JPH08314438A - 鍵盤装置 - Google Patents
鍵盤装置Info
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- JPH08314438A JPH08314438A JP7121657A JP12165795A JPH08314438A JP H08314438 A JPH08314438 A JP H08314438A JP 7121657 A JP7121657 A JP 7121657A JP 12165795 A JP12165795 A JP 12165795A JP H08314438 A JPH08314438 A JP H08314438A
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Abstract
感が得られるコンパクトな鍵盤装置を得ること。 【構成】 鍵盤フレーム1に対して揺動支点Pを中心に
揺動自在に設けられた鍵5に、ジャック17を揺動自在
に軸支し、押鍵時にジャック17を介して伝達される力
によって、質量体であるハンマ8を揺動させる。鍵5の
先端部寄りの鍵盤フレーム1上に、鍵操作時に鍵5の揺
動方向をガイドすると共に、その操作途中でジャック1
7に当接してそれをハンマ8との係合を脱する方向へ揺
動させる鍵ガイド兼レギュレーティングボタン20を立
設する。さらに、鍵5の揺動支点Pと、ジャック17の
軸18と、ジャック17と鍵ガイド兼レギュレーティン
グボタン20の当接部Qとを、ほぼ一直線上に並ぶよう
に設ける。
Description
電子楽器あるいはピアノ等の鍵盤楽器の練習装置などに
適した鍵盤装置に関する。
置は、鍵盤フレーム等の支持部材に対して支点部を中心
に揺動自在に多数の白鍵と黒鍵を列設し、押鍵時にその
鍵の駆動部によって鍵スイッチをオンさせて楽音を発生
させるよう構成されている。さらに、電子鍵盤楽器にお
いてもアコースティックピアノと同様な楽音を発生させ
ることができるようになり、それに応じて鍵盤装置にお
いてもアコースティックピアノに似た鍵タッチ感が得ら
れるようにした電子ピアノが種々開発されている。
は、例えば、実開平4−101595号公報,実開平4
−120999号公報,実開平4−114096号公
報,及び特開平4−303891号公報等に見られるよ
うなものがある。これらはいずれも、鍵の揺動に連動し
て揺動するハンマ(アコースティックピアノのハンマに
相当する質量体)を設けて、その慣性力によって押鍵時
の強い抵抗感と、弱押鍵時と強押鍵時の動的タッチ感の
相違が得られるようにしている。
動自在に軸支したジャックを介在させており、押鍵時に
そのジャックによってハンマを揺動させ、その終期にジ
ャックを鍵に対して回動させてハンマとの係合を解除さ
せることにより、演奏者の指に与える抵抗感を急激に減
少させて静的あるいは動的レットオフ感(脱進感)を与
え、アコースティックピアノの鍵タッチ感に近いタッチ
感が得られるようにしている。
て、鍵操作時における鍵の先端(手前側の端)のストロ
ークに対するハンマの重心点(質点)のストロークの比
を俗に拡大比(率)と呼んでおり、グランドピアノでは
これが約1:5であるが、これではハンマのストローク
の絶対量が大きく、電子楽器に装着できるサイズではな
い。
複合的に作用し、その結果鍵の先端に集まってきたもの
を演奏者は鍵の慣性力として感じることができるが、こ
れと同等の慣性力を与える質量を俗に等価質量と呼んで
いる。この等価質量を鍵先端部の真下にそのまま設けれ
ばよいが、それでは鍵盤装置全体が重くなり過ぎてしま
う。そこで、ハンマアクション機構を設けて、前述の拡
大比を大きく取ることが要求される。電子楽器に装着す
る鍵盤装置では、この拡大比として1:3位を狙うのが
適当である。
いう範囲の部品サイズでは、その部品の大小に係わらず
部品精度は似たようなものである。鍵の先端の動きをそ
のまま拡大してハンマの動きにするのが望ましいが、実
際にはその間に複数の部品が介在し、ストローク量も縮
小/拡大が繰り返される。部品精度が似たようなもので
ある以上、ストローク縮小時に加算された誤差はストロ
ーク拡大時に大きくなる。したがって、極端な縮小/拡
大は避けることが望まれる。
大比からハンマの重心点(質点)のストロークが決ま
る。そこで、上述した極端な縮小/拡大を避けることを
満たすためには、押鍵時の弾きごたえ感を得ることとし
