JPH08320234A - 光ファイバジャイロ - Google Patents
光ファイバジャイロInfo
- Publication number
- JPH08320234A JPH08320234A JP15102295A JP15102295A JPH08320234A JP H08320234 A JPH08320234 A JP H08320234A JP 15102295 A JP15102295 A JP 15102295A JP 15102295 A JP15102295 A JP 15102295A JP H08320234 A JPH08320234 A JP H08320234A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- angular velocity
- optical fiber
- harmonic component
- fiber gyro
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 title claims 2
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims abstract description 24
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 18
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 abstract description 15
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 15
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 12
- YQZNKYXGZSVEHI-VXKWHMMOSA-N ethyl (2s)-2-[[(2s)-2-amino-3-[4-[bis(2-chloroethyl)amino]phenyl]propanoyl]amino]-3-(4-fluorophenyl)propanoate Chemical compound C([C@@H](C(=O)OCC)NC(=O)[C@@H](N)CC=1C=CC(=CC=1)N(CCCl)CCCl)C1=CC=C(F)C=C1 YQZNKYXGZSVEHI-VXKWHMMOSA-N 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000012850 discrimination method Methods 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 計測範囲の広い光ファイバジャイロを提供す
る。 【構成】 光ファイバジャイロの受光器よりの出力信号
はプリアンプ16を介して信号処理回路の同期検波器に
送られる。出力信号には位相変調器の周波数(基本波)
成分fm とその高調波成分2fm 〜4fm が含まれてお
り、発信器23の同期信号によりそれぞれ同期検波器1
7〜20を通りA/D変換器21を経てCPU22に入
力される。CPU22はそれぞれの成分の値を用いて角
速度を演算するが、一定基準値を基に大小の判別を行
い、これによって偶数次高調波成分による演算から奇数
次高調波成分による演算へと切換えて行う。 【効果】 従来は精度よく演算できなかった領域を補完
することにより、入力角速度範囲を大幅に拡大すること
ができる。
る。 【構成】 光ファイバジャイロの受光器よりの出力信号
はプリアンプ16を介して信号処理回路の同期検波器に
送られる。出力信号には位相変調器の周波数(基本波)
成分fm とその高調波成分2fm 〜4fm が含まれてお
り、発信器23の同期信号によりそれぞれ同期検波器1
7〜20を通りA/D変換器21を経てCPU22に入
力される。CPU22はそれぞれの成分の値を用いて角
速度を演算するが、一定基準値を基に大小の判別を行
い、これによって偶数次高調波成分による演算から奇数
次高調波成分による演算へと切換えて行う。 【効果】 従来は精度よく演算できなかった領域を補完
することにより、入力角速度範囲を大幅に拡大すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバジャイロ、特
に位相変調方式の光ファイバジャイロに関するものであ
る。
に位相変調方式の光ファイバジャイロに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】位相変調方式を用いた光ファイバジャイ
ロの構成を示した図1により、従来の光ファイバジャイ
ロの構成と作用を説明する。光ファイバジャイロの光学
系は、通常レーザ光源を使用した光源1、偏光子2、セ
ンシングループ(光ファイバコイル)3、受光器4及び
プリアンプ5、2個の光カプラ6a、6bで構成されて
いる。センシングループ3の一端には伝搬光を位相変調
するための位相変調器7が設置されている。このような
構成において光源1から出射されたレーザ光は、光カプ
ラ6a、偏光子2を経由し光カプラ6bにより2つに分
岐され、センシングループ3に左回り光及び右回り光と
して送りこまれる。センシングループ3を伝搬した光
は、光カプラ6bによって再び合成され、偏光子2及び
光カプラ6aを経由して受光器4に導かれる。センシン
グループ3が、移動体と共にある角速度Ωをもって回転
すると、左右両回り光の間にサニャック(sagna
c)効果による位相差(以下、サニャク位相差という)
φS が発生する。サニャック位相差φS とセンシングル
ープ3の角速度Ωとの間には、次式で表される比例関係
が成立する。
ロの構成を示した図1により、従来の光ファイバジャイ
ロの構成と作用を説明する。光ファイバジャイロの光学
系は、通常レーザ光源を使用した光源1、偏光子2、セ
ンシングループ(光ファイバコイル)3、受光器4及び
プリアンプ5、2個の光カプラ6a、6bで構成されて
