JPH08313500A - 超音波検査装置 - Google Patents
超音波検査装置Info
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- JPH08313500A JPH08313500A JP7118651A JP11865195A JPH08313500A JP H08313500 A JPH08313500 A JP H08313500A JP 7118651 A JP7118651 A JP 7118651A JP 11865195 A JP11865195 A JP 11865195A JP H08313500 A JPH08313500 A JP H08313500A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 検査時間の大幅な遅れを抑え、装置の大型化
やコスト高を招くことなく、分解能が高くかつ見易い画
像を得ることができる超音波検査装置の提供。 【構成】 超音波ビームB1 〜B40はアレイ探触子50
の各圧電素子を同数(4つ)、順次1つずつ切り換える
ことにより順次発生し、これら超音波ビームB1〜B40
の移動により被検体の電子走査が行われる。最初の電子
走査のサンプリング位置(1,1)のサンプリングデー
タが画像メモリの所定の記憶領域へ格納され、隣接する
記憶領域にも同一データが格納される。このようなデー
タ格納処理が電子走査方向の各サンプリング位置のサン
プリングデータ格納について行われる。これにより、p
/2ピッチのデータ格納がなされる。機械走査方向の走
査はp/2でなされ、その1ピッチ毎に(電子走査毎
に)上記のデータ格納が行われる。図示の場合、480
0([40×2]×60)点のデータが得られ、これに
対応する表示がなされる。
やコスト高を招くことなく、分解能が高くかつ見易い画
像を得ることができる超音波検査装置の提供。 【構成】 超音波ビームB1 〜B40はアレイ探触子50
の各圧電素子を同数(4つ)、順次1つずつ切り換える
ことにより順次発生し、これら超音波ビームB1〜B40
の移動により被検体の電子走査が行われる。最初の電子
走査のサンプリング位置(1,1)のサンプリングデー
タが画像メモリの所定の記憶領域へ格納され、隣接する
記憶領域にも同一データが格納される。このようなデー
タ格納処理が電子走査方向の各サンプリング位置のサン
プリングデータ格納について行われる。これにより、p
/2ピッチのデータ格納がなされる。機械走査方向の走
査はp/2でなされ、その1ピッチ毎に(電子走査毎
に)上記のデータ格納が行われる。図示の場合、480
0([40×2]×60)点のデータが得られ、これに
対応する表示がなされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の圧電素子を一列
に配列して構成されたアレイ探触子を用いて被検体を超
音波ビームで走査する超音波検査装置に関する。
に配列して構成されたアレイ探触子を用いて被検体を超
音波ビームで走査する超音波検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波検査による非破壊検査は多くの分
野で使用されている。特に、圧電素子を振動子として用
い、これら圧電素子を多数一列に配列して構成されるア
レイ探触子による超音波検査は、当該アレイ探触子の配
列方向の超音波走査を電子的に行なうことができるの
で、迅速な検査が可能である。このようなアレイ探触子
を用いた超音波検査装置を図5〜図8により説明する。
野で使用されている。特に、圧電素子を振動子として用
い、これら圧電素子を多数一列に配列して構成されるア
レイ探触子による超音波検査は、当該アレイ探触子の配
列方向の超音波走査を電子的に行なうことができるの
で、迅速な検査が可能である。このようなアレイ探触子
を用いた超音波検査装置を図5〜図8により説明する。
【0003】図5は超音波検査装置のスキャナ部分の斜
視図である。この図で、X、Yは座標軸を示す。1はス
キャナ台、2はスキャナ台1上に載置された水槽、3は
水槽2に注入された水、4は水槽2の底部に載置された
被検体である。5は圧電素子を多数一列に配列して構成
されるアレイ探触子で、被検体4と対向配置される。6
はアレイ探触子5を支持するホルダ、7はホルダ6を支
持しそのX軸方向の移動を案内するアーム、8はアーム
7を支持しそのY軸方向の移動を案内するフレームであ
る。これらでスキャナ9が構成されている。なお、アレ
イ探触子5は超音波ビームの焦点を所望の位置に合わせ
るため、図示されていない適宜の機構でZ軸(X、Y軸
に直交する軸)方向に移動せしめられる。
視図である。この図で、X、Yは座標軸を示す。1はス
キャナ台、2はスキャナ台1上に載置された水槽、3は
水槽2に注入された水、4は水槽2の底部に載置された
被検体である。5は圧電素子を多数一列に配列して構成
されるアレイ探触子で、被検体4と対向配置される。6
はアレイ探触子5を支持するホルダ、7はホルダ6を支
持しそのX軸方向の移動を案内するアーム、8はアーム
7を支持しそのY軸方向の移動を案内するフレームであ
る。これらでスキャナ9が構成されている。なお、アレ
イ探触子5は超音波ビームの焦点を所望の位置に合わせ
るため、図示されていない適宜の機構でZ軸(X、Y軸
に直交する軸)方向に移動せしめられる。
【0004】図6は図5に示すアレイ探触子5の側面図
である。この図で、50は一列に配列された多数の圧電
素子を示す。B1 、B2 、…………BN は超音波ビー
ム、pは各超音波ビームB1 、B2 、…………BN 間の
ピッチ、Xは超音波ビームによる走査方向(例えば、図
5でX軸方向)、Lは走査範囲を示す。
である。この図で、50は一列に配列された多数の圧電
素子を示す。B1 、B2 、…………BN は超音波ビー
ム、pは各超音波ビームB1 、B2 、…………BN 間の
ピッチ、Xは超音波ビームによる走査方向(例えば、図
5でX軸方向)、Lは走査範囲を示す。
【0005】このアレイ探触子5の動作の概要を図6を
参照して説明する。最初に左端から複数の(例えば1番
目から7番目までの7個の)圧電素子が選択され、両端
の素子から中央の素子の方へ順に所定の遅延時間でパル
ス電圧を与えて各圧電素子を励振し、超音波を発生させ
る。これら圧電素子からの超音波は一点F(焦点)に集
束する超音波ビームB1 となる。次に、圧電素子の選択
