JPH0831826A - 配線層の形成方法 - Google Patents
配線層の形成方法Info
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- JPH0831826A JPH0831826A JP18401694A JP18401694A JPH0831826A JP H0831826 A JPH0831826 A JP H0831826A JP 18401694 A JP18401694 A JP 18401694A JP 18401694 A JP18401694 A JP 18401694A JP H0831826 A JPH0831826 A JP H0831826A
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- wiring
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- forming
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 断線し難い配線層を加工不良を生じさせるこ
となくかつ熱工程での抵抗の上昇を抑制しつつ形成する
こと。 【構成】 第1工程で、第1層間膜2とプラグ6とを設
けた基板1を基体として、その表面にTiからなる第1
層70と、Siからなる第2層71と、Tiからなる第
3層72と、少なくともAlを主成分としかつSiを含
まない材料からなる第4層73とを順に形成する。次い
で第2工程で、第1層70から第4層73までの積層体
を配線パターン5に形成するまでに、第3層72と第4
層73とを反応させてAl−Ti反応層74を形成する
とともに、第3層72の未反応層75を残す。そして第
3工程では、その後の熱工程で第2層71と未反応層7
5とAl−Ti反応層74とを反応させて、第1層70
と第4層73との間にAl−Si−Ti三元合金層76
を形成する。
となくかつ熱工程での抵抗の上昇を抑制しつつ形成する
こと。 【構成】 第1工程で、第1層間膜2とプラグ6とを設
けた基板1を基体として、その表面にTiからなる第1
層70と、Siからなる第2層71と、Tiからなる第
3層72と、少なくともAlを主成分としかつSiを含
まない材料からなる第4層73とを順に形成する。次い
で第2工程で、第1層70から第4層73までの積層体
を配線パターン5に形成するまでに、第3層72と第4
層73とを反応させてAl−Ti反応層74を形成する
とともに、第3層72の未反応層75を残す。そして第
3工程では、その後の熱工程で第2層71と未反応層7
5とAl−Ti反応層74とを反応させて、第1層70
と第4層73との間にAl−Si−Ti三元合金層76
を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置における配
線層の形成方法に関するものである。
線層の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの高集積化にしたがっ
て、デバイスの寸法ルールは微細化している。そして、
微細化に伴って生じるアルミニウム(Al)配線層のエ
レクトロマイグレーションやストレスマイグレーション
による断線が、信頼性上の重大な問題になっている。
て、デバイスの寸法ルールは微細化している。そして、
微細化に伴って生じるアルミニウム(Al)配線層のエ
レクトロマイグレーションやストレスマイグレーション
による断線が、信頼性上の重大な問題になっている。
【0003】この配線層の断線を防止する対策の一つ
に、配線層をいわゆるバリアメタル積層構造にする方法
がある。例えばAlまたはAl合金からなる層の下に、
チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)、酸窒化チタン
(TiON)、チタン−タングステン(TiW)などの
導電性の高融点金属や金属間化合物からなるバリアメタ
ル層を敷く方法である。
に、配線層をいわゆるバリアメタル積層構造にする方法
がある。例えばAlまたはAl合金からなる層の下に、
チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)、酸窒化チタン
(TiON)、チタン−タングステン(TiW)などの
導電性の高融点金属や金属間化合物からなるバリアメタ
ル層を敷く方法である。
