JPH08318609A - 虹彩模様を呈する積層体およびガラス貼り用フイルム - Google Patents
虹彩模様を呈する積層体およびガラス貼り用フイルムInfo
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- JPH08318609A JPH08318609A JP7150869A JP15086995A JPH08318609A JP H08318609 A JPH08318609 A JP H08318609A JP 7150869 A JP7150869 A JP 7150869A JP 15086995 A JP15086995 A JP 15086995A JP H08318609 A JPH08318609 A JP H08318609A
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Abstract
発現技術の欠点を改良し、任意の多彩で美麗な虹彩模様
を有する積層体、および虹彩模様を呈するガラス貼り用
フィルムを得ることを目的とするものである。 【構成】透明な成形体の上に、虹彩薄膜層を設けてなる
積層体であって、その虹彩薄膜層が、可視光線透過率1
0〜70%の半透明金属薄膜層A、透明な樹脂薄膜層B
および可視光線透過率20〜90%の半透明薄膜層Cか
らなる。 【効果】主としてガラス貼り用フィルムに用いられる。
透明な樹脂薄膜層の厚みを調整することにより、任意の
図柄の虹彩模様を呈する積層体を大量生産できる。透明
な成形体、透明な樹脂薄膜層、半透明薄膜層に、染料、
顔料を混入することにより、着色と虹彩の織りなす多彩
で美麗な虹彩模様を呈する積層体を得ることができる。
透明な成形体、透明な樹脂薄膜層、半透明薄膜層に微小
気泡を混入することにより、光散乱と虹彩の織りなす多
彩で美麗な虹彩模様を呈する積層体を得ることができ
る。
Description
層体に関するものである。更に詳しくは、本発明は、主
としてガラス貼り用フイルムに好適に用いられる虹彩模
様を呈する積層体に関するものである。。
として多くの提案なされており、それらは例えば、下記
(a)〜(c)によって例示される。
フッ化マグネシウムおよびヨウ化銅のごとき特殊な化合
物を複層蒸着する方法による積層体。
載されたごとき酸化チタン薄膜層を積層した積層体。
記載されているような、プラスチックフィルルム上に薄
い金属層、透明ワニス、別の金属層を積層したもの、特
公昭51−33589号報のような、光線反射膜、干渉
樹脂膜、半透明金属膜を積層したもの、さらに特公昭5
2−1413号公報のような、光線反射膜凹凸の干渉樹
脂膜、半透明金属膜を積層した虹彩模様を呈する積層
体。
の製造方法は、ガラス貼り用フイルムに用いるにはそれ
ぞれ欠点がある。例えば上記(a)の方法による積層体
では、積層物質が特殊で、これらの物質を約1000オ
ングストローム以上の光学的厚みに凹凸に蒸着する必要
があるので大量生産に不向きであり、しかも得られる虹
彩の模様を随意のパターンに調整することが困難であ
る。
スを使用するために塩酸ガスの発生があり、製造設備の
腐食、環境に対する問題等がある。
膜としてアルミニウム等を中心とする金属蒸着や金属箔
であることから、透過率が1%以下の不透明な膜であ
り、従って、不透明な虹彩模様を呈する積層体となる。
これらを種々の被装飾物等に貼着した場合、不透明な虹
彩模様によりその表面の外観を遮断するようになる。こ
のため、ガラス貼りしたときガラスの外側が見えなくな
り、ガラス貼り用フイルムとして適用できないという欠
点があった。
た従来のガラス貼り用フイルムに用いる虹彩発現技術の
欠点を改良し、任意の多彩で美麗な虹彩模様を呈する積
層体を得ることを目的とするものである。
の上に、虹彩薄膜層を設けてなる積層体において、前記
虹彩薄膜層が、半透明金属薄膜層A、透明な樹脂薄膜層
B、および半透明薄膜層Cの3層からなることを特徴と
し、また半透明金属薄膜層Aの可視光線透過率が好適に
は10〜70%、半透明薄膜層Cの可視光線透過率が好
適には20〜90%であることを特徴とする虹彩模様を