いる。センシングループ3の一端には伝搬光を位相変調
するための位相変調器7が設置されている。このような
構成において光源1から出射されたレーザ光は、光カプ
ラ6a、偏光子2を経由し光カプラ6bにより2つに分
岐され、センシングループ3に左回り光及び右回り光と
して送りこまれる。センシングループ3を伝搬した光
は、光カプラ6bによって再び合成され、偏光子2及び
光カプラ6aを経由して受光器4に導かれる。センシン
グループ3が、移動体と共にある角速度Ωをもって回転
すると、左右両回り光の間にサニャック(sagna
c)効果による位相差(以下、サニャク位相差という)
φS が発生する。サニャック位相差φS とセンシングル
ープ3の角速度Ωとの間には、次式で表される比例関係
が成立する。
【0003】
【数1】 但し、a:スケールファクタ λ:光源の波長 R:センシングループ径 c:光速 l:センシングループ長 したがって、左右両回り光の間の位相差(サニャック位
相差φS )を計測することにより角速度Ωを求めること
ができる。受光器4によって光電変換された出力信号
は、プリアンプ5を介して信号処理回路8に送られる。
信号処理回路8は、同期検波器9、A/D変換器10、
中央処理装置(CPU)11及び同期信号発信器(以
下、発信器という)12から構成されている。光学系に
設置された位相変調器7は、発信器12からD/A変換
器13及びローパスフィルタ(LPF)14を介して供
給される一定周波数の正弦波信号を受けて作動し、左右
両回り光に対して所定の強度(位相変調度m)で位相変
調を加える。この結果、受光器4からの出力信号は、位
相変調周波数(基本波)の信号成分とその高調波である
複数の信号成分とを含むことになる。一般に、受光器4
を介して取り出した出力信号の瞬時値Pは、左右両回り
光の振幅(最大値)をそれぞれPL 及びPR とすると次
式で表される。
相差φS )を計測することにより角速度Ωを求めること
ができる。受光器4によって光電変換された出力信号
は、プリアンプ5を介して信号処理回路8に送られる。
信号処理回路8は、同期検波器9、A/D変換器10、
中央処理装置(CPU)11及び同期信号発信器(以
下、発信器という)12から構成されている。光学系に
設置された位相変調器7は、発信器12からD/A変換
器13及びローパスフィルタ(LPF)14を介して供
給される一定周波数の正弦波信号を受けて作動し、左右
両回り光に対して所定の強度(位相変調度m)で位相変
調を加える。この結果、受光器4からの出力信号は、位
相変調周波数(基本波)の信号成分とその高調波である
複数の信号成分とを含むことになる。一般に、受光器4
を介して取り出した出力信号の瞬時値Pは、左右両回り
光の振幅(最大値)をそれぞれPL 及びPR とすると次
式で表される。
【0004】
【数2】 但し、mは位相変調度、fm は位相変調周波数、J
O(m) 〜J4(m) は位相変調度mを引数とするベッセル
関数、φS はサニャック位相差である。受光器4の出力
信号は、プリアンプ5を介して同期検波器9に導かれ、
発信器12から供給される同期信号の制御のもとで所望
の周波数成分ごとに同期検波される。同期検波された基
本波成分、2倍調波成分、3倍調波成分及び4倍調波成
分をそれぞれS1 、S2 、S3 、S4 と表示すると、前
記数2より次式数3〜数6を求めることができる。
O(m) 〜J4(m) は位相変調度mを引数とするベッセル
関数、φS はサニャック位相差である。受光器4の出力
信号は、プリアンプ5を介して同期検波器9に導かれ、
発信器12から供給される同期信号の制御のもとで所望
の周波数成分ごとに同期検波される。同期検波された基
本波成分、2倍調波成分、3倍調波成分及び4倍調波成
分をそれぞれS1 、S2 、S3 、S4 と表示すると、前
記数2より次式数3〜数6を求めることができる。
【0005】
【数3】
【0006】
【数4】
【0007】
【数5】
【0008】
【数6】 前記数3、数4より基本波成分S1 と2倍調波成分S2
との比を求めると、
との比を求めると、
【0009】
【数7】 となり、サニャック位相差φS は数8で表される。
【0010】
【数8】 これを前記数1を用いて変形すると角速度Ωは次式数9
で表すことができる。
で表すことができる。
【0011】
【数9】 また前記数4、数6より4倍調波成分と2倍調波成分と
の比を求めると、次式数10が得られる。
の比を求めると、次式数10が得られる。
【0012】
【数10】 このようにして求めた数10に基づいて以下の手法によ
り角速度Ωが求められる。 (1)比 (S4/S2)が一定になるように位相変調器7を
制御した場合には、mは一定値となり、したがってJ
2(m)/J1(m) の値が一定値になるため定数を代入し、
S1/S2 の計測値と乗算した結果を数9のarctan
関数に代入して角速度Ωを求める。 (2)比 (S4/S2)が一定になるように位相変調器7を
制御しない場合には、J4(m)/J2(m) の値とJ2(m)/
J1(m) の値との対応表を別途計算により作成し予めメ
モリに記憶させておき、S4/S2 の計測値から数10の
関係に基づいて当該対照表を検索してJ2(m)/J1(m)
を求め、S1/S2 の計測値と乗算した結果を数9のar
ctan関数に代入して角速度Ωを求める。 (3)数9のarctan関数を演算する代わりに、数
9の括弧内の値と、光ファイバジャイロの校正に使用さ
れるレートターンテーブルの角速度を、電気的に書き換
え可能な記憶素子15に予め記憶させておき、数9の括
弧内の値が得られたときにCPUによりデータ検索して
角速度Ωを求める。
り角速度Ωが求められる。 (1)比 (S4/S2)が一定になるように位相変調器7を
制御した場合には、mは一定値となり、したがってJ
2(m)/J1(m) の値が一定値になるため定数を代入し、
S1/S2 の計測値と乗算した結果を数9のarctan
関数に代入して角速度Ωを求める。 (2)比 (S4/S2)が一定になるように位相変調器7を
