JPH08319664A - エキスパンションジョイント - Google Patents
エキスパンションジョイントInfo
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- JPH08319664A JPH08319664A JP14690195A JP14690195A JPH08319664A JP H08319664 A JPH08319664 A JP H08319664A JP 14690195 A JP14690195 A JP 14690195A JP 14690195 A JP14690195 A JP 14690195A JP H08319664 A JPH08319664 A JP H08319664A
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- structural body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 隣接する構造躯体10,20の接続部分にお
ける大きな変位及び全方位への変位に対応可能なエキス
パンションジョイント30を提供する。 【構成】 第一の構造躯体10と第二の構造躯体20の
通路接続部に設けられるエキスパンションジョイント3
0が、第一の構造躯体10における通路壁11の端部に
第一のヒンジ32を介して取り付けられた中空壁31
と、第二の構造躯体20における通路壁21の端部に第
二のヒンジ34を介して取り付けられた収納壁33とを
備え、収納壁33は、中空壁31の中空部内に第二のヒ
ンジ34と反対側の端部33aから所要長さだけ摺動自
在に挿入され、通路壁11の端部は、第二の構造躯体2
0と対向する第一の構造躯体10の外端面14から中空
壁31と第一のヒンジ32の設置長さL1 だけ後退した
位置にあり、これによって、エキスパンションジョイン
ト30の設置長さが大きく取られている。
ける大きな変位及び全方位への変位に対応可能なエキス
パンションジョイント30を提供する。 【構成】 第一の構造躯体10と第二の構造躯体20の
通路接続部に設けられるエキスパンションジョイント3
0が、第一の構造躯体10における通路壁11の端部に
第一のヒンジ32を介して取り付けられた中空壁31
と、第二の構造躯体20における通路壁21の端部に第
二のヒンジ34を介して取り付けられた収納壁33とを
備え、収納壁33は、中空壁31の中空部内に第二のヒ
ンジ34と反対側の端部33aから所要長さだけ摺動自
在に挿入され、通路壁11の端部は、第二の構造躯体2
0と対向する第一の構造躯体10の外端面14から中空
壁31と第一のヒンジ32の設置長さL1 だけ後退した
位置にあり、これによって、エキスパンションジョイン
ト30の設置長さが大きく取られている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば駅舎、空港ある
いは桟橋等の建築物の通路のように、互いに隣接する異
なる構造躯体に跨がって形成された通路において、両構
造躯体の通路接続部分に設けられるエキスパンションジ
ョイントの構造に関する。
いは桟橋等の建築物の通路のように、互いに隣接する異
なる構造躯体に跨がって形成された通路において、両構
造躯体の通路接続部分に設けられるエキスパンションジ
ョイントの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】エキスパンションジョイントは、互いに
隣接する異なる構造躯体に跨がって形成された互いの接
続部分に、仕上げと防水を兼ねて設けられ、前記構造躯
体の熱膨張・収縮や地震等による前記接続部分での変位
を吸収するために設けられる壁構造であり、前記接続部
分を介して互いに連通する双方の構造躯体は、地震等で
予想される構造躯体の変位(変形)量を考慮して、これ
に相当する距離だけ離間して構築される。従来、この種
のエキスパンションジョイントは、前記変位の吸収のた
めに、双方の構造躯体の互いの対向方向(延長方向)に
対して伸縮可能な摺動構造となっている。
隣接する異なる構造躯体に跨がって形成された互いの接
続部分に、仕上げと防水を兼ねて設けられ、前記構造躯
体の熱膨張・収縮や地震等による前記接続部分での変位
を吸収するために設けられる壁構造であり、前記接続部
分を介して互いに連通する双方の構造躯体は、地震等で