【0004】このような構造の配線層では、Alまたは
Al合金からなる層が断線しても高融点金属の冗長効果
によって配線層全体が断線するのが防止される。特にT
iのバリアメタル層は、酸化シリコン(SiO2 )との
密着性が良いことが知られている。しかもこのバリアメ
タル層は、Alとある程度反応してAlまたはAl合金
からなる層との界面でのマイグレーションを抑制すると
考えられている。したがって、Tiは非常に有効なバリ
アメタル材料である。
Al合金からなる層が断線しても高融点金属の冗長効果
によって配線層全体が断線するのが防止される。特にT
iのバリアメタル層は、酸化シリコン(SiO2 )との
密着性が良いことが知られている。しかもこのバリアメ
タル層は、Alとある程度反応してAlまたはAl合金
からなる層との界面でのマイグレーションを抑制すると
考えられている。したがって、Tiは非常に有効なバリ
アメタル材料である。
【0005】一方、シリコン(Si)基板とのコンタク
ト部で配線層のAlがSi基板に突き抜けるのを防止す
るために、従来では配線材料のAlにSiを1%程度混
入している。しかしながらSiの混入は、上記したバリ
アメタル層の適用とともにその用をなさなくなってい
る。逆に、配線パターンの形成の際にSiが析出し、こ
のことによる加工不良の欠点が大きくなっている。した
がって、Siを含まないAlやSiを含まないAl合
金、例えばアルミニウム−銅(Al−Cu)合金が配線
材料に適用され始めている。
ト部で配線層のAlがSi基板に突き抜けるのを防止す
るために、従来では配線材料のAlにSiを1%程度混
入している。しかしながらSiの混入は、上記したバリ
アメタル層の適用とともにその用をなさなくなってい
る。逆に、配線パターンの形成の際にSiが析出し、こ
のことによる加工不良の欠点が大きくなっている。した
がって、Siを含まないAlやSiを含まないAl合
金、例えばアルミニウム−銅(Al−Cu)合金が配線
材料に適用され始めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、Siを含ま
ないAlやAl合金では、AlとTiとの反応が進み易
くなる。そのため、配線層を形成した後に行われる層間
膜の形成やシンターなどの熱工程において、AlとTi
との反応が進んで主にTi(III) −Al合金(TiAl
3 )からなる反応層が形成される。そして、この反応層
が形成されることによって、配線層の抵抗が上昇する問
題が発生していた。
ないAlやAl合金では、AlとTiとの反応が進み易
くなる。そのため、配線層を形成した後に行われる層間
膜の形成やシンターなどの熱工程において、AlとTi
との反応が進んで主にTi(III) −Al合金(TiAl
3 )からなる反応層が形成される。そして、この反応層
が形成されることによって、配線層の抵抗が上昇する問
題が発生していた。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、断線し難い配線層を加工不良を生じさせ
ることなくかつ熱工程での抵抗の上昇を抑制しつつ形成
できる配線層の形成方法を提供することを目的としてい
る。
たものであり、断線し難い配線層を加工不良を生じさせ
ることなくかつ熱工程での抵抗の上昇を抑制しつつ形成
できる配線層の形成方法を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の配線層の形成方法では、まず第1工程で基体
表面に、Tiからなる第1層と、Siからなる第2層と
を順に形成する。さらに第2層上に、Tiからなる第3
層と、少なくともAlを主成分としかつSiを含まない
材料からなる第4層とを順に形成する。次いで第2工程
で、第1層から第4層までの積層体を配線パターンに形
成するまでに、第3層と第4層とを反応させてAl−T
i反応層を形成する。またこれとともに、第3層の未反
応層を残す。次に第3工程では、その後の熱工程で第2
層と上記未反応層と上記Al−Ti反応層とを反応させ
る。そして、第1層と第4層との間にAl−Si−Ti
からなる合金層を形成する方法である。
に本発明の配線層の形成方法では、まず第1工程で基体
表面に、Tiからなる第1層と、Siからなる第2層と
を順に形成する。さらに第2層上に、Tiからなる第3
層と、少なくともAlを主成分としかつSiを含まない
材料からなる第4層とを順に形成する。次いで第2工程
で、第1層から第4層までの積層体を配線パターンに形
