JPH08318511A - 型枠の締付装置 - Google Patents
型枠の締付装置Info
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- JPH08318511A JPH08318511A JP12644195A JP12644195A JPH08318511A JP H08318511 A JPH08318511 A JP H08318511A JP 12644195 A JP12644195 A JP 12644195A JP 12644195 A JP12644195 A JP 12644195A JP H08318511 A JPH08318511 A JP H08318511A
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Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】一対に型枠を締め付けるに際し、締付不均衡を
防止すると共に騒音の発生をなくし且つ作業時間の低減
をはかる。 【構成】締付装置Aは、外壁に係合部材13を設けた本体
型枠Bと、所定位置に当接面24を設けた蓋体型枠Cを締
め付けるものであって、所定の長さを持ったフレーム1
の端部に本体型枠Bに設けた係合部材13と係合して係止
される係止部材2を回動可能に装着すると共に、圧力流
体の供給によって膨張して蓋体型枠Cに設けた当接面24
と当接して押圧する押圧部材3を装着して構成される。
防止すると共に騒音の発生をなくし且つ作業時間の低減
をはかる。 【構成】締付装置Aは、外壁に係合部材13を設けた本体
型枠Bと、所定位置に当接面24を設けた蓋体型枠Cを締
め付けるものであって、所定の長さを持ったフレーム1
の端部に本体型枠Bに設けた係合部材13と係合して係止
される係止部材2を回動可能に装着すると共に、圧力流
体の供給によって膨張して蓋体型枠Cに設けた当接面24
と当接して押圧する押圧部材3を装着して構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の型枠を所定位置
に配置して互いに固定することで成形空間を形成する際
に対向して配置された一対の型枠を締め付ける締付装置
に関し、特に振動成形法によってコンクリート成形体を
成形する型枠を締め付ける際に用いて有利な締付装置に
関するものである。
に配置して互いに固定することで成形空間を形成する際
に対向して配置された一対の型枠を締め付ける締付装置
に関し、特に振動成形法によってコンクリート成形体を
成形する型枠を締め付ける際に用いて有利な締付装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型のコンクリート成形体を成形する際
の成形法として、遠心成形法や振動成形法があるが、コ
ンクリート成形体の断面形状が円形以外の形状を有する
場合、振動成形法を採用するのが一般である。この振動
成形法は、加振装置と接続された定盤に型枠を固定し、
該型枠にコンクリートを打設した後、振動を付与して成
形するものである。
の成形法として、遠心成形法や振動成形法があるが、コ
ンクリート成形体の断面形状が円形以外の形状を有する
場合、振動成形法を採用するのが一般である。この振動
成形法は、加振装置と接続された定盤に型枠を固定し、
該型枠にコンクリートを打設した後、振動を付与して成
形するものである。
【0003】上記振動成形法に用いられる型枠は、成形
空間を構成するための本体型枠と、成形空間の上面を閉
鎖するための蓋体型枠とを有し、コンクリート成形体の
成形に際しては、これらの型枠の外壁であって互いに接
触し得る位置に設けた補強リブをしゃこ万力によって締
め付けることで締付固定するのが一般である。
空間を構成するための本体型枠と、成形空間の上面を閉
鎖するための蓋体型枠とを有し、コンクリート成形体の
成形に際しては、これらの型枠の外壁であって互いに接
触し得る位置に設けた補強リブをしゃこ万力によって締
め付けることで締付固定するのが一般である。
【0004】例えば、トンネルの内壁を構成するセグメ
ント(コンクリートセグメント)を成形する型枠は、予
め設定された外径及び内径,内周及び外周の円弧長,
幅,厚さを有する成形空間を形成する本体型枠と、予め
設定された外径と円弧長を有し本体型枠の外周側に固定
される蓋体型枠とを有して構成される。そして本体型枠
はセグメントの内周側を下面として定盤に固定され、こ
の本体型枠の上面に蓋体型枠が固定される。
ント(コンクリートセグメント)を成形する型枠は、予
め設定された外径及び内径,内周及び外周の円弧長,
幅,厚さを有する成形空間を形成する本体型枠と、予め
設定された外径と円弧長を有し本体型枠の外周側に固定
される蓋体型枠とを有して構成される。そして本体型枠
はセグメントの内周側を下面として定盤に固定され、こ
の本体型枠の上面に蓋体型枠が固定される。
【0005】上記の如く構成された型枠では、本体型枠
と蓋体型枠に複数のしゃこ万を配置すると共に各しゃこ
万毎に作業員を配置し、個々の作業員が同時にインパク
トレンチを用いてしゃこ万力を締め付けている。
と蓋体型枠に複数のしゃこ万を配置すると共に各しゃこ
万毎に作業員を配置し、個々の作業員が同時にインパク
トレンチを用いてしゃこ万力を締め付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本体型枠と蓋体型枠を
しゃこ万力によって締め付けるに際し、このしゃこ万力
は型枠の幅方向の対向する複数の位置に配置される。即
ち、しゃこ万力は2,4,6個配置され、夫々インパク
トレンチによって同時に締め付けられる。このため、一
時的に大きな騒音が発生したり、しゃこ万力の数と等し
い作業員が必要となり作業コストが増大するという問題
がある。
しゃこ万力によって締め付けるに際し、このしゃこ万力
は型枠の幅方向の対向する複数の位置に配置される。即
ち、しゃこ万力は2,4,6個配置され、夫々インパク
トレンチによって同時に締め付けられる。このため、一
時的に大きな騒音が発生したり、しゃこ万力の数と等し
い作業員が必要となり作業コストが増大するという問題
がある。
【0007】またインパクトレンチを用いて締め付けて
も、個人差による締付力の不均衡を防止することは困難
であり、この締付不均衡に起因するペースト或いはノロ
の漏れや、型枠、特に蓋体型枠の変形が生じるという問
題、或いは成形時に付与される震動によってしゃこ万の
ネジ部に緩みが生じるという問題がある。
も、個人差による締付力の不均衡を防止することは困難
であり、この締付不均衡に起因するペースト或いはノロ
の漏れや、型枠、特に蓋体型枠の変形が生じるという問
題、或いは成形時に付与される震動によってしゃこ万の
ネジ部に緩みが生じるという問題がある。
【0008】本発明の目的は、本体型枠に蓋体型枠を締
め付けるに際し締付不均衡を防止すると共に騒音の発生
がなく且つ作業時間の低減をはかることが出来、更に震
動成形時に型枠に緩みが生じることのない型枠の締付装
置を提供することにある。
め付けるに際し締付不均衡を防止すると共に騒音の発生
がなく且つ作業時間の低減をはかることが出来、更に震
動成形時に型枠に緩みが生じることのない型枠の締付装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る型枠の締付装置は、外壁に係合部材を設
けた第1の型枠と前記第1の型枠に設けた係合部材と対
応する位置に当接面を設けた第2の型枠を有し、前記第
1の型枠と第2の型枠を対向させて締め付けることで成
形空間を形成する際に用いられる締付装置であって、所
定の長さを持ったフレームと、前記フレームの端部に装
着され第1の型枠に設けた係合部材と係合して係止され
る係止部材と、前記フレームの所定位置に装着され圧力
流体の供給によって膨張して第2の型枠に設けた当接面
と当接して押圧する押圧部材とを有して構成されるもの
である。
に本発明に係る型枠の締付装置は、外壁に係合部材を設
けた第1の型枠と前記第1の型枠に設けた係合部材と対
応する位置に当接面を設けた第2の型枠を有し、前記第
1の型枠と第2の型枠を対向させて締め付けることで成
形空間を形成する際に用いられる締付装置であって、所
定の長さを持ったフレームと、前記フレームの端部に装
着され第1の型枠に設けた係合部材と係合して係止され
る係止部材と、前記フレームの所定位置に装着され圧力
流体の供給によって膨張して第2の型枠に設けた当接面
と当接して押圧する押圧部材とを有して構成されるもの
である。
【0010】
【作用】上記型枠の締付装置では、所定の長さを持った
フレームの端部に装着された係止部材と、所定位置に装
着された圧力流体の供給によって膨張する押圧部材を有
するので、前記係止部材を第1の型枠(例えば、本体型
枠)の外壁に設けた係合部材と係合させると共に押圧部
材を第2の型枠(例えば、蓋体型枠)に設けた当接面に
対向させ、この押圧部材に圧縮エア,圧油等の圧力流体
を供給して膨張させると、膨張した押圧部材が蓋体型枠
の当接面と当接して蓋体型枠を本体型枠側に押圧し、同
時に反力がフレームを介して係止部材に作用して該係止
部材と係合部材とを強固に係合させて締め付けることが
出来る。
フレームの端部に装着された係止部材と、所定位置に装
着された圧力流体の供給によって膨張する押圧部材を有
するので、前記係止部材を第1の型枠(例えば、本体型
枠)の外壁に設けた係合部材と係合させると共に押圧部
材を第2の型枠(例えば、蓋体型枠)に設けた当接面に
対向させ、この押圧部材に圧縮エア,圧油等の圧力流体
を供給して膨張させると、膨張した押圧部材が蓋体型枠
の当接面と当接して蓋体型枠を本体型枠側に押圧し、同
時に反力がフレームを介して係止部材に作用して該係止
部材と係合部材とを強固に係合させて締め付けることが
出来る。
【0011】従って、蓋体型枠の本体型枠に対する締付
力は押圧部材に供給される圧力流体の圧力によって規定
される。またフレームに対する押圧部材の取付位置を適
宜選択することによって係止部材を介して作用する締付
力の均等化をはかることが出来る。
力は押圧部材に供給される圧力流体の圧力によって規定
される。またフレームに対する押圧部材の取付位置を適
宜選択することによって係止部材を介して作用する締付
力の均等化をはかることが出来る。
【0012】
【実施例】以下、上記型枠の締付装置の一実施例につい
て図を用いて説明する。図1は締付装置の全体構成を示
す斜視図、図2は型枠の例としてのセグメントを成形す
る本体型枠を示す図、図3は型枠の例としてのセグメン
トを成形する蓋体型枠を示す図、図4は本体型枠に蓋体
型枠を締め付ける際の締付装置の配置を説明する平面
図、図5は図4のV−V断面図、図6は締付装置の他の
例を説明する図である。
て図を用いて説明する。図1は締付装置の全体構成を示
す斜視図、図2は型枠の例としてのセグメントを成形す
る本体型枠を示す図、図3は型枠の例としてのセグメン
トを成形する蓋体型枠を示す図、図4は本体型枠に蓋体
型枠を締め付ける際の締付装置の配置を説明する平面
図、図5は図4のV−V断面図、図6は締付装置の他の
例を説明する図である。
【0013】図1に示す型枠の締付装置Aは、対向して
配置された一対の型枠を均一に締め付けることが可能な
ように構成したものであり、複数の型枠によって成形型
を構成する際に、対応する一対の型枠毎に用いることが
可能である。
配置された一対の型枠を均一に締め付けることが可能な
ように構成したものであり、複数の型枠によって成形型
を構成する際に、対応する一対の型枠毎に用いることが
可能である。
【0014】締付装置Aは、所定の長さを持ったフレー
ム1と、フレーム1の端部に回動可能に装着した係止部
材2と、フレーム1の所定位置に装着した押圧部材3
と、によって構成されている。本実施例に於いて、係止
部材2はフレーム1の両端に装着されており、また押圧
部材3はフレーム1の中央から振り分けた位置に2個装
着されている。
ム1と、フレーム1の端部に回動可能に装着した係止部
材2と、フレーム1の所定位置に装着した押圧部材3
と、によって構成されている。本実施例に於いて、係止
部材2はフレーム1の両端に装着されており、また押圧
部材3はフレーム1の中央から振り分けた位置に2個装
着されている。
【0015】フレーム1は、締め付けるべき型枠の幅方
向或いは長さ方向の寸法に対応する長さを持った溝形鋼
の開放端(フランジ間)に該溝形鋼の長さよりも短い補
強プレート1bを溶接して箱型に形成された一対の梁部
材1aを有して構成されている。前記一対の梁部材1a
を対向して配置し、対向した面を複数のリブ1cによっ
て接続することで、一対の型枠を締め付ける際に作用す
る締付力に十分に対抗し得る強度と剛性を有している。
向或いは長さ方向の寸法に対応する長さを持った溝形鋼
の開放端(フランジ間)に該溝形鋼の長さよりも短い補
強プレート1bを溶接して箱型に形成された一対の梁部
材1aを有して構成されている。前記一対の梁部材1a
を対向して配置し、対向した面を複数のリブ1cによっ
て接続することで、一対の型枠を締め付ける際に作用す
る締付力に十分に対抗し得る強度と剛性を有している。
【0016】フレーム1の両端側に夫々孔1dが形成さ
れており、該孔1dに係止部材2を装着するピン4が着
脱可能に取り付けられている。フレーム1の孔1dは締
め付けるべき型枠に形成された係合部材の位置に対応し
た位置に形成されている。従って、フレーム1の両端側
に複数の孔1dを形成することによって、締付装置Aを
寸法の異なる複数種の型枠に用いることが可能である。
れており、該孔1dに係止部材2を装着するピン4が着
脱可能に取り付けられている。フレーム1の孔1dは締
め付けるべき型枠に形成された係合部材の位置に対応し
た位置に形成されている。従って、フレーム1の両端側
に複数の孔1dを形成することによって、締付装置Aを
寸法の異なる複数種の型枠に用いることが可能である。
【0017】係止部材2は略C型のフック状に形成され
ており、一方の端部にピン4が遊嵌する図示しない孔が
形成され、他方の端部に型枠に形成された係合部材と係
合する係合部2aが形成されている。係止部材2には一
対の型枠を締め付ける際に締付力が曲げ力として作用す
る。このため、係止部材2は十分に高い曲げ剛性と強度
をもって構成されている。
ており、一方の端部にピン4が遊嵌する図示しない孔が
形成され、他方の端部に型枠に形成された係合部材と係
合する係合部2aが形成されている。係止部材2には一
対の型枠を締め付ける際に締付力が曲げ力として作用す
る。このため、係止部材2は十分に高い曲げ剛性と強度
をもって構成されている。
【0018】本実施例に於いて、係止部材2としてしゃ
こ万力を構成するC型の本体と同様に製造されたものを
用いており、この係止部材2に形成された孔をフレーム
1の孔1dに対向させてピン4を挿通することで、フレ
ーム1に回動可能に装着されている。
こ万力を構成するC型の本体と同様に製造されたものを
用いており、この係止部材2に形成された孔をフレーム
1の孔1dに対向させてピン4を挿通することで、フレ
ーム1に回動可能に装着されている。
【0019】押圧部材3は圧力流体の供給により膨張し
て供給圧に応じた力を発生し、一方の型枠に形成された
当接面を押圧して一対の型枠を係止部材と共に締め付け
る機能を有するものである。このため、押圧部材3はフ
レーム1の梁部材1aであって該フレーム1に装着され
た係止部材2の係合部2aと同一側に装着されている。
て供給圧に応じた力を発生し、一方の型枠に形成された
当接面を押圧して一対の型枠を係止部材と共に締め付け
る機能を有するものである。このため、押圧部材3はフ
レーム1の梁部材1aであって該フレーム1に装着され
た係止部材2の係合部2aと同一側に装着されている。
【0020】押圧部材3は、弾性を有する膜(例えば、
天然ゴム,合成ゴムを含む弾性材料からなる膜)によっ
て断面が円形で且つ偏平な風船状に形成された膨張体3
aと、フレーム1を構成する梁部材1aに溶接等の手段
で固着され且つ膨張体3aの上面を接着等の手段で固着
した上プレート3bと、膨張体3aの下面に接着等の手
段で固着した下プレート3cとによって構成されてい
る。
天然ゴム,合成ゴムを含む弾性材料からなる膜)によっ
て断面が円形で且つ偏平な風船状に形成された膨張体3
aと、フレーム1を構成する梁部材1aに溶接等の手段
で固着され且つ膨張体3aの上面を接着等の手段で固着
した上プレート3bと、膨張体3aの下面に接着等の手
段で固着した下プレート3cとによって構成されてい
る。
【0021】膨張体3aには、図示しない圧力流体の供
給源(例えばエアコンプレッサー,油圧ユニット)と接
続されるニップル5が上プレート3b,梁部材1aを貫
通して設けられている。
給源(例えばエアコンプレッサー,油圧ユニット)と接
続されるニップル5が上プレート3b,梁部材1aを貫
通して設けられている。
【0022】下プレート3cは型枠に形成された当接面
と当接して押圧するものである。従って、型枠に形成さ
れた当接面が平坦な面である場合、この当接面に下プレ
ート3cを直接当接させることが可能である。然し、当
接面が曲面である場合、下プレート3cに複数の接触部
材3dを固着して、該接触部材3dを介して押圧力を作
用させることが好ましい。
と当接して押圧するものである。従って、型枠に形成さ
れた当接面が平坦な面である場合、この当接面に下プレ
ート3cを直接当接させることが可能である。然し、当
接面が曲面である場合、下プレート3cに複数の接触部
材3dを固着して、該接触部材3dを介して押圧力を作
用させることが好ましい。
【0023】次に、上記の如く構成された締付装置Aに
よって締め付けるべき一対の型枠の例を図2,図3によ
り説明する。図に示す一対の型枠は、トンネルの内壁を
構成するセグメントを成形するものであり、該セグメン
トの内周面側を規定する本体型枠Bと、本体型枠Bの上
部に着脱して該上部を閉鎖する蓋体型枠Cとによって構
成されている。
よって締め付けるべき一対の型枠の例を図2,図3によ
り説明する。図に示す一対の型枠は、トンネルの内壁を
構成するセグメントを成形するものであり、該セグメン
トの内周面側を規定する本体型枠Bと、本体型枠Bの上
部に着脱して該上部を閉鎖する蓋体型枠Cとによって構
成されている。
【0024】本体型枠Bは、予め設定されたセグメント
の仕様に応じた寸法に基づいて形成された成形空間11を
有している。この成形空間11は、図示しない振動成形装
置の定盤に固定されるフレーム12と一体的に構成され、
且つフレーム12は種々の形状に切断された鋼板を組み合
わせた溶接構造を有している。
の仕様に応じた寸法に基づいて形成された成形空間11を
有している。この成形空間11は、図示しない振動成形装
置の定盤に固定されるフレーム12と一体的に構成され、
且つフレーム12は種々の形状に切断された鋼板を組み合
わせた溶接構造を有している。
【0025】成形空間11を構成する型枠の上縁に沿って
外側に鋼材が溶接されて係合部材13が構成されている。
締付装置Aに於ける係止部材2と押圧部材3とが対向す
るものではなく、両者の間に所定の離隔距離が設けられ
るため、係止部材2の係合部2aを本体型枠Bの係合部
材13と係合させて押圧部材3を膨張させたとき、係合部
材13には大きな曲げ力が作用する。このため、係合部材
13を十分に大きい剛性と強度を発揮し得るように構成す
ることが必要である。
外側に鋼材が溶接されて係合部材13が構成されている。
締付装置Aに於ける係止部材2と押圧部材3とが対向す
るものではなく、両者の間に所定の離隔距離が設けられ
るため、係止部材2の係合部2aを本体型枠Bの係合部
材13と係合させて押圧部材3を膨張させたとき、係合部
材13には大きな曲げ力が作用する。このため、係合部材
13を十分に大きい剛性と強度を発揮し得るように構成す
ることが必要である。
【0026】蓋体型枠Cは、本体型枠Bの上部に配置さ
れて該型枠Bに固定されることで成形空間11の外周面を
規定するものである。この蓋体型枠Cの略中央にはコン
クリートを打設するための開口部21が形成されており、
周囲には本体型枠Bに形成された係合部材13と対向して
配置されたフランジ22及び補強用のリブ23が設けられて
いる。
れて該型枠Bに固定されることで成形空間11の外周面を
規定するものである。この蓋体型枠Cの略中央にはコン
クリートを打設するための開口部21が形成されており、
周囲には本体型枠Bに形成された係合部材13と対向して
配置されたフランジ22及び補強用のリブ23が設けられて
いる。
【0027】蓋体型枠Cの上面(成形空間11の反対側の
面)であって開口部21とリブ23の間に当接面24が形成さ
れている。この当接面24は、締付装置Aの押圧部材3を
構成する下プレート3cが当接し得る寸法があれば良
く、平坦面であるか曲面であるかを問うものではない。
即ち、当接面24が曲面である場合には下プレート3cに
2本の接触部材3dを固着することで、当接面24に押圧
部材3を当接させることが可能である。
面)であって開口部21とリブ23の間に当接面24が形成さ
れている。この当接面24は、締付装置Aの押圧部材3を
構成する下プレート3cが当接し得る寸法があれば良
く、平坦面であるか曲面であるかを問うものではない。
即ち、当接面24が曲面である場合には下プレート3cに
2本の接触部材3dを固着することで、当接面24に押圧
部材3を当接させることが可能である。
【0028】次に、上記本体型枠Bに蓋体型枠Cを締め
付ける手順について図4,図5により説明する。本体型
枠Bの上部に蓋体型枠Cを載置して該型枠Cを位置決め
する。その後、締付装置Aの係止部材2を退避させる方
向(図5に於ける上方)に回動させると共に押圧部材3
の膨張体3aを収縮させた状態に保持して、複数個の締
付装置Aを蓋体型枠C上に配置する。
付ける手順について図4,図5により説明する。本体型
枠Bの上部に蓋体型枠Cを載置して該型枠Cを位置決め
する。その後、締付装置Aの係止部材2を退避させる方
向(図5に於ける上方)に回動させると共に押圧部材3
の膨張体3aを収縮させた状態に保持して、複数個の締
付装置Aを蓋体型枠C上に配置する。
【0029】一対の型枠を締め付ける際に用いる締付装
置Aの数は、締め付けるべき型枠の寸法や形状或いは型
枠の剛性,強度に応じた許容締付力等の条件に応じて適
宜設定すべきものであり、本実施例では2個の締付装置
Aを用いて本体型枠Bと蓋体型枠Cを締め付けている。
置Aの数は、締め付けるべき型枠の寸法や形状或いは型
枠の剛性,強度に応じた許容締付力等の条件に応じて適
宜設定すべきものであり、本実施例では2個の締付装置
Aを用いて本体型枠Bと蓋体型枠Cを締め付けている。
【0030】締付装置Aを蓋体型枠C上に配置した後、
係止部材2を回動させて係合部2aを本体型枠Bの係合
部材13に対向させ、次いで、膨張体3aに例えば所定の
圧力に調整された圧縮エアを供給して該膨張体3aを膨
張させる。膨張体3aの膨張に伴って係止部材2の係合
部2aが係合部材13に係合する。
係止部材2を回動させて係合部2aを本体型枠Bの係合
部材13に対向させ、次いで、膨張体3aに例えば所定の
圧力に調整された圧縮エアを供給して該膨張体3aを膨
張させる。膨張体3aの膨張に伴って係止部材2の係合
部2aが係合部材13に係合する。
【0031】引き続き膨張体3aには圧縮エアが供給さ
れ、押圧部材3によって蓋体型枠Cを押圧すると同時に
反力が係止部材2を介して係合部材13に伝達され、蓋体
型枠Cを本体型枠Bに締め付けることが可能である。そ
して成形作業中も引き続き膨張体3aに圧縮エアを供給
することで、打設震動中に蓋体型枠Cが緩むことはな
い。
れ、押圧部材3によって蓋体型枠Cを押圧すると同時に
反力が係止部材2を介して係合部材13に伝達され、蓋体
型枠Cを本体型枠Bに締め付けることが可能である。そ
して成形作業中も引き続き膨張体3aに圧縮エアを供給
することで、打設震動中に蓋体型枠Cが緩むことはな
い。
【0032】上記の如くして蓋体型枠Cを本体型枠Bに
締め付けたとき、押圧部材3を介して伝達された力は蓋
体型枠Cに対し均等に作用する。このため、本体型枠B
の係合部材13と蓋体型枠Cのフランジ22を均等に圧接さ
せることが可能となり、両者の間に間隙が形成される虞
がない。また蓋体型枠Cを本体型枠Bに締め付ける際の
締付力は、膨張体3aに供給される圧縮エアの圧力を適
宜調整することによって実現可能である。尚、フレーム
1に装着される係止部材2と押圧部材3は可及的に接近
させることが好ましい。
締め付けたとき、押圧部材3を介して伝達された力は蓋
体型枠Cに対し均等に作用する。このため、本体型枠B
の係合部材13と蓋体型枠Cのフランジ22を均等に圧接さ
せることが可能となり、両者の間に間隙が形成される虞
がない。また蓋体型枠Cを本体型枠Bに締め付ける際の
締付力は、膨張体3aに供給される圧縮エアの圧力を適
宜調整することによって実現可能である。尚、フレーム
1に装着される係止部材2と押圧部材3は可及的に接近
させることが好ましい。
【0033】上記の如くして締め付けられた本体型枠B
と蓋体型枠Cによって規定された成形空間11にはコンク
リートが打設され、その後、本体型枠Bを定盤に固定し
た振動成形装置を作動させることでセグメントが成形さ
れる。この成形過程で、本体型枠Bと蓋体型枠Cの間に
間隙が形成される虞がないため、ノロ漏れを防止して品
質の良いセグメントを成形することが可能である。
と蓋体型枠Cによって規定された成形空間11にはコンク
リートが打設され、その後、本体型枠Bを定盤に固定し
た振動成形装置を作動させることでセグメントが成形さ
れる。この成形過程で、本体型枠Bと蓋体型枠Cの間に
間隙が形成される虞がないため、ノロ漏れを防止して品
質の良いセグメントを成形することが可能である。
【0034】振動成形が終了した後、締付装置Aの膨張
体3aに対する圧縮エアの供給を停止すると共に残留圧
を放出させて蓋体型枠Cの本体型枠Bに対する締め付け
を解除する。そして係止部材2をフレーム1の上方に回
動させて退避させ、この状態で締付装置Aを蓋体型枠C
から離脱させることが可能である。
体3aに対する圧縮エアの供給を停止すると共に残留圧
を放出させて蓋体型枠Cの本体型枠Bに対する締め付け
を解除する。そして係止部材2をフレーム1の上方に回
動させて退避させ、この状態で締付装置Aを蓋体型枠C
から離脱させることが可能である。
【0035】次に、図6により他の例に係る締付装置D
の構成について説明する。尚、図に於いて前述の実施例
と同一部分及び同一の機能を有する部分には同一の符号
を付して説明を省略する。本実施例に係る締付装置D
は、係止部材2をフレーム1の長手方向に伸縮させて本
体型枠Bの係合部材13に対向させるように構成したもの
である。
の構成について説明する。尚、図に於いて前述の実施例
と同一部分及び同一の機能を有する部分には同一の符号
を付して説明を省略する。本実施例に係る締付装置D
は、係止部材2をフレーム1の長手方向に伸縮させて本
体型枠Bの係合部材13に対向させるように構成したもの
である。
【0036】締付装置Dは、フレーム1を構成する梁部
材1aの一方側の端部に係止部材2が固定され、他方側
に、端部に固定部材2を固定した補助フレーム41が梁部
材1aの長手方向に沿って摺動可能に配置されている。
フレーム1と補助フレーム41は所定のストロークを有し
且つ圧力流体の供給に応じて伸縮するシリンダー42によ
って接続されている。シリンダー42のストロークは特限
定するものではない。然し、本体型枠Bに設けた係合部
材13の突出寸法に2倍程度であることが好ましい。
材1aの一方側の端部に係止部材2が固定され、他方側
に、端部に固定部材2を固定した補助フレーム41が梁部
材1aの長手方向に沿って摺動可能に配置されている。
フレーム1と補助フレーム41は所定のストロークを有し
且つ圧力流体の供給に応じて伸縮するシリンダー42によ
って接続されている。シリンダー42のストロークは特限
定するものではない。然し、本体型枠Bに設けた係合部
材13の突出寸法に2倍程度であることが好ましい。
【0037】締付装置Dに上記シリンダー42を設けるこ
とによって、該シリンダー42のロッド42aの伸長に伴っ
て補助フレーム41が伸長し、係止部材2の間隔が本体型
枠Bの係合部材13よりも大きくなって、該係合部材13を
回避させ、且つシリンダー42のロッド42aの縮小に伴っ
て補助フレーム41が縮小し、係止部材2の間隔が短くな
って本体型枠Bの係合部材13と対向させることが可能で
ある。
とによって、該シリンダー42のロッド42aの伸長に伴っ
て補助フレーム41が伸長し、係止部材2の間隔が本体型
枠Bの係合部材13よりも大きくなって、該係合部材13を
回避させ、且つシリンダー42のロッド42aの縮小に伴っ
て補助フレーム41が縮小し、係止部材2の間隔が短くな
って本体型枠Bの係合部材13と対向させることが可能で
ある。
【0038】上記の如く構成された締付装置Dでは、係
止部材2のフレーム1に対する姿勢が変化しないため、
該締付装置Dを移動させる際の或いは本体型枠Bと蓋体
型枠Cを締め付ける際の作業が容易である。
止部材2のフレーム1に対する姿勢が変化しないため、
該締付装置Dを移動させる際の或いは本体型枠Bと蓋体
型枠Cを締め付ける際の作業が容易である。
【0039】前述の各実施例では、フレーム1の両端に
夫々係止部材2を装着して構成した締付装置A,Dにつ
いて説明したが、この構成に限定するものではなく、フ
レーム1の一方の端部を本体型枠に回動可能に取り付け
ておき、他方の端部に係止部材2を装着すると共に所定
位置に1個又はそれ以上の押圧部材を装着して締付装置
を構成することも可能である。この場合、本体型枠と締
付装置が一体化されるため汎用性はない。
夫々係止部材2を装着して構成した締付装置A,Dにつ
いて説明したが、この構成に限定するものではなく、フ
レーム1の一方の端部を本体型枠に回動可能に取り付け
ておき、他方の端部に係止部材2を装着すると共に所定
位置に1個又はそれ以上の押圧部材を装着して締付装置
を構成することも可能である。この場合、本体型枠と締
付装置が一体化されるため汎用性はない。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
型枠の締付装置では、一方の型枠に形成された係合部材
に係止部材を対向させると共に、他方に型枠に形成され
た当接面に押圧部材を対向させ、この押圧部材に圧力流
体を供給して膨張させることで、夫々の部材を対向する
部材に係合或いは当接させて締め付けるので、一対の型
枠を均等に締め付けることが出来る。特に、成形中に押
圧部材に対し継続して圧力流体を供給することが出来る
ため、震動の有無に関わらず一対の型枠に対する均一な
締め付け状態を維持することが出来る。
型枠の締付装置では、一方の型枠に形成された係合部材
に係止部材を対向させると共に、他方に型枠に形成され
た当接面に押圧部材を対向させ、この押圧部材に圧力流
体を供給して膨張させることで、夫々の部材を対向する
部材に係合或いは当接させて締め付けるので、一対の型
枠を均等に締め付けることが出来る。特に、成形中に押
圧部材に対し継続して圧力流体を供給することが出来る
ため、震動の有無に関わらず一対の型枠に対する均一な
締め付け状態を維持することが出来る。
【0041】このため、型枠の変形、特に締め付けの不
均衡に伴って一方の型枠に生じるネジレを防止すること
が出来る。また一対の型枠の接合面を均一な圧力で接触
させることが出来るため、該接合面からのノロ漏れを防
止することが出来る。
均衡に伴って一方の型枠に生じるネジレを防止すること
が出来る。また一対の型枠の接合面を均一な圧力で接触
させることが出来るため、該接合面からのノロ漏れを防
止することが出来る。
【0042】更に、膨張体に圧力流体を供給することで
型枠の締め付けが出来るため、押圧部材の数に関わらず
締付作業を短時間で実施することが出来る。例えば従来
の作業時間が約20秒であったのに対し、本発明に係る締
付装置を用いた場合約2秒に短縮することが可能であっ
た。
型枠の締め付けが出来るため、押圧部材の数に関わらず
締付作業を短時間で実施することが出来る。例えば従来
の作業時間が約20秒であったのに対し、本発明に係る締
付装置を用いた場合約2秒に短縮することが可能であっ
た。
【0043】また従来のしゃこ万力による締付作業と比
較したとき、締め付けの際に発生する騒音がなく、労力
を軽減すると共に疲労を軽減することが出来る等の特徴
を有するものである。
較したとき、締め付けの際に発生する騒音がなく、労力
を軽減すると共に疲労を軽減することが出来る等の特徴
を有するものである。
【図1】締付装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】型枠の例としてのセグメントを成形する本体型
枠を示す図である。
枠を示す図である。
【図3】型枠の例としてのセグメントを成形する蓋体型
枠を示す図である。
枠を示す図である。
【図4】本体型枠に蓋体型枠を締め付ける際の締付装置
の配置を説明する平面図である。
の配置を説明する平面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】他の例に係る締付装置の構成を説明する図であ
る。
る。
A,D 締付装置 B 本体型枠 C 蓋体型枠 1 フレーム 1a 梁部材 1b プレート 1c リブ 1d 孔 2 係止部材 2a 係合部 3 押圧部材 4 ピン 5 ニップル 3a 膨張体 3b 上プレート 3c 下プレート 3d 接触部材 11 成形空間 12 フレーム 13 係合部材 21 開口部 22 フランジ 23 リブ 24 当接面 41 補助フレーム 42 シリンダー
Claims (1)
- 【請求項1】 外壁に係合部材を設けた第1の型枠と前
記第1の型枠に設けた係合部材と対応する位置に当接面
を設けた第2の型枠を有し、前記第1の型枠と第2の型
枠を対向させて締め付けることで成形空間を形成する際
に用いられる締付装置であって、所定の長さを持ったフ
レームと、前記フレームの端部に装着され第1の型枠に
設けた係合部材と係合して係止される係止部材と、前記
フレームの所定位置に装着され圧力流体の供給によって
膨張して第2の型枠に設けた当接面と当接して押圧する
押圧部材とを有することを特徴とする型枠の締付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12644195A JPH08318511A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 型枠の締付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12644195A JPH08318511A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 型枠の締付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08318511A true JPH08318511A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14935292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12644195A Pending JPH08318511A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 型枠の締付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08318511A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105751353A (zh) * | 2016-03-29 | 2016-07-13 | 北京市中科板业有限公司 | 轻质墙板定型器 |
-
1995
- 1995-05-25 JP JP12644195A patent/JPH08318511A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105751353A (zh) * | 2016-03-29 | 2016-07-13 | 北京市中科板业有限公司 | 轻质墙板定型器 |
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