JPH08315522A - 光学式記録再生装置 - Google Patents

光学式記録再生装置

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JPH08315522A
JPH08315522A JP14415795A JP14415795A JPH08315522A JP H08315522 A JPH08315522 A JP H08315522A JP 14415795 A JP14415795 A JP 14415795A JP 14415795 A JP14415795 A JP 14415795A JP H08315522 A JPH08315522 A JP H08315522A
Authority
JP
Japan
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carriage
optical
optical head
radial bearing
pair
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14415795A
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English (en)
Inventor
Eiichi Hirata
栄一 平田
Satoshi Uwakawa
智 宇和川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャリッジのガタツキを無くすことができる
簡単な構造を提供すること。 【構成】 光学ヘッド2が搭載されたキャリッジ4を2
本の平行なガイド軸25、26のうちの一方のガイド軸
25に対してスラスト軸受34を用いて摺動自在に取り
付け、他方のガイド軸26に対しては、キャリッジ4に
回転自在に取り付けた変形ラジアル軸受35のシーソー
式の回転アーム37の両端の一対のコロ39をその回転
アーム37を回転付勢する引張コイルバネ40によって
その他方のガイド軸26の上下両側に圧着させたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに光学ヘッ
ドによって情報を光学式に記録、再生する光学式記録再
生装置に関し、特に、光学ヘッドを光ディスクの中心か
らの放射線に沿って直線移動させるための移動機構に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種光学式記録再生装置で
は、図11に示すように、光ディスク1をスピンドルモ
ータ(図示せず)によって高速で回転駆動する一方、光
学ヘッド2の対物レンズ3から光ディスク1の記録面1
aにレーザー光LBを照射しながら、その光学ヘッド2
をキャリッジ4によって光ディスク1の中心からの放射
線P2 に沿って矢印a、b方向に直線移動させるように
して、光ディスク1の記録、再生を行っている。
【0003】そして、図11に示すように、光学ヘッド
2を光ディスク1の放射線P2 に沿って矢印a、b方向
に直線移動するための従来の基本的な光学ヘッド移動機
構5は、上部に光学ヘッド2が搭載されたキャリッジ4
の一端側4aをリニアボールベアリングを用いた2個の
スラスト軸受7によって、光ディスク1と平行で、か
つ、放射線P2 と平行な1本のガイド軸7の外周に摺動
自在に挿入し、キャリッジ4の他端側4bをボールベア
リングを用いたコロ8によってガイド軸7と平行なガイ
ドレール9上に沿って転動自在に載置し、ガイドレール
9と平行なコロ押えレール10でコロ8の浮き上りを防
止している。
【0004】また、図12に示すように、従来の改良さ
れた光学ヘッド移動機構5は、キャリッジ4の両端4
a、4bの3箇所に、ボールベアリングを用いたそれぞ
れ上下一対、合計6個のコロ8を垂直基準線に対して4
5°に傾斜させて取り付け、これらのコロ8を2本の平
行なガイド軸7、11の内側の上下に斜めに当接させ
て、キャリッジ4をこれら2本のガイド軸7間に転動自
在に架設している。そして、キャリッジ4の2本のガイ
ド軸7、11間からの脱落防止やガタツキを無くすため
に、強い板バネ12によって一方のガイド軸11を他方
のガイド軸7側に向けて矢印e方向に平行に押圧する強
いプリロードを常時与えている。
【0005】なお、図11及び図12に示した何れの光
学ヘッド移動機構5も、磁気回路とボイスコイルを用い
たリニアモータ(図示せず)によって、キャリッジ4を
ガイド軸7に沿って矢印a、b方向に直線駆動するよう
にして、光学ヘッド2を放射線P2 に沿って矢印a、b
方向に直線移動させるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図11に示し
た基本的な光学ヘッド移動機構5は、キャリッジ4の矢
印a、b方向の直線移動はスムーズである反面、ガイド
レール9とコロ押えレール10との間でのコロ8のガタ
ツキによって、キャリッジ4に垂直方向(矢印g方向)
のガタが発生するので、外乱(外部から加えられる振動
や衝撃等)に対して弱く、信頼性に欠ける。従って、特
に、両面の光ディスク1を上下2組の光学ヘッド2を用
いて上下から同時に記録、再生する光学式記録再生装置
には適さないと言う問題がある。
【0007】また、図12に示した改良型の光学ヘッド
移動機構5は、キャリッジ4の垂直方向(矢印g方向)
及び水平方向(矢印h方向)の位置決めは確実に行える
反面、部品点数及び組立工数が多く、著しくコスト高に
つく。また、一方のガイド軸11に矢印e方向の強いプ
リロードを常時与えている関係で、キャリッジ4の矢印
a、b方向の直線移動の負荷が大きく、駆動トルクの大
きなリニアモータが必要である。また、合計6個のコロ
8と2本のガイド軸7、11との接触面における摩耗の
進行が早く、耐久性に欠けると言う問題がある。
【0008】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、キャリッジの直線移動がスムーズ
で、しかも、キャリッジのガタツキを無くすことができ
る構造が簡単な光学式記録再生装置を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の光学式記録再生装置は、光学ヘッドが搭載
されたキャリッジを案内する平行な2本のガイド軸を設
け、一方のガイド軸に対しては、キャリッジをスラスト
軸受を用いて摺動自在に取り付け、他方のガイド軸に対
しては、キャリッジに回転中心軸を介して回転自在に取
り付けられたシーソー式の回転アームと、その回転アー
ムの両端に回転自在に取り付けられた一対のコロと、回
転アームを一方向に回転付勢する回転付勢手段とによっ
て構成された変形ラジアル軸受を用い、この変形ラジア
ル軸受の一対のコロを他方のガイド軸の上下両側に圧着
させたものである。
【0010】
【作用】上記のように構成された本発明の光学式記録再
生装置は、光学ヘッドが搭載されたキャリッジを2本の
平行なガイド軸のうちの一方のガイド軸に対してスラス
ト軸受を用いて摺動自在に取り付け、他方のガイド軸に
対してはキャリッジに回転自在に取り付けた変形ラジア
ル軸受のシーソー式の回転アームの両端の一対のコロ
を、その回転アームの回転付勢手段によってその他方の
ガイド軸の上下両側に圧着させたので、キャリッジの水
平方向と垂直方向のガタツキをスラスト軸受と変形ラジ
アル軸受とによって無くして、キャリッジを2本のガイ
ド軸に沿ってスムーズに直線移動させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を適用した光学式記録再生装置
の一実施例を図1〜図10を参照して説明する。なお、
図11及び図12と同一構造部には同一の符号を付して
説明の重複を省く。
【0012】[光学ヘッド移動機構の概要説明]まず、
図10によって、光学ヘッド移動機構21の概要を説明
する。
【0013】この光学ヘッド移動機構21は、キャリッ
ジ4の上部に光学ヘッド取付台22を介して光学ヘッド
2を搭載しており、その光学ヘッド2における対物レン
ズ3に対する光ディスク1の回転方向(矢印i方向)の
上流側の近傍位置には光ディスク1の外周1bの垂れを
検出する光反射式の光センサー23が搭載されている。
なお、光ディスク1はスピンドルモータ24上に水平に
装着されて矢印i方向に高速で回転駆動されるように構
成されている。
