JPH08313561A - 電気測定器 - Google Patents

電気測定器

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JPH08313561A
JPH08313561A JP14522595A JP14522595A JPH08313561A JP H08313561 A JPH08313561 A JP H08313561A JP 14522595 A JP14522595 A JP 14522595A JP 14522595 A JP14522595 A JP 14522595A JP H08313561 A JPH08313561 A JP H08313561A
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厚 水野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部回路の損傷や測定事故が起こる可能性を
低くできる電気測定器を提供する。 【構成】 OFFレンジを含む測定レンジを選択するフ
ァンクションスイッチ12の周囲にテストリード17,
18を接続するためのCOM端子13,V端子14,m
V端子15およびA端子16を配設する。OFFレンジ
を選択すると、電気的な入力抵抗が最も高いV端子14
に対してのみ接続規制手段20が接続規制を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気測定器に係り、さら
に詳しく言えば、電圧値,電流値および抵抗値等を測定
するための測定レンジをファンクションスイッチにより
選択するとともに、測定レンジに対応した端子にテスト
リードを接続する電気測定器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電圧値,電流値および抵抗値を測定する
ために、COM端子,V・Ωの電圧入力端子,mAおよ
びAの電流入力端子を有し、回転式のファンクションス
イッチにより所望とする測定レンジを選択するととも
に、この測定レンジに対応する端子にテストリードを接
続して測定を行う電気測定器が広く普及している。
【0003】例えば、特開平4−233473号公報に
は、各端子に対するテストリードの接続を規制する接続
規制手段が設けられた電気測定器が示されている。この
電気測定器では、ファンクションスイッチにより測定レ
ンジを選択すると、測定レンジに対応した端子に対する
接続規制が解除されてテストリードが接続可能となるた
め、テストリードの誤接続による事故が防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した電
気測定器には、測定レンジに関係なく電源をON/OF
F可能な電源スイッチが設けられている。すなわち、こ
の電気測定器では、例えば入力抵抗が低いAの電流入力
端子にテストリードを接続したままの状態でも電源をO
FFすることが可能となっている。したがって、このま
ま次回の測定を行うと、入力抵抗が低い状態で測定を開
始することになり、例えば誤って電位の高い部位にテス
トリードが接触すると、過大入力により内部回路が損傷
したり、あるいは測定事故を引き起こす虞れがあった。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、電源をOFFした後の次回測
定時に内部回路の損傷や測定事故が起こる可能性を低く
できる電気測定器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載した発明は、測定レンジを
選択するため設けられたファンクションスイッチと、前
記測定レンジに対応して設けられた複数の端子と、前記
各端子に対して選択的に接続可能な一対のテストリード
と、前記測定レンジに対応して前記各端子に対する前記
テストリードの接続を選択的に規制する接続規制手段と
を有する電気測定器において、前記ファンクションスイ
ッチに測定回路の電源をOFFするOFFレンジが設け
られ、前記ファンクションスイッチが前記OFFレンジ
を選択したときに電流が入力される前記端子に対して前
記接続規制手段が前記テストリードの接続を規制するこ
とを特徴としている。
【0006】一方、本発明の請求項2に記載した発明
は、測定レンジを選択するため設けられたファンクショ
ンスイッチと、前記測定レンジに対応して設けられた複
数の端子と、前記各端子に対して選択的に接続可能な一
対のテストリードと、前記測定レンジに対応して前記各
端子に対する前記テストリードの接続を選択的に規制す
