JPH08314309A - 定着用加熱ローラ - Google Patents

定着用加熱ローラ

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JPH08314309A
JPH08314309A JP11697295A JP11697295A JPH08314309A JP H08314309 A JPH08314309 A JP H08314309A JP 11697295 A JP11697295 A JP 11697295A JP 11697295 A JP11697295 A JP 11697295A JP H08314309 A JPH08314309 A JP H08314309A
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JP
Japan
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fixing
roller
roller body
heat generating
heat
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JP11697295A
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Inventor
Mitsuyoshi Watanabe
光由 渡▲なべ▼
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Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラ本体11に抵抗発熱部材13を簡単に
固定できる固定部材を設け、その固定部材から発熱部材
に電力を供給させることにより、給電部材を個別に設け
る必要をなくす。 【構成】 左右のリング部材14,15にて、中空形状
のローラ本体11の内周面に抵抗発熱部材13を固定
し、左右電極18,19から左右リング部材14,15
を介して抵抗発熱体17の左右電極部17b,17cに
駆動電流を供給すると、抵抗パターン17aは供給され
た駆動電流により発熱し、その抵抗パターン17aから
発生した熱は、絶縁膜材16に伝達され、更に、その熱
は、定着用加熱ローラ10の内周面全域に亙って伝達さ
れ、均一な温度分布となる。そして、定着用加熱ローラ
10と押圧ローラとの間に搬送された記録媒体に付着し
たトナーが加熱されて定着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ装置等の画像形成装置に用いられる定着装置
の定着用加熱ローラに係り、特に、発熱する発熱部材を
ローラに固定部材により固定した定着用加熱ローラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真技術を用いた画
像形成装置、例えばレーザプリンタにおいては、定着装
置として、ハロゲンランプを熱源とする熱ローラ方式が
多く採用されている。この熱ローラ方式による定着装置
は、図6に示すように、熱源としてハロゲンランプ10
2を内蔵した定着用加熱ローラ104と、この定着用加
熱ローラ104に圧接する加圧ローラ106とを備え、
ハロゲンランプ102の発光によって生じる放射熱を定
着用加熱ローラ104が吸収することにより定着適正温
度まで上昇する。そして、矢印方向に回転駆動される定
着用加熱ローラ104と加圧ローラ106との間に、ト
ナー画像108を担持した記録媒体110を挟持搬送し
つつ加熱することによって、トナー画像108を記録媒
体110に定着させるものである。
【0003】尚、定着用加熱ローラ104の近傍には温
度センサ112が配設されており、その温度センサ11
2にて定着用加熱ローラ104の温度を検出して、ハロ
ゲンランプ102に加える電力量をフィードバック制御
している。
【0004】そして、定着用加熱ローラ104の表面に
は、トナー及び記録媒体110が定着用加熱ローラ10
4に付着して巻き付くことを防止するためのフッ素系樹
脂等からなる剥離層114が形成されている。
【0005】また、特開昭62ー279378号公報に
示すように、定着用加熱ローラの内周面に設けた抵抗発
熱体層を熱源とする熱ローラ方式の定着装置が提案され
