JPH112025A - コンクリート型枠用コーン部材 - Google Patents

コンクリート型枠用コーン部材

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JPH112025A
JPH112025A JP9169496A JP16949697A JPH112025A JP H112025 A JPH112025 A JP H112025A JP 9169496 A JP9169496 A JP 9169496A JP 16949697 A JP16949697 A JP 16949697A JP H112025 A JPH112025 A JP H112025A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート型枠に用いられるコーン部材の
取り外し作業を容易に行うことができるようにするとと
もに、ボルトの突出しない安全で経済的なコーン部材を
提供する。 【解決手段】 コンクリート型枠用のコーン部材(2
0)を、円錐台形状の合成樹脂から成る円錐台部材(2
0b)と、該円錐台部材(20b)の中央部に一体的に
埋設され内周面にセパレータ(32)とつなぎボルト
(38)用のねじ部(32)が形成された金属製の管体
(20a)とから構成する。管体(20a)の一方には
拡径部(20d)が形成され、これに角穴部(21)が
形成されている。角穴部(21)とねじ部(23)との
間にはテーパー面(25)が形成されている。ドライバ
の六角面部(50)を管体(20a)の角穴部(21)
に挿入して、コーン部材(20)を回転し、コーン部材
(20)をコンクリ−ト内のセパレ−タ(32)から取
り外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリート型枠に
用いられるコーン部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリート型枠は図6に示すよ
うに、両端にコーン部材(2)(2)を取り付けたセパ
レータ(4)を、型枠板(6)(6)間に配置し、型枠
板(6)(6)に設けた穴から、コーン部材(2)
(2)に一体的に設けられたボルト(8)(8)を型枠
板(6)(6)の外面に突出させ、このボルト(8)
(8)にフオームタイ(登録商標)(10)(10)の
ねじ穴を螺合連結し、型枠板(6)(6)外面に固定さ
れた桟木(12)に金属パイプから成る横端太材(1
4)を沿わせた状態で、フオームタイ(10)(10)
に挿入した当接体(16)(16)をナット(18)で
締付け、横端太材(14)及び桟木(12)を介して、
型枠板(6)(6)を外面側から押圧し、対向する型枠
板(6)(6)を、セパレータ(4)両端のコーン部材
(2)(2)間の間隔に保持する構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6の従来装置に示さ
れるように、コンクリートの型枠に用いられるコーン部
材には、一体的にボルトが突設されているため、型枠板
解体時、このボルトがコンクリート壁から突出し、作業
者がこれに身体を引掛けることがあり、危険であった。
コーン部材からボルトが突出しない構成のコンクリート
型枠は、特開平6−49991号公報に開示されている
が、このコーン部材は、合成樹脂のテーパー面に回転操
作用の溝が形成されている。そのため型枠解体時、この
溝が摩耗してしまい、コーン部材を何回も使用すること
ができず、極めて不経済であった。本発明は上記問題点
を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、円錐台形状の合成樹脂から成る円錐台部
材(20b)と、該円錐台部材(20b)の中央部に一
体的に埋設され内周面にセパレータ(32)とつなぎボ
ルト(38)用のねじ穴(23)が形成された金属製の
管体(20a)とから構成され、前記管体(20a)
の、前記円錐台部材(20b)の拡径側に開口する、一
端側に拡径部(20d)を形成し、該拡径部(20d)
の内径部に角穴部(21)を形成し、前記管体(20
a)の角穴部(21)の径を前記管体(20a)のねじ
穴(23)の径よりも大径とし、該ねじ穴(23)の一
端と前記角穴部(21)との間にテーパー面(25)を
形成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付した図面を参照して詳細に説明する。図1において、
(20)はコーン部材であり、金属製の管体(20a)
と、これと一体成型された合成樹脂製の円錐台部材(2
0b)とから構成されている。前記コーン部材(20)
の拡径側の底面には凹入テーパー面(20c)が形成さ
れ、該テーパー面(20c)の中央部に、前記管体(2
0a)の一端(20a')が開口配置されている。
【0006】前記管体(20a)の、前記円錐台部材
(20b)の拡径側の、一方には拡径部(20d)が一
体的に形成され、この拡径部(20d)の外周面には、
つば(20e)が一体的に形成されている。前記拡径部
(20d)の一端側の内径部には所定範囲にわたって、
六角穴部(21)が形成され、管体(20a)の小径部
の内径部には、ねじ部(23)が形成されている。前記
六角穴部(21)は、前記ねじ部(23)よりも大径に
形成され、この六角穴部(21)は、拡径部(20d)
の内径部に形成されたテーパー面(25)を介して、ね
じ部(23)と連通している。
【0007】前記管体(20a)には金属板(30)が
固定され、管体(20a)と円錐台部材(20b)との
固定を強固にしている。(32)はセパレータであり、
両端に前記管体(20a)のねじ穴(23)に対応する
ねじ(32a)が形成されている。(34)はフオーム
タイであり、これの一方には六角ナット(36)用のね
じ(34a)が形成され、他方には、つなぎボルト(3
8)用のねじ穴(34b)が形成されている。また、前
記フオームタイ(34)の他端にはフランジ(34c)
が形成されている。(40)は当接体、(42)は横端
太材、(44)は型枠板、(46)は型枠板(44)に
固設された桟木である。
【0008】次にコンクリート型枠の組み立て作業につ
いて説明する。まず一対の型枠板(44)(他方は図示
省略)を立て、両端にねじによってコーン部材(20)
を取り付けたセパレータ(32)を、左右の型枠板(4
4)間に配置する。次に、つなぎボルト(38)を、型
枠板(44)の穴(47)に挿入し、つなぎボルト(3
8)の一方を対応するコーン部材(20)の管体(20
a)のねじ穴(23)に捩じ込む。
【0009】次に、フオームタイ(34)の先端のねじ
穴(34b)をつなぎボルト(38)の他方にねじ込
み、フオームタイ(34)の先端のフランジ(34c)
を型枠板(44)の外側面に圧接する。次に、横端太材
(42)を桟木(46)に当接した状態で、フオームタ
イ(34)のねじ部(34a)にナット(36)をねじ
込み、ナット(36)によって当接体(40)を圧接し
て、横端太材(42)を桟木(46)に固定する。これ
によって、コンクリート型枠が完成する。型枠を構築し
た後、一対の型枠板(44)間にコーンクリートを打ち
込んで、コンクリート壁を構築する。
【0010】次に、コンクリート壁構築後に、型枠を解
体する作業に用いられる工具について説明する。図4に
おいて、(48)は、型枠解体作業用のドライバであ
り、クランクシャフト(48a)の一方に管体(20
a)の六角穴部(21)に対応する六角面部(50)が
形成され、且つ、該六角面部(50)と同軸上に、管体
(20a)のねじ穴(23)に挿入自在なガイド軸(5
2)が突設されている。前記クランクシャフト(48
a)の他方には、ハンドルシャフト(48b)の管状部
が回転自在に嵌合し、該ハンドルシャフト(48b)と
クランクシャフト(48a)との間には、軸方向に抜け
ないように、係止機構が設けられている。
【0011】次に、上記工具を用いた型枠解体作業につ
いて説明する。まず、図示しない他のスパナを用いて、
ナット(36)を回転し、ナット(36)をフオームタ
イ(34)のねじ部(34a)から外し、横端太材(4
2)を桟木(46)から外す。次に、スパナを用いて、
フオームタイ(34)を回転して、このフオームタイ
(34)をつなぎボルト(38)から外す。次に、図示
しない他のドライバを用いて、つなぎボルト(38)を
回転し、つなぎボルト(38)をコーン部材(20)の
ナット(20a)から外し、型枠板(44)を、コンク
リート壁から外す。次に、ドライバ(48)のガイド軸
(52)をコーン部材(20)の管体(20a)に挿入
し、ドライバ(48)の六角面部(50)を、管体(2
0a)の六角穴部(21)に嵌入する。しかる後に、ク
ランクシャフト(48a)を手操作で回転して、コーン
部材(20)を回転し、コーン部材(20)をセパレー
タ(32)から外す。
【0012】建設現場には、これから使用するためのコ
ーン部材(20)が多数、置かれている。そのため、飛
び散ったセメントが管体(20a)の開口部に付着し、
六角穴部(21)にコンクリート片が詰まっている場合
がある。このような、六角穴部(21)にコンクリート
片が詰まったコーン部材(20)を使用した場合でも、
六角穴部(21)の奥にテーパー面(25)が形成され
ているため、このテーパー面(25)と、ドライバ(4
8)の六角面部(50)の端面(50a)との相互作用
により、六角穴部(21)内のコンクリート片は、六角
面部(50)の端面(50a)の圧力で簡単に砕かれ
る。これにより、六角面部(50)をスムーズに、管体
(20a)の六角穴部(21)に深く、嵌入させること
が出来る。
【0013】また、図5(A)に示すように、型枠構築
時、型枠板(44)の穴(47)に対して、コーン部材
(20)の中心がずれている場合には、型枠板(44)
の穴(47)から鉄のバー(54)を差し込んでバー
(54)の先端を、管体(20a)の六角穴部(21)
に挿入する。次に、バー(54)を、穴(47)を支点
として揺動し、図5(B)に示すように、コーン部材
(20)の中心を、型枠板(44)の穴(47)に合わ
せる。しかる後に、図5(C)に示すように型枠板(4
4)を、コーン部材(20)に圧接させ、該状態で、バ
ー(54)をコーン部材(20)及び穴(47)から引
き抜き、その後に、つなぎボルト(38)を穴(47)
からコーン部材(20)の管体(20a)にねじ込む。
上記の動作において、バー(54)を、管体(20a)
に挿入し、バー(54)で以って、コーン部材(20)
に大きな圧力を加えても、バー(54)の先端は、六角
穴部(21)にのみ接触し、管体(20a)のねじ部
(23)には接触しないので、ねじ部(23)がバー
(54)の圧力でつぶれることがない。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述の如く、コーン部材からボ
ルトが突出しないので、安全に作業ができ、しかもコー
ン部材の金属の管体に回転用の六角穴部を設けたので、
コーン部材に大きな回転力を確実に伝達することがで
き、ドライバを用いたコーン部材の回転作業を容易に行
うことが出来る。また、コーン部材の管体にテーパー面
を設けたので、管体にコンクリート片が詰まっていても
ドライバの圧力で容易にコンクリート片を排除できドラ
イバを容易に管体の六角穴部に挿入することができる。
又、コーン部材の管体に六角穴部を設けたので、これに
バーの先端を差し込み、コーン部材に大きな圧力を加え
ても、管体のねじ部がつぶれることがなく、何回でもコ
ーン部材を使用することができ、極めて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の断面図である。
【図2】コーン部材の正面図である。
【図3】コーン部材のA−A線断面図である。
【図4】ドライバの側面図である。
【図5】本発明の動作説明図である。
【図6】従来技術の側面断面図である。
【符号の説明】
2 コーン部材 4 セパレータ 6 型枠板 8 ボルト 10 フオームタイ 12 桟木 14 横端太材 16 当接体 18 ナット 20 コーン部材 20a 管体 20a' 管体の一端 20b 円錐台部材 20c 凹入テーパー面 20d 拡径部 20e つば 21 六角穴部 23 ねじ穴 25 テーパー面 30 金属板 32 セパレータ 32a ねじ 34 フオームタイ 34a ねじ 34b ねじ穴 34c フランジ 36 六角ナット 38 つなぎボルト 40 当接体 42 横端太材 44 型枠板 46 桟木 47 穴 48 ドライバ 48a クランクシャフト 48b ハンドルシャフト 50 六角面部 52 ガイド軸 54 バー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円錐台形状の合成樹脂から成る円錐台部
    材(20b)と、該円錐台部材(20b)の中央部に一
    体的に埋設され内周面にセパレータ(32)とつなぎボ
    ルト(38)用のねじ穴(23)が形成された金属製の
    管体(20a)とから構成され、前記管体(20a)
    の、前記円錐台部材(20b)の拡径側に開口する、一
    端側に拡径部(20d)を形成し、該拡径部(20d)
    の内径部に角穴部(21)を形成したことを特徴とする
    コンクリート型枠用コーン部材。
  2. 【請求項2】 前記管体(20a)の角穴部(21)の
    径を前記管体(20a)のねじ穴(23)の径よりも大
    径とし、該ねじ穴(23)の一端と前記角穴部(21)
    との間にテーパー面(25)を形成したことを特徴とす
    る「請求項1」に記載のコンクリート型枠用コーン部
    材。
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