を1つずらせて次の複数の(2番目から8番目までの7
個の)圧電素子が選択され、これらを同様な遅延時間で
励振すると、次の超音波ビームB2 が発生する。このよ
うに、圧電素子の選択を1つずつ順にずらしてゆくこと
により、ピッチpで超音波ビームB1 、B2 、…………
BN の走査が行なわれることになる。上記圧電素子の選
択は電子的スイッチング手段により行なわれるので、高
速な走査(電子走査)が可能である。なお、各圧電素子
から被検体4に放射された超音波ビームは、超音波エコ
ーとなって対応する圧電素子に戻り、これに比例した電
気信号に変換され、これら各信号は上記遅延と同じ時間
の遅延を与えられた後に加算されてエコー信号とされ
る。
参照して説明する。最初に左端から複数の(例えば1番
目から7番目までの7個の)圧電素子が選択され、両端
の素子から中央の素子の方へ順に所定の遅延時間でパル
ス電圧を与えて各圧電素子を励振し、超音波を発生させ
る。これら圧電素子からの超音波は一点F(焦点)に集
束する超音波ビームB1 となる。次に、圧電素子の選択
を1つずらせて次の複数の(2番目から8番目までの7
個の)圧電素子が選択され、これらを同様な遅延時間で
励振すると、次の超音波ビームB2 が発生する。このよ
うに、圧電素子の選択を1つずつ順にずらしてゆくこと
により、ピッチpで超音波ビームB1 、B2 、…………
BN の走査が行なわれることになる。上記圧電素子の選
択は電子的スイッチング手段により行なわれるので、高
速な走査(電子走査)が可能である。なお、各圧電素子
から被検体4に放射された超音波ビームは、超音波エコ
ーとなって対応する圧電素子に戻り、これに比例した電
気信号に変換され、これら各信号は上記遅延と同じ時間
の遅延を与えられた後に加算されてエコー信号とされ
る。
【0006】図7は図5および図6に示すアレイ探触子
5を用いた超音波検査装置のブロック図である。この図
で、10はスキャナ9を駆動する駆動装置である。駆動
装置10は、図5に示すホルダ6をX軸方向に駆動する
モータ10MX、このモータ10MXの駆動を制御し又
は所定回転角毎にパルスを出力するエンコーダ10E
X、図5に示すアーム7をY軸方向に駆動するモータ1
0MY、このモータ10MYの駆動を制御し又は所定回
転角毎にパルスを出力するエンコーダ10EYで構成さ
れている。
5を用いた超音波検査装置のブロック図である。この図
で、10はスキャナ9を駆動する駆動装置である。駆動
装置10は、図5に示すホルダ6をX軸方向に駆動する
モータ10MX、このモータ10MXの駆動を制御し又
は所定回転角毎にパルスを出力するエンコーダ10E
X、図5に示すアーム7をY軸方向に駆動するモータ1
0MY、このモータ10MYの駆動を制御し又は所定回
転角毎にパルスを出力するエンコーダ10EYで構成さ
れている。
【0007】11はアレイ探触子5の各圧電素子50に
パルスを与えてこれらを励振させるパルサであり、各圧
電素子50と対応してこれらと同数備えられている。1
2は1つの超音波ビームを放射するのに選択された各圧
電素子で変換された各超音波エコーに比例する各電気信
号を受信し、これらを増幅する増幅器であり、上記パル
サ11と同じく各圧電素子50と対応してこれらと同数
備えられている。13は上記各電気信号を加算する波形
加算回路である。14は遅延時間制御回路であり、選択
されている各圧電素子50に対応する各パルサに前述の
所定の遅延を与えるとともに、波形加算回路13にも同
様の遅延を与えて、選択されている各圧電素子に対応す
る各増幅器の出力信号を適正なタイミングで加算される
ようにする。15はピーク検出器であり、波形加算回路
13で加算された信号のピーク値を検出する。
パルスを与えてこれらを励振させるパルサであり、各圧
電素子50と対応してこれらと同数備えられている。1
2は1つの超音波ビームを放射するのに選択された各圧
電素子で変換された各超音波エコーに比例する各電気信
号を受信し、これらを増幅する増幅器であり、上記パル
サ11と同じく各圧電素子50と対応してこれらと同数
備えられている。13は上記各電気信号を加算する波形
加算回路である。14は遅延時間制御回路であり、選択
されている各圧電素子50に対応する各パルサに前述の
所定の遅延を与えるとともに、波形加算回路13にも同
様の遅延を与えて、選択されている各圧電素子に対応す
る各増幅器の出力信号を適正なタイミングで加算される
ようにする。15はピーク検出器であり、波形加算回路
13で加算された信号のピーク値を検出する。
【0008】16は演算処理部であり、ピーク検出器1
5で検出されたピーク値をディジタル値に変換するA/
D変換器161、インターフェース162、ピーク検出
器15で得られた値を画像データとして蓄積する画像メ
モリ163、画像メモリ163に蓄積されたデータを画
像として表示するモニタ装置164、指令等のデータを
入力するキーボード165、上記遅延時間制御回路14
の動作の制御、各圧電素子の選択および切り換え、スキ
ャナ9の動作の制御、モニタ装置164への画像表示の
制御等を行なうマイクロプロセッサ166で構成されて
いる。
5で検出されたピーク値をディジタル値に変換するA/
D変換器161、インターフェース162、ピーク検出
器15で得られた値を画像データとして蓄積する画像メ
モリ163、画像メモリ163に蓄積されたデータを画
像として表示するモニタ装置164、指令等のデータを
入力するキーボード165、上記遅延時間制御回路14
の動作の制御、各圧電素子の選択および切り換え、スキ
ャナ9の動作の制御、モニタ装置164への画像表示の
制御等を行なうマイクロプロセッサ166で構成されて
いる。
【0009】次に、上記アレイ探触子5を備えた超音波
検査装置の走査方法を説明する。図8は超音波検査装置
の走査方法を説明する図である。この図で、X、Yは図
5に示す座標軸と同じ座標軸である。50は図6に示す
ものと同じ圧電素子(この図では43個の圧電素子が示
されている)、B1 〜B40は超音波ビームを示す。図示
の場合、各超音波ビームB1 〜B40はそれぞれ4つの圧
電素子の選択により得られる。図中の黒丸は各超音波ビ
ームB1 〜B40により走査される被検体における各サン
プリング位置を示し、各サンプリング位置にはそれぞれ
符号(1,1)〜(40,30)が付されている。
検査装置の走査方法を説明する。図8は超音波検査装置
の走査方法を説明する図である。この図で、X、Yは図