ている。このような定着装置は、熱源として内周面に抵
抗発熱体層を設けた定着用加熱ローラと、この定着用加
熱ローラに圧接する加圧ローラと、抵抗発熱体層の両端
部にて定着用加熱ローラの内側から接触する一対の給電
部材とを備え、この給電部材から供給される電流により
抵抗発熱体層が加熱され、その熱を定着用加熱ローラが
吸収することにより、定着適正温度まで上昇する。そし
て、定着用加熱ローラと加圧ローラとの間に、トナー画
像を担持した記録媒体を挟持搬送しつつ加熱することに
よって、トナー画像を記録媒体に定着させるものであ
る。
【0006】尚、抵抗発熱体層は、接着剤もしく抵抗発
熱体自身の粘性により定着用加熱ローラ内周面に固定さ
れている。また、給電部材は定着用加熱ローラの中央位
置に対して対称的に駆動する機構を備えており、その給
電部材は、常に抵抗発熱体層に接するようになってい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなハロゲンランプを熱源とする熱ローラ方式によ
る定着装置においては、ハロゲンランプが円筒状の定着
用加熱ローラの中心に設置され、ハロゲンランプのハー
ネスから電力を供給されていることから、ローラ位置を
固定する軸受け以外にハロゲンランプを固定する固定部
材及びハロゲンランプに電力を供給するための給電部材
としての電極をそれぞれ定着装置内部に設けなければな
らないという問題があった。
【0008】また、上記の抵抗発熱体層を熱源とする熱
ローラ方式による定着装置においては、抵抗発熱体層の
形成及び固定が複雑になることに加え、定着用加熱ロー
ラの内周面に形成された抵抗発熱体層に対して給電部材
が圧接されているから、抵抗発熱体層が摩耗する可能性
があった。その場合には、抵抗発熱体層から発せられる
発熱量が変動し、結果的にローラ表面を所定の温度に確
保できないという問題があった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、ローラ本体に発熱部材を簡単に
固定できる固定部材を設け、その固定部材から発熱部材
に電力を供給させることにより、給電部材を個別に設け
る必要がない定着用加熱ローラを提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の定着用加熱ローラは、中空の形状
に形成されたローラ本体と、所定の駆動信号が印加され
ることにより発熱する発熱部材とを備え、その発熱部材
により発せられた熱がローラ本体の外周面へ伝導するこ
とにより、ローラ本体の外周面に接触して搬送される記
録媒体に付着した記録材を加熱して、定着させる定着用
加熱ローラであって、発熱部材は、固定部材によりロー
ラ本体に固定されるとともに、その固定部材を介して電
力を供給されるものである。
【0011】また、請求項2に記載の定着用加熱ローラ
は、請求項1に記載の定着用加熱ローラであって、前記
発熱部材は、絶縁膜材上に抵抗発熱部材を固着してなる
発熱体シートで構成され、前記固定部材により前記ロー
ラ本体の内周面に固定されたものである。
【0012】更に、請求項3に記載の定着用加熱ローラ
は、中空の形状に形成されたローラ本体と、絶縁膜材上
に抵抗発熱部材を固着してなる発熱体シートで構成され
る発熱部材と、ローラ本体の外周面に接した状態で発熱
部材を固定する固定部材とを備え、その固定部材を介し
て電力を供給することにより、発熱部材を発熱させ、そ
の熱により搬送されてくる記録媒体に付着した記録材を
加熱して定着させるものである。
【0013】そして、請求項4に記載の定着用加熱ロー
ラは、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の定着用
加熱ローラであって、前記固定部材は、記録媒体の搬送
領域外、つまり搬送されてくる記録媒体と対向しない外
側に配設されているものである。
【0014】また、請求項5に記載の定着用加熱ローラ
は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の定着用加
熱ローラであって、前記固定部材に接し、電力を供給す
る正電極及び負電極を更に備え、その両電極は、電極毎
に2以上の接点を介して固定部材に電力を供給するもの
である。
【0015】更に、請求項6に記載の定着用加熱ローラ
は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の定着用加
熱ローラであって、前記固定部材は、前記ローラ本体の
両端部に配設され、ローラ本体の軸方向において、ロー
ラ本体の中空の断面積を小さくしたものである。
【0016】そして、請求項7に記載の定着用加熱ロー
ラは、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の定着用
加熱ローラであって、前記固定部材は、ローラ本体の両
端部に配設され、その両端部において、ローラ本体の中
空領域を塞いだものである。
【0017】
【作用】上記構成を有する請求項1に記載の定着用加熱
ローラにおいては、発熱部材が固定部材によりローラ本
体に固定されており、その固定部材を介して電力を供給
するため、給電部材を個別に設ける必要がない。
【0018】また、請求項2に記載の定着用加熱ローラ
においては、発熱部材が絶縁膜材上に抵抗発熱部材を固
着してなる発熱体シートで構成されており、定着用加熱
ローラは、その発熱体シートである発熱部材を、ローラ
内周面に固定部材により固定する作業だけで製作され
る。
【0019】更に、請求項3に記載の定着用加熱ローラ
においては、絶縁膜材上に抵抗発熱部材を固着してなる
発熱体シートで構成される発熱部材が、固定部材により
ローラ本体の外周面に接した状態で固定されていること
から、発熱部材をローラ本体の外周面に巻き付け、固定
部材により固定する作業だけで製作される。
【0020】そして、請求項4に記載の定着用加熱ロー
ラにおいては、固定部材が、ローラ本体の軸方向におい
て、記録媒体の搬送領域外、つまり搬送されてくる記録
媒体と対向しない外側に配設されているため、発熱部材
から発した熱が、記録媒体全幅において均一にローラ本
体の外周面に伝わるようになっている。
【0021】また、請求項5に記載の定着用加熱ローラ
においては、固定部材に接し、電力を供給する正電極及
び負電極を備え、かつその両電極が、電極毎に2以上の
接点を介して固定部材に電力を供給するため、電極の一
つの接点と固定部材との接触が不良となった場合におい
ても、他の接点との接触を確保することにより、火花
等、電極と固定部材との間における放電を防止してい
る。
【0022】そして、請求項6に記載の定着用加熱ロー
ラにおいては、固定部材がローラ本体の両端部に配設さ
れ、ローラ本体の軸方向において、ローラ本体の中空の
断面積を小さくすることにより、放熱量の多いローラ本
体両端からの放熱量を抑えている。
【0023】更に、請求項7に記載の定着用加熱ローラ
においては、固定部材がローラ本体の両端部に配設さ
れ、その両端部において、ローラ本体の中空領域を塞ぐ
ことにより、放熱量の多いローラ本体両端からの放熱量
を抑えている。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。
【0025】本実施例は、複写機、プリンタ、ファクシ
ミリ等の画像形成装置に使用される定着装置に組込まれ
た定着用加熱ローラに、本発明を適用したのものであ
る。
【0026】図1に示すように、定着用加熱ローラ10
は、ゴム製の押圧ローラ30に押圧接触するとともに、
図示しない枢支機構により、画像形成装置の本体フレー
ムに回転可能に枢支され、定着用加熱ローラ10は、押
圧ローラ30との間に搬送された記録媒体40上に付着
したトナーを、押圧しながら加熱して定着するようにな
っている。
【0027】定着用加熱ローラ10は、厚さ約1〜3m
mのアルミ製の中空体からなり、図2に示すように、良
好な熱伝導性を有するローラ本体11の外周面には、付
着防止層12が形成されるとともに、ローラ本体11の
内周面には、抵抗発熱部材13が接着剤にて接着され、
その抵抗発熱部材13の両端部分を固定部材としての溝
部14a,15aを有するリング部材14,15により
それぞれ固定されたものである。
【0028】尚、本実施例では、ローラ本体11の材質
をアルミニュウムとしたが、この材質としては、導電
体、非導電体を問わず熱伝導性の良好なものであれば良
い。
【0029】また、付着防止層12は、厚さ約10〜2
0μmを有し、フッ素系樹脂からなる耐熱性に優れたも
のであり、定着処理時に、記録媒体40上のトナーが定
着用加熱ローラ10の表面に付着することを防止する。
