JPH0831337B2 - 密閉形ニツケルカドミウム蓄電池の製造法 - Google Patents
密閉形ニツケルカドミウム蓄電池の製造法Info
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- JPH0831337B2 JPH0831337B2 JP61134106A JP13410686A JPH0831337B2 JP H0831337 B2 JPH0831337 B2 JP H0831337B2 JP 61134106 A JP61134106 A JP 61134106A JP 13410686 A JP13410686 A JP 13410686A JP H0831337 B2 JPH0831337 B2 JP H0831337B2
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- metallic
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- hydroxide
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/34—Gastight accumulators
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、密閉形ニッケル−カドミウム蓄電池の製造
法に関するものである。
法に関するものである。
従来の技術 密閉形ニッケル−カドミウム蓄電池は、水酸化ニッケ
ルを主体とする正極と、水酸化カドミウムを主体とする
負極、上記両者を分離するセパレータ、電解液としての
水酸化カリウム,水酸化ナトリウム等の水酸化アルカリ
水溶液から構成されている。
ルを主体とする正極と、水酸化カドミウムを主体とする
負極、上記両者を分離するセパレータ、電解液としての
水酸化カリウム,水酸化ナトリウム等の水酸化アルカリ
水溶液から構成されている。
負極としては、一般に焼結式,ペースト式等のカドミ
ウム極が用いられているが、ペースト式は、容量の面で
焼結式に比べ優れた特性を有している。負極中の水酸化
カドミウムの量は、理論的には、正極活物質(水酸化ニ
ッケル)量に相当する分量でよいわけであるが、実際に
は負極中の水酸化カドミウムは、すべてが電池反応に寄
与するわけでなく、不活性な部分が存在するので、一般
には、正極活性物質に相当する量よりも20〜50%多く存
在させている。
ウム極が用いられているが、ペースト式は、容量の面で
焼結式に比べ優れた特性を有している。負極中の水酸化
カドミウムの量は、理論的には、正極活物質(水酸化ニ
ッケル)量に相当する分量でよいわけであるが、実際に
は負極中の水酸化カドミウムは、すべてが電池反応に寄
与するわけでなく、不活性な部分が存在するので、一般
には、正極活性物質に相当する量よりも20〜50%多く存
在させている。
また、密閉形蓄電池においては、充電時に正極から発
生する酸素ガスを負極で吸収させることが必要であり、
この吸収反応には金属カドミウムが必要となる。また、
電池の放電特性を向上させるためにも、金属カドミウム
が必要となる。
生する酸素ガスを負極で吸収させることが必要であり、
この吸収反応には金属カドミウムが必要となる。また、
電池の放電特性を向上させるためにも、金属カドミウム
が必要となる。
以上のような点から、一般に、カドミウム負極は、電
池構成前に、水酸化カリウム等のアルカリ電解液中で陰
電解し、水酸化カドミウムの一部を金属カドミウムに転
換する工程を設けており、この工程は一般に、化成と呼
ばれている。
池構成前に、水酸化カリウム等のアルカリ電解液中で陰
電解し、水酸化カドミウムの一部を金属カドミウムに転
換する工程を設けており、この工程は一般に、化成と呼
ばれている。
従って、最終的に電池に構成される時のカドミウム負
極の活物質の状態は、正極活物質量よりも20〜50%多い
量の水酸化カドミウムと、酸素ガス吸収反応,放電特性
を維持するに足る金属カドミウムとから成っている。
極の活物質の状態は、正極活物質量よりも20〜50%多い
量の水酸化カドミウムと、酸素ガス吸収反応,放電特性
を維持するに足る金属カドミウムとから成っている。
発明が解決しようとする問題点 上記化成工程において、カドミウム負極に生成される
金属カドミウム量は、工程上のバラツキを考慮し、一般
に、最低必要量よりもかなり多くしており、カドミウム
のロスが生じている。
金属カドミウム量は、工程上のバラツキを考慮し、一般
に、最低必要量よりもかなり多くしており、カドミウム
のロスが生じている。
本発明は、以上のような従来の問題を解決するもので
ある。すなわち、電池組み込み時にペースト式負極に所
定量の金属カドミウムを保持させるため、従来は化成工
程を採っていたが、この化成工程に続いて水洗,乾燥の
工程を要し、電池の製造工程が煩雑となり、コスト高と
なっていた。本発明は、この化成工程をなくし、負極に
