JPH0831644A - 面実装型電極直付けインダクタ - Google Patents
面実装型電極直付けインダクタInfo
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- JPH0831644A JPH0831644A JP16501394A JP16501394A JPH0831644A JP H0831644 A JPH0831644 A JP H0831644A JP 16501394 A JP16501394 A JP 16501394A JP 16501394 A JP16501394 A JP 16501394A JP H0831644 A JPH0831644 A JP H0831644A
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 導線の切断工程、熱圧着工程の一部を省略し
製造コストの低減及び信頼性を向上した面実装型電極直
付けインダクタを提供する。 【構成】 上下鍔部6a、6bと巻枠部とからなり基板
実装面側の下鍔部6b裏面に電極5a、5b、5c、5
dを直付けした磁性体コア1の前記巻枠部に絶縁被覆導
線13を捲回するとともに該絶縁被覆導線13を前記電
極5a…に半田付けした構成であって、特に、前記電極
5bを共通端子として導電接続される巻線終端15と他
の巻線始端16が切断されることなく連続的に磁性体コ
ア1の下鍔部6b側面角部12bを挟むようにして係止
されつつ前記下鍔部6b裏面の中間タップ電極5b上を
渡されており、また同様に中間タップ端子にあたる導線
部17が鍔部側面角部12cを挟むようにして連続的に
係止されつつ中間タップ電極5c上を渡されていること
を特徴とする導電接続構造の面実装型電極直付けインダ
クタ20。
製造コストの低減及び信頼性を向上した面実装型電極直
付けインダクタを提供する。 【構成】 上下鍔部6a、6bと巻枠部とからなり基板
実装面側の下鍔部6b裏面に電極5a、5b、5c、5
dを直付けした磁性体コア1の前記巻枠部に絶縁被覆導
線13を捲回するとともに該絶縁被覆導線13を前記電
極5a…に半田付けした構成であって、特に、前記電極
5bを共通端子として導電接続される巻線終端15と他
の巻線始端16が切断されることなく連続的に磁性体コ
ア1の下鍔部6b側面角部12bを挟むようにして係止
されつつ前記下鍔部6b裏面の中間タップ電極5b上を
渡されており、また同様に中間タップ端子にあたる導線
部17が鍔部側面角部12cを挟むようにして連続的に
係止されつつ中間タップ電極5c上を渡されていること
を特徴とする導電接続構造の面実装型電極直付けインダ
クタ20。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁被覆導線(以下単
に導線とも称する。)が捲回された高周波用トランス、
チョークコイル、ノイズフィルタ等の磁性体コアの裏面
に直付け電極を配した面実装型電極直付けインダクタに
関し、さらに詳細には、中間タップを有するインダクタ
の中間タップ電極に連続的に導線を渡して導電接続した
直付け電極への導電接続構造に関するものである。
に導線とも称する。)が捲回された高周波用トランス、
チョークコイル、ノイズフィルタ等の磁性体コアの裏面
に直付け電極を配した面実装型電極直付けインダクタに
関し、さらに詳細には、中間タップを有するインダクタ
の中間タップ電極に連続的に導線を渡して導電接続した
直付け電極への導電接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器等に対する小型・高性能
化の消費者ニーズは強く、これに伴い電子回路基板に搭
載される電子部品において比較的大きい容積を占めるト
ランス、チョークコイル、ノイズフィルタ等のコイル部
品も小型・低背化を図りつつ表面実装に適合した構造の
ものが開発されている。
化の消費者ニーズは強く、これに伴い電子回路基板に搭
載される電子部品において比較的大きい容積を占めるト
ランス、チョークコイル、ノイズフィルタ等のコイル部
品も小型・低背化を図りつつ表面実装に適合した構造の
ものが開発されている。