制御しない場合には、J4(m)/J2(m) の値とJ2(m)/
J1(m) の値との対応表を別途計算により作成し予めメ
モリに記憶させておき、S4/S2 の計測値から数10の
関係に基づいて当該対照表を検索してJ2(m)/J1(m)
を求め、S1/S2 の計測値と乗算した結果を数9のar
ctan関数に代入して角速度Ωを求める。 (3)数9のarctan関数を演算する代わりに、数
9の括弧内の値と、光ファイバジャイロの校正に使用さ
れるレートターンテーブルの角速度を、電気的に書き換
え可能な記憶素子15に予め記憶させておき、数9の括
弧内の値が得られたときにCPUによりデータ検索して
角速度Ωを求める。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】数4、数6から明らか
なようにサニャック位相差 |φS|が90度に近づくと、
偶数次高調波成分が零に近づくため、数10を求めるこ
とが不可能になる。したがって、従来は入力される角速
度範囲を狭くして、 |φS|≦60度になるように設計し
ていた。このため、入力角速度範囲が狭いという問題点
があった。一方、従来の光ファイバジャイロの故障判定
法は、光ファイバジャイロに入力される角速度が |φS|
≦60度に制限されていたため、偶数次高調波成分のう
ちの1つで実行していた。故障と判定されるものは、例
えば、数4で表される2倍調波成分のレベル減少をその
手段として用いると、光出力信号の低下が検出され、
光源故障、光ファイバ断線、位相変調器異常、受
光器故障、プリント基板配線断線が発見できる。しか
しながら、 |φS|が大きくなると故障と判定されるた
め、入力角速度範囲を拡げた時に使用できないという問
題点があった。本発明は、同一のスケールファクタを有
する光学系からなる光ファイバジャイロに対し、入力角
速度範囲を広く設計できる手段を追加することにより、
価格を上げることなく、計測幅が広い光ファイバジャイ
ロを提供することを目的とする。
なようにサニャック位相差 |φS|が90度に近づくと、
偶数次高調波成分が零に近づくため、数10を求めるこ
とが不可能になる。したがって、従来は入力される角速
度範囲を狭くして、 |φS|≦60度になるように設計し
ていた。このため、入力角速度範囲が狭いという問題点
があった。一方、従来の光ファイバジャイロの故障判定
法は、光ファイバジャイロに入力される角速度が |φS|
≦60度に制限されていたため、偶数次高調波成分のう
ちの1つで実行していた。故障と判定されるものは、例
えば、数4で表される2倍調波成分のレベル減少をその
手段として用いると、光出力信号の低下が検出され、
光源故障、光ファイバ断線、位相変調器異常、受
光器故障、プリント基板配線断線が発見できる。しか
しながら、 |φS|が大きくなると故障と判定されるた
め、入力角速度範囲を拡げた時に使用できないという問
題点があった。本発明は、同一のスケールファクタを有
する光学系からなる光ファイバジャイロに対し、入力角
速度範囲を広く設計できる手段を追加することにより、
価格を上げることなく、計測幅が広い光ファイバジャイ
ロを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、サニャック位
相差φS の余弦値の絶対値が大きい領域においては、偶
数次高調波成分又は2つの偶数次高調波成分の比により
位相変調度と等価な値を求め、その値を一定に制御する
か、又はその値を用いて角速度を演算し、一方、サニャ
ック位相差φS の余弦値の絶対値が小さい領域において
は、奇数次高調波成分又は2つの奇数次高調波成分の比
により位相変調度と等価な値を求め、その値を一定に制
御するか、又はその値を用いて角速度を演算したことに
ある。サニャック位相差φS の余弦値の絶対値が大きい
領域と小さい領域との切換えは、cos(60度)とco
s(75度)の2点の範囲内で行うことが望ましい。一
方、故障判定については、奇数次高調波成分と偶数次高
調波成分の2乗和の平方根を演算し、判定基準値と比較
して行うこととした。角速度の演算については、偶数次
高調波成分の符号により、奇数次高調波成分の正弦関数
の折り返しを判定して実行する。
相差φS の余弦値の絶対値が大きい領域においては、偶
数次高調波成分又は2つの偶数次高調波成分の比により
位相変調度と等価な値を求め、その値を一定に制御する
か、又はその値を用いて角速度を演算し、一方、サニャ
ック位相差φS の余弦値の絶対値が小さい領域において
は、奇数次高調波成分又は2つの奇数次高調波成分の比
により位相変調度と等価な値を求め、その値を一定に制
御するか、又はその値を用いて角速度を演算したことに
ある。サニャック位相差φS の余弦値の絶対値が大きい
領域と小さい領域との切換えは、cos(60度)とco
s(75度)の2点の範囲内で行うことが望ましい。一
方、故障判定については、奇数次高調波成分と偶数次高
調波成分の2乗和の平方根を演算し、判定基準値と比較
して行うこととした。角速度の演算については、偶数次
高調波成分の符号により、奇数次高調波成分の正弦関数
の折り返しを判定して実行する。
【0015】
【実施例】光ファイバジャイロの光学系は図1に示した
ものを使用する。信号処理回路も基本的な構成は図1の
ものと変わらない。同期検波器は図2に示すように基本
波、2倍調波、3倍調波、4倍調波を検出するため、4
系統使用する。各出力はA/D変換され、デジタルデー
タとしてCPUに取り込まれる。CPUの内部では各調
波成分のレベルを以下の基準に従って判定し、角速度を
求める。 (1)サニャック位相差のレベル判定には、2倍調波成
分を用いる。 (2)奇数次調波成分の比は基本波及び3倍調波成分の
比を用いる。 S3/S1 =J3(m)/J1(m) (3)2倍調波成分S2 の状態と数9の括弧内の値の状
態とによって、表1のように場合分けされた計算式に従
い、角速度Ωを求める。なお、説明を簡単にするため、
ものを使用する。信号処理回路も基本的な構成は図1の
ものと変わらない。同期検波器は図2に示すように基本
波、2倍調波、3倍調波、4倍調波を検出するため、4
系統使用する。各出力はA/D変換され、デジタルデー
タとしてCPUに取り込まれる。CPUの内部では各調
波成分のレベルを以下の基準に従って判定し、角速度を
求める。 (1)サニャック位相差のレベル判定には、2倍調波成
分を用いる。 (2)奇数次調波成分の比は基本波及び3倍調波成分の
比を用いる。 S3/S1 =J3(m)/J1(m) (3)2倍調波成分S2 の状態と数9の括弧内の値の状
態とによって、表1のように場合分けされた計算式に従
い、角速度Ωを求める。なお、説明を簡単にするため、
【0016】
【数11】 かつ、a=1とする。
【0017】
【表1】 表1の場合分けは次の理由による。図3(イ)は、サニ
ャック位相差φS に対する各周波数成分の出力変化を示
したグラフであり、偶数次調波成分は余弦関数、奇数次
調波成分は正弦関数に従い変化する。図3(ロ)は、サ
ニャック位相差に対するXの変化を示したもの、(ハ)
はarctan関数の変化を示したものであるが、2つ
の不連続点があることがわかる。また、(ロ)、(ハ)
中に図示したように、1つのX値に対しφS 、tan-1
(X)として2つの解があることがわかる。これらの問
題を解消するために、図3(イ)においてφS を45度
ずつ8つの領域に分割し、各領域をS2 及びXの状態か
ら判別することによって、表1に示す場合分けされた計
算式からΩを算出するようにしている。ところで、サニ
ャック位相差φS の余弦値は従来、cos (60度) =
0.5までは実績があり、また実績はないが設計上、c
os (75度) ≒0.25を越えると誤差が大きくなる
(A/D変換器の2bit欠落に相当する)。このため
S2又はS4 の強度を検知しながらその値が一定基準値
より小さくなったときは、位相変調度と等価な値の算出
をS4/S2 からS3/S1 に切換えて行う。基準値として
は、サニャック位相差φS の余弦値の絶対値がcos
(60度)乃至cos(75度)の範囲に相当する値を選択
することが望ましい。以下、処理の具体例を説明する。 (i) サニャック位相差φS の余弦値の絶対値が大きい領
域での処理 位相変調度と等価な値として、比 (S4/S2)(=J
4(m)/J2(m))に基づいて、D/A変換器13を介して
位相変調器7の変調振幅を制御することによりこの値を
一定値に制御するか、または比 (S4/S2)の値を用いて
角速度を算出する。比 (S4/S2)が一定になるように位
相変調器7を制御する場合は、mは一定値であり、した
がって、J2(m)/J1(m) の値が一定値となるため定数
とし、S1 、S2 の計測値を数11に代入してXの値を
求める。そして、S2 とXの状態を判別し、表1に示し
た所定の計算式により角速度Ωを算出する。また、比
(S4 /S2)が一定になるように位相変調器7を制御し
ない場合は、J4(m)/J2(m) の値とJ2(m)/J1(m)
の値との対応表を別途計算により作成し予めメモリ15
に記憶させておき、S4 、S2 の計測値から数10の関
係に基づいて当該対照表を検索してJ2(m)/J1(m) を
求め、S1 、S2 の計測値から数11よりXの値を求め
る。そして、同様の判別法により角速度Ωを算出する。 (ii)サニャック位相差φS の余弦値の絶対値が小さい領
域での処理 この場合、位相変調度と等価な値として、比 (S4/S2)
から(S3/S1) (=J3(m)/J1(m))に切り替えて同
様の処理を行う。なお、比(S3/S1)が一定になるよう
に位相変調器7を制御しない場合においては、別途計算
により作成し予めメモリに記憶させておいたJ3(m)/J
1(m) の値とJ2(m)/J1(m) の値との対応表を検索さ
せるものとする。以上の場合分けを考慮して、レートタ
ーンテーブルの角速度と各周波数成分の出力値の関係を
テーブル化してメモリに記憶させ、CPUにより検索し
て角速度Ωを求めてもよい。なお、位相変調度と等価な
値を2つの偶数次高調波成分の比もしくは奇数次高調波
成分の比から求めるに代えて、1つの偶数次高調波成分
もしくは1つの奇数次高調波成分の値を使用することも
できる。例えば、2倍調波を使用する場合、J2(m) =
0になるように位相変調器に加える電圧振幅を制御する
ものとし、Ω=(1/a)×{J4(m)/J1(m) ×S1/
S4}におけるJ4(m)/J1(m) を定数として、S1 、S
4 の計測値から演算する。更に光ファイバジャイロの故
障を判定するために、従来は偶数次高調波成分のみで実
施していたが、奇数次高調波成分の増幅度を調整して偶
数次高調波成分と定数項を同レベルとし、 (S2n)2と
(S2n+1)2の和を求めて三角関数を除き、その値の平方
根を演算し、演算値と判定基準値とを比較して行う。こ
れらの演算はCPUによって行われる。本実施例では、
奇数次高調波成分として基本波、第3次調波を用い、偶
数次高調波成分として第2次、第4次調波信号を用いて
説明したが、これに限定されるものではなく、他の次数
の信号を用いて処理するようにしてもよい。また、本実
施例では2カプラタイプの光学系を用いて説明したが、
受光器を光源の背後に配置してカプラを1つ省略した1
カプラタイプの光学系を用いたものでもよい。
ャック位相差φS に対する各周波数成分の出力変化を示
したグラフであり、偶数次調波成分は余弦関数、奇数次
調波成分は正弦関数に従い変化する。図3(ロ)は、サ
ニャック位相差に対するXの変化を示したもの、(ハ)
はarctan関数の変化を示したものであるが、2つ
の不連続点があることがわかる。また、(ロ)、(ハ)
中に図示したように、1つのX値に対しφS 、tan-1
(X)として2つの解があることがわかる。これらの問
題を解消するために、図3(イ)においてφS を45度
ずつ8つの領域に分割し、各領域をS2 及びXの状態か
ら判別することによって、表1に示す場合分けされた計
算式からΩを算出するようにしている。ところで、サニ
ャック位相差φS の余弦値は従来、cos (60度) =
0.5までは実績があり、また実績はないが設計上、c
os (75度) ≒0.25を越えると誤差が大きくなる
(A/D変換器の2bit欠落に相当する)。このため
S2又はS4 の強度を検知しながらその値が一定基準値
より小さくなったときは、位相変調度と等価な値の算出
をS4/S2 からS3/S1 に切換えて行う。基準値として
は、サニャック位相差φS の余弦値の絶対値がcos
(60度)乃至cos(75度)の範囲に相当する値を選択
することが望ましい。以下、処理の具体例を説明する。 (i) サニャック位相差φS の余弦値の絶対値が大きい領
域での処理 位相変調度と等価な値として、比 (S4/S2)(=J
4(m)/J2(m))に基づいて、D/A変換器13を介して
位相変調器7の変調振幅を制御することによりこの値を
一定値に制御するか、または比 (S4/S2)の値を用いて
角速度を算出する。比 (S4/S2)が一定になるように位
相変調器7を制御する場合は、mは一定値であり、した
がって、J2(m)/J1(m) の値が一定値となるため定数
とし、S1 、S2 の計測値を数11に代入してXの値を
求める。そして、S2 とXの状態を判別し、表1に示し
た所定の計算式により角速度Ωを算出する。また、比
(S4 /S2)が一定になるように位相変調器7を制御し
ない場合は、J4(m)/J2(m) の値とJ2(m)/J1(m)
の値との対応表を別途計算により作成し予めメモリ15
に記憶させておき、S4 、S2 の計測値から数10の関
係に基づいて当該対照表を検索してJ2(m)/J1(m) を
求め、S1 、S2 の計測値から数11よりXの値を求め
る。そして、同様の判別法により角速度Ωを算出する。 (ii)サニャック位相差φS の余弦値の絶対値が小さい領
域での処理 この場合、位相変調度と等価な値として、比 (S4/S2)
から(S3/S1) (=J3(m)/J1(m))に切り替えて同
様の処理を行う。なお、比(S3/S1)が一定になるよう
に位相変調器7を制御しない場合においては、別途計算
により作成し予めメモリに記憶させておいたJ3(m)/J
1(m) の値とJ2(m)/J1(m) の値との対応表を検索さ
せるものとする。以上の場合分けを考慮して、レートタ
ーンテーブルの角速度と各周波数成分の出力値の関係を
テーブル化してメモリに記憶させ、CPUにより検索し
て角速度Ωを求めてもよい。なお、位相変調度と等価な
値を2つの偶数次高調波成分の比もしくは奇数次高調波
成分の比から求めるに代えて、1つの偶数次高調波成分
もしくは1つの奇数次高調波成分の値を使用することも
できる。例えば、2倍調波を使用する場合、J2(m) =
0になるように位相変調器に加える電圧振幅を制御する
ものとし、Ω=(1/a)×{J4(m)/J1(m) ×S1/
S4}におけるJ4(m)/J1(m) を定数として、S1 、S
4 の計測値から演算する。更に光ファイバジャイロの故
障を判定するために、従来は偶数次高調波成分のみで実
施していたが、奇数次高調波成分の増幅度を調整して偶
数次高調波成分と定数項を同レベルとし、 (S2n)2と
(S2n+1)2の和を求めて三角関数を除き、その値の平方
根を演算し、演算値と判定基準値とを比較して行う。こ
れらの演算はCPUによって行われる。本実施例では、
奇数次高調波成分として基本波、第3次調波を用い、偶
数次高調波成分として第2次、第4次調波信号を用いて
説明したが、これに限定されるものではなく、他の次数
の信号を用いて処理するようにしてもよい。また、本実
施例では2カプラタイプの光学系を用いて説明したが、
受光器を光源の背後に配置してカプラを1つ省略した1
カプラタイプの光学系を用いたものでもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明はサニャック位相差の余弦値の小
さい領域において、奇数次高調波成分を用いて位相変調
度を求めることにより、従来は変調度が精度良く制御又
は演算できなかった領域を補完したため入力角速度範囲
を従来の3倍に拡大することが可能となった。これによ
り高速回転と低速回転用のセンサを切り換えていたシス
テムではセンサを1つに省略することができる。
さい領域において、奇数次高調波成分を用いて位相変調
度を求めることにより、従来は変調度が精度良く制御又
は演算できなかった領域を補完したため入力角速度範囲
を従来の3倍に拡大することが可能となった。これによ
り高速回転と低速回転用のセンサを切り換えていたシス
テムではセンサを1つに省略することができる。
【図1】位相変調方式の光ファイバジャイロの一例を示
した構成図。
した構成図。
【図2】本発明に使用される信号処理回路の一部を示し
た構成図。
た構成図。
【図3】(イ)はサニャック位相差φS に対する各周波
数成分の出力変化を示した図、(ロ)はサニャック位相
差φS に対するXの変化を示した図、(ハ)はarctan関
数の変化を示した図。
数成分の出力変化を示した図、(ロ)はサニャック位相
差φS に対するXの変化を示した図、(ハ)はarctan関
数の変化を示した図。
1 光源 12 同期信号発
信器 2 偏光子 13 D/A変換
器 3 センシングループ 14 ローパスフ
ィルタ 4 受光器 15 記憶素子 5 プリアンプ 16 プリアンプ 6a 光カプラ 17 同期検波器 6b 光カプラ 18 同期検波器 7 位相変調器 19 同期検波器 8 信号処理回路 20 同期検波器 9 同期検波器 21 A/D変換
器 10 A/D変換器 22 CPU 11 CPU 23 同期信号
発信器
信器 2 偏光子 13 D/A変換
器 3 センシングループ 14 ローパスフ
ィルタ 4 受光器 15 記憶素子 5 プリアンプ 16 プリアンプ 6a 光カプラ 17 同期検波器 6b 光カプラ 18 同期検波器 7 位相変調器 19 同期検波器 8 信号処理回路 20 同期検波器 9 同期検波器 21 A/D変換
器 10 A/D変換器 22 CPU 11 CPU 23 同期信号
発信器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【表1】表1の場合分けは次の理由による。図3は、サ
ニャック位相差φS に対する各周波数成分の出力変化を
示したグラフであり、偶数次調波成分は余弦関数、奇数
次調波成分は正弦関数に従い変化する。図4は、サニャ
ック位相差に対するXの変化を示したもの、図5は、a
rctan関数の変化を示したものであるが、2つの不
連続点があることがわかる。また、図4、図5中に図示
したように、1つのX値に対しφS 、tan-1(X)と
して2つの解があることがわかる。これらの問題を解消
するために、図3においてφS を45度ずつ8つの領域
に分割し、各領域をS2 及びXの状態から判別すること
によって、表1に示す場合分けされた計算式からΩを算
出するようにしている。ところで、サニャック位相差φ
S の余弦値は従来、cos (60度) =0.5までは実績
があり、また実績はないが設計上、cos (75度) ≒
0.25を越えると誤差が大きくなる(A/D変換器の
2bit欠落に相当する)。このためS2又はS4 の強
度を検知しながらその値が一定基準値より小さくなった
ときは、位相変調度と等価な値の算出をS4/S2 からS
3/S1 に切換えて行う。基準値としては、サニャック位
相差φS の余弦値の絶対値がcos(60度)乃至cos
(75度)の範囲に相当する値を選択することが望まし
い。以下、処理の具体例を説明する。 (i) サニャック位相差φS の余弦値の絶対値が大きい領
域での処理 位相変調度と等価な値として、比 (S4/S2)(=J
4(m)/J2(m))に基づいて、D/A変換器13を介して
位相変調器7の変調振幅を制御することによりこの値を
一定値に制御するか、または比 (S4/S2)の値を用いて
角速度を算出する。比 (S4/S2)が一定になるように位
相変調器7を制御する場合は、mは一定値であり、した
がって、J2(m)/J1(m) の値が一定値となるため定数
とし、S1 、S2 の計測値を数11に代入してXの値を
求める。そして、S2 とXの状態を判別し、表1に示し
た所定の計算式により角速度Ωを算出する。また、比
(S4 /S2)が一定になるように位相変調器7を制御し
ない場合は、J4(m)/J2(m) の値とJ2(m)/J1(m)
の値との対応表を別途計算により作成し予めメモリ15
に記憶させておき、S4 、S2 の計測値から数10の関
係に基づいて当該対照表を検索してJ2(m)/J1(m) を
求め、S1 、S2 の計測値から数11よりXの値を求め
る。そして、同様の判別法により角速度Ωを算出する。 (ii)サニャック位相差φS の余弦値の絶対値が小さい領
域での処理 この場合、位相変調度と等価な値として、比 (S4/S2)
から(S3/S1) (=J3(m)/J1(m))に切り替えて同
様の処理を行う。なお、比(S3/S1)が一定になるよう
に位相変調器7を制御しない場合においては、別途計算
により作成し予めメモリに記憶させておいたJ3(m)/J
1(m) の値とJ2(m)/J1(m) の値との対応表を検索さ
せるものとする。以上の場合分けを考慮して、レートタ
ーンテーブルの角速度と各周波数成分の出力値の関係を
テーブル化してメモリに記憶させ、CPUにより検索し
て角速度Ωを求めてもよい。なお、位相変調度と等価な
値を2つの偶数次高調波成分の比もしくは奇数次高調波
成分の比から求めるに代えて、1つの偶数次高調波成分
もしくは1つの奇数次高調波成分の値を使用することも
できる。例えば、2倍調波を使用する場合、J2(m) =
0になるように位相変調器に加える電圧振幅を制御する
ものとし、Ω=(1/a)×{J4(m)/J1(m) ×S1/
S4}におけるJ4(m)/J1(m) を定数として、S1 、S
4 の計測値から演算する。更に光ファイバジャイロの故
障を判定するために、従来は偶数次高調波成分のみで実
施していたが、奇数次高調波成分の増幅度を調整して偶
数次高調波成分と定数項を同レベルとし、 (S2n)2と
(S2n+1)2の和を求めて三角関数を除き、その値の平方
根を演算し、演算値と判定基準値とを比較して行う。こ
れらの演算はCPUによって行われる。本実施例では、
奇数次高調波成分として基本波、第3次調波を用い、偶
数次高調波成分として第2次、第4次調波信号を用いて
説明したが、これに限定されるものではなく、他の次数
の信号を用いて処理するようにしてもよい。また、本実
施例では2カプラタイプの光学系を用いて説明したが、
受光器を光源の背後に配置してカプラを1つ省略した1
カプラタイプの光学系を用いたものでもよい。
ニャック位相差φS に対する各周波数成分の出力変化を
示したグラフであり、偶数次調波成分は余弦関数、奇数
次調波成分は正弦関数に従い変化する。図4は、サニャ
ック位相差に対するXの変化を示したもの、図5は、a
rctan関数の変化を示したものであるが、2つの不
連続点があることがわかる。また、図4、図5中に図示
したように、1つのX値に対しφS 、tan-1(X)と
して2つの解があることがわかる。これらの問題を解消
するために、図3においてφS を45度ずつ8つの領域
に分割し、各領域をS2 及びXの状態から判別すること
によって、表1に示す場合分けされた計算式からΩを算
出するようにしている。ところで、サニャック位相差φ
S の余弦値は従来、cos (60度) =0.5までは実績
があり、また実績はないが設計上、cos (75度) ≒
0.25を越えると誤差が大きくなる(A/D変換器の
2bit欠落に相当する)。このためS2又はS4 の強
度を検知しながらその値が一定基準値より小さくなった
ときは、位相変調度と等価な値の算出をS4/S2 からS
3/S1 に切換えて行う。基準値としては、サニャック位
相差φS の余弦値の絶対値がcos(60度)乃至cos
(75度)の範囲に相当する値を選択することが望まし
い。以下、処理の具体例を説明する。 (i) サニャック位相差φS の余弦値の絶対値が大きい領
域での処理 位相変調度と等価な値として、比 (S4/S2)(=J
4(m)/J2(m))に基づいて、D/A変換器13を介して
位相変調器7の変調振幅を制御することによりこの値を
一定値に制御するか、または比 (S4/S2)の値を用いて
角速度を算出する。比 (S4/S2)が一定になるように位
相変調器7を制御する場合は、mは一定値であり、した
がって、J2(m)/J1(m) の値が一定値となるため定数
とし、S1 、S2 の計測値を数11に代入してXの値を
求める。そして、S2 とXの状態を判別し、表1に示し
た所定の計算式により角速度Ωを算出する。また、比
(S4 /S2)が一定になるように位相変調器7を制御し
ない場合は、J4(m)/J2(m) の値とJ2(m)/J1(m)
の値との対応表を別途計算により作成し予めメモリ15
に記憶させておき、S4 、S2 の計測値から数10の関
係に基づいて当該対照表を検索してJ2(m)/J1(m) を
求め、S1 、S2 の計測値から数11よりXの値を求め
る。そして、同様の判別法により角速度Ωを算出する。 (ii)サニャック位相差φS の余弦値の絶対値が小さい領
域での処理 この場合、位相変調度と等価な値として、比 (S4/S2)
から(S3/S1) (=J3(m)/J1(m))に切り替えて同
様の処理を行う。なお、比(S3/S1)が一定になるよう
に位相変調器7を制御しない場合においては、別途計算
により作成し予めメモリに記憶させておいたJ3(m)/J
1(m) の値とJ2(m)/J1(m) の値との対応表を検索さ
せるものとする。以上の場合分けを考慮して、レートタ
ーンテーブルの角速度と各周波数成分の出力値の関係を
テーブル化してメモリに記憶させ、CPUにより検索し
て角速度Ωを求めてもよい。なお、位相変調度と等価な
値を2つの偶数次高調波成分の比もしくは奇数次高調波
成分の比から求めるに代えて、1つの偶数次高調波成分
もしくは1つの奇数次高調波成分の値を使用することも
できる。例えば、2倍調波を使用する場合、J2(m) =
0になるように位相変調器に加える電圧振幅を制御する
ものとし、Ω=(1/a)×{J4(m)/J1(m) ×S1/
S4}におけるJ4(m)/J1(m) を定数として、S1 、S
4 の計測値から演算する。更に光ファイバジャイロの故
障を判定するために、従来は偶数次高調波成分のみで実
施していたが、奇数次高調波成分の増幅度を調整して偶
数次高調波成分と定数項を同レベルとし、 (S2n)2と
(S2n+1)2の和を求めて三角関数を除き、その値の平方
根を演算し、演算値と判定基準値とを比較して行う。こ
れらの演算はCPUによって行われる。本実施例では、
奇数次高調波成分として基本波、第3次調波を用い、偶
数次高調波成分として第2次、第4次調波信号を用いて
説明したが、これに限定されるものではなく、他の次数
の信号を用いて処理するようにしてもよい。また、本実
施例では2カプラタイプの光学系を用いて説明したが、
受光器を光源の背後に配置してカプラを1つ省略した1
カプラタイプの光学系を用いたものでもよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】サニャック位相差φS に対する各周波数成分の
出力変化を示した図。
出力変化を示した図。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】追加
【補正内容】
【図4】サニャック位相差φs に対するXの変化を示し
た図。
た図。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】arctan関数の変化を示した図。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【図4】
【図1】
【図2】
【図5】
Claims (5)
- 【請求項1】 光源と、光カプラと、センシングループ
及び位相変調器と、受光器を少なくとも備えた光学系
と、受光器よりの検出信号を処理して角速度情報を得る
信号処理回路からなる位相変調方式の光ファイバジャイ
ロにおいて、サニャック位相差φS の余弦値の絶対値が
大きい領域においては、偶数次高調波成分又は2つの偶
数次高調波成分の比により位相変調度と等価な値を求
め、その値を一定に制御するか又はその値を用いて角速
度を演算し、サニャク位相差φS の余弦値の絶対値が小
さい領域においては、奇数次高調波成分又は2つの奇数
次高調波成分の比により位相変調度と等価な値を求め、
その値を一定に制御するか又はその値を用いて角速度を
演算する手段を前記信号処理回路が有することを特徴と
する光ファイバジャイロ。 - 【請求項2】 サニャク位相差φS の余弦値の絶対値が
大きい領域と小さい領域との切換えを、 cos (60度) ≦ |cosφS|≦cos (75度) の範囲内で行うことを特徴とする請求項1記載の光ファ
イバジャイロ。 - 【請求項3】 光ファイバジャイロの故障の判定を、奇
数次高調波成分S2n+1と偶数次高調波成分S2nを用い、
(S2n+1)2 と(S2n)2 の和の平方根を演算して基準
値と比較して行うことを特徴とする請求項1記載の光フ
ァイバジャイロ。 - 【請求項4】 サニャク位相差φS の2つの領域、 0≦φS ≦90 90≦φS ≦180 の判別を、偶数次高調波成分の符号により行うことを特
徴とする請求項1記載の光ファイバジャイロ。 - 【請求項5】 奇数次高調波成分として1倍波と3倍
波、偶数次高調波成分として2倍波と4倍波を用いたこ
とを特徴とする請求項1記載の光ファイバジャイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15102295A JPH08320234A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 光ファイバジャイロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15102295A JPH08320234A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 光ファイバジャイロ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08320234A true JPH08320234A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=15509596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15102295A Pending JPH08320234A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 光ファイバジャイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08320234A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007500362A (ja) * | 2003-05-23 | 2007-01-11 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | サニャック干渉計用固有振動数検出器 |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP15102295A patent/JPH08320234A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007500362A (ja) * | 2003-05-23 | 2007-01-11 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | サニャック干渉計用固有振動数検出器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2769924B2 (ja) | 光ファイバ回転センサ | |
| US4765739A (en) | Fiber optical rotation sensor utilizing the Sagnac phase difference | |
| US4853534A (en) | Optical fiber sensing system | |
| GB2145222A (en) | Optical gyroscope | |
| US6563589B1 (en) | Reduced minimum configuration fiber optic current sensor | |
| US20040233456A1 (en) | Eigen frequency detector for Sagnac interferometers | |
| US5701177A (en) | Method for detecting fault of optical fiber gyro and apparatus for diagnosing fault of the same | |
| CA2130541A1 (en) | Fibre-optic sagnac interferometer for measuring rate of rotation, comprising a wavelength-stabilized light source | |
| US4776700A (en) | Switched state fiber optic gyroscope | |
| US4566794A (en) | Apparatus for interference fringe shift sensing | |
| US5333047A (en) | Optical fiber sensor having digital integrating detection system utilizing electronic phase lock loop | |
| US4382681A (en) | Measurement of rotation rate using Sagnac effect | |
| US4432646A (en) | Angular velocity sensor based on a ring laser | |
| JPH08320234A (ja) | 光ファイバジャイロ | |
| US5272516A (en) | Fiber optic rotation sensor including a temperature sensor and logic circuit storing at least two correlation maps | |
| US5555235A (en) | Optical fiber gyro with memory storing data measured under application of angular velocity | |
| CA1301894C (en) | Apparatus and method for phase modulating optical signals in a fiber optic rotation sensor | |
| GB2228319A (en) | A ring resonator gyro | |
| JPH0658228B2 (ja) | 光フアイバジヤイロ | |
| JP2518103B2 (ja) | 光ファイバジャイロ及びその角速度検出及び調整方法 | |
| EP1212624A2 (en) | Fiber optic current sensor | |
| JPH09287953A (ja) | 回転角速度センサ | |
| JPH0558486B2 (ja) | ||
| JPS61240116A (ja) | 位相変調式角速度検出装置 | |
| JPH02189412A (ja) | 光フアイバジヤイロ |