呈する積層体を提供するものである。
層体を図1および図2について説明する。
は、第1図がA/B/Cの順、第2図がC/B/Aの順
のものである。なお、本発明が下記説明内容により限定
されるものでないことはいうまでもない。
樹脂、紙,ガラス等のフィルム状、シート状、板状、ブ
ロック状の他各種形状の成形体があげられる。
よいし、無色透明体であってもよい。着色透明成形体の
場合には、その上に積層される虹彩模様を付与する層が
半透明な虹彩色のために、その成形体の着色と融合した
半透明着色の虹彩模様を呈する積層体となる。また透明
成形体である場合には、その上に積層された虹彩模様を
付与する層が半透明な虹彩色のために、全体として半透
明で美しい虹彩模様を呈する積層体となる。
虹彩模様付与のしやすさ、および生産性の点で可塑牲の
あるシート状物が好ましい。中でも合成樹脂フィルム、
例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレートで代表されるポリエステル系、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンで代表されるポリオレフィン系、ナ
イロン6、ナイロン66、ナイロン12で代表されるポ
リアミド系、ポリニトロセルロース、ポリ酢酸セルロー
スで代表されるセルロース系、ポリビニルアルコール、
3フッ化ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリメチル
メタクリレート、ポリイミド、塩化ビニル、塩化ビニリ
デン等の有機樹脂からなるフィルムで例示されるものが
具体例として挙げられ、これは単層でも2枚以上複数枚
を貼り合わせたものであってもよい。さらに表面にマッ
ト加工、ヘアーライン加工、スピン加工等をあらかじめ
施しておいたものも使用できる。
なるが、通常約12〜約100ミクロン程度のものが使
われ、また、透明性に関しては、可視光線透過率が通常
は70%以上のものである。
半透明な虹彩薄膜層との間に、更に下引き層を設けるこ
とができる。この下引き層は、密着性、耐摩耗性、帯電
防止性、耐水性、耐薬品性等の向上のために設けられ、
約0.005〜約5ミクロンの膜厚が好ましい。
(d)、(e)によって例示されるもので、透明な薄膜
層である。
コート法等の各種既知の方法で、ポリエステル樹脂、ア
クリル樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹
脂等を単独または混合し、必要に応じて硬化剤を添加し
て得られた薄膜。
着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等、
いわゆる真空蒸着法および化学蒸着法、湿式メッキ法等
の既知の方法で、Al,Ni,Cu,Fe等の金属の格
付け法等により透明化したもの、またはAl2 O3 ,S
iO等の金属化合物単独、または混合してコーティング
して得られた薄膜。
属薄膜層Aと透明な樹脂薄膜層B、および半透明薄膜層
Cの3層で構成されている。
抵抗加熱法もしくは高周波加熱蒸着、スパッタリング
法、イオンプレーティング法等のいわゆる真空蒸着法お
よび化学蒸着法、湿式メッキ法等の既知の方法で、A
l、Ni、Cu、Fe等の金属の単独、または混合によ
るコーティングで得ることができ、その可視光線透過率
が好ましくは10〜70%である未着色また着色の半透
明金属薄膜層である。
明金属薄膜層Aは、抵抗加熱法もしくは高周波加熱蒸着
法、スパッタリング法、イオンプレーティング法等いわ
ゆる真空蒸着法および化学蒸着法により、透明な成形体
1の上に薄く蒸着させて積層することができる。その膜
厚は、通常約50〜300オングストローム程度であ
る。
は、下記(f)〜(h)によって例示されるもので、未
着色また着色で透明な樹脂薄膜層Bである。
酸ビニル、ビニルアルコール等との共重合体あるいはポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレンのい
ずれかと塩化ビニル、スチレンとの共重合体等の熱可塑