てスペースの許す限りハンマを大きくすることと、ハン
マの重心点をその揺動支点に対して鍵先端とは反対側
(鍵支点側)に配置することが要求される。前述した実
開平4−120999号公報及び実開平4−11409
6号公報に記載されている鍵盤装置は、ハンマの重心点
がその揺動支点に対して鍵先端側に配置されているた
め、この点で問題がある。
載されている鍵盤装置は、ハンマは充分大きく、その重
心点が揺動支点に対して鍵先端とは反対側に配置されて
はいるが、鍵の動きをハンマに伝達するジャックの位置
が鍵支点及びハンマ支点から充分に離れていないため、
ストロークの縮小/拡大の点で問題がある。ジャックは
鍵支点から遠くなる程変位が大きく取れ、その分機構的
作用の精度が上がる。ジャックの近傍には、押鍵終期に
ジャックに当接してそれをハンマとの係合を解除する方
向へ揺動させるためのレギュレーティングボタン(上記
公報に記載のものでは鍵盤フレームがその機能を兼ねて
いる)を設ける必要がある。
をする鍵ガイドも、鍵支点から遠くに設ける程有利であ
る。しかし、電子楽器に使用する鍵盤装置はピアノに比
べて小型化が要求され、それぞれの機能が限られたスペ
ースに凝縮されているので、これらを同時に満たそうと
すると双方の機構(レギュレーティングボタン及び鍵ガ
イド)が干渉してしまうという問題がある。この発明
は、この問題を解決し、スペース及び部品の節約と性能
の向上を計ることを第1の目的とする。さらに、鍵タッ
チ感触を左右する要素に、ハンマアクション機構を構成
する部材間の摩擦があり、特にジャックとハンマ及びジ
ャックとレギュレーティングボタンの摺動による摩擦を
少なくする必要がある。この発明は、この摩擦を少なく
して鍵タッチ感触を向上させることを第2の目的とす
る。
は上記第1の目的を達成するため、支持部材に対して支
点部を中心に揺動自在に設けられた鍵と、該鍵の押下動
作に伴って変位回動するジャックと、上記鍵の押下動作
に伴って上記支持部材に対し、その重心が移動するよう
に配設され、鍵の押下動作に伴って該鍵から上記ジャッ
クを介して伝達される力によって揺動する質量体とを備
え、上記支持部材に固設されて上記鍵の前端部寄りの内
側に挿入され、鍵操作時に該鍵の揺動方向動作をガイド
すると共に、その操作途中で上記ジャックに当接して、
該ジャックを前記質量体との係合を脱する方向へ揺動さ
せる鍵ガイド兼レギュレーティングボタンを設けたこと
を特徴とする。
の目的を達成するため、支持部材に対して支点部を中心
に揺動自在に設けられた鍵と、該鍵の押下動作に伴って
変位回動するジャックと、上記鍵の押下動作に伴って上
記支持部材に対し、その重心が移動するように配設さ
れ、上記鍵の押下動作に伴って該鍵から上記ジャックを
介して伝達される力によって揺動する質量体と、上記支
持部材に固設されて、鍵操作時に該鍵の操作途中で上記
ジャックに当接して、該ジャックを上記質量体との係合
を脱する方向へ揺動させるレギュレーティングボタンと
を備え、上記鍵の支点部と、上記ジャックの回動支点
と、該ジャックと前記レギュレーティングボタンの当接
部とを、ほぼ一直線上に並ぶように設けたことを特徴と
する。
下動作に伴って変位回動され、付勢手段によって常時前
記質量体に当接するように付勢されたレペティションレ
バーを備え、上記鍵の支点部と、上記質量体の揺動支点
と、該質量体と前記ジャックもしくはレペティションレ
バーとの当接部とを、ほぼ一直線上に並ぶように設けた
ことを特徴とする。
ングボタンとして同一部材を兼用するので、それをジャ
ックと共に鍵の支点部から大きく離れた鍵先端部付近に
他の部材と干渉することなく設けることができる。それ
によって、鍵の左右方向の位置規制を効果的に行なえる
と共に、誤差を拡大することなく質量体(ハンマ)のア
クション機構の拡大比を大きくとることが可能になり、
限られたスペースの中で、前述した種々の条件をクリア
して、アコースティックピアノにきわめて近い鍵タッチ
感が得られるようにすることができる。
該ジャックとレギュレーティングボタンの当接部とを、
ほぼ一直線上に並ぶように設けたことにより、ジャック
とレギュレーティングボタンの当接部の摺動を最少にし
て摩擦力の発生を抑制することができる。さらに、鍵の
支点部と質量体の揺動支点と該質量体と上記ジャックも
しくはレペティションレバーとの当接部とを、ほぼ一直
線上に並ぶように設けることにより、質量体(ハンマ)
とジャックもしくはレペティションレバーとの当接部の
