JPH08313166A - ホットプレス装置 - Google Patents
ホットプレス装置Info
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- JPH08313166A JPH08313166A JP7145381A JP14538195A JPH08313166A JP H08313166 A JPH08313166 A JP H08313166A JP 7145381 A JP7145381 A JP 7145381A JP 14538195 A JP14538195 A JP 14538195A JP H08313166 A JPH08313166 A JP H08313166A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/02—Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
- B30B15/022—Moulds for compacting material in powder, granular of pasta form
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/34—Heating or cooling presses or parts thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 肉厚の小さいコンパクトなモールドを用い
て、高い加圧力に耐え、大形の試料を高精度に加熱及び
加圧成形できるホットプレス装置を提供すること。 【構成】 肉厚を軸方向に漸次変化させた円筒状のモー
ルド11の内部に軸方向に分割して形成したスリーブ1
2を配設するとともに、スリーブ12の内部の両端部に
シリンダ機構により操作されるパンチ13,14を配置
し、スリーブ12の内部に充填した試料Mを加熱しなが
ら、試料Mの両側からパンチ13,14により加圧成形
するホットプレス装置のシリンダ機構に、モールド11
の軸方向の中心位置に充填された試料Mをモールド11
の肉厚の大きい側に移動させながら加圧成形するように
パンチ13,14を操作する制御機構を備える。
て、高い加圧力に耐え、大形の試料を高精度に加熱及び
加圧成形できるホットプレス装置を提供すること。 【構成】 肉厚を軸方向に漸次変化させた円筒状のモー
ルド11の内部に軸方向に分割して形成したスリーブ1
2を配設するとともに、スリーブ12の内部の両端部に
シリンダ機構により操作されるパンチ13,14を配置
し、スリーブ12の内部に充填した試料Mを加熱しなが
ら、試料Mの両側からパンチ13,14により加圧成形
するホットプレス装置のシリンダ機構に、モールド11
の軸方向の中心位置に充填された試料Mをモールド11
の肉厚の大きい側に移動させながら加圧成形するように
パンチ13,14を操作する制御機構を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属やセラミックス等
の粉末材料からなる試料(以下、単に「試料」とい
う。)を加熱しながら加圧成形するホットプレス装置に
関するものである。
の粉末材料からなる試料(以下、単に「試料」とい
う。)を加熱しながら加圧成形するホットプレス装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、試料を加熱しながら加圧成形する
ホットプレス装置として、図8に示すような、肉厚を軸
方向に漸次変化させた円筒状のモールド21の内部に軸
方向に分割して形成したスリーブ22を配設するととも
に、スリーブ22の内部の上端部にシリンダ機構により
操作されるパンチ23を、下端部に固定したパンチ24
を配置し、スリーブ22の内部に充填した試料Mを加熱
しながら、試料Mの上側からパンチ23により加圧成形
するホットプレス装置が用いられている。ところで、上
記のホットプレス装置では、試料Mが加圧されていくの
にしたがって、試料Mとスリーブ22の接触面に摩擦力
が生じることとなるが、一方のパンチ23を可動に、他
方のパンチ24を固定に構成したことにより、摩擦力の
影響を大きく受ける試料Mの上側に比較して下側の密度
が小さくなり、加圧成形された試料Mの密度が不均一に
なるという問題点を有していた。
ホットプレス装置として、図8に示すような、肉厚を軸