これにより、定着用加熱ローラ10の表面に付着したト
ナーが、記録媒体40の表面に付着したり、押圧ローラ
30の表面へ移行して、次に搬送されてくる記録媒体4
0の裏面に付着したりして、記録媒体40を汚すことを
防止できる。
【0030】抵抗発熱部材13は、図2に示すように、
10〜50μmの厚さで且つ耐熱性及び絶縁性を有する
ポリイミド樹脂のフィルムからなる絶縁膜材16の片面
に、10〜50μmの厚さを有する、1つもしくは複数
のステンレス鋼または銅の箔膜からなり、所定の抵抗パ
ターン17aで形成された抵抗発熱体17を張り付けた
可撓性を有する発熱体シートである。
【0031】また、抵抗発熱体17の左右両端部分(記
録媒体40の搬送領域外の部分)には、前記リング部材
14,15から駆動電流を受けるための左側電極部17
bと右側電極部17cとがそれぞれ一体的に形成されて
いる。これにより、記録媒体40の搬送領域外、つまり
搬送されてくる記録媒体40と対向しない外側に配設さ
れているため、抵抗発熱体17から発生した熱が、記録
媒体40全幅において均一にローラ本体11の外周面に
伝わる。
【0032】尚、抵抗発熱部材13は、抵抗発熱体17
をローラ本体11の中心部側に向けた状態で、リング部
材14,15によりローラ本体11の内周面に接した状
態で固定されている。このため、熱効率が良くなる。
【0033】尚、本実施例においては、抵抗発熱体17
をステンレス鋼または銅の箔膜としたが、この材質は、
単一種類の材料の箔膜であれば良いということは言うま
でもなく、複数の材料を複合させた箔膜であっても良
い。
【0034】また、前記抵抗発熱部材13は、固定部材
としてのリング部材14,15によりローラ本体11の
内周面に接した状態で固定したが、抵抗発熱部材13の
抵抗発熱体17をローラ本体11の外周面に接した状態
に巻き付け、固定部材により固定するようにしても良
い。これにより、抵抗発熱部材13のローラ本体11の
への固定作業が極めて容易に行うことができる。
【0035】更に、抵抗発熱部材13をローラ本体11
の内周面に接しない状態で固定部材により固定しても良
い。
【0036】そして、先端部にブラシ(図示せず)を有
する左右一対の電極18,19は本体フレーム(図示せ
ず)にそれぞれ支持されている。また、図1に示すよう
に、左側電極18は、左側のリング部材14に圧接され
ており、右側電極19は、右側のリング部材15に圧接
されている。これにより、抵抗パターン17aは、これ
ら左右電極18,19から左右リング部材14,15を
介して左右電極部17b,17cに供給された駆動電流
により発熱する。抵抗パターン17aから発生した熱
は、絶縁膜材16に伝達され、更に、その熱は、定着用
加熱ローラ10の内周面全域に亙って伝達されるように
なっている。
【0037】尚、本実施例における抵抗パターン17a
は、図3に示すように、抵抗パターン17aの左右両端
部17d,17eにおける線幅がその中央部17fの線
幅よりも狭く形成されている。即ち、抵抗パターン17
aの左右両端部17d,17e近傍における抵抗線の断
面積は、その中央部17fの抵抗線の断面積よりも小さ
く形成されている。これにより、抵抗パターン17aの
左右両端部17d,17eの方が中央部17fよりも抵
抗値が大きいため、左右両端部17d,17eの発熱量
の方が中央部17fよりも大きくなり、定着用加熱ロー
ラ10の左右両端部分における開放部分の放熱に伴って
加熱温度が低下するのが防止され、定着用加熱ローラ1
0の全体に亙って均一な温度分布で発熱可能になってい
る。従って、定着用加熱ローラ10には温度ムラが存在
しないので、定着状態の良好な画像を得ることができ
る。
【0038】次に、このような構成を有する定着用加熱
ローラ10の製造方法について説明する。
【0039】まず、電気絶縁性を有するポリイミド樹脂
のフィルムからなる絶縁膜材16の片面に、ステンレス
鋼または銅の箔膜を貼着し、もう一方の片面にステンレ
ス鋼または銅の箔膜を貼着したシートフィルムを作成
し、次いで、所定の抵抗パターン17a及び両電極部1
7b,17cに対応したレジストをステンレス鋼または
銅の箔膜上にスクリーン印刷で塗布する。そして、エッ
チング処理によりレジストを除去することで、両電極部
17b,17cを有する発熱体シート、即ち抵抗発熱部
材13が得られる。
