JPH08314829A - 電子メール装置 - Google Patents

電子メール装置

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JPH08314829A
JPH08314829A JP7123867A JP12386795A JPH08314829A JP H08314829 A JPH08314829 A JP H08314829A JP 7123867 A JP7123867 A JP 7123867A JP 12386795 A JP12386795 A JP 12386795A JP H08314829 A JPH08314829 A JP H08314829A
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JP
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mail
transfer
unit
receiving terminal
request
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Application number
JP7123867A
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English (en)
Inventor
Toru Ueda
徹 上田
Yasuko Matsuoka
靖子 松岡
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メールを受信した端末がそのメールを別の宛
て先に自動転送する機能を有する電子メール装置を提供
する。 【構成】 電子メール装置は、メールを入力するメール
入力部1と、メールを転送先の受信端末に送信するため
の転送情報を入力する転送情報入力部2と、受信端末の
アドレス情報を解釈するアドレス解釈部3と、メールデ
ータの通信を行う通信部4と、メールを表示する表示部
5と、受信したメールデータから転送情報を解釈して転
送を依頼する転送依頼解釈部6と、メールを転送先の受
信端末のアドレスに送信してもよいか否かを判定する転
送実行判定部7と、転送が許可された転送先の受信端末
のアドレスにメールを送信する転送実行部8とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子メールを公衆回線
網/LAN/赤外線通信等のネットワークを通じて送受
信する電子メール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子メールはコンピュータを介し
て行われてきた。電子メールの方式には、パソコン通信
のようにセンターマシンにアクセスしてメッセージの読
み書きを行うもの、インターネットのようにコンピュー
タ間をバケツリレー式にメッセージを伝達するもの等、
幾つかの種類がある。また、直接端末同士で通信を行
い、メッセージを交換する方式のように、直接端末同士
で通信路を確立してメッセージを交換する場合には、電
子メール等のデータ転送と通常の音声による会話とを同
一のマシンで行うことができる可能性がある。例えば、
特開平6−77995号公報には、電子メールの受信時
に行う電話接続を自動的に行うことにより、受信者の作
業を軽減し、かつ、誤りなく電話接続できる電子メール
と電話の連携機能を備えたコンピュータが開示されてい
る。
【0003】近年、電子メールをサーバと呼ばれる集配
用マシンを通じて配送する方式が多く採用されている。
この方式においては、一つのメールを複数の人に対して
配送する場合であっても、サーバが複数の人の各端末へ
配送するため、端末が長時間占有されるという問題はな
い。すなわち、発信者の端末からサーバ宛のメールが送
られ、サーバはそのメールに記載された複数のアドレス
へメールを配送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式においては、以下のような問題がある。 (1)電子メールが電話やFAXのような1対1の通信
で配送される場合には、サーバ機能を行うものがない。
したがって、複数の端末に送信しようとした場合には、
それだけ通信時間が増大するという問題がある。例え
ば、一つのメールの送信に1分かかったとして、30人
に同じメールを送信するためには30分も必要となる。
したがって、メールが電話回線を用いた1対1で配送さ
れるシステムにおいては、メールが送信されている間、
電話を使用することができないという不都合がある。
【0005】(2)遠方からメールを場合、例えば、電
子メールで米国からレポートを日本の会社の複数の上司
に送ろうとする場合、端末間の通信では、米国から日本
への送信を複数回行う必要があるという不都合がある。
すなわち、ファクシミリがオフィスやグループ単位で利
用されるのと異なり、電子メールは個人単位で送られる
ことが多いため、近距離の人に対しても別々にメールを
送る必要があり、通信料が高くなるという問題がある。
【0006】(3)電子メールが電話回線を用いて通信
されると、ユーザが電話を使用したい時に、電子メール
に占有されているという問題も生じる。すなわち、文字
情報のみを送信する場合には、占有時間は比較的短い
が、静止画や動画を送信する場合には、通信時間が長く
かかり問題となる。この場合には、ユーザの目前にある
電話機が使用されていないにも拘わらず、電子メールが
占有しているために、ユーザは通話できないという問題
がある。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、メール受信した端末がそのメー
ルを別の宛て先に自動転送する機能を有すると共に通信
料金を低減し、さらに電子メールの通信を中断する機能
を備えた電子メール装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、メー
ル及び該メールを受信する受信端末のアドレス情報を入
力するメール入力部と、送信端末から送信されて来たメ
ールを受信した所定の受信端末が該メールを転送先の受
信端末に送信するための転送情報を入力する転送情報入
力部と、入力された受信端末のアドレス情報及び転送情
報を解釈するアドレス解釈部と、入力されたメール、受
信端末のアドレス情報及び転送情報からなるメールデー
タの通信を行う通信部と、メールを表示する表示部と、
前記所定の受信端末が受信したメールデータから転送情
報を解釈して該受信端末に転送を依頼する転送依頼解釈
部と、該転送依頼解釈部により解釈された転送情報に基
づいてメールを転送先の受信端末のアドレスに送信して
もよいか否かを判定する転送実行判定部と、該転送実行
判定部により転送が許可された転送先の受信端末のアド
レスにメールを送信する転送実行部とを備えた電子メー
ル装置である。
【0009】請求項2の発明は、メール及び該メールを
受信する受信端末のアドレス情報を入力するメール入力
部と、メールの転送を行うか否かを指定する転送指定部
と、転送先の受信端末の中から転送依頼条件を満たす受
信端末を選択し転送依頼を設定する転送設定部と、転送
依頼条件を記憶させておく転送依頼条件記憶部と、前記
転送設定部で選択された転送先の受信端末に送信される
メールに転送依頼を付与する転送依頼付与部と、入力さ
れた受信端末のアドレス情報を解釈するアドレス解釈部
と、入力されたメール及び受信端末のアドレス情報から
なるメールデータの通信を行う通信部と、メールを表示
する表示部と、受信端末が受信したメールに記述された
転送依頼を解釈して該受信端末に転送を依頼する転送依
頼解釈部と、該転送依頼解釈部により解釈された転送依
頼に基づいてメールを転送先の受信端末のアドレスに送
信してもよいか否かを判定する転送実行判定部と、該転
送実行判定部により転送が許可された転送先の受信端末
のアドレスにメールを送信する転送実行部とを備えた電
子メール装置である。
【0010】請求項3の発明は、メール及び該メールを
受信する受信端末のアドレス情報を入力するメール入力
部と、メールの転送を設定するか否かを指定する転送指
定部と、送信先の受信端末の内から転送依頼条件を満た
す受信端末を選択する転送依頼先選択部と、いずれの受
信端末に転送依頼を行うかを記述した転送条件を記憶さ
せておく転送条件記憶部と、送信先の受信端末の集合か
ら抽出された2つの受信端末のアドレスを比較して料金
を推定する料金推定部と、該料金推定部35で得られた
端末間の推定料金を用いてグループ分けするグループ分
け部と、各グループの最低一つの受信端末に転送依頼を
行うように転送依頼をメールに付与する転送依頼付与部
と、入力された受信端末のアドレス情報を解釈するアド
レス解釈部と、入力されたメール及び受信端末のアドレ
ス情報からなるメールデータの通信を行う通信部と、メ
ールを表示する表示部と、受信端末が受信したメールに
記述された転送依頼を解釈して該受信端末に転送を依頼
する転送依頼解釈部と、該転送依頼解釈部により解釈さ
れた転送依頼に基づいてメールを転送先の受信端末のア
ドレスに送信してもよいか否かを判定する転送実行判定
部と、該転送実行判定部により転送が許可された転送先
の受信端末のアドレスにメールを送信する転送実行部と
を備えた電子メール装置である。
【0011】請求項4の発明は、メール、該メールを受
信する受信端末のアドレス情報の入力、メールの表示及
びリアルタイム通信要求の入出力を行う入出力部と、送
信されたメール、受信端末のアドレス情報及びリアルタ
イム通信要求からなるメールデータを受信するメール受
信部と、メールの送受信中における中断要求もしくはメ
ール通信の中断中における再開要求を受信する中断/再
開要求受信部と、受信端末を指定してメールを送信する
メール送信部と、リアルタイム通信要求が入力された場
合にメールの送受信中における中断要求もしくはメール
通信の中断中における再開要求を送信する中断/再開要
求送信部と、メールデータの通信を行う通信部と、リア
ルタイムな情報通信を行うリアルタイム通信部と、リア
ルタイム通信要求を入力したことを示すリアルタイム通
信要求部とを備えた電子メール装置である。
【0012】
【作用】請求項1の電子メール装置によれば、メールを
受信した所定の受信端末がそのメールを別の宛て先の受
信端末に自動転送する機能を有しているので、所定の受
信端末に受信したメールを他の受信端末に転送するよう
に指示することができる。さらに当該所定の受信端末が
そのメールを転送してもよいかどうかをチェックする機
能も具備しているので、不必要な転送が回避される。
【0013】請求項2の電子メール装置によれば、多く
の送信先がある場合にその送信先数を判定する機構、設
定数が一定以上であれば送信先からの転送による送信に
変更する機構を備えているので、自動的に転送による送
信が行われる。また、実際には転送が可能な受信端末は
セキュリティの関連から決まっているため、ユーザが逐
一指定しなくとも、条件を予め設定するだけで、転送指
定は、転送依頼を受けた受信端末が自動的に行う。従っ
て、ユーザはどの受信端末が転送可能であるかを考慮す
ることなく転送機能が可動する。
【0014】請求項3の電子メール装置によれば、複数
の送信先のアドレス間の相対的料金を推定する機構と、
類似度の小さいものからグループ分けするグループ分け
機構とを備えているので、グループ毎に一つのメールが
送信され、距離の長いところの通信は少なく、距離の短
いところで転送が多くなる。すなわち、全体として通信
料金が低くなるように自動的に設定される。
【0015】請求項4の電子メール装置によれば、ユー
ザからの送信リクエスト(例えば、オフフック)を入力
する機構、通信中のメールを中断もしくは中止するとい
う要求を送信する機構及び中断もしくは中止の要求が送
信された場合にメールの通信を中断もしく中止する機構
を備えているので、ユーザが送信のリクエストを入力す
ると、直ちにメールの通信を切断し、ユーザの通信を優
先する。したがって、メールが通信中であっても、ユー
ザが通信のリクエストを出すと、それが優先されてユー
ザの待ち時間が減少する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の電子メー
ル装置を詳細に説明する。図1は、本発明にかかる電子
メール装置の第一実施例のブロック図である。図1にお
いて、1は、メールを入力するメール入力部である。こ
のメール入力部1としては、文字を入力するキーボー
ド、画像を入力するカメラ、音声を入力するマイク等が
挙げられる。また、このメール入力部1では、通常の電
子メールと同様に、メールを受信する受信端末(送信先
端末)のアドレス情報も入力される。アドレス情報は、
電子メールを取り扱うソフトウエアによって形式が異な
る。一番簡単なものは、電話番号である。例えば、ファ
クシミリのように受信端末が電話回線に接続されている
場合には、アドレス情報は電話番号になる。また、イン
ターネットのメール形式では、ueda@iml.sharp.co.jpの
ような形式になる。ここでは、特にメールのアドレス形
式は限定されない。
【0017】2は、送信端末から送信されて来たメール
を受信した所定の受信端末が該メールを転送先の受信端
末に送信するための転送情報を入力する転送情報入力部
である。転送情報としては、例えばアドレス情報を電話
番号(内線)とした場合、受信端末のアドレス情報と転
送情報は以下のようになる。 宛て先:3123、3124 経由:3123 宛て先:4234、4236 経由:4230 この例は、3123と3124の端末には3123の端
末を経由して、4234と4236の端末には4230
の端末を経由してメールが送信されることを示してい
る。なお、宛て先の内線番号は転送先の受信端末のアド
レス情報に相当し、経由の内線番号が転送情報に相当す
る。仮に、3123の端末が通信中である場合、312
3を後回しにして4230の端末に通信を試みることも
考えられる。なお、転送情報入力部は、メール入力の一
部であり、送信側でなされるものである。
【0018】3は、入力された受信端末のアドレス情報
及び転送情報を解釈し、いずれの端末にメールを通信す
るのかを判定するアドレス解釈部である。本実施例にお
いては、実際にメールを送信するのは3123と423
0の端末である。4は、入力されたメール、受信端末の
アドレス情報及び転送情報からなるメールデータの通信
を行う通信部である。通信部4は、電話回線を用いた
り、インターネットを経由すること等が考えられるが、
特にここではその手段は問題ではない。
【0019】5は、送信端末が通信部4によってメール
を送信し、受信端末が同じく通信部4によってメールを
受信した後、そのメールを表示する表示部である。表示
手段は、視覚的なものだけでなく、音楽、音声のための
スピーカ等であってもよい。6は、上記所定の受信端末
が受信したメールデータから転送情報を解釈して該受信
端末に転送を依頼する転送依頼解釈部である。先の例示
の場合、3123の端末(所定の受信端末)は、受信し
たメールデータの転送情報から3124に転送する必要
があるということが解る。
【0020】7は、転送依頼解釈部6により解釈された
転送情報に基づいてメールを転送先の受信端末のアドレ
スに実際に送信してもよいか否かを判定する転送実行判
定部である。ここでは、メールの発信元及び転送先の情
報から転送を実際に行ってよいかどうかを判定する。以
下に、転送実行条件を例示する。 可能発信元:3***,(299)87**,(299)8600 可能転送先:3***,(299)87**,(299)8600,4*** 「可能発信元」は、どの端末からのメールを転送しても
よいかという情報である。上記例では、3で始まる4桁
の番号全て、29987に続く7桁の番号全て及び29
98600の番号から来たメールは転送可能となる。一
方、「可能転送先」は、受信したメールの転送先の受信
端末を指定するものであり、上記例では、可能発信元の
端末に加えて4で始まる4桁の番号全てを指定してい
る。当然、転送を禁止する番号を指定することも可能で
ある。
【0021】8は、転送実行判定部7により転送が許可
された転送先の受信端末のアドレスにメールを送信する
転送実行部である。転送実行部8により行われる転送
は、送信の手続きと同様である。
【0022】なお、インターネットのメールは、ネット
ワーク上のコンピュータを次々にたどって行き、最終宛
て先のマシンに到着する。この場合、コンピュータをた
どるために、予めルーティング情報が各コンピュータに
記憶されている。本発明は、これと異なり、メール毎に
指定を行うものである。
【0023】また、一人のユーザに対して複数の送信先
を指定することも可能である。この場合には、複数の送
信先の内、一つでも通信が成功すれば残りの送信先は無
視される。例えば、無線付の携帯端末等を持っている場
合には、必ずしも受信のための電源が入っているとは限
らない。従って、携帯端末とオフィスの端末との両方を
送信先に指定し、もし携帯端末につながらない場合に
は、オフィスの端末に接続することで確実な通信が実現
できる。
【0024】なお、図1において、メール入力部1、転
送情報入力部2、アドレス解釈部3、通信部4及びメー
ル表示部5は、送信側のブロックであり、通信部4、メ
ール表示部5、転送依頼解釈部6、転送実行判定部7及
び転送実行部8は、転送を行う装置(受信側)のブロッ
クである。
【0025】図2は、本発明にかかる電子メール装置の
第一実施例のフローチャートである。先ず、ユーザーは
メールを入力し(S1)、そしてメールの宛て先アドレ
ス、すなわちメールを受信する受信端末のアドレス情報
を入力する(S2)。受信端末のアドレス情報とは、上
記例で「宛て先」の部分のことである。次に、ユーザは
メールを転送先の受信端末に送信するための転送情報を
入力する(S3)。転送情報とは、上記例で「経由」の
部分のことであり、いずれの受信端末でメールの転送を
行うのかを指定する情報である。
【0026】続いて、宛て先アドレスと転送情報から実
際にどの受信端末にメールを送信するかということが解
釈され(S4)、その後メールを実際に送信する(S
5)。これにより送信端末の通信は終了する(EN
D)。送信されたメールは所定の受信端末で受信され
(S6)、受信側のユーザのために受信メールを表示す
る(S7)。これは、通常、メールが届いたことだけを
知らせ、ユーザからの要求があった時にメールの内容を
表示するのが一般的である。
【0027】次に、受信端末が受信したメールの転送依
頼を解釈し(S8)、その転送情報に基づいて転送して
もよいかどうかを判定する(S9)。この判定は、上記
例の転送実行条件のような条件に基づいて行われる。そ
して転送可能かどうか判断され(S10)、転送が許可
されれば(Y)、メールの転送が実行され(S11)、
受信端末のメールの通信が終了する(END)。一方、
転送が許可されない場合(N)、転送が行われなかった
旨の通知が発信元に返信される(S12)。
【0028】なお、S7において、受信端末は、受信し
たメールを表示しているが、実際にはメールを表示する
ことなく転送のみを行う受信端末も有り得る。上記例で
は、4230の受信端末は転送を行うのみで、最終的に
メールを受信してその旨を表示する端末ではない。この
ような場合には、メールの表示を行わないようにするこ
とも可能である。
【0029】図3(a)は、従来の電子メール装置の具
体例を示す説明図であり、図3(b)は、本発明にかか
る電子メール装置の第一実施例の具体例を示す説明図で
ある。従来の電子メール装置で一つの送信に1分かかる
メールを30の相手に送信すると、図3(a)に示すよ
うに最低30分必要となる。一方、本発明にかかる電子
メール装置を用いて、3つの相手に転送依頼を行うと共
に転送依頼を受けた所定の受信端末は各9個の受信端末
に対してそれぞれ1回転送を行うとすると、三つの経路
で並行して通信が行われるため、図3(b)に示すよう
に12分で通信が終了する。ただし、最初の3つの受信
端末への送信は並行して行えないため、10分ではな
く、余分に2分かかる。このように本発明にかかる電子
メール装置を用いれば、通信の速度の向上を図ることが
できる。
【0030】なお、FAXや留守番電話等でも受信した
メッセージを転送する機能を備えているものもあるが、
これらは受信データに対して外部から転送先のアドレス
等を指定するものである。これに対して本発明の電子メ
ール装置では、転送情報がメール本文と共に送信端末か
ら送信される点で異なる。
【0031】図4は、本発明にかかる電子メール装置の
第二実施例を示すブロック図である。図4において、1
1は、メールを入力するメール入力部である。このメー
ル入力部11としては、文字を入力するキーボード、画
像を入力するカメラ、音声を入力するマイク等が挙げら
れる。また、このメール入力部11では、通常の電子メ
ールと同様に、メールを受信する受信端末(送信先端
末)のアドレス情報も入力される。アドレス情報は、上
記第一実施例で説明したとおりである。
【0032】12は、メールの転送を自動設定するか否
かを指定する転送指定部である。13は、転送先が自動
設定された場合に転送先の受信端末の中から転送依頼条
件を満たす受信端末を選択し転送依頼を自動設定する転
送設定部である。この転送設定部13については、後で
詳述する。14は、転送依頼条件を記憶させておく転送
依頼条件記憶部である。すなわち、転送依頼条件記憶部
14は、どのようにして転送を行うかを記述した転送依
頼条件を記憶している。この条件は、ユーザに対して設
定可能であることが望ましい。
【0033】15は、転送設定部13で選択された転送
先の受信端末に送信されるメールに転送依頼を付与する
転送依頼付与部である。転送依頼の形式は自動設定であ
っても、上記第一実施例のようなユーザが付与したもの
と同じ形式になる。これ以降の処理、すなわちアドレス
解釈部16、通信部17、メール表示部18、転送依頼
解釈部19、転送実行判定部20及び転送実行部21
は、上記第一実施例で説明したものと同じである。な
お、図4において、メール入力部11からメール表示部
18までは、送信側のブロックであり、転送設定部13
から転送実行部21は、転送側のブロックである。
【0034】転送依頼条件記憶部14に記憶されて転送
依頼条件は、例えば以下に示した形式のものである。 転送開始数:4 転送依頼先:3***,4***,5***,(299)87** 転送開始数とは、送信先が幾つ以上あれば転送を行うか
を示す数である。上記例では、4ヵ所以上に送信する場
合に転送依頼の発行を試みる。転送依頼先とは、転送を
依頼する受信端末のアドレスである。上記例では、3と
4と5で始まる4桁の番号又は29987で始まる7桁
の番号が送信先にある場合には、転送を依頼することを
示している。当然、番号のアドレスではなく、インター
ネット形式のようなものであっても構わない。例えば、
*@iml.sharp.co.jpのようなアドレスが@iml.sharp.co.
