JPH08319721A - Pc鋼棒の緊張装置 - Google Patents
Pc鋼棒の緊張装置Info
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- JPH08319721A JPH08319721A JP14691895A JP14691895A JPH08319721A JP H08319721 A JPH08319721 A JP H08319721A JP 14691895 A JP14691895 A JP 14691895A JP 14691895 A JP14691895 A JP 14691895A JP H08319721 A JPH08319721 A JP H08319721A
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 42
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トルクレンチを用い、その回転反力を容易,
確実に受け止めてPC鋼棒を緊張する装置の提供。 【構成】 コンクリート構造物1の外面に形成された横
断面が非円形の凹部2内に、反力受け部材8の反力受け
枠9が非回転的に嵌着される。反力受け枠9と一体の反
力受け支持板10に動力伝達歯車機構12の歯車ケース
13を載置し、その出力歯車23に設けた回転出力角軸
14と、非円形凹部2に位置するPC鋼棒6のねじ部6
aに螺合した定着ナット7とを、両端に係合角穴15を
有する継手部材16を介して連結する。トルクレンチ1
8を歯車ケース13の上面に載置し、その回転駆動角軸
19を入力歯車24の角孔17に嵌着し、トルクレンチ
18に設けた回転係止板20を反力受け支持板10から
起立する反力受け起立板11に係合配置する。
確実に受け止めてPC鋼棒を緊張する装置の提供。 【構成】 コンクリート構造物1の外面に形成された横
断面が非円形の凹部2内に、反力受け部材8の反力受け
枠9が非回転的に嵌着される。反力受け枠9と一体の反
力受け支持板10に動力伝達歯車機構12の歯車ケース
13を載置し、その出力歯車23に設けた回転出力角軸
14と、非円形凹部2に位置するPC鋼棒6のねじ部6
aに螺合した定着ナット7とを、両端に係合角穴15を
有する継手部材16を介して連結する。トルクレンチ1
8を歯車ケース13の上面に載置し、その回転駆動角軸
19を入力歯車24の角孔17に嵌着し、トルクレンチ
18に設けた回転係止板20を反力受け支持板10から
起立する反力受け起立板11に係合配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPC鋼棒の緊張装置に係
り、例えば2m程度の比較的短いPC鋼棒によりポスト
テンション方式で、コンクリートにプレストレスを導入
する各種コンクリート構造物において、例えばPCせん
断補強(つまり、鉛直プレストレス)のため、リニア軌
道用側壁(支承部)等に配置されるPC鋼棒の緊張装置
に関するものである。
り、例えば2m程度の比較的短いPC鋼棒によりポスト
テンション方式で、コンクリートにプレストレスを導入
する各種コンクリート構造物において、例えばPCせん
断補強(つまり、鉛直プレストレス)のため、リニア軌
道用側壁(支承部)等に配置されるPC鋼棒の緊張装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポストテンション方式で、コンクリート
構造物1にプレストレスを導入する場合、従来は、図2
1に示されるようにセンターホールジャッキ25、テン
ションロッド26、反力受け台27を用いてPC鋼棒6
を緊張している。さらに詳しくは、前記コンクリート構
造物1には、コンクリート打設時に滑性に富む筒状の鞘
部材28と、鞘部材28に挿入されたPC鋼棒6とが一
体に埋設される。PC鋼棒6の外端は、前記コンクリー
ト構造物1の外面に形成された外方が拡径した横断面が
非円形の凹部(例えば角錐形状の凹部)2の底面部3
と、この底面部3に配置されているアンカープレート4
の孔5を通して当該非円形凹部2内に突出している。
構造物1にプレストレスを導入する場合、従来は、図2
1に示されるようにセンターホールジャッキ25、テン
ションロッド26、反力受け台27を用いてPC鋼棒6
を緊張している。さらに詳しくは、前記コンクリート構
造物1には、コンクリート打設時に滑性に富む筒状の鞘
部材28と、鞘部材28に挿入されたPC鋼棒6とが一
体に埋設される。PC鋼棒6の外端は、前記コンクリー
ト構造物1の外面に形成された外方が拡径した横断面が
非円形の凹部(例えば角錐形状の凹部)2の底面部3
と、この底面部3に配置されているアンカープレート4
の孔5を通して当該非円形凹部2内に突出している。
【0003】そして、コンクリート構造物1のコンクリ
ートが硬化した後、前記アンカープレート4から突出し
たPC鋼棒6の外端ねじ部6aに定着ナット7を螺合し
て締め付けることにより、アンカープレート4に反力を
とってPC鋼棒6を緊張固定するものである。
ートが硬化した後、前記アンカープレート4から突出し
たPC鋼棒6の外端ねじ部6aに定着ナット7を螺合し
て締め付けることにより、アンカープレート4に反力を
とってPC鋼棒6を緊張固定するものである。
【0004】前記ナット7で締め付ける際、前もって前
記のセンターホールジャッキ25と反力受け台27を用
いてPC鋼棒6には緊張が付与される。つまり、反力受
け台27の支持脚30の先端がアンカープレート4の外
面に当てがわれ、センターホールジャッキ25のシリン
ダ31の先端面が反力受け台27の支持板32に当接さ
れる。
記のセンターホールジャッキ25と反力受け台27を用
いてPC鋼棒6には緊張が付与される。つまり、反力受
け台27の支持脚30の先端がアンカープレート4の外
面に当てがわれ、センターホールジャッキ25のシリン
ダ31の先端面が反力受け台27の支持板32に当接さ
れる。
【0005】センターホールジャッキ25の中心部を挿
通して配設されるテンションロッド26は、支持板32
の孔33を挿通し、その先端はカップラー34を介して
PC鋼棒6に連結される。カップラー34はその両端に
ねじ孔35を有し、このねじ孔35にカップラー両端か
らPC鋼棒6のねじ部6aとテンションロッド26のね
じ部26aを螺合することにより、PC鋼棒6とテンシ
ョンロッド26が連結される。またテンションロッド2
6の外端ねじ部26bにナット36を螺合することによ
り、このテンションロッド26はセンターホールジャッ
キ25のピストン37に結合されている。38は支承部
材である。
通して配設されるテンションロッド26は、支持板32
の孔33を挿通し、その先端はカップラー34を介して
PC鋼棒6に連結される。カップラー34はその両端に
ねじ孔35を有し、このねじ孔35にカップラー両端か
らPC鋼棒6のねじ部6aとテンションロッド26のね
じ部26aを螺合することにより、PC鋼棒6とテンシ
ョンロッド26が連結される。またテンションロッド2
6の外端ねじ部26bにナット36を螺合することによ
り、このテンションロッド26はセンターホールジャッ
キ25のピストン37に結合されている。38は支承部
材である。
【0006】前記従来のポストテンション方式によるP
C鋼棒緊張装置では、センターホールジャッキ25を駆
動してピストン37を伸長させることにより、反力受け
台27の支持脚30を介してアンカープレート4に反力
をとり、テンションロッド26、カップラー34を介し
てPC鋼棒6を外方に強力に引いてこれに緊張を与える
ことができる。この緊張状態で作業者がトルクレンチ
(図示せず)で定着ナット7を締付作業するものであ
る。この定着ナット7の締付作業が終了した後、ジャッ
キ25を短縮し、次いで前記カップラー34で連結され
ているPC鋼棒6とテンションロッド26を分離すると
ともに、反力受け台27とセンターホールジャッキ25
を設置場所から取外すことで作業は終了する。
C鋼棒緊張装置では、センターホールジャッキ25を駆
動してピストン37を伸長させることにより、反力受け
台27の支持脚30を介してアンカープレート4に反力
をとり、テンションロッド26、カップラー34を介し
てPC鋼棒6を外方に強力に引いてこれに緊張を与える
ことができる。この緊張状態で作業者がトルクレンチ
(図示せず)で定着ナット7を締付作業するものであ
る。この定着ナット7の締付作業が終了した後、ジャッ
キ25を短縮し、次いで前記カップラー34で連結され
ているPC鋼棒6とテンションロッド26を分離すると
ともに、反力受け台27とセンターホールジャッキ25
を設置場所から取外すことで作業は終了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のポストテンショ
ン方式の緊張装置では、PC鋼棒6に短尺ものを使用す
るときは、前述のようにその緊張のためにセンターホー
ルジャッキ25等のジャッキを使用する。この場合、緊
張状態で定着ナット7を締め付けた後において、センタ
ーホールジャッキ25を短縮駆動するためのポンプの圧
力を下げた時点で、前記センターホールジャッキ25を
解放し、定着ナット7に緊張力を与えることになるが、
この時、反力受け台27で受けていた反力による荷重
が、定着ナット7に移行した時にセンターホールジャッ
キ25や反力受け台27等の定着具によるセットロスが
生じ、所期の張力をPC鋼棒6に与えることができない
という不具合がある。
ン方式の緊張装置では、PC鋼棒6に短尺ものを使用す
るときは、前述のようにその緊張のためにセンターホー
ルジャッキ25等のジャッキを使用する。この場合、緊
張状態で定着ナット7を締め付けた後において、センタ
ーホールジャッキ25を短縮駆動するためのポンプの圧
力を下げた時点で、前記センターホールジャッキ25を
解放し、定着ナット7に緊張力を与えることになるが、
この時、反力受け台27で受けていた反力による荷重
が、定着ナット7に移行した時にセンターホールジャッ
キ25や反力受け台27等の定着具によるセットロスが
生じ、所期の張力をPC鋼棒6に与えることができない
という不具合がある。
【0008】また、定着ナット7の締め付け程度も作業
者の手元の感に頼ることになるため、作業者でバラツキ
があり、緊張装置の解放後、どれ程の緊張力がPC鋼棒
6に導入されたかも分らないという問題がある。
者の手元の感に頼ることになるため、作業者でバラツキ
があり、緊張装置の解放後、どれ程の緊張力がPC鋼棒
6に導入されたかも分らないという問題がある。
【0009】つまり、センターホールジャッキ25によ
る緊張作業と、作業者による定着ナット7の締め付け作
業という2つの別個の作業を必要とするPC鋼棒の緊張
装置では前述のような問題が不可避的に生じていた。
る緊張作業と、作業者による定着ナット7の締め付け作
業という2つの別個の作業を必要とするPC鋼棒の緊張
装置では前述のような問題が不可避的に生じていた。
【0010】前記の問題点を解決する一つの方法とし
て、トルクレンチにより直接定着ナット7をPC鋼棒6
のねじ部6aに締め付けてこのPC鋼棒6に緊張を付与
する方法があるが、この場合、トルクレンチの回転反力
を受け止めるための複雑かつ大形の装置が必要となると
いう欠点がある。
て、トルクレンチにより直接定着ナット7をPC鋼棒6
のねじ部6aに締め付けてこのPC鋼棒6に緊張を付与
する方法があるが、この場合、トルクレンチの回転反力
を受け止めるための複雑かつ大形の装置が必要となると
いう欠点がある。
【0011】本発明は前記の欠点を改良したものでトル
クレンチの反力受け部に特徴があるPC鋼棒の緊張装置
を提供することを目的とする。
クレンチの反力受け部に特徴があるPC鋼棒の緊張装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本発明に係るPC鋼棒の緊張装置は、コンクリート構
造物1の外面に横断面が非円形状の凹部2が設けられ、
この非円形凹部2の底面部3に配設されたアンカプレー
ト4の孔5を貫通して前記コンクリート構造物1からP
C鋼棒6が突出しており、かつPC鋼棒6の先端ねじ部
6aに定着ナット7が螺合されており、前記非円形凹部
2の内に反力受け部材8の反力受け枠9が非回転的に嵌
着され、前記反力受け枠9と一体に設けられた反力受け
支持板10から反力受け起立板11が起立しており、こ
の反力受け起立板11の内側に位置して前記反力受け支
持板10に前記動力伝達歯車機構12の歯車ケース13
が載置されており、この動力伝達歯車機構12の出力歯
車23に設けられた回転出力角軸14と前記定着ナット
7が、両端に嵌合角穴15,15aを有する継手部材1
6を介して着脱自在に連結され、さらに、前記動力伝達
歯車機構12の入力歯車24の軸部に設けられた角穴1
7にトルクレンチ18の回転駆動角軸19が嵌着され、
かつトルクレンチ18に設けられた回転係止板20が前
記反力受け起立板11に係合配置する構成とされてい
る。前記トルクレンチ18を電動パワーレンチ本体21
と、増力歯車機構22とから構成するのがよい。
め本発明に係るPC鋼棒の緊張装置は、コンクリート構
造物1の外面に横断面が非円形状の凹部2が設けられ、
この非円形凹部2の底面部3に配設されたアンカプレー
ト4の孔5を貫通して前記コンクリート構造物1からP
C鋼棒6が突出しており、かつPC鋼棒6の先端ねじ部
6aに定着ナット7が螺合されており、前記非円形凹部
2の内に反力受け部材8の反力受け枠9が非回転的に嵌
着され、前記反力受け枠9と一体に設けられた反力受け
支持板10から反力受け起立板11が起立しており、こ
の反力受け起立板11の内側に位置して前記反力受け支
持板10に前記動力伝達歯車機構12の歯車ケース13
が載置されており、この動力伝達歯車機構12の出力歯
車23に設けられた回転出力角軸14と前記定着ナット
7が、両端に嵌合角穴15,15aを有する継手部材1
6を介して着脱自在に連結され、さらに、前記動力伝達
歯車機構12の入力歯車24の軸部に設けられた角穴1
7にトルクレンチ18の回転駆動角軸19が嵌着され、
かつトルクレンチ18に設けられた回転係止板20が前
記反力受け起立板11に係合配置する構成とされてい
る。前記トルクレンチ18を電動パワーレンチ本体21
と、増力歯車機構22とから構成するのがよい。
【0013】
【作用】本発明によると、回転出力角軸14から継手部
材16を介して定着ナット7に回転力が伝えられる際に
生じる回転出力角軸14を中心とした歯車ケース13の
回転の反力は、反力受け部材8の反力受け起立板11で
受けられる。また、動力伝達歯車機構12に回転力を入
力するトルクレンチ18の回転駆動角軸19を中心とし
た回転の反力は、当該トルクレンチ18に設けられた回
転係止板20が反力受け起立板11に係合することで確
実に受け止められ、かつ反力受け部材8の構成は簡潔で
ある。
材16を介して定着ナット7に回転力が伝えられる際に
生じる回転出力角軸14を中心とした歯車ケース13の
回転の反力は、反力受け部材8の反力受け起立板11で
受けられる。また、動力伝達歯車機構12に回転力を入
力するトルクレンチ18の回転駆動角軸19を中心とし
た回転の反力は、当該トルクレンチ18に設けられた回
転係止板20が反力受け起立板11に係合することで確
実に受け止められ、かつ反力受け部材8の構成は簡潔で
ある。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図を参照して説明す
る。なお、従来例と同一要素には同一符号を付して説明
する。
る。なお、従来例と同一要素には同一符号を付して説明
する。
【0015】図1〜図3において、PC鋼棒6は金属筒
体又は合成樹脂筒体等からなる鞘部材28に挿入されて
いて、この鞘部材28とともにコンクリート構造物1の
コンクリート打設時に一体的にかつ、外端の一部を残し
てコンクリート構造物1に埋設される。PC鋼棒6の先
端にはアンカー部材40が一体に設けられ、かつコンク
リート構造物1中に埋設されている。
体又は合成樹脂筒体等からなる鞘部材28に挿入されて
いて、この鞘部材28とともにコンクリート構造物1の
コンクリート打設時に一体的にかつ、外端の一部を残し
てコンクリート構造物1に埋設される。PC鋼棒6の先
端にはアンカー部材40が一体に設けられ、かつコンク
リート構造物1中に埋設されている。
【0016】コンクリート構造物1の外面には、外方が
テーパ状に拡径した例えば截頭角錐形状などの非円形凹
部2が形成されており、この非円形凹部2の底面部3に
アンカープレート4が配置されている。前記底面部3か
ら突出するPC鋼棒6はアンカープレート4に形成され
た孔5を挿通して非円形凹部2内に突出しており、アン
カープレート4の外面において、PC鋼棒6の外端のね
じ部6aに定着ナット7が螺合されている。
テーパ状に拡径した例えば截頭角錐形状などの非円形凹
部2が形成されており、この非円形凹部2の底面部3に
アンカープレート4が配置されている。前記底面部3か
ら突出するPC鋼棒6はアンカープレート4に形成され
た孔5を挿通して非円形凹部2内に突出しており、アン
カープレート4の外面において、PC鋼棒6の外端のね
じ部6aに定着ナット7が螺合されている。
【0017】本実施例では、定着ナット7は動力伝達歯
車機構12を介してトルクレンチ18の具体例として示
す電動パワーレンチ41により締め付けられる構成とさ
れており、その際電動パワーレンチ41と動力伝達歯車
機構12に生じる回転の反力は、反力受け部材8で受け
られるようになっている。
車機構12を介してトルクレンチ18の具体例として示
す電動パワーレンチ41により締め付けられる構成とさ
れており、その際電動パワーレンチ41と動力伝達歯車
機構12に生じる回転の反力は、反力受け部材8で受け
られるようになっている。
【0018】反力受け部材8は、反力受け枠9および、
この反力受け枠9と一体の反力受け支持板10と、この
反力受け支持板10の両側部から起立する反力受け起立
板11とから構成される。
この反力受け枠9と一体の反力受け支持板10と、この
反力受け支持板10の両側部から起立する反力受け起立
板11とから構成される。
【0019】前記反力受け枠9は、これを非円形凹部2
に非回転に嵌着するための最も簡便な手段として、非円
形凹部2と相似形状とされている。実施例の場合、非円
形凹部2が截頭角錐形状であるので、反力受け枠9も4
枚の枠板をテーパ状となるように接合してなる截頭角錐
筒形状とされており、したがって、この反力受け枠9を
非円形凹部2に嵌着することにより、反力受け枠9は非
円形凹部2に非回転に装着される。
に非回転に嵌着するための最も簡便な手段として、非円
形凹部2と相似形状とされている。実施例の場合、非円
形凹部2が截頭角錐形状であるので、反力受け枠9も4
枚の枠板をテーパ状となるように接合してなる截頭角錐
筒形状とされており、したがって、この反力受け枠9を
非円形凹部2に嵌着することにより、反力受け枠9は非
円形凹部2に非回転に装着される。
【0020】前記反力受け枠9の拡径端の一側縁9aに
反力受け支持板10が一体に設けられ、反力受け枠9を
非円形凹部2に嵌着したとき、前記反力受け支持板10
はコンクリート構造物1の平坦外面1aに沿うように配
置される。そして、反力受け支持板10の両側部から2
枚の反力受け起立板11が平行に立ち上げられている。
反力受け支持板10が一体に設けられ、反力受け枠9を
非円形凹部2に嵌着したとき、前記反力受け支持板10
はコンクリート構造物1の平坦外面1aに沿うように配
置される。そして、反力受け支持板10の両側部から2
枚の反力受け起立板11が平行に立ち上げられている。
【0021】動力伝達歯車機構12は、電動パワーレン
チ41の回転入力を、その入力場所から離れた場所で回
転出力として取出すために設けられているもので、この
歯車ケース13は反力受け支持板10に載置される。ま
た、この動力伝達歯車機構12は図示例では互いに噛合
った3枚の歯車からなり、図3における右端側の歯車が
入力歯車24、左端側の歯車が出力歯車23であり、入
力歯車24と出力歯車23の間に中間歯車42が配設さ
れている。
チ41の回転入力を、その入力場所から離れた場所で回
転出力として取出すために設けられているもので、この
歯車ケース13は反力受け支持板10に載置される。ま
た、この動力伝達歯車機構12は図示例では互いに噛合
った3枚の歯車からなり、図3における右端側の歯車が
入力歯車24、左端側の歯車が出力歯車23であり、入
力歯車24と出力歯車23の間に中間歯車42が配設さ
れている。
【0022】入力歯車24と、中間歯車42と、出力歯
車23は側枠45と天板46と底板47とからなる歯車
ケース13内に収められ、かつ各歯車の軸部23a,2
4a,42aが軸受43を介して歯車ケース13内に回
転自在に支持されている。なお歯車ケース13には把持
部44が設けられており、この把持部44を把持して歯
車ケース13を単体で持ち運びできる。
車23は側枠45と天板46と底板47とからなる歯車
ケース13内に収められ、かつ各歯車の軸部23a,2
4a,42aが軸受43を介して歯車ケース13内に回
転自在に支持されている。なお歯車ケース13には把持
部44が設けられており、この把持部44を把持して歯
車ケース13を単体で持ち運びできる。
【0023】また、入力歯車24の歯車軸24aには、
その軸線方向に角孔17が設けられており、歯車ケース
13の天板46に開設された開孔48を介して電動パワ
ーレンチ41の回転駆動角軸19をこの角孔17に着脱
自在に嵌着することができる。この角孔17は図示例で
は正4角形であるが、これは前記電動パワーレンチ41
の回転駆動角軸19の軸断面形状に対応させたものであ
る。
その軸線方向に角孔17が設けられており、歯車ケース
13の天板46に開設された開孔48を介して電動パワ
ーレンチ41の回転駆動角軸19をこの角孔17に着脱
自在に嵌着することができる。この角孔17は図示例で
は正4角形であるが、これは前記電動パワーレンチ41
の回転駆動角軸19の軸断面形状に対応させたものであ
る。
【0024】出力歯車23の歯車軸23aには、その軸
線方向に多角孔49が設けられており、歯車ケース13
の底板47に開設された開孔50を介して下方から回転
出力角軸14が着脱自在に嵌入される。前記の多角孔4
9は図示例では角波形状であり、この多角孔49に軸断
面正6角形の外面でかつ中空の回転出力角軸14が着脱
自在に嵌着される。
線方向に多角孔49が設けられており、歯車ケース13
の底板47に開設された開孔50を介して下方から回転
出力角軸14が着脱自在に嵌入される。前記の多角孔4
9は図示例では角波形状であり、この多角孔49に軸断
面正6角形の外面でかつ中空の回転出力角軸14が着脱
自在に嵌着される。
【0025】前記回転出力角軸14は、軸方向一端に断
面4角形の角穴15を有し、他端に角波形状の角穴15
aを有する略スリーブ状の継手部材16の前記4角形の
角穴15に着脱自在に嵌着されている。また、継手部材
16の他端の角波形状の角穴15aは、定着ナット7に
着脱自在に嵌合される。こうして継手部材16を介して
回転出力角軸14と定着ナット7は一体回転するように
連結される。
面4角形の角穴15を有し、他端に角波形状の角穴15
aを有する略スリーブ状の継手部材16の前記4角形の
角穴15に着脱自在に嵌着されている。また、継手部材
16の他端の角波形状の角穴15aは、定着ナット7に
着脱自在に嵌合される。こうして継手部材16を介して
回転出力角軸14と定着ナット7は一体回転するように
連結される。
【0026】電動パワーレンチ41は電動パワーレンチ
本体21と、この電動パワーレンチ本体21に一体的に
結合されている複数の歯車からなる増力歯車機構22を
要素とする増力器とから構成され、前記回転駆動角軸1
9は増力歯車機構22の出力軸に連結されている。
本体21と、この電動パワーレンチ本体21に一体的に
結合されている複数の歯車からなる増力歯車機構22を
要素とする増力器とから構成され、前記回転駆動角軸1
9は増力歯車機構22の出力軸に連結されている。
【0027】また、電動パワーレンチ41の回転出力の
基端部に位置し、レンチ下端面51に複数のボルト52
により回転係止板20が取付けられる。図5において、
符号53は前記ボルト52の軸部挿入用の孔を示す。
基端部に位置し、レンチ下端面51に複数のボルト52
により回転係止板20が取付けられる。図5において、
符号53は前記ボルト52の軸部挿入用の孔を示す。
【0028】前記回転駆動角軸19を動力伝達歯車機構
12の入力歯車24の角穴17に嵌着したとき、前記回
転係止板20が歯車ケース13の上面に載置されて、電
動パワーレンチ41の荷重を支え、かつ回転係止板20
の両側縁が反力受け部材8の反力受け起立板11の内側
に係止される。
12の入力歯車24の角穴17に嵌着したとき、前記回
転係止板20が歯車ケース13の上面に載置されて、電
動パワーレンチ41の荷重を支え、かつ回転係止板20
の両側縁が反力受け部材8の反力受け起立板11の内側
に係止される。
【0029】実施例の構成によると電動パワーレンチ4
1を駆動操作すると、その回転動力が回転駆動角軸1
9,入力歯車24,中間歯車42,出力歯車23,回転
出力角軸14,継手部材16,定着ナット7の順で伝達
され、この定着ナット7の締め付け力でPC鋼棒6に緊
張力が付与される。
1を駆動操作すると、その回転動力が回転駆動角軸1
9,入力歯車24,中間歯車42,出力歯車23,回転
出力角軸14,継手部材16,定着ナット7の順で伝達
され、この定着ナット7の締め付け力でPC鋼棒6に緊
張力が付与される。
【0030】前記定着ナット7を締め付ける際、歯車ケ
ース13には、出力歯車23の歯車軸23a(つまり、
回転出力角軸14)を中心とする回転反力が生じるが、
歯車ケース13は反力受け支持板10で支持され、かつ
反力受け起立板11の内側に位置しており、さらに、こ
れと一体の反力受け枠9が非円形凹部2に非回転的に嵌
着していることにより、この反力受け起立板11で歯車
ケース13の回転反力が受けられ、したがって歯車ケー
ス13の回転は確実に阻止される。
ース13には、出力歯車23の歯車軸23a(つまり、
回転出力角軸14)を中心とする回転反力が生じるが、
歯車ケース13は反力受け支持板10で支持され、かつ
反力受け起立板11の内側に位置しており、さらに、こ
れと一体の反力受け枠9が非円形凹部2に非回転的に嵌
着していることにより、この反力受け起立板11で歯車
ケース13の回転反力が受けられ、したがって歯車ケー
ス13の回転は確実に阻止される。
【0031】また、電動パワーレンチ41にも回転駆動
角軸19を中心とする回転力が生じるが、この回転反力
は回転係止板20が反力受け部材8の反力受け起立板1
1の内側に位置していることで、前記歯車ケース13と
同様にこの反力受け起立板11で受けられ、したがって
電動パワーレンチ41の回転は確実に阻止される。
角軸19を中心とする回転力が生じるが、この回転反力
は回転係止板20が反力受け部材8の反力受け起立板1
1の内側に位置していることで、前記歯車ケース13と
同様にこの反力受け起立板11で受けられ、したがって
電動パワーレンチ41の回転は確実に阻止される。
【0032】なお、動力伝達歯車機構12は、既述のと
おり回転トルクの入力位置である電動パワーレンチ41
と、回転トルクの出力位置である定着ナット7の位置を
緊張装置の構成の都合上離間させるために設けられるも
のであり、したがって動力伝達歯車機構12の歯車の数
は実施例に限定されない。
おり回転トルクの入力位置である電動パワーレンチ41
と、回転トルクの出力位置である定着ナット7の位置を
緊張装置の構成の都合上離間させるために設けられるも
のであり、したがって動力伝達歯車機構12の歯車の数
は実施例に限定されない。
【0033】また、動力伝達歯車機構12の各歯車の歯
数や噛合い関係を変えることで、この動力伝達歯車機構
12を電動パワーレンチ41の増力歯車機構22に加え
て第2の増力歯車機構(図示せず)とすることも可能で
ある。
数や噛合い関係を変えることで、この動力伝達歯車機構
12を電動パワーレンチ41の増力歯車機構22に加え
て第2の増力歯車機構(図示せず)とすることも可能で
ある。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のPC鋼棒
の緊張装置によると、トルクレンチ18を用いてPC鋼
棒6の定着ナット7を締め付けるに際し、回転出力角軸
14を中心として動力伝達歯車機構12に生じる回転の
反力及び、回転駆動角軸19を中心としてトルクレンチ
18に生じる回転の反力が、反力受け部材8の反力受け
起立板11で受けられるので、これらトルクレンチ18
と動力伝達歯車機構12の回転が確実に阻止されて、ト
ルクレンチ18による円滑な定着ナット7の締め付けで
PC鋼棒6の張力付与を正確かつ容易に行なうことがで
き、かつ反力受け部材8の構成も簡潔である。
の緊張装置によると、トルクレンチ18を用いてPC鋼
棒6の定着ナット7を締め付けるに際し、回転出力角軸
14を中心として動力伝達歯車機構12に生じる回転の
反力及び、回転駆動角軸19を中心としてトルクレンチ
18に生じる回転の反力が、反力受け部材8の反力受け
起立板11で受けられるので、これらトルクレンチ18
と動力伝達歯車機構12の回転が確実に阻止されて、ト
ルクレンチ18による円滑な定着ナット7の締め付けで
PC鋼棒6の張力付与を正確かつ容易に行なうことがで
き、かつ反力受け部材8の構成も簡潔である。
【図1】本発明の実施例を示し、ポストテンション方式
のPC鋼棒埋設コンクリート構造物の断面図である。
のPC鋼棒埋設コンクリート構造物の断面図である。
【図2】PC鋼棒緊張装置の分解断面説明図である。
【図3】PC鋼棒緊張装置の組立断面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】電動パワーレンチの斜視図である。
【図6】反力受け部材と動力伝達歯車機構と定着ナット
との関係を示す断面説明図である。
との関係を示す断面説明図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】反力受け部材の側面図である。
【図9】図8の平面図である。
【図10】反力受け部材の背面図である。
【図11】反力受け部材の縦断側面図である。
【図12】動力伝達歯車機構を収容した歯車ケースの平
面図である。
面図である。
【図13】歯車ケースの天板を取外した平面図である。
【図14】歯車ケースの中央長手方向縦断面図である。
【図15】回転出力角軸の平面図である。
【図16】回転出力角軸の側面図である。
【図17】回転係止板の底面図である。
【図18】回転係止板の側面図である。
【図19】継手部材の平面図である。
【図20】継手部材の側面図である。
【図21】従来のPC鋼棒緊張装置の一部断面説明図で
ある。
ある。
1 コンクリート構造物 2 非円形凹部 3 底面部 4 アンカープレート 5 孔 6 PC鋼棒 6a ねじ部 7 定着ナット 8 反力受け部材 9 反力受け枠 10 反力受け支持板 11 反力受け起立板 12 動力伝達歯車機構 13 歯車ケース 14 回転出力角軸 15 係合角穴 16 継手部材 17 角穴 18 トルクレンチ 19 回転駆動角軸 20 回転係止板 21 電動パワーレンチ本体 22 増力歯車機構 23 出力歯車 24 入力歯車 25 センターホールジャッキ 26 テンションロッド 27 反力受け台 28 鞘部材 30 支持脚 31 シリンダ 32 支持板 33 孔 34 カップラー 35 ねじ孔 36 ナット 37 ピストン 38 支承部材 40 アンカー部材 41 電動パワーレンチ 42 中間歯車 43 軸受 44 把持部 45 側板 46 天板 47 底板 48 開孔 49 多角孔 50 開孔 51 レンチ大端面 52 ボルト 53 孔
Claims (2)
- 【請求項1】 コンクリート構造物1の外面に横断面が
非円形状の凹部2が設けられ、この非円形凹部2の底面
部3に配設されたアンカプレート4の孔5を貫通して前
記コンクリート構造物1からPC鋼棒6が突出してお
り、かつPC鋼棒6の先端ねじ部6aに定着ナット7が
螺合されており、前記非円形凹部2内に反力受け部材8
の反力受け枠9が非回転的に嵌着され、前記反力受け枠
9と一体に設けられた反力受け支持板10から反力受け
起立板11が起立しており、この反力受け起立板11の
内側に位置して前記反力受け支持板10に動力伝達歯車
機構12の歯車ケース13が載置されており、前記動力
伝達歯車機構12の出力歯車23に設けられた回転出力
角軸14と前記定着ナット7が、両端に係合角穴15,
15aを有する継手部材16を介して着脱自在に連結さ
れ、さらに、前記動力伝達歯車機構12の入力歯車24
の軸部に設けられた角孔17にトルクレンチ18の回転
駆動角軸19が嵌着され、かつ前記トルクレンチ18に
設けられた回転係止板20が前記反力受け起立板11に
係合配置されている構成を特徴とするPC鋼棒の緊張装
置。 - 【請求項2】 前記トルクレンチ18が電動パワーレン
チ本体21と、この電動パワーレンチ本体21に結合さ
れた増力歯車機構22とから構成されている請求項1に
記載のPC鋼棒の緊張装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14691895A JP2757280B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | Pc鋼棒の緊張装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14691895A JP2757280B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | Pc鋼棒の緊張装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08319721A true JPH08319721A (ja) | 1996-12-03 |
| JP2757280B2 JP2757280B2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=15418514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14691895A Expired - Lifetime JP2757280B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | Pc鋼棒の緊張装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2757280B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009084941A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Jsd:Kk | アフターボンド工法に於けるpc鋼棒定着方法、及び該方法の実施に用いる器具 |
| JP2009097268A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Jsd:Kk | アンボンド工法に於けるpc鋼棒定着方法、及び該方法の実施に用いる器具 |
| CN109083330B (zh) * | 2018-08-20 | 2021-04-27 | 浙锚科技股份有限公司 | 防滑装置 |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP14691895A patent/JP2757280B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009084941A (ja) * | 2007-10-02 | 2009-04-23 | Jsd:Kk | アフターボンド工法に於けるpc鋼棒定着方法、及び該方法の実施に用いる器具 |
| JP2009097268A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Jsd:Kk | アンボンド工法に於けるpc鋼棒定着方法、及び該方法の実施に用いる器具 |
| CN109083330B (zh) * | 2018-08-20 | 2021-04-27 | 浙锚科技股份有限公司 | 防滑装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2757280B2 (ja) | 1998-05-25 |
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