JPH0831387B2 - 巻線部品の製造方法及び装置 - Google Patents

巻線部品の製造方法及び装置

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JPH0831387B2
JPH0831387B2 JP61086405A JP8640586A JPH0831387B2 JP H0831387 B2 JPH0831387 B2 JP H0831387B2 JP 61086405 A JP61086405 A JP 61086405A JP 8640586 A JP8640586 A JP 8640586A JP H0831387 B2 JPH0831387 B2 JP H0831387B2
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winding
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mounting groove
windings
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清天 杉浦
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は巻線部品の製造方法及び装置に関し、特に巻
線をコアの巻線装着溝に挿入固定してなる巻線部品の製
造方法及び装置に関するものである。
従来の技術 従来、上記のような巻線部品を製造する際には、巻線
機で巻枠に巻線を施した後この巻線を取出し、始端部及
び終端部を半径方向に引き伸ばして揃えることによりリ
ード線を形成し、一方巻線装着溝を有するコアの溝底に
接着剤を塗布しておいて、このコアの巻線装着溝に前記
巻線を挿入して固定する作業を手作業で行っていた。
発明が解決しようとする問題点 このように、従来はリード線の処理及び巻線のコアへ
の装着を手作業で行っていたので、生産性が悪く、コス
ト高になるとともに品質面でもばらつきが生じるという
問題があった。
本発明は従来のこのような問題点に鑑み、自動的に巻
線部品を製造する方法及び装置を提供することを目的と
するものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、巻線支持部が軸心
方向に突出可能な巻枠に樹脂をコーティングした線材を
用いて巻線を施す工程と、巻線の始端部と終端部を半径
方向に伸ばして整える工程と、巻線に通電して融着する
工程と、巻線装着溝を有しかつその溝底に接着剤を塗布
されたコアを巻枠に対向配置する工程と、巻線支持部を
突出させて巻線をコアの巻線装着溝に挿入する工程とを
有する巻線部品の製造方法を提供するものである。
また、本発明は第2の方法として、巻線支持部が軸心
方向に突出可能な巻枠に樹脂をコーティングした線材を
用いて巻線を施す工程と、巻線の始端部と終端部を半径
方向に伸ばして整える工程と巻線に通電して融着する工
程と、巻線に硬化剤を塗布する工程と、巻線装着溝を有
しかつその溝底に接着剤を塗布されたコアを巻枠に対向
配置する工程と、巻線支持部を突出させて巻線をコアの
巻線装着溝に挿入する工程とを有する巻線部品の製造方
法を提供するものである。
また、本発明は上記方法を実施する装置として、巻線
支持部が軸心方向に突出可能な巻枠と、巻枠に巻線を施
す巻線機と、巻線の始端部と終端部を保持した状態で互
いに周方向に近付きながら半径方向外方に移動する一対
の把持具と、把持具にて把持された巻線の始端部と周端
部の間に挿入可能な絶縁部とその両側に開閉可能に配設
された一対の電極とを有する通電チャックを備えた通電
装置と、巻線装着溝を有するコアを巻枠に対向するよう
に移送して保持するコア移送装置とを備えた巻線部品の
製造装置を提供するものである。
作用 本発明方法は上記した構成を有するもので、巻枠に巻
線を施し、その状態で巻線のリード線処理を行い、通電
融着させた後、巻枠の巻線支持部を突出させて巻線をコ
アに装着固定するようにしているので、巻枠を中心にし
た連続工程となり、自動的に製造することが可能となっ
て生産性が向上し、品質にばらつきを生ずることもな
い。
また、第2の本発明方法のように、巻線装着溝に巻線
を挿入する前に、巻線支持部で支持された状態の巻線に
硬化剤を塗布しておくことによって巻線を巻線装着溝に
挿入するだけで、短時間で巻線を装着剤にて固定するこ