【0040】続いて、抵抗発熱体17をローラ本体11
の中心部側に向けて丸めた状態で、抵抗発熱部材13を
ローラ本体11の中空内部に挿入してシートの弾性によ
り内周面に接触保持させる。次いで、リング部材14,
15を溝部14a,15aがなくなるように撓ませて
(弾性変形させて)径を小さくし、それをローラ本体1
1の中空内部にそれぞれ挿入する。そして、リング部材
14,15の挿入側先端部14b,15b(図示せず)
が抵抗発熱体17の電極部17b,17cと対向する位
置まで挿入された時に、リング部材14,15の撓みを
解除すると、リング部材14,15の弾性によりにより
抵抗発熱部材13がローラ本体11内周面に固定され
る。
【0041】尚、前記抵抗発熱部材13をローラ本体1
1内周面に接着剤で接着固定する場合には、絶縁膜材1
6の表面に、常温では接着作用のない耐熱性接着剤を塗
布し、抵抗発熱体17をローラ本体11の中心部側に向
けた状態で、抵抗発熱部材13をローラ本体11の中空
内部に挿入し、空気圧等によりその抵抗発熱部材13を
ローラ本体11の内周面に加圧接触させながら、高温炉
で加熱すれば、簡単に固定することができる。
【0042】また、抵抗発熱部材13をローラ本体11
の外周面に固定する場合には、抵抗発熱体17の表面に
耐熱性接着剤を塗布し、抵抗発熱体17をローラ本体1
1の外周面に接した状態で、抵抗発熱部材13をローラ
本体11の外周面に巻き付けるだけで、更に、簡単に固
定することができる。
【0043】次に、このように製造された定着用加熱ロ
ーラ10の加熱作用について説明する。
【0044】駆動電流は、左右電極18,19から左右
リング部材14,15を介して抵抗発熱体17の左右電
極部17b,17cに供給され、抵抗パターン17aは
供給された駆動電流により発熱する。抵抗パターン17
aから発生した熱は、絶縁膜材16に伝達され、更に、
その熱は、定着用加熱ローラ10の内周面全域に亙って
伝達され、均一な温度分布となる。そして、定着用加熱
ローラ10と押圧ローラ30との間に搬送された記録媒
体40に付着したトナーが加熱されて定着される。
【0045】このとき、駆動電流は、左右電極18,1
9から抵抗発熱部材13の固定部材としての左右リング
部材14,15を介して抵抗発熱体17の左右電極部1
7b,17cに供給されるので、左右リング部材14,
15が給電部材としての機能を備えることにより、従来
のような給電部材としての電極を個別に設ける必要がな
く、構成が簡単になり、製造工数及び部品コストを削減
できる。
【0046】また、前記抵抗発熱部材13は、一対の左
右電極部17b,17cを一体形成した抵抗発熱体17
を有する発熱体シートで構成され、抵抗発熱部材13が
ローラ本体11の内周面に固定されるので、発熱体シー
トである抵抗発熱部材13をローラ本体11の内周面に
挿入し、固定する作業だけで簡単に定着用加熱ローラ1
0を製作できる。しかも、ローラ本体11の材質が導電
体の場合においては、絶縁膜材16を介して、ローラ本
体11と抵抗発熱体17との絶縁を確保できるので、非
常に安全性が高い。
【0047】更に、前記実施例のように、抵抗部材とし
ての抵抗パターン17aをローラ本体11の両端部近傍
において発熱量が大きくなるようにパターンを形成する
など、ローラ本体11の任意の位置において、任意の発
熱量を発するようにパターンを形成することは、パター
ン設計としては容易であり、抵抗発熱体17を単一金属
または合金の箔膜で構成した場合は、パターン設計がよ
り容易となる。このことにより、ローラ本体11の両端
部や中央部分等の温度分布を簡単自由に調節できる。
【0048】加えて、一対の電極部17b,17cは、
抵抗パターン17aに連続して形成されているので、抵
抗発熱体17への電力を供給するためのリング状電極な
どを別途設けることなく、抵抗パターン17aと両電極
部17b,17cとを一体的に形成でき、しかもこれら
抵抗パターン17aと両電極部17b,17cとの電気
的接触が良好となる。
【0049】尚、前記実施例では、ローラ本体11の外
周面の温度分布を均一にするために、抵抗パターン17
aのローラ本体11の軸方向における断面積を変更した
が、ローラ本体11の軸方向におけるパターンの密度を
変更するようにしても良く、例えば、前記実施例におい
ては、抵抗発熱体のパターンを2つの帯状の蛇行パター