方向に漸次変化させた円筒状のモールド21の内部に軸
方向に分割して形成したスリーブ22を配設するととも
に、スリーブ22の内部の上端部にシリンダ機構により
操作されるパンチ23を、下端部に固定したパンチ24
を配置し、スリーブ22の内部に充填した試料Mを加熱
しながら、試料Mの上側からパンチ23により加圧成形
するホットプレス装置が用いられている。ところで、上
記のホットプレス装置では、試料Mが加圧されていくの
にしたがって、試料Mとスリーブ22の接触面に摩擦力
が生じることとなるが、一方のパンチ23を可動に、他
方のパンチ24を固定に構成したことにより、摩擦力の
影響を大きく受ける試料Mの上側に比較して下側の密度
が小さくなり、加圧成形された試料Mの密度が不均一に
なるという問題点を有していた。
【0003】上記問題点を解決するために、両方のパン
チを可動にするようにしたホットプレス装置が提案され
ている(特開昭52ー63102号公報参照)。
チを可動にするようにしたホットプレス装置が提案され
ている(特開昭52ー63102号公報参照)。
【0004】ところで、この種のホットプレス装置は、
加圧成形された試料を容易に取り出すことができるよう
に、肉厚を軸方向に漸次変化させた円筒状のモールドの
内部に、肉厚をモールドと逆方向に漸次変化させるとと
もに、軸方向に分割して形成したスリーブを配設するよ
うにしている。
加圧成形された試料を容易に取り出すことができるよう
に、肉厚を軸方向に漸次変化させた円筒状のモールドの
内部に、肉厚をモールドと逆方向に漸次変化させるとと
もに、軸方向に分割して形成したスリーブを配設するよ
うにしている。
【0005】このように、スリーブが軸方向に分割して
形成されているため、試料を加圧成形する際にかかる応
力は、モールドに直接かかることとなるが、モールド
は、上記のとおり、肉厚を軸方向に漸次変化させた円筒
状に形成されているため、モールドの応力を最小にする
試料の位置、すなわち、モールドの強度を最大に利用す
ることができる試料の位置(以下「モールドの強度が最
大になる位置」という。)と、モールドの軸方向の中心
位置とは、一致しない。
形成されているため、試料を加圧成形する際にかかる応
力は、モールドに直接かかることとなるが、モールド
は、上記のとおり、肉厚を軸方向に漸次変化させた円筒
状に形成されているため、モールドの応力を最小にする
試料の位置、すなわち、モールドの強度を最大に利用す
ることができる試料の位置(以下「モールドの強度が最
大になる位置」という。)と、モールドの軸方向の中心
位置とは、一致しない。
【0006】図6に、長さ300mm、外径300mm、内
径(最大値)200mm、内径(最小値)180mmの黒鉛
製のモールドを用い、長さ100mmの試料を200Kgf
/cm2で加圧成形した場合の、試料を加圧成形する中心
位置とモールドの応力との関係を有限要素法を用いて計
算した結果(試料をモールドの軸方向の中心位置で加圧
成形した場合のモールドの応力(σo)との比)を示
す。図6に示すように、試料を加圧成形する中心位置
を、モールドの軸方向の中心位置からモールドの肉厚の
大きい側に約60mmの位置に設定したときに、モールド
の応力が最小になり、モールドの応力が最小になる位置
と、モールドの軸方向の中心位置とが一致しないことが
わかる。なお、この位置が、モールドの強度を最大に利
用することができる試料の位置となる。
径(最大値)200mm、内径(最小値)180mmの黒鉛
製のモールドを用い、長さ100mmの試料を200Kgf
/cm2で加圧成形した場合の、試料を加圧成形する中心
位置とモールドの応力との関係を有限要素法を用いて計
算した結果(試料をモールドの軸方向の中心位置で加圧
成形した場合のモールドの応力(σo)との比)を示
す。図6に示すように、試料を加圧成形する中心位置
を、モールドの軸方向の中心位置からモールドの肉厚の
大きい側に約60mmの位置に設定したときに、モールド
の応力が最小になり、モールドの応力が最小になる位置
と、モールドの軸方向の中心位置とが一致しないことが
わかる。なお、この位置が、モールドの強度を最大に利
用することができる試料の位置となる。
【0007】また、ホットプレス装置は、試料を加熱し
ながら加圧成形するものであるが、モールドの温度分布
は、誘導加熱方式の場合、モールドの中心部で高く、両
端部になるほど低くなるが、アルゴン等の雰囲気ガスを
用いる場合には、雰囲気ガスの対流の影響により、モー
ルドの温度が最大になる位置と、モールドの軸方向の中
心位置とは、一致しない。
ながら加圧成形するものであるが、モールドの温度分布
は、誘導加熱方式の場合、モールドの中心部で高く、両
端部になるほど低くなるが、アルゴン等の雰囲気ガスを
用いる場合には、雰囲気ガスの対流の影響により、モー
ルドの温度が最大になる位置と、モールドの軸方向の中
心位置とは、一致しない。
【0008】図7に、内部に軸方向に分割して形成した
スリーブを配設した、長さ280mm、外径400mmの黒
鉛製のモールドを加熱した場合の、モールドの温度分布
の測定結果を示す。図7に示すように、雰囲気ガスとし
てアルゴンを用いた場合には、モールドの軸方向の中心
位置からモールドの肉厚の大きい側に約20mmの位置
で、モールドの温度が最大になり、モールドの温度が最
大になる位置と、モールドの軸方向の中心位置とが一致
しないことがわかる。なお、雰囲気ガスの対流の影響を
受けない真空の場合には、モールドの軸方向のほぼ中心
位置で、モールドの温度が最大になることがわかる。
スリーブを配設した、長さ280mm、外径400mmの黒
鉛製のモールドを加熱した場合の、モールドの温度分布
の測定結果を示す。図7に示すように、雰囲気ガスとし
てアルゴンを用いた場合には、モールドの軸方向の中心
位置からモールドの肉厚の大きい側に約20mmの位置
で、モールドの温度が最大になり、モールドの温度が最
大になる位置と、モールドの軸方向の中心位置とが一致
しないことがわかる。なお、雰囲気ガスの対流の影響を
受けない真空の場合には、モールドの軸方向のほぼ中心
位置で、モールドの温度が最大になることがわかる。
【0009】このように、モールドの強度が最大になる
位置及びモールドの温度が最大になる位置が、モールド
の軸方向の中心位置ではなく、モールドの軸方向の中心
位置からモールドの肉厚の大きい側に所定距離の位置に
なることから、上記従来のホットプレス装置は、現在求
められている、 (1) 試料の高密度化、難焼結性の試料の焼結のために高
い加圧力に耐え得るホットプレス装置(高い加圧力に耐
え得るモールド)。 (2) エネルギ消費の少ないホットプレス装置(コンパク
トなモールド)。 (3) 高品質の試料を得ることができるホットプレス装置
(高精度の加熱及び加圧成形が可能なモールド)。 (4) 生産性を向上するために大形の試料を得ることがで
きるホットプレス装置(大形の試料の加熱及び加圧成形
が可能なモールド)。 等の要求を完全に満たすものではないものということが
できる。
位置及びモールドの温度が最大になる位置が、モールド
の軸方向の中心位置ではなく、モールドの軸方向の中心
位置からモールドの肉厚の大きい側に所定距離の位置に
なることから、上記従来のホットプレス装置は、現在求
められている、 (1) 試料の高密度化、難焼結性の試料の焼結のために高
い加圧力に耐え得るホットプレス装置(高い加圧力に耐
え得るモールド)。 (2) エネルギ消費の少ないホットプレス装置(コンパク
トなモールド)。 (3) 高品質の試料を得ることができるホットプレス装置
(高精度の加熱及び加圧成形が可能なモールド)。 (4) 生産性を向上するために大形の試料を得ることがで
きるホットプレス装置(大形の試料の加熱及び加圧成形
が可能なモールド)。 等の要求を完全に満たすものではないものということが
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記在来の
ホットプレス装置の有する問題点を解決し、現在、ホッ
トプレス装置に求められている上記の要求を満たすべ
く、肉厚の小さいコンパクトなモールドを用いて、高い
加圧力に耐え、大形の試料を高精度に加熱及び加圧成形
できるホットプレス装置を提供することを目的とする。
ホットプレス装置の有する問題点を解決し、現在、ホッ
トプレス装置に求められている上記の要求を満たすべ
く、肉厚の小さいコンパクトなモールドを用いて、高い
加圧力に耐え、大形の試料を高精度に加熱及び加圧成形
できるホットプレス装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、肉厚を軸方向に漸次変化させた円筒状の
モールドの内部に軸方向に分割して形成したスリーブを
配設するとともに、スリーブの内部の両端部にシリンダ
機構により操作されるパンチを配置し、スリーブの内部
に充填した試料を加熱しながら、試料の両側からパンチ
により加圧成形するホットプレス装置において、シリン
ダ機構が、モールドの軸方向の中心位置に充填された試
料をモールドの肉厚の大きい側に移動させながら加圧成
形するようにパンチを操作する制御機構を備えているこ
とを要旨とする。
め、本発明は、肉厚を軸方向に漸次変化させた円筒状の
モールドの内部に軸方向に分割して形成したスリーブを
配設するとともに、スリーブの内部の両端部にシリンダ
機構により操作されるパンチを配置し、スリーブの内部
に充填した試料を加熱しながら、試料の両側からパンチ
により加圧成形するホットプレス装置において、シリン
ダ機構が、モールドの軸方向の中心位置に充填された試
料をモールドの肉厚の大きい側に移動させながら加圧成
形するようにパンチを操作する制御機構を備えているこ
とを要旨とする。
【0012】この場合において、制御機構が、加圧成形
工程中のモールドの肉厚の大きい側のパンチの移動量
を、モールドの肉厚の小さい側のパンチの移動量よりも
小さく、かつ両方のパンチの移動量の割合が、加圧成形
工程終了時の両方のパンチの移動量の割合となるように
パンチを操作するものであることが望ましい。
工程中のモールドの肉厚の大きい側のパンチの移動量
を、モールドの肉厚の小さい側のパンチの移動量よりも
小さく、かつ両方のパンチの移動量の割合が、加圧成形
工程終了時の両方のパンチの移動量の割合となるように
パンチを操作するものであることが望ましい。
【0013】
【作用】制御機構によりシリンダ機構を駆動制御して、
モールドの軸方向の中心位置に充填された試料をモール
ドの肉厚の大きい側、すなわち、モールドの強度が最大
になる位置(モールドの温度が最大(モールドの温度分
布の変動が最小)になる位置)に移動させながら加圧成
形するようにパンチを操作する。すなわち、モールドの
内容積を最大限利用するとともに、加圧成形工程の前工
程として行う減圧による試料のガス出し工程において試
料を均一に加熱するために、当初モールドの軸方向の中
心位置に充填された試料を、モールドの強度が最大にな
る位置で加圧成形を行うことができ、肉厚の小さいコン
パクトなモールドを用いても、高い加圧力に耐えること
ができ、大形の試料を高精度に成形することができる。
モールドの軸方向の中心位置に充填された試料をモール
ドの肉厚の大きい側、すなわち、モールドの強度が最大
になる位置(モールドの温度が最大(モールドの温度分
布の変動が最小)になる位置)に移動させながら加圧成
形するようにパンチを操作する。すなわち、モールドの
内容積を最大限利用するとともに、加圧成形工程の前工
程として行う減圧による試料のガス出し工程において試
料を均一に加熱するために、当初モールドの軸方向の中
心位置に充填された試料を、モールドの強度が最大にな
る位置で加圧成形を行うことができ、肉厚の小さいコン
パクトなモールドを用いても、高い加圧力に耐えること
ができ、大形の試料を高精度に成形することができる。
【0014】また、制御機構によりシリンダ機構を駆動
制御して、モールドの肉厚の大きい側のパンチの移動量
を、モールドの肉厚の小さい側のパンチの移動量よりも
小さく、かつ両方のパンチの移動量の割合が、加圧成形
工程終了時の両方のパンチの移動量の割合となるように
パンチを操作することにより、試料とスリーブの接触面
に生じる摩擦力の影響を両方のパンチの間及び加圧成形
工程の間で平均化し、試料の密度を均一に成形すること
ができる。
制御して、モールドの肉厚の大きい側のパンチの移動量
を、モールドの肉厚の小さい側のパンチの移動量よりも
小さく、かつ両方のパンチの移動量の割合が、加圧成形
工程終了時の両方のパンチの移動量の割合となるように
パンチを操作することにより、試料とスリーブの接触面
に生じる摩擦力の影響を両方のパンチの間及び加圧成形
工程の間で平均化し、試料の密度を均一に成形すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明のホットプレス装置を図示の実
施例に基づいて説明する。
施例に基づいて説明する。
【0016】ホットプレス装置は、図1〜図3に示すよ
うに、加熱炉本体18の加熱室17内に、肉厚を軸方向
に漸次変化させた円筒状のモールド11を肉厚の大きい
側が上方になるように配設し、このモールド11の内部
に、肉厚をモールド11と逆方向に漸次変化させるとと
もに、軸方向に2分割して形成したスリーブ12を配設
し、スリーブ12の内部の両端部に上シリンダ1及び下