所定量の金属カドミウムを保有させる方法を提供するこ
とを目的とする。
ある。すなわち、電池組み込み時にペースト式負極に所
定量の金属カドミウムを保持させるため、従来は化成工
程を採っていたが、この化成工程に続いて水洗,乾燥の
工程を要し、電池の製造工程が煩雑となり、コスト高と
なっていた。本発明は、この化成工程をなくし、負極に
所定量の金属カドミウムを保有させる方法を提供するこ
とを目的とする。
また、従来の化成方法では、生成金属カドミウムの量
が一定せず、余分なカドミウム量を必要としていたが、
本発明は一定した金属カドミウム量が得られる方法を提
供することを目的とする。
が一定せず、余分なカドミウム量を必要としていたが、
本発明は一定した金属カドミウム量が得られる方法を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、水酸化カドミウムを保持した未化成の多孔
度25〜45%のペースト式負極と、金属コバルトと金属カ
ドミウムを含むニッケル正極とを電池容器内に組み込
み、充電により前記正極の金属コバルトと金属カドミウ
ムを酸化するとともに、金属コバルトと金属カドミウム
の酸化に相当する電気量だけ前記負極の水酸化カドミウ
ムを金属カドミウムに還元することを特徴とする。
度25〜45%のペースト式負極と、金属コバルトと金属カ
ドミウムを含むニッケル正極とを電池容器内に組み込
み、充電により前記正極の金属コバルトと金属カドミウ
ムを酸化するとともに、金属コバルトと金属カドミウム
の酸化に相当する電気量だけ前記負極の水酸化カドミウ
ムを金属カドミウムに還元することを特徴とする。
作用 化成工程を省略した上で、負極の水酸化カドミウム中
に金属カドミウムを生成させる方法には、2つの方法が
考えられる。第1の方法は、負極製造時に、金属カドミ
ウムを粉末状態で添加する方法である。第2の方法は、
電池内に被酸化物を存在させておき、電池充電時に、こ
の被酸化物が酸化反応を起こす際に、負極な水酸化カド
ミウムが還元され、金属カドミウムを生成させようとす
る方法である。
に金属カドミウムを生成させる方法には、2つの方法が
考えられる。第1の方法は、負極製造時に、金属カドミ
ウムを粉末状態で添加する方法である。第2の方法は、
電池内に被酸化物を存在させておき、電池充電時に、こ
の被酸化物が酸化反応を起こす際に、負極な水酸化カド
ミウムが還元され、金属カドミウムを生成させようとす
る方法である。
第1の方法では、負極中に添加された金属カドミウム
は、金属カドミウムの微細な粒子を得にくい点と、粒子
表面が金属カドミウム製造工程上酸化されているため、
不活性であり、酸素ガス吸収特性、放電特性には十分に
寄与しない。
は、金属カドミウムの微細な粒子を得にくい点と、粒子
表面が金属カドミウム製造工程上酸化されているため、
不活性であり、酸素ガス吸収特性、放電特性には十分に
寄与しない。
本発明は、上記第2の方法で、被酸化物として、正極
中に添加した金属コバルトと金属カドミウムを用いるも
のである。ニッケル正極には一般に、充電温度特性を向
上させる目的でコバルト化合物、充放電による正極の膨
脹を抑制し寿命特性を向上させる目的でカドミウム化合
物が添加される。これらの化合物は一般的に水酸化ニッ
ケルとの共晶化合物として、あるいは個別の状態で2価
の水酸化物として添加される。コバルト化合物の添加量
を増大すると充電温度特性は向上するが、その効果はや
がて飽和して逆に放電電圧が低下するという不具合を生
じる。カドミウム化合物も同様にその添加量を増大する
と充電温度特性や寿命特性は向上するが正極の利用率が
低下するという不具合を生じる。本発明で正極中に添加
した金属コバルト(0価)と金属カドミウム(0価)
は、電池構成後の最初の充電時に電気化学的に酸化され
て2価あるいは3価の水酸化コバルト、酸化コバルト、
2価の水酸化カドミウムに転化する。このとき、対極で
ある負極中の水酸化カドミウムは、金属コバルトと金属
カドミウムが酸化された分量に相当する量だけ還元さ
れ、部分的に金属カドミウムを生じる。
中に添加した金属コバルトと金属カドミウムを用いるも
のである。ニッケル正極には一般に、充電温度特性を向
上させる目的でコバルト化合物、充放電による正極の膨
脹を抑制し寿命特性を向上させる目的でカドミウム化合
物が添加される。これらの化合物は一般的に水酸化ニッ
ケルとの共晶化合物として、あるいは個別の状態で2価
の水酸化物として添加される。コバルト化合物の添加量
を増大すると充電温度特性は向上するが、その効果はや
がて飽和して逆に放電電圧が低下するという不具合を生
じる。カドミウム化合物も同様にその添加量を増大する
と充電温度特性や寿命特性は向上するが正極の利用率が
低下するという不具合を生じる。本発明で正極中に添加
した金属コバルト(0価)と金属カドミウム(0価)
は、電池構成後の最初の充電時に電気化学的に酸化され
て2価あるいは3価の水酸化コバルト、酸化コバルト、