5に示す座標軸と同じ座標軸である。50は図6に示す
ものと同じ圧電素子(この図では43個の圧電素子が示
されている)、B1 〜B40は超音波ビームを示す。図示
の場合、各超音波ビームB1 〜B40はそれぞれ4つの圧
電素子の選択により得られる。図中の黒丸は各超音波ビ
ームB1 〜B40により走査される被検体における各サン
プリング位置を示し、各サンプリング位置にはそれぞれ
符号(1,1)〜(40,30)が付されている。
【0010】各圧電素子を順次1つずつ切り換えること
によりX軸方向(圧電素子の配列方向)の電子走査が行
われ、これら各圧電素子より成るアレイ探触子をY軸方
向に移動させることにより機械走査が行われる。pは各
サンプリング位置間のピッチを示し、図示の場合、電子
走査方向のピッチと機械走査方向のピッチは同じであ
る。走査は、電子走査が終了した後Y軸方向に1ピッチ
移動させる機械走査を行ってもよいし、電子走査と機械
走査を同時に行うようにしてもよい。各サンプリング位
置から得られるサンプリングデータは、画像メモリ16
3に格納される。
によりX軸方向(圧電素子の配列方向)の電子走査が行
われ、これら各圧電素子より成るアレイ探触子をY軸方
向に移動させることにより機械走査が行われる。pは各
サンプリング位置間のピッチを示し、図示の場合、電子
走査方向のピッチと機械走査方向のピッチは同じであ
る。走査は、電子走査が終了した後Y軸方向に1ピッチ
移動させる機械走査を行ってもよいし、電子走査と機械
走査を同時に行うようにしてもよい。各サンプリング位
置から得られるサンプリングデータは、画像メモリ16
3に格納される。
【0011】図9は画像メモリの内容説明図である。こ
の画像メモリ163は、X軸方向(電子走査方向に対応
する方向)におけるアドレスX1 〜X40とY軸方向(機
械走査方向に対応する方向)におけるアドレスY1 〜Y
40とで特定される記憶領域で構成されている。アドレス
X1 とアドレスY1 とで特定される記憶領域(X1 ,Y
1 )には、図示のようにサンプリング位置(1,1)の
サンプリングデータ(ディジタルデータ)が格納され、
アドレスX2 とアドレスY1 とで特定される記憶領域
(X2 ,Y1 )には、サンプリング位置(2,1)のサ
ンプリングデータが格納され、同様にしてアドレスX40
とアドレスY30とで特定される記憶領域(X40,Y30)
には、サンプリング位置(40,30)のサンプリング
データが格納される。これら画像メモリ163に格納さ
れた各サンプリングデータは、モニタ装置164を構成
する各画素と対応せしめられ、画素1200点(40×
30)のCスコープ像としてモニタ装置164に表示さ
れる。
の画像メモリ163は、X軸方向(電子走査方向に対応
する方向)におけるアドレスX1 〜X40とY軸方向(機
械走査方向に対応する方向)におけるアドレスY1 〜Y
40とで特定される記憶領域で構成されている。アドレス
X1 とアドレスY1 とで特定される記憶領域(X1 ,Y
1 )には、図示のようにサンプリング位置(1,1)の
サンプリングデータ(ディジタルデータ)が格納され、
アドレスX2 とアドレスY1 とで特定される記憶領域
(X2 ,Y1 )には、サンプリング位置(2,1)のサ
ンプリングデータが格納され、同様にしてアドレスX40
とアドレスY30とで特定される記憶領域(X40,Y30)
には、サンプリング位置(40,30)のサンプリング
データが格納される。これら画像メモリ163に格納さ
れた各サンプリングデータは、モニタ装置164を構成
する各画素と対応せしめられ、画素1200点(40×
30)のCスコープ像としてモニタ装置164に表示さ
れる。
【0012】ここで、同じ被検体の画像をさらに精細な
画像として表示するには、アレイ探触子の各圧電素子の
ピッチpよりも細かいサンプリングピッチで電子走査を
行えばよい。このようにピッチpを1/2ピッチや1/
4ピッチに細かくする電子走査方法は、例えば特開昭5
2−68775号公報や特開昭53−32987号公報
等に開示され、知られている。上記特開昭52−687
75号公報の走査方法を図10により説明する。
画像として表示するには、アレイ探触子の各圧電素子の
ピッチpよりも細かいサンプリングピッチで電子走査を
行えばよい。このようにピッチpを1/2ピッチや1/
4ピッチに細かくする電子走査方法は、例えば特開昭5
2−68775号公報や特開昭53−32987号公報
等に開示され、知られている。上記特開昭52−687
75号公報の走査方法を図10により説明する。
【0013】図10は1/2ピッチ走査方法の説明図で
ある。図8に示す走査方法が4つの圧電素子を順次1つ
ずつ切り換えて電子走査を行うのに対して、図10に示
す走査方法では3つの圧電素子と4つの圧電素子を交互
に切り換えながら電子走査を行う。これにより、電子走
査のピッチは圧電素子配列ピッチpの1/2となる。さ
らに、機械走査方向のピッチもアレイ探触子5の移動量
又は移動速度を制御することによりp/2ピッチとす
る。即ち、図8に示す電子走査方向におけるビーム数が
40(B1 〜B40)であるのに対して図10に示すビー
数は80(B1 〜B80)となり、又、図8に示すサンプ
リング点数が1200点(40×30)であるのに対し
て、図10に示すサンプリング点数は4800点(80
×60)となる。したがって、モニタ装置164上に表
示される画像は図8に示される走査方法で得られる画像
の4倍の大きさ(面積)となり、高い分解能の画像を得
ることができる。
ある。図8に示す走査方法が4つの圧電素子を順次1つ
ずつ切り換えて電子走査を行うのに対して、図10に示
す走査方法では3つの圧電素子と4つの圧電素子を交互
に切り換えながら電子走査を行う。これにより、電子走
査のピッチは圧電素子配列ピッチpの1/2となる。さ
らに、機械走査方向のピッチもアレイ探触子5の移動量
又は移動速度を制御することによりp/2ピッチとす
る。即ち、図8に示す電子走査方向におけるビーム数が
40(B1 〜B40)であるのに対して図10に示すビー
数は80(B1 〜B80)となり、又、図8に示すサンプ
リング点数が1200点(40×30)であるのに対し
て、図10に示すサンプリング点数は4800点(80
×60)となる。したがって、モニタ装置164上に表
示される画像は図8に示される走査方法で得られる画像
の4倍の大きさ(面積)となり、高い分解能の画像を得