る接続規制手段とを有する電気測定器において、前記フ
ァンクションスイッチに測定回路の電源をOFFするO
FFレンジが設けられ、前記ファンクションスイッチが
前記OFFレンジを選択したときに前記各端子に対して
前記接続規制手段が前記テストリードの接続を規制する
ことを特徴としている。
【0007】これらの場合、接続規制手段としては、フ
ァンクションスイッチによる測定レンジに対応して適宜
作動すればよく、例えば適宜な爪部材等により端子に対
するテストリードの接続を規制してもよい。また、本発
明の請求項3に記載した発明は、前記ファンクションス
イッチがロータリースイッチとされているとともに、前
記接続規制手段が前記ロータリースイッチと同軸配置さ
れた円盤を有し、前記円盤の所定位置に前記端子に前記
テストリードを接続可能とするための貫通孔が形成され
ていることを特徴としている。
【0008】
【作用】このような本発明の請求項1および請求項2に
記載した発明においては、例えばA端子等の入力抵抗が
低い端子にテストリードを接続している場合、このテス
トリードを端子から取り外さなければOFFレンジを選
択できない。したがって、OFFレンジを選択したとき
には、少なくとも入力抵抗が低い端子からテストリード
が取り外されていることになり、次回の測定開始時に内
部回路の損傷や測定事故が起こる虞れを低減できること
になる。また、本発明の請求項3に記載した発明におい
ては、端子が円盤により完全に覆われるため、例えば針
金等の導電体が端子に接触することによる内部回路の損
傷や測定事故を確実に防止できることになり、これらに
より前記目的が達成される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、本発明に係る一実施例が示されてい
る。本実施例における電気測定器10は略直方体形状の
本体11を有している。本体11は、図中手前側の正面
に測定レンジを選択するためのファンクションスイッチ
12が設けられている。このファンクションスイッチ1
2はロータリスイッチとされ、その周囲に本体11に内
蔵されたCOM端子13,Vの電圧入力端子14,mA
の電流入力端子15およびAの電流入力端子16が配設
されている。なお、以下の説明において、Vの電圧入力
端子14,mAの電流入力端子15およびAの電流入力
端子16をV端子14,mA端子15およびA端子16
と簡略化する。
【0010】COM端子13には−側のテストリード1
7が本体11に形成された挿通孔13Aを挿通して接続
され、V端子14,mA端子15およびA端子16には
+側のテストリード18が本体11に形成された挿通孔
14A,15Aおよび16Aを挿通して選択的に接続さ
れる。これらのV端子14,mA端子15およびA端子
16は、ファンクションスイッチ12の回転軸を中心と
して等距離位置に配置されている。
【0011】ファンクションスイッチ12は、本体11
に対して回転することによりOFFレンジ,Vレンジ,
mAレンジおよびAレンジを選択可能となっている。そ
して、このファンクションスイッチ12には、測定レン
ジに連動してV端子14,mA端子15およびA端子1
6に対するテストリード18の接続を規制する接続規制
手段20が設けられている。
【0012】図2にも示すように、接続規制手段20
は、ファンクションスイッチ12と同軸、かつ、本体1
1の内側に配置された円盤21を有している。円盤21
は絶縁性材料により、V端子14,mA端子15および
A端子16を覆う被覆可能な直径を有するとともに、周
方向に延びる長円形状の貫通孔22が形成されている。
【0013】図3に示すように、貫通孔22は、ファン
クションスイッチ12がOFFレンジおよびVレンジを
選択しているとき、V端子14の軸線上に位置するよう
な湾曲した長円形状に形成されている(図3(A)およ
び図3(B)参照)。そして、この貫通孔22は、ファ
ンクションスイッチ12がmAレンジを選択するとmA
端子15の軸線上に位置し(図3(C)参照)、ファン
クションスイッチ12がAレンジを選択するとA端子1
6の軸線上に位置するように形成されている(図3
(D)参照)。なお、図4に、本実施例における電気測
定器10の内部回路と規制手段20との関係を示す。
【0014】したがって、接続規制手段20は、ファン
クションスイッチ12が選択したVレンジ,mAレンジ
およびAレンジに対応して、V端子14,mA端子15
あるいはA端子16に対して個別にテストリード18が
接続可能となる。また、ファンクションスイッチ12が
OFFレンジを選択したときには、入力抵抗の高いV端
子14に対してのみ接続規制を解除してテストリード1
8が接続可能となり、mA端子15およびA端子16に
対してテストリード18が接続不可能となる。なお、フ
ァンクションスイッチ12の回転角度は、円盤21の周
面に設けられたストッパ23が本体11の内部に形成さ
れたリブ11Aに当接することにより約180度に規制
されている。
【0015】本実施例の電気測定器10は、ファンクシ
ョンスイッチ12がOFFレンジを選択している状態か
ら使用するにあたって、測定の種類に応じてファンクシ
ョンスイッチ12を回転させることにより適宜Vレン
ジ,mAレンジおよびAレンジを選択する。この際、例
えばAレンジを選択すると、接続規制手段20によりA
端子16に対してのみ+側のテストリード18が接続可
能となる。したがって、−側のテストリード17をCO
M端子13に接続するとともに、+側のテストリード1
8をA端子16に接続して測定を開始する。
【0016】測定が終了したら、ファンクションスイッ
チ12を回転させることによりOFFレンジを選択す
る。この際、入力抵抗の低い例えばA端子16にテスト
リード18が接続されていると、テストリード18が円
盤21の回転を阻害するため、テストリード18をA端
子16から取り外す必要が生ずる。ファンクションスイ
ッチ12をOFFレンジに回転させると、接続規制手段
20により入力抵抗が最も高いV端子14に対してのみ
接続規制が解除される。
【0017】本実施例の電気測定器10によれば、+側
のテストリード18をA端子16に接続して測定して
も、ファンクションスイッチ12がOFFレンジを選択
する際に接続規制手段20により+側のテストリード1
8をA端子16から取り外す必要が生ずるとともに、入
力抵抗が最も高いV端子14に対してのみ+側のテスト
リード18が接続可能な状態となる。したがって、電源
がOFFの状態では、テストリード17,18が電位の
高い部位に接触しても内部回路の損傷や、測定事故の虞
れが少ない。また、次回、電流測定を行うときには、テ
ストリード18を改めてmA端子15やA端子16に接
続する必要があるため、測定にあたっての注意を喚起す
ることができる。
【0018】また、接続規制手段20は、ファンクショ
ンスイッチ12と同軸配置された円盤21を有するた
め、測定レンジに対応しないV端子14,mA端子15
およびA端子16を選択的、かつ、確実に覆うことがで
きる。したがって、例えば針金等の導電体がV端子1
4,mA端子15あるいはA端子16に接触することに
よる内部回路の損傷や測定事故を確実に防止できる。さ
らに、V端子14,mA端子15およびA端子16がフ
ァンクションスイッチ12の回転軸を中心とする等距離
に配置されているため、円盤21に形成する貫通孔22
が複数必要ない。
【0019】なお、本発明は前述した実施例に限定され
るものではなく、本発明を達成できる範囲での改良,変
形等は本発明に含まれるものである。例えば、前述した
本実施例では、ファンクションスイッチによりOFFレ
ンジを選択すると、入力抵抗が低いA端子に対してテス
トリードが接続不可能、かつ、V端子に対してテストリ
ードが接続可能となっていたが、ファンクションスイッ
チによりOFFレンジを選択するとすべての端子に対し
てファンクションスイッチが接続不可能となるように接
続規制手段を構成しておいてもよい。具体的には、図1
に示す湾曲した長円形状の貫通孔を円状しておけばよ
い。これによれば、OFFレンジを選択するためにはす
べての端子からテストリードを取り外す必要が生じ、内
部回路に対する安全性が向上するとともに次回の測定に
あたっての注意喚起性が顕著となる。
【0020】また、前述した本実施例では、ファンクシ
ョンスイッチとしてロータリースイッチが例示されてい
たが、図5に示すようなスライド式のファンクションス
イッチ12Aを採用してもよい。この場合、接続規制手
段20Aは、ファンクションスイッチ12Aに連動する
平面略矩形状の蓋材24が設けられている。蓋材24の
所定位置には、円状の貫通孔22が複数設けられてい
る。これらの各貫通孔22は、ファンクションスイッチ
12Aのスライドに連動してそれぞれV端子14,mA
端子15およびA端子16の軸線上に移動するように設
けられている。
【0021】さらに、ファンクションスイッチとして
は、図6に示すようなプッシュ式のファンクションスイ
ッチ12Bを複数用いてもよい。この場合、接続規制手
段20Bは、Vレンジ,mAレンジおよびAレンジを選
択するための各ファンクションスイッチ12Bを操作す
ることにより、各ファンクションスイッチ12Bに連動
する蓋材25に設けられた円状の貫通孔22がそれぞれ