とができ、生産性がさらに向上する。
さらに、本発明装置によれば、係合片と一対の把持具
にてリード線の処理を適正に行え、かつ通電チャックを
備えた通電装置にて上記リード部を利用して巻線の通電
融着を実施できるので、本発明方法を自動的かつ能率的
に実施することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図〜第14図を参
照しながら説明する。
第1図及び第2図において、1は、6分の1回転づつ
間欠回転する回転テーブルであって、周方向に等間隔置
きに6つの巻枠2が配設され、各巻枠2が6つのステー
ションA、B、C、D、E、Fを順次停止しながら移動
するように構成されている。
ステーションAでは前記巻枠2の上端にキャップ3を
被せ、ステーションBでは巻枠2に巻線を施し、ステー
ションCではリード線を処理し、ステーションDでは巻
線に通電して融着し、ステーションEでは前記キャップ
3を取り外すとともに巻線に硬化剤を塗布し、ステーシ
ョンFでは巻枠2の巻線をコア4に装着するように構成
されている。
一方、コア4は搬送具であるパレット5に保持された
状態で搬送経路6上を間欠移送され、移送される間にそ
の巻線装着溝4aの溝底に、図示しない塗布装置にて接着
剤Hが塗布される(第14図参照)。前記搬送経路6側部
の回転テーブル1の近傍位置にはコア移送装置としての
ロボット7が配設されている。このロボット7は、第1
図に矢印で示すように、前記パレット5を把持して前記
ステーションFに移送し、保持されているコア4に巻線
が装着されると、このパレット5を前記搬送経路6に戻
し、次のパレット5をステーションFに移送する動作を
繰り返すように構成されている。
前記巻枠2は第3図〜第6図に示すように構成されて
いる。前記回転テーブル1に装着固定された支持体11の
上部には案内筒部12が突出形成され、軸心位置には貫通
孔13が穿設されている。前記案内筒部12に僅かに上方に
突出移動可能に巻枠本体14が嵌着されている。巻枠本体
14の外面は線材を案内する案内曲面15に形成され、その
内周部に、第5図に示すように、巻線支持部16が突出形
成されている。この巻線支持部16は、巻線Wの幅に対応
した幅を有しかつ前記案内筒部12の上端より略線径分だ
け低くなるように前記案内曲面15から突出形成されてい
る。前記巻線支持部16の一部には切欠部17が形成されて
おり、この切欠部に、第6図に詳細に示すように、突出
時に巻線の始端部及び周端部の基部に係合可能な係合突
部19を形成された係合片18が突出退入可能に配設されて
いる。この係合片18において前記係合突部19の径方向内
側には突出時に巻線Wが嵌入する凹部20が形成されてい
る。この係合片18は、バネ21にて突出付勢されるととも
に前記支持体11に外部から操作可能に配設された操作レ
バー22にて退入可能に構成されている。
また、前記支持体11の案内筒部12の上端には、巻枠本
体14との間で巻線の案内空間23を形成するように前記キ
ャップ3が当接配置され、このキャップ3から垂下され
た結合軸26が前記貫通孔13に嵌入されている。このキャ
ップ3は、前記結合軸26に穿設された係合穴27に、前記
支持体11に移動可能に取付けられた係止ピン28の先端部
が係合することによって巻枠2に固定されている。この
係止ピン28は、係合位置に向かってバネ29にて付勢さ
れ、かつ支持体11に外部から操作可能に配設された解除
レバー30にて非係合位置に移動させ得るように構成され
ている。一方、キャップ3の上部には係合凹部32を形成
された把持軸31が突設されている。
第1図及び第2図において、前記回転テーブル1の上
部にはキャップ3の着脱装置8が配設されている。この
着脱装着8には、前記回転テーブル1に配置された巻枠
2に対向する半径位置において周方向3箇所に把持部9
が配設されるとともにこの把持部9が前記ステーション
A、C、Eで停止するように回転テーブル1の2倍の回
転角ピッチで間欠回転するように構成され、さらに把持
部9が巻枠2に装着されたキャップ3の前記把持軸31に
嵌合し得るように昇降可能に構成されている。前記把持
部9には、キャップ3の把持軸31に形成された係合凹部
32に係脱自在に係合するボールなどの係合部材(図示せ
ず)が配設されている。
次に、以上の全体構成及び巻枠の構成の説明を前提に
して、上記各ステーションにおける製造工程を、各ステ
ーションに設置されている装置の構成とともに説明す
る。
前記ステーションAでは、解除レバー30にて係止ピン
28が退入せしめられた状態で、前記着脱装置8の把持部
9が下降してきて把持されていたキャップ3の結合軸26
が巻枠2の支持体11の貫通孔13に嵌入し、次いで係止ピ
ン28が係合位置に突出して係合穴27に係合し、結合軸26
が係合固定され、巻枠2の上端にキャップ3が装着され
る。
前記ステーションBでは巻線機33にて巻枠2に巻線W
が施される。この巻線機33は、第7図に示すように、フ
ライヤノズル34が線材wを操り出しながら巻枠2の周囲
を回転することによって前記巻線支持部16上に巻線Wを
施すように構成されている。なお、この巻線機33は周知
のものであるので、詳細な説明は省略する。
前記ステーションCでは、巻線Wの始端部35と終端部
36が半径方向に伸ばして整えられ、リード線Lが形成さ
れる。そのため、第8図に示すように、回転テーブル1
の各巻枠2の両側に巻線Wの始端部35と終端部36をそれ
ぞれ把持する一対の把持具37が配設されている。これら
把持具37は、線材wを相対的に滑り移動可能に把持した
状態で、第8図に矢印で示すように、互いに周方向に近
付きながら半径方向外方に移動し得るように構成され、
その動作によって巻線Wの始端部35と終端部36が引張さ
れて、半径方向外方に真っ直ぐに延びるように揃えられ
てリード線Lとされるのである。その際、把持具37の移
動に先だってステーションBとステーションCの間に配
設された切断装置38にて巻線Wの終端が切断される。ま
た、巻枠2が前記ステーションBから離間するとともに
操作レバー22による退入操作が解除されて前記巻枠2に
配設された係合片18が突出し、この係合片18の係合突部
19にて巻線Wの始端部35及び終端部36の基部が第9図に
示すように係合保持されるのである。
前記ステーションDでは、第10図に示すように、通電
装置40の通電チャック41にて、前記一対の把持具37で把
持されている巻線Wのリード線Lが挟持され、この通電
チャック41から巻線Wに通電されて加熱され、線材wに
塗布されているコーティング樹脂が溶融して巻線Wが融
着される。前記通電チャック41は、第11図に示すよう
に、絶縁板42の両側に金属板43を配置された中間挿入部
44と、その両側に開閉可能に配置された一対の電極45と
から構成され、各電極45の対向面には複数の噛込刃46が
配列されている。そして、巻線Wのリード線L間に中間
挿入部44を挿入するとともに、この中間挿入部44と各電
極45の間で各リード線Lを挟圧し、電極45の噛込刃46を
線材wに食い込ませることによって線材wの絶縁層を破
って通電し得るように構成されている。
前記ステーションEでは、前記キャップ3を係合固定
していた係止ピン28を非係合位置に移動させるようにそ
の解除レバー30が操作されるとともに、前記着脱装置8
の把持部9が下降して把持軸31に嵌合することによって
キャップ3が把持部9に保持され、把持部9の上昇に伴
って巻枠2の上方に取り外される。次いで、巻線Wの周
方向複数箇所に接着剤の硬化を促進する硬化剤が塗布さ
れる。そのため、このステーションEには硬化剤塗布装
置47が配設されている。この硬化剤塗布装置47は、第12
図に示すように、硬化剤の収容容器48に浸漬された塗布
治具49が上昇した後、巻枠2上に回動移動し、引き続い
て下降することによって塗布治具49に付着した硬化剤を
巻枠2上の巻線Wに塗布するように構成されている。
前記ステーションFでは、第13図及び第14図に示すよ
うに、前記パレット5にチャック50を介して保持された
状態で前記ロボット7にて巻枠2上に移送されたコア4
の巻線装着溝4aに、巻線支持部16上の巻線Wが巻枠本体
14が突出移動することによって挿入され、さらに加圧さ
れて溝底の接着剤Hにて仮接着される。また、その際前
記把持具37にて把持されていたリード線Lがパレット5
側に設けられたリード線Lのクランプ部材51にて把持さ
れるとともに、前記把持具37が開放され、こうして巻線
Wがコア4及びパレット5側に移載される。
以下、同様にコア4に形成された複数の巻線装着溝4a
に巻線Wが挿入固定された後、適宜加熱炉を通過して接
着剤Hが加熱硬化され、巻線Wがコア4に本固定される
のである。さらに、その後リード線Lがコア4に取付け
られたプリント基板Pに接続され、余分なリード線Lが