ることができる。
【0014】図11は図10に示す手段を用いたときの
画像メモリの内容説明図である。この画像メモリは、X
軸方向におけるアドレスX1 〜X80とY軸方向における
アドレスY1 〜Y60で指定される記憶領域で構成されて
いる。図9に示す画像メモリと同様、アドレスX1 とア
ドレスY1 とで特定される記憶領域(X1 ,Y1 )に
は、図示のようにサンプリング位置(1,1)のサンプ
リングデータ(ディジタルデータ)が格納され、アドレ
スX2 とアドレスY1 とで特定される記憶領域(X2 ,
Y1 )には、サンプリング位置(2,1)のサンプリン
グデータが格納され、同様にしてアドレスX80とアドレ
スY60とで特定される記憶領域(X80,Y60)には、サ
ンプリング位置(80,60)のサンプリングデータが
格納される。この画像メモリに格納された各サンプリン
グデータは、モニタ装置164を構成する各画素と対応
せしめられ、画素4800点(80×60)のCスコー
プ像としてモニタ装置164に表示される。
画像メモリの内容説明図である。この画像メモリは、X
軸方向におけるアドレスX1 〜X80とY軸方向における
アドレスY1 〜Y60で指定される記憶領域で構成されて
いる。図9に示す画像メモリと同様、アドレスX1 とア
ドレスY1 とで特定される記憶領域(X1 ,Y1 )に
は、図示のようにサンプリング位置(1,1)のサンプ
リングデータ(ディジタルデータ)が格納され、アドレ
スX2 とアドレスY1 とで特定される記憶領域(X2 ,
Y1 )には、サンプリング位置(2,1)のサンプリン
グデータが格納され、同様にしてアドレスX80とアドレ
スY60とで特定される記憶領域(X80,Y60)には、サ
ンプリング位置(80,60)のサンプリングデータが
格納される。この画像メモリに格納された各サンプリン
グデータは、モニタ装置164を構成する各画素と対応
せしめられ、画素4800点(80×60)のCスコー
プ像としてモニタ装置164に表示される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記p
/2ピッチを得る走査方法では、超音波ビームの送受信
回数がピッチpの走査方法の場合の4倍となり、映像化
の時間も4倍を要し、結局、検査結果を得るまでの時間
が4倍となって検査時間が極めて遅くなる。又、電子走
査のピッチを細かくするためには、図10に示すよう
に、切り換える圧電素子の数が異なるので、走査の制御
が複雑となり、図7に示す遅延時間制御回路14が大型
となり、かつ、そのコストが大幅に高くなる。
/2ピッチを得る走査方法では、超音波ビームの送受信
回数がピッチpの走査方法の場合の4倍となり、映像化
の時間も4倍を要し、結局、検査結果を得るまでの時間
が4倍となって検査時間が極めて遅くなる。又、電子走
査のピッチを細かくするためには、図10に示すよう
に、切り換える圧電素子の数が異なるので、走査の制御
が複雑となり、図7に示す遅延時間制御回路14が大型
となり、かつ、そのコストが大幅に高くなる。
【0016】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、検査時間の大幅な遅れを抑え、装置の大型
化やコスト高を招くことなく、分解能が高くかつ見易い
画像を得ることができる超音波検査装置を提供すること
にある。
題を解決し、検査時間の大幅な遅れを抑え、装置の大型
化やコスト高を招くことなく、分解能が高くかつ見易い
画像を得ることができる超音波検査装置を提供すること
にある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明における請求項1記載の発明は、多数の圧電
素子を第1の方向に一列に配列して構成されたアレイ探
触子と、このアレイ探触子を前記第1の方向と直交する
第2の方向に所定ピッチを得るように機械的に駆動する
駆動手段とを備えた超音波検査装置において、前記第1
の方向におけるサンプリングデータ数の記憶領域の複数
倍の記憶領域および前記第2の方向におけるサンプリン
グデータ数に等しい記憶領域を有する画像メモリと、前
記第1の方向の走査において得られた1つのサンプリン
グ位置におけるサンプリングデータを、当該サンプリン
グ位置の前記画像メモリにおける対応する記憶領域を含
む連続する前記複数倍の数と同数の前記第1の方向に対
応する記憶領域に格納するデータ格納手段とを設けたこ
とを特徴とする。
め、本発明における請求項1記載の発明は、多数の圧電
素子を第1の方向に一列に配列して構成されたアレイ探
触子と、このアレイ探触子を前記第1の方向と直交する
第2の方向に所定ピッチを得るように機械的に駆動する
駆動手段とを備えた超音波検査装置において、前記第1
の方向におけるサンプリングデータ数の記憶領域の複数
倍の記憶領域および前記第2の方向におけるサンプリン
グデータ数に等しい記憶領域を有する画像メモリと、前
記第1の方向の走査において得られた1つのサンプリン
グ位置におけるサンプリングデータを、当該サンプリン
グ位置の前記画像メモリにおける対応する記憶領域を含
む連続する前記複数倍の数と同数の前記第1の方向に対
応する記憶領域に格納するデータ格納手段とを設けたこ
とを特徴とする。
【0018】又、請求項2記載の発明は、多数の圧電素
子を第1の方向に一列に配列して構成されたアレイ探触
子と、このアレイ探触子を前記第1の方向と直交する第
2の方向に所定ピッチを得るように機械的に駆動する駆
動手段とを備えた超音波検査装置において、前記第1の
方向におけるサンプリングデータ数の記憶領域の複数倍
の記憶領域および前記第2の方向におけるサンプリング
データ数に等しい記憶領域を有する画像メモリと、前記
第1の方向の走査において得られた1つのサンプリング
位置におけるサンプリングデータと当該サンプリング位
置に隣接するサンプリング位置のサンプリングデータと
を、前記画像メモリの前記第1の方向に対応する記憶領
域に前記倍数から1を差し引いた数の中間記憶領域だけ
間隔を置いて格納するデータ格納手段と、前記中間記憶
領域に、その両端の記憶領域に格納されているサンプリ
ングデータに基づいて演算されたデータを格納する他の
データ格納手段とを設けたことを特徴とする。
子を第1の方向に一列に配列して構成されたアレイ探触
子と、このアレイ探触子を前記第1の方向と直交する第
2の方向に所定ピッチを得るように機械的に駆動する駆
動手段とを備えた超音波検査装置において、前記第1の
方向におけるサンプリングデータ数の記憶領域の複数倍
の記憶領域および前記第2の方向におけるサンプリング
データ数に等しい記憶領域を有する画像メモリと、前記
第1の方向の走査において得られた1つのサンプリング
位置におけるサンプリングデータと当該サンプリング位
置に隣接するサンプリング位置のサンプリングデータと
を、前記画像メモリの前記第1の方向に対応する記憶領
域に前記倍数から1を差し引いた数の中間記憶領域だけ
間隔を置いて格納するデータ格納手段と、前記中間記憶
領域に、その両端の記憶領域に格納されているサンプリ
ングデータに基づいて演算されたデータを格納する他の
データ格納手段とを設けたことを特徴とする。
【0019】
【作用】請求項1記載の発明では、画像メモリにおける
電子走査方向に対応する記憶領域を、当該電子走査方向
のサンプリングデータのN倍の記憶領域で構成する。そ
して、あるサンプリング位置でのサンプリングデータを
格納したとき、これと同一のデータを、当該サンプリン
グデータを格納した記憶領域に連続する(N−1)個の
記憶領域に格納する。機械走査方向の走査ピッチは上記
N倍に対応して定められる。これにより、電子走査方向
のサンプリング点数は見かけ上N倍になり、機械走査方
向のサンプリング点数は実際にN倍になり、この結果、
画像が大きくなって見易くなり、かつ、分解能も向上さ
せることができる。
電子走査方向に対応する記憶領域を、当該電子走査方向
のサンプリングデータのN倍の記憶領域で構成する。そ
して、あるサンプリング位置でのサンプリングデータを
格納したとき、これと同一のデータを、当該サンプリン
グデータを格納した記憶領域に連続する(N−1)個の
記憶領域に格納する。機械走査方向の走査ピッチは上記
N倍に対応して定められる。これにより、電子走査方向
のサンプリング点数は見かけ上N倍になり、機械走査方
向のサンプリング点数は実際にN倍になり、この結果、
画像が大きくなって見易くなり、かつ、分解能も向上さ
せることができる。
【0020】請求項2記載の発明では、画像メモリの記
憶領域を上記と同様に構成し、あるサンプリング位置の
サンプリングデータを格納する記憶領域と、電子走査方
向において当該サンプリング位置に隣接する位置のサン
プリングデータを格納する記憶領域との間の記憶領域
に、上記発明のように同一データを格納する代わりに、
隣接するサンプリング位置の各サンプリングデータに基
づいて演算されたデータを格納する。これにより、上記
発明と同様の効果を得る。
憶領域を上記と同様に構成し、あるサンプリング位置の
サンプリングデータを格納する記憶領域と、電子走査方
向において当該サンプリング位置に隣接する位置のサン
プリングデータを格納する記憶領域との間の記憶領域
に、上記発明のように同一データを格納する代わりに、
隣接するサンプリング位置の各サンプリングデータに基
づいて演算されたデータを格納する。これにより、上記
発明と同様の効果を得る。
【0021】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る超音波検査装置の走
査方法を説明する図である。この図で、50はアレイ探
触子の各圧電素子、B1 〜B40は超音波ビーム、(1,
1)〜(40,60)は被検体のサンプリング位置、p
は電子走査方向のサンプリングピッチを示す。本実施例
では、各超音波ビームB1 〜B40は図8に示すものと同
じく、4つの圧電素子を順次選択切り換えることにより
発生させ、図10に示すような圧電素子の選択数の異な
る切り換えは行わない。したがって、電子走査方向の走
査は図8に示すものと同様に行われ、そのサンプリング
位置の数も同じく40である。一方、機械走査方向の走
査は、図8に示すサンプリングピッチpに対して、その
1/2のピッチ(p/2)で行われる。したがって、機
械走査方向のサンプリング位置の数は図8に示すものの
2倍の60となる。
する。図1は本発明の実施例に係る超音波検査装置の走
査方法を説明する図である。この図で、50はアレイ探
触子の各圧電素子、B1 〜B40は超音波ビーム、(1,
1)〜(40,60)は被検体のサンプリング位置、p
は電子走査方向のサンプリングピッチを示す。本実施例
では、各超音波ビームB1 〜B40は図8に示すものと同
じく、4つの圧電素子を順次選択切り換えることにより
発生させ、図10に示すような圧電素子の選択数の異な
る切り換えは行わない。したがって、電子走査方向の走
査は図8に示すものと同様に行われ、そのサンプリング
位置の数も同じく40である。一方、機械走査方向の走
査は、図8に示すサンプリングピッチpに対して、その
1/2のピッチ(p/2)で行われる。したがって、機
械走査方向のサンプリング位置の数は図8に示すものの
2倍の60となる。
【0022】図2は図1に示す走査方法を用いる場合の
画像メモリの内容説明図である。この画像メモリは、X
軸方向(電子走査方向)におけるアドレスX1 〜X80と
Y軸方向(機械走査方向)におけるアドレスY1 〜Y60
の両方で指定される各記憶領域で構成されている。アド
レスX1 と、アドレスY1 とで特定される記憶領域(X
1 ,Y1 )には、図示のようにサンプリング位置(1,
1)のサンプリングデータ(ディジタルデータ)が格納
されるが、本実施例では、記憶領域(X1 ,Y1 )に隣
接する記憶領域(X2 ,Y1 )にも、図示のようにサン
プリング位置(1,1)のサンプリングデータが格納さ
れる。
画像メモリの内容説明図である。この画像メモリは、X
軸方向(電子走査方向)におけるアドレスX1 〜X80と
Y軸方向(機械走査方向)におけるアドレスY1 〜Y60
の両方で指定される各記憶領域で構成されている。アド
レスX1 と、アドレスY1 とで特定される記憶領域(X
1 ,Y1 )には、図示のようにサンプリング位置(1,
1)のサンプリングデータ(ディジタルデータ)が格納
されるが、本実施例では、記憶領域(X1 ,Y1 )に隣
接する記憶領域(X2 ,Y1 )にも、図示のようにサン
プリング位置(1,1)のサンプリングデータが格納さ
れる。
【0023】同様に、アドレスX3 とアドレスY1 とで
特定される記憶領域(X3 ,Y1 )には、次のサンプリ
ング位置(2,1)のサンプリングデータが格納される
が、この記憶領域(X3 ,Y1 )に隣接する記憶領域
(X4 ,Y1 )にも、図示のようにサンプリング位置
(2,1)のサンプリングデータが格納される。以下、
同様にして、記憶領域(X77,Y1 )、(X78,Y1 )
にはそれぞれサンプリング位置(39,1)のサンプリ
ングデータが格納され、記憶領域(X79,Y1 )、(X
80,Y1 )にはそれぞれサンプリング位置(40,1)
のサンプリングデータが格納される。即ち、電子走査方
向の各記憶領域には、1つのサンプリング位置のサンプ
リングデータが2つずつ並んで格納される。このように
して図示の画像メモリに格納された各サンプリングデー
タは、モニタ装置164を構成する各画素と対応せしめ
られ、図10に示す走査方法を採用した場合と全く同様
に、画素4800点(80×60)のCスコープ像とし
てモニタ装置164に表示されることになる。なお、記
憶領域へ同一データを格納するのは、サンプリングデー
タの格納と同時であってもよいし、電子走査が終了した
時点であってもよいし、又、全部の走査が終了した時点
であってもよい。
特定される記憶領域(X3 ,Y1 )には、次のサンプリ
ング位置(2,1)のサンプリングデータが格納される
が、この記憶領域(X3 ,Y1 )に隣接する記憶領域
(X4 ,Y1 )にも、図示のようにサンプリング位置
(2,1)のサンプリングデータが格納される。以下、
同様にして、記憶領域(X77,Y1 )、(X78,Y1 )
にはそれぞれサンプリング位置(39,1)のサンプリ
ングデータが格納され、記憶領域(X79,Y1 )、(X
80,Y1 )にはそれぞれサンプリング位置(40,1)
のサンプリングデータが格納される。即ち、電子走査方
向の各記憶領域には、1つのサンプリング位置のサンプ
リングデータが2つずつ並んで格納される。このように
して図示の画像メモリに格納された各サンプリングデー
タは、モニタ装置164を構成する各画素と対応せしめ
られ、図10に示す走査方法を採用した場合と全く同様
に、画素4800点(80×60)のCスコープ像とし
てモニタ装置164に表示されることになる。なお、記
憶領域へ同一データを格納するのは、サンプリングデー
タの格納と同時であってもよいし、電子走査が終了した
時点であってもよいし、又、全部の走査が終了した時点
であってもよい。
【0024】本実施例の効果を、図8および図9に示す
方法(従来走査)、および図10と図11に示す方法
(1/2ピッチ走査)と比較して説明する。 (1)見易さを表す画像の大きさ 本実施例の走査の画像の大きさは、1/2ピッチ走査の
画像の大きさと同じであるが、従来走査の画像の大きさ
に比較して4倍の大きさ(面積)となる。 (2)画像の分解能 本実施例の分解能は、1/2ピッチ走査の分解能に対し
て電子走査方向の分解能において劣る(機械走査方向の
分解能は同じ)が、従来走査の分解能に比較して機械走
査方向の分解能は高くなる。 (3)検査速度 本実施例の検査速度は、従来走査の検査速度に比較して
機械走査方向の走査速度において劣るが、1/2ピッチ
走査の検査速度に比較して電子走査方向の速度は早い。
即ち、従来の走査に要する全体の検査時間をTとする
と、1/2ピッチ走査による所要時間は4Tであり、本
実施例による所要時間は2Tとなる。 (4)回路規模 本実施例の回路規模は、従来走査の回路規模と変わらな
いが、1/2ピッチ走査の回路規模に比較すると小さ
く、コストも低い。 これらを総合すると、本実施例は、装置(回路規模)の
大型化やコストの増大なしに、画像を見易くかつ分解能
を向上させることができ、大幅な検査速度の低下も避け
ることができるという効果を奏する。又、本実施例の使
用の方法として、例えば、通常は従来走査で走査を行
い、この走査において不良部の存在の可能性が生じたと
き本実施例による走査を行うようにすれば、検査速度が
早く、しかも、詳細な検査が必要な部分に対して分解能
が高くかつ見易い画像で検査を行うことができることと
なる。
方法(従来走査)、および図10と図11に示す方法
(1/2ピッチ走査)と比較して説明する。 (1)見易さを表す画像の大きさ 本実施例の走査の画像の大きさは、1/2ピッチ走査の
画像の大きさと同じであるが、従来走査の画像の大きさ
に比較して4倍の大きさ(面積)となる。 (2)画像の分解能 本実施例の分解能は、1/2ピッチ走査の分解能に対し
て電子走査方向の分解能において劣る(機械走査方向の
分解能は同じ)が、従来走査の分解能に比較して機械走
査方向の分解能は高くなる。 (3)検査速度 本実施例の検査速度は、従来走査の検査速度に比較して
機械走査方向の走査速度において劣るが、1/2ピッチ
走査の検査速度に比較して電子走査方向の速度は早い。
即ち、従来の走査に要する全体の検査時間をTとする
と、1/2ピッチ走査による所要時間は4Tであり、本
実施例による所要時間は2Tとなる。 (4)回路規模 本実施例の回路規模は、従来走査の回路規模と変わらな
いが、1/2ピッチ走査の回路規模に比較すると小さ
く、コストも低い。 これらを総合すると、本実施例は、装置(回路規模)の
大型化やコストの増大なしに、画像を見易くかつ分解能
を向上させることができ、大幅な検査速度の低下も避け
ることができるという効果を奏する。又、本実施例の使
用の方法として、例えば、通常は従来走査で走査を行
い、この走査において不良部の存在の可能性が生じたと
き本実施例による走査を行うようにすれば、検査速度が
早く、しかも、詳細な検査が必要な部分に対して分解能
が高くかつ見易い画像で検査を行うことができることと
なる。
【0025】図3は本発明の他の実施例に係る画像メモ
リの一部の内容説明図である。図2と同じく、この図
で、X1 、……X5 、……はX軸方向におけるアドレ
ス、Y1、……はY軸方向におけるアドレスである。さ
きの実施例では、電子走査方向の記憶領域において、1
つのサンプリング位置のサンプリングデータを格納する
記憶領域に隣接する記憶領域には当該サンプリングデー
タと同一のデータを格納したが、本実施例では、両側の
サンプリングデータの平均値を格納する。
リの一部の内容説明図である。図2と同じく、この図
で、X1 、……X5 、……はX軸方向におけるアドレ
ス、Y1、……はY軸方向におけるアドレスである。さ
きの実施例では、電子走査方向の記憶領域において、1
つのサンプリング位置のサンプリングデータを格納する
記憶領域に隣接する記憶領域には当該サンプリングデー
タと同一のデータを格納したが、本実施例では、両側の
サンプリングデータの平均値を格納する。
【0026】即ち、図3で、記憶領域(X1 ,Y1 )に
格納されるサンプリングデータが「A」、記憶領域(X
3 ,Y1 )に格納されるサンプリングデータが「B」で
あるとすると、それらの中間の記憶領域(X2 ,Y1 )
に格納されるデータは値「A」と値「B」の平均値
〔(A+B)/2〕である。同じく、記憶領域(X5 ,
Y1 )に格納されるサンプリングデータが「C」である
とすると、中間の記憶領域(X4 ,Y1 )に格納される
データは値「B」と値「C」の平均値〔(B+C)/
2〕である。これらの平均値の演算は、両側のデータが
格納された時点で行ってもよいし、1つの電子走査が終
了した時点で行ってもよいし、全部の走査が終了した時
点で行ってもよい。
格納されるサンプリングデータが「A」、記憶領域(X
3 ,Y1 )に格納されるサンプリングデータが「B」で
あるとすると、それらの中間の記憶領域(X2 ,Y1 )
に格納されるデータは値「A」と値「B」の平均値
〔(A+B)/2〕である。同じく、記憶領域(X5 ,
Y1 )に格納されるサンプリングデータが「C」である
とすると、中間の記憶領域(X4 ,Y1 )に格納される
データは値「B」と値「C」の平均値〔(B+C)/
2〕である。これらの平均値の演算は、両側のデータが
格納された時点で行ってもよいし、1つの電子走査が終
了した時点で行ってもよいし、全部の走査が終了した時
点で行ってもよい。
【0027】本実施例では、中間の記憶領域に格納する
データを、その両側のデータの平均値としたので、さき
の実施例と同じ効果を有するとともに、データの大きさ
の変化がゆるやかになるので、画像がより一層見易くな
るという効果も奏する。
データを、その両側のデータの平均値としたので、さき
の実施例と同じ効果を有するとともに、データの大きさ
の変化がゆるやかになるので、画像がより一層見易くな
るという効果も奏する。
【0028】図4は本発明の他の実施例に係るデータ処
理手段を説明する図である。図4で、横軸には記憶領
域、縦軸には各記憶領域に格納されるデータがとってあ
る。図3に示す実施例では、サンプリングデータが格納
される2つの記憶領域の中間の記憶領域には、両側のサ
ンプリングデータの平均値を演算して格納する。これが
図4に直線Sで示されている。しかし、本実施例では、
平均値ではなく、2つのサンプリングデータ「A」、
「B」を通るある定められた関数に従ってデータが演算
される。この関数が図4に曲線Wで示され、演算された
データがWABで示されている。即ち、中間記憶領域に格
納されるデータは、両端のデータを参照してある重みを
つける。本実施例における演算時期は、さきの実施例と
同じである。これにより、本実施例では、データの変化
のゆるやかさを任意に調整することができる。
理手段を説明する図である。図4で、横軸には記憶領
域、縦軸には各記憶領域に格納されるデータがとってあ
る。図3に示す実施例では、サンプリングデータが格納
される2つの記憶領域の中間の記憶領域には、両側のサ
ンプリングデータの平均値を演算して格納する。これが
図4に直線Sで示されている。しかし、本実施例では、
平均値ではなく、2つのサンプリングデータ「A」、
「B」を通るある定められた関数に従ってデータが演算
される。この関数が図4に曲線Wで示され、演算された
データがWABで示されている。即ち、中間記憶領域に格
納されるデータは、両端のデータを参照してある重みを
つける。本実施例における演算時期は、さきの実施例と
同じである。これにより、本実施例では、データの変化
のゆるやかさを任意に調整することができる。
【0029】なお、上記各実施例の説明では、アレイ探
触子の各圧電素子の配列ピッチpに対して、p/2ピッ
チとする例について説明したが、これに限ることはな
く、p/3、p/4、……、p/Nとすることもでき
る。又、図10に示す走査を行う装置に対しても、その
ままの装置構成で本発明を適用することができる。
触子の各圧電素子の配列ピッチpに対して、p/2ピッ
チとする例について説明したが、これに限ることはな
く、p/3、p/4、……、p/Nとすることもでき
る。又、図10に示す走査を行う装置に対しても、その
ままの装置構成で本発明を適用することができる。
【0030】又、上記各実施例の説明では、電子走査方
向と機械走査方向とが直交している例について説明した
が、両者は必ずしも直交するとは限らない。例えば、特
開平1−197649号公報で提案されているように、
電子走査と機械走査を同時に行う場合、アレイ探触子を
X軸に対してある角度θだけ傾斜させておく手法が採用
されるが、この場合でも本発明を適用することができ
る。
向と機械走査方向とが直交している例について説明した
が、両者は必ずしも直交するとは限らない。例えば、特
開平1−197649号公報で提案されているように、
電子走査と機械走査を同時に行う場合、アレイ探触子を
X軸に対してある角度θだけ傾斜させておく手法が採用
されるが、この場合でも本発明を適用することができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、画像メ
モリを、電子走査方向におけるサンプリングデータ数の
記憶領域のN倍の記憶領域および機械走査方向における
サンプリングデータ数に等しい記憶領域で構成し、電子
走査において得られた1つのサンプリング位置のサンプ
リングデータを、これに対応する記憶領域を含む連続す
るN個の記憶領域に格納するようにし、又は、電子走査
において得られた1つのサンプリング位置のサンプリン
グデータと次のサンプリング位置のサンプリングデータ
とに基づいてそれらを格納する記憶領域の中間の記憶領
域に格納するデータを演算するようにしたので、装置
(回路規模)の大型化やコストの増大なしに、画像を見
易くかつその分解能を向上させることができ、大幅な検
査速度の低下も避けることができるという効果を奏す
る。
モリを、電子走査方向におけるサンプリングデータ数の
記憶領域のN倍の記憶領域および機械走査方向における
サンプリングデータ数に等しい記憶領域で構成し、電子
走査において得られた1つのサンプリング位置のサンプ
リングデータを、これに対応する記憶領域を含む連続す
るN個の記憶領域に格納するようにし、又は、電子走査
において得られた1つのサンプリング位置のサンプリン
グデータと次のサンプリング位置のサンプリングデータ
とに基づいてそれらを格納する記憶領域の中間の記憶領
域に格納するデータを演算するようにしたので、装置