jpで終わる全てのアドレスを示していても構わない。
【0035】転送の依頼を付与するための条件として
は、例えば自端末は5回以上通信しないようにすると
か、転送依頼端末が4回以上転送を行わないようにする
とか等が考えられる。また、もっと複雑な条件を設定で
きるとなお好ましい。例えば、緊急の指定がユーザによ
ってなされている場合、転送先を増やして全ての送信先
に速く届くようにする、あるいは重要な指定がユーザに
よってなされている場合には、転送を行わず、全ての受
信端末に直接送信する等が考えられる。
【0036】転送依頼を受けた受信端末は同様の手順で
転送依頼を付加しても構わない。例えば、10の宛て先
へ転送を依頼された場合、2つに分割して宛て先を5つ
にし、それぞれのグループの代表端末に転送依頼を付与
して送信することも可能である。このような操作を再帰
的に行うことで全体的な送信時間の短縮が図られる。
【0037】図5は、本発明にかかる電子メール装置の
第二実施例のフローチャートである。先ず、ユーザがメ
ール本文を入力し(S21)、転送するか否かも入力す
る(S22)。この部分は予め記憶されている設定値を
用いることも可能である。転送する場合には(Y)、転
送情報の判定が行われる(S23)。これは、メールに
入力された送信先の端末と予め入力された転送依頼条件
から転送依頼を作成するものである。そして、作成され
た転送依頼をメールに付加した後(S24)、実際の通
信のために受信端末のアドレス、転送情報等を解釈する
(S25)。一方、転送しない場合には(N)、直接受
信端末のアドレス、転送情報等の解釈が行われる(S2
5)。
【0038】解釈終了後、メールが送信先の受信端末に
送信さる(S26)。これにより、送信端末のメール通
信は終了する(END)。受信端末がメールを受信すれ
ば(S27)、ユーザに受信結果が表示される(S2
8)。続いて、転送依頼の解釈が行われ、転送を行う必
要があるかを判定し(S29)、さらに予め記憶してい
る転送実行条件と転送依頼を比較して、転送を行っても
よいか否かを判定する(S30)。そして転送可能であ
るか否かが決定され(S31)、転送可能であると決定
した場合(Y)、現行の転送メールに対して転送依頼を
付与するかどうかの判定を行う(S32)。この判定
は、S23で行われた処理と同様である。
【0039】次に、S32で作成された転送依頼をメー
ルに付加するが(S33)、この処理もS24のそれと
同様である。なお、S32及びS33の処理は、転送依
頼を受けた受信端末がさらにその先の受信端末に送信す
るメールに転送依頼を付与することを許可する処理であ
る。従って、この処理を繰り返すと、再帰的に幾らでも
転送依頼を付与することが可能になる。当然、転送を転
送を多用することによる配送の信頼性低下を防ぐため
に、このような再帰的処理を禁止することも可能であ
る。そして、転送依頼が付与された後、実際に転送の処
理が行われ(S34)、受信端末のメール通信は終了す
る(END)。なお、S31で転送不能と決定された場
合(N)、直接発信元の送信端末に発信不能の通知を送
信する(S35)。
【0040】図6は、本発明にかかる電子メール装置の
第二実施例の具体例を示す説明図である。図6におい
て、発信端末は、2つの受信端末に転送依頼を行い、そ
の依頼を受けた受信端末がまた先の受信端末に転送依頼
を付与している。このように再帰的に転送依頼を付与す
ることにより、例えば、30の受信端末全てにメールを
送信するのに要する時間は6分となり、通信時間が非常
に短縮される。また、本実施例においては、転送するか
否かを指定するだけで、転送の経路は自動的に付与さ
れ、経路指定の手間が軽減される。その上、人手では実
質不可能な複雑な転送経路も自動で付与されるため、通
信時間をさらに短縮することができる。
【0041】図7は、本発明にかかる電子メール装置の
第三実施例のブロック図である。図7において、31
は、メールを入力するメール入力部である。このメール
入力部31としては、文字を入力するキーボード、画像
を入力するカメラ、音声を入力するマイク等が挙げられ
る。また、このメール入力部31では、通常の電子メー
ルと同様に、メールを受信する受信端末(送信先端末)
のアドレス情報も入力される。アドレス情報は、上記第
一実施例で説明したとおりである。
【0042】32は、メールの転送を自動設定するか否
かを指定する転送指定部である。当然、ユーザ自身が転
送情報を入力しても構わない。33は、転送の自動設定
が指定された場合に転送先の受信端末を選択する転送依
頼先選択部である。ただし、ここでは上記第二実施例と
異なり、転送を依頼できる全ての候補を選択するだけで
ある。実際の転送依頼は、端末間の通話料金が少なくな
るような端末が後述する料金推定部35、グループ分け
部36で選択され、転送依頼付与部37で付与される。
【0043】34は、どの受信端末に転送依頼を行うか
を記述した転送条件を記憶させておく転送条件記憶部で
ある。この転送条件はユーザが設定できるようにしてお
くのが望ましい。35は、送信先の受信端末の集合から
2つの端末の組を全て取り出し、通信料金(もしくは距
離)を求める料金推定部である。これは予め記憶された
メールアドレスと料金の関係表を用いて求めることで実
現できる。メールアドレスが電話番号の場合、表を記憶
させておかなくても料金の比較は可能である。詳細は後
述する。なお、ここでは全ての2つの端末の組を選択し
て料金を求めたが、簡単のため一部だけを用いても構わ
ない。
【0044】36は、料金推定部35で得られた端末間
の料金を用いてグルーピングを行うグループ分け部であ
る。ここで、グルーピングとは、料金の低いものを集め
てグループ分けを行うことである。一般的に、これは組
み合わせの最適化の問題となり、各種の一般的な解法が
存在する。例えば、Kmeans法やニューラルネット等の手
法が利用できる。ただし、この場合のグルーピングでは
少なくとも1つの端末が転送依頼選択部33で選択され
た転送依頼可能な端末でなくてはならない。
【0045】37は、各グループに最低一つの受信端末
に転送依頼を行うように転送依頼をメールに付与する転
送依頼付与部である。ここでは、送信先の端末間でグル
ープを作成し、各グループの端末に対して転送依頼を付
与するとしているが、グループ作成の時には、送信元と
転送依頼先の通信料金も考慮に入れて最適になるように
することが望ましい。なお、アドレス解釈部38、通信
部39、メール表示部40、転送依頼解釈部41、転送
実行部42及び転送実行部43では、上記第二実施例で
説明したものと同じ処理が行われる。図7において、3
1から40までは、送信側のブロックであり、33から
43までは転送側のブロックである。
【0046】図8は、本発明にかかる電子メール装置の
第三実施例のフローチャートである。先ず、ユーザがメ
ール本文を入力し(S41)、転送するか否かも入力す
る(S42)。この部分は予め記憶されている設定値を
用いることも可能である。転送する場合には(Y)、転
送情報の判定が行われる(S43)。これは、メールに
入力された送信先の端末と予め入力された転送依頼条件
から転送依頼を作成するものである。そして、作成され
た転送依頼をメールに付加した後(S44)、送信先全
ての2つの端末の組み合わせについて、端末間の推定料
金を求める(S45)。一方、転送しない場合には
(N)、直接送信先全ての2つの端末の組み合わせにつ
いて、端末間の推定料金を求める(S45)。
【0047】S45で得られた情報を用いてグループ分
けをする(S46)。そしてグループ内でメールが転送
されるように転送依頼をメールに付与する(S47)。
なお、これ以降のS48からS58までの処理フロー
は、上記第二実施例の図5におけるS25からS35ま
での処理フローと同一である。
【0048】図9は、本発明にかかる電子メール装置の
第三実施例の推定料金計算のフローチャートである。図
9には、アドレスが電話番号である場合の相対的に料金
の大小を求めるフローが示されている。先ず、送信先の
受信端末の2つの電話番号を選択する(S61)。選択
されて2つの電話番号を比較して桁数が同じであるかを
判定する(S62)。桁数が同じ場合(Y)、上位の桁
から同じかどうかを判断し、料金Cを求める(S6
4)。桁数が異なっている場合(N)、異なった桁数に
応じて料金Cを求める(S63)。この場合には、相対
的な料金が推定できればよいので、実際の課金とかけ離
れていても問題ない。一つの端末にアドレスが複数ある
場合には、別々に計算し、料金の低い方を選択する。
【0049】図10は、本発明にかかる電子メール装置
の第三実施例の推定料金計算の具体例を示す図である。
図10では、1)〜4)に示す電話番号を受信端末のア
ドレスとしており、図9に示すフローチャートに従って
求められたそれぞれの端末間の推定料金が図10に示さ
れている。
【0050】また、図11(a)は従来の電子メール装
置の具体例を示す説明図であり、(b)及び(c)は本
発明にかかる電子メール装置の第三実施例の具体例を示
す説明図である。図11に示すように、本具体例は海外
の送信端末から日本の6つの受信端末に対してメールを
送信する場合を示している。従来の電子メール装置を用
いた場合には、転送が行われないので、1200円の通
信料がかかる(図11(a))。一方、本発明の電子メ
ール装置を用いて、受信端末を2グループに分けて転送
を依頼すると、通信料が440円になる(図11
(b))。また、各グループ間においても転送すると、
340円になる(図11(c))。さらに、転送により
並列に送信されるため、送信終了までに必要な通信時間
も従来の電子メール装置に比べ、非常に短くなる。
【0051】図12は、本発明にかかる電子メール装置
の第四実施例のブロック図である。図12において、5
1は、メール、送信先の受信端末のアドレス情報の入力
及びメールの表示並びにリアルタイム通信のための音声
等のリアルタイム通信要求の入出力を行う入出力部であ
る。52は、送信されたメール、受信端末のアドレス情
報及びリアルタイム通信要求からなるメールデータを受
信するメール受信部である。53は、メールの受信もし
くは送信中に中断命令を受信したり、中断されたメール
の通信を再開するための再開命令を受信する中断/再開
要求受信部である。
【0052】54は、送信先の受信端末を指定してメー
ルを送信するメール送信部であり、55は、リアルタイ
ム通信要求が入力された場合であって、メールの受信も
しくは送信中に中断命令を送信したり、中断されたメー
ルの通信を再開するための再開命令を送信する中断/再
開要求通信部である。56は、メールデータの実際の通
信を行う通信部である。57は、リアルタイムな音声や
動画等のリアルタイム情報、例えばユーザ間の電話のよ
うにユーザがその場で行いたい通信を実現するためのリ
アルタイム通信部である。58は、ユーザがリアルタイ
ム通信要求を入力したことを示すリアルタイム通信要求
部であり、例えばこれは受話器を上げることに相当す
る。受話器を上げるということはユーザが通信を行いた
いことを示していると考えられる。この時、メールの送
受信が行われているならば、中断/再開要求送信部55
により送受信を中断する要求が出され、メールの送受信
が一時停止し、回線も切断される。この動作は自動的に
行われるため、ユーザはメールの通信中かどうかを気に
することなくリアルタイムの通信を開始することができ
る。ユーザの通信が終われば、また中断したメールの転
送を再開する。
【0053】図13は、本発明にかかる電子メール装置
の第四実施例のフローチャートである。図13に示すよ
うに、先ず、ユーザがリアルタイム通信要求を入力する
と(S71)、受信端末がメールの受信中であるかを判
定する(S72)。なお、リアルタイム通信の要求とし
ては、例えば、電話やファクシミリ等の要求が挙げられ
る。その受信端末がメールの受信中でない場合(N)、
その受信端末がメールの送信中であるかを判定する(S
73)。そして、その受信端末がメールの送信中である
と判定した場合(Y)、当該受信端末に対して現在のメ
ールの受信の中断を要求する(S74)。
【0054】続いて、中断したメールのIDとどこまで
メールを送信したかを示すポインタを記憶する(S7
5)。ここで、メールのIDとは、中断したものがどの
メールかを特定するためのものであり、形式は問わな
い。そして、実際にメールの送信を中断し(S76)、
ユーザの要求に適合した通信を行う(S79)。一方、
S72において、受信端末がメールの受信中である場合
(Y)、そのメールの受信中に送信端末に対してメール
の送信の中断を要求する(S77)。そして、その受信
端末はメールの受信を中断し(S78)、ユーザの要求
に適合した通信を行う(S79)。また、S73におい
て、受信端末がメールの送信中でない場合(N)、ユー
ザの要求に適合した通信を行い(S79)、その受信端
末のメール通信は終了する(END)。
【0055】S74又はS77において、中断要求が送
信されると、中断要求を受信する側の装置はこの相手側
装置から発せられた中断要求を受信する(S80)。そ
して、中断要求を受信した受信端末がメール受信中であ
るかどうかを判断し(S81)、メール受信中でないと
判定した場合(N)、送信を中断するメールのIDと送
信ポインタとを記憶した後(S82)、実際にメールの
送信を中断する(S84)。すなわち、メールの送信を
中断した場合、送信側でメールIDとどこまで送信が完
了したかを示すポインタを保存する。この場合のメール
IDとは、メールを特定するために受信側と送信側とで
共通にもつコードである。このメールIDは、メールの
本文に先立ち、予め送信されているものである。一方、
S81において、メールが受信中であると判断された場
合(Y)、メールの受信を中断する(S83)。続い
て、ユーザの要求に適合した通信を行い(S85)、そ
の端末のメール通信は終了する(END)。
【0056】図14は、本発明にかかる電子メール装置
の第四実施例の受信再開時におけるフローチャートであ
る。先ず、送信が中断されたメールがあるかどうかを判
定する(S91)。送信中断のメールがある場合
(Y)、メールのIDとどこまで送ったかを示すポイン
タを呼び出す(S92)。受信端末に対して受信再開の
要求を送信し(S93)、これから送信するメールのI
Dを送信する(S94)。そしてメールの送信が再開さ
れ(S95)、送信を再開した受信端末のメール通信は
終了する(END)。送信先の受信端末が、S93から
の再開の要求を受信すると(S96)、S94からのメ
ールIDを受信する(S97)。そして、メールの受信
を再開し(S98)、送信先の受信端末のメール通信が
終了する(END)。例えば、メールの中断が起こった
場合には、ある一定時間通信を行っていないならば、再
開の処理がされるということを行ってもよい。
【0057】
【発明の効果】請求項1の電子メール装置によれば、メ
ールを受信した所定の受信端末がそのメールを別の宛て
先の受信端末に自動転送する機能を有することにより、
送信端末が複数の受信端末にメールを送信する場合、通
信時間を短縮することができる。例えば、送信専用端末
を設定した場合、当該送信端末からメールを一度送信す
るだけで、所定の受信端末を経由して全ての転送先の受
信端末にメールが送信される。さらに当該所定の受信端
末がそのメールを転送してもよいかどうかをチェックす
る機能も具備することにより、不必要なメールの転送を
回避することができる。
【0058】請求項2の電子メール装置によれば、多く
の送信先がある場合に、その送信先数を判定する機構、
設定数が一定以上であれば送信先からの転送による送信
に変更する機構を具備することにより、自動的に転送に
よる送信が可能になり、ユーザが転送の指定を逐一指定
する必要がなくなり、利便性の向上を図ることができ
る。また、実際には転送が可能な受信端末はセキュリテ
ィの関連から決まっているため、ユーザが逐一指定しな
くとも、条件を予め設定しておくだけで、後の転送の指
定は受信端末が自動的に行う。こうすることで、ユーザ
はどの端末が転送可能か等を心配することなく転送機能
を使用することができる。その上、自動で転送の設定が
可能であるため、受信したメールに転送依頼を付与する
こともできる。
【0059】請求項3の電子メール装置によれば、複数
の送信先のアドレス間の相対的料金を推定する料金推定
機構と、類似度の小さいものからグループ分けするグル
ープ分け機構とを具備することにより、通信料金の低い
端末同士がグループ分けされ、グループ間で転送を行う
ように設定されるため、全体として通信料金を低くする
ことができる。特に、アドレスとして電話番号を用いる
と、事前の知識を必要とすることなく距離の推定が可能
であり、この情報を利用して通信料金の低い端末同士を
グループ分けすることもできる。
【0060】請求項4の電子メール装置によれば、ユー
ザからの送信リクエストを入力する機構、通信中のメー
ルを中断もしくは中止するという要求を送信する機構及
び中断もしくは中止の要求が送信された場合にメールの
通信を中断もしくは中止する機構とを具備することによ
り、ユーザからの送信リクエスト(例えば、オフフッ
ク)が入力されると、直ちに現在行っているメールの通
信を中断するので、メールの通信が行われていても、ユ
ーザの通信待ち時間を不要とすることができる。仮に、
電話機能を有する端末の場合であって上記本発明の機能
がなければ、通信に1時間必要とするメールを送ると、
1時間もユーザは電話機能を使用することができない。
しかし、本発明の機能を利用すると、メール通信中でも
ユーザからの割り込みがかかり、ユーザの通信を優先す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電子メール装置の第一実施例の
ブロック図である。
【図2】本発明にかかる電子メール装置の第一実施例の
フローチャートである。
【図3】(a)は従来の電子メール装置の具体例を示す
説明図であり、(b)は本発明にかかる電子メール装置
の第一実施例の具体例を示す説明図である。
【図4】本発明にかかる電子メール装置の第二実施例の
ブロック図である。
【図5】本発明にかかる電子メール装置の第二実施例の
フローチャートである。
【図6】本発明にかかる電子メール装置の第二実施例の
具体例を示す説明図である。
【図7】本発明にかかる電子メール装置の第三実施例の
ブロック図である。
【図8】本発明にかかる電子メール装置の第三実施例の
フローチャートである。
【図9】本発明にかかる電子メール装置の第三実施例に
おける推定料金計算のフローチャートである。
【図10】本発明にかかる電子メール装置の第三実施例
における推定料金計算の具体例を示す図である。
【図11】(a)は従来の電子メール装置の具体例を示
す説明図であり、(b)及び(c)は本発明にかかる電
子メール装置の第三実施例の具体例を示す説明図であ
る。
【図12】本発明にかかる電子メール装置の第四実施例
のブロック図である。
【図13】本発明にかかる電子メール装置の第四実施例
のフローチャートである。
【図14】本発明にかかる電子メール装置の第四実施例
の受信再開時におけるフローチャートである。
【符号の説明】
1 メール入力部 2 転送情報入力部 3 アドレス解釈部 4 通信部 5 表示部 6 転送依頼解釈部 7 転送実行判定部 8 転送実行部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メール及び該メールを受信する受信端末
    のアドレス情報を入力するメール入力部と、送信端末か
    ら送信されて来たメールを受信した所定の受信端末が該
    メールを転送先の受信端末に送信するための転送情報を
    入力する転送情報入力部と、入力された受信端末のアド
    レス情報及び転送情報を解釈するアドレス解釈部と、入
    力されたメール、受信端末のアドレス情報及び転送情報
    からなるメールデータの通信を行う通信部と、メールを
    表示する表示部と、前記所定の受信端末が受信したメー
    ルデータから転送情報を解釈して該受信端末に転送を依
    頼する転送依頼解釈部と、該転送依頼解釈部により解釈
    された転送情報に基づいてメールを転送先の受信端末の
    アドレスに送信してもよいか否かを判定する転送実行判
    定部と、該転送実行判定部により転送が許可された転送
    先の受信端末のアドレスにメールを送信する転送実行部
    とを備えた電子メール装置。
  2. 【請求項2】 メール及び該メールを受信する受信端末
    のアドレス情報を入力するメール入力部と、メールの転
    送を行うか否かを指定する転送指定部と、転送先の受信
    端末の中から転送依頼条件を満たす受信端末を選択し転
    送依頼を設定する転送設定部と、転送依頼条件を記憶さ
    せておく転送依頼条件記憶部と、前記転送設定部で選択
    された転送先の受信端末に送信されるメールに転送依頼
    を付与する転送依頼付与部と、入力された受信端末のア
    ドレス情報を解釈するアドレス解釈部と、入力されたメ
    ール及び受信端末のアドレス情報からなるメールデータ
    の通信を行う通信部と、メールを表示する表示部と、受
    信端末が受信したメールに記述された転送依頼を解釈し
    て該受信端末に転送を依頼する転送依頼解釈部と、該転
    送依頼解釈部により解釈された転送依頼に基づいてメー
    ルを転送先の受信端末のアドレスに送信してもよいか否
    かを判定する転送実行判定部と、該転送実行判定部によ
    り転送が許可された転送先の受信端末のアドレスにメー
    ルを送信する転送実行部とを備えた電子メール装置。
  3. 【請求項3】 メール及び該メールを受信する受信端末
    のアドレス情報を入力するメール入力部と、メールの転
    送を設定するか否かを指定する転送指定部と、送信先の
    受信端末の内から転送依頼条件を満たす受信端末を選択
    する転送依頼先選択部と、いずれの受信端末に転送依頼
    を行うかを記述した転送条件を記憶させておく転送条件
    記憶部と、送信先の受信端末の集合から抽出された2つ
    の受信端末のアドレスを比較して料金を推定する料金推
    定部と、該料金推定部35で得られた端末間の推定料金
    を用いてグループ分けするグループ分け部と、各グルー
    プの最低一つの受信端末に転送依頼を行うように転送依
    頼をメールに付与する転送依頼付与部と、入力された受
    信端末のアドレス情報を解釈するアドレス解釈部と、入
    力されたメール及び受信端末のアドレス情報からなるメ
    ールデータの通信を行う通信部と、メールを表示する表
    示部と、受信端末が受信したメールに記述された転送依
    頼を解釈して該受信端末に転送を依頼する転送依頼解釈
    部と、該転送依頼解釈部により解釈された転送依頼に基
    づいてメールを転送先の受信端末のアドレスに送信して
    もよいか否かを判定する転送実行判定部と、該転送実行
    判定部により転送が許可された転送先の受信端末のアド
    レスにメールを送信する転送実行部とを備えた電子メー
    ル装置。
  4. 【請求項4】 メール、該メールを受信する受信端末の
    アドレス情報の入力、メールの表示及びリアルタイム通
    信要求の入出力を行う入出力部と、送信されたメール、
    受信端末のアドレス情報及びリアルタイム通信要求から
    なるメールデータを受信するメール受信部と、メールの
    送受信中における中断要求もしくはメール通信の中断中
    における再開要求を受信する中断/再開要求受信部と、
    受信端末を指定してメールを送信するメール送信部と、
    リアルタイム通信要求が入力された場合にメールの送受
    信中における中断要求もしくはメール通信の中断中にお
    ける再開要求を送信する中断/再開要求送信部と、メー
    ルデータの通信を行う通信部と、リアルタイムな情報通
    信を行うリアルタイム通信部と、リアルタイム通信要求
    を入力したことを示すリアルタイム通信要求部とを備え
    た電子メール装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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