V端子14,mA端子15およびA端子16の軸線上に
移動するように設けられている。これらの各ファンクシ
ョンスイッチ12Bは図示しないロックレリーズにより
OFFレンジを含む測定レンジを選択するようになって
いる。その他、各端子の配置形態や接続規制手段の形
態,形状,寸法,配置個所等は任意であり、本発明を達
成できる範囲での改良,変形等は本発明に含まれるもの
である。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1および請求項2に記載
した発明によれば、電流入力端子等の入力抵抗が低い端
子からテストリードを取り外さなければ電源をOFFで
きないため、電源OFF中の過大入力による内部回路の
損傷や測定事故を防止でき、かつ、次回の測定にあたっ
て注意を喚起できる。また、本発明の請求項3に記載し
た発明によれば、端子に対して導電体が接触することに
よる内部回路の損傷や測定事故を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示すII−II線模式断面図である。
【図3】接続規制手段の動作を示す模式断面図である。
【図4】電気測定器の内部を示す概略回路計である。
【図5】本発明の変形例を示す正面図である。
【図6】本発明の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 電気測定器 11 本体 12 ファンクションスイッチ 13 COM端子 14 V端子 15 mA端子 16 A端子 17 −側のテストリード 18 +側のテストリード 20 接続規制手段 21 円盤 22 貫通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定レンジを選択するため設けられたフ
    ァンクションスイッチと、前記測定レンジに対応して設
    けられた複数の端子と、前記各端子に対して選択的に接
    続可能な一対のテストリードと、前記測定レンジに対応
    して前記各端子に対する前記テストリードの接続を選択
    的に規制する接続規制手段とを有する電気測定器におい
    て、前記ファンクションスイッチに測定回路の電源をO
    FFするOFFレンジが設けられ、前記ファンクション
    スイッチが前記OFFレンジを選択したときに電流が入
    力される前記端子に対して前記接続規制手段が前記テス
    トリードの接続を規制することを特徴とする電気測定
    器。
  2. 【請求項2】 測定レンジを選択するため設けられたフ
    ァンクションスイッチと、前記測定レンジに対応して設
    けられた複数の端子と、前記各端子に対して選択的に接
    続可能な一対のテストリードと、前記測定レンジに対応
    して前記各端子に対する前記テストリードの接続を選択
    的に規制する接続規制手段とを有する電気測定器におい
    て、前記ファンクションスイッチに測定回路の電源をO
    FFするOFFレンジが設けられ、前記ファンクション
    スイッチが前記OFFレンジを選択したときに前記各端
    子に対して前記接続規制手段が前記テストリードの接続
    を規制することを特徴とする電気測定器。
  3. 【請求項3】 前記ファンクションスイッチがロータリ
    ースイッチとされているとともに、前記接続規制手段が
    前記ロータリースイッチと同軸配置された円盤を有し、
    前記円盤の所定位置に前記端子に前記テストリードを接
    続可能とするための貫通孔が形成されていることを特徴
    とする請求項1あるいは請求項2に記載した電気測定
    器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006051024A1 (de) * 2004-11-11 2006-05-18 Siemens Aktiengesellschaft Multimodales gerät mit einfachem moduswechsel
JP2008020228A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Hioki Ee Corp 測定装置
JP2012233853A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Chugoku Electric Power Co Inc:The 切換スイッチ及び絶縁抵抗測定装置

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