(回路規模)の大型化やコストの増大なしに、画像を見
易くかつその分解能を向上させることができ、大幅な検
査速度の低下も避けることができるという効果を奏す
る。
【図1】本発明の実施例に係る超音波検査装置の走査方
法を説明する図である。
法を説明する図である。
【図2】図1に示す方法を用いる場合の画像メモリの内
容説明図である。
容説明図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る超音波検査装置の走
査方法を用いる場合の画像メモリの内容説明図である。
査方法を用いる場合の画像メモリの内容説明図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例に係る超音波検査装
置の走査方法を用いる場合の中間領域のデータを説明す
る図である。
置の走査方法を用いる場合の中間領域のデータを説明す
る図である。
【図5】超音波検査装置のスキャナ部分の斜視図であ
る。
る。
【図6】図5に示すアレイ探触子の側面図である。
【図7】超音波検査装置のブロック図である。
【図8】超音波検査装置の従来の走査方法を説明する図
である。
である。
【図9】図8に示す方法を用いる場合の画像メモリの内
容説明図である。
容説明図である。
【図10】超音波検査装置の従来の走査方法を説明する
図である。
図である。
【図11】図10に示す方法を用いる場合の画像メモリ
の内容説明図である。
の内容説明図である。
50 アレイ探触子 (1,1)〜(40,60) サンプリング位置 B1 〜B40 超音波ビーム p ピッチ
Claims (2)
- 【請求項1】 多数の圧電素子を第1の方向に一列に配
列して構成されたアレイ探触子と、このアレイ探触子を
前記第1の方向と異なる第2の方向に所定ピッチを得る
ように機械的に駆動する駆動手段とを備えた超音波検査
装置において、前記第1の方向におけるサンプリングデ
ータ数の記憶領域の複数倍の記憶領域および前記第2の
方向におけるサンプリングデータ数に等しい記憶領域を
有する画像メモリと、前記第1の方向の走査において得
られた1つのサンプリング位置におけるサンプリングデ
ータを、当該サンプリング位置の前記画像メモリにおけ
る対応する記憶領域を含む連続する前記複数倍の数と同
数の前記第1の方向に対応する記憶領域に格納するデー
タ格納手段とを設けたことを特徴とする超音波検査装
置。 - 【請求項2】 多数の圧電素子を第1の方向に一列に配
列して構成されたアレイ探触子と、このアレイ探触子を
前記第1の方向と異なる第2の方向に所定ピッチを得る
ように機械的に駆動する駆動手段とを備えた超音波検査
装置において、前記第1の方向におけるサンプリングデ
ータ数の記憶領域の複数倍の記憶領域および前記第2の
方向におけるサンプリングデータ数に等しい記憶領域を
有する画像メモリと、前記第1の方向の走査において得
られた1つのサンプリング位置におけるサンプリングデ
ータと当該サンプリング位置に隣接するサンプリング位
置のサンプリングデータとを、前記画像メモリの前記第
1の方向に対応する記憶領域に前記倍数から1を差し引
いた数の中間記憶領域だけ間隔を置いて格納するデータ
格納手段と、前記中間記憶領域に、その両端の記憶領域
に格納されているサンプリングデータに基づいて演算さ
れたデータを格納する他のデータ格納手段とを設けたこ
とを特徴とする超音波検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7118651A JPH08313500A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 超音波検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7118651A JPH08313500A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 超音波検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08313500A true JPH08313500A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14741843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7118651A Pending JPH08313500A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | 超音波検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08313500A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003506693A (ja) * | 1999-08-09 | 2003-02-18 | クロス マッチ テクノロジーズ, インコーポレイテッド | 圧電膜指紋スキャナ |
| JP2006204621A (ja) * | 2005-01-28 | 2006-08-10 | Toshiba Corp | 超音波画像診断装置および超音波画像診断装置の制御プログラム |
| US9164171B2 (en) | 2011-02-21 | 2015-10-20 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of ultrasonic beamforming and apparatus therefor |
| CN117529658A (zh) * | 2021-06-25 | 2024-02-06 | 株式会社日立电力解决方案 | 阵列式超声波收发装置 |
| CN121090689A (zh) * | 2025-11-11 | 2025-12-09 | 芯火微测(成都)科技有限公司 | 一种芯片超声扫描检测仪用预上料载板 |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP7118651A patent/JPH08313500A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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