性樹脂よりなる薄膜層、および上記有機材料に光、熱等
各種方法で分解されて生じたガスによる微細な気泡を有
する薄膜層。
ト、メラミン樹脂、フェノール樹脂、アクリル系を含む
ビニル共重合体、繊維素系共重合体、ウレタン系共重合
体とこれを硬化する各種の硬化剤、硬化性官能基を有す
る組成物よりなる薄膜層、さらに有機置換されたケイ素
系化合物よりなる薄膜層および上記有機材料と酸化チタ
ン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム等の無機系微
粒子よりなる薄膜層。
テトラ−n−プロポキシド、アルミニウムエトキシド、
ジルコニウムテトラ−n−ブトキシドなどの金属アルコ
レート化合物、ジ−イソプロポキシチタニウムビスアセ
チルアセトネート、トリ−n−ブトキシドジルコニウム
モノエチルアセトアセテート等のキレート化合物、さら
に炭酸ジルコニールアンモニウム、あるいはジルコニウ
ムを主成分とする活性無機ポリマー等の液状被膜形成性
のある無機系材料、または上記無機系材料とアルキルシ
リケート類もしくはその加水分解物、さらにコロイド状
シリカゾルの混合物およびアクリル系を含むビニル系共
重合体、フッ素置換された各種ポリマー、芳香環を含ま
ないポリエステル系重合体、シリコーン系ポリマー等の
有機材料と上記材料との混合物よりなる薄膜層。
膜および、不均一な厚みのものであってもよい。その厚
みの範囲は100〜10000オングストロームの範囲
が特に好ましい。また不均一な厚みの場合は、不均一な
厚みの程度は美麗な虹彩模様を得るために凹部と凸部の
厚みの差が200〜2000オングストローム程度ある
ことが好ましい。必ずしもこの範囲に限定されるもので
はない。
ーティング、グラビアコーティング等の一般的な樹脂コ
ーティング法および印刷法およびスプレー法等により塗
布できる。
合物薄膜層を使用すると、加工方法は抵抗加熱法もしく
は高周波加熱蒸着、スパッタリング法、イオンプレーテ
ィング法等のいわゆる真空蒸着法および化学蒸着法、湿
式メッキ法等の既知の方法になる。この場合、金属化合
物薄膜層の厚み変化や図柄の多様性が難しいため、この
透明な樹脂薄膜層Bの代わりに金属化合物薄膜層を使用
した虹彩では、虹彩色の再現が難しくなり、図柄の多様
性が難しくなることがある。加えて、この透明な樹脂薄
膜層Bの代わりに金属化合物薄膜層を使用すると、透明
性が低下するため虹彩色の輝度が低下することもある。
らなるものに限定されるものではなく、半透明薄膜層C
と屈折率の差が0.05以上あれば、これらの限りでは
ない。 この樹脂薄膜層Bが、薄膜層Cとの屈折率の差
が0.05未満の場合には、虹彩模様が不鮮明となる傾
向を示す。本発明において、この樹脂薄膜層Bは必ずし
も単一物質からなるものである必要はなく、2種以上複
数の物質の混合物でもよい。さらに薄膜層Cの屈折率と
0.05以上の差があれば異なる物質の2層以上の積層
であってもよい。また、透明性に関しては、可視光線透
過率が通常は90%以上のものである。
(i)〜(m)によって例示されるものである。
着、スパッタリング法、イオンプレーティング法等のい
わゆる真空蒸着法および化学蒸着法、湿式メッキ法等の
既知の方法で、Al、Ni、Cu、Fe等の金属の単
独、または混合してコーティングして得られた薄膜。
鉛、酸化アンチモン、硫化亜鉛、フッ化マグネシウム、
フッ化カリウム、氷晶石等で例示される金属化合物の薄
膜層。
酸ビニル、ビニルアルコール等との共重合体あるいはポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレンのい
ずれかと塩化ビニル、スチレンとの共重合体等の熱可塑
性樹脂よりなる薄膜層、および上記有機材料に光、熱等
各種方法で分解されて生じたガスによる微細な気泡を有
する薄膜層。
ト、メラミン樹脂、フェノール樹脂、アクリル系を含む
ビニル共重合体、繊維素系共重合体、ウレタン系共重合
体とこれを硬化する各種の硬化剤、硬化性官能基を有す
る組成物よりなる薄膜層、さらに有機置換されたケイ素
系化合物よりなる薄膜層および上記有機材料と酸化チタ
ン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム等の無機系微
粒子よりなる薄膜層。
テトラ−n−プロポキシド、アルミニウムエトキシド、
ジルコニウムテトラ−n−ブトキシドなどの金属アルコ
レート化合物、ジ−イソプロポキシチタニウムビスアセ
チルアセトネート、トリ−n−ブトキシドジルコニウム
モノエチルアセトアセテート等のキレート化合物、さら
に炭酸ジルコニールアンモニウム、あるいはジルコニウ
ムを主成分とする活性無機ポリマー等の液状被膜形成性
のある無機系材料、または上記無機系材料とアルキルシ
リケート類もしくはその加水分解物、さらにコロイド状
シリカゾルの混合物およびアクリル系を含むビニル系共
重合体、フッ素置換された各種ポリマー、芳香環を含ま
ないポリエステル系重合体、シリコーン系ポリマー等の
有機材料と上記材料との混合物よりなる薄膜層。
Cは、抵抗加熱法もしくは高周波加熱蒸着法、スパッタ
リング法、イオンプレーティング法等いわゆる真空蒸着
法および化学蒸着法により、透明な樹脂薄膜層Bの上に
薄く蒸着させて積層する。
薄膜層Cは、ロールコーティング、グラビアコーティン
グ等の一般的な樹脂コーティング法および印刷法および
スプレー法等により透明な樹脂薄膜層Bの上に薄く塗布
し積層する。
光線透過率は、好ましくは20〜90%、更に好ましく
は30〜90%の未着色また着色半透明薄膜層である。
らなるものに限定されるものではなく、樹脂薄膜層Bと
屈折率の差が0.05以上あれば、これらの限りではな
い。この半透明薄膜層Cが、樹脂薄膜層Bと屈折率の差
が0.05未満の場合には虹彩模様が不鮮明となる傾向
がある。この半透明薄膜層Cは単一物質からなるもので
ある必要は必ずしもなく、2種以上複数の物質の混合物
でもよい。さらに樹脂薄膜層Bの屈折率と0.05以上
の差があれば異なる物質の2層以上の積層であってもよ
い。
の上に保護層を設けて耐水性等の向上をはかることがで
きる。また、このような虹彩模様を呈する積層体を他の
成形体と積層するために、接着層を設けることもでき
る。
光線透過率は好ましくは10〜70%、半透明薄膜層C
の可視光線透過率は好ましくは20〜90%であること
がよい。半透明金属薄膜層Aの可視光線透過率が10%
以下であると虹彩薄膜層全体の透過率は低下し、ガラス
貼りしたときガラスの外側が見え難くなり、ガラス貼り
用フイルムとして適用できないという欠点の出る場合が
ある。また、半透明薄膜層Cの可視光線透過率が20%
で以下であると虹彩薄膜層全体の透過率は低下し、ガラ
ス貼りしたときガラスの外側が見え難くなり、ガラス貼
り用フイルムとして適用できないという欠点の出る場合
がある。半透明金属薄膜層Aの可視光線透過率が70%
以上、半透明薄膜層Cの可視光線透過率が90%である
と、光線透過率が高すぎて美麗な虹彩模様が発現しない
傾向を示すことがある。
光線透過率が、好ましくは10〜70%、半透明薄膜層
Cの可視光線透過率は好ましくは20〜90%である
と、図1において半透明薄膜層C側から見ると、虹彩色
は多彩で美麗にみえる。一方図1において半透明金属薄
膜層A側から見ると、半透明金属薄膜層Aの金属光沢に
より虹彩色彩は薄く見える。さらに図1において、半透
明薄膜層C側に粘着層をもうけ自動車の窓の内側に当フ
ィルムを貼ると、車外よりは多彩で美麗な虹彩色彩がみ
え、ファショナブルな車の外観となる。車内(運転者)
より見ると、虹彩色彩は薄く見え運転上の妨げは少な
い。成形体の上に着色を施すと半透明金属薄膜層Aの金
属光沢は少なくなり、運転上の妨げはさらに少なくな
る。
る。
軸延伸ポリエチレンフタレートフィルム(屈折率1.6
5)の片面に、ポリエステル樹脂(屈折率1.65)の
10%濃度のメチルエチルケトン溶液を#3のバーコー
ターで塗布し120℃で乾燥して厚さ約0.5μの下引
き層を形成した。
×10-2パスカルの真空度中でアルミニュームを真空蒸
着した。付着したアルミニュームの厚みは200オング
ストロームで、得られた蒸着フィルムの可視光線透過率
は35%であった。このアルミニュームを積層したポリ
エチレンテレフタレートフィルムのアルミニューム薄膜
層の上にニトロセルロース(屈折率1.51)の10%
濃度のメチルエチルケトン溶液を#8のバーコーターを
約3cm周期で間欠的に動かすことにより、横パターン
状に不均一に塗布し、150℃の熱風循環式オーブン中
で30秒間乾燥した。
フィルムは、青味がかった横パターンの美しい透明な虹
彩模様を呈していた。しかし、このフィルムのニトロセ
ルロース塗工面上に透明な粘着テープを貼り付けると、
虹彩模様は消滅した。この虹彩模様はこの粘着テープを
はがすことにより元の状態の虹彩模様になった。
層側のニトロセルロース塗膜の上から、ベルジャー型蒸
着機中5×10-2パスカルの真空度中で、上記と同様に
アルミニュームを150オングストロームの厚み(可視
光線透過率50%)になるように真空蒸着した。得られ
た積層ポリエチレンテレフタレートフィルムの横パター
ンの虹彩模様は、一段と濃色で美麗となった。このフィ
ルムの蒸着面に透明な粘着テープを貼り付けた場合に
も、この美麗な虹彩模様は消滅することはなかった。 (実施例2)25μの厚みの可視光線透過率87%の二
軸延伸ポリエチレンフタレートフィルム(屈折率1.6
5)の片面に、ポリエステル樹脂(屈折率1.65)の
10%濃度のメチルエチルケトン溶液を#3のバーコー
ターで塗布し120℃で乾燥して厚さ約0.5μの下引
き層を形成した。
5×10-2パスカルの真空度中でアルミニュームを真空
蒸着した。付着したアルミニュームの厚みは150オン
グストロームで、得られた蒸着フィルムの可視光線透過
率は50%であった。
ンテレフタレートフィルムのアルミニューム薄膜層の上
にニトロセルロース(屈折率1.51)の10%濃度の
メチルエチルケトン溶液を、#8のバーコーターを約3
cm周期で間欠的に動かすことにより、横パターン状に
不均一に塗布し、150℃の熱風循環式オーブン中で3
0秒間乾燥した。得られた積層ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムは青味がかった横パターンの美しい透明な
虹彩模様を呈していた。しかし、このフィルムのニトロ
セルロース塗工面上に透明な粘着テープを貼り付けると
虹彩模様は消滅した。この虹彩模様はこの粘着テープを
はがすことにより元の状態の虹彩模様になった。
側のニトロセルロース塗膜の上からベルジャー型蒸着機
中5×10-2パスカルの真空度中で、硫化亜鉛を400
オングストロームの厚みになるように真空蒸着した。得
られた積層ポリエチレンテレフタレートフィルムの横パ
ターンの虹彩模様は一段と濃色で美麗となった。このフ
ィルムの蒸着面に透明な粘着テープを貼り付けた場合に
も、この美麗な虹彩模様は消滅することはなかった。 (実施例3)厚さ18μ、幅1mの二軸延伸ポリエチレ
ンテレフタレートフィルムの片面に、ポリエステル樹脂
(屈折率1.65)の10%濃度のメチルエチルケトン
溶液をグラビアコート法で塗布し、120℃で乾燥して
厚さ約0.5μの下引き層を形成した。
使用し、5×10-2パスカルの真空度中でアルミニュー
ムを真空蒸着した。付着したアルミニュームの厚みは1
50オングストロームで、得られた蒸着フィルムの可視
光線透過率は50%であった。このアルミニュームを積
層したポリエチレンテレフタレートフィルムのアルミニ
ューム薄膜層の上に、ニトロセルロース(屈折率1.5
1)95g、エポキシ樹脂(屈折率1.55)5.5g
のメチルエチルケトン10%溶液をグラビアコート法で
塗布し、150℃で30秒間乾燥し、200〜2000
オングストロームの凹凸膜を得た。得られた積層ポリエ
チレンテレフタレートフィルムは青から赤までの各色の
色彩がある美しい透明な虹彩模様を呈していた。
トロセルロースエポキシ塗膜の上から下記塗料Aをグラ
ビアコート法で塗布し、400オングストロームの薄膜
を得ると、さらに高輝度の透明で美麗な虹彩模様を呈す
る積層体となった。
下でテトラ−n−ブチルチタネート32.2g、メタノ
ール分散コロイド状シリカ10g、シリコーン系界面活
性剤0.11gを添加し混合し調整した。
は、その美しい外観特性を生かして、主として自動車等
車両等のガラス貼り用フィルムに用いる他、糸、包装材
料、壁紙、ポスター、ラベル、女性の衣料やベルトおよ
び釣竿、ボタン、イヤリング、ペンダント等に使われ
る。また、本発明では更に次の(n)〜(p)の効果を
奏する。
することにより、任意の図柄の虹彩模様を有する虹彩模
様を呈する積層体を大量生産できる。
B、半透明薄膜層Cに、染料、顔料を混入することによ
り着色と虹彩の織りなす多彩で美麗な虹彩模様を呈する
積層体を得ることができる。
B、半透明薄膜層Cに微小気泡を混入することにより、
光散乱と虹彩の織りなす多彩で美麗な虹彩模様を呈する
積層体を得ることができる。
施例を示す拡大断面図であり、各薄膜層の積層順が、A
/B/Cの順の虹彩薄膜層である。
施例を示す拡大断面図であり、各薄膜層の積層順が、C
/B/Aの順の虹彩薄膜層である。
Claims (8)
- 【請求項1】 透明な成形体の上に、虹彩薄膜層を設け
てなる積層体において、該虹彩薄膜層が、半透明金属薄
膜層A、透明な樹脂薄膜層B、および半透明薄膜層Cの
3層からなることを特徴とする虹彩模様を呈する積層
体。 - 【請求項2】 前記虹彩薄膜層が、半透明金属薄膜層
A、透明な樹脂薄膜層B、および半透明薄膜層Cの順に
積層構成されていることを特徴とする請求項1記載の虹
彩模様を呈する積層体。 - 【請求項3】 前記半透明金属薄膜層Aの可視光線透過
率が10〜70%であることを特徴とする請求項1また
は2記載の虹彩模様を呈する積層体。 - 【請求項4】 前記半透明薄膜層Cの可視光線透過率が
20〜90%であることを特徴とする請求項1、2また
は3記載の虹彩模様を呈する積層体。 - 【請求項5】 前記透明な成形体と前記虹彩薄膜層との
間に、更に下引き層をも設けたことを特徴とする請求項
1記載の虹彩模様を呈する積層体。 - 【請求項6】 前記樹脂薄膜層Bと前記半透明薄膜層C
と屈折率の差が0.05以上であることを特徴とする請
求項1〜5記載の虹彩模様を呈する積層体。 - 【請求項7】 透明な成形体の上に、虹彩薄膜層を設け
てなる積層体であって、該虹彩薄膜層が、半透明金属薄
膜層A、透明な樹脂薄膜層B、および半透明薄膜層Cの
3層からなることを特徴とする虹彩模様を呈するガラス
貼り用フイルム。 - 【請求項8】 車両に用いる請求項7記載の虹彩模様を
呈するガラス貼り用フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7150869A JPH08318609A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 虹彩模様を呈する積層体およびガラス貼り用フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7150869A JPH08318609A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 虹彩模様を呈する積層体およびガラス貼り用フイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08318609A true JPH08318609A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=15506163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7150869A Pending JPH08318609A (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 虹彩模様を呈する積層体およびガラス貼り用フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08318609A (ja) |
-
1995
- 1995-05-25 JP JP7150869A patent/JPH08318609A/ja active Pending
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