロット回路21aに設けられ油圧ジャッキ1
から背室19fへの圧油の流入量を調節する絞り、23
Bは背室19fからの圧油の流出量を調節する絞りであ
る。
続する第1回路20aと、第3開閉弁24と油槽8を接
続する第2回路20bからなる油圧の第3主回路、21
は油圧ジャッキ1と背室19fとを連結するパイロット
回路21aと、背室19fと第3主回路20を連結する
パイロット回路21bからなるパイロット回路、22は
パイロット回路21に設けられた常時閉形の電磁弁、2
3Aはパイロット回路21aに設けられ油圧ジャッキ1
から背室19fへの圧油の流入量を調節する絞り、23
Bは背室19fからの圧油の流出量を調節する絞りであ
る。
【0008】第3開閉弁24は主室24aと、弁体24
bを介して主室24aと隔離された背室24cと、弁体
24bを押圧する圧縮コイルばね24dを有し、背室2
4c内の圧油の流入出により弁体24bを作動させて第
3主回路20を開閉する。24eは第3開閉弁24にね
じ機構を介して設けられ弁体24bが第3主回路20を
開口したときに弁体24bの移動位置を規制する阻止機
構、24fは同じく第3開閉弁24が所定値以上開かな
いように弁体24bの移動位置を規制する阻止機構であ
る。
bを介して主室24aと隔離された背室24cと、弁体
24bを押圧する圧縮コイルばね24dを有し、背室2
4c内の圧油の流入出により弁体24bを作動させて第
3主回路20を開閉する。24eは第3開閉弁24にね
じ機構を介して設けられ弁体24bが第3主回路20を
開口したときに弁体24bの移動位置を規制する阻止機
構、24fは同じく第3開閉弁24が所定値以上開かな
いように弁体24bの移動位置を規制する阻止機構であ
る。
【0009】25は第3主回路20と第3開閉弁24の
背室24cを接続するパイロット回路、26はパイロッ
ト回路25に通路抵抗を与える絞り、27は第3開閉弁
24の背室24cと油槽8を接続するパイロット回路、
28はパイロット回路24に設けられた常時閉形の加温
用電磁弁、29は油圧ポンプ3から第2及び第3開閉弁
19,24へは圧油を流すが逆方向へは流さないように
する逆止弁、30は第3開閉弁24、加温用電磁弁25
等を制御する加温制御手段、31はかご2の速度及び位
置を検出する速度検出器、32は電動機4、速度検出器
31、加温制御手段30及び電磁弁11,16,22,
28に接続された制御装置である。
背室24cを接続するパイロット回路、26はパイロッ
ト回路25に通路抵抗を与える絞り、27は第3開閉弁
24の背室24cと油槽8を接続するパイロット回路、
28はパイロット回路24に設けられた常時閉形の加温
用電磁弁、29は油圧ポンプ3から第2及び第3開閉弁
19,24へは圧油を流すが逆方向へは流さないように
する逆止弁、30は第3開閉弁24、加温用電磁弁25
等を制御する加温制御手段、31はかご2の速度及び位
置を検出する速度検出器、32は電動機4、速度検出器
31、加温制御手段30及び電磁弁11,16,22,
28に接続された制御装置である。
【0010】従来の油圧エレベーター装置は上記のよう
に構成され、その動作を、かご2の上昇運転について説
明する。上昇運転指令が出ると、制御装置32により電
動機4が運転され、その回転速度が制御される。これ
で、油圧ポンプ3が駆動されて、第2主回路18の第1
回路18aの油圧が上昇する。そして、第1回路18a
の圧力が第2回路18bの圧力と圧縮コイルばね19e
の力に打ち勝ったとき、弁体19bが移動して第2開閉
弁19は開口する。
に構成され、その動作を、かご2の上昇運転について説
明する。上昇運転指令が出ると、制御装置32により電
動機4が運転され、その回転速度が制御される。これ
で、油圧ポンプ3が駆動されて、第2主回路18の第1
回路18aの油圧が上昇する。そして、第1回路18a
の圧力が第2回路18bの圧力と圧縮コイルばね19e
の力に打ち勝ったとき、弁体19bが移動して第2開閉
弁19は開口する。
【0011】これで、圧油は第1回路18aから第2回
路18b及び第1開閉弁5の主室5aを経由して油圧ジ
ャッキ1へ流入し、かご2が上昇開始する。そして、電
動機4の回転速度が増加するに従って、かご2は加速走
行し、第2開閉弁19を通過する流量に伴って弁体19
bの開度が大きくなって行く。かご2の速度が定格速度
になると、電動機4の回転速度が一定となり、油圧ポン
プ3から吐出される流量も一定となる。
路18b及び第1開閉弁5の主室5aを経由して油圧ジ
ャッキ1へ流入し、かご2が上昇開始する。そして、電
動機4の回転速度が増加するに従って、かご2は加速走
行し、第2開閉弁19を通過する流量に伴って弁体19
bの開度が大きくなって行く。かご2の速度が定格速度
になると、電動機4の回転速度が一定となり、油圧ポン