2価の水酸化カドミウムに転化する。このとき、対極で
ある負極中の水酸化カドミウムは、金属コバルトと金属
カドミウムが酸化された分量に相当する量だけ還元さ
れ、部分的に金属カドミウムを生じる。
このようにして、負極に最低限必要な量の金属カドミ
ウムが生成される分量の金属コバルトと金属カドミウム
を正極中に添加しておけば、電池構成後の最初の充電時
に、電池内の負極は、化成工程を受けたと同様な状態と
なる。また、最初の充電時に酸化,生成された酸化コバ
ルトと水酸化カドミウムは、化学的,電気化学的に安定
なものであり、以後の充電及び放電反応で変化すること
はなく、充電温度特性や寿命特性を向上させる正極の添
加物として作用する。
ウムが生成される分量の金属コバルトと金属カドミウム
を正極中に添加しておけば、電池構成後の最初の充電時
に、電池内の負極は、化成工程を受けたと同様な状態と
なる。また、最初の充電時に酸化,生成された酸化コバ
ルトと水酸化カドミウムは、化学的,電気化学的に安定
なものであり、以後の充電及び放電反応で変化すること
はなく、充電温度特性や寿命特性を向上させる正極の添
加物として作用する。
また、従来同様な方法でニッケル正極に金属コバルト
のみを添加しておく方法も提案されている(特開昭59−
872号)。しかしこれでは以下のような問題を生じる。
すなわち、コバルト化合物はニッケル正極の充電効率を
高る目的、あるいは水酸化ニッケル活性質の電気化学的
反応性を高める目的で一般的にニッケル正極に添加され
る物質であるが、この添加量の増大とともに電池の電圧
を低下させる作用があり、大量の添加は好ましくない。
本発明の目的である負極の化成工程省略を達成するた
め、金属コバルトのみで負極の金属カドミウム量を確保
しようとすれば、上記の電池電圧の低下が大きくなり、
不具合を生じる。
のみを添加しておく方法も提案されている(特開昭59−
872号)。しかしこれでは以下のような問題を生じる。
すなわち、コバルト化合物はニッケル正極の充電効率を
高る目的、あるいは水酸化ニッケル活性質の電気化学的
反応性を高める目的で一般的にニッケル正極に添加され
る物質であるが、この添加量の増大とともに電池の電圧
を低下させる作用があり、大量の添加は好ましくない。
本発明の目的である負極の化成工程省略を達成するた
め、金属コバルトのみで負極の金属カドミウム量を確保
しようとすれば、上記の電池電圧の低下が大きくなり、
不具合を生じる。
また、カドミウム化合物も、ニッケル正極の添加物と
して一般的なものであり、電池の充電温度特性,充放電
サイクル寿命向上の目的で添加される。従って本発明の
ように、金属コバルトと金属カドミウムを負極カドミウ
ム還元に使用すれば、負極に十分の金属カドミウム生成
され、電池電圧の大きな低下も発生せず、ニッケル正極
に対するコバルト化合物,カドミウム化合物の効果も同
時に得られる。
して一般的なものであり、電池の充電温度特性,充放電
サイクル寿命向上の目的で添加される。従って本発明の
ように、金属コバルトと金属カドミウムを負極カドミウ
ム還元に使用すれば、負極に十分の金属カドミウム生成
され、電池電圧の大きな低下も発生せず、ニッケル正極
に対するコバルト化合物,カドミウム化合物の効果も同
時に得られる。
以上のように、負極中に所定の金属カドミウムを生成
させる量の金属コバルトと金属カドミウムをニッケル正
極に添加して電池を構成し、充電を行う方法をとれば、
従来の化成工程を省略することができ、また、負極中の
金属量の調整も、ニッケル正極に添加するコバルト量と
カドミウム量により、任意にかつまた正確に行えるた
め、従来の化成工程のバラツキにより生じていたカドミ
ウムのロスも低減され、工程,材料両面におけるコスト
低減が可能になる。同時にコバルト量、カドミウム量の
バランスを変化させることによって、充電温度特性、放
電電圧、寿命特性等の制御が可能となる。
させる量の金属コバルトと金属カドミウムをニッケル正
極に添加して電池を構成し、充電を行う方法をとれば、
従来の化成工程を省略することができ、また、負極中の
金属量の調整も、ニッケル正極に添加するコバルト量と
カドミウム量により、任意にかつまた正確に行えるた
め、従来の化成工程のバラツキにより生じていたカドミ
ウムのロスも低減され、工程,材料両面におけるコスト
低減が可能になる。同時にコバルト量、カドミウム量の
バランスを変化させることによって、充電温度特性、放
電電圧、寿命特性等の制御が可能となる。
なお、以上においては、負極の構成材に水酸化カドミ
ウムを用いたが、その全部又は一部を酸化カドミウムに
置き換えてもよい。酸化カドミウムは、アルカリ電解液
によって水酸化カドミウムとなる。
ウムを用いたが、その全部又は一部を酸化カドミウムに
置き換えてもよい。酸化カドミウムは、アルカリ電解液
によって水酸化カドミウムとなる。
実 施 例 以下に、実施例によって、本発明を詳細に説明する。
正極はスポンジ状の金属ニッケル基板に、活物質とな
る水酸化ニッケル、導電材となる金属ニッケル粉末及び
被酸化材となる金属コバルト粉末,金属カドミウム粉末
から成るペーストを充填したものを用いた。水酸化ニッ
ケルは極板1枚当たり1200mAh相当量とし、金属コバル
トと金属カドミウムは負極金属カドミウム必要生成量に
対応してそれぞれ200mAh相当量とした。
る水酸化ニッケル、導電材となる金属ニッケル粉末及び
被酸化材となる金属コバルト粉末,金属カドミウム粉末
から成るペーストを充填したものを用いた。水酸化ニッ
ケルは極板1枚当たり1200mAh相当量とし、金属コバル
トと金属カドミウムは負極金属カドミウム必要生成量に
対応してそれぞれ200mAh相当量とした。
負極は、ペースト式を用い、その多孔度は水酸化カド
ミウムに換算して20〜50%のものを使用した。またその
容量は2300mAh程度のものである。また、負極は、化成
工程の処理をしていないものと、比較例として従来通
り、化成処理をしたものと上記で金属コバルト,金属カ
ドミウムを含まないニッケル正極とを合せて用いた。電
解液は、一般に使用されている水酸化カリウムと水酸化
リチウムの混合溶液を使用した。
ミウムに換算して20〜50%のものを使用した。またその
容量は2300mAh程度のものである。また、負極は、化成
工程の処理をしていないものと、比較例として従来通
り、化成処理をしたものと上記で金属コバルト,金属カ
ドミウムを含まないニッケル正極とを合せて用いた。電
解液は、一般に使用されている水酸化カリウムと水酸化
リチウムの混合溶液を使用した。
以上のような正極,負極を用い、容量1.2Ahの密閉形
ニッケル−カドミウム電池を構成し、酸素ガス吸収特
性,放電特性を検討した。
ニッケル−カドミウム電池を構成し、酸素ガス吸収特
性,放電特性を検討した。
酸素ガス吸収特性は、通常,電池の充電時の内圧挙動
で評価する。酸素ガス吸収特性のよいものは、充電時の
内圧が低く、悪いものは、内圧が高くなる。
で評価する。酸素ガス吸収特性のよいものは、充電時の
内圧が低く、悪いものは、内圧が高くなる。
次表は、本発明による密閉形ニッケル−カドミウム蓄
電池と、従来の方法によるものの充電時の内圧挙動を示
すものである。
電池と、従来の方法によるものの充電時の内圧挙動を示
すものである。
充電は、20℃の温度条件で、充電々流1200mAで行っ
た。内圧値はこのときの内圧のピーク値を示したもので
ある。
た。内圧値はこのときの内圧のピーク値を示したもので
ある。
充電時の電池内圧は、一般に知られているように、負
極中の空間部(以下負極多孔度と言う。)に依存し、負
極多孔度が増大するほど低下する。酸素ガス吸収特性が
悪く、充電時に極端に電池内圧が上昇するものは、電池
の爆発防止のために設けられた電池安全弁を作動させ、
電解液の流出等の結果をもたらす。表に示したように、
本発明による電池の充電時の内圧は、従来製品と大差な
く、多孔度25%以上の範囲では酸素ガス吸収特性が維持
されていることがわかる。
極中の空間部(以下負極多孔度と言う。)に依存し、負
極多孔度が増大するほど低下する。酸素ガス吸収特性が
悪く、充電時に極端に電池内圧が上昇するものは、電池
の爆発防止のために設けられた電池安全弁を作動させ、
電解液の流出等の結果をもたらす。表に示したように、
本発明による電池の充電時の内圧は、従来製品と大差な
く、多孔度25%以上の範囲では酸素ガス吸収特性が維持
されていることがわかる。
次に、放電特性について述べる。
図は、本発明による電池を3.6A(3C放電率)で放電し
たときの容量と、240mA(0.2C放電率)で放電したとき
の容量比を負極多孔度に対してプロットしたものであ
る。負極多孔度が25〜45%の間では、その容量比が従来
品レベルと同等の70%程度となり、放電特性も、従来品
と同レベルであることがわかる。
たときの容量と、240mA(0.2C放電率)で放電したとき
の容量比を負極多孔度に対してプロットしたものであ
る。負極多孔度が25〜45%の間では、その容量比が従来
品レベルと同等の70%程度となり、放電特性も、従来品
と同レベルであることがわかる。
なお、負極多孔度が、20%以下で、放電特性が極端に
劣化するのは、以下のような理由によるものであると思
われる。すなわち、放電特性に寄与する金属カドミウム
の分布の状態は、ある程度分散した型となっているもの
がよく、凝集した状態では、放電特性に対する寄与が少
ない。負極多孔度が小さな場合は、生成された金属カド
ミウムは、凝集した型をとりやすく、このために放電特
性が劣化しているものと思われる。
劣化するのは、以下のような理由によるものであると思
われる。すなわち、放電特性に寄与する金属カドミウム
の分布の状態は、ある程度分散した型となっているもの
がよく、凝集した状態では、放電特性に対する寄与が少
ない。負極多孔度が小さな場合は、生成された金属カド
ミウムは、凝集した型をとりやすく、このために放電特
性が劣化しているものと思われる。
また、負極多孔度が45%よりも高すぎるものは、負極
