JPH0831590A - X線発生装置 - Google Patents
X線発生装置Info
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- JPH0831590A JPH0831590A JP16937394A JP16937394A JPH0831590A JP H0831590 A JPH0831590 A JP H0831590A JP 16937394 A JP16937394 A JP 16937394A JP 16937394 A JP16937394 A JP 16937394A JP H0831590 A JPH0831590 A JP H0831590A
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- cathode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】陽極ターゲットを回転自在に支持するボールベ
アリングの摩耗を低減でき、耐久性の向上を図ることの
できるX線発生装置を提供する。 【構成】陽極ターゲット9を回転自在に支持するボール
ベアリング14をセラミック材料で構成したことを特徴
とする。
アリングの摩耗を低減でき、耐久性の向上を図ることの
できるX線発生装置を提供する。 【構成】陽極ターゲット9を回転自在に支持するボール
ベアリング14をセラミック材料で構成したことを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線CTスキャナ等
のX線診断装置のX線源として用いられるX線発生装置
に関するものである。
のX線診断装置のX線源として用いられるX線発生装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、真空容器内に設
けられた陰極フィラメントと、この陰極フィラメントに
対向して真空容器内に設けられた陽極ターゲットとを有
し、前記陰極フィラメントから放出された電子を前記陽
極ターゲットに衝突させてX線を発生する構成となって
いる。
けられた陰極フィラメントと、この陰極フィラメントに
対向して真空容器内に設けられた陽極ターゲットとを有
し、前記陰極フィラメントから放出された電子を前記陽
極ターゲットに衝突させてX線を発生する構成となって
いる。
【0003】上述した従来のX線発生装置では、陰極フ
ィラメントから放出された電子が陽極ターゲットの一箇
所に集中して衝突するため、陽極ターゲットの表面温度
が上昇し、陽極ターゲットが熱的損傷を受け易いという
難点がある。
ィラメントから放出された電子が陽極ターゲットの一箇
所に集中して衝突するため、陽極ターゲットの表面温度
が上昇し、陽極ターゲットが熱的損傷を受け易いという
難点がある。
【0004】そこで、上記の難点を解消するために、回
転陽極型X線管と称されるX線発生装置が開発されてい
る。このX線発生装置は、陽極ターゲットを陰極フィラ
メントに対して回転自在に設けた構成のものであり、陽
極ターゲットを回転させることにより陰極フィラメント
からの電子が陽極ターゲットの一箇所に集中して衝突し
なくなるため、陽極ターゲットの熱的損傷を防止するこ
とが可能である。
転陽極型X線管と称されるX線発生装置が開発されてい
る。このX線発生装置は、陽極ターゲットを陰極フィラ
メントに対して回転自在に設けた構成のものであり、陽
極ターゲットを回転させることにより陰極フィラメント
からの電子が陽極ターゲットの一箇所に集中して衝突し
なくなるため、陽極ターゲットの熱的損傷を防止するこ
とが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た回転陽極型のX線発生装置では、陽極ターゲットを陰
極フィラメントに対して回転自在に支持するボールベア
リングが金属材料で構成されているため、ボールベアリ
ングが摩耗し易く、寿命が短いという問題があった。特
に、上述した回転陽極型のX線発生装置をX線CTスキ
ャナのX線源として用い、X線源を被検者の体軸回りに
高速で回転させた場合には、ボールベアリングに過大な
負荷が作用し、ボールベアリングが短時間で摩耗してし
まう。
た回転陽極型のX線発生装置では、陽極ターゲットを陰
極フィラメントに対して回転自在に支持するボールベア
リングが金属材料で構成されているため、ボールベアリ
ングが摩耗し易く、寿命が短いという問題があった。特
に、上述した回転陽極型のX線発生装置をX線CTスキ
ャナのX線源として用い、X線源を被検者の体軸回りに
高速で回転させた場合には、ボールベアリングに過大な
負荷が作用し、ボールベアリングが短時間で摩耗してし
まう。
【0006】この発明は上述した問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的は陽極ターゲットを回転自在に支持
するボールベアリングの摩耗を低減でき、耐久性の向上
を図ることのできるX線発生装置を提供しようとするも