成するまでに、第3層と第4層とを反応させてAl−T
i反応層を形成する。またこれとともに、第3層の未反
応層を残す。次に第3工程では、その後の熱工程で第2
層と上記未反応層と上記Al−Ti反応層とを反応させ
る。そして、第1層と第4層との間にAl−Si−Ti
からなる合金層を形成する方法である。
【0009】また本発明は、上記熱工程が、200℃〜
550℃の範囲において所定の温度の加熱を伴う熱工程
である配線層の形成方法である。
550℃の範囲において所定の温度の加熱を伴う熱工程
である配線層の形成方法である。
【0010】
【作用】本発明では、配線パターンの形成までにAl−
Ti反応層を形成するとともに第3層の未反応層を残
す。このため配線パターンの形成工程では、第2層のS
iと第4層のAlとが直接接触しないので、Siの析出
物が全く発生しない。また、その後の熱工程ではAlと
Tiとの反応が第2層のSiによって抑制されてAl−
Si−Tiの合金層を形成する方向に反応が進む。
Ti反応層を形成するとともに第3層の未反応層を残
す。このため配線パターンの形成工程では、第2層のS
iと第4層のAlとが直接接触しないので、Siの析出
物が全く発生しない。また、その後の熱工程ではAlと
Tiとの反応が第2層のSiによって抑制されてAl−
Si−Tiの合金層を形成する方向に反応が進む。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る配線層の形成方法の実施
例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の1例を示
す工程図であり、第1層間膜とプラグとを設けた基板を
基体とし、その表面に配線層を形成する場合を示してい
る。
例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の1例を示
す工程図であり、第1層間膜とプラグとを設けた基板を
基体とし、その表面に配線層を形成する場合を示してい
る。
【0012】すなわち、図1(a)に示すようにこの実
施例では、Siからなる基板1に素子を形成しようとす
る領域10を囲む状態で素子分離領域11が形成されて
おり、素子を形成しようとする領域10にはソース/ド
レインの拡散層12が形成されている。また基板1上に
は第1層間膜2が成膜されており、第1層間膜2にはコ
ンタクトホール3が形成されている。そして、コンタク
トホール3内にはバリアメタル層4aを介して例えばタ
ングステン(W)が埋め込まれて、プラグ4が形成され
ている。
施例では、Siからなる基板1に素子を形成しようとす
る領域10を囲む状態で素子分離領域11が形成されて
おり、素子を形成しようとする領域10にはソース/ド
レインの拡散層12が形成されている。また基板1上に
は第1層間膜2が成膜されており、第1層間膜2にはコ
ンタクトホール3が形成されている。そして、コンタク
トホール3内にはバリアメタル層4aを介して例えばタ
ングステン(W)が埋め込まれて、プラグ4が形成され
ている。
【0013】上記したようにこの実施例では、上記第1
層間膜2とプラグ4とを設けた基板1を基体として、図
1(b)に示す第1工程を行う。まず、第1層間膜2お
よびプラグ6の表面にTiからなる第1層70を形成す
る。また第1層70上に、Siからなる第2層71と、
Tiからなる第3層72とを順に形成する。さらに第3
層72上に、少なくともAlを主成分としかつSiを含
まない材料からなる第4層73を形成する。
層間膜2とプラグ4とを設けた基板1を基体として、図
1(b)に示す第1工程を行う。まず、第1層間膜2お
よびプラグ6の表面にTiからなる第1層70を形成す
る。また第1層70上に、Siからなる第2層71と、
Tiからなる第3層72とを順に形成する。さらに第3
層72上に、少なくともAlを主成分としかつSiを含
まない材料からなる第4層73を形成する。
【0014】ここで第3層72は、次の配線パターン5
の形成までに第4層73と反応した場合に、未反応な層
が残る厚みに形成する。これら第1層70から第4層7
3までの成膜方法には、例えばスパッタリング法が用い
られる。
の形成までに第4層73と反応した場合に、未反応な層
が残る厚みに形成する。これら第1層70から第4層7
3までの成膜方法には、例えばスパッタリング法が用い
られる。
【0015】以下に、第1層70を25nm程度の膜厚
に形成し、第2層71、第3層72をそれぞれ5nm程
度の膜厚に形成し、さらにAl−0.5%Cuからなる
第4層73を500nm程度の膜厚に形成する場合のス
パッタリング条件の一例を示す。
に形成し、第2層71、第3層72をそれぞれ5nm程
度の膜厚に形成し、さらにAl−0.5%Cuからなる
第4層73を500nm程度の膜厚に形成する場合のス
パッタリング条件の一例を示す。
【0016】まず第1層70の成膜では、スパッタガス
にアルゴン(Ar)ガスを用いる。そして、成膜雰囲気
へのArガスの流量を100sccm(standard cubic
cm/min)程度、基板1の加熱温度を150℃程度、直流
電力を5kW、成膜雰囲気の圧力を0.4Pa程度に設
定する。
にアルゴン(Ar)ガスを用いる。そして、成膜雰囲気
へのArガスの流量を100sccm(standard cubic
cm/min)程度、基板1の加熱温度を150℃程度、直流
電力を5kW、成膜雰囲気の圧力を0.4Pa程度に設
定する。
【0017】また第2層71の成膜では、スパッタガス
にArガスを用い、成膜雰囲気へのArガスの流量を1
00sccm程度、基板1の加熱温度を150℃程度、
直流電力を10kW、成膜雰囲気の圧力を0.4Pa程
度に設定する。
にArガスを用い、成膜雰囲気へのArガスの流量を1
00sccm程度、基板1の加熱温度を150℃程度、
直流電力を10kW、成膜雰囲気の圧力を0.4Pa程
度に設定する。
【0018】また第3層72の成膜では、第1層70の
場合と同様の設定条件にする。さらに第4層73の成膜
では、スパッタリングガスにArガスを用い、成膜雰囲
気へのArガスの流量を100sccm程度、基板1の
加熱温度を150℃程度、直流電力を10kW、成膜雰
囲気の圧力を0.4Pa程度に設定する。
場合と同様の設定条件にする。さらに第4層73の成膜
では、スパッタリングガスにArガスを用い、成膜雰囲
気へのArガスの流量を100sccm程度、基板1の
加熱温度を150℃程度、直流電力を10kW、成膜雰
囲気の圧力を0.4Pa程度に設定する。
【0019】次いで図1(c)に示す第2工程では、第
4層73上にレジスト膜(図示せず)を形成する。その
後、リソグラフィとエッチングとによって第1層70か
ら第4層73までの積層体をパターンニングし、配線パ
ターン5を形成する。
4層73上にレジスト膜(図示せず)を形成する。その
後、リソグラフィとエッチングとによって第1層70か
ら第4層73までの積層体をパターンニングし、配線パ
ターン5を形成する。
【0020】そしてこの配線パターン5の形成までに、
第3層72と第4層73とを反応させてAl−Ti反応
層74を形成する。Al−Ti反応層74は、主にTi
Al3 からなる。また、Al−Ti反応層74を形成す
るとともに第3層72の一部からなる未反応層75を残
す。その後、レジスト膜を例えばプラズマアッシャー処
理やウエット処理によって除去する。
第3層72と第4層73とを反応させてAl−Ti反応
層74を形成する。Al−Ti反応層74は、主にTi
Al3 からなる。また、Al−Ti反応層74を形成す
るとともに第3層72の一部からなる未反応層75を残
す。その後、レジスト膜を例えばプラズマアッシャー処
理やウエット処理によって除去する。
【0021】なお、第1工程で第1層70を25nm程
度の膜厚に形成し、第2層71、第3層72をそれぞれ
5nm程度の膜厚に形成し、さらにAl−0.5%Cu
からなる第4層73を500nm程度の膜厚に形成した
場合において、上記配線パターン5の際に行うエッチン
グの条件例を以下に示す。
度の膜厚に形成し、第2層71、第3層72をそれぞれ
5nm程度の膜厚に形成し、さらにAl−0.5%Cu
からなる第4層73を500nm程度の膜厚に形成した
場合において、上記配線パターン5の際に行うエッチン
グの条件例を以下に示す。
【0022】エッチングガスには例えば三塩化ホウ素
(BCl3 )ガスと塩素(Cl2 )ガスとを用いる。そ
して、それぞれのガスの流量をBCl3 /Cl2 =60
/90sccm程度、反応室内の圧力を2Pa程度、高
周波電力を50W程度、マイクロ波電流をO.3A程度
に設定し、エッチングを行う。
(BCl3 )ガスと塩素(Cl2 )ガスとを用いる。そ
して、それぞれのガスの流量をBCl3 /Cl2 =60
/90sccm程度、反応室内の圧力を2Pa程度、高
周波電力を50W程度、マイクロ波電流をO.3A程度
に設定し、エッチングを行う。
【0023】次に図1(d)に示すように第3工程で
は、その後の熱工程で、配線パターン5中の第2層71
と未反応層75とAl−Ti反応層74とを反応させ
る。そして、第1層70と第4層73との間にAl−S
i−Tiの三元合金層76を形成する。
は、その後の熱工程で、配線パターン5中の第2層71
と未反応層75とAl−Ti反応層74とを反応させ
る。そして、第1層70と第4層73との間にAl−S
i−Tiの三元合金層76を形成する。
【0024】上記熱工程は、200℃〜550℃程度の
範囲において所定の温度の加熱を伴う工程である。例え
ばCVD法によって上記配線パターン5を覆う状態に第
1層間膜2上に第2層間膜7を形成する工程や、400
℃程度でシンターを行う工程などが挙げられる。以上の
工程によって、第1層70、Al−Si−Ti三元合金
層76および第4層73の配線パターン5からなる配線
層6が形成される。
範囲において所定の温度の加熱を伴う工程である。例え
ばCVD法によって上記配線パターン5を覆う状態に第
1層間膜2上に第2層間膜7を形成する工程や、400
℃程度でシンターを行う工程などが挙げられる。以上の
工程によって、第1層70、Al−Si−Ti三元合金
層76および第4層73の配線パターン5からなる配線
層6が形成される。
【0025】上記実施例では、Tiからなる第1層70
と第3層72との間にSiからなる第2層71を形成し
た後、配線パターン5の形成までにAl−Ti反応層7
4を形成するとともに第3層72の未反応層75を残
す。このため配線パターン5の形成工程では、第2層7
1のSiと第4層73のAlとが直接接触しないので、
Siの析出物が全く発生しない。
と第3層72との間にSiからなる第2層71を形成し
た後、配線パターン5の形成までにAl−Ti反応層7
4を形成するとともに第3層72の未反応層75を残
す。このため配線パターン5の形成工程では、第2層7
1のSiと第4層73のAlとが直接接触しないので、
Siの析出物が全く発生しない。
【0026】また、Al−Ti反応層74の下層には、
未反応層75を介してSiの第2層71が形成されてい
ることから、その後の熱工程ではAlとTiとの反応よ
りもAl−Si−Ti三元合金層76を形成する方向に
反応が進む。つまり、AlとTiとの反応がSiによっ
て抑制され、TiAl3 の形成による抵抗の上昇が抑え
られる。
未反応層75を介してSiの第2層71が形成されてい
ることから、その後の熱工程ではAlとTiとの反応よ
りもAl−Si−Ti三元合金層76を形成する方向に
反応が進む。つまり、AlとTiとの反応がSiによっ
て抑制され、TiAl3 の形成による抵抗の上昇が抑え
られる。
【0027】したがって上記実施例によれば、断線し難
い配線層6をSiの析出による加工不良を生じさること
なく形成できる。さらに、熱工程では抵抗の上昇が抑え
られるので、低抵抗でかつ高信頼性の配線層6を歩留り
良く形成することができる。
い配線層6をSiの析出による加工不良を生じさること
なく形成できる。さらに、熱工程では抵抗の上昇が抑え
られるので、低抵抗でかつ高信頼性の配線層6を歩留り
良く形成することができる。
【0028】なお上記実施例では、プラグ4上に配線層
6を形成した場合について説明したが、プラグ4が埋め
込まれていないコンタクトホール3においても上記構成
の配線層6を形成することも可能である。
6を形成した場合について説明したが、プラグ4が埋め
込まれていないコンタクトホール3においても上記構成
の配線層6を形成することも可能である。
【0029】また、上記実施例では、第4層73上に反
射防止膜を形成しない場合について述べたが、第4層7
3上に反射防止膜を形成して配線パターン5の形成およ
び熱工程を行っても上記実施例と同様の効果が得られ
る。
射防止膜を形成しない場合について述べたが、第4層7
3上に反射防止膜を形成して配線パターン5の形成およ
び熱工程を行っても上記実施例と同様の効果が得られ
る。
【0030】図2は反射防止膜の形成工程の一例を示す
断面図である。図示したように反射防止膜8の成膜は、
第1工程と第2工程との間に行う。例えば第4層73の
成膜後に、次のような条件で酸窒化シリコン(SiO
N)膜からなる反射防止膜8が形成される。
断面図である。図示したように反射防止膜8の成膜は、
第1工程と第2工程との間に行う。例えば第4層73の
成膜後に、次のような条件で酸窒化シリコン(SiO
N)膜からなる反射防止膜8が形成される。
【0031】反応ガスに、シラン(SiH4 )ガスと亜
酸化窒素(N2 O)ガスとを用いる。また、それぞれの
ガスの流量をSiH4 /N2 O=50/25sccm程
度、成膜温度を360℃程度、成膜雰囲気の圧力を33
0Pa程度、高周波電力を800W程度に設定する。こ
のことにより、25nm程度の膜厚の反射防止膜8が成
膜される。
酸化窒素(N2 O)ガスとを用いる。また、それぞれの
ガスの流量をSiH4 /N2 O=50/25sccm程
度、成膜温度を360℃程度、成膜雰囲気の圧力を33
0Pa程度、高周波電力を800W程度に設定する。こ
のことにより、25nm程度の膜厚の反射防止膜8が成
膜される。
【0032】ここで、第4層73上に反射防止膜8を形
成することによって、上記した第2工程が終了するまで
に第1層70〜第4層73までの積層体にかかる熱が反
射防止膜8の成膜分だけ多くなる。このため反射防止膜
8を形成する場合には、上記実施例に比べてTiからな
る第3層72の膜厚が厚く設定される。したがって、上
記実施例に比べて第4層73の表面から深い位置に、S
iからなる第2層71が設けられることになる。
成することによって、上記した第2工程が終了するまで
に第1層70〜第4層73までの積層体にかかる熱が反
射防止膜8の成膜分だけ多くなる。このため反射防止膜
8を形成する場合には、上記実施例に比べてTiからな
る第3層72の膜厚が厚く設定される。したがって、上
記実施例に比べて第4層73の表面から深い位置に、S
iからなる第2層71が設けられることになる。
【0033】例えば、その深さは以下のように計算する
ことができる。すなわち、一般に拡散係数Dは式(1)
のように表されることが知られている。
ことができる。すなわち、一般に拡散係数Dは式(1)
のように表されることが知られている。
【0034】
【数1】 ここで、k=8.6×10-5eV/Kである。また
D0 、Eaは物質固有の値であり Alと反応するTi
のD0 、Eaは文献値より、Do ≒0.15cm2/s
ec、Ea≒1.85eVである。
D0 、Eaは物質固有の値であり Alと反応するTi
のD0 、Eaは文献値より、Do ≒0.15cm2/s
ec、Ea≒1.85eVである。
【0035】したがって、T=360℃において、Ti
の拡散係数Dを式(2)のように演算することができ
る。
の拡散係数Dを式(2)のように演算することができ
る。
【数2】
【0036】一方、拡散距離Lは、式(3)のように表
されることが知られている。
されることが知られている。
【数3】 よって、例えば熱工程を30分間行った場合にAlに拡
散するTiの拡散距離Lは、式(4)のように演算され
る。
散するTiの拡散距離Lは、式(4)のように演算され
る。
【0037】
【数4】 この結果から、Tiからなる第3層72の膜厚は、余裕
を見て10nm程度に設定される。つまり第3層72の
表面からSiからなる第2層71までの深さは、上記実
施例より深い10nm程度に設定される。
を見て10nm程度に設定される。つまり第3層72の
表面からSiからなる第2層71までの深さは、上記実
施例より深い10nm程度に設定される。
【0038】したがって、第1層70〜第3層72まで
の厚みを上記実施例と同様にする場合は、上記したよう
に第3層72の膜厚を10nm程度にすると、例えば第
2層71は5nm程度、第1層70は20nm程度の膜
厚に設定されることになる。
の厚みを上記実施例と同様にする場合は、上記したよう
に第3層72の膜厚を10nm程度にすると、例えば第
2層71は5nm程度、第1層70は20nm程度の膜
厚に設定されることになる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の配線層の形
成方法では、配線パターンの形成までにAl−Ti反応
層を形成するとともに第3層の未反応層を残す。このた
め配線パターンの形成工程では第2層のSiと第4層の
Alとが直接接触せず、Siの析出物が全く発生しない
ので、断線し難い配線層を加工不良を生じさせることな
く形成することができる。
成方法では、配線パターンの形成までにAl−Ti反応
層を形成するとともに第3層の未反応層を残す。このた
め配線パターンの形成工程では第2層のSiと第4層の
Alとが直接接触せず、Siの析出物が全く発生しない
ので、断線し難い配線層を加工不良を生じさせることな
く形成することができる。
【0040】またその後の熱工程では、AlとTiとの
反応が第2層のSiによって抑制されてAl−Si−T
iの合金層を形成する方向に反応が進むので、AlとT
iとの反応による抵抗の上昇が抑えられる。したがって
本発明によれば、低抵抗でかつ高信頼性の配線層を歩留
り良く形成することができる。
反応が第2層のSiによって抑制されてAl−Si−T
iの合金層を形成する方向に反応が進むので、AlとT
iとの反応による抵抗の上昇が抑えられる。したがって
本発明によれば、低抵抗でかつ高信頼性の配線層を歩留
り良く形成することができる。
【図1】本発明の一例を示す工程図である。
【図2】反射防止膜の形成工程の一例を示す断面図であ
る。
る。
1 基板(基体) 5 配線パターン 6 配線層 70 第1層 71 第2層 72 第3層 73 第4層 74 Al−Ti反応層 75 未反応層 76 Al−Si−Ti三元合金層
Claims (2)
- 【請求項1】 基体表面に、チタンからなる第1層と、
シリコンからなる第2層と、チタンからなる第3層と、
少なくともアルミニウムを主成分としかつシリコンを含
まない材料からなる第4層とを順に形成する第1工程
と、 前記第1層から前記第4層までの積層体を配線パターン
に形成するまでに、前記第3層と前記第4層とを反応さ
せてアルミニウム−チタン反応層を形成するとともに前
記第3層の未反応層を残す第2工程と、 その後の熱工程で、前記第2層と前記未反応層と前記ア
ルミニウム−チタン反応層とを反応させて、前記第1層
と前記第4層との間にアルミニウム−シリコン−チタン
からなる合金層を形成する第3工程とからなることを特
徴とする配線層の形成方法。 - 【請求項2】 前記熱工程は、200℃〜550℃の範
囲において所定の温度の加熱を伴う熱工程であることを
特徴とする請求項1記載の配線層の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18401694A JPH0831826A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 配線層の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18401694A JPH0831826A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 配線層の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0831826A true JPH0831826A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16145869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18401694A Pending JPH0831826A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 配線層の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0831826A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100253537B1 (ko) * | 1997-06-25 | 2000-05-01 | 김영환 | 반도체장치의 배선 형성 방법 |
| JP2012146838A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 炭化珪素半導体装置の製造方法 |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP18401694A patent/JPH0831826A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100253537B1 (ko) * | 1997-06-25 | 2000-05-01 | 김영환 | 반도체장치의 배선 형성 방법 |
| JP2012146838A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 炭化珪素半導体装置の製造方法 |
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