予想される構造躯体の変位(変形)量を考慮して、これ
に相当する距離だけ離間して構築される。従来、この種
のエキスパンションジョイントは、前記変位の吸収のた
めに、双方の構造躯体の互いの対向方向(延長方向)に
対して伸縮可能な摺動構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のエキス
パンションジョイントによれば、巨大地震による構造躯
体の大きな変形・変位に対しては対応が困難であり、特
に、構造躯体の互いの対向方向の変位には伸縮によって
有効に対応できても、前記対向方向とは交差する方向へ
の変位に対しては極めて脆弱であり、破壊されてしまう
恐れがあった。したがって本発明が解決しようとする主
な技術的課題は、隣接する構造躯体の接続部分における
大きな変位及び全方位への変位に対応可能なエキスパン
ションジョイントを提供することにある。
パンションジョイントによれば、巨大地震による構造躯
体の大きな変形・変位に対しては対応が困難であり、特
に、構造躯体の互いの対向方向の変位には伸縮によって
有効に対応できても、前記対向方向とは交差する方向へ
の変位に対しては極めて脆弱であり、破壊されてしまう
恐れがあった。したがって本発明が解決しようとする主
な技術的課題は、隣接する構造躯体の接続部分における
大きな変位及び全方位への変位に対応可能なエキスパン
ションジョイントを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係るエキスパンションジョイントは、第一の構
造躯体の壁体の端部に第一のヒンジを介して旋回自在に
取り付けられると共に内部に前記第一のヒンジと反対側
の端部へ開放された中空部を有する中空壁と、前記第一
の構造躯体の壁体の端部と対向する第二の構造躯体の壁
体の端部に第二のヒンジを介して旋回自在に取り付けら
れ前記中空壁の中空部内に所要長さだけ摺動自在に挿入
された収納壁とを備えるものであり、一層好ましくは、
前記第一の構造躯体の壁体の端部及び前記第二の構造躯
体の壁体の端部のうちの一方又は双方が、互いに対向す
る第一及び第二の構造躯体の躯体外端面から後退した位
置にあり、また、前記第一の構造躯体の壁体が立ち上が
った床体及び前記第二の構造躯体の壁体が立ち上がった
床体の端部にそれぞれ中空壁と第一のヒンジの設置長さ
又は収納壁と第二のヒンジの設置長さだけ延在されると
共に互いに摺動自在に重合された摺動床を備え、前記中
空壁はこの摺動床より上側に位置して取り付けられる。
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係るエキスパンションジョイントは、第一の構
造躯体の壁体の端部に第一のヒンジを介して旋回自在に
取り付けられると共に内部に前記第一のヒンジと反対側
の端部へ開放された中空部を有する中空壁と、前記第一
の構造躯体の壁体の端部と対向する第二の構造躯体の壁
体の端部に第二のヒンジを介して旋回自在に取り付けら
れ前記中空壁の中空部内に所要長さだけ摺動自在に挿入
された収納壁とを備えるものであり、一層好ましくは、
前記第一の構造躯体の壁体の端部及び前記第二の構造躯
体の壁体の端部のうちの一方又は双方が、互いに対向す
る第一及び第二の構造躯体の躯体外端面から後退した位
置にあり、また、前記第一の構造躯体の壁体が立ち上が
った床体及び前記第二の構造躯体の壁体が立ち上がった
床体の端部にそれぞれ中空壁と第一のヒンジの設置長さ
又は収納壁と第二のヒンジの設置長さだけ延在されると
共に互いに摺動自在に重合された摺動床を備え、前記中
空壁はこの摺動床より上側に位置して取り付けられる。
【0005】
【作用】本発明のエキスパンションジョイントによれ
ば、第一の構造躯体と第二の構造躯体が、その互いの対
向方向に近接又は離間するように相対変位した場合は、
第一の構造躯体側に取り付けられた中空壁に対して、そ
の中空部に挿入され第二の構造躯体側に取り付けられた
収納壁が、相対的に挿入又は抜き出し方向への摺動によ
る伸縮動作を行うことによって、双方の構造躯体間の連
通状態を維持する。第一の構造躯体と第二の構造躯体
が、互いの対向方向と交差する方向に相対変位した場合
は、前記中空壁と収納壁が、それぞれ第一及び第二のヒ
ンジを中心とする旋回動作と、相対的に挿入又は抜き出
し方向への摺動による伸縮動作を行うことによって、前
記連通状態を維持する。
ば、第一の構造躯体と第二の構造躯体が、その互いの対