プ3から吐出される流量も一定となる。
【0012】ここで、上昇運転の減速走行開始後、かご
2が停止予定階の所定距離手前に達して減速指令が出る
と、制御装置32によって電動機4が制御されてその回
転速度が減少する。これで、かご2は減速走行し、弁体
19bを通過する流量も減少し、弁体19bの開度は小
さくなって行き、停止予定階の着床位置にかご2が到着
すると、弁体19bは全閉し、電動機4は運転を停止す
る。
2が停止予定階の所定距離手前に達して減速指令が出る
と、制御装置32によって電動機4が制御されてその回
転速度が減少する。これで、かご2は減速走行し、弁体
19bを通過する流量も減少し、弁体19bの開度は小
さくなって行き、停止予定階の着床位置にかご2が到着
すると、弁体19bは全閉し、電動機4は運転を停止す
る。
【0013】次に、かご2が着床中、下降運転指令が出
ると、制御装置32によって電動機4が運転され、その
回転速度が制御される。これで、油圧ポンプ3が駆動さ
れて、第1主回路6の第1回路6aの油圧が上昇する。
そして、第1回路6aの圧力が第2回路6bの圧力とほ
ぼ同圧になったことが検出(図示しない)されると、制
御装置32により電磁弁11が付勢され、圧油排出回路
9bが開路する。
ると、制御装置32によって電動機4が運転され、その
回転速度が制御される。これで、油圧ポンプ3が駆動さ
れて、第1主回路6の第1回路6aの油圧が上昇する。
そして、第1回路6aの圧力が第2回路6bの圧力とほ
ぼ同圧になったことが検出(図示しない)されると、制
御装置32により電磁弁11が付勢され、圧油排出回路
9bが開路する。
【0014】これにより、第1開閉弁5の背室5cの圧
油が油槽8へ排出され弁体5bが移動して第1開閉弁5
は開口する。第1開閉弁5の開口開始後に、油圧ジャッ
キ1内の圧油はかご2の自重により押し出されて、油圧
ジャッキ1→第1開閉弁5→油圧ポンプ3→フィルタ7
を経て油槽8へ排出される。このとき、制御装置32に
よって電動機4が駆動され、油圧ポンプ3は油圧ジャッ
キ1内の圧油を排出する。
油が油槽8へ排出され弁体5bが移動して第1開閉弁5
は開口する。第1開閉弁5の開口開始後に、油圧ジャッ
キ1内の圧油はかご2の自重により押し出されて、油圧
ジャッキ1→第1開閉弁5→油圧ポンプ3→フィルタ7
を経て油槽8へ排出される。このとき、制御装置32に
よって電動機4が駆動され、油圧ポンプ3は油圧ジャッ
キ1内の圧油を排出する。
【0015】このように、かご2の自重で発生する油圧
ジャッキ1内の圧力と、油圧ジャッキ1から排出される
流量により、油圧ポンプ3に接続された電動機4は発電
制動運転される。したがって、制御装置32によって電
動機4の回転速度を制御することにより、所定の運転パ
ターンに従ってかご2は下降する。ここで、下降運転の
加速走行指令が出ると、制御装置32により電磁弁11
が付勢され、圧油排出回路9bは開路する。これによ
り、加速走行時速度が上昇するのに伴って第1開閉弁5
の開度を徐々に増加させるように、可変絞り13の開度
をあらかじめ調整しておくことにより、第1開閉弁5が
全閉から全開になるまでの時間を調整することができ
る。
ジャッキ1内の圧力と、油圧ジャッキ1から排出される
流量により、油圧ポンプ3に接続された電動機4は発電
制動運転される。したがって、制御装置32によって電
動機4の回転速度を制御することにより、所定の運転パ
ターンに従ってかご2は下降する。ここで、下降運転の
加速走行指令が出ると、制御装置32により電磁弁11
が付勢され、圧油排出回路9bは開路する。これによ
り、加速走行時速度が上昇するのに伴って第1開閉弁5
の開度を徐々に増加させるように、可変絞り13の開度
をあらかじめ調整しておくことにより、第1開閉弁5が
全閉から全開になるまでの時間を調整することができ
る。
【0016】また、下降運転の減速走行開始後、かご2
が停止予定階の所定距離手前に達すると、制御装置32
により第1開閉弁5に閉止指令が出され、電磁弁11が
消勢される。これで、圧油排出回路9bは閉路する。同
時に、電磁弁16が付勢されるが、このとき開度調整絞
り15の可変絞り15cが全閉のため、圧油排出回路9
cは連通していない。これにより、減速走行時かご2の
速度が減少するのに伴い、第1開閉弁5の開度を徐々に
減少させるように、圧油流入回路9aの可変絞り12の
開度をあらかじめ調整しておく。これで、第1開閉弁5
が閉じる時間を調整することができる。
が停止予定階の所定距離手前に達すると、制御装置32
により第1開閉弁5に閉止指令が出され、電磁弁11が
消勢される。これで、圧油排出回路9bは閉路する。同
時に、電磁弁16が付勢されるが、このとき開度調整絞
り15の可変絞り15cが全閉のため、圧油排出回路9
cは連通していない。これにより、減速走行時かご2の