シリンダ2により、ラム4,5を介して操作される上パ
ンチ13及び下パンチ14を配置し、スリーブ12の内
部に充填した試料Mを、断熱材15を介してモールド1
1の外周囲に配設した誘導コイル16による誘導加熱に
より加熱しながら、試料Mの両側から上パンチ13及び
下パンチ14により加圧成形するように構成するが、こ
のホットプレス装置の基本構成は、従来公知のホットプ
レス装置と同様のものである。
うに、加熱炉本体18の加熱室17内に、肉厚を軸方向
に漸次変化させた円筒状のモールド11を肉厚の大きい
側が上方になるように配設し、このモールド11の内部
に、肉厚をモールド11と逆方向に漸次変化させるとと
もに、軸方向に2分割して形成したスリーブ12を配設
し、スリーブ12の内部の両端部に上シリンダ1及び下
シリンダ2により、ラム4,5を介して操作される上パ
ンチ13及び下パンチ14を配置し、スリーブ12の内
部に充填した試料Mを、断熱材15を介してモールド1
1の外周囲に配設した誘導コイル16による誘導加熱に
より加熱しながら、試料Mの両側から上パンチ13及び
下パンチ14により加圧成形するように構成するが、こ
のホットプレス装置の基本構成は、従来公知のホットプ
レス装置と同様のものである。
【0017】この場合において、モールド11は、適宜
の保持機構(図示省略)により、加熱室17内の所定の
位置に固定した状態で保持可能にされている。
の保持機構(図示省略)により、加熱室17内の所定の
位置に固定した状態で保持可能にされている。
【0018】また、ラム4,5の近傍には、ラム4,5
の移動量、すなわち、上パンチ13及び下パンチ14の
移動量を検出するための変位センサー3,3’を配設す
る。
の移動量、すなわち、上パンチ13及び下パンチ14の
移動量を検出するための変位センサー3,3’を配設す
る。
【0019】図4は、このホットプレス装置の上パンチ
13及び下パンチ14を操作する上シリンダ1及び下シ
リンダ2を、モールド11の肉厚の大きい側の上パンチ
13の移動量を、モールド11の肉厚の小さい側の下パ
ンチ14の移動量よりも小さく、かつ両方のパンチ1
3,14の移動量の割合が、加圧成形工程終了時の両方
のパンチ13,14の移動量の割合となるように、駆動
制御する制御機構を含むシリンダ機構の系統図を示し、
このシリンダ機構は、上述のラム4,5の近傍に配設し
た変位センサー3,3’のほか、上シリンダ1及び下シ
リンダ2への圧油の供給量を調節するために設けられた
流量調節弁6,6,6’,6’と、上シリンダ1及び下
シリンダ2への圧油の供給を停止又は切り替えるために
設けられた切替弁7,7’と、上シリンダ1のラム4の
自由落下を防止するために設けられたカウンタバランス
8と、圧力調節弁9と、油圧ポンプ10とで構成され
る。
13及び下パンチ14を操作する上シリンダ1及び下シ
リンダ2を、モールド11の肉厚の大きい側の上パンチ
13の移動量を、モールド11の肉厚の小さい側の下パ
ンチ14の移動量よりも小さく、かつ両方のパンチ1
3,14の移動量の割合が、加圧成形工程終了時の両方
のパンチ13,14の移動量の割合となるように、駆動
制御する制御機構を含むシリンダ機構の系統図を示し、
このシリンダ機構は、上述のラム4,5の近傍に配設し
た変位センサー3,3’のほか、上シリンダ1及び下シ
リンダ2への圧油の供給量を調節するために設けられた
流量調節弁6,6,6’,6’と、上シリンダ1及び下
シリンダ2への圧油の供給を停止又は切り替えるために
設けられた切替弁7,7’と、上シリンダ1のラム4の
自由落下を防止するために設けられたカウンタバランス
8と、圧力調節弁9と、油圧ポンプ10とで構成され
る。
【0020】次に、上記のホットプレス装置を用いた加
圧成形工程の1実施例を図5を用いて説明する。
圧成形工程の1実施例を図5を用いて説明する。
【0021】まず、モールド11内に試料Mを充填す
る。この場合、モールド11の軸方向の中心位置Oに試
料Mが充填されるように、上パンチ13の下面位置(時
点A0の位置)と下パンチ14の上面位置(時点B0の位
置)の中間位置が、モールド11の軸方向の中心位置O
に一致するように、両方のパンチ13,14を配置す
る。これにより、モールド11の内容積を最大限利用す
ることができ、大形の試料を成形することができるとと
もに、減圧による試料のガス出し工程において、モール
ドの温度が最大(モールドの温度分布の変動が最小)に
なる位置の近傍で試料Mを加熱することができ、試料M