【0014】そして、キャリッジ4の両側には、光ディ
スク1の記録面1a及び中心O1 からの放射線P2 に対
して平行である2本のガイド軸25、26が水平状に配
置されていて、これらのガイド軸25、26の長さ方向
の両端がシャーシ(図示せず)上に固着されている。
【0015】そして、キャリッジ4はこれら2本のガイ
ド軸25、26間で、これらのガイド軸25、26によ
って案内されて矢印a、b方向に直線移動されるように
構成されている。そして、キャリッジ4上に搭載されて
いる光学ヘッド2の対物レンズ3が光ディスク1の中心
1 からの放射線P2 に沿って矢印a、b方向に直線移
動されるように構成されている。
【0016】そして、キャリッジ4を矢印a、b方向に
直線駆動するリニアモータ27は、キャリッジ4の一端
にコイル取付板28を介して取り付けられたボイスコイ
ル29と、上下一対のヨーク30及び一方のヨーク30
の内側に重ねられたマグネット31からなる磁気回路3
2とによって構成されている。なお、上下一対のヨーク
30とマグネット板31はガイド軸25、26と平行な
水平状態でシャーシ上に固着されている。そして、ボイ
スコイル29への通電によって磁気回路32との間で発
生する駆動力によってキャリッジ4を矢印a、b方向に
直線駆動するボイスコイルモータに構成されている。
【0017】[スラスト軸受及び変形ラジアル軸受の説
明]次に、図1〜図4によって、キャリッジ4のスラス
ト軸受34及び変形ラジアル軸受35について説明す
る。
【0018】まず、キャリッジ4の移動方向(矢印a、
b方向)に対して直角な方向(矢印h方向)の一端4a
にリニアボールベアリングを用いた一対のスラスト軸受
34が同一軸線状に埋設されていて、これらのスラスト
軸受34が一方のガイド軸25の外周に摺動自在に挿入
されている。
【0019】次に、キャリッジ4の矢印h方向の他端4
bの垂直な側面4cに変形ラジアル軸受35が取り付け
られている。この変形ラジアル軸受35は、キャリッジ
4の垂直な側面4cに水平な回転中心軸36を介して回
転自在に取り付けられたシーソー式の回転アーム37
と、その回転アーム37の両端の側面に水平な一対の支
軸38を介して回転自在に取り付けられたボールベアリ
ングを用いた上下一対のコロ39とを有している。
【0020】そして、回転アーム37とキャリッジ4の
他端4bとの間に架設された回転付勢手段である引張コ
イルバネ40によって、その回転アーム37を回転中心
軸36の周りに矢印j方向に回転付勢することによっ
て、これら上下一対のコロ39を他方のガイド軸26の
上下両側に矢印j方向から転動自在に圧着させたもので
ある。
【0021】この際、2本のガイド軸25、26は高精
度に加工されたシャーシ(図示せず)に高精度に取り付
けられていて、光ディスク1の記録面1a及び中心O1
からの放射線P2 に対する2本のガイド軸25、26の
平行度が高精度に設定され、これら2本のガイド軸2
5、26の中心間を結ぶ水平基準面P3 が光ディスク1
の記録面1aに対して完全な平行状態に設定されてい
る。
【0022】そこで、変形ラジアル軸受35の回転アー
ム37の回転中心O2 をその水平基準面P3 上に設定
し、かつ、回転アーム37の回転中心O2 から上下一対
のコロ39の回転中心O3 までの距離L1 を等しく構成
したものである。
【0023】以上のように構成されたこの光学ヘッド移
動機構21によれば、光ディスク1の記録面1a及び中
心O1 からの放射線P2 に対する2本のガイド軸25、
26の平行度が高精度に設定されて、これら2本のガイ
ド軸25、26の中心間を結ぶ水平基準面P3 が光ディ
スク1の記録面1aに対して完全な平行状態に設定され
ているので、光ディスク1の記録面1aに対する光学ヘ
ッド2の対物レンズ3の距離L2 や光ディスク1の中心
1 からの放射線P2 に対する対物レンズ3の光軸F1
の位置決め等の光ディスク1に対する光学ヘッド2の垂
直方向(矢印g方向)及び水平方向(矢印h方向)の取
付精度は、これら2本のガイド軸25、26に対するキ
ャリッジ4の取付精度によって決定される。
【0024】この際、キャリッジ4の一端4aをスラス
ト軸受34によって一方のガイド軸25の外周に摺動自
在に挿入しているので、2本のガイド軸25、26に対
するキャリッジ4の水平方向(矢印h方向)のガタツキ
は無く、その水平方向の取付精度は高精度に設定され
る。
【0025】また、キャリッジ4の他端4bは、変形ラ
ジアル軸受35の回転アーム37の両端の上下一対のコ
ロ39を引張コイルバネ40によって他方のガイド軸2
6の上下両側に矢印j方向から同時に圧着させている。
そして、その上下一対のコロ39が他方のガイド軸36
の上下両側に矢印j方向から同時に圧着された時点で、
2本のガイド軸25、26に対するキャリッジ4の垂直
方向(矢印g方向)のガタツキを無くしている。
【0026】しかも、この際、回転アーム37の回転中
心O2 から上下一対のコロ39の回転中心O3 までの距
離L1 を等しく構成しているので、上下一対のコロ39
が他方のガイド軸36の上下両側に矢印j方向から同時
に圧着されて、キャリッジ4のガタツキが無くなった時
点で、回転アーム37の回転中心O2 が2本のガイド軸
35、36の中心間を結ぶ水平基準面P3 上に自動的に
位置決めされて、2本のガイド軸25、26に対するキ
ャリッジ4の垂直方向(矢印g方向)の取付精度も高精
度に設定される。
【0027】以上の結果、この光学ヘッド移動機構21
は、キャリッジ4上に搭載されている光学ヘッド2を光
ディスク1に対して垂直方向(矢印g方向)及び水平方
向(矢印h方向)の両方向についてガタツキの全く無い
状態に高精度に位置決めすることができる。
【0028】しかも、この光学ヘッド移動機構21は、
シャーシに固定された2本の平行なガイド軸25、26
にキャリッジ4を一対のスラスト軸受34と、変形ラジ
アル軸受35によって取り付けて、矢印a、b方向に直
線移動させるようにしたので、部品点数及び組立工数が
少なく、構造が簡単である。
【0029】そして、この光学ヘッド移動機構21によ
れば、変形ラジアル軸受35がキャリッジ4の垂直方向
(矢印g方向)の位置決めを行うものの、この変形ラジ
アル軸受35にはキャリッジ4の水平方向(矢印h方
向)の位置決めの機能は全くないので、リニアモータ2
7によってキャリッジ4を2本のガイド軸25、26に
沿って矢印a、b方向に直線駆動する際、一対のスラス
ト軸受34及び変形ラジアル軸受35の上下一対のコロ
39に大きな負荷が全くかからない。
【0030】従って、キャリッジ4の矢印a、b方向の
直線駆動を極めてスムーズに行えると共に、上下一対の
コロ39とガイド軸26との接触面における摩耗も少な
く、耐久性が向上する。そして、リニアモータ27の駆
動トルクを小さくできることから、そのリニアモータ2
7の小型、軽量化が可能であり、光学式記録再生装置全
体の小型、軽量化を促進できる。
【0031】以上の観点から、この光学ヘッド移動機構
21によれば、図5に示すように、この光学ヘッド移動
機構21を上下両面が記録面1aに構成された光ディス
ク1の上下に対称状に配置して、その光ディスク1の上
下の記録面1aを上下の光学ヘッド2によって同時に記
録、再生するようにした光学式記録再生装置に最適なも
のとなる。
【0032】即ち、特に、変形ラジアル軸受35によっ
てキャリッジ4の垂直方向のガタツキを全く無くすこと
ができるので、同一構造の光学ヘッド移動機構21を光
ディスク1の上下に対称状に配置しても、キャリッジ4
に垂直方向のガタツキが全く発生せず、同一構造の光学
ヘッド移動機構21を共用することができる。
【0033】[スキュー調整機構とラジアル・ディペン
ディンス調整機構の説明]次に、図1、図4、図6〜図
10によって、光学ヘッド2のスキュー調整機構43及
びラジアル・ディペンディンス調整機構53について説
明する。
【0034】まず、キャリッジ4上に搭載された光学ヘ
ッド2は光学ヘッド取付台22の上部に複数本のバネ付
調整ネジ42によって垂直度を調整可能な状態に取り付
けられている。
【0035】まず、スキュー調整機構43は、一対のス
キュー軸支持部材44によってスキュー軸45の両端を
支持して、そのスキュー軸45をキャリッジ4の上部に
水平で、かつ、2本のガイド軸25、26に対して直角
状に架設している。そして、光学ヘッド取付台22の左
右両端22a、22bの下部に一体成形した一対の軸挿
通穴46をスキュー軸45の両端近傍位置の外周に挿入
して、この光学ヘッド取付台22をスキュー軸45の周
りに矢印c、d方向に回転自在に取り付けると共に、こ
の光学ヘッド取付台22をスキュー軸45に沿って矢印
e、f方向に摺動自在に取り付けている。
【0036】そして、光学ヘッド取付台22をスキュー
軸45を中心に矢印c、d方向に回転調整するスキュー
調整機構43は、キャリッジ4の一端4a側に取り付け
られたモータであるギアードモータ47と、そのギアー
ドモータ47によって正逆回転駆動される第1のカム機
構48とを有している。
【0037】そして、この第1のカム機構48は、偏心
回転軸で構成されたカム49と、そのカム49の外周に
挿入されたカム従動穴50とによって構成されている。
そして、カム49をスキュー軸45と平行で、かつ、間
隔を隔ててキャリッジ4上に回転自在に取り付け、光学
ヘッド取付台22の一端22a側の下部に形成したカム
従動穴50をカム49の外周に直角状に挿入させてい
る。なお、ギアードモータ47の出力軸47aとカム4
9の一端との間が軸継手51によって着脱自在に連結さ
れていて、出力軸47aによってカム49が偏心回転さ
れるように構成されている。
【0038】次に、ラジアル・ディペンディンス調整機
構53は、スキュー調整機構43のカム49の出力側で
減速手段であるウォーム歯車装置54を介して駆動され
る第2のカム機構57を有し、その第2のカム機構57
はカム58によって揺動駆動されるカム従動レバー59
によって光学ヘッド取付台22をスキュー軸45に沿っ
て矢印e、f方向に摺動調整するように構成されてい
る。
【0039】なお、ウォーム歯車装置54は、カム49
の出力側で、そのカム49の回転中心の周りに一体成形
されたウォーム55と、そのウォーム55に直角状に噛
合されたウォームホイール56とによって構成されてい
る。そして、ウォーム55のカム49とは反対側の端部
がキャリッジ4上に水平に取り付けられた支軸64によ
って回転自在に水平に支持され、ウォームホイール56
はキャリッジ4上に垂直に取り付けられた支軸65の外
周に回転自在に水平に支持されている。なお、このウォ
ーム歯車装置54の減速比はウォームホイールの歯数を
Nとした時、1/Nとなる。
【0040】そして、第2のカム機構57は、ウォーム
ホイール56の下面に偏心回転輪で構成されたカム58
を一体成形し、ほぼL形に形成されたカム従動レバー5
9をキャリッジ4上に垂直に取り付けられた支軸66の
外周に回転自在に水平に取り付けている。そして、カム
58をカム従動レバー59の一端59aに形成したカム
従動穴60内に挿入し、カム従動レバー59の他端59
bの上部に垂直状に一体成形した駆動ピン61を光学ヘ
ッド取付台22のほぼ中央部に形成した長穴62内に下
方から挿入している。なお、この長穴62はスキュー軸
45に対して直角となっている。
【0041】従って、第1及び第2のカム機構48、5
7はキャリッジ4と光学ヘッド取付台22との間の小ス
ペース内にコンパクトに納められている。なお、図7に
1点鎖線で示すように、ウォームホイール56とカム従
動レバー59はキャリッジ4上にビス止めされた薄い金
属板からなるほぼT形の押え板67によってこれらの支
軸65、66の上方から押え込まれている。
【0042】そして、キャリッジ4と光学ヘッド取付台
22との間の小スペース内には、光学ヘッド取付台22
のスキュー軸45を中心とした矢印c、d方向における
ガタツキを無くすための合計4つの垂直な圧縮コイルバ
ネ68が初期圧縮応力を加えられた状態で介装されてい
る。また、光学ヘッド取付台22のスキュー軸45に沿
った矢印e、f方向のガタツキを無くすための水平な圧
縮コイルバネ69がキャリッジ4上と、光学ヘッド取付
台22下とに形成された一対のバネ支持部70、71間
にスキュー軸45と平行で、かつ、初期圧縮応力を加え
られた状態で介在されている。
【0043】[ギアードモータの制御回路の説明]次
に、図9によって、ギアードモータ47の制御回路73
について説明する。まず、前述したように、光学ヘッド
2における対物レンズ3に対する光ディスク1の回転方
向(矢印i方向)の上流側の近傍位置には光ディスク1
の外周1bの垂れを検出する光反射式の光センサー23
が搭載されていて、この光センサー23には2分割光検
出器74が備えられている。そして、光センサー23
は、図4に示すように、検出器DBを光ディスク1の記
録面1aに照射し、その反射光を2分割光検出器74で
受光するが、光ディスク1の外周1bの垂れの度合いに
応じて、その2分割光検出器74の各分割領域74A、
74Bでの受光量A、Bが可逆的に変化し、その各分割
領域74A、74Bでの受光量A、Bの差に比例した検
出出力によって、図8に示す光ディスク1の記録面1a
に対して垂直な法線P1 の傾きθの量及び方向がスキュ
ー検出回路(図示せず)によって検出されるように構成
されている。
【0044】そして、この制御回路73は、2分割光検
出器74の各分割領域74A、74Bでの各受光量A、
Bに比例した検出出力SA及びSBをそれぞれアンプ7
5A、75Bを通じて演算回路76に入力し、この演算
回路76でSA−SB/SA+SBを演算する。そし
て、その演算出力に基づいてドライブ回路77を通して
ギアードモータ47を駆動するように構成されている。
【0045】この際、ギアードモータ47は、各検出出
力の差であるSA−SBに比例して回転制御され、SA
−SB=0となるようにフィードバックがかかる。そし
て、SA−SB=0となることによって、図8に示す光
学ヘッド2における対物レンズ3から光ディスク1の記
録面1aに照射されるレーザー光LBの光軸F1 が法線
1 に一致されることになる。
【0046】以上のように構成されたこのスキュー調整
機構43及びラジアル・ディペンディンス調整機構53
によれば、光学式記録再生装置の製造ラインでの組立て
調整時におけるラジアル・ディペンディンス調整時に
は、図6及び図7に示すように、スキュー調整機構43
のモータであるギアードモータ47を正逆回転制御し
て、カム49と一体のウォーム55によってウォームホ
イール56を矢印e1 、f1 方向に正逆回転制御する。
【0047】すると、第2のカム機構57におけるカム
従動穴60内のカム58が同方向に正逆回転制御され
て、カム従動レバー59が矢印e2 、f2 方向に回転制
御されて、そのカム従動レバー59の駆動ピン61が光
学ヘッド取付台22の長穴62を同方向に駆動して、そ
の光学ヘッド取付台62がスキュー軸45に沿って矢印
e、f方向に摺動調整される。
【0048】そして、光学ヘッド取付台22上に搭載さ
れている光学ヘッド2における対物レンズ3の光軸F1
が光ディスク1の中心O1 からの放射線P2 上に自動的
に位置決めされるようになされている。
【0049】一方、光ディスク1の記録、再生中におけ
るスキュー調整時には、前述した制御回路73によっ
て、図6及び図8に示すように、ギアードモータ47を
正逆回転制御して、第1のカム機構48におけるカム従
動穴50内のカム49を矢印c1 、d1 方向に正逆回転
制御する。
【0050】すると、光学ヘッド取付台22がスキュー
軸45を中心に矢印c、d方向に回転制御されて、対物
レンズ3から光ディスク1の記録面1aに照射されてい
るレーザー光LBの光軸F1 が光ディスク1の外周1a
の垂れに応じた傾きθをなす法線P1 に自動的に追従さ
れるようなスキュー調整が行われる。
【0051】なお、このスキュー調整時に、カム49と
一体にウォーム55が矢印c1 、d1 方向に正逆回転制
御されることによって、ウォームホイール56も矢印e
1 、f1 方向に微動され、光学ヘッド取付台22が矢印
e、f方向に微動されることになるが、ウォーム55と
ウォームホイール56からなる減速手段であるウォーム
歯車装置54の減速比が、ウォームホイール56の歯数
分の1なる非常に大きな減速比を持っているので、光学
ヘッド取付台22の矢印e、f方向の微動現象は機能的
に殆んど無視することができる。
【0052】また、スキュー調整機構43の第1のカム
機構48及びラジアル・ディペンディンス調整機構53
の第2のカム機構57の動作は、サイクリック(循環方
式)になっており、ギアードモータ47に対し過電流を
加えないような安全構造に構成されている。
【0053】そして、このスキュー機構43及びラジア
ル・ディペンディンス調整機構53によれば、光学ヘッ
ド2における対物レンズ3の光軸F1 を光ディスク1の
中心からの放射線P2 上に位置決めするためのラジアル
・ディペンディンス調整をスキュー調整機構43のギア
ードモータ47によって自動的に行えるので、手動によ
る調整の必要がない。
【0054】しかも、光学式記録再生装置の製造ライン
での組立て調整時に、ギアードモータ47を外部から電
気的に回転制御すれば良いので、そのラジアル・ディペ
ンディンンス調整作業は極めて簡単である。
【0055】そして、スキュー調整機構43のギアード
モータ47によってラジアル・ディペンディンス調整機
構53を駆動できるので、1モータ化による構造の簡素
化、低コスト化を図ることができる。
【0056】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0057】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の光学式
記録再生装置は、次のような効果を奏する。
【0058】請求項1は、光学ヘッドが搭載されたキャ
リッジを2本の平行なガイド軸のうちの一方のガイド軸
に対してスラスト軸受を用いて摺動自在に取り付け、他
方のガイド軸に対してはキャリッジに回転自在に取り付
けた変形ラジアル軸受のシーソー式の回転アームの両端
の一対のコロを、その回転アームの回転付勢手段によっ
てその他方のガイド軸の上下両側に圧着させるようにし
て、キャリッジの水平方向と垂直方向のガタツキをスラ
スト軸受と変形ラジアル軸受とによって無くして、キャ
リッジを2本のガイド軸に沿ってスムーズに直線移動さ
せることができるようにしたので、光学ヘッドを光ディ
スクに対して水平方向及び垂直方向の両方向について高
精度に位置決めすることができる。
【0059】請求項1は、2本のガイド軸をシャーシに
固定することができる上に、キャリッジをこれら2本の
ガイド軸にスラスト軸受と変形ラジアル軸受によって摺
動自在に取り付けたので、部品点数及び組立工数を図1
2に示した従来の光学ヘッド移動機構に比べて大幅に削
減することができて、構造が簡単で、製造が容易であ
り、大幅なコストダウンを図ることができる。
【0060】請求項1は、スラスト軸受と変形ラジアル
軸受とによって2本のガイド軸に対してキャリッジの水
平方向及び垂直方向の位置決めを行う際に、変形ラジア
ル軸受には垂直方向の位置決め機構を持たせて、水平方
向の位置決め機能を持たせていないので、キャリッジを
2本のガイド軸に沿って直線移動する際に、スラスト軸
受及び変形ラジアル軸受の上下一対のコロに大きな負荷
が全くかからない。従って、キャリッジの直線駆動をス
ムーズに行えると共に、変形ラジアル軸受の上下一対の
コロとガイド軸との接触面における摩耗を少なくして、
耐久性を向上できる。そして、キャリッジを駆動するリ
ニアモータの駆動トルクを小さくできて、このリニアモ
ータの小型、軽量化に伴う光学式記録再生装置全体の小
型、軽量化を促進することができる。
【0061】請求項2は、上記変形ラジアル軸受の上記
回転アームの回転中心から上記一対のコロの回転中心ま
での距離を等しく構成したので、上下一対のコロをガイ
ド軸の上下両側に圧着させた時点で、回転アームの回転
中心を2本のガイド軸の中心間を結ぶ水平基準面上に自
動的に位置決めする等して、2本のガイド軸に対するキ
ャリッジの垂直方向の取付精度を高精度に設定すること
ができる。
【0062】請求項1は、2本のガイド軸に対するキャ
リッジの水平方向及び垂直方向のガタツキを無くすこと
ができるようにしたので、上下両面が記録面に構成され
た光ディスクの上下の記録面を同時に記録、再生する光
学式記録再生装置において、請求項3のように、光学ヘ
ッド、キャリッジ、2本のガイド軸、リニアモータ、ス
ラスト軸受及び変形ラジアル軸受からなる同一構造の光
学ヘッド移動機構を光ディスクの上下にそのまま対称状
に配置して、上下の光学ヘッドによって光ディスクの上
下の記録面を同時に記録、再生することができて、部品
の共用化によるコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学式記録再生装置の一実施例におけ
る要部を説明する分解斜視図である。
【図2】同上の実施例中の光学ヘッド移動機構における
変形ラジアル軸受部分の分解斜視図である。
【図3】図2に示した変形ラジアル軸受部分の側面図で
ある。
【図4】図1のA−A矢視での一部切欠き側面図であ
る。
【図5】同上の実施例中の光学ヘッド移動機構を光ディ
スクの上下に対称状に配置した光学式記録再生装置を示
す側面図である。
【図6】同上の実施例中のスキュー調整機構及びラジア
ル・ディペンディンス調整機構を説明する分解斜視図で
ある。
【図7】図6に示したスキュー調整機構及びラジアル・
ディペンディンス調整機構部分の一部切欠き平面図であ
る。
【図8】図7のB−B矢視での一部切欠き側面図であ
る。
【図9】同上のスキュー調整機構のギアードモータの制
御回路を示したブロック図である。
【図10】本発明の光学式記録再生装置全体の概要を示
した平面図及び一部切欠き側面図である。
【図11】従来の光学式記録再生装置における基本的な
光学ヘッド移動機構を説明する平面図及び一部切欠き側
面図である。
【図12】従来の光学式記録再生装置における改良され
た光学ヘッド移動機構を説明する平面図及び一部切欠き
側面図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 光学ヘッド 4 キャリッジ 21 光学ヘッド移動機構 22 光学ヘッド取付台 24 スピンドルモータ 25、26 ガイド軸 27 リニアモータ 34 スラスト軸受 35 変形ラジアル軸受 36 回転中心軸 37 回転アーム 39 コロ 40 引張コイルバネ(回転付勢手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピンドルモータによって回転駆動される
    光ディスクと、 上記光ディスクに情報を光学式に記録、再生する光学ヘ
    ッドと、 上記光学ヘッドが搭載され、上記光ディスクと平行で、
    かつ、その光ディスクの中心からの放射線と平行な2本
    のガイド軸に沿って直線移動されるキャリッジと、 上記キャリッジを上記2本のガイド軸に沿って直線駆動
    するリニアモータと、 上記キャリッジの移動方向に対して直角な方向の一端側
    に取り付けられて、上記一方のガイド軸の外周に沿って
    摺動されるスラスト軸受と、 上記キャリッジの移動方向に対して直角な方向の他端側
    に取り付けられて、上記他方のガイド軸に沿って転動さ
    れる変形ラジアル軸受とを備え、 上記変形ラジアル軸受を、上記キャリッジに回転中心軸
    を介して回転自在に取り付けられたシーソー式の回転ア
    ームと、その回転アームの両端に回転自在に取り付けら
    れた一対のコロと、上記回転アームを一方向に回転付勢
    して上記一対のコロを上記他方のガイド軸の上下両側に
    圧着させる回転付勢手段とによって構成したことを特徴
    とする光学式記録再生装置。
  2. 【請求項2】上記変形ラジアル軸受の上記回転アームの
    回転中心から上記一対のコロの回転中心までの距離を等
    しく構成したことを特徴とする請求項1記載の光学式記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の光学ヘッド、
    キャリッジ、2本のガイド軸、リニアモータ、スラスト
    軸受及び変形ラジアル軸受を光ディスクの上下に対称状
    に配置したことを特徴とする光学式記録再生装置。
JP14415795A 1995-05-19 1995-05-19 光学式記録再生装置 Withdrawn JPH08315522A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006329346A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Kyocera Mita Corp 軸受装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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