摺動を最少にして摩擦力の発生を抑制することができ
る。これらによって、アコースティックピアノに酷似し
た鍵タッチ感を実現することが可能になにる。
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例を示す鍵盤
装置の非押鍵状態における黒鍵の長手方向に沿う断面
図、図2は同じくその強押鍵時における押鍵終期の状態
を示す図である。
クション機構の構成を説明する。1は支持部材である鍵
盤フレームであり、楽器筐体の鍵盤装置支持台である棚
板2上に、ボルト・ナット3によって取り付け固定され
る。この鍵盤フレーム1は鉄板等の金属板の板金加工に
より形成され、一定の幅で鍵配列方向に延びる水平部1
aとその前縁から直角に折れ曲った前側垂直部1b及び
後縁から直角に折れ曲った後側垂直部1cからなる下向
きチャンネル状に形成されている。
に、鍵の配列方向に沿って各鍵の支持部材側支点部4
が、樹脂のアウトサート成形により形成されている。5
Bは樹脂によって成形された黒鍵であり、その後端部に
形成した鍵側支点部6を支持部材側支点部4に嵌入させ
て、鍵盤フレーム1に対して支点Pを中心に揺動自在に
支持される。図中に仮想線で示す白鍵5Wについてもそ
の長さ及び形状が黒鍵5Bとは相違するが、その揺動支
点部及びこの発明に係わるアクション機構の構成は黒鍵
5Bと同じであるから、以下の説明では、白鍵5W及び
黒鍵5Bを総称して「鍵5」という。
は、鍵盤フレーム1に対して鍵5の押鍵方向(上下方
向)及び鍵幅方向(紙面に直交する方向)への揺動を許
容し、ローリング(鍵5の長手方向に沿う軸線を中心と
しての回転)を阻止する構造になっている。すなわち、
支持部材側支点部4と鍵側支点部6は、その両側面の一
方の当接面では鍵5の高さ方向に線接触し、他方の当接
面では支点Pにおける点接触あるいは支点Pを中心とす
る小面積で接触している。
に切り起こしによって各鍵5に対応するハンマ支持片7
を形成し、その各ハンマ支持片7に質量体であるハンマ
8を軸9によってその回りに揺動自在に支持させてい
る。ハンマ8は、その軸支部8aから手前側(図では左
側)が樹脂製で二股になっていて、下側の腕部8bが鍵
先端方向に延びており、上側の腕部8cは鍵盤フレーム
1の水平部1aに形成された開口1dを通して上方に延
び、鍵5内に挿入される。その各腕部8b,8cの先端
部には、軟質樹脂等による緩衝被覆が施されている。
材等の重量のある金属材あるいはそれを樹脂で包んだ重
り部8dを延設しており、その後端部8eは鍵盤フレー
ム1の後側垂直部1cからそこに形成された開口1eを
通して突出している。したがって、このハンマ8の重心
はかなり後端部8e寄りにある。そして、鍵側支点部6
とこのハンマ8との間に板バネである鍵バネ10を係着
して、鍵5及びハンマ8にそれぞれ若干右旋習性を付与
している。
棚板2上に、ハンマ8に対する下限ストッパ11が、水
平部1aの後端部下面には下端がとがった形状の上限ス
トッパを兼ねた反発部材12が設けられている。下限ス
トッパ11は、ゴム又は軟質樹脂あるいはフエルト等の
パットであり、反発部材12はゴム又は軟質樹脂等の弾
性を有する部材である。
ペティションレバー支持片13を垂下して、鍵盤フレー
ム1の水平部1aに形成した開口1fを通して下方に突
出させ、その先端部に軸14によってレペティションレ
バー15を揺動自在に支持している。このレペティショ
ンレバー15は手前側(図で左方)に細長く延び、その
先端部は鍵盤フレーム1の前側垂直部1bに形成された
開口1gを通して前方へ突出し、前側垂直部1bの手前
側に設けられたゴム又はフエルト等によるパット16に
当接してその左旋回動が係止される。
その長手方向に沿って後述するジャック17を挿通させ
るスリット15aを形成しており、そのスリット形成部
の下面がハンマ8の腕部8bに係合する。鍵5のさらに
先端部寄りの内部には、略T字状をなすジャック17が
軸18によって揺動自在に軸支されており、そのメイン
アーム17aは鍵盤フレーム1の水平部1aに形成され
た開口1fを通して下方に延び、その先端部がレペティ
ションレバー15のスリット15aに挿通してハンマ8
の腕部8bに係合する。
15との間にレペティションスプリング(弾性材である
板バネ)19を係着し、ジャック17及びレペティショ
ンレバー15に図で左旋習性を付与している。このスプ
リング19の代わりに、レペティションレバー15の自
由端部(先端部)を重くすることにより、左旋方向の復
帰習性を付与するようにしてもよい。ジャック17は、
その軸支部から後方に延びるサブアーム17bが鍵5内
に長手方向に沿って設けられた当接面5aに当接してそ
の左旋回動が係止され、鍵5と一体的に移動する。
17cの下方の鍵盤フレーム1上に、鍵5の前端部寄り
の内側に挿入され、鍵操作時に鍵5の揺動方向をガイド
すると共に、その操作途中でジャック17のサブアーム
17cに当接してジャック17をハンマ8との係合を脱
する方向へ揺動(図で右旋)させる鍵ガイド兼レギュレ
ーティングボタン20を立設している。このボタン20
の上方先端には当接部が設けられ、鍵並び方向両のサイ
ド面は、すべりやすい摺動材を施した二重成形構造にす
るか、もしくはグリスが塗布される。ジャック17のサ
ブアーム17bの上面及びサブアーム17cの下面にも
軟質樹脂等による緩衝被覆が施されている。21は、鍵
盤フレーム1の水平部1aの前端部付近に鍵5の配列方
向に沿って設けたフエルト等の緩衝材による鍵ストッパ
である。
ャック17のサブアーム17cが鍵ガイド兼レギュレー
ティングボタン20に当接する状態では、その当接部Q
が、鍵5の揺動支点Pとジャック17の揺動支点である
軸18の中心とを結ぶ直線L1上にほぼ並ぶように設け
られている。図2は、ジャック17と質量体であるハン
マ8との係合がはずれて、わずかに鍵5を押し込んだ状
態を示すもので、該係合がはずれる直前もしくは直後で
は完全に上記3点(P,18,Q)は一直線上に並ぶ。
ペティションレバー15との当接部S(図1)も、鍵5
の揺動支点Pとハンマ8の揺動支点である軸9の中心と
を結ぶ直線L2上にほぼ並ぶように設けれている。図1
に示す非押鍵状態では、当接部Sが直線L2よりやや上
方に位置しているが、押鍵に伴なってその当接部Sが下
降して、図2に示すようにハンマ8がジャック17及び
レペティションレバー15から離れる直前では、両者の
当接部Sが直線L2上に位置している。図2では、上記
3点(P,9,S)が一直線上に並んでさらに鍵5をわ
ずかに押し込んだ状態を示している。
1に示す非押鍵状態では、質量体であるハンマ8は自重
によって右旋してその後端部8eが下限ストッパ11に
当接しており、その腕部8bはレペティションレバー1
5及びジャック17に係合してそれらを押し上げ、鍵5
を上昇位置に復帰させている。レペティションレバー1
5は、レペティションスプリング19によって、常時ハ
ンマ8に当接するように付勢されている。
A方向にゆっくり押すと、鍵5に同動してジャック17
も徐々に下降してそのメインアーム17aの先端でハン
マ8の腕部8bを押し下げるので、ハンマ8が図で左旋
方向に回動するが、その慣性力によって大きな反力が生
じて指に強い抵抗感を受ける。レペティションレバー1
5は、レペティションスプリング19による付勢力によ
って、ハンマ8の腕部8bに当接しながら左旋回動し、
その先端部がパット16に当接するとその左旋回動が停
止される。
が鍵ガイド兼レギュレーティングボタン20に当接する
と、その後の軸18の下降に伴なってジャック17が右
旋回動し、レペティションレバー15のスリット15a
から若干突出してハンマ8の腕部8bを押圧するメイン
アーム17aがその腕部8bから離脱する。それによっ
て、ハンマ8が押鍵による左旋力を解除され、自重によ
って若干右旋してその腕部8bがレペティションレバー
15に当接して停止される。この時、ハンマ8は鍵5及
び鍵連動部材との連動を解除されるので、一時的にハン
マ8による抵抗感が急減してレットオフ感(脱進感)が
得られる。
17が図2に矢示Bで示すように回動してハンマ8から
外れた後、ハンマ8がその慣性で左旋回動し続け、重り
部8dが反発部材12に衝合して反発され矢示Cで示す
ように跳ね返り、次いで腕部8cが鍵5の当接面5aに
矢示D方向に当接することでバックチェックになり、こ
のバックチェック機構によってハンマ8の動きが制止さ
れる。これによって、強押鍵時の動的タッチ感と押鍵終
期における質量解放感(動的レットオフ感)が得られ
る。
マ8の重心点を揺動支点となる軸9から鍵5の先端とは
反対側へ大きく離れた位置にし、さらにそのハンマ8の
軸9も鍵5の揺動支点Pから大きく離し、ジャック17
はその軸9からさらに鍵5の先端よりに充分離すことが
できるので、精度を損なうことなく拡大比を大きくと
れ、充分な質量感が得られる。そして、鍵ガイド兼レギ