【0003】例えば、高周波トランスは高周波増幅やイ
ンバータ回路等に使用されるインダクタの典型である
が、面実装タイプとして垂直方向に配設された柱状の巻
枠部と該巻枠部上端及び下端にそれぞれ鍔部(上鍔、下
鍔)が配設された形状の磁性材料からなるドラム形磁性
体コアの前記コイル巻枠部に絶縁被覆導線を複数捲回
し、該導線始端、終端を磁性体コア下鍔部裏面(基板実
装面側)に直付けした電極に導電接続した構造のものが
開発されている。
ンバータ回路等に使用されるインダクタの典型である
が、面実装タイプとして垂直方向に配設された柱状の巻
枠部と該巻枠部上端及び下端にそれぞれ鍔部(上鍔、下
鍔)が配設された形状の磁性材料からなるドラム形磁性
体コアの前記コイル巻枠部に絶縁被覆導線を複数捲回
し、該導線始端、終端を磁性体コア下鍔部裏面(基板実
装面側)に直付けした電極に導電接続した構造のものが
開発されている。
【0004】上記構造のインダクタは実装基板との導電
接続部である電極が当該インダクタの裏面にあって実装
基板に直付けするため、鍔部に埋植した金属リード端子
が外部に突出する構造の一般のインダクタ部品よりも高
密度、低背に実装できる利点があり、今後面実装型イン
ダクタの主流になると予想される。
接続部である電極が当該インダクタの裏面にあって実装
基板に直付けするため、鍔部に埋植した金属リード端子
が外部に突出する構造の一般のインダクタ部品よりも高
密度、低背に実装できる利点があり、今後面実装型イン
ダクタの主流になると予想される。
【0005】図4は上記従来の面実装型インダクタとし
ての典型例である高周波トランスの下鍔部裏面の直付け
電極周りの構造を表す斜視図である(裏面側から見たも
のである)。
ての典型例である高周波トランスの下鍔部裏面の直付け
電極周りの構造を表す斜視図である(裏面側から見たも
のである)。
【0006】図中、高周波トランス10は下鍔部6bと
上鍔部6aとの間に挟装された巻枠部とからなり基板実
装面側の前記下鍔部6b裏面に電極5a、5b、5c、
5dを直付けした磁性体コア1の前記巻枠部に絶縁被覆
導線3(複数本)を捲回するとともに該絶縁被覆導線端
部を前記電極5a…に半田付けした中間タップを有する
構成である。
上鍔部6aとの間に挟装された巻枠部とからなり基板実
装面側の前記下鍔部6b裏面に電極5a、5b、5c、
5dを直付けした磁性体コア1の前記巻枠部に絶縁被覆
導線3(複数本)を捲回するとともに該絶縁被覆導線端
部を前記電極5a…に半田付けした中間タップを有する
構成である。
【0007】ここに上記中間タップとは図3の(A)の
トランス巻線回路図に示されるように、一次側巻線W1
の端子P2が二次側巻線W2と接地端子として共用され
た場合のP2端子や、二次側巻線である連続するW2と
W3の中間から引き出した端子P3を指称し、図4の電
極5b、5cがこれに該当する。換言すれば一つの電極
に二つの導線端部が導電接続されている場合をいう。
トランス巻線回路図に示されるように、一次側巻線W1
の端子P2が二次側巻線W2と接地端子として共用され
た場合のP2端子や、二次側巻線である連続するW2と
W3の中間から引き出した端子P3を指称し、図4の電
極5b、5cがこれに該当する。換言すれば一つの電極
に二つの導線端部が導電接続されている場合をいう。
【0008】上記ドラム形の磁性体コア1は一般に抵抗
率が高いことから高周波用のコア材料として利用されて
いる酸化物磁性体であるフェライト(ニッケル亜鉛系フ
ェライト、マンガン亜鉛系フェライト等)の粉末を加圧
成型し、焼結することによって作られる。尚、上記フェ
ライトコアは抵抗率が高いため電極を直付けすることが
可能である。
率が高いことから高周波用のコア材料として利用されて
いる酸化物磁性体であるフェライト(ニッケル亜鉛系フ
ェライト、マンガン亜鉛系フェライト等)の粉末を加圧
成型し、焼結することによって作られる。尚、上記フェ
ライトコアは抵抗率が高いため電極を直付けすることが
可能である。
【0009】直付け電極5a…の形成方法としては、例
えばAgーPdペースト(AgーPd合金粉末、ガラ
ス、ビヒクル等から成る)を塗布して100℃〜150
℃で乾燥した後、500℃〜700℃で焼成してなる。