切除されて最終的にコア4に巻線Wを装着された巻線部
品が完成するのである。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、具体的な装置の構造等については請求の範囲に記載
された発明思想に基づいて種々に変更して実施するがで
きる。
発明の効果 本発明の巻線部品の製造方法によれば、以上のよう
に、巻枠に巻線を施し、その状態で巻線のリード線処理
を行い、通電融着させた後、巻枠の巻線支持部を突出さ
せて巻線をコアに装着固定するようにしているので、巻
枠を中心にした連続工程で巻線部品を製造でき、そのた
め自動的に製造することが可能となり、生産性が向上す
るとともに品質のばらつきも無くすことができる。
また、第2の本発明方法によれば、巻線装着溝に巻線
を挿入する前に、巻線支持部で支持された状態の巻線に
接着剤の硬化を促進する硬化剤を塗布しているので、上
記第1の本発明方法の効果に加え、巻線を巻線装着溝に
挿入するだけで、極めて短時間に巻線を装着剤で固定す
ることができ、生産性がさらに向上する。
さらに、本発明装置によれば、係合片と一対の把持具
にてリード線の処理を機械的にかつ適正に行うことがで
き、かつ通電チャックを備えた通電装置にて上記把持具
で把持された状態のリード線を利用している巻線の通電
融着を実施できるので、本発明方法を自動的かつ能率的
に実施することができる等の大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体平面図、第2図は同斜
視図、第3図〜第6図は巻枠を示し、第3図は縦断正面
図、第4図は他の断面位置における縦断正面図、第5図
は巻線支持部の拡大詳細図、第6図は係合片の拡大斜視
図、第7図は巻線工程を示す斜視図、第8図はリード線
処理工程を示す斜視図、第9図は第8図のIX部の詳細
図、第10図は巻線に対する通電融着工程を示す斜視図、
第11図は通電チャックの要部拡大断面図、第12図は硬化
剤の塗布工程の斜視図、第13図は巻線をコアに装着する
工程を示す斜視図、第14図は同要部の拡大断面図であ
る。 2……巻枠 4……コア 4a……巻線装着溝 7……ロボット(コア移送装置) 16……巻線支持部 33……巻線機 35……巻線の始端部 36……巻線の終端部 37……把持具 40……通電装置 41……通電チャック 44……中間挿入部 45……電極 47……硬化剤塗布装置 W……巻線 H……接着剤。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻線支持部が軸心方向に突出可能な巻枠に
    樹脂をコーティングした線材を用いて巻線を施す工程
    と、巻線の始端部と終端部を半径方向に伸ばして整える
    工程と、巻線に通電して融着する工程と、巻線装着溝を
    有しかつその溝底に接着剤を塗布されたコアを巻枠に対
    向配置する工程と、巻線支持部を突出させて巻線のコア
    の巻線装着溝に挿入する工程とを有することを特徴とす
    る巻線部品の製造方法。
  2. 【請求項2】巻線支持部が軸心方向に突出可能な巻枠に
    樹脂をコーティングした線材を用いて巻線を施す工程
    と、巻線の始端部と終端部を半径方向に伸ばして整える
    工程と巻線に通電して融着する工程と、巻線に硬化剤を
    塗布する工程と、巻線装着溝を有しかつその溝底に接着
    剤を塗布されたコアを巻枠に対向配置する工程と、巻線
    支持部を突出させて巻線をコアの巻線装着溝に挿入する
    工程とを有することを特徴とする巻線部品の製造方法。
  3. 【請求項3】巻線支持部が軸心方向に突出可能な巻枠
    と、巻枠に巻線を施す巻線機と、巻線の始端部と終端部
    を保持した状態で互いに周方向に近付きながら半径方向
    外方に移動する一対の把持具と、把持具にて把持された
    巻線の始端部と終端部の間に挿入可能でかつ絶縁された
    中間挿入部とその両側に挿入可能でかつ絶縁された中間
    挿入部とその両側に開閉可能に配設された一対の電極と
    を有する通電チャックを備えた通電装置と、巻線装着溝
    を有するコアを巻枠に対向するように移送して保持する
    コア移送装置とを備えていることを特徴とする巻線部品
    の製造装置。
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