速度が減少するのに伴い、第1開閉弁5の開度を徐々に
減少させるように、圧油流入回路9aの可変絞り12の
開度をあらかじめ調整しておく。これで、第1開閉弁5
が閉じる時間を調整することができる。
【0017】第1開閉弁5の開度が徐々に減少するのに
伴い、開度調整絞り15のスリーブ15bが追従して移
動し、可変絞り15cが徐々に開き、圧油排出回路9c
は連通する。圧油流入回路9aからの作動油の流入量
と、圧油排出回路9cからの作動油の排出量が一致する
ような可変絞り15cの開度になったとき、第1開閉弁
5は部分開度で停止する。その後、電磁弁16が消勢さ
れると、圧油排出回路9cは閉路し、作動油の排出量が
なくなるため、圧油流入回路9aからの作動油が第1開
閉弁5の背室5cに流入し、第1開閉弁5は徐々に閉止
した後全閉する。
伴い、開度調整絞り15のスリーブ15bが追従して移
動し、可変絞り15cが徐々に開き、圧油排出回路9c
は連通する。圧油流入回路9aからの作動油の流入量
と、圧油排出回路9cからの作動油の排出量が一致する
ような可変絞り15cの開度になったとき、第1開閉弁
5は部分開度で停止する。その後、電磁弁16が消勢さ
れると、圧油排出回路9cは閉路し、作動油の排出量が
なくなるため、圧油流入回路9aからの作動油が第1開
閉弁5の背室5cに流入し、第1開閉弁5は徐々に閉止
した後全閉する。
【0018】次に、低速運転下降走行指令が出ると、電
磁弁28が付勢され、パイロット回路27を通して第3
開閉弁24の背室24cから油槽8へ油を排出する。電
磁弁28が付勢されただけでは、第3開閉弁24は弁体
24bが圧縮コイルばね24dで押圧されているため開
口しない。電磁弁28の通路が完全に開口した後に、電
磁弁22が付勢される。これにより、パイロット回路2
1b及び絞り23Bを通して第2開閉弁19の背室19
fから第3主回路20へ圧油が排出され、ピストン19
dは圧縮コイルばね19eの力でストッパ19gから離
れて移動するため、ピストン19dと弁体19bは係合
し一体となって移動する。
磁弁28が付勢され、パイロット回路27を通して第3
開閉弁24の背室24cから油槽8へ油を排出する。電
磁弁28が付勢されただけでは、第3開閉弁24は弁体
24bが圧縮コイルばね24dで押圧されているため開
口しない。電磁弁28の通路が完全に開口した後に、電
磁弁22が付勢される。これにより、パイロット回路2
1b及び絞り23Bを通して第2開閉弁19の背室19
fから第3主回路20へ圧油が排出され、ピストン19
dは圧縮コイルばね19eの力でストッパ19gから離
れて移動するため、ピストン19dと弁体19bは係合
し一体となって移動する。
【0019】これで、油圧ジャッキ1の圧油は第2主回
路18及び第2開閉弁24を通って第3主回路20へ流
れる。このため、第3開閉弁24の弁体24bは圧力に
押され、圧縮コイルばね24dの力に打ち勝って移動
し、第3開閉弁24は開口する。このときの第3開閉弁
24の開口面積は、通過する流量に対応している。した
がって、加速時間の調整は、絞り23Bの開口面積の調
整で可能となる。第2開閉弁19が徐々に開口すること
により、油圧ジャッキ1から第2開閉弁19を通って第
3主回路20へ流れる流量が増加し、かご2は加速走行
する。
路18及び第2開閉弁24を通って第3主回路20へ流
れる。このため、第3開閉弁24の弁体24bは圧力に
押され、圧縮コイルばね24dの力に打ち勝って移動
し、第3開閉弁24は開口する。このときの第3開閉弁
24の開口面積は、通過する流量に対応している。した
がって、加速時間の調整は、絞り23Bの開口面積の調
整で可能となる。第2開閉弁19が徐々に開口すること
により、油圧ジャッキ1から第2開閉弁19を通って第
3主回路20へ流れる流量が増加し、かご2は加速走行
する。
【0020】低速運転の停止指令が出ると、電磁弁22
が消勢され、第2開閉弁19の背室19fから第3主回
路20への圧油の排出はなくなる。これで、油圧ジャッ
キ1からパイロット回路21a及び絞り23Aを通して
背室19fへ圧油が流入するため、ピストン19dと弁
体19bは一体となって移動し、第2主回路18への通
路を徐々に閉止して行く。このため、油圧ジャッキ1か
ら第2開閉弁19を通って第3主回路20へ流れる流量
が減少し、かご2は減速走行する。したがって、走行時
間の調整は絞り23Aの開口面積の調整により可能とな
る。
が消勢され、第2開閉弁19の背室19fから第3主回
路20への圧油の排出はなくなる。これで、油圧ジャッ
キ1からパイロット回路21a及び絞り23Aを通して
背室19fへ圧油が流入するため、ピストン19dと弁
体19bは一体となって移動し、第2主回路18への通
路を徐々に閉止して行く。このため、油圧ジャッキ1か
ら第2開閉弁19を通って第3主回路20へ流れる流量
が減少し、かご2は減速走行する。したがって、走行時
間の調整は絞り23Aの開口面積の調整により可能とな
る。
【0021】第3開閉弁24の開口面積は、通過する流
量に対応しているが、かご2が停止し、油圧ジャッキ1
から第3主回路20へ流れる流量がなくなっても、全閉
するまでに若干の遅れ時間がある。そのため、第3開閉
弁24が全閉になるまでの時間が確保されるように、電
磁弁22の消勢後所定時間後に電磁弁28を消勢するよ
うにしている。すなわち、電磁弁28が付勢されると、
圧縮コイルばね24dの力により弁体24bが閉止方向
に押され、パイロット回路27を通して油槽から背室2
4cへ、またパイロット回路25を通して背室24cへ
それぞれ油を流入させる。これで、第2開閉弁19が全
閉してから、第3開閉弁24が全閉するまでの時間を短
縮することができる。
量に対応しているが、かご2が停止し、油圧ジャッキ1
から第3主回路20へ流れる流量がなくなっても、全閉
するまでに若干の遅れ時間がある。そのため、第3開閉
弁24が全閉になるまでの時間が確保されるように、電
磁弁22の消勢後所定時間後に電磁弁28を消勢するよ
うにしている。すなわち、電磁弁28が付勢されると、
圧縮コイルばね24dの力により弁体24bが閉止方向
に押され、パイロット回路27を通して油槽から背室2
4cへ、またパイロット回路25を通して背室24cへ
それぞれ油を流入させる。これで、第2開閉弁19が全
閉してから、第3開閉弁24が全閉するまでの時間を短
縮することができる。
【0022】さて、油圧エレベーターでは、油圧回路内
の油温が低下すると、油の粘度が高くなるため、油圧ポ
ンプ3の運転効率が低くなる。また、油が管路を流れる
ときの通路抵抗が増加して、消費エネルギーが大きくな
ったり、流量制御弁や圧力制御弁を駆動するパイロット
回路を流れる油の流量が常温時に比較して小さくなった
りするため、上記制御弁の制御特性が変化する。このた
め、油温が所定値以下にならないようにする必要があ
る。
の油温が低下すると、油の粘度が高くなるため、油圧ポ
ンプ3の運転効率が低くなる。また、油が管路を流れる
ときの通路抵抗が増加して、消費エネルギーが大きくな
ったり、流量制御弁や圧力制御弁を駆動するパイロット
回路を流れる油の流量が常温時に比較して小さくなった
りするため、上記制御弁の制御特性が変化する。このた
め、油温が所定値以下にならないようにする必要があ
る。
【0023】第3開閉弁24は油温が所定値以下になら
ないようにするために設けられた加温用開閉弁であり、
油圧ポンプ3から吐出した圧油を油槽8へ流出させる途
中で圧力抵抗を与え、そこで発生した摩擦熱を油に与え
て油温を上昇させるものである。すなわち、油槽8に設
けられた油温検出器(図示しない)によって油温が所定値
以下になったことが検出されると、電磁弁28を付勢し
て圧油の流通を可能にした後、電動機4を駆動して油圧
ポンプ3を運転する。
ないようにするために設けられた加温用開閉弁であり、
油圧ポンプ3から吐出した圧油を油槽8へ流出させる途
中で圧力抵抗を与え、そこで発生した摩擦熱を油に与え
て油温を上昇させるものである。すなわち、油槽8に設
けられた油温検出器(図示しない)によって油温が所定値
以下になったことが検出されると、電磁弁28を付勢し
て圧油の流通を可能にした後、電動機4を駆動して油圧
ポンプ3を運転する。
【0024】これで、圧油は第3主回路20の第1回路
20aから第3開閉弁24の主室24a及び第2回路2
0bを経て油槽8へ流出して油温が上昇する。このと
き、電動機4はあらかじめ定められた一定回転速度で回
転する。油温が上昇して所定値を超えると、電動機4は
運転を停止し、弁体24bは圧縮コイルばね24dの力
で移動し、第3開閉弁21は全閉する。その後、電磁弁
28が消勢される。このように、第3開閉弁24は通常
のかご2の運転中は全閉状態にあり、油温上昇運転のと
きは、阻止機構24eの調整により定まる量だけ開口
し、油温上昇運転が終了すると、再度全閉状態に復帰す
る。
20aから第3開閉弁24の主室24a及び第2回路2
0bを経て油槽8へ流出して油温が上昇する。このと
き、電動機4はあらかじめ定められた一定回転速度で回
転する。油温が上昇して所定値を超えると、電動機4は
運転を停止し、弁体24bは圧縮コイルばね24dの力
で移動し、第3開閉弁21は全閉する。その後、電磁弁
28が消勢される。このように、第3開閉弁24は通常
のかご2の運転中は全閉状態にあり、油温上昇運転のと
きは、阻止機構24eの調整により定まる量だけ開口
し、油温上昇運転が終了すると、再度全閉状態に復帰す
る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の油
圧エレベーターの油温上昇運転装置では、油温上昇運転
時には、第2主回路18の油圧ポンプ3側の第1回路1
8aの圧力は、油圧ジャッキ1側の第2回路18bの圧
力よりも低くなるように調整してある。このため、油温
上昇運転時に、第2開閉弁19の弁体19bが着座せず
に第2主回路18の通路が開口している不具合が発生す
ると、油圧ジャッキ1から第2主回路18、第2開閉弁
19、第3開閉弁24及び油槽8の経路で圧油が流出す
るため、かご2は下降することになる。
圧エレベーターの油温上昇運転装置では、油温上昇運転
時には、第2主回路18の油圧ポンプ3側の第1回路1
8aの圧力は、油圧ジャッキ1側の第2回路18bの圧
力よりも低くなるように調整してある。このため、油温
上昇運転時に、第2開閉弁19の弁体19bが着座せず
に第2主回路18の通路が開口している不具合が発生す
ると、油圧ジャッキ1から第2主回路18、第2開閉弁
19、第3開閉弁24及び油槽8の経路で圧油が流出す
るため、かご2は下降することになる。
【0026】かご2が下降して所定位置に達すると、油
温上昇運転を停止して、床のレベルを補正するための低
速上昇運転を実施する。かご2の位置が補正されると、
再び油温上昇運転を開始するため、再度上記と同様なか
ご2の挙動を繰り返すことになる。この状態が長時間に
わたって繰り返されると、電動機4の温度が異常に上昇
することになり、電動機4を焼損させる虞れがあるとい
う問題点がある。
温上昇運転を停止して、床のレベルを補正するための低
速上昇運転を実施する。かご2の位置が補正されると、
再び油温上昇運転を開始するため、再度上記と同様なか
ご2の挙動を繰り返すことになる。この状態が長時間に
わたって繰り返されると、電動機4の温度が異常に上昇
することになり、電動機4を焼損させる虞れがあるとい
う問題点がある。
【0027】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、第2開閉弁が閉止不十分な状態になった
場合でも、油温上昇運転とレベル補正のための低速上昇
運転が繰り返されるのを防止できるようにした油圧エレ
ベーターの油温上昇運転装置を提供することを目的とす
る。
されたもので、第2開閉弁が閉止不十分な状態になった
場合でも、油温上昇運転とレベル補正のための低速上昇
運転が繰り返されるのを防止できるようにした油圧エレ
ベーターの油温上昇運転装置を提供することを目的とす
る。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
る油圧エレベーターの油温上昇運転装置は、油温上昇運
転の指令による電動機の運転中にかごが下降したことを
検出すると、油温上昇運転を停止させる油温上昇運転停
止手段を備えたものである。
る油圧エレベーターの油温上昇運転装置は、油温上昇運
転の指令による電動機の運転中にかごが下降したことを
検出すると、油温上昇運転を停止させる油温上昇運転停
止手段を備えたものである。
【0029】また、第2発明に係る油圧エレベーターの
油温上昇運転装置は、第1発明のものにおいて、油温上
昇運転停止手段を、かごの下降速度が所定速度以上にな
ると油温上昇運転を停止させる構成としたものである。
油温上昇運転装置は、第1発明のものにおいて、油温上
昇運転停止手段を、かごの下降速度が所定速度以上にな
ると油温上昇運転を停止させる構成としたものである。
【0030】また、第3発明に係る油圧エレベーターの
油温上昇運転装置は、第1発明のものにおいて、油温上
昇運転停止手段を、かごが所定位置まで下降すると油温
上昇運転を停止させる構成としたものである。
油温上昇運転装置は、第1発明のものにおいて、油温上
昇運転停止手段を、かごが所定位置まで下降すると油温
上昇運転を停止させる構成としたものである。
【0031】また、第4発明に係る油圧エレベーターの
油温上昇運転装置は、第1発明のものにおいて、油温上
昇運転停止手段の動作後、かごを低速で上昇運転させ、
その後下降床合せ運転をする床合せ運転手段を設けたも
のである。
油温上昇運転装置は、第1発明のものにおいて、油温上
昇運転停止手段の動作後、かごを低速で上昇運転させ、
その後下降床合せ運転をする床合せ運転手段を設けたも
のである。
【0032】
【作用】この発明の第1発明においては、油温上昇運転
中にかごが下降すると、また第2発明においては、かご
の下降速度が所定速度以上になると、また第3発明にお
いては、かごが所定位置まで下降すると、それぞれ油温
上昇運転を停止させるようにしたため、油圧ジャッキか
ら第2開閉弁及び第3開閉弁を通って油槽へ流出する圧
油はなくなる。
中にかごが下降すると、また第2発明においては、かご
の下降速度が所定速度以上になると、また第3発明にお
いては、かごが所定位置まで下降すると、それぞれ油温
上昇運転を停止させるようにしたため、油圧ジャッキか
ら第2開閉弁及び第3開閉弁を通って油槽へ流出する圧
油はなくなる。
【0033】また、第4発明においては、第3開閉弁の
閉止後、かごを低速で上昇運転させ、その後下降床合せ
運転させるようにしたため、上昇運転と下降床合せ運転
により、第2開閉弁は開口した後閉止する。
閉止後、かごを低速で上昇運転させ、その後下降床合せ
運転させるようにしたため、上昇運転と下降床合せ運転
により、第2開閉弁は開口した後閉止する。
【0034】
実施例1.図1及び図2はこの発明の第1〜第3発明の
一実施例を示す図で、図1は油圧回路図、図2は動作フ
ローチャートである。
一実施例を示す図で、図1は油圧回路図、図2は動作フ
ローチャートである。
【0035】次に、この実施例の動作を説明するが、こ
の実施例でも、かご2の通常運転動作及び油温上昇運転
の基本動作は従来装置と同様であるので、油温上昇運転
時の制御動作について、図2を参照して説明する。ステ
ップ41で油温が所定値A以下になったことが検出され
ると、ステップ42で油温上昇運転を指令する。ステッ
プ43で加温用電磁弁28を付勢して圧油の流通を可能
にした後、ステップ44で電動機4を駆動して油圧ポン
プ3を運転する。
の実施例でも、かご2の通常運転動作及び油温上昇運転
の基本動作は従来装置と同様であるので、油温上昇運転
時の制御動作について、図2を参照して説明する。ステ
ップ41で油温が所定値A以下になったことが検出され
ると、ステップ42で油温上昇運転を指令する。ステッ
プ43で加温用電磁弁28を付勢して圧油の流通を可能
にした後、ステップ44で電動機4を駆動して油圧ポン
プ3を運転する。
【0036】ステップ45で速度検出器31の出力によ
り、かご2が所定速度以上で下降していないか、又は所
定位置まで下降していないかを判断する。この条件を満
足していればステップ46へ進み、既述の油温上昇運転
を実施する。ステップ47で油温が所定値B以上になっ
たかを判定し、所定値B未満であればステップ43へ戻
り、油温上昇運転を続行する。ステップ47で油温が所
定値B以上になったと判定すると油温上昇運転を終了す
る。また、ステップ45でかご2が所定速度以上で下降
しているか、又は所定位置まで下降していると判断する
と、即時に第3開閉弁24を閉止して油温上昇運転を終
了する。このとき、電動機4の運転を停止させた後、第
3開閉弁を閉止するようにしてもよい。ここで、ステッ
プ45は温上昇運転停止手段を構成している。
り、かご2が所定速度以上で下降していないか、又は所
定位置まで下降していないかを判断する。この条件を満
足していればステップ46へ進み、既述の油温上昇運転
を実施する。ステップ47で油温が所定値B以上になっ
たかを判定し、所定値B未満であればステップ43へ戻
り、油温上昇運転を続行する。ステップ47で油温が所
定値B以上になったと判定すると油温上昇運転を終了す
る。また、ステップ45でかご2が所定速度以上で下降
しているか、又は所定位置まで下降していると判断する
と、即時に第3開閉弁24を閉止して油温上昇運転を終
了する。このとき、電動機4の運転を停止させた後、第
3開閉弁を閉止するようにしてもよい。ここで、ステッ
プ45は温上昇運転停止手段を構成している。
【0037】このようにして、油温上昇運転中に、かご
2が所定速度以上で下降しているか、又は所定位置まで
下降していると、第3開閉弁24を閉止し、油圧ジャッ
キ1から第2開閉弁19及び第3開閉弁24を通って油
槽8へ流出する圧油を阻止しているため、かご2が下降
することはない。
2が所定速度以上で下降しているか、又は所定位置まで
下降していると、第3開閉弁24を閉止し、油圧ジャッ
キ1から第2開閉弁19及び第3開閉弁24を通って油
槽8へ流出する圧油を阻止しているため、かご2が下降
することはない。
【0038】実施例2.図3はこの発明の第4発明の一
実施例を示す動作フローチャートであり、実施例1と同
様の部分は同一符号で示す。なお、図1は実施例2にも
共用する。次に、この実施例の動作を図3を参照して説
明する。なお、図3は図2と近似しているため、主に相
違点について説明する。
実施例を示す動作フローチャートであり、実施例1と同
様の部分は同一符号で示す。なお、図1は実施例2にも
共用する。次に、この実施例の動作を図3を参照して説
明する。なお、図3は図2と近似しているため、主に相
違点について説明する。
【0039】ステップ41〜44は図1と同様に油温上
昇運転指令によって電動機4を駆動する。ステップ51
でかご2が所定速度以上で下降していないかを判断し、
所定速度以上で下降していなければ、ステップ46,4
7と進んで、図1と同様に油温上昇運転を続行する。ス
テップ51でかご2が所定速度以上で下降していると判
断すると、ステップ52で第3開閉弁24を閉止して油
温上昇運転を停止する。このとき、電動機4の運転を停
止させた後、第3開閉弁24を閉止するようにしてもよ
い。
昇運転指令によって電動機4を駆動する。ステップ51
でかご2が所定速度以上で下降していないかを判断し、
所定速度以上で下降していなければ、ステップ46,4
7と進んで、図1と同様に油温上昇運転を続行する。ス
テップ51でかご2が所定速度以上で下降していると判
断すると、ステップ52で第3開閉弁24を閉止して油
温上昇運転を停止する。このとき、電動機4の運転を停
止させた後、第3開閉弁24を閉止するようにしてもよ
い。
【0040】ステップ53でかご2を着床レベル範囲外
に至るまで低速上昇運転する。ステップ54で着床レベ
ル範囲内へ低速下降運転してステップ42へ戻り、再度
油温上昇運転を開始する。ここで、ステップ53,54
は床合せ運転手段を構成している。
に至るまで低速上昇運転する。ステップ54で着床レベ
ル範囲内へ低速下降運転してステップ42へ戻り、再度
油温上昇運転を開始する。ここで、ステップ53,54
は床合せ運転手段を構成している。
【0041】このようにして、いったん油温上昇運転を
停止した後、低速上昇運転しその後下降床合せ運転する
ことで、第2開閉弁19は開口した後閉止し、何らかの
原因で弁体19bが弁座に着座していないときも、これ
を正規の位置に復帰させることが可能となる。これによ
り、油温上昇運転とレベル補正のための低速上昇運転が
繰り返されるのを防止できる。
停止した後、低速上昇運転しその後下降床合せ運転する
ことで、第2開閉弁19は開口した後閉止し、何らかの
原因で弁体19bが弁座に着座していないときも、これ
を正規の位置に復帰させることが可能となる。これによ
り、油温上昇運転とレベル補正のための低速上昇運転が
繰り返されるのを防止できる。
【0042】実施例3.図4はこの発明の第4発明の他
の実施例を示す動作フローチャートである。なお、図1
は実施例3にも共用する。図4は図3のステップ51を
ステップ55に置換したもので、かご2が所定位置まで
下降するとステップ52へ進むようにしたもので、実施
例2と同様の効果がある。
の実施例を示す動作フローチャートである。なお、図1
は実施例3にも共用する。図4は図3のステップ51を
ステップ55に置換したもので、かご2が所定位置まで
下降するとステップ52へ進むようにしたもので、実施
例2と同様の効果がある。
【0043】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、油温上昇運転中にかごが下降すると、また第2発
明では、かごの下降速度が所定速度以上になると、また
第3発明では、かごが所定位置まで下降すると、それぞ
れ油温上昇運転を停止させるようにしたので、油圧ジャ
ッキから第2開閉弁及び第3開閉弁を通って油槽へ流出
する圧油はなくなり、かごが下降を続けることを防止で
きる効果がある。
では、油温上昇運転中にかごが下降すると、また第2発
明では、かごの下降速度が所定速度以上になると、また
第3発明では、かごが所定位置まで下降すると、それぞ
れ油温上昇運転を停止させるようにしたので、油圧ジャ
ッキから第2開閉弁及び第3開閉弁を通って油槽へ流出
する圧油はなくなり、かごが下降を続けることを防止で
きる効果がある。
【0044】また、第4発明では、第3開閉弁の閉止
後、かごを低速で上昇運転させ、その後下降床合せ運転
させるようにしたので、上昇運転と下降運転により第2
開閉弁は開口した後閉止し、第2開閉弁が閉止不十分な
状態になった場合でも、これを正規状態に復帰させ、油
温上昇運転とレベル補正のための低速上昇運転が繰り返
され、電動機の異常な温度上昇により焼損に至る事故を
未然に防止できる効果がある。
後、かごを低速で上昇運転させ、その後下降床合せ運転
させるようにしたので、上昇運転と下降運転により第2
開閉弁は開口した後閉止し、第2開閉弁が閉止不十分な
状態になった場合でも、これを正規状態に復帰させ、油
温上昇運転とレベル補正のための低速上昇運転が繰り返
され、電動機の異常な温度上昇により焼損に至る事故を
未然に防止できる効果がある。
【図1】 この発明の実施例1を示す油圧回路図。
【図2】 この発明の実施例1を示す動作フローチャー
ト。
ト。
【図3】 この発明の実施例2を示す動作フローチャー
ト。
ト。
【図4】 この発明の実施例3を示す動作フローチャー
ト。
ト。
1 油圧ジャッキ、2 かご、3 油圧ポンプ、4 電
動機、5 第1開閉弁、8 油槽、19 第2開閉弁、
24 第3開閉弁、30 加温制御装置、31速度検出
器、32 制御装置、45 油温上昇運転停止手段、5
3,54 床合せ運転手段。
動機、5 第1開閉弁、8 油槽、19 第2開閉弁、
24 第3開閉弁、30 加温制御装置、31速度検出
器、32 制御装置、45 油温上昇運転停止手段、5
3,54 床合せ運転手段。
Claims (4)
- 【請求項1】 かごを駆動する油圧ジャッキと油圧ポン
プの間に第1開閉弁と第2開閉弁を並列に設けるととも
に、上記第2開閉弁に第3開閉弁を接続しこれを上記油
圧ポンプと油槽との間に設け、上記かごの上昇時電動機
を駆動制御して上記油圧ポンプの回転速度を変化させ、
上記第2開閉弁を開口して圧油を上記油圧ジャッキに供
給し、上記かごの下降時上記電動機を駆動制御して上記
油圧ポンプの回転速度を変化させ、上記第1開閉弁を開
口して上記油圧ジャッキ内の圧油を排出し、上記かごを
運転するとともに油温が所定値以下になると上記第3開
閉弁を開口し上記電動機を運転して上記油圧ポンプから
上記油槽へ上記圧油を流出させて油温を上昇させる油温
上昇運転を指令する装置において、上記油温上昇運転の
指令による運転中に上記かごが下降したことを検出する
と上記油温上昇運転を停止させる油温上昇運転停止手段
を備えたことを特徴とする油圧エレベーターの油温上昇
運転装置。 - 【請求項2】 油温上昇運転停止手段を、かごの下降速
度が所定速度以上になると油温上昇運転を停止させる構
成としたことを特徴とする請求項1記載の油圧エレベー
ターの油温上昇運転装置。 - 【請求項3】 油温上昇運転停止手段を、かごが所定位
置まで下降すると油温上昇運転を停止させる構成とした
ことを特徴とする請求項1記載の油圧エレベーターの油
温上昇運転装置。 - 【請求項4】 油温上昇運転停止手段の動作後、かごを
低速で上昇運転させその後下降床合せ運転させる床合せ
運転手段を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3
のいずれかに記載の油圧エレベーターの油温上昇運転装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7118412A JPH08310741A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 油圧エレベーターの油温上昇運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7118412A JPH08310741A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 油圧エレベーターの油温上昇運転装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08310741A true JPH08310741A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14736012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7118412A Pending JPH08310741A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 油圧エレベーターの油温上昇運転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08310741A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116395512A (zh) * | 2023-03-28 | 2023-07-07 | 宁波汉科思液压有限公司 | 一种液压系统及控制方法 |
| CN117842803A (zh) * | 2024-01-10 | 2024-04-09 | 深圳市海浦蒙特科技有限公司 | 一种电梯的平层调整方法,平层调整装置以及存储介质 |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP7118412A patent/JPH08310741A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116395512A (zh) * | 2023-03-28 | 2023-07-07 | 宁波汉科思液压有限公司 | 一种液压系统及控制方法 |
| CN116395512B (zh) * | 2023-03-28 | 2024-01-12 | 宁波汉科思液压有限公司 | 一种液压系统及控制方法 |
| CN117842803A (zh) * | 2024-01-10 | 2024-04-09 | 深圳市海浦蒙特科技有限公司 | 一种电梯的平层调整方法,平层调整装置以及存储介质 |
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