ュレーティングボタン20が、1つの部材で鍵ガイドと
レギュレーティングボタンを兼ねているため、鍵5の先
端部付近で両部材が干渉することなく、効果的に鍵5を
左右方向の位置を規制して押鍵方向にガイドし、且つジ
ャック17を大きく回動させることができる。
の揺動支点である軸18と、ジャック17と鍵ガイド兼
レギュレーティングボタン20の当接部Qとが、ほぼ一
直線上に並ぶように設けられていることにより、その当
接部Qでの摺動を最少にして摩擦力の発生を抑制するこ
とができる。さらに、鍵5の揺動支点Pと、ハンマ8の
揺動支点である軸8と、ハンマ8とジャック17もしく
はレペティションレバー15との当接部Sとが、ほぼ一
直線上に並ぶように設けられていることにより、その当
接部Sでの摺動を最少にして摩擦力の発生を抑制するこ
とができる。これらによって、アコースティックピアノ
に酷似したスムーズな鍵操作と鍵タッチ感を実現するこ
とが可能になにる。
徴とする次の3つの点を全て実施している。 鍵ガイド兼レギュレーティングボタンを設けるこ
と。 鍵の揺動支点とジャックの揺動支点とジャックとレ
ギュレーティングボタンの当接部とを、ほぼ一直線上に
並ぶように設けること。 鍵の揺動支点とハンマの揺動支点とハンマとジャッ
クもしくはレペティションレバーとの当接部とを、ほぼ
一直線上に並ぶように設けること。しかし、これらを個
々にあるいは任意に組み合わせて実施しても有効であ
る。
として使用する場合には、押鍵時にオンされて押鍵信号
やタッチレスポンス信号を発生する鍵スイッチを設ける
必要があることは勿論である。そのため、図1では鍵ス
イツチの図示を省略しているが、例えば図2に仮想線で
示すように、鍵盤フレーム1の後側垂直部1cに鍵スイ
ツチユニット25をネジ止め等によって取り付け、そこ
に各鍵ごとの鍵スイッチとしてフォトインタラプタを配
設し、その各フォトインタラプタにそれぞれ各鍵のハン
マ8の重り部8dを挿通させるようにしてもよい。
(非押鍵状態の位置)にあるときはその重り部8dでフ
ォトインタラプタの光路を遮ってそれをオフにしてお
り、押鍵操作により図2示すようにハンマ8が左旋回動
すると、その重り部8dが鍵スイツチユニット25のフ
ォトインタラプタの光路から退避して、それをオンにす
るように構成できる。勿論、鍵5又はハンマ8によって
直接あるいはアクチュエータを介して動作させるドーム
型鍵スイッチや、その他任意のタイプの鍵スイッチを設
けることもできる。
は鍵盤フレーム1側に取り付けることもでき、質量体で
あるハンマ8の回動支点は鍵5側に設けてもよい。さら
に、この発明による鍵盤装置は、電子ピアノや電子オル
ガン等の電子鍵盤楽器の鍵盤装置に限るものではなく、
例えば、鍵操作によって直接またはアクション機構を介
して弦や振動板等の発音体を振動させたり、弁を開閉し
て吹奏音を発生したりする鍵盤楽器、あるいはその発音
を電気的に増幅して放音する鍵盤電気楽器、さらにはア
クション機構を有するピアノや電子ピアノ等の練習用鍵
盤装置などにも適用できる。
れば、アコースティックピアノに酷似した鍵タッチ感が
得られる鍵盤装置を、比較的簡単なアクション機構でコ
ンパクトに実現できる。特に、鍵ガイドとレギュレーテ
ィングボタンが一体化されたことにより、スペースと部
品を節約でき、性能の向上も計ることができる。また、
アクション機構における摺動部での摩擦の発生が最少限
になり、円滑な鍵操作感とスムーズな鍵操作が可能にな
る。
態における黒鍵の長手方向に沿う断面図である。
断面図である。
材側支店部、5B…黒鍵、5W…白鍵、5…鍵、6…鍵
側支点部、7…ハンマ支持片、8…ハンマ(質量体)9
…ハンマの軸、10…鍵バネ、11…下限ストッパ、1
2…反発部材、13…レペティションレバー支持片、1
4…レペティションレバーの軸、15…レペティション
レバー、16…パット、17…ジャック、18…ジャッ
クの軸、19…レペティションスプリング、20…鍵ガ
イド兼レギュレーティングボタン、21…鍵ストッパ、
Claims (3)
- 【請求項1】 支持部材に対して支点部を中心に揺動自
在に設けられた鍵と、 該鍵の押下動作に伴って変位回
動するジャックと、 前記鍵の押下動作に伴って前記支持部材に対し、その重
心が移動するように配設され、前記鍵の押下動作に伴っ
て該鍵から前記ジャックを介して伝達される力によって
揺動する質量体とを備え、 前記支持部材に固設されて前記鍵の前端部寄りの内側に
挿入され、鍵操作時に該鍵の揺動方向動作をガイドする
と共に、その操作途中で前記ジャックに当接して、該ジ
ャックを前記質量体との係合を脱する方向へ揺動させる
鍵ガイド兼レギュレーティングボタンを設けたことを特
徴とする鍵盤装置。 - 【請求項2】 支持部材に対して支点部を中心に揺動自
在に設けられた鍵と、 該鍵の押下動作に伴って変位回
動するジャックと、 前記鍵の押下動作に伴って前記支持部材に対し、その重
心が移動するように配設され、前記鍵の押下動作に伴っ
て該鍵から前記ジャックを介して伝達される力によって
揺動する質量体と、 前記支持部材に固設されて、鍵操作時に該鍵の操作途中
で前記ジャックに当接して該ジャックを前記質量体との
係合を脱する方向へ揺動させるレギュレーティングボタ
ンとを備え、 前記鍵の支点部と、前記ジャックの回動支点と、該ジャ
ックと前記レギュレーティングボタンの当接部とを、ほ
ぼ一直線上に並ぶように設けたことを特徴とする鍵盤装
置。 - 【請求項3】 支持部材に対して支点部を中心に揺動自
在に設けられた鍵と、 該鍵の押下動作に伴って変位回
動するジャックと、 前記鍵の押下動作に伴って前記支持部材に対し、その重
心が移動するように配設され、前記鍵の押下動作に伴っ
て該鍵から前記ジャックを介して伝達される力によって
揺動する質量体と、 前記支持部材に固設されて、鍵操作時に該鍵の操作途中
で前記ジャックに当接して、該ジャックを前記質量体と
の係合を脱する方向へ揺動させるレギュレーティングボ
タンと、 前記鍵の押下動作に伴って変位回動され、付勢手段によ
って常時前記質量体に当接するように付勢されたレペテ
ィションレバーとを備え、 前記鍵の支点部と、前記質量体の揺動支点と、該質量体
と前記ジャックもしくはレペティションレバーとの当接
部とを、ほぼ一直線上に並ぶように設けたことを特徴と
する鍵盤装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12165795A JP3601113B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 鍵盤装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12165795A JP3601113B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 鍵盤装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08314438A true JPH08314438A (ja) | 1996-11-29 |
| JP3601113B2 JP3601113B2 (ja) | 2004-12-15 |
Family
ID=14816679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12165795A Expired - Fee Related JP3601113B2 (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 鍵盤装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3601113B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008158039A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤装置 |
| JP2015194738A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-11-05 | カシオ計算機株式会社 | 鍵盤楽器 |
| CN117502809A (zh) * | 2023-10-24 | 2024-02-06 | 厦门普诚科技有限公司 | 一种安装在工业设备上的键盘架 |
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1995
- 1995-05-19 JP JP12165795A patent/JP3601113B2/ja not_active Expired - Fee Related
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