向方向に近接又は離間するように相対変位した場合は、
第一の構造躯体側に取り付けられた中空壁に対して、そ
の中空部に挿入され第二の構造躯体側に取り付けられた
収納壁が、相対的に挿入又は抜き出し方向への摺動によ
る伸縮動作を行うことによって、双方の構造躯体間の連
通状態を維持する。第一の構造躯体と第二の構造躯体
が、互いの対向方向と交差する方向に相対変位した場合
は、前記中空壁と収納壁が、それぞれ第一及び第二のヒ
ンジを中心とする旋回動作と、相対的に挿入又は抜き出
し方向への摺動による伸縮動作を行うことによって、前
記連通状態を維持する。
【0006】この場合、第一の構造躯体の壁体の端部及
び前記第二の構造躯体の壁体の端部のうちの一方又は双
方を、互いに対向する第一及び第二の構造躯体の外端面
から後退した位置に形成することによって、双方の壁体
の端部間の距離が長くなるので、中空壁と収納壁の摺動
長さを長く設定することができる。このため、第一及び
第二の構造躯体間の大きな相対変位にも対応可能とな
る。
び前記第二の構造躯体の壁体の端部のうちの一方又は双
方を、互いに対向する第一及び第二の構造躯体の外端面
から後退した位置に形成することによって、双方の壁体
の端部間の距離が長くなるので、中空壁と収納壁の摺動
長さを長く設定することができる。このため、第一及び
第二の構造躯体間の大きな相対変位にも対応可能とな
る。
【0007】第一及び第二の構造躯体の通路床の端部か
らそれぞれ延在されて互いに重合された摺動床は、第一
の構造躯体と第二の構造躯体の相対変位に伴って互いに
摺動し、双方の通路床の端部間の連通状態を維持する。
また、中空壁は、この摺動床の上面よりも上側に位置し
て取り付けられているので、前記摺動床は、中空壁と収
納壁の旋回動作を妨げない。
らそれぞれ延在されて互いに重合された摺動床は、第一
の構造躯体と第二の構造躯体の相対変位に伴って互いに
摺動し、双方の通路床の端部間の連通状態を維持する。
また、中空壁は、この摺動床の上面よりも上側に位置し
て取り付けられているので、前記摺動床は、中空壁と収
納壁の旋回動作を妨げない。
【0008】
【実施例】図1及び図2は、本発明に係るエキスパンシ
ョンジョイント30の好適な一実施例を示すものであ
り、図3は、この実施例によるエキスパンションジョイ
ント30の取付状態を示すものである。すなわち、図3
における参照符号10は第一の構造躯体、20はこの第
一の構造躯体10に隣接して構築された第二の構造躯体
であって、第一の構造躯体10に設けられた壁体である
一対の通路壁11,11の端部と、その延長方向に対向
して第二の構造躯体20に設けられた壁体としての一対
の通路壁21,21の端部との間は、エキスパンション
ジョイント30を介して互いに変位自在に連続してい
る。
ョンジョイント30の好適な一実施例を示すものであ
り、図3は、この実施例によるエキスパンションジョイ
ント30の取付状態を示すものである。すなわち、図3
における参照符号10は第一の構造躯体、20はこの第
一の構造躯体10に隣接して構築された第二の構造躯体
であって、第一の構造躯体10に設けられた壁体である
一対の通路壁11,11の端部と、その延長方向に対向
して第二の構造躯体20に設けられた壁体としての一対
の通路壁21,21の端部との間は、エキスパンション
ジョイント30を介して互いに変位自在に連続してい
る。
【0009】エキスパンションジョイント30は、第一
の構造躯体10における各通路壁11の端部に第一のヒ
ンジ32を介して片持ち状に取り付けられた中空壁31
と、第二の構造躯体20における各通路壁21の端部に
第二のヒンジ34を介して片持ち状に取り付けられた収
納壁33とを備える。図1及び図2にも示すように、中
空壁31は、第一のヒンジ32における垂直な連結軸3
2aを中心に所定の角度範囲で旋回可能であって、内部
に第一のヒンジ32と反対側の端部31aへ開放された
中空部31bが形成されており、収納壁33は、第二の
ヒンジ34における垂直な連結軸34aを中心に所定の
角度範囲で旋回可能であって、前記中空壁31の中空部
31b内に第二のヒンジ34と反対側の端部33aから
所要長さだけ摺動自在に挿入されている。
の構造躯体10における各通路壁11の端部に第一のヒ
ンジ32を介して片持ち状に取り付けられた中空壁31
と、第二の構造躯体20における各通路壁21の端部に
第二のヒンジ34を介して片持ち状に取り付けられた収
納壁33とを備える。図1及び図2にも示すように、中
空壁31は、第一のヒンジ32における垂直な連結軸3
2aを中心に所定の角度範囲で旋回可能であって、内部
に第一のヒンジ32と反対側の端部31aへ開放された
中空部31bが形成されており、収納壁33は、第二の
ヒンジ34における垂直な連結軸34aを中心に所定の
角度範囲で旋回可能であって、前記中空壁31の中空部
31b内に第二のヒンジ34と反対側の端部33aから
所要長さだけ摺動自在に挿入されている。
【0010】第一の構造躯体10における通路壁11の
端部は、第二の構造躯体20と対向する外端面14から
中空壁31と第一のヒンジ32の設置長さL1 だけ後退
した位置にあり、これによって、通路壁11,21の端
部間の距離、言い換えればエキスパンションジョイント
30の設置長さが大きく取られている。第一の構造躯体
10における通路壁11が立ち上がる通路床12の端部
には、前記通路壁11の端部位置から前記長さL1 だけ
延びる第一の摺動床13が形成されている。一方、第二
の構造躯体20における通路壁21が立ち上がる通路床
22の第一の構造躯体10側の端部には、通路壁21の
端部位置から収納壁33と第二のヒンジ34の設置長さ
L2 だけ延びる第二の摺動床23が固定されており、こ
の第二の摺動床23は第一の摺動床13の上に摺動自在
に重合されている。また、中空壁31はその下端が第二
の摺動床23と干渉することがないように、第二の摺動
床23の上面より上側となる位置に取り付けられてい
る。
端部は、第二の構造躯体20と対向する外端面14から
中空壁31と第一のヒンジ32の設置長さL1 だけ後退
した位置にあり、これによって、通路壁11,21の端
部間の距離、言い換えればエキスパンションジョイント
30の設置長さが大きく取られている。第一の構造躯体
10における通路壁11が立ち上がる通路床12の端部
には、前記通路壁11の端部位置から前記長さL1 だけ
延びる第一の摺動床13が形成されている。一方、第二
の構造躯体20における通路壁21が立ち上がる通路床
22の第一の構造躯体10側の端部には、通路壁21の
端部位置から収納壁33と第二のヒンジ34の設置長さ
L2 だけ延びる第二の摺動床23が固定されており、こ
の第二の摺動床23は第一の摺動床13の上に摺動自在
に重合されている。また、中空壁31はその下端が第二
の摺動床23と干渉することがないように、第二の摺動
床23の上面より上側となる位置に取り付けられてい
る。
【0011】第一の構造躯体10と第二の構造躯体20
は、地震等によるX方向に対する相対的な最大変位量を
想定して適当な距離L3 だけ離間して構築され、図2に
示すように、中空壁31と収納壁33は、収縮壁33が
中空壁31の中空部31aに長さL3 の空間を残す長さ
L4 (≒L3 )を挿入された状態で取り付けられる。し
たがって、中空壁31と収納壁33は、第一の構造躯体
10と第二の構造躯体20の相対変位に伴って、図示の
平常位置から長さL3 の範囲内で収縮可能であると共
に、長さL4 の範囲内で伸長可能である。また、通路壁
11ひいては中空壁31と、第一の構造躯体10の室壁
15との間は、地震等によるY方向の相対的な最大変位
量を想定して適当な距離L5 だけ離間して設けられる。
は、地震等によるX方向に対する相対的な最大変位量を
想定して適当な距離L3 だけ離間して構築され、図2に
示すように、中空壁31と収納壁33は、収縮壁33が
中空壁31の中空部31aに長さL3 の空間を残す長さ
L4 (≒L3 )を挿入された状態で取り付けられる。し
たがって、中空壁31と収納壁33は、第一の構造躯体
10と第二の構造躯体20の相対変位に伴って、図示の
平常位置から長さL3 の範囲内で収縮可能であると共
に、長さL4 の範囲内で伸長可能である。また、通路壁
11ひいては中空壁31と、第一の構造躯体10の室壁
15との間は、地震等によるY方向の相対的な最大変位
量を想定して適当な距離L5 だけ離間して設けられる。
【0012】図4は、図3に示す平常状態から、地震等
の発生によって第一の構造躯体10と第二の構造躯体2
0が互いに近接するようにX方向へ相対変位すると共に
Y方向へも相対変位した場合を示すものである。この場
合、エキスパンションジョイント30は、通路壁11,
21の端部間の距離変化に応じて中空壁31と収縮壁3
3が適当な相対伸縮動作を伴いながら第一及び第二のヒ
ンジ32,34を介して同一方向へ旋回変位し、第一の
構造躯体10における通路壁11,11の端部と第二の
構造躯体20における通路壁21,21の端部との間で
通路の連通状態を維持する。
の発生によって第一の構造躯体10と第二の構造躯体2
0が互いに近接するようにX方向へ相対変位すると共に
Y方向へも相対変位した場合を示すものである。この場
合、エキスパンションジョイント30は、通路壁11,
21の端部間の距離変化に応じて中空壁31と収縮壁3
3が適当な相対伸縮動作を伴いながら第一及び第二のヒ
ンジ32,34を介して同一方向へ旋回変位し、第一の
構造躯体10における通路壁11,11の端部と第二の
構造躯体20における通路壁21,21の端部との間で
通路の連通状態を維持する。
【0013】図5は、第一の構造躯体10と第二の構造
躯体20がY方向にのみ相対変位した場合を示すもので
ある。この場合、通路壁11,21の端部間の距離は図
3の平常時に比較して大きくなるため、中空壁31と収
縮壁33は、収納壁33が相対的に中空壁31の中空部
31aから引き出される伸長動作を伴いながら第一及び
第二のヒンジ32,34を介して同一方向へ旋回変位
し、通路壁11,21間での通路の連通状態を維持す
る。
躯体20がY方向にのみ相対変位した場合を示すもので
ある。この場合、通路壁11,21の端部間の距離は図
3の平常時に比較して大きくなるため、中空壁31と収
縮壁33は、収納壁33が相対的に中空壁31の中空部
31aから引き出される伸長動作を伴いながら第一及び
第二のヒンジ32,34を介して同一方向へ旋回変位
し、通路壁11,21間での通路の連通状態を維持す
る。
【0014】図6は、第一の構造躯体10と第二の構造
躯体20が旋回方向へ相対変位した場合を示すものであ
る。この場合、通路壁11,21の端部間の距離は左右
で互いに異なるように変化するため、中空壁31と収縮
壁33の互いの伸縮量が左右で異なるものとなり、かつ
第一及び第二のヒンジ32,34を介しての旋回角度も
左右で互いに異なるように変位して、通路壁11,21
間での通路の連通状態を維持する。
躯体20が旋回方向へ相対変位した場合を示すものであ
る。この場合、通路壁11,21の端部間の距離は左右
で互いに異なるように変化するため、中空壁31と収縮
壁33の互いの伸縮量が左右で異なるものとなり、かつ
第一及び第二のヒンジ32,34を介しての旋回角度も
左右で互いに異なるように変位して、通路壁11,21
間での通路の連通状態を維持する。
【0015】また、上述のような第一の構造躯体10と
第二の構造躯体20の相対変位に伴って、第一の摺動床
13と、その上に重合された第二の摺動床23が互いに
摺動し、第一の構造躯体10側の通路床12と第二の構
造躯体20側の通路床22との連続状態を維持する。
第二の構造躯体20の相対変位に伴って、第一の摺動床
13と、その上に重合された第二の摺動床23が互いに
摺動し、第一の構造躯体10側の通路床12と第二の構
造躯体20側の通路床22との連続状態を維持する。
【0016】なお、本発明は、図示の一実施例によって
限定的に解釈されるものではない。例えば、図示の実施
例では第一の構造躯体10側の通路壁11の端部を躯体
外端面14から後退させた形状としたが、第一及び第二
の構造躯体10,20を図示と対称の形状、すなわち第
二の構造躯体20側の通路壁21の端部を第一の構造躯
体10と対向する躯体外端面24から後退させた形状と
する(この場合は第一及び第二の摺動床13,23の位
置関係も逆になる)か、あるいは双方の通路壁11,1
2を、互いに対向する躯体外端面から後退させることに
よっても、エキスパンションジョイント30を長く設定
し、上述と同様の作用・効果を実現することができる。
限定的に解釈されるものではない。例えば、図示の実施
例では第一の構造躯体10側の通路壁11の端部を躯体
外端面14から後退させた形状としたが、第一及び第二
の構造躯体10,20を図示と対称の形状、すなわち第
二の構造躯体20側の通路壁21の端部を第一の構造躯
体10と対向する躯体外端面24から後退させた形状と
する(この場合は第一及び第二の摺動床13,23の位
置関係も逆になる)か、あるいは双方の通路壁11,1
2を、互いに対向する躯体外端面から後退させることに
よっても、エキスパンションジョイント30を長く設定
し、上述と同様の作用・効果を実現することができる。
【0017】また、例えば中空壁31における中空部3
1bを上下に貫通した形状とするか、収納壁33に上下
に所定の隙間を持たせた状態で前記中空部31bに挿入
することによって、地盤の不同沈下等による第一の構造
躯体10と第二の構造躯体20の垂直方向への相対変位
にも、所定範囲内で対応可能となる。
1bを上下に貫通した形状とするか、収納壁33に上下
に所定の隙間を持たせた状態で前記中空部31bに挿入
することによって、地盤の不同沈下等による第一の構造
躯体10と第二の構造躯体20の垂直方向への相対変位
にも、所定範囲内で対応可能となる。
【0018】また、上述の実施例においては、通路接続
部分に設けるエキスパンションジョイントについて説明
したが、本発明は、互いに隣接した異なる構造躯体間の
接続部分における種々のエキスパンションジョイントに
適用可能である。
部分に設けるエキスパンションジョイントについて説明
したが、本発明は、互いに隣接した異なる構造躯体間の
接続部分における種々のエキスパンションジョイントに
適用可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明のエキスパンションジョイントに
よれば、ヒンジによる旋回方向の自由度と、中空壁と収
納壁との摺動による伸縮方向の自由度を有するため、隣
接する構造躯体間の接続部分における全方位への大きな
相対変位が発生した場合にも、破損することなく前記構
造躯体間の接続状態を維持することができる。
よれば、ヒンジによる旋回方向の自由度と、中空壁と収
納壁との摺動による伸縮方向の自由度を有するため、隣
接する構造躯体間の接続部分における全方位への大きな
相対変位が発生した場合にも、破損することなく前記構
造躯体間の接続状態を維持することができる。
【図1】本発明に係るエキスパンションジョイントの一
実施例を示す中空壁と収納壁の分離斜視図である。
実施例を示す中空壁と収納壁の分離斜視図である。
【図2】上記実施例のエキスパンションジョイントを示
す断面図である。
す断面図である。
【図3】上記実施例のエキスパンションジョイントを取
り付けた構造躯体の平常状態を示す説明図である。
り付けた構造躯体の平常状態を示す説明図である。
【図4】上記実施例のエキスパンションジョイントを取
り付けた構造躯体の相対変位状態の一例を示す説明図で
ある。
り付けた構造躯体の相対変位状態の一例を示す説明図で
ある。
【図5】上記実施例のエキスパンションジョイントを取
り付けた構造躯体の相対変位状態の他の例を示す説明図
である。
り付けた構造躯体の相対変位状態の他の例を示す説明図
である。
【図6】上記実施例のエキスパンションジョイントを取
り付けた構造躯体の相対変位状態の他の例を示す説明図
である。
り付けた構造躯体の相対変位状態の他の例を示す説明図
である。
10 第一の構造躯体 11,21 通路壁(壁体) 12,22 通路床(床体) 13 第一の摺動床 14 外端面 20 第二の構造躯体 23 第二の摺動床 30 エキスパンションジョイント 31 中空壁 31a 中空部 32 第一のヒンジ 33 収納壁 34 第二のヒンジ
Claims (3)
- 【請求項1】 第一の構造躯体の壁体の端部に第一のヒ
ンジを介して旋回自在に取り付けられると共に内部に前
記第一のヒンジと反対側の端部へ開放された中空部を有
する中空壁と、 前記第一の構造躯体の壁体の端部と対向する他方の構造
躯体の壁体の端部に第二のヒンジを介して旋回自在に取
り付けられ前記中空壁の中空部内に所要長さ摺動自在に
挿入された収納壁と、を備えることを特徴とするエキス
パンションジョイント。 - 【請求項2】 請求項1の記載において、 第一の構造躯体の壁体の端部及び第二の構造躯体の壁体
の端部のうちの一方又は双方が、互いに対向する第一及
び第二の構造躯体の躯体外端面から後退した位置にある
ことを特徴とするエキスパンションジョイント。 - 【請求項3】 請求項1の記載において、 第一の構造躯体の壁体が立ち上がった床体及び第二の構
造躯体の壁体が立ち上がった床体の端部にそれぞれ中空
壁と第一のヒンジの設置長さ又は収納壁と第二のヒンジ
の設置長さだけ延在されると共に互いに摺動自在に重合
された摺動床を備え、 中空壁はこの摺動床より上側に位置して取り付けられた
ことを特徴とするエキスパンションジョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14690195A JPH08319664A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | エキスパンションジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14690195A JPH08319664A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | エキスパンションジョイント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08319664A true JPH08319664A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=15418136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14690195A Pending JPH08319664A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | エキスパンションジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08319664A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002155582A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-05-31 | Oobaru:Kk | 隣接建物間の廊下用手摺りの連結構造 |
| JP2002173987A (ja) * | 2000-12-06 | 2002-06-21 | Nippon Alum Co Ltd | 伸縮渡り通路 |
| JP2007297899A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-11-15 | Dooei Gaiso Kk | 渡り通路の目地装置 |
| CN114703755A (zh) * | 2022-04-08 | 2022-07-05 | 上海建工集团股份有限公司 | 连续梁桥悬臂端互通临时通道系统及方法 |
| JP2025035261A (ja) * | 2023-09-01 | 2025-03-13 | ドーエイ外装有限会社 | 目地カバー装置 |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP14690195A patent/JPH08319664A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002155582A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-05-31 | Oobaru:Kk | 隣接建物間の廊下用手摺りの連結構造 |
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| JP2007297899A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-11-15 | Dooei Gaiso Kk | 渡り通路の目地装置 |
| CN114703755A (zh) * | 2022-04-08 | 2022-07-05 | 上海建工集团股份有限公司 | 连续梁桥悬臂端互通临时通道系统及方法 |
| CN114703755B (zh) * | 2022-04-08 | 2023-10-24 | 上海建工集团股份有限公司 | 连续梁桥悬臂端互通临时通道系统及方法 |
| JP2025035261A (ja) * | 2023-09-01 | 2025-03-13 | ドーエイ外装有限会社 | 目地カバー装置 |
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|---|---|---|---|
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Effective date: 20040107 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |