JPH08318548A - 射出成形用金型装置 - Google Patents
射出成形用金型装置Info
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- JPH08318548A JPH08318548A JP12669495A JP12669495A JPH08318548A JP H08318548 A JPH08318548 A JP H08318548A JP 12669495 A JP12669495 A JP 12669495A JP 12669495 A JP12669495 A JP 12669495A JP H08318548 A JPH08318548 A JP H08318548A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】下型を、その型開き時に上型に対する型抜き角
が10°未満となる部位を先に型開きさせるように分割
することで、バンパの表面への傷付きを防止しつつスム
ーズな型開きを可能にするとともに、バンパのデザイン
の自由度を拡大させる。 【構成】バンパ表面側を成形する上型2 と、バンパ裏面
側を成形する下型3 とで形成されるキャビティ4 内に樹
脂原料を注入してバンパB を成形する。下型を、その型
開き時に上型に対する型抜き角が10°未満となる第1
成形型11と、型開き時に上型に対する型抜き角が10°
以上となる第2成形型12とに分割する。第1成形型と昇
降移動台15との間に、型開き時にバンパを上型と第2成
形型との間で挾持した状態で、該第2成形型に対する第
1成形型の型開き方向への移動を許容しかつその第1成
形型の下降量が所定量となったときに該第1成形型の移
動を規制するストッパ21を設ける。
が10°未満となる部位を先に型開きさせるように分割
することで、バンパの表面への傷付きを防止しつつスム
ーズな型開きを可能にするとともに、バンパのデザイン
の自由度を拡大させる。 【構成】バンパ表面側を成形する上型2 と、バンパ裏面
側を成形する下型3 とで形成されるキャビティ4 内に樹
脂原料を注入してバンパB を成形する。下型を、その型
開き時に上型に対する型抜き角が10°未満となる第1
成形型11と、型開き時に上型に対する型抜き角が10°
以上となる第2成形型12とに分割する。第1成形型と昇
降移動台15との間に、型開き時にバンパを上型と第2成
形型との間で挾持した状態で、該第2成形型に対する第
1成形型の型開き方向への移動を許容しかつその第1成
形型の下降量が所定量となったときに該第1成形型の移
動を規制するストッパ21を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状の樹脂成形品を射
出成形する射出成形用金型装置に関する。
出成形する射出成形用金型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車用バンパなどの板状の
樹脂成形品を成形する射出成形用金型装置として、例え
ば、実開平5−4980号公報に開示されるように、成
形品表面側を成形するための表面成形型と、成形品裏面
側を成形するための裏面成形型とで形成されるキャビテ
ィ内に樹脂原料を注入して板状の樹脂成形品を成形する
ようにしたものは知られている。そして、上記裏面成形
型を樹脂成形品ごと表面成形型に対して型開きしてキャ
ビティを開放し、裏面成形型から樹脂成形品を取り出す
ようにしている。
樹脂成形品を成形する射出成形用金型装置として、例え
ば、実開平5−4980号公報に開示されるように、成
形品表面側を成形するための表面成形型と、成形品裏面
側を成形するための裏面成形型とで形成されるキャビテ
ィ内に樹脂原料を注入して板状の樹脂成形品を成形する
ようにしたものは知られている。そして、上記裏面成形
型を樹脂成形品ごと表面成形型に対して型開きしてキャ
ビティを開放し、裏面成形型から樹脂成形品を取り出す
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記裏面成
形型を型開きする場合、裏面成形型には表面成形型に比
して凹凸部などが多く存在するなどの構造上の理由によ
り、裏面成形型と樹脂成形品の裏面とは剥がれ難いのに
対し、表面成形型と樹脂成形品の表面とは剥がれ易くな
っており、樹脂成形品は、型開き時に表面成形型から剥
がれて裏面成形型と共に型開き方向に移動するようにな
っている。しかし、表面成形型に対する裏面成形型の型
抜き角が所定値(例えば10°の傾き)未満であれば、
裏面成形型の型開き時に、表面成形型と裏面成形型との
間で樹脂成形品が型開き方向に撓み易く、無理な型開き
によって樹脂成形品の表面が表面成形型に擦れて傷など
が付き、スムーズに型開きすることができない。さら
に、射出成形用金型装置により樹脂成形品を成形すると
きには、表面への傷付きを防止する上で表面成形型に対
する型抜き角が所定値以上必要となり、樹脂成形品のデ
ザインが制約されたものとなる。
形型を型開きする場合、裏面成形型には表面成形型に比
して凹凸部などが多く存在するなどの構造上の理由によ
り、裏面成形型と樹脂成形品の裏面とは剥がれ難いのに
対し、表面成形型と樹脂成形品の表面とは剥がれ易くな
っており、樹脂成形品は、型開き時に表面成形型から剥
がれて裏面成形型と共に型開き方向に移動するようにな
っている。しかし、表面成形型に対する裏面成形型の型
抜き角が所定値(例えば10°の傾き)未満であれば、
裏面成形型の型開き時に、表面成形型と裏面成形型との
間で樹脂成形品が型開き方向に撓み易く、無理な型開き
によって樹脂成形品の表面が表面成形型に擦れて傷など
が付き、スムーズに型開きすることができない。さら
に、射出成形用金型装置により樹脂成形品を成形すると
きには、表面への傷付きを防止する上で表面成形型に対
する型抜き角が所定値以上必要となり、樹脂成形品のデ
ザインが制約されたものとなる。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、裏面成形型を、その型開
き時に表面成形型に対する型抜き角が所定値未満となる
部位を先に型開きさせるように分割することで、樹脂成
形品の表面への傷付きを防止しつつスムーズな型開きを
可能にするとともに、樹脂成形品のデザインの自由度を
拡大させることにある。
で、その目的とするところは、裏面成形型を、その型開
き時に表面成形型に対する型抜き角が所定値未満となる
部位を先に型開きさせるように分割することで、樹脂成
形品の表面への傷付きを防止しつつスムーズな型開きを
可能にするとともに、樹脂成形品のデザインの自由度を
拡大させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、成形品表
面側を成形するための表面成形型と、成形品裏面側を成
形するための裏面成形型とで形成されるキャビティ内に
樹脂原料を注入して板状の樹脂成形品を成形するように
した射出成形用金型装置を前提とする。そして、上記裏
面成形型を、その型開き時に上記表面成形型に対する型
抜き角が所定値未満となる第1成形型と、型開き時に上
記表面成形型に対する型抜き角が所定値以上となる第2
成形型とに分割する。さらに、上記第1成形型と第2成
形型との間に、型開き時に上記樹脂成形品を表面成形型
と第2成形型との間で挾持した状態で、該第2成形型に
対する第1成形型の型開き方向への移動を許容しかつそ
の第1成形型の移動量が所定量となったときに該第1成
形型の移動を規制するストッパを設ける構成としたもの
である。
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、成形品表
面側を成形するための表面成形型と、成形品裏面側を成
形するための裏面成形型とで形成されるキャビティ内に
樹脂原料を注入して板状の樹脂成形品を成形するように
した射出成形用金型装置を前提とする。そして、上記裏
面成形型を、その型開き時に上記表面成形型に対する型
抜き角が所定値未満となる第1成形型と、型開き時に上
記表面成形型に対する型抜き角が所定値以上となる第2
成形型とに分割する。さらに、上記第1成形型と第2成
形型との間に、型開き時に上記樹脂成形品を表面成形型
と第2成形型との間で挾持した状態で、該第2成形型に
対する第1成形型の型開き方向への移動を許容しかつそ
の第1成形型の移動量が所定量となったときに該第1成
形型の移動を規制するストッパを設ける構成としたもの
である。
【0006】請求項2記載の発明が講じた解決手段は、
請求項1記載の発明の裏面成形型を特定し、表面成形型
に対する10°の型抜き角を境にして第1成形型と第2
成形型とに分割する構成としたものである。
請求項1記載の発明の裏面成形型を特定し、表面成形型
に対する10°の型抜き角を境にして第1成形型と第2
成形型とに分割する構成としたものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
ストッパにより、裏面成形型の型開き時に樹脂成形品が
表面成形型と第2成形型との間で挾持された状態で、該
第2成形型に対して第1成形型が型開き方向に先行して
移動し、その第1成形型の移動量が所定量となったとき
に該第1成形型の先行した移動が規制されるので、この
第1成形型の型開き方向への先行した移動によって、第
1成形型と樹脂成形品の裏面との間に隙間が形成される
ことになる。そのため、この隙間が形成された状態から
の型開き時には、第1成形型に対応する樹脂成形品の対
応部分が表面成形型から剥がれて隙間内を第1成形型側
に逃げることで表面成形型に樹脂成形品の表面が擦れる
ことがなく、該樹脂成形品の表面を傷付けることなくス
ムーズに型開きされる。しかも、表面への傷付きを防止
する上で表面成形型に対する型抜き角を所定値以上に設
定する必要がなく、樹脂成形品のデザインの自由度が拡
大される。
ストッパにより、裏面成形型の型開き時に樹脂成形品が
表面成形型と第2成形型との間で挾持された状態で、該
第2成形型に対して第1成形型が型開き方向に先行して
移動し、その第1成形型の移動量が所定量となったとき
に該第1成形型の先行した移動が規制されるので、この
第1成形型の型開き方向への先行した移動によって、第
1成形型と樹脂成形品の裏面との間に隙間が形成される
ことになる。そのため、この隙間が形成された状態から
の型開き時には、第1成形型に対応する樹脂成形品の対
応部分が表面成形型から剥がれて隙間内を第1成形型側
に逃げることで表面成形型に樹脂成形品の表面が擦れる
ことがなく、該樹脂成形品の表面を傷付けることなくス
ムーズに型開きされる。しかも、表面への傷付きを防止
する上で表面成形型に対する型抜き角を所定値以上に設
定する必要がなく、樹脂成形品のデザインの自由度が拡
大される。
【0008】請求項2記載の発明では、裏面成形型は、
表面成形型に対する10°の型抜き角を境に第1成形型
と第2成形型とに分割されているので、表面成形型に対
する型抜き角が10°未満であっても型開き時に第1成
形型を型開き方向に先行して移動させることで、樹脂成
形品の表面に傷を付けることが防止される上、デザイン
の自由度が効果的に拡大する。
表面成形型に対する10°の型抜き角を境に第1成形型
と第2成形型とに分割されているので、表面成形型に対
する型抜き角が10°未満であっても型開き時に第1成
形型を型開き方向に先行して移動させることで、樹脂成
形品の表面に傷を付けることが防止される上、デザイン
の自由度が効果的に拡大する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0010】図1は、自動車の樹脂製バンパなどの板状
物を射出成形する場合に用いられる本発明の一実施例に
係る射出成型用金型装置を示し、この射出成型用金型装
置1は、バンパ表面を成形するための表面成形型として
の固定式の上型2と、該上型2に対して上下方向に昇降
自在に構成され、バンパ裏面を成形するための裏面成形
型としての可動式の下型3とを備えている。つまり、下
型3は、上型2に対して型開き方向または型閉じ方向に
昇降移動可能とされている。
物を射出成形する場合に用いられる本発明の一実施例に
係る射出成型用金型装置を示し、この射出成型用金型装
置1は、バンパ表面を成形するための表面成形型として
の固定式の上型2と、該上型2に対して上下方向に昇降
自在に構成され、バンパ裏面を成形するための裏面成形
型としての可動式の下型3とを備えている。つまり、下
型3は、上型2に対して型開き方向または型閉じ方向に
昇降移動可能とされている。
【0011】上記上型2の所定位置には、図示しないス
プルが上下方向に延びて設けられ、該スプルは、図示し
ない射出成形機のノズルに通路(図示せず)を介して接
続されていて、上記射出成形機のノズルから射出圧入さ
れた例えばポリプロピレンなどのプラスチック製溶融成
形材料(図示せず)を上記通路を介してスプル内に導入
するようになされている。そして、このスプル内に導入
されたプラスチック製溶融成形材料は、上記上型2と下
型3との合わせ面間に形成されたキャビティ4内に射出
充填(注入)されるようになされている。この場合、下
型3の型開き時、下型3には上型2に比してその構造上
においてリブやボスなど(図示せず)の凸部が数多く存
在しているので、下型3とバンパBの裏面Bbとは剥が
れ難いのに対し、上型2とバンパBの表面Baとは剥が
れ易くなっており、バンパBは、型開き時に上型2から
剥がれて下型3と共に型開き方向に下降するようになっ
ている。
プルが上下方向に延びて設けられ、該スプルは、図示し
ない射出成形機のノズルに通路(図示せず)を介して接
続されていて、上記射出成形機のノズルから射出圧入さ
れた例えばポリプロピレンなどのプラスチック製溶融成
形材料(図示せず)を上記通路を介してスプル内に導入
するようになされている。そして、このスプル内に導入
されたプラスチック製溶融成形材料は、上記上型2と下
型3との合わせ面間に形成されたキャビティ4内に射出
充填(注入)されるようになされている。この場合、下
型3の型開き時、下型3には上型2に比してその構造上
においてリブやボスなど(図示せず)の凸部が数多く存
在しているので、下型3とバンパBの裏面Bbとは剥が
れ難いのに対し、上型2とバンパBの表面Baとは剥が
れ易くなっており、バンパBは、型開き時に上型2から
剥がれて下型3と共に型開き方向に下降するようになっ
ている。
【0012】また、図2に示すように、上記下型3は、
その型開き時つまり下降時に上記上型2に対する型抜き
角αが10°未満となる第1成形型11と、下型3の下
降時に上記上型2に対する型抜き角βが10°以上とな
る第2成形型12とに接離可能に分割されている。ま
た、上記下型3は、図示しない昇降駆動手段と、上記第
1成形型11の下方に支柱13,13を介して該第1成
形型11を固定し、上記昇降駆動手段に固定された基台
14と、上記第1成形型11と基台14との間に設けら
れ、該両者11,14間で上下移動可能な昇降移動台1
5と、上端が上記第2成形型12に、下端が昇降移動台
15にそれぞれ固定され、上記第1成形型11を上下方
向に摺動自在に貫通する貫通ピン16と、下端が上記昇
降台15に固定されると共に上端が第1成形型11の下
面に当接し、上記第1成形型11を上下方向に摺動自在
に貫通する当接ピン17と、上端が上記第1成形型11
の下面に、下端が上記基台14にそれぞれ固定され、上
記昇降移動台15を上下方向に摺動自在に貫通する第1
支持ピン18と、上端が上記第1成形型11の下面に、
下端が上記基台14にそれぞれ固定され、上記昇降移動
台15を上下方向に摺動自在に貫通する大径な大径部1
9aと小径な小径部19bとを有する第2支持ピン19
と、上記基台14と昇降移動台15との間に対応する第
1支持ピン18の周囲に巻回された状態で該基台14と
昇降移動台15との間に縮装され、その基台14側に基
端(下端)が固着された第1圧縮スプリング20と、上
記第2支持ピン19の軸方向途中に対応する上記大径部
19aの上面と基台14の上面との間に対応する上記小
径部19bの外周にその軸方向(上下方向)に摺動自在
に設けられ、上記昇降移動台15の上面に当接して該昇
降移動台15と共に上下移動する鍔状のストッパ21
と、上記第2支持ピン19の小径部19bの周囲に巻回
された状態で上記ストッパ21の上面と第1成形型11
の下面との間に縮装され、該ストッパ21および第1成
形型11に各端部が固着された第2圧縮スプリング22
とを備えている。上記昇降移動台15は、図示しないエ
ジェクタピンによって下型3の型開き後に上昇するよう
になっている。この場合、第1および第2支持ピン1
8,19は、第1成形型11の昇降移動に伴い一体的に
昇降移動する第1成形型11の構成要素に含まれてい
る。一方、昇降移動台15、貫通ピン16および当接ピ
ン17は、第2成形型12の昇降移動に伴い一体的に昇
降移動する第2成形型12の構成要素に含まれている。
その型開き時つまり下降時に上記上型2に対する型抜き
角αが10°未満となる第1成形型11と、下型3の下
降時に上記上型2に対する型抜き角βが10°以上とな
る第2成形型12とに接離可能に分割されている。ま
た、上記下型3は、図示しない昇降駆動手段と、上記第
1成形型11の下方に支柱13,13を介して該第1成
形型11を固定し、上記昇降駆動手段に固定された基台
14と、上記第1成形型11と基台14との間に設けら
れ、該両者11,14間で上下移動可能な昇降移動台1
5と、上端が上記第2成形型12に、下端が昇降移動台
15にそれぞれ固定され、上記第1成形型11を上下方
向に摺動自在に貫通する貫通ピン16と、下端が上記昇
降台15に固定されると共に上端が第1成形型11の下
面に当接し、上記第1成形型11を上下方向に摺動自在
に貫通する当接ピン17と、上端が上記第1成形型11
の下面に、下端が上記基台14にそれぞれ固定され、上
記昇降移動台15を上下方向に摺動自在に貫通する第1
支持ピン18と、上端が上記第1成形型11の下面に、
下端が上記基台14にそれぞれ固定され、上記昇降移動
台15を上下方向に摺動自在に貫通する大径な大径部1
9aと小径な小径部19bとを有する第2支持ピン19
と、上記基台14と昇降移動台15との間に対応する第
1支持ピン18の周囲に巻回された状態で該基台14と
昇降移動台15との間に縮装され、その基台14側に基
端(下端)が固着された第1圧縮スプリング20と、上
記第2支持ピン19の軸方向途中に対応する上記大径部
19aの上面と基台14の上面との間に対応する上記小
径部19bの外周にその軸方向(上下方向)に摺動自在
に設けられ、上記昇降移動台15の上面に当接して該昇
降移動台15と共に上下移動する鍔状のストッパ21
と、上記第2支持ピン19の小径部19bの周囲に巻回
された状態で上記ストッパ21の上面と第1成形型11
の下面との間に縮装され、該ストッパ21および第1成
形型11に各端部が固着された第2圧縮スプリング22
とを備えている。上記昇降移動台15は、図示しないエ
ジェクタピンによって下型3の型開き後に上昇するよう
になっている。この場合、第1および第2支持ピン1
8,19は、第1成形型11の昇降移動に伴い一体的に
昇降移動する第1成形型11の構成要素に含まれてい
る。一方、昇降移動台15、貫通ピン16および当接ピ
ン17は、第2成形型12の昇降移動に伴い一体的に昇
降移動する第2成形型12の構成要素に含まれている。
【0013】また、図3に示すように、上記上型2およ
び下型3による型閉じ時には、上記第1圧縮スプリング
20は圧縮限界位置まで収縮しているとともに、上記ス
トッパ21は第2圧縮スプリング22の付勢力が作用し
ない昇降移動台15の上方位置に位置せしめられてい
る。そして、この型閉じ状態から下型3の型開きが行わ
れるようになっていて、下型3の下降時に基台14が下
降し、上記第1圧縮スプリング20の付勢力によって、
上記昇降移動台15の下降を規制しつつ第1成形型11
のみの各支柱13を介した下降を許容することで、下型
3の型開き方向への下降時にバンパBを上型2と第2成
形型12との間で挾持させた状態での第1成形型11の
みの下降を可能にしている。さらに、上記ストッパ21
は、第1成形型11(第2支持ピン19の小径部19
b)と第2成形型12(昇降移動台15)との間に設け
られていて、下型3(基台14)の下降時における第1
成形型11の先行した下降を、昇降移動台15が第1成
形型11と共に下降し始める位置、つまり第1圧縮スプ
リング20の付勢力と第2圧縮スプリング22の付勢力
との均衡が保たれて昇降移動台15の上面にストッパ2
1を当接状態に保持する所定量下降した位置で規制する
ように構成されている。この場合、第1成形型11とバ
ンパBの裏面Bbとの間には、ストッパ21による規制
が行われるまでの第1成形型11の先行した型開き方向
への下降によって隙間Xが形成されるようになってお
り、この隙間Xは、第1成形型11の先行した下降位置
から該第1成形型11と共に第2成形型12が型開き方
向に下降するときに、第1成形型11に対応するバンパ
Bの対応部分を上型2から剥がして第1成形型11側に
逃がすことができる程度に設定されている。
び下型3による型閉じ時には、上記第1圧縮スプリング
20は圧縮限界位置まで収縮しているとともに、上記ス
トッパ21は第2圧縮スプリング22の付勢力が作用し
ない昇降移動台15の上方位置に位置せしめられてい
る。そして、この型閉じ状態から下型3の型開きが行わ
れるようになっていて、下型3の下降時に基台14が下
降し、上記第1圧縮スプリング20の付勢力によって、
上記昇降移動台15の下降を規制しつつ第1成形型11
のみの各支柱13を介した下降を許容することで、下型
3の型開き方向への下降時にバンパBを上型2と第2成
形型12との間で挾持させた状態での第1成形型11の
みの下降を可能にしている。さらに、上記ストッパ21
は、第1成形型11(第2支持ピン19の小径部19
b)と第2成形型12(昇降移動台15)との間に設け
られていて、下型3(基台14)の下降時における第1
成形型11の先行した下降を、昇降移動台15が第1成
形型11と共に下降し始める位置、つまり第1圧縮スプ
リング20の付勢力と第2圧縮スプリング22の付勢力
との均衡が保たれて昇降移動台15の上面にストッパ2
1を当接状態に保持する所定量下降した位置で規制する
ように構成されている。この場合、第1成形型11とバ
ンパBの裏面Bbとの間には、ストッパ21による規制
が行われるまでの第1成形型11の先行した型開き方向
への下降によって隙間Xが形成されるようになってお
り、この隙間Xは、第1成形型11の先行した下降位置
から該第1成形型11と共に第2成形型12が型開き方
向に下降するときに、第1成形型11に対応するバンパ
Bの対応部分を上型2から剥がして第1成形型11側に
逃がすことができる程度に設定されている。
【0014】次に、バンパBを射出成型用金型装置1か
ら取り出す場合の手順を図1、図3ないし図5に基づい
て説明する。
ら取り出す場合の手順を図1、図3ないし図5に基づい
て説明する。
【0015】先ず、図1に示すように、下型3の下降時
には、第1圧縮スプリング20の付勢力により、図3の
状態から昇降移動台15(第2成形型12)を下方に移
動させることなく第1成形型11を型開き方向に先行し
て下降させ、この第1成形型11が所定量下降した位置
で該第1成形型11の型開き方向への先行した下降をス
トッパ21により規制する。
には、第1圧縮スプリング20の付勢力により、図3の
状態から昇降移動台15(第2成形型12)を下方に移
動させることなく第1成形型11を型開き方向に先行し
て下降させ、この第1成形型11が所定量下降した位置
で該第1成形型11の型開き方向への先行した下降をス
トッパ21により規制する。
【0016】そして、このストッパ21により第1成形
型11の先行した下降が規制されることで、このストッ
パ21を介して昇降移動台15が第1成形型11と共に
下降可能となる。このとき、第1成形型11とバンパB
の裏面Bbとの間には、第1成形型11の先行した下降
によって所定量の隙間Xが形成されていて、図4に示す
ように、第1成形型11と第2成形型12とが昇降移動
台15を介して型開き方向に下降するときには、第1成
形型11に対応するバンパBの対応部分を上型2から剥
がして隙間X内を第1成形型11側に逃がすことで、第
1成形型と第2成形型12との昇降移動台15を介した
型開き方向への下降をスムーズに行えるようにしてい
る。その後、図5に示すように、第2圧縮スプリング2
2を圧縮させつつ昇降移動台15をエジェクタピンで上
方に移動させて第2成形型12を第1成形型11に対し
て上方に移動させ、該第2成形型12よりバンパBを取
り外す。
型11の先行した下降が規制されることで、このストッ
パ21を介して昇降移動台15が第1成形型11と共に
下降可能となる。このとき、第1成形型11とバンパB
の裏面Bbとの間には、第1成形型11の先行した下降
によって所定量の隙間Xが形成されていて、図4に示す
ように、第1成形型11と第2成形型12とが昇降移動
台15を介して型開き方向に下降するときには、第1成
形型11に対応するバンパBの対応部分を上型2から剥
がして隙間X内を第1成形型11側に逃がすことで、第
1成形型と第2成形型12との昇降移動台15を介した
型開き方向への下降をスムーズに行えるようにしてい
る。その後、図5に示すように、第2圧縮スプリング2
2を圧縮させつつ昇降移動台15をエジェクタピンで上
方に移動させて第2成形型12を第1成形型11に対し
て上方に移動させ、該第2成形型12よりバンパBを取
り外す。
【0017】したがって、上記実施例では、ストッパ2
1により、下型3の型開き時にバンパBが上型2と第2
成形型12との間で挾持された状態で、該第2成形型1
2に対して第1成形型11が型開き方向に先行して下降
した後、その第1成形型11の下降量が所定量となった
ときに該第1成形型11の先行した移動が規制されるの
で、この第1成形型11の型開き方向への先行した移動
によって、第1成形型11とバンパBの裏面Bbとの間
に隙間Xが形成されることになる。そのため、この隙間
Xが形成された状態からの第1および第2成形型11,
12の型開き時には、第1成形型11に対応するバンパ
Bの対応部分が上型2から剥がれて隙間X内を第1成形
型11側に逃げることで上型2に表面Baが擦れること
はなく、該バンパBの表面Baに傷を付けることが防止
できるとともに、スムーズに型開きすることができる。
1により、下型3の型開き時にバンパBが上型2と第2
成形型12との間で挾持された状態で、該第2成形型1
2に対して第1成形型11が型開き方向に先行して下降
した後、その第1成形型11の下降量が所定量となった
ときに該第1成形型11の先行した移動が規制されるの
で、この第1成形型11の型開き方向への先行した移動
によって、第1成形型11とバンパBの裏面Bbとの間
に隙間Xが形成されることになる。そのため、この隙間
Xが形成された状態からの第1および第2成形型11,
12の型開き時には、第1成形型11に対応するバンパ
Bの対応部分が上型2から剥がれて隙間X内を第1成形
型11側に逃げることで上型2に表面Baが擦れること
はなく、該バンパBの表面Baに傷を付けることが防止
できるとともに、スムーズに型開きすることができる。
【0018】しかも、表面Baへの傷付きを防止する上
で上型2に対する型抜き角αを10°以上に設定する必
要がなく、バンパBのデザインの自由度を拡大すること
ができる。
で上型2に対する型抜き角αを10°以上に設定する必
要がなく、バンパBのデザインの自由度を拡大すること
ができる。
【0019】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、下型3を、上型2に対する型
抜き角α,βを10°を境にして第1成形型11および
第2成形型12に分割したが、バンパなどの樹脂成形品
の形状に応じて10°以上又は10°未満を境にして第
1成形型および第2成形型に分割しても良く、その場合
には、表面に傷を付けることなく樹脂成形品を容易に取
り出せる。
ではなく、その他種々の変形例を包含するものである。
例えば、上記実施例では、下型3を、上型2に対する型
抜き角α,βを10°を境にして第1成形型11および
第2成形型12に分割したが、バンパなどの樹脂成形品
の形状に応じて10°以上又は10°未満を境にして第
1成形型および第2成形型に分割しても良く、その場合
には、表面に傷を付けることなく樹脂成形品を容易に取
り出せる。
【0020】また、上記実施例では、ストッパ21によ
り第1成形型11の先行した型開き方向への所定量の下
降を停止させてから該第1成形型11を第2成形型12
と共に下降させたが、第1成形型の先行した型開き方向
への下降を停止した位置で上型のみを下型に対して上方
へ型開きさせるようにしても良い。
り第1成形型11の先行した型開き方向への所定量の下
降を停止させてから該第1成形型11を第2成形型12
と共に下降させたが、第1成形型の先行した型開き方向
への下降を停止した位置で上型のみを下型に対して上方
へ型開きさせるようにしても良い。
【0021】さらに、上記実施例では、樹脂成形品とし
てバンパBを適用したが、板状の樹脂成形品であればな
んでも良い。
てバンパBを適用したが、板状の樹脂成形品であればな
んでも良い。
【0022】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
る射出成型用金型装置によれば、裏面成形型型開き時の
第1成形型の先行した型開き方向への移動によって第1
成形型に対応する樹脂成形品の対応部分を第1成形型側
に逃がして表面成形型に対する擦れをなくし、表面対応
部分への傷付きを防止しつつ樹脂成形品を容易に取り出
すことができるとともに、所定値以上の型抜き角を不要
にした樹脂成形品のデザインの自由度の拡大化を図るこ
とができる。
る射出成型用金型装置によれば、裏面成形型型開き時の
第1成形型の先行した型開き方向への移動によって第1
成形型に対応する樹脂成形品の対応部分を第1成形型側
に逃がして表面成形型に対する擦れをなくし、表面対応
部分への傷付きを防止しつつ樹脂成形品を容易に取り出
すことができるとともに、所定値以上の型抜き角を不要
にした樹脂成形品のデザインの自由度の拡大化を図るこ
とができる。
【0023】請求項2記載の発明における射出成型用金
型装置によれば、裏面成形型を10°の型抜き角を境に
して第1成形型および第2成形型に分割したので、型抜
き角が10°未満であっても樹脂成形品の表面への傷付
きを効果的に防止しつつ、型抜き角に制約されずに樹脂
成形品のデザインの自由度を拡大させることができる。
型装置によれば、裏面成形型を10°の型抜き角を境に
して第1成形型および第2成形型に分割したので、型抜
き角が10°未満であっても樹脂成形品の表面への傷付
きを効果的に防止しつつ、型抜き角に制約されずに樹脂
成形品のデザインの自由度を拡大させることができる。
【図1】本発明の実施例に係る射出成型用金型装置の第
1成形型を先行して型開き方向に移動させた状態を示す
縦断正面図である。
1成形型を先行して型開き方向に移動させた状態を示す
縦断正面図である。
【図2】図1に係る隙間部分の拡大断面図である。
【図3】射出成型用金型装置の型閉じ状態を示す縦断正
面図である。
面図である。
【図4】射出成型用金型装置の型開き完了状態を示す縦
断正面図である。
断正面図である。
【図5】射出成型用金型装置のバンパ取り出し状態を示
す縦断正面図である。
す縦断正面図である。
1 射出成型用金型装置 2 上型(表面成形型) 3 下型(裏面成形型) 4 キャビティ 11 第1成形型 12 第2成形型 21 ストッパ α 10°未満の型抜き角(所定値未満の型抜き
角) β 10°以上の型抜き角(所定値以上の型抜き
角) B バンパ(樹脂成形品) Ba バンパの表面 Bb バンパの裏面
角) β 10°以上の型抜き角(所定値以上の型抜き
角) B バンパ(樹脂成形品) Ba バンパの表面 Bb バンパの裏面
Claims (2)
- 【請求項1】 成形品表面側を成形するための表面成形
型と、成形品裏面側を成形するための裏面成形型とで形
成されるキャビティ内に樹脂原料を注入して板状の樹脂
成形品を成形するようにした射出成形用金型装置であっ
て、 上記裏面成形型は、その型開き時に上記表面成形型に対
する型抜き角が所定値未満となる第1成形型と、型開き
時に上記表面成形型に対する型抜き角が所定値以上とな
る第2成形型とに分割されており、 上記第1成形型と第2成形型との間には、型開き時に上
記樹脂成形品を表面成形型と第2成形型との間で挾持し
た状態で、該第2成形型に対する第1成形型の型開き方
向への移動を許容しかつその第1成形型の移動量が所定
量となったときに該第1成形型の移動を規制するストッ
パが設けられていることを特徴とする射出成形用金型装
置。 - 【請求項2】 上記裏面成形型は、上記表面成形型に対
する10°の型抜き角を境にして第1成形型と第2成形
型とに分割されている請求項1記載の射出成形用金型装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12669495A JPH08318548A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 射出成形用金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12669495A JPH08318548A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 射出成形用金型装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08318548A true JPH08318548A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14941540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12669495A Withdrawn JPH08318548A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 射出成形用金型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08318548A (ja) |
-
1995
- 1995-05-25 JP JP12669495A patent/JPH08318548A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |