JPH08317730A - 被土屋根構造における保水マット - Google Patents
被土屋根構造における保水マットInfo
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Landscapes
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Abstract
生を育てることができる構成において、十分な保水効果
を確保し、施工が簡単で安価な保水マットを提供する。 【構成】 建築物の屋上A(またはバルコニー)に樹木
Tや芝生Sを植えて緑化する構成であって、床の上面か
ら順に防水層1、保水層を形成し、該保水層の上面に軽
量人工土壌3を敷き詰める構成において、シート状で貯
水可能な保水マット2を敷設して保水層を形成可能と
し、前記保水マット2の表面に、側面視で略山形形状で
あり、平面視で格子状である突起部2aを形成し、該突
起部2aを介して凹部2cを形成し、該凹部2cにて排
水性の高い軽量人工土壌3に供給された水分を貯留可能
とした。
Description
ニーに芝生等を植栽可能とした被土屋根構造における保
水マットの構成に関する。
を有する建築物において、屋上やバルコニーの空間の有
効利用を図り、自然の風と光を活用するために、屋上や
バルコニーの床面に土壌を敷き詰め、樹木を植樹し、芝
生を植栽して緑化する技術は公知のものである。そし
て、前記屋上等を緑化するために樹木や芝生を育てるに
は、土壌の保水性能の確保が重要であり、また、屋上等
の耐久性を確保するためには防水性能が必要となる。例
えば、図5に示す如く、屋上(またはバルコニー)の植
栽部分は、屋根スラブ(コンクリート床)20の上面か
ら順に防水層21、防根層22、排水層23、保水層2
4を構成し、その上に土壌(または人工軽量土壌)25
を敷き詰めて芝生Sを植栽することによって、前記土壌
25から浸透してきた水分を保水層24を介して貯留
し、生育に必要な水分を保水し、該保水層24の保水能
力を超えて余った水分を排水層23を介して排水口に導
いて排水し、防根層22を介して芝生Sの根が防水層2
1を傷めないようにし、水分をコンクリート部分に浸透
させないようにし、芝生Sを生育できる構成となってい
る。
による構成は、ビル等の大面積の屋上を利用することを
前提にしており、住宅の屋上やバルコニーに活用するに
はコストが掛かり過ぎるという不具合が生じていた。す
なわち、屋根スラブ20の上面から順に防水層21、防
根層22、排水層23、保水層24、土壌25の五層構
造であるため、構成が複雑でその施工に手間がかかり、
工期の延長の原因となるとともに、構成部材の点数が多
く、コスト高となっていたのである。そこで、本発明
は、屋上やバルコニーを緑化するために樹木や芝生を育
てることができる構成において、十分な保水効果を確保
し、施工が簡単で安価な保水マットを提供することを目
的とする。
めの手段として、本発明は、建築物の屋上またはバルコ
ニーに芝生や樹木を植えて緑化する構成であって、屋上
またはバルコニーの床の上面から順に防水層、保水層を
形成し、該保水層の上面に高排水性土壌を敷き詰める構
成において、シート状で貯水可能なマットを敷設して保
水層を形成可能としたものであり、前記マットの表面
に、側面視で略山形形状であり、平面視で格子状である
突起部を形成し、該突起部を介して凹部を形成し、該凹
部にて高排水性土壌に供給された水分を貯留可能とする
とともに、前記突起部の高さを変更して保水量を調整可
能とするとともに、前記マットを敷設するときには、所
望の形状に切断し、隣合うマットの縁部に位置する突起
部を重ね合わせ、接着テープにて貼り合わせる構成とし
たものである。
上に芝生や樹木を植えて庭園を構成し、緑化して利用す
る場合、保水マットの上面に突起部を介して形成した複
数の凹部にて保水することができるので、常に高排水性
土壌を最適の状態に維持することができる。また、保水
マットを施工するときには、所望の大きさに切断し、隣
合う保水マットの縁部に位置する突起部を重ね合わせ、
接着テープにて貼り合わせるだけでよい。
明する。図1は、本発明の実施例を示す側面断面図、図
2は、同じく斜視図、図3は、保水マットの平面図、図
4は、図3に示す保水マットの角部の拡大平面図と側面
図である。
被土屋根構造の庭園が構成されており、該庭園は樹木T
を植樹し、芝生Sを植栽することによって構成されてい
る。前記屋上Aのコンクリート床10(屋根スラブ)の
上面には耐根性を有する防水層1が形成されており、該
防水層1の上には保水マット2が配設されて保水層が形
成されている。前記保水マット2の上には排水性の高い
軽量人工土壌3(または土壌)が敷き詰められており、
該軽量人工土壌3には樹木Tが植樹され、芝生Sが植栽
されている。前記軽量人工土壌3には雨水または灌水に
よって水分が供給され、該水分が軽量人工土壌3全体に
広がって樹木Tおよび芝生Sに供給される構成となって
いる。
く、例えば硬質塩化ビニール等の長方形のシート状の部
材にて形成され、その表面には、側面視で下面側から上
方へ突出し、平面視で格子状とした突起部2a・2a・
・・が形成されており、該突起部2aは側面視山形形状
で、その裾部2b・2bが湾曲面とされている。前記突
起部2a・2a・・・を介して凹部2c・2c・・・が
形成されており、該凹部2c・2c・・・にて、雨水ま
たは灌水によって供給されて軽量人工土壌3から浸透し
てきた水分を貯留し、保水効果を高める構成としてい
る。
c・・・に貯水しきれずに余った水分は、軽量人工土壌
3中を流れ速やかに屋上Aに設けられている排水部6、
それに接続されている排水パイプ等を介して外部に排出
可能とされている。前記排水部6には、軽量人工土壌3
の粒径より小さい目に設定されているドレインフィルタ
ー(ヘチマロン)9が配されて排水層とし、前記排水部
6および排水パイプへの軽量人工土壌3の流入を防止し
ている。
ときには、屋上Aに構成する庭園の面積に合わせた所定
の枚数を用意し、所定の形状に切断し、重ね合わせて敷
設する構成とされており、一例として、その一枚の大き
さを示しておくと、図3・図4に示す如く、縦Xが10
20mm、横Yが1520mmで、突起部2aの高さh
と裾部の幅zがそれぞれ6mmで、凹部2cの縦横x・
yの長さ(突起部2aの頂部から頂部の長さ)がそれぞ
れ100mmに寸法設定されている。
ることによって、地域による雨量差や植栽する植物の種
類等の条件に合わせて、保水量の調整を行うことができ
る構成となっている。前記保水マット2の四辺には幅w
10mmの縁部2d・2d・・・が設けられており、そ
の部分(切断して用いる場合はその縁部)を保水マット
2・2・・・を敷設するときに重ね合わせ、主要部分を
接着テープ等にて貼り合わせる構成とし、敷設するとき
や敷設後に軽量人工土壌3を敷き詰める作業を行うとき
にズレないようにしている。
ット2の上面に突起部2aを介して形成した複数の凹部
2cにて保水する構成としたことによって、常に軽量人
工土壌3を最適の状態に維持しておくことができ、芝生
Sや樹木Tが水分不足で枯れることがない構成とするこ
とができる。また、軽量人工土壌3を用いることよっ
て、軽量化を図ることができ、構造物に過度の負担をか
けることがないようにしている。
ット2の上面位置には、樹木Tを支持するためのネット
13が(例えば手摺りより1000mm幅の部分に)配
設されている。なお、本実施例の構成は、バルコニーに
芝生を植栽し、緑化して利用する場合にも用いることが
できる。また、前記保水マット2上の軽量人工土壌3内
に給水ホース4・4・・・を埋設し、該給水ホース4・
4・・・を介して軽量人工土壌3に水分を自動供給する
ことによって、芝生Sを育てることができる構成とする
ことも可能である。
ような効果を奏する。即ち、格子状に突設した突起部を
介して形成した複数の凹部を有する保水マット2を防水
層上面に敷設し、その上面に軽量人工土壌を敷き詰めて
保水する構成とし、また、保水量の調整も可能としたこ
とにより、地域による雨量差や植栽する植物の種類等の
条件に合わせて保水量を調整し、常に高排水性土壌を最
適の状態に維持しておくことができるので、樹木や芝生
の生育に必要な水分を得ることができ、前記軽量人工土
壌に植樹した樹木や植栽した芝生が水分不足で枯れるの
を防ぐことができ、樹木や芝生の生育における悪影響を
排除することができる。
の突起部を設けて保水可能な形状としたことにより、形
状がシンプルとなり、製造コストを低減することができ
る。また、保水マットを施工するときには、その形状が
シンプルであるので、鋏等で容易に敷設位置に合わせて
切断できるとともに、格子状の突起部がメジャーの役目
を果たすので、切断位置を容易に決めることができる。
さらに、施工時において、保水マットを前述のように容
易に所望の大きさに切断し、隣合う保水マットの縁部に
位置する突起部を重ね合わせ、接着テープにて貼り合わ
せるだけでよいので、敷設時および敷設後のズレの発生
を防止できるとともに、取扱いが容易となり、簡単に施
工でき、施工性の向上を図ることができ、ひいては、施
工コストの低減を図ることができる。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 建築物の屋上またはバルコニーに芝生や
樹木を植えて緑化する構成であって、屋上またはバルコ
ニーの床の上面から順に防水層、保水層を形成し、該保
水層の上面に高排水性土壌を敷き詰める構成において、
シート状で貯水可能なマットを敷設して保水層を形成可
能としたことを特徴とする被土屋根構造における保水マ
ット。 - 【請求項2】 請求項1に記載のマットにおいて、その
表面に、側面視で略山形形状であり、平面視で格子状で
ある突起部を形成し、該突起部を介して凹部を形成し、
該凹部にて高排水性土壌に供給された水分を貯留可能と
するとともに、前記突起部の高さを変更して保水量を調
整可能としたことを特徴とする被土屋根構造における保
水マット。 - 【請求項3】 請求項2に記載のマットを敷設するとき
において、所望の形状に切断し、隣合うマットの縁部に
位置する突起部を重ね合わせ、接着テープにて貼り合わ
せる構成としたことを特徴とする被土屋根構造における
保水マット。
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|---|---|---|---|
| JP12516895A JP3238604B2 (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 被土屋根構造及び被土屋根工法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-05-24 JP JP12516895A patent/JP3238604B2/ja not_active Expired - Fee Related
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