を均一に加熱してガス出しを短時間で行うことができ
る。
る。この場合、モールド11の軸方向の中心位置Oに試
料Mが充填されるように、上パンチ13の下面位置(時
点A0の位置)と下パンチ14の上面位置(時点B0の位
置)の中間位置が、モールド11の軸方向の中心位置O
に一致するように、両方のパンチ13,14を配置す
る。これにより、モールド11の内容積を最大限利用す
ることができ、大形の試料を成形することができるとと
もに、減圧による試料のガス出し工程において、モール
ドの温度が最大(モールドの温度分布の変動が最小)に
なる位置の近傍で試料Mを加熱することができ、試料M
を均一に加熱してガス出しを短時間で行うことができ
る。
【0022】次に、試料Mのガス出し工程を行う。この
工程は、試料Mを加圧成形工程よりも低い温度で加熱し
ながら、減圧することにより試料Mのガス出しを行うも
のである。なお、この場合、加圧は行わない。
工程は、試料Mを加圧成形工程よりも低い温度で加熱し
ながら、減圧することにより試料Mのガス出しを行うも
のである。なお、この場合、加圧は行わない。
【0023】次に、試料Mを高温で加熱しながら加圧す
る、加圧成形工程を行う。この工程は、モールド11の
肉厚の大きい側の上パンチ13の所定の移動量S1が、
モールド11の肉厚の小さい側の下パンチ14の所定の
移動量S2よりも小さく、かつ両方のパンチ13,14
の移動量の割合が、加圧成形工程終了時の上パンチ13
の移動量(aーb)と下パンチ14の移動量(a+b)
の割合となるように(ただし、aは、試料M充填時のモ
ールド11の軸方向の中心位置Oと上パンチ13の下面
位置又は下パンチ14の上面位置との距離、bは、加圧
成形工程終了時のモールド11の軸方向の中心位置Oと
試料Mの中心位置O’との距離である。)、すなわち、 S1/S2=(aーb)/(a+b) となるように、上シリンダ1及び下シリンダ2への圧油
の供給量を調節するために設けられた流量調節弁6,
6,6’,6’を調整して、上シリンダ1及び下シリン
ダ2を駆動するものである。
る、加圧成形工程を行う。この工程は、モールド11の
肉厚の大きい側の上パンチ13の所定の移動量S1が、
モールド11の肉厚の小さい側の下パンチ14の所定の
移動量S2よりも小さく、かつ両方のパンチ13,14
の移動量の割合が、加圧成形工程終了時の上パンチ13
の移動量(aーb)と下パンチ14の移動量(a+b)
の割合となるように(ただし、aは、試料M充填時のモ
ールド11の軸方向の中心位置Oと上パンチ13の下面
位置又は下パンチ14の上面位置との距離、bは、加圧
成形工程終了時のモールド11の軸方向の中心位置Oと
試料Mの中心位置O’との距離である。)、すなわち、 S1/S2=(aーb)/(a+b) となるように、上シリンダ1及び下シリンダ2への圧油
の供給量を調節するために設けられた流量調節弁6,
6,6’,6’を調整して、上シリンダ1及び下シリン
ダ2を駆動するものである。
【0024】この場合において、例えば、上パンチ13
の移動量が所定の移動量S1になった時点A1で、下パン
チ14の移動量が所定の移動量S2になっていない場合
には、下パンチ14の移動量が所定の移動量S2になる
時点B1、すなわち、時点A2まで、上パンチ13の移動
を停止する。
の移動量が所定の移動量S1になった時点A1で、下パン
チ14の移動量が所定の移動量S2になっていない場合
には、下パンチ14の移動量が所定の移動量S2になる
時点B1、すなわち、時点A2まで、上パンチ13の移動
を停止する。
【0025】上パンチ13の移動量が所定の移動量S1
に、下パンチ14の移動量が所定の移動量S2になれ
ば、先と同じように、上シリンダ1及び下シリンダ2を
駆動する。
に、下パンチ14の移動量が所定の移動量S2になれ
ば、先と同じように、上シリンダ1及び下シリンダ2を
駆動する。
【0026】この場合において、例えば、先とは逆に、
下パンチ14の移動量が所定の移動量2S2になった時
点B2で、上パンチ13の移動量が所定の移動量2S1に
なっていない場合には、上パンチ13の移動量が所定の
移動量2S1になる時点A3、すなわち、時点B3まで、
下パンチ14の移動を停止する。
下パンチ14の移動量が所定の移動量2S2になった時
点B2で、上パンチ13の移動量が所定の移動量2S1に
なっていない場合には、上パンチ13の移動量が所定の
移動量2S1になる時点A3、すなわち、時点B3まで、
下パンチ14の移動を停止する。
【0027】上パンチ13の移動量が所定の移動量2S
1に、下パンチ14の移動量が所定の移動量2S2になれ
ば、先と同じように、上シリンダ1及び下シリンダ2を
駆動する。
1に、下パンチ14の移動量が所定の移動量2S2になれ
ば、先と同じように、上シリンダ1及び下シリンダ2を
駆動する。
【0028】以下、同様に、両方のパンチ13,14の
移動量の割合が、加圧成形工程終了時の上パンチ13の
移動量と下パンチ14の移動量の割合となるように、上
シリンダ1及び下シリンダ2を駆動する。
移動量の割合が、加圧成形工程終了時の上パンチ13の
移動量と下パンチ14の移動量の割合となるように、上
シリンダ1及び下シリンダ2を駆動する。
【0029】これにより、当初モールド11の軸方向の
中心位置Oに充填された試料Mを、モールド11の肉厚
の大きい側、すなわち、モールド11の強度が最大にな
る位置(モールドの温度が最大(モールドの温度分布の
変動が最小)になる位置の近傍)に移動させながら加圧
成形することができ、肉厚の小さいコンパクトなモール
ドを用いても、高い加圧力に耐えることができ、また、
高精度に成形することができる。
中心位置Oに充填された試料Mを、モールド11の肉厚
の大きい側、すなわち、モールド11の強度が最大にな
る位置(モールドの温度が最大(モールドの温度分布の
変動が最小)になる位置の近傍)に移動させながら加圧
成形することができ、肉厚の小さいコンパクトなモール
ドを用いても、高い加圧力に耐えることができ、また、
高精度に成形することができる。
【0030】なお、図5に示す実施例においては、加圧
成形工程を4段階に区切って、上シリンダ1及び下シリ
ンダ2を駆動するようにしているが、加圧成形工程の区
切りは、これに限定されず、例えば、1段階、2段階若
しくは3段階としたり、又は4段階以上とすることもで
きる。この場合において、加圧成形工程の区切りを多く
することにより、上シリンダ1及び下シリンダ2の駆動
を円滑にすることができ、試料Mとスリーブ12の接触
面に生じる摩擦力の影響を両方のパンチ13,14の間
及び加圧成形工程の間で平均化することができる。ま
た、図5に示す実施例においては、上パンチ13の所定
の移動量S1及び下パンチ14の所定の移動量S2をそれ
ぞれ一定の値に設定しているが、加圧成形工程の進捗に
応じて、所定の移動量S1,S2を増減して設定すること
もできる。
成形工程を4段階に区切って、上シリンダ1及び下シリ
ンダ2を駆動するようにしているが、加圧成形工程の区
切りは、これに限定されず、例えば、1段階、2段階若
しくは3段階としたり、又は4段階以上とすることもで
きる。この場合において、加圧成形工程の区切りを多く
することにより、上シリンダ1及び下シリンダ2の駆動
を円滑にすることができ、試料Mとスリーブ12の接触
面に生じる摩擦力の影響を両方のパンチ13,14の間
及び加圧成形工程の間で平均化することができる。ま
た、図5に示す実施例においては、上パンチ13の所定
の移動量S1及び下パンチ14の所定の移動量S2をそれ
ぞれ一定の値に設定しているが、加圧成形工程の進捗に
応じて、所定の移動量S1,S2を増減して設定すること
もできる。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、モー
ルドの内容積を最大限利用するとともに、加圧成形工程
の前工程として行う減圧による試料のガス出し工程にお
いて試料を均一に加熱するために、当初モールドの軸方
向の中心位置に充填された試料を、モールドの強度が最
大になる位置で加圧成形を行うことができ、これによ
り、肉厚の小さいコンパクトなモールドを用いても、高
い加圧力に耐えることができ、大形の試料を高精度に成
形することができる。
ルドの内容積を最大限利用するとともに、加圧成形工程
の前工程として行う減圧による試料のガス出し工程にお
いて試料を均一に加熱するために、当初モールドの軸方
向の中心位置に充填された試料を、モールドの強度が最
大になる位置で加圧成形を行うことができ、これによ
り、肉厚の小さいコンパクトなモールドを用いても、高
い加圧力に耐えることができ、大形の試料を高精度に成
形することができる。
【0032】さらに、請求項2に記載した発明によれ
ば、試料とスリーブの接触面に生じる摩擦力の影響を両
方のパンチの間及び加圧成形工程の間で平均化すること
ができ、これにより、試料の密度を均一にし、試料をよ
り高精度に成形することができる。
ば、試料とスリーブの接触面に生じる摩擦力の影響を両
方のパンチの間及び加圧成形工程の間で平均化すること
ができ、これにより、試料の密度を均一にし、試料をよ
り高精度に成形することができる。
【図1】本発明のホットプレス装置の正面図である。
【図2】本発明のホットプレス装置の要部の正面縦断面
図である。
図である。
【図3】スリーブの斜視図である。
【図4】本発明のホットプレス装置の制御機構を含むシ
リンダ機構の系統図である。
リンダ機構の系統図である。
【図5】本発明のホットプレス装置を用いた加圧成形工
程の説明図である。
程の説明図である。
【図6】試料を加圧成形する中心位置とモールドの応力
との関係を有限要素法を用いて計算した結果を示す説明
図である。
との関係を有限要素法を用いて計算した結果を示す説明
図である。
【図7】モールドの温度分布の測定結果を示す説明図で
ある。
ある。
【図8】従来のホットプレス装置の要部の正面縦断面図
である。
である。
1 上シリンダ 2 下シリンダ 3 変位センサー 3’ 変位センサー 6 流量調節弁 6’ 流量調節弁 11 モールド 12 スリーブ 13 パンチ 14 パンチ M 試料
Claims (2)
- 【請求項1】 肉厚を軸方向に漸次変化させた円筒状の
モールドの内部に軸方向に分割して形成したスリーブを
配設するとともに、スリーブの内部の両端部にシリンダ
機構により操作されるパンチを配置し、スリーブの内部
に充填した試料を加熱しながら、試料の両側からパンチ
により加圧成形するホットプレス装置において、シリン
ダ機構が、モールドの軸方向の中心位置に充填された試
料をモールドの肉厚の大きい側に移動させながら加圧成
形するようにパンチを操作する制御機構を備えているこ
とを特徴とするホットプレス装置。 - 【請求項2】 制御機構が、加圧成形工程中のモールド
の肉厚の大きい側のパンチの移動量を、モールドの肉厚
の小さい側のパンチの移動量よりも小さく、かつ両方の
パンチの移動量の割合が、加圧成形工程終了時の両方の
パンチの移動量の割合となるようにパンチを操作するも
のであることを特徴とする請求項1記載のホットプレス
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7145381A JPH08313166A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | ホットプレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7145381A JPH08313166A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | ホットプレス装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08313166A true JPH08313166A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=15383935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7145381A Pending JPH08313166A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | ホットプレス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08313166A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11820093B2 (en) | 2017-12-25 | 2023-11-21 | Ihi Corporation | Hot-press device |
-
1995
- 1995-05-19 JP JP7145381A patent/JPH08313166A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11820093B2 (en) | 2017-12-25 | 2023-11-21 | Ihi Corporation | Hot-press device |
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