これにさらに半田ディップ、ペースト半田を印刷、塗布
ないし半田メッキを施すことにより半田層が形成され電
極が完成する。もしくは適当な形状に成形しニッケルメ
ッキした金属電極板をコア裏面に接着固定させて形成さ
れる。
えばAgーPdペースト(AgーPd合金粉末、ガラ
ス、ビヒクル等から成る)を塗布して100℃〜150
℃で乾燥した後、500℃〜700℃で焼成してなる。
これにさらに半田ディップ、ペースト半田を印刷、塗布
ないし半田メッキを施すことにより半田層が形成され電
極が完成する。もしくは適当な形状に成形しニッケルメ
ッキした金属電極板をコア裏面に接着固定させて形成さ
れる。
【0010】絶縁被覆導線3は一般に銅線にエナメル被
覆ないしポリウレタン被覆を施した絶縁被覆導線であっ
て、自動巻線機によって捲回される前後に各電極部5a
…上に導出して半田コテを当てると熱で線材を覆う絶縁
被覆が剥がれるとともに半田層が溶融し、電極上の絶縁
被覆導線端部と電極が固着、導通する(熱圧着と称され
る)。次に、自動巻線機側の導線を引きちぎって切断す
る。
覆ないしポリウレタン被覆を施した絶縁被覆導線であっ
て、自動巻線機によって捲回される前後に各電極部5a
…上に導出して半田コテを当てると熱で線材を覆う絶縁
被覆が剥がれるとともに半田層が溶融し、電極上の絶縁
被覆導線端部と電極が固着、導通する(熱圧着と称され
る)。次に、自動巻線機側の導線を引きちぎって切断す
る。
【0011】したがって、従来は中間タップに該当する
電極5b、5cには各巻線W1、W2、W3毎に導線始
端、終端を各々別個に熱圧着して引きちぎり切断を行っ
ていた。
電極5b、5cには各巻線W1、W2、W3毎に導線始
端、終端を各々別個に熱圧着して引きちぎり切断を行っ
ていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、中間タ
ップを有する面実装型電極直付けインダクタにおける電
極への導電接続構造を、各巻線始端、終端を各々別個に
各電極に熱圧着してその都度導線の引きちぎりを行う
と、巻線工数が多くなってコストが掛かる点が問題とな
っていた。
ップを有する面実装型電極直付けインダクタにおける電
極への導電接続構造を、各巻線始端、終端を各々別個に
各電極に熱圧着してその都度導線の引きちぎりを行う
と、巻線工数が多くなってコストが掛かる点が問題とな
っていた。
【0013】また、磁性体コアや絶縁被覆導線への熱衝
撃が複数回与えられることになるので該磁性体コアの電
極部分や絶縁被覆導線の信頼性の点が問題となってい
た。
撃が複数回与えられることになるので該磁性体コアの電
極部分や絶縁被覆導線の信頼性の点が問題となってい
た。
【0014】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、中間タップのある面実装型電極直付けインダク
タの中間タップ電極への新規な導電接続構造を提供する
ものである。
であり、中間タップのある面実装型電極直付けインダク
タの中間タップ電極への新規な導電接続構造を提供する
ものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1)巻枠部と鍔部とからなり基板実装面側の下鍔部裏
面に電極を直付けした磁性体コアの前記巻枠部に絶縁被
覆導線を捲回するとともに該絶縁被覆導線を前記電極に
半田付けした中間タップを有する構成の面実装型電極直
付けインダクタにおいて、前記中間タップにあたる電極
に導電接続される第一の巻線の終端と第二の巻線の始端
が連続的に磁性体コアの鍔部側面角部を挟むようにして
係止されつつ前記下鍔部裏面の中間タップ電極上を渡さ
れていることを特徴とする面実装型電極直付けインダク
タを提供することにより、上記目的を達成するものであ
る。
面に電極を直付けした磁性体コアの前記巻枠部に絶縁被
覆導線を捲回するとともに該絶縁被覆導線を前記電極に
半田付けした中間タップを有する構成の面実装型電極直
付けインダクタにおいて、前記中間タップにあたる電極
に導電接続される第一の巻線の終端と第二の巻線の始端
が連続的に磁性体コアの鍔部側面角部を挟むようにして
係止されつつ前記下鍔部裏面の中間タップ電極上を渡さ
れていることを特徴とする面実装型電極直付けインダク
タを提供することにより、上記目的を達成するものであ
る。
【0016】(2)また、前記磁性体コアの鍔部の側面
方向に裏面と面一な突出片または略U字形斜め溝を設け
るとともに巻線の中間タップ電極につながる絶縁被覆導
線を前記突出片の根元部または略U字形斜め溝の内壁に
係止しつつ鍔部裏面に渡して前記中間タップ電極に導電
接続した構成を特徴とする上記(1)記載の面実装型電
極直付けインダクタを提供することにより、上記目的を
達成するものである。
方向に裏面と面一な突出片または略U字形斜め溝を設け
るとともに巻線の中間タップ電極につながる絶縁被覆導
線を前記突出片の根元部または略U字形斜め溝の内壁に
係止しつつ鍔部裏面に渡して前記中間タップ電極に導電
接続した構成を特徴とする上記(1)記載の面実装型電
極直付けインダクタを提供することにより、上記目的を
達成するものである。
【0017】
【作用】本発明に係わる面実装型電極直付けインダクタ
においては、 (1)予め磁性体コアの下鍔部裏面に電極を形成し、該
電極上に半田層を形成しておく(所謂半田ディップであ
り、ペースト半田の印刷、塗布ないし半田メッキを含
む)ので、線材との半田濡れ性がよく、半田コテの圧着
のみで導電接続される。
においては、 (1)予め磁性体コアの下鍔部裏面に電極を形成し、該
電極上に半田層を形成しておく(所謂半田ディップであ
り、ペースト半田の印刷、塗布ないし半田メッキを含
む)ので、線材との半田濡れ性がよく、半田コテの圧着
のみで導電接続される。
【0018】(2)中間タップに該当する電極上に導線
を渡らせながら磁性体コアの下鍔部側面角部を挟むよう
に引っかけ係止することで導線の一時的な固定がなされ
るので、引きちぎり切断工程が不要となり連続的に別巻
線を捲回することが可能となる。結果として上記中間タ
ップにあたる電極の熱圧着は一回で済むことになる。
を渡らせながら磁性体コアの下鍔部側面角部を挟むよう
に引っかけ係止することで導線の一時的な固定がなされ
るので、引きちぎり切断工程が不要となり連続的に別巻
線を捲回することが可能となる。結果として上記中間タ
ップにあたる電極の熱圧着は一回で済むことになる。
【0019】(3)中間タップに該当する電極の位置す
る下鍔部側面側に設けられた突出片の根元部に絶縁被覆
導線を引っかけ係止しながら磁性体コアの下鍔部裏面に
渡して中間タップ電極上を交叉させ前記突出片の他方の
根元部に引っかけることで前記(2)と同様の作用が得
られる。
る下鍔部側面側に設けられた突出片の根元部に絶縁被覆
導線を引っかけ係止しながら磁性体コアの下鍔部裏面に
渡して中間タップ電極上を交叉させ前記突出片の他方の
根元部に引っかけることで前記(2)と同様の作用が得
られる。
【0020】(4)中間タップに該当する電極の位置す
る鍔部側面側二箇所に設けられた略U字形斜め溝の一つ
に絶縁被覆導線を引っかけ係止しながら磁性体コアの下
鍔部裏面に渡して中間タップ電極上を交叉させ他方の略
U字形斜め溝に引っかけて係止しながら再び巻枠側に戻
して巻線を再度捲回することが可能となる。
る鍔部側面側二箇所に設けられた略U字形斜め溝の一つ
に絶縁被覆導線を引っかけ係止しながら磁性体コアの下
鍔部裏面に渡して中間タップ電極上を交叉させ他方の略
U字形斜め溝に引っかけて係止しながら再び巻枠側に戻
して巻線を再度捲回することが可能となる。
【0021】(5)上記(2)の作用は平面形状が角形
の鍔部である場合はその四隅の角部を利用することで足
り、角部の無い円形鍔部や角部が面取りされた八角形の
場合には、(3)または(4)が磁性体コア自身の成形
時ないし成形後の切削加工によって適用される。
の鍔部である場合はその四隅の角部を利用することで足
り、角部の無い円形鍔部や角部が面取りされた八角形の
場合には、(3)または(4)が磁性体コア自身の成形
時ないし成形後の切削加工によって適用される。
【0022】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図3の図面を基に詳
細に説明する。尚、従来例と同様の部材については同符
号を用いて示す。
細に説明する。尚、従来例と同様の部材については同符
号を用いて示す。
【0023】本発明の請求項1に係わる面実装型電極直
付けインダクタとしての高周波トランス20は図3の
(A)に示されるような巻線回路であり一次巻線W1、
二次巻線W2、W3を有し端子P2はW1、W2の共通
端子であり、P3はW2とW3の中間タップ端子となっ
ているものである。
付けインダクタとしての高周波トランス20は図3の
(A)に示されるような巻線回路であり一次巻線W1、
二次巻線W2、W3を有し端子P2はW1、W2の共通
端子であり、P3はW2とW3の中間タップ端子となっ
ているものである。
【0024】上記高周波トランス20の形状は、図1の
斜視図に示されるように、上下鍔部6a、6bと巻枠部
とからなり基板実装面側の前記下鍔部6b裏面に電極5
a、5b、5c、5dを直付けした磁性体コア1の前記
巻枠部に絶縁被覆導線13を捲回するとともに該絶縁被
覆導線13を前記電極5a…に半田付けした構成であっ
て、特に、前記電極5bに導電接続される一次側巻線W
1の端子P2にあたる巻線終端15と二次側巻線W2の
巻線始端16が図2の(A)の底面図に示されるよう
に、切断されることなく連続的に磁性体コア1の下鍔部
6bの側面角部12bを挟むようにして係止されつつ前
記鍔部裏面の中間タップ電極5b上を渡されており、ま
た二次側巻線W2とW3の中間タップ端子P3にあたる
導線部17が鍔部側面角部12cを挟むようにして上記
同様に連続的に係止されつつ中間タップ電極5c上を渡
されていることを特徴とする導電接続構造となってい
る。
斜視図に示されるように、上下鍔部6a、6bと巻枠部
とからなり基板実装面側の前記下鍔部6b裏面に電極5
a、5b、5c、5dを直付けした磁性体コア1の前記
巻枠部に絶縁被覆導線13を捲回するとともに該絶縁被
覆導線13を前記電極5a…に半田付けした構成であっ
て、特に、前記電極5bに導電接続される一次側巻線W
1の端子P2にあたる巻線終端15と二次側巻線W2の
巻線始端16が図2の(A)の底面図に示されるよう
に、切断されることなく連続的に磁性体コア1の下鍔部
6bの側面角部12bを挟むようにして係止されつつ前
記鍔部裏面の中間タップ電極5b上を渡されており、ま
た二次側巻線W2とW3の中間タップ端子P3にあたる
導線部17が鍔部側面角部12cを挟むようにして上記
同様に連続的に係止されつつ中間タップ電極5c上を渡
されていることを特徴とする導電接続構造となってい
る。
【0025】即ち、絶縁被覆導線13を巻枠部に捲回し
つつ鍔部角部12b、12cに係止しながら鍔部裏面の
電極5b、5c上を這わせて連続的に各巻線W1、W
2、W3を形成してあり、捲回工程途中の切断工程が省
略されている。
つつ鍔部角部12b、12cに係止しながら鍔部裏面の
電極5b、5c上を這わせて連続的に各巻線W1、W
2、W3を形成してあり、捲回工程途中の切断工程が省
略されている。
【0026】勿論、上記のような一次側巻線W1と二次
側巻線W2の共通端子P2がなく独立している場合は一
次側巻線W1捲回後に導線13の切断(引きちぎり)が
必要であるが、この場合も二次側巻線W2とW3間の中
間タップP3に対しては上記導電接続構造が適用され得
る。
側巻線W2の共通端子P2がなく独立している場合は一
次側巻線W1捲回後に導線13の切断(引きちぎり)が
必要であるが、この場合も二次側巻線W2とW3間の中
間タップP3に対しては上記導電接続構造が適用され得
る。
【0027】上記インダクタに対する巻線捲回・導電接
続工程では熱圧着回数、導線切断(引きちぎり)回数が
減少するので製造コストが下がり、且つ絶縁被覆導線3
及び磁性体コア1への熱衝撃の影響が少なくなり品質の
劣化が防止されることは明らかである。
続工程では熱圧着回数、導線切断(引きちぎり)回数が
減少するので製造コストが下がり、且つ絶縁被覆導線3
及び磁性体コア1への熱衝撃の影響が少なくなり品質の
劣化が防止されることは明らかである。
【0028】当然ながら上記中間タップの導電接続構造
の前提として磁性体コア1の下鍔部6bの平面形状は正
方形ないし長方形等、絶縁被覆導線3を下鍔部裏面側に
渡して係止可能な角部を有するものでなければならな
い。
の前提として磁性体コア1の下鍔部6bの平面形状は正
方形ないし長方形等、絶縁被覆導線3を下鍔部裏面側に
渡して係止可能な角部を有するものでなければならな
い。
【0029】一方、下鍔部平面形状が完全な円形の磁性
体コアでは、導線を係止して裏面に回すことができる角
部がないので本発明の導電接続構造は採用できないが、
請求項2に係わる実施例として、図3の(B)の底面図
が示すように、鍔部21平面形状が円形の磁性体コアに
側面方向に突出片22、23を設けて、該突出片の裏面
を含む領域に中間タップP2、P3にあたる直付け電極
25b、25cを形成すれば、導線13を上記突出片2
2、23を介して裏面側に回して係止することができ
る。
体コアでは、導線を係止して裏面に回すことができる角
部がないので本発明の導電接続構造は採用できないが、
請求項2に係わる実施例として、図3の(B)の底面図
が示すように、鍔部21平面形状が円形の磁性体コアに
側面方向に突出片22、23を設けて、該突出片の裏面
を含む領域に中間タップP2、P3にあたる直付け電極
25b、25cを形成すれば、導線13を上記突出片2
2、23を介して裏面側に回して係止することができ
る。
【0030】また、図3の(C)の底面図が示すよう
に、磁性体コアの下鍔部26の側面方向に略U字形斜め
溝27、28を設けるとともに巻線の中間タップ電極P
2、P3につながる絶縁被覆導線13を前記略U字形斜
め溝27、28に嵌入させて係止しつつ下鍔部裏面に渡
して前記中間タップ電極上を這わせて導電接続した構成
とすることも可能である。
に、磁性体コアの下鍔部26の側面方向に略U字形斜め
溝27、28を設けるとともに巻線の中間タップ電極P
2、P3につながる絶縁被覆導線13を前記略U字形斜
め溝27、28に嵌入させて係止しつつ下鍔部裏面に渡
して前記中間タップ電極上を這わせて導電接続した構成
とすることも可能である。
【0031】この点、前記鍔部平面形状が単なる角形の
図2の(A)の場合よりも図2の(B)のように中間タ
ップとなる電極33b、33cの鍔部角部両脇に略U字
形斜め溝31、32を設けた形状や、鍔部角部が側面方
向に突出する形状にすれば確実に導線の係止状態が保た
れることになり望ましいといえる。
図2の(A)の場合よりも図2の(B)のように中間タ
ップとなる電極33b、33cの鍔部角部両脇に略U字
形斜め溝31、32を設けた形状や、鍔部角部が側面方
向に突出する形状にすれば確実に導線の係止状態が保た
れることになり望ましいといえる。
【0032】以上のように中間タップにあたる電極には
単に導線を角部や突出片、U溝を介して裏面に回し電極
上を渡すだけで巻線工程は終了し、従来必要とした引き
ちぎり切断工程が省略でき、中間タップにあたる電極の
熱圧着は一回だけで済むので製造コストが低減され、且
つ熱衝撃が少なくなって信頼性が向上することになる。
単に導線を角部や突出片、U溝を介して裏面に回し電極
上を渡すだけで巻線工程は終了し、従来必要とした引き
ちぎり切断工程が省略でき、中間タップにあたる電極の
熱圧着は一回だけで済むので製造コストが低減され、且
つ熱衝撃が少なくなって信頼性が向上することになる。
【0033】当然ながら少なくとも中間タップにあたる
直付け電極は下鍔部に掛け渡した絶縁被覆導線に接触す
る場所に配置されなければならない。
直付け電極は下鍔部に掛け渡した絶縁被覆導線に接触す
る場所に配置されなければならない。
【0034】尚、念のために付言すれば、本発明の配線
処理方法は構成要件として電極部分が磁性体コア裏面に
直付けされている表面実装型インダクタであれば如何な
るインダクタでも適用できる。
処理方法は構成要件として電極部分が磁性体コア裏面に
直付けされている表面実装型インダクタであれば如何な
るインダクタでも適用できる。
【0035】したがって、本発明の対象は前述の高周波
トランスに限らず、上記同一導線による中間タップを有
する面実装型電極直付けインダクタの全てに及び、チョ
ークコイル、ノイズフィルタ等その他のインダクタ部品
も含まれる得ることは言うまでもない。
トランスに限らず、上記同一導線による中間タップを有
する面実装型電極直付けインダクタの全てに及び、チョ
ークコイル、ノイズフィルタ等その他のインダクタ部品
も含まれる得ることは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】本発明に係わる面実装型電極直付けイン
ダクタは上記導電接続構造のため、絶縁被覆導線の切断
工程、熱圧着工程の一部を省略することができ、製造コ
ストの低減及び信頼性の向上が達成されるという優れた
効果を有する。
ダクタは上記導電接続構造のため、絶縁被覆導線の切断
工程、熱圧着工程の一部を省略することができ、製造コ
ストの低減及び信頼性の向上が達成されるという優れた
効果を有する。
【図1】本発明に係わる面実装型電極直付けインダクタ
の典型例としての高周波トランスの裏面の直付け電極周
りの構造を表す斜視図である。
の典型例としての高周波トランスの裏面の直付け電極周
りの構造を表す斜視図である。
【図2】(A)は本発明に係わる下鍔部平面形状が角形
の面実装型電極直付けインダクタの典型例としての高周
波トランスの底面図であり、(B)は上記下鍔部に略U
字形斜め溝を設けた構造の高周波トランスの底面図であ
る。
の面実装型電極直付けインダクタの典型例としての高周
波トランスの底面図であり、(B)は上記下鍔部に略U
字形斜め溝を設けた構造の高周波トランスの底面図であ
る。
【図3】(A)は本発明に係わる高周波トランスの巻線
回路図であり、(B)は本発明に係わる下鍔部平面形状
が円形で突出片を有する構造の高周波トランスの底面図
であり、(C)は本発明に係わる下鍔部平面形状が円形
で略U字形斜め溝を有する構造の高周波トランスの底面
図である。
回路図であり、(B)は本発明に係わる下鍔部平面形状
が円形で突出片を有する構造の高周波トランスの底面図
であり、(C)は本発明に係わる下鍔部平面形状が円形
で略U字形斜め溝を有する構造の高周波トランスの底面
図である。
【図4】従来の面実装型インダクタとしての典型例であ
る高周波トランスの裏面の直付け電極周りの構造を表す
斜視図である。
る高周波トランスの裏面の直付け電極周りの構造を表す
斜視図である。
1 磁性体コア 3、13 絶縁被覆導線 5a〜5d、33b、33c、25b、25c、29
b、29c 直付け電極 6a 上鍔部 6b 下鍔部 10、20 高周波トランス 12a、12b 角部 15 W1の巻線終端 16 W2の巻線始端 17 中間タップ端子P3にあたる導線部 27、28、31、32 略U字形斜め溝 W1 一次側巻線 W2、W3 二次側巻線 P1、P2、P3、P4 端子
b、29c 直付け電極 6a 上鍔部 6b 下鍔部 10、20 高周波トランス 12a、12b 角部 15 W1の巻線終端 16 W2の巻線始端 17 中間タップ端子P3にあたる導線部 27、28、31、32 略U字形斜め溝 W1 一次側巻線 W2、W3 二次側巻線 P1、P2、P3、P4 端子
Claims (2)
- 【請求項1】 巻枠部と鍔部とからなり基板実装面側の
下鍔部裏面に電極を直付けした磁性体コアの前記巻枠部
に絶縁被覆導線を捲回するとともに該絶縁被覆導線を前
記電極に半田付けした中間タップを有する構成の面実装
型電極直付けインダクタにおいて、前記中間タップにあ
たる電極に導電接続される第一の巻線の終端と第二の巻
線の始端が連続的に磁性体コアの下鍔部側面角部を挟む
ようにして係止されつつ前記下鍔部裏面の中間タップ電
極上を渡されていることを特徴とする面実装型電極直付
けインダクタ。 - 【請求項2】 磁性体コアの下鍔部の側面方向に裏面と
面一な突出片または略U字形斜め溝を設けるとともに巻
線の中間タップ電極につながる絶縁被覆導線を前記突出
片の根元部または略U字形斜め溝の内壁に係止しつつ鍔
部裏面に渡して前記中間タップ電極に導電接続した構成
を特徴とする請求項1記載の面実装型電極直付けインダ
クタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16501394A JPH0831644A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 面実装型電極直付けインダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16501394A JPH0831644A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 面実装型電極直付けインダクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0831644A true JPH0831644A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15804187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16501394A Pending JPH0831644A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 面実装型電極直付けインダクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0831644A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6373366B1 (en) | 1999-09-20 | 2002-04-16 | Tdk Corporation | Common mode filter |
| KR100525844B1 (ko) * | 1998-10-27 | 2005-11-02 | 티디케이가부시기가이샤 | 표면실장자기유도부품 |
| US20170309386A1 (en) * | 2016-04-26 | 2017-10-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electronic component |
| US11031170B2 (en) | 2017-09-11 | 2021-06-08 | Tdk Corporation | Coil device |
| US12106888B2 (en) | 2020-01-16 | 2024-10-01 | Tdk Corporation | Coil device |
-
1994
- 1994-07-18 JP JP16501394A patent/JPH0831644A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100525844B1 (ko) * | 1998-10-27 | 2005-11-02 | 티디케이가부시기가이샤 | 표면실장자기유도부품 |
| US6373366B1 (en) | 1999-09-20 | 2002-04-16 | Tdk Corporation | Common mode filter |
| US20170309386A1 (en) * | 2016-04-26 | 2017-10-26 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electronic component |
| JP2017199739A (ja) * | 2016-04-26 | 2017-11-02 | 株式会社村田製作所 | 電子部品 |
| CN107316731A (zh) * | 2016-04-26 | 2017-11-03 | 株式会社村田制作所 | 电子部件 |
| US10381146B2 (en) | 2016-04-26 | 2019-08-13 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electronic component |
| US11031170B2 (en) | 2017-09-11 | 2021-06-08 | Tdk Corporation | Coil device |
| US12106888B2 (en) | 2020-01-16 | 2024-10-01 | Tdk Corporation | Coil device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991130 |