のである。
たもので、その目的は陽極ターゲットを回転自在に支持
するボールベアリングの摩耗を低減でき、耐久性の向上
を図ることのできるX線発生装置を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、陽極ターゲットを陰極フィラメントに
対して回転自在に支持するボールベアリングをセラミッ
ク材料で構成したことを特徴とするものである。
に、この発明は、陽極ターゲットを陰極フィラメントに
対して回転自在に支持するボールベアリングをセラミッ
ク材料で構成したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】陽極ターゲットを陰極フィラメントに対して回
転自在に支持するボールベアリングをセラミック材料で
構成することにより、ボールベアリングを金属材料で構
成した場合に比べてボールベアリングの摩耗量が低減さ
れ、ボールベアリングの耐久性の向上を図ることができ
る。
転自在に支持するボールベアリングをセラミック材料で
構成することにより、ボールベアリングを金属材料で構
成した場合に比べてボールベアリングの摩耗量が低減さ
れ、ボールベアリングの耐久性の向上を図ることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の第1の実施例を図1を参照
して説明する。図1は、この発明の第1の実施例に係る
X線発生装置の概略構成を示している。同図において、
1はガラス等のX線透過材からなる真空容器であり、こ
の真空容器1の内部には、陰極部2と陽極部7が相対向
して設けられている。
して説明する。図1は、この発明の第1の実施例に係る
X線発生装置の概略構成を示している。同図において、
1はガラス等のX線透過材からなる真空容器であり、こ
の真空容器1の内部には、陰極部2と陽極部7が相対向
して設けられている。
【0010】前記陰極部2は、真空容器1に固定された
陰極スリーブ3と、この陰極スリーブ3の先端に設けら
れた集束電極4と、この集束電極4の先端に設けられた
陰極フィラメント5とからなり、前記陰極スリーブ3の
後端には、複数本のステム6が設けられている。
陰極スリーブ3と、この陰極スリーブ3の先端に設けら
れた集束電極4と、この集束電極4の先端に設けられた
陰極フィラメント5とからなり、前記陰極スリーブ3の
後端には、複数本のステム6が設けられている。
【0011】一方、前記陽極部7は、真空容器1に固定
された陽極軸8と、この陽極軸8の先端に設けられた回
転陽極子9と、この回転陽極子9の先端に設けられた陽
極ターゲット10とからなり、前記陽極軸8と回転陽極
子9との間には、回転陽極子9および陽極ターゲット1
0を回転自在に支持するベアリング部11a,11bが
設けられている。これらのベアリング部11a,11b
は、陽極軸8に固定された外側ハウジング12と、前記
回転陽極子9に固定された内側ハウジング13と、これ
ら内側ハウジング13と外側ハウジング12との間に設
けられた複数個のボールベアリング14とからなり、前
記ボールベアリング14は、窒化ケイ素(Si3 N
4 )、アルミナ(Al2 O3 )、ジルコニア(ZrO
2 )等のセラミック材料で構成されている。
された陽極軸8と、この陽極軸8の先端に設けられた回
転陽極子9と、この回転陽極子9の先端に設けられた陽
極ターゲット10とからなり、前記陽極軸8と回転陽極
子9との間には、回転陽極子9および陽極ターゲット1
0を回転自在に支持するベアリング部11a,11bが
設けられている。これらのベアリング部11a,11b
は、陽極軸8に固定された外側ハウジング12と、前記
回転陽極子9に固定された内側ハウジング13と、これ
ら内側ハウジング13と外側ハウジング12との間に設
けられた複数個のボールベアリング14とからなり、前
記ボールベアリング14は、窒化ケイ素(Si3 N
4 )、アルミナ(Al2 O3 )、ジルコニア(ZrO
2 )等のセラミック材料で構成されている。
【0012】なお、前記真空容器1の外側には、陽極子
9との間に回転磁場を形成して陽極子9および陽極ター
ゲット10を回転させるためのステータコイル15が設
けられている。
9との間に回転磁場を形成して陽極子9および陽極ター
ゲット10を回転させるためのステータコイル15が設
けられている。
【0013】また、前記陽極軸8の先端には陽極子9に
正の電圧を与えるための接触子16が設けられている。
このような構成において、陰極部2と陽極部7に高電圧
を印加した状態で陰極フィラメント5にフィラメント電
流を通電すると、陽極フィラメント5から陽極ターゲッ
ト10に向けて電子が放出される。そして、陽極フィラ
メント5から放出された電子が陽極ターゲット10に衝
突すると、X線が発生する。
正の電圧を与えるための接触子16が設けられている。
このような構成において、陰極部2と陽極部7に高電圧
を印加した状態で陰極フィラメント5にフィラメント電
流を通電すると、陽極フィラメント5から陽極ターゲッ
ト10に向けて電子が放出される。そして、陽極フィラ
メント5から放出された電子が陽極ターゲット10に衝
突すると、X線が発生する。
【0014】このとき、ステータコイル15に交流電流
を通電すると、陽極子9とステータコイル15との間に
形成された回転磁界によって陽極子9および陽極ターゲ
ット10が回転する。これにより陰極フィラメント4か
ら放出された電子が陽極ターゲット10の一箇所に集中
的に衝突することがないので、陽極ターゲット10の熱
的損傷が防止される。
を通電すると、陽極子9とステータコイル15との間に
形成された回転磁界によって陽極子9および陽極ターゲ
ット10が回転する。これにより陰極フィラメント4か
ら放出された電子が陽極ターゲット10の一箇所に集中
的に衝突することがないので、陽極ターゲット10の熱
的損傷が防止される。
【0015】また、この発明の第1の実施例では陽極タ
ーゲット10を回転自在に支持するベアリング部11
a,11bのボールベアリング14が窒化ケイ素(Si
3 N4)、アルミナ(Al2 O3 )、ジルコニア(Zr
O2 )等のセラミック材料で構成されているので、ボー
ルベアリング14の耐摩耗性および耐熱性が向上する。
従って、ボールベアリング14を金属材料で構成した場
合に比べてボールベアリング14の摩耗を低減すること
ができ、X線発生装置の耐久性の向上を図ることができ
る。
ーゲット10を回転自在に支持するベアリング部11
a,11bのボールベアリング14が窒化ケイ素(Si
3 N4)、アルミナ(Al2 O3 )、ジルコニア(Zr
O2 )等のセラミック材料で構成されているので、ボー
ルベアリング14の耐摩耗性および耐熱性が向上する。
従って、ボールベアリング14を金属材料で構成した場
合に比べてボールベアリング14の摩耗を低減すること
ができ、X線発生装置の耐久性の向上を図ることができ
る。
【0016】また、ボールベアリング14をセラミック
材料で構成することにより、ボールベアリング14の耐
摩耗性および耐熱性が向上するので、この実施例のX線
発生装置をX線CTスキャナのX線源として用いた場合
にX線源を高速で回転させることができ、スキャン速度
の向上を図ることができるとともに大出力化を図ること
ができる。
材料で構成することにより、ボールベアリング14の耐
摩耗性および耐熱性が向上するので、この実施例のX線
発生装置をX線CTスキャナのX線源として用いた場合
にX線源を高速で回転させることができ、スキャン速度
の向上を図ることができるとともに大出力化を図ること
ができる。
【0017】次に、この発明の第2の実施例を図2を参
照して説明する。図2において、21はガラス等のX線
透過材からなる真空容器であり、この真空容器21の内
部には、陰極部22と陽極部27が相対向して設けられ
ている。
照して説明する。図2において、21はガラス等のX線
透過材からなる真空容器であり、この真空容器21の内
部には、陰極部22と陽極部27が相対向して設けられ
ている。
【0018】前記陰極部22は、真空容器21に固定さ
れた陰極スリーブ23と、この陰極スリーブ23の先端
に設けられた集束電極24と、この集束電極24の先端
に設けられた陰極フィラメント25とからなり、前記陰
極スリーブ23の後端には、複数本のステム26が設け
られている。
れた陰極スリーブ23と、この陰極スリーブ23の先端
に設けられた集束電極24と、この集束電極24の先端
に設けられた陰極フィラメント25とからなり、前記陰
極スリーブ23の後端には、複数本のステム26が設け
られている。
【0019】一方、前記陽極部27は、真空容器21に
固定された陽極軸28と、この陽極軸28の先端に設け
られた陽極子29と、この陽極子29の先端に設けられ
た陽極ターゲット30とからなり、前記陽極軸28と前
記陽極子29との間には、陽極子29および陽極ターゲ
ット29を回転自在に支持するベアリング部31a,3
1bが設けられている。これらのベアリング部31a,
31bは、前記陽極軸28に固定された金属製の外側ハ
ウジング32と、前記陽極ターゲット29に固定された
金属製の内側ハウジング33と、これら内側ハウジング
33と外側ハウジング32との間に設けられた複数個の
ボールベアリング34とからなり、前記ボールベアリン
グ34の少なくとも1個は、金属等の導電性材料で構成
されている。なお、その他のボールベアリング34は、
窒化ケイ素(Si3 N4 )、アルミナ(Al2 O3 )、
ジルコニア(ZrO2 )等のセラミック材料で構成され
ている。
固定された陽極軸28と、この陽極軸28の先端に設け
られた陽極子29と、この陽極子29の先端に設けられ
た陽極ターゲット30とからなり、前記陽極軸28と前
記陽極子29との間には、陽極子29および陽極ターゲ
ット29を回転自在に支持するベアリング部31a,3
1bが設けられている。これらのベアリング部31a,
31bは、前記陽極軸28に固定された金属製の外側ハ
ウジング32と、前記陽極ターゲット29に固定された
金属製の内側ハウジング33と、これら内側ハウジング
33と外側ハウジング32との間に設けられた複数個の
ボールベアリング34とからなり、前記ボールベアリン
グ34の少なくとも1個は、金属等の導電性材料で構成
されている。なお、その他のボールベアリング34は、
窒化ケイ素(Si3 N4 )、アルミナ(Al2 O3 )、
ジルコニア(ZrO2 )等のセラミック材料で構成され
ている。
【0020】前記真空容器21の外側には、陽極子29
との間に回転磁場を形成して陽極子29および陽極ター
ゲット30を回転させるためのステータコイル35が設
けられている。
との間に回転磁場を形成して陽極子29および陽極ター
ゲット30を回転させるためのステータコイル35が設
けられている。
【0021】このような構成において、陰極部22と陽
極部27に高電圧を印加した状態で陰極フィラメント2
5に管電流を通電すると、陽極フィラメント25から陽
極ターゲット30に向けて高速電子が放出される。そし
て、陽極フィラメント25から放出された電子が陽極タ
ーゲット30に衝突すると、X線が発生する。
極部27に高電圧を印加した状態で陰極フィラメント2
5に管電流を通電すると、陽極フィラメント25から陽
極ターゲット30に向けて高速電子が放出される。そし
て、陽極フィラメント25から放出された電子が陽極タ
ーゲット30に衝突すると、X線が発生する。
【0022】このとき、ステータコイル35に交流電流
を通電すると、陽極ターゲット30とステータコイル3
5との間に形成された回転磁界によって陽極子29およ
び陽極ターゲット30が回転する。これにより陰極フィ
ラメント25から放出された電子が陽極ターゲット30
の一箇所に集中的に衝突することがないので、陽極ター
ゲット30の熱的損傷が防止される。
を通電すると、陽極ターゲット30とステータコイル3
5との間に形成された回転磁界によって陽極子29およ
び陽極ターゲット30が回転する。これにより陰極フィ
ラメント25から放出された電子が陽極ターゲット30
の一箇所に集中的に衝突することがないので、陽極ター
ゲット30の熱的損傷が防止される。
【0023】また、上記の構成によると、陽極ターゲッ
ト30はベアリング部31a,31bを介して陽極軸2
8と電気的に導通した状態となるので、図1に示したX
線発生装置のように陽極軸28に接触子16が設ける必
要がなくなり、構成の簡略化を図ることができる。
ト30はベアリング部31a,31bを介して陽極軸2
8と電気的に導通した状態となるので、図1に示したX
線発生装置のように陽極軸28に接触子16が設ける必
要がなくなり、構成の簡略化を図ることができる。
【0024】また、内側ハウジング33と外側ハウジン
グ32との間に設けられた複数個のボールベアリング3
4のうち金属等の導電性材料からなるボールベアリング
以外は窒化ケイ素(Si3 N4 )、アルミナ(Al2 O
3 )、ジルコニア(ZrO2)等のセラミック材料で構
成されているので、前述した第1の実施例と同様にボー
ルベアリングの摩耗を低減することができる。
グ32との間に設けられた複数個のボールベアリング3
4のうち金属等の導電性材料からなるボールベアリング
以外は窒化ケイ素(Si3 N4 )、アルミナ(Al2 O
3 )、ジルコニア(ZrO2)等のセラミック材料で構
成されているので、前述した第1の実施例と同様にボー
ルベアリングの摩耗を低減することができる。
【0025】なお、ベアリング部31aのボールベアリ
ング14を全てセラミック製とし、ベアリング部31b
のボールベアリング14を全て金属製としても良い。ま
た、ベアリング部31aの内側ハウジング33と外側ハ
ウジング32との間に、図3に示すように、セラミック
製のボールベアリング34aと金属製のボールベアリン
グ34bとを交互に配置して良い。
ング14を全てセラミック製とし、ベアリング部31b
のボールベアリング14を全て金属製としても良い。ま
た、ベアリング部31aの内側ハウジング33と外側ハ
ウジング32との間に、図3に示すように、セラミック
製のボールベアリング34aと金属製のボールベアリン
グ34bとを交互に配置して良い。
【0026】次に、この発明の第3の実施例を図4及び
図5を参照して説明する。図4及び図5において、41
はガラス等のX線透過材からなるリング形状の真空容器
であり、この真空容器41の内部には、タングステン等
からなる固定陽極42が設けられている。この固定陽極
42は真空容器41と同様にリング状に形成されてお
り、その中心を真空容器41の中心軸に一致させてい
る。
図5を参照して説明する。図4及び図5において、41
はガラス等のX線透過材からなるリング形状の真空容器
であり、この真空容器41の内部には、タングステン等
からなる固定陽極42が設けられている。この固定陽極
42は真空容器41と同様にリング状に形成されてお
り、その中心を真空容器41の中心軸に一致させてい
る。
【0027】また、前記真空容器41の内部には、回転
陰極43が設けられている。この回転陰極43は、真空
容器41の内周壁に固定された内側陰極リング44と、
この内側陰極リング44の外周に複数個のボールベアリ
ング45を介して回転自在に設けられた外側陰極ドラム
46とを備えており、前記外側陰極ドラム45の外周面
には、前記固定陽極42の内周面(ターゲット面)42
aに向けて電子を放出する複数個の陰極子47a,47
b,47c,47dが固定陽極42の周方向に沿って一
定間隔で配設されている。
陰極43が設けられている。この回転陰極43は、真空
容器41の内周壁に固定された内側陰極リング44と、
この内側陰極リング44の外周に複数個のボールベアリ
ング45を介して回転自在に設けられた外側陰極ドラム
46とを備えており、前記外側陰極ドラム45の外周面
には、前記固定陽極42の内周面(ターゲット面)42
aに向けて電子を放出する複数個の陰極子47a,47
b,47c,47dが固定陽極42の周方向に沿って一
定間隔で配設されている。
【0028】なお、前記固定陽極42の内周面42a
は、真空容器41の中心軸に対して所定角度に傾斜して
いる。前記ボールベアリング45は外側陰極ドラム46
を回転自在に支持するものであり、これらのボールベア
リング45は窒化ケイ素(Si3 N4 )、アルミナ(A
l2 O3 )、ジルコニア(ZrO2 )等のセラミック材
料で構成されている。
は、真空容器41の中心軸に対して所定角度に傾斜して
いる。前記ボールベアリング45は外側陰極ドラム46
を回転自在に支持するものであり、これらのボールベア
リング45は窒化ケイ素(Si3 N4 )、アルミナ(A
l2 O3 )、ジルコニア(ZrO2 )等のセラミック材
料で構成されている。
【0029】一方、前記真空容器41の外部には、前記
固定陽極42および前記内側陰極リング45に高電圧を
印加する高電圧電源48が設けられているとともに、前
記陰極子47a,47b,47c,47dのフィラメン
トに2次コイル49を介して交流電流を供給する1次コ
イル50が設けられている。
固定陽極42および前記内側陰極リング45に高電圧を
印加する高電圧電源48が設けられているとともに、前
記陰極子47a,47b,47c,47dのフィラメン
トに2次コイル49を介して交流電流を供給する1次コ
イル50が設けられている。
【0030】また、前記真空容器41の外部には、前記
外側陰極ドラム45との間に回転磁界を形成して回転陰
極43を回転せしめる複数個のステータコイル51が設
けられている。なお、図中52は固定陽極42で発生し
たX線を検出するX線検出器である。
外側陰極ドラム45との間に回転磁界を形成して回転陰
極43を回転せしめる複数個のステータコイル51が設
けられている。なお、図中52は固定陽極42で発生し
たX線を検出するX線検出器である。
【0031】このような構成において、高電圧電源48
から固定陽極42および内側陰極リング45に高電圧を
印加した状態で陰極子47a,47b,47c,47d
の各フィラメントに2次コイル49で発生した交流電流
を通電すると、陰極子47a,47b,47c,47d
の各フィラメントから電子が放出され、陰極子47a,
47b,47c,47dの各フィラメントから放出され
た電子が固定陽極42の内周面42aに衝突することで
X線が発生する。
から固定陽極42および内側陰極リング45に高電圧を
印加した状態で陰極子47a,47b,47c,47d
の各フィラメントに2次コイル49で発生した交流電流
を通電すると、陰極子47a,47b,47c,47d
の各フィラメントから電子が放出され、陰極子47a,
47b,47c,47dの各フィラメントから放出され
た電子が固定陽極42の内周面42aに衝突することで
X線が発生する。
【0032】このとき、外側陰極ドラム46の周囲に設
けられた複数個のステータコイル51に交流電流を通電
すると、外側陰極ドラム46とステータコイル51との
間に形成された回転磁界によって外側陰極ドラム46が
真空容器41の中心軸を回転軸として回転する。これに
より陰極子47a,47b,47c,47dの各フィラ
メントから放出された電子は、固定陽極42の円周方向
に走査されながら固定陽極42の内周面42aに衝突す
る。
けられた複数個のステータコイル51に交流電流を通電
すると、外側陰極ドラム46とステータコイル51との
間に形成された回転磁界によって外側陰極ドラム46が
真空容器41の中心軸を回転軸として回転する。これに
より陰極子47a,47b,47c,47dの各フィラ
メントから放出された電子は、固定陽極42の円周方向
に走査されながら固定陽極42の内周面42aに衝突す
る。
【0033】ところで、上述した第3の実施例では、外
側陰極ドラム46を回転自在に支持するボールベアリン
グ45が窒化ケイ素(Si3 N4 )、アルミナ(Al2
O3)、ジルコニア(ZrO2 )等のセラミック材料で
構成されているので、ボールベアリング45の摩耗を低
減することができ、X線発生装置の耐久性の向上を図る
ことができる。
側陰極ドラム46を回転自在に支持するボールベアリン
グ45が窒化ケイ素(Si3 N4 )、アルミナ(Al2
O3)、ジルコニア(ZrO2 )等のセラミック材料で
構成されているので、ボールベアリング45の摩耗を低
減することができ、X線発生装置の耐久性の向上を図る
ことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、陽極ターゲットを回転自在に支持するボー
ルベアリングの摩耗を低減することができ、耐久性の向
上を図ることのできるX線発生装置を提供できる。ま
た、請求項2に係る発明によれば、耐久性の向上を図る
ことができるとともに、構成の簡略化を図ることのでき
るX線発生装置を提供できる。
明によれば、陽極ターゲットを回転自在に支持するボー
ルベアリングの摩耗を低減することができ、耐久性の向
上を図ることのできるX線発生装置を提供できる。ま
た、請求項2に係る発明によれば、耐久性の向上を図る
ことができるとともに、構成の簡略化を図ることのでき
るX線発生装置を提供できる。
【図1】この発明の第1の実施例に係るX線発生装置の
断面図。
断面図。
【図2】この発明の第2の実施例に係るX線発生装置の
断面図。
断面図。
【図3】第2の実施例の変形例を示す図。
【図4】この発明の第3の実施例に係るX線発生装置の
概略構成図。
概略構成図。
【図5】図3のA−A線に沿った断面図。
1,21,41…真空容器 2,22…陰極部 3,23…陰極スリーブ 4,24…集束電極 5,25…陰極フィラメント 7,27…陽極部 8,28…陽極軸 10,30…陽極ターゲット 14,34,45…ボールベアリング 15,35…ステータコイル 42…固定陽極 43…回転陰極
Claims (2)
- 【請求項1】 真空容器内に設けられた陰極フィラメン
トと、この陰極フィラメントに対向して前記真空容器内
に設けられた陽極ターゲットと、前記陰極フィラメント
に対して前記陽極ターゲットを回転自在に支持するボー
ルベアリングとを備えたX線発生装置において、前記ボ
ールベアリングをセラミック材料で構成したことを特徴
とするX線発生装置。 - 【請求項2】 前記ベアリングボールの少なくとも1個
を導電性材料で構成したことを特徴とする請求項1記載
のX線発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16937394A JPH0831590A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | X線発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16937394A JPH0831590A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | X線発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0831590A true JPH0831590A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15885396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16937394A Pending JPH0831590A (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | X線発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0831590A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100382773B1 (ko) * | 2000-09-04 | 2003-05-09 | 기초과학지원연구소 | 선 집속된 엑스-선 발생장치 |
| EP1975428A1 (en) | 2007-03-28 | 2008-10-01 | JTEKT Corporation | Rolling bearing for x-ray tube and x-ray tube apparatus |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP16937394A patent/JPH0831590A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100382773B1 (ko) * | 2000-09-04 | 2003-05-09 | 기초과학지원연구소 | 선 집속된 엑스-선 발생장치 |
| EP1975428A1 (en) | 2007-03-28 | 2008-10-01 | JTEKT Corporation | Rolling bearing for x-ray tube and x-ray tube apparatus |
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