ンとして説明したが、3つ以上の帯状パターンでもかま
わない。また、ローラ本体11の軸方向における厚みを
変更するようにしても良い。更に、前記パターン断面積
の変更、前記パターン密度の変更、及び前記ローラ本体
の厚みの変更の組み合わせであっても良い。
【0050】また、前記実施例では、ローラ本体11の
左右両端部近傍において、発熱量が大きくなるように、
前記パターン断面積の変更、前記パターン密度の変更、
及び前記ローラ本体の厚みの変更を施すように説明した
が、これらの変更はローラ本体11の左右両端部近傍に
限らず、前記ローラ本体11の任意の位置において施し
ても良い。
【0051】尚、本発明の技術的思想の範囲内におい
て、前記実施例に関し、既存の技術や当業者に自明の技
術に基いて種々の変更を加えることもあり得る。
【0052】例えば、ローラ本体と抵抗発熱部材とを備
えた各種の定着用加熱ローラに本発明を適用し得ること
は勿論である。
【0053】また、前記実施例では、固定部材としての
左右リング部材14,15の自由端部は開放されていた
が、図4に示すように、左右リング部材14,15の自
由端部、即ち、ローラ本体11の中空領域を塞ぐように
することにより、開放部から熱が逃げるのを防止し、定
着用加熱ローラ10の両端からの放熱を抑えて、全体と
して消費電力を抑えることができる。
【0054】更に、図5に示すように、固定部材として
の左右リング部材14,15にそれぞれ接し、電力を供
給する正電極18a,18b及び負電極19a,19b
を設けることにより、電極の一つの接点と固定部材との
接触が不良となった場合においても、他の接点との接触
を確保することができ、電極と固定部材との間における
火花等の放電を防止することができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
定着用加熱ローラによれば、発熱部材が固定部材により
ローラ本体に固定されるとともに、その固定部材を介し
て電力を供給することにより、固定部材が電力を供給す
る給電部材としての機能を備えているので、従来のよう
な給電部材を個別に設ける必要がない。
【0056】また、請求項2に記載の定着用加熱ローラ
によれば、発熱部材が絶縁膜材上に抵抗発熱部材を固着
してなる発熱体シートで構成され、その発熱体シートで
ある発熱部材を、ローラ内周面に固定部材により固定す
る作業だけで製作される。
【0057】更に、請求項3に記載の定着用加熱ローラ
によれば、絶縁膜材上に抵抗発熱部材を固着してなる発
熱体シートで構成される発熱部材が、固定部材によりロ
ーラ本体の外周面に接した状態で固定されていることか
ら、発熱部材をローラ本体の外周面に巻き付け、固定部
材により固定する作業だけで製作される。
【0058】そして、請求項4に記載の定着用加熱ロー
ラによれば、固定部材が、ローラ本体の軸方向におい
て、記録媒体の搬送領域外、つまり搬送されてくる記録
媒体と対向しない外側に配設されているため、発熱部材
から発した熱が、記録媒体全幅において均一にローラ本
体の外周面に伝わるようになっている。
【0059】また、請求項5に記載の定着用加熱ローラ
によれば、固定部材に接し、電力を供給する正電極及び
負電極を備え、かつその両電極が、電極毎に2以上の接
点を介して固定部材に電力を供給するため、電極の一つ
の接点と固定部材との接触が不良となった場合において
も、他の接点との接触を確保することにより、電極と固
定部材との間における火花等の放電を防止している。
【0060】更に、請求項6に記載の定着用加熱ローラ
によれば、固定部材がローラ本体の両端部に配設され、
ローラ本体の軸方向において、ローラ本体の中空の断面
積を小さくすることにより、放熱量の多いローラ本体両
端からの放熱量を抑えている。
【0061】そしてまた、請求項7に記載の定着用加熱
ローラによれば、固定部材がローラ本体の両端部に配設
され、その両端部において、ローラ本体の中空領域を塞
ぐことにより、放熱量の多いローラ本体両端からの放熱
量を抑えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、定着用加熱ローラの部分切り欠き概略
斜視図である。
【図2】図2は、定着用加熱ローラの要部縦断部分側面
図である。
【図3】図3は、抵抗発熱部材の平面図である。
【図4】図4は、ローラ本体の中空領域を塞いだ例を示
した定着用加熱ローラの部分切り欠き概略斜視図であ
る。
【図5】図5は、電極毎に2つの接点を介した例を示し
た定着用加熱ローラの部分切り欠き概略斜視図である。
【図6】図6は、従来の定着装置の概略断面図である。
【符号の説明】
10 定着用加熱ローラ 11 ローラ本体 13 抵抗発熱部材 14 左リング部材 15 右リング部材 16 絶縁膜材 17 抵抗発熱体 18 正電極 19 負電極 30 押圧ローラ 40 記録媒体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の形状に形成されたローラ本体と、
    所定の駆動信号が印加されることにより発熱する発熱部
    材とを備え、その発熱部材により発せられた熱が前記ロ
    ーラ本体の外周面へ伝導することにより、前記ローラ本
    体の外周面に接触して搬送される記録媒体に付着した記
    録材を加熱して、定着させる定着用加熱ローラであっ
    て、 前記発熱部材は、固定部材により前記ローラ本体に固定
    されるとともに、その固定部材を介して電力を供給され
    ることを特徴とする定着用加熱ローラ。
  2. 【請求項2】 前記発熱部材は、絶縁膜材上に抵抗発熱
    部材を固着してなる発熱体シートで構成され、前記固定
    部材により前記ローラ本体の内周面に固定されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の定着用加熱ローラ。
  3. 【請求項3】 中空の形状に形成されたローラ本体と、
    絶縁膜材上に抵抗発熱部材を固着してなる発熱体シート
    で構成される発熱部材と、前記ローラ本体の外周面に接
    した状態で前記発熱部材を固定する固定部材とを備え、
    その固定部材を介して電力を供給することにより、発熱
    部材を発熱させ、その熱により搬送されてくる記録媒体
    に付着した記録材を加熱して、定着させることを特徴と
    する定着用加熱ローラ。
  4. 【請求項4】 前記固定部材は、前記ローラ本体の軸方
    向において、前記記録媒体の搬送領域外に配設されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載の定着用加熱ローラ。
  5. 【請求項5】 前記固定部材に接し、電力を供給する正
    電極及び負電極を更に備え、その両電極は、電極毎に2
    以上の接点を介して固定部材に電力を供給していること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    定着用加熱ローラ。
  6. 【請求項6】 前記固定部材は、前記ローラ本体の両端
    部に配設され、前記ローラ本体の軸方向において、前記
    ローラ本体の中空の断面積を小さくしていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の定着用
    加熱ローラ。
  7. 【請求項7】 前記固定部材は、前記ローラ本体の両端
    部に配設され、その両端部において、ローラ本体の中空
    領域を塞いでいることを特徴とする請求項1乃至請求項
    5のいずれかに記載の定着用加熱ローラ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6101363A (en) * 1997-12-24 2000-08-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Thermal fixing device with stationary and rotational electrodes
KR100782801B1 (ko) * 2001-05-04 2007-12-06 삼성전자주식회사 전자사진 화상형성장치의 정착롤러 전원공급장치
JP2011065006A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Konica Minolta Business Technologies Inc 筒状発熱体及び定着装置
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