JPH0558486B2 - - Google Patents
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- JPH0558486B2 JPH0558486B2 JP18235286A JP18235286A JPH0558486B2 JP H0558486 B2 JPH0558486 B2 JP H0558486B2 JP 18235286 A JP18235286 A JP 18235286A JP 18235286 A JP18235286 A JP 18235286A JP H0558486 B2 JPH0558486 B2 JP H0558486B2
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Description
1 発光素子、ビームスプリツター又は光フアイ
バー方向性結合器、光フアイバーループ、位相変
調器、受光素子及び上記位相変調器を駆動する信
号を発生する信号発生器、角速度/角度演算部を
有する位相変調型光フアイバージヤイロ装置にお
いて、上記信号発生器を上記位相変調器駆動用の
第1の信号及び該第1の信号の2倍の角周波数の
第2の信号、上記第1の信号の3倍の角周波数の
第3の信号及び上記第1の信号の4倍の角周波数
の第4の信号を出力するようになすと共に、上記
受光素子の出力を上記第1、第2、第3及び第4
の信号を基準とする第1、第2、第3及び第4の
同期検波器にそれぞれ入力し、該第1乃至第4の
同期検波器の出力及び上記角速度/角度演算部の
角速度出力を入力とする変調度演算器及び該変調
度演算器の出力を入力する変調度制御増幅器とを
設け大きな角速度が入力される場合においても、
上記位相変調器の変調度を一定にするように制御
することを特徴とする光フアイバージヤイロ装
置。 2 上記特許請求の範囲第1項記載の光フアイバ
ージヤイロ装置において、上記変調度演算器で
は、上記第1及び第3の同期検波器の出力の第1
の比及び上記第2及び第4の同期検波器の出力の
第2の比を演算し、上記第1及び第2の比と最適
変調度x0に対応する第1及び第2の最適比との差
から第1及び第2の変調度偏差Δx1及びΔx2を演
算すると共に角速度/角度演算部の角速度出力
Δφが(2m+1)×π/2±π/4の範囲にある場合は 第1の変調度偏差Δx1を又、角速度/角度演算部
の角速度出力Δφが2m×π/2±π/4の範囲にある場 合は第2の変調度Δx2を変調度制御増幅器にフイ
ードバツクするようになしたことを特徴とする。
バー方向性結合器、光フアイバーループ、位相変
調器、受光素子及び上記位相変調器を駆動する信
号を発生する信号発生器、角速度/角度演算部を
有する位相変調型光フアイバージヤイロ装置にお
いて、上記信号発生器を上記位相変調器駆動用の
第1の信号及び該第1の信号の2倍の角周波数の
第2の信号、上記第1の信号の3倍の角周波数の
第3の信号及び上記第1の信号の4倍の角周波数
の第4の信号を出力するようになすと共に、上記
受光素子の出力を上記第1、第2、第3及び第4
の信号を基準とする第1、第2、第3及び第4の
同期検波器にそれぞれ入力し、該第1乃至第4の
同期検波器の出力及び上記角速度/角度演算部の
角速度出力を入力とする変調度演算器及び該変調
度演算器の出力を入力する変調度制御増幅器とを
設け大きな角速度が入力される場合においても、
上記位相変調器の変調度を一定にするように制御
することを特徴とする光フアイバージヤイロ装
置。 2 上記特許請求の範囲第1項記載の光フアイバ
ージヤイロ装置において、上記変調度演算器で
は、上記第1及び第3の同期検波器の出力の第1
の比及び上記第2及び第4の同期検波器の出力の
第2の比を演算し、上記第1及び第2の比と最適
変調度x0に対応する第1及び第2の最適比との差
から第1及び第2の変調度偏差Δx1及びΔx2を演
算すると共に角速度/角度演算部の角速度出力
Δφが(2m+1)×π/2±π/4の範囲にある場合は 第1の変調度偏差Δx1を又、角速度/角度演算部
の角速度出力Δφが2m×π/2±π/4の範囲にある場 合は第2の変調度Δx2を変調度制御増幅器にフイ
ードバツクするようになしたことを特徴とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は運動体、例えば航空機、船舶、自動車
等の角速度及びそれ等の方位を測定する光フアイ
バージヤイロ装置に関する。 〔従来の技術〕 光のサグナツク効果を利用した従来の光フアイ
バージヤイロ装置の一例を第2図に示す。同図の
例では、レーザなどの発光素子11から出た光1
1が、ビームスプリツター17で、右回り光13
と、左回り光12とに分割され、これらの光1
3,12が2個の集光レンズ4,5を通つて一本
の光フアイバー3aを複数回巻回して形成した光
フアイバーループ3の両端3−1,3−2から光
フアイバーループ3に夫々入射し、夫々光フアイ
バーループ3を通つた後、他方の端3−2,3−
1より集光レンズ5,4を通つて出射光15,1
4として出射し、ビームスプリツター17で合成
され、互いに干渉し、その干渉光16が受光素子
2に入るように構成される。 この構成に於て、光フアイバーループ3が角速
度を受けない静止した状態では、出射光14,1
5に位相差が生じないが、光フアイバーループ3
に角速度Ωが印加されると、光フアイバループ3
を互いに逆方向に進む光12,13にサグナツク
効果が生じ、出射光14,15間に角速度Ωに比
例した位相差が生じる。この位相差Δθは Δθ=4πLR/λCΩ ……(1) で表わされる。ここで、Rは光フアイバーループ
3の半径、Lは光フアイバーループ3の長さ、λ
は発光素子1から出る光の波長、Cは光速を示
す。従つて、受光素子2からの出力Iは I∝1+cosΔθ ……(2) となる。つまり、受光素子2の出力Iを測定する
ことにより、印加角速度Ωを検出できることにな
る。しかし、このままでは、入力角速度Ωが小さ
な場合、位相差Δθが微小で、cosΔθの変化を検
出するのが難しいという欠点がある。 このような点から、例えば第3図に示すような
構成の光フアイバージヤイロ装置が提案されてい
る4(この方式は位相変調方式光フアイバージヤ
イロ装置と呼ばれている)。この例では、第2図
の例に加えて、光フアイバー3aの1端3−2と
光フアイバーループ3との間に、位相変調器6を
設け、信号発生器7からの信号で、この位相変調
器6を駆動し、光フアイバー3a内を互いに逆方
向に伝播する光12,13に位相変調を加えるも
のである。位相変調器6に印加する信号、つま
り、信号発生器7からの信号の角周波数をωmと
すると、受光素子2の出力Iは、 I=K{1+cosΔθ(J0(x)+2J2(x)cos2ωmt −2J4(x)cos4ωmt+……) +sinΔθ(2J1(x)sinωmt −2J3(x)
sin3ωmt+……)} ……(3) となる。ここで、xは位相変調度、J0,J1,J3,
J4,……はベツセル関数、Kは比例定数、tは時
間である。出力Iの各周波数成分の内、各周波数
ωmの成分を、同期検波器8で、信号発生器7よ
りの角周波数ωmの信号を基準として同期検波す
ることにより、sinΔθに比例する出力を得ること
ができる。このため、微小入力角速度時の感度を
増大することができる。 本願出願人が先に提案した特願昭61−147684号
の光フアイバージヤイロ装置を第4図を参照して
説明する。尚、同図において、第2乃至第3図と
同一素子は互いに同一符号を用いて示す。第4図
の例では、光フアイバー3aの一端3−2と光フ
アイバーループ3との間に位相変調器6を設け、
光フアイバーループ3に対する右回り光13及び
左回り12に夫々位相変調を加え、出射光14,
15をビームスプリツター17で合成し、干渉光
16を生成し、受光素子2で受光素する部分まで
は、第3図に示した位相変調方式の光フアイバー
ジヤイロ装置と同一である。 第4図に示す例では、信号発生器7は位相変調
器6に入力するωmの角周波数の2倍の角周波数
を発生する発振器7−1と、その出力をうけωm
の角周波数の出力を発生する分周器7−2とから
構成される。受光素子2の出力Iは、信号発生器
7からの角周波数ωmの信号(基準信号)で同期
検波する第1の同期検波器8−1に送られるほ
か、信号発生器7よりの角周波数2ωmの信号で
同期検波する第2の同期検波器8−2にも送られ
る。 上記構成により、第2の同期検波器8−2の出
力I2は(3)式より I2=2K′J2(x)cosΔθ ……(4) で表わされるcosΔθに比例した信号になる。 一方、第1の同期検波器8−1の出力I1は(3)式
より I1=2K′J1(x)sinΔθ ……(5) で表わされるsinΔθに比例した信号になる。 第1及び第2の同期検波器8−1,8−2の出
力I1,I2が、位相差Δθ=π/4で同一の値になる
ように変調度xを調整する。この事は、位相変調
器6に印加する信号の電圧を調整することにより
達成される。つまり、第2の同期検波器8−2の
出力信号I2は、位相差Δθに対し、K′cosΔθなる信
号であり、第1の同期検波器8−1の出力信号I1
は、K′sinΔθなる信号である。 次に、上記2つの信号K′sinΔθ,K′cosΔθは、
第4図の30で表わされる角速度/角度演算部の
第1及び第2の乗算器32,31に送られる。演
算部30内に於て、sin/cos演算部36は、最
初、ある位相差の角度Δφの余弦(cosΔφ)に対
応した信号を第1のD/A変換器32Aを介して
第1の乗算器32に入力すると共に、Δφの正弦
(sinΔφ)に対応した信号を第2のD/A変換器
31Aを介して第2の乗算器31に入力する。 第1の乗算器32及び第2の乗算器31の出力
を、加算器37にて加減算した後、積分器33、
A/D変換器38を通して、デイジタル量に変換
し、積分器34、微分器35を通してsin/cos演
算器36にフイードバツクし、ループが閉じる。
積分器34から入力角速度Ωを積分した角度出力
が、又微分器35或いはA/D変換器38からの
入力角速度Ωに対応する角速度出力が、それぞれ
出力される。 尚、この第4図の例において、第1のD/A変
換器32Aと第1の乗算器32と、或いは第2の
D/A変換器31Aと第2の乗算器31とは、そ
れぞれ周知の乗算型D/Aコンバータで置きかえ
ることができる。 角速度Ωに対応した位相差Δφ、sin/cos演算
器36の入力をΔφとすれば、第1の乗算器32
及び第2の乗算器31の出力は、それぞれ
K′sinΔφcosΔφ,K′cosΔφsinΔφとなるため、加
算器37の出力、即ち積分器33の入力はK′sin
(Δφ−Δφ)に比例した値となる。この値を積分
器33、A/D変換器38、積分器34、微分器
35を介してsin/cos演算器36にフイードバツ
クするループを構成したため、このループが安定
に作用するためには、積分器33の入力がゼロと
なる必要があり、結果としてΔθ=Δφとなる。即
ち、微分器35の出力Δφが入力角速度Ωに等し
くなり、又積分器34の出力は、入力角速度Ωの
積分、即ち回転角となり、これ等の量をデイジタ
ル的に出力することができる。 第5図は、従来の光フアイバージヤイロの他の
実施例で、第2図に示した従来の光フアイバージ
ヤイロ装置において用いているビームスプリツタ
ー17のかわりに光フアイバー方向性結合器40
を用いたものである。光フアイバー方向性結合器
40を用いることにより、ビームスプリツター1
7、集光レンズ4,5及び光フアイバーの端面3
−1,3−2で光が散乱されるために生じる、光
フアイバージヤイロの出力誤差を減少させること
ができる。 第7図は光フアイバー方向性結合器の一例を示
すもので、第7図Aは光フアイバー43,44の
長手方向断面図、第7図Bはそれと直角方向の断
面図である。同図において、45,46は光フア
イバー方向性結合器を構成する第1及び第2のガ
ラス基板で、それぞれ光フアイバー43,44が
挿入される円弧状の溝45−1,46−1を有
し、光フアイバー43,44が挿入固定された
後、同図Bに示す如く、光フアイバー43の下半
分及び光フアイバー44の上半分の突出部が研削
等によつてコア43−1,44−1の側面が露出
する程度まで削除された後、それぞれの光フアイ
バーのコア側研削面が一致するように(光結合
部)位置調整された後、接着等により固定、組み
立てられる。 同図において、一方の光フアイバー43の端4
3aから光を矢印の如く入射させると、光結合部
43−Cで、入射した光の電磁界により、光が入
射した光フアイバー43に対向する他方の光フア
イバー44にも電磁界が生じ、光が入射された光
フアイバー43の端43bはもとより、他方の光
フアイバー44の端44bからも光が出射するこ
とになる。このとき、端43bと端44bとに於
ける光の強度比である分岐比は、第7図Bに示す
矢印AR方向に一方のガラス基板を動かし、2本
の光フアイバー43,44間の相対位置を変える
ことで調整できるため、分岐比を50:50とするこ
とで、一方の光フアイバーに入射した光を2方向
に分けることができると共に、分岐比が50:50の
場合、他方の端43bに入射した光の50%の光
と、端44bに入射した光の50%の光の合成光が
両端43a,44aからそれぞれ出射することか
ら、第1乃至第4図の例のビームスプリツター1
7等の代わりに、上記した光フアイバー方向性結
合器を用いることができる。 第6図は、2個の光フアイバー方向性結合器4
0,41を用いて、第3図に示す如き位相変調方
式光フアイバージヤイロを構成した場合の一例で
ある。この例では、光フアイバー方向性結合器で
伝搬する光の方向の違いにより生じる誤差を除去
するため、2個の光フアイバー方向性結合器4
0,41を設けると共に、光フアイバーループ3
内を伝搬する光の偏光の変化による誤差を減らら
すために、光フアイバー内の径方向の互いに直交
する光学主軸での伝搬定数の異なる複屈折フアイ
バーをコイル状に巻回して形成した光フアイバー
偏光子42を用いている。尚、その他の構成は第
3図の例と略同様である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上述の位相変調方式の光フアイ
バージヤイロ装置においては、位相変調器の変調
度が温度変化等によつて変動した場合、角速度出
力に対し、ゲイン変動やバイアス変化を生じやす
いという問題があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記問題点を解決せんとするもので、
その手段は、発光素子、ビームスプリツター又は
光フアイバー方向性結合器、光フアイバールー
プ、位相変調器、受光素子及び上記位相変調器を
駆動する信号を発生する信号発生器、角速度/角
度演算部を有する位相変調型光フアイバージヤイ
ロ装置において、上記信号発生器を上記位相変調
器駆動用の第1の信号及び該第1の信号の2倍の
角周波数の第2の信号、上記第1の信号の3倍の
角周波数の第3の信号及び上記第1の信号の4倍
の角周波数の第4の信号を出力するようになすと
共に、上記受光素子の出力を上記第1、第2、第
3及び第4の信号を基準とする第1、第2、第3
及び第4の同期検波器にそれぞれ入力し、該第1
〜第4の同期検波器の出力及び上記角速度/角度
演算部の角速度出力を入力とする変調度演算器及
び該変調度演算器の出力を入力とする変調度制御
増幅器とを設け、大きな入力角速度に対しても上
記位相変調器の変調度を一定にするように制御す
ることができる光フアイバージヤイロ装置であ
る。 〔作 用〕 上記本発明の光フアイバージヤイロ装置に於い
ては、上記第1の比D1(x)はJ1(x)/J3(x)であり、上
記第2の比D2(x)は、J2(x)/J4(x)であり、変調度x
が変化した場合、第1及び第2の同期検波出力比
は変化する。変調度演算器9へ、角速度/角角度
演算部30からの角速度出力Δφを入力し、Δφが
(2m+1)×π/2±π/4の範囲にある場合は第1の 変調度偏差Δx1が、又Δφが2m×π/2±π/4の範囲 にある場合は、第2の変調度偏差Δx2が、夫々変
調度演算器9より出力される。この出力に比例す
る様に、変調度制御増幅器6−1で位相変調器6
の駆動信号の電圧を増減させる様にフイードバツ
クループを構成したため、このループが安定に作
用するためには、変調度演算器9の出力がゼロと
なる必要があり、結果として第1の比D1(x)また
は第2の比D2(x)が一定値に保たれることで変調
度xが一定値に保たれ、大きな角速度入力時にお
いても角度及び角速度出力での変調度の変動によ
る出力変動が抑制され、安定な角度及び角速度出
力を得ることができる。 〔実施例〕 本発明の一実施例を第1図を参照して説明す
る。尚、同図において、第2乃至第6図と同一素
子は互いに同一符号を用いて示す。第1図の本発
明の例では、光フアイバー3aの一端3−2と光
フアイバーループ3との間に、位相変調器6を設
け、これにより、右回り光13及び左回り光12
に夫々位相変調を加え、出射光14,15をビー
ムスプリツター17で合成し、干渉光16を生成
し、これを受光素子2で受光し、位相変調器6に
入力するωmの角周波数の信号(基準信号)で受
光素子2の出力Iを、同期検波する第1の同期検
波器8−1の出力K′sinΔφ(I1)及び受光素子2
の出力Iを基準信号の2倍の角周波数2ωmの信
号で同期検波する第2の同期検波器8−2の出力
K′cosΔθI2より、角速度/角度演算部30で、角
度及び角速度を演算出力する部分までは、第4図
に示した光フアイバージヤイロ装置と同一であ
る。従つて、第1図に於て、角速度/角度演算部
30の構成素子を同一符号を付して示し、その詳
細説明は省略する。 第1図に示す本発明の例では、信号発生器7
を、位相変調器6に入力するωmの角周波数の4
倍の角周波数の信号を発生する発振器7−1A
と、その出力を受け、4ωmの角周波数の信号の
外に、ωm,2ωm,3ωmの3つの角周波数の信号
をそれぞれ別に出力する分周器7−2Aとから構
成する。受光素子2の出力Iは、上述した第1及
び第2の同期検波器8−1,8−2に送られる
他、信号発生器7よりの角周波数3ωmの信号で
同期検波する第3の同期検波器8−3及び信号発
生器7よりの角周波数4ωmの信号で同期検波す
る第4の同期検波器8−4にも夫々送られる。 上述の如く、第1の同期検波器8−1の出力I1
は(5)式で表わされ、第2の同期検波器8−2の出
力I2は(4)式で表わされ、第3の同期検波器8−3
の出力I3は(3)式より I3=2K′J3(x)sinΔθ ……(6) で表わされるsinΔθに比例した信号になる。 一方、第4の同期検波器8−4の出力I4は(3)式
より I4=2K′J4(x)cosΔθ ……(7) で表わされるcosΔθに比例した信号になる。 第1及び第2の同期検波器8−1,8−2の出
力I1,I2は、上述の如く、角速度/角度演算部3
0へ送られ、角度及び角速度が演算出力されるに
供すると共に、変調度演算器9にも入力される。
また、第3及び第4の同期検波器8−3,8−4
の出力I3,I4も、変調度演算器9に入力される。
変調度演算器9は、第1及び第3の同期検波器8
−1,8−3の出力I1,I3の比である第1の比D1
(x)及び第2及び第4の同期検波器8−2,8−4
の出力I2,I4の比である第2の比D2(x)を演算す
る。第1の比D1(x)は、(5)式及び(6)式より、 D1(x)‐=I1/I3=2K′J1(x)sinΔφ/2K′J3(x)sin
Δφ=J1(x)/J3(x)……(8) で表わされるK′及びΔφの項を含まない信号にな
る。また、第2の比D2(x)は、(4)式及び(7)式より、 D2(x)=I2/I4=2K′J2(x)cosΔφ/2K′J4(x)cosΔ
φ=J2(x)/J4(x)……(9) で表わされるK′及びΔφの項を含まない信号にな
る。ここで、第1及び第2の比D1(x)及びD2(x)は、
変調度xに対し、位相変調方式光フアイバージヤ
イロ装置に於て生起する位相変調器6での変調度
の変化の範囲内では、単調減少関数となつてお
り、第1の比D1(x)または第2の比D2(x)の値が一
定値となるように位相変調器6を駆動すれば、変
調度xは一定値に保たれる。 一方、第1の比D1(x)では、Δφ=2m×π/2付近 では、第1及び第3の同期検波器の出力I1,I3で
sinΔφがゼロに近づくため、出力I1及びI3がゼロ
に近づき、D1(x)の算出が困難となると共に、D1
(x)の値の信頼性が低くなる。また、第2の比D2
(x)では、Δφ=(2m+1)×π/2付近では、cosΔφ がゼロに近づくため、第2及び第4の同期検波器
の出力I2,I4でcosΔφがゼロに近づき、D2(x)の算
出が困難になると共に、D2(x)の値の信頼性が低
くなる。そこで、Δφが(2m+1)×π/2±π/4の 範囲にある場合は、第1の比D1(x)により、Δφが
2m×π/2±π/4の範囲にある場合は第2の比D2(x) により、変調度xの制御を行なう。Δφの値とし
ては、角速度/角度演算部30の内の微分器35
の出力Δφを用いる。 角速度/角度演算部30からの角度及び角速度
出力の感度が最大となるためには、第1及び第2
の同期検波器の出力I1(これは(5)式で表わされ
る)、I2(これは(4)式で表わされる)において、J1
(x)とJ2(x)が等しく、且つJ1(x)=J2(x)の値が最大と
なる最適変調度x0に保つ必要があり、x0は x02.63 ……(10) である。そのため、変調度xの変動は、第1の比
D1(x)の第1の最適変調比D1(x0)からの変動を表
わす第1の変調度偏差Δx1及び第2の比D2(x)の第
2の最適変調比D2(x0)からの変動を表わす第2
の変調度偏差Δx2となつて表わされる。角速度/
角度演算部30の角速度出力Δφが(2m+1)×
π/2±π/4の範囲にある場合は、第1の比D1(x)を 変調度xの制御に用い、変調度演算器9内におい
て、D1(x)のD1(x0)からの変位である第1の変調
度偏差Δx1=D1(x)−D1(x0)を変調度制御増幅器
6−1への信号として出力し、Δφが2m×π/2± π/4の範囲にある場合は、第2の比D2(x)を変調度 xの制御に用い、第2の比D2(x)のD2(x0)からの
変位である第2の変調度偏差Δx2=D2(x)−D2
(x0)を変調度制御増幅器6−1への信号として
出力する。 変調度制御増幅器6−1に於ては、変調度演算
器9からの信号の大きさに比例した分だけ、上記
位相変調器6の駆動信号の電圧を増減させる。 以上示した様に角速度/角度演算部30の角速
度出力Δφに対応して位相変調器6の制御のため
のフイードバツクループを構成したため、このフ
イードバツクループが安定に動作するためには、
変調度演算器9の出力がゼロになること、つまり
第1及び第2の変調度偏差Δx1或いはΔx2がゼロ
になること、即ち Δx1=D1(x)−D1(x0)=0又は Δx2=D2(x)−D2(x0)=0 となる必要があり、結果としてx=x0となり、変
調度xが一定値に保たれ、入力角速度の大小に拘
わらず、角速度及び角度出力から、変調度xの変
動による誤差を減らすことができ、高精度の光フ
アイバージヤイロ装置を得ることができる。 尚、第1図の本発明の例では、レンズ4,5、
ビームスプリツター17等を用いているが、これ
等の代わりに第7図に関連して説明した光フアイ
バー方向性結合器を用い得ることは、勿論であ
る。 〔発明の効果〕 受光素子2からの出力信号の中の位相変調器の
角周波数ωm及び2ωm,3ωm,4ωmの成分を4
個の同期検波器を用いて取り出し、ωm及び2ωm
の信号成分より角速度及び角度を演算出力すると
共に、4種類の信号から変調度の制御を行なう変
調度演算器及び変調度制御増幅器を設けたことに
より、広い入力角速度に亘つて変調度の変動によ
る出力誤差を含まない高精度の光フアイバージヤ
イロを得ることが出来る。 本発明に於ける、変調度制御の構成に於ては、
変調度の変動による誤差を含む角速度出力を変調
度制御のの演算に用いているが、変調度の変動時
間は、変調度制御に於ける応答時間に比べ充分長
いために、本構成における変調度の制御は精度よ
く行なわれ、簡単な変調度制御の構成を用いるこ
とにより、高精度の角度及び角速度が得られ、更
に変調度制御をデイジタル化して行なうことによ
り、より簡便で高信頼性な変調度制御を行なうこ
とができる。
等の角速度及びそれ等の方位を測定する光フアイ
バージヤイロ装置に関する。 〔従来の技術〕 光のサグナツク効果を利用した従来の光フアイ
バージヤイロ装置の一例を第2図に示す。同図の
例では、レーザなどの発光素子11から出た光1
1が、ビームスプリツター17で、右回り光13
と、左回り光12とに分割され、これらの光1
3,12が2個の集光レンズ4,5を通つて一本
の光フアイバー3aを複数回巻回して形成した光
フアイバーループ3の両端3−1,3−2から光
フアイバーループ3に夫々入射し、夫々光フアイ
バーループ3を通つた後、他方の端3−2,3−
1より集光レンズ5,4を通つて出射光15,1
4として出射し、ビームスプリツター17で合成
され、互いに干渉し、その干渉光16が受光素子
2に入るように構成される。 この構成に於て、光フアイバーループ3が角速
度を受けない静止した状態では、出射光14,1
5に位相差が生じないが、光フアイバーループ3
に角速度Ωが印加されると、光フアイバループ3
を互いに逆方向に進む光12,13にサグナツク
効果が生じ、出射光14,15間に角速度Ωに比
例した位相差が生じる。この位相差Δθは Δθ=4πLR/λCΩ ……(1) で表わされる。ここで、Rは光フアイバーループ
3の半径、Lは光フアイバーループ3の長さ、λ
は発光素子1から出る光の波長、Cは光速を示
す。従つて、受光素子2からの出力Iは I∝1+cosΔθ ……(2) となる。つまり、受光素子2の出力Iを測定する
ことにより、印加角速度Ωを検出できることにな
る。しかし、このままでは、入力角速度Ωが小さ
な場合、位相差Δθが微小で、cosΔθの変化を検
出するのが難しいという欠点がある。 このような点から、例えば第3図に示すような
構成の光フアイバージヤイロ装置が提案されてい
る4(この方式は位相変調方式光フアイバージヤ
イロ装置と呼ばれている)。この例では、第2図
の例に加えて、光フアイバー3aの1端3−2と
光フアイバーループ3との間に、位相変調器6を
設け、信号発生器7からの信号で、この位相変調
器6を駆動し、光フアイバー3a内を互いに逆方
向に伝播する光12,13に位相変調を加えるも
のである。位相変調器6に印加する信号、つま
り、信号発生器7からの信号の角周波数をωmと
すると、受光素子2の出力Iは、 I=K{1+cosΔθ(J0(x)+2J2(x)cos2ωmt −2J4(x)cos4ωmt+……) +sinΔθ(2J1(x)sinωmt −2J3(x)
sin3ωmt+……)} ……(3) となる。ここで、xは位相変調度、J0,J1,J3,
J4,……はベツセル関数、Kは比例定数、tは時
間である。出力Iの各周波数成分の内、各周波数
ωmの成分を、同期検波器8で、信号発生器7よ
りの角周波数ωmの信号を基準として同期検波す
ることにより、sinΔθに比例する出力を得ること
ができる。このため、微小入力角速度時の感度を
増大することができる。 本願出願人が先に提案した特願昭61−147684号
の光フアイバージヤイロ装置を第4図を参照して
説明する。尚、同図において、第2乃至第3図と
同一素子は互いに同一符号を用いて示す。第4図
の例では、光フアイバー3aの一端3−2と光フ
アイバーループ3との間に位相変調器6を設け、
光フアイバーループ3に対する右回り光13及び
左回り12に夫々位相変調を加え、出射光14,
15をビームスプリツター17で合成し、干渉光
16を生成し、受光素子2で受光素する部分まで
は、第3図に示した位相変調方式の光フアイバー
ジヤイロ装置と同一である。 第4図に示す例では、信号発生器7は位相変調
器6に入力するωmの角周波数の2倍の角周波数
を発生する発振器7−1と、その出力をうけωm
の角周波数の出力を発生する分周器7−2とから
構成される。受光素子2の出力Iは、信号発生器
7からの角周波数ωmの信号(基準信号)で同期
検波する第1の同期検波器8−1に送られるほ
か、信号発生器7よりの角周波数2ωmの信号で
同期検波する第2の同期検波器8−2にも送られ
る。 上記構成により、第2の同期検波器8−2の出
力I2は(3)式より I2=2K′J2(x)cosΔθ ……(4) で表わされるcosΔθに比例した信号になる。 一方、第1の同期検波器8−1の出力I1は(3)式
より I1=2K′J1(x)sinΔθ ……(5) で表わされるsinΔθに比例した信号になる。 第1及び第2の同期検波器8−1,8−2の出
力I1,I2が、位相差Δθ=π/4で同一の値になる
ように変調度xを調整する。この事は、位相変調
器6に印加する信号の電圧を調整することにより
達成される。つまり、第2の同期検波器8−2の
出力信号I2は、位相差Δθに対し、K′cosΔθなる信
号であり、第1の同期検波器8−1の出力信号I1
は、K′sinΔθなる信号である。 次に、上記2つの信号K′sinΔθ,K′cosΔθは、
第4図の30で表わされる角速度/角度演算部の
第1及び第2の乗算器32,31に送られる。演
算部30内に於て、sin/cos演算部36は、最
初、ある位相差の角度Δφの余弦(cosΔφ)に対
応した信号を第1のD/A変換器32Aを介して
第1の乗算器32に入力すると共に、Δφの正弦
(sinΔφ)に対応した信号を第2のD/A変換器
31Aを介して第2の乗算器31に入力する。 第1の乗算器32及び第2の乗算器31の出力
を、加算器37にて加減算した後、積分器33、
A/D変換器38を通して、デイジタル量に変換
し、積分器34、微分器35を通してsin/cos演
算器36にフイードバツクし、ループが閉じる。
積分器34から入力角速度Ωを積分した角度出力
が、又微分器35或いはA/D変換器38からの
入力角速度Ωに対応する角速度出力が、それぞれ
出力される。 尚、この第4図の例において、第1のD/A変
換器32Aと第1の乗算器32と、或いは第2の
D/A変換器31Aと第2の乗算器31とは、そ
れぞれ周知の乗算型D/Aコンバータで置きかえ
ることができる。 角速度Ωに対応した位相差Δφ、sin/cos演算
器36の入力をΔφとすれば、第1の乗算器32
及び第2の乗算器31の出力は、それぞれ
K′sinΔφcosΔφ,K′cosΔφsinΔφとなるため、加
算器37の出力、即ち積分器33の入力はK′sin
(Δφ−Δφ)に比例した値となる。この値を積分
器33、A/D変換器38、積分器34、微分器
35を介してsin/cos演算器36にフイードバツ
クするループを構成したため、このループが安定
に作用するためには、積分器33の入力がゼロと
なる必要があり、結果としてΔθ=Δφとなる。即
ち、微分器35の出力Δφが入力角速度Ωに等し
くなり、又積分器34の出力は、入力角速度Ωの
積分、即ち回転角となり、これ等の量をデイジタ
ル的に出力することができる。 第5図は、従来の光フアイバージヤイロの他の
実施例で、第2図に示した従来の光フアイバージ
ヤイロ装置において用いているビームスプリツタ
ー17のかわりに光フアイバー方向性結合器40
を用いたものである。光フアイバー方向性結合器
40を用いることにより、ビームスプリツター1
7、集光レンズ4,5及び光フアイバーの端面3
−1,3−2で光が散乱されるために生じる、光
フアイバージヤイロの出力誤差を減少させること
ができる。 第7図は光フアイバー方向性結合器の一例を示
すもので、第7図Aは光フアイバー43,44の
長手方向断面図、第7図Bはそれと直角方向の断
面図である。同図において、45,46は光フア
イバー方向性結合器を構成する第1及び第2のガ
ラス基板で、それぞれ光フアイバー43,44が
挿入される円弧状の溝45−1,46−1を有
し、光フアイバー43,44が挿入固定された
後、同図Bに示す如く、光フアイバー43の下半
分及び光フアイバー44の上半分の突出部が研削
等によつてコア43−1,44−1の側面が露出
する程度まで削除された後、それぞれの光フアイ
バーのコア側研削面が一致するように(光結合
部)位置調整された後、接着等により固定、組み
立てられる。 同図において、一方の光フアイバー43の端4
3aから光を矢印の如く入射させると、光結合部
43−Cで、入射した光の電磁界により、光が入
射した光フアイバー43に対向する他方の光フア
イバー44にも電磁界が生じ、光が入射された光
フアイバー43の端43bはもとより、他方の光
フアイバー44の端44bからも光が出射するこ
とになる。このとき、端43bと端44bとに於
ける光の強度比である分岐比は、第7図Bに示す
矢印AR方向に一方のガラス基板を動かし、2本
の光フアイバー43,44間の相対位置を変える
ことで調整できるため、分岐比を50:50とするこ
とで、一方の光フアイバーに入射した光を2方向
に分けることができると共に、分岐比が50:50の
場合、他方の端43bに入射した光の50%の光
と、端44bに入射した光の50%の光の合成光が
両端43a,44aからそれぞれ出射することか
ら、第1乃至第4図の例のビームスプリツター1
7等の代わりに、上記した光フアイバー方向性結
合器を用いることができる。 第6図は、2個の光フアイバー方向性結合器4
0,41を用いて、第3図に示す如き位相変調方
式光フアイバージヤイロを構成した場合の一例で
ある。この例では、光フアイバー方向性結合器で
伝搬する光の方向の違いにより生じる誤差を除去
するため、2個の光フアイバー方向性結合器4
0,41を設けると共に、光フアイバーループ3
内を伝搬する光の偏光の変化による誤差を減らら
すために、光フアイバー内の径方向の互いに直交
する光学主軸での伝搬定数の異なる複屈折フアイ
バーをコイル状に巻回して形成した光フアイバー
偏光子42を用いている。尚、その他の構成は第
3図の例と略同様である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上述の位相変調方式の光フアイ
バージヤイロ装置においては、位相変調器の変調
度が温度変化等によつて変動した場合、角速度出
力に対し、ゲイン変動やバイアス変化を生じやす
いという問題があつた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は上記問題点を解決せんとするもので、
その手段は、発光素子、ビームスプリツター又は
光フアイバー方向性結合器、光フアイバールー
プ、位相変調器、受光素子及び上記位相変調器を
駆動する信号を発生する信号発生器、角速度/角
度演算部を有する位相変調型光フアイバージヤイ
ロ装置において、上記信号発生器を上記位相変調
器駆動用の第1の信号及び該第1の信号の2倍の
角周波数の第2の信号、上記第1の信号の3倍の
角周波数の第3の信号及び上記第1の信号の4倍
の角周波数の第4の信号を出力するようになすと
共に、上記受光素子の出力を上記第1、第2、第
3及び第4の信号を基準とする第1、第2、第3
及び第4の同期検波器にそれぞれ入力し、該第1
〜第4の同期検波器の出力及び上記角速度/角度
演算部の角速度出力を入力とする変調度演算器及
び該変調度演算器の出力を入力とする変調度制御
増幅器とを設け、大きな入力角速度に対しても上
記位相変調器の変調度を一定にするように制御す
ることができる光フアイバージヤイロ装置であ
る。 〔作 用〕 上記本発明の光フアイバージヤイロ装置に於い
ては、上記第1の比D1(x)はJ1(x)/J3(x)であり、上
記第2の比D2(x)は、J2(x)/J4(x)であり、変調度x
が変化した場合、第1及び第2の同期検波出力比
は変化する。変調度演算器9へ、角速度/角角度
演算部30からの角速度出力Δφを入力し、Δφが
(2m+1)×π/2±π/4の範囲にある場合は第1の 変調度偏差Δx1が、又Δφが2m×π/2±π/4の範囲 にある場合は、第2の変調度偏差Δx2が、夫々変
調度演算器9より出力される。この出力に比例す
る様に、変調度制御増幅器6−1で位相変調器6
の駆動信号の電圧を増減させる様にフイードバツ
クループを構成したため、このループが安定に作
用するためには、変調度演算器9の出力がゼロと
なる必要があり、結果として第1の比D1(x)また
は第2の比D2(x)が一定値に保たれることで変調
度xが一定値に保たれ、大きな角速度入力時にお
いても角度及び角速度出力での変調度の変動によ
る出力変動が抑制され、安定な角度及び角速度出
力を得ることができる。 〔実施例〕 本発明の一実施例を第1図を参照して説明す
る。尚、同図において、第2乃至第6図と同一素
子は互いに同一符号を用いて示す。第1図の本発
明の例では、光フアイバー3aの一端3−2と光
フアイバーループ3との間に、位相変調器6を設
け、これにより、右回り光13及び左回り光12
に夫々位相変調を加え、出射光14,15をビー
ムスプリツター17で合成し、干渉光16を生成
し、これを受光素子2で受光し、位相変調器6に
入力するωmの角周波数の信号(基準信号)で受
光素子2の出力Iを、同期検波する第1の同期検
波器8−1の出力K′sinΔφ(I1)及び受光素子2
の出力Iを基準信号の2倍の角周波数2ωmの信
号で同期検波する第2の同期検波器8−2の出力
K′cosΔθI2より、角速度/角度演算部30で、角
度及び角速度を演算出力する部分までは、第4図
に示した光フアイバージヤイロ装置と同一であ
る。従つて、第1図に於て、角速度/角度演算部
30の構成素子を同一符号を付して示し、その詳
細説明は省略する。 第1図に示す本発明の例では、信号発生器7
を、位相変調器6に入力するωmの角周波数の4
倍の角周波数の信号を発生する発振器7−1A
と、その出力を受け、4ωmの角周波数の信号の
外に、ωm,2ωm,3ωmの3つの角周波数の信号
をそれぞれ別に出力する分周器7−2Aとから構
成する。受光素子2の出力Iは、上述した第1及
び第2の同期検波器8−1,8−2に送られる
他、信号発生器7よりの角周波数3ωmの信号で
同期検波する第3の同期検波器8−3及び信号発
生器7よりの角周波数4ωmの信号で同期検波す
る第4の同期検波器8−4にも夫々送られる。 上述の如く、第1の同期検波器8−1の出力I1
は(5)式で表わされ、第2の同期検波器8−2の出
力I2は(4)式で表わされ、第3の同期検波器8−3
の出力I3は(3)式より I3=2K′J3(x)sinΔθ ……(6) で表わされるsinΔθに比例した信号になる。 一方、第4の同期検波器8−4の出力I4は(3)式
より I4=2K′J4(x)cosΔθ ……(7) で表わされるcosΔθに比例した信号になる。 第1及び第2の同期検波器8−1,8−2の出
力I1,I2は、上述の如く、角速度/角度演算部3
0へ送られ、角度及び角速度が演算出力されるに
供すると共に、変調度演算器9にも入力される。
また、第3及び第4の同期検波器8−3,8−4
の出力I3,I4も、変調度演算器9に入力される。
変調度演算器9は、第1及び第3の同期検波器8
−1,8−3の出力I1,I3の比である第1の比D1
(x)及び第2及び第4の同期検波器8−2,8−4
の出力I2,I4の比である第2の比D2(x)を演算す
る。第1の比D1(x)は、(5)式及び(6)式より、 D1(x)‐=I1/I3=2K′J1(x)sinΔφ/2K′J3(x)sin
Δφ=J1(x)/J3(x)……(8) で表わされるK′及びΔφの項を含まない信号にな
る。また、第2の比D2(x)は、(4)式及び(7)式より、 D2(x)=I2/I4=2K′J2(x)cosΔφ/2K′J4(x)cosΔ
φ=J2(x)/J4(x)……(9) で表わされるK′及びΔφの項を含まない信号にな
る。ここで、第1及び第2の比D1(x)及びD2(x)は、
変調度xに対し、位相変調方式光フアイバージヤ
イロ装置に於て生起する位相変調器6での変調度
の変化の範囲内では、単調減少関数となつてお
り、第1の比D1(x)または第2の比D2(x)の値が一
定値となるように位相変調器6を駆動すれば、変
調度xは一定値に保たれる。 一方、第1の比D1(x)では、Δφ=2m×π/2付近 では、第1及び第3の同期検波器の出力I1,I3で
sinΔφがゼロに近づくため、出力I1及びI3がゼロ
に近づき、D1(x)の算出が困難となると共に、D1
(x)の値の信頼性が低くなる。また、第2の比D2
(x)では、Δφ=(2m+1)×π/2付近では、cosΔφ がゼロに近づくため、第2及び第4の同期検波器
の出力I2,I4でcosΔφがゼロに近づき、D2(x)の算
出が困難になると共に、D2(x)の値の信頼性が低
くなる。そこで、Δφが(2m+1)×π/2±π/4の 範囲にある場合は、第1の比D1(x)により、Δφが
2m×π/2±π/4の範囲にある場合は第2の比D2(x) により、変調度xの制御を行なう。Δφの値とし
ては、角速度/角度演算部30の内の微分器35
の出力Δφを用いる。 角速度/角度演算部30からの角度及び角速度
出力の感度が最大となるためには、第1及び第2
の同期検波器の出力I1(これは(5)式で表わされ
る)、I2(これは(4)式で表わされる)において、J1
(x)とJ2(x)が等しく、且つJ1(x)=J2(x)の値が最大と
なる最適変調度x0に保つ必要があり、x0は x02.63 ……(10) である。そのため、変調度xの変動は、第1の比
D1(x)の第1の最適変調比D1(x0)からの変動を表
わす第1の変調度偏差Δx1及び第2の比D2(x)の第
2の最適変調比D2(x0)からの変動を表わす第2
の変調度偏差Δx2となつて表わされる。角速度/
角度演算部30の角速度出力Δφが(2m+1)×
π/2±π/4の範囲にある場合は、第1の比D1(x)を 変調度xの制御に用い、変調度演算器9内におい
て、D1(x)のD1(x0)からの変位である第1の変調
度偏差Δx1=D1(x)−D1(x0)を変調度制御増幅器
6−1への信号として出力し、Δφが2m×π/2± π/4の範囲にある場合は、第2の比D2(x)を変調度 xの制御に用い、第2の比D2(x)のD2(x0)からの
変位である第2の変調度偏差Δx2=D2(x)−D2
(x0)を変調度制御増幅器6−1への信号として
出力する。 変調度制御増幅器6−1に於ては、変調度演算
器9からの信号の大きさに比例した分だけ、上記
位相変調器6の駆動信号の電圧を増減させる。 以上示した様に角速度/角度演算部30の角速
度出力Δφに対応して位相変調器6の制御のため
のフイードバツクループを構成したため、このフ
イードバツクループが安定に動作するためには、
変調度演算器9の出力がゼロになること、つまり
第1及び第2の変調度偏差Δx1或いはΔx2がゼロ
になること、即ち Δx1=D1(x)−D1(x0)=0又は Δx2=D2(x)−D2(x0)=0 となる必要があり、結果としてx=x0となり、変
調度xが一定値に保たれ、入力角速度の大小に拘
わらず、角速度及び角度出力から、変調度xの変
動による誤差を減らすことができ、高精度の光フ
アイバージヤイロ装置を得ることができる。 尚、第1図の本発明の例では、レンズ4,5、
ビームスプリツター17等を用いているが、これ
等の代わりに第7図に関連して説明した光フアイ
バー方向性結合器を用い得ることは、勿論であ
る。 〔発明の効果〕 受光素子2からの出力信号の中の位相変調器の
角周波数ωm及び2ωm,3ωm,4ωmの成分を4
個の同期検波器を用いて取り出し、ωm及び2ωm
の信号成分より角速度及び角度を演算出力すると
共に、4種類の信号から変調度の制御を行なう変
調度演算器及び変調度制御増幅器を設けたことに
より、広い入力角速度に亘つて変調度の変動によ
る出力誤差を含まない高精度の光フアイバージヤ
イロを得ることが出来る。 本発明に於ける、変調度制御の構成に於ては、
変調度の変動による誤差を含む角速度出力を変調
度制御のの演算に用いているが、変調度の変動時
間は、変調度制御に於ける応答時間に比べ充分長
いために、本構成における変調度の制御は精度よ
く行なわれ、簡単な変調度制御の構成を用いるこ
とにより、高精度の角度及び角速度が得られ、更
に変調度制御をデイジタル化して行なうことによ
り、より簡便で高信頼性な変調度制御を行なうこ
とができる。
第1図は本発明の光フアイバージヤイロ装置の
一例を示すブロツク図、第2図及び第3図は夫々
従来型の光フアイバージヤイロの原理を示すブロ
ツク図、第4図は本願と同一出願人が先に提案し
た光フアイバージヤイロ装置の実施例のブロツク
図、第5図は従来の別の一例の略線図、第6図は
従来の位相変調方式光フアイバージヤイロの他の
例の略線図、第7図は光フアイバー方向性結合器
の一例の断面図である。 同図において、1は発光素子、2は受光素子、
3は光フアイバーループ、4,5は集光レンズ、
6は位相変調器、7は信号発生器、8−1,8−
2,8−3,8−4は夫々同期検波器、9は変調
度演算器、17はビームスプリツター、30は角
速度/角度演算部、31,32は乗算器、37は
加算器、38はA/D変換器、36はsin/cos演
算器、40,41は光フアイバー方向性結合器、
42は光フアイバー偏光子、43,44は光フア
イバー、45,46はガラス基板を示す。
一例を示すブロツク図、第2図及び第3図は夫々
従来型の光フアイバージヤイロの原理を示すブロ
ツク図、第4図は本願と同一出願人が先に提案し
た光フアイバージヤイロ装置の実施例のブロツク
図、第5図は従来の別の一例の略線図、第6図は
従来の位相変調方式光フアイバージヤイロの他の
例の略線図、第7図は光フアイバー方向性結合器
の一例の断面図である。 同図において、1は発光素子、2は受光素子、
3は光フアイバーループ、4,5は集光レンズ、
6は位相変調器、7は信号発生器、8−1,8−
2,8−3,8−4は夫々同期検波器、9は変調
度演算器、17はビームスプリツター、30は角
速度/角度演算部、31,32は乗算器、37は
加算器、38はA/D変換器、36はsin/cos演
算器、40,41は光フアイバー方向性結合器、
42は光フアイバー偏光子、43,44は光フア
イバー、45,46はガラス基板を示す。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18235286A JPS6338111A (ja) | 1986-08-02 | 1986-08-02 | 光フアイバ−ジヤイロ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18235286A JPS6338111A (ja) | 1986-08-02 | 1986-08-02 | 光フアイバ−ジヤイロ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6338111A JPS6338111A (ja) | 1988-02-18 |
| JPH0558486B2 true JPH0558486B2 (ja) | 1993-08-26 |
Family
ID=16116809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18235286A Granted JPS6338111A (ja) | 1986-08-02 | 1986-08-02 | 光フアイバ−ジヤイロ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6338111A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0593989U (ja) * | 1992-05-28 | 1993-12-21 | 株式会社村上開明堂 | バックミラーの駆動機構 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0658228B2 (ja) * | 1987-04-07 | 1994-08-03 | 株式会社日立製作所 | 光フアイバジヤイロ |
| JPH0231167A (ja) * | 1988-07-20 | 1990-02-01 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 光干渉角速度計 |
| JP2598157B2 (ja) * | 1990-07-13 | 1997-04-09 | 三菱プレシジョン株式会社 | 光学ジャイロ用信号処理装置 |
-
1986
- 1986-08-02 JP JP18235286A patent/JPS6338111A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0593989U (ja) * | 1992-05-28 | 1993-12-21 | 株式会社村上開明堂 | バックミラーの駆動機構 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6338111A (ja) | 1988-02-18 |
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