活物質間の導電性が低下するために放電特性が劣化する
と思われる。
活物質間の導電性が低下するために放電特性が劣化する
と思われる。
発明の効果 以上のように、金属コバルトと金属カドミウムを添加
した正極と、多孔度25〜45%の未化成ペースト負極で電
池を構成し、電池組立後の充電によって、正極中の金属
コバルト及び金属カドミウムの酸化と同時にカドミウム
負極中に金属カドミウムを保有させる方法を用いれば、
従来のような化成工程、それに続く水洗,乾燥工程を省
略できるとともに、化成工程のバラツキによって生じて
いたカドミウムのロスも低減され、電池製造工程の簡単
化,負極材料コストの低減が可能となる。
した正極と、多孔度25〜45%の未化成ペースト負極で電
池を構成し、電池組立後の充電によって、正極中の金属
コバルト及び金属カドミウムの酸化と同時にカドミウム
負極中に金属カドミウムを保有させる方法を用いれば、
従来のような化成工程、それに続く水洗,乾燥工程を省
略できるとともに、化成工程のバラツキによって生じて
いたカドミウムのロスも低減され、電池製造工程の簡単
化,負極材料コストの低減が可能となる。
図は本発明による方法で製造した密閉形ニッケル−カド
ミウム電池と、従来法によるものとの負極多孔度と放電
容量比率との関係を示す図である。
ミウム電池と、従来法によるものとの負極多孔度と放電
容量比率との関係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山賀 実 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−872(JP,A) 特開 昭60−250556(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】酸化カドミウム及び水酸化カドミウムより
なる群から選んだカドミウム化合物を保有し、かつ水酸
化カドミウムに換算した多孔度が25〜45%の未化成の負
極と、金属コバルトと金属カドミウムを含むニッケル正
極とを電池に組み込み、充電によって前記正極の金属コ
バルトと金属カドミウムを酸化するとともに、この金属
コバルト,金属カドミウムの酸化に相当する電気量だけ
前記負極のカドミウム化合物を金属カドミウムに還元す
ることを特徴とする密閉形ニッケルカドミウム蓄電池の
製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61134106A JPH0831337B2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 密閉形ニツケルカドミウム蓄電池の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61134106A JPH0831337B2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 密閉形ニツケルカドミウム蓄電池の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62291870A JPS62291870A (ja) | 1987-12-18 |
| JPH0831337B2 true JPH0831337B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=15120590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61134106A Expired - Lifetime JPH0831337B2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 密閉形ニツケルカドミウム蓄電池の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0831337B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59872A (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 密閉形ニツケル−カドミウム蓄電池の製造法 |
| JPS60250556A (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-11 | Yuasa Battery Co Ltd | ニツケルカドミウム蓄電池の製造法 |
-
1986
- 1986-06-10 JP JP61134106A patent/JPH0831337B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62291870A (ja) | 1987-12-18 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |